(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-13
(45)【発行日】2024-06-21
(54)【発明の名称】解析情報修正装置、解析情報修正方法、及び、コンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
H04N 5/76 20060101AFI20240614BHJP
H04N 21/231 20110101ALI20240614BHJP
H04N 5/783 20060101ALI20240614BHJP
H04N 5/93 20060101ALI20240614BHJP
H04N 7/18 20060101ALI20240614BHJP
【FI】
H04N5/76
H04N21/231
H04N5/783
H04N5/93
H04N7/18 U
(21)【出願番号】P 2020045204
(22)【出願日】2020-03-16
【審査請求日】2023-02-16
(73)【特許権者】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002000
【氏名又は名称】弁理士法人栄光事務所
(72)【発明者】
【氏名】井村 康治
(72)【発明者】
【氏名】上田 純子
(72)【発明者】
【氏名】齋藤 優麻
【審査官】大西 宏
(56)【参考文献】
【文献】特開2005-286378(JP,A)
【文献】特開2011-228918(JP,A)
【文献】特開2015-070503(JP,A)
【文献】特開2017-055175(JP,A)
【文献】特開2019-176260(JP,A)
【文献】国際公開第2006/077806(WO,A1)
【文献】上山 嵩 、北原 格、亀田 熊成、太田 友一,選手動作に基づくバドミントン競技映像の分割手法,第13回情報科学技術フォーラム 講演論文集,第3分冊 ,日本,情報処理学会,2014年08月19日,pp.113-114
【文献】田靡 雅基、古山 純子、冨田 裕人、濱田 匡夫,画像センシング技術を活用したスポーツICTの取組み,映像情報メディア学会誌,日本,一般社団法人映像情報メディア学会,2019年09月01日, 第73巻 第5号 ,pp.871-876
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 5/76 -5/775
H04N 5/782-5/784
H04N 5/91 -5/956
H04N 21/00 -21/858
H04N 7/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
球技のプレイを行う選手が撮影された映像ストリームを受信する映像受信部と、
受信した前記映像ストリームを前記プレイのラリー単位で録画したラリー録画データを生成する録画部と、
前記ラリー録画データの映像を表示すると共に、前記ラリー内に行われた前記プレイに関する所定のアクションと、当該アクションが行われたタイミングと、当該アクションを行った選手の番号とを対応付けた解析情報を修正するための修正用UI(User Interface)を表示するUI制御部と、を
備え、
前記UI制御部は、
前記解析情報に基づいて、前記ラリー内に前記所定のアクションが行われたか否かを判定し、
前記ラリー内に前記所定のアクションが行われたと判定した場合、前記ラリー録画データから前記所定のアクションが行われたタイミングのフレーム画像を頭出しすると共に、前記ラリー録画データを再生して表示する、
解析情報修正装置。
【請求項2】
前記UI制御部は、前記ラリー内に前記所定のアクションが行われていないと判定した場合、前記ラリー録画データを、通常の再生速度よりも高速に再生して表示する、
請求項1に記載の解析情報修正装置。
【請求項3】
前記UI制御部は、
前記ラリー録画データの映像の表示を操作するための操作用UIを表示し、
前記解析情報に含まれる前記所定のアクションが行われたタイミングを、表示中の前記ラリー録画データの映像が撮影されたタイミングに修正するための修正情報を生成する、
請求項
1又は2に記載の解析情報修正装置。
【請求項4】
前記映像受信部は、撮影方向が互いに異なる第1の映像ストリーム及び第2の映像ストリームを受信し、
前記録画部は、前記第1の映像ストリームをラリー単位で録画した第1のラリー録画データと、前記第2の映像ストリームをラリー単位で録画した第2のラリー録画データとを生成し、
前記UI制御部は、ユーザからの指示に応じて、前記第1のラリー録画データの映像の表示と前記第2のラリー録画データの映像の表示とを切り替える、
請求項
1から3のいずれか1項に記載の解析情報修正装置。
【請求項5】
前記球技はバレーボールであり、
前記所定のアクションは、前記ラリー内に行われた最後のアタックである、
請求項
1から4のいずれか1項に記載の解析情報修正装置。
【請求項6】
情報処理装置により、球技プレイに関する解析情報を修正する解析情報修正方法であって、
球技のプレイを行う選手が撮影された映像ストリームを受信し、
