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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-01-27
(45)【発行日】2025-02-04
(54)【発明の名称】男性器矯正器具
(51)【国際特許分類】
   A61F 5/37 20060101AFI20250128BHJP
【FI】
A61F5/37 Z
【請求項の数】 11
(21)【出願番号】P 2024151815
(22)【出願日】2024-09-03
【審査請求日】2024-09-04
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】524329924
【氏名又は名称】アムールフルリル株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003096
【氏名又は名称】弁理士法人第一テクニカル国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】松井 悟
【審査官】沼田 規好
(56)【参考文献】
【文献】韓国公開特許第10-2016-0058382(KR,A)
【文献】特開平11-070135(JP,A)
【文献】特開2019-130072(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2019/0175383(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61F 5/37
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
男性器に装着されて使用される男性器矯正器具であって、
環状のメインフレームと、
前記メインフレームの内側に配置され、前記男性器の睾丸を挿通させずに前記男性器の陰嚢の左右方向一方側の皮膚を挿通させて挟んで支持することにより女性器の左右方向一方側の小陰唇を模造する第1サポート部と、前記睾丸を挿通させずに前記陰嚢の左右方向他方側の皮膚を挿通させて挟んで支持することにより前記女性器の左右方向他方側の小陰唇を模造する第2サポート部と、を前記メインフレームの内側に形成するサブフレームと、
を有する、男性器矯正器具。
【請求項2】
前記サブフレームは、
前記メインフレームの内側において前記第1サポート部と前記第2サポート部の間に配置され、前記メインフレームよりも小さな環状に形成された第1環状フレームを有する、
請求項1に記載の男性器矯正器具。
【請求項3】
前記男性器の亀頭を挿通して支持する、前記メインフレームよりも小さな環状に形成された第2環状フレームをさらに有する、
請求項2に記載の男性器矯正器具。
【請求項4】
前記第2環状フレームは、
前記メインフレームの外側に配置されている、
請求項3に記載の男性器矯正器具。
【請求項5】
前記第2環状フレームは、
前記メインフレームの内側において、前記第1サポート部と前記第2サポート部の間に配置されている、
請求項3に記載の男性器矯正器具。
【請求項6】
前記第2環状フレームは、
前記第1環状フレームと隣接して配置されている、
請求項5に記載の男性器矯正器具。
【請求項7】
前記第1サポート部及び前記第2サポート部は、
前記第1環状フレームの左右両側に配置される第1空間と、前記第2環状フレームの左右両側に配置される第2空間と、に区画されている、
請求項5に記載の男性器矯正器具。
【請求項8】
前記第1環状フレームと前記第2環状フレームは、
単一の環状フレームとして形成されている、
請求項5に記載の男性器矯正器具。
【請求項9】
前記第1環状フレームは、
一端側が前記メインフレームに連結された固定端として構成され、他端側が自由端となるように構成されている、
請求項2に記載の男性器矯正器具。
【請求項10】
前記サブフレームは、
一端が前記メインフレームに連結された固定端であり、他端が自由端である棒状フレームである、
請求項1に記載の男性器矯正器具。
【請求項11】
前記サブフレームは、
両端が前記メインフレームに連結された棒状フレームである、
請求項1に記載の男性器矯正器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、男性器の形状を矯正して女性器を模造することが可能な男性器矯正器に関する。
【背景技術】
【0002】
出生時の身体的性別と自分自身が認知する性別が一致していない、トランスジェンダーと呼ばれる人が知られている。トランスジェンダーには、出生時の身体的性別は女性で性自認が男性であるトランスジェンダー男性(FtM)と、出生時の身体的性別は男性で性自認が女性であるトランスジェンダー女性(MtF)がある。一般にトランスジェンダーは、性自認とは異なる身体に強いコンプレックスや悩みを持っており、身体を希望通りの性別へ移行させ、自分の希望する性別での生活を強く望む。しかしながら、手術等の外科的治療には高額な手術費用がかかる上、感染症などのさまざまなリスクが存在する。したがって、そのような外科的治療を行わずに、希望する性別の身体形状を簡易に模造できる矯正器具が要望されている。
