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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-26
(45)【発行日】2024-08-05
(54)【発明の名称】個人医療情報の管理システム
(51)【国際特許分類】
   G16H 10/60 20180101AFI20240729BHJP
【FI】
G16H10/60
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2020067764
(22)【出願日】2020-04-03
(65)【公開番号】P2021163418
(43)【公開日】2021-10-11
【審査請求日】2023-03-08
(73)【特許権者】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100126240
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 琢磨
(74)【代理人】
【識別番号】100223941
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 佳子
(74)【代理人】
【識別番号】100159695
【弁理士】
【氏名又は名称】中辻 七朗
(74)【代理人】
【識別番号】100172476
【弁理士】
【氏名又は名称】冨田 一史
(74)【代理人】
【識別番号】100126974
【弁理士】
【氏名又は名称】大朋 靖尚
(72)【発明者】
【氏名】松木 直紀
【審査官】中元 淳二
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-156688(JP,A)
【文献】特開2015-032061(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G16H 10/00-80/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
親の個人医療情報を格納する第1の格納部と、
前記親の子の出生前に、前記子の出生前情報を前記親の識別情報と関連付けて、前記親の個人医療情報の一部として前記第1の格納部に格納する管理部と、を有し、
前記管理部は、前記子が出生した後に、前記出生前情報を第2の格納部に移動させ、前記子の識別情報と関連付けるとともに前記子の個人医療情報として管理することを特徴とする個人医療情報の管理システム。
【請求項2】
親の個人医療情報を格納する第1の格納部と、
前記親の子の出生前情報を前記親の識別情報と関連付けて、前記親の個人医療情報の一部として前記第1の格納部に格納する管理部と、を有し、
前記管理部は、前記子が出生した後に、前記出生前情報を複製し、複製した前記出生前情報を第2の格納部に格納し、前記子の個人医療情報として管理することを特徴とする個人医療情報の管理システム。
【請求項3】
前記出生前情報は、前記子の出生前に枝番が付与されて前記第1の格納部に格納されることで、前記親の個人医療情報と区別可能に格納されることを特徴とする請求項1に記載の個人医療情報の管理システム。
【請求項4】
前記出生前情報は、前記子の出生前に枝番が付与されて前記第1の格納部に格納されることで、前記親の個人医療情報と区別可能に格納されることを特徴とする請求項2に記載の個人医療情報の管理システム。
【請求項5】
前記出生前情報が前記第2の格納部に移動された後に、前記枝番が消去されることを特徴とする請求項3に記載の個人医療情報の管理システム。
【請求項6】
前記出生前情報と、前記親の個人医療情報とを、区別して表示部に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の個人医療情報の管理システム
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書の開示は、個人医療情報の管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
昨今、病院や薬局等に散在している個人の医療データ(個人医療データ)を集約し、健康に関するデータと併せて管理するPHR(Personal Health Records)の活用が進められている。PHRは公共機関が発行する個人ID(識別情報)に関連付けられ、個人の一生涯の健康や医療に関する情報を時系列的に管理する。PHRは個人による閲覧の他、医師が診断を下す際に参照されることが想定される。なお、PHRはEHR(Electronic Health Record)とも呼ばれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2005-190387号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
