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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-20
(45)【発行日】2024-06-28
(54)【発明の名称】ワーク保持装置およびスクリーン印刷機
(51)【国際特許分類】
   B41F 15/26 20060101AFI20240621BHJP
   H05K 3/12 20060101ALI20240621BHJP
   H05K 3/34 20060101ALI20240621BHJP
【FI】
B41F15/26 A
H05K3/12 610Z
H05K3/34 505D
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2021528100
(86)(22)【出願日】2020-06-09
(86)【国際出願番号】 JP2020022603
(87)【国際公開番号】W WO2020261970
(87)【国際公開日】2020-12-30
【審査請求日】2023-04-03
(31)【優先権主張番号】P 2019119495
(32)【優先日】2019-06-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002000
【氏名又は名称】弁理士法人栄光事務所
(72)【発明者】
【氏名】礒端 美伯
(72)【発明者】
【氏名】大川 浩二
【審査官】長田 守夫
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-79613(JP,A)
【文献】特開2009-40016(JP,A)
【文献】国際公開第2019/239452(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2018/0015714(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B41F 15/00-15/46
H05K 3/12
H05K 3/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワークを押し上げる押上げ部と、
前記押上げ部によって押し上げられた前記ワークを、前記ワークの相対する両端面でクランプする、第1サイドクランパ、第2サイドクランパと、
前記第1、第2サイドクランパに前記ワークの前記両端面をクランプさせる一対のサイドクランパ駆動部と、
第1格納位置と、前記第1サイドクランパの上方の第1張出位置との間で可動な第1トップクランパと、第2格納位置と、前記第2サイドクランパの上方の第2張出位置との間で可動な第2トップクランパと、
前記第1トップクランパを、前記第1格納位置と前記第1張出位置との間で移動させるとともに、前記第2トップクランパを、前記第2格納位置と前記第2張出位置との間で移動させるトップクランパ移動部と、を備え、
前記第1サイドクランパの上面側には、前記第1格納位置に位置した前記第1トップクランパを格納する第1格納スペースが設けられ、前記第2サイドクランパの上面側には、前記第2格納位置に位置した前記第2トップクランパを格納する第2格納スペースが設けられ、
前記第1トップクランパには、前記第1張出位置において、前記押上げ部によって押し上げられた前記ワークの前記両端の一方における前記ワークの上面が下方から当接し、前記第2トップクランパには、前記第2張出位置において、前記押上げ部によって押し上げられた前記ワークの前記両端の他方における前記ワークの上面が下方から当接するようになっており
前記トップクランパ移動部が前記第1トップクランパを前記第1張出位置に移動させ前記第2トップクランパを前記第2張出位置に移動させる際には、前記第1、第2トップクランパのそれぞれを上昇させた後、前記第1、第2トップクランパのそれぞれを互いに近寄せ、さらに前記第1、第2トップクランパのそれぞれを下降させ、
前記トップクランパ移動部が前記第1トップクランパを前記第1格納位置に移動させ前記第2トップクランパを前記第2格納位置に移動させる際には、前記第1、第2トップクランパのそれぞれを上昇させた後、前記第1、第2トップクランパのそれぞれを互いに離れる方向に移動させ、さらに前記第1、第2トップクランパのそれぞれを下降させる、
ワーク保持装置。
【請求項2】
前記第1張出位置に位置した状態における前記第1トップクランパの下面は、前記第1サイドクランパの上面の高さと実質的に同じ高さであり、前記第2張出位置に位置した状態における前記第2トップクランパの下面は、前記第2サイドクランパの上面の高さと実質的に同じ高さである、
請求項に記載のワーク保持装置。
【請求項3】
前記第1格納スペースに格納された前記第1トップクランパの上面は、前記第1サイドクランパの上面と同じ高さとなり、前記第2格納スペースに格納された前記第2トップクランパの上面は、前記第2サイドクランパの上面と同じ高さとなる、
