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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-09
(45)【発行日】2024-02-20
(54)【発明の名称】ケーブルホルダ
(51)【国際特許分類】
   H05K 7/00 20060101AFI20240213BHJP
   H05K 7/18 20060101ALI20240213BHJP
   F16L 3/12 20060101ALI20240213BHJP
   H02G 3/32 20060101ALI20240213BHJP
【FI】
H05K7/00 H
H05K7/18 E
F16L3/12 G
H02G3/32
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2020041486
(22)【出願日】2020-03-11
(65)【公開番号】P2021145005
(43)【公開日】2021-09-24
【審査請求日】2023-01-20
(73)【特許権者】
【識別番号】000227401
【氏名又は名称】日東工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001977
【氏名又は名称】弁理士法人クスノキ特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】水上 実
【審査官】小林 大介
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-115164(JP,A)
【文献】特開2018-099013(JP,A)
【文献】特開平11-321414(JP,A)
【文献】特開昭61-085004(JP,A)
【文献】特開2017-153180(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05K 7/00
H05K 7/18
F16L 3/12
H02G 3/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気機器収納用箱の取付具に固定されるケーブルホルダであって、
貫通部に挿入されたケーブルの移動を規制可能なホルダ部を備え、
ホルダ部は、第一辺と第二辺により角部が形成され、
角部を形成する第一辺から第二辺にわたって、貫通部の貫通方向と同方向に貫通する中空部を備え
ホルダ部の一端である第一辺の先端部とホルダ部の他端を係止可能とし、
第一辺に設けられた係止部と係止可能な被係止部をホルダ部の他端に備え、
被係止部はホルダ部の内側に突出するように形成され、
係止部と被係止部が係止されていない状態では、係止されている状態と比較し、第二辺の第一辺寄りの部位が貫通部の中心から離れるように位置し、
ホルダ部は係止部と被係止部が係止されている状態では、第一辺と第二辺、第二辺と第三辺、第三辺と第四辺、第四辺と第一辺、により角部が形成されて方形状となるものであり、
係止部と被係止部が係止されていない状態では、第二辺と第三辺が90度よりも大きな角をなすように形成されたケーブルホルダ。
【請求項2】
ホルダ部は、第二辺と第三辺により角部が形成され、角部を形成する第二辺から第三辺にわたって、貫通部の貫通方向と同方向に貫通する中空部を備えた請求項1に記載のケーブルホルダ。
【請求項3】
中空部は対向する内側面と外側面の間に設けられ、
内側面と外側面の各々には、対向する面にむかってリブが立設された請求項1又は2に記載のケーブルホルダ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ケーブルホルダに関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されているように、ラックのフレームなどにケーブルを保持する枠状のホルダ部を備えたケーブルホルダを取り付けて使用することが知られている。通常、枠状のホルダ部は内部にケーブルを導入させるための入口を開口可能に設けられケーブルを自由に出入りさせるものとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】実開昭61-134087号公報
【0004】
ところで、枠状のホルダ部は、肉厚に形成されており、ホルダ部を操作して入口を大きく開口させることは難しい。一方、薄肉状にホルダ部を形成すれば、入口を大きく開口させることができるかもしれないが、強度が十分でなくなる虞があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明が解決しようとする課題は、強度を確保しつつケーブルホルダのホルダ部にケーブルを出入りさせやすいようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、電気機器収納用箱の取付具に固定されるケーブルホルダであって、貫通部に挿入されたケーブルの移動を規制可能なホルダ部を備え、ホルダ部は、第一辺と第二辺により角部が形成され、角部を形成する第一辺から第二辺にわたって、貫通部の貫通方向と同方向に貫通する中空部を備えたケーブルホルダとする。
