(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-01-23
(45)【発行日】2025-01-31
(54)【発明の名称】サーバ、方法及びコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
H04N 21/235 20110101AFI20250124BHJP
H04N 21/24 20110101ALI20250124BHJP
G06Q 30/0208 20230101ALI20250124BHJP
G06Q 30/0207 20230101ALI20250124BHJP
G06Q 50/10 20120101ALI20250124BHJP
【FI】
H04N21/235
H04N21/24
G06Q30/0208
G06Q30/0207 350
G06Q50/10
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2024068625
(22)【出願日】2024-04-19
【審査請求日】2024-08-15
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】517287224
【氏名又は名称】17LIVE株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100199277
【氏名又は名称】西守 有人
(72)【発明者】
【氏名】張寶敏
(72)【発明者】
【氏名】高郁▲けつ▼
(72)【発明者】
【氏名】劉冠宏
(72)【発明者】
【氏名】王靖然
(72)【発明者】
【氏名】徐永吉
【審査官】鈴木 隆夫
(56)【参考文献】
【文献】特開2023-115427(JP,A)
【文献】特許第7526414(JP,B1)
【文献】特許第7428334(JP,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00-21/858
G06Q 30/0208
G06Q 30/0207
G06Q 50/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
回路を含むサーバであって、前記回路が、
ストリーマーのライブストリーミング前に、前記ストリーマーに対する贈り物の使用指示をユーザから受信する機能と、
前記ストリーマーが前記ライブストリーミング内にいる間に、
前記ストリーマーの端末の出力ユニットに前記ユーザによる前記贈り物の使用に対応するエフェク
トを出力させる機能と、
前記ユーザによる前記贈り物の使用に対応するポイントを前記ストリーマーに付与する機能と、
を実行するように構成され
、
前記ライブストリーミングの人気度が、前記贈り物に基づいて計算され、ライブストリーミングページにおける前記ライブストリーミングの順序が、前記人気度に基づいて決定される、ことを特徴とする、サーバ。
【請求項2】
前記ストリーマーからの前記ライブストリーミングの開始に応答して、または前記ユーザにより予め決定された前記ライブストリーミング中のタイミングで、前記出力ユニットが前記エフェク
トを出力する、ことを特徴とする、請求項1に記載のサーバ。
【請求項3】
前記受信は、前記ユーザが前記ストリーマーの配信スケジュールまたはプロフィールページを見ている間に、前記贈り物の使用指示を受信することを含む、ことを特徴とする、請求項1に記載のサーバ。
【請求項4】
回路を含むサーバであって、前記回路が、
ストリーマーのライブストリーミング前に、前記ストリーマーに対する贈り物の使用指示をユーザから受信する機能と、
前記ストリーマーが前記ライブストリーミング内にいる間に、前記ストリーマーの端末の出力ユニットに前記ユーザによる前記贈り物の使用に対応するエフェクトを出力させる機能と、
前記ユーザによる前記贈り物の使用に対応するポイントを前記ストリーマーに付与する機能と、
前記エフェクト
の出力
に対応付けられたハイライトをクリップする機能と、
前記ハイライトを自動的に、または前記ストリーマーからの要求に応答して、前記ユーザに転送する機能と、
を実行するように構成されることを特徴とする
、サーバ。
【請求項5】
回路を含むサーバであって、前記回路が、
ストリーマーのライブストリーミング前に、前記ストリーマーに対する贈り物の使用指示をユーザから受信する機能と、
前記ストリーマーが前記ライブストリーミング内にいる間に、前記ストリーマーの端末の出力ユニットに前記ユーザによる前記贈り物の使用に対応するエフェクトを出力させる機能と、
前記ユーザによる前記贈り物の使用に対応するポイントを前記ストリーマーに付与する機能と、
を実行するように構成され、
前記贈り物の使用が、ライブストリーミングの特定の期間または特定の回数の間に前記ストリーマーに送信するように前記ユーザにより設定される、ことを特徴とする
、サーバ。
【請求項6】
前記出力ユニットが、前記ストリーマーの前記ライブストリーミングに前記ユーザが参加することに応答して、前記ユーザに対応するアニメーションをさらに出力する、ことを特徴とする、請求項1に記載のサーバ。
【請求項7】
回路を含むサーバであって、前記回路が、
ストリーマーのライブストリーミング前に、前記ストリーマーに対する贈り物の使用指示をユーザから受信する機能と、
前記ストリーマーが前記ライブストリーミング内にいる間に、前記ストリーマーの端末の出力ユニットに前記ユーザによる前記贈り物の使用に対応するエフェクトを出力させる機能と、
前記ユーザによる前記贈り物の使用に対応するポイントを前記ストリーマーに付与する機能と、
前記ストリーマーの前記ライブストリーミングの間、ディスプレイ上にランキングを表示する機能
と、を実行するように構成され、
前記ランキングが、前記ストリーマーの前記ライブストリーミングの前に、ユーザにより前記ストリーマーに対する使用された贈り物のポイント量または回数に基づく、ことを特徴とする
、サーバ。
【請求項8】
方法であって、
ストリーマーのライブストリーミング前に、前記ストリーマーに対する贈り物の使用指示をユーザから受信する工程と、
前記ストリーマーが前記ライブストリーミング内にいる間に、
前記ストリーマーの端末の出力ユニットに前記ユーザによる前記贈り物の使用に対応するエフェク
トを出力させる工程と、
前記ユーザによる前記贈り物の使用に対応するポイントを前記ストリーマーに付与する工程と、を含み、
前記ライブストリーミングの人気度が、前記贈り物に基づいて計算され、ライブストリーミングページにおける前記ライブストリーミングの順序が、前記人気度に基づいて決定されることを特徴とする、方法。
【請求項9】
コンピュータプログラムであって、サーバに、
ストリーマーのライブストリーミング前に、前記ストリーマーに対する贈り物の使用指示をユーザから受信する機能と、
前記ストリーマーが前記ライブストリーミング内にいる間に、
前記ストリーマーの端末の出力ユニットに前記ユーザによる前記贈り物の使用に対応するエフェク
トを出力させる機能と、
前記ユーザによる前記贈り物の使用に対応するポイントを前記ストリーマーに付与する機能と、
を実現させ
、
前記ライブストリーミングの人気度が、前記贈り物に基づいて計算され、ライブストリーミングページにおける前記ライブストリーミングの順序が、前記人気度に基づいて決定されることを特徴とする、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報通信技術に関し、特に、ライブストリーミングにおけるサーバ、方法、及びコンピュータプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
アプリやプラットフォームの中には、ライブストリーマーと視聴者が交流できるライブストリーミングサービスを提供しているものがある。ライブストリーマーが視聴者を応援するパフォーマンスをしたり、視聴者がライブストリーマーを支援したりするために贈り物を送ることもある。
【0003】
視聴者が当該ライブストリーマーを応援したい場合、そのライブストリーミングを視聴し、当該ライブストリーマーに贈り物を送って応援する必要がある。そのため、当該ライブストリーマーは適切な時間に配信を行い、当該視聴者が当該ライブストリーマーを応援できるようにする必要がある。
【0004】
しかしながら、視聴者が配信時間に間に合わなかった場合、そのライブストリーミングを楽しむ機会を逃すことになり、また当該ライブストリーマーは当該視聴者らから応援を受けることができなくなる可能性がある。これは、ユーザエクスペリエンスの低下につながる可能性がある。そのため、いかにユーザエクスペリエンスを向上させるかが重要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【0006】
本開示の一実施態様は、サーバに関するものであり、当該サーバが、回路を含み、前記回路が、ストリーマーのライブストリーミング前に、当該ストリーマーに対する贈り物の使用指示をユーザから受信する機能と、当該ストリーマーが当該ライブストリーミング内にいる間に、出力ユニットに当該ユーザによる当該贈り物の使用に対応するエフェクトとポイントを出力させる機能と、を実行するように構成される。
【0007】
本開示の別の一実施態様は、方法に関するものであり、当該方法が、ストリーマーのライブストリーミング前に、当該ストリーマーに対する贈り物の使用指示をユーザから受信する工程と、当該ストリーマーが当該ライブストリーミング内にいる間に、出力ユニットに当該ユーザによる当該贈り物の使用に対応するエフェクトとポイントを出力させる工程と、を含む。
【0008】
本開示のさらに別の実施態様は、コンピュータプログラムに関するものであり、当該コンピュータプログラムがサーバに、ストリーマーのライブストリーミング前に、当該ストリーマーに対する贈り物の使用指示をユーザから受信する機能と、当該ストリーマーが当該ライブストリーミング内にいる間に、出力ユニットに当該ユーザによる当該贈り物の使用に対応するエフェクトとポイントを出力させる機能と、を実現させる。
【0009】
