(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-25
(45)【発行日】2024-02-02
(54)【発明の名称】置換ベンゾジアゾールおよび療法におけるその使用
(51)【国際特許分類】
C07D 235/26 20060101AFI20240126BHJP
C07D 401/04 20060101ALI20240126BHJP
C07D 401/12 20060101ALI20240126BHJP
C07D 401/14 20060101ALI20240126BHJP
C07D 403/04 20060101ALI20240126BHJP
C07D 403/12 20060101ALI20240126BHJP
C07D 405/12 20060101ALI20240126BHJP
C07D 405/14 20060101ALI20240126BHJP
C07D 413/12 20060101ALI20240126BHJP
C07D 451/00 20060101ALI20240126BHJP
C07D 471/04 20060101ALI20240126BHJP
C07D 487/04 20060101ALI20240126BHJP
A61P 29/00 20060101ALI20240126BHJP
A61P 35/00 20060101ALI20240126BHJP
A61K 31/444 20060101ALI20240126BHJP
A61K 31/4439 20060101ALI20240126BHJP
A61K 31/4545 20060101ALI20240126BHJP
A61K 31/454 20060101ALI20240126BHJP
A61K 31/506 20060101ALI20240126BHJP
A61K 31/4184 20060101ALI20240126BHJP
A61K 31/55 20060101ALI20240126BHJP
A61K 45/00 20060101ALI20240126BHJP
【FI】
C07D235/26 B
C07D401/04 CSP
C07D401/12
C07D401/14
C07D403/04
C07D403/12
C07D405/12
C07D405/14
C07D413/12
C07D451/00
C07D471/04 107A
C07D487/04 138
A61P29/00
A61P35/00
A61K31/444
A61K31/4439
A61K31/4545
A61K31/454
A61K31/506
A61K31/4184
A61K31/55
A61K45/00
(21)【出願番号】P 2020545553
(86)(22)【出願日】2019-03-01
(86)【国際出願番号】 EP2019055178
(87)【国際公開番号】W WO2019166639
(87)【国際公開日】2019-09-06
【審査請求日】2022-02-15
(32)【優先日】2018-03-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】515141883
【氏名又は名称】トーマス・ヘレデイズ・スティフテルス・フォー・メディシンスク・フォルスクニング
(74)【代理人】
【識別番号】100118902
【氏名又は名称】山本 修
(74)【代理人】
【識別番号】100106208
【氏名又は名称】宮前 徹
(74)【代理人】
【氏名又は名称】中西 基晴
(72)【発明者】
【氏名】カサレス-ケルナー,アルマンド
(72)【発明者】
【氏名】ヘレデイ,トーマス
(72)【発明者】
【氏名】ヴィスネス,トルキルド
(72)【発明者】
【氏名】ウォルナー,オロブ
(72)【発明者】
【氏名】クールマイスター,トビアス
【審査官】安田 周史
(56)【参考文献】
【文献】特表2008-539220(JP,A)
【文献】特表2004-517872(JP,A)
【文献】国際公開第2007/076055(WO,A2)
【文献】国際公開第2003/037890(WO,A2)
【文献】特表2005-500288(JP,A)
【文献】特表2002-528538(JP,A)
【文献】特表2011-507910(JP,A)
【文献】Combinatorial Chemistry & High Throughput Screening,2007年,Vol.10, No.4,pp.261-267
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07D
A61P
A61K
CAplus/REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iの化合物
【化1】
または薬学的に許容されるその塩[式中、
X
1およびX
2は、それぞれ独立にOまたはSを表し;
Y
1からY
4のそれぞれは、独立に、CHもしくはCR
3を表し、
またはY
1からY
4のうちのいずれか1つは、代替的にNを表すことができ;および
Y
1からY
4の全てがCHの場合は含まず、
Z
1およびZ
2のいずれも、追加のエチレン基によって場合により連結されたメチレンを表し、またはZ
1は、エチレンを表し、Z
2は、メチレンを表し;
Z
3は、CH、CR
1またはNを表し;
各R
1は、
フルオロ、メチル、またはヒドロキシであり;
nは、0
または1を表し;
R
2は、
(i)A
4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるフェニル、
(ii)
オキソおよびA
5から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換される5もしくまたは6員の単環式ヘテロアリール、または
(iii)フェニル基がそのフェニル基中の隣接する2つの基が一緒になって二環式ヘテロアリールを形成し、該二環式ヘテロアリールは
オキソおよびA
6から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換され;
各R
3は、独立に、
(i)ハロ、-NO
2、-CN、-R
2a、-OR
2b、-S(O)
qR
2c、-S(O)
rN(R
2d)(R
2e)、-N(R
2f)SO
sR
2g、-N(R
2h)(R
2i)、-C(O)OR
2j、または-C(O)NR
2kR
2l、
(ii)A
7から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)A
8から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)A
9から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R
2aは、独立に、
(i)C
1~6アルキル、C
2~6アルケニルまたはC
2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、
オキソおよびB
1から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換される);
(ii)
オキソおよびB
2から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)
オキソおよびB
3から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)
オキソおよびB
4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R
2bからR
2lは、独立に、Hもしくは
(i)C
1~6アルキル、C
2~6アルケニルまたはC
2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、
オキソおよびB
1から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換される);
(ii)
オキソおよびB
2から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)
オキソおよびB
3から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)
オキソおよびB
4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各A
4
からA
9は、独立に、
(i)ハロ、NO
2、-CN、-R
3a、-OR
3b、-S(O)
qR
3c、-S(O)
rN(R
3d)(R
3e)、-N(R
3f)SO
sR
3g、-N(R
3h)(R
3i)、-C(O)OR
3j、または-C(O)NR
3kR
3l、
(ii)
オキソおよびD
1から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)
オキソおよびD
2から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)
オキソおよびD
3から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各B
1は、独立に、
(i)ハロ、NO
2、-CN、-OR
4b、-S(O)
qR
4c、-S(O)
rN(R
4d)(R
4e)、
-N(R
4f)SO
sR
4g、-N(R
4h)(R
4i)、-C(O)OR
4j、または-C(O)NR
4kR
4l、
(ii)D
4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)D
5から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)D
6から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各B
2からB
4は、独立に、
(i)ハロ、NO
2、-CN、-R
4a、-OR
4b、-S(O)
qR
4c、-S(O)
rN(R
4d)(R
4e)、-N(R
4f)SO
sR
4g、-N(R
4h)(R
4i)、-C(O)OR
4j、または-C(O)NR
4kR
4l、
(ii)
オキソおよびD
4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)
オキソおよびD
5から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)
オキソおよびD
6から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R
3aおよびR
4aは、
(i)C
1~6アルキル、C
2~6アルケニルまたはC
2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、
オキソおよびE
1から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換される);
(ii)
オキソおよびE
2から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)
オキソおよびE
3から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)
オキソおよびE
4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R
3bからR
3l、およびR
4bからR
4lは、独立に、Hもしくは
(i)C
1~6アルキル、C
2~6アルケニルまたはC
2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、
オキソおよびE
1から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換される);
(ii)
オキソおよびE
2から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)
オキソおよびE
3から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)
オキソおよびE
4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各D
1からD
6は、独立に、
(i)ハロ、NO
2、-CN、-R
5a、-OR
5b、-S(O)
qR
5c、-S(O)
rN(R
5d)(R
5e)、-N(R
5f)SO
sR
5g、
-N(R
5h)(R
5i)、-C(O)OR
5j、または-C(O)NR
5kR
5l、
(ii)
オキソおよびG
1から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)
オキソおよびG
2から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)
オキソおよびG
3から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各E
1は、独立に、
(i)ハロ、NO
2、-CN、-OR
6b、-S(O)
qR
6c、-S(O)
rN(R
6d)(R
6e)、-N(R
6f)SO
sR
6g、-N(R
6h)(R
6i)、-C(O)OR
6j、または-C(O)NR
6kR
6l、
(ii)G
4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)G
5から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)G
6から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各E
2からE
4は、独立に、
(i)ハロ、NO
2、-CN、-R
6a、-OR
6b、-S(O)
qR
6c、-S(O)
rN(R
6d)(R
6e)、-N(R
6f)SO
sR
6g、-N(R
6h)(R
6i)、-C(O)OR
6j、または-C(O)NR
6kR
6l、
(ii)
オキソおよびG
4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)
オキソおよびG
5から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)
オキソおよびG
6から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R
5aおよびR
6aは、
(i)C
1~6アルキル、C
2~6アルケニルまたはC
2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、
オキソおよびJ
1から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換される);
(ii)
オキソおよびJ
2から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)
オキソおよびJ
3から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)
オキソおよびJ
4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R
5bからR
5l、およびR
6bからR
6lは、独立に、Hもしくは
(i)C
1~6アルキル、C
2~6アルケニルまたはC
2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、
オキソおよびJ
1から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換される);
(ii)
オキソおよびJ
2から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)
オキソおよびJ
3から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)
オキソおよびJ
4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各G
1からG
6は、独立に、
(i)ハロ、NO
2、-CN、-R
7a、-OR
7b、-S(O)
qR
7c、-S(O)
rN(R
7d)(R
7e)、-N(R
7f)SO
sR
7g、-N(R
7h)(R
7i)、-C(O)OR
7j、または-C(O)NR
7kR
7l、
(ii)
オキソおよびL
1から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)
オキソおよびL
2から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)
オキソおよびL
3から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各J
1は、独立に、
(i)ハロ、NO
2、-CN、-OR
8b、-S(O)
qR
8c、-S(O)
rN(R
8d)(R
8e)、-N(R
8f)SO
sR
8g、-N(R
8h)(R
8i)、-C(O)OR
8j、または-C(O)NR
8kR
8l、
(ii)L
1から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)L
2から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)L
3から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各J
2からJ
4は、独立に、
(ii)ハロ、NO
2、-CN、-R
8a、-OR
8b、-S(O)
qR
8c、-S(O)
rN(R
8d)(R
8e)、-N(R
8f)SO
sR
8g、-N(R
8h)(R
8i)、-C(O)OR
8j、または-C(O)NR
8kR
8l、
(ii)
オキソおよびL
1から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)
オキソおよびL
2から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)
オキソおよびL
3から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R
7aおよびR
8aは、1個または複数のフルオロで場合により置換されるC
1~3アルキルを表し;
各R
7bからR
7l、およびR
8bからR
8lは、独立に、Hまたは1個もしくは複数のフルオロで場合により置換されるC
1~3アルキルを表し;
各L
1からL
3は、独立に、ハロ、NO
2、-CN、-R
9a、-OR
9b、-S(O)
qR
9c、-S(O)
rN(R
9d)(R
9e)、-N(R
9f)SO
sR
9g、-N(R
9h)(R
9i)、-C(O)OR
9j、または-C(O)NR
9kR
9lを表し、
各R
9aは、独立に、1個または複数のフルオロで場合により置換されるC
1~3アルキルを表し;
各R
9bからR
9lは、独立に、Hまたは1個もしくは複数のフルオロで場合により置換されるC
1~3アルキルを表し;
各q、rおよびsは、独立に、0、1または2を表し、
但し、
(a)Z
3が、Nを表す場合、少なくとも1つのR
3基が存在し;
(b)式Iの化合物は、
4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロフェニル)ピペリジン-1-カルボチオアミド;
N-(4-クロロフェニル)-4-(5-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボチオアミド;
4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド;
エチル4-{[4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボニル]アミノ}ベンゾエート;または
4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(2,6-ジクロロピリジン-4-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
でない]。
【請求項2】
X
1およびX
2が、それぞれOを表し;またはX
1が、Oを表し、X
2が、Sを表す、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Y
1からY
4がそれぞれ、独立に、CHもしくはCR
3を表し、またはY
1が、代替的に、Nを表す、請求項1または請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
式Iの化合物が、式Ibの化合物
【化2】
[式中、
Y
1は、NまたはCHを表し;
m’は、1を表し;
R
1からR
3、X
1、X
2、Z
1からZ
3、およびnは、請求項1から3のいずれか一項に記載された通りである]である、請求項1から3のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項5】
Z
3が、CHもしくはNを表す、請求項1から4のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項6】
nが、
0を表す、請求項1から5のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項7】
式Iの化合物が、式Igの化合物
【化3】
[式中、
n’’は、0または1を表し;
R
1、R
2、X
1、X
2、およびY
1からY
4は、請求項1から5のいずれか一項に記載の通りである]である、請求項1から5のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項8】
R
2が、
(i)A
4から独立に選択される1~3つの基によって場合により置換されるフェニル、
(ii)
オキソおよびA
5から選択される1~3つ(例えば、1~2つ)の基によって場合により置換される、5または6員の単環式ヘテロアリール、または
(iii)フェニル基がそのフェニル基中の隣接する2つの基が一緒になって二環式ヘテロアリールを形成し、該二環式ヘテロアリールは
オキソおよびA
6から選択される1つから3つの基によって場合により置換されていてもよい、
請求項1から
7のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項9】
各R
3が、独立に、
(i)ハロ、-NO
2、-CN、-R
2a、-OR
2b、-S(O)
qR
2c、-S(O)
rN(R
2d)(R
2e)、-N(R
2f)SO
sR
2g、-N(R
2h)(R
2i)、-C(O)OR
2j、または-C(O)NR
2kR
2l;
(ii)A
7から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1つもしくは2つ)の基によって場合により置換されるアリール(例えば、フェニル);または
(iii)A
8から選択される1つもしくは複数(例えば、1つ)の基によって場合により置換される、ヘテロアリール(例えば、ピリジニル、ピリミジニル、ピラゾリル、トリアゾリル、ピラゾロピリミジニル、またはピロロピラゾリル)を表す、請求項1から
8のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項10】
4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(4-ヨードフェニル)-4-(4-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(4-ヨードフェニル)-4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ヒドロキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(4-クロロフェニル)-4-(4-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(4-クロロフェニル)-4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(4-ヒドロキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(5-シアノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(4-ヨードフェニル)-4-(5-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(4-ヨードフェニル)-4-(5-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(4-ヨードフェニル)-4-(5-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
メチル2-(1-{1-[(4-ヨードフェニル)カルバモイル]ピペリジン-4-イル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル)アセテート
4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-エトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(4-ヨードフェニル)-4-[4-(メチルアミノ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ジメチルアミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(4-ヨードフェニル)-4-[2-オキソ-4-(1H-ピラゾール-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(4-ヨードフェニル)-4-[2-オキソ-4-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(4-ヨードフェニル)-4-[4-(メチルスルファニル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(4-ヨードフェニル)-4-[2-オキソ-4-(1H-ピロール-2-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(4-ヨードフェニル)-4-[2-オキソ-4-(ピリジン-3-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-{4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-[4-(3-アミノフェニル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-[4-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-シクロプロピル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-[2-オキソ-4-(ピリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-{4-[4-(アミノメチル)フェニル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)アゼパン-1-カルボキサミド、
4-(1-{1-[(3,4-ジクロロフェニル)カルバモイル]ピペリジン-4-イル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル)安息香酸、
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(4-{4-[2-(ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-[2-オキソ-4-(ピリミジン-5-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-{4-[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-[4-(6-アミノピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-{2-オキソ-4-[4-(2,2,2-トリフルオロアセチル)フェニル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-[4-(4-ブロモ-1H-ピラゾール-1-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-エチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジメトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(2H-1,3-ベンゾジオキソール-5-イル)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ブロモ-3-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ブロモ-3-クロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨード-3-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)-3-trans-ヒドロキシピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(5-ヒドロキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-{2-オキソ-4-[2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-[4-(5-アミノピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-[4-(2-エトキシピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-[4-(6-メトキシピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-{4-[3-(カルバモイルメチル)フェニル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
3-(1-{1-[(3,4-ジクロロフェニル)カルバモイル]ピペリジン-4-イル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル)安息香酸、
メチル3-(1-{1-[(3,4-ジクロロフェニル)カルバモイル]ピペリジン-4-イル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル)ベンゾエート、
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(4-{3-[2-(ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-{4-[3-(モルホリン-4-カルボニル)フェニル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(4-{3-[(2-メトキシエチル)カルバモイル]フェニル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-[2-オキソ-4-(4-スルファモイルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-[4-(3-フルオロフェニル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-{4-[3-(アミノメチル)フェニル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-[4-(2-アミノフェニル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(4-{2-[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-スルファニリデン-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(7-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(7-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(7-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
3-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)-(endo)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(1H-インドール-6-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[4-メチル-3-(トリフルオロメチル)フェニル]ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-フルオロ-3-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロ-3-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロ-3-フルオロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-フルオロ-3-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[3-クロロ-4-(トリフルオロメトキシ)フェニル]ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-{4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(4-ヨード-3-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-{4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(4-クロロ-3-メトキシフェニル)-4-{4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}ピペリジン-1-カルボキサミド、
3-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨード-3-メチルフェニル)-(endo)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキサミド、
3-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-(endo)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキサミド、
3-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロ-3-フルオロフェニル)-(endo)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキサミド、
4-{4-[4-(エチルカルバモイル)-1H-ピラゾール-1-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-{4-[4-(ジエチルカルバモイル)-1H-ピラゾール-1-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-(4-((2-(ジメチルアミノ)エチル)カルバモイル)-1H-ピラゾール-1-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、2,2,2-トリフルオロ酢酸塩、
4-(4-{4-[(2,3-ジヒドロキシプロピル)カルバモイル]-1H-ピラゾール-1-イル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
3-{4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(4-ヨード-3-メチルフェニル)-(endo)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキサミド、
3-{4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-(endo)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキサミド、
N-(4-クロロ-3-メトキシフェニル)-3-{4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-(endo)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキサミド、
N-(4-クロロ-3-フルオロフェニル)-3-{4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-(endo)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキサミド、
N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[2-オキソ-4-(ピリジン-3-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-[4-(6-アミノピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-[4-(5-アミノピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-[2-オキソ-4-(ピリジン-3-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-[4-(6-アミノピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-[4-(5-アミノピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-(2-オキソ-4-{1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジン-5-イル}-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(4-クロロ-3-メトキシフェニル)-4-[2-オキソ-4-(ピリジン-3-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-[4-(6-アミノピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(4-クロロ-3-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-[4-(5-アミノピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(4-クロロ-3-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(4-クロロ-3-メトキシフェニル)-4-[4-(6-メトキシピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-(4-{[2-(ジメチルアミノ)エチル](メチル)アミノ}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-(2-オキソ-4-{1H,4H,5H,6H-ピロロ[3,4-c]ピラゾール-5-イル}-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(5,6-ジクロロピリジン-3-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(6-メトキシ-5-メチルピリジン-3-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(5-クロロ-6-メチルピリジン-2-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)-2-メチルピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)-3-メチルピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-(4-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[2-オキソ-4-(1H-ピラゾール-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロ-3-フルオロフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロ-3-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジメチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-4-シアノフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メトキシ-3-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-フェニルシクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジフルオロフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[4-メトキシ-3-(トリフルオロメチル)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-フルオロ-3-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(2,4-ジクロロフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-シアノフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[3-クロロ-4-(トリフルオロメトキシ)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(1H-インドール-6-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-フルオロフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[3-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[3-(トリフルオロメチル)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-フルオロ-3-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[4-メチル-3-(トリフルオロメチル)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(1H-インドール-4-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(1H-インドール-6-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
メチル2-メトキシ-5-[(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサンアミド]ベンゾエート、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロ-3-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(2-フルオロ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(2,3-ジフルオロ-4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-フルオロ-5-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(2-フルオロ-4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロ-3-シアノフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[3-メトキシ-5-(トリフルオロメチル)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-シアノ-3-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-シアノ-4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-5-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-フルオロ-4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-N-(2H-1,3-ベンゾジオキソール-5-イル)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(2,3-ジメチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(6-メトキシ-5-メチルピリジン-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(5-メチル-1,2-オキサゾール-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(Cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(1-メチル-1H-インダゾール-5-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-(5-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-(5-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-[2-オキソ-4-(プロピルアミノ)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-[4-(メチルスルファニル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド、
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-3-ヒドロキシピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-(5-シアノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-(5-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-{7-メチル-2-オキソ-1H,2H,3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル}ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-{6-メチル-2-オキソ-1H,2H,3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル}ピペリジン-1-カルボキサミド、
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(6-メトキシピリジン-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(6-クロロピリジン-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(5,6-ジクロロピリジン-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(1H-インダゾール-7-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(6-クロロ-5-メチルピリジン-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(5-クロロピリジン-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(6-メチルピリジン-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジメトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4,5-トリメトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヒドロキシ-3-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(3-アミノフェニル)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(2,3-ジヒドロ-1,4-ベンゾジオキシン-6-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[3-(ジメチルアミノ)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メチル-1H-インダゾール-5-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[4-(ジメチルアミノ)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-4-ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(5-クロロ-6-メトキシピリジン-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(2-メチル-1,3-ベンゾオキサゾール-6-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(キノリン-6-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メトキシ-3-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(3-フルオロ-4-メトキシフェニル)-4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(6-メトキシ-5-メチルピリジン-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(1H-インドール-6-イル)-4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メトキシ-3-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-フルオロ-4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(6-メトキシ-5-メチルピリジン-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(1H-インドール-6-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(6-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(6-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メトキシ-3-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(6-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-フルオロ-4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(6-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(6-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヒドロキシ-3-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(2-アミノ-4,5-ジメチルフェニル)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
4-[cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサンアミド]ベンズアミド、
Cis-4-(4-{3-[2-(ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ヒドロキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド、
Cis-4-(4-{[2-(ジメチルアミノ)エチル](メチル)アミノ}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-(4-{[(4-メトキシフェニル)メチル]スルファニル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[3-(ヒドロキシメチル)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-{2-オキソ-1H,2H,3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(4-メトキシ-3-メチルフェニル)-4-{2-オキソ-1H,2H,3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(4-メトキシフェニル)-4-{2-オキソ-1H,2H,3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(6-メトキシ-5-メチルピリジン-3-イル)-4-{2-オキソ-1H,2H,3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-{2-オキソ-1H,2H,3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-(2-オキソ-4-スルファニル-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(5-シアノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
2-({2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}スルホニル)酢酸、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[2-オキソ-4-(ピペラジン-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[4-(モルホリン-4-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
2-({2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}オキシ)酢酸、
Cis-4-{4-[ベンジル(メチル)アミノ]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[4-(メチルアミノ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[4-(2-メトキシエトキシ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(1H-インドール-6-イル)-4-[4-(2-メトキシエトキシ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-(2-アミノエチル)-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド、
N-(2,3-ジヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド、
Cis-4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[4-(2-メトキシアセトアミド)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-(2-メタンスルホンアミドエチル)-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド、
2-オキソ-N-[2-(ピペラジン-1-イル)エチル]-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド、
Cis-4-{4-[(2-アセトアミドエチル)カルバモイル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
2-オキソ-N-[(ピロリジン-2-イル)メチル]-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド、
Cis-4-[4-(2-アミノアセトアミド)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-[5-(アミノメチル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
メチル2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキシレート、
N-メチル-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド、
N,N-ジメチル-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[2-オキソ-4-(ピペラジン-1-カルボニル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[4-(モルホリン-4-カルボニル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド、
Cis-4-{4-[(2-カルバモイルエチル)カルバモイル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-(3-アミノプロピル)-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド、
N-メチル-N-[2-(メチルアミノ)エチル]-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド、
Cis-4-{4-[(3R)-3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-カルボニル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[4-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-{4-[4-(ジメチルアミノ)ピペリジン-1-カルボニル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-[(1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-{2-オキソ-4-[(2S)-2-[(ピロリジン-1-イル)メチル]ピロリジン-1-カルボニル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド、
2-オキソ-N-[(オキソラン-2-イル)メチル]-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-{2-オキソ-4-[3-(トリフルオロメチル)ピペラジン-1-カルボニル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-{4-[2-(ジメチルアミノ)エチル]ピペラジン-1-カルボニル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
2-オキソ-N-[(ピリミジン-2-イル)メチル]-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド、
N-メチル-N-(1-メチルピロリジン-3-イル)-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド、
1-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボニル}ピロリジン-2-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-{2-オキソ-4-[(ピリミジン-2-イル)アミノ]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-{[2-(ジメチルアミノ)エチル]アミノ}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
tert-ブチルN-(1-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}ピロリジン-3-イル)カルバメート、
Cis-4-[4-(3-アミノピロリジン-1-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-{4-[2-(ジメチルアミノ)アセトアミド]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-[4-(3-アミノプロパンアミド)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-{4-[2-(モルホリン-4-イル)アセトアミド]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}ピロリジン-2-カルボキサミド、
(2S)-N-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}アゼチジン-2-カルボキサミド、
Cis-4-(4-アセトアミド-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}モルホリン-2-カルボキサミド、
Cis-4-(4-アセトアミド-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(1H-インドール-6-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド、
N-[(モルホリン-3-イル)メチル]-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド、
N-(アゼチジン-3-イル)-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド、
2-オキソ-N-(ピロリジン-3-イル)-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド、
Cis-4-{4-[(3S)-3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-{4-[メチル(1-メチルピロリジン-3-イル)アミノ]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-(4-{メチル[2-(メチルアミノ)エチル]アミノ}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-{4-[(2-アミノエチル)(メチル)アミノ]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}-1H-ピラゾール-3-カルボキサミド、
5-メチル-N-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}-1,2-オキサゾール-3-カルボキサミド、
N-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}-1,3-オキサゾール-5-カルボキサミド、
Cis-4-{4-[(3-アミノプロピル)(メチル)アミノ]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-[4-(4-アミノピペリジン-1-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-{4-[2-(ジメチルアミノ)エトキシ]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
tert-ブチルN-{3-[メチル({2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル})アミノ]プロピル}カルバメート、
Cis-4-{4-[3-(ジメチルアミノ)プロポキシ]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[2-オキソ-4-(ピペリジン-4-イルオキシ)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
tert-ブチルN-メチル-N-[2-({2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}オキシ)エチル]カルバメート、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-{4-[2-(メチルアミノ)エトキシ]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[2-オキソ-4-(ピロリジン-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[2-オキソ-4-(1,2,3,6-テトラヒドロピリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[4-(1-メチル-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン-4-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-[4-(3-アセトアミドピロリジン-1-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-(2-オキソ-4-{1H,4H,5H,6H-ピロロ[3,4-c]ピラゾール-5-イル}-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-4-(4-アセトアミド-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(1H-インダゾール-5-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
メチルN-(1-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}ピロリジン-3-イル)カルバメート、
Cis-4-{4-[3-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロパンアミド)ピロリジン-1-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
1-メチル-N-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}-1H-イミダゾール-2-カルボキサミド、
1-メチル-N-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}-1H-イミダゾール-4-カルボキサミド、
2-アミノ-N-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}-1,3-オキサゾール-4-カルボキサミド、
1-メチル-N-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド、
Cis-N-(4-フルオロフェニル)-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)シクロヘキサンカルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-{2-オキソ-4-[(2,2,2-トリフルオロエチル)アミノ]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド
Cis-4-{4-[(2,2-ジフルオロエチル)アミノ]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
Cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[4-(3-メチルブトキシ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド、および
Cis-4-(4-(2-(シクロヘキシルオキシ)エトキシ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサンカルボキサミド
から選択される請求項1に記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
【請求項11】
薬学的に許容されるその塩を含む請求項1から
10のいずれか一項に記載の化合物、または、4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロフェニル)ピペリジン-1-カルボチオアミド;
N-(4-クロロフェニル)-4-(5-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボチオアミド;
4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド;
エチル4-{[4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボニル]アミノ}ベンゾエート;および
4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(2,6-ジクロロピリジン-4-イル)ピペリジン-1-カルボキサミドから選択される化合物、
および場合により1種または複数の薬学的に許容される賦形剤を含む医薬組成物。
【請求項12】
細胞増殖障害の治療のための、請求項
11に記載の医薬組成物。
【請求項13】
細胞増殖障害が、癌または炎症である、請求項
12に記載の医薬組成物。
【請求項14】
(I)薬学的に許容されるその塩を含む請求項1から
10のいずれか一項に記載の化合物;または
4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロフェニル)ピペリジン-1-カルボチオアミド;
N-(4-クロロフェニル)-4-(5-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボチオアミド;
4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド;
エチル4-{[4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボニル]アミノ}ベンゾエート;および
4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(2,6-ジクロロピリジン-4-イル)ピペリジン-1-カルボキサミドから選択される化合物、および
(II)細胞増殖障害の治療において有用である、1種または複数の他の治療薬を含み、
構成成分(I)および(II)のうちのそれぞれが、場合により、1種または複数の薬学的に許容される賦形剤との混合物として配合される、組合せ製品。
【請求項15】
(a)請求項
11に記載の医薬組成物;および
(b)場合により、1種または複数の薬学的に許容される賦形剤との混合物として、細胞増殖障害の治療において有用である、1種または複数の他の治療薬
を含むパーツのキットであって、
構成成分(a)および(b)のそれぞれが、他方と組み合せた投与に適している形態で提供される、パーツのキット。
【請求項16】
(i)式Iの化合物(式中、X
1は、Oを表す)の場合、適当な溶媒および適当な塩基の存在下で、式IIの化合物
【化4】
[式中、R
1、R
2、X
2、Y
1からY
4、Z
1からZ
3、およびnは、請求項1から
10のいずれか一項に記載の通りである]を、ホスゲン、ジホスゲンもしくはトリホスゲンのようなホスゲンの供給源、またはカルボニルジイミダゾールと、反応させるステップ;
(ii)式Iの化合物(式中、Z
3は、Nを表す)の場合、適当な溶媒および適当な塩基の存在下で、式IIIの化合物
【化5】
[式中、R
1、X
1、Y
1からY
4、Z
1、Z
2、およびnは、請求項1から
10のいずれか一項に記載の通りである]を、式IVの化合物
【化6】
または適当なその塩[式中、X
2およびR
2は、請求項1から
10のいずれか一項に記載の通りである]と反応させるステップ;
(iii)適当な溶媒および適当な塩基の存在下で、ここで定義される式IIIの化合物を、式Vの化合物
【化7】
[式中、R
2は、請求項1から
10のいずれか一項に記載の通りである]、およびホスゲン、ジホスゲンもしくはトリホスゲンのようなホスゲンの供給源、またはカルボニルジイミダゾールと反応させるステップ;
(iv)Z
3がCHまたはCR
1を表す場合、適当なカップリング剤の存在下で、適当な溶媒および適当な塩基の存在下で、式VIの化合物
【化8】
[式中、R
1、X
1、Y
1からY
4、Z
1、Z
2、およびnは、請求項1から
10のいずれか一項に記載の通りである]を、式Vの化合物と反応させるステップ;または
(v)式Iの化合物[少なくとも1つのR
3基が存在し、アルキル、アリール、ヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキル基を表す]の場合、適当な触媒の存在下で、適当な溶媒および適当な塩基の存在下で、式Iの対応する化合物[代わりに、関連するR
3基は、LG
1を表し、LG
1は、適当な脱離基を表す]を、式VIIの化合物
【化9】
[式中、R
3は、請求項1から
10のいずれか一項に記載の通りであり、LG
2は、適当な脱離基を表す]と反応させるステップを含む、請求項1から
10のいずれか一項に記載の化合物を調製するための方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、新規の化合物、かかる化合物を含む組成物、ならびに医学におけるかかる化合物および組成物の使用に関する。特に、本発明は、細胞増殖障害の治療のための方法における、例えば、治療が、OGG1の阻害によって生じることが考えられる炎症および癌の治療における、かかる化合物および組成物の使用に関する。
【背景技術】
【0002】
本明細書中の明らかに前に発表された文献のリストまたは考察は、文献が、現況技術の一部であるまたは共通の一般知識であるという承認として、必ずしも受け止められるべきでない。
【0003】
活性酸素種(ROS)は、ヒトの病態の範囲に関与する(例えば、C.Nathan、and A.Cunningham-Bussel、Nat.Rev.Immunol.13巻(2013号)349~361頁を参照のこと)。ROSは、細胞増殖を刺激し、正常な細胞内プロセスに必要である重要なシグナル伝達分子であり、炎症または癌の結果としてROSが過剰に産生されると、巨大分子に損傷をもたらす。DNAにおいて、グアニンは、特に、酸化の傾向があり、DNA中の7,8-ジヒドロ-8-オキソグアニン(8-オキソG) - ROSによって媒介される疾患のための十分に確立されたバイオマーカーになる(X.Baら、Int.J.Mol.Sci.15巻(2014年)16975~16997;およびK.D.Jacobら、Mech.Ageing Dev.134巻(2013年)139~157頁を参照のこと)。DNA修復経路によって、細胞が、高ROSに対処することが可能であり、非常に需要のある治療ターゲットである。哺乳類において、8-オキソGは、8-オキソグアニン-DNAグリコシラーゼ1(OGG1)によって主に認識され修復され、これは、哺乳類における酸化グアニンのための定量的に優性の修復活性である(A.Klunglandら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA.96巻(1999年)13300-5;およびE.C.Friedberg、DNA repair and mutagenesis、第2版、ASM Press、Washington、D.C.、2006年を参照のこと)。
【0004】
癌において、癌遺伝子の活性化は、発癌における早期のステップで、複製ストレスによってゲノムの不安定性に寄与する(T.D.Halazonetis、V.G.Gorgoulis、and J.Bartek、Science.319巻(2008年)1352~1355を参照のこと)。複製ストレスの根底にあるメカニズムの詳細は、決して明らかでなく、本発明者らは、癌遺伝子の少なくとも1つのサブセット、例えば、c-MycおよびRasが、活性酸素種およびDNA損傷の増加を与えることを知っている(O.Vafaら、Mol.Cell.9巻(2002年)1031~1044;およびA.C.Leeら、J.Biol.Chem.274巻(1999号)7936~7940を参照のこと)。複数の系統の証拠によって、高い負荷の活性酸素種が、巨大分子への酸化的損傷を受けるという代償を払って、癌細胞増殖および転移を促進するということを示す(Y.Zhangら、Antioxid.Redox Signal.15巻(2011年)2867~2908を参照のこと)。この修復系が欠如すると、酸化ストレス後の変異原性の増加または細胞死をもたらし得る(S.Okaら、EMBO J.27巻(2008年)421~432;およびM.Ohnoら、Sci.Rep.4巻(2014年)を参照のこと)。
【0005】
Ogg1のノックアウトマウスは、特に、癌になる傾向はなく(A.Klunglandら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA.96巻(1999年)13300-5を参照のこと)、機能的な8-オキソdG回避経路は、酸化ストレス表現型のマイナス効果から、癌細胞を保護することが示唆される。OGG1過剰発現は、Rasによって誘導される老化に対して細胞を保護し(Z.M.Ramdzanら、PLoS Biol.12巻(2014年)を参照のこと)、OGG1発現は、腺がん細胞株の1パネルにおけるゲノムの不安定性の低下(M.Romanowskaら、Free Radic.Biol.Med.43巻(2007年)1145~1155を参照のこと)ならびにROSを誘導する化学療法薬、例えば、パクリタキセルへの細胞応答(H.-L.Huangら、Cell.Physiol.Biochem.42巻(2017年)889~900を参照のこと)と相関する。腫瘍細胞において、OGG1活性を阻害することによりDNAから酸化グアニンを排除する能力を低下させることにより、癌細胞の生存を低下させ、したがって、高い酸化ストレスレベルを有する癌の形態での単独療法としておよび/または放射線療法および化学療法薬と組み合わせて、新規の抗癌療法を促進することを表す。
【0006】
癌の現在の治療は、既存の療法による治療から有害作用を経験する患者の大部分を含めて、疾患を診断されたすべての患者についてまたは進行中の療法に対する抵抗性が経時的に発生する場合、有効でない。本発明は、OGG1酵素の阻害に基づいた、新たな癌治療を提供することを目標としている。OGG1阻害剤は、治療単独としてまたは他の確立された化学療法薬と組み合わせて、用いることができる。
【0007】
急性および慢性炎症は、特に、プロモーター領域で(L.Panら、J.Biol.Chem.(2016年);およびL.Panら、Sci.Rep.7巻(2017年)43297を参照のこと)、ROSの上昇および酸化DNA損傷、主に、8-オキソGの蓄積(C.Nathan、and A.Cunningham-Bussel、Nat.Rev.Immunol.13巻(2013年)349~361;およびX.Baら、Int.J.Mol.Sci.15巻(2014年)16975~16997を参照のこと)を引き起こす。ゲノム中にまたは血液および尿中の遊離の修復産物として存在するこのDNA病変は、汚染物質への進行中の肺曝露(Y.Tsurudomeら、Carcinogenesis.20巻(1999年)1573~1576;およびB.Malayappanら、J.Chromatogr.A.1167巻(2007年)54~62頁)および肺炎症、例えば、喘息(C.Hasbalら、Pediatr.Allergy Immunol.21巻(2010年)e674~e678を参照のこと)および慢性閉塞性肺疾患(COPD)(G.Desleeら、Chest.135巻(2009年)965~974;およびT.Igishiら、Respirology.8巻(2003年)455~460頁を参照のこと)のためのバイオマーカーである。
【0008】
細胞は、DNAから8-オキソGを除去するための、最も重要な修復酵素としてOGG1に依存し(H.E.Krokan、and M.Bjoras、Perspect.Biol.5巻(2013年)を参照のこと)、ROS(C.Nathan、and A.Cunningham-Bussel、Nat.Rev.Immunol.13巻(2013年)349~361頁を参照のこと)またはOGG1(L.Panら、J.Biol.Chem.(2016年);E.Touatiら、Helicobacter.11巻(2006年)494~505;A.Bacsiら、DNA Repair.12巻(2013年)18~26頁;G.Liら、Free Radic.Biol.Med.52巻(2012年)392~401頁;L.Aguilera-Aguirreら、J.Immunol.193巻(2014年)4643~4653;X.Baら、J.Immunol.192巻(2014年)2384~2394;およびJ.G.Mableyら、C.、FASEB J.(2004年)を参照のこと)の非存在によって、細胞および動物における炎症応答を減少させる。
