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7900908情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】
(45)【発行日】
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
(51)【国際特許分類】
   
   
   
【FI】
【請求項の数】 17
(21)【出願番号】
(22)【出願日】
(65)【公開番号】
(43)【公開日】
【審査請求日】
(73)【特許権者】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003281
【氏名又は名称】弁理士法人大塚国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】菊地 徹
【審査官】松岡 智也
(56)【参考文献】
【文献】特開2021-121348(JP,A)
【文献】特開2020-174861(JP,A)
【文献】国際公開第2016/075978(WO,A1)
【文献】特開2000-311212(JP,A)
【文献】特開2004-334403(JP,A)
【文献】特開2021-099565(JP,A)
【文献】特開2012-143368(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2020/0234437(US,A1)
【文献】特開2021-036932(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2018-0138107(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B5/00-5/01、5/055、6/00-6/58、8/00-8/15
G06Q50/22
G16H10/00-80/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項
医用画像データから病変を検出する病変検出手段による検出処理の稼働状態を示す情報を取得する稼働状態取得手段と、
前記稼働状態を示す情報が、前記検出処理が未実施であり、かつ実施できないことを示す情報である場合に、当該検出処理が実施できない理由に関する情報を提示する情報提示手段と、
を備え、前記検出処理が実施できない理由に関する情報には、前記病変検出手段に対して対象となる病変の検出機能が導入されていない未導入を示す情報が含まれることを特徴とする情報処理装置。
【請求項
前記病変検出手段による検出処理が実行され、病変が検出されている場合、前記情報提示手段は、該検出された病変を提示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項
前記医用画像データを取得する画像取得手段と、
前記医用画像データから病変を検出する病変検出手段と、
前記病変に関連する関連病変の種別を決定する関連病変決定手段と、
前記関連病変の種別に応じて、前記病変検出手段による前記関連病変の検出結果を取得する関連病変検出取得手段と、を更に備え、
前記稼働状態取得手段は、前記病変検出手段による前記関連病変に対する検出処理の稼働状態を示す情報を取得し、
前記情報提示手段は、前記関連病変に対する検出処理の稼働状態を示す情報を更に提示することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項
前記情報提示手段は、前記病変検出手段により検出された複数の病変の検出結果と、前記関連病変の検出結果とを区別して表示手段に提示することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項
前記情報提示手段は、複数の病変の検出結果と、各病変に対する前記検出処理の稼働状態を示す情報とを併せて提示することを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理装置。
【請求項
前記情報提示手段は、前記関連病変の検出結果と、前記関連病変に対する前記検出処理の稼働状態を示す情報とを併せて提示することを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理装置。
【請求項
前記情報提示手段は、前記医用画像データの表示上に、少なくとも一つの前記病変の位置を提示することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項
前記稼働状態を示す情報には、前記病変検出手段による前記検出処理が実施中であることを示す情報が含まれることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項
前記検出処理が実施中の場合に、前記稼働状態取得手段は、前記検出処理の進捗度を示す情報と、前記検出処理が終了するまでの残り時間を示す情報とを前記病変検出手段から取得し、
前記情報提示手段は、前記検出処理の進捗度および前記検出処理が終了するまでの残り時間のうち少なくともいずれか一方を、前記稼働状態を示す情報と併せて提示することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項
前記病変検出手段による前記検出処理の実施を指示する指示手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項
前記指示手段は、前記検出処理が未実施であり、かつ、当該検出処理が実施可能である場合に、当該検出処理の実施を前記病変検出手段に指示することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
【請求項
前記検出処理が実施できない理由に関する情報には、前記医用画像データが前記病変検出手段による前記検出処理の実施条件外のデータであることを示す情報が含まれることを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
