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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-22
(45)【発行日】2024-03-04
(54)【発明の名称】便座装置
(51)【国際特許分類】
   A47K 13/10 20060101AFI20240226BHJP
   A47K 13/26 20060101ALI20240226BHJP
【FI】
A47K13/10
A47K13/26
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2020053029
(22)【出願日】2020-03-24
(65)【公開番号】P2021151390
(43)【公開日】2021-09-30
【審査請求日】2023-01-06
(73)【特許権者】
【識別番号】504163612
【氏名又は名称】株式会社LIXIL
(74)【代理人】
【識別番号】100106909
【弁理士】
【氏名又は名称】棚井 澄雄
(74)【代理人】
【識別番号】100161506
【弁理士】
【氏名又は名称】川渕 健一
(74)【代理人】
【識別番号】100169764
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 雄一郎
(72)【発明者】
【氏名】山田 耕平
(72)【発明者】
【氏名】森川 雄大
【審査官】七字 ひろみ
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-124108(JP,A)
【文献】特開2004-121319(JP,A)
【文献】特開平07-095935(JP,A)
【文献】特開2017-042448(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47K 13/00-17/02
E03D 9/00- 9/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
便鉢を有する便器に対して開閉可能に設けられる便座と、
本体ケースと、
前記便座を支持する便座回転軸を回動自在に駆動するモータユニットと、
前記モータユニットを前記本体ケースに位置決めした状態で支持する固定部材と、
前記固定部材と別体で設けられ、前記本体ケースに対して前記便座回転軸の軸方向で前記モータユニット側から取り付けられる摺動ワッシャーと、
を備える便座装置。
【請求項2】
前記摺動ワッシャーは、前記固定部材と前記本体ケースとの間に取り付けられている、
請求項1に記載の便座装置。
【請求項3】
前記固定部材及び前記モータユニットの少なくとも一方を前記軸方向に押さえ付け押さえ部材が設けられている、
請求項1又は2に記載の便座装置。
【請求項4】
前記本体ケースには、一対の前記モータユニットが前記軸方向に同軸で設けられ、
一対の前記モータユニットのうち一方が前記便座を回転駆動させ、他方が前記便器に設けられる便蓋を回転駆動させ、
一対の前記モータユニットは、1つの前記押さえ部材によって前記軸方向に押さえ付けて位置決めされている、
請求項3に記載の便座装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、便座装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1では、便座と、便座を開閉可能に支持するモータユニットと、モータユニットが収容される本体ケースと、本体ケースの内部においてモータユニットの位置を固定する固定部材と、を有する便座装置が記載されている。このような便座装置では、固定部材は、本体ケースとは異なる材料で形成されているとともに、本体ケースに形成された開口部から本体ケースの外部に露出し便座と対向する露出部を有する。そして、便座は、露出部を貫通して開口部から外部に突出したモータユニットの便座回転軸に回動可能に接続され、便座回転軸を中心に回動すると露出部と摺動する構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2017-176413号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のような便座装置では、固定部材をビス等で本体ケースに取り付ける場合が多く、ビスの公差分で本体ケースに対する固定部材の位置がずれてしまうおそれがあった。すなわち、便座回転軸と本体ケースの露出部との位置関係がずれているため、便座が回動する際に、便座と本体ケースとが干渉し、この干渉により異音が発生するおそれがあった。
【0005】
