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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-26
(45)【発行日】2024-08-05
(54)【発明の名称】情報処理装置、プログラム及び制御方法
(51)【国際特許分類】
   H04L 67/00 20220101AFI20240729BHJP
   B41J 29/38 20060101ALI20240729BHJP
   G06F 3/12 20060101ALI20240729BHJP
【FI】
H04L67/00
B41J29/38 202
G06F3/12 302
G06F3/12 331
【請求項の数】 16
(21)【出願番号】P 2020019176
(22)【出願日】2020-02-06
(65)【公開番号】P2020184308
(43)【公開日】2020-11-12
【審査請求日】2023-01-23
(31)【優先権主張番号】P 2019086272
(32)【優先日】2019-04-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100126240
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 琢磨
(74)【代理人】
【識別番号】100223941
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 佳子
(74)【代理人】
【識別番号】100159695
【弁理士】
【氏名又は名称】中辻 七朗
(74)【代理人】
【識別番号】100172476
【弁理士】
【氏名又は名称】冨田 一史
(74)【代理人】
【識別番号】100126974
【弁理士】
【氏名又は名称】大朋 靖尚
(72)【発明者】
【氏名】栗原 主計
【審査官】中川 幸洋
(56)【参考文献】
【文献】特開2009-110261(JP,A)
【文献】特開2003-177977(JP,A)
【文献】特開2009-230666(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 67/00
B41J 29/38
G06F 3/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部装置とSNMPv3での通信を行うことが可能であり、SNMPv3に関する第一設定を行うことが可能な情報処理装置のコンピューターに、制御方法を実行させるためのプログラムであり、少なくとも1つの前記外部装置は、SNMPv3に関する第二設定を行うことが可能であって、
前記制御方法は、
前記第一設定の内容に関わらず受信することが可能な第一の情報を受信するためのパケットをSNMPv3でブロードキャストするブロードキャスト工程と、
前記ブロードキャストに応答した外部装置から受信した前記第一の情報に基づいて、前記応答した外部装置が、前記プログラムに対応する外部装置の候補であるか判断する第一の判断工程と、
前記第一設定の内容が前記第二設定に基づく所定の条件を満たす場合に受信することが可能な第二の情報を受信するためのパケットを、前記第一の判断工程で前記候補であると判断された外部装置に対してSNMPv3で送信する送信工程と、
前記送信工程の後に前記第二の情報が受信できなかった場合、前記第一設定に不備があることをユーザへ通知する通知工程と、
を含むことを特徴とするプログラム。
【請求項2】
前記第一設定と前記第二設定はユーザ名の設定、前記第二の情報のアクセス権限の設定、認証設定、暗号化設定の少なくともいずれかを含む設定である
ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記認証設定は認証アルゴリズムと認証パスワードの少なくともいずれかを含み、前記第二の情報を受信するユーザを認証するための設定であり、前記暗号化設定は暗号化アルゴリズムと暗号化パスワードの少なくともいずれかを含み、前記第二の情報を受信するためのパケットを暗号化するための設定である
ことを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記所定の条件とは、前記外部装置と前記情報処理装置との認証アルゴリズム及び認証パスワードが一致すること、暗号化アルゴリズム及び暗号化パスワードが一致することの少なくともいずれかを含む
ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
前記プログラムに対応する外部装置とは、前記プログラムから送信される動作指示を受信し実行することができる機種の外部装置である
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のプログラム。
【請求項6】
前記通知工程で通知する内容には前記第一設定を行うか否か選択が可能なボタンが含まれる
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のプログラム。
【請求項7】
