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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-16
(45)【発行日】2024-05-24
(54)【発明の名称】洗濯機
(51)【国際特許分類】
   D06F 39/00 20240101AFI20240517BHJP
【FI】
D06F39/00 Z
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2021004595
(22)【出願日】2021-01-15
(65)【公開番号】P2022109350
(43)【公開日】2022-07-28
【審査請求日】2023-04-25
(73)【特許権者】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100106116
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 健司
(74)【代理人】
【識別番号】100131495
【弁理士】
【氏名又は名称】前田 健児
(72)【発明者】
【氏名】川上 泰広
【審査官】宮部 愛子
(56)【参考文献】
【文献】特開2000-070589(JP,A)
【文献】特開2000-024365(JP,A)
【文献】特開2013-141554(JP,A)
【文献】特開2002-225648(JP,A)
【文献】特開平02-273998(JP,A)
【文献】特開2005-325852(JP,A)
【文献】特開2020-178954(JP,A)
【文献】実開昭54-137274(JP,U)
【文献】特開2003-284891(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
D06F 39/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体と、
洗濯運転を制御する制御手段と、
前記制御手段に電気的に接続されている第1機器および第2機器と、
前記制御手段と前記第1機器とを電気的に接続している第1内部配線と、
前記制御手段と前記第2機器とを電気的に接続している第2内部配線と、
階段形状に形成された略コの字型の本体部と、前記本体部の端部にそれぞれ段違いに配設されている第1の蓋および第2の蓋と、を有する配線ガイドと、
を備え、
前記第1の蓋および前記第2の蓋は、前記本体部に対し開閉可能に設けられ、
前記本体部と前記第1の蓋とは、前記第1内部配線および前記第2内部配線が通過する領域を形成し、
前記第2の蓋は、前記第1内部配線と前記第2内部配線との間に位置し、前記本体部と前記第2の蓋とで前記第2内部配線が通過する第2領域を形成し、
前記第1内部配線は、前記第2領域を通過しない洗濯機。
【請求項2】
インバータ回路をさらに備え、
前記第1機器は前記インバータ回路により制御される機器であり、前記第2機器は前記インバータ回路により制御されない機器である、
請求項1に記載の洗濯機。
【請求項3】
前記筐体内に設けられた外槽と、
前記外槽内に回転自在に設けられた洗濯槽と、
前記洗濯槽を回転駆動する駆動手段と、
前記外槽に風呂水を給水する風呂水ポンプと、
前記外槽に水道水を給水する給水弁と、
前記外槽への給水量を検知する水位検知手段と、
操作表示部と、
をさらに備え、
前記第1機器は駆動手段および風呂水ポンプのいずれかであり、
前記第2機器は給水弁、水位検知手段、および操作表示部のいずれかである、
請求項2に記載の洗濯機。
【請求項4】
前記配線ガイドはフックをさらに有し、
前記配線ガイドは前記フックにより前記筐体の内部に固定される、
請求項1~3のいずれか1項に記載の洗濯機。
【請求項5】
前記配線ガイドは、前記フックにより前記筐体の基底部に固定される、
請求項4に記載の洗濯機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、衣類および洗濯水を撹拌する洗濯機に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、衣類などの洗濯を行う洗濯機を開示する。