(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-06-27
(45)【発行日】2023-07-05
(54)【発明の名称】食品調理用シート
(51)【国際特許分類】
A47J 37/00 20060101AFI20230628BHJP
A47J 36/02 20060101ALI20230628BHJP
【FI】
A47J37/00 C
A47J36/02 B
(21)【出願番号】P 2019139403
(22)【出願日】2019-07-30
【審査請求日】2022-04-18
(31)【優先権主張番号】P 2018150607
(32)【優先日】2018-08-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000000033
【氏名又は名称】旭化成株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】礒田 奈央子
【審査官】土屋 正志
(56)【参考文献】
【文献】特開平08-047457(JP,A)
【文献】特開2017-164298(JP,A)
【文献】実公平06-005883(JP,Y2)
【文献】特開2009-119128(JP,A)
【文献】特開2014-152398(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47J 37/00
A47J 36/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アルミホイルと、
前記アルミホイルの片面に積層され、剥離性を有する樹脂層と、
を含む食品調理用シートであって、
前記樹脂層が前記アルミホイルの食品載置面に積層されており、
前記樹脂層が、平面視において凹部を海とし、凸部を島とする海島構造を有し、前記海が連続して形成されて
おり、
前記樹脂層が、50~350μmの最小自己相関長さSalを有する
食品調理用シート。
【請求項2】
前記樹脂層が、2.0~20μmの算術平均粗さSaを有する請求項1記載の食品調理用シート。
【請求項3】
前記樹脂層の表面が、上方に凸となる曲面である請求項1
又は2に記載の食品調理用シート。
【請求項4】
前記樹脂層の表面が、下方に凸となる曲面である請求項1
又は2に記載の食品調理用シート。
【請求項5】
前記島の数が複数である請求項1~
4のいずれか1項に記載の食品調理用シート。
【請求項6】
前記樹脂層における樹脂が、シリコーン樹脂及びフッ素樹脂からなる群より選択される1種以上である請求項1~
5のいずれか1項に記載の食品調理用シート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、食品調理用シートに関する。
【背景技術】
【0002】
アルミホイルやクッキングシートなどの食品調理用シートは、フライパン等の調理器具の防汚目的のために、調理器具の上に敷いて使用される。具体的には、フライパンに肉や魚等の食材を焼く場合にアルミホイルをフライパンに敷いて使用される。このように用いると、調理器具を汚すことがないため後片付けが容易である。このような場合、食材が付着しないように、食品調理用シートに剥離性能が求められている。例えば、特許文献1にはシリコーン樹脂層面を有する食品調理用シートが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のような食品調理用シートをフライパンに敷いて食材を焼く場合に、シート全体に火のとおりを一層均一にすることが求められている。
【0005】
したがって、本発明は、剥離性、及び火のとおりの均一性をバランスよく向上可能な食品調理用シートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した。その結果、アルミホイルと、アルミホイルの片面に積層され、剥離性を有する樹脂層と、を含む食品調理用シートにおいて、樹脂層が特定の構造を有することにより、上記課題を解決しうることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0007】
すなわち、本発明は、以下のとおりのものである。
〔1〕
アルミホイルと、
前記アルミホイルの片面に積層され、剥離性を有する樹脂層と、
を含む食品調理用シートであって、
前記樹脂層が前記アルミホイルの食品載置面に積層されており、
前記樹脂層が、平面視において凹部を海とし、凸部を島とする海島構造を有し、前記海が連続して形成されている食品調理用シート。
〔2〕
前記樹脂層が、2.0~20μmの算術平均粗さSaを有する〔1〕の食品調理用シート。
〔3〕