前記第二の情報に基づいて、前記候補の外部装置が前記プログラムに対応する外部装置であるか判断する第二の判断工程を更に有する
ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項8】
前記第一の情報はエンジンIDで前記第二の情報はMIBである
ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項9】
前記第一の判断工程では、前記第一の情報に含まれる企業IDに基づいて前記ブロードキャストに応答した外部装置が前記プログラムに対応する外部装置の候補であるか判断する
ことを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
【請求項10】
第二の判断工程では、前記第二の情報に含まれる製品モデル名の情報に基づいて、前記候補の外部装置が前記情報処理装置に対応する外部装置であるか判断する
ことを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
【請求項11】
前記第一の情報を受信するためのパケットはDiscoveryパケットである
ことを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
【請求項12】
前記第一設定の内容と前記第二設定とが一致しない場合、前記送信工程の後に前記第二の情報が受信できない
ことを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載のプログラム。
【請求項13】
前記ブロードキャスト工程では、さらに、設定に関わらず受信することが可能な第三の情報を受信するためのパケットをSNMPv1でブロードキャストし、
前記第三の情報に基づいて、前記SNMPv1のブロードキャストに応答した外部装置が、前記情報処理装置に対応する外部装置であるか判断する第三の判断工程と、
を更に有し、
前記通知工程では、前記第三の判断工程で前記SNMPv1のブロードキャストに応答した外部装置が前記情報処理装置に対応する外部装置であると判断された場合であっても、ユーザから所定の指示を受け付けたら前記通知を行う
ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項14】
前記所定の指示とは外部装置の再探索の指示である
ことを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
【請求項15】
外部装置とSNMPv3での通信を行うことが可能であり、SNMPv3に関する第一設定を行うことが可能な情報処理装置であり、少なくとも1つの前記外部装置は、SNMPv3に関する第二設定を行うことが可能であって、
前記第一設定の内容に関わらず受信することが可能な第一の情報を受信するためのパケットをSNMPv3でブロードキャストするブロードキャスト手段と、
前記ブロードキャストに応答した外部装置から受信した前記第一の情報に基づいて、前記応答した外部装置が、プログラムに対応する外部装置の候補であるか判断する第一の判断手段と、
前記第一設定の内容が前記第二設定に基づく所定の条件を満たす場合に受信することが可能な第二の情報を受信するためのパケットを、前記第一の判断手段で前記候補であると判断された外部装置に対してSNMPv3で送信する送信手段と、
前記送信手段でパケットを送信した後に前記第二の情報が受信できなかった場合、前記第一設定に不備があることをユーザへ通知する通知手段と、
を含むことを特徴とする情報処理装置。
【請求項16】
外部装置とSNMPv3での通信を行うことが可能であり、SNMPv3に関する第一設定を行うことが可能な情報処理装置が実行する制御方法であり、少なくとも1つの前記外部装置は、SNMPv3に関する第二設定を行うことが可能であって、
前記第一設定の内容に関わらず受信することが可能な第一の情報を受信するためのパケットをSNMPv3でブロードキャストするブロードキャスト工程と、
前記ブロードキャストに応答した外部装置から受信した前記第一の情報に基づいて、前記応答した外部装置が、プログラムに対応する外部装置の候補であるか判断する第一の判断工程と、
前記第一設定の内容が前記第二設定に基づく所定の条件を満たす場合に受信することが可能な第二の情報を受信するためのパケットを、前記第一の判断工程で前記候補であると判断された外部装置に対してSNMPv3で送信する送信工程と、
前記送信工程の後に前記第二の情報が受信できなかった場合、前記第一設定に不備があることをユーザへ通知する通知工程と、
を含むことを特徴とする制御方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外部装置を探索して表示する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、スマートフォンと呼ばれる高性能な携帯端末が普及してきており、携帯端末を用いてMFPなどの画像処理装置と通信し、携帯端末から印刷指示やスキャン指示を行えるアプリケーション(以降、MFPアプリケーションと呼ぶ)が登場している。このようなMFPアプリケーションでは、無線通信でネットワーク上のMFPを探索し、探索結果からユーザが使用するMFPを決定する。続いて、MFPアプリケーションは、携帯端末に保存してあるJPEG画像やPDFといったファイルをユーザに選択させ、当該ファイルと、ユーザにより指定された印刷設定をMFPに送信する。