【0009】
Ogg1-/-マウスが、炎症に対して保護される(E.Touatiら、Helicobacter.11巻(2006年)494~505頁;A.Bacsiら、DNA Repair.12巻(2013年)18~26頁;G.Liら、Free Radic.Biol.Med.52巻(2012年)392~401頁;およびJ.G.Mableyら、FASEB J.(2004年)を参照のこと)が、そうでない場合、生存可能なおよび非常に健康的であるため(A.Klunglandら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA.96巻(1999年)13300-5;およびO.Minowaら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA.97巻(2000年)4156-61を参照のこと)、OGG1の小分子阻害剤は、有毒な副作用を誘導せずに、過剰な慢性および/または急性炎症を緩和することが期待されるはずである。
【0010】
様々な開示(例えば:N.Donleyら、ACS Chem.Biol.10巻(2015年)2334~2343;Taharaら、J.Am.Chem.Soc.、140巻(6号)(2018年)2105~2114;およびWO2017/011834 A1)は、小分子OGG1阻害剤のためのスクリーニングキャンペーンを記載している。
【0011】
それにもかかわらず、現在、過剰な炎症によって引き起こされる疾患の治療は、多くの患者に非効率的である。これらの患者は、現在の治療の炎症または重篤な有害作用を緩和することへの失敗に苦しむおそれがある。
【0012】
したがって、OGG1酵素の阻害により達成することができる免疫調節性効果に基づく炎症性疾患のための新たな治療の明らかなおよびかなりの必要性が存在する。炎症の緩和のためのかかる方法は、炎症のための任意の他の確立されたまたは実験的な治療と異なる機序により達成することができ、単独でまたは確立された医学と組み合わせて用いることができる。さらに、かかる方法は、やはり、例えば、癌の治療において、異常な細胞増殖に関する、障害の範囲の治療に広範に適用可能であり得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
いくつかの置換ベンゾジアゾールが、OGG1の阻害剤として作用することが可能であり、したがって、これらを細胞増殖障害の治療または予防に有用にする特性を有することが、現在、予想外に見出されている。
【課題を解決するための手段】
【0014】
したがって、本発明の第1の態様では、式Iの化合物
【0015】
【0016】
または薬学的に許容されるその塩[式中、
X1およびX2は、それぞれ独立にOまたはSを表し;
Y1からY4のそれぞれは、独立に、CHもしくはCR3を表し、
またはY1からY4のうちのいずれか1つは、代替的にNを表すことができ;
Z1およびZ2のどちらかは、いずれも、追加のエチレン基によって場合により連結されたメチレンを表し、
またはZ1は、エチレンを表し、Z2は、メチレンを表し;
Z3は、CH、CR1またはNを表し;
各R1は、可能ならば、独立に、
(i)ハロ、オキシ、-NO2、-CN、-R1a、-OR1b、-S(O)qR1c、-S(O)r(R1d)(R1e)、-N(R1f)S(O)sR1g、
-N(R1h)(R1i)、-C(O)OR1j、または-C(O)NR1kR1l、
(ii)A1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)A2から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)A3から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
必要に応じて、nは、0~11を表し;
R2は、
(i)A4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるフェニル、
(ii)オキシおよびA5から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される5または6員の単環式ヘテロアリール、または
(iii)結合される環と一緒になって、オキシおよびA6から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される二環式ヘテロアリールを形成する、隣接する2つの基で置換されるフェニルを表し;
各R3は、独立に、
(i)ハロ、-NO2、-CN、-R2a、-OR2b、-S(O)qR2c、-S(O)rN(R2d)(R2e)、-N(R2f)S(O)sR2g、
-N(R2h)(R2i)、-C(O)OR2j、または-C(O)NR2kR2l、
(ii)A7から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)A8から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)A9から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R1aおよびR2aは、独立に、
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(式中、かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびB1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される);
(ii)オキシおよびB2から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)オキシおよびB3から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)オキシおよびB4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R1bからR1lおよびR2bからR2lは、独立に、Hもしくは
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(式中、かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびB1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される);
(ii)オキシおよびB2から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)オキシおよびB3から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)オキシおよびB4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
A1からA9のそれぞれは、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-R3a、-OR3b、-S(O)qR3c、-S(O)rN(R3d)(R3e)、-N(R3f)S(O)sR3g、
-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、または-C(O)NR3kR3l、
(ii)オキシおよびD1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)オキシおよびD2から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)オキシおよびD3から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各B1は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-OR4b、-S(O)qR4c、-S(O)rN(R4d)(R4e)、
-N(R4f)S(O)sR4g、-N(R4h)(R4i)、-C(O)OR4j、または-C(O)NR4kR4l、
(ii)D4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)D5から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)D6から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各B2からB4は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-R4a、-OR4b、-S(O)qR4c、-S(O)rN(R4d)(R4e)、-N(R4f)S(O)sR4g、-N(R4h)(R4i)、-C(O)OR4j、または-C(O)NR4kR4l、
(ii)オキシおよびD4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)オキシおよびD5から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)オキシおよびD6から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R3aおよびR4aは、
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(式中、かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびE1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される);
(ii)オキシおよびE2から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)オキシおよびE3から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)オキシおよびE4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R3bからR3l、およびR4bからR4lは、独立に、Hもしくは
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(式中、かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびE1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される);
(ii)オキシおよびE2から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)オキシおよびE3から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)オキシおよびE4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各D1からD6は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-R5a、-OR5b、-S(O)qR5c、-S(O)rN(R5d)(R5e)、-N(R5f)S(O)sR5g、
-N(R5h)(R5i)、-C(O)OR5j、または-C(O)NR5kR5l、
(ii)オキシおよびG1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)オキシおよびG2から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)オキシおよびG3から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各E1は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-OR6b、-S(O)qR6c、-S(O)rN(R6d)(R6e)、
-N(R6f)S(O)sR6g、-N(R6h)(R6i)、-C(O)OR6j、または-C(O)NR6kR6l、
(ii)G4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)G5から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)G6から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各E2からE4は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-R6a、-OR6b、-S(O)qR6c、-S(O)rN(R6d)(R6e)、-N(R6f)S(O)sR6g、-N(R6h)(R6i)、-C(O)OR6j、または-C(O)NR6kR6l、
(ii)オキシおよびG4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)オキシおよびG5から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)オキシおよびG6から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R5aおよびR6aは、
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(式中、かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびJ1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される);
(ii)オキシおよびJ2から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)オキシおよびJ3から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)オキシおよびJ4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R5bからR5l、およびR6bからR6lは、独立に、Hもしくは
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(式中、かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびJ1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される);
(ii)オキシおよびJ2から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)オキシおよびJ3から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)オキシおよびJ4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各G1からG6は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-R7a、-OR7b、-S(O)qR7c、-S(O)rN(R7d)(R7e)、-N(R7f)S(O)sR7g、
-N(R7h)(R7i)、-C(O)OR7j、または-C(O)NR7kR7l、
(ii)オキシおよびL1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)オキシおよびL2から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)オキシおよびL3から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各J1は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-OR8b、-S(O)qR8c、-S(O)rN(R8d)(R8e)、
-N(R8f)S(O)sR8g、-N(R8h)(R8i)、-C(O)OR8j、または-C(O)NR8kR8l、
(ii)L1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)L2から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)L3から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各J2からJ4は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-R8a、-OR8b、-S(O)qR8c、-S(O)rN(R8d)(R8e)、-N(R8f)S(O)sR8g、-N(R8h)(R8i)、-C(O)OR8j、または-C(O)NR8kR8l、
(ii)オキシおよびL1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)オキシおよびL2から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)オキシおよびL3から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R7aおよびR8aは、1個または複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表し;
各R7bからR7l、およびR8bからR8lは、独立に、Hまたは1個もしくは複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表し;
各L1からL3は、独立に、ハロ、NO2、-CN、-R9a、-OR9b、-S(O)qR9c、-S(O)rN(R9d)(R9e)、-N(R9f)S(O)sR9g、-N(R9h)(R9i)、-C(O)OR9j、または-C(O)NR9kR9lを表し、
各R9aは、独立に、1個または複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表し;
各R9bからR9lは、独立に、Hまたは1個もしくは複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表し;
各q、rおよびsは、独立に、0、1または2を表す]を提供し、
(薬学的に許容される塩を含めた)化合物は、本明細書中で「本発明の化合物」と呼ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】OGG1阻害剤が、癌細胞の生存能を選択的に低下させることを示す図である。表3から得られた細胞株は、病態に従ってグループ化され、プロットされる。A.実施例13のEC50値。癌および正常な細胞株のEC50値間の差は、有意である(P<1E-7、スチューデントt検定)。B.実施例28のEC50値。癌および正常な細胞株のEC50値間の差は、有意である(P<1E-7、スチューデントt検定)。C.実施例50のEC50値。癌および正常な細胞株のEC50値間の差は、有意である(P<1E-5、スチューデントt検定)。すべての値は、5日間のインキュベーション後、方法2または3を用いて、導かれる。
【
図2】OGG1阻害剤が、MTH1阻害剤およびパクリタキセルと協力することを示す図である。A3T細胞白血病細胞株を、MTH1阻害剤カロヌジブ(Karonudib)、ならびにパクリタキセルの一連の希釈物と共に、実施例13の指示された濃度でインキュベートした。生存能を、方法4を用いて3日間のインキュベーション後に評価した。A.OGG1阻害剤実施例13および/またはMTH1阻害剤カロヌジブに曝露されたA3細胞の生存能(Berglund, U.ら 「Validation and Development of MTH1 Inhibitors for Treatment of Cancer.」Annals of Oncology、(2016年))。B.パネルA中の結果の組合せインデックスの算出(Combination index calculation)。組合せインデックス<0.7は、相乗作用を示す。C.OGG1阻害剤実施例13および/またはチューブリン毒パクリタキセルに曝露されたA3細胞の生存能。D.パネルC中の結果の組合せインデックスの算出。組合せインデックス<0.7は、相乗作用を示す。
【
図3】MTH1阻害剤カロヌジブおよびAZ#19と協力するOGG1阻害剤を示す図である。A3T細胞白血病細胞株を、MTH1阻害剤カロヌジブまたはMTH1阻害剤AZ#19(4-((4-クロロ-2-フルオロフェニル)アミノ)-6,7-ジメトキシ-N-メチルキノリン-3-カルボキサミド)の一連の希釈物と共に、実施例13の指示された濃度でインキュベートした(Kettleら、J.Med.Chem.2016年、59巻、2346~2361)。生存能を、方法4を用いて3日間のインキュベーション後に評価した。A.OGG1阻害剤実施例13および/またはMTH1阻害剤カロヌジブに曝露されたA3細胞の生存能。B.OGG1阻害剤実施例13および/またはMTH1阻害剤AZ#19に曝露されたA3細胞の生存能。
【
図4】OGG1欠損が、A3細胞中の細胞増殖を阻害することを示す図である。A.内在性OGG1(sh1、sh2およびsh3)を標的とするおよび/またはミトコンドリア(OGG1-2A)を標的化した外因性のOGG1アイソフォームを発現するドキシサイクリン誘導shRNAを内部に持つA3細胞構成体を、ドキシサイクリンに加え、指示された期間でカウントした。B.未変性のA3細胞を、10μM実施例13またはビヒクルの存在下で増殖させ、指示された時間でカウントした。相対的な細胞数を、方法4に従って決定した。
【
図5】OGG1欠損および阻害が、癌細胞中で有毒であることを示す図である。A.OGG1ノックダウンは、H460肺癌細胞中でコロニー形成を阻害する。B.実施例13は、癌細胞株ACHNおよびH460中でコロニー形成を阻害するが、正常な細胞株MRC5およびOgg1
-/-マウス胎仔線維芽細胞中でコロニー形成を阻害しない。生存するコロニーを、方法6に従って決定した。
【
図6】実施例13が、MLE-12細胞中でサイトカインTNFαにより誘導される炎症促進性遺伝子制御を減少させることを示す図である。炎症促進性サイトカインおよびケモカインをコードする個別の遺伝子は、横軸に沿ってプロットされ、非処置の細胞と比べた、指示された治療のその倍の変化が、縦軸において示される。A.非処置の細胞と比較した実施例13の遺伝子制御符号。B.TNFα20ng/mlの遺伝子制御符号。C.TNFα20ng/mlおよび5μM実施例13の遺伝子制御符号。
【
図7】実施例13が、マウスの気道への好中球の補充を減少させることを示す図である。A.TNFα20ngを、鼻腔内から各マウスの肺に送達し、実施例13 25mg/kgを、腹腔内に注射した。肺を、16h後に洗浄し、マクロファージおよび好中球の数をカウントした。B.リポ多糖20ngを、鼻腔内から各マウスの肺に送達し、実施例13 25mg/kgを、腹腔内に注射した。肺を、16h後に洗浄し、マクロファージおよび好中球の数をカウントした。
【発明を実施するための形態】
【0018】
疑いを避けるために、当業者は、本発明の特定の態様の化合物の本明細書中の参照(例えば、本発明の第1の態様、すなわち、本発明の第1の態様に定義される式Iの化合物への参照)は、すべての実施形態およびそれらの詳細な特徴への言及が含まれ、この実施形態および詳細な特徴を組み合わせて用いて、本発明のさらなる実施形態および特徴を形成することができるということを理解している。
【0019】
別段示されない限り、本明細書中で使用されるすべての技術用語および科学用語は、本発明に関係する当業者によって理解される通り、これらの一般的な意味を有する。
薬学的に許容される塩には、酸付加塩および塩基付加塩が含まれる。かかる塩は、例えば、場合により、溶媒中で、または塩が不溶性である培地中で、適切な酸または塩基の1種もしくは複数の相当物との本発明の化合物の遊離酸または遊離塩基の形態の反応による、その後、標準的な技法を用いた(例えば、真空中で、凍結乾燥によるまたはろ過による)前記溶媒、または前記培地の除去による、従来の手段によって形成することができる。塩はまた、例えば、適当なイオン交換樹脂を用いて、例えば、塩の形態の本発明の化合物の対イオンを、別の対イオンと交換することによる、当業者に公知の技法を用いて、調製することができる。
【0020】
挙げることができる詳細な酸付加塩には、カルボン酸塩(例えば、ギ酸塩、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、プロピオン酸塩、イソ酪酸塩、ヘプタン酸塩、デカン酸塩、カプリン酸塩、カプリル酸塩、ステアリン酸塩、アクリル酸塩、カプロン酸塩、プロピオル酸塩、アスコルビン酸塩、クエン酸塩、グルクロン酸塩、グルタミン酸塩、グリコール酸塩、α-ヒドロキシ酪酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、フェニル酢酸塩、マンデル酸塩、フェニルプロピオン酸塩、フェニル酪酸塩、安息香酸塩、クロロ安息香酸塩、安息香酸メチル、ヒドロキシ安息香酸塩、メトキシ安息香酸塩、ジニトロ安息香酸塩、o-アセトキシ-安息香酸塩、サリチル酸塩、ニコチン酸塩、イソニコチン酸塩、桂皮酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、スベリン酸塩、セバシン酸塩、フマル酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、ヒドロキシマレイン酸塩、馬尿酸塩、フタル酸塩またはテレフタル酸塩)、ハロゲン化塩(例えば、塩化物塩、臭化物塩またはヨウ化物塩)、スルホン酸塩(例えば、ベンゼンスルホン酸塩、メチル-、ブロモ-もしくはクロロ-ベンゼンスルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、プロパンスルホン酸塩、ヒドロキシ-エタンスルホン酸塩、1-もしくは2-ナフタレン-スルホン酸塩または1,5-ナフタレン-ジスルホン酸塩)または硫酸塩、ピロ硫酸塩、重硫酸塩、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、リン酸塩、一水素リン酸塩、二水素リン酸塩、メタリン酸塩、ピロリン酸塩または硝酸塩などが含まれる。
【0021】
挙げることができる詳細な塩基付加塩には、アルカリ金属(例えば、NaおよびK塩など)、アルカリ土類金属(例えば、MgおよびCa塩など)、有機塩基(例えば、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トロメタミンおよびリジンなど)および無機塩基(例えば、アンモニアおよび水酸化アルミニウムなど)で形成される塩が含まれる。より詳細には、挙げることができる塩基付加塩には、Mg、Caが含まれ、最も詳細には、KおよびNa塩が含まれる。
【0022】
疑いを避けるために、本発明の化合物は、固体として存在することができ、したがって、本発明の範囲には、すべての非晶質の、結晶質のおよびそれらの部分結晶質の形態が含まれ、油として存在することもできる。本発明の化合物が、結晶質のおよび部分結晶質の形態で存在する場合、かかる形態は、溶媒和物を含むことができ、これは、本発明の範囲で含まれる。
【0023】
疑いを避けるために、本発明の化合物はまた、溶液(すなわち、適当な溶媒中の溶液に)存在することができる。例えば、本発明の化合物は、水溶液中で存在することができ、その場合では、本発明の化合物は、それらの水和物の形態で存在することができる。
【0024】
本発明の化合物は、二重結合を含有することができ、したがって、別段示されない限り、各個別の二重結合についてのE(逆に)およびZ(一緒に)幾何異性体として存在することができる。別段規定がない限り、かかるすべての異性体およびそれらの混合物は、本発明の範囲内に含まれる。
【0025】
本発明の化合物はまた、互変異性を示すこともできる。すべての互変異性の形態およびそれらの混合物は、本発明の範囲内に含まれる(特に、その単離を可能にするために十分な安定性のもの)。
【0026】
本発明の化合物はまた、1個または複数の不斉炭素原子を含有することもでき、したがって、光学および/またはジアステレオ異性を示すことができる(すなわち、鏡像異性のまたはジアステレオ異性の形態で存在している)。ジアステレオ異性体は、従来の技法、例えば、クロマトグラフィーまたは分別結晶を用いて、分離することができる。様々な立体異性体(すなわち、鏡像異性体)は、従来の、例えば、分別結晶またはHPLC技法を用いた、本化合物のラセミもしくは他の混合物の分離により単離することができる。代替的に、所望の鏡像異性体またはジアステレオ異性体は、適切な出発原料の、「キラル補助」との反応により、ラセミ化またはエピマー化(すなわち、「キラルプール」法)を引き起こさず、続いて、誘導体化(すなわち、分割、力学的な分割を含む;例えば、ホモキラル酸による、その後、例えば、クロマトグラフィーなど従来の手段による、ジアステレオ異性誘導体の分離)により、または適切なキラル試薬またはキラル触媒との反応により、適当な段階で除去することができる条件下で、適切な光学活性出発原料から得ることができ、その方法および過程のすべては、当業者に公知の条件下で行うことができる。別段規定がない限り、かかるすべての立体異性体およびそれらの混合物は、本発明の範囲内に含まれる。
【0027】
疑いを避けるために、当業者は、ある特定の基が、浮動結合(すなわち、その環内で、ある特定の原子に結合していると示されない結合)によって環系に結合されていると本明細書中で示される場合、関連する基は、関連する環系(すなわち、浮動結合が終了する範囲内の環)内の任意の適当な原子に結合することができるということを理解している。
【0028】
別段規定がない限り、本明細書中で定義されるC1~zアルキル基(zは、その範囲の上限である)は、直鎖であってもよく、十分な数(すなわち、必要に応じて、最低でも2または3個)の炭素原子がある場合、分枝鎖、および/または環式(したがって、C3~zシクロアルキル基を形成する)であってもよい。十分な数(すなわち、最低でも4個)の炭素原子がある場合、かかる基は、部分環式(したがって、C4~z部分シクロアルキル基を形成する)であってもよい。例えば、挙げることができるシクロアルキル基には、シクロプロピル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルが含まれる。同様に、挙げることができる部分環式のアルキル基(「部分シクロアルキル」基とも称することができる)には、シクロプロピルメチルが含まれる。十分な数の炭素原子がある場合、かかる基は、多環式(例えば、二環式または三環式)および/またはスピロ環式であり得る。疑いを避けるために、挙げることができるある特定のアルキル基には、直鎖(すなわち、分枝状および/または環式でない)アルキル基が含まれる。挙げることができる他のアルキル基には、直鎖および分枝(すなわち、非環式の)アルキル基が含まれる。
【0029】
別段規定がない限り、本明細書中で定義されるC2~zアルケニル基(zは、その範囲の上限である)は、直鎖であってもよく、十分な数(すなわち、最低でも3個)の炭素原子がある場合、分枝鎖および/または環式(したがって、C4~zシクロアルケニル基を形成する)であってもよい。十分な数(すなわち、最低でも5個)の炭素原子がある場合、かかる基はまた、部分環式であり得る。例えば、挙げることができる部分環式のアルケニル基(「部分シクロアルケニル」基とも称することができる)には、シクロペンテニルメチルおよびシクロヘキセニルメチルが含まれる。十分な数の炭素原子がある場合、かかる基はまた、多環式(例えば、二環式もしくは三環式)またはスピロ環式であり得る。疑いを避けるために、挙げることができるある特定のアルケニル基には、直鎖(すなわち、分枝状および/または環式でない)アルケニル基が含まれる。挙げることができる他のアルケニル基には、直鎖および分枝(すなわち、非環式)アルケニル基が含まれる。
【0030】
別段規定がない限り、本明細書中で定義されるC2~zアルキニル基(zは、その範囲の上限である)は、直鎖であってもよく、十分な数(すなわち、最低でも4個)の炭素原子がある場合、分枝鎖であってもよい。疑いを避けるために、挙げることができるある特定のアルキニル基には、直鎖(すなわち、分枝状でないおよび/または環式の)アルキニル基が含まれる。挙げることができる他のアルキニル基には、直鎖および分枝(すなわち、非環式の)アルキニル基が含まれる。
【0031】
疑いを避けるために、別段規定がない限り、本明細書中で「アルキル」、「アルケニル」および/または「アルキニル」と称する基は、かかる基中に存在する結合において最も高い程度の不飽和が参照される。例えば、炭素-炭素二重結合を有するそのような基および、同じ基において、炭素-炭素三重結合は、「アルキニル」と称される。代替的に、かかる基が、(すなわち、必要に応じて、その中の1つまたは複数の結合;例えば、その中の1つの結合において)指定された不飽和の程度のみ含むということを、特に指定することができる。
【0032】
疑いを避けるために、本明細書に記載されるアルキル、アルケニルおよびアルキニル基はまた、リンカー基(すなわち、記載される化合物の2つ以上の部分を接合する基)として作用することもでき、その場合では、かかる基は、それぞれ、「アルキレン」、「アルケニレン」および/または「アルキニレン」基と称することもできる。
【0033】
いくつかの実施形態では、任意のアルキル、アルケニルまたはアルキニルは、より詳細には、アルキル(すなわち、飽和の、直鎖の分枝または環式の脂肪族部分、例えば、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、シクロプロピル、n-ブチルなど)である。
【0034】
さらに、いくつかの実施形態では、任意のC1~6アルキルは、より詳細には、C1~4アルキルであり、任意のC2~6アルケニルは、より詳細には、C2~4アルケニルであり、任意のC2~6アルキニルは、より詳細には、C2~4アルキニルである。上記の実施形態のいくつかのさらなるものでは、任意のC1~6アルキルは、より詳細には、C1~3アルキルであり、任意のC2~6アルケニルは、より詳細には、C2~3アルケニルであり、任意のC2~6アルキニルは、より詳細には、C2~3アルキニルである。
【0035】
疑いを避けるために、本明細書では、ヘテロ原子の参照は、当業者により理解される通り、それらの正常な意味と取られるであろう。挙げることができるある特定のヘテロ原子には、リン、セレン、テルル、ケイ素、ホウ素、酸素、窒素および硫黄(例えば、酸素、窒素および硫黄、例えば、酸素および窒素など)が含まれる。
【0036】
本明細書では、用語ヘテロシクリルは、非芳香族単環式および多環式(例えば、二環式)複素環式基(これらの基は、十分な数の原子を含有する場合、架橋することもできる)を意味することができ、環系中の原子のうち少なくとも1個(例えば、1~4個)は、炭素(すなわち、ヘテロ原子)以外であり、環系中の原子の総数は、3~12個の間(例えば、5~10個の間、例えば、3~8個の間;例えば、5もしくは6員のヘテロシクリル基を形成する)である。さらに、かかるヘテロシクリル基は、ヘテロシクロアルキルを形成する飽和、または1つもしくは複数の炭素-炭素または、可能ならば、炭素-ヘテロ原子またはヘテロ原子-ヘテロ原子二重および/または三重結合を含有し、例えば、C2~z(例えば、C4~z)ヘテロシクロアルケニル(zは、その範囲の上限である)またはC7~zヘテロシクロアルキニル基を形成する不飽和であり得る。
【0037】
疑いを避けるために、当業者は、本発明の化合物の一部を形成することができるヘテロシクリル基が、当業者に公知の通り、化学的に得られるものであることを理解している。様々なヘテロシクリル基は、当業者に周知であり、例えば、7-アザビシクロ-[2.2.1]ヘプタニル、6-アザビシクロ[3.1.1]ヘプタニル、6-アザビシクロ[3.2.1]-オクタニル、8-アザビシクロ[3.2.1]オクタニル、アジリジニル、アゼチジニル、2,3-ジヒドロイソチアゾリル、ジヒドロピラニル、ジヒドロピリジニル、(2,5-ジヒドロピロリルを含めた)ジヒドロピロリル、(1,3-ジオキソラニルを含めた)ジオキソラニル、(1,3-ジキサニルおよび1,4-ジキサニルを含めた)ジキサニル、(1,4-ジチアニルを含めた)ジチアニル、(1,3-ジチオラニルを含めた)ジチオラニル、イミダゾリジニル、イミダゾリニル、イソチアゾリジニル、モルフォリニル、7-オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタニル、6-オキサビシクロ[3.2.1]-オクタニル、オキセタニル、オキシラニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ピラニル、ピラゾリジニル、ピロリジノニル、ピロリジニル、ピロリニル、キヌクリジニル、スルホラニル、3-スルホレニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピリジニル(例えば、1,2,3,4-テトラヒドロピリジニルおよび1,2,3,6-テトラヒドロピリジニルなど)、チエタニル、チイラニル、チオラニル、テトラヒドロチオピラニル、チオモルフォリニル、(1,3,5-トリチアニルを含めた)トリチアニル、トロパニルなどである。
【0038】
挙げることができるある特定のヘテロシクリル基には、モルフォリニル(例えば、モルホリン-4-イル)が含まれる。
ヘテロシクリル基における置換基は、適切な場合、ヘテロ原子を含めた環系中の任意の原子に配置することができる。さらに、置換基が別の環式化合物である場合には、次いで、環式化合物は、スピロ環式化合物を形成するヘテロシクリル基上で単一の原子によって結合することができる。ヘテロシクリル基の結合点は、(適切な場合)さらなるヘテロ原子(例えば、窒素原子など)、または環系の一部として存在し得る任意の縮合炭素環式環上の原子を含めた、環系中の任意の適当な原子を介してであり得る。ヘテロシクリル基はまた、当業者に公知の通り、N-またはS-酸化の形態であり得る。
【0039】
本明細書中で言及される場合、それぞれの発生で、挙げることができるある特定のヘテロシクリル基には、3から8員のヘテロシクリル基(例えば、4から6員のヘテロシクリル基、例えば、5もしくは6員のヘテロシクリル基など)が含まれる。かかる任意のヘテロシクリルには、少なくとも1個のヘテロ原子、例えば、1~4個のヘテロ原子、例えば、1~3個のヘテロ原子、特に、1または2個のヘテロ原子が含まれ、ヘテロ原子は、好ましくは、N、OおよびS、例えば、NおよびOから選択される。
【0040】
疑いを避けるために、多環式(例えば、二環式または三環式)基の参照(例えば、ヘテロシクリルまたはシクロアルキル基(例えば、ヘテロシクリル)の文脈において使用される場合)は、少なくとも2ヵ所の切断が、定義された環の数と対応するかかる切断の最小数で、かかる環を、非環式(すなわち、直もしくは分枝)鎖に転換することを要する環系を意味する(例えば、用語二環式は、最低でも2ヵ所の切断が、環を直鎖に転換するために必要であるはずということが示され得る)。疑いを避けるために、用語二環式(例えば、アルキル基の文脈において使用される場合)は、二環系の第2の環が、第1の環の隣接する2個の原子間で形成される基、隣接しない2個の原子が、アルキルにより連結される(これは、2つの部分を連結する場合、アルキレンと称することができる)基(場合により、1個または複数のヘテロ原子を含有する)を意味することができ、後者の基は、架橋として意味することができ、または第2の環が、単一の原子に結合される基を意味することができ、後者の基は、スピロ化合物と称することができる。
【0041】
本明細書中で用いることができるように、用語アリールは、C6~14(例えば、C6~10)芳香族基を意味することができる。かかる基は、単環式でも二環式でもよく、二環式の場合、完全にまたは部分的に芳香族である。挙げることができるC6~10アリール基には、フェニル、ナフチル、1,2,3,4-テトラヒドロナフチル、インダニル(indanyl)など(例えば、フェニル、ナフチルなど)が含まれる。疑いを避けるために、アリール基における置換基の結合点は、環系中の任意の適当な炭素原子を介してであり得る。疑いを避けるために、当業者は、本発明の化合物の一部を形成することができるアリール基が、当業者に公知の通り、化学的に得られるものであることを理解している。挙げることができるある特定のアリール基には、フェニルが含まれる。いくつかの実施形態では、本明細書中で言及される任意の「アリール」は、フェニルを意味する。
【0042】
本明細書中で用いることができるように、ヘテロアリール(芳香族複素環とも称することができる)基の参照は、1個または複数のヘテロ原子(例えば、酸素、窒素および/または硫黄から選択される1個または複数のヘテロ原子など)を含有する、5-から14-(例えば、5から10員の芳香族複素環基を意味することができる。かかるヘテロアリール基は、1、2、または3個の環を含むことができ、そのうち、少なくとも1個は、芳香族である。挙げることができるいくつかのヘテロアリール基には、かかる基を形成するすべての環が芳香族であるものが含まれる。
【0043】
ヘテロアリール/芳香族複素環基における置換基は、適切な場合、ヘテロ原子を含めた、環系中の任意の適当な原子に(例えば、適当なN原子に)、配置することができる。疑いを避けるために、当業者は、本発明の化合物の一部を形成することができるヘテロアリール基が、当業者に公知の通り、化学的に得られるものであることを理解している。
【0044】
ヘテロアリール/芳香族複素環基の結合点は、(適切な場合)ヘテロ原子を含めた、環系中の任意の原子を介してであり得る。二環式ヘテロアリール/芳香族複素環基は、1種もしくは複数のさらなる芳香族または非芳香族複素環式環に縮合されるベンゼン環を含むことができ、その場合には、多環式ヘテロアリール/芳香族複素環基の結合点は、ベンゼン環またはヘテロアリール/芳香族複素環またはヘテロシクリル環を含めた、任意の環を介してであり得る。
【0045】
疑いを避けるために、当業者は、本発明の化合物の一部を形成することができるヘテロアリール基が、当業者に公知の通り、化学的に得られるものであることを理解している。様々なヘテロアリール基は、当業者に周知であり、例えば、ピリジニル、ピロリル、フラニル、チオフェニル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、イミダゾピリミジニル、イミダゾチアゾリル、チエノチオフェニル、ピリミジニル、フロピリジニル、インドリル、アザインドリル、ピラジニル、ピラゾロピリミジニル、インダゾリル、キノリニル、イソキノリニル、キナゾリニル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフェニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾトリアゾリル、ピラゾロピリジニル、ピロロピラゾリルおよびプリニルなどである。
【0046】
疑いを避けるために、ヘテロアリール/芳香族複素環基の酸化物はまた、本発明の範囲内で包含される(例えば、N-オキシド)。
上記の通り、ヘテロアリールには、多環式(例えば、二環式)基が含まれ、そのうちの1つの環は、芳香族である(および他方は、芳香族であってもなくてもよい)。したがって、挙げることができる他のヘテロアリール基には、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[1,4]ジオキシニル、ジヒドロベンゾ[d]イソチアゾール、3,4-ジヒドロベンズ[1,4]オキサジニル、ジヒドロベンゾチオフェニル、インドリニル、5H,6H,7H-ピロロ[1,2-b]ピリミジニル、1,2,3,4-テトラヒドロキノリニル、チオクロマニル、ピラゾロ[3,4-b]ピリジニル、ピロロ[3,4-c]ピラゾリル、メチレンジオキシフェニルなどの基が含まれる。
【0047】
挙げることができるある特定のヘテロアリール基には、ピラゾロ[3,4-b]ピリジニル(例えば、ピラゾロ[3,4-b]ピリジン-5-イル)、ピロロ[3,4-c]ピラゾリル(例えば、ピロロ[3,4-c]ピラゾール-5-イル)、1,2,4トリアゾリル(例えば、1,2,4 トリアゾール-1-イル)、ピリミジニル(例えば、ピリミジン-5-イル)、ピラゾリル(例えば、ピラゾール-1-イル)、ピリジニル(例えば、ピリジン-3-イルおよびピリジン-4-イル)、インドリル(例えば、インドール-6-イルおよびインドール-7-イル)、イミダゾリル(例えば、イミダゾール5-イル)、イソキサゾリル(例えば、イソキサゾル-3-イル)、1,2-メチレンジオキシフェニル(例えば、1,2-メチレンジオキシフェン-1-イル)およびピラゾリル(例えば、ピラゾール-3-イル)が含まれる。
【0048】
疑いを避けるために、環が、その中に円を有して示される場合、その存在は、関連する環が芳香族であることを示す。代替的に、芳香族基は、芳香族性を可能にするために、その中に適当な数の二重結合を含む環式基として、示すことができる。
【0049】
本発明はまた、1種または複数の原子が、原子質量または原子質量と異なる質量数または通常自然に見出される質量数を有する原子(または自然に見出される最も大量のもの)により置き換えられるという事実を除いて、本明細書中で列挙されたものと同一である本発明の同位体標識された化合物をも包含する。本明細書中に指定される通り任意の特定の原子または元素のすべての同位体は、本発明の化合物の範囲内であると考えられる。したがって、本発明の化合物はまた、重水素化化合物、すなわち、1個または複数の水素原子が、水素同位体重水素により置き換えられる本発明の化合物を含む。
【0050】
疑いを避けるために、本発明の化合物中の2つ以上の置換基の同一性が同じであり得る場合では、それぞれの置換基の実際の同一性は、いかなる方法においても、相互依存でない。例えば、2個以上のR3基が存在する状況では、これらのR3基は、同一でも異なっていてもよい。同様に、2つ以上のR3基が存在し、それぞれR2aを表す場合、問題のR2a基は、同一でも異なっていてもよい。
【0051】
やはり疑いを避けるために、「A1からA9」などの用語が本明細書中で使用される場合、これは、包括的に、A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8およびA9を意味することを当業者により理解される。別段の記載がない限り、同じ理由は、本明細書中に用いられるかかる他の用語に適用する。
【0052】
さらに疑いを避けるために、置換基が、それ自体、1つまたは複数の置換基(例えば、A1は、D1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリールを表す)により、場合により置換されるということを指定されている場合、これらの置換基は、可能ならば、同一のまたは異なる原子に位置させることができる。かかる任意選択の置換基は、任意のその適当な数で存在することができる(例えば、関連する基は、1つまたは複数のかかる置換基、例えば、1つのかかる置換基で置換することができる)。
【0053】
疑いを避けるために、基が、場合により、置換されるために、本明細書中で参照される場合、かかる任意選択の置換基が、存在しないこともある(すなわち、かかる任意選択の置換基の参照は除外することもできる)ということが特に考えられ、その場合では、場合により、置換される基は、非置換であると称することができる。
【0054】
本明細書中で用いられる場合、破線の結合(すなわち、「- - -」など)は、コア分子への関連する置換基の結合(すなわち、置換基が結合される式Iの化合物の化合物)の位置を示すことができる。
【0055】
疑いを避けるために、本明細書中で提供される構造中である場合、環は、(例えば、式I中のY1からY4を含む環において)、その中に円を有するものと表され、当業者は、関連する環が芳香族であるということを理解している。
【0056】
疑いを避けるために、当業者は、本発明の対象である本発明の化合物には、得ることができるもの、すなわち、安定した形態で調製することができるものが含まれることを理解している。すなわち、本発明の化合物には、例えば、反応混合物から有用な純度まで単離して残存するために十分に頑健であるものが含まれる。
【0057】
挙げることができるいくつかの実施形態(すなわち、本発明の第1の態様のいくつかの実施形態)では、Z3が、Nを表すおよび/または(例えば、および)X2が、Oを表す場合、少なくとも1つのR3基は、存在する。いくつかの実施形態では、Z3が、Nを表す場合、少なくとも1つのR3基は存在する。
【0058】
さらなる実施形態では、Z3がNを表すという但し書きがあり、少なくとも1つのR3基が存在し、但し書きは、本明細書中で、但し書き(a)と称することができる。
さらにさらなる実施形態では、但し書き(a)は、(すべての場合において)少なくとも1つのR3基が存在するということを要し得る。
【0059】
いくつかの実施形態では、式Iの化合物が、次のリストから選択される化合物でないという但し書きがある。
4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロフェニル)ピペリジン-1-カルボチオアミド;
N-(4-クロロフェニル)-4-(5-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボチオアミド;
4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド;
エチル4-{[4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボニル]アミノ}ベンゾエート;
4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(2,6-ジクロロピリジン-4-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド、
これは、本明細書中で、但し書き(b)と称することができる。
【0060】
詳細な実施形態(すなわち、本発明の第1の態様の詳細な実施形態)では、式Iの化合物は、次のようなものである。すなわち、X1およびX2は、それぞれOを表し;または
X1は、Oを表し、X2は、Sを表す。
【0061】
したがって、詳細な実施形態では、X1は、Oを表す。例えば、いくつかの実施形態では、X1およびX2は、それぞれOを表す。
詳細な実施形態では、式Iの化合物は、次のようなものである。すなわち、Y1からY4のそれぞれは、独立にCHもしくはCR3を表す、またはY1は、代替的にNを表す。
【0062】
好ましくは、Y1、Y2、Y3およびY4は、すべてCHでない。例えば、いくつかの実施形態では、Y1、Y2、Y3およびY4のうちの3つはCHであり、残りの1つは、NまたはCR3であり;例えば、Y1、Y2、Y3およびY4のうちの3つは、CHであり、残りの1つは、CR3である。
【0063】
いくつかのさらなる実施形態では、Y1、Y2およびY3は、CHを表し、またはY1、Y2およびY3のうちの2つは、CHを表し、Y1、Y2およびY3のうちの1つは、Nを表し;Y4は、CR3を表す。
【0064】
いくつかのさらなる実施形態では、Y1およびY2は、CHを表し、Y3およびY4のうちの1つは、NまたはCR3を表し、他方は、CHを表す。
詳細な実施形態では、式Iの化合物は、式Iaの化合物
【0065】
【0066】
[式中、
Y1は、N、CHもしくはCR3を表し;
mは、0~3を表し;
R1からR3、X1、X2、Z1からZ3、およびnは、本明細書中で定義される通りである(すなわち、それらのすべての実施形態を含めた、式Iの化合物の場合)]である。
【0067】
かかる詳細な実施形態では、
Y1は、NまたはCH(例えば、N)を表し、mは、1~3(例えば、1)を表し;または
Y1は、CR3を表し、mは、0~3(例えば、0)を表す。
【0068】
いくつかの実施形態では、Y1は、NまたはCHを表す。
さらに詳細な実施形態では、式Iの化合物は、式Ibの化合物
【0069】
【0070】
[式中、
Y1は、N、CHもしくはCR3を表し;
m’は、0~2を表し;
R1からR3、X1、X2、Z1からZ3、およびnは、本明細書中で定義される通りである(すなわち、それらのすべての実施形態を含めた、式Iの化合物の場合)]である。
【0071】
かかる詳細な実施形態では、Y1は、NまたはCH(例えば、N)を表し、m’は、1または2(例えば、1)を表す。
挙げることができるいくつかの実施形態では、式Iの化合物は、式Icの化合物
【0072】
【0073】
[式中、
Y1は、NまたはCHを表し;
R1からR3、X1、X2、Z1からZ3、およびnは、本明細書中で定義される通りである(すなわち、それらのすべての実施形態を含めた、式Iの化合物の場合)]である。
【0074】
いくつかの実施形態では、Y1は、CHを表す。
詳細な実施形態では、
Z1およびZ2は、どちらもメチレンを表し;
Z1およびZ2は、どちらも追加のエチレン基により連結されたメチレンを表し;または
Z1は、エチレンを表し、Z2は、メチレンを表す。
【0075】
挙げることができるいくつかの実施形態では、Z1およびZ2は、どちらもメチレンを表す。
詳細な実施形態では、Z3は、CHもしくはNを表す。いくつかの実施形態では、Z3は、Nを表す。
【0076】
さらなる実施形態では、Z3は、CHもしくはCR1を表す。さらに実施形態では、Z3は、CHを表す。
したがって、いくつかの実施形態では、式Iの化合物は、式Idの化合物
【0077】
【0078】
[式中、R1からR3、X1、X2、Y1からY4、Z1からZ3、およびnは、本明細書中で定義される通りである(すなわち、それらのすべての実施形態を含めた、式Iの化合物の場合)]である。
【0079】
さらなる実施形態では、式Iの化合物は、式Ieの化合物
【0080】
【0081】
[式中、R1からR3、X1、X2、Y1からY4、およびZ1からZ3は、本明細書中で定義される通りであり(すなわち、それらのすべての実施形態を含めた、式Iの化合物の場合)、必要に応じて、n’は、0~12を表す]である。
【0082】
さらにさらなる実施形態では、式Iの化合物は、式Ifの化合物
【0083】
【0084】
[式中、R1からR3、X1、X2、Y1からY4、およびZ1からZ3は、本明細書中で定義される通りであり(すなわち、それらのすべての実施形態を含めた、式Iの化合物の場合)、n’’は、0~10を表す]である。
【0085】
さらにさらなる実施形態では、式Iの化合物は、式Igの化合物
【0086】
【0087】
[式中、R1からR3、X1、X2、Y1からY4、およびZ1からZ3は、本明細書中で定義される通りであり(すなわち、それらのすべての実施形態を含めた、式Iの化合物の場合)、n’’は、0~10を表す]である。
【0088】
疑いを避けるために、当業者は、式Ig中に示される立体化学が、関連があり、したがって、シクロヘキサンにおける置換基が、シス配置であることを示すということを理解している。かかる場合では、化合物は、必要とされるジアステレオ異性体が、他の考え得るジアステレオ異性体の関連がある量と比較した場合、過剰に存在する、例えば、少なくとも60%(例えば、少なくとも70%、80%、85%、90%または95%、例えば、少なくとも99%または少なくとも99.9%など)のジアステレオ異性の過剰量(d.e.)で存在しているということを提供するものと定義することができる。
【0089】
詳細な実施形態では、n(同様に、n’およびn’’)は、0または1を表す。
詳細な実施形態では、各R1は、可能ならば、独立に、ハロ、オキシ、-NO2、-CN、-R1a、-OR1b、-S(O)qR1c、-S(O)r(R1d)(R1e)、-N(R1f)S(O)sR1g、-N(R1h)(R1i)、-C(O)OR1j、または-C(O)NR1kR1lを表す。より詳細な実施形態では、各R1は、独立に、ハロ(例えば、フルオロ)、-R1aまたは-OR1bを表す。さらに詳細な実施形態では、各R1は、独立に、-R1aまたは-OR1bを表し、例えば、R1aは、C1~6アルキル(例えば、メチル)を表し;R1bは、Hを表す。より詳細な実施形態では、各R1は、独立に、フルオロ、メチルまたはヒドロキシ、例えば、フルオロまたはメチル、特に、フルオロを表す。
【0090】
詳細な実施形態では、nは、1を表し、R1基は、かかる基が、必須のベンズイミダゾール環へ存在する環の結合点まで、αまたはβである位置に存在する。
いくつかの実施形態では、nは、0を表す。
【0091】
式Iの化合物において、R2は、
(i)A4から独立に選択される、1つまたは複数(例えば、1~3、または1~2)の基によって場合により置換されるフェニル(「オプションa(i)」)
(ii)オキシおよびA5から選択される1つまたは複数(例えば、1~3、または1~2)の基によって場合により置換される5または6員の単環式ヘテロアリール(「オプションa(ii)」)、または
(iii)結合される環と一緒になって、オキシおよびA6から選択される1つまたは複数(例えば、1~3つ、または1~2つ)の基によって場合により置換される二環式ヘテロアリールを形成する、隣接する2つの基で置換されるフェニル(「オプションa(iii)」)を表す。
【0092】
いくつかの実施形態では、R2は、オプションa(i)またはオプションa(ii)を表す。いくつかの実施形態では、R2は、オプションa(i)またはオプションa(iii)を表す。いくつかの実施形態では、R2は、オプションa(ii)またはオプションa(iii)を表す。
【0093】
いくつかの実施形態では、R2は、オプションa(i)を表す。いくつかの実施形態では、R2は、オプションa(ii)を表す。いくつかの実施形態では、R2は、オプションa(iii)を表す。
【0094】
疑いを避けるために、例えば、「R2は、オプションa(i)を表す」という指示が、「R2は、(i)A4から独立に選択される1つまたは複数(例えば、1~3、または1~2)の基によって場合により置換されるフェニルを表す」という指示に相当することが指摘され、その結果、表現のこれらの2つのタイプは、本明細書中で互いに置き換えることができる。
【0095】
いくつかの実施形態では、オプションa(i)において、フェニルは、A4から独立に選択される1つまたは2つの基により置換される。(疑いを避けるために、これは、いくつかの実施形態では、R2が、オプションa(i)を表す場合、R2は、より詳細には、A4から独立に選択される1つまたは2つの基により置換されるフェニルを表すということを意味することが指摘される)。
【0096】
いくつかの実施形態では、オプションa(i)において、フェニルは、A4から独立に選択される1つの基により置換される。
いくつかの実施形態では、オプションa(i)において、必須のアミド基、例えば、フェニルへの結合点に対してメタ位置における1つのA4は、フェニル環におけるメタ位置である、A4から独立に選択される1つの基により置換される。
【0097】
いくつかのさらなる実施形態では、オプションa(i)において、1つのA4は、必須のアミド基への結合点に対してパラ位置にある。
いくつかの実施形態では、オプションa(i)において、フェニルは、A4から独立に選択される少なくとも2つの基、(特に、2または3つの基、例えば、2基)により置換され、そのうち1つの基は、フェニル環の必須のアミド基への結合点に対してパラ位置にあり、もう1つの基は、フェニル環の必須のアミド基への結合点に対してメタ位置にある。したがって、いくつかの実施形態では、式Iの化合物は、式Ih
【0098】
【0099】
[式中、各R1、n X1、X2、Y1からY4、Z1からZ3、各A4、およびnは、本明細書中で定義される通りであり、zは、0~2までの整数であり、例えば、zは、0または1である]によって表される通りである。いくつかの実施形態では、zは、0である。いくつかの他の実施形態では、zは、1である。いくつかの詳細な実施形態では、zが1である場合、式Iの化合物は、式Ii
【0100】
【0101】
[式中、X1、X2、Y1からY4、Z1からZ3、および各A4、およびnは、本明細書中で定義される通りである]によって表される通りである。
いくつかの実施形態では、R2は、非置換のフェニルであり得ず、すなわち、オプションa(i)では、フェニルは、少なくとも1つの基A4により置換される。
【0102】
いくつかの好ましい実施形態では、式Iの化合物は、式Ij
【0103】
【0104】
[式中、R1、R2、R3およびnは、本明細書中で定義される通りである]により例示される通りである。これらの実施形態のうちのいくつかでは、nは、0である、すなわち、より詳細には、本化合物は、式Ik
【0105】
【0106】
[式中、R2およびR3は、本明細書中で表される通りである]によって表される通りである。
これらの好ましい実施形態のうちのいくつかでは、式Ikの化合物はやはり、式Ihの化合物である、すなわち、化合物は、式Im
【0107】
【0108】
[式中、R3、各A4およびzは、本明細書中で定義される通りであり、例えば、zは、0または1である]によって表される通りである。いくつかの実施形態では、zは、0である。いくつかの他の詳細な実施形態では、zが1である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、本化合物は、式In
【0109】
【0110】
[式中、R3および各A4は、本明細書中で定義される通りである]によって表される通りである。
いくつかの実施形態では、オプションa(i)において、R2は、3-(ジメチルアミノ)フェニル、3-(ヒドロキシメチル)フェニル、3-(トリフルオロメチル)フェニル、3-アミノフェニル、3-クロロフェニル、3-ヒドロキシフェニル、3-メトキシフェニル、3-メチルフェニル、4-クロロフェニル、4-(ジメチルアミノ)フェニル、4-(トリフルオロメチル)フェニル、4-カルバモイルフェニル、4-シアノフェニル、4-エチルフェニル、4-フルオロフェニル、4-ヒドロキシフェニル、4-ヨードフェニル、4-メトキシフェニル、4-メチルフェニル、2,3-ジメチルフェニル、2,4-ジクロロフェニル、2-フルオロ-4-メトキシフェニル、2-フルオロ-4-メチルフェニル、2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル、3,4-ジクロロフェニル、3,4-ジフルオロフェニル、3,4-ジメトキシフェニル、3,4-ジメチルフェニル、3-クロロ-4-(トリフルオロメトキシ)フェニル、3-クロロ-4-シアノフェニル、3-クロロ-4-フルオロフェニル、3-クロロ-4-ヒドロキシフェニル、3-クロロ-4-ヨードフェニル、3-クロロ-4-メトキシフェニル、3-クロロ-5-メトキシフェニル、3-シアノ-4-メトキシフェニル、3-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル、3-フルオロ-4-メトキシフェニル、3-フルオロ-5-メトキシフェニル、3-ヒドロキシ-4-メチルフェニル、3-メトキシ-4-メチルフェニル、3-メトキシ-5-(トリフルオロメチル)フェニル、4-ブロモ-3-クロロフェニル、4-ブロモ-3-メチルフェニル、4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)フェニル、4-クロロ-3-シアノフェニル、4-クロロ-3-フルオロフェニル、4-クロロ-3-メトキシフェニル、4-クロロ-3-メチルフェニル、4-シアノ-3-メトキシフェニル、4-フルオロ-3-メトキシフェニル、4-フルオロ-3-メチルフェニル、4-ヒドロキシ-3-メチルフェニル、4-ヨード-3-メチルフェニル、4-メトキシ-3-(メトキシカルボニル)フェニル、4-メトキシ-3-(トリフルオロメチル)フェニル、4-メトキシ-3-メチルフェニル、4-メチル-3-(トリフルオロメチル)フェニル、2-アミノ-4,5-ジメチルフェニル、2,3-ジフルオロ-4-メトキシフェニル、3,4,5-トリメトキシフェニル、および3,5-ジフルオロ-4-メトキシフェニルから選択される部分を表す。いくつかの実施形態では、例えば、式Igの化合物のうち、R2は、3-メトキシ-4-メチルフェニルである。
【0111】
いくつかの実施形態では、オプションa(ii)では、5または6員の単環式ヘテロアリールは、非置換であるまたは1、2または3つ(特に、1または2つ、より詳細には、1つ)のA5基により置換される。いくつかの実施形態では、オプションa(ii)では、5または6員の単環式ヘテロアリールは、非置換である、すなわち、A5基を移さない。いくつかの他の実施形態では、オプションa(ii)では、1、2または3つ(特に、1または2つ、より詳細には、1つ)のA5基により置換される5または6員の単環式ヘテロアリール。
【0112】
いくつかの実施形態では、オプションa(ii)では、5または6員の単環式ヘテロアリールは、より詳細には、6員の単環式ヘテロアリールである。いくつかの他の実施形態では、オプションa(ii)では、5もしくは6員の単環式ヘテロアリールは、より詳細には、5員の単環式ヘテロアリールである。いくつかの実施形態では、オプションa(ii)では、単環式ヘテロラリール(heteroraryl)は、5員の場合、N、OおよびSから、例えば、NおよびOから選択される1~3個、または1~2個、または1個の、ヘテロ原子を含有する。いくつかの実施形態では、オプションa(ii)では、単環式ヘテロラリールは、6員の場合、1または2個の窒素原子を含有する。
【0113】
いくつかの実施形態では、オプションa(ii)では、ヘテロアリールは、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、およびピリジニルから選択される。いくつかの詳細な実施形態では、ヘテロラリールは、ピリジニル、例えば、ピリジン-2-イルまたはピリジン-3-イル、特に、ピリジン-3-イルである。
【0114】
いくつかの実施形態では、オプションa(ii)では、ヘテロアリールが、ピリジン-2-イルまたはピリジン-3-イル、特に、ピリジン-3-イルである場合、前記ピリジニルは、ピリジニル環の必須のアミド基への結合点に対してパラ位置で置換される。これらの実施形態のうちのいくつかでは、ピリジニルは、1つのA5基で置換される。いくつかの他の実施形態では、ピリジニルは、2つのA5基で置換され、そのうちの1つは、パラ位置となり、そのうちのもう1つは、ピリジニル環の必須のアミド基への結合点に対してメタ位置となる。
【0115】
いくつかの実施形態では、オプションa(ii)では、R2は、5-クロロピリジン-3-イル、5-メチルピリジン-2-イル、6-クロロピリジン-3-イル、6-メトキシピリジン-3-イル、6-メチルピリジン-3-イル、5,6-ジクロロピリジン-3-イル、5-クロロ-6-メトキシピリジン-3-イル、5-クロロ-6-メチルピリジン-2-イル、6-クロロ-5-メチルピリジン-3-イル、および6-メトキシ-5-メチルピリジン-3-イルから選択される部分を表す。
【0116】
いくつかの実施形態では、オプションa(iii)では、二環式ヘテロアリールは、非置換である、すなわち、A6基を移さない。いくつかの他の実施形態では、オプションa(iii)では、二環式ヘテロアリールは、A6から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基、例えば、A6から選択される1、2もしくは3つの基、またはA6、例えば、1つのA6基から選択される1もしくは2つの基により置換される。いくつかの実施形態では、二環式ヘテロアリールは、非置換であるまたは1つのA6基により置換される。
【0117】
オプションa(iii)では、二環式ヘテロアリールは、複素環式環、例えば、5もしくは6員の複素環式環に縮合された1つのベンゼン環を含有し、これは、飽和または不飽和および芳香族または非芳香族であり得、1個または複数のヘテロ原子、例えば、1または2個のヘテロ原子を含有する。いくつかの実施形態では、複素環式環は、5もしくは6員および芳香族、例えば、5もしくは6員および芳香族であり、かつN、OおよびSから、例えば、NおよびOから選択される1または2個のヘテロ原子を含有するものである。
【0118】
二環式ヘテロアリールが、ベンゼン環または複素環式環への結合により必須のアミド基に結合することができるということが指摘されるべきである。いくつかの実施形態では、二環式ヘテロアリールは、二環式ヘテロアリールのベンゼン環への結合により必須のアミド基へ結合される。
【0119】
いくつかの実施形態では、オプションa(iii)では、二環式ヘテロアリールは、ベンゾジオキソリル、ベンゾジオキシニル、インドリル、インダゾリル、ベンゾオキサゾリル、キノリニル、およびベンゾジアゾリルから選択される。これらの実施形態のうちのいくつかでは、二環式ヘテロアリールは、より詳細には、インドリル、インダゾリル、ベンゾオキサゾリル、キノリニル、またはベンゾジアゾリルである。
【0120】
いくつかの詳細な実施形態では、オプションa(iii)では、R2は、1H-インドリル、1H-インドリル、1H-インダゾリル、1H-インダゾリル、1-メチル-1H-インダゾリル、3-メチル-1H-インダゾリル、1-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾリル、2-メチル-1,3-ベンゾオキサゾリル、キノリニル、2,3-ジヒドロ-1,4-ベンゾジオキシニル、および2H-1,3-ベンゾジオキソリル;例えば、1H-インドール-4-イル、1H-インドール-5-イル、1H-インダゾール-6-イル、1H-インダゾール-7-イル、1-メチル-1H-インダゾール-5-イル、3-メチル-1H-インダゾール-5-イル、1-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-イル、2-メチル-1,3-ベンゾオキサゾール-6-イル、キノリン-6-イル、2,3-ジヒドロ-1,4-ベンゾジオキシン-6-イル、および2H-1,3-ベンゾジオキソール-5-イルから選択される部分を表す。
【0121】
式Iの化合物において、各R3は、独立に、
(i)ハロ、-NO2、-CN、-R2a、-OR2b、-S(O)qR2c、-S(O)rN(R2d)(R2e)、-N(R2f)S(O)sR2g、-N(R2h)(R2i)、-C(O)OR2j、または-C(O)NR2kR2l(「オプションb(i)」)、
(ii)A7から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール(「オプションb(ii)」)、
(iii)A8から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール(「オプションb(ii)」)、または
(iv)A9から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリル(「オプションb(iv)」)を表す。
【0122】
いくつかの実施形態では、R3は、オプションb(i)、オプションb(ii)またはオプションb(iii)を表す。いくつかの実施形態では、R3は、オプションb(i)またはオプションb(iv)を表す。いくつかの実施形態では、R3は、オプションb(i)、オプションb(ii)、またはオプションb(iv)を表す。いくつかの実施形態では、R3は、オプションb(i)、オプションb(ii)、またはオプションb(iv)を表す。
【0123】
いくつかの詳細な実施形態では、R3は、オプションb(i)を表す。いくつかの他の詳細な実施形態では、R3は、オプションb(ii)を表す。さらなる他の実施形態では、R3は、オプションb(iii)を表す。いくつかのさらなる実施形態では、R3は、オプションb(iv)を表す。
【0124】
いくつかの実施形態では、オプションb(i)において、R3は、より詳細には、ハロ、-CN、-R2a、-OR2b、-S(O)qR2c、-N(R2h)(R2i)、-C(O)OR2j、および-C(O)NR2kR2lから選択される部分を表す。いくつかのさらなる実施形態では、オプションb(i)において、その部分は、ハロ、CN、-R2a、-OR2b、-N(R2h)(R2i)、-C(O)OR2j、および-C(O)NR2kR2lから選択される。さらなるいくつかの実施形態では、オプションb(i)において、その部分は、ハロ、-OR2b、N(R2h)(R2i)、および-C(O)NR2kR2lから選択される。さらなるいくつかの実施形態では、オプションb(i)において、その部分は、ハロ、-N(R2h)(R2i)、および-C(O)NR2kR2lから選択される。さらなるいくつかの実施形態では、オプションb(i)において、その部分は、ハロから選択される。
【0125】
さらなるいくつかの実施形態では、オプションb(i)において、その部分は、-OR2b、-N(R2h)(R2i)、および-C(O)NR2kR2lから選択される。さらなるいくつかの実施形態では、オプションb(i)において、その部分は、-N(R2h)(R2i)、および-C(O)NR2kR2lから選択される。さらなるいくつかの実施形態では、オプションb(i)において、その部分は、-C(O)NR2kR2lである。さらなるいくつかの実施形態では、オプションb(i)において、その部分は、-N(R2h)(R2i)である。
【0126】
さらなるいくつかの実施形態では、オプションb(i)において、その部分は、-OR2bまたは-C(O)NR2kR2lである。さらなるいくつかの実施形態では、オプションb(i)において、その部分は、-OR2bである。
【0127】
さらなるいくつかの実施形態では、オプションb(i)において、その部分は、ハロ、-R2a、-OR2b、N(R2h)(R2i)、および-C(O)NR2kR2lから選択される。さらなるいくつかの実施形態では、オプションb(i)において、その部分は、ハロ、-R2a、-N(R2h)(R2i)、および-C(O)NR2kR2lから選択される。さらなるいくつかの実施形態では、オプションb(i)において、その部分は、ハロおよび-R2aから選択される。
【0128】
さらなるいくつかの実施形態では、オプションb(i)において、その部分は、-R2a、-OR2b、-N(R2h)(R2i)、および-C(O)NR2kR2lから選択される。さらなるいくつかの実施形態では、オプションb(i)において、その部分は、-R2a、N(R2h)(R2i)、および-C(O)NR2kR2lから選択される。さらなるいくつかの実施形態では、オプションb(i)において、その部分は、-R2aまたは-C(O)NR2kR2lである。さらなるいくつかの実施形態では、オプションb(i)において、その部分は、-R2aまたは-N(R2h)(R2i)である。さらなるいくつかの実施形態では、オプションb(i)において、その部分は、-R2a、-OR2bまたは-C(O)NR2kR2lである。さらなるいくつかの実施形態では、オプションb(i)において、その部分は、-R2aまたは-OR2bである。さらなるいくつかの実施形態では、オプションb(i)において、その部分は、-R2aである。
【0129】
いくつかの実施形態では、オプションb(i)において、-S(O)qR2c部分は、より詳細には、-S(O)2R2cおよび-SR2cから選択される部分である。いくつかの実施形態では、-S(O)qR2c部分は、-SR2cである。いくつかの他の実施形態では、-S(O)qR2c部分は、-S(O)R2cまたは-S(O)2R2cであり、特に、-S(O)2R2cである。
【0130】
いくつかの実施形態では、各R3は、独立に、ハロ(例えば、FまたはBr、例えば、Brなど)を表す。
さらなる実施形態では、Z3が、CHもしくはCR1を表す場合、各R3は、F(例えば、式中、1つのR3基が存在する)を表す。
【0131】
いくつかの実施形態では、オプションb(ii)において、R3は、A7から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるフェニルを表す。これらの実施形態のうちのいくつかでは、フェニルは、A7から独立に選択される1~3つの基、例えば、A7から独立に選択される1または2つの基、またはA7から独立に選択される1つの基により置換される。
【0132】
いくつかの詳細な実施形態では、オプションb(ii)において、R3は、2-アミノフェニル、2-((ジメチルアミノ)メチル)フェニル、3-アミノフェニル、3-((2-メトキシエチル)カルバモイル)フェニル、3-(2-(ジメチルアミノ)エトキシ)フェニル、3-(アミノメチル)フェニル、3-(カルバモイルメチル)フェニル、3-(メトキシカルボニル)フェニル、3-(モルホリン-4-カルボニル)フェニル、3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル、3-[2-(ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル、3-カルボキシフェニル、3-フルオロフェニル、4-(2-(ジメチルアミノ)エトキシ)フェニル、4-(2,2,2-トリフルオロアセチル)フェニル、4-(アミノメチル)フェニル、4-カルボキシフェニル、および4-スルファモイルフェニルから選択される部分を表す。
【0133】
オプションb(iii)では、ヘテロアリールは、A8から選択される1つまたは複数(例えば、1、2または3つ)の基、特に、A8から選択される1または2つの基により、場合により置換される。いくつかの実施形態では、オプションb(iii)において、ヘテロアリールは、非置換であるまたは1つのA8基により置換される。
【0134】
オプションb(iii)では、必要とされるヘテロアリールは、一般に前述の通りである。例えば、ヘテロアリールは、単環式および5もしくは6員であり得、N、OおよびSから選択される1つまたは複数(例えば、1、2または3つ)のヘテロ原子;または二環式および8-から10員(または9-もしくは10員)を含み、N、OおよびSから選択される1つまたは複数(例えば、1、2、3または4つ)のヘテロ原子を含有する。例えば、ヘテロアリールは、1H-ピロリル、1H-ピラゾリル、トリアゾリル(例えば、1H-1,2,4-トリアゾリルなど)ピリジニル、ピリミジニル、1H-ピラゾロピリジニル(例えば、1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジニル、および1H,4H,5H,6H-ピロロピラゾリル、(例えば、1H,4H,5H,6H-ピロロ[3,4-c]ピラゾリル)から選択することができる。
【0135】
いくつかの実施形態では、オプションb(iii)において、R3は、1H-ピロール-2-イル、1H-ピラゾール-1-イル、4-ブロモ-1H-ピラゾール-1-イル、4-(エチルカルバモイル)-1H-ピラゾール-1-イル、4-(ジエチルカルバモイル)-1H-ピラゾール-1-イル、4-(2-(ジメチルアミノ)エチル)カルバモイル)-1H-ピラゾール-1-イル、4-((2,3-ジヒドロキシプロピル)カルバモイル)-1H-ピラゾール-1-イル、1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル、ピリジン-3-イル、ピリジン-4-イル、2-エトキシピリジン-3-イル、2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル、ピリジン-4-イル、5-アミノピリジン-3-イル、6-アミノピリジン-3-イル、6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル、6-メトキシピリジン-3-イル、ピリミジン-5-イル、1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジン-5-イル、および1H,4H,5H,6H-ピロロ[3,4-c]ピラゾール-5-イルから選択される部分を表す。
【0136】
オプションb(iv)では、ヘテロシクリルは、A9から選択される1つまたは複数(例えば、1~3つ、または1~2つ)の基、特に、A9から選択される1または2つの基、例えば、A9から選択される1つの基によって場合により置換される。いくつかの実施形態では、オプションb(iv)において、ヘテロシクリルは、非置換であるまたは1つのA9基により置換される。
【0137】
オプションb(iv)では、ヘテロシクリルは、一般に本明細書中に記載される環である。例えば、ヘテロシクリルは、N、OおよびSから選択される1、2または3つ(例えば、1または2つ)のヘテロ原子を含有する、単環式、飽和または不飽和(非芳香族)の4から8員、より詳細には、4から6員(例えば、5もしくは6員)の環であり得る。いくつかの実施形態では、ヘテロシクリルは、5もしくは6員であり、N、OおよびS、特に、NまたはOから選択される1もしくは2個のヘテロ原子を含有する。いくつかの実施形態では、前記ヘテロシクリルは、環中で少なくとも1つのNを含有する。これらの実施形態のうちのいくつかでは、環中で少なくとも1つのNを含有するヘテロシクリルは、前記Nへの結合により式Iの化合物のベンゼン環に結合される。
【0138】
いくつかの実施形態では、オプションb(iv)では、ヘテロシクリルは、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルフォリニル、および1,2,3,6-テトラヒドロピリジニル;例えば、ピロリジン-1-イル、ピペリジン-1-イル、ピペラジン-1-イル、モルホリン-4-イル、および1,2,3,6-テトラヒドロピリジン-4-イルから選択される。
【0139】
いくつかの詳細な実施形態では、オプションb(iv)では、R3は、ピロリジン-1-イル、3-アミノピロリジン-1-イル、3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-イル、3-アセトアミドピロリジン-1-イル、3-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)ピロリジン-1-イル、ピペラジン-1-イル、4-アミノピペリジン-1-イル、1,2,3,6-テトラヒドロピリジン-4-イル、1-メチル-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン-4-イル、およびモルホリン-4-イルから選択される部分を表す。
【0140】
式Iの化合物において、各R2aは、
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(式中、かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびB1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される)(「オプションc(i)」)、
(ii)オキシおよびB2から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール(「オプションc(ii)」)、
(iii)オキシおよびB3から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール(「オプションc(iii)」)、または
(iv)オキシおよびB4 から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリル(「オプションc(iv)」)を表し;
各R2bからR2lは、独立に、H、または
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(式中、かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびB1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される)(「オプションd(i)」)、
(ii)オキシおよびB2から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール(「オプションd(ii)」)、
