(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-01-24
(45)【発行日】2025-02-03
(54)【発明の名称】肩車補助ヘルメット
(51)【国際特許分類】
A42B 3/04 20060101AFI20250127BHJP
【FI】
A42B3/04
(21)【出願番号】P 2024074570
(22)【出願日】2024-05-01
【審査請求日】2024-07-22
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】524168493
【氏名又は名称】矢澤 明治
(74)【代理人】
【識別番号】100182349
【氏名又は名称】田村 誠治
(72)【発明者】
【氏名】矢澤 明治
【審査官】須賀 仁美
(56)【参考文献】
【文献】特開2000-110022(JP,A)
【文献】特開2018-138177(JP,A)
【文献】Piggyback Driver,Whatever Co.ホームページ,日本,2016年10月11日,https://whatever.co/ja/work/piggyback-driver/
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A42B1/00-1/248
A42B3/00-7/00
A42C1/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
肩車をする人がかぶる肩車補助ヘルメットであって、
頭部を覆い保護する帽体部と、帽体部と頭部全体を固定し脱落を防止するあごひもと、を有するヘルメット部と、
前記帽体部から突出した状態にすることができるように前記帽体部に取り付けられ、肩車をする人の頭上において肩車をされる人が片手又は両手で把持するための把持部と、
を備え、
前記把持部は、前記帽体部の表面に向けて折り畳めることを特徴とする、肩車補助ヘルメット。
【請求項2】
肩車をする人がかぶる肩車補助ヘルメットであって、
頭部を覆い保護する帽体部と、帽体部と頭部全体を固定し脱落を防止するあごひもと、を有するヘルメット部と、
前記帽体部から突出した状態にすることができるように前記帽体部に取り付けられ、肩車をする人の頭上において肩車をされる人が片手又は両手で把持するための把持部と、
を備え、
前記把持部は、突出する位置が可変であることを特徴とする、肩車補助ヘルメット。
【請求項3】
前記把持部は、肩車をされる人がそれぞれの手で把持するために、左手用把持部と右手用把持部とを備えたことを特徴とする、請求項1
又は2に記載の肩車補助ヘルメット。
【請求項4】
前記把持部又は前記把持部と前記帽体部との間には、指を挿通可能な挿通部が形成されていることを特徴とする、請求項1
又は2に記載の肩車補助ヘルメット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、簡易に肩車を補助することができる肩車補助ヘルメットに関する。
【背景技術】
【0002】
小さな子供はお父さんの肩に乗る肩車が大好きである。肩車の際には安定性を保つために子供がお父さんの頭部をつかんだり、お父さんが子供の手や足を握ったりするが、十分な安定性を保つことは難しい。そこで従来、肩車の安定性を高めるために、非特許文献1に開示されるベビーキャリアが知られている。このベビーキャリアは、肩車をするお父さんが肩の上に載せて使うものであり、椅子の形状の枠組み、枠組みに貼られるシート、ベルト、ストラップなどで構成されている。ベルトやストラップを肩車される子供に装着することにより、お父さんの肩上の子供をしっかりホールドすることができる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【文献】インターネットURL<https://item.rakuten.co.jp/auc-babyjacksons/minimeis01/>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、非特許文献1に示されるような従来のベビーキャリアでは、大掛かりな構成であるため重たく肩車をする人の負担が大きい、またベルトやストラップを子供に装着する手間も大きいなどの問題があった。
【0005】
そこで本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、簡易に肩車を補助することの可能な新規かつ改良された肩車補助ヘルメットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明によれば、肩車をする人がかぶる肩車補助ヘルメットであって、頭部を覆い保護する帽体部と、帽体部と頭部全体を固定し脱落を防止するあごひもと、を有するヘルメット部と、前記帽体部から突出した状態にすることができるように前記帽体部に取り付けられ、肩車をする人の頭上において肩車をされる人が片手又は両手で把持するための把持部と、を備えたことを特徴とする、肩車補助ヘルメットが提供される。
【0007】
かかる構成によれば、簡易に肩車を補助することが可能である。肩車する人(お父さんなど)も簡単に装着できる。肩車される人(子供など)もストラップなどで固定されることがないので圧迫感がない。また、通常のヘルメットの表面に把持部を取り付けるだけで製造できるので、製造コストも低い。