【請求項
前記指示手段は、病変検出導入手段に対して未導入の病変検出機能の導入を指示することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
【請求項
前記情報提示手段は、前記検出処理の実施条件を満たす医用画像データを取得するための条件を追加または変更することが可能な条件指定部を有する画像取得確認ウインドウを提示することを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
【請求項
前記指示手段は、前記検出処理の実施条件を満たす医用画像データの取得を画像取得手段に対して指示することを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
【請求項
医用画像データから病変を検出する病変検出手段による検出処理の稼働状態を示す情報を取得する工程と、
前記稼働状態を示す情報が、前記検出処理が未実施であり、かつ実施できないことを示す情報である場合に、当該検出処理が実施できない理由に関する情報を提示する工程と、
を有し、前記検出処理が実施できない理由に関する情報には、前記病変検出手段に対して対象となる病変の検出機能が導入されていない未導入を示す情報が含まれることを特徴とする情報処理方法。
【請求項
コンピュータを、請求項1乃至1のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
計算機で医用画像を解析し、疾患に伴う異常である病変の候補を検出するCADe(Computer-Aided Detection)が知られている。また、AI(Artificial Intelligence)技術の発展に伴い、対象となる病変の種類が拡大している。
特許文献1には、医用画像を微小領域に分割し、当該微小領域毎に特徴量を算出し、当該特徴量に応じて異なる表示濃度又は表示色の画像を医用画像に重ねて表示する診断支援装置が開示されている。また、特許文献2には、検出条件に基づいて異常陰影候補を検出し、異常陰影の検出条件毎に異常陰影候補の検出性能を調査し、調査された検出性能を表示させる診断支援装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【文献】特開平7-37056号公報
【文献】特開2005-65944号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2の何れの手法によっても、検出結果が表示されない場合に、病変の検出処理が実行されて検出されていないのか、もしくは、病変の検出処理が実行されていないために検出されていないのかを区別しにくいという課題があった。
本発明は、上記の課題に鑑み、病変検出処理の稼働状態を提示することが可能な情報処理技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
本発明の一態様の情報処理装置は以下の構成を備える。すなわち、本発明に係る情報処理装置は、医用画像データから病変を検出する病変検出手段による検出処理の稼働状態を示す情報を取得する稼働状態取得手段と、
前記稼働状態を示す情報が、前記検出処理が未実施であり、かつ実施できないことを示す情報である場合に、当該検出処理が実施できない理由に関する情報を提示する情報提示手段と、を備え、前記検出処理が実施できない理由に関する情報には、前記病変検出手段に対して対象となる病変の検出機能が導入されていない未導入を示す情報が含まれることを特徴とする。
【発明の効果】
本発明によれば、病変検出処理の稼働状態を提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図】実施形態1乃至3に係る情報処理システムの構成を示す図。
【図】実施形態1乃至3に係る情報処理装置のハードウェア構成を示す図。
【図】実施形態1に係る情報処理装置の機能構成を示す図。
【図】実施形態1に係る情報処理装置のユーザインタフェース画面の一例を示す図。
【図】実施形態1に係る情報処理装置の処理を示すフロー図。
【図】実施形態2に係る情報処理装置の機能構成を示す図。
【図】実施形態2に係る情報処理装置のユーザインタフェース画面の一例を示す図。
【図】実施形態2に係る情報処理装置の処理を示すフロー図。
【図】実施形態3に係る情報処理装置のユーザインタフェース画面の一例を示す図。
【図】実施形態3に係る情報処理装置のユーザインタフェース画面の一例を示す図。
【図】実施形態3に係る情報処理装置の処理を示すフロー図。
【図】実施形態3に係る情報処理装置の機能構成を示す図。
【発明を実施するための形態】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<実施形態1>
実施形態1では、X線CT(Computed Tomography)画像やMRI(Magnetic Resonance Imaging)画像等、医用画像の表示を行う情報処理装置について説明する。
本実施形態の情報処理装置は、例えば、複数のCADeが動作し、病変の候補(以降、「病変の候補」を「病変」と記載する)を検出した際に、当該検出結果をユーザに提示する。また、当該検出結果から(複数のCADeにより検出された複数の病変のうち)、少なくとも一つの病変に関連する関連病変の種別を決定し、当該関連病変の種別に対応するCADeの結果も提示する。CADeは肺結節、胸壁腫瘤、腹膜腫瘤、肝腫瘤、膵腫瘤、腎腫瘤、大腸腫瘤、網状影、蜂窩肺、気管支拡張、胸膜炎、胸水、腱鞘炎、骨浸食、骨炎、膵肥大、膵壊死などに対応することが可能である。
(情報処理システムの構成)
図1は、本実施形態の情報処理装置を含む情報処理システム10の構成を示す図である。図1において、情報処理システム10は、症例データベース(以降、症例DBと呼ぶ)102、情報処理装置101、LAN(Local Area Network)103(ネットワーク)を有する。