本開示は、便座と本体ケースとの干渉を抑えて異音の発生を抑制することができる便座装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様の便座装置は、便鉢を有する便器に対して開閉可能に設けられる便座と、前記便座の開閉機構を収容する機能部と、を有し、前記機能部は、本体ケースと、前記便座の両端を支持する便座回転軸を回動自在に駆動するモータユニットと、前記モータユニットを前記本体ケースに位置決めした状態で支持する固定部材と、前記固定部材と別体で設けられ、前記本体ケースに対して前記便座回転軸の軸方向で前記モータユニット側から取り付けられる摺動ワッシャーと、を備えている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】便座装置を斜め上方から見た斜視図である。
図2図1に示す便座装置を下方から見た平面図であって、機能部の内部が見える状態の図である。
図3図2のモータユニットの位置決め状態を示す要部拡大図である。
図4図2に示す機能部の水平断面図である。
図5図4の一方のモータユニットを示す要部拡大図である。
図6図2に示すA-A線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1に示すように、本実施形態による便座装置1は、便鉢11を有する便器10に設けられ、便器10に対して開閉可能に設けられた便座2を備えている。便器10には、便座2に対して開閉可能に設けられた便蓋13(図2及び図4参照)が備えられている。図1は、閉状態(以下、閉位置P1という)の便座2が示されており、閉位置P1における便座2上に便蓋13が便鉢11の開口を上側から覆うようにして配置される。
【0009】
以下の説明において、便座装置1の使用者が便座2に着座した状態で使用者の前方を前側とし、同状態で使用者の背後側を後側とし、前側と後側とを結ぶ方向を前後方向Yと定義するとともに、便座2の着座者から見た左側と右側とを結ぶ方向を左右方向Xと定義する。便座装置1が設置されている床面から離れている側を「上側」とし、床面に近い側を「下側」とし、上側と下側とを結ぶ方向を上下方向Zと定義する。
【0010】
便器10の後側には、便座2や便蓋13の開閉機構や、使用する水の制御装置等が収容される機能部3が設けられている。
【0011】
便座2は、便器10の後部に位置する機能部3内に収容され左右方向Xに延びる便座回転軸31を中心に回動自在に設けられ、便器10の上面10aを覆う閉位置P1と、便器10に対して起立した開位置との間で回動するように設けられている。便座2は、周方向に連続して延在する環状をなし、閉位置P1で便器10の上面10aに載置された状態で使用者が着座可能となっている。
【0012】
便座2は、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT樹脂)、ABS、ユリア樹脂等ポリプロピレンよりも剛性の高い材質により形成されていることが好ましい。ポリプロピレンにガラス繊維やタルクなど添加物を加えて剛性を強化したり、ポリプロピレンを金属板で補強した材料を用いたりしても良い。
【0013】
便座2は、図1及び図2に示すように、閉位置P1で後端部の左右両端部のそれぞれから後方に延び、機能部3(後述する便座回転軸31)に対して回転自在に支持される一対の便座支持部21A、21Bを有している。一対の便座支持部21A、21Bは、それぞれに対応するヒンジ部3A、3Bを介して便座回転軸31に連結されている。便座支持部21A、21Bには連結孔21a(図4参照)が形成されている。この連結孔21aには、後述する機能部3の便座回転軸31が回転不能に貫通した状態で固定されている。
【0014】
機能部3は、便器10の後側に配置され、本体ケース32内に例えば人体の臀部を洗浄する衛生洗浄機能(温水洗浄便座)、便座2のヒータ機能(暖房便座)、脱臭機能、除菌機能、乾燥機能、便座・便座蓋開閉機能、擬音機能等を組み込むことが可能な構成となっている。機能部3には、図2から図4に示すように、便座2の開閉機構として、便座2を開閉可能に支持する便座回転軸31が収容されている。
【0015】
機能部3は、上述した便座回転軸31と、本体ケース32と、本体ケース32の上方の上開口部32aを覆うカバー33(図1参照)と、便座2の一対の便座支持部21A、21B及び便蓋13を支持する便座回転軸31を回動自在に駆動する一対のモータユニット4(4A、4B)と、本体ケース32の内部においてモータユニット4を軸方向に押さえ付けて位置決めする押さえ部材5と、を備えている。
【0016】
本体ケース32は、便座2と同様に例えばポリプロピレン等の材料で形成され、便座回転軸31、モータユニット4A、4B、あるいは上述した洗浄機能をもつ洗浄装置等の機構部や制御部が収容される。本体ケース32は、便器10の後方に設けられるベースプレート12上に固定されている。本体ケース32は、図1及び図2に示すように、前壁321、後壁322、左右両側の側壁323、323、及び底盤(図示省略)を有し、上面視で略矩形状の枠形状に形成されている。後壁322は、左右方向Xの中央部が後方に突出するように滑らかに湾曲している。本体ケース32の左右両側には、ヒンジ部3A、3Bが位置し、便座2の便座支持部21A、21Bが連結されている。
【0017】