請求項に記載のワーク保持装置。
【請求項4】
請求項1~のいずれか一項に記載のワーク保持装置と、
パターン孔が設けられ、前記ワーク保持装置の前記第1、第2サイドクランパによってクランプされた前記ワークの上面に接触するマスクプレートと、
前記ワークの前記上面に接触した状態の前記マスクプレート上を摺動して前記マスクプレート上のペーストを掻き寄せることで、前記パターン孔を通じて前記ワークの前記上面に前記ペーストを塗布するスキージと、を備えた、
スクリーン印刷機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、基板等のワークの両端面をクランプして保持するワーク保持装置およびこのワーク保持装置を有するスクリーン印刷機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ワークとしての基板に半田等のペーストを塗布するスクリーン印刷機が知られている。スクリーン印刷機は、基板保持機構によって基板を保持する。次にスクリーン印刷機は、保持した基板の上面にマスクプレートを接触させる。さらに、マスクプレート上でスキージを摺動させてマスクプレート上のペーストを掻き寄せることで、マスクプレートに設けられたパターン孔を通じて基板の上面にペーストを塗布する。このようなスクリーン印刷機が有する基板保持機構は、基板を押し上げる押上げ部と、押上げ部によって押し上げられた基板の両端面を側方からクランプする一対のサイドクランパとを有する。この基板保持機構は一対のサイドクランパによって両端面をクランプした状態の基板をマスクプレートに接触させる。
【0003】
また、このようなスクリーン印刷機の基板保持機構の中には、一対のサイドクランパの上方の所定の張出位置に一対のトップクランパが設けられた基板保持機構がある。トップクランパには、押し上げられた基板の両端部の上面が下方から当接する(例えば、特許文献1)。このような構成の基板保持機構では、トップクランパの下面の高さをサイドクランパの上面の高さと同じ高さとしておくことにより、押し上げられた基板の上面の高さがサイドクランパの上面の高さと同じ高さになる状態で、基板をクランプすることができる。そのため、基板をマスクプレートに接触させたときの両者の密着度が高くなり、スクリーン印刷機における印刷精度を高めることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2007-160692号公報
【発明の概要】
【0005】
しかしながら、上記従来のスクリーン印刷機では、一対のトップクランパは、一対のサイドクランパの外側(2つのトップクランパが互いに離れる側)の格納位置からサイドクランパの上方の張出位置に張り出されるように構成されている。このためトップクランパを格納位置と張出位置との間で移動させる際の移動経路は極めて長い。したがって、トップクランパを移動させるための機構が大きくなってスクリーン印刷機の全体のサイズが大型化するおそれがある。
【0006】
本開示は、トップクランパをコンパクトな構成で移動させることができ、装置が全体として大型化するのを抑制することができるワーク保持装置およびこのワーク保持装置を含むスクリーン印刷機を提供する。
【0007】
本開示の一態様に係るワーク保持装置は、押上げ部と、第1サイドクランパと、第2サイドクランパと、一対のサイドクランパ駆動部と、第1トップクランパ、第2トップクランパと、トップクランパ移動部とを有する。押上げ部は、ワークを押し上げるように構成されている。第1サイドクランパ、第2サイドクランパは、押上げ部によって押し上げられたワークを、ワークの相対する両端面でクランプするように構成されている。一対のサイドクランパ駆動部は、第1、第2サイドクランパにワークの両端面をクランプさせるように構成されている。第1トップクランパは、第1格納位置と、第1サイドクランパの上方の第1張出位置との間で移動するように構成され、第2トップクランパは、第2格納位置と、第2サイドクランパの上方の第2張出位置との間で移動するように構成されている。トップクランパ移動部は、第1トップクランパを、第1格納位置と第1張出位置との間で移動させるとともに、第2トップクランパを、第2格納位置と第2張出位置との間で移動させるように構成されている。第1サイドクランパの上面側には、第1格納位置に位置した第1トップクランパを格納する第1格納スペースが設けられ、第2サイドクランパの上面側には、第2格納位置に位置した第2トップクランパを格納する第2格納スペースが設けられている。第1トップクランパには、第1張出位置において、押上げ部によって押し上げられたワークの両端部の一方におけるワークの上面が下方から当接する。そして、第2トップクランパには、第2張出位置において、押上げ部によって押し上げられたワークの両端部の他方におけるワークの上面が下方から当接する。そして、トップクランパ移動部が第1トップクランパを第1張出位置に移動させ第2トップクランパを第2張出位置に移動させる際には、第1、第2トップクランパのそれぞれを上昇させた後、第1、第2トップクランパのそれぞれを互いに近寄せ、さらに第1、第2トップクランパのそれぞれを下降させ、トップクランパ移動部が第1トップクランパを第1格納位置に移動させ第2トップクランパを第2格納位置に移動させる際には、第1、第2トップクランパのそれぞれを上昇させた後、第1、第2トップクランパのそれぞれを互いに離れる方向に移動させ、さらに第1、第2トップクランパのそれぞれを下降させる。