これらの実施態様によれば、当該視聴者が当該ライブストリーマーを応援するための選択肢を増やすことができる。さらに、当該ライブストリーマーは、ライブストリーミングでスケジュールギフトを受け取ったときに驚きとともに喜びを感じる可能性がある。したがって、ユーザエクスペリエンスが向上される可能性がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本開示の一部の実施態様に基づくライブストリーミングシステム1の構成を示す概略図である。
【
図2】本開示の一部の実施態様に基づくユーザ端末20のブロック図である。
【
図3】本開示の一部の実施態様に基づくサーバ10のブロック図である。
【
図4】
図3のストリームDB320の例示的データ構造を示す表である。
【
図5】
図3のユーザDB322の例示的データ構造を示す表である。
【
図6】
図3のスケジュールDB324の例示的データ構造を示す表である。
【
図7】
図3のギフトDB326の例示的データ構造を示す表である。
【
図8】
図3のサブスクリプションDB328の例示的データ構造を示す表である。
【
図9】
図3のサブスクリプションルックアップテーブル330の例示的データ構造を示す表である。
【
図10】ライブストリーマーのユーザ端末20または視聴者のユーザ端末30のディスプレイ上に表示されるライブストリーミングルーム画面600の例示的な画面イメージである。
【
図11】ライブストリーマーのユーザ端末20または視聴者のユーザ端末30のディスプレイ上に表示されるライブストリーミングルーム画面600の例示的な画面イメージである。
【
図12】ライブストリーマーのユーザ端末20または視聴者のユーザ端末30のディスプレイ上に表示されるライブストリーミングルーム画面600の例示的な画面イメージである。
【
図13】ライブストリーマーのユーザ端末20または視聴者のユーザ端末30のディスプレイ上に表示されるライブストリーミングルーム画面600の例示的な画面イメージである。
【
図14】ライブストリーマーのユーザ端末20または視聴者のユーザ端末30のディスプレイ上に表示されるライブストリーミングルーム画面600の例示的な画面イメージである。
【
図15】ライブストリーマーのユーザ端末20または視聴者のユーザ端末30のディスプレイ上に表示されるライブストリーミングルーム画面600の例示的な画面イメージである。
【
図16】当該ユーザ端末20、30におけるアプリケーション起動処理の工程を示すフローチャートである。
【
図17】本開示の一部の実施態様に基づくライブストリーミングシステム1の例示的な機能的構造である。
【
図18】本開示の一部の実施態様に基づく情報処理装置の例示的なハードウェア構成である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、各図面に示す同一または類似の構成要素、部材、手順または信号には、すべての図面において同様の符号を付し、それによって重複する説明は適宜省略される。また、各図面の説明において重要でない一部部材は省略される。
【0012】
本開示の一部の実施態様に基づくライブストリーミングシステム1は、ユーザ間のコミュニケーションと交流を円滑にする強化機能を提供する。より具体的には、技術的な方法で視聴者やライブストリーマーを楽しませるものである。
【0013】
図1に本開示の一部の実施態様に基づくライブストリーミングシステム1の構成を示す概略図を示す。当該ライブストリーミングシステム1は、ストリーミングのライブストリーマー(ライバー、ストリーマー、または配信者とも呼ばれる)LVと視聴者(オーディエンスとも呼ばれる)AU(AU1、AU2...)に、リアルタイムで相互交流するためのライブストリーミングサービスを提供する。
図1に示すように、当該ライブストリーミングシステム1は、サーバ10と、ユーザ端末20と、ユーザ端末30(30a、30b...)を含むことができる。当該ユーザ端末20はライブストリーマー、当該ユーザ端末30は視聴者であってもよい。一部の実施態様において、当該ライブストリーマーと視聴者はユーザと呼ばれてもよい。当該サーバ10は、ネットワークNWを介して接続された、1または複数の情報処理装置を含むことができる。当該ユーザ端末20、30は、例えば、スマートフォン、タブレット、ノートPC、レコーダー、携帯ゲーム機、ウェアラブル端末などの携帯端末や、デスクトップPCなどの据置型コンピュータであってもよい。当該サーバ10、ユーザ端末20、ユーザ端末30は、任意の種類の有線または無線ネットワークNWにより通信可能に接続されてもよい。
【0014】
当該ライブストリーミングシステム1には、当該ライブストリーマーLV、当該視聴者AU、当該サーバ10を提供するアプリプロバイダー(図示せず)が関与する。当該ライブストリーマーLVは、自身の歌、トーク、パフォーマンス、ゲームストリーミングなどのコンテンツを自身のユーザ端末20で収録して当該サーバ10にアップロードし、リアルタイムでコンテンツを配信する者となることができる。一部の実施態様において、当該ライブストリーマーLVは、当該ライブストリーミングを介して当該視聴者AUと交流することができる。
【0015】
当該アプリプロバイダーは、当該サーバ10においてライブストリーミングされるコンテンツのためのプラットフォームを提供することができる。一部の実施態様において、当該アプリプロバイダーは、当該ライブストリーマーLVと当該視聴者AU間のリアルタイム通信を管理するメディアまたはマネージャーであってもよい。当該視聴者AUは、当該ユーザ端末30により当該プラットフォームにアクセスし、自身が視聴したいコンテンツを選択して視聴することができる。当該視聴者AUは、当該ユーザ端末30により、当該ライブストリーマーに対してコメントしたり、応援したりなど、当該ライブストリーマーと交流するための操作を行うことができる。コンテンツを提供する当該ライブストリーマーは、当該コメントや応援に応答することができる。当該ライブストリーマーの応答は、映像及び(または)音声などにより当該視聴者AUに送信することができる。従って、当該ライブストリーマーと視聴者間の相互通信を達成することができる。
【0016】
本明細書でいう「ライブストリーミング」とは、当該ライブストリーマーLVが当該ユーザ端末20により記録したコンテンツを、当該視聴者AUが当該ユーザ端末30を介して実質的に再生・視聴することを可能にする、データ伝送を指すことができる。一部の実施態様において、「ライブストリーミング」は、上述のデータ伝送により実現されるストリーミングを指すこともある。当該ライブストリーミングは、HTTPライブストリーミング、CMAF(Common Media Application Format)、WebRTC(Web Real-Time Communications)、RTMP(Real―Time Messaging Protocol)、MPEG DASHなど、公知の技術によって実現することができる。当該ライブストリーミングは、さらに、当該ライブストリーマーがコンテンツを記録している間、当該視聴者AUが特定の遅延をもって当該コンテンツを再生または視聴することができる、実施形態を含んでもよい。当該遅延の程度については、少なくとも当該ライブストリーマーLVと当該視聴者AUがコミュニケーションを行うことができる程度に小さいことが望ましい。ただし、ライブストリーミングは、いわゆるオンデマンド配信とは異なる。より具体的に、当該オンデマンド配信とは、当該コンテンツを記録したすべてのデータをサーバに格納し、ユーザの要求に応じてランダムなタイミングで当該サーバから当該ユーザにデータを提供することを指してもよい。
【0017】
本明細書における「ストリーミングデータ」とは、画像データや音声データを含むデータを指すことができる。より具体的に、当該画像データ(ビデオデータと呼んでもよい)は、当該ユーザ端末20と30の画像キャプチャ機能によって生成されてもよい。当該音声データ(オーディオデータと呼んでもよい)は、当該ユーザ端末20と30の音声入力機能により生成されてもよい。当該ストリーミングデータを当該ユーザ端末20、30で再生し、ユーザに関するコンテンツを視聴できるようにしてもよい。一部の実施態様において、当該ライブストリーマーの当該ユーザ端末でストリーミングデータが生成されてから、当該視聴者の当該ユーザ端末で再生されるまでの間、圧縮、拡張、エンコード、デコード、トランスコードなど、データの形式、サイズ、規格を変更する処理が想定される。このような処理の前と後、当該コンテンツ(映像や音声)は実質的に変更されず、このため、本開示の現在の実施態様においては、処理される前のストリーミングデータと処理された後のストリーミングデータは同じであると説明される。つまり、当該ライブストリーマーの当該ユーザ端末により生成された当該ストリーミングデータが、当該サーバ10を介して当該視聴者の当該ユーザ端末で再生される場合、当該ライブストリーマーの当該ユーザ端末で生成された当該ストリーミングデータ、当該サーバ10を通過した当該ストリーミングデータ、そして当該視聴者の当該ユーザ端末が受信して再生する当該ストリーミングデータは、すべて同じストリーミングデータである。
【0018】
図1に示すように、当該ライブストリーマーLVはライブストリーミングを提供する。当該ライブストリーマーのユーザ端末20は、当該ストリーマーの映像及び(または)音声を記録することにより、ストリーミングデータを生成し、ネットワークNWを介してサーバ10に送信する。同時に、当該ユーザ端末20は映像VDを当該ユーザ端末20のディスプレイ上に表示し、当該ライブストリーマーLVのストリーミングコンテンツをチェックすることができる。
【0019】
当該ライブストリーマーのライブストリーミングの提供をプラットフォームに要求するユーザ端末30a、30bの視聴者AU1、AU2は、当該ネットワークNWを介して当該ライブストリーミングに対応するストリーミングデータを受信し、受信したストリーミングデータを再生してディスプレイ上に映像VD1、VD2を表示し、スピーカーなどから音声を出力することができる。当該ユーザ端末30a、30b上にそれぞれ表示される当該映像VD1、VD2は、当該ライブストリーマーLVの当該ユーザ端末により記録された当該映像と実質的に同じであり、当該ユーザ端末30a、30bから出力される当該音声は、当該ライブストリーマーLVの当該ユーザ端末により記録された当該音声と実質的に同じである。