【0008】
本発明の応用例として様々なものが考えられる。以下の応用例は、適宜組み合わせて実施可能である。例えば、前記把持部は、肩車をされる人がそれぞれの手で把持するために、左手用把持部と右手用把持部とを備えてもよい。かかる構成によれば、肩車される人が左手と右手でそれぞれ把持部を把持できるため、安全性が高い。
【0009】
また、前記把持部は、前記帽体部の表面に向けて折り畳めるようにしてもよい。かかる構成によれば、使わないときは折り畳んで収納できるため、コンパクトに持ち運べ、肩車をしないときにも通常のヘルメットのように使えるなどの効果がある。
【0010】
また、前記把持部又は前記把持部と前記帽体部との間には、指を挿通可能な挿通部が形成されていてもよい。かかる構成によれば、肩車される人が挿通部に指を入れることで、把持しやすく安全性が高い。また、肩車補助ヘルメットを持ち運ぶ際にも挿通部に指を入れることができて便利である。
【0011】
また、前記把持部は、突出する位置が可変であってもよい。例えば、把持部が、帽体部の前後方向及び左右方向の少なくとも一方に移動可能であってもよい。かかる構成によれば、肩車される人の体格等に合わせて把持部の位置を変更することができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、簡易に肩車を補助することの可能な肩車補助ヘルメットを提供することができる。本発明のその他の効果については、後述する発明を実施するための形態においても説明する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】第1の実施形態の肩車補助ヘルメット100の構成を示す図である。
【
図2】肩車補助ヘルメット100を用いてお父さんが子供を肩車している状態を示す図である。
【
図3】第2の実施形態の肩車補助ヘルメット200の構成を示す図であり、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。
【
図4】第3の実施形態の肩車補助ヘルメット300の構成を示す図である。
【
図5】第4の実施形態の肩車補助ヘルメット400の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0015】
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る肩車補助ヘルメット100について、
図1及び
図2を参照しながら説明する。まず
図1を参照しながら、肩車補助ヘルメット100の構成について説明する。
図1は、本実施形態の肩車補助ヘルメット100の全体構成を示す図である。
【0016】
肩車補助ヘルメット100は、
図1に示したように、肩車をする人(一例としてお父さん)の頭部に装着するヘルメット部110と、ヘルメット部110に固定され肩車をされる人(一例として子供)が把持するための把持部120と、を備えて構成される。以下、各構成要素について詳細に説明する。
【0017】
(ヘルメット部110)
ヘルメット部110は、
図1に示したように、一般的なヘルメットと同様の構成であり、頭部を覆い保護する殻部である帽体部112と、帽体部112と頭部全体を固定し脱落を防止するあごひも114と、を有する。ヘルメット部110については、一般的なヘルメットと同様のものを用いることができる。ただし、必ずしも一般的なヘルメットと同様の強度でなくてもよい。
【0018】
(把持部120)
本実施形態に特徴的な把持部120について説明する。把持部120は、
図1に示したように、ヘルメット部110の帽体部112の表面から突出する略円筒形状として設けられる。把持部120は、肩車をされる子供が左手で把持するための左手用把持部120aと、右手で把持するための右手用把持部120bとからなる。肩車をされる子供は、この把持部120を把持することで、安全性を保つことができる。
【0019】
把持部120の形状は任意でよく、例えばハンドグリップのように指で握りやすい形状であってもよい。
【0020】
把持部120の材質は、耐久性や重さなどを考慮した上で任意の材質とすることができる。また、子供が把持部120を把持する際の便宜を考慮し、把持部120に滑り止めを設けたり、防寒又は防暑できるような構成(何かで覆う、電気的に加温又は冷却する等)にしたりすることもできる。
【0021】
以上、肩車補助ヘルメット100の構成について説明した。以下、肩車補助ヘルメット100を用いてお父さんが子供を肩車する動作について、
図2を参照しながら説明する。
図2は、肩車補助ヘルメット100を用いてお父さんが子供を肩車している状態を示す図である。
【0022】
まず、お父さんが肩車補助ヘルメット100を装着する。ヘルメット部110の帽体部112で頭部を覆い、あごひも114でしっかり固定する。お父さんはヘルメットをかぶるのと同様の動作だけで済み、簡易に肩車補助ヘルメット100を装着することができる。
【0023】
そして、子供がお父さんの肩上に乗る。お父さんが首を子供の足の間に入れて子供を担ぎ上げたり、お父さんがしゃがんで子供が跨いでお父さんの肩上に乗ったりする。お父さんが装着している肩車補助ヘルメット100に把持部120があることで、子供がお父さんの肩上に乗る際にも、子供が把持部120を把持して補助することができ、安全性が高い。このようにして、