この洗濯機は、機器本体の上部を構成する上部枠体と、電装部品を収納するパネルと、上部枠体の側内面に複数の凹状のリード線ガイドを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】実開昭63-076288号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、第1内部配線と第2内部配線とが近接して発生するノイズによる誤動作などを抑制できる洗濯機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における洗濯機は、筐体と、洗濯運転を制御する制御手段と、制御手段に電気的に接続されている第1機器および第2機器と、制御手段と第1機器とを電気的に接続している第1内部配線と、制御手段と第2機器とを電気的に接続している第2内部配線と、階段形状に形成された略コの字型の本体部と、本体部の端部にそれぞれ段違いに配設されている第1の蓋および第2の蓋と、を有する配線ガイドと、を備え、第1の蓋および第2の蓋は、本体部に対し開閉可能に設けられ、本体部と第1の蓋とは、第1内部配線および第2内部配線が通過する領域を形成し、第2の蓋は、第1内部配線と第2内部配線との間に位置し、本体部と第2の蓋とで第2内部配線が通過する第2領域を形成し、第1内部配線は、第2領域を通過しない
【発明の効果】
【0006】
本開示における洗濯機は、接続先の異なる第1内部配線と第2内部配線とを、配線ガイド内部で分離して配線することができる。そのため、第1内部配線と第2内部配線とが近接して発生するノイズによる誤動作などを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】実施の形態における洗濯機の縦断面図
図2】同洗濯機の筐体の内部前方に配設された配線ガイドの模式図
図3】同洗濯機の基底部に配設された配線ガイドの模式図
図4】同洗濯機の内部配線および配線ガイドの模式図
図5】同洗濯機の配線ガイドの蓋部が開いている状態の模式図
図6】同洗濯機の配線ガイドの蓋部が閉じている状態の模式図
図7】同洗濯機の配線ガイドの断面図
図8】同洗濯機の配線ガイドの変形例を示した模式図
図9】特許文献1に記載の従来の洗濯機の構成図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
【0009】
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供され
るのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
【0010】
(実施の形態)
以下、図1図3を用いて、実施の形態を説明する。
【0011】
[1-1.構成]
図1において、洗濯機10は、筐体20と水槽ユニット40とを備える。
【0012】
水槽ユニット40は、筐体20の内部に配置されており、外槽41と、洗濯槽42とを有する。外槽41は、外槽41の下面部と筐体20の下部の基底部21とに固定された減衰防振ダンパー22により、筐体20内に弾性的に支持されている。
【0013】
洗濯槽42は、有底円筒状に形成され、洗濯槽42の底面の回転軸44を中心として外槽41内に回転自在に収納されている。回転軸44は、外槽41の背面に設けられた軸受45で軸支され、回転軸44にモータ43(駆動手段)を連結して構成されている。外槽41、洗濯槽42および回転軸44は、軸方向が水平、または水平に対して前面側がやや上方に傾けられて設けられている。また、洗濯槽42の前面側には、使用者が衣類等を出し入れできる投入口(図示せず)が設けられている。
【0014】
筐体20の前面には、ドア23が開閉自在に軸支され、設けられている。ドア23は、使用者が衣類等を出し入れできる投入口と連通している。また、ドア23の上方には、操作表示部50が設けられており、操作表示部50は、入力設定手段(図示せず)および表示手段(図示せず)を有している。
【0015】
筐体20の上部には、洗剤投入部24と、水槽ユニット40へ給水する給水ユニット60が設けられている。給水ユニット60は、水道水を給水する給水弁61と、風呂水を供給する風呂水ポンプ62と、給水量を把握する水位検知手段63を有する。また、筐体20の下部には、排水弁25が設けられている。
【0016】
筐体20の内方下部には、制御部30が設けられている。制御部30は、マイクロコンピュータなどの制御手段(図示せず)を有する。制御手段は、洗い、すすぎ、脱水などを含む洗濯運転の一連の工程を制御する。制御手段は、操作表示部50の入力設定手段および表示手段と、給水ユニット60の給水弁61および水位検知手段63とに信号伝達を行い、また、モータ43の回転動作や風呂水ポンプ62の動作等を制御する。また、制御手段は、入力設定手段から入力される運転指示、および水位検知手段63をはじめとする各検知手段により検知される運転状態の監視情報に基づいてモータ43の回転や風呂水ポンプ62の動作を制御し、給水弁61、排水弁25の動作を制御すると共に、表示手段により運転状態や制御状態を使用者に判るように表示信号を送信する。
【0017】
図2および図3において、実施の形態に係る洗濯機10は内部配線70および配線ガイド80を備える。
【0018】