【0007】
また、ホルダ部は、第二辺と第三辺により角部が形成され、角部を形成する第二辺から第三辺にわたって、貫通部の貫通方向と同方向に貫通する中空部を備えた構成とすることが好ましい。
【0008】
また、中空部は対向する内側面と外側面の間に設けられ、内側面と外側面の各々には、対向する面にむかってリブが立設された構成とすることが好ましい。
【0009】
また、第一辺の先端部とホルダ部の他端を係止可能とした構成とすることが好ましい。
【0010】
また、第一辺に設けられた係止部と係止可能な被係止部をホルダ部の他端に備え、被係止部はホルダ部の内側に突出するように形成され、係止部と被係止部が係止されていない状態では、係止されている状態と比較し、第二辺の第一辺寄りの部位が貫通部の中心から離れるように位置する構成とすることが好ましい。
【発明の効果】
【0011】
本発明では、ホルダ部の一端をホルダ部の他端と離すように動かしてケーブルを貫通部内に導入する入口を広げることで、強度を確保しつつケーブルホルダのホルダ部にケーブルを出入りさせやすいようにすることが可能となり、入口を大きく広げることができるため、ケーブルをまとめて導入させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】実施形態のケーブルホルダをフレーム部材に固定した状態を示した斜視図である。
図2】実施形態のケーブルホルダをフレーム部材に固定した状態を図1とは異なる方向から見た斜視図である。
図3図1に示されたケーブルホルダの平面図である。ただし、係止部と被係止部が掛け合わされていない状態である。
図4図1に示されたケーブルホルダの平面図である。ただし、係止部と被係止部が掛け合わされた状態である。
図5図3に示したホルダ部の一端をホルダ部の他端と離すように動かしてケーブルを貫通部内に導入する入口を広げた状態を表す図である。
図6】中空部を第一辺から第三辺まで連続して設けた例を示す図である。
図7図3に示すケーブルホルダの係止部および被係止部が内側から見える方向から見た斜視図である。
図8図3に示すケーブルホルダの当接部位の当接面が見える方向から見た斜視図である。
図9図3に示すケーブルホルダの係止部および被係止部が外側から見える方向から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に発明を実施するための形態を示す。本実施形態のケーブルホルダ1は、電気機器収納用箱の取付具に固定されるものである。図1乃至図5に示されていることから理解されるように、このケーブルホルダ1は、貫通部19に挿入されたケーブルの移動を規制可能なホルダ部11を備え、ホルダ部11は、第一辺61と第二辺62により角部が形成され、角部を形成する第一辺61から第二辺62にわたって、貫通部19の貫通方向と同方向に貫通する中空部51を備えている。また、ホルダ部11の一端をホルダ部11の他端と離すように動かしてケーブルを貫通部19内に導入する入口100を広げることで、中空部51の形状を変形可能である。このため、強度を確保しつつケーブルホルダ1のホルダ部11にケーブルを出入りさせやすいようにすることが可能となる。
【0014】
実施形態の電気機器収納用箱は、内部にサーバ等の電子機器が搭載可能なものであり、機器が取り付けられるマウントアングルや、筐体の支柱を構成するフレーム部材9を備えているラックである。この例では、ラックの支柱を構成するフレーム部材9が取付具である。図1及び図2に示すことから理解されるように、このフレーム部材9は、屈曲箇所を複数備えた筒状の形態である。このうちの一つの角部を形成する第一取付面91と第二取付面92に当接させるようにしてケーブルホルダ1がフレーム部材9に固定される。このケーブルホルダ1は、電気機器収納用箱に配置された電子機器のケーブルをフレーム部材9に隣接した位置で配策したい場合に使用される。
【0015】
実施形態のケーブルホルダ1は樹脂部材を用いて構成されている。このケーブルホルダ1のホルダ部11は平面視で方形状とすることができる構成となっている。また、図3及び図4に示すことから理解されるように、このホルダ部11は、ケーブルを出入りさせる部位となる入口100が開いた状態から閉じた状態とする場合に掛け合わされる係止部42と被係止部43を備えている。
【0016】
実施形態のケーブルホルダ1は、帯状に延びる屈曲した部位の端部に係止部42が設けられている。この係止部42は、第一当接辺12と第二当接辺13を備えた平面視L字状の当接部位14から突出するように設けられた被係止部43と係止することができる。
【0017】
図3及び図5に示すことから理解されるように、実施形態のケーブルホルダ1は、角部を形成する第一辺61から第二辺62にわたって、貫通部19の貫通方向と同方向に貫通する中空部51を備えている。また、このケーブルホルダ1は、ホルダ部11の一端をホルダ部11の他端と離すように水平方向に展開するように動かしてケーブルを貫通部19内に導入する入口100を広げることで、中空部51の形状が変形するものである。