個人ID(識別情報)は、一般的には公共機関に個人が出生した旨を届け出た後に発行される。PHRは個人の健康や医療に関する情報(個人医療情報)を個人IDに関連付けて格納するものであるから、PHRには個人IDが発行される以前の個人の情報が格納されない。
【0005】
特許文献1に記載の方法によれば、個人IDが発行される以前の一部の期間である出生前(実母の胎内にいる時期、胎児)の子の情報を電子母子手帳に格納することができる。しかし、情報は電子母子手帳の中で完結しており、個人ID(識別情報)に関連付けられたPHRには格納されない。
【0006】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、出生前の情報も含めた個人の健康・医療に関する情報を、個人ID(識別情報)に関連付けて一元管理することができる個人医療情報の管理方法および管理方法を実行するプログラム、個人医療情報の管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、本発明に関る個人医療情報の管理システムは、親の個人医療情報を格納する第1の格納部と、前記親の子の出生前に、前記子の出生前情報を前記親の識別情報と関連付けて、前記親の個人医療情報の一部として前記第1の格納部に格納する管理部と、を有し、
前記管理部は、前記子が出生した後に、前記出生前情報を第2の格納部に移動させ、前記子の識別情報と関連付けるとともに前記子の個人医療情報として管理することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、出生前の情報も含めた個人の健康・医療に関する情報を、個人ID(識別情報)に関連付けて一元管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の実施形態に係るPHRにおける個人医療情報の管理システム構成の一例を示す図。
図2】本発明の実施形態に係るPHRのレコードに格納する個人医療情報の一例を示す図。
図3】本発明の実施形態に係るPHRの個人ID(識別情報)と枝番の関係を示す図。
図4】本発明の実施形態の処理の概要を示す図。
図5】本発明の実施形態に係るPHRに個人医療情報を追加する処理の流れを示すフローチャート。
図6】本発明の実施形態に係る電子カルテが医師の枝番の入力を受け付ける際に表示するダイアログボックスの例。
図7】本発明の実施形態に係るPHRにおいて、子の情報を初期化する処理の流れを示すフローチャート。
図8】本発明の第二の実施形態に係るPHRにおいて、子のPHRを作成する処理の流れを示すフローチャート。
図9】本発明の第三の実施形態に係るPHRにおいて、子のPHRを作成する処理の流れを示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0011】
[第一の実施形態]
本実施形態では、図4に示すように、実母(親)の妊娠時点からの子の健康・医療情報(子の出生前の情報)を実母のID(親の識別情報)に関連付けて保存(格納)し、子の個人ID(子の識別情報)が発行されてPHRが使用可能になった後に子の個人IDに関連付けて保存し直す(移動する/コピーする)場合について説明する。
【0012】
本実施形態において、PHRは、個人IDに関連付けられた複数のレコードにより構成される。
【0013】
[システム構成]
図1は本実施形態に関わるPHRにおける個人医療情報の管理システム構成を示す図である。PHR管理部100は、全てのレコードを管理可能に構成されたサーバ群(格納部)を含む。なお、PHR管理部は複数のサーバ装置に限らず、1つのサーバ装置(格納部)を含んでいても良い。PHR管理部100は、多数のPC等の端末からネットワーク等を介して接続されており、各端末からの要求に従い、レコードの作成、更新、削除、または取得が可能なインターフェースを備える。PHR管理部100には、個人医療情報の管理を実行するためのプログラムが図示しない記録媒体に格納されている。
【0014】
個人端末101は個人が扱う端末であり、PHRのユーザが自身の個人IDを指定して個人IDに関連付けてレコードを作成または取得する。体重計や血圧計等の機器と連携し、体重や血圧等の健康情報を取得する度にレコードを自動で作成するように構成しても良い。
【0015】
医療端末102は医療従事者が扱う端末であり、医療従事者が、患者の個人IDを指定して個人IDに関連付けてレコードを作成、更新、または取得する。
【0016】
なお、個人端末101と医療端末102は、同一の端末であっても良い。その場合は、端末を扱うユーザの職責や役割に応じてどのような操作を可能にするかを切り替える。個人医療情報はサーバ装置(格納部)に格納される。
【0017】
ユーザは、個人ID(識別情報)を用いてPHR管理部100によって認証されることによって、レコードにアクセスすることができるようになる。
【0018】
[レコード構成]
図2は、本実施形態におけるレコードの構成を表す図である。一つのレコードには、レコードID、レコード作成日時、レコード更新日時、個人ID、枝番、参照可能個人ID、データ種別、データフォーマット、データサイズ、及びデータ(個人医療情報)が格納される。このうち参照可能個人IDは、一つのレコードに複数含めることができる。