【0003】
従来、トランスジェンダー男性(FtM)向けの男性用下着が知られている(例えば、特許文献1参照)。この男性用下着は、男性器の膨らみを表現できるクッション及びそのクッションを固定させるためのポケット等を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2015-74868号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来技術は、トランスジェンダー男性(FtM)向けの下着であり、トランスジェンダー女性(MtF)には対応していない。一般にトランスジェンダー女性(MtF)も、その多くは男性器の陰茎や睾丸に強いコンプレックスや悩みを持っている。そのため、例えばテープやサポーター等で陰茎や睾丸を抑えて目だちにくくしたり、女性器の割れ目を模した下着を着たりする場合があるが、女性器の形状に近づけることはできない。また、外科的治療による睾丸の摘出やペニスの切除、女性器への整形などを行う場合には、高額な手術費用がかかる上、命の危険も伴う様々なリスクが存在する。したがって、そのような外科的治療を行わずに、女性の身体形状を簡易に模造できるトランスジェンダー女性(MtF)向けの矯正器具が切望されていた。
【0006】
本発明の目的は、男性器の形状を矯正して女性器を模造することが可能な男性器矯正器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の一の観点は、男性器に装着されて使用される男性器矯正器具であって、環状のメインフレームと、前記メインフレームの内側に配置され、前記男性器の陰嚢の左右方向一方側の皮膚を挟んで支持する第1サポート部と、前記陰嚢の左右方向他方側の皮膚を挟んで支持する第2サポート部と、を前記メインフレームの内側に形成するサブフレームと、を有する。
【0008】
また、上記目的を達成するために、本発明の別の観点は、男性器の形状を矯正して女性器を模造する男性器矯正方法であって、前記男性器の陰嚢の左右方向一方側の皮膚を挟んで支持し、前記陰嚢の左右方向他方側の皮膚を挟んで支持することで、前記女性器の小陰唇を模造する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、男性器の形状を矯正して女性器を模造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】実施形態に係る男性器矯正器具の第1のタイプの構成を表す正面図である。
図2】実施形態に係る男性器矯正器具の第1のタイプの構成を表す斜視図である。
図3】実施形態に係る男性器矯正器具の第1のタイプの使用状態を表す説明図である。
図4】実施形態に係る男性器矯正器具の第2のタイプの構成を表す正面図である。
図5】実施形態に係る男性器矯正器具の第2のタイプの構成を表す斜視図である。
図6】実施形態に係る男性器矯正器具の第2のタイプの使用状態を表す説明図である。
図7】実施形態に係る男性器矯正器具の第3のタイプの構成を表す正面図である。
図8】実施形態に係る男性器矯正器具の第3のタイプの構成を表す斜視図である。
図9】実施形態に係る男性器矯正器具の第3のタイプの使用状態を表す説明図である。
図10】実施形態に係る男性器矯正器具の第4のタイプの構成を表す正面図である。
図11】実施形態に係る男性器矯正器具の第4のタイプの構成を表す斜視図である。
図12】実施形態に係る男性器矯正器具の第4のタイプの使用状態を表す説明図である。
図13】実施形態に係る男性器矯正器具の第5のタイプの構成を表す正面図である。
図14】実施形態に係る男性器矯正器具の第5のタイプの構成を表す斜視図である。
図15】実施形態に係る男性器矯正器具の第5のタイプの使用状態を表す説明図である。
図16】実施形態に係る男性器矯正器具の第6のタイプの構成を表す正面図である。
図17】実施形態に係る男性器矯正器具の第6のタイプの構成を表す斜視図である。
図18】実施形態に係る男性器矯正器具の第6のタイプの使用状態を表す説明図である。
図19】実施形態に係る男性器矯正器具の第7のタイプの構成を表す正面図である。
図20】実施形態に係る男性器矯正器具の第7のタイプの構成を表す斜視図である。
図21】実施形態に係る男性器矯正器具の第7のタイプの使用状態を表す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施形態では、男性器矯正器具の構成の説明の便宜上、上下左右前後の方向を適宜使用する場合があるが、男性器矯正器具の各構成の向きや位置を限定するものではない。実施形態において、前後方向は男性器矯正器具に対して男性器の各部位を挿通する方向、上下方向は男性器矯正器具の長手方向、左右方向は前後方向及び上下方向の両方向に垂直な方向である。