【0008】
本開示の一態様に係るスクリーン印刷機は、上記ワーク保持装置と、マスクプレートと、スキージとを有する。マスクプレートにはパターン孔が設けられている。マスクプレートは、ワーク保持装置の一対のサイドクランパによってクランプされたワークの上面に接触するように構成されている。スキージは、ワークの上面に接触した状態のマスクプレート上を摺動して、マスクプレート上のペーストを掻き寄せることで、パターン孔を通じてワークの上面にペーストを塗布するように構成されている。
【0009】
本開示によれば、トップクランパをコンパクトな構成で移動させることができ、装置が全体として大型化するのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本開示の実施の形態におけるスクリーン印刷機の平面図
図2図1に示すスクリーン印刷機の正面図
図3図1に示すスクリーン印刷機の側面図
図4図1に示すスクリーン印刷機が有するワーク保持装置の一部を示す斜視図
図5図4に示すワーク保持装置の一部の拡大透視斜視図
図6】本開示の実施の形態におけるワーク保持装置の部分断面図
図7図1に示すスクリーン印刷機の制御系統を示すブロック図
図8A図1に示すスクリーン印刷機の動作説明図
図8B図1に示すスクリーン印刷機の動作説明図
図9図6に示すワーク保持装置のクランプ動作における、トップクランパの張出動作の説明図
図10図9に続くトップクランパの張出動作の説明図
図11図10に続くトップクランパの張出動作の説明図
図12A図11に示す状態を示すスクリーン印刷機におけるワーク保持装置のクランプ動作の説明図
図12B図12Aに続くクランプ動作の説明図
図13A図12Aに示すワーク保持装置を基板とともに示す斜視図
図13B図12Bに示すワーク保持装置を基板とともに示す斜視図
図14図12Bに示す状態のワーク保持装置の部分拡大図
図15A図12Bに続くワーク保持装置のクランプ動作の説明図
図15B図15Aに続くワーク保持装置のクランプ動作の説明図
図16図15Aに示す状態のワーク保持装置の部分拡大図
図17図16に示すワーク保持装置のクランプ動作における、トップクランパの格納動作の説明図
図18図17に続くトップクランパの格納動作の説明図
図19図18に続くトップクランパの格納動作の説明図
図20A図3に示すスクリーン印刷機の動作説明図
図20B図3に示すスクリーン印刷機の動作説明図
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照しながら、本開示の実施の形態について説明する。図1図2および図3は本開示の実施の形態におけるスクリーン印刷機1を示している。スクリーン印刷機1は、基板2の上面に形成された電極パターン2Dに半田ペースト等のペーストを塗布する。スクリーン印刷機1は、基台11、ステージ12、ワーク保持装置としての基板保持機構13、搬入コンベア14、搬出コンベア15、マスクプレート16、スキージ移動機構17、2つのスキージ18およびカメラ19を有している。以下の説明では便宜上、図1に示す作業者OPから見た左右をX軸とし、作業者OPから見た前後をY軸とする。また、上下をZ軸とする。
【0012】
図2および図3に示すように、ステージ12は、基台11上に設けられている。ステージ12は、図3に示すように、Y軸駆動部12a、X軸駆動部12b、θ軸駆動部12c、Z軸駆動部12dおよび移動ステージ12eを有している。移動ステージ12eは、ステージ12の最上部に位置している。Y軸駆動部12aは、移動ステージ12eをY軸に沿って移動し、X軸駆動部12bは、移動ステージ12eをX軸に沿って駆動する。θ軸駆動部12cは、移動ステージ12eをZ軸回りに回転し、Z軸駆動部12dは、移動ステージ12eをZ軸に沿って移動する。
【0013】
基板保持機構13は、移動ステージ12eに設けられている。基板保持機構13は、図3に示すように、下受けユニット21と、昇降モータ22と、それぞれ前後の一対のコンベア支持部材23、中間コンベア24、サイドクランパ25およびクランプシリンダ26を有している。
【0014】
下受けユニット21は移動ステージ12eの上方に位置しており、下部に板状のベース部21aを有している。昇降モータ22はベース部21aを移動ステージ12eに対して昇降させることで、下受けユニット21の全体を昇降させる。コンベア支持部材23はそれぞれ、移動ステージ12eの上面から上方に延びており、ベース部21aを貫いて上方に延びている。
【0015】