受信した前記映像ストリームを前記プレイのラリー単位で録画したラリー録画データを生成し、
前記ラリー録画データの映像を表示すると共に、前記ラリー内に行われた前記プレイに関する所定のアクションと、当該アクションが行われたタイミングと、当該アクションを行った選手の番号とを対応付けた解析情報を修正するための修正用UIを表示
し、
さらに、前記解析情報に基づいて、前記ラリー内に前記所定のアクションが行われたか否かを判定し、
前記ラリー内に前記所定のアクションが行われたと判定した場合、前記修正用UIにおいて、前記ラリー録画データから前記所定のアクションが行われたタイミングのフレーム画像を頭出しすると共に、前記ラリー録画データを再生して表示する、
解析情報修正方法。
【請求項7】
球技のプレイを行う選手が撮影された映像ストリームを受信し、
受信した前記映像ストリームを前記プレイのラリー単位で録画したラリー録画データを生成し、
前記ラリー録画データの映像を表示すると共に、前記ラリー内に行われた前記プレイに関する所定のアクションと、当該アクションが行われたタイミングと、当該アクションを行った選手の番号とを対応付けた解析情報を修正するための修正用UIを表示
し、
さらに、前記解析情報に基づいて、前記ラリー内に前記所定のアクションが行われたか否かを判定し、
前記ラリー内に前記所定のアクションが行われたと判定した場合、前記修正用UIにおいて、前記ラリー録画データから前記所定のアクションが行われたタイミングのフレーム画像を頭出しすると共に、前記ラリー録画データを再生して表示する、
処理をコンピュータに実行させる、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、解析情報修正装置、解析情報修正方法、及び、コンピュータプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、バレーボール分析ソフトウェアとして「Data Volley」が知られている。Data Volleyは、このソフトウェアに精通したアナリストによって使用され、当該アナリストが主観的判断に基づいて、バレーボールの選手のプレイに関する情報をData Volleyに入力する。
【0003】
また、特許文献1には、コートを見下ろす四隅にカメラを設置し、これら4台のカメラを同期させて選手のプレイを撮影し、各カメラの撮影映像に基づいて、ボールの移動軌跡、選手のアクションの種類(例えばバレーボールにおけるサーブ、レセプション、ディグ、トス、アタック、ブロック)、及び、アクションを行った選手の背番号を解析して解析情報を自動的に生成する技術が開示されている。特許文献1の技術によれば、アナリストの主観的判断に頼ることなく、自動的に解析情報を生成できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示の技術によって生成された解析情報が常に正確とは限らない。特許文献1に開示の技術では、選手のユニフォームの背番号を画像認識して、アクションを行った選手の背番号を特定しているが、例えば、ユニフォームがよじれていたり、選手の髪が背番号を覆っていたりして、背番号を正しく画像認識できない場合がある。この場合、解析情報に、背番号が記録されなかったり、誤った背番号が記録されたりし得る。
【0006】
本開示の目的は、球技を行う選手のプレイを解析して生成された解析情報を効率的に確認及び修正できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る解析情報修正装置は、球技のプレイを行う選手が撮影された映像ストリームを受信する映像受信部と、受信した前記映像ストリームを前記プレイのラリー単位で録画したラリー録画データを生成する録画部と、前記ラリー録画データの映像を表示すると共に、前記ラリー内に行われた前記プレイに関する所定のアクションと、当該アクションが行われたタイミングと、当該アクションを行った選手の番号とを対応付けた解析情報を修正するための修正用UI(User Interface)を表示するUI制御部と、を備え、前記UI制御部は、前記解析情報に基づいて、前記ラリー内に前記所定のアクションが行われたか否かを判定し、前記ラリー内に前記所定のアクションが行われたと判定した場合、前記ラリー録画データから前記所定のアクションが行われたタイミングのフレーム画像を頭出しすると共に、前記ラリー録画データを再生して表示する。
【0008】
本開示に係る解析情報修正方法は、情報処理装置により、球技プレイに関する解析情報を修正する解析情報修正方法であって、球技のプレイを行う選手が撮影された映像ストリームを受信し、受信した前記映像ストリームを前記プレイのラリー単位で録画したラリー録画データを生成し、前記ラリー録画データの映像を表示すると共に、前記ラリー内に行われた前記プレイに関する所定のアクションと、当該アクションが行われたタイミングと、当該アクションを行った選手の番号とを対応付けた解析情報を修正するための修正用UIを表示し、さらに、前記解析情報に基づいて、前記ラリー内に前記所定のアクションが行われたか否かを判定し、前記ラリー内に前記所定のアクションが行われたと判定した場合、前記修正用UIにおいて、前記ラリー録画データから前記所定のアクションが行われたタイミングのフレーム画像を頭出しすると共に、前記ラリー録画データを再生して表示する。