【0012】
実施形態に係る男性器矯正器具1は、出生時の身体的性別は男性で性自認が女性であるトランスジェンダー女性(MtF)向けの矯正器具である。男性器矯正器具1は、ユーザであるトランスジェンダー女性の男性器に装着されて使用される。男性器矯正器具1は、伸縮可能な柔軟性及び弾性を持ちつつ、一定の強度を備えた弾性素材で構成されている。例えば、ゴム、樹脂、エラストマー、シリコン等の素材を使用することができる。また、男性器矯正器具1は、例えばステンレス、カーボン、その他金属などの硬質素材で構成されてもよい。男性器矯正器具1には、ユーザの用途や、装着される男性器の形状や大きさ等に応じて複数種類のタイプが用意されている。以下、男性器矯正器具1の各タイプについて説明する。
【0013】
<第1のタイプ>
実施形態に係る男性器矯正器具の第1のタイプについて説明する。図1は、実施形態に係る男性器矯正器具の第1のタイプの構成を表す正面図、図2は、実施形態に係る男性器矯正器具の第1のタイプの構成を表す斜視図、図3は、実施形態に係る男性器矯正器具の第1のタイプの使用状態を表す説明図である。以下の説明における上下左右前後の方向は、各図に示す方向に対応している。
【0014】
図1及び図2に示すように、第1のタイプの男性器矯正器具1Aは、環状のメインフレーム3Aと、メインフレーム3Aの内側に配置されたサブフレーム5Aとを有する。メインフレーム3Aは、女性器の形状に似せた縦長の環状形状(略楕円形)である。具体的には、上下方向中央部がくびれた略ひょうたん型(略へちま型)の形状に形成されている。なお、本実施形態において「環状」とは、形状に関わらず、所定の空間を囲んで閉じた構造をさすものである。
【0015】
サブフレーム5Aは、メインフレーム3Aの内側に配置されている。サブフレーム5Aは、男性器の陰嚢の左右方向一方側(この例では左側)の皮膚を挟んで支持する空間である第1サポート部7LAと、陰嚢の左右方向他方側(この例では右側)の皮膚を挟んで支持する空間である第2サポート部7RAと、をメインフレーム3Aの内側に形成する。
【0016】
サブフレーム5Aは、第1環状フレーム9Aと、棒状フレーム11Aとを有する。第1環状フレーム9Aは、メインフレーム3Aの内側において第1サポート部7LAと第2サポート部7RAの間に配置され、メインフレーム3Aよりも小さな環状に形成されている。第1環状フレーム9Aは、女性器の形状に似せた縦長の環状形状(略楕円形)である。具体的には、上下方向中央部がくびれた略ひょうたん型(略へちま型)の形状に形成されている。第1環状フレーム9Aの下端部は、棒状フレーム11Aによりメインフレーム3Aの下端部の内側に連結されている。第1環状フレーム9Aの上端部は、第2環状フレーム13Aに連結されている。
【0017】
なお、図1及び図2に示す例ではメインフレーム3Aの上端部は第2環状フレーム13Aの下端部を介して環状に閉じる構造としているが、第2環状フレーム13Aを介さずにメインフレーム3A自体が環状に閉じる構造としてもよい。この場合には、第1環状フレーム9Aの上端部は、メインフレーム3Aの上端部の内側に連結されればよい。
【0018】
第2環状フレーム13Aは、メインフレーム3Aの外側に配置されている。具体的には、第2環状フレーム13Aはメインフレーム3Aの上端部に連結されている。第2環状フレーム13Aは、メインフレーム3Aよりも小さな環状に形成されており、男性器の亀頭を挿通して支持する。第2環状フレーム13Aは、略円形状に形成されている。
【0019】
第1のタイプの男性器矯正器具1Aは、弾性素材で構成されるのが好適である。但し、硬質素材で構成されてもよい。
【0020】
図3に示すように、第1のタイプの男性器矯正器具1Aは、男性器に装着されて使用される。具体的には、男性器の陰嚢の左右の皮膚15L,15Rをそれぞれ伸ばし、第1サポート部7LA及び第2サポート部7RAに後側から前側に向けて挿通させ、挟んで支持させることにより、女性器の小陰唇17L,17Rを模造することができる。なお、男性器の睾丸については第1サポート部7LA及び第2サポート部7RAに挿通させない。また、サブフレーム5Aが有する第1環状フレーム9Aにより、第1サポート部7LA及び第2サポート部7RAにより模造した女性器の小陰唇17L,17Rの間に、膣口19を模造することができる。さらに、男性器の亀頭21を第2環状フレーム13Aに後側から前側に向けて挿通して支持させることにより、女性器のクリトリス23を模造することができる。特に、第1のタイプの男性器矯正器具1Aによれば、小陰唇17L,17Rの外側(上側)にクリトリス23を模造することができる。したがって、男性器の形状を本物の女性器の形状に近づけることができる。
【0021】