【0020】
当該ライブストリーマーの当該ユーザ端末20での記録は、当該視聴者AU1、AU2の当該ユーザ端末30a、30bでのストリーミングデータの再生と同時であってもよい。当該視聴者AU1が当該ライブストリーマーLVのコンテンツに関するコメントを当該ユーザ端末30aに入力すると、当該サーバ10は、当該コメントを当該ライブストリーマーの当該ユーザ端末20にリアルタイムで表示するとともに、当該視聴者AU1、AU2の当該ユーザ端末30a、30bにもそれぞれ表示する。当該ライブストリーマーLVが当該コメントに応答した場合、当該応答を当該視聴者AU1、AU2の当該ユーザ端末30a、30bからテキスト、画像、映像または音声として出力し、当該ライブストリーマーLVと当該視聴者AU1、AU2のコミュニケーションを実現することができる。従って、当該ライブストリーミングシステムは、双方向通信のライブストリーミングを実現することができる。
【0021】
図2は、本開示の実施態様に基づく、
図1に示すユーザ端末20の機能と構成を示すブロック図である。当該ユーザ端末30は、当該ユーザ端末20と同様の機能と構成を有する。本明細書のブロック図に描かれているブロックは、コンピュータのCPUなどのデバイスや機械部品などのハードウェア、およびこれらの要素の連携によって実施される機能ブロックを表現する、コンピュータプログラムなどのソフトウェアで実施される。したがって、機能ブロックは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによる多様な態様で実装され得ることが、当業者には理解されよう。
【0022】
当該ライブストリーマーLVと視聴者AUは、ネットワークNWを介して、ダウンロードサイトから本開示のライブストリーミングアプリケーション(ライブストリーミングアプリ)を当該ユーザ端末20と30にダウンロードしてインストールすることができる。または、当該ライブストリーミングアプリは、当該ユーザ端末20と30に予めインストールされていてもよい。当該ユーザ端末20と30によるライブストリーミングの実行により、当該ユーザ端末20と30は、当該ネットワークNWを介して当該サーバ10と通信し、複数の機能を実現することができる。当該ユーザ端末20と30(より具体的に、CPUなどのプロセッサ)による当該ライブストリーミングアプリの実行により実現される当該機能は、当該ユーザ端末20と30の機能として以下で説明される。当該機能は基本的に、当該ライブストリーミングアプリが当該ユーザ端末20と30に実現させる機能である。一部の実施態様において、これらの機能は、ネットワークNWを介して当該サーバ10から当該ユーザ端末20と30のウェブブラウザに送信し、当該ウェブブラウザのコンピュータプログラムにより実行されることにより実現されてもよい。当該コンピュータプログラムは、HTML(Hyper Text Markup Language)などのプログラミング言語で書かれていてもよい。
【0023】
当該ユーザ端末20は、ストリーミングユニット100と視聴ユニット200を含む。一部の実施態様において、当該ストリーミングユニット100は、ユーザのオーディオ及び(または)ビデオデータを記録し、当該サーバ10に送信するストリーミングデータを生成するように構成される。当該視聴ユニット200は、サーバ10からストリーミングデータを受信し、再生するように構成される。一部の実施態様において、ユーザは、ブロードキャスト時に当該ストリーミングユニット100を作動させる、またはストリーミングを視聴するときに当該視聴ユニット200を作動させることができる。一部の実施態様において、当該ストリーミングユニット100を作動させる当該ユーザ端末は、ライブストリーマーと呼ぶことができ、またはストリーミングデータを生成する当該ユーザ端末と呼ぶことができる。当該視聴ユニット200を作動させる当該ユーザ端末は、視聴者と呼ぶことができ、または当該ストリーミングデータを再生する当該ユーザ端末と呼ぶことができる。
【0024】
当該ストリーミングユニット100は、ビデオコントロールユニット102と、オーディオコントロールユニット104と、配信ユニット106と、UIコントロールユニット108を含むことができる。当該ビデオコントロールユニット102は、カメラ(図示せず)に接続されてもよく、当該映像は当該カメラにより制御される。当該ビデオコントロールユニット102は、当該カメラから当該ビデオデータを取得することができる。当該オーディオコントロールユニット104は、マイク(図示せず)に接続されてもよく、音声は当該マイクにより制御される。当該オーディオコントロールユニット104は、当該マイクから当該オーディオデータを取得することができる。
【0025】
当該配信ユニット106は、当該ビデオコントロールユニット102からのビデオデータと、当該オーディオコントロールユニット104からのオーディオデータを含むストリーミングデータを受信し、ネットワークNWを介して当該サーバ10に送信する。一部の実施態様において、当該配信ユニット106は当該ストリーミングデータをリアルタイムで送信する。つまり、当該ビデオコントロールユニット102と当該オーディオコントロールユニット104からの当該ストリーミングデータの生成と、当該配信ユニット106の配信は同時に実行される。
【0026】
当該UIコントロールユニット108は、当該ライブストリーマーのUIを制御する。当該UIコントロールユニット108はディスプレイ(図示しない)に接続され、当該配信ユニット106が当該ストリーミングデータを送信し、再生して当該ディスプレイ上に表示する相手に対して当該ストリーミングデータを生成するように構成される。当該UIコントロールユニット108は、操作するオブジェクトまたは指示を受けるオブジェクトをディスプレイ上に表示し、当該ライブストリーマーからのタップ入力を受け付けるように構成される。
【0027】
当該視聴ユニット200は、UIコントロールユニット202と、レンダリングユニット204と、入力送信ユニット206を含んでもよい。当該視聴ユニット200は、ネットワークNWを介してサーバ10からストリーミングデータを受信するように構成される。当該UIコントロールユニット202は、当該視聴者のUIを制御する。当該UIコントロールユニット202は、ディスプレイ(図示せず)及び(または)スピーカー(図示せず)に接続され、当該ストリーミングデータを再生することにより、当該ディスプレイ上に映像を表示し、当該スピーカーから音声を出力するように構成される。一部の実施態様において、当該ディスプレイ上に映像を出力し、当該スピーカーから音声を出力することを「ストリーミングデータを再生する」ことと呼んでもよい。当該UIコントロールユニット202は、タッチパネルやキーボード、ディスプレイなどの入力ユニットに接続され、ユーザからの入力を取得することができる。
【0028】
当該レンダリングユニット204は、当該サーバ10からのストリーミングデータと、フレーム画像とをレンダリングするように構成されてもよい。当該フレーム画像は、ユーザからの入力、視聴者により入力されたコメント、当該サーバ10から受信したデータを受け付けるためのユーザインターフェイスオブジェクトを含んでもよい。当該入力送信ユニット206は、当該UIコントロールユニット202から当該ユーザ入力を受信し、当該ネットワークNWを介して当該サーバ10に送信するように構成される。
【0029】
一部の実施態様において、当該ユーザ入力は、ライブストリームの選択、コメントの入力、贈り物の送信、ユーザのフォローまたはフォロー解除、イベントでの投票、ゲームなど、当該ユーザ端末の画面上のオブジェクトをクリックすることであってもよい。例えば、当該入力送信ユニット206は、視聴者の当該ユーザ端末が当該ライブストリーマーに贈り物を送るために画面上の贈り物オブジェクトをクリックした場合に、贈り物情報を生成し、インターネットNWを介して当該サーバ10に送信してもよい。
【0030】
一部の実施態様において、当該ユーザ端末20は、端末側贈り物DB(図示せず)を含でもよい。当該端末側贈り物DBは、当該ユーザ端末20または30の当該贈り物情報を格納するように構成される。当該端末側贈り物DBは、贈り物IDと、アイコンIDと、エフェクトデータIDと、最終更新日を含んでもよい。当該贈り物IDは、当該贈り物を識別してもよい。当該アイコンIDは、当該贈り物オブジェクトのアイコンデータであってもよい。当該エフェクトデータIDは、当該贈り物に対応するエフェクトを実現するデータを識別してもよい。当該最終更新日は、当該贈り物の最終更新日を識別してもよい。
【0031】
一部の実施態様において、当該視聴者は、予め当該贈り物をダウンロードしておいても、当該贈り物を送信するときに当該贈り物をダウンロードしてもよい。一部の実施態様において、贈り物情報は、予め端末側贈り物DBにダウンロードして格納させておいてもよい。一部の実施態様において、当該端末側贈り物DBは、当該サーバ10が提供する当該贈り物リストに対応する当該贈り物リストを含んでもよい。一部の実施態様において、当該端末側贈り物DB内の当該贈り物リストは、定期的にまたはユーザからの操作により当該サーバ10と同期されてもよい。
【0032】
図3は、本開示の一部の実施態様に基づく当該サーバ10のブロック図である。当該サーバ10は、ストリーミング情報ユニット302、中継ユニット304、処理ユニット306、クリップユニット308、ストリームDB320、ユーザDB322、スケジュールDB324、ギフトDB326、サブスクリプションDB328、サブスクリプションルックアップテーブル330と、を含んでもよい。
【0033】