図4は、基板保持機構13の一部を示す斜視図である。図3および図4に示すように、中間コンベア24は、コンベア支持部材23に一対一で設けられている。中間コンベア24はY軸の延びる方向における基板2の両端部を下方から支持してX軸に沿って搬送し、基板2を位置決めする。サイドクランパ25はコンベア支持部材23の上端部に一対一で設けられている。サイドクランパ25は、側端面同士が前後に対向するように配置されている。
【0016】
図4に示すように、サイドクランパ25はX軸に沿って延びた板状の部材で構成されている。サイドクランパ25のX軸に沿った寸法は、基板2のX軸に沿った最大長さよりも大きく設定され、サイドクランパ25のZ軸に沿った寸法は基板2の最大厚さよりも大きく設定されている。
【0017】
クランプシリンダ26はそれぞれ、ブラケット23Bに取り付けられている。ブラケット23Bは、コンベア支持部材23の上部に設けられている。クランプシリンダ26は、ピストンロッドであるクランプシリンダロッド26Rを有する。クランプシリンダロッド26Rは、サイドクランパ25の外側端面に連結されている。クランプシリンダ26がそれぞれクランプシリンダロッド26Rを前進させると、サイドクランパ25がそれぞれ内側へ移動する。すなわち、サイドクランパ25は、互いの間が閉じる方向に移動する。また、クランプシリンダ26がそれぞれクランプシリンダロッド26Rを後退させると、サイドクランパ25がそれぞれ外側へ移動する。すなわち、サイドクランパ25は、互いの間が開く方向に移動する。
【0018】
図5は、基板保持機構13の一部の拡大透視斜視図、図6は、基板保持機構13の部分断面図である。図4図5および図6に示すように、サイドクランパ25のそれぞれには、基板2の相対する両端面をクランプするときに使用されるトップクランパ27と、トップクランパ27を移動させるトップクランパ移動機構28が設けられている。トップクランパ27とトップクランパ移動機構28については後述する。このように、一対のサイドクランパ25は、第1サイドクランパと第2サイドクランパとであり、第1サイドクランパには第1トップクランパが設けられ、第2サイドクランパには第2トップクランパが設けられている。
【0019】
図1および図2に示すように、一対の搬入コンベア14は中間コンベア24の上流(左方)に設けられており、一対の搬出コンベア15は中間コンベア24の下流(右方)に設けられている。搬入コンベア14はスクリーン印刷機1の外部から投入された基板2を受け取ってスクリーン印刷機1内に搬入し、中間コンベア24に受け渡す。搬出コンベア15は中間コンベア24から受け取った基板2をスクリーン印刷機1の外部に搬出する。
【0020】
図1図2及び図3に示すように、マスクプレート16は矩形の板状の部材であり、周囲からフレーム16Wによって支持されている。マスクプレート16の中央領域には、基板2上に形成された電極パターン2Dに対応するパターン孔16Hが設けられている。
【0021】
図1及び図2に示すように、スキージ移動機構17は、2つの固定ビーム17aと、移動ビーム17bとで構成されている。固定ビーム17aはそれぞれ、基台11の左右の上方で、Y軸に沿って延びている。移動ビーム17bはX軸に沿って延び、移動ビーム17bの両端は、2つの固定ビーム17aに支持されている。移動ビーム17bは、図示しないビーム移動機構によって、Y軸に沿って移動される。
【0022】
図2および図3に示すように、2つのスキージ18は移動ビーム17bに取り付けられている。このため移動ビーム17bがY軸に沿って移動すると、2つのスキージ18はマスクプレート16の上方でY軸に沿って移動する。
【0023】
図1及び図2に示すように、2つのスキージ18はそれぞれX軸に沿って延びた形状を有しており、移動ビーム17bの下方において、Y軸に沿って対向して配置されている。2つのスキージ18はそれぞれ、移動ビーム17bの上面に取り付けられたスキージ上下動シリンダ18Kによって個別に昇降させることができる。
【0024】
図3に示すように、カメラ19はカメラ移動機構19Kの作動によって、マスクプレート16の下方を水平面内で移動する。カメラ19は、カメラ19の下側の領域とカメラ19の上側の領域の双方を撮像することができる。
【0025】
ここで、前述のトップクランパ27とトップクランパ移動機構28について説明する。図4図5および図6に示すように、サイドクランパ25には、X軸に沿って延びるとともに上面から下方に窪んだ形状の格納スペース25Sが形成されている。トップクランパ27は、サイドクランパ25よりも薄く、X軸に沿って延びた板状の部材であり、格納スペース25Sに格納可能な形状を有する。トップクランパ27が格納スペース25Sに格納された状態では、トップクランパ27の上面はサイドクランパ25の上面とほぼ同じ高さとなるように寸法設計されていてもよい。具体的には、トップクランパ27の上面の高さは、サイドクランパ25の上面と高さと同じか、サイドクランパ25の上面に比べて0.3mm以内の範囲で高くてもよい。この状態であれば、トップクランパ27の上面とサイドクランパ25の上面とでマスクプレート16を支えることができ、ペーストを安定して印刷することができる。特に、トップクランパ27の上面の高さは、サイドクランパ25の上面と高さと同じであることが好ましい。
