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▶ 坂井 貴義の特許一覧

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  • 特許-浴槽用肘掛 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-09-22
(45)【発行日】2023-10-02
(54)【発明の名称】浴槽用肘掛
(51)【国際特許分類】
   A47K 3/12 20060101AFI20230925BHJP
【FI】
A47K3/12
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2018152765
(22)【出願日】2018-07-27
(65)【公開番号】P2020014822
(43)【公開日】2020-01-30
【審査請求日】2021-09-22
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、実施許諾の用意がある。
(73)【特許権者】
【識別番号】501263142
【氏名又は名称】坂井 貴義
(72)【発明者】
【氏名】坂井 貴義
【審査官】川村 大輔
(56)【参考文献】
【文献】登録実用新案第3207933(JP,U)
【文献】特開2006-043441(JP,A)
【文献】特開2002-186566(JP,A)
【文献】特開2005-218834(JP,A)
【文献】登録実用新案第3023737(JP,U)
【文献】特開平11-047018(JP,A)
【文献】実開平07-018686(JP,U)
【文献】登録実用新案第3213846(JP,U)
【文献】特開平06-169968(JP,A)
【文献】実開昭51-024636(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47K 3/12
A61H 33/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端材や廃材の檜板を再利用して作る事も可能でSDGsの精神に沿った環境負荷の軽減と、檜の香りと肌触りが楽しめ、檜風呂同様の入浴気分が味わえ、檜板製浴槽用肘掛であって、肘掛と、当該肘掛を浴槽に着脱可能とする吸盤を備え、当該肘掛は、中を空洞とした板状の檜板からなり、蓋を有する、檜板製浴槽用肘掛。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、浴槽用肘掛に関する。
【背景技術】
【0002】
従来浴槽用肘掛は浴槽と一体化しているものである。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【文献】楽天市場・バスタブ浴槽の通販
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら以上の技術によればいろいろな浴槽に取り付けられ、着脱可能でゆったりと檜風呂入浴気分が味わえる浴槽用肘掛はなかった。
そこで、この発明は手軽に檜風呂入浴気分を楽しめる浴槽用肘掛を、作ることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の課題を解決するために、本発明は、端材や廃材の檜板を再利用して作る事も可能でSDGsの精神に沿った環境負荷の軽減と、檜の香りと肌触りが楽しめ、檜風呂同様の入浴気分が味わえ、吸盤を使って着脱可能な檜板製浴槽用肘掛を作る。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、浴槽や浴室に檜を使っていなくとも、檜板製肘掛により、檜の香りと肌触りを味い肘を掛けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】この発明の一実施形態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
この発明の一実施形態を、図1に示す。
浴槽の縁に適度な大きさの肘掛を付ける。
【0009】
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、浴槽の縁に適度な大きさの肘掛を付けることで快適に肘を掛けることができる。
【0010】
図1の実施形能では、肘掛の材質は問わないが、端材や廃材を再利用した檜板にする事でSDGsの精神に沿った環境負荷軽減と檜風呂同様の香りと肌触りを楽しむことができる。
【0011】
図1の実施形態では、肘掛は吸盤で取り付けてあるがマグネットの付く金属の浴槽であれば、マグネットで取り付けても良い。
【0012】
図1の実施形態では、肘掛の表面は何も加工していないが凹凸を付けたりマグネットを埋め込んだりしてマッサージ効果を高めても良い。
【0013】
図1の実施形態では、肘掛は板状であるが、中を空洞にし箱状にして収納部を設け蓋を付け、中に芳香剤や入浴剤を入れたり、小型ラジオ等を入れてもよい。
【0014】
図1の実施形態では、肘掛は板状であるが、中を空洞にして引き出しや引き出し式ミニテーブルを設けても良い。
【0015】
図1の実施形態では、吸盤は中心より若干片側によせて、肘をのせた時、内側に傾き肘を掛けやすいようにしたり、壁際の幅の狭い浴槽の縁にも取り付けやすいようにしてあるが、中心に取り付けて肘を掛けた時傾かないようにしても良い。
【0016】
図1の実施形態では、一人用の肘掛の機能であるが長くして浴槽全体の縁を囲んでも良い。又、半円形や円形等にして、ミニテーブル兼用にしてもよい。
【0017】
図1の実施形態では、肘掛の角は何も加工していないが、角に丸みをつけてもよい。
【0018】
図1の実施形態では、吸盤の数は2個だが、肘掛の大きさ長さに応じて増やしても良い。
【符号の説明】
【0019】
1、肘掛本体 2、吸盤 3、浴槽縁
図1