当該ストリーミング情報ユニット302は、当該ネットワークNWを介して当該ライブストリーマーの当該ユーザ端末20からライブストリーミングの要求を受信する。要求を受信すると、当該ストリーミング情報ユニット302は、当該ライブストリーミングの情報を当該ストリームDB320に登録する。一部の実施態様において、当該ライブストリーミングの情報は、当該ライブストリーミングのストリームID及び(または)当該ライブストリーミングに対応する当該ライブストリーマーのライブストリーマーIDであってもよい。
【0034】
当該視聴者から当該ネットワークNWを介して当該ユーザ端末30の当該視聴ユニット200から当該ライブストリーミングの当該情報の提供要求を受信すると、当該ストリーミング情報ユニット302は当該ストリームDB320を参照し、利用可能なライブストリーミングのリストを生成する。
【0035】
その後当該ストリーミング情報ユニット302は、当該ネットワークNWを介して当該ユーザ端末30に当該リストを送信する。当該ユーザ端末30の当該UIコントロールユニット202は、当該リストに基づいてライブストリーミング選択画面を生成し、当該ユーザ端末30のディスプレイ上に当該リストを表示する。
【0036】
当該ユーザ端末30の当該入力送信ユニット206は、当該ライブストリーミング選択画面上での当該視聴者によるライブストリーミングの選択を受信すると、選択された当該ライブストリーミングの当該ストリームIDを含む配信要求を生成し、当該ネットワークを介して当該サーバ10に送信する。当該ストリーミング情報ユニット302は、当該配信要求で当該ストリームIDにより指定された当該ライブストリーミングの当該ユーザ端末30に対する提供を開始することができる。当該ストリーミング情報ユニット302は、当該ストリームDB320を更新し、当該ユーザ端末30の当該視聴者の視聴者IDを当該ストリームIDの当該ライブストリーマーIDに追加することができる。
【0037】
当該中継ユニット304は、当該ストリーミング情報ユニット302により開始された当該ライブストリーミングにおいて、当該ライブストリーマーの当該ユーザ端末20から、当該視聴者の当該ユーザ端末30へのライブストリーミングの送信を中継することができる。当該中継ユニット304は、ストリーミングデータの再生中に、当該視聴者からのユーザ入力を示す信号を当該入力送信ユニット206から受信することができる。当該ユーザ入力を示す当該信号は、当該ユーザ端末30のディスプレイに表示されるオブジェクトの指定を示すオブジェクト指定信号であってもよい。当該オブジェクト指定信号は、当該視聴者の視聴者ID、当該視聴者が視聴しているライブストリーミングを配信するライブストリーマーのライブストリーマーID、及び当該オブジェクトにより指定されるオブジェクトIDを含んでもよい。当該オブジェクトが贈り物などである場合、当該オブジェクトIDは、贈り物IDなどであってもよい。同様に、当該中継ユニット304は、ストリーミングデータの再生中に、当該ユーザ端末20の当該ストリーミングユニット100から、例えば当該オブジェクト指定信号など、当該ライブストリーマーのユーザ入力を示す信号を受信することができる。
【0038】
一部の実施態様において、当該サーバ10は、贈り物情報ユニット(図示せず)と贈り物処理ユニット(図示せず)、をさらに含んでもよい。当該贈り物情報ユニットは、対応するストリーマー及び視聴者に贈り物に関する情報を提供する。当該贈り物情報ユニットは、当該ユーザ端末からの要求に応じて、当該端末向けの贈り物情報をストリーマーに送信する。当該贈り物情報ユニットは、当該贈り物DB324から、当該中継ユニット304が受信した当該贈り物情報信号に含まれる当該贈り物IDに対応するエフェクトデータを取得する。当該贈り物情報ユニットは、取得した当該エフェクトデータを、贈り物送信要求信号の応答として、他のユーザ端末20、30に送信する。
【0039】
当該贈り物処理ユニットは、当該ユーザDB322を更新して、贈り物利用信号に含まれる当該贈り物IDにより特定される当該贈り物のポイントに応じて、当該ストリーマー及び当該視聴者のポイントを更新する。具体的には、当該贈り物処理ユニットは、当該贈り物DB324を参照し、受信した当該贈り物利用信号に含まれる当該贈り物IDに対して付与するポイントを特定する。その後、当該贈り物処理ユニットは、当該ユーザDB322を更新し、当該贈り物利用信号に含まれる当該ストリーマーIDのポイントに、決定されたポイントを追加する。一部の実施態様において、当該贈り物処理ユニットは、当該ユーザDB322を更新し、当該贈り物利用信号に含まれる当該視聴者IDのポイントから、決定されたポイントを減算してもよい。
【0040】
当該クリップユニット308は、当該クリップコンテンツを処理するように構成されてもよい。一部の実施態様において、当該クリップユニット308は、レンダリングと録画のために、ストリーミングデータとインタラクションデータを取得してもよい。ここで、当該インタラクションデータとは、メッセージやコメント、贈り物、フォロー、ゲーム、VIPオンライン通知、入室アニメーションなど、当該ライブストリーミングルーム内のあらゆる可能な交流情報であってもよい。
【0041】
一部の実施態様において、当該クリップユニット308は、当該クリップコンテンツをストレージとデータベースに格納してもよい。一部の実施態様において、当該クリップユニット308は、当該クリップコンテンツへのリンクを生成してもよい。一部の実施態様において、当該クリップコンテンツは、永久に保存されても、あるいは7日、14日などの特定の期間後に削除されてもよい。一部の実施態様において、当該クリップコンテンツの設定は、実際のニーズに応じて柔軟に決定することができる。
【0042】
図4は、
図3のストリームDB320の例示的データ構造を示す表である。当該ストリームDB320は、現在行われているライブストリームに関する情報を保持する。当該ストリームDB320は、当該ライブストリーミングシステム1が提供するライブストリーミングプラットフォーム上のライブストリームを識別するためのストリームID、当該ライブストリームを提供するライブストリーマーを識別するためのライブストリーマーID、及び当該ライブストリームの視聴者を識別するための視聴者IDを、互いに関連付けて格納する。
【0043】
図5は、
図3のユーザDB322の例示的データ構造を示す表である。当該ユーザDB322は、ユーザに関する情報を保持する。当該ユーザDB322は、ユーザを識別するためのユーザID、当該ユーザが蓄積したポイントを特定するためのポイント、当該ユーザのレベルを識別するためのレベル、当該ユーザのステータスを識別するためのステータスを、相互に関連付けて格納する。当該ポイントは、当該ライブストリーミングプラットフォーム内で流通する電子的な価値である。当該レベルは、当該ライブストリーミングプラットフォームにおける当該ユーザの活動またはエンゲージメントの量の指標であってもよい。当該ステータスは、当該ライブストリーミングプラットフォームにおける当該ユーザのアイデンティティまたはメンバーシップステータスであってもよい。
【0044】
図6は、
図3のスケジュールDB324の例示的データ構造を示す表である。当該スケジュールDB324は、配信スケジュールに関する情報を保持する。当該スケジュールDB324は、配信スケジュールを特定するスケジュールID、当該配信を生成または開始する当該ライブストリーマーを特定するライブストリーマーID、当該配信スケジュールに関する時間情報を特定する時間情報、当該配信スケジュールに対応する当該スケジュールギフトについての情報を特定するスケジュールギフト情報を、相互に関連付けて格納する。
【0045】
一部の実施態様において、当該スケジュールは、当該ライブストリーマー、視聴者、サーバ10などにより生成されてもよい。例えば、当該ライブストリーマーは自分自身で、または他のユーザなどの支援を得て、配信スケジュールを生成してもよい。サーバ10も、当該ライブストリーミングプラットフォームで開催されるイベントに基づいて配信スケジュールを生成してもよい。一部の実施態様において、当該スケジュールギフト情報は、例えば、当該スケジュールギフトID、送り主、贈り物の数などを含んでもよい。一部の実施態様において、当該スケジュールギフトは、特定のタイプの贈り物またはあらゆる可能な通常の贈り物であってもよい。一部の実施態様において、当該スケジュールギフト情報は、当該ライブストリーマーに対するサブスクリプションの種類であってもよく、これに関しては後述する。
【0046】
図7に、
図3の贈り物DB324の例示的データ構造を示す表を示す。当該贈り物DB324は、ライブストリーミング中に視聴者が使用することができる贈り物の情報を保持する。当該贈り物DB324は、贈り物を識別するための贈り物ID、視聴者がストリーマーに贈り物を送るために消費するポイント量、贈り物が対応するイベントを識別するためのイベントID、および贈り物のエフェクトデータを互いに関連付けて格納する。
【0047】
視聴者は、ライブストリーミングを視聴しながら、所望の贈り物に対して等価価値ポイントを支払うことで、ストリーマーに贈り物を贈ることができる。かかる等価価値ポイントの支払いは、適宜の電子的手段により行うことができ、例えば、視聴者は、等価価値ポイントを管理者に支払うことができる。あるいは、銀行振り込みやクレジットカードによる支払いが利用されてもよい。付与ポイントと等価価値ポイントとの関係は、管理者が任意に設定することができる。
【0048】
贈り物は、以下のような特徴を有する電子データである。
- ポイント(後に詳述)と引き換えに購入することができ、あるいは無償で贈られてもよい。
- 視聴者がストリーマーに贈ることができる。
- ストリーマーに贈り物を贈ることは、贈り物を使う、贈り物を投げるなどと呼ばれる。
- 贈り物の中には、購入と同時に使用できるものと、購入または贈与した後、購入者または贈与を受けた視聴者が後から任意のタイミングで使用できるものとがある。
- 視聴者がストリーマーに贈り物を贈ると、当該贈り物に対応する量のポイントが当該ストリーマーに付与され、当該贈り物に関連するエフェクトが与えられる。例えば、ライブストリーミングの画面上に当該贈り物に対応するエフェクトが表示される。
【0049】