【0026】
トップクランパ移動機構28はそれぞれ、トップクランパ27の一方を、サイドクランパ25に対して移動させる。トップクランパ移動機構28はそれぞれ、スライダ31と、2組の平行リンク32と、昇降シリンダ33と、2つのスライドシリンダ34とを有している。
【0027】
図4および図5に示すように、X軸の延びる方向におけるトップクランパ27の両端部の下面には、下方に延びた2つの端部延出部27Bが取り付けられている。また、X軸の延びる方向におけるトップクランパ27の中央部には、下方に延びた門型の中央延出部27Rが取り付けられている。
【0028】
図5および図6に示すように、トップクランパ27の内側の端部は、トップクランパ27に取り付けられた2つの端部延出部27Bおよび中央延出部27Rよりも内側に突出している。トップクランパ27の内側とは、トップクランパ27同志が互いに向き合う側である。以下、その突出したトップクランパ27の端部を、図6に示すように、突出端部27Tと称する。
【0029】
図5および図6に示すように、スライダ31は、サイドクランパ25の下方をX軸に沿って延びた板状の部材で構成されている。スライダ31は、コンベア支持部材23のそれぞれの上に、Y軸に沿ってスライド可能に取り付けられている。
【0030】
図5および図6に示すように、2組の平行リンク32はそれぞれ平行に配置された2本のロッド部材で構成されている。各ロッドの下端は、スライダ31から上方に延びて設けられた上方延出部31Bによって回動自在に支持されている。各ロッドの上端は、トップクランパ27から下方に延びて設けられた端部延出部27Bによって回動自在に支持されている。
【0031】
図4図5および図6に示すように、昇降シリンダ33は、スライダ31の中央部の上面に形成されたシリンダマウント部31Mに設けられている。昇降シリンダ33は、ピストンロッドである昇降シリンダロッド33Rを有する。昇降シリンダロッド33Rは、内側に向いている。内側とは、前述のトップクランパ27の内側と同じ側である。昇降シリンダロッド33Rの先端部は、トップクランパ27から下方に延びた中央延出部27R内に差し込まれている。昇降シリンダロッド33Rの先端部には、連結ピン33Pが取り付けられている。連結ピン33Pは、X軸に沿って延び、中央延出部27Rの側面に設けられた長孔に挿通している。このため昇降シリンダロッド33Rの先端部は、中央延出部27Rに対して、Z軸に沿って若干移動自在になっている。すなわち、昇降シリンダロッド33Rの先端部は、トップクランパ27に対して、Z軸に沿って若干移動自在になっている。
【0032】
2つのスライドシリンダ34は、サイドクランパ25の両端部の下面に取り付けられている。スライドシリンダ34はピストンロッドであるスライドシリンダロッド34Rを有する。スライドシリンダロッド34Rは、外側へ向いている。外側とは、前述のトップクランパ27の内側の反対側である。スライドシリンダロッド34Rは、連結部31Kに連結されている。連結部31Kは、スライダ31の両端部から上方に延びている。
【0033】
図7は、スクリーン印刷機1の制御系統を示すブロック図である。スクリーン印刷機1が有する制御装置40は、ステージ12、基板保持機構13、搬入コンベア14、搬出コンベア15,スキージ移動機構17、スキージ上下動シリンダ18K、カメラ19の各動作を制御する。制御装置40は、ステージ12の動作制御では、Y軸駆動部12a、X軸駆動部12b、θ軸駆動部12cおよびZ軸駆動部12dのそれぞれを制御する。制御装置40は、基板保持機構13の動作制御では、昇降モータ22、中間コンベア24、クランプシリンダ26、トップクランパ移動機構28(昇降シリンダ33およびスライドシリンダ34)のそれぞれを制御する。
【0034】
次に、図8A図20Bを参照しながらスクリーン印刷機1の動作を説明する。スクリーン印刷機1の制御装置40は、上流に位置する他の装置から図8Aに矢印Aで示すように基板2が送られてくると、搬入コンベア14を作動させて基板2を受け取ってスクリーン印刷機1内に搬入する。そして、図8Bに示すように、搬入コンベア14は、基板2を基板保持機構13の中間コンベア24に受け渡す。中間コンベア24は、受け取った基板2を所定の位置まで搬送する。中間コンベア24が基板2を所定の位置まで搬送したら、基板保持機構13が基板2をクランプして保持する。
【0035】
基板保持機構13が基板2を保持するにはまず、昇降シリンダ33が、図9に矢印F1で示すように、昇降シリンダロッド33Rを後退させる。これにより昇降シリンダロッド33Rの連結ピン33Pが中央延出部27Rを外側(図9における右)に向いて移動する。そのため、トップクランパ27は平行リンク32を介して外側に移動する。このとき、トップクランパ27は、昇降シリンダロッド33Rの先端部の連結ピン33Pに対して若干上方に移動する。このためトップクランパ27は全体として、矢印R1で示すように、サイドクランパ25に対して外側上方に移動する。
