(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-07-20
(45)【発行日】2023-07-28
(54)【発明の名称】情報インタラクション方法、装置、機器、記憶媒体及びプログラム製品
(51)【国際特許分類】
H04N 21/431 20110101AFI20230721BHJP
H04N 21/437 20110101ALI20230721BHJP
G06F 3/0484 20220101ALI20230721BHJP
H04L 51/52 20220101ALI20230721BHJP
【FI】
H04N21/431
H04N21/437
G06F3/0484
H04L51/52
(21)【出願番号】P 2022527895
(86)(22)【出願日】2021-12-01
(86)【国際出願番号】 CN2021134870
(87)【国際公開番号】W WO2022135090
(87)【国際公開日】2022-06-30
【審査請求日】2022-05-13
(31)【優先権主張番号】202011563916.X
(32)【優先日】2020-12-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ウ,イジアオ
(72)【発明者】
【氏名】ホ,ジョジュン
(72)【発明者】
【氏名】ウ,コフェイ
(72)【発明者】
【氏名】ジョウ,チェンマン
(72)【発明者】
【氏名】タン,スチ
【審査官】鈴木 隆夫
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第109120866(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第109348299(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第109525896(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第108668176(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第109167950(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00-21/858
G06F 3/0484
H04L 51/52
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報インタラクション方法であって、
情報ディスプレイインターフェースにターゲット情報を表示するステップと、
前記ターゲット情報に対する返信命令を取得するステップと、
前記返信命令に応答し、撮影インターフェースを表示するステップと、
前記撮影インターフェースを介してターゲットビデオを取得するステップであって、前記ターゲットビデオが前記ターゲット情報に返信するために用いられる、取得するステップと、を含
み、
撮影インターフェースを表示するステップの後、前記情報インタラクション方法は、さらに、
前記撮影インターフェースに、前記ターゲット情報を格納するためのステッカーを表示するステップを含む、ことを特徴とする情報インタラクション方法。
【請求項2】
前記撮影インターフェースを介してターゲットビデオを取得するステップの後に、前記方法は、さらに、
前記情報ディスプレイインターフェースの第1のターゲット位置に前記ターゲットビデオのビデオ表紙を表示するステップを含み、前記第1のターゲット位置は、前記ターゲット情報に対応する情報返信領域に位置することを特徴とする請求項1に記載の情報インタラクション方法。
【請求項3】
前記ターゲット情報の表示領域において、前記ターゲット情報の情報タイプを識別するためのプリセット識別子を表示していることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報インタラクション方法。
【請求項4】
前記方法は、さらに、
前記情報ディスプレイインターフェースの第2のターゲット位置にオリジナルビデオのビデオ表紙を表示するステップを含み、前記ターゲット情報は、前記オリジナルビデオに対して生成される情報であることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の情報インタラクション方法。
【請求項5】
前記情報ディスプレイインターフェースは、情報集約インターフェースを含み、前記情報集約インターフェースは、少なくとも1つのターゲット情報を表示するために使用され、それぞれのターゲット情報に対して対応するトリガーコントロール素子が配置されており、撮影インターフェースを表示するステップの前に、前記方法は、さらに、
前記情報集約インターフェースでのターゲットトリガーコントロール素子に作用する前記返信命令を取得するステップを含み、前記ターゲットトリガーコントロール素子は、対応するターゲット情報に返信するように指示するために用いられることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の情報インタラクション方法。
【請求項6】
前記方法は、さらに、
ユーザ情報を表示するためのユーザホームページインターフェースを表示するステップと、
前記ユーザホームページインターフェースでの第1のジャンプコントロール素子に作用する第1のジャンプ命令を取得するステップと、
前記第1のジャンプ命令に応答し、前記情報集約インターフェースにジャンプして表示するステップと、を含むことを特徴とする請求項5に記載の情報インタラクション方法。
【請求項7】
前記方法は、さらに、
少なくとも1つの通知情報を表示するための情報通知インターフェースを表示するステップと、
前記情報通知インターフェースでの第2のジャンプコントロール素子に作用する第2のジャンプ命令を取得するステップと、
前記第2のジャンプ命令に応答し、前記情報集約インターフェースにジャンプして表示するステップと、を含むことを特徴とする請求項5に記載の情報インタラクション方法。
【請求項8】
前記情報ディスプレイインターフェースは、ライブ配信インターフェースを含み、撮影インターフェースを表示するステップの前に、前記方法は、さらに、
前記ターゲット情報を格納するための質問ステッカーを取得するステップと、
前記ライブ配信インターフェースに前記質問ステッカーを表示し、前記質問ステッカーに作用する前記返信命令を取得するステップと、を含むことを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の情報インタラクション方法。
【請求項9】
前記情報ディスプレイインターフェースは、質疑応答コミュニティインターフェースを含み、前記質疑応答コミュニティインターフェースは、少なくとも1つのターゲット情報を表示するために使用され、撮影インターフェースを表示するステップの前に、前記方法は、さらに、
前記質疑応答コミュニティインターフェースでの前記ターゲット情報に作用する前記返信命令を取得するステップを含むことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の情報インタラクション方法。
【請求項10】
前記返信命令に応答し、撮影インターフェースを表示するステップは、
前記返信命令に応答し、文字入力ボックス及びビデオ入力コントロール素子を含む情報入力インターフェースを表示するステップと、
前記ビデオ入力コントロール素子に作用する、前記撮影インターフェースを呼び出すための第1のトリガー命令を取得するステップと、を含むことを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の情報インタラクション方法。
【請求項11】
前記文字入力ボックスは、前記ビデオ入力コントロール素子と並べて表示され、前記方法は、さらに、
前記文字入力ボックスに文字が入力されることが検出されると、前記ビデオ入力コントロール素子をズームアウトして表示するステップを含むことを特徴とする請求項10に記載の情報インタラクション方法。
【請求項12】
前記方法は、さらに、
現在のインターフェースにおいて、前記ターゲット情報に作用する第2のトリガー命令を取得するステップであって、前記現在のインターフェースは、前記情報ディスプレイインターフェースに含まれるインターフェースタイプのうち、情報集約インターフェース以外の任意のタイプのインターフェースであり、前記情報集約インターフェースは、少なくとも1つのターゲット情報を表示するために使用される、取得するステップと、
前記第2のトリガー命令に応答し、前記情報集約インターフェースにジャンプして表示するステップであって、前記ターゲット情報は、前記情報集約インターフェースの頂部領域に表示される、表示するステップと、を含むことを特徴とする請求項1~11のいずれか1項に記載の情報インタラクション方法。
【請求項13】
前記撮影インターフェースを介してターゲットビデオを取得するステップは、
前記撮影インターフェースに作用する撮影命令に応答し、カメラを呼び出して前記ターゲットビデオを撮影するステップ、または、
前記撮影インターフェースに作用するアップロード命令に応答し、前記ターゲットビデオをアップロードするステップを含むことを特徴とする請求項1~11のいずれか1項に記載の情報インタラクション方法。
【請求項14】
前記ステッカーは、さらに、前記ターゲット情報の情報タイプを識別するためのプリセット識別子を格納するために用いられることを特徴とする請求項
1に記載の情報インタラクション方法。
【請求項15】
前記方法は、さらに、
前記ステッカーに作用する編集命令を取得するステップを含み、前記編集命令は、前記ステッカーの前記ターゲットビデオに対応するビデオ表紙での表示特徴を調整するために用いられ、
前記表示特徴は、表示領域位置、表示領域面積、表示文字特徴及びステッカー模様の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項
1に記載の情報インタラクション方法。
【請求項16】
前記方法は、さらに、
前記ターゲットビデオの再生インターフェースに前記ステッカーを表示するステップを含むことを特徴とする請求項
1に記載の情報インタラクション方法。
【請求項17】
情報インタラクション装置であって、
表示モジュール、取得モジュール及び入力モジュールを備え、
前記表示モジュールは、情報ディスプレイインターフェースにターゲット情報を表示するために用いられ、
前記取得モジュールは、前記ターゲット情報に対する返信命令を取得するために用いられ、
前記表示モジュールは、さらに、前記返信命令に応答し、撮影インターフェースを表示するために用いられ、
前記入力モジュールは、前記撮影インターフェースを介してターゲットビデオを取得するために用いられ、前記ターゲットビデオが前記ターゲット情報に返信するために用いられ
、
前記表示モジュールは、さらに、前記撮影インターフェースに、前記ターゲット情報を格納するためのステッカーを表示するために用いられる、ことを特徴とする情報インタラクション装置。
【請求項18】
電子機器であって、
プロセッサと、
コンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、を含み、
前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することで請求項1~
16のいずれか1項に記載の情報インタラクション方法を実施するように構成されていることを特徴とする電子機器。
【請求項19】
コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータで読み取り可能な記憶媒体には、コンピュータで実行可能な命令が記憶されており、プロセッサは前記コンピュータで実行可能な命令を実行すると、請求項1~
16のいずれか1項に記載の情報インタラクション方法は実施されることを特徴とするコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
【請求項20】
コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムはプロセッサにより実行されると、請求項1~