【0003】
ところで、ネットワーク上のMFPを探索する方法として、SNMP(SimpleNetworkManagmentProtocol)という通信プロトコルでパケットをブロードキャストし、応答のあったMFPから送信されるMIB(ManagementInformationBase)によって得られる情報からMFPアプリケーションがサポートするMFPであるか否かを判定する方法がある。特許文献1では、SNMPv1及びSNMPv3の両方を使用して印刷処理装置を探索する方法について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2008-146410号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
携帯端末がSNMPv3を用いてMFPを探索するためには、携帯端末上で認証情報などを設定する必要がある。しかし一般ユーザがそれらの設定が必要であることを知らない、または設定を行ったが、設定が間違っている場合がある。このとき、当該ユーザの所望のMFPがSNMPv3にのみ応答するように設定されているMFPであった場合、探索しても設定に不備があるため探索できないという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
外部装置とSNMPv3での通信を行うことが可能であり、SNMPv3に関する第一設定を行うことが可能な情報処理装置のコンピューターに、制御方法を実行させるためのプログラムであり、少なくとも1つの前記外部装置は、SNMPv3に関する第二設定を行うことが可能であって、前記制御方法は、前記第一設定の内容に関わらず受信することが可能な第一の情報を受信するためのパケットをSNMPv3でブロードキャストするブロードキャスト工程と、前記ブロードキャストに応答した外部装置から受信した前記第一の情報に基づいて、前記応答した外部装置が、前記プログラムに対応する外部装置の候補であるか判断する第一の判断工程と、前記第一設定の内容が前記第二設定に基づく所定の条件を満たす場合に受信することが可能な第二の情報を受信するためのパケットを、前記第一の判断工程で前記候補であると判断された外部装置に対してSNMPv3で送信する送信工程と、前記送信工程の後に前記第二の情報が受信できなかった場合、前記第一設定に不備があることをユーザへ通知する通知工程と、を含むことを特徴とするプログラム。
【発明の効果】
【0007】
以上の処理により、ユーザがSNMPv3の設定を行っていない、ユーザが行った設定が間違っている場合でも当該設定に不備があることに気づかせ、SNMPv3設定のデバイスを検索できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の構成を示す図である。
図2】携帯端末のハードウェア構成を示す図である。
図3】携帯端末のソフトウェアの構成を示す図である。
図4】印刷処理装置のハードウェア構成を示す図である。
図5】MFPアプリケーションが実施例1で行うSNMPv1の探索処理についてのフローチャートである。
図6】MFPアプリケーションが実施例1で行うSNMPv3の探索処理についてのフローチャートである。
図7】MFPアプリケーションが実施例1で行うデバイス探索処理についてのフローチャートである。
図8】MFPアプリケーションが実施例2で行うデバイス探索処理についてのフローチャートである。
図9】MFPで表示されるSNMPv1設定の設定画面の一例である。
図10】MFPで表示されるSNMPv3設定の設定画面の一例である。
図11】MFPアプリケーションで表示されるSNMP設定画面の一例である。
図12】MFPアプリケーションで表示されるデバイス検索画面の一例である。
図13】実施例2におけるMFPアプリケーションで表示されるデバイス検索画面の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
【実施例1】
【0010】
以下、図面を参照し、本発明の実施形態の一例について詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明の一実施形態におけるデータ処理システムの構成を示す図である。図1において、情報処理装置の一例として携帯端末100を用いる。携帯端末100はMFP110、SFP120、130に対して印刷ジョブ送信を指示するコンピューターである。
【0012】
110はMFPで120及び130はSFPであって画像処理装置の一例である。MFPはプリンター機能のほか、コピー機能、スキャナー機能、ファクス送信機能等を備える。101は無線LAN(Local Area Network)ターミナルである。なお、本実施例において、画像処理装置110、120および130は通信プロトコルSNMPv(Simple Network Managment Protocol)3設定がONであり、セキュリティー設定として認証と暗号化が有効な設定になっている。SNMPv3設定がONに設定されているデバイスは、以降SNMPv3設定の装置と称する。