【0009】
本開示に係るコンピュータプログラムは、球技のプレイを行う選手が撮影された映像ストリームを受信し、受信した前記映像ストリームを前記プレイのラリー単位で録画したラリー録画データを生成し、前記ラリー録画データの映像を表示すると共に、前記ラリー内に行われた前記プレイに関する所定のアクションと、当該アクションが行われたタイミングと、当該アクションを行った選手の番号とを対応付けた解析情報を修正するための修正用UIを表示し、さらに、前記解析情報に基づいて、前記ラリー内に前記所定のアクションが行われたか否かを判定し、前記ラリー内に前記所定のアクションが行われたと判定した場合、前記修正用UIにおいて、前記ラリー録画データから前記所定のアクションが行われたタイミングのフレーム画像を頭出しすると共に、前記ラリー録画データを再生して表示する。
【0010】
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム又は記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
【発明の効果】
【0011】
本開示によれば、球技を行う選手のプレイを解析して生成された解析情報から所定のアクションが行われたタイミングのフレーム画像を頭出して再生されるラリー録画データにより、解析情報を効率的に確認及び修正できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本実施の形態に係る球技映像解析システムの構成例を示す図
【
図3】ラリーとラリー録画データと解析情報の確認及び修正作業との関係を説明するための図
【
図4】本実施の形態に係る解析情報修正装置の構成例を示すブロック図
【
図5】解析情報修正装置における処理の一例を示すフローチャート
【
図6】第1のラリー録画データの映像を表示した修正用UIの例を示す図
【
図7】第2のラリー録画データの映像を表示した修正用UIの例を示す図
【
図9】本開示に係る装置の機能をプログラムにより実現するコンピュータのハードウェア構成を示す図
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を適宜参照して、本開示の実施の形態について、詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、すでによく知られた事項の詳細説明及び実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の記載の主題を限定することは意図されていない。
【0014】
(本実施の形態)
<球技映像解析システムの構成>
図1は、本実施の形態に係る球技映像解析システム1の構成例を示す図である。
【0015】
球技映像解析システム1は、球技のプレイを撮影した映像を解析し、当該球技に用いられる移動体に対してアクションを行った選手を認識するシステムである。本実施の形態では、球技の1つであるバレーボールを例に説明する。ただし、球技映像解析システム1は、バレーボールに限らず、サッカー、野球、卓球、バスケットボール、テニス、ラグビー、アメリカンフットボール、ラクロス、バドミントン、又はアイスホッケー等、様々な球技に適用可能である。また、球技映像解析システム1が対象とする移動体は、典型的にはボールである。ただし、球技映像解析システム1が対象とする移動体は、ボールに限らず、例えばバドミントンのシャトル又はアイスホッケーのパックといった「球」の概念に当てはまらない形状のものであってもよい。球技映像解析システム1は、複数人から構成されるチームが移動体に対するアクションを行うことにより点数又は勝敗が決定される競技であれば、どのような競技にも適用可能である。
【0016】
球技映像解析システム1は、解析用カメラ10A、10B、10C、10D、確認用カメラ20A、20B、球技映像解析装置30、データサーバ40、ハブ50、及び、解析情報修正装置100を含む。
【0017】
解析用カメラ10A、10B、10C、10Dは、例えば有線LAN(Local Area Network)又は無線LANを通じて、球技映像解析装置30に接続される。確認用カメラ20A、20B、球技映像解析装置30、データサーバ40、及び、解析情報修正装置100は、例えば有線LAN又は無線LANを通じて、ハブ50に接続される。これらの装置20A、20B、30、40、100は、ハブ50を介して、データを送受信できる。なお、球技映像解析装置30、データサーバ40、及び、解析情報修正装置100のうちの少なくとも1つは、インターネット網に接続され、いわゆるクラウドサービスとして構成されてもよい。
【0018】
解析用カメラ10A、10B、10C、10Dは、球技を行う選手のプレイを撮影し、解析用動画のデータを生成する。解析用カメラ10A、10B、10C、10Dは、生成した解析用動画を球技映像解析装置30へ送信する。
【0019】