16のいずれか1項に記載の情報インタラクション方法は実行されることを特徴とするコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報インタラクション技術の分野に関し、特に、情報インタラクション方法、装置、機器、記憶媒体及びプログラム製品に関する。
【背景技術】
【0002】
ネットワーク技術の発達により、ユーザは、さまざまな情報インタラクションプラットフォームで質疑応答やコメントを通じてコミュニケーションし、価値のある情報を取得することができる。
【0003】
現在、コミュニケーションの方法として、返信者は、情報インタラクションプラットフォームで他のユーザが投稿したテキスト情報に対してテキスト返信を行うのが一般的である。
【0004】
しかし、テキスト返信の形式は、返信者が単語ごとに入力する必要があり、インタラクション効率が低く、また、テキスト返信の形式はテキスト表現に依存し、担持される情報の量が比較的限られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、テキスト返信の形式では、インタラクション効率が低く且つ担持される情報の量が比較的限られている技術的問題を解決するために、情報インタラクション方法、装置、機器、記憶媒体及びプログラム製品を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様では、本開示の実施例は、情報インタラクション方法を提供し、
情報ディスプレイインターフェースにターゲット情報を表示するステップと、
前記ターゲット情報に対する返信命令を取得するステップと、
前記返信命令に応答し、撮影インターフェースを表示するステップと、
前記撮影インターフェースを介してターゲットビデオを取得するステップであって、前記ターゲットビデオが前記ターゲット情報に返信するために用いられる、取得するステップと、を含む。
【0007】
第2の態様では、本開示の実施例は、情報インタラクション装置を提供し、
表示モジュール、取得モジュール及び入力モジュールを備え、
前記表示モジュールは、情報ディスプレイインターフェースにターゲット情報を表示するために用いられ、
前記取得モジュールは、前記ターゲット情報に対する返信命令を取得するために用いられ、
前記表示モジュールは、さらに、前記返信命令に応答し、撮影インターフェースを表示するために用いられ、
前記入力モジュールは、前記撮影インターフェースを介してターゲットビデオを取得するために用いられ、前記ターゲットビデオが前記ターゲット情報に返信するために用いられる。
【0008】
第3の態様では、本開示の実施例は、電子機器を提供し、当該電子機器は、
プロセッサと、
コンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、を含み、
前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することで上記第1の態様及び第1の態様のさまざまな可能な設計に記載の情報インタラクション方法を実施するように構成されている。
【0009】
第4の態様では、本開示の実施例は、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータで読み取り可能な記憶媒体には、コンピュータで実行可能な命令が記憶されており、プロセッサが前記コンピュータで実行可能な命令を実行すると、上記第1の態様及び第1の態様のさまざまな可能な設計に記載の情報インタラクション方法は実施される。
【0010】
第5の態様では、本開示の実施例は、コンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を提供し、当該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、上記第1の態様及び第1の態様のさまざまな可能な設計に記載の情報インタラクション方法は実施される。
【0011】
第6の態様では、本開示の実施例は、コンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、上記第1の態様及び第1の態様のさまざまな可能な設計に記載の情報インタラクション方法は実施される。
【発明の効果】
【0012】
本開示の実施例により提供される情報インタラクション方法、装置、機器、記憶媒体及びプログラム製品は、情報ディスプレイインターフェースでのターゲット情報に作用する返信命令を取得し、撮影インターフェースでターゲット情報に返信するためのターゲットビデオを入力することにより、情報ディスプレイインターフェースでのターゲット情報に対してビデオ返信を行い、ビデオで担持される情報の量が大きいという特性を利用し、それによって、返信の内容はより明確な意図を持つものとなり、返信者の返信効率は向上すると同時に、質問者にとっても理解しやすくなる。
【0013】
本開示の実施例又は従来技術における技術案をより明確に説明するため、以下、実施例又は従来技術の記述において必要な図面を用いて簡単に説明を行うが、当然ながら、以下、記載する図面は本開示のいくつかの実施例であり、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、これらの図面に基づいて他の図面を想到しうる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本開示において1つの例示的実施例に基づいて示される情報インタラクション方法の応用シーンの図である。
【
図2】本開示において他の例示的実施例に基づいて示される情報インタラクション方法の応用シーンの図である。
【
図3】本開示において他の例示的実施例に基づいて示される情報インタラクション方法の応用シーンの図である。
【
図4】本開示において1つの例示的実施例に基づいて示される情報インタラクション方法のフローチャートである。
【
図5】本開示において他の例示的実施例に基づいて示される情報インタラクション方法のフローチャートである。
【
図6】
図5に示される実施例における情報集約インターフェースの1つのインターフェース概略図である。
【
図7】
図5に示される実施例における情報集約インターフェースの他のインターフェース概略図である。
【
図8】
図5に示される実施例における撮影インターフェースの1つのインターフェース概略図である。
【
図9】
図5に示される実施例における撮影インターフェースの他のインターフェース概略図である。
【
図10】
図5に示される実施例におけるターゲットビデオの1つのインターフェース概略図である。
【
図11】
図10に示されるターゲットビデオにおいてステッカーを編集するインターフェース概略図である。
【
図12】本開示において他の例示的実施例に基づいて示される情報インタラクション方法のフローチャートである。
【
図13】
図12に示される実施例におけるコメント欄インターフェースの1つのインターフェース概略図である。
【
図14】
図12に示される実施例における情報入力インターフェースにおいてビデオ返信を行うインターフェース概略図である。
【
図15】
図12に示される実施例における情報入力インターフェースにおいてテキスト返信を行うインターフェース概略図である。
【
図16】
図12に示される実施例におけるコメント欄インターフェースの他のインターフェース概略図である。
【
図17】1つの例示的実施例に示される情報インタラクション方法における問題提起入口の1つのインターフェース概略図である。
【
図18】1つの例示的実施例に示される情報インタラクション方法における問題提起入口の他のインターフェース概略図である。
【
図19】1つの例示的実施例に示される情報インタラクション方法における質問インターフェースの1つのインターフェース概略図である。
【
図20】1つの例示的実施例に示される情報インタラクション方法における情報ディスプレイ入口の他のインターフェース概略図である。
【
図21】1つの例示的実施例に示される情報インタラクション方法における情報通知インターフェースの1つのインターフェース概略図である。
【
図22】本開示において1つの例示的実施例に基づいて示される情報インタラクション装置の構造概略図である。
【
図23】本開示において1つの例示的実施例に基づいて示される電子機器の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面を参照して本開示の実施例をさらに詳細に説明する。図面には、本開示の特定の実施例が示されているが、本開示は、さまざまな形態で実現でき、本明細書に記載される実施例に限定されるものとして解釈されるべきではなく、その代わりに、これらの実施例は、本開示をより徹底的且つ完全に理解するために提供されることを理解すべきである。本開示の図面及び実施例は、単に例示的なものとして機能し、本開示の保護範囲を限定するためのものではないことを理解すべきである。
【0016】
本開示の方法の実施形態に記載される各ステップは、別の順に従って実行されてもよいし、及び/又は並行して実行されてもよいことを理解すべきである。また、方法の実施形態には、追加のステップが含まれてもよいし、及び/又は、示されるステップの実行が省略されてもよい。本開示の範囲は、この点において限定されない。
【0017】
本明細書に使用される用語「含む」及びその変形は、開放的な包括、すなわち、「…を含むが、それらに限定されない」ことを意味する。用語「…に基づく」は、「少なくとも部分的に…に基づく」ことを意味する。用語「1つの実施例」は、「少なくとも1つの実施例」を、用語「他の実施例」は、「少なくとも1つの他の実施例」を、用語「いくつかの実施例」は、「少なくともいくつかの実施例」を意味する。他の用語に関する定義は、以下の記載において行う。
【0018】
なお、本開示における「1つ」及び「複数」という修飾語は、限定的ではなく例示的なものであり、当業者であれば、特に明記されていない限り、それは、「1つ又は複数」として理解すべきであることを理解すべきである。
【0019】
現在、ユーザは、さまざまな情報インタラクションプラットフォームで質問又はコメントすることで交流し、価値のある情報を取得することができる。従来の交流方法として、返信者は、他のユーザが情報インタラクションプラットフォームで投稿した文字に対して、テキスト返信を行う方法が一般的である。しかし、テキスト返信の形式は、返信者が単語ごとに入力する必要があり、インタラクション効率が低く、また、テキスト返信の形式はテキスト表現に依存し、担持される情報の量が比較的限られている。
【0020】
本願は、上記技術的問題に対し、返信者が情報ディスプレイインターフェースに表示されるターゲット情報(例えば、コメント内容、問題内容、メッセージ内容など)に対して返信を行うとき、ビデオで担持される情報の量が大きいという特性を利用でき、それによって、返信者が関連する内容に返信するか、又は質問者の問題に回答するためにビデオを用いて返信でき、そこで、返信の内容がより明確な意図を持つもの、且つより大量の情報を担持するものとなり、返信者の返信効率が向上すると同時に、ユーザの情報に対する理解及び獲得がより容易になり、ユーザの使用感が向上することを目的としている。
【0021】
図1は、本開示において1つの例示的実施例に基づいて示される情報インタラクション方法の応用シーンの図である。
図1に示すように、本実施例により提供される情報インタラクション方法は、ビデオ再生シーンなどに適用でき、ユーザは、再生されるビデオに対応するビデオコメントコントロール素子(例えば、
図1のビデオコメントコントロール素子101)をトリガーして当該ビデオに対応するコメント欄インターフェースに入り、そして、コメント欄インターフェースにおいて、質問者が質問する問題又はコメントを書いた人が残したコメントに対してビデオ返信を行うことができる。
【0022】
図2は、本開示において他の例示的実施例に基づいて示される情報インタラクション方法の応用シーンの図である。
図2に示すように、本実施例により提供される情報インタラクション方法は、ライブ配信シーンに適用でき、当該ライブ配信シーンとして、ライブ配信インターフェースにステッカーを表示して、各ステッカーに問題テキスト又はコメントテキストを表示するシーンが挙げられ、ステッカーにおける問題又はコメントは、ライブ配信中に取得されるものであってもよいし、配信者がライブ配信する前に前もって獲得されるものであってもよい。配信者は、ライブ配信中に、現在のライブ配信インターフェースでの相応するステッカーをトリガーすることにより、ステッカー内の問題又はコメントに対してビデオを用いて返信を行うことができる。