【0013】
LAN10は上記装置が接続されているLANであって、LAN10を介して上記装置は相互通信を行っている。無線LANターミナル101は、一般的なネットワーク・ルーター機能を有した無線LANの親機であって、家庭内や事務所などの中で無線LANを提供している。また、携帯端末100は、無線LAN機能を有効にすることで、無線LANターミナル101を介してLAN10に接続することができる。携帯端末100は、無線LANターミナル101が提供する無線LANエリアに入ると、予め設定していた認証情報を利用して自動的にLAN10のネットワークに参加することができる。
【0014】
次に図2を用いて、携帯端末100のハードウェア構成を説明する。なお、本実施形態の携帯端末100はスマートフォンやタブレットPC等の装置を想定しているが、無線通信を実行可能な情報処理装置であれば他の装置であってもよい。
【0015】
CPU201はROM202が記憶している制御プログラムを読み出して、携帯端末100の動作を制御するための様々な処理を実行する。ROM202は、制御プログラムを記憶している。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。フラッシュメモリ204は、写真や電子文書等の様々なデータを記憶する。また、後述するOS(Operating System)310やMFPアプリケーション300もフラッシュメモリ204に記憶されている。RTC(Real Time Clock)205は、時間を計時する。
【0016】
なお、携帯端末100の場合、1つのCPU201が後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の態様であっても構わない。例えば、複数のCPUが協働して後述するフローチャートに示す各処理を実行するようにすることもできる。
【0017】
操作パネル206は、ユーザのタッチ操作を検出可能なタッチパネル機能を備え、OS350やMFPアプリケーション300が提供する各種画面を表示する。ユーザは操作パネル206にタッチ操作を入力することで、携帯端末100に所望の操作指示を入力することができる。
【0018】
スピーカー207とマイク208は、ユーザが他の携帯端末や固定電話と電話をする際に使用される。カメラ209はユーザの撮像指示に応じて撮像を行う。カメラ209によって撮像された写真は、フラッシュメモリ204の所定の領域に記憶される。
【0019】
無線通信部211は、無線通信LANや公衆回線等につながり無線通信を実行する。
【0020】
次に図3を用いて、携帯端末100のソフトウェア構成を説明する。図3は、CPU201がROM202やフラッシュメモリ204に記憶されている制御プログラムを読み出すことで実現されるソフトウェアの機能ブロック図である。
【0021】
OS350は、携帯端末100全体の動作を制御するためのソフトウェアである。携帯端末100には、後述するMFPアプリケーション300を含め、様々なアプリケーションをインストールすることができる。OS350はこれらのアプリケーションとの間で情報をやり取りし、アプリケーションから受付けた指示に従って、操作パネル206に表示する画面を変更する。また、OS350は、各種ハードウェアを制御するためのデバイスドライバ群を備えており、OS上で動作するアプリケーションに対して各種ハードウェアを利用する為のAPIを提供する。
【0022】
MFPアプリケーション300は、携帯端末100にインストールされたアプリケーションである。MFPアプリケーションからMFPに対して印刷やスキャンなどの操作を行うことができる。携帯端末100には、このMFPアプリケーション300の他に様々なアプリケーションがインストールされているが、説明は省略する。
【0023】
MFPアプリケーション300のソフトウェア構成についてさらに詳しく説明する。画面制御部301は、OS350を介して操作パネル206に表示する画面を制御する。画面制御部301によって、MFPアプリケーション画面が操作パネル206に表示される。また、画面制御部301は、操作パネル206を介してユーザが入力した操作指示を判別する。通信部302は、OS350を介して無線通信部211による無線通信を制御してコマンドの送受信などを行う。
【0024】
印刷ジョブ生成部305は、印刷ジョブを生成する。印刷ジョブ生成部305によって生成された印刷ジョブは、無線通信部211によってMFPに送信され、MFPは印刷を実行する。
【0025】
無線LAN接続制御部310は、無線LANの接続を制御し、OS350に接続を指示する。
【0026】
アプリ記憶部306は、様々な情報を一時的に保持する。
【0027】
スキャンジョブ制御部307は、無線通信部211を介してMFPにスキャン指示を行い、MFPから受信したスキャンデータを制御する。スキャンデータを保存する場合はアプリ記憶部306に一時的に保持される。保持されたスキャンデータは、ドキュメント管理部308によって管理される。