本体ケース32の左右両側の側壁323、323のそれぞれには、図2図4及び図5に示すように、壁厚方向に貫通する回転軸挿通穴34が形成されている。回転軸挿通穴34は、側壁323において前後方向Yの略中央部に位置し、左右方向Xから見て円形に開口している。回転軸挿通穴34は、便座回転軸31が後述する摺動ワッシャー7を介して挿通可能な大きさに形成されている。
【0018】
本体ケース32には、図4に示すように、一対のモータユニット4A、4Bのそれぞれを本体ケース32内の所定位置に固定する収納部36が設けられている。収納部36には、各モータユニット4A、4Bが上方から嵌合される。収納部36に嵌合されたモータユニット4A、4Bは、左右方向X及び前後方向Yの移動が制限された状態で収納される。なお、カバー33を本体ケース32に対して閉じることで、本体ケース32に収容された一対のモータユニット4A、4Bは、カバー33によって上から押さえ付けられて上下方向Zの移動も制限される。
【0019】
便座回転軸31は、回転中心を左右方向Xに向けて配置され、モータユニット4A、4Bの回転軸に対してそれぞれに同軸に接続され、モータユニット4A、4Bの回転駆動によって回転する。便座回転軸31は、便座支持部21A、21Bの連結孔21aに嵌入された状態で固定されている。
【0020】
一対のモータユニット4A、4Bは、それぞれが同一軸上に配置され、いずれか一方の便座支持部21A、21Bに便座回転軸31を介して連結されている。一方(図4の紙面左側)のモータユニット4Aは便蓋13を回転させるものであり、他方(図4の紙面右側)のモータユニット4Bは便座12を回転させるものである。一対のモータユニット4A、4Bは、それぞれが同調して回転駆動し、便座2の回転の際に左右の便座支持部21A、21Bの位置が同じ回転角度で回動する。一対のモータユニット4A、4Bは、軸方向に離して配置され、双方の軸方向の間に配置される後述する押さえ部材5によってそれぞれが左右方向Xの外側(便座回転軸31側)に向けて押し込まれて本体ケース32内の所定の位置に位置決めされている。モータユニット4A、4Bにおいて、軸方向で便座回転軸31が設けられる側を先端部4aとし、その反対側の端面を後端部4bとする。
【0021】
モータユニット4(4A、4B)は、モータユニット4を本体ケース32の収納部36に収納した状態で支持するアダプタ6(固定部材)と、アダプタ6と別体で設けられ、本体ケース32に対して軸方向でモータユニット4側から取り付けられる摺動ワッシャー7と、を備えている。
【0022】
アダプタ6は、図4及び図5に示すように、モータユニット4を本体ケース32の内部において所定の位置に固定する。アダプタ6は、例えば高密度ポリエチレンなどの便座2および本体ケース32とは異なる材料で形成されている。
【0023】
摺動ワッシャー7は、アダプタ6における左右方向Xの外側(側壁323側)に配置され、便座支持部21A、21Bに対して摺動させるために設けられている。摺動ワッシャー7は、本体ケース32の側壁323の回転軸挿通穴34に対して軸方向(左右方向X)で本体ケース32の内側から取り付けられている。摺動ワッシャー7は、アダプタ6と側壁323の回転軸挿通穴34との間に挟まれた状態で固定されている。摺動ワッシャー7は、便座回転軸31を回転可能に支持し、アダプタ6に対して左右方向Xに隣接した状態で配置されている。摺動ワッシャー7は、側壁323の内面323aに当接する当接板71と、当接板71から左右方向Xの外側に突出し、側壁323に形成された回転軸挿通穴34の内側に嵌合する突出筒72と、を有している。
【0024】
当接板71は、図5に示すように、モータユニット4が本体ケース32の収納部36に収容された状態で、側壁323の内面323aと、アダプタ6との間に左右方向Xに僅かなクリアランスCをもった状態で介在される。さらに、当接板71は、後述するようにモータユニット4が押さえ部材5によって左右方向Xの外側に向けて押し込まれた状態において、当接板71の側壁323を向く当接面71aが側壁323の内面323aに当接する。突出筒72は、便座回転軸31を挿通可能に形成されている。
【0025】
アダプタ6は、電動により開閉可能に設けられ、開閉によりモータユニット4を外周側から把持するようにして固定される。モータユニット4に固定されたアダプタ6は、本体ケース32に固定される。アダプタ6を介して本体ケース32に固定されたモータユニット4は、本体ケース32に収容された状態となる。このとき、摺動ワッシャー7は、アダプタ6の摺動ワッシャー7側を向く外端面6aと、本体ケース32の側壁323の内面323aとの間にクリアランスCをもった状態で配置されている。
【0026】
図3図4及び図6に示すように、押さえ部材5は、左右方向Xで一対のモータユニット4A、4Bの間で本体ケース32に固定されている。押さえ部材5は、一対のモータユニット4A、4Bのそれぞれの後端部4bを軸方向に押さえ付けることにより、各モータユニット4A、4Bを本体ケース32の所定位置に位置決めする。
【0027】