【0019】
レコードIDは、レコードを一意に特定するためのIDであり、レコードを作成する際にPHR管理部100が自動的に採番する。
【0020】
レコード作成日時及びレコード更新日時は、それぞれレコードが作成及び更新された日時を格納する。
【0021】
個人IDは、レコードの所有者の個人ID(識別情報)である。
【0022】
枝番は、レコードの所有者の個人IDの枝番であり、例えば親の胎内の子の情報を親の個人ID(識別情報)に関連付けて格納するために発行される。図3に個人IDと枝番の概念図を表す。図3は、親の胎内に双子がいる場合の例を示す。図3において、枝番0は親自身を表し、枝番1は胎内の双子の一方の子を表し、枝番2は胎内の双子の他方の子を表すものとする。なお、枝番は胎内の子の情報を格納するためだけではなく、例えば同一人物に複数の人格が認められる場合等に使用しても良い。
【0023】
参照可能個人IDは、レコードの所有者であるユーザ以外にレコードの参照を許可するユーザの個人IDである。レコードの所有者自身の個人IDが設定される他、子のレコードを父母等の保護者が参照可能にする場合等に使用する。
【0024】
データ種別は、レコードに格納されるデータの種別であり、種別が一意に特定できるように予め用意された種別IDを格納する。レコードを取得・閲覧する端末において、種別IDは「体重」や「血圧」等の文字列に変換して表示できる。
【0025】
データフォーマットは、レコードに格納されるデータのフォーマットであり、数値、文字列、画像、DICOM等である。レコードを処理するシステムは、データフォーマットによりデータの処理方法を選択する。
【0026】
データサイズは、レコードに格納されるデータのサイズであり、ビット数又はバイト数で格納する。
【0027】
データは、レコードに格納されるデータの本体である。データはレコードと同じサーバに格納しても良いし、他のサーバに格納しリンクのみをレコードに格納しても良い。
【0028】
なお、レコードの構成は上記に限らず、例えば、レコードの編集の履歴を残しても良い。
【0029】
[妊娠中のレコード操作]
図5は、本実施形態において、胎内に子がいる患者(親)の健康・医療に関する情報(個人医療情報)を医師が電子カルテに入力した際の電子カルテの動作を表すフローチャートである。
【0030】
ステップS5001において、医師が患者(親)の医療情報を入力すると、電子カルテは患者が妊娠中であるかどうかをチェックする。電子カルテは患者の例えば過去11か月のレコードの内容を確認し、妊娠の記録が存在し、かつその後に出産の記録が存在しない場合に、患者が妊娠中であると判断する。患者が妊娠中である場合には、ステップS5002へ進む。それ以外の場合は、ステップS5003へ進む。
【0031】
ステップS5002において、電子カルテは図6に示すダイアログボックス103を表示し、医師から枝番が入力されるまで待機する。医師から枝番が入力されると、入力された枝番を一時的に記憶する。
【0032】
ステップS5003において、電子カルテは患者の枝番として患者自身を表す0を一時的に記憶する。
【0033】
ステップS5004において、電子カルテは患者(親)の個人ID(識別情報)及び枝番に関連付けて、PHRにレコードを作成する(第1のステップ)。ここで、枝番が1以上である場合は、胎内の子のレコードを作成することを意味する。
【0034】
なお、上記で医師が入力した個人医療情報と同一のデータ種別のレコードが過去に存在する場合には、医師が入力した個人医療情報と内容を比較して、入力した枝番が正しいかどうかを判定しても良い。例えば胎児(子)を表す枝番1の記録において、体重が一か月前から10キロ増加している場合、枝番が異なる恐れがあるとして医師に警告を出す等しても良い。
【0035】
また、上記ステップS5002における枝番の入力は、図6に示すダイアログボックス103以外の方法で受け付けても良い。例えば超音波の画像やシェーマから対象を選択するようにしても良い。
【0036】
また、上記ステップS5002における枝番の入力は行わず、医師が入力した個人医療情報の内容から自動的に枝番を推測しても良い。例えば過去の同一のデータ種別のレコードから、内容が最も似ているレコードの枝番を使用するようにしても良い。
【0037】
なお、複数の枝番が付与されたレコードが存在する場合、枝番によって色を分けるなど、区別して表示する。
【0038】
なお、上記は医師が電子カルテに個人医療情報を入力する場合の処理であるが、親が自身で子の健康情報を入力する場合においても、同様に自身の個人IDと枝番を指定して自身の個人IDと関連付けて胎内の子のレコードを作成することができる。上記のように、作成した子の出生前の情報が親の識別情報と関連付けられるが、子の出生前の情報は親の個人医療情報と区別可能な形で格納部に格納される。
【0039】
格納された子の出生前の情報と、親の個人医療情報は、個人端末101や医療端末102に備えられているモニター画面(表示部)に、区別して表示される。区別して表示されることによって、情報の混在によるデータ読み間違えを抑制することができる。