図2に示したように、お父さんが子供を肩車している状態となる。
【0024】
お父さんは、子供を肩車した状態(
図2)のまま歩くことができる。この際、子供が把持部120を把持することで、安全性が高い。あごひも114でしっかり固定されていることで、お父さんの頭部から肩車補助ヘルメット100が外れることはない。子供は片方の手だけ把持部120を握り、もう片方の手は自由にすることもでき、片手を上げたり何かを持ったりすることもできる。
【0025】
(第1の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、簡易に肩車を補助することが可能である。肩車する人(お父さんなど)も簡単に装着できる。肩車される人(子供など)もストラップなどで固定されることがないので圧迫感がない。また、通常のヘルメットの表面に把持部を取り付けるだけで製造できるので、製造コストも低い。
【0026】
また、肩車される人が左手と右手でそれぞれ把持部120を把持できるため、安全性が高い。
【0027】
以下の実施形態では、第1の実施形態の応用例について説明する。以下の実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明するものとし、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することがある。
【0028】
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る肩車補助ヘルメット200の構成について、
図3を参照しながら説明する。
図3は、本実施形態の肩車補助ヘルメット200の全体構成を示す図である。本実施形態は、上記第1の実施形態とは主に把持部220の構成が異なるものである。
【0029】
肩車補助ヘルメット200は、
図3に示したように、肩車をする人(一例としてお父さん)の頭部に装着するヘルメット部210と、肩車をされる人(一例として子供)が把持するための把持部220と、を備えて構成される。ヘルメット部210(帽体部212及びあごひも214)については、上記第1の実施形態のヘルメット部110(帽体部112及びあごひも114)と同様のものとすることができる。
【0030】
(把持部220)
本実施形態の把持部220は、
図3に示したように、ヘルメット部210の表面に向けて折り畳めることを特徴とする。把持部220は使用時には、上記第1の実施形態と同様に、ヘルメット部210から突出している状態である(
図1参照)。そして把持部220を使用しないときには、
図3に示したように、把持部220をヘルメット部210の外周に沿うように折り畳むことができる。起立している把持部220を倒すと言うこともできる。お父さんが肩車補助ヘルメット200を外して肩車をしないときには、通常のヘルメットのように使えたり、コンパクトに運べたりするなどの効果がある。
【0031】
把持部220は、ヒンジを介して把持部220を帽体部212に取り付けることによって、折り畳み可能な構成としてもよい。
【0032】
また、把持部220は、お父さんが肩車補助ヘルメット200をかぶったときだけ、起立して子供が把持できるようにしてもよい。お父さんが肩車補助ヘルメット200をかぶっているときは把持部220が折り畳まれないため、安全性が高い。また、お父さんが肩車補助ヘルメット200を外したときは把持部220が起立しないため、持ち運ぶ際にも安全である。なお、お父さんが肩車補助ヘルメット200をかぶったときだけ把持部220が起立する構成は任意の構成でよい。例えば、把持部220をヘルメット部210の表面に向けて折り畳んだときだけ、把持部220の一部がヘルメット部210の内側に向けて突出するように構成してもよい。
【0033】
以上、肩車補助ヘルメット200の構成について説明した。肩車補助ヘルメット200を用いてお父さんが子供を肩車する動作については、上記第1の実施形態とほぼ同様である。本実施形態では、お父さんが把持部220を起立させてから子供を肩車してもよく、子供がお父さんの肩上に上がってから子供が把持部220を起立させてもよい。
【0034】
(第2の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、使わないときは把持部220を折り畳んで収納できるため、コンパクトに持ち運べ、肩車をしないときにも通常のヘルメットのように使えるなどの効果がある。
【0035】
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係る肩車補助ヘルメット300の構成について、
図4を参照しながら説明する。
図4は、本実施形態の肩車補助ヘルメット300の全体構成を示す図である。本実施形態は、上記第1の実施形態とは主に把持部320の構成が異なるものである。
【0036】
肩車補助ヘルメット300は、
図4に示したように、肩車をする人(一例としてお父さん)の頭部に装着するヘルメット部310と、肩車をされる人(一例として子供)が把持するための把持部320と、を備えて構成される。ヘルメット部310(帽体部312及びあごひも314)については、上記第1の実施形態のヘルメット部110(帽体部112及びあごひも114)と同様のものとすることができる。