押さえ部材5は、本体ケース32に固定される本体部51と、本体部51の左右両側に設けられたモータ保持枠52と、一対のモータユニット4A、4Bのそれぞれの後端部4bを先端部4a側に押し込む押し込み片53と、を備えている。モータ保持枠52は、本体ケース32側に配置される前後方向Yに延びる保持壁521と、保持壁521の前後両端から左右方向Xで本体部51から離れる方向に延びる一対のガイド522と、によってコの字状に形成されている。モータ保持枠52の枠内には、モータユニット4の後端部4bが収容された状態で保持可能となっている。
【0028】
保持壁521には、押し込み片53が配置され上方に開口する切欠部521aが形成されている。図6に示すように、切欠部521aの奥部には、押し込み片53の下端に位置する基端部53bが接続されている。押し込み片53は基端部53aを軸にして左右方向Xに揺動可能に設けられている。押し込み片53の先端部53aは、モータユニット4の後端部4b側に向けて力が作用している。つまり、モータ保持枠52で保持したモータユニット4は、押し込み片53の先端部53aの押し付け力によって摺動ワッシャー7を介して側壁323に押し付けられた状態で位置決めされる。本実施形態では、一対のモータユニット4A、4Bが1つの押さえ部材5によって同時に位置決めされている。
【0029】
次に、本実施形態による便座装置1の作用について、図面に基づいて詳細に説明する。図3から図5に示すように、本実施形態による便座装置1では、モータユニット4A、4Bを機能部3の本体ケース32に位置決めする際に、各モータユニット4A、4Bにアダプタ6及び摺動ワッシャー7を固定した後、モータユニット4A、4Bを収納部36に収容し、アダプタ6を本体ケース32に固定する。このとき、モータユニット4A、4Bは後端部4bが押さえ部材5の押し込み片53によって先端部4a側(摺動ワッシャー7側)に押し込まれる。これにより、摺動ワッシャー7は側壁323の回転軸挿通穴34に本体ケース32の内側から嵌合されるとともに、摺動ワッシャー7とアダプタ6(モータユニット4A、4B)との間のクリアランスCを小さくすることができる。
【0030】
本実施形態では、摺動ワッシャー7が本体ケース32の内側から本体ケース32の側壁323に固定されているので、便座2の開閉時において、便座回転軸31に固定される便座2と側壁323とが干渉することによるがたつきを小さく抑えることができる。このように、モータユニット4における組み立て上の製造誤差を小さくすることができるため、便座2が本体ケース32に接触しないようになり、便座2と本体ケース32との異音の発生を抑制することができる。しかも、上述したように、押さえ部材5によってモータユニット4A、4Bの後端部4bが摺動ワッシャー7側に押し込まれ、摺動ワッシャー7と側壁323との隙間を小さくすることができ、摺動ワッシャー7の動きが少なくなり、便座2と本体ケース32とが干渉することをより効果的に抑制できる。
【0031】
本実施形態では、本体ケース32内で一対のモータユニット4A、4Bが軸方向に同軸で設けられ、一対のモータユニット4A、4Bが1つの押さえ部材5によって同時に軸方向に押さえ込まれて位置決めすることができる。
【0032】
本実施形態による便座装置1では、モータユニット4A、4Bに固定される便座2と本体ケース32とのがたつきを小さくすることで、便座2と本体ケース32との干渉を抑えて異音の発生を抑制することができる。
【0033】
以上、本開示による便座装置の実施形態について説明した。本開示は上記の実施形態に限定されるものではない。
【0034】
例えば、本実施形態では、押さえ部材5の押し込み片53によってモータユニット4の後端部4bを押し込むことにより、モータユニット4をアダプタ6を介して摺動ワッシャー7に押し付ける構成としている。押さえ部材5で押し込む部位はモータユニット4自体ではなくアダプタ6であってもよいし、モータユニット4とアダプタ6の両方であってもかまわない。
【0035】
本実施形態では、1つの押さえ部材5によって一対のモータユニット4A、4Bを兼用して押し込む構成としている。モータユニット4A、4B毎に対応した押さえ部材5が設けられていてもよい。
【0036】
押さえ部材5の構成についても、本実施形態に限定されることがない。例えば、モータ保持枠52を省略してもよい。本実施形態では、押し込み片53がモータユニット4側に付勢したものであって、押し込み片53の付勢力によってモータユニット4を押し込む構成としている。例えば、ばねの付勢力を利用する構造を採用することも可能である。
【0037】
その他、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
【符号の説明】
【0038】
1…便座装置、2…便座、3…機能部、4、4A、4B…モータユニット、5…押さえ部材、6…アダプタ(固定部材)、7…摺動ワッシャー、10…便器、11…便鉢、12…ベースプレート、21A、21B…便座支持部、31…便座回転軸、32…本体ケース、34…回転軸挿通穴、71…当接板、71a…当接面、323…側壁、Y…前後方向、X…左右方向
図1
図2
図3
図4
図5
図6