球技映像解析装置30は、例えば特許文献1に開示の技術によって、解析用カメラ10A、10B、10C、10Dから受信した解析用動画に基づき、球技に用いられる移動体の一例であるボールの移動軌跡と、プレイ中に行われた選手のアクションと、アクションが行われた時刻と、アクションを行った選手のチーム及び背番号とを解析する。なお、アクションが行われた「時刻」は、「時間」又は「タイミング」といった他の用語に読み替えられてもよい。また、アクションの種類は、バレーボールの場合、サーブ、レセプション、ディグ、トス、アタック、ブロックであってよい。
【0020】
そして、球技映像解析装置30は、その解析の結果に基づいて、
図2に例示するように、アクションが行われた時刻と、当該アクションを行った選手のチーム及び背番号と、当該アクションの種類とを対応付けた解析情報200を生成する。球技映像解析装置30は、解析用動画及び解析情報200をデータサーバ40に送信する。データサーバ40は、送信された解析用動画及び解析情報200を対応付けて管理する。
【0021】
特許文献1に開示の技術は、選手のユニフォームの背番号を画像認識して、アクションを行った選手の背番号を特定する。したがって、特許文献1に開示の技術は、ユニフォームがよじれていたり、選手の髪が背番号を覆っていたりして、背番号を正しく画像認識できない場合がある。この場合、解析情報200に、背番号が記録されなかったり、誤った背番号が記録されたりし得る。このように不正確な解析情報200が生成された場合に、当該解析情報200を効率的に修正できる技術が求められている。そこで、以下では、球技映像解析装置30によって生成された解析情報200を効率的に修正する技術の一例について説明する。
【0022】
第1の確認用カメラ20A及び第2の確認用カメラ20Bは、選手の背番号を撮影できる位置に設置される。例えば、
図1に示すように、第1の確認用カメラ20Aは、一方のチーム側のコートの後方に、ネット方向を撮影するように設置され、第2の確認用カメラ20Bは、他方のチーム側のコートの後方に、ネット方向を撮影するように設置される。
【0023】
第1の確認用カメラ20A及び第2の確認用カメラ20Bは、それぞれ、球技を行う選手のプレイを撮影し、映像ストリームを生成する。以下、第1の確認用カメラ20Aが生成する映像ストリームを第1の映像ストリーム、第2の確認用カメラ20Bが生成する映像ストリームを第2の映像ストリームという。
【0024】
第1の確認用カメラ20Aは、生成した第1の映像ストリームを解析情報修正装置100に送信する。第2の確認用カメラ20Bは、生成した第2の映像ストリームを解析情報修正装置100に送信する。
【0025】
解析情報修正装置100は、第1の映像ストリームを受信し、ラリー単位の録画データ(以下「第1のラリー録画データ」という)150A(
図4参照)を生成する。同様に、解析情報修正装置100は、第2の映像ストリームを受信し、ラリー単位の録画データ(以下「第2のラリー録画データ」という)150B(
図4参照)を生成する。ラリーとは、バレーボールの場合、サーブから始まり、得点が決まるまでの一連のプレイを意味する。なお、本実施の形態の説明では、第1のラリー録画データ150A及び第2のラリー録画データ150Bを区別しない場合、ラリー録画データと表現する。
【0026】
解析情報修正装置100は、1回のラリーのラリー録画データを再生すると共に、ユーザが当該ラリーの解析情報200を確認及び修正するためのUI(以下「修正用UI」という)300(
図6~
図8参照)を表示する。ユーザは、ラリー録画データの再生を見ながら、修正用UI300を通じて、当該ラリーの解析情報200を確認及び修正する。以下、解析情報200を修正した情報を、修正情報201(
図4参照)という。
【0027】
図3は、ラリーと、ラリー録画データと、解析情報200の確認及び修正作業との関係を説明するための図である。
【0028】
例えば、
図3に示すように、バレーボールのプレイにおいて、1回目のラリー、2回目のラリー、・・・が実際に行われた場合、解析情報修正装置100には、1回目のラリーが撮影されたラリー録画データ、2回目のラリーが撮影されたラリー録画データ、・・・が格納される。
【0029】
解析情報修正装置100は、1回目のラリー終了後、1回目のラリーのラリー録画データを再生し、1回目のラリーの解析情報200を確認及び修正するための修正用UI300を表示する。ユーザは、当該修正用UI300を通じて、1回目のラリーの解析情報200を確認及び修正できる。同様に、解析情報修正装置100は、2回目のラリー終了後、2回目のラリーのラリー録画データを再生し、2回目のラリーの解析情報200を確認及び修正するための修正用UI300を表示する。ユーザは、当該修正用UI300を通じて、2回目のラリーの解析情報200を確認及び修正できる。これを繰り返すことによって、ユーザは、各ラリーの解析情報200を確認及び修正できる。
【0030】
図3に示すように、ユーザが3回目のラリーの解析情報200の確認及び修正に時間がかかったとしても、4回目以降のラリーを撮影した映像ストリームは録画されているので、ユーザは、落ち着いて4回目以降のラリーの解析情報200を確認及び修正できる。