前記樹脂層が、50~350μmの最小自己相関長さSalを有する〔1〕又は〔2〕の食品調理用シート。
〔4〕
前記樹脂層の表面が、上方に凸となる曲面である〔1〕~〔3〕のいずれかの食品調理用シート。
〔5〕
前記樹脂層の表面が、下方に凸となる曲面である〔1〕~〔3〕のいずれかの食品調理用シート。
〔6〕
前記島の数が複数である〔1〕~〔5〕のいずれかの食品調理用シート。
〔7〕
前記樹脂層における樹脂が、シリコーン樹脂及びフッ素樹脂からなる群より選択される1種以上である〔1〕~〔6〕のいずれかの食品調理用シート。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、剥離性、及び火のとおりの均一性をバランスよく向上可能な食品調理用シートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】実施例1の食品調理用シートの平面図におけるレーザー顕微鏡観察図
【
図2】実施例2の食品調理用シートの平面図におけるレーザー顕微鏡観察図
【
図3】実施例3の食品調理用シートの平面図におけるレーザー顕微鏡観察図
【
図4】実施例4の食品調理用シートの平面図におけるレーザー顕微鏡観察図
【
図5】実施例5の食品調理用シートの平面図におけるレーザー顕微鏡観察図
【
図6】実施例7の食品調理用シートの平面図におけるレーザー顕微鏡観察図
【
図7】実施例8の食品調理用シートの平面図におけるレーザー顕微鏡観察図
【
図8】実施例12の食品調理用シートの平面図におけるレーザー顕微鏡観察図
【
図9】実施例15の食品調理用シートの平面図におけるレーザー顕微鏡観察図
【
図10】実施例17の食品調理用シートの平面図におけるレーザー顕微鏡観察図
【
図11】比較例1の食品調理用シートの平面図におけるレーザー顕微鏡観察図
【
図12】比較例2の食品調理用シートの平面図におけるレーザー顕微鏡観察図
【
図13】比較例3の食品調理用シートの平面図におけるレーザー顕微鏡観察図
【
図14】比較例4の食品調理用シートの平面図におけるレーザー顕微鏡観察図
【
図15】比較例6の食品調理用シートの平面図におけるレーザー顕微鏡観察図
【
図16】比較例7の食品調理用シートの平面図におけるレーザー顕微鏡観察図
【
図17】比較例8の食品調理用シートの平面図におけるレーザー顕微鏡観察図
【
図18】比較例9の食品調理用シートの平面図におけるレーザー顕微鏡観察図
【
図19】本実施例の調理試験方法を説明するための説明図
【
図20】本実施例の調理試験方法を説明するための説明図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」という。)について詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。本実施形態の各数値範囲における上限値及び下限値は任意に組み合わせて任意の数値範囲を構成することができる。
【0011】
〔食品調理用シート〕
本実施形態の食品調理用シートは、アルミホイルと、アルミホイルの片面に積層され、剥離性を有する樹脂層と、を含む食品調理用シートである。樹脂層は、平面視において凹部を海とし、凸部を島とする海島構造を有する。海は、連続して形成されている。食品調理用シートは、上記構成を備えることにより、剥離性、及び火のとおりの均一性をバランスよく向上できる。この要因は、以下のように考えられるが、要因はこれに限定されない。すなわち、加熱調理前の食材が海島構造を有する食品調理用シートに載置されると、海が連続しているため、海の部分に食品が行き渡りやすく、火のとおりが均一になりやすい。また、フライパンに接触する海の部分が連続しているため、フライパンからの伝熱が均一になりやすい。その後加熱により食品の凝集が進むと、食品と食品調理用シートの接触が島の部分との点接触になりやすく、加熱調理完了後、食品調理用シートから食品を剥離しやすい。
【0012】
(アルミホイル)
アルミホイルは、例えば、アルミニウム箔、アルミニウム合金の箔が挙げられる。これらの箔としては、JIS H4160で規定されたものが挙げられ、例えば、1N30、1100、8079、8021等が挙げられる。
【0013】
(樹脂層)
樹脂層は、アルミホイルの片面に積層され、剥離性を有する。樹脂層は、例えば、アルミホイルの両面の内、食材を載せる側の面(食材載置面)に積層される。
【0014】