【0023】
図3は、本開示において他の例示的実施例に基づいて示される情報インタラクション方法の応用シーンの図である。
図3に示すように、本実施例により提供される情報インタラクション方法は、さらに、質疑応答コミュニティシーンにも適用でき、質問者は、質疑応答コミュニティインターフェースにおいて自分の問題を投稿することができ、そして、返信者は、質疑応答コミュニティシーンにおいて、他のユーザにより提起される問題に対してビデオを用いて回答することもできる。
【0024】
図4は、本開示において1つの例示的実施例に基づいて示される情報インタラクション方法のフローチャートである。
図4に示すように、本実施例により提供される情報インタラクション方法は、以下を含む。
【0025】
ステップS101において、情報ディスプレイインターフェースにターゲット情報を表示する。
【0026】
具体的に、情報ディスプレイインターフェースにおいて少なくとも1つのターゲット情報をディスプレイし、情報ディスプレイインターフェースは、コメント欄インターフェース、情報集約エリアインターフェース、ライブ配信インターフェース、質疑応答コミュニティインターフェースなどを含むことができ、相応に、ターゲット情報は、コメント内容、問題内容、メッセージ内容などを含んでもよい。
【0027】
コメント欄インターフェースは、コメント内容や問題内容を表示するために使用されることができ、例えば、コメント欄インターフェースは、現在のビデオに関するコメント内容、及び質問者が現在のビデオに関して提起する問題内容を表示するために使用されることができる。
【0028】
情報集約エリアインターフェースは、ターゲット情報の内容をまとめて表示するために使用されることができ、例えば、情報集約エリアインターフェースは、特定の返信者に関連するすべての問題内容が集約されてディスプレイされるインターフェースであってもよく、当該情報集約エリアインターフェースによって、当該返信者が回答したすべての問題及び回答待ちのすべての問題を知ることができる。
【0029】
ライブ配信インターフェースは、ライブ配信画像を表示すると同時に、問題内容及び/又はコメント内容をディスプレイするために使用されることができ、配信者は、ライブ配信中に、その相応する問題内容又はコメントを選択して返信することができる。
【0030】
また、質疑応答コミュニティインターフェースは、複数の異なる問題内容を表示するために使用されることができ、すなわち、さまざまな質問者が提起した問題内容は、すべて質疑応答コミュニティインターフェースにディスプレイされ、返信者は、質疑応答コミュニティインターフェースにおいて問題を選択することで、その問題に対してビデオ返信を行うことができる。
【0031】
ステップS102において、ターゲット情報に対する返信命令を取得する。
【0032】
返信者は、情報ディスプレイインターフェースにおいてターゲット情報を選択して返信するとき、当該ターゲット情報に対応する返信コントロール素子をトリガーするか、または、当該ターゲット情報を直接クリックするか、または、当該ターゲット情報に対して音声トリガーを行うことができる。本実施例では、ターゲット情報をトリガーする方法及びターゲット情報をディスプレイする形式は限定されない。
【0033】
ステップS103において、返信命令に応答し、撮影インターフェースを表示する。
【0034】
ターゲット情報をトリガーした後、撮影返信を行うよう返信者にプロンプティングするために、電子機器のカメラを呼び出し、対応する撮影インターフェースを表示することができる。
【0035】
ステップS104において、撮影インターフェースを介してターゲットビデオを取得する。
【0036】
撮影インターフェースを表示した後、返信者は、撮影インターフェースでの撮影コントロール素子をトリガーして、撮影命令を入力することで、撮影動作をトリガーし、カメラを呼び出して撮影し、ターゲット情報に返信するためのターゲットビデオを生成することができる。
【0037】
他の実施形態では、ユーザは、さらに、撮影インターフェースでのアップロードコントロール素子をトリガーして、アップロード命令を入力し、そして、ターゲット情報に返信するためのターゲットビデオをアップロードすることもできる。
【0038】
本実施例では、情報ディスプレイインターフェースでのターゲット情報に作用する返信命令を取得し、撮影インターフェースでターゲット情報に返信するためのターゲットビデオを入力することにより、情報ディスプレイインターフェースでのターゲット情報に対してビデオ返信を行い、ビデオで担持される情報の量が大きいという特性を利用し、それによって、返信の内容はより明確な意図を持つものとなり、返信者の返信効率は向上すると同時に、質問者の情報に対する理解及び獲得はより容易になる。
【0039】
図5は、本開示において他の例示的実施例に基づいて示される情報インタラクション方法のフローチャートである。
図5に示すように、本実施例により提供される情報インタラクション方法は、以下を含む。
【0040】
ステップS201において、情報集約インターフェースでのターゲットトリガーコントロール素子に作用する返信命令を取得する。
【0041】
具体的に、情報集約インターフェースは、ターゲット情報の内容をまとめて表示するためのインターフェースを含んでもよい。例えば情報集約インターフェースは、特定の返信者に関連するすべての問題内容をディスプレイする集約インターフェースであってもよい。当該インターフェースによって、当該返信者が回答したすべての問題及び回答待ちのすべての問題を知ることができる。選択的に、情報集約エリアインターフェースにおいて、各問題をその「いいね」の数に応じて並べ替えることができ、また、回答待ちの問題を優先して表示し、すなわち、回答待ちの問題を当該インターフェースの最前列に表示することもできる。
【0042】
図6は、
図5に示される実施例における情報集約インターフェースの1つのインターフェース概略図である。
図6に示すように、本ステップでは、情報集約インターフェースでのターゲットトリガーコントロール素子(例えば、
図6のターゲットトリガーコントロール素子201)に作用する返信命令を取得することができ、ターゲットトリガーコントロール素子は、対応するターゲット問題に対して返信するように指示するために使用される。
【0043】
また、
図7は、
図5に示される実施例における情報集約インターフェースの他のインターフェース概略図である。
図7に示されるインターフェースにおいて、ターゲット問題などのターゲット情報を表示することができ、また、ターゲットトリガーコントロール素子や編集コントロール素子(例えば、
図7のターゲットトリガーコントロール素子201及び編集コントロール素子202)を表示することもでき、例えば、
図7に示すように、ターゲットトリガーコントロール素子をトリガーしてビデオ返信を行うことだけではなく、編集コントロール素子をトリガーすることで、対応する問題に対して削除や、翻訳及び元のコメント欄にリンクをつける操作などの操作を行うことができる。
【0044】
ステップS202において、返信命令に応答し、撮影インターフェースを表示する。
【0045】
図6~
図7を引き続き参照されたい。情報集約インターフェースでのターゲット問題に対応するターゲットコントロール素子をトリガーして、返信命令を入力することにより、撮影インターフェースに入る。
図8は、
図5に示される実施例における撮影インターフェースの1つのインターフェース概略図である。
図8に示すように、当該インターフェースにおいて、ユーザは、撮影コントロール素子(例えば、
図8の撮影コントロール素子203)を直接トリガーして、カメラを呼び出して撮影することができ、また、ユーザは、効果コントロール素子(例えば、
図8の効果コントロール素子204)をトリガーすることで、ビデオ撮影の効果を選択するか、対応する特殊効果を追加することもできる。さらに、ユーザは、アップロードコントロール素子(例えば、
図8のアップロードコントロール素子205)をトリガーすることで、対応するビデオをアップロードすることもでき、例えば、ユーザは、1つのビデオを選択してアップロードしてもよいし、複数のビデオを選択してアップロードしてもよい。
【0046】
ステップS203において、撮影インターフェースにおいてステッカーを表示する。
【0047】
撮影インターフェースを表示した上で、
図9は、
図5に示される実施例における撮影インターフェースの他のインターフェース概略図である。
図9に示すように、撮影インターフェースにおいて、さらにステッカーを表示することもでき、ステッカーは、ターゲット情報を格納するために使用される。ステッカーは、さらに、ターゲット情報の情報タイプを識別するためのプリセット識別子を格納するために使用されることもできる。
図9を引き続き参照すれば、識別子の「疑問符」を表示することで、現在のステッカーにディスプレイされている内容が問題情報であることを示すことができる。したがって、撮影インターフェースにおいてステッカーを表示することにより、撮影インターフェースにおいて現在回答すべき問題内容を返信者にプロンプティングすることができる。また、ステッカーの模様は、ユーザアイコン及びターゲット情報に対応するテキストに基づいて自動的に生成され得る。ユーザアイコンは、プレースホルダー画像にすることができ、ダウンロード時間が上限を超えた場合又はダウンロードに失敗した場合、プレースホルダー画像を使用してステッカーを生成する。生成されるステッカーのフォントサイズにはデフォルトのフォントサイズがあり、行数が所定の行数、例えば、6行を超えた場合、フォントサイズを調整する。
【0048】
また、撮影インターフェースにおいて、ステッカーは半透明の状態で表示され得るが、当該状態では、ステッカーは移動できない。ユーザは、ステッカーを操作するとき、ターゲットビデオ生成後に、ステッカーを編集できることをユーザにプロンプティングするように、プロンプティングされ得る。また、ステッカーを、特殊効果やフィルターが影響を与えないように、インターフェースの最上方に配置することができるため、ステッカーは常に撮影インターフェースに存在することができる。つまり、ステッカーを表示すると同時に、ステッカーの表示に影響を与えずに、通常通りに、フィルター、ビューティー、フリップカメラ、カウントダウン、速さの選択、フラッシュなどの特殊効果を使用することができる。
【0049】
ステップS204において、撮影命令を取得し、撮影インターフェースでステッカーを非表示にする。
【0050】
図9を引き続き参照されたい。
図9に示すように、撮影コントロール素子をトリガーした後、撮影インターフェースでステッカーを非表示にし、ステッカーは、撮影コントロール素子がクリックされて撮影が行われた後、非表示のままになってもよい。複数のビデオの撮影シナリオでは、撮影後にビデオ撮影を開始するたびに、撮影インターフェースでステッカーを非表示にしてもよい。
【0051】
ステップS205において、撮影インターフェースを介してターゲットビデオを取得する。
【0052】
撮影インターフェースを表示した後、ユーザは、撮影インターフェースでの撮影コントロール素子をトリガーして、撮影命令を入力することで、カメラを呼び出してターゲット情報に返信するためのターゲットビデオを撮影することができる。
【0053】
他の実施形態では、ユーザは、さらに、撮影インターフェースでのアップロードコントロール素子をトリガーして、アップロード命令を入力し、そして、ターゲット情報に返信するためのターゲットビデオをアップロードすることもできる。
【0054】
図10は、
図5に示される実施例におけるターゲットビデオの1つのインターフェース概略図である。
図10に示すように、ターゲットビデオを獲得した後、当該ターゲットビデオの表紙にステッカーを表示し続けることで、当該ビデオ内容を、ステッカー内のターゲット情報内容(例えば、ターゲット問題)と対応関係を持つものとして形成することができる。
【0055】
ステップS206において、ステッカーに作用する編集命令を取得する。
【0056】