【0031】
また、本実施の形態によれば、確認用カメラ20A、20Bは、解析用カメラ10A、10B、10C、10Dと別の位置に設置される。よって、解析用カメラ10A、10B、10C、10Dの映像からはアクションを行った選手の背番号が認識しにくい場合であっても、ユーザは、確認用カメラ20A、20Bの映像から当該選手の背番号を認識し得る。
【0032】
また、球技映像解析装置30によって解析情報200が生成された後に、反則が判明したり、チャレンジ(審判の判定に対する不服申し立て)が行われたりして、ラリーの結果が変わることもある。本実施の形態によれば、このような場合であっても、ユーザは、修正用UI300を通じて、解析情報200を素早く修正できる。
【0033】
以下、解析情報修正装置100について詳細に説明する。
【0034】
<解析情報修正装置の構成>
図4は、解析情報修正装置100の構成例を示すブロック図である。
【0035】
解析情報修正装置100は、映像受信部101、録画部102、解析情報送受信部103、情報格納部104、及び、UI制御部105を備える。なお、解析情報修正装置100は、例えば、モバイルPC、タブレット端末又はスマートフォン等であってよい。
【0036】
映像受信部101は、第1の確認用カメラ20A及び第2の確認用カメラ20Bからそれぞれ第1の映像ストリーム及び第2の映像ストリームを受信する。
【0037】
録画部102は、第1の映像ストリームから、ラリー単位の録画データ(第1のラリー録画データ150A)を生成する。同様に、録画部102は、第2の映像ストリームから、ラリー単位の録画データ(第2のラリー録画データ150B)を生成する。なお、録画部102は、解析情報200を参照して、ラリーの区切りを特定してよい。例えば、
図2に示す解析情報200において、「end」の行は、ラリーの区切りを示す。
【0038】
解析情報送受信部103は、データサーバ40から解析情報200を受信し、情報格納部104に格納する。また、解析情報送受信部103は、情報格納部104に格納された修正情報201を、データサーバ40へ送信する。データサーバ40は、受信した修正情報201に基づいて、解析情報200を修正してもよい。
【0039】
UI制御部105は、第1のラリー録画データ150A又は第2のラリー録画データ150Bを再生し、当該ラリーの解析情報200を修正するための修正用UI300を提供する。修正用UI300は、出力装置1002(
図9参照)の一例であるディスプレイに表示される。ユーザは、入力装置1001(
図9参照)の一例であるタッチパネルを通じて、修正用UI300を操作することにより、情報格納部104に格納された解析情報200を修正する。修正用UI300は、解析情報200を修正した修正情報201を、情報格納部104に格納する。なお、修正用UI300の詳細については後述する。
【0040】
<解析情報修正装置における処理>
図5は、解析情報修正装置100におけるアタックに関する処理の一例を示すフローチャートである。
【0041】
UI制御部105は、1ラリー分の修正用UI300を表示する(S101)。
【0042】
UI制御部105は、解析情報200を参照し、解析情報200の中に所定のアクションの一例である「アタック」が存在するか否かを判定する(S102)。
【0043】
解析情報200に「アタック」が存在する場合(S102:YES)、UI制御部105は、ラリー録画データにおける最後のアタックの時刻のフレーム画像を、頭出しして表示する(S103)。このとき、UI制御部105は、頭出ししたフレーム画像を一時停止の状態で表示してもよい。あるいは、UI制御部105は、頭出ししたフレーム画像から再生を開始してもよい。あるいは、UI制御部105は、最後のアタックの時刻のフレーム画像から所定時間以前のフレーム画像を頭出しし、そのフレーム画像から再生を開始してもよい。これにより、ユーザは、得点を決めたアタック(つまり最後のアタック)及び当該アタックを行った選手が撮影された映像を効率的に確認できる。
【0044】
解析情報200に「アタック」が存在しない場合(S102:NO)、UI制御部105は、ラリー録画を先頭から通常の再生速度よりも高速に(例えば倍速で)再生する(S104)。これにより、ユーザは、解析情報200におけるアタックの解析漏れ等を効率的に確認できる。
【0045】
UI制御部105は、S103又はS104の処理中、ラリー終了ボタン310(
図6~
図8参照)が押下されたか否か(S105)、及び、修正ボタン309(
図6~
図8参照)が押下されたか否か(S106)を判定する。
【0046】
例えば、ユーザは、表示されたラリー録画データの映像を見て、最後のアタックの時刻、及び/又は、最後のアタックを行った選手のチーム及び背番号の修正を不要と考えた場合、修正ボタン309を押下することなく(S106:NO)、ラリー終了ボタン310を押下する(S105:YES)。
【0047】
ラリー終了ボタン310が押下された場合(S105:YES)、UI制御部105は、本処理を終了し(END)、次のラリー分の修正用UI300を表示する(S101)。