このようにして、男性器の形状を矯正して女性器の形状を模造することができるので、トランスジェンダー女性による身体に対するコンプレックスや悩みを外科的治療によらずに軽減できる。したがって、トランスジェンダー女性を身体的及び精神的にサポートすることができる。
【0022】
<第2のタイプ>
実施形態に係る男性器矯正器具の第2のタイプについて説明する。図4は、実施形態に係る男性器矯正器具の第2のタイプの構成を表す正面図、図5は、実施形態に係る男性器矯正器具の第2のタイプの構成を表す斜視図、図6は、実施形態に係る男性器矯正器具の第2のタイプの使用状態を表す説明図である。以下の説明における上下左右前後の方向は、各図に示す方向に対応している。
【0023】
図4及び図5に示すように、第2のタイプの男性器矯正器具1Bは、環状のメインフレーム3Bと、メインフレーム3Bの内側に配置されたサブフレーム5Bとを有する。メインフレーム3Bは、女性器の形状に似せた縦長の環状形状(略楕円形)である。具体的には、下側に向けて尖った上下反対向きの略しずく型の形状に形成されている。
【0024】
サブフレーム5Bは、メインフレーム3Bの内側に配置されている。サブフレーム5Aは、男性器の陰嚢の左右方向一方側(この例では左側)の皮膚を挟んで支持する空間である第1サポート部7LBと、陰嚢の左右方向他方側(この例では右側)の皮膚を挟んで支持する空間である第2サポート部7RBと、をメインフレーム3Bの内側に形成する。
【0025】
サブフレーム5Bは、第1環状フレーム9Bと、第2環状フレーム13Bと、棒状フレーム11Bと、棒状フレーム25Bとを有する。第1環状フレーム9Bは、メインフレーム3Bの内側において第1サポート部7LBと第2サポート部7RBの間に配置され、メインフレーム3Bよりも小さな環状に形成されている。第1環状フレーム9Bは、女性器の形状に似せた縦長の環状形状(略楕円形)に形成されている。
【0026】
第2環状フレーム13Bは、メインフレーム3Bの内側において、第1サポート部7LBと第2サポート部7RBの間に配置されている。第2環状フレーム13Bは、第1環状フレーム9Bと隣接して配置されている。この例では、第1環状フレーム9Bの上端部が第2環状フレーム13Bの下端部に連結されている。第2環状フレーム13Bは、メインフレーム3Bよりも小さな環状に形成されており、男性器の亀頭を挿通して支持する。第2環状フレーム13Bは、略円形状に形成されている。
【0027】
第1環状フレーム9Bの下端部は、棒状フレーム11Bによりメインフレーム3Bの下端部の内側に連結されている。第2環状フレーム13Bの上端部は、棒状フレーム25Bによりメインフレーム3Bの上端部の内側に連結されている。
【0028】
第2のタイプの男性器矯正器具1Bは、弾性素材で構成されるのが好適である。但し、硬質素材で構成されてもよい。
【0029】
図6に示すように、第2のタイプの男性器矯正器具1Bは、男性器に装着されて使用される。具体的には、男性器の陰嚢の左右の皮膚15L,15Rをそれぞれ伸ばし、第1サポート部7LB及び第2サポート部7RBに後側から前側に向けて挿通させ、挟んで支持させることにより、女性器の小陰唇17L,17Rを模造することができる。なお、男性器の睾丸については第1サポート部7LB及び第2サポート部7RBに挿通させない。また、サブフレーム5Bが有する第1環状フレーム9Bにより、第1サポート部7LB及び第2サポート部7RBにより模造した女性器の小陰唇17L,17Rの間に、膣口19を模造することができる。さらに、男性器の亀頭21を第2環状フレーム13Bに後側から前側に向けて挿通して支持させることにより、女性器のクリトリス23を模造することができる。特に、第2のタイプの男性器矯正器具1Bによれば、小陰唇17L,17Rがクリトリス23の左右を覆う形状(小陰唇が比較的大きな形状)の女性器を模造することができる。また、小陰唇17L,17Rの内側においてクリトリス23と膣口19が近接した形状の女性器を模造することができる。
【0030】
<第3のタイプ>
実施形態に係る男性器矯正器具の第3のタイプについて説明する。図7は、実施形態に係る男性器矯正器具の第3のタイプの構成を表す正面図、図8は、実施形態に係る男性器矯正器具の第3のタイプの構成を表す斜視図、図9は、実施形態に係る男性器矯正器具の第3のタイプの使用状態を表す説明図である。以下の説明における上下左右前後の方向は、各図に示す方向に対応している。
【0031】
図7及び図8に示すように、第3のタイプの男性器矯正器具1Cは、環状のメインフレーム3Cと、メインフレーム3Cの内側に配置されたサブフレーム5Cとを有する。メインフレーム3Cは、女性器の形状に似せた縦長の環状形状(略楕円形)である。具体的には、略ひし形凧の形状に形成されている。
【0032】