当該ターゲットビデオを生成した後、当該ステッカーに対して編集命令を入力し、当該ステッカーを編集することができる。具体的に、編集命令は、ステッカーのターゲットビデオに対応するビデオ表紙での表示特徴を調整するために用いられ、表示特徴は、表示領域位置、表示領域面積、表示文字特徴及びステッカー模様の少なくとも1つを含む。
【0057】
図11は、
図10に示されるターゲットビデオにおいてステッカーを編集するインターフェース概略図である。
図11に示すように、ユーザは、当該ステッカーをドラッグアンドドロップして、当該ステッカーの当該ビデオでの位置を変更することができる。
【0058】
ステップS207において、ターゲットビデオの再生インターフェースにおいてステッカーを表示する。
【0059】
返信者が、当該ターゲットビデオを投稿した後、当該ターゲットビデオを後で再生するとき、当該ステッカーが再生インターフェースにおいて引き続き表示されるようにするため、視聴者は、当該ビデオ内容と特定のターゲット情報内容(例えば、ターゲット問題)との対応関係を確立することができる。
【0060】
また、ターゲットビデオ再生中に、ユーザが再生インターフェースでのステッカーをトリガーすると、情報集約インターフェースにジャンプし、当該ターゲット問題を情報集約インターフェースの頂部領域に表示する。
図6又は
図7を参照すれば、情報集約インターフェースの頂部領域は、
図6又は
図7の1番目のターゲット情報をディスプレイした位置にすることができる。
【0061】
図12は、本開示において他の例示的実施例に基づいて示される情報インタラクション方法のフローチャートである。
図12に示すように、本実施例により提供される情報インタラクション方法は、以下を含む。
【0062】
ステップS301において、情報ディスプレイインターフェースでのターゲット情報に作用する返信命令を取得する。
【0063】
具体的に、情報ディスプレイインターフェースは、コメント内容や問題内容を表示するためのコメント欄インターフェースにすることができる。
【0064】
図13は、
図12に示される実施例におけるコメント欄インターフェースの1つのインターフェース概略図である。
図13に示すように、当該コメント欄インターフェースには、コメント内容や問題内容を表示することができ、問題内容を一般的なコメント内容から区別するために、ターゲット問題の表示領域において、ターゲット情報の情報タイプを識別するためのプリセット識別子を表示することができる。
図13を引き続き参照すれば、プリセット識別子「疑問符」を使用してターゲット問題を識別することができる。
【0065】
ステップS302において、返信命令に応答し、情報入力インターフェースを表示する。
【0066】
ユーザは、コメント欄インターフェースにおいて当該ターゲット問題をトリガーすることにより、情報入力インターフェースにジャンプすることができ、当該情報入力インターフェースでは、当該ターゲット問題に対する返信方法として、ビデオを入力して返信してもよいし、文字入力という伝統的な方法で返信してもよい。
【0067】
図14は、
図12に示される実施例における情報入力インターフェースにおいてビデオ返信を行うインターフェース概略図である。
図14に示すように、当該情報入力インターフェースには、文字入力ボックスやビデオ入力コントロール素子(例えば、
図14の文字入力ボックス301やビデオ入力コントロール素子302)が含まれており、ビデオ入力コントロール素子は、アイコンや「ビデオ返信」などの対応する文字プロンプティングをディスプレイするために使用することができ、それによって、ユーザは、当該コントロール素子をトリガーしてビデオ返信を行うことができるようにプロンプティングされる。
【0068】
図14を引き続き参照すれば、ビデオ入力コントロール素子は、アイコンや対応する文字プロンプティングをディスプレイするためのものであり、ディスプレイすべき情報は量が多いため、当該コントロール素子が情報入力インターフェースに占める面積は大きくなり、それによって、並べて表示される文字入力ボックスは狭くなり、文字入力の効果体験は影響を及ぼされる。
図15は、
図12に示される実施例における情報入力インターフェースにおいてテキスト返信を行うインターフェース概略図である。
図15に示すように、ユーザは、さらに、テキストをキーボードで入力することで当該ターゲット情報に対してテキスト返信を行うこともでき、文字入力ボックスに文字が入力されることが検出されると、ビデオ入力コントロール素子はズームアウトされて表示され、例えば、ビデオ入力コントロール素子の文字プロンプティングの表示を消去することで、文字入力ボックスの範囲を拡大し、ユーザの文字入力体験を向上させることができる。
【0069】
ステップS303において、ビデオ入力コントロール素子に作用する第1のトリガー命令を取得する。
【0070】
ステップS304において、撮影インターフェースを表示し、撮影インターフェースにおいてステッカーを表示する。
【0071】
ステップS305において、撮影命令を取得し、撮影インターフェースでステッカーを非表示にする。
【0072】
ステップS306において、撮影インターフェースを介してターゲットビデオを取得する。
【0073】
ステップS307において、ステッカーに作用する編集命令を取得する。
【0074】
ステップS308において、ターゲットビデオの再生インターフェースにおいてステッカーを表示する。
【0075】
図14に示されるインターフェースにおいて、ビデオ入力コントロール素子をトリガーすると、撮影インターフェースが呼び出され、そして、撮影インターフェースを利用してビデオを入力することができる。
図8を引き続き参照すれば、当該インターフェースにおいて、ユーザは、撮影コントロール素子(例えば、
図8の撮影コントロール素子203)を直接トリガーすることで、カメラを呼び出して撮影することができ、また、ユーザは、効果コントロール素子(例えば、
図8の効果コントロール素子204)をトリガーすることで、ビデオ撮影の効果を選択するか、対応する特殊効果を追加することもできる。さらに、ユーザは、アップロードコントロール素子(例えば、
図8のアップロードコントロール素子205)をトリガーすることで、対応するビデオをアップロードすることもでき、例えば、ユーザは、1つのビデオを選択してアップロードしてもよいし、複数のビデオを選択してアップロードしてもよい。
【0076】
図9を引き続き参照すれば、さらに、撮影インターフェースにおいて、ターゲット情報を格納するためのステッカーを表示することもできる。ステッカーは、さらに、ターゲット情報の情報タイプを識別するためのプリセット識別子を格納するために使用することもできる。
図9を引き続き参照すれば、識別子の「疑問符」を表示することで、現在のステッカーにディスプレイされている内容が問題情報であることを示すことができる。したがって、撮影インターフェースにおいてステッカーを表示することにより、撮影インターフェースにおいて現在回答すべき問題内容を返信者にプロンプティングすることができる。また、ステッカーの模様は、ユーザアイコン及びターゲット情報に対応するテキストに基づいて自動的に生成され得る。ユーザアイコンは、ダウンロード時間が上限を超えた場合又はダウンロードに失敗した場合、ステッカーにおいてユーザアイコンの代わりにプレースホルダー画像を使用して表示することができる。また、生成されるステッカーのフォントサイズは、デフォルトのフォントサイズが設定され得るが、行数が所定の行数、例えば、6行を超えた場合、フォントサイズを調整することができる。
【0077】
また、撮影インターフェースにおいて、ステッカーは半透明の状態で表示され得るが、当該状態では、ステッカーは移動できない。ユーザは、ステッカーを操作するとき、ターゲットビデオ生成後に、ステッカーを編集できることをユーザにプロンプティングするように、プロンプティングされ得る。また、ステッカーを、特殊効果やフィルターが影響を与えないように、インターフェースの最上方に配置することができるため、ステッカーは常に撮影インターフェースに存在することができる。つまり、ステッカーを表示すると同時に、ステッカーの表示に影響を与えずに、通常通りに、フィルター、ビューティー、フリップカメラ、カウントダウン、速さの選択、フラッシュなどの特殊効果を使用することができる。
【0078】
図9の撮影コントロール素子をトリガーした後、撮影インターフェースでステッカーを非表示にすることができ、ステッカーは、撮影コントロール素子がクリックされて撮影が行われた後、非表示のままになってもよい。複数のビデオの撮影シナリオでは、撮影後にビデオ撮影を開始するたびに、撮影インターフェースでステッカーを非表示にしてもよい。
【0079】
撮影インターフェースを表示した後、ユーザは、撮影インターフェースでの撮影コントロール素子をトリガーして、撮影命令を入力することで、カメラを呼び出してターゲット情報に返信するためのターゲットビデオを撮影することができる。
【0080】
他の実施形態では、ユーザは、さらに、撮影インターフェースでのアップロードコントロール素子をトリガーして、アップロード命令を入力し、そして、ターゲット情報に返信するためのターゲットビデオをアップロードすることもできる。
【0081】
図10を引き続き参照すれば、ターゲットビデオを獲得した後、当該ターゲットビデオの表紙にステッカーを表示し続けることで、当該ビデオ内容を、ステッカー内のターゲット情報内容(例えば、ターゲット問題)と対応関係を持つものとして形成することができる。
【0082】
また、当該ターゲットビデオを生成した後、当該ステッカーに対して編集命令を入力し、当該ステッカーを編集することもできる。具体的に、編集命令は、ステッカーのターゲットビデオに対応するビデオ表紙での表示特徴を調整するために用いられ、表示特徴は、表示領域位置、表示領域面積、表示文字特徴及びステッカー模様の少なくとも1つを含む。
【0083】
図11を引き続き参照すれば、ユーザは、さらに、当該ステッカーをドラッグアンドドロップして、当該ステッカーの当該ビデオでの位置を変更することもできる。
【0084】
返信者が、当該ターゲットビデオを投稿した後、当該ターゲットビデオを再生するとき、当該ステッカーが再生インターフェースにおいて引き続き表示されるようにするため、視聴者は、当該ビデオ内容と特定のターゲット情報内容(ターゲット問題又はターゲットコメント情報など)との対応関係を確立することができる。
【0085】
図16は、
図12に示される実施例におけるコメント欄インターフェースの他のインターフェース概略図である。返信者は、ターゲットビデオを投稿した後、情報ディスプレイインターフェースの第1のターゲット位置にターゲットビデオのビデオ表紙を表示することができ、第1のターゲット位置は、ターゲット情報に対応する情報返信領域に位置する。
【0086】
図16に基づき、
図17は、
図12に示される実施例におけるコメント欄インターフェースの他のインターフェース概略図である。返信者は、ターゲットビデオを投稿した後、情報ディスプレイインターフェースの第2のターゲット位置にオリジナルビデオのビデオ表紙を表示することができ、ターゲット情報は、オリジナルビデオに対して生成した情報である。
【0087】
第1のターゲット位置(例えば、ターゲット情報表示位置の下側にしてもよい)と第2のターゲット位置(例えば、ターゲット情報表示位置の右側にしてもよい)との機能を区別するために、第1のターゲット位置を、ターゲット情報に対して返信を行うための返信されるビデオの表示位置として、第2のターゲット位置を、ターゲット情報が生成されるオリジナル対象ビデオの表示位置として理解することができ、つまり、ターゲット情報は、当該オリジナル対象ビデオの内容に対して生成されるものである。
【0088】
図18は、1つの例示的実施例に示される情報インタラクション方法における問題提起入口の1つのインターフェース概略図である。
図18に示すように、ユーザは、コメント欄インターフェースにおいて、質問コントロール素子(例えば、
図18の
質問コントロール素子303)をトリガーすることで、質問インターフェースに入り、ターゲット問題を入力することができる。ユーザは、質問可能なビデオコメントパネルを初めて開くとき、初心者ガイドバブルを表示し、ユーザが質問できるようにガイドすることを可能にする。当該プロンプティングバブルは、ユーザが任意の位置をクリックするか、所定の時間ディスプレイすると消えてしまい、さらに、バブルのディスプレイは1回のみである。