【0036】
トップクランパ27がサイドクランパ25の外側上方に移動したら、図10に矢印F2で示すように、スライドシリンダ34がスライドシリンダロッド34Rを後退させる。これによりスライダ31はコンベア支持部材23に対して内側(図10における左側)へスライドする。このためトップクランパ27は、矢印M1で示すように、サイドクランパ25の上方で、内側に移動する。すなわち、トップクランパ27同志が互いに近寄る方向に移動する。
【0037】
トップクランパ27が内側へ移動したら、図11に矢印F3で示すように、昇降シリンダ33が昇降シリンダロッド33Rを前進させる。これにより昇降シリンダロッド33Rが連結ピン33Pを介して中央延出部27Rを内側(図11における左)に向けて移動させる。このため、トップクランパ27は平行リンク32を介して内側に移動する。このとき、トップクランパ27は、連結ピン33Pに対して若干下方に移動する。このためトップクランパ27は全体として、矢印R2で示すように、サイドクランパ25に対して内側下方に移動する。
【0038】
これにより突出端部27Tは、サイドクランパ25の内側の端面から内側に突出する。以上の動作が両方のサイドクランパ25、トップクランパ27で実行されると、図12Aに示すように、トップクランパ27のそれぞれの突出端部27Tは、サイドクランパ25同志の間の領域に突出した状態となる。このように、トップクランパ27のそれぞれの突出端部27Tがサイドクランパ25同志の間の領域に突出した位置を、一対のトップクランパ27の「張出位置」と称する。より詳細には、第1トップクランパは第1張出位置に突出し、第2トップクランパは第2張出位置に突出する。本実施の形態では、コンベア支持部材23のそれぞれに設けられたトップクランパ27とサイドクランパ25において、張出位置に位置した状態におけるトップクランパ27の下面は、サイドクランパ25の上面の高さと同じ高さになるように構成されていてもよい。すなわち、第1張出位置に位置した状態における第1トップクランパの下面は、第1サイドクランパの上面の高さと同じ高さであり、第2張出位置に位置した状態における第2トップクランパの下面は、第2サイドクランパの上面の高さと同じ高さであってよい。言い換えれば、トップクランパ27の下面とサイドクランパ25の上面とが接していてもよい。基板2に反りがある場合、サイドクランパ25により基板2を挟む力で、反りを矯正することがある。このような操作をする場合、トップクランパ27の下面がサイドクランパ25の上面と同じ高さであれば、トップクランパ27の下面に基板2が当接して必要以上に基板2が変形することを防ぐことができる。その結果、印刷時に、基板2とサイドクランパ25とをマスクプレート16に密着させることができ、ペーストの基板2に対する印刷品質を確保できる。
【0039】
トップクランパ27のそれぞれの突出端部27Tがサイドクランパ25の間に領域に突出した状態となったら、図12Bに矢印Lで示すように、昇降モータ22が下受けユニット21を上昇させる。これにより、下受けユニット21が中間コンベア24上の基板2を押し上げる。すなわち、基板保持機構13は、図12A図13Aに示す状態から、図12B図13Bに示す状態に遷移する。このように下受けユニット21は、ワークである基板2を押し上げる押上げ部として機能する。
【0040】
下受けユニット21が基板2を押し上げると、図12B図13Bおよび図14に示すように、Y軸の延びる方向における基板2の両端部の上面が、トップクランパ27のそれぞれの突出端部27Tに下面に下方から当接する。このため基板2の上面の高さはトップクランパ27の下面の高さ、すなわちサイドクランパ25の上面の高さとなる。
【0041】
基板2の両端部がそれぞれ突出端部27Tに下方から当接したら、昇降モータ22は下受けユニット21の上昇を停止する。すなわち、制御装置40は、下受けユニット21による基板2の押し上げを停止させる。そして、下受けユニット21が基板2の押し上げを停止したら、図15Aおよび図16に矢印Pで示すように、クランプシリンダ26がそれぞれのクランプシリンダロッド26Rを前進させる。クランプシリンダ26がそれぞれのクランプシリンダロッド26Rを前進させると、図16に矢印M2で示すように、サイドクランパ25はそれぞれ内側に向けて移動する。すなわち、サイドクランパ25同志が近づくように移動する。これにより、サイドクランパ25のそれぞれの内側の端面はY軸の延びる方向における基板2の両端面の一方に当接する。その結果、基板2の両端面は、図15Aに示すように、サイドクランパ25によってクランプされた状態となる。
【0042】
このように本実施の形態において、一対のクランプシリンダ26は制御装置40とともに、サイドクランパ25同志を閉じる方向に駆動してワークとしての基板2の相対する両端面をサイドクランパ25によってクランプするサイドクランパ駆動部を構成している。