【0028】
デバイス検索制御部311は、携帯端末100が参加するLAN10上において、携帯端末100がSNMPで管理されるネットワーク機器を探索し、その中から携帯端末100が指示可能なMFPを探索する機能を提供する。本実施例では、探索のプロトコルとしてSNMPv1とSNMPv3を用いる。
【0029】
計時部304は、RTC205を介して時間を計時する。
【0030】
図4は、MFP110の内部構成の一例を示したものであり、本発明のSFP120、130も単機能である構成以外、MFP110と同様の構成を取るものである。
【0031】
図4において、110はMFPの構成全体である。MFP110は、ROM3030あるいは例えばハードディスクなどの大規模記憶装置3110に記憶されたソフトウェアを実行するCPU3020を備え、CPU3020はシステムバス3010に接続される各デバイスを総括的に制御する。
【0032】
3040はRAMで、CPU3020の主メモリ、ワークエリア等として機能する。3060はパネルコントローラー(PANELC)で、MFPに備えられた各種ボタンあるいはタッチパネル(PANEL)3070等からの指示入力を制御する。3080はディスプレイコントローラー(DISPC)で、例えば液晶ディスプレイなどで構成される表示モジュール(DISPLAY)3090の表示を制御する。3100はディスクコントローラー(DKC)で、大規模記憶装置(HD)3110を制御する。
【0033】
3050はネットワークインタフェースカード(NIC)で、ネットワーク10を介して、他のネットワーク機器あるいはファイルサーバ等と双方向にデータをやりとりする。3400は無線通信モジュールであり、アクセスポイントと接続することや、またはアクセスポイントモードで動作することで、MFPはアクセスポイントとして動作し、携帯端末と直接無線通信接続することができる。3200はプリンターであり、電子写真方式で実現される紙への印字部である。印字方式は、特に電子写真方式でなくてもよい。
【0034】
3300はスキャナーであり、紙に印字された画像を読み込むための画像読み取り部である。多くの場合、画像読み取り部3300にはオプションとしてADF(オートドキュメントフィーダ)(不図示)が装着されており、複数枚の原稿を自動的に読み込むことができる。なお、大規模記憶装置3110は、場合によっては画像の一時記憶場所としても使われることがある。
【0035】
図9は、SNMPv1の設定内容の操作画面で、MFPが持つ表示モジュール3090に表示される。901はSNMPv1による応答の有効/無効を設定するチェックボックスである。902はSNMPv1のコミュニティー名を設定する項目であり、一般的なデフォルト値として“public”が設定されている。903はMIBアクセス権限を設定するプルダウンメニューであり、“読み込み”のほか、“読み込み/書き込み”が選択できる。ただし、本実施例において携帯端末100から要求されるアクセスはMIBの取得であるため“読み込み”のアクセス権を必要とするなお、本実施例では、画像処理装置110、120及び130がSNMPv1を無効として設定されている。
【0036】
図10は、SNMPv3の設定を行う設定操作画面で、MFPが持つ表示モジュール3090に表示される。1001はSNMPv3による応答の有効/無効を設定するチェックボックスである。1002はSNMPv3のユーザ名を設定する項目である。ただし、一般的なデフォルト値はないためユーザは任意の文字列をユーザ名として設定する必要がある。1003はMIBアクセス権限を設定するプルダウンメニューであり、先述した903と同様の設定を行うことができる。1004はセキュリティー設定を行うプルダウンメニューであり、“認証有り/暗号化有り”のほか、“認証あり/暗号化なし”及び“認証なし/暗号化なし”を選択することができる。本実施例においては、“認証有り/暗号化有り”で設定されているものとする。“認証有り”ではSNMPv3でデバイスのMIBを取得するときに、取得するユーザを認証する。“暗号化あり”ではSNMPv3のパケットを暗号化する。1005は認証設定で認証アルゴリズムを選択する項目である。1006は認証パスワードを設定する項目である。1007は暗号化設定で暗号化アルゴリズムを選択する項目である。1008は暗号化パスワードを設定する項目である。なお、本実施例では、画像処理装置110、120、130がSNMPv3を有効として設定されている。
【0037】