【0018】
この中空部51は第一辺61から第二辺62にわたって設けられていることが重要である。このようにすることで、ある程度の剛性を確保しつつ、第一辺61と第二辺62がなす角部の角度を大きくすることが可能となり、比較的簡単にケーブルを貫通部19内に導入する入口100を広げることができる。
【0019】
図3に示すケーブルホルダ1は、平面視において認識できる、第一辺61、第二辺62、第三辺63、第四辺64を備えている。この例においては、第二辺62に設けられた中空部51は、第二辺62の長さの半分以上まで続いている。このように第一辺61から第二辺62に続く中空部51を第三辺63寄りの位置まで延ばす構成とするのが好ましい。中空部51を長くすると、第二辺62の可撓性が増しホルダ部11が変形しやすくなるからである。同様な理由から、第二辺62から続く中空部51は第一辺61の半分以上にわたって延ばすことが好ましい。
【0020】
図3においては、中空部51の端部は第二辺62に設けられているが、ホルダ部11の第二辺62と第三辺63により角部が形成されるものとし、角部を形成する第二辺62から第三辺63にわたって、貫通部19の貫通方向と同方向に貫通する中空部51を備えた構成としても良い。このようにすると、ホルダ部11が動かしやすいものとなる。この場合、図6に示すことから理解されるように、中空部51を、第一辺61から第二辺62を経て第三辺63に続くように伸ばす構成としても良い。このようにすると、より、入口100を広げやすくなる。なお、剛性との兼ね合いではあるが、ホルダ部11について、隣接する辺にわたる中空部51を設けた箇所と隣接する辺にわたる中空部51を設けていない箇所を併せもった構成とするのが望ましい。例えば、第一辺61から続く中空部51は、長くても第三辺63までにとどめておくのが望ましい。
【0021】
ところで、中空部51は対向する内側面31と外側面32の間に設けられている。実施形態では、内側面31と外側面32の各々には、対向する面にむかって立設されたリブ52を備えている。このようにすると、リブ52が内側面31や外側面32の補強として機能するため、ケーブルホルダ1が破損しにくくなる。なお、リブ52と対向する面との間に空間を設ける構成とすれば、ホルダ部11の変形時にリブ52が支障となることを抑制できる。なお、所定の範囲を超えて変形した場合には、リブ52が対向する面に当接するように構成すれば、過剰なホルダ部11の変形を阻止するように機能させることができる。
【0022】
ところで、実施形態では、第一辺61の先端部とホルダ部11の他端を係止可能としたロック部41を備えた構成としているが、このような構造とすれば、ケーブルを貫通部19に入れた後にホルダ部11を環状に閉じた状態とすることができるため、意図せずケーブルがホルダ部11の外に移動することを抑制することができる。また、ホルダ部11に対してケーブルなどから荷重がかかった場合でも、ホルダ部11の撓みを抑制することができる。
【0023】
ところで、ケーブルホルダ1は、第一辺61に設けられた係止部42と係止可能な被係止部43をホルダ部11の他端に備えるとともに、被係止部43はホルダ部11の内側に突出するように形成され、係止部42と被係止部43が係止されていない状態では、係止されている状態と比較し、第二辺62の第一辺61寄りの部位が貫通部19の中心から離れるように位置する構成とすることが好ましい。このようにすると、係止部42と被係止部43を係止させてロックさせたときに、被係止部43が突出する方向に対して略垂直方向に付勢力を加えることができ、強固なロックが可能となる。
【0024】
図3及び図4に示すケーブルホルダ1のホルダ部11は、ロック部41を閉じた状態において平面視で略方形状となるものであるが、係止部42と被係止部43が掛け合わされていない状態においては、第二辺62と第三辺63は90度よりもやや大きな角をなすようにしている。このようにすることで、係止部42と被係止部43が掛け合わされた状態となった場合に、係止部42と被係止部43が解除されにくいように付勢力をかけさせることができる。より詳しくは、ロック部41を閉じた状態では、係止部42が被係止部43を引っ張るように付勢力をかけることができる。この力は係止部42と被係止部43の着脱方向とは異なる方向であるため、付勢力があっても、係止部42と被係止部43が掛け合わされた状態を維持させることができる。
【0025】
このようなことを可能とするために、第二辺62は、ロック部41を閉じた状態における方形よりも外側に広がるように形成するが、これは金型を用いた樹脂成型時に非方形状の構成となるように製造を行うことで可能としている。
【0026】
なお、図3及び図7に示すことから理解されるように、実施形態では、被係止部43は、当接部位14から隣接する位置に、ホルダ部11の内側に突出する爪状の部位を備えている。この爪状の部位は、係止部42に設けられた穴45に嵌めることができる。また、この爪状の部位は先端が当接部位14側に若干曲げられたように形成された返し部46を備えており、係止部42と被係止部43とが掛け合わされた状態が意図せずに解除されてしまうことを抑制できるようにしている。このため、より一層、係止部42と被係止部43が掛け合わされた状態が解除しにくくなっている。