【0043】
サイドクランパ25が基板2の両端面をクランプすると、図17に矢印F4で示すように、昇降シリンダ33が昇降シリンダロッド33Rを後退させる。これにより昇降シリンダロッド33Rの連結ピン33Pが中央延出部27Rを外側(図17における右)に向けて移動させる。そのため、矢印R3で示すように、トップクランパ27は平行リンク32を介して外側上方に移動する。
【0044】
トップクランパ27が外側上方に移動すると、図18に矢印F5で示すように、スライドシリンダ34がスライドシリンダロッド34Rを前進させる。スライドシリンダ34がスライドシリンダロッド34Rを前進させると、スライダ31はコンベア支持部材23に対して外側(図18における右側)へスライドする。そのためトップクランパ27は、矢印M3で示すように、サイドクランパ25の上方を外側へ向けて移動する。すなわち、トップクランパ27は、互いに離れる方向に移動する。これによりトップクランパ27の突出端部27Tは、サイドクランパ25の上方領域内に引っ込む。
【0045】
トップクランパ27がサイドクランパ25の上方領域内に引っ込むと、図19に矢印F6で示すように、昇降シリンダ33が昇降シリンダロッド33Rを前進させる。昇降シリンダロッド33Rが前進すると、昇降シリンダロッド33Rの連結ピン33Pが、中央延出部27Rを内側(図19における左)に向けて移動させる。そのため、トップクランパ27は、矢印R4で示すように、平行リンク32を介して内側下方に移動する。すなわち、トップクランパ27は下降する。これによりトップクランパ27は、図19に示すように、サイドクランパ25の上面に開口した格納スペース25Sに格納された位置に移動する。トップクランパ27が格納された位置を格納位置と称する。以上のようにして、図15Bに示すように、基板保持機構13による基板2の保持が完了する。
【0046】
このように、本実施の形態において、トップクランパ移動機構28は、格納動作と張出動作とを行う。格納動作では、トップクランパ27のそれぞれが張出位置から格納スペース25Sに格納される。張出動作では、格納スペース25Sに格納されたトップクランパ27が張出位置に移動する。そして、トップクランパ27のそれぞれが格納される格納スペース25Sは、サイドクランパそれぞれの上面から下方に窪んでいる。そのため、トップクランパ27を格納位置から張出位置へ、また張出位置から格納位置へ移動させるときのトップクランパ27の移動経路は極めて短い。このように、一対のトップクランパ移動機構28と制御装置40は、トップクランパ移動部を構成している。このトップクランパ移動部は、トップクランパ27のうちの第1トップクランパを第1格納位置と第1張出位置との間で移動させるとともに、トップクランパ27のうちの第2トップクランパを第2格納位置と第2張出位置との間で移動させる。
【0047】
また、本実施の形態では、トップクランパ移動機構28による格納動作と張出動作はそれぞれ、昇降動作と水平移動動作との組み合わせで構成されている。昇降動作では、昇降シリンダ33が、トップクランパ27のそれぞれを昇降させる。水平移動動作では、スライドシリンダ34が、トップクランパ27を互いに近寄せ或いは互いに離れる方向に移動させる。よって、トップクランパ27を格納位置から張出位置へ、また、張出位置から格納位置へ移動させるときの移動経路は極めて短い。
【0048】
基板保持機構13による基板2の保持が完了すると、制御装置40は、カメラ移動機構19Kを作動させ、カメラ19を基板保持機構13によって保持された基板2とマスクプレート16との間に位置させる。そして制御装置40は、基板2に設けられた基板マーク(図示せず)とマスクプレート16に設けられたマスクマーク(図示せず)とをカメラ19に撮像させる。カメラ19が基板マークとマスクマークとを撮像すると、制御装置40は、これらのマークの画像データに基づいて、マスクプレート16に対する基板2の位置を把握する。
【0049】
マスクプレート16に対する基板2の位置を把握すると、制御装置40は、ステージ12を制御して基板2を水平面内で移動させる。そして、基板マークとマスクマークが上下に対向するように、基板2を水平面内で位置合わせする。この位置合わせにより、マスクプレート16に対して基板2が位置合わせされる。そして、基板2の位置合わせが終わったら、制御装置40は、図20Aに矢印Hで示すように、ステージ12を作動させて、基板保持機構13の全体を上昇させる。これにより制御装置40は、図20Bに示すように、基板2の上面をマスクプレート16の下面に下方から接触させる。これによりマスクプレート16のパターン孔16Hと基板2上の電極パターン2Dとが合致する。
【0050】
基板2がマスクプレート16に接触すると、制御装置40は、スキージ18の一方を下降させて、下降されたスキージ18の下縁をマスクプレート16の上面に当接させる。そして、図20Bに矢印Gで示すように、マスクプレート16に当接させたスキージ18をY軸に沿って移動させ、ペーストPstをスキージ18によって掻き寄せる。この動作によって、マスクプレート16のパターン孔16H内にペーストPstを充填させる。