(iii)オキシおよびB3から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール(「オプションd(iii)」)、または
(iv)オキシおよびB4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリル(「オプションd(iv)」)を表す。
【0141】
いくつかの実施形態では、各R2aは、オプションc(i)、オプションc(iii)、またはオプションc(iv)を表し、各R2bからR2lは、独立に、H、オプションd(i)、オプションd(iii)またはオプションd(iv)を表す。いくつかの実施形態では、各R2aは、オプションc(i)またはオプションc(iv)を表し、各R2bからR2lは、独立に、H、オプションd(i)またはオプションd(iv)を表す。いくつかのさらなる実施形態では、各R2aは、オプションc(i)を表し、各R2bからR2lは、独立に、Hもしくはオプションd(i)を表す。
【0142】
いくつかの実施形態では、R2aからR2lのうちのいずれか1つにおいて、任意のC1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニルは、より詳細には、(飽和)C1~6アルキル、例えば、(直鎖ならびに十分な数の炭素原子がある場合、分枝アルキルおよびシクロアルキルを含めて)C1~4アルキル、またはC1~3アルキルである。
【0143】
上記の実施形態のうちのいくつかでは、R2aからR2lのうちのいずれか1つが、(場合により置換された)C1~6アルキル、C2~6アルケニル、またはC2~6アルキニルを表す場合、任意のかかるアルキル、アルキニルまたはアルケニルは、より詳細には、C1~4アルキルであり、任意のC2~6アルケニルは、より詳細には、C2~4アルケニルであり、任意のC2~6アルキニルは、より詳細には、C2~4アルキニルである。上記の実施形態のいくつかのさらなるものでは、任意のかかるアルキルは、より詳細には、C1~3アルキルであり、任意のかかるアルケニルは、より詳細には、C2~3アルケニルであり、任意のかかるアルキニルは、より詳細には、C2~3アルキニルである。
【0144】
R2aからR2lのいずれか1つが、(場合により置換される)アリールを表す場合、かかるアリールは、好ましくは、フェニルである。
R2aからR2lのいずれか1つが、(場合により置換される)ヘテロアリールを表す場合、かかるヘテロアリールは、本明細書中の上記で定義される通りであり、例えば、これは、5もしくは6員であり得、1~3個のヘテロ原子、例えば、N、OおよびSから、特に、NおよびOから選択される1~3個のヘテロ原子を含有する。
【0145】
R2aからR2lのいずれか1つが、(場合により置換される)ヘテロシクリルを表す場合、かかるヘテロシクリルは、本明細書中の上記で定義される通りであり、例えば、N、OおよびSから選択される1個または複数のヘテロ原子、例えば、N、OおよびSから、例えば、NおよびOから選択される1または3個のヘテロ原子を含有する4から6員のヘテロシクリルから選択することができる。例えば、ヘテロシクリルは、ピペラジニル、モルフォリニル、ピペリジニル、ピロリジニル、およびアゼチジニルから選択することができる。
【0146】
詳細な実施形態では、
R2aは、オキシおよびB1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~6アルキル(例えば、C1~3アルキル)を表し;
R2bは、HもしくはC1~6アルキル(例えば、C1~2アルキル)を表し;
R2cは、HもしくはC1~6アルキル(例えば、C1アルキル)、例えば、C1~6アルキル(例えば、C1アルキル)を表し;
R2hおよびR2iは、独立に、HもしくはC1~6アルキル(例えば、C1アルキル)を表す。
【0147】
いくつかの実施形態では、R2aは、C1~6アルキル、例えば、C1~3アルキル、例えば、メチル、エチル、プロピルまたはシクロプロピルなどを表し;またはR2aは、オキシおよびB1、例えば、1個のオキシおよび/または1、2もしくは3つのB1部分から選択される1つまたは複数の部分により置換される、C1~6アルキル(例えば、C1~3アルキル、例えば、メチル、エチル、プロピルまたはシクロプロピルなど)を表す。
【0148】
いくつかの実施形態では、R2aは、C1~6アルキル(例えば、C1~3アルキル、例えば、メチル、エチル、プロピルまたはシクロプロピルなど)を表し、前記アルキルは、オキシおよびB1、例えば、1個のオキシおよび/または1、2もしくは3つのB1部分から選択される1つまたは複数の部分により置換される、または前記アルキルは、1つもしくは複数(例えば、1、2もしくは3つ)のB1部分により置換される。
【0149】
いくつかの実施形態では、R2aが、1つまたは複数のB1部分により置換される、C1~6アルキル(例えば、C1~3アルキル、例えば、メチル、エチル、プロピルまたはシクロプロピルなど)を表す場合、かかる部分は、ハロゲン(例えば、フルオロ)、-OR4b、-N(R4h)(R4i)、および-C(O)OR4j、例えば、OH、NH2、およびメトキシカルボニルから選択される。
【0150】
いくつかの実施形態では、R2aが、オキシおよびB1から選択される1つまたは複数の部分により置換されるC1~6アルキルを表す場合、R2aは、より詳細には、-C(O)B1を表し、B1は、本明細書に記載される通りである。例えば、いくつかの実施形態では、-C(O)B1において、B1は、D6から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される本明細書に記載されるヘテロシクリル(例えば、4から8員のヘテロシクリル、または4から6員のヘテロシクリル、例えば、1もしくは2個のヘテロ原子を含有するヘテロシクリル)を表し、前記ヘテロシクリルは、環中の少なくとも1個の窒素原子を含有し、前記ヘテロシクリルは、前記窒素原子への結合によりC(O)部分に結合される。これらの実施形態のうちのいくつかでは、ヘテロシクリルは、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、およびモルフォリニルから選択される。
【0151】
いくつかの実施形態では、R2aが、-C(O)B1部分を表す場合、前記部分は、3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-カルボニル、2-(ピロリジン-1-イルメチル)ピロリジン-1-イル、2-カルバモイルピロリジン-1-カルボニル、4-(ジメチルアミノ)ピペリジン-1-カルボニル、ピペラジン-1-カルボニル、4-メチルピペラジン-1-カルボニル、3-(トリフルオロメチル)ピペラジン-1-カルボニル、4-(2-(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン-1-カルボニル、またはモルホリン-4-カルボニルから選択される。
【0152】
いくつかの実施形態では、R2aは、メチル、2-メトキシ-2-オキソエチル、2-ヒドロキシエチル、シクロプロピル、アミノメチル、3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-カルボニル、2-(ピロリジン-1-イルメチル)ピロリジン-1-イル、2-カルバモイルピロリジン-1-カルボニル、4-(ジメチルアミノ)ピペリジン-1-カルボニル、ピペラジン-1-カルボニル、4-メチルピペラジン-1-カルボニル、3-(トリフルオロメチル)ピペラジン-1-カルボニル、4-(2-(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン-1-カルボニル、およびモルホリン-4-カルボニルから選択される部分を表す。
【0153】
-OR2b部分において、R2bは、本明細書中の上記で定義される通りである。いくつかの詳細な実施形態では、R2bは、HおよびC1~6アルキルから選択される部分を表し、アルキルは、B1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換され、またはR2bは、本明細書中で定義されるヘテロシクリルを表す。
【0154】
いくつかの実施形態では、R2bは、本明細書中で定義される通りであるが、Hを表さない。
R2bが、1つまたは複数の(例えば、1つの)B1により置換されるアルキルを表す場合、各B1は、本明細書中で定義される通りである。いくつかの実施形態では、各B1は、R2bの一部の場合、独立に、ハロ(例えば、F)、-OR4b、-N(R4h)(R4i)、-C(O)OR4j、および-C(O)NR4kR4l;例えば、ハロ(例えば、F)、-OR4b、-N(R4h)(R4i)、および-C(O)OR4j;特に、-OR4bおよび-N(R4h)(R4i)から選択される部分を表す。
【0155】
-S(O)qR2c部分において、R2cは、本明細書中の上記で定義される通りである。いくつかの実施形態では、R2cは、HおよびC1~6アルキル(例えば、HおよびC1~3アルキル、またはHおよびC1アルキル)から選択される部分を表し、アルキルは、本明細書中で定義される通り、B1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される。いくつかの実施形態では、R2cは、H、メチル、(4-メトキシフェニル)メチル、またはカルボキシメチル、特に、Hもしくはメチル、例えば、Hを表す。さらなる他の実施形態では、R2cは、本明細書中で定義される通りであるが、Hを表さず;例えば、R2cは、C1~6アルキル(例えば、C1~3アルキル、またはC1アルキル)から選択される部分を表し、アルキルは、本明細書中で定義される通り、B1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される。
【0156】
-N(R2h)(R2i)部分において、R2hおよびR2iの各1個は、本明細書中の上記で定義される通りである。いくつかの実施形態では、R2hは、HもしくはC1~6アルキル、例えば、HもしくはC1~3アルキル、またはHもしくはC1~2アルキル、例えば、Hもしくはメチルを表し、R2iは、本明細書中で定義される通りである。いくつかの実施形態では、R2iは、本明細書中で定義される通りであるが、Hを表さない。
【0157】
いくつかの実施形態では、R2iは、H、オキシおよびB1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~6アルキル、オキシおよびB3から(特に、B3から)選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、ならびにオキシおよびB4から(特に、B4から)独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表す。
【0158】
これらの実施形態のいくつかでは、各B1は、R2iの部分の場合、独立に、ハロ、-OR4b、-N(R4h)(R4i)、-C(O)NR4kR4l、D5から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、ならびにオキシおよびD6から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルから選択される部分を表す。
【0159】
これらの実施形態のさらにいくつかでは、かかる各B1は、独立に、ハロ、-OR4b、-N(R4h)(R4i)、D5から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、ならびにオキシおよびD6から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルから選択される部分を表す。
【0160】
いくつかの実施形態では、R2iが、オキシおよびB1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~6アルキルを表す場合、R2iは、より詳細には、1個のオキシによって置換されるおよびB1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~6アルキルを表す。これらの実施形態のうちのいくつかでは、R2iは、
(a)-C(O)C1~6アルキル[アルキルは、B1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換され、B1は、本明細書中で定義される通りである]、または
(b)-C(O)B1[C(O)に結合されるB1は、本明細書中で定義される通りであり、例えば、前記B1は、D4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、D5から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、またはD6から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表す]を表す。
【0161】
さらに詳細ないくつかの実施形態では、R2iは、
(a)-C(O)C1~3アルキル[アルキルは、B1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換され、B1は、本明細書中で定義される通りである]、または
(b)-C(O)B1[C(O)に結合されるB1は、本明細書中で定義される通りであり、例えば、前記B1は、D4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、D5から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、またはD6から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表す]を表す。
【0162】
上記の実施形態のうちのいくつかでは、R2iは、-C(O)C1~3アルキルを表し、アルキルは、B1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換され、B1は、本明細書中で定義される通りである。
【0163】
上記の実施形態のいくつかでは、R2iは、-C(O)B1[C(O)に結合されるB1は、D4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、D5から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、またはD6から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表す]を表す。
【0164】
上記の実施形態のうちのいくつかでは、R2iが、-C(O)B1を表す場合、C(O)に結合されるB1は、D5から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、またはD6から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表す。
【0165】
上記の実施形態のうちのいくつかでは、R2iが-C(O)B1を表す場合、C(O)に結合されるB1は、D6から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表す。
【0166】
上記の実施形態のうちのいくつかでは、R2iが、-C(O)B1を表す場合、C(O)に結合されるB1は、D5から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリールを表す。
【0167】
いくつかの実施形態では、R2iは、H、メチル、エチル、プロピル、2,2-ジフルオロエチル、2,2,2-トリフルオロエチル、ベンジル、ピリミジン-2-イル、1-メチルピロリジン-3-イル、2-アミノエチル、3-アミノプロピル、2-(メチルアミノ)エチル、2-(ジメチルアミノ)エチル、3-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)プロピル、アセチル、2-メトキシアセチル、2-アミノアセチル、2-(ジメチルアミノ)アセチル、3-アミノプロパノイル、2-モルホリノアセチル、モルホリン-2-カルボニル、4-ヒドロキシピロリジン-2-カルボニル、アゼチジン-2-カルボニル、1H-ピラゾール-3-カルボニル、1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボニル、オキサゾール-5-カルボニル、2-アミノオキサゾール-4-カルボニル、5-メチルイソオキサゾール-3-カルボニル、1-メチル-1H-イミダゾール-2-カルボニル、および1-メチル-1H-イミダゾール-4-カルボニルから選択される部分を表す。
【0168】
上記の実施形態のうちのいくつかでは、R2hは、Hもしくはメチル、特に、Hを表す。
-C(O)N(R2k)(R2l)部分において、R2kおよびR2lの各1個は、本明細書中の上記で定義される通りである。いくつかの実施形態では、R2kは、HもしくはC1~6アルキル、例えば、Hもしくは1~3アルキル、またはHもしくはC1~2アルキル、例えば、Hもしくはメチル、特に、Hを表し;R2lは、本明細書中で定義される通りである。いくつかの実施形態では、R2lは、Hを表さない。
【0169】
いくつかの実施形態では、R2lは、H、場合により、1つまたは複数のB1により置換されるC1~6アルキル、B3から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、またはB4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表す。これらの実施形態のうちのいくつかでは、任意のB1は、R2lの部分の場合、-OR4b、-N(R4h)(R4i)、-C(O)NR4kR4l、D5から選択される1つまたは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、およびD6から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルから選択される部分を表す。例えば、いくつかの実施形態では、かかる任意のB1は、ヒドロキシ、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、カルバモイル、メチルスルホンアミド、ピロリジニル(例えば、ピロリジン-2-イル)、ピペラジニル(例えば、ピペラジン-1-イル)、モルフォリニル(例えば、モルホリン-3-イル、またはモルホリン-4-イル)、オキソラニル(例えば、オキソラン-2-イル)、1H-イミダゾール-2-イル(例えば、1H-イミダゾール-2-イル)、およびピリミジニル(例えば、ピリミジン-2-イル)から選択される部分を表す。
【0170】
いくつかの詳細な実施形態では、R2kは、H、メチル、2-ヒドロキシエチル、2-アミノエチル、2-(ジメチルアミノ)エチル、2-(メチルアミノ)エチル、3-アミノプロピル、2-アセトアミドエチル、2,3-ジヒドロキシプロピル、2-(メチルスルホンアミド)エチル、3-アミノ-3-オキソプロピル、(ピロリジン-2-イル)メチル、2-(ピペラジン-1-イル)エチル、2-(モルホリン-4-イル)エチル、(オキソラン-2-イル)メチル、(1H-イミダゾール-2-イル)メチル、ピリミジン-2-イル)メチル、(モルホリン-3-イル)メチル、アゼチジン-3-イル、ピロリジン-3-イル、および1-メチルピロリジン-3-イルから選択される部分を表す。
【0171】
式Iの化合物において、A1からA9のうちの各1つは、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-R3a、-OR3b、-S(O)qR3c、-S(O)rN(R3d)(R3e)、-N(R3f)S(O)sR3g、
-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、または-C(O)NR3kR3l(「オプションe(i)」)、
(ii)オキシおよびD1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール(「オプションe(ii)」)、
(iii)オキシおよびD2から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール(「オプションe(iii)」)、または
(iv)オキシおよびD3から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリル(「オプションe(iv)」)を表す。
【0172】
いくつかの実施形態では、各A1からA9は、独立に、オプションe(i)またはオプションe(iv)を表す。
いくつかの実施形態では、各A1からA9は、独立に、オプションe(i)を表す。
【0173】
いくつかの実施形態では、A1、A2およびA3は、非存在であり、A4からA9のうちの各1つは、本明細書中の上記で定義される通りである。
いくつかの実施形態では、オプションe(i)において、各A1からA9(例えば、A4からA9)は、独立に、ハロ、-CN、-R3a、-OR3b、-S(O)rN(R3d)(R3e)、-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、および-C(O)NR3kR3lから選択される部分を表す。いくつかのさらなる実施形態では、オプションe(i)において、かかる各部分は、ハロ、-CN、-R3a、-OR3b、-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、および-C(O)NR3kR3lから選択される。
【0174】
いくつかのさらなる実施形態では、オプションe(i)において、かかる各部分は、ハロ、-R3a、-OR3b、-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、および-C(O)NR3kR3lから選択される。
【0175】
挙げることができる詳細なA4基には、ハロ、NO2、-CN、-R3a、-OR3b,-S(O)qR3c、-S(O)rN(R3d)(R3e)、-N(R3f)S(O)sR3g、-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、および-C(O)NR3kR3lが含まれる。
【0176】
挙げることができるさらに詳細なA4基には、ハロ(例えば、Cl、F、BrおよびI)、-CN、-R3a、-OR3b、および-C(O)OR3jが含まれる。例えば、A4は、ハロ(例えば、I)を表すことができる。
【0177】
いくつかの実施形態では、任意のA4基は、ハロ、-CN、-R3a,-OR3b、-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、および-C(O)NR3kR3l;例えば、ハロ、-CN、-R3a、-OR3b、および-N(R3h)(R3i)から選択される部分を表す。
【0178】
いくつかの実施形態では、任意のA4基は、ハロ、-R3a、および-OR3b、例えば、ハロ、C1~6アルキル、およびC1~6アルコキシ、例えば、ハロ、C1~3アルキル、およびC1~3アルコキシなど、特に、ハロ、メチルおよびメトキシ、例えば、ハロから選択される部分を表す。
【0179】
いくつかの実施形態では、任意のA4基は、ハロ、および-R3a、例えば、ハロ、およびC1~6アルキル、例えば、ハロ、およびC1~3アルキルなど、特に、ハロ、およびメチルから選択される部分を表す。
【0180】
いくつかの実施形態では、任意のA4基は、-R3a、および-OR3b、例えば、C1~6アルキル、およびC1~6アルコキシ、例えば、C1~3アルキル、およびC1~3アルコキシなど、特に、メチルおよびメトキシから選択される部分を表す。
【0181】
いくつかの実施形態では、任意のA4基は、-OR3b、例えば、C1~6アルコキシ、またはC1~3アルコキシ、特に、メトキシを表す。いくつかの他の実施形態では、任意のA4基は、-CN、-R3a、-OR3b、-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、および-C(O)NR3kR3l;例えば、-CN、-R3a、-OR3b、および-N(R3h)(R3i);または-R3a、-OR3b、-N(R3h)(R3i)、および-C(O)OR3j;特に、-R3a、-OR3b、および-N(R3h)(R3i)から選択される部分を表す。いくつかの詳細な実施形態では、任意のA4基は、R3a、および-OR3b;例えば、メチルおよびメトキシから選択される部分を表す。
【0182】
いくつかの実施形態では、A4が、アルキル基(例えば、A4は、メチルまたはメトキシである)であるまたはアルキル基を含む場合、かかるアルキル基は、1つまたは複数のハロ、例えば、1個または複数のフルオロにより、例えば、トリフルオロメチルまたはトリフルオロメトキシ中で置換することができる。したがって、いくつかの実施形態では、A4は、ハロ、メチル、トリフルオロメチル、メトキシおよびトリフルオロメトキシ、例えば、メチル、トリフルオロメチル、メトキシおよびトリフルオロメトキシから選択される部分を表すことができる。
【0183】
いくつかの実施形態では、任意のA4基は、ハロである場合、かかるハロは、より詳細には、クロロ、ブロモおよびヨード、例えば、クロロおよびヨードから選択される。いくつかの実施形態では、任意のA4が、ハロである場合、かかるハロは、ヨードである。いくつかの実施形態では、任意のA4が、ハロである場合、かかるハロは、クロロである。
【0184】
挙げることができる詳細なA5基には、ハロ、NO2、-CN、-R3a、-OR3b、-S(O)qR3c、-S(O)rN(R3d)(R3e)、-N(R3f)S(O)sR3g、-N(R3h)(R3i)、および-C(O)NR3kR3lが含まれる。挙げることができるより詳細なA5基には、ハロ(例えば、Cl)-R3a(例えば、メチル)および-OR3b(例えば、-OMe)が含まれる。
【0185】
挙げることができる詳細なA6基には、ハロ、NO2、-CN、-R3a、-OR3b,-S(O)qR3c、-S(O)rN(R3d)(R3e)、-N(R3f)S(O)sR3g、-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、および-C(O)NR3kR3lが含まれる。
【0186】
挙げることができるさらに詳細なA6基には、ハロ(例えば、Cl)-R3a(例えば、メチル)および-OR3b(例えば、-OMe)が含まれる。挙げることができるより詳細なA6基には、-R3aが含まれる。
【0187】
挙げることができる詳細なA7基には、ハロ、NO2、-CN、-R3a、-OR3b、-S(O)qR3c、-S(O)rN(R3d)(R3e)、-N(R3f)S(O)sR3g、-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、および-C(O)NR3kR3lが含まれる。
【0188】
挙げることができるより詳細なA7基には、ハロ(例えば、F)、-R3a、-OR3b、-S(O)2N(R3d)(R3e)、-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、および-C(O)NR3kR3lが含まれる。
【0189】
挙げることができるA8基には、ハロ、NO2、-CN、-R3a、-OR3b、-S(O)qR3c、-S(O)rN(R3d)(R3e)、-N(R3f)S(O)sR3g、-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、および-C(O)NR3kR3lが含まれる。
【0190】
挙げることができるより詳細なA8基には、ハロ(例えば、Br)、-R3a、-OR3b、-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、および-C(O)NR3kR3l;例えば、ハロ(例えば、Br)、-R3a、-OR3b、-N(R3h)(R3i)、および-C(O)NR3kR3lが含まれる。
【0191】
挙げることができる詳細なA9基には、ハロ、NO2、-CN、-R3a、-OR3b、-S(O)qR3c、-S(O)rN(R3d)(R3e)、-N(R3f)S(O)sR3g、-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、および-C(O)NR3kR3lが含まれる。
【0192】
挙げることができるより詳細なA9基には、-R3a、および-N(R3h)(R3i)が含まれる。
式Iの化合物において、各B1は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-OR4b、-S(O)qR4c、-S(O)rN(R4d)(R4e)、-N(R4f)S(O)sR4g、-N(R4h)(R4i)、-C(O)OR4j、または-C(O)NR4kR4l(「オプションf(i)」)、
(ii)D4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール(「オプションf(ii)」)、
(iii)D5から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール(「オプションf(iii)」)、または
(iv)D6から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリル(「オプションf(iv)」)を表す。
【0193】
いくつかの実施形態では、各B1は、オプションf(i)およびオプションf(iv)から選択される部分を表す。いくつかの詳細な実施形態では、各B1は、オプションf(i)を表す。いくつかの他の詳細な実施形態では、各B1は、オプションf(iv)を表す。いくつかのさらなる実施形態では、各B1は、オプションf(ii)、オプションf(iii)およびオプションf(iv)、特に、オプションf(iii)およびオプションf(iv)から選択される部分を表す。いくつかのさらなる実施形態では、各B1は、独立に、オプションf(ii)を表す。さらなる実施形態では、各B1は、独立に、オプションf(iii)を表す。
【0194】
いくつかの実施形態では、オプションf(i)において、各B1は、独立に、ハロ、NO2、-CN、-OR4b、-N(R4f)S(O)sR4g、-N(R4h)(R4i)、-C(O)OR4j、および-C(O)NR4kR4lから選択される部分を表す。いくつかの実施形態では、オプションf(i)において、かかる各部分は、ハロ、-OR4b、-N(R4f)S(O)sR4g、-N(R4h)(R4i)、-C(O)OR4j、および-C(O)NR4kR4lから選択される。いくつかのさらなる実施形態では、オプションf(i)において、かかる各部分は、-OR4b、-N(R4f)S(O)sR4g、-N(R4h)(R4i)、-C(O)OR4j、および-C(O)NR4kR4lから選択される。いくつかのさらなる実施形態では、オプションf(i)において、各部分は、-OR4b、-N(R4h)(R4i)、-C(O)OR4j、および-C(O)NR4kR4lから選択される。いくつかのさらなる実施形態では、オプションf(i)において、かかる各部分は、-OR4b、-N(R4h)(R4i)、および-C(O)OR4jから選択される。いくつかのさらなる実施形態では、オプションf(i)において、かかる各部分は、-OR4bおよび-N(R4h)(R4i)から選択される。いくつかのさらなる実施形態では、オプションf(i)において、かかる各部分は、-OR4bから選択される。いくつかのさらなる実施形態では、オプションf(i)において、かかる各部分は、-N(R4h)(R4i)である。
【0195】
いくつかの実施形態では、B1が、N(R4h)(R4i)を表す場合、R4hは、HもしくはC1~6アルキル、例えば、HもしくはC1~3アルキル、特に、Hもしくはメチルであり、R4iは、オキシおよびE1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換されるC1~6アルキルである。
【0196】
いくつかの実施形態では、R4iが、オキシおよびE1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~6アルキルを表す場合、R4iは、より詳細には、1個のオキシによって置換されるおよびE1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~6アルキルを表す。これらの実施形態のうちのいくつかでは、R4iは、
(a)-C(O)C1~6アルキル[アルキルは、E1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換され、E1は、本明細書中で定義される通りである]、または
(b)-C(O)E1[C(O)に結合されるE1は、本明細書中で定義される通りであり、例えば、前記E1は、G4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、G5から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、またはG6から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表す]を表す。
【0197】
さらに詳細ないくつかの実施形態では、R4iは、
(a)-C(O)C1~3アルキル[アルキルは、E1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換され、E1は、本明細書中で定義される通りである]、または
(b)-C(O)E1[C(O)に結合されるE1は、本明細書中で定義される通りであり、例えば、前記E1は、-OR6bを表し、R6bは、本明細書中で定義される通りである]、G4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール、G5から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール、またはG6から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表す。
【0198】
上記の実施形態のうちのいくつかでは、R4iは、-C(O)C1~3アルキルを表し、アルキルは、E1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換され、E1は、本明細書中で定義される通りである。
【0199】
上記の実施形態のうちのいくつかでは、R4iは、C1~6アルコキシカルボニル(例えば、tert-ブトキシカルボニル)またはC1~6アルキルカルボニル(例えば、アセトキシ)を表す。
【0200】
いくつかの詳細な実施形態では、R4hは、HもしくはC1~6アルキル(特に、HもしくはC1~3アルキル、またはHもしくはメチル、例えば、H)を表し、R4iは、H、C1~6アルキル、C1~6アルコキシカルボニルまたはC1~6アルキルカルボニルを表す。
【0201】
挙げることができるいくつかのさらなる詳細なB1基には、-OR4bおよび-C(O)OR4jが含まれ、例えば、R4bは、Hを表し、R4jは、C1~6アルキル(例えば、C1アルキル)を表す。
【0202】
いくつかの実施形態では、オプションf(i)において、B1は、ハロ(例えば、フルオロ)、ヒドロキシ、C1~6アルコキシ(例えば、メトキシまたはシクロヘキシルオキシ)、C1~6アルキルスルホンスルホンアミド(例えば、メチルスルホンアミド)、N-(C1~6アルキル)(C1~6アルキル)スルホンアミド(例えば、N-メチルメチルスルホンアミド)、アミノ、C1~6アルキルアミノ(例えば、メチルアミノ)、ジ-C1~6アルキルアミノ(例えば、ジメチルアミノ)、カルボキシ、C1~6アルコキシカルボニル(例えば、メトキシカルボニル)、カルバモイル、C1~6アルキルカルバモイル(例えば、メチルカルバモイル)、およびジ-C1~6アルキルカルバモイル(例えば、ジメチルカルバモイル)から選択される部分を表し、各アルキルは、オキシおよびE1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される。
【0203】
いくつかの実施形態では、オプションf(ii)において、フェニルは、D4から独立に選択される1または2つの基、例えば、D4から独立に選択される1つの基によって場合により置換され;例えば、フェニルは、1つのD4基で置換され、これは、フェニル環においてパラ位置にある。
【0204】
いくつかの実施形態では、オプションf(iii)において、ヘテロアリールは、5もしくは6員の単環式ヘテロアリールである。いくつかの実施形態では、オプションf(iii)において、ヘテロアリールは、N、OおよびSから、例えば、NおよびOから選択される1~3個(例えば、1または2個)のヘテロ原子を含有する5もしくは6員の単環式ヘテロアリールである。例えば、ヘテロアリールは、ピラゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、ピリジニル、およびピリミジニル、またはピラゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、およびピリミジニルから選択することができる。
【0205】
いくつかの実施形態では、オプションf(iii)において、ヘテロアリールは、場合により、D5から独立に選択される1または2つの基、例えば、D5から独立に選択される1つの基により置換される。
【0206】
いくつかの実施形態では、オプションf(iv)において、ヘテロシクリルは、N、OおよびSから選択される1個または複数のヘテロ原子、例えば、N、OおよびSから、例えば、NおよびOから選択される1または3個のヘテロ原子を含有する、4から6員のヘテロシクリルから選択される。例えば、ヘテロシクリルは、ピペラジニル、モルフォリニル、ピペリジニル、ピロリジニル、およびアゼチジニルから選択することができる。
【0207】
いくつかの実施形態では、オプションf(iv)において、ヘテロシクリルは、場合により、D6から独立に選択される1または2つの基、例えば、D6から独立に選択される1つの基により置換される。
【0208】
式Iの化合物において、各B2からB4は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-R4a、-OR4b、-S(O)qR4c、-S(O)rN(R4d)(R4e)、-N(R4f)S(O)sR4g、-N(R4h)(R4i)、-C(O)OR4j、または-C(O)NR4kR4l(「オプションg(i)」)、
(ii)オキシおよびD4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール(「オプションg(ii)」)、
(iii)オキシおよびD5から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール(「オプションg(iii)」)、または
(iv)オキシおよびD6から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリル(「オプションg(iv)」)を表す。
【0209】
いくつかの実施形態では、各B2からB4は、独立に、オプションg(i)またはオプションg(iv)を表す。いくつかの実施形態では、各B2からB4は、独立に、オプションg(i)を表す。
【0210】
いくつかの実施形態では、オプションg(i)では、B2からB4は、独立に、ハロ、NO2、-CN、-R4a、-OR4b;例えば、ハロまたは-R4a;特に、-R4aから選択される部分を表す。
【0211】
いくつかの実施形態では、B2およびB3は、非存在であり、B4は、本明細書中の上記で定義される通りである。
式Iの化合物において、各R3aおよびR4aは、
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル[式中、かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびE1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される](「オプションh(i)」)、
(ii)オキシおよびE2から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール(「オプションh(ii)」)、
(iii)オキシおよびE3から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール(「オプションh(iii)」)、または
(iv)オキシおよびE4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリル(「オプションh(iv)」)を表す。
【0212】
いくつかの実施形態では、各R3aおよびR4aは、独立に、オプションh(i)またはオプションh(iv)を表す。いくつかの実施形態では、各R3aおよびR4aは、独立に、オプションh(i)を表す。
【0213】
いくつかの実施形態では、オプションh(i)において、各R3aおよびR4aは、より詳細には、オキシおよびE1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~6アルキルから選択される部分;より詳細には、オキシおよびE1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~3アルキルから選択される部分を表す。いくつかの実施形態では、オプションh(i)において、その部分は、E1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~6アルキル;例えば、E1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~3アルキルから選択される。いくつかの実施形態では、オプションh(i)において、各部分は、メチルおよびエチル、特に、E1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される、メチルから選択される。
【0214】
いくつかの詳細な実施形態では、各R3aは、本明細書中の上記で定義される通りであり、各R4aは、C1~6アルキル、特に、C1~3アルキル、より詳細には、E1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるメチルから選択される。いくつかの詳細な実施形態では、各R3aは、本明細書中の上記で定義される通りであり、各R4aは、C1~6アルキル、特に、C1~3アルキル、より詳細には、メチルから選択される。
【0215】
いくつかの実施形態では、R3aが、C1~6アルキル、例えば、C1~3アルキル、または場合により、1つまたは複数のE1により置換されるC1アルキルから選択される場合、E1は、ハロ、-OR6b、-N(R6h)(R6i)、および-C(O)NR6kR6l、例えば、フルオロ、OH、NH2、N(CH3)2、およびC(O)NH2から選択される部分を表す。
【0216】
いくつかの詳細な実施形態では、A1からA6(特に、A4からA6)のうちのいずれか1つが、R3a部分を表す場合、かかるR3aは、C1~6アルキル、例えば、C1~3アルキル、または、場合により、1つまたは複数のE1、例えば、1つもしくは複数のハロ、-OR6bまたは-N(R6h)(R6i)、特に、1つもしくは複数のハロまたは-OR6b、例えば、1個もしくは複数のフルオロまたはOHにより置換されるC1アルキルから選択される。
【0217】
いくつかの実施形態では、A7からA9のうちのいずれか1つが、R3a部分を表す場合、かかるR3aは、C1~6アルキル、例えば、C1~3アルキル、またはC1アルキルから選択され、前記アルキルは、1つもしくは複数のE1、例えば、1つもしくは複数のハロ、-OR6b、-N(R6h)(R6i)、または-C(O)NR6kR6l、例えば、1個もしくは複数のフルオロ、OH、NH2、N(CH3)2、またはC(O)NH2によって場合により置換される。
【0218】
したがって、いくつかの実施形態では、各R3aは、
A1からA6(例えば、A4からA6)のうちのいずれかに存在する場合、独立に、C1~6アルキル、例えば、C1~3アルキル、または場合により、1つもしくは複数(例えば、1~3つ)のE1、例えば、1つまたは複数のハロ、-OR6bまたは-N(R6h)(R6i)、例えば、フルオロおよびOHから選択される1つまたは複数の部分;特に、1個または複数のフルオロにより置換されるC1アルキルを表し;
A7からA9のうちのいずれかに存在する場合、独立に、C1~6アルキル、例えば、C1~3アルキル、またはC1アルキルを表し、前記アルキルは、場合により、1つもしくは複数(例えば、1~3つ)のE1、例えば、ハロ、-OR6b、-N(R6h)(R6i)、および-C(O)NR6kR6lから選択される1つまたは複数の部分、例えば、1個または複数のフルオロ、ヒドロキシ、アミノ、ジメチルアミノ、およびカルバモイルなどにより置換される。
【0219】
式Iの化合物において、各R3bからR3l、および各R4bからR4lは、独立に、H、または
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(式中、かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびE1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される)(「オプションi(i)」)、
(ii)オキシおよびE2から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール(「オプションi(ii)」)、
(iii)オキシおよびE3から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール(「オプションi(iii)」)、または
(iv)オキシおよびE4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリル(「オプションi(iv)」)を表す。
【0220】
いくつかの実施形態では、各R3bからR3l、および各R4bからR4lは、独立に、H、オプションi(i)、またはオプションi(iv)を表す。いくつかのさらなる実施形態では、各R3bからR3l、および各R4bからR4lは、独立に、H,またはオプションi(i)を表す。
【0221】
いくつかの実施形態では、オプションi(i)において、各R3bからR3l、および各R4bからR4lは、より詳細には、オキシおよびE1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~6アルキル;例えば、オキシおよびE1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~3アルキルから選択される部分を表す。いくつかの実施形態では、かかる部分は、E1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~6アルキル;例えば、E1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~3アルキルから選択される。いくつかの実施形態では、R3bからR3lおよびR4bからR4lは、E1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるメチルまたはエチルを表す。
【0222】
いくつかの実施形態では、A1からA6(例えば、A4からA6)により表される基に存在する任意のR3bからR3lは、HおよびC1~6アルキル(例えば、HもしくはC1~3アルキル、またはHもしくはC1アルキル)から選択され、アルキルは、1個または複数のフルオロによって場合により置換される。
【0223】
いくつかの実施形態では、A7からA9のうちのいずれか1つが、-OR3b部分を表す場合、かかる任意のA7からA9中のR3bは、HもしくはC1~6アルキル(例えば、HもしくはC1~3アルキル)であり、アルキルは、オキシおよびE1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基、例えば、E1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基(特に、1つの基)によって場合により置換される。例えば、かかる任意のA7からA9中のR3bは、HおよびC1~6アルキル(特に、HおよびC1~3アルキル)から選択することができ、アルキルは、-OR6bまたは-N(R6h)(R6i)、特に、-N(R6h)(R6i)によって場合により置換される。
【0224】
したがって、いくつかの実施形態では、各R3bは、
A1からA6(例えば、A4からA6)のいずれかに存在する場合、独立に、HもしくはC1~6アルキル(例えば、HもしくはC1~3アルキル、またはHもしくはC1アルキル)を表し、アルキルは、1個または複数のフルオロによって場合により置換され;
A7からA9のいずれかに存在する場合、独立に、HもしくはC1~6アルキル(例えば、HもしくはC1~3アルキル)を表し、アルキルは、オキシおよびE1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基、例えば、E1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基(特に、1つの基);例えば、HおよびC1~6アルキル(特に、HおよびC1~3アルキル)によって場合により置換され、アルキルは、-OR6bまたは-N(R6h)(R6i)、特に、-N(R6h)(R6i)によって場合により置換される。
【0225】
いくつかの実施形態では、A7からA9のいずれか1つが、-N(R3h)(R3i)部分を表す場合、かかるA7からA9におけるR3hは、独立に、HもしくはC1~6アルキルを表し、
A7からA9における中のR3iは、独立に、Hまたは
(a)E1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~6アルキル(例えば、C1~3アルキル)、
(b)E1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される[E1は、本明細書中で定義される通りである]-C(O)C1~6アルキル(例えば、-C(O)C1~3アルキル)、または
(c)-C(O)E1[式中、E1は、-OR6bである]を表す。
【0226】
これらの実施形態のうちのいくつかでは、かかるA7からA9において、R3hは、独立に、HもしくはC1~3アルキル、例えば、Hもしくはメチル、またはHを表す。
したがって、いくつかの実施形態では、各R3hおよびR3iは、
A1からA6(例えば、A4からA6)のいずれかに存在する場合、独立に、HもしくはC1~6アルキル(例えば、HもしくはC1~3アルキル、またはHもしくはC1アルキル)を表し;
A7からA9のいずれかに存在する場合、R3hは、独立に、HもしくはC1~6アルキル(例えば、HもしくはC1~3アルキル、またはHもしくはC1アルキル)を表し、R3iは、独立に、Hまたは
(a)E1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~6アルキル(例えば、C1~3アルキル)、
(b)E1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される[E1は、本明細書中で定義される通りである]-C(O)C1~6アルキル(例えば、-C(O)C1~3アルキル)、または
(c)-C(O)E1[式中、E1は、-OR6bである]を表す。
【0227】
いくつかの実施形態では、A7からA9のいずれか1つが、-C(O)NR3kR3l部分を表す場合、かかるA7からA9におけるR3kおよびR3lは、独立に、HまたはE1から独立に選択される1つまたは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~6アルキルを表す。
【0228】
いくつかのさらなる実施形態では、A7からA9のいずれか1つが、-C(O)NR3kR3l部分を表す場合、かかるA7からA9におけるR3kは、独立に、HもしくはC1~6アルキルを表し、かかるA7からA9におけるR3lは、独立に、HもしくはC1~6アルキル(例えば、C1~3アルキル)を表し、アルキルは、E1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基、例えば、OR6bおよび-N(R6h)(R6i)から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される。
【0229】
これらの実施形態のうちのいくつかでは、かかるA7からA9において、R3kは、独立に、HもしくはC1~3アルキル、例えば、Hもしくはメチル、またはHを表す。
したがって、いくつかの実施形態では、各R3hおよびR3iは、
A1からA6のいずれかに存在する場合、独立に、HもしくはC1~6アルキル(例えば、HもしくはC1~3アルキル、またはHもしくはC1アルキル)を表し;
A7からA9のいずれかに存在する場合、独立に、HもしくはC1~6アルキル(例えば、HもしくはC1~3アルキル、またはHもしくはC1アルキル)を表し、アルキルは、E1から、例えば、-OR6bおよび-N(R6h)(R6i)から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される。
【0230】
いくつかのさらなる詳細な実施形態では、
R3aは、1個または複数のFで場合により置換されるC1~2アルキルを表し;
R3bは、1個または複数のFで場合により置換されるC1アルキルを表し;
R3jは、C1アルキルを表す。
【0231】
式Iの化合物において、各D1からD6は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-R5a、-OR5b、-S(O)qR5c、-S(O)rN(R5d)(R5e)、-N(R5f)S(O)sR5g、-N(R5h)(R5i)、-C(O)OR5j、または-C(O)NR5kR5l(「オプションj(i)」)、
(ii)オキシおよびG1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール(「オプションj(ii)」)、
(iii)オキシおよびG2から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール(「オプションj(iii)」)、または
(iv)オキシおよびG3から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリル(「オプションj(iv)」)を表す。
【0232】
いくつかの実施形態では、各D1からD6は、独立に、オプションj(i)またはオプションj(iv)を表す。いくつかのさらなる実施形態では、各D1からD6は、独立に、オプションj(i)を表す。
【0233】
いくつかの実施形態では、オプションj(i)において、各D1からD6は、独立に、ハロ、NO2、-CN、-R5a、-OR5b、または-N(R5h)(R5i);例えば、-R5a、-OR5b、および-N(R5h)(R5i)から選択される部分を表す。
【0234】
さらなる実施形態では、D1からD3は、非存在であり、各D4からD6は、本明細書中の上記で示される通りである。
いくつかの実施形態では、D4は、-OR5bを表す。
【0235】
いくつかの実施形態では、D5は、-R5aまたは-N(R5h)(R5i)、特に、-R5aを表す。
いくつかの実施形態では、D6は、-N(R5h)(R5i)を表す。
【0236】
式Iの化合物において、各E1は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-OR6b、-S(O)qR6c、-S(O)rN(R6d)(R6e)、-N(R6f)S(O)sR6g、-N(R6h)(R6i)、-C(O)OR6j、または-C(O)NR6kR6l(「オプションk(i)」)、
(ii)G4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール(「オプションk(ii)」)、
(iii)G5から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール(「オプションk(iii)」)、または
(iv)G6から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリル(「オプションk(iv)」)を表す。
【0237】
いくつかの実施形態では、各E1は、独立に、オプションk(i)またはオプションk(iv)を表す。いくつかのさらなる実施形態では、各E1は、独立に、オプションk(i)を表す。
【0238】
いくつかの実施形態では、オプションk(i)において、E1は、より詳細には、ハロ、-OR6b、-N(R6h)(R6i)、および-C(O)NR6kR6lから選択される部分を表す。いくつかの実施形態では、オプションk(i)では、その部分は、より詳細には、-N(R6h)(R6i)または-C(O)NR6kR6l、例えば、-C(O)NR6kR6lを表す。
【0239】
E1がハロである場合、かかるハロは、例えば、FでもClでもよく、より詳細には、Fである。
いくつかの実施形態では、各E1は、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルコキシ、アミノ、C1~6アルキルアミノ、ジ-C1~6アルキルアミノ、カルバモイル、C1~6アルキルカルバモイル(例えば、メチルカルバモイル)、およびジ-C1~6アルキルカルバモイル(例えば、ジメチルカルバモイル);例えば、ハロ、ヒドロキシ、C1-6 アルコキシ、アミノ、C1~6アルキルアミノ、ジ-C1~6アルキルアミノ、およびカルバモイルから選択される。
【0240】
式Iの化合物において、各E2からE4は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-R6a、-OR6b、-S(O)qR6c、-S(O)rN(R6d)(R6e)、-N(R6f)S(O)sR6g、
-N(R6h)(R6i)、-C(O)OR6j、または-C(O)NR6kR6l(「オプションl(i)」)、
(ii)G4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール(「オプションl(ii)」)、
(iii)G5から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール(「オプションl(iii)」)、または
(iv)G6から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリル(「オプションl(iv)」)を表す。
【0241】
いくつかの実施形態では、各E2からE4は、独立に、オプションl(i)またはオプションl(iv)を表す。いくつかのさらなる実施形態では、各E2からE4は、独立に、オプションl(i)を表す。
【0242】
いくつかの実施形態では、オプションl(i)では、各E2からE4は、より詳細には、ハロ、-R6a、-OR6b、-N(R6h)(R6i)、-および-C(O)NR6kR6l;例えば、ハロおよび-R6aから選択される部分を表す。
【0243】
いくつかの実施形態では、E2からE4のうちのいずれか1つが、ハロである場合、かかるハロは、例えば、FでもClでもよく、より詳細には、Fである。
いくつかの実施形態では、E2からE4は、非存在である。
【0244】
式Iの化合物において、各R5aおよびR6aは、
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル[式中、かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびJ1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される](「オプションm(i)」)、
(ii)オキシおよびJ2から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール(「オプションm(ii)」)、
(iii)オキシおよびJ3から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール(「オプションm(iii)」)、または
(iv)オキシおよびJ4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリル(「オプションm(iv)」)を表す。
【0245】
いくつかの実施形態では、各R5aおよびR6aは、独立に、オプションm(i)またはオプションm(iv)を表す。いくつかの実施形態では、各R5aおよびR6aは、独立に、オプションm(i)を表す。
【0246】
いくつかの実施形態では、オプションm(i)において、各R5aおよびR6aは、独立に、オキシおよびJ1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~6アルキルから選択される部分を表し;例えば、各R5aおよびR6aは、独立に、オキシおよびJ1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~3アルキルから選択される部分を表す。いくつかの実施形態では、かかる部分は、J1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~6アルキル;例えば、J1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~3アルキルから選択される。いくつかの実施形態では、各R5aおよびR6aは、独立に、J1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される、メチルまたはエチルを表す。いくつかの実施形態では、各R5aおよびR6aは、独立に、C1~6アルキル、例えば、C1~3アルキル、例えば、メチルを表す。
【0247】
いくつかの実施形態では、R5aは、本明細書中の上記で定義される通りであり、R6aは、非存在である。
式Iの化合物において、各R5bからR5l、およびR6bからR6lは、独立に、Hまたは
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル[式中、かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびJ1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される](「オプションn(i)」)、
(ii)オキシおよびJ2から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール(「オプションn(ii)」)、
(iii)オキシおよびJ3から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール(「オプションn(iii)」)、または
(iv)オキシおよびJ4から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリル(「オプションn(iv)」)を表す。
【0248】
いくつかの実施形態では、各R5bからR5l、および各R6bからR6lは、独立に、H、オプションn(i)、またはオプションn(iv)を表す。いくつかの実施形態では、各R5bからR5l、および各R6bからR6lは、独立に、H,またはオプションn(i)を表す。いくつかの実施形態では、各R5bからR5l、および各R6bからR6lは、独立に、Hを表す。
【0249】
いくつかの実施形態では、オプションn(i)において、各R5bからR5l、および各R6bからR6lは、より詳細には、オキシおよびJ1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~6アルキル;例えば、オキシおよびJ1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~3アルキルから選択される部分を表す。いくつかの実施形態では、かかる部分は、J1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~6アルキル;例えば、J1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるC1~3アルキルから選択される。いくつかの実施形態では、かかる部分は、メチルおよびエチルから選択され、前記メチルおよびエチルは、J1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換される。いくつかの実施形態では、かかる部分は、J1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるメチルである。いくつかの実施形態では、J1は、非存在である。したがって、詳細な実施形態のうちのいくつかでは、各R5bからR5l、およびR6bからR6lは、HもしくはC1~6アルキル、例えば、HもしくはC1~4アルキル、またはHもしくはC1~3アルキル、特に、Hもしくはメチル、例えば、Hを表す。
【0250】
式Iの化合物において、各G1からG6は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-R7a、-OR7b、-S(O)qR7c、-S(O)rN(R7d)(R7e)、-N(R7f)S(O)sR7g、-N(R7h)(R7i)、-C(O)OR7j、または-C(O)NR7kR7l(「オプションo(i)」)、
(ii)オキシおよびL1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール(「オプションo(ii)」)、
(iii)オキシおよびL2から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール(「オプションo(iii)」)、または
(iv)オキシおよびL3から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリル(「オプションo(iv)」)を表す。
【0251】
いくつかの実施形態では、各G1からG6は、独立に、オプションo(i)またはオプションo(iv)を表す。
いくつかの実施形態では、各G1からG6は、独立に、オプションo(i)を表す。
【0252】
いくつかの実施形態では、オプションo(i)では、各G1からG6は、独立に、ハロ、NO2、-CN、-R7a、または-OR7b;特に、ハロ、または-R7aを表す。さらなる実施形態では、G1からG6は、非存在である。
【0253】
式Iの化合物において、各J1は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-OR8b、-S(O)qR8c、-S(O)rN(R8d)(R8e)、-N(R8f)S(O)sR8g、-N(R8h)(R8i)、-C(O)OR8j、または-C(O)NR8kR8l(「オプションp(i)」)、
(ii)L1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール(「オプションp(ii)」)、
(iii)L2から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール(「オプションp(iii)」)、または
(iv)L3から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリル(「オプションp(iv)」)を表す。
【0254】
いくつかの実施形態では、各J1は、独立に、オプションp(i)またはオプションp(iv)を表す。いくつかの実施形態では、各J1は、独立に、オプションp(i)を表す。
【0255】
いくつかの実施形態では、オプションp(i)では、各J1は、より詳細には、ハロ、NO2、-CN、-OR8b、または-N(R8h)(R8i)、特に、ハロ(例えば、F)または-N(R8h)(R8i)を表すことができる。
【0256】
式Iの化合物において、各J2からJ4は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-R8a、-OR8b、-S(O)qR8c、-S(O)rN(R8d)(R8e)、-N(R8f)S(O)sR8g、-N(R8h)(R8i)、-C(O)OR8j、または-C(O)NR8kR8l(「オプションq(i)」)、
(ii)オキシおよびL1から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるアリール(「オプションq(ii)」)、
(iii)オキシおよびL2から選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロアリール(「オプションq(iii)」)、
(iv)オキシおよびL3から独立に選択される1つもしくは複数(例えば、1~3つ)の基によって場合により置換されるヘテロシクリル(「オプションq(iv)」)を表す。
【0257】
いくつかの実施形態では、各J1は、独立に、オプションq(i)またはオプションq(iv)を表す。いくつかの実施形態では、各J1は、独立に、オプションq(i)を表す。
【0258】
いくつかの実施形態では、オプションq(i)では、各J2からJ4は、より詳細には、ハロ、NO2、-CN、-R8a、-OR8b、または-N(R8h)(R8i)、特に、ハロ(例えば、F)、-R8a、または-N(R8h)(R8i)、またはハロもしくは-R8aを表すことができる。さらなる実施形態では、J2からJ4は、非存在である。
【0259】
式Iの化合物において、各L1からL3は、独立に、ハロ、NO2、-CN、-R9a、-OR9b、-S(O)qR9c、-S(O)rN(R9d)(R9e)、-N(R9f)S(O)sR9g、-N(R9h)(R9i)、-C(O)OR9j、または-C(O)NR9kR9lを表す。いくつかの実施形態では、各L1からL3は、独立に、ハロ、NO2,-CN、-R9a、または-OR9b、例えば、ハロまたは-R9aを表す。いくつかの実施形態では、L1からL3は、非存在である。
【0260】
式Iの化合物において、各R7a、R8aおよびR9aは、1個または複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表し;各R7bからR7l、R8bからR8lおよびR9bからR9lは、独立に、Hまたは1個もしくは複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表す。いくつかの実施形態では、各R7a、R8aおよびR9aは、1個または複数のフルオロで場合により置換されるメチルを表し;各R7bからR7l、R8bからR8lおよびR9bからR9lは、独立に、Hまたは1個もしくは複数のフルオロで場合により置換されるメチルを表す。
【0261】
式Iの化合物において、各q、rおよびsは、独立に、0、1または2を表す。いくつかの実施形態では、各q、rおよびsは、独立に、0または2を表す。いくつかの実施形態では、各q、rおよびsは、2を表す。いくつかの実施形態では、qは、0または2を表し、rおよびsは、2を表す。
【0262】
式Iの化合物のいくつかの詳細な実施形態では、
R2は、オプションa(i)からa(iii)のうちのいずれか1つを表し;
各R3は、独立に、オプションb(i)からb(iv)のうちのいずれか1つを表し;
各R2aは、独立に、オプションc(i)およびc(iv)のうちのいずれか1つを表し;
各R2bからR2lは、独立に、Hまたはオプションd(i)およびd(iv)のうちのいずれか1つを表し;
各A4からA9は、独立に、オプションe(i)を表し;
各B1は、独立に、オプションf(i)からf(iv)のうちのいずれか1つを表し;
各B4は、独立に、オプションg(i)を表し;
各R3aおよびR4aは、独立に、オプションh(i)を表し;
各R3bからR3l、およびR4bからR4lは、独立に、Hもしくはオプションi(i)を表し;
各D4からD6は、独立に、オプションj(i)を表し;
各E1は、独立に、オプションk(i)またはk(iv)を表し;
各R5aおよびR6aは、独立に、オプションl(i)を表し;
各R5bからR5l、およびR6bからR6lは、独立に、Hもしくはオプションm(i)を表し;
各J1は、独立に、オプションn(i)およびn(iv)のうちのいずれか1つを表し;
各R8aは、1個または複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表し;
各R8bからR8lは、独立に、Hまたは1個もしくは複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表し;
各L3は、独立に、ハロ、NO2、-CN、-R9a、-OR9b、-S(O)qR9c、-S(O)rN(R9d)(R9e)、-N(R9f)S(O)sR9g、-N(R9h)(R9i)、-C(O)OR9j、または-C(O)NR9kR9lを表し;
各R9aは、独立に、1個または複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表し;
各R9bからR9lは、独立に、Hまたは1個もしくは複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表し;
各q、rおよびsは、独立に、0、1または2を表す。
【0263】
これらの詳細な実施形態のうちのいくつかでは、
R2は、オプションa(i)からa(iii)のうちのいずれか1つを表し;
各R3は、独立に、オプションb(i)からb(iv)のうちのいずれか1つを表し;
各R2aは、独立に、オプションc(i)を表し;
各R2bからR2lは、独立に、Hもしくはオプションd(i)を表し;
各A4からA9は、独立に、オプションe(i)を表し;
各B1は、独立に、オプションf(i)からf(iv)のうちのいずれか1つを表し;
各B4は、独立に、オプションg(i)を表し;
各R3aおよびR4aは、独立に、オプションh(i)を表し;
各R3bからR3l、およびR4bからR4lは、独立に、Hもしくはオプションi(i)を表し;
各D4からD6は、独立に、オプションj(i)を表し;
各E1は、独立に、オプションk(i)を表し;
各R5aおよびR6aは、独立に、オプションl(i)を表し;
各R5bからR5l、およびR6bからR6lは、独立に、Hもしくはオプションm(i)を表し;
各J1は、独立に、オプションn(i)を表す。
【0264】
これらの詳細な実施形態のうちのいくつかのさらなるものでは、
R2は、オプションa(i)を表し;
R3は、オプションb(i)を表し;
各R2aは、独立に、オプションc(i)を表し;
各R2bからR2lは、独立に、Hもしくはオプションd(i)を表し;
A4は、オプションe(i)を表し;
各B1は、独立に、オプションf(i)からf(iv)のうちのいずれか1つを表し;
各R3aおよびR4aは、独立に、オプションh(i)を表し;
各R3bからR3l、およびR4bからR4lは、独立に、Hもしくはオプションi(i)を表し;
各D4からD6は、独立に、オプションj(i)を表し;
各E1は、独立に、オプションk(i)を表し;
各R5aおよびR6aは、独立に、オプションl(i)を表し;
各R5bからR5l、およびR6bからR6lは、独立に、Hもしくはオプションm(i)を表し;
各J1は、独立に、オプションn(i)を表す。
【0265】
これらの詳細な実施形態のうちのいくつかのさらなるものでは、
R2は、オプションa(i)を表し;
R3は、オプションb(i)を表し;
各R2aは、独立に、オプションc(i)を表し;
各R2bからR2lは、独立に、Hもしくはオプションd(i)を表し;
A4は、オプションe(i)を表し;
各B1は、独立に、オプションf(i)およびf(iv)のうちのいずれか1つを表し;特に、オプションf(i)であり;
各R3aおよびR4aは、独立に、オプションh(i)を表し;
各R3bからR3l、およびR4bからR4lは、独立に、Hもしくはオプションi(i)を表し;
各D4からD6は、独立に、オプションj(i)を表し;
各E1は、独立に、オプションk(i)を表し;
各R5aおよびR6aは、独立に、オプションl(i)を表し;
各R5bからR5l、およびR6bからR6lは、独立に、Hもしくはオプションm(i)を表し;
各J1は、独立に、オプションn(i)を表す。
【0266】
疑いを避けるために、例えば、「R3は、オプションb(i)を表す」という指示が、「R3は、(i)ハロ、-NO2、-CN、-R2a、-OR2b、-S(O)qR2c、-S(O)rN(R2d)(R2e)、-N(R2f)S(O)sR2g、-N(R2h)(R2i)、-C(O)OR2j、または-C(O)NR2kR2lを表し」、したがって、かかる2つの表現は、互いに置き換えることができるということを意味することを理解するべきであるということが指摘される。
【0267】
さらに例示される例として、「各B1は、独立に、オプションf(i)およびf(iv)のうちのいずれか1つを表す」という指示は、「各B1は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-OR4b、-S(O)qR4c、-S(O)rN(R4d)(R4e)、-N(R4f)S(O)sR4g、-N(R4h)(R4i)、-C(O)OR4j、もしくは-C(O)NR4kR4l、または
(iv)D6から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し」、したがって、かかる2つの表現は、互いに置き換えることができるということを意味することを理解するべきである。
【0268】
式Iの化合物のいくつかの詳細な実施形態では、
各R1は、独立に、フルオロ、メチルまたはヒドロキシを表し;
nは、0、1または2;好ましくは、0または1、より好ましくは、0を表し;
R2は、
(i)A4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるフェニル、
(ii)オキシおよびA5から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換される5もしくまたは6員の単環式ヘテロアリール、または
(iii)結合される環と一緒になって、オキシおよびA6から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換される二環式ヘテロアリールを形成する、隣接する2つの基で置換されるフェニルを表し;
各R3は、独立に、
(i)ハロ、-NO2、-CN、-R2a、-OR2b、-S(O)qR2c、-S(O)rN(R2d)(R2e)、-N(R2f)S(O)sR2g、
-N(R2h)(R2i)、-C(O)OR2j、または-C(O)NR2kR2l、
(ii)A7から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)A8から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)A9から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R2aは、独立に、
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびB1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各R1bからR1lおよびR2bからR2lは、独立に、Hもしくは
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびB1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される);
(ii)オキシおよびB2から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)オキシおよびB3から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)オキシおよびB4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各A4からA9は、独立に、
(ii)ハロ、NO2、-CN、-R3a、-OR3b、-S(O)qR3c、-S(O)rN(R3d)(R3e)、-N(R3f)S(O)sR3g、-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、または-C(O)NR3kR3lを表し、
各B1は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-OR4b、-S(O)qR4c、-S(O)rN(R4d)(R4e)、
-N(R4f)S(O)sR4g、-N(R4h)(R4i)、-C(O)OR4j、または-C(O)NR4kR4l、
(ii)D4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)D5から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)D6から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各B2からB4は、独立に、
(ii)ハロ、NO2、-CN、-R4a、-OR4b、-S(O)qR4c、-S(O)rN(R4d)(R4e)、-N(R4f)S(O)sR4g、-N(R4h)(R4i)、-C(O)OR4j、または-C(O)NR4kR4lを表し;
各R3aおよびR4aは、独立に、
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびE1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各R3bからR3l、およびR4bからR4lは、独立に、Hもしくは
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびE1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各D4からD6は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-R5a、-OR5b、-S(O)qR5c、-S(O)rN(R5d)(R5e)、-N(R5f)S(O)sR5g、
-N(R5h)(R5i)、-C(O)OR5j、または-C(O)NR5kR5lを表し、
各E1は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-OR6b、-S(O)qR6c、-S(O)rN(R6d)(R6e)、-N(R6f)S(O)sR6g、-N(R6h)(R6i)、-C(O)OR6j、もしくは-C(O)NR6kR6l、または
(iv)ヘテロシクリルを表し;
各R5aは、
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびJ1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各R5bからR5l、およびR6bからR6lは、独立に、Hもしくは
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびJ1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各J1は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-OR8b、-S(O)qR8c、-S(O)rN(R8d)(R8e)、-N(R8f)S(O)sR8g、-N(R8h)(R8i)、-C(O)OR8j、または-C(O)NR8kR8l、