【0027】
ところで、実施形態のケーブルホルダ1は、第一取付面91と第二取付面92を備えた取付具に取り付けられる。図1及び図2に示す例では、第一取付面91と第二取付面92は双方とも上下方向に延びる面であり、第一取付面91と第二取付面92は略90度の角度をなす。ケーブルホルダ1はこの第一取付面91に対して対向して当接するように形成した第一当接辺12を備えているとともに、第二取付面92に対して対向して当接するように形成した第二当接辺13を備えている。このため、ケーブルホルダ1を取付具であるフレーム部材9の角に当てるようにして取り付けることができ、取り付け作業がしやすくなる。
【0028】
また、図8及び図9に示すことから理解されるように、この第一当接辺12と第二当接辺13の上下方向の幅は、ホルダ部11の上下方向の幅よりも長くなるように形成されている。このため、ホルダ部11に収められたケーブルから荷重がかかってもケーブルホルダ1は回動しにくいものとなる。なお、第一当接辺12の上下方向の幅と第二当接辺13の上下方向の幅の何れかのみをホルダ部11の上下方向の幅よりも長くするだけでも、ケーブルホルダ1は回動しにくい構成とすることができる。
【0029】
図8及び図9に示す第一当接辺12には、取付具への取付部となる1対の係止爪71と、係止爪71を動作させるための1対の操作片72を備えている。例えば、使用者が1対の操作片72を上下方向から挟み込み力を加えれば、係止爪71の端部が互いに離れるようにすることができる。このような操作は、取付具にケーブルホルダ1を固定する際、若しくはケーブルホルダ1を取付具から取り外す際に、必要に応じて行えばよい。なお、係止爪71が用いられることによって、ねじなどの締結部材を使わずに固定することが可能となる。
【0030】
図8及び図9に示す第二当接辺13には、取付具への取付部となる取付穴74を複数備えている。より具体的には固定用の雄ねじを挿入可能な取付穴74を複数備えている。この例では第一当接辺12と第二当接辺13という2面を取付具への取付に利用できるものとしたため、入線方向を変えたり、固定方法を変えたりすることができる。なお、第一当接辺12と第二当接辺13は、双方を利用してケーブルホルダ1を固定する必要は無く、片方だけを利用して固定しても良い。例えば、第二当接辺13だけを使用してケーブルホルダ1を取付具に固定する場合には、第一当接辺12の係止爪71は、単に取付具の第二取付面92の表面などに接するだけにしても良い。
【0031】
なお、取付具への固定に用いることができる取付部を、ホルダ部11より下方の位置と、ホルダ部11より上方の位置に備えた構成とすると、複数の取付部を間隔をあけて設けることになるため好ましい。このようにすると、より強固に取付具にケーブルホルダ1を固定することが可能となる。なお、この場合、取付部の上下方向の幅は、ケーブルホルダ1の上下方向の幅よりも長くなる。図8及び図9に示す例では、第一当接辺12の取付部の上下方向の幅と第二当接辺13の取付部の上下方向の幅の双方がケーブルホルダ1の上下方向の幅よりも長くなる。ただし、第一当接辺12の取付部の上下方向の幅と第二当接辺13の取付部の上下方向の幅の何れかのみがケーブルホルダ1の上下方向の幅よりも長くなるようにしても良い。
【0032】
なお、ロック部41を閉じた状態において平面視で略方形状となるホルダ部11の四辺のうち、第一当接辺12又は第二当接辺13に最も隣接する一辺にロック部41が設けられているようにすることが好ましい。このようにすると、ロック部41を、第一当接辺12や第二当接辺13といった、取付具に固定されている付近に配置することが可能となり、ロック部41が変形することを抑制することができる。
【0033】
以上、実施形態を例に挙げて本発明について説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、実施形態では第二辺と第三辺が90度と異なる角度となるように形成したが、第一辺と第二辺間、第三辺と第四辺間などについて90度とは異なる角度を付けても良い。勿論、例示した部位だけが角度を変更できるというわけではなく、その他のパターンも考えられる。どのように角度をつける場合であっても、係止の着脱方向に対して垂直方向の付勢力が加わるように形成しておけばよい。
【0034】
また、ホルダ部は平面視が矩形状である必要は無い。例えば、平面視が多角形状となるように構成したり、角を構成する辺と曲線状となる部位を組み合わせるように構成したりしても構わない。
【符号の説明】
【0035】
1 ケーブルホルダ
11 ホルダ部
19 貫通部
31 内側面
32 外側面
42 係止部
43 被係止部
51 中空部
52 リブ
61 第一辺
62 第二辺
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9