サブフレーム5Cは、メインフレーム3Cの内側に配置されている。サブフレーム5Cは、男性器の陰嚢の左右方向一方側(この例では左側)の皮膚を挟んで支持する空間である第1サポート部7LCと、陰嚢の左右方向他方側(この例では右側)の皮膚を挟んで支持する空間である第2サポート部7RCと、をメインフレーム3Cの内側に形成する。
【0033】
サブフレーム5Cは、第1環状フレーム9Cと、第2環状フレーム13Cと、棒状フレーム11Cと、棒状フレーム25Cとを有する。第1環状フレーム9Cは、メインフレーム3Cの内側において第1サポート部7LCと第2サポート部7RCの間に配置され、メインフレーム3Cよりも小さな環状に形成されている。第1環状フレーム9Cは、女性器の形状に似せた縦長の環状形状(略楕円形)である。具体的には、上下方向中央部がくびれた略ひょうたん型(略へちま型)の形状に形成されている。
【0034】
第2環状フレーム13Cは、メインフレーム3Cの内側において、第1サポート部7LCと第2サポート部7RCの間に配置されている。第2環状フレーム13Cは、第1環状フレーム9Cと隣接して配置されている。この例では、第1環状フレーム9Cの上端部が第2環状フレーム13Cの下端部に連結されている。第2環状フレーム13Cは、メインフレーム3Cよりも小さな環状に形成されており、男性器の亀頭を挿通して支持する。第2環状フレーム13Cは、略円形状に形成されている。
【0035】
第1環状フレーム9Cの下端部は、棒状フレーム11Cによりメインフレーム3Cの下端部の内側に連結されている。第2環状フレーム13Cの上端部は、棒状フレーム25Cによりメインフレーム3Cの上端部の内側に連結されている。
【0036】
第1サポート部7LCは、第2環状フレーム13Cの左側部とメインフレーム3Cの左側部の内側とを連結する棒状フレーム27Lにより、第1環状フレーム9Cの左側に配置される第1空間29Lと、第2環状フレーム13Cの左側に配置される第2空間31Lとに区画されている。同様に、第2サポート部7RCは、第2環状フレーム13Cの右側部とメインフレーム3Cの右側部の内側とを連結する棒状フレーム27Rにより、第1環状フレーム9Cの右側に配置される第1空間29Rと、第2環状フレーム13Cの右側に配置される第2空間31Rとに区画されている。
【0037】
第3のタイプの男性器矯正器具1Cは、第2空間31L,31Rに例えばゴム、ベルト、紐等を通してユーザの身体(腰部)に巻き回したり、第2空間31L,31Rに例えばテープを通してユーザの身体に貼り付ける等により、男性器矯正器具1Cを身体に固定することも可能である。
【0038】
第3のタイプの男性器矯正器具1Cは、弾性素材で構成されるのが好適である。但し、硬質素材で構成されてもよい。
【0039】
図9に示すように、第3のタイプの男性器矯正器具1Cは、男性器に装着されて使用される。具体的には、男性器の陰嚢の左右の皮膚15L,15Rをそれぞれ伸ばし、第1サポート部7LC及び第2サポート部7RCに後側から前側に向けて挿通させ、挟んで支持させることにより、女性器の小陰唇17L,17Rを模造することができる。この際、陰嚢の皮膚15L,15Rに余裕がある場合には、第1サポート部7LC及び第2サポート部7RCにおいて陰嚢の皮膚15L,15Rを第1空間29L,29Rと第2空間31L,31Rに分けて後側から前側に向けて挿通させ、それぞれ挟んで支持することにより、第1空間29L,29Rにおいて小陰唇17L,17Rを模造できると共に、第2空間31L,31Rにおいて副皮(又はクリトリス包皮)33L,33Rを模造することができる。なお、男性器の睾丸については第1サポート部7LC及び第2サポート部7RCに挿通させない。また、サブフレーム5Cが有する第1環状フレーム9Cにより、第1サポート部7LC及び第2サポート部7RCの第1空間29L,29Rにより模造した女性器の小陰唇17L,17Rの間に、膣口19を模造することができる。さらに、男性器の亀頭21を第2環状フレーム13Cに後側から前側に向けて挿通して支持させることにより、女性器のクリトリス23を模造することができる。このように、第3のタイプの男性器矯正器具1Cによれば、陰嚢の皮膚15L,15Rに余裕があるユーザの場合に、副皮(又はクリトリス包皮)33L,33Rを模造することができる。
【0040】
<第4のタイプ>
実施形態に係る男性器矯正器具の第4のタイプについて説明する。図10は、実施形態に係る男性器矯正器具の第4のタイプの構成を表す正面図、図11は、実施形態に係る男性器矯正器具の第4のタイプの構成を表す斜視図、図12は、実施形態に係る男性器矯正器具の第4のタイプの使用状態を表す説明図である。以下の説明における上下左右前後の方向は、各図に示す方向に対応している。
【0041】
図10及び図11に示すように、第4のタイプの男性器矯正器具1Dは、環状のメインフレーム3Dと、メインフレーム3Dの内側に配置されたサブフレーム5Dとを有する。メインフレーム3Dは、女性器の形状に似せた縦長の環状形状(略楕円形)である。具体的には、下側に向けて尖った上下反対向きの略しずく型の形状に形成されている。