内部配線70は、第1内部配線71と第2内部配線72とを有する。第1内部配線71は、制御手段と第1機器とを電気的に接続しており、第2内部配線72は、制御手段と第2機器とを電気的に接続している。実施の形態では、第1機器をモータ43および風呂水ポンプ62を含む、インバータ回路(図示せず)により制御される機器と定義する。また、第2機器を排水弁25、操作表示部50、給水弁61、および水位検知手段63を含む、インバータ回路により制御されない機器と定義する。
【0019】
配線ガイド80は、筐体20の内部に配設される。内部配線70は配線ガイド80の内側を通ることで、内部配線70と洗濯機10の内部の構造体や水槽ユニット40とが接触することによる断線を防止している。
【0020】
図4図7において、配線ガイド80は、略コの字型の本体部81と、孔部82と、第1の蓋84および第2の蓋85を有する蓋部83と、を有する。蓋部83は、第1の蓋84および第2の蓋85を有する。配線ガイド80の本体部81は、階段形状をしており、第1の蓋84は上段部87の上端に、第2の蓋85は下段部88の上端に配設されている。蓋部83は開閉可能であり、先端にツメ部86を有する。蓋部83の先端のツメ部86を孔部82に引っ掛けることで、蓋部83を閉じることができる。
【0021】
図6および図7を用いて、配線ガイド80の本体部81、第1の蓋84および第2の蓋85で区切られる領域について説明する。領域A(鎖線で囲まれた領域)は、本体部81および閉じられた状態の第1の蓋84で囲まれた領域を示しており、第1内部配線71および第2内部配線72は領域Aを通過する。領域B(一点鎖線で囲まれた領域)は、本体部81、閉じられた状態の第1の蓋84および第2の蓋85で囲まれた領域であり、第1内部配線71は領域Bを通過する。領域C(二点鎖線で囲まれた領域)は、本体部81および閉じられた状態の第2の蓋85で囲まれた領域であり、第2内部配線72は領域Cを通過する。第2の蓋85は、第1内部配線71と第2内部配線72の間に位置しており、第1内部配線71と第2内部配線72が接触することを防いでいる。領域Bは第1内部配線71が緩貫できるように、領域Cは第2内部配線72を緩貫できるようにそれぞれ構成されている。これにより、配線ガイド80は、第1内部配線71および第2内部配線72の径に依存せずに配線することができる。
【0022】
[1-2.効果等]
以上のように、実施の形態において、洗濯機10は、筐体20と、制御手段(図示せず)と、第1機器と、第2機器と、第1内部配線71と、第2内部配線72と、配線ガイド80と、を備える。制御手段は、洗濯運転を制御する。第1機器は、制御手段に電気的に接続されている。第2機器は、制御手段に電気的に接続されている。第1内部配線71は、制御手段と第1機器とを電気的に接続している。第2内部配線72は、制御手段と第2機器とを電気的に接続している。配線ガイド80は、第1の蓋84、第2の蓋85、および略コの字型の本体部81を有する。第1内部配線71および第2内部配線72は第1の蓋84および本体部81に囲まれ、第2の蓋85は第1内部配線71および第2内部配線72の間に位置する。
【0023】
これにより、接続先の異なる第1内部配線71と第2内部配線72とを、配線ガイド80内部で分離して配線することができる。そのため、第1内部配線71と第2内部配線72とが近接して発生するノイズによる誤動作などを抑制することができる。
【0024】
実施の形態のように、洗濯機10はインバータ回路(図示せず)をさらに備え、第1機器はインバータ回路により制御され、第2機器はインバータ回路により制御されないようにしてもよい。
【0025】
これにより、インバータ回路内で発生したノイズが、インバータ回路により制御されない第2機器の誤動作を引き起こすことを抑制できる。
【0026】
実施の形態のように、洗濯機10は、外槽41と、洗濯槽42と、モータ43と、風呂水ポンプ62と、給水弁61と、水位検知手段63と、操作表示部50と、をさらに備え、第1機器はモータ43および風呂水ポンプ62のいずれかとし、第2機器は給水弁61、水位検知手段63、および操作表示部50のいずれかとしてもよい。
【0027】
これにより、モータ43や風呂水ポンプ62を制御するインバータ回路内で発生したノイズが、インバータ回路により制御されない給水弁61、水位検知手段63、および操作表示部50の誤動作を引き起こすことを抑制できる。
【0028】
実施の形態のように、第1の蓋84および第2の蓋85は、本体部81に開閉可能に配設されてもよい。これにより、内部配線70の修理時など、第1の蓋84および第2の蓋85を自由に開閉することができる。
【0029】
実施の形態のように、本体部81は階段形状に構成され、第1の蓋84は上段部87に配設され、また、第2の蓋85は下段部88に配設されてもよい。これにより、配線ガイド80が水平方向および鉛直方向に重ならないより簡易な構造となり、より少ない材料で作成できる。