図11は、MFPアプリケーション300におけるSNMPの設定画面である。1101は前画面の設定画面に戻るボタンである。1102はMFPの探索にSNMPv1を使用するか否かを設定する項目ある。1103はSNMPv1を使用する際のコミュニティー名を設定する項目であり、探索したいMFP側の設定と合わせることが条件である。なお、MFP側の902と同様、デフォルト値として一般的に“public”が設定されている。1104はMFPの探索にSNMPv3を使用するか否かを設定する項目である。1105はSNMPv3のユーザ名を設定する項目であり、探索したいMFP側の設定と合わせる必要がある。一般的なデフォルト値は無いため、ユーザは任意の文字列を設定する。1106はMIBアクセス権限を設定するプルダウンメニューである。1107はセキュリティー設定を行うプルダウンメニューであり、探索したいMFP側の設定と合わせる必要がある。また、“認証有り/暗号化有り”のほか、“認証あり/暗号化なし”及び“認証なし/暗号化なし”を選択することができる。1108は認証に用いるアルゴリズムを選択する項目であり、探索したいMFP側の設定と合わせる必要がある。1109は認証に用いるパスワードを設定する項目であり、探索したいMFP側の設定と合わせる必要がある。1110は暗号化に用いるアルゴリズムを選択する項目であり、探索したいMFP側の設定と合わせる必要がある。1111は暗号化に用いるパスワードを設定する項目であり、探索したいMFP側の設定と合わせる必要がある。
【0038】
次に携帯端末のMFP探索画面に関して、図12を用いて説明する。ここでは図11のSNMPv1とSNMPv3を使用するか否かの設定が“する”になっている。
【0039】
図12の探索画面が表示されると、SNMPv1探索処理及びSNMPv3探索処理が非同期で開始される。図12(A)における、1201は、前画面の戻るボタンである。1202は、探索処理が開始された直後であって、1台もMFPが見つかっていないことを表す表示である。ただし、装置が見つかり次第、同領域に探索結果を上方から順にリスト形式で表示していく。
【0040】
検索の結果、MFPが1台も見つからなかった場合は、図12(B)の表示となり、見つからなかったことをユーザに通知する。また、探索の結果、MFPアプリケーションがサポートするMFPは見つからなかったが、MFPアプリケーションがサポートする可能性のあるSNMPv3設定のMFPの候補がある場合は、図12(C)を表示し、ユーザにその旨を通知する(MFPアプリケーションがサポートする可能性のあるSNMPv3設定のMFPの候補があるにもかかわらず、MFPが見つからないということはSNMPv3の設定に不備がある)。ここでMFPアプリケーションがサポートするMFPとはMFPアプリケーションに対応する機種で、MFPアプリケーションで動作指示可能な機種のMFPである。また、MFPアプリケーションがサポートする可能性のあるMFPの候補は、SNMPv3による探索でMFPから取得したエンジンIDから判断できる。詳細については後述する。図12(C)において、1204は、SNMPv3の設定をするかどうかユーザに問い合わせる。1204において、「はい」が選択されると、図12(D)が表示される。1205は、SNMPv3の設定入力画面であり、設定値入力後、OKを押下すると、再度検索が実行される。
【0041】
図5,6,7は、MFPアプリケーション300が行う、MFPの探索画面の制御方法についてのフローチャートを示している。
【0042】
図5における、SNMPv1探索処理について説明する。S501においてMFPアプリケーション300は、サポートするMFPを判定するためのMIBを取得するためのSNMPv1形式のパケットをネットワーク10上にブロードキャストする。サポートするMFPを判定するためのMIBとして例えば製品モデル名がある。
【0043】
S502においてMFPアプリケーション300は、ブロードキャストに応答のあったIPアドレスが示すMFPからのMIBを解析してサポートするMFPをピックアップする。サポートするMFPの判定は、ブロードキャストに応答したMFPのMIBから取得した製品モデル名と、あらかじめMFPアプリケーション300で保持する製品モデル名ベースのサポートリストを突き合わせればよい。
【0044】
S503においてMFPアプリケーション300は、S502でピックアップしたMFPを、1202の領域にリスト形式で表示する。S504においてMFPアプリケーション300は、探索処理開始から探索時間の上限に達したかを判定する。S504においてYesの場合、SNMPv1探索処理を終了する。S504においてNoの場合、S501に処理を戻す。なお、2回目以降のS502において、1回目と同じIPアドレスからの応答についてはピックアップの対象から除外する。そのほか、S501におけるブロードキャストの頻発はネットワークへの負荷が懸念されるため、S501に処理を戻す際には数秒程度の待ち時間を入れることが望ましい。また、探索時間の上限についても、ネットワークへの負荷を理由として数十秒を上限として設定している。SNMPv1探索処理において、携帯端末100上でMIB取得のために認証やパスワードのセキュリティー等の設定は必要ない。
【0045】
SNMPv1探索処理の開始と並行して実行される、SNMPv3探索処理について図6を用いて説明する。S601においてMFPアプリケーション300は、エンジンIDを取得するためのSNMPv3形式のパケットをネットワーク10上にブロードキャストする。エンジンIDを取得するためのSNMPv3形式のパケットはDiscoveryパケット(若しくはDiscoveryメッセージ)と呼ばれ、SNMPv3仕様上、ユーザ名及び、認証やパスワードのセキュリティー設定は必要ない。したがって、エンジンIDを取得するためのSNMPv3形式のパケットに対する画像処理装置からの応答速度は速い。