【0089】
また、情報ディスプレイインターフェースでの質問コントロール素子に作用する質問命令を取得する前、さらに、権限開放命令を取得し、それによって、権限開放命令に従って質問コントロール素子をオンにすることもできる。ユーザは、現在質問と回答の機能をオンにしている場合、情報ディスプレイインターフェースに問題テキストやコメントテキストを直接ディスプレイし、その場で質問することができる。ユーザは、質問と回答の機能をオフにした場合、情報ディスプレイインターフェースにプロンプティングテキストやハイパーリンクをディスプレイすることができ、当該プロンプティングテキストは、質問と回答の機能をオンにするようにプロンプティングするためのものであり、当該ハイパーリンクは、質問と回答の機能設定インターフェースにジャンプするためのものである。
【0090】
具体的に、質問と回答の機能設定インターフェースにおいて、質問と回答の機能をオンにした後、機能オンに成功したことに関連するプロンプティングを現在のページに表示することができる。また、質問と回答の機能をオンにした後、当該ユーザの個人用ホームページインターフェースに問題提起入口がディスプレイされ、それによって、当該インターフェースに公開されたすべてのビデオに対して、質問又はコメントが可能になる。
【0091】
さらに、質問と回答の機能設定インターフェースにおいて質問と回答の機能をオフにすることもできる。なお、機能オフをクリックすると、オフすることに決めるかどうかをポップアップウィンドウでユーザに再度確認する必要がある。機能オフに成功すると、当該ユーザの個人用ホームページインターフェース及びコメント欄インターフェースには、質問入口が再び現れることがない。しかし、コメント欄インターフェースにおいてすでに存在する質問は、ディスプレイされたままである。また、質問と回答の機能をオフにしてから再びオンにすると、この間の履歴問題リストや、「いいね」に関する情報、及びアンサー情報もそれにつれて再度ディスプレイされる。
【0092】
質問と回答の機能をオンにした後、情報ディスプレイインターフェースでの質問コントロール素子に作用する質問命令を取得し、そして、質問命令に応答し、ターゲット問題を取得し、ターゲット問題を情報ディスプレイインターフェースに表示することができる。情報ディスプレイインターフェースは、コメント欄インターフェース或いは個人用ホームページインターフェースにすることができ、ユーザは、コメント欄インターフェース又は個人用ホームページインターフェースでの質問コントロール素子をトリガーして、ビデオ原作者に質問することができる。
【0093】
図19は、1つの例示的実施例に示される情報インタラクション方法における質問インターフェースの1つのインターフェース概略図である。
図18内の質問コントロール素子をトリガーすると、
図19に示すような、当該質問インターフェースにジャンプすることができ、当該質問インターフェースにおいて、キーボードで問題を入力して、ビデオ原作者に質問する機能を実現することができる。また、当該インターフェースにおいて、現在のインターフェースが質問インターフェースであることを識別するためのプリセット識別子を表示することができ、当該プリセット識別子は、例えば、
図19に示される「疑問符」にすることができる。
【0094】
図20は、1つの例示的実施例に示される情報インタラクション方法における情報ディスプレイ入口の他のインターフェース概略図である。
図20に示すように、ユーザホームページインターフェースは、ユーザ情報を表示するために使用され、さらに、当該インターフェースには、情報集約インターフェースにジャンプするための第1のジャンプコントロール素子(例えば、
図20の第1のジャンプコントロール素子
404)を配置することができる。それによって、ユーザ情報を表示するためのユーザホームページインターフェースにおいて、当該第1のジャンプコントロール素子をトリガーしてジャンプし、
図6に示される情報集約インターフェースにジャンプして表示することができる。そして情報集約インターフェースでのターゲットトリガーコントロール素子に作用する返信命令を取得し、撮影インターフェースを介してターゲットビデオを取得し、ターゲット情報に返信し、ターゲットトリガーコントロール素子は、対応するターゲット情報に返信するように指示するために使用される。
【0095】
図21は、1つの例示的実施例に示される情報インタラクション方法における情報通知インターフェースの1つのインターフェース概略図である。
図21に示すように、情報通知インターフェースが表示されており、情報通知インターフェースは、少なくとも1つの通知情報を表示するために使用され、また、情報通知インターフェースには、第2のジャンプコントロール素子(
図21に示すように、ターゲット情報そのものは、ジャンプコントロール素子として設定され得る)が配置されている。情報通知インターフェースに作用する第2のジャンプ命令を取得すると、
図6に示される情報集約インターフェースにジャンプして表示することができる。そして、情報集約インターフェースでのターゲットトリガーコントロール素子に作用する返信命令を取得し、撮影インターフェースを介してターゲットビデオを取得し、ターゲット情報に返信し、ターゲットトリガーコントロール素子は、対応するターゲット問題に対して返信するように指示するために使用される。
【0096】
1つの実施例では、他のユーザが特定のビデオに対してコメント又は質問又は「いいね」を送ると、当該ビデオのビデオ原作者は、関連する通知メッセージを受信することができ、そして、ビデオ原作者は、当該通知メッセージ又は当該通知メッセージに対応する通知マークをクリックして情報通知インターフェースに入ると同時に、他のユーザが送った、上記ビデオに対するコメント又は質問又は「いいね」に関する内容を最上位にランクづけ、強調するように表示することができる。また、ビデオ原作者がコメント又は問題に対してビデオで返信すると、当該質問の送信者、及び当該質問に「いいね」を送ったユーザは、それぞれの情報通知インターフェースにおいて通知を受信し、通知をクリックして、それに対応するビデオの詳細なページを開くことができる。さらに、情報通知インターフェースにおいて、選別命令を入力して、さまざまなタイプの情報をそれぞれ個別に表示し、すなわち、選別命令に従って選別条件に適合したターゲットタイプの情報をサイトの通知インターフェースに表示することができる。情報タイプとして、質問を受信した通知、質問が回答された通知、質問が返信された通知、「いいね」を送った質問が回答された通知などを含むことができる。
【0097】
他の実施例では、ユーザにディスプレイされている現在のインターフェースが、ターゲット情報をディスプレイするためのインターフェース(情報集約インターフェース以外のインターフェースであり、すなわち、現在のインターフェースは、情報ディスプレイインターフェースに含まれるインターフェースタイプのうち、情報集約インターフェース以外の任意のタイプのインターフェースである)であるならば、ユーザは、現在のインターフェースでターゲット情報をトリガーすることができる。現在のインターフェースでのターゲット情報に対するトリガー命令に応答し、現在のインターフェースから情報集約インターフェースにジャンプして表示し、ターゲット情報は、情報集約インターフェースの頂部領域に表示され得る。
図6又は
図7を参照されたい。情報集約インターフェースの頂部領域は、
図6又は
図7の1番目のターゲット情報をディスプレイした位置にすることができる。本実施例では、現在のインターフェースにおいてターゲット情報をトリガーすると、現在のインターフェースから情報集約インターフェースにジャンプし、トリガーされたターゲット情報をジャンプされた情報集約インターフェースの頂部領域に表示し、当該ターゲット情報を強調して表示するため、ユーザが当該ターゲット情報に対してその位置を特定したり、調べたりすることは容易になる。
【0098】
図22は、本開示において1つの例示的実施例に基づいて示される情報インタラクション装置の構造概略図である。
図22に示すように、本実施例により提供される情報インタラクション装置400は、
表示モジュール401、取得モジュール402及び入力モジュール403を備え、
表示モジュール401は、情報ディスプレイインターフェースにターゲット情報を表示するために用いられ、
取得モジュール402は、ターゲット情報に対する返信命令を取得するために用いられ、
表示モジュール401は、さらに、返信命令に応答し、撮影インターフェースを表示するために用いられ、
入力モジュール403は、撮影インターフェースを介してターゲットビデオを取得するために用いられ、ターゲットビデオがターゲット情報に返信するために用いられる。
【0099】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、表示モジュール401は、さらに、情報ディスプレイインターフェースの第1のターゲット位置にターゲットビデオのビデオ表紙を表示するために用いられ、第1のターゲット位置は、ターゲット情報に対応する情報返信領域に位置する。
【0100】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ターゲット情報の表示領域において、ターゲット情報の情報タイプを識別するためのプリセット識別子を表示している。
【0101】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、表示モジュール401は、さらに、情報ディスプレイインターフェースの第2のターゲット位置にオリジナルビデオのビデオ表紙を表示するために用いられ、ターゲット情報は、オリジナルビデオに対して生成される情報である。
【0102】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報ディスプレイインターフェースは、情報集約インターフェースを含み、情報集約インターフェースは、少なくとも1つのターゲット情報を表示するために使用され、それぞれのターゲット情報に対して対応するトリガーコントロール素子が配置されており、取得モジュール402は、さらに、情報集約インターフェースでのターゲットトリガーコントロール素子に作用する返信命令を取得するために用いられ、ターゲットトリガーコントロール素子は、対応するターゲット情報に返信するように指示するために用いられる。
【0103】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、表示モジュール401は、さらに、ユーザ情報を表示するためのユーザホームページインターフェースを表示するために用いられ、
取得モジュール402は、さらに、ユーザホームページインターフェースでの第1のジャンプコントロール素子に作用する第1のジャンプ命令を取得するために用いられ、
表示モジュール401は、さらに、第1のジャンプ命令に応答し、情報集約インターフェースにジャンプして表示するために用いられる。
【0104】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、表示モジュール401は、さらに、少なくとも1つの通知情報を表示するための情報通知インターフェースを表示するために用いられ、
取得モジュール402は、さらに、情報通知インターフェースでの第2のジャンプコントロール素子に作用する第2のジャンプ命令を取得するために用いられ、
表示モジュール401は、さらに、第2のジャンプ命令に応答し、情報集約インターフェースにジャンプして表示するために用いられる。
【0105】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、取得モジュール402は、さらに、ターゲット情報を格納するための質問ステッカーを取得するために用いられ、
表示モジュール401は、さらに、ライブ配信インターフェースに質問ステッカーを表示し、質問ステッカーに作用する返信命令を取得するために用いられる。
【0106】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報ディスプレイインターフェースは、質疑応答コミュニティインターフェースを含み、質疑応答コミュニティインターフェースは、少なくとも1つのターゲット情報を表示するために使用され、取得モジュール402は、さらに、質疑応答コミュニティインターフェースでのターゲット情報に作用する返信命令を取得するために用いられる。