【0037】
(把持部320)
本実施形態の把持部320は、
図4に示したように、指を挿通可能な挿通部320aが形成されている。肩車される子供が挿通部320aに指を入れることで、把持しやすく安全性が高い。
【0038】
挿通部320aの形状は任意でよく、ドーナツ状、ブリッジ状、リング状などでもよい。またサイズは、例えば親指以外の4本で握ることができるように、15cm程度の孔であってもよい。孔の内側にもハンドグリップのような指の形が形成されていてもよい。肩車される子供が、上側から把持できるようにしてもよく、横側から把持できるようにしてもよい。
【0039】
以上、肩車補助ヘルメット300の構成について説明した。肩車補助ヘルメット300の作用については、上記実施形態と実質的に同様であるため、重複説明を省略する。
【0040】
(第3の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、肩車される人が挿通部320aに指を入れることで、把持しやすく安全性が高い。また、肩車補助ヘルメット300を持ち運ぶ際にも挿通部320aに指を入れることができて便利である。
【0041】
なお、本実施形態では、把持部320に挿通部320aが形成されている構成について説明したが、把持部とヘルメット部310の帽体部312との間に挿通部が形成されていてもよい。
【0042】
(第4の実施形態)
第4の実施形態に係る肩車補助ヘルメット400の構成について、
図5を参照しながら説明する。
図5は、本実施形態の肩車補助ヘルメット400の全体構成を示す平面図である。本実施形態は、上記第1の実施形態とは主に把持部420の構成が異なるものである。
【0043】
肩車補助ヘルメット400は、
図5に示したように、肩車をする人(一例としてお父さん)の頭部に装着するヘルメット部410と、肩車をされる人(一例として子供)が把持するための把持部420と、を備えて構成される。ヘルメット部410(帽体部412及びあごひも(不図示))については、上記第1の実施形態のヘルメット部110(帽体部112及びあごひも114)と同様のものとすることができる。
【0044】
(把持部420)
本実施形態の把持部420は、ヘルメット部410から突出する位置が可変であることを特徴とする。
図5に示した一例では、帽体部412には、把持部420の移動を案内する十字の案内溝412aが形成されており、把持部420は、案内溝412aに沿って帽体部412の前後方向及び左右方向に移動可能である。の少なくとも一方に移動可能である。このようにして、肩車される人の体格に合わせて把持部420の位置を変更することができる。
【0045】
なお、把持部420は、帽体部412の前後方向及び左右方向の少なくとも一方に移動可能であるようにしてもよい。また、把持部420を前後左右以外の方向に移動可能としたり、着脱可能な構成として任意の位置に取り付けたりしてもよい。このように、把持部420の突出する位置を可変とする構成は、任意に設計することができる。
【0046】
(第4の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、肩車される人の体格等に合わせて把持部420の位置を変更することができる。
【0047】
なお、把持部420の突出する位置を可変とする構成は、本実施形態の例に限らず、任意の構成でよい。
【0048】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0049】
例えば、上記第1の実施形態では、把持部120は、肩車をされる人がそれぞれの手で把持するために、左手用把持部120aと右手用把持部120bとを備えた構成について説明したが、本発明はこれに限定されない。把持部は1か所でもよく、3か所以上あってもよい。他の実施形態についても同様である。
【0050】
また、上記第2の実施形態では、把持部220を帽体部212の表面に向けて折り畳むことによって把持部220を収納する構成について説明したが、本発明はこの例に限定されない。把持部を帽体部から出没させたり、引き出したり、寝かせたり、把持部自体を伸縮させたりするようにしてもよい。
【0051】
以上説明した実施形態・応用例・変形例等は、適宜組み合わせて実施することができる。
【符号の説明】
【0052】
100、200、300、400 肩車補助ヘルメット
110、210、310、410 ヘルメット部
112、212、312、412 帽体部
114、214、314 あごひも
120、220、320、420 把持部
412a 案内溝
【要約】
【課題】簡易に肩車を補助することの可能な肩車補助ヘルメットを提供する。
【解決手段】肩車補助ヘルメット100は、肩車をする人がかぶるものであって、頭部を覆い保護する帽体部112と、帽体部112と頭部全体を固定し脱落を防止するあごひも114と、を有するヘルメット部110と、帽体部112から突出するように帽体部112に固定され、肩車をする人の頭上において肩車をされる人が片手又は両手で把持するための把持部120と、を備えたことを特徴とする。かかる構成によれば、簡易に肩車を補助することの可能な肩車補助ヘルメットを提供することができる。
【選択図】
図1