【0042】
サブフレーム5Dは、メインフレーム3Dの内側に配置されている。サブフレーム5Dは、男性器の陰嚢の左右方向一方側(この例では左側)の皮膚を挟んで支持する空間である第1サポート部7LDと、陰嚢の左右方向他方側(この例では右側)の皮膚を挟んで支持する空間である第2サポート部7RDと、をメインフレーム3Dの内側に形成する。
【0043】
サブフレーム5Dは、環状フレーム35Dと、棒状フレーム11Dと、棒状フレーム25Dとを有する。環状フレーム35Dは、メインフレーム3Dの内側において第1サポート部7LDと第2サポート部7RDの間に配置され、メインフレーム3Dよりも小さな環状に形成されている。環状フレーム35Dは、女性器の形状に似せた縦長の環状形状(略楕円形)である。具体的には、下側に向けて尖った上下反対向きの略しずく型の形状に形成されている。環状フレーム35Dは、第1環状フレームと第2環状フレームの機能を併せ持っている。すなわち、第4のタイプの男性器矯正器具1Dでは、膣口を模造するための第1環状フレームとクリトリスを模造するための第2環状フレームとが単一の環状フレーム35Dとして形成されている。
【0044】
環状フレーム35Dの下端部は、棒状フレーム11Dによりメインフレーム3Dの下端部の内側に連結されている。環状フレーム35Dの上端部は、棒状フレーム25Dによりメインフレーム3Dの上端部の内側に連結されている。
【0045】
第4のタイプの男性器矯正器具1Dは、弾性素材で構成されるのが好適である。但し、硬質素材で構成されてもよい。
【0046】
図12に示すように、第4のタイプの男性器矯正器具1Dは、男性器に装着されて使用される。具体的には、男性器の陰嚢の左右の皮膚15L,15Rをそれぞれ伸ばし、第1サポート部7LD及び第2サポート部7RDに後側から前側に向けて挿通させ、挟んで支持させることにより、女性器の小陰唇17L,17Rを模造することができる。なお、男性器の睾丸については第1サポート部7LD及び第2サポート部7RDに挿通させない。また、サブフレーム5Dが有する環状フレーム35Dの内部空間の下部により、第1サポート部7LD及び第2サポート部7RDにより模造した女性器の小陰唇17L,17Rの間に、膣口19を模造することができる。さらに、男性器の亀頭21を環状フレーム35Dの内部空間の上部に後側から前側に向けて挿通して支持させることにより、女性器のクリトリス23を模造することができる。このように、第4のタイプの男性器矯正器具1Dによれば、シンプルな構造で、小陰唇17L,17Rがクリトリス23と膣口19を覆う形状(小陰唇が比較的大きな形状)の女性器を模造することができる。また、構造がシンプルであるため汎用性が高く、様々な形状の男性器に装着することができる。
【0047】
<第5のタイプ>
実施形態に係る男性器矯正器具の第5のタイプについて説明する。図13は、実施形態に係る男性器矯正器具の第5のタイプの構成を表す正面図、図14は、実施形態に係る男性器矯正器具の第5のタイプの構成を表す斜視図、図15は、実施形態に係る男性器矯正器具の第5のタイプの使用状態を表す説明図である。以下の説明における上下左右前後の方向は、各図に示す方向に対応している。
【0048】
図13及び図14に示すように、第5のタイプの男性器矯正器具1Eは、環状のメインフレーム3Eと、メインフレーム3Eの内側に配置されたサブフレーム5Eとを有する。メインフレーム3Eは、女性器の形状に似せた縦長の環状形状(略楕円形)である。
【0049】
サブフレーム5Eは、メインフレーム3Eの内側に配置されている。サブフレーム5Eは、男性器の陰嚢の左右方向一方側(この例では左側)の皮膚を挟んで支持する空間である第1サポート部7LEと、陰嚢の左右方向他方側(この例では右側)の皮膚を挟んで支持する空間である第2サポート部7REと、をメインフレーム3Eの内側に形成する。
【0050】
サブフレーム5Eは、第1環状フレーム9Eと、棒状フレーム11Eとを有する。第1環状フレーム9Eは、メインフレーム3Eの内側において第1サポート部7LEと第2サポート部7REの間に配置され、メインフレーム3Eよりも小さな環状に形成されている。第1環状フレーム9Eは、女性器の形状に似せた縦長の環状形状(略楕円形)である。具体的には、上端及び下端が尖るように絞られた縦向きの略円盤型の形状に形成されている。
【0051】
第1環状フレーム9Eは、一端側(この例では下端)がメインフレーム3Eに連結された固定端として構成され、他端側(この例では上端)が自由端となるように構成されている。具体的には、第1環状フレーム9Eの下端部は、棒状フレーム11Eによりメインフレーム3Eの下端部の内側に連結されている。第1環状フレーム9Eの下端部以外はメインフレーム3Eに連結されていない。
【0052】
第5のタイプの男性器矯正器具1Eは、硬質素材で構成されるのが好適である。但し、弾性素材で構成されてもよい。
【0053】