当該エフェクトは、贈り物を特徴付ける視覚的効果、聴覚的効果、触覚的効果(例えば、振動)、またはそれらの組み合わせである。視覚的効果の例としては、アニメーション、画像、点滅などがある。聴覚的効果の例としては、効果音や音声などがある。当該エフェクトデータは、このようなエフェクトを当該ユーザ端末20に実現させるためのデータであり、当該ユーザ端末20は、当該エフェクトデータを処理することにより、このようなエフェクトを実現させる。なお、エフェクトデータを実現するための技術自体は公知であるため、以下ではその詳細な説明を省略する。
【0050】
図8は、
図3のサブスクリプションDB328の例示的データ構造を示す表である。当該サブスクリプションDB328は、当該スケジュールギフトに対するサブスクリプションに関する情報を保持する。当該サブスクリプションDB328は、ライブストリーマーに対する当該スケジュールギフトのサブスクリプションを特定するサブスクリプションID、当該スケジュールギフトを受け取る当該ライブストリーマーを特定するライブストリーマーID、当該スケジュールギフトを送るユーザを特定する送り主、サブスクリプションのタイプを特定するサブスクリプションタイプ、サブスクリプションに関する情報を特定するサブスクリプション情報を、相互に関連付けて格納する。
【0051】
一部の実施態様において、
図9に示すサブスクリプションルックアップテーブル330のようなルックアップテーブルが提供されてもよい。当該サブスクリプションは、当該ライブストリーマーの当該ライブストリーミングに対する当該スケジュールギフトのサブスクリプションの設定を含んでもよい。当該サブスクリプションは、当該スケジュールギフトのデフォルト設定を含んでもよい。一部の実施態様において、当該設定は、例えば、時間、回数、期間、タイミングなどを含んでもよい。例えば、当該サブスクリプションは、次の有効な配信に対して20回としてもよい。また、当該サブスクリプションは、有効な配信1週間などであってもよい。一部の実施態様において、当該サブスクリプションは、実際の必要性に応じて設計または決定されてもよい。
【0052】
一部の実施態様において、当該ライブストリーミングルームに当該スケジュールギフトを反映させるタイミングも柔軟に決定されてもよい。例えば、当該タイミングは、当該ライブストリーミングの始め、有効な配信が達成された時間点、当該ライブストリーミングの終わり、または当該ライブストリーミング中ランダムであってもよい。一部の実施態様において、当該サブスクリプションは当該ユーザ自身によりカスタマイズされてもよい。例えば、当該ユーザは、タイピング、発話、アップロードなど、任意の入力ユニットを介して自分のサブスクリプションを入力してもよい。入力からカスタマイズされたサブスクリプションへの変換は、LLM、ChatGPTなどの機械学習技術により実現されてもよい。
【0053】
図9は、
図3のサブスクリプションルックアップテーブル330の例示的データ構造を示す表である。当該サブスクリプションルックアップテーブル330は、当該ライブストリーマーに対して利用可能な当該スケジュールギフトのサブスクリプションを格納するように構成されてもよい。
図9に例示するように、当該サブスクリプションルックアップテーブル330は、当該サブスクリプションの説明を含んでもよい。当該説明は、アプリプロバイダーにより決定されたサブスクリプションのデフォルト設定、または当該ユーザにより決定されたサブスクリプションのカスタマイズされた設定などであってもよい。
【0054】
図10から
図15は、当該ライブストリーマーのユーザ端末20または当該視聴者のユーザ端末30のディスプレイ上に表示されるライブストリーミングルーム画面600の例示的な画面イメージである。
図10に、当該ライブストリーマーの例示的なプロフィールページを示す。
図10に示すように、当該プロフィールページは、例えば、名前、表示画像、フォロワー情報、投稿などの当該ライブストリーマーに関する情報を含んでもよい。
【0055】
一部の実施態様において、当該ライブストリーマーは、当該プロフィールページで配信スケジュールを生成してもよい。当該ライブストリーマーは、例えば、当該プロフィールページで、次の配信スケジュールを設定してもよい。配信スケジュールが生成されると、視聴者は当該配信スケジュールについての情報を確認してもよい。当該視聴者は、当該ライブストリーマーの投稿からのプッシュ通知を通じて、または当該ライブストリーマーの当該プロフィールページをチェックすることで、当該配信スケジュールを確認してもよい。
図10の例に示すように、当該ライブストリーマーが当該配信スケジュール生成するため、または当該視聴者が当該配信スケジュールにアクセスするためのカレンダーオブジェクト652が提供されてもよい。
【0056】
当該視聴者は、当該カレンダーで、当該ライブストリーマーの次の配信スケジュールを確認してもよい。当該視聴者が当該ライブストリーマーの次のライブストリーミングに参加できない場合、当該視聴者はスケジュールギフトを当該ライブストリーマーに事前に送信してもよい。
図10と
図11に示すように、贈り物オブジェクト654が当該配信スケジュール上に表示されてもよい。当該視聴者は、当該贈り物オブジェクト654をクリックすることで、当該スケジュールギフトを当該ライブストリーマーに送信してもよい。
【0057】
当該贈り物オブジェクト654がクリックされると、贈り物リスト656が当該視聴者に表示され、当該スケジュールギフトを選択して送信することができる。一部の実施態様において、当該贈り物オブジェクト654と贈り物リスト656は、当該ライブストリーミングルーム内のものと同じ、または異なっていてもよく、柔軟に決定されてもよい。一部の実施態様において、当該贈り物リスト656内の当該贈り物アイテムも、当該ライブストリーミングルーム内のものと同じであっても、何らかの特別なスケジュールギフトが当該贈り物リスト656内で提供されてもよい。
【0058】
一部の実施態様において、当該視聴者は、当該贈り物リスト656で当該贈り物アイテムをクリックして、当該ライブストリーマーにスケジュールギフトを送信してもよい。サーバ10は、当該スケジュールギフトについての情報を受け取り、それをスケジュールDB324などの対応するデータベースに格納する。一部の実施態様において、任意の可能な贈り物が当該ライブストリーマーに事前に送信されてもよい。例えば、イベントギフト、カスタマイズギフト、通常の贈り物、福袋ギフトなどが送信されてもよい。
【0059】
ここで、当該福袋ギフトは、当該ライブストリーミングルーム内の当該ライブストリーマーと視聴者にポイントを分配する贈り物であってもよい。当該視聴者とライブストリーマーは、福袋のエフェクトをクリックして特定のポイント数を受け取ってもよい。当該ポイント数は、ランダムな数または当該エフェクトをクリックするタイミングに基づいて分配されてもよい。例えば、当該エフェクトを最初にクリックした人がポイントの半分を受け取り、次の9人が残りのポイントを分け合ってもよい。一部の実施態様において、当該福袋ギフトのメカニズムは柔軟に決定されてもよい。
【0060】
一部の実施態様において、当該福袋ギフトは、当該ライブストリーミングルーム内の視聴者数を増加するために、視聴者をターゲットのライブストリーミングルームに集めるメカニズムを含んでもよい。例えば、「ライブストリーミングルームに福袋があります」というマーキーが表示されてもよく、視聴者は当該マーキーをクリックして当該ライブストリーミングルームにアクセスしてもよい。一部の実施態様において、当該視聴者が当該福袋ギフトを当該ライブストリーマーに事前に送信する場合、当該福袋ギフトは当該ライブストリーマーの次の配信に反映されてもよい。これらの実施態様によれば、一定数の視聴者を配信の始めに当該ライブストリーミングルームに導くことができ、当該ライブストリーミングルームの人気度を迅速に高めることができる。
【0061】
図12に示すように、当該ライブストリーマーが配信を開始すると、または当該視聴者が当該ライブストリーミングルームに入ると、当該ライブストリーマーのライブストリーミングルーム画面600がディスプレイに表示されてもよい。当該ライブストリーミングルーム画面600は、ライブストリーマー情報オブジェクト602、ライブストリーマー画像604、メッセージゾーン606、メッセージ入力ボックス608、贈り物オブジェクト610、共有オブジェクト612等を含んでもよい。
【0062】
一部の実施態様において、当該ライブストリーマーが配信を開始すると、当該スケジュールギフトが当該ライブストリーミングルーム内に反映されてもよい。一部の実施態様において、当該ライブストリーミングルームの人気度は、当該ライブストリーミングルーム内の交流に基づいて計算されてもよい。一部の実施態様において、当該交流は、当該スケジュールギフトなどを含んでもよい。これらの実施態様によれば、当該視聴者が当該ライブストリーミングルームに参加できなくても、当該視聴者からの応援が配信中に受領されるようにすることができる。
【0063】
一部の実施態様において、当該人気度は、当該ライブストリーミングのサムネイル上に表示されてもよい。
図13に示すように、当該ユーザは、サーバ10に対してライブストリーミングの情報を提供するように要求してもよく、サーバ10利用可能なライブストリーミングのリストを生成してもよい。当該リストを受信すると、当該ユーザ端末30のUIコントロールユニット202は、当該リストに基づいてライブストリーミング選択画面622を生成し、当該ユーザ端末30のディスプレイに表示してもよい。一部の実施態様において、当該ライブストリーミング選択画面622は、当該ユーザが選択するための各ライブストリーミングのサムネイルTNを含んでいてもよい。
【0064】
一部の実施態様において、当該ライブストリーミングのサムネイルTNは、当該ライブストリーミングの人気度を示す人気度マーク624を含んでもよい。一部の実施態様において、当該ライブストリーミングページでの当該ライブストリーミングサムネイルの順序は、当該ライブストリーミングルームの当該人気度に基づいて決定されてもよい。