(iv)L3から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R8bからR8lは、独立に、Hまたは1個もしくは複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表し;
各L3は、独立に、ハロ、NO2、-CN、-R9a、-OR9b、-S(O)qR9c、-S(O)rN(R9d)(R9e)、-N(R9f)S(O)sR9g、-N(R9h)(R9i)、-C(O)OR9j、または-C(O)NR9kR9lを表し、
各R9aは、独立に、1個または複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表し;
各R9bからR9lは、独立に、Hまたは1個もしくは複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表し;
各q、rおよびsは、独立に、0、1または2を表す。
【0269】
式Iの化合物のいくつかのさらなる詳細な実施形態では、
各R1は、独立に、フルオロ、メチルまたはヒドロキシを表し;
nは、0、1または2;好ましくは、0または1、より好ましくは、0を表し;
R2は、
(i)A4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるフェニル、
(ii)オキシおよびA5から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換される5もしくまたは6員の単環式ヘテロアリール、または
(iii)結合される環と一緒になって、オキシおよびA6から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換される二環式ヘテロアリールを形成する、隣接する2つの基で置換されるフェニルを表し;
各R3は、独立に、
(i)ハロ、-NO2、-CN、-R2a、-OR2b、-S(O)qR2c、-S(O)rN(R2d)(R2e)、-N(R2f)S(O)sR2g、
-N(R2h)(R2i)、-C(O)OR2j、または-C(O)NR2kR2l、
(ii)A7から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)A8から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)A9から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R2aは、独立に、
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびB1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各R2bからR2lは、独立に、Hもしくは
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびB1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される);
(iii)オキシおよびB3から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)オキシおよびB4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各A4からA9は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-R3a、-OR3b、-S(O)qR3c、-S(O)rN(R3d)(R3e)、-N(R3f)S(O)sR3g、-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、または-C(O)NR3kR3lを表し、
各B1は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-OR4b、-S(O)qR4c、-S(O)rN(R4d)(R4e)、-N(R4f)S(O)sR4g、-N(R4h)(R4i)、-C(O)OR4j、または-C(O)NR4kR4l、
(ii)D4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)D5から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)D6から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各B3からB4は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-R4a、-OR4b、-S(O)qR4c、-S(O)rN(R4d)(R4e)、-N(R4f)S(O)sR4g、-N(R4h)(R4i)、-C(O)OR4j、または-C(O)NR4kR4lを表し;
各R3aおよびR4aは、
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびE1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各R3bからR3l、およびR4bからR4lは、独立に、Hもしくは
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびE1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各D4からD6は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-R5a、-OR5b、-S(O)qR5c、-S(O)rN(R5d)(R5e)、-N(R5f)S(O)sR5g、-N(R5h)(R5i)、-C(O)OR5j、または-C(O)NR5kR5lを表し、
各E1は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-OR6b、-S(O)qR6c、-S(O)rN(R6d)(R6e)、-N(R6f)S(O)sR6g、-N(R6h)(R6i)、-C(O)OR6j、もしくは-C(O)NR6kR6l、または
(iv)ヘテロシクリルを表し;
各R5aは、
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびJ1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各R5bからR5l、およびR6bからR6lは、独立に、Hもしくは
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびJ1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各J1は、独立に、
(i)ハロ、NO2、-CN、-OR8b、-S(O)qR8c、-S(O)rN(R8d)(R8e)、-N(R8f)S(O)sR8g、-N(R8h)(R8i)、-C(O)OR8j、または-C(O)NR8kR8l、
(iv)L3から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R8bからR8lは、独立に、Hまたは1個もしくは複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表し;
各L3は、独立に、ハロ、NO2、-CN、-R9a、-OR9b、-S(O)qR9c、-S(O)rN(R9d)(R9e)、-N(R9f)S(O)sR9g、-N(R9h)(R9i)、-C(O)OR9j、または-C(O)NR9kR9lを表し、
各R9aは、独立に、1個または複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表し;
各R9bからR9lは、独立に、Hまたは1個もしくは複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表し;
各q、rおよびsは、独立に、0、1または2を表す。
【0270】
式Iの化合物のいくつかのさらなる詳細な実施形態では、
各R1は、独立に、フルオロ、メチルまたはヒドロキシを表し;
nは、0、1または2;好ましくは、0または1、より好ましくは、0を表し;
R2は、
(i)A4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるフェニル、
(ii)オキシおよびA5から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換される5もしくまたは6員の単環式ヘテロアリール、または
(iii)結合される環と一緒になって、オキシおよびA6から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換される二環式ヘテロアリールを形成する、隣接する2つの基で置換されるフェニルを表し;
各R3は、独立に、
(i)ハロ、-CN、-R2a、-OR2b、-S(O)qR2c、-N(R2h)(R2i)、-C(O)OR2j、または-C(O)NR2kR2l、
(ii)A7から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)A8から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)A9から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R2aは、独立に、
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびB1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各R2bからR2lは、独立に、Hもしくは
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびB1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される);
(iii)オキシおよびB3から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)オキシおよびB4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各A4からA9は、独立に、
(i)ハロ、-CN、-R3a、-OR3b、-S(O)rN(R3d)(R3e)、-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、または-C(O)NR3kR3lを表し、
各B1は、独立に、
(i)ハロ、-OR4b、-N(R4f)S(O)sR4g、-N(R4h)(R4i)、-C(O)OR4j、または-C(O)NR4kR4l、
(ii)D4から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)D5から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)D6から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各B3およびB4は、独立に、-R4aを表し;
各R3aおよびR4aは、独立に、
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびE1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各R3bからR3l、およびR4bからR4lは、独立に、Hもしくは
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびE1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各D4からD6は、独立に、
(i)-R5a、-OR5b、-N(R5h)(R5i)、または-C(O)NR5kR5lを表し、
各E1は、独立に、
(i)ハロ、-OR6b、-N(R6h)(R6i)、-C(O)NR6kR6l、または
(iv)ヘテロシクリルを表し;
各R5aは、
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびJ1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各R5bからR5l、およびR6bからR6lは、独立に、Hもしくは
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびJ1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各J1は、独立に、
(i)ハロ、もしくは-N(R8h)(R8i)、または
(iv)ヘテロシクリルを表し、
各R8hおよびR8iは、独立に、Hまたは1個もしくは複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表し;
各q、rおよびsは、独立に、0、1または2を表す。
【0271】
式Iの化合物のいくつかのさらなる詳細な実施形態では、
各R1は、独立に、フルオロ、メチルまたはヒドロキシを表し;
nは、0、1または2;好ましくは、0または1、より好ましくは、0を表し;
R2は、
(i)A4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるフェニル、
(ii)オキシおよびA5から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換される5もしくまたは6員の単環式ヘテロアリール、または
(iii)結合される環と一緒になって、オキシおよびA6から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換される二環式ヘテロアリールを形成する、隣接する2つの基で置換されるフェニルを表し;
各R3は、独立に、
(i)ハロ、-CN、-R2a、-OR2b、-S(O)qR2c、-N(R2h)(R2i)、-C(O)OR2j、または-C(O)NR2kR2l、
(ii)A7から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)A8から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)A9から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R2aは、独立に、
(i)オキシおよびB1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換されるC1~6アルキルを表し;
各R2bからR2lは、独立に、Hまたは
(i)オキシおよびB1から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換される、C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル;
(iii)オキシおよびB3から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)オキシおよびB4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各A4からA9は、独立に、
(ii)ハロ、-CN、-R3a、-OR3b、-S(O)rN(R3d)(R3e)、-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、または-C(O)NR3kR3lを表し、
各B1は、独立に、
(i)ハロ、-OR4b、-N(R4f)S(O)sR4g、-N(R4h)(R4i)、-C(O)OR4j、または-C(O)NR4kR4l、
(ii)D4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)D5から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)D6から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各B3およびB4は、独立に、-R4aを表し;
各R3aおよびR4aは、独立に、
(i)オキシおよびE1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換されるC1~6アルキルを表し;
各R3bからR3l、およびR4bからR4lは、独立に、Hもしくは
(i)オキシおよびE1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換されるC1~6アルキルを表し;
各D4からD6は、独立に、
(i)-R5a、-OR5b、-N(R5h)(R5i)、または-C(O)NR5kR5lを表し、
各E1は、独立に、
(i)ハロ、-OR6b、-N(R6h)(R6i)、-C(O)NR6kR6l、または
(iv)ヘテロシクリルを表し;
各R5aは、
(i)オキシおよびJ1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換されるC1~6アルキルを表し;
各R5bからR5l、およびR6bからR6lは、独立に、Hもしくは
(i)オキシおよびJ1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換されるC1~6アルキルを表し;
各J1は、独立に、
(i)ハロ、もしくは-N(R8h)(R8i)、または
(iv)ヘテロシクリルを表し、
各R8hおよびR8iは、独立に、Hまたは1個もしくは複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表し;
各q、rおよびsは、独立に、0、1または2を表す。
【0272】
式Iの化合物のいくつかのさらなる詳細な実施形態では、
各R1は、独立に、フルオロ、メチルまたはヒドロキシを表し;
nは、0、1または2;好ましくは、0または1、より好ましくは、0を表し;
R2は、
(i)A4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるフェニル、
(ii)オキシおよびA5から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換される5もしくまたは6員の単環式ヘテロアリール、または
(iii)結合される環と一緒になって、オキシおよびA6から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換される二環式ヘテロアリールを形成する、隣接する2つの基で置換されるフェニルを表し;
各R3は、独立に、
(i)ハロ、-CN、-R2a、-OR2b、-S(O)qR2c、-N(R2h)(R2i)、-C(O)OR2j、または-C(O)NR2kR2lを表し、
各R2aは、独立に、
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびB1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各R2bからR2lは、独立に、Hまたは
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびB1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各A4からA6は、独立に、
(i)ハロ、-CN、-R3a、-OR3b、-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、または-C(O)NR3kR3lを表し、
各B1は、独立に、
(i)ハロ、-OR4b、-N(R4f)S(O)sR4g、-N(R4h)(R4i)、-C(O)OR4j、または-C(O)NR4kR4l、
(ii)D4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)D5から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)D6から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R3aおよびR4aは、
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびE1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各R3bからR3l、およびR4bからR4lは、独立に、Hもしくは
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびE1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各D4からD6は、独立に、
(i)ハロ、-R5a、-OR5b、-N(R5h)(R5i)、または-C(O)NR5kR5lを表し、
各E1は、独立に、
(i)ハロ、-OR6b、-N(R6h)(R6i)、-C(O)NR6kR6l、または
(iv)ヘテロシクリルを表し;
各R5aは、
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびJ1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各R5bからR5l、およびR6bからR6lは、独立に、Hもしくは
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびJ1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各J1は、独立に、
(i)ハロ、-N(R8h)(R8i)、または
(iv)ヘテロシクリルを表し;
各R8hおよびR8iは、独立に、Hまたは1個もしくは複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表し;
各qおよびsは、独立に、0、1または2を表す。
【0273】
式Iの化合物のいくつかのさらなる詳細な実施形態では、
各R1は、独立に、フルオロ、メチルまたはヒドロキシを表し;
nは、0、1または2;好ましくは、0または1、より好ましくは、0を表し;
R2は、
(i)A4から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換されるフェニルを表し、
各R3は、独立に、
(i)ハロ、-CN、-R2a、-OR2b、-S(O)qR2c、-N(R2h)(R2i)、-C(O)OR2j、または-C(O)NR2kR2lを表し、
各R2aは、独立に、
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびB1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各R2bからR2lは、独立に、Hまたは
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびB1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各A4は、独立に、
(i)ハロ、-CN、-R3a、-OR3b、-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、または-C(O)NR3kR3lを表し、
各B1は、独立に、
(i)ハロ、-OR4b、-N(R4f)S(O)sR4g、-N(R4h)(R4i)、-C(O)OR4j、または-C(O)NR4kR4l、
(ii)D4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)D5から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)D6から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R3aおよびR4aは、
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびE1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各R3bからR3l、およびR4bからR4lは、独立に、Hもしくは
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびE1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各D4からD6は、独立に、
(i)ハロ、-R5a、-OR5b、-N(R5h)(R5i)、または-C(O)NR5kR5lを表し、
各E1は、独立に、
(i)ハロ、-OR6b、-N(R6h)(R6i)、-C(O)NR6kR6l、または
(iv)ヘテロシクリルを表し;
各R5aは、
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびJ1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各R5bからR5l、およびR6bからR6lは、独立に、Hもしくは
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびJ1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各J1は、独立に、
(i)ハロ、-N(R8h)(R8i)、または
(iv)ヘテロシクリルを表し;
各R8hおよびR8iは、独立に、Hまたは1個もしくは複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表し;
各qおよびsは、独立に、0、1または2を表す。
【0274】
式Iの化合物のいくつかのさらなる詳細な実施形態では、
各R1は、独立に、フルオロ、メチルまたはヒドロキシを表し;
nは、0、1または2;好ましくは、0または1、より好ましくは、0を表し;
R2は、
(i)A4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるフェニル、
(ii)オキシおよびA5から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換される5もしくまたは6員の単環式ヘテロアリール、または
(iii)結合される環と一緒になって、オキシおよびA6から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換される二環式ヘテロアリールを形成する、隣接する2つの基で置換されるフェニルを表し;
各R3は、独立に、
(i)ハロ、-CN、-R2a、-OR2b、-S(O)qR2c、-N(R2h)(R2i)、-C(O)OR2j、または-C(O)NR2kR2lを表し、
各R2aは、独立に、
(i)C1~6アルキル(かかる各アルキルは、オキシおよびB1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各R2bからR2lは、独立に、Hまたは
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびB1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各A4からA6は、独立に、
(i)ハロ、-CN、-R3a、-OR3b、-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、または-C(O)NR3kR3lを表し、
各B1は、独立に、
(i)ハロ、-OR4b、-N(R4f)S(O)sR4g、-N(R4h)(R4i)、-C(O)OR4j、または-C(O)NR4kR4l、
(ii)D4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)D5から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)D6から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R3aおよびR4aは、独立に、
(i)オキシおよびE1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換されるC1~6アルキルを表し;
各R3bからR3l、およびR4bからR4lは、独立に、Hもしくは
(i)オキシおよびE1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換されるC1~6アルキルを表し;
各D4からD6は、独立に、
(i)ハロ、-R5a、-OR5b、-N(R5h)(R5i)、または-C(O)NR5kR5lを表し、
各E1は、独立に、
(i)ハロ、-OR6b、-N(R6h)(R6i)、-C(O)NR6kR6l、または
(iv)ヘテロシクリルを表し;
各R5aは、
(i)オキシおよびJ1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換されるC1~6アルキルを表し;
各R5bからR5l、およびR6bからR6lは、独立に、Hもしくは
(i)オキシおよびJ1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換されるC1~6アルキルを表し;
各J1は、独立に、
(i)ハロ、-N(R8h)(R8i)、または
(iv)ヘテロシクリルを表し;
各R8hおよびR8iは、独立に、Hまたは1個もしくは複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表し;
各qおよびsは、独立に、0、1または2を表す。
【0275】
式Iの化合物のいくつかのさらなる詳細な実施形態では、
各R1は、独立に、フルオロ、メチルまたはヒドロキシを表し;
nは、0、1または2;好ましくは、0または1、より好ましくは、0を表し;
R2は、
(i)A4から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換されるフェニルを表し、
各R3は、独立に、
(i)ハロ、-CN、-R2a、-OR2b、-S(O)qR2c、-N(R2h)(R2i)、-C(O)OR2j、または-C(O)NR2kR2lを表し、
各R2aは、独立に、
(i)C1~6アルキル(かかる各アルキルは、オキシおよびB1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各R2bからR2lは、独立に、Hまたは
(i)C1~6アルキル、C2~6アルケニルまたはC2~6アルキニル(かかるアルキル、アルケニルまたはアルキニル基それぞれは、オキシおよびB1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換される)を表し;
各A4は、独立に、
(i)ハロ、-CN、-R3a、-OR3b、-N(R3h)(R3i)、-C(O)OR3j、または-C(O)NR3kR3lを表し、
各B1は、独立に、
(i)ハロ、-OR4b、-N(R4f)S(O)sR4g、-N(R4h)(R4i)、-C(O)OR4j、または-C(O)NR4kR4l、
(ii)D4から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるアリール、
(iii)D5から選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロアリール、または
(iv)D6から独立に選択される1つもしくは複数の基によって場合により置換されるヘテロシクリルを表し;
各R3aおよびR4aは、独立に、
(i)オキシおよびE1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換されるC1~6アルキルを表し;
各R3bからR3l、およびR4bからR4lは、独立に、Hもしくは
(i)オキシおよびE1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換されるC1~6アルキルを表し;
各D4からD6は、独立に、
(i)ハロ、-R5a、-OR5b、-N(R5h)(R5i)、または-C(O)NR5kR5lを表し、
各E1は、独立に、
(i)ハロ、-OR6b、-N(R6h)(R6i)、-C(O)NR6kR6l、または
(iv)ヘテロシクリルを表し;
各R5aは、
(i)オキシおよびJ1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換されるC1~6アルキルを表し;
各R5bからR5l、およびR6bからR6lは、独立に、Hもしくは
(i)オキシおよびJ1から独立に選択される1つまたは複数の基によって場合により置換されるC1~6アルキルを表し;
各J1は、独立に、
(i)ハロ、-N(R8h)(R8i)、または
(iv)ヘテロシクリルを表し;
各R8hおよびR8iは、独立に、Hまたは1個もしくは複数のフルオロで場合により置換されるC1~3アルキルを表し;
各qおよびsは、独立に、0、1または2を表す。
【0276】
上述の実施形態では、任意のアリールは、好ましくは、フェニルであり;任意のヘテロアリールは、好ましくは、単環式の、5もしくは6員であり、N、OおよびSから選択される1、2 または3個のヘテロ原子を含有し;任意のヘテロシクリルは、好ましくは、4から6員であり、N、OおよびSから選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有する。
【0277】
上述の実施形態では、R2が、場合により置換されるフェニルである場合、かかるフェニルは、より好ましくは、少なくとも1つのA4基により置換される。
文脈から別段示されないまたは明らかにされない限り、本明細書中で式Iの化合物がなされる任意の参照が、式Ia~Inのうちのいずれか1つの化合物の参照としてやはり解釈されるべきであるということが理解されるべきである。
【0278】
挙げることができる詳細な本発明の化合物には、本明細書中に示された例において記載されるこれらの化合物、および薬学的に許容されるそれらの塩が含まれる。疑いを避けるために、かかる本発明の化合物が、ある特定の塩の形態における化合物を含む場合、本発明の化合物には、無塩の形態におけるおよび任意の薬学的に許容されるそれらの塩(これには、かかる例に存在する塩の形態を含むことができる)の形態におけるこれらの化合物が含まれる。
【0279】
いくつかの実施形態では、式Iの化合物は、
4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-フェニルピペリジン-1-カルボキサミド、または
4-(5-メチルスルホニル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドでない。
医学的使用
本明細書中で示される通り、本発明の化合物、したがって、組成物およびそれを含むキットは、医薬品として有用である。
【0280】
したがって、本発明の第2の態様によれば、医薬品としての使用のための(または医学における使用のための)、上文に定義される本発明の化合物、(すなわち、すべての実施形態およびそれらの詳細な特徴を含めた本発明の第1の態様において定義される、化合物)を提供する。
【0281】
疑いを避けるために、本発明の第1の態様において定義される化合物の参照は、式Iの化合物(例えば、式Ia、IbおよびIcの化合物などのそれらのすべての実施形態を含めた)および薬学的に許容されるそれらの塩の参照が含まれる。
【0282】
本発明の化合物のかかる、いくつかの薬学的に許容される(例えば、「保護された」)誘導体が、存在しても調製されてもいいように、本発明の化合物が、薬理活性を有することができるが、これは、かかる活性を有し得ないが、非経口または経口投与することができ、その後、体内で代謝されて本発明の化合物を形成することができる。かかる化合物(これは、ある程度の薬理活性を有し得るが、かかる活性は、代謝される活性化合物の活性よりかなり低い)は、したがって、本発明の化合物の「プロドラッグ」として記載することができる。
【0283】
本明細書では、プロドラッグの参照には、経腸または非経口投与(例えば、経口または非経口投与)後、予定された時間内に実験的に検出可能な量で、本発明の化合物を形成する化合物が含まれる。本発明の化合物のすべてのプロドラッグは、本発明の範囲内に含まれる。
【0284】
さらに、本発明のいくつかの化合物は、それ自体薬理活性がなくても最小限の薬理活性でもよいが、非経口投与しても経口投与してもよく、その後、体内で代謝されて、それ自体薬理活性を有する本発明の化合物を形成することができる。かかる化合物(これにはやはり、いくつかの薬理活性を有することができる化合物が含まれるが、その活性は、これらが代謝される本発明の活性化合物の活性より、かなり低い)はまた、「プロドラッグ」として記載することができる。
【0285】
疑いを避けるために、したがって、本発明の化合物は、これらが薬理活性を有し、かつ/または経口または非経口投与後、体内で代謝されて、薬理活性を有する化合物を形成するため、有用である。
【0286】
本明細書に記載される通り、本発明の化合物は、細胞増殖障害を治療する上で、特に有用であり得、当業者は、異常な細胞増殖によって特徴付けられる疾患および障害であることを理解している。
【0287】
したがって、本発明の第3態様では、細胞増殖障害の治療における使用のための、上文に定義された本発明の化合物が提供される。
本発明の代替の第3の態様では、上文に定義された通り、本発明の化合物の治療有効量を、それを必要とする患者に投与するステップを含む、細胞増殖障害を治療する方法が提供される。
【0288】
本発明のさらなる代替の第3の態様では、細胞増殖障害を治療するための医薬品の製造のための、上文に定義された本発明の化合物の使用が提供される。
当業者は、ある特定の状態の治療(または、同様に、その状態を治療すること)の参照が、医学の分野において、正常な意味を持つことを理解している。特に、これらの用語は、かかる症状を有するまたはかかる症状に感受性がある患者を診療する医師により判断が下される通り、この状態を伴う1種または複数の臨床症状の重症度および/または発生の頻度の低減を達成することを意味し得る。
【0289】
本明細書では、1名(または複数名)の患者の参照は、哺乳類(例えば、ヒト)の患者を含めた、治療される生体を意味する。特に、患者の参照は、ヒト患者を意味する。
疑いを避けるために、当業者は、かかる治療が、それを必要とする患者(または対象)において行われることを理解している。患者(または対象)のかかる治療についての必要性は、ルーチンの技法を用いて、当業者により評価され得る。
【0290】
本明細書では、用語疾患および障害(および、同様に、用語状態、病気、医学上の問題など)は、同義的に用いることができる。
本明細書では、用語有効量は、治療される患者に対して治療効果を与える化合物の量を意味する。この効果は、客観的(すなわち、いくつかの検査またはマーカーにより測定可能)であるまたは主観的(すなわち、対象は、効果の徴候を示すおよび/または効果を感じる)であるやり方で観察することができる。特に、この効果は、当業者に公知の通り、適切な検査を用いて、客観的であるやり方で、観察する(例えば、測定する)ことができる。
【0291】
当業者は、異常な細胞増殖と特徴付けられる様々な疾患および障害を同定することが可能である。
詳細な実施形態(すなわち、本発明の第3の態様の詳細な実施形態)では、細胞増殖障害は、(a)癌;および(b)炎症からなる群から選択されるものである。
【0292】
本明細書に記載される通り、本発明の第1の態様の化合物は、炎症の治療において詳細な有用性を見出すことができる。したがって、いくつかの実施形態では、細胞増殖障害は、炎症である。
【0293】
詳細な実施形態では、炎症は、急性および/または全身性炎症である。
より詳細な実施形態では、炎症は、
肺(例えば、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、急性肺傷害/急性呼吸窮迫症候群および/または間質性肺疾患など);
関節(例えば、関節リウマチなど);
消化器系、例えば、腸(例えば、潰瘍性大腸炎および/またはクローン病(Chron’s disease)など);
皮膚(例えば、湿疹および/または乾癬);および/または
肝臓(例えば、慢性肝炎から生じる炎症)の炎症である。
【0294】
挙げることができる炎症の特定のタイプには、肺の炎症(例えば、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、急性肺傷害/急性呼吸窮迫症候群および/または間質性肺疾患)が含まれる。
【0295】
さらなる実施形態では、炎症はまた、例えば、敗血症などの状態で生じ得るような、自己免疫応答により誘発される全身性炎症であり得る。
本明細書中にやはり記載される通り、本発明の第1の態様の化合物は、癌の治療において詳細な有用性を見出すことができる。したがって、いくつかの実施形態では、細胞増殖障害は、癌(すなわち、ある種の癌)である。詳細な実施形態では、癌は、固形腫瘍癌である。さらなる実施形態では、癌は、血液細胞癌、例えば、白血病などである。より詳細な実施形態では、癌は、
白血病(例えば、急性リンパ芽球性白血病、急性単球性白血病、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、急性骨髄球性白血病、急性前骨髄球性白血病、および/または急性前骨髄球性白血病など);
リンパ腫(例えば、バーキットリンパ腫など);
腺がん(例えば、肺がん、例えば、肺大細胞がんおよび/または小細胞肺がん、子宮頚部腺がん、結腸直腸腺がん、結腸直腸がん、前立腺がん、例えば、前立腺腺がん、腎がん、例えば、腎細胞腺がんおよび/または類内膜腺がんなど)を含めた、がん;
リンパ芽球腫;
神経膠芽腫(例えば、多形性神経膠芽細胞腫および/または悪性神経膠芽腫など);
リンパ腫(例えば、マントル細胞リンパ腫など);および/または
肉腫(例えば、骨肉腫など)からなる群から選択される。
【0296】
挙げることができる特定の癌には、肺癌(例えば、肺大細胞癌および小細胞肺癌)、乳癌、腎癌、結腸直腸癌、前立腺癌、脳癌(例えば、神経膠芽腫)および白血病が含まれる。挙げることができるより詳細な癌には、肺癌(例えば、肺大細胞癌および小細胞肺癌)が含まれる。挙げることができるさらなる癌には、(例えば、Rasなど)当業者に公知の通り、関連する癌遺伝子(すなわち、その癌タイプに特異的な癌遺伝子)を発現する癌が含まれる。
医薬組成物
本明細書に記載される通り、本発明の化合物は、医薬品として有用である。かかる化合物は、単独で投与することができるまたは公知の医薬組成物/配合物により投与することができる。
【0297】
本発明の第4の態様では、本明細書中で定義される本発明の化合物、場合により、1種または複数の薬学的に許容される賦形剤を含む医薬組成物が提供される。
本明細書では、用語薬学的に許容される賦形剤には、ビヒクル、アジュバント、担体、希釈剤、pH調整剤および緩衝化剤、等張化剤(tonicity adjusting agents)、安定剤、湿潤剤などの参照が含まれる。特に、かかる賦形剤は、アジュバント、希釈剤または担体を含むことができる。
【0298】
疑いを避けるために、ある特定の使用のためである本発明の化合物(同様に、本発明の化合物に関する使用および本発明の化合物に関する使用の方法)の本明細書中の参照はまた、本明細書に記載される通り、本発明の化合物を含む医薬組成物に適用することもできる。
【0299】
したがって、本発明の第5の態様では、(本明細書中で定義される通り、本発明の第3の態様およびそれらのすべての実施形態に関連して)細胞増殖障害の治療における使用のための本発明の第4の態様において定義される医薬組成物が提供される。
【0300】
当業者は、本発明の化合物が、(すなわち、ある特定の部位で)全身的におよび/または局所的に作用することができ、したがって、当業者に公知の適当な技法を用いて、それに応じて投与することができるということを理解している。
【0301】
当業者は、本明細書に記載される化合物および組成物が、薬学的に許容される剤形で、経口的に、静脈内に、皮下に、頬側に、直腸に、経皮的に、経鼻的に、気管に、気管支に、舌下に、鼻腔内に、局所的に、任意の他の非経口経路によりまたは吸入により、正常に投与されることを理解している。
【0302】
本明細書に記載される医薬組成物には、経口投与用の錠剤、カプセル剤またはエリキシル剤、直腸投与用の坐剤、非経口もしくは筋肉内投与用の無菌液または懸濁液などの形態の組成物が含まれる。代替的に、特に、本発明のかかる化合物が局所に作用する場合、医薬組成物は、局所的投与用に配合することができる。
【0303】
したがって、詳細な実施形態では、医薬製剤は、錠剤またはカプセル剤、経口的にまたは注射により投与される液体の形態、坐剤、クリーム、ゲル剤、発泡体、(例えば、鼻腔内に適用される)吸入剤、または局所的投与に適した形態を含めた、薬学的に許容される剤形で提供される。疑いを避けるために、かかる実施形態では、本発明の化合物は、固体(例えば、固体分散体)、液体(例えば、溶液中で)としてまたは他の形態で、例えば、ミセルの形態で存在することができる。
【0304】
例えば、経口投与用の医薬製剤の調製では、本化合物は、固体の、粉末状の成分、例えば、ラクトース、サッカロース、ソルビトール、マンニトール、デンプン、アミロペクチン、セルロース誘導体、ゼラチン、または別の適当な成分、ならびに崩壊剤および潤滑剤、例えば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、フマル酸ステアリルナトリウムおよびポリエチレングリコールワックスと混合することができる。次いで、混合物は、顆粒に加工することも錠剤に圧縮することもできる。
【0305】
軟ゼラチンカプセル剤は、例えば、植物油、脂肪、または軟ゼラチンカプセル剤用の他の適当なビヒクルと共に、1種または複数の活性化合物(例えば、本発明の第1の、したがって、第2のおよび第3の態様の化合物、場合により、追加の治療薬)を含有するカプセル剤で調製することができる。同様に、硬ゼラチンカプセル剤は、かかる化合物を、固体の粉末状の成分、例えば、ラクトース、サッカロース、ソルビトール、マンニトール、バレイショデンプン、トウモロコシデンプン、アミロペクチン、セルロース誘導体またはゼラチンと組み合わせて含有することができる。
【0306】
直腸投与用の投与単位は、(i)中性脂肪基剤と混合した化合物を含有する坐剤の形態で;(ii)植物油、パラフィン油、またはゼラチン直腸カプセル剤用の他の適当なビヒクルとの混合物中で活性物質を含有するゼラチン直腸カプセル剤の形態で;(iii)既製のマイクロ浣腸の形態で;または(iv)投与直前に適当な溶媒中で再構成するための乾燥マイクロ浣腸配合物の形態で調製することができる。
【0307】
経口投与用の液体製剤は、化合物および糖または糖アルコールからなる配合物の残部ならびにエタノール、水、グリセロール、プロピレングリコールおよびポリエチレングリコールの混合物を含有する、シロップ剤または懸濁液、例えば、溶液または懸濁液の形態で調製することができる。望むなら、かかる液体製剤は、着色剤、矯味剤、サッカリンおよびカルボキシメチルセルロースまたは他の増粘剤を含有することができる。経口投与用の液体製剤は、使用前に適当な溶媒で再構成するために乾燥粉剤の形態で調製することができる。
【0308】
非経口投与の溶液は、薬学的に許容される溶媒中の化合物の溶液として調製することができる。これらの溶液はまた、安定化成分および/または緩衝成分を含有することができ、アンプルまたはバイアルの形態で単位投与量に分配される。非経口投与の溶液はまた、使用前に即時に適当な溶媒で再構成するために乾燥製剤として調製することもできる。
【0309】
例えば、本発明の化合物(すなわち、有効成分)の力価および物理的特性に応じて、挙げることができる医薬製剤には、有効成分が、少なくとも1重量%(または少なくとも10重量%、少なくとも30重量%または少なくとも50重量%)である量で存在するものが含まれる。すなわち、医薬組成物の有効成分対他の構成成分(すなわち、アジュバント、希釈剤および担体の付加)の比は、重量により少なくとも1:99(または少なくとも10:90、少なくとも30:70または少なくとも50:50)である。
【0310】
当業者は、本発明の化合物が、(例えば、前述のように配合物として)様々な投与量で投与することができ、適当な投与量が、当業者により容易に決定されることを理解している。経口の、肺のおよび局所的な用量(および皮下の用量、これらの用量が、相対的に低くてもよいが)は、1日当たり体重kg当たり約1mg/(mg/kg/日)~約200mg/kg/日の間の範囲であり得る。例えば、かかる化合物による治療は、一般的に、約100mg~約10,000mgの間、例えば、有効成分約6,000mgの投与量を含有する、配合物の投与を含むことができる。有利には、治療は、かかる化合物の投与を含むことができ、1日1回投与または1日分の合計投与量の組成物は、日に2回、3回、または4回に分けて投与してもよい。
【0311】
ある特定の値(例えば、量)に関して本明細書中で用いる場合、用語「約」(または類似の用語、例えば、「およそ」)は、かかる値が、定義された値の10%まで(特に、5%まで、例えば、1%まで)変わり得るということが示されるものと理解される。各場合で、かかる用語が、記号「±10%」などで(または関連する値に基づいて算出されたある特定の量の分散を示すことにより)置き換えることができるということが考えられる。各場合で、かかる用語は削除することができるということもやはり考えられる。
【0312】
疑いを避けるために、当業者(例えば、医師)は、個別の患者に最も適している実際の投与量を決定することが可能であり、これは、投与の経路、治療されようとする状態のタイプおよび重症度、ならびに治療されようとする特定の患者の種、年齢、体重、性別、腎機能、肝機能および応答で変わる可能性がある。前述の用量が、平均的な場合の模範であるが、もちろん、個別の場合があり得、より高いもしくはより低い用量範囲に利点があり、かかる投与量は、本発明の範囲内である。
組合せおよびパーツのキット(kits-of-parts)
当業者は、本発明の化合物による治療が、同じ状態についてのさらなる治療をさらに含むこと(すなわち、同じ状態についてのさらなる治療と組み合わせること)ができるということを理解している。特に、本発明の化合物による治療は、当業者に公知の通り、本明細書に記載される細胞増殖障害(例えば、本明細書に記載される炎症および/または癌)の治療、例えば、細胞増殖障害の治療において有用である1種または複数の他の治療薬および/または細胞増殖障害の治療において(例えば、特に、癌の治療、外科手術による治療において)用いられる1種もしくは複数の物理的方法による治療などのための手段と組み合わせることができる。
【0313】
本明細書に記載される通り、本発明の化合物はまた、細胞増殖障害の治療に有用である1種または複数の他の(すなわち、異なる)治療薬(すなわち、本発明の化合物でない薬剤)とやはり組み合わせることができる。1種または複数の他の治療薬と組み合わせて、本発明の化合物の投与に提供するかかる組合せ製品は、別々の配合物としていずれも提供することができ、これらの配合物の少なくとも1つは、本発明の化合物を含み、少なくとも1つは、他の治療薬を含む、または合わせた調製として提供すること(すなわち、配合すること)(すなわち、本発明の化合物および1種または複数の他の治療薬を含む単一の配合物として提供すること)ができる。
【0314】
したがって、本発明の第6の態様によれば、
(I)上文に定義された(すなわち、すべての実施形態およびそれらの詳細な特徴を含めた、本発明の第1の態様における)、本発明の化合物;および
(II)細胞増殖障害(例えば、本明細書に記載される炎症および/または癌など)の治療に有用である1種または複数の他の治療薬を含む、組合せ製品を提供し、
構成成分(I)および(II)のうちのそれぞれは、場合により、1種または複数の薬学的に許容される賦形剤との混合物として、配合される。
【0315】
本発明の第7の態様では、
(a)上文に定義された(すなわち、本発明の第5の態様における)、医薬製剤;および
(b)場合により、1種または複数の薬学的に許容される賦形剤との混合物として、細胞増殖障害(例えば、本明細書に記載される癌または炎症など)の治療において有用である、1種または複数の他の治療薬を含む、パーツのキットを提供し、
構成成分(a)および(b)は、他と組み合わせて(すなわち、同時にまたは順次)投与するのに適している形態で提供される。
【0316】
「との組合せの投与」(同様に、「と組み合わせて投与されること」)による本明細書に記載されるパーツのキットに関して、本発明者らは、それぞれの配合物が、関連する状態の治療のために行われる医療介入の一部として、順次、別々にまたは同時に投与されることを含む。したがって、本発明に関して、用語「との組合せの投与」(同様に「と組み合わせて投与される」)には、2種の有効成分(すなわち、本発明の化合物および細胞増殖障害の治療用のさらなる薬剤、またはそれを含む組成物)が、(場合により、繰り返して)一緒にまたは十分に近い時間で投与されて、いずれかの薬剤が、治療の同じコースにわたって、他の構成成分の非存在下で、単独で(場合により、繰り返して)投与される場合よりも、関連する状態の治療のコースにわたって、患者についての有益な効果を高めることが可能であるということが含まれる。組合せが、ある特定の状態の治療についての、ある特定の状態の治療のコースにわたってのより高い有益な効果を提供するかどうかの決定は、治療される状態に依存するが、ルーチン的に当業者により達成することができる。
【0317】
さらに、本発明の文脈において、用語「と組み合わせて」には、2種の配合物のうちの一方または他方が、他の構成成分の投与前、投与後および/または投与と同じ時に(場合により、繰り返して)投与することができるということが含まれる。本文脈において用いられる場合、用語「同時に投与される」および「と同じ時に投与される」には、本発明の化合物および癌の治療用の追加の化合物、または薬学的に許容されるそれらの塩の個別の投与量が、互いの48時間以内に(例えば、互いに24時間、12時間、6時間、3時間、2時間、1時間、45分、30分、20分または10分以内に)投与される場合が含まれる。
【0318】
細胞増殖障害の治療に有用な他の治療薬(例えば、本明細書に記載される癌の治療または炎症における使用のために公知のものなど)は、当業者に周知である。例えば、挙げることができる治療薬(特に、癌の治療における使用のための場合)には、MTH1阻害剤(例えば、WO2014/084778 A1、WO2015/187088 A1およびWO2015/187089 A1に記載されるカロヌジブ、およびMTH1阻害剤など)ならびにチューブリン阻害剤(すなわち、毒物)(例えば、パクリタキセルなど)が含まれる。
【0319】
挙げることができる治療薬の他の例は、微小管阻害剤、白金配位化合物、アルキル化剤、抗菌剤、トポイソメラーゼII阻害剤、代謝拮抗剤、トポイソメラーゼI阻害剤、ホルモンおよびホルモン類似体、シグナル伝達経路阻害剤;キナーゼ阻害剤;血管新生抑制薬;免疫療法剤;アポトーシス促進剤;および細胞周期シグナル伝達阻害剤である。
化合物/組成物の調製
本明細書に記載される、医薬組成物/配合物、組合せ製品およびキットは、標準のおよび/または承認された薬務に従って調製することができる。したがって、本発明のさらなる態様では、上文に定義される医薬組成物/配合物の調製のための方法が提供され、この方法は、上文に定義された本発明の化合物を1種または複数の薬学的に許容される賦形剤と会合させるステップを含む。
【0320】
本発明のさらなる態様では、上文に定義された組合せ製品またはパーツのキットの調製のための方法が提供され、この方法は、上文に定義された本発明の化合物を、関連する疾患または障害の治療において有用である他の治療薬、および少なくとも1種の薬学的に許容される賦形剤と会合させるステップを含む。
【0321】
本明細書では、会合させることの参照は、2種の構成成分が、互いの組合せの投与に適合されることを意味する。
したがって、2種の構成成分を互いに「会合」させることによる、上文に定義されたパーツのキットの調製のための方法に関して、本発明者らは、パーツのキットの2種の構成成分が、
(i)別々の配合物として(すなわち、互いに独立に)提供することができ、続いて、これを、併用療法において互いに組み合わせて用いるために一緒にする;または
(ii)併用療法において互いに組み合わせて用いるために、「組合せパック」の別々の構成成分と一緒に包装し提示することができるということが含まれる。
【0322】
本明細書に記載される本発明の化合物は、当業者に周知である技法、例えば、以下に示される例に記載のものなどに従って調製することができる。
本発明の第8の態様によれば、方法は、
(i)X1が、Oを表す式Iの化合物の場合、適当な溶媒(例えば、DCMなど)および適当な塩基(例えば、アミン塩基など、例えば、N,N-ジイソプロピルエチルアミン)の存在下で、式IIの化合物
【0323】
【0324】
[式中、R1、R2、X2、Y1からY4、Z1からZ3、およびnは、本明細書中で定義される通りであり(すなわち、本発明の第1の態様では、それらのすべての実施形態を含めた)]を、ホスゲンまたは適当なそれと同等なもの(例えば、ホスゲンの供給源、例えば、ジホスゲンもしくはトリホスゲンなど、または、機能上の相当物、例えば、カルボニルジイミダゾールなど)と、反応させるステップ;
(ii)Z3が、Nを表す式Iの化合物の場合、適当な溶媒(例えば、DCMなど)および適当な塩基(例えば、アミン塩基など、例えば、N,N-ジイソプロピルエチルアミンなど)の存在下で、式IIIの化合物
【0325】
【0326】
[式中、R1、X1、Y1からY4、Z1、Z2、およびnは、本明細書中で定義される通りである]を、式IVの化合物
【0327】
【0328】
または適当なその塩(例えば、トリフルオロ酢酸塩)[式中、X2およびR2は、本明細書中で定義される通りである]と、反応させるステップ;
(iii)適当な溶媒(例えば、DCMなど)および適当な塩基(例えば、アミン塩基など、例えば、N,N-ジイソプロピルエチルアミン)の存在下で、本明細書中で定義される式IIIの化合物を、式Vの化合物
【0329】
【0330】
[式中、R2は、本明細書中で定義される通りである]、およびホスゲンまたは適当なそれと同等なもの(例えば、ジホスゲンまたはトリホスゲンなど)と反応させるステップ;
(iv)Z3がCHまたはCR1(例えば、CH)を表す場合、適当なカップリング剤(例えば、プロパンホスホン酸無水物など)の存在下でおよび適当な溶媒(例えば、THFなど)および適当な塩基(例えば、アミン塩基など、例えば、N,N-ジイソプロピルエチルアミン)の存在下で、式VIの化合物
【0331】
【0332】
[式中、R1、X1、Y1からY4、Z1、Z2、およびnは、本明細書中で定義される通りである]を、本明細書中で定義される式Vの化合物と反応させるステップ;または
(v)少なくとも1つのR3基が存在し、アルキル、アリール、ヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキル基を表す式Iの化合物の場合、適当な触媒(例えば、Pd触媒など、例えば、Pd(PPh3)4)の存在下で、ならびに適当な溶媒(例えば、1,4-ジオキサンおよび水の混合物など)および適当な塩基(例えば、無機塩基など、例えば、K2CO3)の存在下で、式Iの対応する化合物[しかし、式中、関連するR3基は、代わりに、LG1を表し、LG1は、適当な脱離基(例えば、ハロなど、例えば、Br)を表す]を、式VIIの化合物
【0333】
【0334】
[式中、R3は、本明細書中で定義される通りであり、LG2は、適当な脱離基(例えば、適当なボロン酸エステルなど)を表す]と反応させるステップを含む、上文に定義された本発明の化合物の調製のために提供される。
【0335】
式II、III、IV、V、VIおよびVIIの化合物は、市販されている、文献中で公知である、または適切な試薬および反応条件を用いた、利用可能な出発原料から標準的な技法に従って、本明細書中に記載の方法との類似性により、もしくは従来の合成手順により得ることができる。この点において、当業者は、とりわけ、B.M.Trost and I.Flemingによる「Comprehensive Organic Synthesis」、Pergamon Press社、1991年を参照することができる。使用することができるさらなる参照には、Chapman & Hallにより出版されたJ.A.Joule、K.Mills and G.F.Smithによる、「Heterocyclic Chemistry」第3版、A.R.Katritzky、C.W.Rees and E.F.V.Scrivenによる「Comprehensive Heterocyclic Chemistry II」、Pergamon Press、1996年および「Science of Synthesis」、9~17巻(Hetarenes and Related Ring Systems社)、Georg Thieme Verlag、2006年が含まれる。
【0336】
当業者は、本明細書中で定義される置換基、およびそれについての置換基が、当業者に周知の方法によって、本発明の化合物の調製のための前述の方法の後またはその間、1回または複数回変更することができるということを理解している。かかる方法の例には、置換、還元、酸化、脱水素、アルキル化、脱アルキル化、アシル化、加水分解、エステル化、エーテル化、ハロゲン化およびニトロ化が含まれる。前駆物質基は、反応順序中のいかなる時でも、かかる異なる基、または式I中で定義される基に変化させることができる。当業者は、A.R.Katritzky、O.Meth-Cohn and C.W.Reesによる、「Comprehensive Organic Functional Group Transformations」 Pergamon Press、1995年および/またはR.C.Larockによる「Comprehensive Organic Transformations」、Wiley-VCH、1999年を参照することができる。
【0337】
本発明の化合物は、これらの反応混合物から単離し、必要な場合には、当業者に公知の従来の技法を用いて精製することができる。したがって、本明細書に記載される本発明の化合物の調製のための方法は、最終ステップとして、本発明の化合物の単離、場合により、精製を含むことができる。
【0338】
前述のおよび以下の方法において、中間化合物の官能基は、保護基により保護されることが必要であり得るということが当業者により理解される。官能基の保護および脱保護は、前述のスキームにおける反応前または反応後に行うことができる。
【0339】
保護基は、当業者に周知であるおよび以下に記載される技法に従って、適用し除去することができる。例えば、本明細書中に記載の保護される化合物/中間体は、標準的な脱保護技法を用いて、保護されない化合物に化学的に変換することができる。使用される化学のタイプは、保護基の必要性およびタイプならびに合成を達成するための順序を指示する。保護基の使用は、「Protective Groups in Organic Synthesis」、第3版、T.W.Greene & P.G.M.Wutz、Wiley-Interscience(1999年)に十分に記載されており、その内容を、参照により本明細書中に組み込む。
【0340】
本発明の化合物は、上記で示された徴候または別の場合において使用するか否か、従来技術において公知の化合物よりも、効果的であり得、それよりも毒性が低くなり得、それよりも長時間作用することができ、それよりも強力であり得、それよりも副作用を少なくすることができ、それよりも容易に吸収することができ、かつ/またはそれより良好な薬物動態学的プロフィール(例えば、より高い経口バイオアベイラビリティおよび/またはより低いクリアランス)を有することができ、かつ/またはそれと比較して、他の有用な薬理的、物理的、または化学的特性を有することができるという利点を有することができる。特に、本発明の化合物は、より効果的である、かつ/またはin vivoで有利な特性を示すという利点を有することができる。
【実施例】
【0341】
本発明は、次の例の参照によりさらに記載することができ、これは、本発明の範囲を限定することを意図していない。
命名法とグラフを用いて示される任意の化合物との間に矛盾がある事象では、その時には、(示すことができる任意の実験の詳細により矛盾しない限りまたは文脈から明らかでない限り)管理するのは後者である。
実験手順
本明細書中に記載の化合物の合成において用いられる出発原料および中間体は、市販されているまたは本明細書中に記載の方法によりまたは当技術分野で公知の方法により調製することができる。
【0342】
必要な場合、実験を、乾燥条件でおよび/または不活性雰囲気(窒素またはアルゴン)下で、特に、酸素-もしくは湿気-感受性の試薬または中間体を用いた場合において、行った。
【0343】
質量分析データを、エレクトロスプレーイオン化を用いて、液体クロマトグラフィー-質量分析(LC-MS)から報告した。NMRデータについての化学シフトを、用いられた重水素化溶媒から残りのピークに参照される百万分率(ppm、δ)で表す。
【0344】
一般的な手順を参照する合成の場合、反応条件(例えば、反応の長さまたは温度など)は、変わり得る。一般的には、反応を、薄層クロマトグラフィーまたはLC-MSの後に行い、適切な場合、ワークアップにかけた。精製は、実験間で変わることもあり、すなわち、一般的には、溶離液/勾配の場合に用いられる溶媒と溶媒比を選んで、適切なRfおよび/または保持時間を示す。
一般的な手順
次の例に記載される化合物の合成において用いられる方法は、次の一般的な手順により示すことができ、示される可変の基(例えば、R1、R2、Xなど)は、本発明の第1の態様において示されるものと異なる意味を有し得る。
【0345】
【0346】
一般的な手順A:対応するニトロベンゼン化合物(1.0当量)、適当なアミン(1.1当量)、およびN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.2当量)の混合物を、2-プロパノール中で120℃で12~72h撹拌した。その後、混合物を、NaHCO3中に注ぎ、DCM×3で抽出した。合わせた有機物を、(MgSO4を用いて)乾燥し、ろ過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。
【0347】
【0348】
一般的な手順B:アセトニトリル/水(9:1v/v)中の置換2-アミノ-1-ニトロベンゼン化合物(1.0当量)およびNiCl2(0.20当量)の混合物に、NaBH4(4.0当量)を少量ずつ加えた。完全に反応させた後、DCMを加え、液体を、デカントすることによってNaHCO3中に注いだ。水性相を、DCM×3で抽出し、合わせた抽出物を、(MgSO4を用いて)乾燥し、ろ過した。次いで、ろ液に、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.2当量)およびジホスゲン(0.50当量)またはトリホスゲン(0.34当量)を加えた。完全に反応させた後、混合物を、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。
【0349】
【0350】
一般的な手順C:対応するカルバミン酸tert-ブチル化合物を、DCMに溶解し、次いで、トリフルオロ酢酸(5~15当量)を加え、混合物を、20℃で10~60分間撹拌した。完全に反応させた後、溶媒を、2-プロパノールで同時蒸発することにより除去した。別段の記載がない限り、さらなる精製を行わなかった。
【0351】
【0352】
一般的な手順D:対応するアミンまたはそのトリフルオロ酢酸塩(1.0当量)およびN,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.0当量)の混合物を、DCM中で撹拌し、次いで、適当なイソシアネートまたはイソチオシアネート(1.0当量)を加え、得られた混合物を、50℃で3~16h撹拌した。完全に反応させた後、混合物を、シリカゲルクロマトグラフィーによりまたは分取液体クロマトグラフィーにより精製した。
【0353】
【0354】
一般的な手順E:1,4-ジオキサンおよび水(5:1v/v混合物)中の対応する4-ブロモベンズイミダゾロン(1.0当量)、適当な有機ボロン酸またはピナコールボロン酸エステル(1.2当量)、K2CO3(2.5当量)、およびPd(PPh3)4(0.030当量)の混合物を、100℃で2~72h撹拌した。完全に反応させた後、混合物を、(飽和)NaHCO3中に注ぎ、DCM×3で抽出した。合わせた有機物を、濃縮し、粗物質を、シリカゲルクロマトグラフィーによりまたは分取液体クロマトグラフィーにより精製した。
【0355】
【0356】
一般的な手順F:対応するニトロベンゼン化合物(1.0当量)およびPd/C(0.05当量)の混合物を、バルーンにより生成されるH2雰囲気下で20℃で12~24hTHF中で撹拌した。完全に反応させた後、バルーンを除去し、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.0当量)およびトリホスゲン(0.35当量)を加えた。得られた混合物を、20℃で20~60分間撹拌し、次いで、ろ過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。
【0357】
【0358】
一般的な手順G:対応するベンジルにより保護された化合物(1当量)およびPd/C(0.1当量)の混合物を、密封されたバイアル中で120℃で2~16h、1,4-ジオキサンおよびシクロヘキセン(10:1v/v)中で撹拌した。完全に反応させてから、混合物を、ろ過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。
【0359】
【0360】
一般的な手順H:対応するカルボン酸(1.0当量)、適切なアミン(2当量)、プロパンホスホン酸無水物(4当量)およびN,N-ジイソプロピルエチルアミン(3.0当量)の混合物を、高温度で3~16hTHFまたはアセトニトリル中で撹拌した。完全に反応させた後、混合物を、シリカゲルクロマトグラフィーによりまたは分取液体クロマトグラフィーにより精製した。
【0361】
【0362】
一般的な手順I:DCM中の適当なアミンまたはその塩(1.0当量)およびN,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.0当量)の混合物に、激しくかき混ぜながら、ジホスゲン(0.50当量)を加えた。混合物を、20℃で5~15分間撹拌し、その後、これを、DCM中の対応するアミンまたはその塩(1.0当量)およびN,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.0当量)の別々の混合物に加えた。得られた混合物を、50℃で3~16h撹拌した。完全に反応させた後、混合物を、シリカゲルクロマトグラフィーによりまたは分取液体クロマトグラフィーにより精製した。
【0363】
【0364】
一般的な手順J:対応するエステル(1.0当量)およびLiOH(5.0当量)の混合物を、MeOHおよび水(3:1v/v)中で20℃で5~24h撹拌した。完全に反応させた後、混合物を、(2M)HCl水溶液中に注ぎ、DCM×3で抽出した。合わせた有機物を、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。
【0365】
【0366】
一般的な手順K:対応する反応物(1.0当量)およびNaH(1.1当量)の混合物を、THF中で20℃で20分間撹拌した。次いで、置換1-フルオロ-2-ニトロベンゼン化合物(1.0当量)を加え、得られた混合物を、高温度で撹拌した。反応の完了後、混合物を、NaHCO3中に注ぎ、DCM×3で抽出した。合わせた有機物を、(MgSO4を用いて)乾燥し、ろ過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。
【0367】
【0368】
一般的な手順L:2つのチャンバー間のガス交換を可能にする密封可能な、2チャンバー式反応槽を用いた。チャンバー1に、マグネチックスターリングバーを用いて、適切なアリールブロミド(1.0当量)、適切なアミン(1.5当量)、Pd(PPh3)4またはPd(dppf)Cl2(0.050当量)、ジイソプロピルエチルアミン(3当量)、およびジオキサンを充てんした。チャンバー2に、マグネチックスターリングバーを用いて、Mo(CO)6(2.0当量)およびジオキサンを充てんした。次いで、2チャンバー式反応バイアルを、密封し、窒素で3~5分間洗い流した。その後、DBU(2.1当量)を、チャンバー2に注入した。次いで、両方のチャンバーを、70℃まで加熱し、反応混合物を、16~48h撹拌した。反応混合物を冷却した後、そのシールを、針で穿刺して、そのシールを開封する前に過剰な一酸化炭素を放出させた。次いで、反応混合物を、(2M)HCl中に注ぎ、DCM×3で抽出し、次いで、合わせた有機物を、乾燥し(MgSO4)、濃縮した。粗混合物を、分取HPLCによりまたはシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。
【0369】
【0370】
一般的な手順M:適切な2-フルオロニトロベンゼン化合物(1.0当量)および適切なアミン(3~5当量)の混合物を、120℃で16~72h撹拌した。次いで、混合物を、(2M)HCl中に注ぎ、DCM×3で抽出した。合わせた有機物を、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。
【0371】
【0372】
一般的な手順N:DMF中の適切な2-フルオロニトロベンゼン化合物(1.0当量)、適切なアルコール、およびCs2CO3の混合物を、60℃で終夜撹拌した。次いで、混合物を、メタノールで希釈し、ろ過し、分取HPLCにより精製した。
【0373】
【0374】
一般的な手順O:DMF中の適切なアミン(1.0当量)、適切なカルボン酸(1.3当量)、HATU(1.5当量)およびトリエチルアミン(3当量)の混合物を、r.t.で16~24h撹拌した。次いで、混合物を、メタノールで希釈し、ろ過し、分取HPLCにより精製した。
【0375】
中間体の合成
【0376】
中間体1:4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:tert-ブチル4-(3-ブロモ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、1-ブロモ-3-フルオロ-2-ニトロベンゼンおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+344.
ステップ2:tert-ブチル4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-(3-ブロモ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+340.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.76 (s, 1 H), 7.18 - 7.21 (m, 1 H), 7.05 - 7.09 (m, 1 H), 6.94 - 6.99 (m, 1 H), 4.45 (tt, J=12.5, 3.9 Hz, 1 H), 4.27 - 4.37 (m, 2 H), 2.86 (m, 2 H), 2.28 (m, 2 H), 1.83 (m, 2 H), 1.51 (s, 9 H).
ステップ3:4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+296.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.38 (s, 1 H), 8.57 - 8.70 (m, 1 H), 8.31 - 8.47 (m, 1 H), 7.32 (d, J=8.1 Hz, 1 H), 7.21 (dd, J=8.1, 0.9 Hz, 1 H), 7.01 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.53 (tt, J=12.2, 4.5 Hz, 1 H), 3.45 (br. s., 2 H), 3.02 - 3.16 (m, 2 H), 2.52 - 2.61 (m, 2 H), 1.84 - 1.93 (m, 2 H).
【0377】
中間体2:4-クロロ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:tert-ブチル4-(3-クロロ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、1-クロロ-3-フルオロ-2-ニトロベンゼンおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+300.
ステップ2:tert-ブチル4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-(3-クロロ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.80 (br. s., 1 H), 6.97 - 7.09 (m, 3 H), 4.45 (tt, J=12.5, 4.1 Hz, 1 H), 4.32 (m, 2 H), 2.82 - 2.91 (m, 2 H), 2.28 (m, 2 H), 1.83 (m, 2 H), 1.51 (s, 9 H).
ステップ3:4-クロロ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+232.
【0378】
中間体3:4-フルオロ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:tert-ブチル4-(3-フルオロ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、1,3-ジフルオロ-2-ニトロベンゼンおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+284.
ステップ2:tert-ブチル4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-(3-フルオロ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+280.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.19 (s, 1 H), 6.97 - 7.04 (m, 1 H), 6.91 - 6.94 (m, 1 H), 6.82 - 6.87 (m, 1 H), 4.47 (tt, J=12.5, 4.2 Hz, 1 H), 4.33 (m, 2 H), 2.82 - 2.92 (m, 2 H), 2.29 (m, 2 H), 1.84 (m, 2 H), 1.51 (s, 9 H).
ステップ3:4-フルオロ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+236.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.52 (s, 1 H), 8.89 (br. s., 1 H), 8.65 (br. s., 1 H), 7.19 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.02 (td, J=8.1, 5.4 Hz, 1 H), 6.88 - 6.96 (m, 1 H), 4.54 (m, 1 H), 3.04 - 3.17 (m, 2 H), 2.53 - 2.61 (m, 2 H), 1.88 (m, 2 H).
【0379】
中間体4:4-メチル-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:tert-ブチル4-(3-メチル-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、1-フルオロ-3-メチル-2-ニトロベンゼンおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+336.
ステップ2:(tert-ブチル4-(4-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Fに従って、tert-ブチル4-(3-メチル-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+276.
ステップ3:4-メチル-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(4-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+232.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.00 (br. s., 1 H), 8.71 (br. s, 1 H), 8.47 (br. s, 1 H), 7.11 - 7.18 (m, 1 H), 6.90 - 6.97 (m, 1 H), 6.80 - 6.86 (m, 1 H), 4.46 - 4.57 (m, 1 H), 3.38 - 3.49 (m, 2 H), 3.03 - 3.18 (m, 2 H), 2.53 - 2.63 (m, 2 H), 2.28 (s, 3 H), 1.80 - 1.91 (m, 2 H).
【0380】
中間体5:4-メトキシ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:tert-ブチル4-(3-メトキシ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、1-フルオロ-3-メトキシ-2-ニトロベンゼンおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。
ステップ2:tert-ブチル4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Fに従って、tert-ブチル4-(3-メトキシ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+292.
ステップ3:4-メトキシ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+248.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.03 (s, 1 H), 8.66 (br. s., 1 H), 8.43 (br. s, 1 H), 6.94 - 7.03 (m, 2 H), 6.68 - 6.77 (m, 1 H), 4.50 (br. t, J=11.7, 11.7 Hz, 1 H), 3.85 (s, 3 H), 3.45 (br. s., 2 H), 3.03 - 3.17 (m, 2 H), 2.53 - 2.61 (m, 2 H), 1.79 - 1.89 (m, 2 H).
【0381】
中間体6:4-ヒドロキシ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:DMF中の3-フルオロ-2-ニトロ-フェノール(1.0当量)、tert-ブチル-クロロ-ジメチル-シラン(1.1当量)、およびイミダゾール(2.0当量)の混合物を、20℃で16h撹拌した。次いで、混合物を、水中に注ぎ、Et2O×3で抽出した。合わせた有機物を、乾燥し、濃縮した。粗tert-ブチル-(3-フルオロ-2-ニトロ-フェノキシ)-ジメチル-シランを、ステップ2においてさらに精製せずに用いた。LCMS[M+H]+272.