【0048】
例えば、ユーザは、表示されたラリー録画データの映像を見て、最後のアタックの時刻、及び/又は、最後のアタックを行った選手のチーム及び背番号の修正を必要と考えた場合、ラリー終了ボタン310を押下せずに(S105:NO)、修正用UI300に含まれる各ボタン303~308(
図6~
図8参照)を操作して、最後のアタックが撮影されたフレーム画像を表示させる。そして、ユーザは、修正ボタン309を押下する(S106:YES)。
【0049】
修正ボタン309が押下された場合(S106:YES)、UI制御部105は、番号入力用UI330(
図8参照)を表示する(S107)。例えば、ユーザは、番号入力用UI330を操作して、最後のアタックを行った選手のチーム及び背番号を入力し、ラリー終了ボタンを押下する(S108:YES)。
【0050】
UI制御部105は、ラリー終了ボタン310が押下されるまで待機し(S108:NO)、ラリー終了ボタン310が押下された場合(S108:YES)、次のS109の処理を実行する。
【0051】
UI制御部105は、S106にて修正ボタン309が押下されたときに表示されたアタックのフレーム画像の時刻と、S108にてラリー終了ボタン310が押下されたときに番号入力用UI330に入力されたチーム及び背番号と、アクション「アタック」とを対応付けた修正情報201を生成し、情報格納部104に格納する(S109)。そして、UI制御部105は、本処理を終了し(END)、次のラリー分の修正用UI300を表示する(S101)。
【0052】
以上の処理によれば、ユーザは、修正用UI300を通じて、解析情報200に含まれるラリー中の最後のアタックを行った選手のチーム及び背番号が正しいかどうかを効率的に確認できる。加えて、解析情報200に含まれるラリー中の最後のアタックを行った選手のチーム及び背番号が正しくない場合、ユーザは、修正用UI300を通じて、当該チーム及び背番号を効率的に修正できる。加えて、ラリーの最後のアタックを行った選手がいるにも関わらず、解析情報200において、当該最後のアタックを行った選手のチーム及び背番号が検出されていない場合、ユーザは、修正用UI300を通じて、当該最後のアタックを行った選手のチーム及び背番号を効率的に修正できる。
【0053】
次に、修正用UI300について詳細に説明する。
【0054】
<修正用UIの詳細>
図6は、第1のラリー録画データ150Aの映像を表示した修正用UI300の例を示す図である。
図7は、第2のラリー録画データ150Bの映像を表示した修正用UI300の例を示す図である。
【0055】
修正用UI300は、表示領域301、シークバー302、カメラ切替ボタン303、再生/一時停止ボタン304、1秒戻しボタン305、1秒進みボタン306、倍速再生ボタン307、コマ送りボタン308、修正ボタン309、ラリー終了ボタン310、及び、UI終了ボタン311を含む。なお、各ボタン303~311は、操作用UIの一例である。
【0056】
UI制御部105は、表示領域301に、ラリー録画データの映像を表示する。シークバー302は、表示領域301に表示中のラリー録画データの再生時刻を示すバーである。
【0057】
カメラ切替ボタン303が押下された場合、UI制御部105は、表示領域301に表示する映像を別の確認用カメラの映像に切り替える。すなわち、UI制御部105は、第1のラリー録画データ150Aの映像が表示されている場合、第2のラリー録画データ150Bの映像に切り替え、第2のラリー録画データ150Bの映像が表示されている場合、第1のラリー録画データ150Aの映像の表示に切り替える。ユーザは、カメラ切替ボタン303を操作して、背番号を確認したい選手のチーム側の映像を確認できる。
【0058】
ラリー録画データの再生中に再生/一時停止ボタン304が押下された場合、UI制御部105は、ラリー録画データの再生を一時停止する。ラリー録画データの一時停止中に再生/一時停止ボタン304が押下された場合、UI制御部105は、一時停止を解除し、ラリー録画データの再生を再開する。
【0059】
1秒戻しボタン305が押下された場合、UI制御部105は、ラリー録画データを1秒分戻して再生する。1秒進みボタン306が押下された場合、UI制御部105は、ラリー録画データを1秒分進めて再生する。なお、戻す秒数及び進める秒数は、1秒に限られず、何秒であってもよい。また、戻す秒数及び進める秒数は、ユーザによって設定可能であってもよい。
【0060】
倍速再生ボタン307が押下された場合、UI制御部105は、ラリー録画データを倍速で再生する。なお、高速再生の速度は、倍速に限られず、何倍の速度であってもよい。また、高速再生の速度は、ユーザによって設定可能であってもよい。
【0061】
コマ送りボタン308が押下された場合、UI制御部105は、表示領域301の映像を、1コマ分(1フレーム分)進める。なお、進めるコマ数(フレーム数)は、1コマに限られず、何コマであってもよい。また、進めるコマ数は、ユーザによって設定可能であってもよい。
【0062】