【0107】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、表示モジュール401は、さらに、返信命令に応答し、文字入力ボックス及びビデオ入力コントロール素子を含む情報入力インターフェースを表示するために用いられ、
取得モジュール402は、さらに、ビデオ入力コントロール素子に作用する、撮影インターフェースを呼び出すための第1のトリガー命令を取得するために用いられる。
【0108】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、表示モジュール401は、さらに、文字入力ボックスに文字が入力されることが検出されると、ビデオ入力コントロール素子をズームアウトして表示するために用いられる。
【0109】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、取得モジュール402は、さらに、現在のインターフェースにおいて、ターゲット情報に作用する第2のトリガー命令を取得するために用いられ、現在のインターフェースは、情報ディスプレイインターフェースに含まれるインターフェースタイプのうち、情報集約インターフェース以外の任意のタイプのインターフェースであり、情報集約インターフェースは、少なくとも1つのターゲット情報を表示するために使用され、
表示モジュール401は、さらに、第2のトリガー命令に応答し、情報集約インターフェースにジャンプして表示するために用いられ、ターゲット情報は、情報集約インターフェースの頂部領域に表示される。
【0110】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、取得モジュール402は、具体的に、
撮影インターフェースに作用する撮影命令に応答し、カメラを呼び出してターゲットビデオを撮影するために用いられ、または、
撮影インターフェースに作用するアップロード命令に応答し、ターゲットビデオをアップロードするために用いられる。
【0111】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、表示モジュール401は、さらに、撮影インターフェースに、ターゲット情報を格納するためのステッカーを表示するために用いられる。
【0112】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ステッカーは、さらに、ターゲット情報の情報タイプを識別するためのプリセット識別子を格納するために用いられる。
【0113】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、取得モジュール402は、さらに、ステッカーに作用する編集命令を取得するために用いられ、編集命令は、ステッカーのターゲットビデオに対応するビデオ表紙での表示特徴を調整するために用いられ、表示特徴は、表示領域位置、表示領域面積、表示文字特徴及びステッカー模様の少なくとも1つを含む。
【0114】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、表示モジュール401は、さらに、ターゲットビデオの再生インターフェースにステッカーを表示するために用いられる。
【0115】
なお、
図22に示される実施例により提供される情報インタラクション装置は、上記いずれか1つの実施例により提供される方法を実行するために用いられ、具体的な実施形態及び技術的効果が類似するため、ここで繰り返して説明しない。
【0116】
図23は、本開示において1つの例示的実施例に基づいて示される電子機器の構造概略図である。
図23に示すように、
図23は、本開示の実施例を実施するのに適した電子機器500の構造概略図を示している。本開示の実施例における
電子機器は、携帯電話、ノートブックコンピュータ、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant,PDA)、タブレットコンピュータ(Portable Android Device,PAD)、携帯型マルチメディアプレーヤー(Portable Media Player,PMP)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)、ウェアラブル電子機器などの画像取得機能を備えたモバイル端末、及びデジタルテレビ(Television,TV)、デスクトップコンピュータ、スマートホーム機器などの、外部に画像取得機能を備えたモバイル端末が接続された固定端末を含むことができるが、それらに限定されない。
図23に示されている電子機器は単なる一例であり、本開示の実施例の機能及び使用範囲にいかなる制限も課すべきでない。
【0117】
図23に示すように、電子機器500は、プロセッサ(中央処理装置やグラフィックプロセッサなど)501を含むことができ、当該プロセッサは、読み取り専用メモリ(Read Only Memory,ROM)502に記憶されたプログラム又はメモリ508からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)503にロードされたプログラムに従って、さまざまな適切な動作及び処理を実行することができる。RAM503には、電子機器500の操作に必要なさまざまなプログラム及びデータも記憶されている。プロセッサ501、ROM502及びRAM503は、バス504を介して互いに接続されている。入力/出力(Input/Output,I/O)インターフェース505もバス504に接続されている。メモリは、上記各方法の実施例に記載の方法を実行するプログラムを記憶するために用いられ、プロセッサは、メモリに記憶されたプログラムを実行し、本明細書に記載された本開示の実施例の機能及び/又はその他の所望の機能を実現するように構成されている。
【0118】
通常、タッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度計、ジャイロスコープなどを含む入力装置506と、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display,LCD)、スピーカー、バイブレータなどを含む出力装置507と、磁気テープ、ハードディスクなどを含む
メモリ508と、通信装置509とは、I/Oインターフェース505に接続することができる。通信装置509は、電子機器500が他のデバイスと無線又は有線で通信してデータを交換することを可能にし得る。
図23は、さまざまなデバイスを備える電子機器500を示しているが、図示されたデバイスのすべてが実施又は配置される必要があるわけではないことを理解すべきである。代替的に、より多くの又は少なめのデバイスが実施又は配置され得る。
【0119】
特に、本開示の実施例によれば、以上のようにフローチャートを参照して説明されているプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実施できる。例えば、本開示の実施例は、コンピュータで読み取り可能な非一時的な媒体に搭載されている、本開示の実施例に係るフローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含むコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含む。このような実施例において、当該コンピュータプログラムは、通信装置509を介してネットワークからダウンロード及びインストールされるか、あるいは、メモリ508からインストールされるか、あるいは、ROM502からインストールされることができる。当該コンピュータプログラムがプロセッサ501により実行されると、本開示の実施例に係る方法で限定されている上記機能が実行される。
【0120】
なお、本開示の上記のコンピュータで読み取り可能な媒体は、コンピュータで読み取り可能な信号媒体若しくはコンピュータで読み取り可能な記憶媒体又は上記2つの任意の組み合わせであり得る。コンピュータで読み取り可能な記憶媒体は、例えば、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線的、又は半導体のシステム、装置、又はデバイス、あるいは上記の任意の組み合わせにすることができるが、それらに限定されない。コンピュータで読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例として、1本又は複数のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable Programmable Read Only Memory,EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(Compact Disc-Read Only Memory,CD-ROM)、光ストレージデバイス、磁気メモリコンポーネント、あるいは、上記の任意の適切な組み合わせを含み得るが、それらに限定されない。本開示では、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスによって使用されるか、あるいは、それらに関連して使用できるプログラムを含むか、又は記憶する任意の有形媒体であり得る。本開示では、コンピュータで読み取り可能な信号媒体は、ベースバンドで、又は搬送波の一部として伝送されるデータ信号を含むことができ、その中にコンピュータ可読プログラムコードが搭載されている。そのような伝播されたデータ信号は、電磁信号、光信号、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むがそれらに限定されない多くの形をとることができる。コンピュータで読み取り可能な信号媒体は、さらに、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体以外の任意のコンピュータで読み取り可能な媒体にすることができ、当該コンピュータで読み取り可能な信号媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスによって使用されるか、あるいは、それらに関連して使用するためのプログラムを送信、伝播、又は伝送することができる。コンピュータで読み取り可能な媒体に含まれたプログラムコードは、電線、光ファイバケーブル、無線周波数(Radio Frequency,RF)などを含むがそれらに限定されない任意の適切な媒体、又は上記の任意の適切な組み合わせを使用して伝送することができる。
【0121】
上記コンピュータで読み取り可能な媒体は、上記電子機器に含まれていてもよく、あるいは、当該電子機器に組み込まれずに単独で存在していてもよい。
【0122】
上記コンピュータで読み取り可能な媒体は、1つ又は複数のプログラムを搭載し、上記1つ又は複数のプログラムが当該電子機器により実行されると、当該電子機器は、情報ディスプレイインターフェースでのターゲット問題に作用する返信命令を取得し、返信命令に応答し、撮影インターフェースを表示し、撮影インターフェースを介してターゲット問題に返信するためのターゲットビデオを取得する。
【0123】
本開示で操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」言語又はそれに類似するプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語を含む1つ又は複数のプログラミング言語、あるいはそれらの組み合わせで書くことができる。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータ上で、一部はユーザのコンピュータ上で、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして、一部はユーザのコンピュータ上で、一部はリモートコンピュータ上で、あるいは、完全にリモートコンピュータ又はサーバ上で実行できる。リモートコンピュータの場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network,LAN)やワイドエリアネットワーク(Wide Area Network,WAN)など、あらゆる種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続することも、外部コンピュータに接続することもできる(例えば、インターネットサービスプロバイダーを使用してインターネット経由で接続する)。