ステップ2:tert-ブチル4-[3-[tert-ブチル(ジメチル)シリル]オキシ-2-ニトロ-アニリノ]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、tert-ブチル-(3-フルオロ-2-ニトロ-フェノキシ)-ジメチル-シランおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-(TBDMS)-イソブテン+H]+282.
ステップ3:tert-ブチル4-{4-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Fに従って、tert-ブチル4-[3-[tert-ブチル(ジメチル)シリル]オキシ-2-ニトロ-アニリノ]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-H]-446.
ステップ4:tert-ブチル4-(4-ヒドロキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートの合成。tert-ブチル4-[4-[tert-ブチル(ジメチル)シリル]オキシ-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレート(1.0当量)およびLiOH(6.0当量)の混合物を、DMF中で80℃で4h撹拌した。次いで、混合物を、NaHCO3中に注ぎ、DCM×3で抽出した。合わせた有機物を、乾燥し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。LCMS[M-イソブテン+H]+278.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.64 (br. s., 1 H), 9.62 (br. s., 1 H), 6.75 - 6.81 (m, 1 H), 6.65 (dd, J=8.1, 0.8 Hz, 1 H), 6.48 (dd, J=8.1, 0.8 Hz, 1 H), 4.23 - 4.33 (m, 1 H), 4.01 - 4.14 (m, 2 H), 2.85 (br. s., 2 H), 2.16 (m, 2 H), 1.60 - 1.69 (m, 2 H), 1.43 (s, 9 H).
ステップ5:4-ヒドロキシ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(4-ヒドロキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+234.
【0382】
中間体7:5-フルオロ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:tert-ブチル4-(4-フルオロ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、1,4-ジフルオロ-2-ニトロベンゼンおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+284.
ステップ2:tert-ブチル4-(5-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-(4-フルオロ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+280.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.32 (s, 1 H), 7.03 (dt, J=8.4, 4.0 Hz, 1 H), 6.75 - 6.86 (m, 2 H), 4.45 (tt, J=12.6, 4.0 Hz, 1 H), 4.33 (m, 2 H), 2.82 - 2.92 (m, 2 H), 2.28 (m, 2 H), 1.79 - 1.88 (m, 2 H), 1.51 (s, 9 H).
ステップ3:5-フルオロ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(5-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+236.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 8.56 (br. s., 1 H), 8.35 (br. s., 1 H), 7.27 (dd, J=8.5, 4.4 Hz, 1 H), 6.86 - 6.94 (m, 2 H), 4.46 - 4.55 (m, 1 H), 3.44 (m, 2 H), 3.03 - 3.14 (m, 2 H), 2.45 - 2.58 (重複しているm, 2 H), 1.83 - 1.90 (m, 2 H).
【0383】
中間体8:5-メトキシ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:tert-ブチル4-(4-メトキシ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、1-フルオロ-4-メトキシ-2-ニトロベンゼンおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。
ステップ2:tert-ブチル4-(5-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Fに従って、tert-ブチル4-(4-メトキシ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+292.
ステップ3:5-メトキシ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(5-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+248.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.85 (s, 1 H), 8.57 - 8.69 (m, 1 H), 8.33 - 8.48 (m, 1 H), 7.19 (d, J=8.5 Hz, 1 H), 6.63 (dd, J=8.5, 2.4 Hz, 1 H), 6.60 (d, J=2.4 Hz, 1 H), 4.47 (tt, J=12.3, 4.5 Hz, 1 H), 3.73 (s, 3 H), 3.38 - 3.48 (m, 2 H), 3.02 - 3.16 (m, 2 H), 2.45 - 2.58 (重複しているm, 2 H), 1.79 - 1.89 (m, 2 H).
【0384】
中間体9:2-オキソ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボニトリル;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:tert-ブチル4-(4-シアノ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、4-フルオロ-3-ニトロ-ベンゾニトリルおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+291.
ステップ2:tert-ブチル4-(5-シアノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Fに従って、tert-ブチル4-(4-シアノ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+343.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 9.36 (br. s., 1 H), 7.41 (dd, J=8.5, 1.6 Hz, 1 H), 7.36 - 7.38 (m, 1 H), 7.20 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 4.48 (tt, J=12.5, 4.1 Hz, 1 H), 4.35 (m, 2 H), 2.88 (m, 2 H), 2.30 (m, 2 H), 1.85 (m, 2 H), 1.52 (s, 9 H).
ステップ3:2-オキソ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボニトリル;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(5-シアノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+243.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.45 (s, 1 H), 8.79 (br. s., 1 H), 8.40 - 8.58 (m, 1 H), 7.54 - 7.58 (m, 1 H), 7.46 - 7.51 (m, 1 H), 7.43 (d, J=1.6 Hz, 1 H), 4.52 - 4.63 (m, 1 H), 3.44 (m, 2 H), 3.09 (m, 2 H), 2.47 - 2.60 (m, 2 H), 1.89 (m, 2 H).
【0385】
中間体10:4-(メチルスルファニル)-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸。
ステップ1:tert-ブチル4-(3-メチルスルファニル-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Kに従って、tert-ブチル4-(3-フルオロ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートおよびナトリウムメチルチオレートから合成した。LCMS[M+H]+368.
ステップ2:tert-ブチル4-(4-メチルスルファニル-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-(3-メチルスルファニル-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+364.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.89 (s, 1 H), 7.09 - 7.13 (m, 1 H), 7.02 - 7.08 (m, 2 H), 4.46 (tt, J=12.5, 4.1 Hz, 1 H), 4.28 - 4.37 (m, 2 H), 2.82 - 2.90 (m, 2 H), 2.48 (s, 3 H), 2.23 - 2.36 (m, 2 H), 1.83 (m, 2 H), 1.51 (s, 9 H).
ステップ3:4-(メチルスルファニル)-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(4-メチルスルファニル-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+264.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.12 (s, 1 H), 8.59 (br. s., 1 H), 8.38 (br. s., 1 H), 7.20 (dd, J=7.3, 0.9 Hz, 1 H), 7.05 (t, J=7.7 Hz, 1 H), 7.00 - 7.03 (m, 1 H), 4.51 (ddt, J=12.4, 8.3, 4.1, 4.1 Hz, 1 H), 3.40 - 3.48 (m, 2 H), 3.03 - 3.16 (m, 2 H), 2.45 - 2.62 (重複しているm, 2 H), 1.82 - 1.91 (m, 2 H).
【0386】
中間体11:4-アミノ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:N,N-ジベンジル-3-フルオロ-2-ニトロ-アニリンを、一般的な手順Aに従って、1,3-ジフルオロ-2-ニトロベンゼンおよびN-ベンジル-1-フェニルメタンアミンから合成した。LCMS[M+H]+337.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.22 - 7.36 (m, 11 H), 6.83 - 6.90 (m, 2 H), 4.20 (s, 4 H).
ステップ2:tert-ブチル4-{[3-(ジベンジルアミノ)-2-ニトロフェニル]アミノ}ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、N,N-ジベンジル-3-フルオロ-2-ニトロ-アニリンおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+517.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 7.18 - 7.32 (m, 10 H), 7.13 (t, J=8.2 Hz, 1 H), 6.61 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 6.55 (d, J=7.3 Hz, 1 H), 5.51 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 4.04 (s, 4 H), 3.82 - 3.93 (m, 2 H), 3.42 - 3.53 (m, 1 H), 2.82 (br. s., 2 H), 1.75 - 1.84 (m, 2 H), 1.39 (s, 9 H), 1.27 - 1.36 (m, 2 H).
ステップ3:tert-ブチル4-[4-(ジベンジルアミノ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-{[3-(ジベンジルアミノ)-2-ニトロフェニル]アミノ}ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+513.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.24 - 7.39 (重複しているm, 10 H), 6.93 (s, 1 H), 6.80 - 6.86 (m, 1 H), 6.71 - 6.76 (m, 1 H), 4.17 - 4.46 (m, 7 H), 2.74 - 2.90 (m, 2 H), 2.16 - 2.33 (m, 2 H), 1.70 - 1.82 (m, 2 H), 1.50 (s, 9 H).
ステップ4:tert-ブチル4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Gに従って、tert-ブチル4-[4-(ジベンジルアミノ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+333.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.24 (br. s., 1 H), 6.72 (t, J=7.9 Hz, 1 H), 6.55 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 6.30 (dd, J=7.9, 0.6 Hz, 1 H), 4.86 - 4.93 (m, 2 H), 4.15 (tt, J=12.3, 4.3 Hz, 1 H), 2.98 - 3.08 (m, 2 H), 2.49 - 2.58 (重複しているm, 2 H), 2.09 - 2.21 (m, 2 H), 1.50 - 1.58 (m, 2 H).
ステップ5:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+233.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.35 (s, 1 H), 8.56 - 8.66 (m, 1 H), 8.38 (br. s., 1 H), 6.78 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 6.63 (d, J=8.1 Hz, 1 H), 6.34 - 6.38 (m, 1 H), 4.40 - 4.50 (m, 1 H), 3.39 - 3.45 (m, 2 H), 3.17 (s, 2 H), 3.04 - 3.15 (m, 3 H), 2.47 - 2.60 (重複しているm, 2 H), 1.79 - 1.87 (m, 2 H).
【0387】
中間体12:4-(メチルアミノ)-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:N-ベンジル-3-フルオロ-N-メチル-2-ニトロアニリンを、一般的な手順Aに従って、1,3-ジフルオロ-2-ニトロベンゼンおよびN-メチル-1-フェニルメタンアミンから合成した。LCMS[M+H]+261.
ステップ2:tert-ブチル4-[3-[ベンジル(メチル)アミノ]-2-ニトロ-アニリノ]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、N-ベンジル-3-フルオロ-N-メチル-2-ニトロアニリンおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。
ステップ3:tert-ブチル4-{4-[ベンジル(メチル)アミノ]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-[3-[ベンジル(メチル)アミノ]-2-ニトロ-アニリノ]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+437.
ステップ4:tert-ブチル4-[4-(メチルアミノ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Gに従って、tert-ブチル4-{4-[ベンジル(メチル)アミノ]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。
LCMS[M+H]+347.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 10.51 - 10.65 (m, 1 H), 7.02 (td, J=8.1, 0.9 Hz, 1 H), 6.69 (dd, J=7.9, 3.8 Hz, 1 H), 6.50 - 6.56 (m, 1 H), 4.45 (tt, J=12.4, 4.0 Hz, 1 H), 4.32 (br. s., 2 H), 3.00 (d, J=1.6 Hz, 3 H), 2.88 (br. s., 2 H), 2.34 (m, 2 H), 1.79 - 1.86 (m, 2 H), 1.51 (s, 9 H).
ステップ5:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-[4-(メチルアミノ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+247.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 8.57 - 8.67 (m, 1 H), 8.33 - 8.44 (m, 1 H), 6.90 (t, J=7.9 Hz, 1 H), 6.68 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 6.30 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 4.46 (tt, J=12.4, 3.9 Hz, 1 H), 3.38 - 3.47 (m, 2 H), 3.04 - 3.16 (m, 2 H), 2.80 (s, 3 H), 2.47 - 2.60 (重複しているm, 2 H), 1.79 - 1.87 (m, 2 H).
【0388】
中間体13:4-(ジメチルアミノ)-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:3-フルオロ-N,N-ジメチル-2-ニトロ-アニリンを、一般的な手順Aに従って、1,3-ジフルオロ-2-ニトロベンゼンおよびジメチルアンモニウムクロリドから合成した。LCMS[M+H]+185.
ステップ2:tert-ブチル4-[3-(ジメチルアミノ)-2-ニトロ-アニリノ]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、3-フルオロ-N,N-ジメチル-2-ニトロ-アニリンおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+365.
ステップ3:tert-ブチル4-[4-(ジメチルアミノ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-[3-(ジメチルアミノ)-2-ニトロ-アニリノ]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+361.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.01 - 7.06 (m, 1 H), 6.89 (br. s., 1 H), 6.77 (br. d, J=9.2 Hz, 1 H), 4.46 (tt, J=12.6, 4.0 Hz, 1 H), 4.32 (br. s., 2 H), 2.81 - 2.94 (m, 6 H), 2.31 (m, 2 H), 1.79 - 1.87 (m, 2 H), 1.55 - 1.63 (m, 2 H), 1.51 (s, 9 H).
ステップ4:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-[4-(ジメチルアミノ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+261.
【0389】
中間体14:4-エトキシ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸。
ステップ1:フラスコ中で、ナトリウム(3.6当量)を、エタノールに加え、得られた混合物を、すべてのナトリウムが反応するまで撹拌した。次いで、tert-ブチル4-(3-フルオロ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレート(1.0当量)を加え、得られた混合物を、120℃で16h撹拌した。その後、混合物を、NaHCO3中に注ぎ、DCM×3で抽出した。合わせた有機物を、乾燥し(MgSO4)、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、これにより、tert-ブチル4-(3-エトキシ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートを生成した。LCMS[M-イソブテン+H]+310.
ステップ2:tert-ブチル4-(4-エトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-(3-エトキシ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+362.
ステップ3:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(4-エトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+262.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.98 (s, 1 H), 8.67 (br. s., 1 H), 8.45 (br. s., 1 H), 6.94 - 6.98 (m, 2 H), 6.69 - 6.74 (m, 1 H), 4.50 (tt, J=12.3, 4.3 Hz, 1 H), 4.13 (q, J=7.0 Hz, 2 H), 3.40 - 3.47 (m, 2 H), 3.03 - 3.17 (m, 2 H), 2.45 - 2.61 (重複しているm, 2 H), 1.80 - 1.89 (m, 2 H), 1.35 (t, J=7.0 Hz, 3 H).
【0390】
中間体15:メチル2-[2-オキソ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル]酢酸塩;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:tert-ブチル4-[3-(2-メトキシ-2-オキソ-エチル)-2-ニトロ-アニリノ]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、メチル2-(3-フルオロ-2-ニトロ-フェニル)酢酸塩およびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+394.
ステップ2:tert-ブチル4-[4-(2-メトキシ-2-オキソエチル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-[3-(2-メトキシ-2-オキソ-エチル)-2-ニトロ-アニリノ]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+334.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.56 (br. s., 1 H), 6.98 - 7.09 (m, 2 H), 6.92 (d, J=7.6 Hz, 1 H), 4.47 (tt, J=12.4, 4.0 Hz, 1 H), 4.32 (m, 2 H), 3.73 (s, 3 H), 3.70 (s, 2 H), 2.87 (m, 2 H), 2.31 (m, 2 H), 1.83 (m, 2 H), 1.51 (s, 9 H).
ステップ3:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-[4-(2-メトキシ-2-オキソエチル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+290.
【0391】
中間体16:5-メチル-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:tert-ブチル4-[(4-メチル-2-ニトロフェニル)アミノ]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、1-フルオロ-4-メチル-2-ニトロベンゼンおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+336.
ステップ2:tert-ブチル4-(5-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-[(4-メチル-2-ニトロフェニル)アミノ]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+332.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.47 (s, 1 H), 7.02 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 6.85 - 6.93 (m, 2 H), 4.46 (tt, J=12.5, 3.9 Hz, 1 H), 4.32 (m, 2 H), 2.81 - 2.93 (m, 2 H), 2.38 (s, 3 H), 2.31 (m, 2 H), 1.83 (m, 2 H), 1.51 (s, 9 H).
ステップ3:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(5-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+232.
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.83 (s, 1 H), 8.75 (br. s., 1 H), 8.44 - 8.60 (m, 1 H), 7.19 (d, J=8.5 Hz, 1 H), 6.79 - 6.86 (m, 2 H), 4.45 - 4.55 (mが水と重複 1 H), 3.43 (m, 2 H), 3.10 (m, 2 H), 2.46 - 2.59 (mがDMSOと重複, 2 H), 2.30 (s, 3 H), 1.84 (m, 2 H).
【0392】
中間体17:7-フルオロ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:tert-ブチル4-(2-フルオロ-6-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、1,2-ジフルオロ-3-ニトロベンゼンおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+284.
ステップ2:tert-ブチル4-(7-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-(2-フルオロ-6-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+280.
ステップ3:7-フルオロ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(7-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+236.
【0393】
中間体18:7-クロロ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:tert-ブチル4-(2-クロロ-6-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、1-クロロ-2-フルオロ-3-ニトロベンゼンおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+300.
ステップ2:tert-ブチル4-(7-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-(2-クロロ-6-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+296.
ステップ3:7-クロロ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(7-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+252.
【0394】
中間体19:7-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:tert-ブチル4-(2-ブロモ-6-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、1-ブロモ-2-フルオロ-3-ニトロベンゼンおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+344.
ステップ2:tert-ブチル4-(7-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-(2-ブロモ-6-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+340.
ステップ3:7-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(7-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+296.
【0395】
中間体20:1-(ピペリジン-4-イル)-4-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:1-(3-フルオロ-2-ニトロ-フェニル)-1,2,4-トリアゾールを、一般的な手順Kに従って、1,3-ジフルオロ-2-ニトロベンゼンおよび1,2,4-トリアゾールから合成した。LCMS[M+H]+209.1H-NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ ppm 9.01 (s, 1 H), 8.19 (s, 1 H), 7.79 - 7.86 (m, 1 H), 7.69 (dt, J=8.2, 1.3 Hz, 1 H), 7.63 (ddd, J=9.6, 8.7, 1.3 Hz, 1 H).
ステップ2:tert-ブチル4-[2-ニトロ-3-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)アニリノ]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、1-(3-フルオロ-2-ニトロ-フェニル)-1,2,4-トリアゾールおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+389.
ステップ3:tert-ブチル4-[2-オキソ-4-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-[2-ニトロ-3-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)アニリノ]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+385.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 9.29 (br. s., 1 H), 8.78 (s, 1 H), 8.19 (s, 1 H), 7.07 - 7.26 (m, 3 H), 4.51 (tt, J=12.5, 4.1 Hz, 1 H), 4.35 (m, 2 H), 2.88 (m, 2 H), 2.33 (m, 2 H), 1.86 (m, 2 H), 1.52 (s, 9 H).
ステップ4:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-[2-オキソ-4-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+285.
【0396】
中間体21:1-(ピペリジン-4-イル)-4-(1H-ピラゾール-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:1-(3-フルオロ-2-ニトロ-フェニル)ピラゾールを、一般的な手順Kに従って、1,3-ジフルオロ-2-ニトロベンゼンおよびピラゾールから合成した。LCMS[M+H]+208.
ステップ2:tert-ブチル4-(2-ニトロ-3-ピラゾール-1-イル-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、1-(3-フルオロ-2-ニトロ-フェニル)ピラゾールおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+388.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.68 - 7.73 (m, 1 H), 7.40 (dd, J=8.7, 7.7 Hz, 1 H), 6.85 - 6.89 (m, 1 H), 6.74 (dd, J=7.7, 1.1 Hz, 1 H), 6.47 (dd, J=2.5, 1.9 Hz, 1 H), 4.03 (m, 2 H), 3.55 - 3.65 (m, 1 H), 3.02 (m, 2 H), 2.00 - 2.09 (m, 2 H), 1.48 (s, 9 H).
ステップ3:tert-ブチル4-[2-オキソ-4-(1H-ピラゾール-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-(2-ニトロ-3-ピラゾール-1-イル-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+328.
ステップ4:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-[2-オキソ-4-(1H-ピラゾール-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+284.
【0397】
中間体22:4-(4-ブロモ-1H-ピラゾール-1-イル)-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:4-ブロモ-1-(3-フルオロ-2-ニトロ-フェニル)ピラゾールを、一般的な手順Kに従って、1,3-ジフルオロ-2-ニトロベンゼンおよび4-ブロモ-1H-ピラゾールから合成した。
ステップ2:tert-ブチル4-[3-(4-ブロモピラゾール-1-イル)-2-ニトロ-アニリノ]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、4-ブロモ-1-(3-フルオロ-2-ニトロ-フェニル)ピラゾールおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+466.
ステップ3:tert-ブチル4-[4-(4-ブロモ-1H-ピラゾール-1-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-[3-(4-ブロモピラゾール-1-イル)-2-ニトロ-アニリノ]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+462.
ステップ4:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-[4-(4-ブロモ-1H-ピラゾール-1-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+362.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.88 (s, 1 H), 8.66 (d, J=0.6 Hz, 1 H), 8.60 (br. s., 1 H), 8.37 (br. s, 1 H), 7.90 (d, J=0.6 Hz, 1 H), 7.35 (m, 2 H), 7.19 (dd, J=8.5, 7.6 Hz, 1 H), 4.52 - 4.63 (m, 2 H), 3.03 - 3.17 (m, 2 H), 2.59 (m, 2 H), 1.87 - 1.95 (m, 2 H).
【0398】
中間体23:1-(1-(1-((4-ヨードフェニル)カルバモイル)ピペリジン-4-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-4-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸
ステップ1:エチル1-(3-フルオロ-2-ニトロ-フェニル)ピラゾール-4-カルボキシレートを、一般的な手順Kに従って、1,3-ジフルオロ-2-ニトロベンゼンおよびエチル1H-ピラゾール-4-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+280.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.27 (d, J=0.6 Hz, 1 H), 8.11 (d, J=0.6 Hz, 1 H), 7.64 (td, J=8.5, 5.4 Hz, 1 H), 7.34 - 7.42 (m, 2 H), 4.35 (q, J=7.1 Hz, 2 H), 1.38 (t, J=7.1 Hz, 3 H).
ステップ2:tert-ブチル4-[3-(4-エトキシカルボニルピラゾール-1-イル)-2-ニトロ-アニリノ]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、エチル1-(3-フルオロ-2-ニトロ-フェニル)ピラゾール-4-カルボキシレートおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+404.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.17 (d, J=0.6 Hz, 1 H), 8.07 (d, J=0.6 Hz, 1 H), 7.42 (dd, J=8.7, 7.7 Hz, 1 H), 6.93 (dd, J=9.3, 1.1 Hz, 1 H), 6.72 (dd, J=7.6, 1.3 Hz, 1 H), 4.34 (q, J=7.2 Hz, 2 H), 4.04 (m, 2 H), 3.56 - 3.67 (m, 1 H), 3.02 (m, 2 H), 2.00 - 2.09 (m, 2 H), 1.48 (m, 11 H), 1.37 (t, J=7.2 Hz, 3 H).
ステップ3:tert-ブチル4-{4-[4-(エトキシカルボニル)-1H-ピラゾール-1-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-[3-(4-エトキシカルボニルピラゾール-1-イル)-2-ニトロ-アニリノ]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+456.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 9.47 (br. s, 1 H), 8.53 (s, 1 H), 8.13 (s, 1 H), 7.19 (dd, J=7.9, 1.3 Hz, 1 H), 7.13 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 7.07 - 7.10 (m, 1 H), 4.51 (tt, J=12.5, 4.1 Hz, 1 H), 4.29 - 4.40 (m, 4 H), 2.88 (m, 2 H), 2.33 (m, 2 H), 1.82 - 1.89 (m, 2 H), 1.52 (s, 9 H), 1.40 (t, J=7.1 Hz, 3 H).
ステップ4:エチル1-[2-オキソ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル]-1H-ピラゾール-4-カルボキシレートを、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-{4-[4-(エトキシカルボニル)-1H-ピラゾール-1-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+356.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.95 (s, 1 H), 8.94 (s, 1 H), 8.69 (br. s., 1 H), 8.46 (br. s., 1 H), 8.15 (s, 1 H), 7.46 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.39 (d, J=7.6 Hz, 1 H), 7.16 - 7.23 (m, 1 H), 4.54 - 4.64 (m, 1 H), 4.29 (q, J=7.0 Hz, 2 H), 3.42 - 3.51 (m, 2 H), 3.04 - 3.18 (m, 2 H), 2.54 - 2.69 (m, 2 H), 1.86 - 1.97 (m, 2 H), 1.32 (t, J=7.0 Hz, 3 H).
ステップ5:エチル1-[1-[1-[(4-ヨードフェニル)カルバモイル]-4-ピペリジル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]ピラゾール-4-カルボキシレートを、一般的な手順Dに従って、エチル1-[2-オキソ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル]-1H-ピラゾール-4-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+601.
ステップ6:表題化合物を、一般的な手順Jに従って、エチル1-[1-[1-[(4-ヨードフェニル)カルバモイル]-4-ピペリジル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]ピラゾール-4-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+573.
【0399】
中間体24:1-(ピペリジン-4-イル)-4-(ピリジン-3-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:tert-ブチル4-[2-オキソ-4-(ピリジン-3-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Eに従って、tert-ブチル4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートおよび3-ピリジルボロン酸から合成した。LCMS[M+H]+395.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 9.51 (br. s., 1 H), 8.89 (s, 1 H), 8.73 (d, J=3.8 Hz, 1 H), 8.05 (d, J=7.6 Hz, 1 H), 7.57 - 7.63 (m, 1 H), 7.22 (s, 1 H), 7.21 (s, 1 H), 7.10 - 7.14 (m, 1 H), 4.48 (tt, J=12.4, 4.1 Hz, 1 H), 4.35 (br. s., 2 H), 2.90 (br. s., 2 H), 2.27 - 2.42 (m, 2 H), 1.86 (m, 2 H), 1.53 (s, 9 H).
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-[2-オキソ-4-(ピリジン-3-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+295.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.24 (br. s., 1 H), 8.85 (br. s., 1 H), 8.71 (br. s., 1 H), 8.64 (br. s, 1 H), 8.32 - 8.49 (m, 1 H), 8.13 - 8.21 (m, 1 H), 7.67 - 7.73 (m, 1 H), 7.39 - 7.44 (m, 1 H), 7.18 - 7.24 (m, 1 H), 7.11 - 7.17 (m, 1 H), 4.53 - 4.63 (m, 2 H), 3.42 - 3.51 (m, 2 H), 3.06 - 3.19 (m, 2 H), 2.54 - 2.70 (m, 2 H), 1.86 - 1.96 (m, 2 H).
【0400】
中間体25:1-{(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル}-4-ブロモ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:tert-ブチル3-[(3-ブロモ-2-ニトロフェニル)アミノ]-(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、1-ブロモ-3-フルオロ-2-ニトロベンゼンおよびtert-ブチル(エンド)-3-アミノ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキシレートから合成した。
ステップ2:tert-ブチル3-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル3-[(3-ブロモ-2-ニトロフェニル)アミノ]-(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+366.
ステップ3:1-{(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル}-4-ブロモ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル3-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+322.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.42 (s, 1 H), 8.71 (br. s., 2 H), 7.22 (dd, J=8.1, 0.8 Hz, 1 H), 7.11 (d, J=8.1 Hz, 1 H), 7.01 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.63 - 4.77 (m, 1 H), 4.06 - 4.15 (m, 2 H), 2.42 - 2.47 (m, 1 H), 2.37 - 2.42 (m, 1 H), 2.13 - 2.22 (m, 2 H), 2.09 (br. s, 4 H).
【0401】
中間体26:(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸
ステップ1:(cis)-4-アミノシクロヘキサンカルボン酸(1.5当量)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(3.2当量)、および1-ブロモ-3-フルオロ-2-ニトロ-ベンゼン(1.0当量)の混合物を、MeOH中で120℃で6日間撹拌した。混合物を、(2M)HCl中に注ぎ、DCM×3で抽出した。合わせた有機物を、乾燥し、濃縮した。次いで、粗物質をMeOHに懸濁させ、その後、H2SO4(濃度、2.2当量)を、慎重に加えた。混合物を、還流下で20h撹拌し、次いで、NaHCO3中に注ぎ、DCM×3で抽出した。合わせた有機物を、乾燥し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、これにより、メチル(cis)-4-(3-ブロモ-2-ニトロ-アニリノ)シクロヘキサンカルボキシレートを生成した。LCMS[M+H]+357.
ステップ2:メチル(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、メチル(cis)-4-(3-ブロモ-2-ニトロ-アニリノ)シクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+353.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.89 (br. s., 1 H), 7.17 (dd, J=8.2, 0.6 Hz, 1 H), 7.12 - 7.15 (m, 1 H), 6.95 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.39 (tt, J=12.6, 4.1 Hz, 1 H), 3.79 (s, 3 H), 2.74 - 2.80 (m, 1 H), 2.25 - 2.45 (m, 4 H), 1.66 - 1.82 (m, 4 H).
ステップ3:(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸を、一般的な手順Jに従って、メチル(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+339.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 12.34 (br. s., 1 H), 11.28 (s, 1 H), 7.16 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.10 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 6.95 (t, J=7.9 Hz, 1 H), 4.13 - 4.25 (m, 1 H), 2.67 (br. s., 1 H), 2.09 - 2.32 (m, 4 H), 1.55 - 1.70 (m, 4 H).
【0402】
中間体27:(cis)-4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸
ステップ1:cis-4-アミノシクロヘキサンカルボン酸(1.5当量)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(3.2当量)、および1-クロロ-3-フルオロ-2-ニトロ-ベンゼン(1.0当量)の混合物を、MeOH中で120℃で6日間撹拌した。混合物を、(2M)HCl中に注ぎ、DCM×3で抽出した。合わせた有機物を、乾燥し、濃縮した。粗物質を、MeOHに懸濁させ、次いで、H2SO4(濃度、2.2当量)を、慎重に加えた。混合物を、還流下で20h撹拌し、次いで、NaHCO3中に注ぎ、DCM×3で抽出した。合わせた有機物を、乾燥し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、それにより、メチル(cis)-4-(3-クロロ-2-ニトロ-アニリノ)シクロヘキサンカルボキシレートを生成した。LCMS[M+H]+313.
ステップ2:メチル(cis)-4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、メチル(cis)-4-(3-クロロ-2-ニトロ-アニリノ)シクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+309.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.27 (br. s., 1 H), 7.08 - 7.13 (m, 1 H), 6.97 - 7.06 (m, 2 H), 4.33 - 4.46 (m, 1 H), 3.79 (s, 3 H), 2.78 (br. s., 1 H), 2.23 - 2.44 (m, 4 H), 1.66 - 1.82 (m, 4 H).
ステップ3:(cis)-4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸を、一般的な手順Jに従って、メチル(cis)-4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+295.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 12.35 (br. s., 1 H), 11.39 (s, 1 H), 7.05 - 7.08 (m, 1 H), 6.98 - 7.05 (m, 2 H), 4.20 (tt, J=12.4, 4.0 Hz, 1 H), 2.63 - 2.70 (m, 1 H), 2.11 - 2.32 (m, 4 H), 1.55 - 1.70 (m, 4 H).
【0403】
中間体28:1-(アゼパン-4-イル)-4-ブロモ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:tert-ブチル4-(3-ブロモ-2-ニトロ-アニリノ)アゼパン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、ラセミのtert-ブチル4-アミノアゼパン-1-カルボキシレートおよび1-ブロモ-3-フルオロ-2-ニトロ-ベンゼンから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+358.
ステップ2:tert-ブチル4-(4-ブロモ-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル)アゼパン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-(3-ブロモ-2-ニトロ-アニリノ)アゼパン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+410.
ステップ3:1-(アゼパン-4-イル)-4-ブロモ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(4-ブロモ-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル)アゼパン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+310.
【0404】
中間体29:1-{(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル}-4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸。
ステップ1:tert-ブチル3-{4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキシレートを、一般的な手順Eに従って、tert-ブチル3-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキシレートおよび[6-(ヒドロキシメチル)-3-ピリジル]ボロン酸から合成した。LCMS[M+H]+451.
ステップ2:1-{(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル}-4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル3-{4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキシレートから合成した。
LCMS[M+H]+351.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.22 (s, 1 H), 8.65 - 8.81 (m, 3 H), 8.10 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.68 (d, J=7.6 Hz, 1 H), 7.07 - 7.24 (m, 3 H), 4.73 - 4.83 (m, 1 H), 4.71 (br. s., 2 H), 4.08 - 4.17 (m, 2 H), 2.38 - 2.49 (m, 2 H), 2.19 - 2.29 (m, 2 H), 2.11 (br. s., 4 H).
【0405】
中間体30:4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:tert-ブチル4-[4-[6-(ヒドロキシメチル)-3-ピリジル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Eに従って、tert-ブチル4-(4-ブロモ-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートおよび[6-(ヒドロキシメチル)-3-ピリジル]ボロン酸から合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+325.
ステップ2:4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-{4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+325.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.19 (s, 1 H), 8.63 - 8.71 (m, 2 H), 8.37 - 8.48 (m, 1 H), 8.10 (dd, J=8.1, 2.1 Hz, 1 H), 7.67 (d, J=8.1 Hz, 1 H), 7.39 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.19 (t, J=7.9 Hz, 1 H), 7.11 (dd, J=7.9, 0.9 Hz, 1 H), 4.70 (s, 2 H), 4.58 (m, 2 H), 3.42 - 3.51 (m, 2 H), 3.06 - 3.19 (m, 2 H), 2.61 - 2.67 (m, 1 H), 2.55 - 2.61 (m, 1 H), 1.87 - 1.94 (m, 2 H).
【0406】
中間体31:4-ブロモ-1-(3-ヒドロキシピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸
ステップ1:tert-ブチル4-(3-ブロモ-2-ニトロ-アニリノ)-3-ヒドロキシ-ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、(WO2011/103091 A1に記載される通り生成された)tert-ブチル4-アミノ-3-ヒドロキシ-ピペリジン-1-カルボキシレートおよび1-ブロモ-3-フルオロ-2-ニトロベンゼンから合成した。LCMS[M+H]+362.
ステップ2:tert-ブチル4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-3-ヒドロキシピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-(3-ブロモ-2-ニトロ-アニリノ)-3-ヒドロキシ-ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+356.
1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.70 (br. s., 1 H), 7.19 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 7.02 - 7.06 (m, 1 H), 6.93 - 6.98 (m, 1 H), 4.33 - 4.52 (m, 2 H), 4.07 - 4.17 (m, 1 H), 2.83 (br. s., 1 H), 2.69 (br. s., 1 H), 2.32 (m, 1 H), 1.89 (m, 1 H), 1.48 - 1.51 (m, 9 H).
ステップ3:4-ブロモ-1-(3-ヒドロキシピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-3-ヒドロキシピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。
LCMS[M+H]+312.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.33 (s, 1 H), 8.89 (br. s., 1 H), 8.71 (br. s., 1 H), 7.26 (br. d, J=8.1 Hz, 1 H), 7.19 (dd, J=8.1, 0.9 Hz, 1 H), 6.99 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 5.65 (br. s, 1 H), 4.41 - 4.52 (m, 1 H), 4.20 - 4.31 (m, 1 H), 3.34 - 3.45 (m, 2 H), 3.02 - 3.15 (m, 1 H), 2.75 - 2.87 (m, 1 H), 2.53 - 2.63 (m, 1 H), 1.88 - 1.98 (m, 1 H).
【0407】
中間体32:4-ブロモ-1-(2-メチルピペリジン-4-イル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2(3H)-オン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
ステップ1:tert-ブチル4-((3-ブロモ-2-ニトロフェニル)アミノ)-2-メチルピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、1-ブロモ-3-フルオロ-2-ニトロベンゼンおよびtert-ブチル4-アミノ-2-メチルピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。
ステップ2:tert-ブチル4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)-2-メチルピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-((3-ブロモ-2-ニトロフェニル)アミノ)-2-メチルピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+410.
ステップ3:4-ブロモ-1-(2-メチルピペリジン-4-イル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2(3H)-オン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)-2-メチルピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+310.
【0408】
中間体33:4-ブロモ-1-(3-メチルピペリジン-4-イル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2(3H)-オン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
ステップ1:tert-ブチル4-((3-ブロモ-2-ニトロフェニル)アミノ)-3-メチルピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、1-ブロモ-3-フルオロ-2-ニトロベンゼンおよびtert-ブチル4-アミノ-3-メチルピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。
ステップ2:tert-ブチル4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)-3-メチルピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-((3-ブロモ-2-ニトロフェニル)アミノ)-3-メチルピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+410.
ステップ3:4-ブロモ-1-(3-メチルピペリジン-4-イル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2(3H)-オン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)-3-メチルピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+310.
【0409】
中間体34:cis-4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸
ステップ1:メチル4-(3-メトキシ-2-ニトロ-アニリノ)シクロヘキサンカルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、1-フルオロ-3-メトキシ-2-ニトロベンゼンおよびメチルcis-4-アミノシクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+309.
ステップ2:メチルcis-4-[4-メトキシ-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]シクロヘキサンカルボキシレートを、一般的な手順Fに従って、メチル4-(3-メトキシ-2-ニトロ-アニリノ)シクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+305.
ステップ3:表題化合物を、一般的な手順Jに従って、メチルcis-4-[4-メトキシ-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]シクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+291.
【0410】
中間体35:cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]シクロヘキサン-1-カルボキシレート
表題化合物を、一般的な手順Aに従って、1,3-ジフルオロ-2-ニトロベンゼンおよびメチルcis-4-アミノシクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+297.
【0411】
中間体36:cis-4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸
ステップ1:メチルcis-4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]シクロヘキサン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+293.
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Jに従って、メチルcis-4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+279.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 12.35 (br. s., 1 H), 11.41 (s, 1 H), 6.92 - 7.02 (m, 2 H), 6.84 - 6.92 (m, 1 H), 4.15 - 4.25 (m, 1 H), 2.64 - 2.70 (m, 1 H), 2.19 - 2.31 (m, 2 H), 2.11 - 2.19 (m, 2 H), 1.55 - 1.70 (m, 4 H).
【0412】
中間体37:cis-4-(6-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸
ステップ1:メチルcis-4-(5-フルオロ-2-ニトロ-アニリノ)シクロヘキサンカルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、2,4-ジフルオロ-1-ニトロベンゼンおよびメチルcis-4-アミノシクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+297.
ステップ2:メチルcis-4-(6-フルオロ-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル)シクロヘキサンカルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、メチルcis-4-(5-フルオロ-2-ニトロ-アニリノ)シクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+293.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 9.61 (br. s., 1 H), 6.94 - 7.04 (m, 2 H), 6.78 (t, J=9.0 Hz, 1 H), 4.34 - 4.45 (m, 1 H), 3.81 (s, 3 H), 2.79 (br. s., 1 H), 2.26 - 2.43 (m, 4 H), 1.66 - 1.83 (m, 4 H).
ステップ3:表題化合物を、一般的な手順Jに従って、メチルcis-4-(6-フルオロ-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル)シクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+279.
【0413】
中間体38:cis-4-[4-(2-メトキシエトキシ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボン酸
ステップ1:1-フルオロ-3-(2-メトキシエトキシ)-2-ニトロ-ベンゼンを、一般的な手順Kに従って、1,3-ジフルオロ-2-ニトロベンゼンおよび2-メトキシエタノールから合成した。LCMS[M+H]+216.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.35 - 7.44 (m, 1 H), 6.81 - 6.91 (m, 2 H), 4.25 (t, J=4.6 Hz, 2 H), 3.75 (t, J=4.6 Hz, 2 H), 3.43 (s, 3 H).
ステップ2:メチル4-[3-(2-メトキシエトキシ)-2-ニトロ-アニリノ]シクロヘキサンカルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、1-フルオロ-3-(2-メトキシエトキシ)-2-ニトロ-ベンゼンおよびメチルcis-4-アミノシクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+353.
ステップ3:メチルcis-4-[4-(2-メトキシエトキシ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、メチル4-[3-(2-メトキシエトキシ)-2-ニトロ-アニリノ]シクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+349.
ステップ4:表題化合物を、一般的な手順Jに従って、メチルcis-4-[4-(2-メトキシエトキシ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+335.
【0414】
中間体39:cis-4-アミノ-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド塩酸塩
ステップ1:tert-ブチルN-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]カルバメートを、一般的な手順Hに従って、4-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸および3-メトキシ-4-メチル-アニリンから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+307.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 9.66 (s, 1 H), 7.33 (s, 1 H), 7.04 - 7.09 (m, 1 H), 6.98 - 7.03 (m, 1 H), 6.74 - 6.81 (m, 1 H), 3.74 (s, 3 H), 3.46 - 3.54 (m, 1 H), 2.31 - 2.40 (m, 1 H), 2.08 (s, 3 H), 1.83 (d, J=10.4 Hz, 2 H), 1.70 (br. s., 2 H), 1.47 - 1.57 (m, 4 H), 1.39 (s, 9 H).
ステップ2:tert-ブチルN-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]カルバメート(1.0当量)およびHCl(ジオキサン中の4M、2当量)の混合物を、DCM中で16h撹拌した。得られた沈殿物(percipitate)を、ろ過により収集し、DCMで洗浄し、真空中で乾燥した。LCMS[M+H]+263.
【0415】
中間体40:cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Aに従って、1,3-ジフルオロ-2-ニトロベンゼンおよびcis-4-アミノ-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド塩酸塩から合成した。LCMS[M+H]+402.
【0416】
中間体41:cis-4-{2-オキソ-1H,2H,3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボン酸
ステップ1:メチル4-[(2-ニトロ-3-ピリジル)アミノ]シクロヘキサンカルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、3-フルオロ-2-ニトロ-ピリジンおよびメチルcis-4-アミノシクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+280.
ステップ2:メチルcis-4-{2-オキソ-1H,2H,3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、メチル4-[(2-ニトロ-3-ピリジル)アミノ]シクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+276.
ステップ3:表題化合物を、一般的な手順Jに従って、メチルcis-4-{2-オキソ-1H,2H,3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+262.
【0417】
中間体42:2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸
ステップ1:3-フルオロ-2-ニトロ-安息香酸、臭化ベンジル、およびK2CO3の混合物を、DMF中で20℃で16h撹拌した。次いで、混合物を、NaHCO3(水溶液)中に注ぎ、ヘキサン×5で抽出した。合わせた抽出物を、乾燥し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、これにより、ベンジル3-フルオロ-2-ニトロ-安息香酸塩を生成した。LCMS[M+H3O]+293.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.57 (br. s, 1 H), 7.30 - 7.42 (m, 7 H), 7.01 (d, J=8.5 Hz, 1 H), 6.93 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 6.73 - 6.78 (m, 2 H), 5.32 (s, 2 H), 3.81 (s, 3 H), 3.77 (br. s., 1 H), 2.38 - 2.47 (m, 1 H), 2.16 (s, 3 H), 1.75 - 1.99 (m, 8 H).
ステップ2:ベンジル3-[[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]アミノ]-2-ニトロ-安息香酸塩を、一般的な手順Aに従って、cis-4-アミノ-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド塩酸塩およびベンジル3-フルオロ-2-ニトロ-安息香酸塩から合成した。LCMS[M+H]+518.
ステップ3:ベンジル1-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、ベンジル3-[[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]アミノ]-2-ニトロ-安息香酸塩から合成した。LCMS[M+H]+514.
ステップ4:表題化合物を、一般的な手順Gに従って、ベンジル1-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-カルボキシレートから合成した。
【0418】
中間体43:cis-4-(4-アセトアミド-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸
ステップ1:4-[3-(ジベンジルアミノ)-2-ニトロ-アニリノ]シクロヘキサンカルボン酸を、一般的な手順Mに従って、cis-4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸およびジベンジルアミンから合成した。LCMS[M+H]+460.
ステップ2:2-トリメチルシリルエチル 4-[3-(ジベンジルアミノ)-2-ニトロ-アニリノ]シクロヘキサンカルボキシレートを、一般的な手順Oに従って、4-[3-(ジベンジルアミノ)-2-ニトロ-アニリノ]シクロヘキサンカルボン酸および2-トリメチルシリルエタノールから合成した。LCMS[M+H]+560.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.21 - 7.31 (m, 11 H), 7.08 - 7.14 (m, 1 H), 6.35 - 6.44 (m, 2 H), 4.16 - 4.25 (m, 6 H), 3.49 - 3.57 (m, 1 H), 2.43 - 2.52 (m, 1 H), 1.92 - 2.02 (m, 2 H), 1.62 - 1.85 (m, 6 H), 0.97 - 1.03 (m, 2 H), 0.05 - 0.08 (m, 9 H).
ステップ3:2-トリメチルシリルエチル 4-[4-(ジベンジルアミノ)-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]シクロヘキサンカルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、2-トリメチルシリルエチル4-[3-(ジベンジルアミノ)-2-ニトロ-アニリノ]シクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+556.
ステップ4:2-トリメチルシリルエチル 4-(4-アミノ-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル)シクロヘキサンカルボキシレートシクロヘキサンカルボキシレートを、一般的な手順Gに従って、2-トリメチルシリルエチル4-[4-(ジベンジルアミノ)-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]シクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+376.
ステップ5:2-トリメチルシリルエチル4-(4-アミノ-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル)シクロヘキサンカルボキシレートシクロヘキサンカルボキシレート(1.0当量)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.0当量)、および塩化アセチル(1.0当量)の混合物を、DCM中で20℃で3h撹拌した。次いで、混合物を、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、これにより、2-トリメチルシリルエチル4-(4-アセトアミド-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル)シクロヘキサンカルボキシレートを生成した。LCMS[M+H]+418.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 9.86 - 9.99 (m, 1 H), 8.18 - 8.29 (m, 1 H), 6.96 - 7.09 (m, 3 H), 4.34 - 4.44 (m, 1 H), 4.24 - 4.31 (m, 2 H), 2.69 - 2.74 (m, 1 H), 2.28 - 2.45 (m, 4 H), 2.27 (s, 3 H), 1.63 - 1.77 (m, 4 H), 1.02 - 1.09 (m, 2 H), 0.08 (s, 9 H).
ステップ6:2-トリメチルシリルエチル4-(4-アセトアミド-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル)シクロヘキサンカルボキシレート(1.0当量)およびTBAF(THF中の1M、4当量)の混合物を、DMF中で4h撹拌した。次いで、混合物を、THFおよびMeOH(1:1)の混合物を用いて、5倍の体積まで希釈し、その後、Ca(OAc)2(25当量)およびDOWEX 50WX8(1500wt%)を加えた。得られた混合物を、3h激しく撹拌し、次いで、ろ過し、濃縮した。次いで、混合物を、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。LCM[M+H]+318.
【0419】
実施例化合物
以下に記載する実施例化合物を、示した一般的な手順に従って調製した。
【0420】
実施例1
4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、5-クロロ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オンおよび4-クロロフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+405.
【0421】
実施例2
4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、5-クロロ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オンおよび4-ヨードフェニル イソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+497.
【0422】
実施例3
4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、5-クロロ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オンおよび3,4-ジクロロフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+439.
【0423】
実施例4
N-(4-ヨードフェニル)-4-(4-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、4-メチル-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+477.
【0424】
実施例5
N-(4-ヨードフェニル)-4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、4-メトキシ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+493.
【0425】
実施例6
4-(4-ヒドロキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、4-ヒドロキシ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+479.
【0426】
実施例7
N-(4-クロロフェニル)-4-(4-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、4-メチル-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-クロロフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+385.
【0427】
実施例8
N-(4-クロロフェニル)-4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、4-メトキシ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-クロロフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+401.
【0428】
実施例9
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(4-ヒドロキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、4-ヒドロキシ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および3,4-ジクロロフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+421.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 8.88 (br. s., 1 H), 7.87 (dd, J=1.6, 0.9 Hz, 1 H), 7.45 - 7.51 (m, 2 H), 6.74 - 6.80 (m, 1 H), 6.66 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 6.44 - 6.49 (m, 1 H), 4.21 - 4.41 (m, 3 H), 2.94 (m, 2 H), 2.25 (m, 2 H), 1.71 (m, 2 H).
【0429】
実施例10
4-(5-シアノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、2-オキソ-1-(4-ピペリジル)-1H-ベンズイミダゾール-5-カルボニトリル;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+488.
【0430】
実施例11
N-(4-ヨードフェニル)-4-(5-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、5-メチル-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+477.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 8.70 (s, 1 H), 7.56 (d, J=8.5 Hz, 2 H), 7.35 (d, J=8.8 Hz, 2 H), 7.07 (d, J=8.5 Hz, 1 H), 6.75 - 6.81 (m, 2 H), 4.22 - 4.41 (m, 3 H), 2.92 (m, 2 H), 2.16 - 2.30 (m, 5 H), 1.70 (m, 2 H).
【0431】
実施例12
4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、4-フルオロ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+481.
【0432】
実施例13
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+541.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.31 (s, 1 H), 8.69 (s, 1 H), 7.53 - 7.59 (m, 2 H), 7.33 - 7.39 (m, 2 H), 7.25 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.16 (d, J=7.6 Hz, 1 H), 6.95 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.34 - 4.45 (m, 1 H), 4.28 (m, 2 H), 2.93 (m, 2 H), 2.26 (m, 2 H), 1.74 (m, 2 H).
【0433】
実施例14
N-(4-ヨードフェニル)-4-(5-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、5-メトキシ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+493.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.78 (s, 1 H), 8.70 (s, 1 H), 7.55 - 7.59 (m, 2 H), 7.34 - 7.39 (m, 2 H), 7.07 - 7.12 (m, 1 H), 6.57 (m, 2 H), 4.24 - 4.40 (m, 3 H), 3.71 (s, 3 H), 2.88 - 2.98 (m, 2 H), 2.23 (m, 2 H), 1.67 - 1.76 (m, 2 H).
【0434】
実施例15
N-(4-ヨードフェニル)-4-(5-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、5-フルオロ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+481.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 8.70 (s, 1 H), 7.53 - 7.60 (m, 2 H), 7.32 - 7.39 (m, 2 H), 7.21 (dd, J=8.5, 4.4 Hz, 1 H), 6.77 - 6.86 (m, 2 H), 4.33 - 4.43 (m, 1 H), 4.25 - 4.32 (m, 2 H), 2.89 - 2.98 (m, 2 H), 2.19 - 2.31 (m, 2 H), 1.69 - 1.77 (m, 2 H).
【0435】
実施例16
メチル2-(1-{1-[(4-ヨードフェニル)カルバモイル]ピペリジン-4-イル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル)酢酸塩
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、メチル2-[2-オキソ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル]酢酸塩;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+535.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.98 (br. s., 1 H), 8.71 (s, 1 H), 7.54 - 7.60 (m, 2 H), 7.34 - 7.39 (m, 2 H), 7.14 (dd, J=7.9, 0.9 Hz, 1 H), 6.95 (t, J=7.9 Hz, 1 H), 6.83 - 6.87 (m, 1 H), 4.40 (tt, J=12.3, 4.1 Hz, 1 H), 4.25 - 4.33 (m, 2 H), 3.76 (s, 2 H), 3.62 (s, 3 H), 2.89 - 3.00 (m, 2 H), 2.22 - 2.35 (m, 2 H), 1.69 - 1.78 (m, 2 H).
【0436】
実施例17
4-(5-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、5-クロロ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オンおよび3-クロロ-4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+531.
【0437】
実施例18
4-(4-エトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、4-エトキシ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+507.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.92 (br. s., 1 H), 8.71 (br. s., 1 H), 7.54 - 7.60 (m, 2 H), 7.34 - 7.39 (m, 2 H), 6.89 - 6.96 (m, 1 H), 6.82 - 6.87 (m, 1 H), 6.66 - 6.71 (m, 1 H), 4.33 - 4.43 (m, 1 H), 4.24 - 4.33 (m, 2 H), 4.08 - 4.16 (m, 2 H), 2.87 - 3.00 (m, 2 H), 2.18 - 2.35 (m, 2 H), 1.67 - 1.76 (m, 2 H), 1.34 (br. t, J=6.5, 6.5 Hz, 3 H).
【0438】
実施例19
N-(4-ヨードフェニル)-4-[4-(メチルアミノ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、4-メチルアミノ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+492.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.21 (s, 1 H), 8.70 (s, 1 H), 7.55 - 7.59 (m, 2 H), 7.34 - 7.38 (m, 2 H), 6.85 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 6.55 (d, J=8.1 Hz, 1 H), 6.27 (d, J=8.1 Hz, 1 H), 4.99 (q, J=5.2 Hz, 1 H), 4.31 - 4.38 (m, 1 H), 4.27 (m, 2 H), 2.88 - 2.98 (m, 2 H), 2.79 (d, J=5.2 Hz, 3 H), 2.20 - 2.32 (m, 2 H), 1.66 - 1.74 (m, 2 H).
【0439】
実施例20
4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、4-アミノ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+478.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.27 (s, 1 H), 8.69 (s, 1 H), 7.54 - 7.59 (m, 2 H), 7.32 - 7.38 (m, 2 H), 6.72 (t, J=8.0 Hz, 1 H), 6.46 (d, J=8.0 Hz, 1 H), 6.30 (dd, J=8.1, 0.8 Hz, 1 H), 4.91 (s, 2 H), 4.22 - 4.37 (m, 3 H), 2.86 - 2.97 (m, 2 H), 2.18 - 2.31 (m, 2 H), 1.65 - 1.73 (m, 2 H).
【0440】
実施例21
4-(4-ジメチルアミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、4-ジメチルアミノ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+506.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.77 (s, 1 H), 8.71 (s, 1 H), 7.54 - 7.60 (m, 2 H), 7.34 - 7.39 (m, 2 H), 6.92 (t, J=7.9 Hz, 1 H), 6.84 - 6.87 (m, 1 H), 6.60 (dd, J=7.9, 0.9 Hz, 1 H), 4.33 - 4.42 (m, 1 H), 4.25 - 4.32 (m, 2 H), 2.89 - 2.98 (m, 2 H), 2.69 (s, 6 H), 2.22 - 2.35 (m, 2 H), 1.68 - 1.76 (m, 2 H).
【0441】
実施例22
N-(4-ヨードフェニル)-4-[2-オキソ-4-(1H-ピラゾール-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、1-(ピペリジン-4-イル)-4-(1H-ピラゾール-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+529.
【0442】
実施例23
N-(4-ヨードフェニル)-4-[2-オキソ-4-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、1-(ピペリジン-4-イル)-4-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+530.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.02 (br. s., 1 H), 9.11 (s, 1 H), 8.72 (s, 1 H), 8.27 (s, 1 H), 7.55 - 7.60 (m, 2 H), 7.34 - 7.40 (m, 3 H), 7.32 (dd, J=8.1, 0.9 Hz, 1 H), 7.16 (t, J=8.2 Hz, 1 H), 4.41 - 4.53 (m, 1 H), 4.26 - 4.35 (m, 2 H), 2.92 - 3.02 (m, 2 H), 2.25 - 2.38 (m, 2 H), 1.73 - 1.82 (m, 2 H).
【0443】
実施例24
N-(4-ヨードフェニル)-4-[4-(メチルスルファニル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、4-メチルスルファニル-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+509.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.06 (br. s., 1 H), 8.71 (br. s., 1 H), 7.54 - 7.61 (m, 2 H), 7.34 - 7.40 (m, 2 H), 7.12 (dd, J=3.0, 2.4 Hz, 1 H), 6.96 - 7.04 (m, 2 H), 4.34 - 4.46 (m, 1 H), 4.24 - 4.33 (m, 2 H), 2.88 - 3.00 (m, 2 H), 2.45 (s, 3 H), 2.21 - 2.36 (m, 2 H), 1.68 - 1.78 (m, 2 H).
【0444】
実施例25
N-(4-ヨードフェニル)-4-[2-オキソ-4-(1H-ピロール-2-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド
ステップ1:tert-ブチル4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレート(1.0当量)、カリウム{1-[(tert-ブトキシ)カルボニル]-1H-ピロール-2-イル}トリフルオロボラヌイド(1.5当量)、Pd(OAc)2(0.10当量)、2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,6’-ジメトキシビフェニル(0.20当量)、およびNa2CO3(2.0当量)の混合物を、還流下で5hエタノール中で撹拌した。次いで、混合物を、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、これにより、tert-ブチル4-(4-{1-[(tert-ブトキシ)カルボニル]-1H-ピロール-2-イル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを生成した。LCMS[M-イソブテン+H]+383.
ステップ2:1-(ピペリジン-4-イル)-4-(1H-ピロール-2-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cを用いて、tert-ブチル4-(4-{1-[(tert-ブトキシ)カルボニル]-1H-ピロール-2-イル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+283.