図13に示すように、当該ライブストリーマーが配信の始めにたくさんのスケジュールギフトを受け取ると、当該ライブストリーミングルームは、当該ライブストリーミングページ622内でより高い、またはより目立つ場所に押し上げられてもよい。これらの実施態様によれば、当該ライブストリーマーはより多くの異なる視聴者に露出される機会を得ることができ、当該ライブストリーマーは配信の始めに寂しい、あるいは無視されていると感じない可能性がある。
【0065】
一部の実施態様において、当該スケジュールギフトは、当該ライブストリーマーに対する特定期間の、あるいは定期的なサブスクリプションであってもよい。当該配信スケジュールのほか、
図14に示すように、当該視聴者が当該ライブストリーマーに対して当該スケジュールギフトを送るサブスクリプションに登録するための当該スケジュールギフトのサブスクリプションオブジェクト658も、当該プロフィールページPRに表示されてもよい。一部の実施態様において、当該スケジュールギフトのサブスクリプションオブジェクト658は、配信設定ページなどに表示されてもよく、柔軟に決定されてもよい。
【0066】
当該スケジュールギフトのサブスクリプションオブジェクト658がクリックされると、当該サブスクリプションのリストが当該画面600上に表示されてもよい。より具体的に、サーバ10は利用可能なサブスクリプションを、例えば、当該サブスクリプションDB300から取得し、それを当該視聴者のユーザ端末に送信して表示させてもよい。当該視聴者は、気に入ったサブスクリプションを選択して当該ライブストリーマーにスケジュールギフトを送信してもよい。これらの実施態様によれば、当該視聴者は当該ライブストリーマーを応援するためにより多くの選択肢を得ることができ、ユーザエクスペリエンスが向上される可能性がある。
【0067】
一部の実施態様において、当該サブスクリプションは、当該視聴者によりカスタマイズされてもよい。例えば、当該視聴者は、当該ライブストリーマー、贈り物のタイプ、回数、期間などを決定してもよい。
図15にカスタマイズされたサブスクリプションの例を示す。
図15に示すように、当該視聴者がカスタマイズされたサブスクリプションを入力するための入力欄が提供されてもよい。一部の実施態様において、当該入力は機械学習モデルなどに供給され、当該サブスクリプションが生成されてもよい。一部の実施態様において、フォーム、マイクロフォン、アップロードボタンなど、任意の可能な手段が柔軟に提供されてもよい。
【0068】
図16は、当該ユーザ端末20、30におけるアプリケーション起動処理の工程を示すフローチャートである。
図16に示すように、視聴者は当該ライブストリーマーにスケジュールギフトを送信する(S502)。一部の実施態様において、当該スケジュールギフトは、例えば、当該ライブストリーマーの配信スケジュール、当該ライブストリーマーの個人プロフィールなどを介して送信されてもよい。一部の実施態様において、当該スケジュールギフトは、サーバ10により提供されても、または当該視聴者によりカスタマイズされてもよい。
【0069】
サーバ10は当該視聴者からの要求に基づいて当該スケジュールギフトを処理する(S504)。一部の実施態様において、当該サーバ10は、当該スケジュールDB、贈り物DB、サブスクリプションルックアップテーブル330などを参照してもよい。例えば、当該サーバ10は、当該スケジュールDB324と贈り物DB326を参照して、当該スケジュールギフトの送信を行い、当該スケジュールギフトが当該ライブストリーマーに対するサブスクリプションである場合、さらに当該スケジュールギフトルックアップテーブル330を参照してもよい。
【0070】
一部の実施態様において、当該ライブストリーマーが配信をまだ開始していない場合(S506で「いいえ」)、当該スケジュールギフトおよび(または)ポイントは、当該ライブストリーマーから配信が行われるまで、サーバ10内に予約されてもよい。一部の実施態様において、当該ライブストリーマーは、当該配信スケジュールを削除してもよく、その場合、サーバ10は当該スケジュールギフトをキャンセルするか、当該スケジュールギフトを次の配信スケジュールに移すなどしてもよい。一部の実施態様において、当該配信スケジュールが削除された場合、当該視聴者も、当該スケジュールギフトをキャンセルしてもよい。
【0071】
当該ライブストリーマーが配信を行うと(S506で「はい」)、サーバ10は、当該スケジュールギフトの設定に基づいて、当該スケジュールギフトを当該ライブストリーマーの当該ライブストリーミングルームに反映してもよい(S508)。例えば、当該サーバ10は、当該ライブストリーマーが配信を開始したら、当該スケジュールギフトを当該ライブストリーミングルームで送信してもよい。これらの実施態様によれば、当該ライブストリーミングルームの人気度が当該ライブストリーミングルームの開始時に迅速に押し上げられ、より多くの視聴者が引き付けられて当該ライブストリーミングルームに入り、当該ライブストリーマーと交流する可能性がある。
【0072】
一部の実施態様において、当該スケジュールギフトは、当該ライブストリーマーが有効な配信を達成したら、当該ライブストリーミングルームで反映されてもよい。例えば、当該ライブストリーマーは、当該配信の長さが特定の期間(30分など)を超過した場合、当該スケジュールギフトを受け取ってもよい。これらの実施態様によれば、当該ライブストリーマーがより長時間配信を維持する動機付けとなる可能性があり、それにより当該ライブストリーマーと当該視聴者間の交流が改善される可能性がある。
【0073】
図17は、本開示の一部の実施態様に基づくライブストリーミングシステム1の機能構成例を示す概略図である。一部の実施態様において、当該視聴者は、当該贈り物を送信するタイミングを選択してもよい。一部の実施態様において、当該タイミングは、当該ライブストリーマーからの配信中のある時点であってもよく、当該視聴者により柔軟に決定されてもよい。例えば、当該タイミングは、イベントの初め、中盤、または終盤のある時点であってもよい。一部の実施態様において、当該タイミングは配信中のランダムな時点であってもよく、当該ライブストリーマーを驚かせ、明るい気持ちにさせてもよい。
【0074】
一部の実施態様において、当該贈り物と、当該贈り物を送信するタイミングが決定されると、当該贈り物のポイントがサーバ10内で予約されてもよい。一部の実施態様において、当該ポイントを記録または保存するための対応するデータベースがあってもよい。一部の実施態様において、当該ポイントや贈り物情報などの関連情報も必要に応じて保存・記録されてもよい。
【0075】
一部の実施態様において、当該贈り物が送信され、当該贈り物のタイミングが決定されると、関連情報が贈り物タイミング実行ユニット及び贈り物送信ユニットと同期されてもよい。ここで、当該贈り物タイミング実行ユニットと当該贈り物送信ユニットは、サーバ10内の当該処理ユニット306、贈り物情報ユニット、贈り物処理ユニットなどであってもよい。
【0076】
当該ライブストリーマーが当該ライブストリーミングを開始すると、当該ライブストリーミングルーム内のステータスが当該贈り物タイミング実行ユニットと同期されてもよい。トリガーされたタイミングがある場合、当該贈り物タイミング実行ユニットは、当該情報を当該贈り物送信ユニットと同期してもよい。当該贈り物送信ユニットは、当該予約されたポイントを取得した後、当該贈り物アイテムと当該ポイントを当該ライブストリーマーに送信してもよい。つまり、当該贈り物送信ユニットは、対応するデータベース内の予約されたポイントを消費して、当該贈り物と当該ポイントを当該ライブストリーマーに送信してもよい。
【0077】
一部の実施態様において、当該贈り物が当該贈り物のタイミングで当該ライブストリーマーに送信されると、当該贈り物に対応するエフェクトが当該ライブストリーミングルームの当該画面600上に表示されてもよい。当該ライブストリーマーは。当該贈り物のアニメーションに気付いたとき、感謝の気持ちを示してもよい。しかし、当該送り主がそのタイミングの間当該ライブストリーミングルーム内にいない場合、当該ライブストリーマーからの感謝が当該視聴者に伝わらない可能性がある。
【0078】
一部の実施態様において、トリガーされたタイミングがある場合、当該贈り物タイミング実行ユニットは、当該情報を当該ベストモーメントクリップユニットと同期してもよい。ここで、当該ベストモーメントクリップユニットは、サーバ10内の当該クリップユニット308などであってもよい。一部の実施態様において、贈り物のタイミングがトリガーされると、当該ベストモーメントクリップユニットもトリガーされ、アクティベートされてもよい。例えば、当該スケジュールギフトを送るタイミングがトリガーされたことに応答して、当該ライブストリーマーが当該スケジュールギフトを受け取る瞬間が録画され、クリップされてもよい。
【0079】
一部の実施態様において、当該ベストモーメントクリップは、自動的に、または手動などでトリガーされてもよい。一部の実施態様において、当該ベストモーメントのハイライトが当該ライブストリーマー側で保存されても、当該スケジュールギフトの送り主と共有されてもよい。これらの実施態様によれば、当該視聴者は、当該視聴者が配信中に当該ライブストリーミングルーム内にいなくても、当該ライブストリーマーからの感謝を受け取ることができる。
【0080】
一部の実施態様において、当該スケジュールギフトの当該送り主が当該ライブストリーミングルーム内にいる場合、当該ライブストリーマーと他の視聴者に通知するために、特別なアニメーションやマーキーが画面上に表示されてもよい。一部の実施態様において、当該送り主が当該ライブストリーミングルームに間に合い、配信終了前に当該ライブストリーミングに入った場合、当該視聴者が当該ライブストリーミングルームに入った瞬間に、当該送り主を歓迎するための特別な入室アニメーションが表示されてもよい。これらの実施態様によれば、当該ライブストリーマーは当該送り主の存在に気付き、当該視聴者に直接感謝を示すことができる。
【0081】