【0051】
マスクプレート16のパターン孔16H内にペーストPstが充填されると、ペーストPstが基板2の電極パターン2D上に印刷される。この後、制御装置40は、ステージ12を作動させて基板保持機構13の全体を下降させ、基板2をマスクプレート16から離間させ、版離れが行われる。
【0052】
版離れが終了したら、制御装置40は、クランプシリンダ26を作動させ、サイドクランパ25を互いに離れる方向に移動させて、基板2のクランプを解除する。そして制御装置40は、下受けユニット21を移動ステージ12eに対して下降させて基板2を中間コンベア24上に降ろす。さらに制御装置40は、中間コンベア24と搬出コンベア15を作動させて、中間コンベア24上の基板2を搬出コンベア15に受け渡す。搬出コンベア15は、中間コンベア24から基板2を受け取ったら、基板2をスクリーン印刷機1の外部に搬出する。
【0053】
以上説明したように、基板保持機構13を有するスクリーン印刷機1では、トップクランパ27の格納スペース25Sがサイドクランパ25の上面から窪んで(上面に開口して)設けられている。そのため、トップクランパ27を格納位置から張出位置へ、また張出位置から格納位置へ移動させるときの移動経路は極めて短い。よって、トップクランパ27をコンパクトな構成で移動させることができ、スクリーン印刷機1の大型化を抑制することができる。
【0054】
以上、本開示の実施の形態について説明してきたが、本開示は上述したものに限定されず、種々の変形等が可能である。例えば、上述の実施の形態では、一対のサイドクランパ25が基板2の両端面をクランプした後、トップクランパ27はそれぞれ、格納スペース25Sへ格納される。しかしながら、トップクランパ27の厚さ(Z軸に沿った寸法)が極めて小さい場合には、トップクランパ27を格納スペース25Sへ格納させることなく、基板2をマスクプレート16に接触させて、スクリーン印刷を実行するようにしてもよい。また、格納スペース25Sは、サイドクランパ25の上面に開口して設けられている。より詳細には、図13Bに示す例では、格納スペース25Sはトップクランパ27を収容できる大きさに長方形でサイドクランパ25を貫通している。しかしながら、トップクランパ27を格納できれば、端部延出部27B、中央延出部27Rが挿通される部分を除き、貫通していなくてもよい。特にトップクランパ27の厚さが極めて小さい場合には、サイドクランパ25の上面を格納スペース25Sとしてもよい。すなわち、格納スペース25Sは、必ずしもサイドクランパ25の上面から窪んで設けられていなくてもよい。このように、格納スペース25Sは、サイドクランパ25の上面側に設けられていればよい。
【0055】
また、上述したトップクランパ移動機構28の構成は、一例に過ぎない。サイドクランパ25の上面側に設けられた格納スペース25Sにトップクランパ27を格納させることができ、また格納スペース25Sからトップクランパ27を張出位置に移動させることができれば、その他の構成であっても構わない。
【産業上の利用可能性】
【0056】
本開示のワーク保持装置およびスクリーン印刷機では、トップクランパをコンパクトな構成で移動させることができ、装置が全体として大型化するのを抑制することができる。そのため、ワーク保持装置およびスクリーン印刷機は、省スペースの観点から、産業上、有用である。
【符号の説明】
【0057】
1 スクリーン印刷機
2 基板(ワーク)
2D 電極パターン
11 基台
12 ステージ
12a Y軸駆動部
12b X軸駆動部
12c θ軸駆動部
12d Z軸駆動部
12e 移動ステージ
13 基板保持機構(ワーク保持装置)
14 搬入コンベア
15 搬出コンベア
16 マスクプレート
16H パターン孔
16W フレーム
17 スキージ移動機構
17a 固定ビーム
17b 移動ビーム
18 スキージ
18K スキージ上下動シリンダ
19 カメラ
19K カメラ移動機構
21 下受けユニット(ワーク押上げ部)
21a ベース部
22 昇降モータ
23 コンベア支持部材
23B ブラケット
24 中間コンベア
25 サイドクランパ
25S 格納スペース
26 クランプシリンダ
26R クランプシリンダロッド
27 トップクランパ
27B 端部延出部
27R 中央延出部
27T 突出端部
28 トップクランパ移動機構
31 スライダ
31B 上方延出部
31K 連結部
31M シリンダマウント部
32 平行リンク
33 昇降シリンダ
33P 連結ピン
33R 昇降シリンダロッド
34 スライドシリンダ
34R スライドシリンダロッド
40 制御装置
Pst ペースト
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8A
図8B
図9
図10
図11
図12A
図12B
図13A
図13B
図14
図15A
図15B
図16
図17
図18
図19
図20A
図20B