【0040】
[子のPHRの作成]
子が誕生すると、役所などの公共機関から個人ID(識別情報)が発行される。役所などの公共機関は子の個人IDと実母(親)の個人ID及び出生前に付与された枝番とを対応付けて管理する。具体的には、例えば、個人情報の管理システムにおけるPHR管理部100に対応関係が記録される。子が複数人誕生した場合(例えば双子や三つ子の場合)には、それぞれについて個人IDが付与される。
【0041】
子の個人IDを使用してPHRに初めてアクセスすると、PHR管理部100により子の個人IDに関連付けられたPHRが自動的に作成される(第2のステップ)。図7は、子のPHRの作成処理の流れを示すフローチャートである。
【0042】
ステップS7001において、PHR管理部100は、記録されている子の個人IDと実母(親)の個人IDとの対応関係に基づいて、子の個人IDを手掛かりにして実母(親)の個人IDと子の枝番を取得する。
【0043】
ステップS7002において、PHR管理部100は、ステップS7001で取得した実母の個人ID及び枝番に基づき子の出生前の情報が記録されたレコードを検索し、取得する。
【0044】
ステップS7003において、PHR管理部100は、ステップS7002で取得したレコードの個人IDを、子の個人IDに変更することで、子の個人ID(識別情報)に関連付ける(第2のステップ)。
【0045】
ステップS7004において、PHR管理部100は、ステップS7002で取得したレコードの参照可能個人IDに、実母(親)の個人IDを追加する。これにより、参照可能個人IDには、レコードの所有者である子自身と、実母(親)の個人IDが設定されることとなる。なお、子が複数いる場合には、それぞれの子の枝番について図7の処理を行えばよい。
【0046】
なお、付与された枝番は、子のPHR作成後に消去するようにしても良い。
【0047】
以上で説明した方法により、子の個人IDが発行される以前(子の出生前)の健康・医療情報(個人医療情報)を、親の個人ID(識別情報)に関連付けて保存しておき、出生後に発行された子の個人ID(識別情報)に関連付けし直すことができる。これにより、出生前の情報も含めた個人の健康・医療に関する情報(個人医療情報)を、個人ID(識別情報)に関連付けて一元管理することができる。
【0048】
[第二の実施形態]
第一の実施形態では、図7のステップS7003において、取得したレコードの個人IDを子の個人IDに変更したが、これに限らず、レコードを複製した上で複製後のレコードの個人IDを子の個人IDとしても良い。この場合の子のPHRの作成処理の流れを、図8を用いて説明する。
【0049】
ステップS8001及びステップS8002は、各々図7のステップS7001及びステップS7002と同様の処理を行う。
【0050】
ステップS8003において、PHR管理部100は、ステップS8002で取得したレコードを複製する。
【0051】
ステップS8004において、PHR管理部100は、ステップS8003で複製したレコードの個人IDに子の個人IDを追加設定する。
【0052】
以上で説明したように、レコードを移動するのではなく複製することで、子が胎内にいる期間の健康・医療情報(子の出生前の情報)を親と子で互いに共有することができるようになる。
【0053】
なお、上記の処理においては、図7のステップS7004に類する処理、すなわち子のレコードの参照可能個人IDに実母の個人IDを設定する処理は不要となる。
【0054】
[第三の実施形態]
第一の実施形態では、図7のステップS7004において、子のレコードの参照可能個人IDに実母(親)の個人ID(識別情報)を設定したが、これに限らず、実母のレコードの参照可能個人IDに子の個人ID(識別情報)を設定しても良い。この場合の子のPHRの作成処理の流れを、図9を用いて説明する。
【0055】
ステップS9001からステップS9004は、各々図7のステップS7001からステップS7004と同様の処理を行う。
【0056】
ステップS9005において、PHR管理部100は、ステップS9002で取得したレコードのレコード作成日時を参照し、最も古いレコードの作成日時から最も新しいレコードの作成日時までの期間を共有期間として取得する。
【0057】
ステップS9006において、PHR管理部100は、ステップS9005で取得した共有期間内に作成された実母のレコードを検索し、取得する。
【0058】
ステップS9007において、PHR管理部100は、ステップS9006で取得した実母のレコードの参照可能個人IDに、実母の個人IDを追加する。
【0059】
以上で説明したように、子が胎内にいる期間の子のレコード(子の出生前の情報)及び実母のレコードを相互に参照可能にすることで、子が胎内にいる期間の健康・医療情報を親と子で互いに共有することができるようになる。
【符号の説明】
【0060】
100 PHR管理部
101 個人端末
102 管理端末
103 ダイアログボックス
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9