ステップ3:表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、1-(ピペリジン-4-イル)-4-(1H-ピロール-2-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+528.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.19 (br. s., 1 H), 10.62 (s, 1 H), 8.72 (s, 1 H), 7.55 - 7.60 (m, 2 H), 7.35 - 7.40 (m, 2 H), 7.21 (dd, J=7.9, 1.1 Hz, 1 H), 7.08 - 7.12 (m, 1 H), 7.04 (t, J=7.9 Hz, 1 H), 6.88 (td, J=2.7, 1.3 Hz, 1 H), 6.64 (td, J=3.0, 1.6 Hz, 1 H), 6.16 (dt, J=3.5, 2.4 Hz, 1 H), 4.38 - 4.49 (m, 1 H), 4.27 - 4.35 (m, 2 H), 2.91 - 3.01 (m, 2 H), 2.27 - 2.39 (m, 2 H), 1.71 - 1.80 (m, 2 H).
【0445】
実施例26
N-(4-ヨードフェニル)-4-[2-オキソ-4-(ピリジン-3-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、1-(ピペリジン-4-イル)-4-(ピリジン-3-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+540.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.10 (s, 1 H), 8.71 - 8.74 (m, 2 H), 8.59 (dd, J=4.9, 1.7 Hz, 1 H), 7.94 (ddd, J=7.9, 2.2, 1.6 Hz, 1 H), 7.55 - 7.60 (m, 2 H), 7.49 (ddd, J=7.9, 4.9, 0.8 Hz, 1 H), 7.35 - 7.40 (m, 2 H), 7.31 (br. d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.14 (t, J=7.9 Hz, 1 H), 7.06 (dd, J=7.9, 1.0 Hz, 1 H), 4.41 - 4.51 (m, 1 H), 4.27 - 4.35 (m, 2 H), 2.92 - 3.02 (m, 2 H), 2.27 - 2.40 (m, 2 H), 1.73 - 1.81 (m, 2 H).
【0446】
実施例27
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および3,4-ジクロロフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+483.
【0447】
実施例28
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-{4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eを用いて、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび[6-(ヒドロキシメチル)-3-ピリジル]ボロン酸から合成した。
LCMS[M+H]+512.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.22 (s, 1 H), 8.90 (s, 1 H), 8.79 (d, J=1.6 Hz, 1 H), 8.30 (dd, J=8.2, 1.9 Hz, 1 H), 7.89 (t, J=1.3 Hz, 1 H), 7.81 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 7.49 (d, J=1.6 Hz, 2 H), 7.36 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.16 (t, J=7.6 Hz, 1 H), 7.11 (dd, J=7.9, 0.9 Hz, 1 H), 4.78 (s, 2 H), 4.47 (ddt, J=16.3, 8.1, 3.9, 3.9 Hz, 1 H), 4.31 (m, 2 H), 2.99 (m, 2 H), 2.26 - 2.39 (m, 2 H), 1.73 - 1.81 (m, 2 H).
【0448】
実施例29
4-[4-(3-アミノフェニル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eを用いて、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび3-アミノフェニルボロン酸から合成した。LCMS[M+H]+496.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.71 (br. s., 1 H), 8.90 (s, 1 H), 7.90 (t, J=1.3 Hz, 1 H), 7.50 (d, J=1.6 Hz, 2 H), 7.19 - 7.23 (m, 1 H), 7.11 (t, J=7.7 Hz, 1 H), 7.06 (t, J=7.9 Hz, 1 H), 6.96 - 6.99 (m, 1 H), 6.73 (t, J=1.9 Hz, 1 H), 6.65 - 6.69 (m, 1 H), 6.58 (ddd, J=8.0, 2.1, 0.9 Hz, 1 H), 5.11 (s, 2 H), 4.40 - 4.50 (m, 1 H), 4.28 - 4.35 (m, 2 H), 2.94 - 3.03 (m, 2 H), 2.27 - 2.40 (m, 2 H), 1.73 - 1.82 (m, 2 H).
【0449】
実施例30
4-[4-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
ステップ1:THF中のtert-ブチル4-[4-(2-メトキシ-2-オキソ-エチル)-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレート(1.0当量)およびNaBH4(4.0当量)の混合物を、20℃で16h撹拌した。次いで、混合物を、NaHCO3中に注ぎ、DCM×3で抽出した。合わせた有機物を、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、これにより、tert-ブチル4-[4-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートを生成した。LCMS[M+H]+362.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 10.36 (s, 1 H), 6.99 - 7.06 (m, 2 H), 6.91 (dd, J=7.0, 1.9 Hz, 1 H), 4.45 (tt, J=12.4, 4.0 Hz, 1 H), 4.32 (d, J=12.0 Hz, 2 H), 3.96 (t, J=5.8 Hz, 2 H), 3.00 (t, J=5.8 Hz, 2 H), 2.87 (m, 2 H), 2.33 (m, 2 H), 1.79 - 1.86 (m, 2 H), 1.52 (s, 9 H).
ステップ2:4-(2-ヒドロキシエチル)-1-(4-ピペリジル)-1H-ベンズイミダゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cを用いて、tert-ブチル4-[4-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+262.
ステップ3:表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、4-(2-ヒドロキシエチル)-1-(4-ピペリジル)-1H-ベンズイミダゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+507.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 8.71 (s, 1 H), 7.54 - 7.60 (m, 2 H), 7.34 - 7.39 (m, 2 H), 7.05 (dd, J=7.9, 0.9 Hz, 1 H), 6.91 (t, J=7.9 Hz, 1 H), 6.83 (br. d, J=7.9 Hz, 1 H), 4.34 - 4.44 (m, 1 H), 4.25 - 4.33 (m, 2 H), 3.61 (t, J=6.8 Hz, 2 H), 2.89 - 2.99 (m, 2 H), 2.79 (t, J=6.8 Hz, 2 H), 2.21 - 2.35 (m, 2 H), 1.68 - 1.76 (m, 2 H).
【0450】
実施例31
4-(4-シクロプロピル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
ステップ1:tert-ブチル4-(4-シクロプロピル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Eを用いて、tert-ブチル4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートおよびシクロプロピルボロン酸から合成した。
LCMS[M-イソブテン+H]+302.
ステップ2:4-シクロプロピル-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オンを、一般的な手順Cを用いて、tert-ブチル4-(4-シクロプロピル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+258.
ステップ3:表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、4-シクロプロピル-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オンおよび4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。
LCMS[M+H]+503.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 8.71 (s, 1 H), 7.54 - 7.59 (m, 2 H), 7.34 - 7.39 (m, 2 H), 7.01 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 6.89 (t, J=7.9 Hz, 1 H), 6.50 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 4.34 - 4.44 (m, 1 H), 4.25 - 4.33 (m, 2 H), 2.90 - 2.99 (m, 2 H), 2.22 - 2.35 (m, 2 H), 1.99 - 2.07 (m, 1 H), 1.69 - 1.77 (m, 2 H), 0.91 - 0.97 (m, 2 H), 0.64 - 0.70 (m, 2 H).
【0451】
実施例32
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-[2-オキソ-4-(ピリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eを用いて、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび4-ピリジンボロン酸ピナコールエステルから合成した。
LCMS[M+H]+482.
【0452】
実施例33
4-{4-[4-(アミノメチル)フェニル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eを用いて、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび4-アミノメチルフェニルボロン酸;塩酸塩から合成した。LCMS[M+H]+510.
【0453】
実施例34
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)アゼパン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dを用いて、1-(アゼパン-4-イル)-4-ブロモ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+555.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.29 (s, 1 H), 8.40 (s, 1 H), 7.57 (d, J=8.5 Hz, 2 H), 7.40 (d, J=8.8 Hz, 2 H), 7.23 (d, J=8.0 Hz, 1 H), 7.16 (d, J=8.0 Hz, 1 H), 6.94 (t, J=8.0 Hz, 1 H), 4.31 (br. s., 1 H), 3.65 - 3.81 (m, 2 H), 3.41 - 3.51 (m, 2 H), 2.25 - 2.40 (m, 2 H), 1.87 - 2.00 (m, 2 H), 1.66 - 1.84 (m, 2 H).
【0454】
実施例35
4-(1-{1-[(3,4-ジクロロフェニル)カルバモイル]ピペリジン-4-イル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル)安息香酸
表題化合物を、一般的な手順Eを用いて、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび4-カルボキシフェニルボロン酸から合成した。LCMS[M+H]+525.
【0455】
実施例36
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(4-{4-[2-(ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eを用いて、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび(4-[2-(ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル)ボロン酸から合成した。LCMS[M+H]+568.
【0456】
実施例37
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-[2-オキソ-4-(ピリミジン-5-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eを用いて、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび(ピリミジン-5-イル)ボロン酸から合成した。
LCMS[M+H]+483.
【0457】
実施例38
4-{4-[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eを用いて、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボロン酸から合成した。
LCMS[M+H]+617.
【0458】
実施例39
4-[4-(6-アミノピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eを用いて、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび(6-アミノピリジン-3-イル)ボロン酸から合成した。
LCMS[M+H]+497.
【0459】
実施例40
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-{2-オキソ-4-[4-(2,2,2-トリフルオロアセチル)フェニル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび[4-(2,2,2-トリフルオロアセチル)フェニル]ボロン酸から合成した。
LCMS[M+H]+577.
【0460】
実施例41
4-[4-(4-ブロモ-1H-ピラゾール-1-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dに従って、4-(4-ブロモ-1H-ピラゾール-1-イル)-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。
LCMS[M+H]+607.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.82 (br. s., 1 H), 8.72 (s, 1 H), 8.66 (s, 1 H), 7.89 (s, 1 H), 7.55 - 7.60 (m, 2 H), 7.35 - 7.39 (m, 2 H), 7.26 - 7.32 (m, 2 H), 7.09 - 7.15 (m, 1 H), 4.41 - 4.52 (m, 1 H), 4.26 - 4.35 (m, 2 H), 2.91 - 3.01 (m, 2 H), 2.25 - 2.38 (m, 2 H), 1.72 - 1.81 (m, 2 H).
【0461】
実施例42
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-エチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dに従って、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-エチルフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+443.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.31 (br. s., 1 H), 8.51 (s, 1 H), 7.36 - 7.41 (m, 2 H), 7.25 (d, J=8.1 Hz, 1 H), 7.17 (d, J=8.1 Hz, 1 H), 7.08 (d, J=8.8 Hz, 2 H), 6.96 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.40 (ddt, J=12.3, 8.2, 4.0, 4.0 Hz, 1 H), 4.30 (m, 2 H), 2.88 - 2.97 (m, 2 H), 2.53 - 2.58 (m, 2 H), 2.20 - 2.33 (m, 2 H), 1.70 - 1.78 (m, 2 H), 1.16 (t, J=7.6 Hz, 3 H).
【0462】
実施例43
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dに従って、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-メチルフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+429.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.31 (br. s., 1 H), 8.49 (s, 1 H), 7.35 - 7.39 (m, 2 H), 7.25 (d, J=8.1 Hz, 1 H), 7.17 (dd, J=8.1, 0.6 Hz, 1 H), 7.05 (dd, J=8.8, 0.6 Hz, 2 H), 6.96 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.34 - 4.45 (m, 1 H), 4.26 - 4.33 (m, 2 H), 2.87 - 2.97 (m, 2 H), 2.20 - 2.33 (m, 5 H), 1.70 - 1.78 (m, 2 H).
【0463】
実施例44
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dに従って、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-メトキシフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+445.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.31 (br. s., 1 H), 8.43 (s, 1 H), 7.35 - 7.41 (m, 2 H), 7.23 - 7.27 (m, 1 H), 7.17 (dd, J=8.2, 0.9 Hz, 1 H), 6.96 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 6.81 - 6.87 (m, 2 H), 4.34 - 4.44 (m, 1 H), 4.24 - 4.33 (m, 2 H), 3.72 (s, 3 H), 2.87 - 2.97 (m, 2 H), 2.20 - 2.32 (m, 2 H), 1.69 - 1.79 (m, 2 H).
【0464】
実施例45
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジメトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dに従って、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および3,4-ジメトキシフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+475.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.31 (br. s., 1 H), 8.43 (br. s., 1 H), 7.23 - 7.29 (m, 1 H), 7.14 - 7.22 (m, 2 H), 6.99 - 7.04 (m, 1 H), 6.93 - 6.99 (m, 1 H), 6.82 - 6.86 (m, 1 H), 4.35 - 4.45 (m, 1 H), 4.25 - 4.33 (m, 2 H), 3.72 (s, 3 H), 3.71 (br. s., 3 H), 2.86 - 2.98 (m, 2 H), 2.19 - 2.36 (m, 2 H), 1.75 (m, 2 H).
【0465】
実施例46
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dに従って、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および3-クロロ-4-メトキシフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+4791H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.31 (br. s., 1 H), 8.58 (s, 1 H), 7.65 (d, J=2.5 Hz, 1 H), 7.38 (dd, J=9.0, 2.5 Hz, 1 H), 7.27 (br. d, J=8.1 Hz, 1 H), 7.17 (dd, J=8.1, 0.6 Hz, 1 H), 7.06 (d, J=9.0 Hz, 1 H), 6.96 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.35 - 4.45 (m, 1 H), 4.28 (m, 2 H), 3.81 (s, 3 H), 2.89 - 2.98 (m, 2 H), 2.20 - 2.32 (m, 2 H), 1.71 - 1.79 (m, 2 H).
【0466】
実施例47
N-(2H-1,3-ベンゾジオキソール-5-イル)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dに従って、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および5-イソシアナト-2H-1,3-ベンゾジオキソールから合成した。LCMS[M+H]+459.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.31 (br. s., 1 H), 8.48 (s, 1 H), 7.26 (dd, J=8.1, 0.9 Hz, 1 H), 7.18 (d, J=2.1 Hz, 1 H), 7.17 (dd, J=8.1, 0.9 Hz, 1 H), 6.96 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 6.87 (dd, J=8.3, 2.1 Hz, 1 H), 6.80 (d, J=8.3 Hz, 1 H), 5.96 (s, 2 H), 4.34 - 4.44 (m, 1 H), 4.23 - 4.32 (m, 2 H), 2.86 - 2.97 (m, 2 H), 2.19 - 2.32 (m, 2 H), 1.69 - 1.79 (m, 2 H).
【0467】
実施例48
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ブロモ-3-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dに従って、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ブロモ-3-メチルフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+507.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.32 (s, 1 H), 8.66 (s, 1 H), 7.51 (d, J=2.7 Hz, 1 H), 7.42 (d, J=8.7 Hz, 1 H), 7.31 (dd, J=8.7, 2.7 Hz, 1 H), 7.26 (dd, J=8.1, 0.6 Hz, 1 H), 7.17 (dd, J=8.1, 0.7 Hz, 1 H), 6.96 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.40 (tt, J=12.2, 3.9 Hz, 1 H), 4.25 - 4.34 (m, 2 H), 2.89 - 2.99 (m, 2 H), 2.30 (s, 3 H), 2.20 - 2.30 (m, 2 H), 1.71 - 1.79 (m, 2 H).
【0468】
実施例49
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ブロモ-3-クロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ブロモ-3-クロロアニリンから合成した。LCMS[M+H]+527.
【0469】
実施例50
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨード-3-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨード-3-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+555.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.31 (br. s., 1 H), 8.64 (s, 1 H), 7.65 (d, J=8.8 Hz, 1 H), 7.51 (d, J=2.5 Hz, 1 H), 7.26 (br. d, J=8.1 Hz, 1 H), 7.13 - 7.19 (m, 3 H), 6.96 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.35 - 4.45 (m, 1 H), 4.24 - 4.33 (m, 2 H), 2.89 - 2.99 (m, 2 H), 2.32 (s, 3 H), 2.20 - 2.31 (m, 2 H), 1.70 - 1.79 (m, 2 H).
【0470】
実施例51
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)-3-トランス-ヒドロキシピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dに従って、4-ブロモ-1-(3-ヒドロキシピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および3,4-ジクロロフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+501.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.25 (br. s., 1 H), 8.94 (s, 1 H), 7.89 (dd, J=1.6, 0.9 Hz, 1 H), 7.49 - 7.50 (m, 2 H), 7.22 (br. d, J=8.1 Hz, 1 H), 7.15 (br. d, J=8.1 Hz, 1 H), 6.94 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 5.32 (d, J=5.1 Hz, 1 H), 4.30 - 4.38 (m, 1 H), 4.05 - 4.25 (m, 3 H), 2.90 - 3.00 (m, 1 H), 2.63 - 2.71 (m, 1 H), 2.28 - 2.36 (m, 1 H), 1.74 - 1.82 (m, 1 H).
【0471】
実施例52
4-(5-ヒドロキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
ステップ1:tert-ブチル4-(4-ヒドロキシ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、tert-ブチル4-アミノ-ピペリジン-1-カルボキシレートおよび4-フルオロ-3-ニトロフェノールから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+282.
ステップ2:tert-ブチル4-(4-ヒドロキシ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレート(1.0当量)を、THFに溶解し、次いで、NaH(鉱油中の60wt%、1.1当量)を加え、得られた混合物を、N2気流下で20℃で2分間撹拌した。その後、無水酢酸(1.2当量)を加え、得られた混合物を、封管中で20℃で撹拌した。完全に反応させた後、混合物を、NaHCO3(水溶液)中に注ぎ、DCM×3で抽出した。合わせた有機物を、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、これにより、tert-ブチル4-(4-アセトキシ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートを生成した。LCMS[M-イソブテン+H]+324.
ステップ3:tert-ブチル4-[5-(アセチルオキシ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-(4-アセトキシ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+320.
ステップ4:tert-ブチル4-[5-(アセチルオキシ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートおよびNaHCO3(水溶液)の混合物を、MeOH中で20℃で16h撹拌した。完全に反応させた後、混合物を、NaHCO3(水溶液)中に注ぎ、DCM×3で抽出した。合わせた有機物を、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、これにより、N-tert-ブチル-4-(5-ヒドロキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミドを生成した。LCMS[M-イソブテン+H]+278.
ステップ5:5-ヒドロキシ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、N-tert-ブチル-4-(5-ヒドロキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミドから合成した。LCMS[M+H]+234.
ステップ6:表題化合物を、一般的な手順Dに従って、5-ヒドロキシ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨードフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+479.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.60 (s, 1 H), 9.00 (s, 1 H), 8.69 (s, 1 H), 7.54 - 7.59 (m, 2 H), 7.34 - 7.38 (m, 2 H), 6.97 (d, J=8.5 Hz, 1 H), 6.43 (d, J=2.5 Hz, 1 H), 6.39 (dd, J=8.5, 2.5 Hz, 1 H), 4.21 - 4.37 (m, 3 H), 2.86 - 2.97 (m, 2 H), 2.14 - 2.28 (m, 2 H), 1.64 - 1.74 (m, 2 H).
【0472】
実施例53
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-{2-オキソ-4-[2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-2-(トリフルオロメチル)ピリジンから合成した。LCMS[M+H]+550.
【0473】
実施例54
4-[4-(5-アミノピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピリジン-3-アミンから合成した。LCMS[M+H]+497.
【0474】
実施例55
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-[4-(2-エトキシピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび(2-エトキシ-3-ピリジル)ボロン酸から合成した。
LCMS[M+H]+526.
【0475】
実施例56
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-[4-(6-メトキシピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび(6-メトキシ-3-ピリジル)ボロン酸から合成した。
LCMS[M+H]+512.
【0476】
実施例57
4-{4-[3-(カルバモイルメチル)フェニル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび2-[3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル]アセトアミドから合成した。LCMS[M+H]+538.
【0477】
実施例58
3-(1-{1-[(3,4-ジクロロフェニル)カルバモイル]ピペリジン-4-イル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル)安息香酸
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび3-カルボキシフェニルボロン酸から合成した。
LCMS[M+H]+525.
【0478】
実施例59
メチル3-(1-{1-[(3,4-ジクロロフェニル)カルバモイル]ピペリジン-4-イル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル)安息香酸塩
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび3-(メトキシカルボニル)フェニルボロン酸から合成した。
LCMS[M+H]+539.
【0479】
実施例60
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(4-{3-[2-(ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよびN,N-ジメチル-2-[3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノキシ]エタンアミンから合成した。LCMS[M+H]+568.
【0480】
実施例61
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-{4-[3-(モルホリン-4-カルボニル)フェニル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび[3-(モルホリン-4-カルボニル)フェニル]ボロン酸から合成した。
LCMS[M+H]+594.
【0481】
実施例62
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(4-{3-[(2-メトキシエチル)カルバモイル]フェニル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび[3-(2-メトキシエチルカルバモイル)フェニル]ボロン酸から合成した。LCMS[M+H]+582.
【0482】
実施例63
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-[2-オキソ-4-(4-スルファモイルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび(4-スルファモイルフェニル)ボロン酸から合成した。
LCMS[M+H]+560.
【0483】
実施例64
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-[4-(3-フルオロフェニル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび3-フルオロフェニルボロン酸から合成した。LCMS[M+H]+499.
【0484】
実施例65
4-{4-[3-(アミノメチル)フェニル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび[3-(アミノメチル)フェニル]ボロン酸;塩酸塩から合成した。LCMS[M+H]+510.
【0485】
実施例66
4-[4-(2-アミノフェニル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび2-アミノフェニルボロン酸から合成した。
LCMS[M+H]+496.
【0486】
実施例67
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(4-{2-[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび[2-[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル]ボロン酸から合成した。LCMS[M+H]+538.
【0487】
実施例68
4-(4-ブロモ-2-スルファニリデン-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
ステップ1:エタノール-水(1:2v/v)混合物中のtert-ブチル4-[(2-アミノ-3-ブロモフェニル)アミノ]ピペリジン-1-カルボキシレート(1.0当量)およびK2CO3(2.0当量)の撹拌した懸濁液に、CS2(2.0当量)を加えた。
反応混合物を、80℃で16h撹拌した。この時点で、CS2の別の2当量を加え、得られた混合物を、100℃でさらに24h撹拌した。次いで、反応混合物を、室温まで冷却し、NaHCO3(飽和)に注ぎ、DCM×3で抽出した。合わせた有機物を、乾燥し(MgSO4)、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、これにより、tert-ブチル4-(4-ブロモ-2-スルファニリデン-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを生成した。LCMS[M-イソブテン+H]+358.
ステップ2:4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-チオン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(4-ブロモ-2-スルファニリデン-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。
LCMS[M+H]+312.
ステップ3:表題化合物を、一般的な手順Dに従って、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-チオン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および3,4-ジクロロフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+499.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 13.26 (br. s., 1 H), 8.91 (s, 1 H), 7.90 (t, J=1.3 Hz, 1 H), 7.57 (d, J=8.1 Hz, 1 H), 7.50 (s, 1 H), 7.50 (s, 1 H), 7.39 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 7.11 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 5.33 (br. s., 1 H), 4.30 - 4.41 (m, 2 H), 2.93 - 3.06 (m, 2 H), 2.25 - 2.45 (m, 2 H), 1.73 - 1.83 (m, 2 H).
【0488】
実施例69
N-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(7-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dに従って、7-フルオロ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および3,4-ジクロロフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+423.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.24 (br. s., 1 H), 8.90 (s, 1 H), 7.87 (dd, J=1.9, 0.9 Hz, 1 H), 7.46 - 7.52 (m, 2 H), 6.97 - 7.03 (m, 1 H), 6.84 - 6.92 (m, 2 H), 4.51 - 4.62 (m, 1 H), 4.23 - 4.31 (m, 2 H), 2.92 - 3.02 (m, 2 H), 2.05 - 2.20 (m, 2 H), 1.73 - 1.82 (m, 2 H).
【0489】
実施例70
4-(7-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dに従って、7-クロロ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および3,4-ジクロロフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+439.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.09 - 11.38 (m, 1 H), 8.89 (s, 1 H), 7.86 - 7.90 (m, 1 H), 7.48 - 7.51 (m, 2 H), 7.03 (dd, J=7.6, 2.0 Hz, 1 H), 6.99 (t, J=7.6 Hz, 1 H), 6.95 (dd, J=7.6, 2.0 Hz, 1 H), 5.11 (br. s., 1 H), 4.23 - 4.34 (m, 2 H), 2.45 - 2.97 (重複しているm, 2 H), 2.56 (br. s., 2 H), 1.74 - 1.86 (m, 2 H).
【0490】
実施例71
4-(7-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dに従って、7-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および3,4-ジクロロフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+483.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.19 (br. s., 1 H), 8.89 (s, 1 H), 7.87 - 7.89 (m, 1 H), 7.48 - 7.51 (m, 2 H), 7.19 (dd, J=8.0, 1.3 Hz, 1 H), 6.99 (dd, J=8.0, 1.3 Hz, 1 H), 6.92 (t, J=8.0 Hz, 1 H), 5.28 (br. s., 1 H), 4.24 - 4.34 (m, 2 H), 2.82 - 2.94 (m, 2 H), 2.53 - 2.58 (m, 2 H), 1.75 - 1.85 (m, 2 H).
【0491】
実施例72
3-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)-(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dに従って、1-{(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル}-4-ブロモ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および3,4-ジクロロフェニルイソシアネートから合成した。
LCMS[M+H]+509.
【0492】
実施例73
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(1H-インドール-6-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および6-アミノインドールから合成した。LCMS[M+H]+454.
【0493】
実施例74
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[4-メチル-3-(トリフルオロメチル)フェニル]ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dに従って、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-イソシアナト-1-メチル-2-(トリフルオロメチル)ベンゼンから合成した。LCMS[M+H]+497.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.32 (br. s., 1 H), 8.82 (s, 1 H), 7.90 (d, J=2.2 Hz, 1 H), 7.68 (dd, J=8.4, 2.2 Hz, 1 H), 7.31 (d, J=8.4 Hz, 1 H), 7.27 (br. d, J=8.1 Hz, 1 H), 7.17 (dd, J=8.1, 0.6 Hz, 1 H), 6.96 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.36 - 4.46 (m, 1 H), 4.27 - 4.35 (m, 2 H), 2.90 - 3.01 (m, 2 H), 2.37 (br. d, J=1.6 Hz, 3 H), 2.21 - 2.33 (m, 2 H), 1.72 - 1.80 (m, 2 H).
【0494】
実施例75
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および3-メトキシ-4-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+459.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.32 (br. s., 1 H), 8.50 (s, 1 H), 7.25 (dd, J=8.1, 0.8 Hz, 1 H), 7.18 (d, J=1.9 Hz, 1 H), 7.16 (dd, J=8.2, 0.9 Hz, 1 H), 7.00 (dd, J=8.2, 1.9 Hz, 1 H), 6.97 (s, 1 H), 6.94 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 4.39 (tt, J=12.2, 4.0 Hz, 1 H), 4.24 - 4.33 (m, 2 H), 3.74 (s, 3 H), 2.85 - 2.97 (m, 2 H), 2.20 - 2.33 (m, 2 H), 2.07 (s, 3 H), 1.70 - 1.79 (m, 2 H).
【0495】
実施例76
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-フルオロ-3-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-フルオロ-3-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+463.
【0496】
実施例77
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロ-3-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-クロロ-3-メトキシアニリン(methoxaniline)から合成した。LCMS[M+H]+479.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.32 (br. s., 1 H), 8.71 (s, 1 H), 7.42 (d, J=2.2 Hz, 1 H), 7.25 (s, 1 H), 7.13 - 7.19 (m, 2 H), 6.96 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.36 - 4.46 (m, 1 H), 4.26 - 4.34 (m, 2 H), 3.81 (s, 3 H), 2.87 - 3.01 (m, 2 H), 2.20 - 2.36 (m, 2 H), 1.71 - 1.81 (m, 2 H).
【0497】
実施例78
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロ-3-フルオロフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-クロロ-3-フルオロアニリンから合成した。LCMS[M+H]+467.
【0498】
実施例79
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-フルオロ-3-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-フルオロ-3-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+447.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.31 (br. s., 1 H), 8.55 (s, 1 H), 7.39 (dd, J=7.3, 2.2 Hz, 1 H), 7.27 - 7.32 (m, 1 H), 7.26 (dd, J=8.1, 0.8 Hz, 1 H), 7.17 (dd, J=8.1, 0.8 Hz, 1 H), 7.01 (t, J=9.2 Hz, 1 H), 6.96 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.35 - 4.45 (m, 1 H), 4.24 - 4.33 (m, 2 H), 2.87 - 2.98 (m, 2 H), 2.21 - 2.32 (m, 2 H), 2.20 (s, 3 H), 1.70 - 1.79 (m, 2 H).
【0499】
実施例80
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[3-クロロ-4-(トリフルオロメトキシ)フェニル]ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および3-クロロ-4-(トリフルオロメトキシ)アニリンから合成した。
LCMS M+H]+533.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.31 (br. s., 1 H), 8.95 (s, 1 H), 7.90 (d, J=2.5 Hz, 1 H), 7.55 (dd, J=9.0, 2.5 Hz, 1 H), 7.43 - 7.48 (m, 1 H), 7.27 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 7.17 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 6.96 (t, J=8.2 Hz, 1 H), 4.37 - 4.47 (m, 1 H), 4.26 - 4.33 (m, 2 H), 2.92 - 3.03 (m, 2 H), 2.22 - 2.32 (m, 2 H), 1.73 - 1.80 (m, 2 H).
【0500】
実施例81
4-{4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(4-ヨード-3-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨード-3-メチルアニリンから合成した。
LCMS[M+H]+584.
【0501】
実施例82
4-{4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および3-メトキシ-4-メチルアニリンから合成した。
LCMS[M+H]+488.
【0502】
実施例83
N-(4-クロロ-3-メトキシフェニル)-4-{4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-クロロ-3-メトキシアニリンから合成した。
LCMS[M+H]+508.
【0503】
実施例84
3-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨード-3-メチルフェニル)-(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、1-{(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル}-4-ブロモ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨード-3-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+581.
【0504】
実施例85
3-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、1-{(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル}-4-ブロモ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および3-メトキシ-4-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+485.
【0505】
実施例86
3-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロ-3-フルオロフェニル)-(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、1-{(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル}-4-ブロモ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-クロロ-3-フルオロアニリンから合成した。LCMS[M+H]+493.
【0506】
実施例87
4-{4-[4-(エチルカルバモイル)-1H-ピラゾール-1-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、1-(1-(1-((4-ヨードフェニル)カルバモイル)ピペリジン-4-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-4-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸およびエチルアミンから合成した。LCMS[M+H]+600.
【0507】
実施例88
4-{4-[4-(ジエチルカルバモイル)-1H-ピラゾール-1-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、1-(1-(1-((4-ヨードフェニル)カルバモイル)ピペリジン-4-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-4-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸およびジエチルアミンから合成した。LCMS[M+H]+628.
【0508】
実施例89
4-(4-(4-((2-(ジメチルアミノ)エチル)カルバモイル)-1H-ピラゾール-1-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、1-(1-(1-((4-ヨードフェニル)カルバモイル)ピペリジン-4-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-4-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸およびN,N-ジメチルエチレンジアミンから合成した。LCMS[M+H]+643.
【0509】
実施例90
4-(4-{4-[(2,3-ジヒドロキシプロピル)カルバモイル]-1H-ピラゾール-1-イル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヨードフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、1-(1-(1-((4-ヨードフェニル)カルバモイル)ピペリジン-4-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-4-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸および(±)-アミノ-1,2-プロパンジオールから合成した。LCMS[M+H]+646.
【0510】
実施例91
3-{4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(4-ヨード-3-メチルフェニル)-(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、1-{(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル}-4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-ヨード-3-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+610.
【0511】
実施例92
3-{4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、1-{(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル}-4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および3-メトキシ-4-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+514.
【0512】
実施例93
N-(4-クロロ-3-メトキシフェニル)-3-{4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、1-{(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル}-4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-クロロ-3-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+534.
【0513】
実施例94
N-(4-クロロ-3-フルオロフェニル)-3-{4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、1-{(エンド)-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル}-4-[6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-3-イル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および4-クロロ-3-フルオロアニリンから合成した。LCMS[M+H]+522.
【0514】
実施例95
N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[2-オキソ-4-(ピリジン-3-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび3-ピリジルボロン酸から合成した。LCMS[M+H]+458.
【0515】
実施例96
4-[4-(6-アミノピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピリジン-2-アミンから合成した。LCMS[M+H]+473.
【0516】
実施例97
4-[4-(5-アミノピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピリジン-3-アミンから合成した。LCMS[M+H]+473.
【0517】
実施例98
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-[2-オキソ-4-(ピリジン-3-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび3-ピリジルボロン酸から合成した。LCMS[M+H]+478.
【0518】
実施例99
4-[4-(6-アミノピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピリジン-2-アミンから合成した。LCMS[M+H]+493.
【0519】
実施例100
4-[4-(5-アミノピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピリジン-3-アミンから合成した。LCMS[M+H]+493.
【0520】
実施例101
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-(2-オキソ-4-{1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジン-5-イル}-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジン-5-イルボロン酸から合成した。LCMS[M+H]+518.
【0521】
実施例102
N-(4-クロロ-3-メトキシフェニル)-4-[2-オキソ-4-(ピリジン-3-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロ-3-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび3-ピリジルボロン酸から合成した。LCMS[M+H]+478.
【0522】
実施例103
4-[4-(6-アミノピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(4-クロロ-3-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロ-3-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピリジン-2-アミンから合成した。LCMS[M+H]+493.
【0523】
実施例104
4-[4-(5-アミノピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(4-クロロ-3-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロ-3-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピリジン-3-アミンから合成した。LCMS[M+H]+493.
【0524】
実施例105
N-(4-クロロ-3-メトキシフェニル)-4-[4-(6-メトキシピリジン-3-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロ-3-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミドおよび(6-メトキシ-3-ピリジル)ボロン酸から合成した。
LCMS[M+H]+508.
【0525】
実施例106
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-(4-{[2-(ジメチルアミノ)エチル](メチル)アミノ}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
ステップ1:tert-ブチル4-[3-[2-(ジメチルアミノ)エチル-メチル-アミノ]-2-ニトロ-アニリノ]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、tert-ブチル4-(3-フルオロ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートおよびN,N’,N’-トリメチルエタン-1,2-ジアミンから合成した。LCMS[M+H]+422.
ステップ2:tert-ブチル4-(4-{[2-(ジメチルアミノ)エチル](メチル)アミノ}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-[3-[2-(ジメチルアミノ)エチル-メチル-アミノ]-2-ニトロ-アニリノ]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+418.
ステップ3:4-{[2-(ジメチルアミノ)エチル](メチル)アミノ}-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(4-{[2-(ジメチルアミノ)エチル](メチル)アミノ}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+318.
表題化合物を、一般的な手順Dに従って、4-{[2-(ジメチルアミノ)エチル](メチル)アミノ}-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および3-クロロ-4-メトキシルフェニル(methoxylphenyl)イソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+501.
【0526】
実施例107
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-メトキシ-4-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+458.
【0527】
実施例108
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-(2-オキソ-4-{1H,4H,5H,6H-ピロロ[3,4-c]ピラゾール-5-イル}-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
ステップ1:tert-ブチル4-[3-(4,6-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,4-c]ピラゾール-5-イル)-2-ニトロ-アニリノ]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、tert-ブチル4-(3-フルオロ-2-ニトロ-アニリノ)ピペリジン-1-カルボキシレートおよび1,4,5,6-テトラヒドロピロロ[3,4-c]ピラゾール;ジヒドロクロリドから合成した。LCMS[M+H]+429.
ステップ2:tert-ブチル4-(2-オキソ-4-{1H,4H,5H,6H-ピロロ[3,4-c]ピラゾール-5-イル}-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-[3-(4,6-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,4-c]ピラゾール-5-イル)-2-ニトロ-アニリノ]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M-イソブテン+H]+369.
ステップ3:1-(ピペリジン-4-イル)-4-{1H,4H,5H,6H-ピロロ[3,4-c]ピラゾール-5-イル}-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(2-オキソ-4-{1H,4H,5H,6H-ピロロ[3,4-c]ピラゾール-5-イル}-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+325.
ステップ4:表題化合物を、一般的な手順Dに従って、1-(ピペリジン-4-イル)-4-{1H,4H,5H,6H-ピロロ[3,4-c]ピラゾール-5-イル}-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および3-クロロ-4-メトキシルフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+508.
【0528】
実施例109
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(5,6-ジクロロピリジン-3-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および5,6-ジクロロピリジン-3-アミンから合成した。LCMS[M+H]+484.
【0529】
実施例110
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(6-メトキシ-5-メチルピリジン-3-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および6-メトキシ-5-メチル-ピリジン-3-アミンから合成した。LCMS[M+H]+460.
【0530】
実施例111
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(5-クロロ-6-メチルピリジン-2-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-ブロモ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および5-クロロ-6-メチル-ピリジン-2-アミンから合成した。LCMS[M+H]+464.
【0531】
実施例112
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)-2-メチルピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dに従って、4-ブロモ-1-(2-メチルピペリジン-4-イル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2(3H)-オン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩および3,4-ジクロロフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+497.
【0532】
実施例113
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)-3-メチルピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Dに従って、4-ブロモ-1-(3-メチルピペリジン-4-イル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2(3H)-オン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩および3,4-ジクロロフェニルイソシアネートから合成した。LCMS[M+H]+497.
【0533】
実施例114
4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-クロロ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および3-メトキシ-4-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+415.
【0534】
実施例115
N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-(4-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-メチル-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-;2,2,2-トリフルオロ酢酸および3-メトキシ-4-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+395.
【0535】
実施例116
4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-メトキシ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および3-メトキシ-4-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+411.
【0536】
実施例117
N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[2-オキソ-4-(1H-ピラゾール-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、1-(ピペリジン-4-イル)-4-(1H-ピラゾール-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オン;2,2,2-トリフルオロ酢酸および3-メトキシ-4-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+447.
【0537】
実施例118
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3,4-ジクロロアニリンから合成した。LCMS[M+H]+482.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.83 (br. s., 1 H), 7.86 (s, 1 H), 7.40 - 7.45 (m, 2 H), 7.35 - 7.40 (m, 1 H), 7.23 (dd, J=8.2, 0.6 Hz, 1 H), 7.05 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.39 - 4.52 (m, 1 H), 2.59 - 2.75 (m, 3 H), 2.25 (m, 2 H), 1.70 - 1.93 (m, 4 H).
【0538】
実施例119
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-クロロアニリンから合成した。LCMS[M+H]+448.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.76 (br. s., 1 H), 7.49 - 7.59 (m, 2 H), 7.36 - 7.44 (m, 2 H), 7.29 - 7.36 (m, 2 H), 7.14 - 7.21 (m, 1 H), 6.94 - 7.01 (m, 1 H), 4.39 - 4.52 (m, 1 H), 2.61 - 2.77 (m, 3 H), 2.18 - 2.32 (m, 2 H), 1.69 - 1.90 (m, 4 H).
【0539】
実施例120
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)アニリンから合成した。
LCMS[M+H]+516.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.89 (s, 1 H), 7.93 (d, J=2.5 Hz, 1 H), 7.81 (dd, J=8.7, 2.4 Hz, 1 H), 7.63 (s, 1 H), 7.49 (d, J=8.8 Hz, 1 H), 7.37 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.19 (dd, J=8.2, 0.9 Hz, 1 H), 6.99 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.40 - 4.51 (m, 1 H), 2.61 - 2.75 (m, 3 H), 2.26 (d, J=14.2 Hz, 2 H), 1.73 - 1.90 (m, 4 H).
【0540】
実施例121
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロ-3-フルオロフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-クロロ-3-フルオロアニリンから合成した。LCMS[M+H]+466.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.96 (s, 1 H), 7.74 (dd, J=11.1, 2.2 Hz, 1 H), 7.54 (br. s., 1 H), 7.38 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.32 - 7.37 (m, 1 H), 7.18 - 7.20 (m, 1 H), 7.15 - 7.18 (m, 1 H), 7.01 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.45 (tt, J=12.6, 4.1 Hz, 1 H), 2.62 - 2.74 (m, 3 H), 2.19 - 2.29 (m, 2 H), 1.72 - 1.88 (m, 4 H).
【0541】
実施例122
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロ-3-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-クロロ-3-メトキシアニリンから合成した。CMS[M+H]+478.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 9.09 (s, 1 H), 7.56 (d, J=2.2 Hz, 1 H), 7.51 (br. s., 1 H), 7.37 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 7.30 (d, J=8.5 Hz, 1 H), 7.17 (dd, J=8.2, 0.6 Hz, 1 H), 6.95 (dd, J=8.2 Hz, 1 H), 6.90 - 6.93 (m, 1 H), 4.45 (tt, J=12.5, 4.1 Hz, 1 H), 3.95 (s, 3 H), 2.60 - 2.74 (m, 3 H), 2.22 - 2.31 (m, 2 H), 1.72 - 1.88 (m, 4 H).
【0542】
実施例123
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-クロロ-4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+478.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.82 (s, 1 H), 7.65 (d, J=2.5 Hz, 1 H), 7.37 - 7.43 (m, 2 H), 7.34 (br. s., 1 H), 7.17 (dd, J=8.2, 0.6 Hz, 1 H), 6.96 - 7.01 (m, 1 H), 6.92 (d, J=8.8 Hz, 1 H), 4.46 (tt, J=12.6, 4.3 Hz, 1 H), 3.90 (s, 3 H), 2.62 - 2.75 (m, 3 H), 2.20 - 2.29 (m, 2 H), 1.71 - 1.88 (m, 4 H).
【0543】
実施例124
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジメチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3,4-ジメチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+442.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.81 (br. s., 1 H), 7.39 - 7.45 (m, 1 H), 7.37 (br. s., 1 H), 7.24 - 7.32 (m, 2 H), 7.11 - 7.21 (m, 2 H), 6.94 - 7.01 (m, 1 H), 4.43 - 4.56 (m, 1 H), 2.64 - 2.78 (m, 3 H), 2.23 - 2.33 (m, 8 H), 1.72 - 1.92 (m, 4 H).
【0544】
実施例125
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-4-シアノフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-アミノ-2-クロロベンゾニトリルから合成した。LCMS[M+H]+473.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.34 (br. s., 1 H), 8.00 (br. s., 1 H), 7.61 - 7.69 (m, 2 H), 7.51 - 7.58 (m, 1 H), 7.31 - 7.37 (m, 1 H), 7.17 - 7.23 (m, 1 H), 6.98 - 7.06 (m, 1 H), 4.39 - 4.50 (m, 1 H), 2.58 - 2.77 (m, 3 H), 2.20 - 2.31 (m, 2 H), 1.75 - 1.93 (m, 4 H).
【0545】
実施例126
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メトキシ-3-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-メトキシ-3-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+458.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.96 (br. s., 1 H), 7.40 - 7.46 (m, 1 H), 7.33 - 7.39 (m, 1 H), 7.22 - 7.32 (m, 2 H), 7.15 - 7.21 (m, 1 H), 6.94 - 7.01 (m, 1 H), 6.80 - 6.85 (m, 1 H), 4.43 - 4.55 (m, 1 H), 3.85 (br. s., 3 H), 2.63 - 2.79 (m, 3 H), 2.22 - 2.32 (m, 5 H), 1.72 - 1.90 (m, 4 H).
【0546】
実施例127
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-フェニルシクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸およびアニリンから合成した。LCMS[M+H]+414.
【0547】
実施例128
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジフルオロフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3,4-ジフルオロアニリンから合成した。LCMS[M+H]+450.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.23 - 8.29 (m, 1 H), 7.67 - 7.76 (m, 1 H), 7.39 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.19 (dd, J=8.2, 0.9 Hz, 1 H), 7.10 - 7.17 (m, 2 H), 6.98 - 7.04 (m, 1 H), 4.46 (tt, J=12.8, 4.3 Hz, 1 H), 2.62 - 2.75 (m, 3 H), 2.20 - 2.28 (m, 2 H), 1.82 (d, J=18.3 Hz, 4 H).
【0548】
実施例129
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[4-メトキシ-3-(トリフルオロメチル)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-メトキシ-3-(トリフルオロメチル)アニリンから合成した。
LCMS[M+H]+512.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.27 (br. s., 1 H), 7.75 - 7.81 (m, 1 H), 7.68 (br. s., 1 H), 7.39 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.15 - 7.24 (m, 2 H), 6.95 - 7.06 (m, 2 H), 4.40 - 4.52 (m, 1 H), 3.92 (s, 3 H), 2.62 - 2.75 (m, 3 H), 2.22 - 2.31 (m, 2 H), 1.73 - 1.90 (m, 4 H).
【0549】
実施例130
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-フルオロ-3-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-フルオロ-3-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+462.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.95 (br. s., 1 H), 7.49 - 7.55 (m, 1 H), 7.34 - 7.41 (m, 2 H), 7.14 - 7.20 (m, 1 H), 7.01 - 7.08 (m, 1 H), 6.92 - 6.99 (m, 1 H), 6.86 - 6.92 (m, 1 H), 4.39 - 4.52 (m, 1 H), 3.94 (br. s., 3 H), 2.62 - 2.76 (m, 3 H), 2.22 - 2.32 (m, 2 H), 1.72 - 1.90 (m, 4 H).
【0550】
実施例131
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(2,4-ジクロロフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および2,4-ジクロロアニリンから合成した。LCMS[M+H]+482
【0551】
実施例132
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-シアノフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-アミノベンゾニトリルから合成した。LCMS[M+H]+439.
【0552】
実施例133
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-(トリフルオロメチル)アニリンから合成した。LCMS[M+H]+482.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.84 (s, 1 H), 7.73 (d, J=8.5 Hz, 2 H), 7.63 (d, J=8.5 Hz, 2 H), 7.55 (s, 1 H), 7.38 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.18 (dd, J=8.2, 0.9 Hz, 1 H), 6.96 - 7.02 (m, 1 H), 4.47 (tt, J=12.6, 4.3 Hz, 1 H), 2.62 - 2.76 (m, 3 H), 2.23 - 2.32 (m, 2 H), 1.73 - 1.91 (m, 4 H).
【0553】
実施例134
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[3-クロロ-4-(トリフルオロメトキシ)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-クロロ-4-(トリフルオロメトキシ)アニリンから合成した。LCMS[M+H]+532.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 8.74 - 8.95 (m, 1 H), 7.89 (br. s., 1 H), 7.43 - 7.57 (m, 2 H), 7.35 - 7.41 (m, 1 H), 7.28 - 7.34 (m, 1 H), 7.16 - 7.22 (m, 1 H), 6.96 - 7.05 (m, 1 H), 4.39 - 4.52 (m, 1 H), 2.60 - 2.76 (m, 3 H), 2.19 - 2.30 (m, 2 H), 1.72 - 1.90 (m, 4 H).
【0554】
実施例135
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(1H-インドール-6-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および6-アミノインドールから合成した。LCMS[M+H]+453.
【0555】
実施例136
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-フルオロフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-フルオロアニリンから合成した。LCMS[M+H]+432.
【0556】
実施例137
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[3-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)アニリンから合成した。LCMS[M+H]+500.1H-NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ ppm 7.87 (d, J=13.3 Hz, 1 H), 7.57 - 7.65 (m, 1 H), 7.43 - 7.49 (m, 2 H), 7.16 - 7.22 (m, 1 H), 6.98 - 7.06 (m, 1 H), 4.33 - 4.46 (m, 1 H), 2.65 - 2.84 (m, 3 H), 2.19 - 2.30 (m, 2 H), 1.80 - 1.92 (m, 2 H), 1.64 - 1.74 (m, 2 H).
【0557】
実施例138
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-クロロアニリンから合成した。LCMS[M+H]+448.1H-NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ ppm 7.80 (br. s., 1 H), 7.42 - 7.49 (m, 2 H), 7.26 - 7.33 (m, 1 H), 7.14 - 7.20 (m, 1 H), 7.05 - 7.11 (m, 1 H), 6.96 - 7.03 (m, 1 H), 4.32 - 4.45 (m, 1 H), 2.63 - 2.81 (m, 3 H), 2.19 - 2.29 (m, 2 H), 1.77 - 1.90 (m, 2 H), 1.62 - 1.72 (m, 2 H).
【0558】
実施例139
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+428.1H-NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ ppm 7.40 - 7.50 (m, 3 H), 7.10 - 7.21 (m, 3 H), 6.93 - 7.03 (m, 1 H), 4.33 - 4.47 (m, 1 H), 2.65 - 2.81 (m, 3 H), 2.31 (br. s., 3 H), 2.20 - 2.28 (m, 2 H), 1.77 - 1.90 (m, 2 H), 1.62 - 1.72 (m, 2 H).
【0559】
実施例140
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+444.1H-NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ ppm 7.43 - 7.48 (m, 2 H), 7.17 (dd, J=8.2, 0.9 Hz, 1 H), 6.95 - 7.00 (m, 1 H), 6.88 - 6.93 (m, 2 H), 4.40 (tt, J=12.8, 4.4 Hz, 1 H), 3.78 (s, 3 H), 2.65 - 2.78 (m, 3 H), 2.20 - 2.28 (m, 2 H), 1.83 (m, 2 H), 1.62 - 1.71 (m, 2 H).
【0560】
実施例141
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[3-(トリフルオロメチル)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-(トリフルオロメチル)アニリンから合成した。
LCMS[M+H]+482.1H-NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ ppm 8.03 - 8.07 (m, 1 H), 7.80 - 7.85 (m, 1 H), 7.49 - 7.54 (m, 1 H), 7.45 (dd, J=7.9, 0.9 Hz, 1 H), 7.35 - 7.40 (m, 1 H), 7.18 (dd, J=8.2, 0.9 Hz, 1 H), 6.98 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.40 (tt, J=12.8, 4.4 Hz, 1 H), 2.80 (dt, J=4.8, 2.5 Hz, 1 H), 2.72 - 2.78 (m, 1 H), 2.65 - 2.72 (m, 1 H), 2.26 (m, 2 H), 1.85 (m, 2 H), 1.64 - 1.73 (m, 2 H).
【0561】
実施例142
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-フルオロ-3-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-フルオロ-3-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+446.1H-NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ ppm 7.42 - 7.47 (m, 2 H), 7.35 - 7.41 (m, 1 H), 7.15 - 7.20 (m, 1 H), 6.95 - 7.03 (m, 2 H), 4.39 (tt, J=12.8, 4.5 Hz, 1 H), 2.72 - 2.78 (m, 2 H), 2.65 - 2.71 (m, 1 H), 2.20 - 2.29 (m, 5 H), 1.84 (m, 2 H), 1.63 - 1.71 (m, 2 H).
【0562】
実施例143
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+428.1H-NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ ppm 7.43 - 7.48 (m, 1 H), 7.34 - 7.42 (m, 2 H), 7.15 - 7.24 (m, 2 H), 6.90 - 7.02 (m, 2 H), 4.34 - 4.46 (m, 1 H), 2.65 - 2.81 (m, 3 H), 2.34 (br. s., 3 H), 2.20 - 2.29 (m, 2 H), 1.78 - 1.90 (m, 2 H), 1.63 - 1.72 (m, 2 H).
【0563】
実施例144
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[4-メチル-3-(トリフルオロメチル)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-メチル-3-(トリフルオロメチル)アニリンから合成した。
LCMS[M+H]+496.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.29 (s, 1 H), 10.12 (s, 1 H), 8.02 (d, J=2.2 Hz, 1 H), 7.82 (dd, J=8.4, 2.2 Hz, 1 H), 7.40 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 7.28 (dd, J=8.1, 0.6 Hz, 1 H), 7.16 (dd, J=8.1, 0.6 Hz, 1 H), 6.96 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.27 (tt, J=12.6, 4.4 Hz, 1 H), 2.76 (br. s., 1 H), 2.47 - 2.60 (重複しているm, 2 H), 2.40 (br. s, 3 H), 2.09 - 2.20 (m, 2 H), 1.69 - 1.81 (m, 2 H), 1.53 - 1.63 (m, 2 H).
【0564】
実施例145
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(1H-インドール-4-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-アミノインドールから合成した。LCMS[M+H]+453.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.29 (s, 1 H), 11.12 (br. s., 1 H), 9.59 (s, 1 H), 7.51 (d, J=7.3 Hz, 1 H), 7.35 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.28 - 7.31 (m, 1 H), 7.18 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.15 (dd, J=8.1, 0.6 Hz, 1 H), 7.03 - 7.08 (m, 1 H), 6.96 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 6.66 (br. t, J=2.2, 2.2 Hz, 1 H), 4.31 (tt, J=12.7, 4.5 Hz, 1 H), 2.96 (br. s., 1 H), 2.57 - 2.71 (m, 2 H), 2.12 - 2.23 (m, 2 H), 1.72 - 1.85 (m, 2 H), 1.53 - 1.65 (m, 2 H).
【0565】
実施例146
(cis)-4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-メトキシ-4-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+414.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.40 (s, 1 H), 9.82 (s, 1 H), 7.27 - 7.32 (m, 2 H), 7.17 (dd, J=7.9, 1.9 Hz, 1 H), 7.06 (dd, J=7.9, 0.9 Hz, 1 H), 7.01 - 7.04 (m, 2 H), 4.22 - 4.34 (m, 1 H), 3.79 (s, 3 H), 2.74 (br. s., 1 H), 2.52 - 2.62 (m, 2 H), 2.14 (m, 2 H), 2.10 (s, 3 H), 1.68 - 1.80 (m, 2 H), 1.53 - 1.61 (m, 2 H).
【0566】
実施例147
(cis)-4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+400.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.40 (br. s., 1 H), 9.75 (br. s., 1 H), 7.55 (br. d, J=7.9 Hz, 2 H), 7.25 - 7.32 (m, 1 H), 7.04 (br. s., 2 H), 6.91 (br. d, J=8.2 Hz, 2 H), 4.22 - 4.35 (m, 1 H), 3.74 (s, 3 H), 2.72 (br. s., 1 H), 2.53 - 2.64 (m, 2 H), 2.07 - 2.18 (m, 2 H), 1.67 - 1.80 (m, 2 H), 1.51 - 1.61 (m, 2 H).
【0567】
実施例148
(cis)-4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(1H-インドール-6-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および6-アミノインドールから合成した。LCMS[M+H]+409.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.41 (s, 1 H), 11.01 (s, 1 H), 9.78 (s, 1 H), 8.00 - 8.03 (m, 1 H), 7.45 (d, J=8.5 Hz, 1 H), 7.29 - 7.34 (m, 1 H), 7.27 (dd, J=3.0, 2.4 Hz, 1 H), 7.06 - 7.09 (m, 1 H), 7.03 - 7.05 (m, 2 H), 6.36 (ddd, J=3.1, 2.0, 0.9 Hz, 1 H), 4.30 (tt, J=12.6, 4.3 Hz, 1 H), 2.77 (br. s., 1 H), 2.62 (qd, J=12.7, 3.2 Hz, 2 H), 2.12 - 2.20 (m, 2 H), 1.70 - 1.82 (m, 2 H), 1.58 (dd, J=9.2, 3.5 Hz, 2 H).
【0568】
実施例149
(cis)-4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+384.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.40 (s, 1 H), 9.80 (s, 1 H), 7.51 - 7.56 (m, 2 H), 7.25 - 7.31 (m, 1 H), 7.13 (br. d, J=7.9 Hz, 2 H), 7.02 - 7.07 (m, 2 H), 4.28 (tt, J=12.6, 4.2 Hz, 1 H), 2.74 (br. s., 1 H), 2.53 - 2.63 (m, 2 H), 2.27 (s, 3 H), 2.08 - 2.17 (m, 2 H), 1.68 - 1.80 (m, 2 H), 1.52 - 1.60 (m, 2 H).
【0569】
実施例150
(cis)-4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-クロロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-クロロアニリンから合成した。LCMS[M+H]+404.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.40 (s, 1 H), 10.04 (s, 1 H), 7.66 - 7.72 (m, 2 H), 7.36 - 7.41 (m, 2 H), 7.23 - 7.29 (m, 1 H), 7.01 - 7.07 (m, 2 H), 4.28 (tt, J=12.5, 4.3 Hz, 1 H), 2.76 (br. s., 1 H), 2.53 - 2.62 (m, 2 H), 2.10 - 2.18 (m, 2 H), 1.69 - 1.81 (m, 2 H), 1.52 - 1.63 (m, 2 H).