一部の実施態様において、当該贈り物は、当該視聴者が選択して送ることができる異なる種類の贈り物を含んでもよい。一部の実施態様において、ランダムな贈り物が提供されてもよい。ここで、ランダムな贈り物とは、そのランダムな贈り物の本来のポイント数と比較してランダムなポイント数を生成する可能性のある贈り物をさしてもよい。例えば、1,000ポイントのランダムな贈り物が、ランダムアルゴリズムに応じて、100、500、1,000、5,000、10,000などを生成する可能性を有してもよい。これらの実施態様によれば、当該ライブストリーマーに贈り物を送る楽しさを向上することができる。
【0082】
一部の実施態様において、当該贈り物は、当該ライブストリーマーの当該画面600上に表示され、操作することができてもよい。例えば、当該贈り物は、当該ライブストリーマーが削って当該贈り物を開くことができるスクラッチカードのようなものとして表示されてもよい。一部の実施態様において、当該贈り物は、当該ライブストリーマーが選択できる一連の贈り物であってもよい。例えば、当該ライブストリーマーの当該画面600上に2つ以上の箱が表示され、1つ選べるようにするなどしてもよい。一部の実施態様において、当該贈り物は、当該ライブストリーマーがプレイできるゲームなどであってもよい。例えば、当該贈り物は、もぐらたたきやNS―SHAFTなどの簡単なゲームであってもよい。
【0083】
一部の実施態様において、当該スケジュールギフトのエフェクトが、各スケジュールギフトに対して表示されてもよい。一部の実施態様において、当該エフェクトは、当該画面600上に表示される1つまたは複数のエフェクトに統合されていてもよい。例えば、当該ライブストリーマーが3つのスケジュールギフトを受け取る場合、当該スケジュールギフトの3つのエフェクトが順に表示されても、当該スケジュールギフトの受け取りを示す1つのエフェクトが表示されてもよい。これらの実施態様によれば、当該画面がエフェクトで埋め尽くされることがなく、ユーザエクスペリエンスが向上される可能性がある。
【0084】
一部の実施態様において、当該送り主が当該ライブストリーミングルームに入ったときの入室アニメーションは、当該送り主が当該ライブストリーミングルームに入ったとき毎回、または、例えば、当該送り主が当該ライブストリーミングに初めて入ったときに1回、表示されてもよい。これらの実施態様によれば、当該画面が入室アニメーションで埋め尽くされることがなく、ユーザエクス動物リエンスが向上される可能性がある。
【0085】
一部の実施態様において、当該入室アニメーションは、当該スケジュールギフトの当該送り主が当該ライブストリーミングルームに入ったときにトリガーされてもよい。一部の実施態様において、当該入室アニメーションは、特定の額または数を超える当該スケジュールギフトを送った人によってトリガーされてもよい。一部の実施態様において、当該入室アニメーションのトリガーは、実際のニーズに応じて柔軟に決定されてもよい。
【0086】
一部の実施態様において、当該送り主が当該スケジュールギフトを送った後に当該ライブストリーミングルームに参加した場合、当該送り主または当該ライブストリーマーに追加報酬が分配されてもよい。当該送り主は、予定された配信に間に合わないなどの場合、当該スケジュールギフトを当該ライブストリーマーに送ってもよい。しかし、当該送り主が当該ライブストリーミングに参加できる場合、当該送り主または当該ライブストリーマーは、追加報酬を受け取ってもよい。例えば、当該スケジュールギフトの一部または全部の価値が1.2倍増加されるなどしてもよい。これらの実施態様によれば、当該視聴者が当該スケジュールギフトを当該ライブストリーマーに送り、当該ライブストリーミングを応援する動機付けとなる可能性があり、またユーザエクスペリエンスも向上される可能性がある。
【0087】
一部の実施態様において、当該配信スケジュールが当該ライブストリーマーによりキャンセルまたは変更された場合、当該スケジュールギフトは当該視聴者に返されてもよい。一部の実施態様において、当該ライブストリーマーが当該配信スケジュールを変更またはキャンセルするとき、「スケジュールギフトを受け取っています。配信スケジュールをキャンセルしてもよろしいですか?」というメッセージが表示され、当該ライブストリーマーに通知してもよい。
【0088】
一部の実施態様において、当該スケジュールギフトを当該視聴者に返す代わりに、当該スケジュールギフトはサーバ10内に保持され、その後当該視聴者に対し、当該スケジュールギフトを返すか、次の配信スケジュールに移すかなど通知してもよい。一部の実施態様において、当該配信スケジュールの変更について当該送り主に通知するために、アプリ内メッセージまたはプッシュ通知が当該送り主に送信されてもよい。一部の実施態様において、当該サーバ10は、当該視聴者に対して当該スケジュールギフトをどのように取り扱うかをランダムに、または柔軟に決定してもよい。一部の実施態様において、当該スケジュールギフトのメカニズムは、実際のニーズに応じて柔軟に決定されてもよい。
【0089】
一部の実施態様において、当該スケジュールギフトの情報は、当該配信スケジュール、個人プロフィールなどに表示されてもよい。一部の実施態様において、当該スケジュールギフトの情報は、当該ライブストリーマーと他の視聴者に対して非表示または見えないようにされてもよい。つまり、当該送り主のみが、当該スケジュールギフトの情報を確認することができる。これらの実施態様によれば、当該ライブストリーマーは、当該ライブストリーミング内で当該スケジュールギフトを受け取ったときに驚きとともに喜びを感じる可能性があり、ユーザエクスペリエンスも向上される可能性がある。
【0090】
一部の実施態様において、当該配信スケジュールは、当該ライブストリーマーにより柔軟に決定されてもよい。例えば、当該ライブストリーマーは、当該ライブストリーミングについての説明、当該ライブストリーミングに参加するためのポイント数などを設定してもよい。また、当該ライブストリーマーは、当該配信スケジュールにゲストリストを追加してもよい。例えば、当該ライブストリーマーがもう1人のライブストリーマーと配信する、または他の視聴者とグループ配信を行う場合、当該ライブストリーマーと視聴者の情報も当該ゲストリストに記載されてもよい。
【0091】
一部の実施態様において、当該配信スケジュールに商品リストが追加されてもよい。例えば、当該ライブストリーマーは当該配信スケジュール内に商品を追加してもよく、当該商品は、当該ライブストリーミング内で紹介され、販売される商品であってもよい。一部の実施態様において、当該ライブストリーマーは、動画などのファイルをアップロードして、予定された配信を宣伝してもよい。一部の実施態様において、AIまたは機械学習モデルにより生成された当該宣材が、当該予定された配信を宣伝するために、自動的にまたは手動で提供されてもよい。一部の実施態様において、当該ライブストリーマーは、別の配信スケジュールを現在の配信スケジュールに追加してもよい。2つ以上の当該配信スケジュールが同一または異なるライブストリーマーからのものであってもよい。例えば、当該ライブストリーマーは、一緒に配信を行う別のライブストリーマーからの別の配信スケジュールを追加してもよい。
【0092】
一部の実施態様において、当該視聴者は、当該配信スケジュールを介して事前にスケジュールギフトを当該ライブストリーマーに送信してもよい。一部の実施態様において、当該視聴者は、当該配信スケジュールに登録し、当該ライブストリーミングに参加するか否かを示してもよい。一部の実施態様において、当該視聴者は、当該配信スケジュールを共有、ブックマーク、お気に入りに追加してもよい。一部の実施態様において、当該視聴者は、当該配信スケジュールにコメントしてもよい。例えば、当該視聴者は、質問をしたり、当該ライブストリーマーを応援したり、当該配信スケジュールに情報を補足したりしてもよい。
【0093】
図18は、本開示の一部の実施態様に基づくシステム構成および処理を実行するためのコンピュータハードウェアの概略ブロック図である。
図18の情報処理装置900は、例えば、本開示の一部の実施態様に基づく当該サーバ10と当該ユーザ端末20、30をそれぞれ実現するように構成される。
【0094】
当該情報処理装置900は、CPU 901と、リードオンリーメモリ(ROM)903、ランダムアクセスメモリ(RAM)905を含む。さらに、当該情報処理装置900は、ホストバス907、ブリッジ909、外部バス911、インターフェイス913、入力ユニット915、出力ユニット917、ストレージユニット919、ドライブ921、接続ポート925、通信ユニット929を含んでもよい。当該情報処理装置900は、カメラなどの撮像装置(図示せず)を含んでもよい。CPU901は、本明細書中に記載されている構成要素により実現される機能を実現するためのハードウェア構成の例である。本明細書に記載されている機能は、当該記載された機能を実現するようにプログラムされた回路(circuitry)により実現されてもよい。本明細書に記載されている機能を実現するようにプログラムされた回路(circuitry)は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、汎用プロセッサ、特定用途プロセッサ、集積回路、ASICs(Application Specific Integrated Circuits)、および/又はこれらの組合せを含む。本明細書において特定の機能を実現するユニット、は、当該機能を実現するようにプログラムされた回路として実現されてもよい。このユニットには、ストリーミングユニット100、ビデオコントロールユニット102、オーディオコントロールユニット104、配信ユニット106、UIコントロールユニット108、視聴ユニット200、UIコントロールユニット202、レンダリングユニット204、入力送信ユニット206、ストリーミング情報ユニット302、中継ユニット304、処理ユニット306、クリップユニット308、ストリームDB320、ユーザDB322、スケジュールDB324、ギフトDB326、サブスクリプションDB328、サブスクリプションルックアップテーブル330などを含むが、これらには限られない。
【0095】