修正ボタン309が押下された場合、UI制御部105は、修正用UI300内に、
図8に示す番号入力用UI330を表示する。例えば、
図5のS103の処理によって頭出しされて表示領域301に表示されたフレーム画像が、得点を決めたアタック(最後のアタック)を撮影したフレーム画像でない場合、ユーザは、次の操作を行う。すなわち、ユーザは、各ボタン303~308を操作して、得点を決めたアタックを撮影したフレーム画像を表示領域301に表示させる。そして、ユーザは、修正ボタン309を押下する。これにより、
図5のS107の処理が実行され、番号入力用UI330が表示される。なお、番号入力用UI330の詳細については後述する。
【0063】
ラリー終了ボタン310が押下された場合、UI制御部105は、当該ラリーの修正を完了し、次のラリーの修正の処理を開始する。例えば、
図5のS103の処理によって頭出しされて表示領域301に表示されたフレーム画像が、得点を決めたアタック(最後のアタック)を撮影したフレーム画像である場合、ユーザは、ラリー終了ボタン310を押下してよい。これにより、
図3に示す1つのラリーの処理が完了し、次のラリーの処理が開始される。
【0064】
UI終了ボタン311が押下された場合、UI制御部105は、解析情報200に対する修正処理を終了する。
【0065】
<番号入力用UIの詳細>
図8は、番号入力用UI330の一例を示す図である。番号入力用UI330は、上述の通り、修正ボタン309が押下された場合に表示される。
【0066】
番号入力用UI330は、チーム入力ボタン331、背番号入力ボタン332、背番号表示領域333、及び、ラリー終了ボタン310を含む。
【0067】
ユーザは、最後のアタックを行った選手のチームに対応するチーム入力ボタン331を押下(選択)する。UI制御部105は、押下されたチーム入力ボタン331がわかるように、押下された方のチーム入力ボタン331の色を変更してよい。
【0068】
次に、ユーザは、背番号入力ボタン332を操作して、最後のアタックを行った選手の背番号を入力する。UI制御部105は、背番号入力ボタン332を通じて入力された背番号を、背番号表示領域333に表示する。なお、ユーザは、入力装置1001の一例であるキーボードを操作して、背番号表示領域333に直接背番号を入力してもよい。
【0069】
背番号を入力後、ユーザは、ラリー終了ボタン310を押下する。UI制御部105は、ラリー終了ボタン310が押下された場合、
図5のS109の処理を実行し、修正情報201を生成する。
【0070】
このように、ユーザは、番号入力用UI330を通じて、最後のアタックを行った選手のチーム及び背番号を容易に修正できる。
【0071】
<ハードウェア構成>
以上、本開示に係る実施形態について図面を参照して詳述した。なお、上述した球技映像解析装置30、データサーバ40、及び、解析情報修正装置100の機能は、コンピュータプログラムにより実現され得る。
【0072】
図9は、球技映像解析装置30、データサーバ40、及び、解析情報修正装置100の機能をプログラムにより実現するコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
【0073】
このコンピュータ1000は、キーボード又はマウス、タッチパッドなどの入力装置1001、ディスプレイ又はスピーカーなどの出力装置1002、CPU(Central Processing Unit)1003、GPU(Graphics Processing Unit)1004、ROM(Read Only Memory)1005、RAM(Random Access Memory)1006、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)又はフラッシュメモリなどの記憶装置1007、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)又はUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体から情報を読み取る読取装置1008、通信ネットワークを介して有線又は無線にて通信を行う送受信装置1009を備え、各部は、バス1010により接続される。
【0074】
そして、読取装置1008は、上記各装置の機能を実現するためのプログラムを記録した記録媒体からそのプログラムを読み取り、記憶装置1007に記憶させる。あるいは、送受信装置1009が、通信ネットワークに接続されたサーバ装置と通信を行い、サーバ装置からダウンロードした上記各装置の機能を実現するためのプログラムを記憶装置1007に記憶させる。
【0075】
そして、CPU1003が、記憶装置1007に記憶されたプログラムをRAM1006にコピーし、そのプログラムに含まれる命令をRAM1006から順次読み出して実行することにより、上記各装置の機能が実現される。
【0076】
上記の実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
【0077】
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。