【0124】
いくつかの実施形態では、クライアント端末及びサーバは、HTTP(HyperText Transfer Protocol,ハイパーテキスト転送プロトコル)などの現在既知の又は将来開発される任意のネットワークプロトコルを使用して通信することができ、任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(通信ネットワークなど)と相互接続することができる。通信ネットワークの例として、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、インターネットワーク(インターネットなど)、エンドツーエンドネットワーク(ad hocエンドツーエンドネットワークなど)、及び現在既知の又は将来開発される任意のネットワークを含む。
【0125】
図面のフローチャート及びブロック図は、本開示の様々な実施例によるシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品によって実現可能なアーキテクチャ、機能、及び操作を示している。これに関して、フローチャート又はブロック図の各ブロックは、指定された論理的機能を実現するための1つ又は複数の実行可能な命令を含むモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表すことができる。いくつかの代替の実現では、ブロックに示されている機能が、図に示されている順序と異なる順序で実行できることにも注意すべきである。例えば、連結して表示される2つのブロックは、実際には、基本的に並行して実行できるが、あるいは、関連する機能に応じて、ブロックが逆の順序で実行される場合もある。ブロック図及び/又はフローチャートの各ブロック、並びにブロック図及び/又はフローチャートのブロックの組み合わせは、指定された機能又は操作を実行する専用のハードウェアベースのシステムを使用して実現することができ、あるいは、専用のハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせを使用して実現することもできることにも注意する必要がある。
【0126】
本開示の実施例において言及されているユニットは、ソフトウェアで実現することができ、またはハードウェアで実現することもできる。ここで、ユニットの名称は、特定の状況下でのユニット自体を制限するものではない。
【0127】
本明細書で上記に説明された機能は、少なくとも部分的に、1つ又は複数のハードウェアロジックコンポーネントによって実行され得る。例えば、使用できるハードウェアロジックコンポーネントの例示的なタイプとして、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array,FPGA)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)、特定用途向け標準部品(Application Specific Standard Part,ASSP)、システムオンチップ(System on Chip,SOC)、複合プログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device,CPLD)などを含むことができるが、それらに限定されない。
【0128】
本開示の文脈中、コンピュータで読み取り可能な媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスによって使用されるか、あるいは、それらに関連して使用するためのプログラムを含むか、又は記憶することができる有形の媒体であり得る。コンピュータで読み取り可能な媒体は、コンピュータで読み取り可能な信号媒体又はコンピュータで読み取り可能な記憶媒体であり得る。コンピュータで読み取り可能な媒体は、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線的、又は半導体のシステム、装置、又はデバイス、あるいは上記の任意の組み合わせを含むことができるが、それらに限定されない。コンピュータで読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例として、1つ又は複数のワイヤベースの電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光ストレージデバイス、磁気ストレージデバイス、あるいは、上記の任意の適切な組み合わせを含み得る。
【0129】
第1の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報インタラクション方法を提供し、
情報ディスプレイインターフェースにターゲット情報を表示するステップと、
前記ターゲット情報に対する返信命令を取得するステップと、
前記返信命令に応答し、撮影インターフェースを表示するステップと、
前記撮影インターフェースを介してターゲットビデオを取得するステップであって、前記ターゲットビデオが前記ターゲット情報に返信するために用いられる、取得するステップと、を含む。
【0130】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記撮影インターフェースを介してターゲットビデオを取得する前記ステップの後、さらに、
前記情報ディスプレイインターフェースの第1のターゲット位置に前記ターゲットビデオのビデオ表紙を表示するステップを含み、前記第1のターゲット位置は、前記ターゲット情報に対応する情報返信領域に位置する。
【0131】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記ターゲット情報の表示領域において、前記ターゲット情報の情報タイプを識別するためのプリセット識別子を表示している。
【0132】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記情報インタラクション方法は、さらに、
前記情報ディスプレイインターフェースの第2のターゲット位置にオリジナルビデオのビデオ表紙を表示するステップを含み、前記ターゲット情報は、前記オリジナルビデオに対して生成される情報である。
【0133】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記情報ディスプレイインターフェースは、情報集約インターフェースを含み、前記情報集約インターフェースは、少なくとも1つのターゲット情報を表示するために使用され、それぞれのターゲット情報に対して対応するトリガーコントロール素子が配置されており、撮影インターフェースを表示するステップの前に、前記方法は、さらに、
前記情報集約インターフェースでのターゲットトリガーコントロール素子に作用する前記返信命令を取得するステップを含み、前記ターゲットトリガーコントロール素子は、対応するターゲット情報に返信するように指示するために用いられる。
【0134】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記情報インタラクション方法は、さらに、
ユーザ情報を表示するためのユーザホームページインターフェースを表示するステップと、
前記ユーザホームページインターフェースでの第1のジャンプコントロール素子に作用する第1のジャンプ命令を取得するステップと、
前記第1のジャンプ命令に応答し、前記情報集約インターフェースにジャンプして表示するステップと、を含む。
【0135】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記情報インタラクション方法は、さらに、
少なくとも1つの通知情報を表示するための情報通知インターフェースを表示するステップと、
前記情報通知インターフェースでの第2のジャンプコントロール素子に作用する第2のジャンプ命令を取得するステップと、
前記第2のジャンプ命令に応答し、前記情報集約インターフェースにジャンプして表示するステップと、を含む。
【0136】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記情報ディスプレイインターフェースは、ライブ配信インターフェースを含み、撮影インターフェースを表示するステップの前に、前記方法は、さらに、
前記ターゲット情報を格納するための質問ステッカーを取得するステップと、
前記ライブ配信インターフェースに前記質問ステッカーを表示し、前記質問ステッカーに作用する前記返信命令を取得するステップと、を含む。
【0137】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記情報ディスプレイインターフェースは、質疑応答コミュニティインターフェースを含み、前記質疑応答コミュニティインターフェースは、少なくとも1つのターゲット情報を表示するために使用され、撮影インターフェースを表示するステップの前に、前記方法は、さらに、
前記質疑応答コミュニティインターフェースでの前記ターゲット情報に作用する前記返信命令を取得するステップを含む。
【0138】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記返信命令に応答し、撮影インターフェースを表示する前記ステップは、
前記返信命令に応答し、文字入力ボックス及びビデオ入力コントロール素子を含む情報入力インターフェースを表示するステップと、
前記ビデオ入力コントロール素子に作用する、前記撮影インターフェースを呼び出すための第1のトリガー命令を取得するステップと、を含む。
【0139】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記文字入力ボックスは、前記ビデオ入力コントロール素子と並べて表示され、前記方法は、さらに、
前記文字入力ボックスに文字が入力されることが検出されると、前記ビデオ入力コントロール素子をズームアウトして表示するステップを含む。
【0140】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記情報インタラクション方法は、さらに、
現在のインターフェースにおいて、前記ターゲット情報に作用する第2のトリガー命令を取得するステップであって、前記現在のインターフェースは、前記情報ディスプレイインターフェースに含まれるインターフェースタイプのうち、情報集約インターフェース以外の任意のタイプのインターフェースであり、前記情報集約インターフェースは、少なくとも1つのターゲット情報を表示するために使用される、取得するステップと、
前記第2のトリガー命令に応答し、前記情報集約インターフェースにジャンプして表示するステップであって、前記ターゲット情報は、前記情報集約インターフェースの頂部領域に表示される、表示するステップと、を含む。
【0141】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記撮影インターフェースを介してターゲットビデオを取得する前記ステップは、
前記撮影インターフェースに作用する撮影命令に応答し、カメラを呼び出して前記ターゲットビデオを撮影するステップ、または、
前記撮影インターフェースに作用するアップロード命令に応答し、前記ターゲットビデオをアップロードするステップを含む。
【0142】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、撮影インターフェースを表示する前記ステップの後、前記方法は、さらに、
前記撮影インターフェースに、前記ターゲット情報を格納するためのステッカーを表示するステップを含む。
【0143】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記ステッカーは、さらに、前記ターゲット情報の情報タイプを識別するためのプリセット識別子を格納するために用いられる。