当該CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM903、RAM905、ストレージユニット919、またはリムーバブル記録媒体923に記録された各種プログラムに従って、当該情報処理装置900の全体動作またはその一部の動作を制御する。例えば、当該CPU901は、上述した実施態様の当該サーバ10および当該ユーザ端末20、30に含まれる各機能ユニットの動作全般を制御する。当該ROM903は、当該CPU901が使用するプログラム、動作パラメータなどを記憶する。当該RAM905は、当該CPU901が実行する際に使用するプログラムや、当該プログラムを実行する際に適宜変化するパラメータを過渡的に記憶する。当該CPU901、当該ROM903、当該RAM905は、CPUバスなどの内部バスから構成されるホストバス907を介して互いに接続されている。当該ホストバス907は、当該ブリッジ909を介してペリフェラルコンポーネントインターコネクト/インターフェイス(PCI)バスなどの外部バス911に接続される。
【0096】
当該入力ユニット915は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、レバーなど、ユーザによって操作される装置である。当該入力ユニット915は、オーディオセンサ(マイクなど)、加速度センサ、傾斜センサ、赤外線センサ、深度センサ、温度センサ、湿度センサなど、物理量を電気信号に変換する装置であってもよい。当該入力ユニット915は、例えば、赤外線や別の種類の電波を利用するリモートコントロール装置であってもよい。あるいは、当該入力ユニット915は、当該情報処理装置900の動作に対応する携帯電話などの外部接続端末927であってもよい。当該入力ユニット915は、ユーザから入力される情報に基づいて入力信号を生成し、生成した入力信号を当該CPU901に出力する入力制御回路を含む。当該ユーザは当該入力ユニット915を操作することにより、各種データを入力し、当該情報処理装置900に対する処理動作の指示を行う。
【0097】
当該出力ユニット917は、取得した情報をユーザに対して視覚的または聴覚的に報知することができる装置を含む。当該出力ユニット917は、例えば、LCD、PDP、OLEDなどのディスプレイ装置、スピーカー、ヘッドホンなどの音声出力装置、プリンタなどであってもよい。当該出力ユニット917は、当該情報処理装置900が実行する処理によって得られた結果を、テキスト、画像などの映像、音声などのサウンドの形で出力する。
【0098】
当該ストレージユニット919はデータストレージ用装置であり、当該情報処理装置900のストレージユニットの一例である。当該ストレージユニット919は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)などの磁気記憶装置、半導体記憶装置、光記憶装置、光磁気記憶装置などを含む。当該ストレージユニット919は、当該CPU901が実行するプログラムや各種データ、及び外部から取得された各種データを格納する。
【0099】
当該ドライブ921は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体923のリーダー/ライターであり、当該情報処理装置900に内蔵または外付けされる。当該ドライブ921は、装着された当該リムーバブル記録媒体923に記録された情報を読み出し、当該RAM905に出力する。当該ドライブ921は、装着された当該リムーバブル記録媒体923に記録を書き込む。
【0100】
当該接続ポート925は、当該情報処理装置900に機器を直接接続するために用いられるポートである。当該接続ポート925は、例えば、USB(ユニバーサルシリアルバス)ポート、IEEE1394ポート、またはSCSI(小型計算機システムインターフェイス)ポートであってもよい。当該接続ポート925は、RS―232Cポート、光オーディオ端子、HDMI(高精細度マルチメディアインターフェイス(登録商標))ポートなどであってもよい。当該接続ポート925に外部接続端末927が接続されることにより、当該情報処理装置900と当該外部接続端末927間の各種データのやり取りが可能になる。
【0101】
当該通信ユニット929は、例えば、通信ネットワークNWに接続するための通信装置を含む通信インターフェイスである。当該通信ユニット929は、例えば、有線または無線のローカルエリアネットワーク(LAN)、Bluetooth(登録商標)、または、無線USB(WUSB)用の通信カードであってもよい。
【0102】
当該通信ユニット929は、例えば、光通信用のルータ、ADSL(非対称デジタル加入者線)用のルータ、または、各種通信用のモデムであってもよい。例えば、当該通信ユニット929は、TCP/IP等の所定のプロトコルを用いて、インターネットにおける信号の送受信や、他の通信装置との信号の送受信を行う。当該通信ユニット929が接続する当該通信ネットワークNWは、有線接続または無線接続により確立されたネットワークである。当該通信ネットワークNWは、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、電波通信、または衛星通信である。
【0103】
当該撮像装置(図示せず)は、例えば、CCD(電荷結合デバイス)やCMOS(相補型金属酸化膜半導体)などの撮像素子と、当該撮像素子上の被写体像の結像を制御するためのレンズなど各種部材を用いて現実空間を撮像し、撮像画像を生成する装置である。当該撮像装置は、静止画を撮像しても、動画を撮像してもよい。
【0104】
以上、本開示のライブストリーミングシステム1について、実施形態を参照しながら説明した。上述の実施態様は、単に説明のために記載されたものである。むしろ、実施態様の上述した構成要素や処理を多様に組み合わせ、さまざまな変更がなされ得ることは、当業者であれば容易に想到し得ることであり、これらも本開示の技術的範囲に包含される。
【0105】
本明細書に記載された工程、特にフローチャートやフローチャートを用いて説明された工程は、工程を構成する工程の一部の省略、工程を構成する工程に明示的に含まれない工程の追加、及び(または)工程順序の並べ替えが可能である。このような省略、追加、並べ替えの対象となった工程も、本開示の要旨を逸脱しない限り、本開示の範囲に含まれる。
【0106】
一部の実施態様において、当該サーバ10が実行する機能の少なくとも一部は、当該サーバ10以外が実行してもよく、例えば、当該ユーザ端末20または30が実行するようにしてもよい。一部の実施態様において、当該ユーザ端末20または30が実行する機能の少なくとも一部を、当該ユーザ端末20または30以外が実行してもよく、例えば、当該サーバ10が実行するようにしてもよい。一部の実施態様において、フレーム画像のレンダリングは、視聴者、サーバ、ライブストリーマー等の当該ユーザ端末が実行するようにしてもよい。
【0107】
さらに、上記実施態様で説明したシステムまたは方法は、固体記憶装置、光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置などの非一時的なコンピュータ可読ストレージ装置、またはコンピュータプログラム製品などで提供されてもよい。あるいは、プログラムは、インターネットを介してサーバからダウンロードされるものとしてもよい。
【0108】
以上、本開示の技術的内容及び特徴を説明したが、本開示の属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本開示の教示及び開示から逸脱することなく、なお多くの変形及び修正を行うことができる。したがって、本開示の範囲は、既に開示された実施態様に限定されず、本開示から逸脱しない別の変形や修正を含む、後付の特許請求の範囲に含まれる範囲である。
【符号の説明】
【0109】
1 ライブストリーミングシステム
10 サーバ
20 ユーザ端末
100 ストリーミングユニット
102 ビデオコントロールユニット
104 オーディオコントロールユニット
106 配信ユニット
108 UIコントロールユニット
200 視聴ユニット
202 UIコントロールユニット
204 レンダリングユニット
206 入力ユニット
30、30a、30b ユーザ端末
302 ストリーミング情報ユニット
304 中継ユニット
306 処理ユニット
308 クリップユニット
320 ストリームDB
322 ユーザDB
324 スケジュールDB
326 ギフトDB
328 サブスクリプションDB
330 サブスクリプションルックアップテーブル
600 画面
602 オブジェクト
604 画像
606 メッセージゾーン
608 メッセージ入力ボックス
610 贈り物オブジェクト
612 共有オブジェクト
622 ライブストリーミングページ
624 人気度マーク
654 贈り物オブジェクト
656 贈り物リスト
658 サブスクリプションオブジェクト
900 情報処理装置
901 CPU
903 ROM
905 RAM
907 ホストバス
909 ブリッジ
911 外部バス
913 インターフェイス
915 入力ユニット
917 出力ユニット
919 ストレージユニット
921 ドライブ
923 リムーバブル記録媒体
925 接続ポート
927 外部接続端末
929 通信ユニット
LS ライブストリーミング
LV ライブストリーマー
NW ネットワーク
SP 特定の部分
AU1、AU2 視聴者
S502~S508 工程
VD、VD1、VD2 映像
【要約】 (修正有)
【解決手段】ライブストリーミングシステムにおいて、サーバは、ストリーマーのライブストリーミング前に、ストリーマーに対する贈り物の使用指示をユーザから受信する機能と、当該ストリーマーが当該ライブストリーミング内にいる間に、出力ユニットに当該ユーザによる当該贈り物の使用に対応するエフェクトとポイントを出力させる機能と、を実行する。
【効果】視聴者が当該ライブストリーマーを応援するための選択肢を増やすことができ、さらに、当該ライブストリーマーは、ライブストリーミングでスケジュールギフトを受け取ったときに驚きとともに喜びを感じる可能性があるため、ユーザエクスペリエンスが向上される可能性がある。
【選択図】
図17