図15に示すように、第5のタイプの男性器矯正器具1Eは、男性器に装着されて使用される。具体的には、男性器の陰嚢の左右の皮膚15L,15Rをそれぞれ伸ばし、第1サポート部7LE及び第2サポート部7REに後側から前側に向けて挿通させ、挟んで支持させることにより、女性器の小陰唇17L,17Rを模造することができる。なお、男性器の睾丸については第1サポート部7LE及び第2サポート部7REに挿通させない。また、サブフレーム5Eが有する第1環状フレーム9Eにより、第1サポート部7LE及び第2サポート部7REにより模造した女性器の小陰唇17L,17Rの間に、膣口19を模造することができる。なお、男性器の亀頭21は、メインフレーム3Eの内部空間の上部に後側から前側に向けて挿通して使用する。なお、亀頭21がメインフレーム3Eの外部(上部)に位置するように装着されてもよい。このように、第5のタイプの男性器矯正器具1Eでは、サブフレーム5E及び第1環状フレーム9Eにより女性器の小陰唇17L,17Rと膣口19を模造することができる一方で、男性器の亀頭21は特に支持しない。このため、男性器の亀頭21は別途、例えばテープ、ゴム、紐、ベルトなどでユーザの身体に対して固定する。このように、亀頭21の支持に関して自由度が高いため、第5のタイプの男性器矯正器具1Eは、亀頭や陰茎が大きい男性の使用に好適である。
【0054】
<第6のタイプ>
実施形態に係る男性器矯正器具の第6のタイプについて説明する。図16は、実施形態に係る男性器矯正器具の第6のタイプの構成を表す正面図、図17は、実施形態に係る男性器矯正器具の第6のタイプの構成を表す斜視図、図18は、実施形態に係る男性器矯正器具の第6のタイプの使用状態を表す説明図である。以下の説明における上下左右前後の方向は、各図に示す方向に対応している。
【0055】
図16及び図17に示すように、第6のタイプの男性器矯正器具1Fは、環状のメインフレーム3Fと、メインフレーム3Fの内側に配置されたサブフレーム5Fとを有する。メインフレーム3Fは、女性器の形状に似せた縦長の環状形状(略楕円形)である。
【0056】
サブフレーム5Fは、メインフレーム3Fの内側に配置されている。サブフレーム5Fは、男性器の陰嚢の左右方向一方側(この例では左側)の皮膚を挟んで支持する空間である第1サポート部7LFと、陰嚢の左右方向他方側(この例では右側)の皮膚を挟んで支持する空間である第2サポート部7RFと、をメインフレーム3Fの内側に形成する。
【0057】
サブフレーム5Fは、一端(この例では下端)がメインフレーム3Fの下端部の内側に連結された固定端であり、他端(この例では上端)が自由端である棒状フレームである。サブフレーム5Fの下端部以外はメインフレーム3Fに連結されていない。
【0058】
第6のタイプの男性器矯正器具1Fは、硬質素材で構成されるのが好適である。但し、弾性素材で構成されてもよい。
【0059】
図18に示すように、第6のタイプの男性器矯正器具1Fは、男性器に装着されて使用される。具体的には、男性器の陰嚢の左右の皮膚15L,15Rをそれぞれ伸ばし、第1サポート部7LF及び第2サポート部7RFに後側から前側に向けて挿通させ、挟んで支持させることにより、女性器の小陰唇17L,17Rを模造することができる。なお、男性器の睾丸については第1サポート部7LF及び第2サポート部7RFに挿通させない。また、男性器の亀頭21は、メインフレーム3Fの内部空間の上部に後側から前側に向けて挿通して使用する。なお、亀頭21がメインフレーム3Fの外部(上部)に位置するように装着されてもよい。このように、第6のタイプの男性器矯正器具1Fでは、サブフレーム5Fを棒状フレームとすることにより、膣口を形成せずに女性器の小陰唇17L,17Rを模造することができる。このため、陰嚢が小さい男性の使用に好適である。また、第5のタイプの男性器矯正器具1Eと同様に、男性器の亀頭21については特に支持しないため、男性器の亀頭21は別途、例えばテープ、ゴム、紐、ベルトなどでユーザの身体に対して固定する。このように、亀頭21の支持に関して自由度が高いため、第6のタイプの男性器矯正器具1Fは、亀頭や陰茎が大きい男性の使用にも好適である。
【0060】
<第7のタイプ>
実施形態に係る男性器矯正器具の第7のタイプについて説明する。図19は、実施形態に係る男性器矯正器具の第7のタイプの構成を表す正面図、図20は、実施形態に係る男性器矯正器具の第7のタイプの構成を表す斜視図、図21は、実施形態に係る男性器矯正器具の第7のタイプの使用状態を表す説明図である。以下の説明における上下左右前後の方向は、各図に示す方向に対応している。
【0061】
図19及び図20に示すように、第7のタイプの男性器矯正器具1Gは、環状のメインフレーム3Gと、メインフレーム3Gの内側に配置されたサブフレーム5Gとを有する。メインフレーム3Gは、女性器の形状に似せた縦長の環状形状(略楕円形)である。
【0062】