【0570】
実施例151
メチル2-メトキシ-5-[(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサンアミド]安息香酸塩
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸およびメチル5-アミノ-2-メトキシ安息香酸塩から合成した。LCMS[M+H]+502.1H-NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ ppm 7.88 (d, J=2.8 Hz, 1 H), 7.65 (dd, J=9.0, 2.8 Hz, 1 H), 7.34 (dd, J=8.2, 0.9 Hz, 1 H), 7.08 (dd, J=8.2, 0.9 Hz, 1 H), 7.02 (d, J=9.0 Hz, 1 H), 6.88 (t, J=8.2 Hz, 1 H), 4.30 (tt, J=12.7, 4.4 Hz, 1 H), 3.78 (s, 3 H), 3.78 (s, 3 H), 2.54 - 2.70 (m, 3 H), 2.11 - 2.20 (m, 2 H), 1.74 (m, 2 H), 1.54 - 1.62 (m, 2 H).
【0571】
実施例152
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロ-3-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-クロロ-3-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+462.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.29 (s, 1 H), 9.95 (s, 1 H), 7.64 (d, J=2.2 Hz, 1 H), 7.52 (dd, J=8.5, 2.2 Hz, 1 H), 7.36 (d, J=8.5 Hz, 1 H), 7.29 (dd, J=8.1, 0.9 Hz, 1 H), 7.16 (dd, J=8.1, 0.9 Hz, 1 H), 6.98 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.27 (tt, J=12.5, 4.3 Hz, 1 H), 2.75 (br. s., 1 H), 2.53 - 2.61 (m, 2 H), 2.33 (s, 3 H), 2.09 - 2.17 (m, 2 H), 1.69 - 1.81 (m, 2 H), 1.52 - 1.62 (m, 2 H).
【0572】
実施例153
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(2-フルオロ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および2-フルオロ-4-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+446.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.28 (s, 1 H), 9.60 (s, 1 H), 7.56 (t, J=8.2 Hz, 1 H), 7.27 (dd, J=7.8, 0.8 Hz, 1 H), 7.15 (dd, J=8.1, 0.8 Hz, 1 H), 7.07 - 7.13 (m, 1 H), 6.99 - 7.03 (m, 1 H), 6.95 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.29 (tt, J=12.5, 4.1 Hz, 1 H), 2.83 (br. s., 1 H), 2.47 - 2.60 (重複しているm, 2 H), 2.31 (s, 3 H), 2.10 - 2.18 (m, 2 H), 1.67 - 1.79 (m, 2 H), 1.51 - 1.61 (m, 2 H).
【0573】
実施例154
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(2,3-ジフルオロ-4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および2,3-ジフルオロ-4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+480.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.28 (s, 1 H), 9.71 (s, 1 H), 7.32 (td, J=8.8, 2.5 Hz, 1 H), 7.25 (dd, J=8.1, 0.9 Hz, 1 H), 7.15 (dd, J=8.1, 0.9 Hz, 1 H), 7.03 (td, J=8.8, 2.1 Hz, 1 H), 6.94 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.29 (tt, J=12.5, 4.1 Hz, 1 H), 3.89 (s, 3 H), 2.81 (br. s., 1 H), 2.45 - 2.58 (重複しているm, 2 H), 2.10 - 2.20 (m, 2 H), 1.68 - 1.80 (m, 2 H), 1.52 - 1.62 (m, 2 H).
【0574】
実施例155
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-フルオロ-5-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-フルオロ-5-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+462.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.28 (s, 1 H), 10.06 (s, 1 H), 7.28 (dd, J=8.1, 0.6 Hz, 1 H), 7.23 (dt, J=11.2, 2.1 Hz, 1 H), 7.16 (dd, J=8.1, 0.6 Hz, 1 H), 7.04 - 7.07 (m, 1 H), 6.99 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 6.53 (dt, J=11.2, 2.3 Hz, 1 H), 4.27 (tt, J=12.4, 4.2 Hz, 1 H), 3.77 (s, 3 H), 2.74 (br. s., 1 H), 2.46 - 2.59 (重複しているm, 2 H), 2.08 - 2.17 (m, 2 H), 1.69 - 1.82 (m, 2 H), 1.52 - 1.63 (m, 2 H).
【0575】
実施例156
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(2-フルオロ-4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および2-フルオロ-4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+462.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.28 (s, 1 H), 9.51 (s, 1 H), 7.48 (t, J=9.0 Hz, 1 H), 7.24 - 7.28 (m, 1 H), 7.15 (dd, J=8.2, 0.6 Hz, 1 H), 6.90 - 6.97 (m, 3 H), 6.79 (ddd, J=8.9, 2.8, 0.9 Hz, 1 H), 4.29 (tt, J=12.4, 4.2 Hz, 1 H), 3.78 (s, 3 H), 2.80 (br. s., 1 H), 2.47 - 2.59 (重複しているm, 2 H), 2.15 (m, 2 H), 1.67 - 1.79 (m, 2 H), 1.56 (m, 2 H).
【0576】
実施例157
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-クロロ-3-シアノフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および5-アミノ-2-クロロベンゾニトリルから合成した。LCMS[M+H]+473.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.29 (s, 1 H), 10.36 (s, 1 H), 8.26 (d, J=2.7 Hz, 1 H), 7.91 (dd, J=9.0, 2.8 Hz, 1 H), 7.72 (d, J=9.0 Hz, 1 H), 7.26 (dd, J=8.0, 0.9 Hz, 1 H), 7.16 (dd, J=8.1, 0.9 Hz, 1 H), 6.99 (t, J=8.2 Hz, 1 H), 4.27 (tt, J=12.6, 4.0 Hz, 1 H), 2.78 (br. s., 1 H), 2.45 - 2.58 (重複しているm, 2 H), 2.11 - 2.20 (m, 2 H), 1.77 (m, 2 H), 1.55 - 1.63 (m, 2 H).
【0577】
実施例158
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[3-メトキシ-5-(トリフルオロメチル)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-メトキシ-5-(トリフルオロメチル)アニリンから合成した。
LCMS[M+H]+512.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.29 (s, 1 H), 10.20 (s, 1 H), 7.67 (br. s, 1 H), 7.57 (t, J=1.9 Hz, 1 H), 7.27 (dd, J=7.9, 0.6 Hz, 1 H), 7.16 (dd, J=8.2, 0.9 Hz, 1 H), 6.93 - 6.99 (m, 2 H), 4.27 (tt, J=12.6, 4.0 Hz, 1 H), 3.84 (s, 3 H), 2.77 (br. s., 1 H), 2.45 - 2.58 (重複しているm, 2 H), 2.17 (m, 2 H), 1.76 (m, 2 H), 1.54 - 1.63 (m, 2 H).
【0578】
実施例159
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-シアノ-3-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-アミノ-2-メトキシベンゾニトリルから合成した。LCMS[M+H]+469.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.29 (s, 1 H), 10.34 (s, 1 H), 7.67 (d, J=8.5 Hz, 1 H), 7.62 (d, J=1.9 Hz, 1 H), 7.40 (dd, J=8.5, 1.9 Hz, 1 H), 7.28 (dd, J=8.1, 0.8 Hz, 1 H), 7.16 (dd, J=8.1, 0.8 Hz, 1 H), 6.98 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.27 (tt, J=12.5, 4.2 Hz, 1 H), 3.92 (s, 3 H), 2.80 (br. s., 1 H), 2.44 - 2.58 (重複しているm, 2 H), 2.16 (m, 2 H), 1.71 - 1.83 (m, 2 H), 1.55 - 1.63 (m, 2 H).
【0579】
実施例160
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3,5-ジフルオロ-4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+480.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.29 (br. s., 1 H), 10.15 (br. s., 1 H), 7.39 - 7.50 (m, 2 H), 7.27 (d, J=7.3 Hz, 1 H), 7.16 (d, J=7.6 Hz, 1 H), 6.96 - 7.03 (m, 1 H), 4.21 - 4.32 (m, 1 H), 3.87 (s, 3 H), 2.73 (br. s., 1 H), 2.44 - 2.58 (重複しているm, 2 H), 2.13 (m, 2 H), 1.70 - 1.82 (m, 2 H), 1.53 - 1.62 (m, 2 H).
【0580】
実施例161
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-シアノ-4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および5-アミノ-2-メトキシベンゾニトリルから合成した。LCMS[M+H]+469.
【0581】
実施例162
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-クロロ-4-フルオロアニリンから合成した。LCMS[M+H]+466.
【0582】
実施例163
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-5-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-クロロ-5-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+478.
【0583】
実施例164
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-フルオロ-4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-フルオロ-4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+462.
【0584】
実施例165
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+444.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.29 (s, 1 H), 9.88 (s, 1 H), 7.33 - 7.35 (m, 1 H), 7.31 (d, J=8.1 Hz, 1 H), 7.20 - 7.26 (m, 2 H), 7.16 (dd, J=8.1, 0.6 Hz, 1 H), 6.98 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 6.61 - 6.67 (m, 1 H), 4.28 (tt, J=12.6, 4.3 Hz, 1 H), 3.76 (s, 3 H), 2.75 (br. s., 1 H), 2.53 - 2.62 (m, 2 H), 2.14 (m, 2 H), 1.68 - 1.80 (m, 2 H), 1.52 - 1.61 (m, 2 H).
【0585】
実施例166
(cis)-N-(2H-1,3-ベンゾジオキソール-5-イル)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および2H-1,3-ベンゾジオキソール-5-アミンから合成した。LCMS[M+H]+458.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.28 (s, 1 H), 9.80 (s, 1 H), 7.36 (d, J=2.2 Hz, 1 H), 7.31 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.16 (dd, J=8.2, 0.6 Hz, 1 H), 6.96 - 7.03 (m, 2 H), 6.87 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 6.00 (s, 2 H), 4.27 (tt, J=12.6, 4.2 Hz, 1 H), 2.71 (br. s., 1 H), 2.53 - 2.62 (m, 2 H), 2.06 - 2.17 (m, 2 H), 1.66 - 1.80 (m, 2 H), 1.50 - 1.60 (m, 2 H).
【0586】
実施例167
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(2,3-ジメチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および2,3-ジメチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+442.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.28 (s, 1 H), 9.42 (s, 1 H), 7.26 (d, J=8.1 Hz, 1 H), 7.15 (dd, J=8.1, 0.6 Hz, 1 H), 7.07 - 7.11 (m, 2 H), 7.03 - 7.07 (m, 1 H), 6.94 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.29 (tt, J=12.6, 4.1 Hz, 1 H), 2.80 (br. s., 1 H), 2.53 - 2.64 (m, 2 H), 2.28 (s, 3 H), 2.14 - 2.22 (m, 2 H), 2.11 (s, 3 H), 1.70 - 1.82 (m, 2 H), 1.52 - 1.61 (m, 2 H).
【0587】
実施例168
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(6-メトキシ-5-メチルピリジン-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および6-メトキシ-5-メチルピリジン-3-アミンから合成した。LCMS[M+H]+459.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.28 (br. s., 1 H), 9.84 (s, 1 H), 8.22 (dd, J=2.5, 0.6 Hz, 1 H), 7.79 (dd, J=2.5, 0.9 Hz, 1 H), 7.29 (dd, J=8.1, 0.6 Hz, 1 H), 7.16 (dd, J=8.1, 0.6 Hz, 1 H), 6.98 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.28 (tt, J=12.5, 4.4 Hz, 1 H), 3.86 (s, 3 H), 2.74 (br. s., 1 H), 2.45 - 2.61 (重複しているm, 2 H), 2.17 (d, J=0.6 Hz, 3 H), 2.12 (br. s., 2 H), 1.69 - 1.81 (m, 2 H), 1.52 - 1.61 (m, 2 H).
【0588】
実施例169
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(5-メチル-1,2-オキサゾール-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および5-メチル-1,2-オキサゾール-3-アミンから合成した。LCMS[M+H]+419.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.29 (s, 1 H), 10.89 (s, 1 H), 7.25 (d, J=8.1 Hz, 1 H), 7.16 (dd, J=8.1, 0.9 Hz, 1 H), 6.98 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 6.75 (s, 1 H), 4.26 (tt, J=12.5, 4.1 Hz, 1 H), 2.80 (br. s., 1 H), 2.42 - 2.49 (m, 2 H), 2.40 (d, J=0.9 Hz, 3 H), 2.05 - 2.15 (m, 2 H), 1.66 - 1.79 (m, 2 H), 1.51 - 1.61 (m, 2 H).
【0589】
実施例170
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および1-メチル-1H-ピラゾール-4-アミンから合成した。LCMS[M+H]+418.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.28 (s, 1 H), 9.90 (s, 1 H), 7.96 (d, J=0.6 Hz, 1 H), 7.42 (d, J=0.6 Hz, 1 H), 7.30 (d, J=8.1 Hz, 1 H), 7.16 (dd, J=8.1, 0.9 Hz, 1 H), 6.98 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.21 - 4.31 (m, 1 H), 3.81 (s, 3 H), 2.65 - 2.71 (m, 1 H), 2.45 - 2.59 (重複しているm, 2 H), 2.06 - 2.15 (m, 2 H), 1.66 - 1.77 (m, 2 H), 1.51 - 1.60 (m, 2 H).
【0590】
実施例171
(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(1-メチル-1H-インダゾール-5-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、(cis)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および1-メチル-1H-インダゾール-5-アミンから合成した。LCMS[M+H]+468.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.29 (s, 1 H), 9.92 (s, 1 H), 8.18 (dd, J=1.9, 0.6 Hz, 1 H), 8.02 (d, J=0.9 Hz, 1 H), 7.60 (dt, J=9.0, 0.9 Hz, 1 H), 7.50 (dd, J=9.0, 1.9 Hz, 1 H), 7.34 (dd, J=8.1, 0.6 Hz, 1 H), 7.16 (dd, J=8.1, 0.6 Hz, 1 H), 6.99 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.30 (tt, J=12.6, 4.3 Hz, 1 H), 4.03 (s, 3 H), 2.78 (br. s., 1 H), 2.61 (m, 2 H), 2.13 - 2.21 (m, 2 H), 1.70 - 1.83 (m, 2 H), 1.54 - 1.62 (m, 2 H).
【0591】
実施例172
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-(5-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、5-メトキシ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オンおよび3-クロロ-4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+431.
【0592】
実施例173
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-(5-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、5-フルオロ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オンおよび3-クロロ-4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+419.
【0593】
実施例174
4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-アミノ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オンおよび3-クロロ-4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+416.
【0594】
実施例175
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-[2-オキソ-4-(プロピルアミノ)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド
ステップ1:N-ベンジル-3-フルオロ-2-ニトロ-N-プロピル-アニリンを、一般的な手順Aに従って、1,3-ジフルオロ-2-ニトロベンゼンおよびN-ベンジルプロピルアミンから合成した。LCMS[M+H]+289.
ステップ2:tert-ブチル4-[3-[ベンジル(プロピル)アミノ]-2-ニトロ-アニリノ]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、N-ベンジル-3-フルオロ-2-ニトロ-N-プロピル-アニリンおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+469.
ステップ3:tert-ブチル4-[4-[ベンジル(プロピル)アミノ]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-[3-[ベンジル(プロピル)アミノ]-2-ニトロ-アニリノ]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+465
ステップ4:tert-ブチル4-[2-オキソ-4-(プロピルアミノ)-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Gに従って、tert-ブチル4-[4-[ベンジル(プロピル)アミノ]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+375.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 10.97 (br. s., 1 H), 6.98 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 6.62 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 6.48 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 4.19 - 4.45 (m, 3 H), 3.22 (t, J=7.0 Hz, 2 H), 2.84 (br. s., 2 H), 2.27 - 2.40 (m, 2 H), 1.70 - 1.84 (m, 4 H), 1.51 (s, 9 H), 1.07 (t, J=7.4 Hz, 3 H).
ステップ5:1-(ピペリジン-4-イル)-4-(プロピルアミノ)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オンを、一般的な手順Gに従って、tert-ブチル4-[2-オキソ-4-(プロピルアミノ)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+275.
ステップ5:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、1-(ピペリジン-4-イル)-4-(プロピルアミノ)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オンおよび3-クロロ-4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+458.
【0595】
実施例176
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-[4-(メチルスルファニル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-(メチルスルファニル)-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オンおよび3-クロロ-4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+447.
【0596】
実施例177
4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-3-ヒドロキシピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-ブロモ-1-(3-ヒドロキシピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オンおよび3-クロロ-4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+495.
【0597】
実施例178
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-(5-シアノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、2-オキソ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-5-カルボニトリルおよび3-クロロ-4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+426.
【0598】
実施例179
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-(5-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、5-メチル-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オンおよび3-クロロ-4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+415.
【0599】
実施例180
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-{7-メチル-2-オキソ-1H,2H,3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル}ピペリジン-1-カルボキサミド
ステップ1:tert-ブチル4-[(4-メチル-3-ニトロ-2-ピリジル)アミノ]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、2-クロロ-4-メチル-3-ニトロ-ピリジンおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+337.
ステップ2:tert-ブチル4-(7-メチル-2-オキソ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-[(4-メチル-3-ニトロ-2-ピリジル)アミノ]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+333.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 10.10 (br. s., 1 H), 7.94 (d, J=5.4 Hz, 1 H), 6.84 (dd, J=5.2, 0.8 Hz, 1 H), 4.58 (tt, J=12.1, 4.0 Hz, 1 H), 4.31 (br. s., 2 H), 2.87 (br. s., 2 H), 2.59 - 2.72 (m, 2 H), 2.41 (s, 3 H), 1.75 - 1.85 (m, 2 H), 1.50 (s, 9 H).
ステップ3:7-メチル-3-(4-ピペリジル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-オンを、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(7-メチル-2-オキソ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+233.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.31 (s, 1 H), 8.82 - 8.95 (m, 1 H), 8.41 - 8.56 (m, 1 H), 7.83 (d, J=5.4 Hz, 1 H), 6.88 (dd, J=5.4, 0.6 Hz, 1 H), 4.53 - 4.64 (m, 1 H), 3.37 - 3.40 (m, 2 H), 3.05 - 3.18 (m, 2 H), 2.67 - 2.82 (m, 2 H), 2.30 (s, 3 H), 1.82 - 1.92 (m, 2 H).
ステップ4:表題化合物を、一般的な手順Iに従って、7-メチル-3-(4-ピペリジル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-オンおよび3-クロロ-4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+416.
【0600】
実施例181
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-{6-メチル-2-オキソ-1H,2H,3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル}ピペリジン-1-カルボキサミド
ステップ1:tert-ブチル4-[(5-メチル-3-ニトロ-2-ピリジル)アミノ]ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、2-クロロ-5-メチル-3-ニトロ-ピリジンおよびtert-ブチル4-アミノピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+337.
ステップ2:tert-ブチル4-(6-メチル-2-オキソ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-[(5-メチル-3-ニトロ-2-ピリジル)アミノ]ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+333.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 9.46 (br. s., 1 H), 7.86 (dd, J=1.9, 0.9 Hz, 1 H), 7.17 (d, J=1.3 Hz, 1 H), 4.55 (tt, J=12.1, 4.0 Hz, 1 H), 4.20 - 4.40 (m, 2 H), 2.60 - 2.80 (m, 2 H), 2.64 - 2.73 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 1.74 - 1-84 (m, 2 H), 1.51 (s, 9 H).
ステップ3:6-メチル-3-(4-ピペリジル)-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-2-オンを、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(6-メチル-2-オキソ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+233.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.14 (s, 1 H), 8.91 (br. s., 1 H), 8.42 - 8.56 (m, 1 H), 7.77 (s, 1 H), 7.17 (d, J=0.6 Hz, 1 H), 4.51 - 4.62 (m, 1 H), 3.40 (br. s., 2 H), 3.05 - 3.18 (m, 2 H), 2.67 - 2.80 (m, 2 H), 2.29 (s, 3 H), 1.82 - 1.92 (m, 2 H).
ステップ4:表題化合物を、一般的な手順Iに従って、3-クロロ-4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+416.
【0601】
実施例182
N-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)-4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、4-フルオロ-1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オンおよび3-クロロ-4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+419.
【0602】
実施例183
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(6-メトキシピリジン-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および5-アミノ-2-メトキシピリジンから合成した。LCMS[M+H]+445.
【0603】
実施例184
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(6-クロロピリジン-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および5-アミノ-2-クロロピリジンから合成した。LCMS[M+H]+449.
【0604】
実施例185
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(5,6-ジクロロピリジン-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および5-アミノ-2,3-ジクロロピリジンから合成した。LCMS[M+H]+483.
【0605】
実施例186
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(1H-インダゾール-7-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および7-アミノ-1H-インダゾールから合成した。LCMS[M+H]+454.
【0606】
実施例187
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(6-クロロ-5-メチルピリジン-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および5-アミノ-2-クロロ-3-メチルピリジンから合成した。LCMS[M+H]+463.
【0607】
実施例188
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(5-クロロピリジン-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-アミノ-5-クロロピリジンから合成した。LCMS[M+H]+449.
【0608】
実施例189
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および2-アミノ-5-メチルピリジンから合成した。LCMS[M+H]+429.
【0609】
実施例190
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(6-メチルピリジン-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および5-アミノ-2-メチルピリジンから合成した。LCMS[M+H]+429.
【0610】
実施例191
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-アミノフェノールから合成した。LCMS[M+H]+430.
【0611】
実施例192
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4-ジメトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3,4-ジメトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+474.
【0612】
実施例193
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3,4,5-トリメトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3,4,5-トリメトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+504.
【0613】
実施例194
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヒドロキシ-3-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-アミノ-2-メチルフェノールから合成した。LCMS[M+H]+444.
【0614】
実施例195
cis-N-(3-アミノフェニル)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸およびm-フェニレンジアミンから合成した。LCMS[M+H]+429.
【0615】
実施例196
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-アミノフェノールから合成した。LCMS[M+H]+430.
【0616】
実施例197
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(2,3-ジヒドロ-1,4-ベンゾジオキシン-6-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および2,3-ジヒドロ-1,4-ベンゾジオキシン-6-アミンから合成した。LCMS[M+H]+472.
【0617】
実施例198
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[3-(ジメチルアミノ)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸およびN,N-ジメチル-m-フェニレンジアミンから合成した。LCMS[M+H]+457.
【0618】
実施例199
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メチル-1H-インダゾール-5-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および5-アミノ-3-メチル-1H-インダゾールから合成した。LCMS[M+H]+468.
【0619】
実施例200
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[4-(ジメチルアミノ)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸およびN,N-ジメチル-p-フェニレンジアミンから合成した。LCMS[M+H]+457.
【0620】
実施例201
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-クロロ-4-ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-アミノ-2-クロロフェノールから合成した。LCMS[M+H]+464.
【0621】
実施例202
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(5-クロロ-6-メトキシピリジン-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および5-アミノ-3-クロロ-2-メトキシピリジンから合成した。LCMS[M+H]+479.
【0622】
実施例203
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(2-メチル-1,3-ベンゾオキサゾール-6-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および6-アミノ-2-メチル-1,3-ベンゾオキサゾールから合成した。LCMS[M+H]+469.
【0623】
実施例204
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(キノリン-6-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および6-アミノ-キノリンから合成した。LCMS[M+H]+465.
【0624】
実施例205
cis-4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+396.
【0625】
実施例206
cis-4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メトキシ-3-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-メトキシ-3-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+410.
【0626】
実施例207
cis-N-(3-フルオロ-4-メトキシフェニル)-4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-フルオロ-4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+414.
【0627】
実施例208
cis-4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(6-メトキシ-5-メチルピリジン-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-アミノ-2-メトキシ-3-メチルピリジンから合成した。LCMS[M+H]+411.
【0628】
実施例209
cis-N-(1H-インドール-6-イル)-4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-メトキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および6-アミノ-1H-インドールから合成した。LCMS[M+H]+405.
【0629】
実施例210
N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Iに従って、1-(ピペリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-オンおよび3-メトキシ-4-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+381.
【0630】
実施例211
cis-4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+384.
【0631】
実施例212
cis-4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メトキシ-3-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-メトキシ-3-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+398.
【0632】
実施例213
cis-4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-フルオロ-4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-フルオロ-4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+402.
【0633】
実施例214
cis-4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(6-メトキシ-5-メチルピリジン-3-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および5-アミノ-2-メトキシ-3-メチルピリジンから合成した。LCMS[M+H]+399.
【0634】
実施例215
cis-4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(1H-インドール-6-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および6-アミノ-1H-インドールから合成した。LCMS[M+H]+393.
【0635】
実施例216
cis-4-(6-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(6-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+384.
【0636】
実施例217
cis-4-(6-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-メトキシ-3-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(6-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-メトキシ-3-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+398.
【0637】
実施例218
cis-4-(6-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-フルオロ-4-メトキシフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(6-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-フルオロ-4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+402.
【0638】
実施例219
cis-4-(6-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(6-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-メトキシ-4-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+398.
【0639】
実施例220
cis-4-(6-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(4-ヒドロキシ-3-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(6-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-アミノ-2-メチルフェノールから合成した。LCMS[M+H]+384.
【0640】
実施例221
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および5-アミノ-2-メチルフェノールから合成した。LCMS[M+H]+444.
【0641】
実施例222
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および2-アミノ-5-メチルフェノールから合成した。LCMS[M+H]+444.
【0642】
実施例223
cis-N-(2-アミノ-4,5-ジメチルフェニル)-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3,4-ジメチル-o-フェニレンジアミンから合成した。LCMS[M+H]+457.
【0643】
実施例224
4-[cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサンアミド]ベンゾアミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-アミノベンゾアミドから合成した。LCMS[M+H]+457.
【0644】
実施例225
cis-4-(4-{3-[2-(ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Eに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよびジメチル-(2-[3-(4,4,5,5-テトラメチル-[1,3,2]ジオキサボロラン-2-イル)-フェノキシ]-エチル)-アミンから合成した。LCMS[M+H]+543.
【0645】
実施例226
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(1.0当量)およびPd/C(0.20当量)の混合物を、1,4-ジオキサンおよびシクロヘキセンの混合物中で窒素雰囲気下で100℃で20h撹拌した。次いで、混合物を、溶離液としてEtOAcを用いてシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。LCMS[M+H]+380.
【0646】
実施例227
cis-4-(4-ヒドロキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(1.0当量)、4,4,4’,4’,5,5,5’,5’-オクタメチル-2,2’-ビ-1,3,2-ジオキサボロラン(3.0当量)、KOAc(3.0当量)、およびPd(dppf)(0.15当量)の混合物を、100℃で20h1,4-ジオキサン中で撹拌した。反応混合物を20℃まで冷却した後、H2O2(H2O中の30wt%、6当量)を加え、得られた混合物を、20℃で16h撹拌した。次いで、混合物を、濃縮し、分取HPLCにより精製した。LCMS[M+H]+396.
【0647】
実施例228
N-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸およびN,N-ジメチル-1,2-エチレンジアミンから合成した。LCMS[M+H]+494.
【0648】
実施例229
cis-4-(4-{[2-(ジメチルアミノ)エチル](メチル)アミノ}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:4-[3-[2-(ジメチルアミノ)エチル-メチル-アミノ]-2-ニトロ-アニリノ]-N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドを、一般的な手順Mに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよびN,N’,N’-トリメチルエチレン-1,2-ジアミンから合成した。LCMS[M+H]+484.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.43 (d, J=1.6 Hz, 1 H), 7.36 (s, 1 H), 7.20 (t, J=8.2 Hz, 1 H), 7.03 (d, J=8.5 Hz, 1 H), 6.77 (dd, J=7.9, 2.2 Hz, 1 H), 6.34 - 6.41 (m, 2 H), 6.23 (d, J=7.0 Hz, 1 H), 3.84 (s, 3 H), 3.63 - 3.72 (m, 1 H), 3.47 (m, 2 H), 2.92 - 2.97 (m, 2 H), 2.79 (s, 3 H), 2.58 - 2.67 (m, 6 H), 2.39 - 2.47 (m, 1 H), 2.17 (s, 3 H), 1.71 - 1.99 (m, 8 H).
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Bに従って、4-[3-[2-(ジメチルアミノ)エチル-メチル-アミノ]-2-ニトロ-アニリノ]-N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドから合成した。LCMS[M+H]+480.
【0649】
実施例230
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-(4-{[(4-メトキシフェニル)メチル]スルファニル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:メタノール中のcis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]シクロヘキサン-1-カルボキシレート(1.0当量)、4-メトキシベンジルメルカプタン(1.1当量)、およびN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.3当量)の混合物を、70℃で16h撹拌した。得られた混合物を、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、これにより、メチルcis-4-[3-[(4-メトキシフェニル)メチルスルファニル]-2-ニトロ-アニリノ]シクロヘキサンカルボキシレートが生成された。LCMS[M+H]+297.
ステップ2:メチルcis-4-[4-[(4-メトキシフェニル)メチルスルファニル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]シクロヘキサンカルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、メチルcis-4-[3-[(4-メトキシフェニル)メチルスルファニル]-2-ニトロ-アニリノ]シクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+427.
ステップ3:cis-4-[4-[(4-メトキシフェニル)メチルスルファニル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]シクロヘキサンカルボン酸を、一般的な手順Jに従って、メチルcis-4-[4-[(4-メトキシフェニル)メチルスルファニル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]シクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+413.
ステップ4:表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-[4-[(4-メトキシフェニル)メチルスルファニル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]シクロヘキサンカルボン酸および3-メトキシ-4-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+532.
【0650】
実施例231
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-[3-(ヒドロキシメチル)フェニル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-アミノベンジルアルコールから合成した。LCMS[M+H]+444.
【0651】
実施例232
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-{2-オキソ-1H,2H,3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-{2-オキソ-1H,2H,3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-メトキシ-4-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+381.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.55 (br. s., 1 H), 9.83 (s, 1 H), 7.90 (d, J=5.4 Hz, 1 H), 7.53 - 7.57 (m, 1 H), 7.28 (s, 1 H), 7.16 - 7.20 (m, 1 H), 7.00 - 7.09 (m, 2 H), 4.24 - 4.36 (m, 1 H), 3.79 (s, 3 H), 2.70 - 2.77 (m, 1 H), 2.44 - 2.57 (mが溶媒シグナルと重複, 2H), 2.07 - 2.17 (m, 5 H), 1.68 - 1.80 (m, 2 H), 1.50 - 1.65 (m, 2 H).
【0652】
実施例233
cis-N-(4-メトキシ-3-メチルフェニル)-4-{2-オキソ-1H,2H,3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-{2-オキソ-1H,2H,3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-メトキシ-3-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+381.
【0653】
実施例234
cis-N-(4-メトキシフェニル)-4-{2-オキソ-1H,2H,3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-{2-オキソ-1H,2H,3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボン酸および4-メトキシアニリンから合成した。LCMS[M+H]+367.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.51 - 11.58 (m, 1 H), 9.76 (s, 1 H), 7.89 (dd, J=5.2, 1.4 Hz, 1 H), 7.51 - 7.56 (m, 3 H), 7.04 (dd, J=7.7, 5.2 Hz, 1 H), 6.87 - 6.92 (m, 2 H), 4.24 - 4.35 (m, 1 H), 3.73 (s, 3 H), 2.71 (br. s., 1 H), 2.45 - 2.58 (mが溶媒シグナルと重複, 2 H), 2.07 - 2.15 (m, 2 H), 1.67 - 1.78 (m, 2 H), 1.52 - 1.62 (m, 2 H).
【0654】
実施例235
cis-N-(6-メトキシ-5-メチルピリジン-3-イル)-4-{2-オキソ-1H,2H,3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-{2-オキソ-1H,2H,3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボン酸および5-アミノ-2-メトキシ-3-メチルピリジンから合成した。LCMS[M+H]+382.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.56 (br. s., 1 H), 9.85 (s, 1 H), 8.23 (s, 1 H), 7.90 (d, J=5.1 Hz, 1 H), 7.79 (s, 1 H), 7.50 - 7.55 (m, 1 H), 7.02 - 7.08 (m, 1 H), 4.24 - 4.36 (m, 1 H), 3.86 (s, 3 H), 2.71 - 2.77 (m, 2 H), 2.43 - 2.56 (mが溶媒シグナルと重複, 2 H), 2.08 - 2.19 (m, 5 H), 1.69 - 1.81 (m, 2 H), 1.54 - 1.64 (m, 2 H).
【0655】
実施例236
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-{2-オキソ-1H,2H,3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:メチルcis-4-[(2-ニトロ-4-ピリジル)アミノ]シクロヘキサンカルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、4-クロロ-3-ニトロ-ピリジンおよびメチルcis-4-アミノシクロヘキサンカルボキシレートから合成した。
LCMS[M+H]+280.
ステップ2:メチルcis-4-(2-オキソ-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)シクロヘキサンカルボキシレートを、一般的な手順Fに従って、メチルcis-4-[(2-ニトロ-4-ピリジル)アミノ]シクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+276.
ステップ3:cis-4-[-オキソ-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル]シクロヘキサンカルボン酸を、一般的な手順Jに従って、メチルcis-4-(2-オキソ-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル)シクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+262.
ステップ4:表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-[2-オキソ-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-1-イル]シクロヘキサンカルボン酸から合成した。LCMS[M+H]+382.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 12.28 (s, 1 H), 9.87 (s, 1 H), 8.56 - 8.60 (m, 2 H), 7.77 (d, J=6.3 Hz, 1 H), 7.28 (d, J=1.9 Hz, 1 H), 7.20 (dd, J=7.9, 1.9 Hz, 1 H), 7.04 - 7.08 (m, 1 H), 4.35 - 4.45 (m, 1 H), 3.79 (s, 3 H), 2.73 - 2.78 (m, 1 H), 2.52 - 2.61 (m, 2 H), 2.12 - 2.18 (m, 2 H), 2.11 (s, 3 H), 1.72 - 1.83 (m, 2 H), 1.63 - 1.72 (m, 2 H).
【0656】
実施例237
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-(2-オキソ-4-スルファニル-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
N-(4-メトキシ-3-メチル-フェニル)-4-[4-[(4-メトキシフェニル)メチルスルファニル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]シクロヘキサンカルボキサミド(1.0当量)およびアニソール(2.0当量)の混合物を、TFA中で80℃で撹拌した。次いで、混合物を、NaHCO3(水溶液)中に注ぎ、DCM×3で抽出した。合わせた有機物を、濃縮し、分取HPLCを用いて精製した。LCMS[M+H]+412.
【0657】
実施例238
cis-4-(5-シアノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:メチル4-(4-シアノ-2-ニトロ-アニリノ)シクロヘキサンカルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、4-クロロ-3-ニトロベンゾニトリルおよびメチルcis-4-アミノシクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+304.
ステップ2:メチルcis-4-(5-シアノ-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル)シクロヘキサンカルボキシレートを、一般的な手順Fに従って、メチル4-(4-シアノ-2-ニトロ-アニリノ)シクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+300.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 10.28 (s, 1 H), 7.37 - 7.43 (m, 2 H), 7.28 - 7.33 (m, 1 H), 4.38 - 4.50 (m, 1 H), 3.80 (s, 3 H), 2.81 (m, 1 H), 2.25 - 2.47 (m, 4 H), 1.69 - 1.83 (m, 4 H).
ステップ3:cis-4-(5-シアノ-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル)シクロヘキサンカルボン酸を、一般的な手順Jに従って、メチルcis-4-(5-シアノ-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル)シクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+286.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 12.36 (s, 1 H), 11.33 (s, 1 H), 7.49 (dd, J=8.2, 1.6 Hz, 1 H), 7.37 (d, J=1.3 Hz, 1 H), 7.25 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 4.23 (tt, J=12.4, 3.8 Hz, 1 H), 2.63 - 2.69 (m, 1 H), 2.19 - 2.31 (m, 2 H), 2.11 - 2.19 (m, 2 H), 1.57 - 1.70 (m, 4 H).
ステップ4.表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(5-シアノ-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル)シクロヘキサンカルボン酸および3-メトキシ-4-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+405.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.34 (br. s., 1 H), 9.83 (s, 1 H), 7.50 - 7.55 (m, 1 H), 7.43 - 7.47 (m, 1 H), 7.38 (d, J=1.3 Hz, 1 H), 7.31 (d, J=1.9 Hz, 1 H), 7.16 (dd, J=8.1, 1.7 Hz, 1 H), 7.06 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 4.25 - 4.36 (m, 1 H), 3.79 (s, 3 H), 2.70 - 2.76 (m, 1 H), 2.53 - 2.62 (m, 2 H), 2.11 - 2.17 (m, 2 H), 2.11 (s, 3 H), 1.69 - 1.81 (m, 2 H), 1.53 - 1.63 (m, 2 H).
【0658】
実施例239
2-({2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}スルホニル)酢酸
ステップ1:cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-(2-オキソ-4-スルファニル-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(1.0当量)、ジイソプロピルエチルアミン(1.1当量)、およびブロモ酢酸エチル(1.0当量)の混合物を、THF中で40℃で16h撹拌した。次いで、混合物を、NaHCO3(水溶液)中に注ぎ、DCM×3で抽出した。合わせた抽出物を、乾燥し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。LCMS[M+H]+526.
ステップ2:tert-ブチル2-[[1-[4-[(4-メトキシ-3-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]スルファニル]酢酸塩(1.0当量)および3-クロロ過安息香酸(2.1当量)の混合物を、DCM中で20℃で30分間撹拌した。次いで、混合物を、NaHCO3(水溶液)中に注ぎ、DCM×3で抽出した。合わせた抽出物を、乾燥し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。LCMS[M+H]+556.
ステップ3:tert-ブチル2-[[1-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]スルホニル]酢酸塩(1.0当量)を、DCMに溶解し、次いで、TFA(10当量)を加えた。得られた混合物を、20℃で16h撹拌し、その後、混合物を、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。LCMS[M+H]+502.1H-NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ ppm 7.80 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.50 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.35 (dd, J=8.8, 2.5 Hz, 1 H), 7.29 (d, J=2.2 Hz, 1 H), 7.26 (t, J=8.0 Hz, 1 H), 6.88 (d, J=8.5 Hz, 1 H), 4.39 - 4.51 (m, 1 H), 4.34 (br. s, 2 H), 3.82 (s, 3 H), 2.68 - 2.82 (m, 3 H), 2.22 - 2.30 (m, 2 H), 2.20 (s, 3 H), 1.80 - 1.92 (m, 2 H), 1.66 - 1.74 (m, 2 H).
【0659】
実施例240
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[2-オキソ-4-(ピペラジン-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:tert-ブチル4-[cis-1-(4-メトキシカルボニルシクロヘキシル)-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]ピペラジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]シクロヘキサン-1-カルボキシレートおよびtert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+463.
ステップ2:tert-ブチル4-[cis-1-(4-メトキシカルボニルシクロヘキシル)-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]ピペラジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル4-[1-(4-メトキシカルボニルシクロヘキシル)-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]ピペラジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+459.
ステップ3:cis-4-[4-(4-tert-ブトキシカルボニルピペラジン-1-イル)-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]シクロヘキサンカルボン酸を、一般的な手順Jに従って、tert-ブチル4-[cis-1-(4-メトキシカルボニルシクロヘキシル)-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]ピペラジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+445.
ステップ4:tert-ブチル4-[1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]ピペラジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Hに従って、cis-4-[4-(4-tert-ブトキシカルボニルピペラジン-1-イル)-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]シクロヘキサンカルボン酸および3-メトキシ-4-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+564.
ステップ5:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-[1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]ピペラジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+464
【0660】
実施例241
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[4-(モルホリン-4-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:メチル4-(3-モルホリノ-2-ニトロ-アニリノ)シクロヘキサンカルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]シクロヘキサン-1-カルボキシレートおよびモルホリンから合成した。LCMS[M+H]+364.
ステップ2:メチルcis-4-(4-モルホリノ-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル)シクロヘキサンカルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、メチルcis-4-(3-モルホリノ-2-ニトロ-アニリノ)シクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+360.
ステップ3:cis-4-(4-モルホリノ-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル)シクロヘキサンカルボン酸を、一般的な手順Bに従って、メチルcis-4-(4-モルホリノ-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル)シクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+346.
ステップ4:表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-モルホリノ-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル)シクロヘキサンカルボン酸および3-メトキシ-4-メチルアニリンから合成した。
LCMS[M+H]+465.
【0661】
実施例242
2-({2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}オキシ)酢酸
ステップ1:THF中のcis-4-(4-ヒドロキシ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(1.0当量)およびtert-ブチルブロモ酢酸塩(1.1当量)の混合物に、NaH(1.0当量)を加えた。得られた混合物を、40℃で4日間撹拌し、その後、これを、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、これにより、tert-ブチル2-[[1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]オキシ]酢酸塩を生成した。LCMS[M+H]+468.
ステップ2:tert-ブチル2-[[1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]オキシ]酢酸塩(1.0当量)を、DCMに溶解し、次いで、TFA(10当量)を加え、得られた混合物を、6h撹拌した。混合物を、濃縮し、分取HPLCにより精製した。LCMS[M+H]+454.
【0662】
実施例243
cis-4-{4-[ベンジル(メチル)アミノ]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:メチルcis-4-[4-[ベンジル(メチル)アミノ]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]シクロヘキサンカルボキシレートを、一般的な手順Aに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]シクロヘキサン-1-カルボキシレートおよびN-メチルベンジルアミンから合成した。LCMS[M+H]+398.
ステップ2:メチル4-[4-[ベンジル(メチル)アミノ]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]シクロヘキサンカルボキシレートを、一般的な手順Bに従って、メチルcis-4-[4-[ベンジル(メチル)アミノ]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]シクロヘキサンカルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+394.
ステップ3:cis-4-[4-[ベンジル(メチル)アミノ]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]シクロヘキサンカルボン酸を、一般的な手順Jに従って、メチル4-[4-[ベンジル(メチル)アミノ]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]シクロヘキサンカルボキシレートから合成した。
ステップ4:表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-[4-[ベンジル(メチル)アミノ]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]シクロヘキサンカルボン酸から合成した。LCMS[M+H]+499.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.83 (s, 1 H), 9.79 (s, 1 H), 7.25 - 7.30 (m, 5 H), 7.19 - 7.23 (m, 1 H), 7.17 (dd, J=8.1, 1.7 Hz, 1 H), 7.05 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 6.98 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 6.86 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 6.58 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 4.22 - 4.32 (m, 1 H), 4.20 (s, 2 H), 3.78 (s, 3 H), 3.57 (s, 1 H), 2.70 - 2.75 (m, 1 H), 2.54 - 2.63 (m, 5 H), 2.11 - 2.18 (m, 2 H), 2.09 (s, 3 H), 1.67 - 1.78 (m, 2 H), 1.50 - 1.59 (m, 2 H).
【0663】
実施例244
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[4-(メチルアミノ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Gに従って、cis-4-{4-[ベンジル(メチル)アミノ]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドから合成した。LCMS[M+H]+409.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.25 (s, 1 H), 9.78 (s, 1 H), 7.28 (d, J=1.9 Hz, 1 H), 7.16 (dd, J=7.9, 1.9 Hz, 1 H), 7.05 (dd, J=8.1, 0.8 Hz, 1 H), 6.82 - 6.88 (m, 1 H), 6.73 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 6.31 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 4.16 - 4.27 (m, 1 H), 2.79 (s, 3 H), 2.69 - 2.74 (m, 1 H), 2.52 - 2.61 (m, 2 H), 2.10 - 2.17 (m, 2 H), 2.09 (s, 3 H), 1.65 - 1.77 (m, 2 H), 1.46 - 1.55 (m, 2 H).
【0664】
実施例245
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[4-(2-メトキシエトキシ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-[4-(2-メトキシエトキシ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボン酸および3-メトキシ-4-メチルアニリンから合成した。LCMS[M+H]+454.
【0665】
実施例246
cis-N-(1H-インドール-6-イル)-4-[4-(2-メトキシエトキシ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-[4-(2-メトキシエトキシ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボン酸および6-アミノ-1H-インドールから合成した。LCMS[M+H]+449.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.97 - 11.01 (m, 1 H), 10.91 (s, 1 H), 9.77 (s, 1 H), 7.99 - 8.01 (m, 1 H), 7.42 (d, J=8.5 Hz, 1 H), 7.25 (dd, J=3.0, 2.4 Hz, 1 H), 7.06 (dd, J=8.5, 1.9 Hz, 1 H), 6.89 - 6.97 (m, 2 H), 6.71 (d, J=1.6 Hz, 1 H), 6.34 (s, 1 H), 4.12 - 4.22 (m, 3 H), 3.67 - 3.71 (m, 2 H), 3.33 (s, 3 H), 2.44 - 2.50 (m, 1 H), 2.20 - 2.32 (m, 2 H), 1.96 - 2.04 (m, 2 H), 1.75 - 1.83 (m, 2 H), 1.62 - 1.75 (m, 2 H).
【0666】
実施例247
N-(2-アミノエチル)-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸および1,2-エチレンジアミンから合成した。LCMS[M+H]+466.
【0667】
実施例248
N-(2,3-ジヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Lに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよび(±)-3-アミノ-1,2-プロパンジオールから合成した。LCMS[M+H]+497.
【0668】
実施例249
cis-4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:cis-4-[3-(ジベンジルアミノ)-2-ニトロ-アニリノ]-N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドを、一般的な手順Mに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよびジベンジルアミンから合成した。LCMS[M+H]+579.
ステップ2:cis-4-[4-(ジベンジルアミノ)-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドを、一般的な手順Bに従って、cis-4-[3-(ジベンジルアミノ)-2-ニトロ-アニリノ]-N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドから合成した。LCMS[M+H]+575.
ステップ3:表題化合物を、一般的な手順Gに従って、cis-4-[4-(ジベンジルアミノ)-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドから合成した。LCMS[M+H]+395.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.25 (s, 1 H), 9.77 (s, 1 H), 7.28 (d, J=1.6 Hz, 1 H), 7.15 (dd, J=8.2, 1.9 Hz, 1 H), 7.05 (dd, J=8.2, 0.9 Hz, 1 H), 6.71 (t, J=8.2 Hz, 1 H), 6.61 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 6.30 (dd, J=8.1, 0.9 Hz, 1 H), 4.20 (tt, J=12.4, 4.2 Hz, 1 H), 3.77 (s, 3 H), 2.71 (br. s., 1 H), 2.52 - 2.60 (m, 2 H), 2.08 - 2.14 (m, 2 H), 2.09 (s, 3 H), 1.64 - 1.76 (m, 2 H), 1.45 - 1.55 (m, 2 H).
【0669】
実施例250
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[4-(2-メトキシアセトアミド)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
cis-4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(1.0当量)、ジイソプロピルエチルアミン(2.0当量)、および2-メトキシアセチルクロリド(1.0当量)の混合物を、1,4-ジオキサン中で、16h撹拌した。次いで、混合物を、濃縮し、分取HPLCにより精製した。LCMS[M+H]+467.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.59 (s, 1 H), 9.81 (s, 1 H), 9.49 (s, 1 H), 7.28 - 7.33 (m, 1 H), 7.14 - 7.20 (m, 2 H), 7.03 - 7.10 (m, 2 H), 6.92 - 6.99 (m, 1 H), 4.21 - 4.33 (m, 2 H), 4.02 (s, 2 H), 3.79 (s, 3 H), 3.41 (s, 3 H), 2.71 - 2.77 (m, 1 H), 2.54 - 2.65 (m, 2 H), 2.12 - 2.20 (m, 2 H), 2.11 (s, 3 H), 1.67 - 1.80 (m, 2 H), 1.51 - 1.61 (m, 2 H).
【0670】
実施例251
N-(2-メタンスルホンアミドエチル)-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Lに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよびN-(2-アミノエチル)メタンスルホンアミドから合成した。LCMS[M+H]+544.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.51 (s, 1 H), 9.83 (s, 1 H), 8.51 - 8.56 (m, 1 H), 7.46 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.39 - 7.43 (m, 1 H), 7.31 (d, J=1.9 Hz, 1 H), 7.16 - 7.20 (m, 2 H), 7.05 - 7.11 (m, 2 H), 4.25 - 4.37 (m, 1 H), 3.79 (s, 3 H), 3.36 - 3.42 (m, 2 H), 3.10 - 3.17 (m, 2 H), 2.92 (s, 3 H), 2.71 - 2.77 (m, 1 H), 2.53 - 2.65 (m, 2 H), 2.12 - 2.18 (m, 2 H), 2.11 (s, 3 H), 1.69 - 1.81 (m, 2 H), 1.51 - 1.60 (m, 2 H).
【0671】
実施例252
2-オキソ-N-[2-(ピペラジン-1-イル)エチル]-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド
ステップ1:tert-ブチルcis-4-[2-[[1-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-カルボニル]アミノ]エチル]ピペラジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよび1-tert-ブトキシカルボニル-4-(2-アミノエチル)ピペラジンから合成し、精製せずに、ステップ2において用いた。
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチルcis-4-[2-[[1-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-カルボニル]アミノ]エチル]ピペラジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+535.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.55 (s, 1 H), 9.84 (s, 1 H), 8.58 - 8.66 (m, 1 H), 7.48 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.39 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.30 (d, J=1.9 Hz, 1 H), 7.18 (dd, J=7.9, 1.9 Hz, 1 H), 7.10 (t, J=7.9 Hz, 1 H), 7.06 (dd, J=8.1, 0.8 Hz, 1 H), 4.25 - 4.37 (m, 1 H), 3.79 (s, 3 H), 3.50 - 3.59 (m, 2 H), 3.24 - 3.36 (m, 4 H), 2.86 - 3.24 (m, 6 H), 2.72 - 2.77 (m, 1 H), 2.54 - 2.65 (m, 2 H), 2.12 - 2.19 (m, 2 H), 2.11 (s, 3 H), 1.70 - 1.81 (m, 2 H), 1.52 - 1.61 (m, 2 H).
【0672】
実施例253
cis-4-{4-[(2-アセトアミドエチル)カルバモイル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Lに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよびN-(2-アミノエチル)アセトアミドから合成した。LCMS[M+H]+508.1H-NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ ppm 7.65 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.43 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.25 - 7.29 (m, 1 H), 7.13 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 7.06 - 7.10 (m, 1 H), 7.01 - 7.05 (m, 1 H), 4.39 - 4.51 (m, 1 H), 3.87 (s, 3 H), 3.48 - 3.55 (m, 2 H), 3.39 - 3.46 (m, 2 H), 2.69 - 2.83 (m, 3 H), 2.23 - 2.32 (m, 2 H), 2.17 (s, 3 H), 1.96 (s, 2 H), 1.80 - 1.93 (m, 2 H), 1.65 - 1.75 (m, 2 H).
【0673】
実施例254
2-オキソ-N-[(ピロリジン-2-イル)メチル]-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド
ステップ1:tert-ブチルcis-2-[[[1-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-カルボニル]アミノ]メチル]ピロリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Lに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよび(±)-tert-ブチル2-(アミノメチル)ピロリン-1-カルボキシレートから合成し、精製せずに、ステップ2において用いた。
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチルcis-2-[[[1-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-カルボニル]アミノ]メチル]ピロリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+506.1H-NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ ppm 7.68 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.49 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.23 - 7.30 (m, 1 H), 7.16 (t, J=7.9 Hz, 1 H), 7.06 - 7.12 (m, 1 H), 7.02 - 7.06 (m, 1 H), 4.36 - 4.49 (m, 1 H), 3.87 (s, 3 H), 3.65 - 3.85 (m, 3 H), 3.27 - 3.43 (m, 2 H), 2.66 - 2.83 (m, 3 H), 2.20 - 2.33 (m, 3 H), 2.17 (s, 3 H), 1.99 - 2.15 (m, 2 H), 1.80 - 1.93 (m, 3 H), 1.58 - 1.74 (m, 2 H).
【0674】
実施例255
cis-4-[4-(2-アミノアセトアミド)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:tert-ブチルN-[2-[[1-cis-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]アミノ]-2-オキソ-エチル]カルバメートを、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよび2-[(tert-ブトキシ)カルボニル]アミノ酢酸から合成し、精製せずに、ステップ2において用いた。
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチルN-[2-[[1-cis-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]アミノ]-2-オキソ-エチル]カルバメートから合成した。LCMS[M+H]+452.1H-NMR (400 MHz, メタノール-d4) d ppm 7.43 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.25 - 7.30 (m, 1 H), 7.06 - 7.12 (m, 2 H), 6.99 - 7.06 (m, 2 H), 4.38 - 4.49 (m, 1 H), 3.95 (s, 2 H), 3.88 (s, 3 H), 2.71 - 2.84 (m, 3 H), 2.23 - 2.33 (m, 2 H), 2.17 (s, 3 H), 1.81 - 1.93 (m, 2 H), 1.65 - 1.76 (m, 2 H).
【0675】
実施例256
cis-4-[5-(アミノメチル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
4-(5-シアノ-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)シクロヘキサンカルボキサミド(1.0当量)、トリエチルアミン(10当量)、およびPd/C(0.25当量)の混合物を、THFおよびギ酸中で40℃で48h撹拌した。生成物を、分取HPLCにより単離した。LCMS[M+H]+409.
【0676】
実施例257
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(1-メチル-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および2-アミノ-1-メチルベンズイミダゾールから合成した。LCMS[M+H]+468.
【0677】
実施例258
メチル2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキシレート
ステップ1:メチル3-[[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]アミノ]-2-ニトロ-安息香酸塩を、一般的な手順Aに従って、cis-4-アミノ-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド塩酸塩およびメチル3-フルオロ-2-ニトロ-安息香酸塩から合成した。LCMS[M+H]+442.
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Fに従って、メチル3-[[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]アミノ]-2-ニトロ-安息香酸塩から合成した。LCMS[M+H]+438.
【0678】
実施例259
N-メチル-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸およびメチルアンモニウムクロリドから合成した。LCMS[M+H]+437.
【0679】
実施例260
N,N-ジメチル-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸およびジメチルアンモニウムクロリドから合成した。LCMS[M+H]+451.
【0680】
実施例261
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[2-オキソ-4-(ピペラジン-1-カルボニル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸およびピペラジンから合成した.LCMS[M+H]+492.
【0681】
実施例262
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[4-(モルホリン-4-カルボニル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸およびモルホリンから合成した。LCMS[M+H]+493.
【0682】
実施例263
N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸およびエタノールアミンから合成した。LCMS[M+H]+467.
【0683】
実施例264
cis-4-{4-[(2-カルバモイルエチル)カルバモイル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸および3-アミノプロパンアミドから合成した。LCMS[M+H]+494.
【0684】
実施例265
N-(3-アミノプロピル)-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸および1,3-ジアミノプロパンから合成した。LCMS[M+H]+480.
【0685】
実施例266
N-メチル-N-[2-(メチルアミノ)エチル]-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸およびN,N’-ジメチルエチレンジアミンから合成した。LCMS[M+H]+494.
【0686】
実施例267
cis-4-{4-[(3R)-3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-カルボニル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸および(R)-(+)-3-(ジメチルアミノ)ピロリジンから合成した。LCMS[M+H]+520.
【0687】
実施例268
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[4-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸およびN-メチルピペラジンから合成した。LCMS[M+H]+506.
【0688】
実施例269
cis-4-{4-[4-(ジメチルアミノ)ピペリジン-1-カルボニル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸および4-ジメチルアミノピペリジンから合成した。LCMS[M+H]+534.
【0689】
実施例270
N-[(1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸および1H-イミダゾール-2-イルメタンアミンから合成した。LCMS[M+H]+503.
【0690】
実施例271
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-{2-オキソ-4-[(2S)-2-[(ピロリジン-1-イル)メチル]ピロリジン-1-カルボニル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸および(S)-(+)-1-(2-ピロリジニルメチル)ピロリジンから合成した。LCMS[M+H]+560.
【0691】
実施例272
N-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸および4-(2-アミノエチル)モルホリンから合成した。LCMS[M+H]+536.
【0692】
実施例273
2-オキソ-N-[(オキソラン-2-イル)メチル]-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸およびテトラヒドロフラン-2-イルメタンアミンから合成した。LCMS[M+H]+507.
【0693】
実施例274
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-{2-オキソ-4-[3-(トリフルオロメチル)ピペラジン-1-カルボニル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸および(±)-2-トリフルオロメチルピペラジンから合成した。LCMS[M+H]+560.
【0694】
実施例275
cis-4-(4-{4-[2-(ジメチルアミノ)エチル]ピペラジン-1-カルボニル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸および1-(2-ジメチルアミノ-エチル)-ピペラジンから合成した。LCMS[M+H]+563.
【0695】
実施例276
2-オキソ-N-[(ピリミジン-2-イル)メチル]-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸および2-アミノメチルピリミジン塩酸塩から合成した。LCMS[M+H]+515.