【0046】
S602においてMFPアプリケーション300は、応答のあったIPアドレス(MFP)からのエンジンIDを解析して、MFPアプリケーション300がサポートする企業IDを持つものをサポートのMFP(デバイス)の候補として抽出する。なお、企業IDはエンジンIDの先頭4オクテットが相当する。
【0047】
ステップS603では、ステップS602で抽出されたサポートデバイスの候補があるかどうかを判別する。候補がある場合は、ステップS604に進み、候補がない場合は、ステップS608に進む。
【0048】
ステップS603でサポートの候補MFPがあった場合、この時点ではMIBの情報を取得していないためサポートのMFPであるか否かを判断できない。そのためステップS604では、MFPアプリケーション300は、S602でピックアップした候補のMFPのIPアドレスに対し、サポートするMFPであるかを判定するため、MIBを取得するためのSNMPv3形式のパケットを送信する。このMIBを取得するためにはユーザ名及び、認証やパスワードのセキュリティー設定が必要である。取得するMIBについては、SNMPv1探索処理のS1001と同様に製品モデル名とする。
【0049】
ステップS605では、MFPアプリケーション300はMIBを取得し、MFPアプリケーション300のサポートデバイスがあるかどうかを判別する。数秒程度のタイムアウト内に応答がある場合は、サポートデバイスがあると判定する。サポートデバイスがある場合は、ステップS606に進み、そうでない場合はステップS607に進む。ステップS606では、サポートデバイスと判定されたデバイスをリスト形式で表示する。
【0050】
ステップS607では、SNMPv3の設定情報が不一致である情報をフラグにセットする。このフラグがセットされたデバイスは、以降、SNMPv3設定のサポートデバイス候補と称する。このデバイスは、携帯端末100と通信可能なSNMPv3設定のデバイスであるが、携帯端末100上のSNMPv3のセキュリティー等の設定に不備が有るため、サポートデバイスとして認識されない。設定に不備があるとは、例えば設定が入力されておらず、空欄である等の理由で設定内容が不十分である場合や、設定が入力されているが、携帯端末100とデバイスの設定内容が異なる場合等である。
【0051】
ステップS608では、SNMPv3のデバイスなし情報をフラグにセットする。
【0052】
図7は、探索処理全体の処理の流れを示すフローチャートである。一例としてユーザが携帯端末上でSNMPv3を“使用する”を選択したにも関わらず、SNMPv3のセキュリティー等の設定を行っていない場合に通知を出すケースを説明する。本フローチャートはユーザが携帯端末100上で、デバイス探索を指示するところから始まる。
【0053】
探索指示が為されるとステップS701では、図5に示すSNMPv1の探索処理を実行する。ステップS702では、図6に示すSNMPv3の探索処理を実行する。実際にはステップS701とS702は並行して実行される。
【0054】
ステップS703では、S701およびS702においてSNMPのサポートデバイスが見つかったかどうかを判定する。見つかっている場合は処理を終了し、見つかっていない場合はステップS704に進む。
【0055】
ステップS704では、SNMPv3設定のサポートデバイス候補があるかどうかを判別する。具体的には、ステップS702のSNMPv3の探索処理において、SNMPv3の設定情報不一致フラグがあるかどうかを判別し、SNMPv3設定情報不一致フラグがあれば、ステップS705に進み、SNMPv3設定情報不一致フラグがない場合は処理を終了する。
【0056】
ステップS705では、図11で示すようなSNMPv3の設定がされているかどうかを判別する。この判別は例えば、SNMPv3のユーザ名を設定する項目1002等が空欄のままであるか否かを判断することで実現する。設定されていれば、処理を終了し、設定されていない場合はステップS706に進む。
【0057】
ステップS706では、図12(C)に示すようなSNMPv3の設定がされてない旨の警告メッセージを表示し、設定を行うか否かのボタンを表示する。
【0058】
ステップS707では、ユーザが設定を行うボタンを押下したかどうかを判別し、設定を行うボタンが押下された場合は、ステップS708に進み、そうでない場合は、処理を終了する。
【0059】
ステップS708では、設定入力画面(図12(D))を表示する。
【0060】
ステップS709では、S708で表示した設定入力画面の入力が完了したかどうかを判別する。完了ボタンが押された場合は、ステップS701に戻り再探索を開始し、ユーザによってキャンセル操作がなされたと検知した場合は、処理を終了する。以上の処理により、SNMPv3によるデバイスの探索にセキュリティー等の設定自体を知らないユーザに、設定が必要であることを知らせることが可能である。SNMPv3設定サポートの候補デバイスがあったときのみ通知を行うので、不要な通知を防ぐことができる。なお、ステップS705でSNMPv3のセキュリティー等の設定が携帯端末100にされていれば処理を終了するようにしたが、設定が為されているのにサポートデバイスから応答がない(MIBを取得できない)ということは、SNMPv3のセキュリティー等の設定が誤っている可能性が有る。そこでステップS705でSNMPv3の設定がされていた場合は、図11で入力した設定が誤っている可能性が有る旨を警告表示するようにしてもよい。