【0030】
(実施の形態の変形例)
次に、図8を用いて実施の形態の変形例を説明する。なお、以下では、上記実施の形態と同一部分には、同一符号を付して新たな図示や詳しい説明を省略し、実施の形態と異なる点を中心に述べる。
【0031】
図8において、配線ガイド80は、本体部81にフック90をさらに有する。フック90は、基底部21に配線ガイド80を固定することができる。これにより、内部配線70を基底部21に沿って配線する際、固定をするためにビスなど別の部品を用いることなく、配線ガイド80を基底部21に固定することができる。
【0032】
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。
【0033】
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
【0034】
実施の形態では、第1機器をモータ43および風呂水ポンプ62を含む、インバータ回路により制御される機器とし、第2機器を排水弁25、操作表示部50、給水弁61、および水位検知手段63を含む、インバータ回路により制御されない機器と定義したが、第1機器および第2機器は、制御手段に電気的に接続されている装置であればよい。
【0035】
実施の形態では、第1内部配線71は制御手段と第1機器のいずれかとを接続する1本の配線をさしていたが、複数の配線をひとまとめにしてもよい。なお、第2内部配線72についても同様に適用される。
【0036】
実施の形態では、配線ガイド80が第1内部配線71と第2内部配線72とを分離して配線できる構成としたが、配線ガイド80の蓋部83がさらに多くの蓋を有し、内部配線70をさらに細分化して分離配線してもよい。これにより、装置ごとのより細かい分離配線が可能となり、内部配線70が近接することで発生するノイズによる、各装置の誤動作をより抑制することができる。
【0037】
実施の形態では、配線ガイド80の第1の蓋84および第2の蓋は外向きに開くようにしたが、内向きに開くように構成してもよい。これにより、洗濯機の洗濯運転中の振動により、蓋部83が外側でぶらつく可能性を抑制することができる。
【0038】
実施の形態の変形例では、フック90を洗濯機10の基底部21に固定したが、固定する場所は筐体20の内部であればよい。これにより、操作表示部50や給水弁61などの洗濯機10の上方に位置する装置へも、配線ガイド80により内部配線70を誘導できる。
【0039】
実施の形態では、配線ガイド80の本体部81の形状を略コの字型としたが、形状は略コの字型と限定しない。例えば、略U字型や略V字型であってもよい。
【0040】
実施の形態では、配線ガイド80の蓋部83は本体部81と一体形成されていたが、蓋部83および本体部81が別部品で構成され、ヒンジなどの部品により組み合わさっていても良い。
【0041】
実施の形態では、配線ガイド80の第1の蓋84および第2の蓋85が重ならないように配設したが、鉛直方向に重なっていても良い。
【0042】
実施の形態では、配線ガイド80の第1の蓋84および第2の蓋85は開閉自在のものとしたが、嵌め込み式であり、開閉が出来ないものであってもよい。
【0043】
実施の形態では、第1内部配線71は配線ガイド80の領域Bを、第2内部配線72は配線ガイド80の領域Cを通るように設けたが、第1内部配線71が領域Cを、第2内部配線72が領域Bを通っても良い。
【0044】
実施の形態では、洗濯機の一例としてドラム式洗濯機を説明した。洗濯機は、布を水洗できるものであればよい。したがって、洗濯機はドラム式洗濯機に限定されず、縦型洗濯機や二槽式洗濯機、洗濯乾燥機でもよい。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本開示は、内部配線を備える洗濯機に適用可能である。具体的には、ドラム式洗濯機、縦型洗濯機、二槽式洗濯機、洗濯乾燥機などに、本開示は適用可能である。
【符号の説明】
【0046】
10 洗濯機
20 筐体
21 基底部
22 減衰防振ダンパー
23 ドア
24 洗剤投入部
25 排水弁
30 制御部
40 水槽ユニット
41 外槽
42 洗濯槽
43 モータ
44 回転軸
45 軸受
50 操作表示部
60 給水ユニット
61 給水弁
62 風呂水ポンプ
63 水位検知手段
70 内部配線
71 第1内部配線
72 第2内部配線
80 配線ガイド
81 本体部
82 孔部
83 蓋部
84 第1の蓋
85 第2の蓋
86 ツメ部
87 上段部
88 下段部
90 フック
A、B、C 領域
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9