サブフレーム5Gは、メインフレーム3Gの内側に配置されている。サブフレーム5Gは、男性器の陰嚢の左右方向一方側(この例では左側)の皮膚を挟んで支持する空間である第1サポート部7LGと、陰嚢の左右方向他方側(この例では右側)の皮膚を挟んで支持する空間である第2サポート部7RGと、をメインフレーム3Gの内側に形成する。
【0063】
サブフレーム5Gは、両端がメインフレーム3Gに連結された棒状フレームである。具体的には、サブフレーム5Gは、上端がメインフレーム3Gの上端部の内側に連結され、下端がメインフレーム3Gの下端部の内側に連結されている。
【0064】
第7のタイプの男性器矯正器具1Gは、弾性素材で構成されるのが好適である。但し、硬質素材で構成されてもよい。
【0065】
図21に示すように、第7のタイプの男性器矯正器具1Gは、男性器に装着されて使用される。具体的には、男性器の陰嚢の左右の皮膚15L,15Rをそれぞれ伸ばし、第1サポート部7LG及び第2サポート部7RGに後側から前側に向けて挿通させ、挟んで支持させることにより、女性器の小陰唇17L,17Rを模造することができる。なお、男性器の睾丸については第1サポート部7LG及び第2サポート部7RGに挿通させない。また、男性器の亀頭21は、メインフレーム3Gの外部(上部)に位置するように装着される。このように、第7のタイプの男性器矯正器具1Gでは、サブフレーム5Gを棒状フレームとすることにより、膣口を形成せずに女性器の小陰唇17L,17Rを模造することができる。このため、陰嚢が小さい男性の使用に好適である。また、第5及び第6のタイプの男性器矯正器具1E,1Fと同様に、男性器の亀頭21については特に支持しないため、男性器の亀頭21は別途、例えばテープ、ゴム、紐、ベルトなどでユーザの身体に対して固定する。このように、亀頭21の支持に関して自由度が高いため、第7のタイプの男性器矯正器具1Gは、亀頭や陰茎が大きい男性の使用にも好適である。
【0066】
ユーザは、以上説明した各タイプの男性器矯正器具1のうち、自身の身体的形状に適合した1つのタイプを所持してもよいし、複数のタイプを所持しておき、使用の用途に応じて使い分けをしてもよい。例えば、着用する服装や下着に応じて男性器矯正器具1のタイプを使い分けしてもよい。
【0067】
以上既に述べた以外にも、上記実施形態による手法及び変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
【0068】
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
【符号の説明】
【0069】
1 男性器矯正器具
1A 男性器矯正器具
1B 男性器矯正器具
1C 男性器矯正器具
1D 男性器矯正器具
1E 男性器矯正器具
1F 男性器矯正器具
1G 男性器矯正器具
3A メインフレーム
3B メインフレーム
3C メインフレーム
3D メインフレーム
3E メインフレーム
3F メインフレーム
3G メインフレーム
5A サブフレーム
5B サブフレーム
5C サブフレーム
5D サブフレーム
5E サブフレーム
5F サブフレーム
5G サブフレーム
7LA 第1サポート部
7LB 第1サポート部
7LC 第1サポート部
7LD 第1サポート部
7LE 第1サポート部
7LF 第1サポート部
7LG 第1サポート部
7RA 第2サポート部
7RB 第2サポート部
7RC 第2サポート部
7RD 第2サポート部
7RE 第2サポート部
7RF 第2サポート部
7RG 第2サポート部
9A 第1環状フレーム
9B 第1環状フレーム
9C 第1環状フレーム
9E 第1環状フレーム
11A 棒状フレーム
11B 棒状フレーム
11C 棒状フレーム
11D 棒状フレーム
11E 棒状フレーム
13A 第2環状フレーム
13B 第2環状フレーム
13C 第2環状フレーム
15L 皮膚
15R 皮膚
17L 小陰唇
17R 小陰唇
19 膣口
21 亀頭
23 クリトリス
25B 棒状フレーム
25C 棒状フレーム
25D 棒状フレーム
27L 棒状フレーム
27R 棒状フレーム
29L 第1空間
29R 第1空間
31L 第2空間
31R 第2空間
33L 副皮(又はクリトリス包皮)
33R 副皮(又はクリトリス包皮)
35D 環状フレーム
【要約】
【課題】男性器の形状を矯正して女性器を模造することが可能な男性器矯正器具及び男性器矯正方法を提供する。
【解決手段】男性器に装着されて使用される男性器矯正器具1Aであって、環状のメインフレーム3Aと、メインフレーム3Aの内側に配置され、男性器の陰嚢の左右方向一方側の皮膚15Lを挟んで支持する第1サポート部7LAと、陰嚢の左右方向他方側の皮膚15Rを挟んで支持する第2サポート部7RAと、をメインフレーム3Aの内側に形成するサブフレーム5Aと、を有する。
【選択図】図3
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21