【0061】
警告メッセージを表示するタイミングは、以上に示したタイミングに限らない。例えば、図11に示すSNMPv3の設定画面でセキュリティー等の設定を行っていない(空欄)状態で、ユーザがデバイス探索処理の開始を指示した時、ユーザが探索指示を行ったタイミングで警告メッセージを表示するようにしても良い。また、S701とS702のフローは並列して行われるが、S701のSNMPv1探索が終わってサポートデバイス見つけられなかったタイミングで、SNMPv3のセキュリティー等の設定なされているか確認し、もし設定がなされていなければ警告メッセージを出すようにしても良い。
【実施例2】
【0062】
実施例1で示した構成において、例えば、SNMPv1設定のデバイスが探索できた場合でも、SNMPv3の設定を促す画面を表示することも可能である。
【0063】
SNMPv1設定のデバイスが見つかっていたとしても、SNMPv3設定のデバイスを検索したいユーザにとっては、所望のプリンターが見つかっていないことになるため、再度検索をすることになるが、再検索を行っても、SNMPv3のセキュリティーなどの設定がされていないため、何度検索してもSNMPv3設定のデバイスを見つけることは出来ない。
【0064】
よって、実施例2では、SNMPv1設定のデバイスが見つかっていても、再探索が指示された場合は、SNMPv3設定のデバイスを所望していると判断し、SNMPv3の設定が必要であることをユーザに通知する。
【0065】
図13は、実施例2の検索画面を示したものである。図13(A)は、探索が終わり、SNMPv1設定のデバイスのみが検索された時の画面である。1301はデバイス探索の実行を指示する再探索開始ボタンである。1301の再探索ボタンが押下された時、SNMPv3の候補デバイスがある場合は、図13(B)を表示し、SNMPv3の設定が必要であることをユーザに通知する。
【0066】
実施例2の基本的な構成は実施例1と同じであるため、実施例1との差分である図8の探索処理の流れを示すフローチャートについてのみ説明する。なお図8のフローチャートは図7のフローチャートと基本構成は同じである。
【0067】
実施例2では、S803のタイミングにおいて、SNMPv3設定のサポートデバイス候補があるかどうかを判別する。具体的には、ステップS702のSNMPv3の探索処理において、SNMPv3の設定情報不一致フラグがあるかどうかを判別する。候補がある場合はステップS804に進み、そうでない場合は、処理を終了する。
【0068】
ステップS804では、表示されている図13(A)の画面において、再探索ボタン1301が押下されたかどうかを判別する。再探索ボタンが押下されたと検知した場合は、ステップS705に進み、そうでない場合は処理を終了する。実施例1同様、ステップS705でSNMPv3の設定がされていた場合は設定が誤っている可能性が有る旨を表示するようにしてもよい。
【0069】
以上の処理により、SNMPv1設定のデバイスが見つかっていた場合であっても、所望のデバイスがSNMPv3設定であり、尚且つSNMPv3のセキュリティー設定等に不備があれば、再探索の際にSNMPv3の設定が必要であることを通知できる。また、ここでは、ユーザから再探索ボタンが押下されると、警告メッセージを表示するようにしていたが、これに限るものではない。SNMPv1設定のデバイスが探索できていても、SNMPv3設定のサポートデバイス候補がある(サポートデバイスであるがMIBを取得できていないため、探索結果リストには非表示)場合、図11におけるSNMPv3のセキュリティー設定がなされていない、もしくは設定が誤っている旨の警告メッセージを無条件で表示するようにしても良い。
【0070】
〔その他の実施形態〕
携帯端末上でSNMPv3による探索を“する”にしたがSNMPv3セキュリティー等の設定をしていない場合は、図11のSNMP設定画面上でユーザが設定を行っているときに警告を出してユーザに気づかせることができる。例えばユーザーがSNMPv3を使用するか否かを設定する項目1104を“する”に設定したのにも関わらず、それ以後のユーザ名等の設定をしないまま設定画面を閉じる、もしくは画面遷移させる場合に警告を出すという構成も考えられる。
【0071】
なお、上述した実施例1、2では情報処理装置の通信相手として画像処理装置(MFP)を用いたが、これに限るものではなく、情報処理装置と通信可能な外部装置で有れば何でもよい。
【0072】
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
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