【0144】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記情報インタラクション方法は、さらに、
前記ステッカーに作用する編集命令を取得するステップを含み、前記編集命令は、前記ステッカーの前記ターゲットビデオに対応するビデオ表紙での表示特徴を調整するために用いられ、
前記表示特徴は、表示領域位置、表示領域面積、表示文字特徴及びステッカー模様の少なくとも1つを含む。
【0145】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記情報インタラクション方法は、さらに、
前記ターゲットビデオの再生インターフェースに前記ステッカーを表示するステップを含む。
【0146】
第2の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報インタラクション装置を提供し、
表示モジュール、取得モジュール及び入力モジュールを備え、
前記表示モジュールは、情報ディスプレイインターフェースにターゲット情報を表示するために用いられ、
前記取得モジュールは、前記ターゲット情報に対する返信命令を取得するために用いられ、
前記表示モジュールは、さらに、前記返信命令に応答し、撮影インターフェースを表示するために用いられ、
前記入力モジュールは、前記撮影インターフェースを介してターゲットビデオを取得するために用いられ、前記ターゲットビデオが前記ターゲット情報に返信するために用いられる。
【0147】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記表示モジュールは、さらに、前記情報ディスプレイインターフェースの第1のターゲット位置に前記ターゲットビデオのビデオ表紙を表示するために用いられ、前記第1のターゲット位置は、前記ターゲット情報に対応する情報返信領域に位置する。
【0148】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記ターゲット情報の表示領域において、前記ターゲット情報の情報タイプを識別するためのプリセット識別子を表示している。
【0149】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記表示モジュールは、さらに、前記情報ディスプレイインターフェースの第2のターゲット位置にオリジナルビデオのビデオ表紙を表示するために用いられ、前記ターゲット情報は、前記オリジナルビデオに対して生成される情報である。
【0150】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記情報ディスプレイインターフェースは、情報集約インターフェースを含み、前記情報集約インターフェースは、少なくとも1つのターゲット情報を表示するために使用され、それぞれのターゲット情報に対して対応するトリガーコントロール素子が配置されており、前記取得モジュールは、さらに、前記情報集約インターフェースでのターゲットトリガーコントロール素子に作用する前記返信命令を取得するために用いられ、前記ターゲットトリガーコントロール素子は、対応するターゲット情報に返信するように指示するために用いられる。
【0151】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記表示モジュールは、さらに、ユーザ情報を表示するためのユーザホームページインターフェースを表示するために用いられ、
前記取得モジュールは、さらに、前記ユーザホームページインターフェースでの第1のジャンプコントロール素子に作用する第1のジャンプ命令を取得するために用いられ、
前記表示モジュールは、さらに、前記第1のジャンプ命令に応答し、前記情報集約インターフェースにジャンプして表示するために用いられる。
【0152】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記表示モジュールは、さらに、少なくとも1つの通知情報を表示するための情報通知インターフェースを表示するために用いられ、
前記取得モジュールは、さらに、前記情報通知インターフェースでの第2のジャンプコントロール素子に作用する第2のジャンプ命令を取得するために用いられ、
前記表示モジュールは、さらに、前記第2のジャンプ命令に応答し、前記情報集約インターフェースにジャンプして表示するために用いられる。
【0153】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記取得モジュールは、さらに、前記ターゲット情報を格納するための質問ステッカーを取得するために用いられ、
前記表示モジュールは、さらに、前記ライブ配信インターフェースに前記質問ステッカーを表示し、前記質問ステッカーに作用する前記返信命令を取得するために用いられる。
【0154】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記情報ディスプレイインターフェースは、質疑応答コミュニティインターフェースを含み、前記質疑応答コミュニティインターフェースは、少なくとも1つのターゲット情報を表示するために使用され、前記取得モジュールは、さらに、前記質疑応答コミュニティインターフェースでの前記ターゲット情報に作用する前記返信命令を取得するために用いられる。
【0155】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記表示モジュールは、さらに、前記返信命令に応答し、文字入力ボックス及びビデオ入力コントロール素子を含む情報入力インターフェースを表示するために用いられ、
前記取得モジュールは、さらに、前記ビデオ入力コントロール素子に作用する、前記撮影インターフェースを呼び出すための第1のトリガー命令を取得するために用いられる。
【0156】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記表示モジュールは、さらに、前記文字入力ボックスに文字が入力されることが検出されると、前記ビデオ入力コントロール素子をズームアウトして表示するために用いられる。
【0157】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記取得モジュールは、さらに、現在のインターフェースにおいて、前記ターゲット情報に作用する第2のトリガー命令を取得するために用いられ、前記現在のインターフェースは、前記情報ディスプレイインターフェースに含まれるインターフェースタイプのうち、情報集約インターフェース以外の任意のタイプのインターフェースであり、前記情報集約インターフェースは、少なくとも1つのターゲット情報を表示するために使用され、
前記表示モジュールは、さらに、前記第2のトリガー命令に応答し、前記情報集約インターフェースにジャンプして表示するために用いられ、前記ターゲット情報は、前記情報集約インターフェースの頂部領域に表示される。
【0158】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記取得モジュールは、具体的に、
前記撮影インターフェースに作用する撮影命令に応答し、カメラを呼び出して前記ターゲットビデオを撮影するために用いられ、または、
前記撮影インターフェースに作用するアップロード命令に応答し、前記ターゲットビデオをアップロードするために用いられる。
【0159】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記表示モジュールは、さらに、前記撮影インターフェースに、前記ターゲット情報を格納するためのステッカーを表示するために用いられる。
【0160】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記ステッカーは、さらに、前記ターゲット情報の情報タイプを識別するためのプリセット識別子を格納するために用いられる。
【0161】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記取得モジュールは、さらに、前記ステッカーに作用する編集命令を取得するために用いられ、前記編集命令は、前記ステッカーの前記ターゲットビデオに対応するビデオ表紙での表示特徴を調整するために用いられ、前記表示特徴は、表示領域位置、表示領域面積、表示文字特徴及びステッカー模様の少なくとも1つを含む。
【0162】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記表示モジュールは、さらに、前記ターゲットビデオの再生インターフェースに前記ステッカーを表示するために用いられる。
【0163】
第3の態様では、本開示の実施例は、電子機器を提供し、
プロセッサと、
コンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、を含み、
前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することで上記第1の態様及び第1の態様のさまざまな可能な設計に記載の情報インタラクション方法を実施するように構成されている。
【0164】
第4の態様では、本開示の実施例は、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータで読み取り可能な記憶媒体には、コンピュータで実行可能な命令が記憶されており、プロセッサは前記コンピュータで実行可能な命令を実行すると、上記第1の態様及び第1の態様のさまざまな可能な設計に記載の情報インタラクション方法は実施される。
【0165】
第5の態様では、本開示の実施例は、コンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を提供し、当該コンピュータプログラムはプロセッサにより実行されると、上記第1の態様及び第1の態様のさまざまな可能な設計に記載の情報インタラクション方法は実施される。
【0166】
第6の態様では、本開示の実施例は、コンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムはプロセッサにより実行されると、上記第1の態様及び第1の態様のさまざまな可能な設計に記載の情報インタラクション方法は実施される。
【0167】
上記の説明は、本開示の好ましい実施例であり、適用される技術的原理の説明にすぎない。当業者は、本開示に係る開示範囲が、上記技術的特徴の特定の組み合わせによって形成される技術案に限定されず、上記開示された構想から逸脱することなく、上記技術的特徴又はそれらの同等の特徴の任意の組み合わせによって形成される他の技術案、例えば、上記特徴を、本開示で開示される(ただしこれに限定されない)同様の特徴を有する技術的特徴に置き換えることによって形成される技術案もカバーすべきであることを理解すべきである。
【0168】
また、各操作は特定の順序で説明されているが、これは、それらの操作が示されている特定の順序又は順番に実行されることを要求するものとして理解されるべきではない。特定の状況下では、マルチタスク及び並列処理が有利な場合がある。同様に、上記記述にはいくつかの具体的な実施の詳細が含まれているが、それらは本開示の範囲に対する制限として理解されるべきではない。別個の実施例のコンテキストで説明される特定の特徴はまた、個別の実施例において組み合わせて実施され得る。逆に、個別の実施例のコンテキストで説明される様々な特徴は、複数の実施例で単独に、又は任意の適切なサブ組み合わせで実施され得る。
【0169】
本発明は、構造的特徴及び/又は方法の論理的動作に特定されている言語で説明されているが、添付の特許請求の範囲で限定される発明は、必ずしも上記に記載された特定の特徴又は動作に限定されないことを理解すべきである。むしろ、上記に記載された特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実施するための単なる例示的な形態である。
【0170】
本開示は、2020年12月25日付けで中国国家知識産権局に出願した、発明の名称が「情報インタラクション方法、装置、機器、記憶媒体及びプログラム製品」である中国特許出願第202011563916.X号の優先権を主張するものであり、先の中国特許出願の全ての内容は援用によって本開示に援用される。