【0078】
(本開示のまとめ)
本開示に係る解析情報修正装置(100)は、球技のプレイを行う選手が撮影された映像ストリームを受信する映像受信部(101)と、受信した前記映像ストリームをプレイのラリー単位で録画したラリー録画データ(150A、150B)を生成する録画部(102)と、ラリー録画データの映像を表示すると共に、ラリー内に行われたプレイに関する所定のアクションと、当該アクションが行われたタイミングと、当該アクションを行った選手とを対応付けた解析情報(200)を修正するための修正用UI(300)を表示するUI制御部(105)と、を備える。なお、球技はバレーボールであり、所定のアクションは、ラリー内に行われた最後のアタックであってよい。
【0079】
この構成によれば、ユーザは、ラリー終了後に、ラリー録画データの映像を見ながら、修正用UIを通じて、当該ラリーの解析情報を効率的に確認及び修正できる。
【0080】
また、UI制御部は、解析情報に基づいて、ラリー内に所定のアクション(例えば最後のアタック)が行われたか否かを判定し、ラリー内に所定のアクションが行われたと判定した場合、所定のアクションが行われたタイミングのラリー録画データの映像を表示してよい。
【0081】
この構成によれば、ラリー内に所定のアクションが行われた場合、当該所定のアクションが行われたタイミングのラリー録画データの映像が表示される。よって、ユーザは、当該ラリーの解析情報における当該所定のアクション及び当該アクションが行われたタイミングが正しいか否かを素早く確認できる。
【0082】
また、UI制御部は、ラリー内に所定のアクションが行われていないと判定した場合、ラリー録画データを、通常の再生速度よりも高速に再生して表示してよい。
【0083】
この構成によれば、ラリー内に所定のアクションが行われていない場合、ラリー録画データは、通常の再生速度よりも高速に再生される。よって、ユーザは、当該ラリーの解析情報において当該所定のアクションの検出漏れが生じているか否かを短時間で確認できる。
【0084】
また、UI制御部は、前記ラリー録画データの映像の表示を操作するための操作用UIを表示し、解析情報に含まれる所定のアクションが行われたタイミングを、表示中のラリー録画データの映像が撮影されたタイミングに修正するための修正情報(201)を生成してよい。
【0085】
この構成によれば、ユーザは、操作用UIを操作して、所定のアクションが行われたタイミングのラリー録画データの映像を表示させることにより、解析情報に含まれる当該所定のアクションが行われたタイミングを、表示中のラリー録画データの映像が撮影されたタイミングに修正できる。すなわち、ユーザは、効率的に解析情報を修正できる。
【0086】
また、映像受信部は、撮影方向が互いに異なる第1の映像ストリーム及び第2の映像ストリームを受信し、録画部は、前記第1の映像ストリームをラリー単位で録画した第1のラリー録画データ(150A)と、前記第2の映像ストリームをラリー単位で録画した第2のラリー録画データ(150B)とを生成し、UI制御部は、ユーザからの指示に応じて、第1のラリー録画データの映像の表示と第2のラリー録画データの映像の表示とを切り替えてよい。
【0087】
この構成によれば、ユーザは、撮影方向が互いに異なる第1のラリー録画データの映像の表示と第2のラリー録画データの映像の表示とを切り替えて、各チームの選手の番号を確認できる。
【0088】
以上、添付図面を参照しながら実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例、修正例、置換例、付加例、削除例、均等例に想到し得ることは明らかであり、それらについても本開示の技術的範囲に属すると了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0089】
本開示の技術は、移動体を用いたスポーツの解析に利用可能である。
【符号の説明】
【0090】
1 球技映像解析システム
10A、10B、10C、10D 解析用カメラ
20A 第1の確認用カメラ
20B 第2の確認用カメラ
30 球技映像解析装置
40 データサーバ
50 ハブ
100 解析情報修正装置
101 映像受信部
102 録画部
103 解析情報送受信部
104 情報格納部
105 UI制御部
150A 第1のラリー録画データ
150B 第2のラリー録画データ
200 解析情報
201 修正情報
300 修正用UI
301 表示領域
302 シークバー
303 カメラ切替ボタン
304 再生/一時停止ボタン
305 1秒戻しボタン
306 1秒進みボタン
307 倍速再生ボタン
308 コマ送りボタン
309 修正ボタン
310 ラリー終了ボタン
311 UI終了ボタン
330 番号入力用UI
331 チーム入力ボタン
332 背番号入力ボタン
333 背番号表示領域
1000 コンピュータ
1001 入力装置
1002 出力装置
1003 CPU
1004 GPU
1005 ROM
1006 RAM
1007 記憶装置
1008 読取装置
1009 送受信装置
1010 バス