樹脂層における樹脂は、剥離性及び耐熱性を有する樹脂であれば特に限定されない。樹脂は、剥離性の観点から、シリコーン樹脂及びフッ素樹脂からなる群より選択される1種以上であることが好ましく、シリコーン樹脂であることがより好ましい。シリコーン樹脂としては、例えば、主要な重合体連鎖が珪素原子と酸素原子との交互配列からなる重合体を主成分とする合成樹脂であって、コーティング可能なシリコーン樹脂が挙げられる。このようなシリコーン樹脂としては、例えば、ポリジメチルシロキサン、ポリフェニルメチルシロキサン、ポリアルキルアルケニルシロキサン、ポリアルキルハイドロシロキサン等が挙げられる。これらのシリコーン樹脂は、1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて用いられる。また、シリコーン樹脂は、(a)メチルビニルポリシロキサンとメチルハイドロジェンポリシロキサンとを塩化第一白金酸、塩化第ニ白金酸、及び白金コンプレックス塩、塩化白金酸とシロキサンとの錯体等で例示される白金触媒の存在下で付加反応させたもの、(b)両末端シラノール官能性長鎖ジメチルシロキサンと、メチルハイドロジェンポリシロキサン或いはメチルメトキシポリシロキサンとを、有機錫系触媒の存在下で縮合反応させたもの等であってもよい。
【0015】
本実施形態の食品調理用シートでは、後述するように、アルミホイルの片面に樹脂層が積層された後にエンボス加工が施されるため、エンボス加工の凹凸により樹脂層が薄く延ばされる場合がある。このため、樹脂層の単位面積当たりの重量は、剥離性の観点から、0.02g/m2以上であることが好ましく、0.04g/m2以上であることがより好ましい。一方、良好な熱伝導性を発揮するという観点から、1.5g/m2以下であることが好ましく、1.0g/m2以下であることがより好ましい。
【0016】
樹脂層のアルミホイルへの積層方法としては、例えば、公知の方法が用いられ、樹脂を含有する溶液をアルミホイルに塗布したり、樹脂フィルムをアルミホイルにラミネートしたりする方法が挙げられる。
【0017】
(海島構造)
樹脂層は、平面視において凹部を海とし、凸部を島とし、海が連続して形成された海島構造を有する。ここでいう「海が連続して形成される」とは、例えば、平面視において、樹脂層の表面全体における海の数が1つであることをいう。
【0018】
凸部(島)は、樹脂層の表面全体に規則的に形成されていてもよく、不規則的に形成されていてもよい。凸部が樹脂層の表面全体に規則的に形成されている場合、凸部の平面視における形状は、例えば、三角形、四角形等の多角形状、円、楕円等の円形状であってもよい。
【0019】
凸部(島)の数は、1つであってもよく、複数であってもよいが、剥離性及び火のとおりの均一性を一層バランスよく向上させる観点から、複数であることが好ましい。
【0020】
樹脂層に海島構造を形成する方法としては、例えば、公知のエンボス加工を行う方法が挙げられる。凹凸の深さは、例えば、8~50μmであってもよい。凹凸の深さが50μm以下であれば、樹脂層がエンボス加工の凹凸部分で薄く延ばされた際に、亀裂等が入りにくい。
【0021】
樹脂層は、2.0~20μmの算術平均粗さSaを有することが好ましい。Saが2.0μm以上であることにより、剥離性が一層向上する傾向にある。同様の観点から、Saは、3.0μm以上であることがより好ましく、4.0μm以上であることが更に好ましい。Saが20μm以下であることにより、火のとおりの均一性が一層向上する傾向にある。同様の観点から、Saは、15μm以下であることがより好ましく、12μm以下であることが更に好ましい。Saは公知のレーザー顕微鏡で測定することができる。例えば、後述する実施例に記載の方法により求められる。
【0022】
樹脂層は、50~350μmの最小自己相関長さSalを有することが好ましい。Salが50μm以上であることにより火のとおりの均一性が一層向上する傾向にある。同様の観点から、60μm以上であることがより好ましく、70μm以上であることが更に好ましい。Salが350μm以下であることにより、剥離性が一層向上する傾向にある。同様の観点から、Salは、300μm以下であることがより好ましく、250μm以下であることが更に好ましい。Salは公知のレーザー顕微鏡で測定することができる。例えば、後述する実施例に記載の方法により求められる。
【0023】
樹脂層の表面は、食材からの液状部分(例えば、油分等)が、調理器具にこぼれることを一層抑制できる観点から、下方に凸となる曲面であることが好ましい。同様の観点から、食品調理用シートを25cm×25cmにカットして平置きした場合において、上記曲面の最大の高さと、最小の高さとの差(カール高さ)は、5mm~60mmであることが好ましい。5mm以上であれば食材からの液状部分が調理器具にこぼれることを一層抑制でき、60mm以下であれば食品調理用シートを調理器具上に敷きやすい。
【0024】
樹脂層の表面は、調理器具に食品調理用シートを載置し易く、焼成感に一層優れる観点から、上方に凸となる曲面であることが好ましい。同様の観点から、食品調理用シートを25cm×25cmにカットして平置きした場合において、上記曲面の最大の高さと、最小の高さとの差(カール高さ)は、1mm~40mmであることが好ましい。1mm以上であれば焼成感に一層優れ、40mm以下であれば、調理器具に食品調理用シートを設置しやすい。