【0696】
実施例277
N-メチル-N-(1-メチルピロリジン-3-イル)-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸および(±)-N,N’-ジメチル-3-アミノピロリジンから合成した。LCMS[M+H]+520.
【0697】
実施例278
1-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボニル}ピロリジン-2-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸および(±)-2-ピロリジンカルボキサミド塩酸塩から合成した。LCMS[M+H]+520.
【0698】
実施例279
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-{2-オキソ-4-[(ピリミジン-2-イル)アミノ]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:ピリミジン-2-アミン(1.0当量)およびNaH(1.1当量)の混合物を、THF中で10分間撹拌し、次いで、1,3-ジフルオロ-2-ニトロ-ベンゼン(1.0当量)を加え、得られた混合物を、65℃で16h撹拌した。次いで、反応混合物を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、これにより、N-(3-フルオロ-2-ニトロ-フェニル)ピリミジン-2-アミンを生成した。LCMS[M+H]+235.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 9.05 (br. s., 1 H), 8.53 (d, J=4.7 Hz, 2 H), 8.47 (dt, J=8.6, 1.3 Hz, 1 H), 7.52 (td, J=8.6, 5.7 Hz, 1 H), 6.93 (t, J=4.7 Hz, 1 H), 6.88 - 6.94 (m, 1 H).
ステップ2:N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)-4-[2-ニトロ-3-(ピリミジン-2-イルアミノ)アニリノ]シクロヘキサンカルボキサミドを、一般的な手順Aに従って、N-(3-フルオロ-2-ニトロ-フェニル)ピリミジン-2-アミンおよびcis-4-アミノ-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド塩酸塩から合成した。LCMS[M+H]+477.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 10.69 (s, 1 H), 8.50 (d, J=5.1 Hz, 2 H), 8.16 - 8.39 (m, 1 H), 7.82 (d, J=8.5 Hz, 1 H), 7.44 (d, J=1.9 Hz, 1 H), 7.35 (t, J=8.4 Hz, 1 H), 7.18 (s, 1 H), 7.04 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 6.86 (t, J=4.9 Hz, 1 H), 6.74 (dd, J=7.9, 1.9 Hz, 1 H), 6.50 (d, J=8.5 Hz, 1 H), 3.85 (s, 3 H), 3.79 - 3.84 (m, 1 H), 2.39 - 2.48 (m, 1 H), 2.17 (s, 3 H), 2.00 - 2.08 (m, 3 H), 1.89 - 1.98 (m, 4 H), 1.78 - 1.87 (m, 2 H).
ステップ3:表題化合物を、一般的な手順Fに従って、合成した。LCMS[M+H]+473.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.55 (s, 1 H), 9.81 (s, 1 H), 9.12 (s, 1 H), 8.44 (d, J=5.1 Hz, 2 H), 7.44 (dd, J=8.2, 0.6 Hz, 1 H), 7.29 (d, J=1.9 Hz, 1 H), 7.18 (dd, J=7.9, 1.9 Hz, 1 H), 7.09 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.06 (br. d, J=8.0 Hz, 1 H), 6.95 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 6.84 (t, J=4.9 Hz, 1 H), 4.22 - 4.32 (m, 1 H), 3.78 (s, 3 H), 2.70 - 2.76 (m, 1 H), 2.53 - 2.65 (m, 2 H), 2.11 - 2.19 (m, 2 H), 2.10 (s, 3 H), 1.67 - 1.80 (m, 2 H), 1.50 - 1.60 (m, 2 H).
【0699】
実施例280
cis-4-(4-{[2-(ジメチルアミノ)エチル]アミノ}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:cis-4-[3-[ベンジル-[2-(ジメチルアミノ)エチル]アミノ]-2-ニトロ-アニリノ]-N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドを、一般的な手順Aに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよびN-ベンジル-N’,N’-ジメチルエチレンジアミンから合成した。LCMS[M+H]+560.
ステップ2:cis-4-[4-[ベンジル-[2-(ジメチルアミノ)エチル]アミノ]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドを、一般的な手順Bに従って、4-[3-[ベンジル-[2-(ジメチルアミノ)エチル]アミノ]-2-ニトロ-アニリノ]-N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドから合成した。LCMS[M+H]+556.
ステップ3:表題化合物を、一般的な手順Gに従って、cis-4-[4-[ベンジル-[2-(ジメチルアミノ)エチル]アミノ]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドから合成した。LCMS[M+H]+466.
【0700】
実施例281
tert-ブチルN-(1-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}ピロリジン-3-イル)カルバメート
ステップ1:tert-ブチルN-[1-[3-cis-[[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]アミノ]-2-ニトロ-フェニル]ピロリジン-3-イル]カルバメートを、一般的な手順Aに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよび(±)-tert-ブチルN-ピロリジン-3-イルカルバメートから合成した。LCMS[M+H]+568.
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Bに従って、tert-ブチルN-[1-[3-cis-[[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]アミノ]-2-ニトロ-フェニル]ピロリジン-3-イル]カルバメートから合成した。LCMS[M+H]+564.
【0701】
実施例282
cis-4-[4-(3-アミノピロリジン-1-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチルN-(1-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}ピロリジン-3-イル)カルバメートから合成した。LCMS[M+H]+464.
【0702】
実施例283
cis-4-{4-[2-(ジメチルアミノ)アセトアミド]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよびN,N-ジメチルグリシンから合成した。LCMS[M+H]+480.
【0703】
実施例284
cis-4-[4-(3-アミノプロパンアミド)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:tert-ブチルN-[3-[[1-cis-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]アミノ]-3-オキソ-プロピル]カルバメートを、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよびN-(tert-ブトキシカルボニル)-β-アラニンから合成し、精製せずに、ステップ2において用いた。
ステップ2 表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチルN-[3-[[1-cis-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]アミノ]-3-オキソ-プロピル]カルバメートから合成した。LCMS[M+H]+466.
【0704】
実施例285
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-{4-[2-(モルホリン-4-イル)アセトアミド]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよびモルホリン-4-イル-酢酸塩酸塩から合成した。LCMS[M+H]+522.
【0705】
実施例286
(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}ピロリジン-2-カルボキサミド
ステップ1:tert-ブチル(2S,4R)-4-ヒドロキシ-2-[[1-cis-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]カルバモイル]ピロリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよび(2S,4R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-ヒドロキシピロリジン-2-カルボン酸から合成し、精製せずに、ステップ2において用いた。
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル(2S,4R)-4-ヒドロキシ-2-[[1-cis-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]カルバモイル]ピロリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+508.
【0706】
実施例287
(2S)-N-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}アゼチジン-2-カルボキサミド
ステップ1:tert-ブチル(2S)-2-[[1-cis-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]カルバモイル]アゼチジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよび(2S)-1-tert-ブトキシカルボニルアゼチジン-2-カルボン酸から合成し、精製せずに、ステップ2において用いた。
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル(2S)-2-[[1-cis-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]カルバモイル]アゼチジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+478.
【0707】
実施例288
cis-4-(4-アセトアミド-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
cis-4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(1.0当量)、無水酢酸(1.0当量)、およびジイソプロピルエチルアミン(2.0当量)の混合物を、THF中で20℃で16h撹拌した。次いで、粗反応混合物を、分取HPLCにより精製し、その後、EtOH/水から再結晶させた。LCMS[M+H]+437.
【0708】
実施例289
N-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}モルホリン-2-カルボキサミド
ステップ1:4-ベンジル-N-[1-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]モルホリン-2-カルボキサミドを、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよび4-ベンジル-2-モルホリンカルボン酸塩酸塩から合成し、精製せずに、ステップ2において用いた。
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Gに従って、4-ベンジル-N-[1-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]モルホリン-2-カルボキサミドから合成した。LCMS[M+H]+508.
【0709】
実施例290
cis-4-(4-アセトアミド-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(1H-インドール-6-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-アセトアミド-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および1H-インドール-6-アミンから合成した。LCMS[M+H]+432.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.01 (s, 1 H), 10.38 (s, 1 H), 9.77 (s, 1 H), 9.52 (s, 1 H), 8.00 - 8.03 (m, 1 H), 7.44 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 7.26 (dd, J=3.0, 2.4 Hz, 1 H), 7.16 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.04 - 7.10 (m, 2 H), 6.93 - 6.98 (m, 1 H), 6.35 (ddd, J=3.1, 2.0, 0.9 Hz, 1 H), 4.21 - 4.33 (m, 1 H), 2.71 - 2.80 (m, 1 H), 2.57 - 2.70 (m, 2 H), 2.10 - 2.21 (m, 2 H), 2.05 (s, 3 H), 1.68 - 1.80 (m, 2 H), 1.50 - 1.60 (m, 2 H).
【0710】
実施例291
2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド
ステップ1:cis-1-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-N-[(4-メトキシフェニル)メチル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-カルボキサミドを、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸および4-メトキシベンジルアミンから合成し、精製せずに、ステップ2において用いた。
ステップ2:2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミドおよびTFAの混合物を、70℃で16h撹拌した。次いで、過剰なTFAを、蒸発させ、粗物質を、分取HPLCにより精製し、これにより、表題化合物を生成した。LCMS[M+H]+423.
【0711】
実施例292
N-[(モルホリン-3-イル)メチル]-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド
ステップ1:tert-ブチル3-[[[1-cis-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-カルボニル]アミノ]メチル]モルホリン-4-カルボキシレートを、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸および(±)tert-ブチル3-(アミノメチル)モルホリン-4-カルボキシレートから合成し、精製せずに、ステップ2において用いた。
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、ステップ1から得られた粗tert-ブチル3-[[[1-cis-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-カルボニル]アミノ]メチル]モルホリン-4-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+522.
【0712】
実施例293
N-(アゼチジン-3-イル)-2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド
ステップ1:tert-ブチル3-[[1-cis-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-カルボニル]アミノ]アゼチジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸およびtert-ブチル3-アミノアゼチジン-1-カルボキシレートから合成し、精製せずに、ステップ2において用いた。
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、ステップ1から得られた粗tert-ブチル3-[[1-cis-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-カルボニル]アミノ]アゼチジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+478.
【0713】
実施例294
2-オキソ-N-(ピロリジン-3-イル)-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボキサミド
ステップ1:tert-ブチル3-[[1-cis-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-カルボニル]アミノ]ピロリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Hに従って、2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-カルボン酸および(±)tert-ブチル3-アミノピロリジン-1-カルボキシレートから合成し、精製せずに、ステップ2において用いた。
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、ステップ1から得られた粗tert-ブチル3-[[1-cis-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-カルボニル]アミノ]ピロリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+492.
【0714】
実施例295
cis-4-{4-[(3S)-3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:cis-4-[3-[(3S)-3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-イル]-2-ニトロ-アニリノ]-N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドを、一般的な手順Mに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよびS-3-(ジメチルアミノ)ピロリジンから合成した。LCMS[M+H]+496.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.44 (s, 1 H), 7.38 (s, 1 H), 7.15 (t, J=8.4 Hz, 1 H), 7.03 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 6.95 (d, J=7.0 Hz, 1 H), 6.78 (dd, J=8.1, 1.7 Hz, 1 H), 6.16 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 6.08 (d, J=8.5 Hz, 1 H), 3.84 (s, 3 H), 3.71 (br. s., 1 H), 3.45 - 3.54 (m, 1 H), 3.28 - 3.42 (m, 2 H), 3.15 - 3.24 (m, 2 H), 2.52 (s, 6 H), 2.37 - 2.47 (m, 1 H), 2.25 (d, J=4.7 Hz, 1 H), 2.16 (s, 3 H), 2.07 - 2.15 (m, 1 H), 1.69 - 2.04 (m, 8 H).
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Fに従って、cis-4-[3-[(3S)-3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-イル]-2-ニトロ-アニリノ]-N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドから合成した。LCMS[M+H]+492.
【0715】
実施例296
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-{4-[メチル(1-メチルピロリジン-3-イル)アミノ]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)-4-[3-[メチル-(1-メチルピロリジン-3-イル)アミノ]-2-ニトロ-アニリノ]シクロヘキサンカルボキサミドを、一般的な手順Mに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよび(±)-N,N’-ジメチル-3-アミノピロリジンから合成した。LCMS[M+H]+496.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.44 (d, J=1.6 Hz, 1 H), 7.39 (s, 1 H), 7.24 (t, J=8.2 Hz, 1 H), 7.03 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 6.76 (dd, J=7.9, 1.9 Hz, 1 H), 6.52 (d, J=8.5 Hz, 1 H), 6.44 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 5.44 - 5.62 (m, 1 H), 3.94 - 4.01 (m, 1 H), 3.82 - 3.86 (m, 3 H), 3.60 - 3.70 (m, 1 H), 3.40 - 3.52 (m, 1 H), 3.22 - 3.34 (m, 1 H), 3.00 - 3.10 (m, 1 H), 2.90 (br. s., 1 H), 2.73 (s, 3 H), 2.69 (s, 3 H), 2.40 - 2.48 (m, 1 H), 2.18 - 2.29 (m, 1 H), 2.17 (s, 3 H), 1.73 - 1.98 (m, 9 H).
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Fに従って、N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)-4-[3-[メチル-(1-メチルピロリジン-3-イル)アミノ]-2-ニトロ-アニリノ]シクロヘキサンカルボキサミドから合成した。LCMS[M+H]+492.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.79 (s, 1 H), 9.88 (s, 1 H), 7.37 (d, J=1.6 Hz, 1 H), 7.26 (dd, J=8.1, 1.7 Hz, 1 H), 7.14 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 7.07 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 6.97 (t, J=7.9 Hz, 1 H), 6.74 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 4.28 - 4.39 (m, 1 H), 3.90 - 3.98 (m, 1 H), 3.87 (s, 3 H), 2.78 - 2.84 (m, 1 H), 2.68 (s, 3 H), 2.60 - 2.67 (m, 4 H), 2.52 - 2.57 (m, 1 H), 2.37 - 2.46 (m, 1 H), 2.29 (s, 3 H), 2.20 - 2.26 (m, 2 H), 2.19 (s, 3 H), 1.98 - 2.09 (m, 1 H), 1.73 - 1.87 (m, 3 H), 1.57 - 1.68 (m, 2 H).
【0716】
実施例297
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-(4-{メチル[2-(メチルアミノ)エチル]アミノ}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:tert-ブチルN-[2-[3-[[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]アミノ]-N-メチル-2-ニトロ-アニリノ]エチル]-N-メチル-カルバメートを、一般的な手順Mに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよびtert-ブチルN-メチル-N-[2-(メチルアミノ)エチル]カルバメートから合成した。LCMS[M+H]+570.
ステップ2:tert-ブチルN-[2-[[1-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]-メチル-アミノ]エチル]-N-メチル-カルバメートを、一般的な手順Fに従って、tert-ブチルN-[2-[3-[[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]アミノ]-N-メチル-2-ニトロ-アニリノ]エチル]-N-メチル-カルバメートから合成した。LCMS[M+H]+566.
ステップ3:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチルN-[2-[[1-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]-メチル-アミノ]エチル]-N-メチル-カルバメートから合成した。LCMS[M+H]+466.
【0717】
実施例298
cis-4-{4-[(2-アミノエチル)(メチル)アミノ]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:tert-ブチルN-[2-[3-[[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]アミノ]-N-メチル-2-ニトロ-アニリノ]エチル]カルバメートを、一般的な手順Mに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよびtert-ブチルN-[2-(メチルアミノ)エチル]カルバメートから合成した。LCMS[M+H]+556.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 7.45 (s, 1 H), 7.40 (s, 1 H), 7.16 (t, J=8.2 Hz, 1 H), 7.03 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 6.77 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 6.49 - 6.73 (m, 1 H), 6.36 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 6.29 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 5.07 - 5.23 (m, 1 H), 3.84 (s, 3 H), 3.69 (br. s., 1 H), 3.33 (br. s., 4 H), 2.80 (s, 3 H), 2.37 - 2.46 (m, 1 H), 2.16 (s, 3 H), 1.83 - 2.00 (m, 6 H), 1.70 - 1.81 (m, 2 H), 1.39 - 1.44 (m, 9 H).
ステップ2:tert-ブチルN-[2-[[1-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]-メチル-アミノ]エチル]カルバメートを、一般的な手順Fに従って、tert-ブチルN-[2-[3-[[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]アミノ]-N-メチル-2-ニトロ-アニリノ]エチル]カルバメートから合成した。LCMS[M+H]+552.1H-NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 9.50 (br. s, 1 H), 7.36 (br. s., 2 H), 7.09 (d, J=8.2 Hz, 2 H), 6.93 - 7.01 (m, 1 H), 6.88 (d, J=6.6 Hz, 1 H), 6.64 - 6.75 (m, 1 H), 5.22 - 5.40 (m, 1 H), 4.40 - 4.52 (m, 1 H), 3.88 (s, 3 H), 3.39 (br. s., 2 H), 3.12 (br. s., 2 H), 2.78 (br. s., 3 H), 2.61 - 2.73 (m, 3 H), 2.25 - 2.35 (m, 2 H), 2.20 (s, 3 H), 1.69 - 1.89 (m, 5 H), 1.44 (s, 9 H).
ステップ3:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチルN-[2-[[1-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]-メチル-アミノ]エチル]カルバメートから合成した。LCMS[M+H]+452.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 9.84 (s, 1 H), 7.29 (d, J=1.9 Hz, 1 H), 7.18 (dd, J=7.9, 1.9 Hz, 1 H), 7.04 - 7.09 (m, 2 H), 6.96 (t, J=7.9 Hz, 1 H), 6.76 (d, J=7.6 Hz, 1 H), 4.21 - 4.31 (m, 1 H), 3.79 (s, 3 H), 3.11 - 3.17 (m, 2 H), 2.98 - 3.04 (m, 2 H), 2.74 (br. s., 1 H), 2.63 (s, 3 H), 2.53 - 2.60 (m, 2 H), 2.15 (d, J=13.3 Hz, 2 H), 2.10 (s, 3 H), 1.67 - 1.79 (m, 2 H), 1.49 - 1.58 (m, 2 H).
【0718】
実施例299
N-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}-1H-ピラゾール-3-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Oに従って、cis-4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよび1H-ピラゾール-3-カルボン酸から合成した。LCMS[M+H]+489.
【0719】
実施例300
5-メチル-N-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}-1,2-オキサゾール-3-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Oに従って、cis-4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよび5-メチルイソオキサゾール-3-カルボン酸から合成した。LCMS[M+H]+504.
【0720】
実施例301
N-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}-1,3-オキサゾール-5-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Oに従って、cis-4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよびオキサゾール-5-カルボン酸から合成した。LCMS[M+H]+490.
【0721】
実施例302
cis-4-{4-[(3-アミノプロピル)(メチル)アミノ]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチルN-[3-[[1-cis-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]-メチル-アミノ]プロピル]カルバメートから合成した。LCMS[M+H]+466.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.77 (s, 1 H), 9.83 (s, 1 H), 7.61 (br. s., 2 H), 7.28 (d, J=1.9 Hz, 1 H), 7.18 (dd, J=7.9, 1.9 Hz, 1 H), 7.05 - 7.08 (m, 1 H), 7.03 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 6.94 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 6.70 (d, J=8.2 Hz, 1 H), 4.21 - 4.32 (m, 1 H), 3.79 (s, 3 H), 3.07 (br. t, J=7.0, 7.0 Hz, 2 H), 2.80 - 2.88 (m, 2 H), 2.71 - 2.76 (m, 1 H), 2.65 (s, 3 H), 2.52 - 2.63 (m, 2 H), 2.11 - 2.18 (m, 2 H), 2.11 (s, 3 H), 1.67 - 1.78 (m, 4 H), 1.49 - 1.57 (m, 2 H).
【0722】
実施例303
cis-4-[4-(4-アミノピペリジン-1-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:tert-ブチルN-[1-[3-cis-[[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]アミノ]-2-ニトロ-フェニル]-4-ピペリジル]カルバメートを、一般的な手順Mに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよびtert-ブチルN-(4-ピペリジル)カルバメートから合成した。LCMS[M+H]+582.
ステップ2:tert-ブチルN-[1-cis-[1-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]-4-ピペリジル]カルバメートを、一般的な手順Fに従って、tert-ブチルN-[1-[3-cis-[[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]アミノ]-2-ニトロ-フェニル]-4-ピペリジル]カルバメートから合成した。LCMS[M+H]+578.
ステップ3:表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチルN-[1-cis-[1-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]-4-ピペリジル]カルバメートから合成した。LCMS[M+H]+478.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.86 (s, 1 H), 9.81 (s, 1 H), 7.91 (br. d, J=4.4 Hz, 3 H), 7.28 (d, J=1.9 Hz, 1 H), 7.17 (dd, J=7.9, 1.9 Hz, 1 H), 7.00 - 7.07 (m, 2 H), 6.92 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 6.63 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 4.21 - 4.31 (m, 1 H), 3.78 (s, 3 H), 3.24 - 3.32 (m, 2 H), 3.06 - 3.18 (m, 1 H), 2.70 - 2.75 (m, 1 H), 2.52 - 2.69 (m, 4 H), 2.11 - 2.18 (m, 2 H), 2.09 (s, 3 H), 1.89 - 1.97 (m, 2 H), 1.66 - 1.86 (m, 4 H), 1.48 - 1.56 (m, 2 H).
【0723】
実施例304
cis-4-{4-[2-(ジメチルアミノ)エトキシ]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:cis-4-((3-(2-(ジメチルアミノ)エトキシ)-2-ニトロフェニル)アミノ)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサンカルボキサミドを、一般的な手順Nに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよび2-ジメチルアミノエタノールから合成した。LCMS[M+H]+471.
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Bに従って、cis-4-((3-(2-(ジメチルアミノ)エトキシ)-2-ニトロフェニル)アミノ)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサンカルボキサミドから合成した。LCMS[M+H]+467.
【0724】
実施例305
tert-ブチルN-{3-[メチル({2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル})アミノ]プロピル}カルバメート
ステップ1:tert-ブチルN-[3-[3-[[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]アミノ]-N-メチル-2-ニトロ-アニリノ]プロピル]カルバメートを、一般的な手順Mに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよびtert-ブチルN-[3-(メチルアミノ)プロピル]カルバメートから合成した。LCMS[M+H]+570.
ステップ2:tert-ブチルN-[3-[[1-[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2-オキソ-3H-ベンズイミダゾール-4-イル]-メチル-アミノ]プロピル]カルバメートを、一般的な手順Fに従って、tert-ブチルN-[3-[3-[[4-[(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]アミノ]-N-メチル-2-ニトロ-アニリノ]プロピル]カルバメートから合成した。LCMS[M+H]+566.
【0725】
実施例306
cis-4-{4-[3-(ジメチルアミノ)プロポキシ]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:cis-4-((3-(3-(ジメチルアミノ)プロポキシ)-2-ニトロフェニル)アミノ)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサンカルボキサミドを、一般的な手順Nに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよび3-ジメチルアミノ-1-プロパノールから合成した。LCMS[M+H]+485.
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Bに従って、cis-4-((3-(3-(ジメチルアミノ)プロポキシ)-2-ニトロフェニル)アミノ)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサンカルボキサミドから合成した。LCMS[M+H]+481.
【0726】
実施例307
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[2-オキソ-4-(ピペリジン-4-イルオキシ)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:tert-ブチル4-(3-((cis-4-((3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル)シクロヘキシル)アミノ)-2-ニトロフェノキシ)ピペリジン-1-カルボキシレートを、一般的な手順Nに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよびtert-ブチル4-ヒドロキシピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Bに従って、その後、一般的な手順Cに従って、tert-ブチル4-(3-((cis-4-((3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル)シクロヘキシル)アミノ)-2-ニトロフェノキシ)ピペリジン-1-カルボキシレートから合成した。LCMS[M+H]+479.
【0727】
実施例308
tert-ブチルN-メチル-N-[2-({2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}オキシ)エチル]カルバメート
ステップ1:tert-ブチル(2-(3-((cis-4-((3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル)シクロヘキシル)アミノ)-2-ニトロフェノキシ)エチル)(メチル)カルバメートを、一般的な手順Nに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよびtert-ブチル(2-ヒドロキシエチル)(メチル)カルバメートから合成した。LCMS[M+H]+557.
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Bに従って、tert-ブチル(2-(3-((cis-4-((3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル)シクロヘキシル)アミノ)-2-ニトロフェノキシ)エチル)(メチル)カルバメートから合成した。LCMS[M+H]+553.
【0728】
実施例309
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-{4-[2-(メチルアミノ)エトキシ]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Cに従って、tert-ブチルN-メチル-N-[2-({2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}オキシ)エチル]カルバメートから合成した。LCMS[M+H]+453.
【0729】
実施例310
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[2-オキソ-4-(ピロリジン-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-((2-ニトロ-3-(ピロリジン-1-イル)フェニル)アミノ)シクロヘキサンカルボキサミドを、一般的な手順Mに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよびピロリジンから合成した。LCMS[M+H]+453.
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Bに従って、cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-((2-ニトロ-3-(ピロリジン-1-イル)フェニル)アミノ)シクロヘキサンカルボキサミドから合成した。LCMS[M+H]+449.
【0730】
実施例311
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[2-オキソ-4-(1,2,3,6-テトラヒドロピリジン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(1.0当量)、tert-ブチル4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-3,6-ジヒドロ-2H-ピリジン-1-カルボキシレート(1.3当量)、Pd(dba)2(0.10当量)、S-Phos(0.10当量)、およびトリエチルアミン(5.3当量)の混合物を、エタノールに溶解した。バイアルを、窒素で洗い流し、密封し、その後、得られた反応混合物を、120℃で24h撹拌した。冷却した後、反応混合物を、シリカのショートプラグによりろ過した。材料を濃縮し、さらに精製せずに次のステップにおいて用いた。
ステップ2:ステップ1から得られたろ液を、DCMに溶解し、次いで、トリフルオロ酢酸を加えた。完全に反応させた後、混合物を、分取HPLCにより精製し、これにより、表題化合物を生成した。
LCMS[M+H]+461.
【0731】
実施例312
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[4-(1-メチル-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン-4-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
cis-4-(4-ブロモ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(1.0当量)、tert-ブチル4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-3,6-ジヒドロ-2H-ピリジン-1-カルボキシレート(1.3当量)、Pd(dba)2(0.10当量)、S-Phos(0.10当量)、およびトリエチルアミン(5.3当量)の混合物を、エタノールに溶解した。バイアルを、窒素で洗い流し、密封し、得られた反応混合物を、120℃で24h撹拌した。冷却した後、材料を濃縮し、分取HPLCにより精製し、これにより、表題化合物を生成した。LCMS[M+H]+475.
【0732】
実施例313
cis-4-[4-(3-アセトアミドピロリジン-1-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
cis-4-[4-(3-アミノピロリジン-1-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、ジイソプロピルエチルアミン、および無水酢酸の混合物を、DCMで16h撹拌した。混合物を、濃縮し、分取HPLCにより精製し、これにより、表題化合物を生成した。LCMS[M+H]+506.
【0733】
実施例314
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-(2-オキソ-4-{1H,4H,5H,6H-ピロロ[3,4-c]ピラゾール-5-イル}-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:4-[3-(4,6-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,4-c]ピラゾール-5-イル)-2-ニトロ-アニリノ]-N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドを、一般的な手順Aに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよび1,4,5,6-テトラヒドロピロロ[3,4-c]ピラゾールジヒドロクロリドから合成した。LCMS[M+H]+491.
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Bに従って、4-[3-(4,6-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,4-c]ピラゾール-5-イル)-2-ニトロ-アニリノ]-N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドから合成した。LCMS[M+H]+487.
【0734】
実施例315
cis-4-(4-アセトアミド-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(1H-インダゾール-5-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Hに従って、cis-4-(4-アセトアミド-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)シクロヘキサン-1-カルボン酸および1H-インダゾール-5-アミンから合成した。LCMS[M+H]+433.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.39 (s, 1 H), 9.89 (s, 1 H), 9.53 (s, 1 H), 8.18 (dd, J=1.7, 0.8 Hz, 1 H), 8.06 (d, J=0.6 Hz, 1 H), 7.49 - 7.52 (m, 1 H), 7.46 (dd, J=9.0, 2.0 Hz, 1 H), 7.16 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.08 (d, J=7.6 Hz, 1 H), 6.94 - 7.00 (m, 1 H), 4.23 - 4.34 (m, 1 H), 2.73 - 2.82 (m, 1 H), 2.57 - 2.70 (m, 2 H), 2.12 - 2.22 (m, 2 H), 2.06 (s, 3 H), 1.71 - 1.81 (m, 2 H), 1.57 (d, J=9.8 Hz, 2 H).
【0735】
実施例316
メチルN-(1-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}ピロリジン-3-イル)カルバメート
cis-4-[4-(3-アミノピロリジン-1-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(1.0当量)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.0当量)、およびメチルクロロギ酸塩(1.0当量)の混合物を、DCM中で20℃で3h撹拌した。次いで、混合物を、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、これにより、表題化合物を生成した。LCMS[M+H]+522.
【0736】
実施例317
cis-4-{4-[3-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロパンアミド)ピロリジン-1-イル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Oに従って、cis-4-[4-(3-アミノピロリジン-1-イル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよびα-ヒドロキシイソ酪酸から合成した。LCMS[M+H]+550.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.46 (s, 1 H), 9.79 (s, 1 H), 7.73 (d, J=7.6 Hz, 1 H), 7.28 (d, J=1.9 Hz, 1 H), 7.16 (dd, J=7.9, 1.9 Hz, 1 H), 7.03 - 7.07 (m, 1 H), 6.84 - 6.88 (m, 2 H), 6.36 - 6.41 (m, 1 H), 4.20 - 4.36 (m, 2 H), 3.35 - 3.45 (m, 2 H), 3.16 - 3.26 (m, 2 H), 2.70 - 2.74 (m, 1 H), 2.52 - 2.63 (m, 2 H), 2.14 (d, J=14.5 Hz, 3 H), 2.09 (s, 3 H), 1.77 - 1.86 (m, 1 H), 1.66 - 1.77 (m, 2 H), 1.48 - 1.56 (m, 2 H), 1.24 (d, J=4.4 Hz, 6 H).
【0737】
実施例318
1-メチル-N-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}-1H-イミダゾール-2-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Oに従って、cis-4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよび1-メチルイミダゾール-2-カルボン酸から合成した。LCMS[M+H]+503.
【0738】
実施例319
1-メチル-N-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}-1H-イミダゾール-4-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Oに従って、cis-4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよび1-メチルイミダゾール-4-カルボン酸から合成した。LCMS[M+H]+503.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.73 (s, 1 H), 9.90 (s, 1 H), 9.82 (s, 1 H), 8.20 - 8.31 (m, 1 H), 7.97 (s, 1 H), 7.30 (d, J=1.9 Hz, 1 H), 7.22 (d, J=7.9 Hz, 1 H), 7.15 - 7.19 (m, 2 H), 7.03 - 7.07 (m, 1 H), 6.99 (t, J=8.1 Hz, 1 H), 4.22 - 4.33 (m, 1 H), 3.81 (s, 3 H), 3.79 (s, 3 H), 2.71 - 2.76 (m, 1 H), 2.53 - 2.66 (m, 3 H), 2.11 - 2.19 (m, 3 H), 2.10 (s, 3 H), 1.68 - 1.80 (m, 2 H), 1.52 - 1.60 (m, 2 H).
【0739】
実施例320
2-アミノ-N-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}-1,3-オキサゾール-4-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Oに従って、cis-4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよび1-メチルイミダゾール-4-カルボン酸から合成した。LCMS[M+H]+505.
【0740】
実施例321
1-メチル-N-{2-オキソ-1-[cis-4-[(3-メトキシ-4-メチルフェニル)カルバモイル]シクロヘキシル]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド
表題化合物を、一般的な手順Oに従って、cis-4-(4-アミノ-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよび1-メチルイミダゾール-4-カルボン酸から合成した。LCMS[M+H]+503.1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.65 - 10.70 (m, 1 H), 9.99 (s, 1 H), 9.79 - 9.84 (m, 1 H), 7.53 (d, J=1.9 Hz, 1 H), 7.31 (d, J=2.0 Hz, 1 H), 7.22 (br. d, J=7.4 Hz, 1 H), 7.17 (dd, J=8.2, 1.9 Hz, 1 H), 7.03 - 7.08 (m, 4 H), 7.00 (t, J=7.8 Hz, 1 H), 4.23 - 4.33 (m, 1 H), 4.09 (s, 3 H), 3.79 (s, 3 H), 2.70 - 2.77 (m, 1 H), 2.53 - 2.66 (m, 2 H), 2.12 - 2.19 (m, 3 H), 2.10 (s, 3 H), 1.68 - 1.80 (m, 2 H), 1.52 - 1.61 (m, 2 H).
【0741】
実施例322
cis-N-(4-フルオロフェニル)-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)シクロヘキサンカルボキサミド
ステップ1:cis-4-((2-ニトロフェニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸を、一般的な手順Aに従って、合成した。LCMS[M+H]+265.
ステップ2:cis-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)シクロヘキサンカルボン酸を、一般的な手順Bに従って、cis-4-((2-ニトロフェニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸およびジホスゲンから合成した。LCMS[M+H]+261.
ステップ3:表題化合物を、一般的な手順Oに従って、cis-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)シクロヘキサンカルボン酸から合成した。LCMS[M+H]+354.
【0742】
実施例323
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-{2-オキソ-4-[(2,2,2-トリフルオロエチル)アミノ]-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:3-フルオロ-2-ニトロ-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)アニリンを、一般的な手順Aに従って、2,2,2-トリフルオロエタンアミン塩酸塩および1,3-ジフルオロ-2-ニトロベンゼンから合成した。LCMS[M+H]+239.
ステップ2:cis-N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)-4-[2-ニトロ-3-(2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)アニリノ]シクロヘキサンカルボキサミドを、一般的な手順Aに従って、cis-4-アミノ-N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)-シクロヘキサンカルボキサミド塩酸塩および3-フルオロ-2-ニトロ-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)アニリンから合成した。LCMS[M+H]+481.
ステップ3:表題化合物を、一般的な手順Fに従って、合成した。LCMS[M+H]+477.
【0743】
実施例324
cis-4-{4-[(2,2-ジフルオロエチル)アミノ]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル}-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:N-(2,2-ジフルオロエチル)-3-フルオロ-2-ニトロ-アニリンを、一般的な手順Aに従って、2,2-ジフルオロエタンアミンおよび1,3-ジフルオロ-2-ニトロベンゼンから合成した。LCMS[M+H]+221.
ステップ2:N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)-cis-4-[2-ニトロ-3-(2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)アニリノ]シクロヘキサンカルボキサミドを、一般的な手順Aに従って、N-(2,2-ジフルオロエチル)-3-フルオロ-2-ニトロ-アニリンおよびcis-4-アミノ-N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)-シクロヘキサンカルボキサミド塩酸塩から合成した。LCMS[M+H]+463.
ステップ3:表題化合物を、一般的な手順Fに従って、N-(3-メトキシ-4-メチル-フェニル)-cis-4-[2-ニトロ-3-(2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)アニリノ]シクロヘキサンカルボキサミドから合成した。LCMS[M+H]+459.
【0744】
実施例325
cis-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)-4-[4-(3-メチルブトキシ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-1-イル]シクロヘキサン-1-カルボキサミド
ステップ1:cis-4-((3-(イソペンチルオキシ)-2-ニトロフェニル)アミノ)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサンカルボキサミドを、一般的な手順Nに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよび3-メチルブタン-1-オールから合成した。LCMS[M+H]+470.
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Bに従って、cis-4-((3-(イソペンチルオキシ)-2-ニトロフェニル)アミノ)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサンカルボキサミドから合成した。LCMS[M+H]+466.
【0745】
実施例326
cis-4-(4-(2-(シクロヘキシルオキシ)エトキシ)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサンカルボキサミド
ステップ1:cis-4-((3-(2-(シクロヘキシルオキシ)エトキシ)-2-ニトロフェニル)アミノ)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサンカルボキサミドを、一般的な手順Nに従って、cis-4-[(3-フルオロ-2-ニトロフェニル)アミノ]-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドおよび2-(シクロヘキシルオキシ)エタノールから合成した。LCMS[M+H]+526.
ステップ2:表題化合物を、一般的な手順Bに従って、cis-4-((3-(2-(シクロヘキシルオキシ)エトキシ)-2-ニトロフェニル)アミノ)-N-(3-メトキシ-4-メチルフェニル)シクロヘキサンカルボキサミドから合成した。LCMS[M+H]+522.
本明細書中に記載の化合物の化学名は、ソフトウェアMarvin Sketchバージョン18.22.3およびACD Labs ChemSketchバージョン12.0を用いて生成されている。
【0746】
疑いを避けるために、任意の特定の化合物の化学名および構造式の間の矛盾の事象において、任意の実験の詳細により矛盾しない限りまたは別段文脈から明らかでない限り、構造式に従うことが指摘される。実施例の構造式を、表1中に示す。
【0747】
【0748】
【0749】
【0750】
【0751】
【0752】
【0753】
【0754】
【0755】
【0756】
【0757】
【0758】
【0759】
【0760】
【0761】
【0762】
【0763】
【0764】
【0765】
【0766】
【0767】
【0768】
【0769】
【0770】
【0771】
【0772】
【0773】
【0774】
【0775】
【0776】
【0777】
【0778】
【0779】
【0780】
【0781】
【0782】
【0783】
【0784】
【0785】
【0786】
【0787】
生物学的実施例
本明細書中の上記に記載される実施例化合物の生物学的活性を、次の生物検定を用いて評価した。
生物学的実施例1:OGG1阻害
方法1:In vitro OGG1活性アッセイ
OGG1活性を、相補鎖上でクエンチャーにより急冷される、極めて接近してOGG1基質およびフルオロフォアを含有する二重鎖のオリゴヌクレオチドから、蛍光の増加を測定することによりアッセイする。配列5’-FAM-TCTG CCA 8CA CTG CGT CGA CCT G-3’(配列番号1)を有する一本鎖のDNAオリゴヌクレオチド1つを、5’-CAG GTC GAC GCA GTG CTG GCA GT-Dab-3’(配列番号2)の25%余剰分にアニールする(「8」は、8-オキソ-2’デオキシアデノシンを表し、「FAM」および「Dab」は、それぞれフルオレセインおよびダブシルを表す)。OGG1活性は、塩基およびデオキシリボースの間のN-グリコシド結合を切断することによりDNAから基質塩基を放出する。得られた脱プリン塩基部位を、過剰な量のAPEX1活性により切断し、これにより、二本鎖を、融解させ、フルオロフォアをクエンチさせないようにする。試験しようとする化合物を、DMSOに溶解し、黒色384穴プレートに直接ナノ分配し、それに続いて、酵素および基質溶液を移す。アッセイ混合物が、最終濃度25mMトリス-HCl(pH8.0)、15mM NaCl、2mM MgCl2、0.5mM DTTおよび0.0025% Tween-20、800pM OGG1酵素、2nMヒトAPEX1および10nM 8-オキソA:C基質を含有するように、酵素およびDNA基質溶液を加える。蛍光シグナルを、適当なフィルターを装備したプレートリーダーに記録して、フルオレセイン蛍光を登録する。IC50値を、非線形回帰分析および方程式Y=Bottom+(Top-Bottom)/(1+10^((Log IC50-X)×HillSlope))[式中、Yは、530nmで読み取られるフルオレセインシグナルであり、Xは、log[化合物]である]を用いて、データポイントに用量反応曲線を適合させることにより、決定する。本明細書中に記載の例化合物について得られた結果を、表2中に示す。
【0788】
【0789】
【0790】
【0791】
【0792】
【0793】
【0794】
【0795】
【0796】
【0797】
【0798】
生物学的実施例2:細胞生存率、増殖および生存アッセイ
方法2:OGG1ノックダウン細胞株の生成
H460およびA3癌細胞株を、非標的shRNAヘアピンまたはshRNAヘアピン標的化OGG1を含有するもので安定にトランスフェクトした。次の配列を用いて、pRSITEP-U6Tet-(sh)-EF1-TetRep-P2A-Puro-P2A-RFP670プラスミドのBshTIおよびEcoRI部位:非標的-f:CCG GCC TAA GGT TAA GTC GCC CTC GCT CGA GCG AGG GCG ACT TAA CCT TA GGT TTT TG(配列番号3)、非標的-r:AAT TCA AAA ACC TAA GGT TAA GTC GCC CTC GCT CGA GCG AGG GCG ACT TAA CCT TAG G(配列番号4)、shOGG1#1-f:CCG GTG GAG TGG TGT ACT AGC GGA TCT CGA GAT CCG CTA GTA CAC CAC TCC ATT TT TG(配列番号5)、shOGG1#1-r:AAT TCA AAA ATG GAG TGG TGT ACT AGC GGA TCT CGA GAT CCG CTA GTA CAC CAC TCC A(配列番号6)、shOGG1#2-f:CCG GGT GTG CGA CTG CTG CGA CAA GCT CGA GCT TGT CGC AGC AGT CGC ACA CTT TTT G(配列番号7)、shOGG1#2-r:AAT TCA AAA AGT GTG CGA CTG CTG CGA CAA GCT CGA GCT TGT CGC AGC AGT CGC ACA C(配列番号8)、shOGG1#3-f:CCG GTG TGC CCG TGG ATG TCC ATA TCT CGA GAT ATG GAC ATC CAC GGG CAC ATT TTT G(配列番号9)、shOGG1#3-r:AAT TCA AAA ATG TGC CCG TGG ATG TCC ATA TCT CGA GAT ATG GAC ATC CAC GGG CAC A(配列番号10)にヘアピンを挿入した。プラスミドを、レンチウイルス粒子に包装し、A3細胞に形質導入し、1μg/mlピューロマイシンによって6日間選択し、それに続いて、RFP670-陽性細胞集団の最上部15%を蛍光標示式細胞分取にかけた。
【0799】
次の配列を、pENTR1AプラスミドのSallおよびNotlクローン化部位に挿入し、pLenti PGK Hygro DEST(w530-1)発現ベクターに往復させた。
1 ATGCCCGCAA GAGCTCTCTT GCCAAGGCGA ATGGGTCATC GAACACTTGC
51 AAGTACCCCG GCCCTGTGGG CATCTATACC TTGCCCACGG TCCGAACTGC
101 GACTGGACCT TGTGTTGCCC AGCGGCCAGA GCTTTAGATG GCGGGAACAA
151 AGCCCCGCAC ATTGGTCAGG AGTCTTGGCA GACCAGGTAT GGACTCTCAC
201 GCAAACTGAG GAGCAGCTCC ATTGCACCGT GTATAGAGGA GATAAGAGTC
251 AAGCCAGCAG GCCCACGCCT GACGAATTGG AAGCAGTCAG AAAATATTTT
301 CAATTGGATG TCACATTGGC GCAGCTTTAC CATCATTGGG GCTCAGTAGA
351 CAGTCATTTT CAGGAAGTAG CACAAAAGTT TCAGGGCGTC AGGTTGTTGA
401 GGCAGGACCC TATTGAGTGC CTGTTCTCAT TCATTTGTAG TTCAAACAAT
451 AATATCGCTA GGATCACTGG AATGGTTGAA AGACTGTGTC AGGCGTTTGG
501 CCCGCGACTT ATTCAATTGG ACGACGTTAC GTATCATGGC TTTCCCTCAC
551 TCCAAGCATT GGCAGGTCCT GAGGTAGAAG CACACCTGCG GAAGCTGGGC
601 TTGGGCTATA GAGCCCGCTA TGTGAGTGCT TCAGCACGCG CAATCCTGGA
651 GGAGCAAGGA GGTCTCGCGT GGCTCCAACA GCTTCGAGAG AGCTCTTATG
701 AAGAAGCACA CAAAGCTCTT TGTATTTTGC CAGGGGTAGG AACCAAGGTC
751 GCGGACTGTA TATGCCTGAT GGCTTTGGAT AAACCACAGG CGGTGCCCGT
801 TGACGTACAC ATGTGGCACA TAGCTCAGCG CGACTATTCA TGGCATCCAA
851 CAACAAGTCA AGCAAAAGGG CCAAGTCCGC AAACCAACAA GGAATTGGGA
901 AATTTCTTCC GCTCACTGTG GGGTCCCTAC GCTGGTTGGG CGCAGGCAGG
951 CCTCCTTGGC AATGCATTTG ATGGCCACCA GCTTCTGCGT CCTCTTATCT
1001 TCTGCCAGGA TCACCTCCGA GAAGGCCCCC CTATCGGGAG AGGGGATTCA
1051 CAAGGTGAAG AACTGGAACC CCAGCTTCCC TCCAGCCTCT CCTCCATTCC
1101 CTATGGGTTC TGTGACCACT GCTGGACCAA GGACGTGGAT GACCCTCCCC
1151 TAGTCACTCA TCCATCCCCT GGCTCCAGAG ATGGTCACAT GACCCAGGCC
1201 TGGCCAGTCA AAGTAGTCTC TCCCCTGGCC ACAGTAATTG GTCATGTGAT
1251 GCAAGCCAGC TTACTAGCAC TTGCGGCCGC ACTCGAGATG GACTACAAAG
1301 ACCATGACGG TGATTATAAA GATCATGACA TCGATTACAA GGATGACGAT
1351 GACAAGTAG(配列番号11)
それによって上記のすべてのRNAi配列およびc-末端FLAG-tagに対して非感受性になるサイレント突然変異を有するOGG1のミトコンドリアアイソフォームについての配列コード。次いで、プラスミドを、レンチウイルスに包装し、前述の通り、shRNA構成体を宿すA3細胞に形質導入し、ハイグロマイシン300μg/mlで10日間選択した。
方法3:96穴細胞生存率アッセイ
化合物またはビヒクルの一連の希釈物を、96穴プレートに移す。細胞を、適切な培地中のプレート(500~10,000細胞/ウェル)に播種し、CO
25%で37℃で5日間インキュベートする。その後、(適切な培地またはPBSに希釈した)レサズリンを、本来記載される蛍光(Ex544/Em590)を測定する前に、37℃で2~4時間最終濃度10μg/mlのレサズリンに加える(Riss, Terry L.ら、「Cell Viability Assays.」 In Assay Guidance Manual、G.Sitta Sittampalamら編 Bethesda(MD):Eli Lilly & Company and the National Center for Advancing Translational Sciences(2004年)http://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK144065/)。
方法4:384穴細胞生存率アッセイ
試験しようとする化合物を、最終DMSO濃度が<1%である、384穴細胞プレート中で直接、11種の濃度で2回ナノ分配する。細胞を、細胞プレートに播種し、化合物(50μl中の200~2500細胞/ウェル)で予め分配する。CO2 5%、37℃における培養の3または5日後、PBSに希釈したレサズリンを、10μl/ウェルで最終濃度10μg/mlに加え、細胞を、記載の通り(同書)、蛍光(Ex544/Em590)を測定する前に2~4時間インキュベートする。癌-および非形質転換の細胞株に関して、本明細書中に記載の選択された実施例化合物について得られた結果を、下記の表(表3)中に示し、
図1にまとめる。示される場合、組合せインデックスを、Chou-Talalay(Chou、Ting-Chao.、Cancer Research、70巻(2号)、440-46(2010年))の方法により、CompuSynソフトウェア(www.compusyn.com)で測定した。表3は、方法2または3を用いて、様々な癌-および非形質転換の細胞株生存能における、選択された実施例化合物の生存能EC
50値(M)を示す。
【0800】
【0801】
【0802】
方法5:懸濁細胞増殖アッセイ
細胞増殖を、適切な培地中で200,000細胞/mlの密度で懸濁液中で増殖させる細胞を播種することにより測定する。細胞を、ドキシサイクリン200ng/ml、10μM実施例化合物またはビヒクルと共にCO
25%、37℃°で、インキュベートする。死細胞を、トリパンブルーで染色し、生存可能な細胞を、毎日または他の定時にカウントする。細胞母集団が、1,000,000細胞/mlを超える場合、これらは、200,000細胞/mlで新鮮なドキシサイクリン、実施例化合物またはビヒクルを含有する新鮮な培地に再び播種する。A3癌細胞株に関する本明細書中に記載の選択された実施例化合物について得られた結果を、
図4Aおよび4B中に示す。
方法6:コロニー形成生存アッセイ
実施例化合物またはビヒクルを、6穴プレートに移す。試験しようとする細胞株を、適切な培地中で200~500細胞/ウェルの密度で播種し、CO
25%で、37℃で7~11日間増殖させる。培地を、除去し、メタノール中の4%w/vメチレンブルーと置き換える。水道水で広範に洗浄し、風乾した後、50コロニーを超えるコロニーを、Franken, Nicolaas A.P.ら、Nature Protocols、1巻(5号)、2315~19(2006年)に記載される通り、カウントする。正常細胞株および癌細胞株に関する本明細書中に記載の選択された実施例化合物について得られた結果を、
図5Aおよび5B中に示す。
生物学的実施例3:OGG1阻害剤は、炎症を軽減する
方法7:OGG1阻害剤は、炎症促進性遺伝子調節を妨げる
MLE-12細胞を、適切な培地中で維持し、TNFα20ng/mlで30分間刺激する前に、ビヒクルまたは5μM実験化合物で48h処理する。RNAを、抽出し、逆転写し、それに続いて、Ba, Xueqing、The Journal of Immunology、192巻(5号)、2384~94(2014年)に本来記載される炎症促進制御因子(SABiosciences社)のパネルの定量PCR評価を行う。炎症促進性遺伝子調節に関する本明細書中に記載の選択された実施例化合物について得られた結果を、
図6中に示す。
方法8:in vivo効率の評価
6~8週齢のBALB/cマウス(およそ20g;Harlan Sprague Dawley社、San Diego、CA)に、Ba、Xueqingら、The Journal of Immunology、192巻(5号)、2384~94(2014年)に本来記載される鼻腔内TNF-α曝露前および曝露時に、25mg/kgを腹腔内に3h注射した。炎症を評価するために、気管支肺胞洗浄液(BALF)を、曝露の16h後に収集し、処理し、サイトスピンスライドを、ライトギムザで染色し、好中球の数を、カウントした。すべての実験を、National Institutes of Health Guidelines for the Care and Use of Laboratory Animalsに従って行った。炎症促進性遺伝子調節に関する本明細書中に記載の選択された実施例化合物について得られた結果を、
図7Aおよび7B中に示す。
生物学的実施例4:MLE12細胞中のマウスCCL2アッセイ
アッセイの原理:
CisbioマウスCCL2アッセイは、HTRF(登録商標)技術を用いた、上清中のCCL2の定量的測定を対象としている。本アッセイは、マウスサンプルに適合し、CCL2に非常に特異的である。CCL2を、2種の異なる特異的抗体、クリプテートで標識したもの(ドナー)および第2は、d2で標識したもの(アクセプター)を用いて、サンドイッチアッセイ形式で検出する。検出の原理は、HTRF(登録商標)技術に基づいている。標識した抗体が、同じ抗原に結合する場合、光源(レーザーまたはせん光電灯)によるドナーの励起は、アクセプターによって蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)を誘発し、これは、ある特定の波長(665nm)で蛍光を発する。2種の抗体は、サンプル中に存在するCCL2に結合し、それにより、FRETを生成する。シグナル強度は、形成された抗原-抗体複合体の数に比例し、したがって、CCL2濃度に比例する。
材料:
細胞:MLE12(マウス肺上皮細胞、形質転換されたSV40)
培地:DMEM/F12(Gibco社番号11330057)、FBS 5%(Gibco社番号10500064)、Pen/Strep 50U/50μg/ml(Gibco社番号15070063)
細胞プレート:384穴、黒色/透明、Tc-処理された(Corning社番号3764)
ソースプレート:Labcyte LDV 384(Labcyte社番号LP-0200)
化合物希釈プレート:V底384穴PPプレート(Greiner社番号781280)
化合物:DMSO中の10mM原液
HTRFプレート:384穴、白色、面積の半分、非結合(Costar番号3824)
マウスCCL2キット:Cisbio 62MCCL2PEH
他の試薬:トリプシン/EDTA 10×(Gibco社番号15400054)、PBS(Gibco社番号14190169)、レサズリン(Sigma-Aldrich社番号199303)、PBS中の1mg/ml、PBS中のTNF-α200μg/ml(Peprotech社番号300-01A)
装置:
Echoリキッドハンドラ(Labcyte社)
Multidrop Combi(Thermo Scientific社)
Senseプレートリーダー(Hidex)
化合物の取り扱い:
化合物の原液(DMSO中の10mM)を、V底384穴プレートに分配し、次の希釈を調製した。10mMおよび0.05mM。希釈を、ソースプレートに移した。化合物の二重の6点用量-応答曲線を、細胞プレートにナノ分配し(CCL2アッセイ)、並行して、2回の11点DR曲線を、生存能アッセイ用にナノ分配した。プレートを、ヒートシールし、使用するまでRTで維持した。
細胞の播種:
フラスコ中のMLE12細胞を、PBSで1回洗浄し、トリプシン/EDTAで剥離し、新鮮な培地中に再懸濁し、カウントした。細胞を、3×105細胞/mlに希釈し、化合物を25μl/ウェル(7500細胞/ウェル)で予め分配された細胞プレート中でMultidrop Combiで播種した。プレートを、37℃で1時間CO
2-インキュベーター中に1つずつ入れ、その後、TNF-α25μl/ウェル(最終濃度20ng/ml)を加えた。プレートを、蒸発を避けるために、30時間、底にウェットティッシュを引いたプラスチック製の箱に入れたCO
2-インキュベーターに戻した。
mCCL2アッセイ:
30時間のインキュベーション後、プレートを400gで5分遠心沈殿させ、上清16μl/ウェルを、アッセイ用プレートに移した。mCCL2標準曲線を、キットプロトコールに従って調製し、標準の16μl/ウェルをやはり、アッセイ用プレートに加えた。
【0803】
抗-CCL2抗体混合を、キットプロトコールに従って調製し、4μl/ウェルを、アッセイ用プレートに加えた。プレートを、密封し、RTで終夜インキュベートした。インキュベーション後、プレートを、時間分解型FRETプロトコール(Ex330nm/Em 620および665nm)を有するSenseプレートリーダーにおいて読み取った。データ整理後、デルタ比を、エクセルのテンプレートにインポートし、IC50値を、算出した。
細胞生存率アッセイ:
24時間培養後、PBS中で1:17に希釈したレサズリン試薬(PBS中の原液1mg/ml)を、Multidrop Combi、10μl/ウェルと共に加え、プレートを、6時間インキュベートした。プレートを、レゾルフィンプロトコール(ex544nm/em595nm)によりSenseプレートリーダーにおいて読み取った。これらの結果を、エクセルのテンプレートにインポートし、EC50値を、XLfitを用いて算出した。炎症アッセイの結果を、表4に示す。
【0804】
【0805】
【0806】
【0807】
【0808】
略語
次の略語は、本明細書において用いることができる。
APEX1 脱プリン塩基/脱ピリミジン部位エンドデオキシリボヌクレアーゼ1
aq 水性の
BINAP 2,2’-ビス(ジフェニルホスフィノ)-1,1’-ビナフチル
Boc tert-ブトキシカルボニル
ブライン NaClの飽和水溶液
CI 組合せインデックス
DBU 1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エン
DCM ジクロロメタン
DIEA N,N-ジイソプロピルエチルアミン
DMAP 4-ジメチルアミノピリジン
DMF ジメチルホルムアミド
DMSO ジメチルスルホキシド
DTT ジチオスレイトール
EDC・HCl N-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩
EtOAc 酢酸エチル
EtOH エタノール
Ex 例
FAM フルオレセイン
HATU O-(7-アザベンゾトリアゾリル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩
HOBt 1-ヒドロキシベンゾトリアゾール
Int 中間体
LAH 水素化リチウムアルミニウム
MeCN アセトニトリル
MeOH メタノール
NBS N-ブロモスクシンイミド
NMR 核磁気共鳴
OGG1 8-オキソグアニン-DNAグリコシラーゼ1
Pd2(dba)3 トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)
PBS リン酸緩衝食塩水
rac ラセミの
rt 室温
tBuOK カリウムtert-ブトキシド
tBuONa ナトリウムtert-ブトキシド
TBS トリス緩衝食塩水
TFA トリフルオロ酢酸
THF テトラヒドロフラン
TNFα 腫瘍壊死因子α
Xantphos 4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン
8-オキソA 8-オキソ-2’デオキシアデノシン
【配列表】