【0025】
下方に凸となる曲面を形成するには、エンボスロールを食品載置側から当ててエンボスを形成する等の方法が挙げられる。上方に凸となる曲面を形成するには、エンボスロールを食品載置側の面と反対側の面から当ててエンボスを形成する等の方法が挙げられる。カール高さはエンボスロールの受けのバックアップロールの柔らかさや押圧等により適宜調整できる。
【0026】
樹脂層は、樹脂層の表面(食品載置面)全体又は一部に海島構造が形成されていればよいが、樹脂層の表面全体に海島構造を形成すると、剥離性と火のとおりの均一性を一層バランスよく向上できるため好ましい。一方、樹脂層の表面の一部に海島構造を形成し、樹脂層の表面全体において海島構造を有する領域と、海島構造を有しない領域を適宜設けることにより、これらの領域の光沢の差を利用して優れた意匠性を食品調理用シートに付与できるため好ましい。あるいは食品調理用シートに予め柄や文字を印刷して意匠性を付与した上で、樹脂層及び海島構造を形成しても良い。
【0027】
食品調理用シートは、アルミホイルの他方の面(例えば、食品載置側の面と反対側の面)に剥離性を有する剥離層を形成してもよい。剥離層は、例えば、樹脂層における樹脂として例示した樹脂から形成されてもよい。
【実施例】
【0028】
以下、実施例及び比較例を示して本発明の実施形態を具体的に説明するが、本発明は、以下の実施例及び比較例により何ら限定されるものではない。
【0029】
[実施例1~19及び比較例1~10]
厚さ12μm、1100(合金番号)のアルミホイルの片面の光沢面(裏側は梨地面)に、シリコーン樹脂(付加反応型シリコーン(商品名:SD7333、東レ・ダウコーニング社製)と触媒(商品名:SRX212、東レ・ダウコーニング社製)を混合し、コーティングしたシリコーン樹脂)を0.05g/m2コーティングすることにより樹脂層を形成した。その後に、樹脂層の表面に、表1~3に示す形状及び特性となるようにエンボス加工を行うことにより海島構造を形成した。このようにして、食品調理用シートを製造した。なお、表中、「凹凸が逆転した」とは、エンボス裏押し加工したことを意味する。
【0030】
各実施例及び比較例の食品調理用シートにおける樹脂層の算術平均粗さSa、最短の自己相関距離Salを以下の測定条件にて求めた。測定結果を表1~3に示す。なお、Saは、粗さ(二次元)パラメーターのRaを三次元に拡張したパラメーターを表し、Salは、表面の自己相関が相関値s(0≦s<1)に減衰する最も近い横方向の距離として定義された値を表す。
【0031】
(測定条件)
機器:オリンパスレーザー顕微鏡 LEXT OLS4000
対物レンズ:20倍(432倍) 測定寸法:2mm×2mm
レーザー明るさ:50
カットオフ:無し
N=3(異なる箇所を3回測定し、その平均をとった)
【0032】
次に、各実施例及び比較例の食品調理用シートを用いて、以下の試験方法にて剥離性及び火のとおり均一性を評価した。
【0033】
(調理試験方法)
JIS K 6894「金属素地上のフッ素樹脂塗膜の試験方法」の付属書B「ホットケーキ離型試験法」を参考に、以下の方法にて試験を行った。加熱装置は、パナソニック製IHクッキングヒーター CH-MRS6Lを用いた。試験液は、市販の鶏卵の卵白のみを取り出し均質になるようかき混ぜた後、80%(w/w)となるよう水道水を加え、泡立てないよう注意しながら再び均質になるようかき混ぜて調製した。フライパン(φ21cmのヘンケル製ステンレスフライパン)に、各実施例及び比較例の食品調理用シート、φ50mmセルクルリングの順に乗せ、リング内に試験液を15ml流し入れた(
図19)。蓋をして火力5で加熱を開始した。3分後、フライパン表面温度が約300℃になったところで加熱を終了し、速やかにセルクルリングを約20m/minでホイル面に対して水平に引張り(
図20)、そのときの荷重を記録し、焼成面を目視で観察し、剥離性及び火のとおりの均一性を下記の判定基準にて判定した。評価結果を表1~表3に示す。
【0034】
<剥離性判定基準>
◎:剥離時に破れが生じない、剥離荷重0.6N以下
○:剥離時に破れが生じない、剥離荷重0.6N超え
△:剥離時に破れるが、外観に影響を及ぼすレベルでは無い
×:剥離時に破れ、外観が損なわれる
【0035】
<火のとおりの均一性判定基準>
◎:きめ細かい気泡が出ており、大きさがほぼ同じ
○:きめ細かい気泡が出ているが、大きさにバラツキがある
△:大きい気泡が出ている
×:大きい気泡が出ており、一部火が通っていない部分もある
【0036】
【0037】
【0038】