症例DB102は、CT装置など医用画像を撮像する装置で撮像された医用画像データを記憶する。症例DB102は、更に、LAN103を介して、医用画像データを情報処理装置101に提供するデータベース機能を備える。具体的に本実施形態の症例DB102は、既知のPACS(Picture Archiving and Communication Systems)である。
(ハードウェア構成)
図2は、本実施形態の情報処理装置101のハードウェア構成を示す図である。図2において、情報処理装置101は、記憶媒体201、ROM(Read Only Memory)202、CPU(Central Processing Unit)203、RAM(Random Access Memory)204を有する。更に、情報処理装置101は、LANインタフェース205、入力インタフェース208、ディスプレイインタフェース206、内部バス211を有する。
記憶媒体201は、OS(Operating System)や本実施形態に係る各種処理を行うための処理プログラム、各種情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体である。ROM202は、BIOS(Basic Input Output System)等、ハードウェアを初期化しOSを起動するためのプログラムを記憶する。CPU203は、BIOSやOS、処理プログラムを実行する際の演算処理を行う。RAM204は、CPU203がプログラムを実行する際の情報を一時記憶する。LANインタフェース205は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.3ab等の規格に対応し、LAN103を介して通信を行うためのインタフェースである。ディスプレイ207(表示部)はユーザインタフェース画面を表示し、ディスプレイインタフェース206はディスプレイ207に表示する画面情報を信号に変換し、ディスプレイ207に出力する。キーボード209はキー入力を行い、マウス210は画面上の座標位置を指定及びボタン操作の入力を行い、入力インタフェース208は、キーボード209及びマウス210からの信号を受信する。内部バス211は、各ブロック間で通信を行う際に信号の伝送を行う。
(機能構成)
図3は、本実施形態の情報処理装置101の機能構成を示す図である。図3において、情報処理装置101は、画像取得部311、病変検出部312、検出結果取得部313、検出病変指定部314、関連病変決定部315、関連病変検出取得部316、稼働状態取得部317、情報提示部318を有する。これらの機能構成は、記憶媒体201に記憶された所定のコンピュータプログラムがRAM204に読み出されて、CPU203が演算処理を実行することで実現される。
図3において、症例DB102は、医用画像データ321-i(i=1,2、3、・・・)を保存し、LAN103を介して、医用画像データ321-i(i=1,2、3、・・・)を情報処理装置101に提供する。医用画像データ321-i(i=1,2、3、・・・)は、例えば、DICOMファイルである。
(画像取得部311)
画像取得部311は、LANインタフェース205、LAN103を介して、症例DB102から検査対象となる医用画像データ321-i(i=1,2、3、・・・)を取得する。医用画像データ321-i(i=1,2、3、・・・)の取得は、本実施形態ではDICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)に従う。
(病変検出部312)
病変検出部312は、複数のCADeとして機能し、取得した医用画像データ321-i(i=1,2、3、・・・)から病変を検出する。病変の検出には、CNN(Convolutional Neural Network)を学習させた検出器を用いる。検出器の学習には、医用画像データと当該医用画像データにおける病変の領域を示すデータとのセットを教師データとして用いる。教師データの医用画像データはCNNに入力され、CNNの出力値と病変の領域を示すデータとの誤差が小さくなるようにCNNのパラメータを調整する。1つの病変を1つのCNNで検出するよう構成してもよいし、複数の病変を1つのCNNで検出するよう構成してもよい。
(検出結果取得部313)
検出結果取得部313は、病変検出部312による複数の病変の検出結果を取得する。検出結果には、検出された病変の種別を示す情報と医用画像データ321-i(i=1,2,3,・・・)内での病変の位置を特定可能な情報が含まれる。病変の種別を示す情報は、例えば、検出された複数の病変の病変種別毎に一意に割り当てたID(識別情報)である。医用画像データ内での病変の位置を特定可能な情報の形態は、例えば、病変の位置を示す座標情報や医用画像データに重ねて病変の位置を表示可能なマスク画像である。病変の位置を特定可能な情報の形態は病変の種別毎に異なってもよい。
(検出病変指定部314)
検出病変指定部314は、検出結果取得部313により取得した複数の病変(病変の検出結果)から、ユーザの操作に基づいて、少なくとも1つの病変(病変の検出結果)を指定する操作を検出する。ユーザは、マウス210やキーボード209の操作により複数の病変の検出結果から少なくとも1つの病変を指定することが可能である。検出結果取得部313により取得した複数の病変の検出結果は、ユーザインタフェース画面400上に一覧表示され(例えば、図4の402)、ユーザは、マウス210の左クリックやキーボード209の方向キーやTABキーを用いて、病変検出結果表示領域402における検出結果のハイライト位置を変更し、Enterキーやスペースキーなどの操作により病変(病変の検出結果)を指定することが可能である。検出病変指定部314は、ユーザの操作に基づいて、複数の病変の検出結果から少なくとも1つの病変の指定を受け付ける。なお、ユーザの操作を用いなくても、検出結果取得部313により取得した複数の病変(病変の検出結果)から、少なくとも1つの病変を指定することができる。例えば、検出病変指定部314は、検出結果取得部313によって複数の病変が取得された場合、最も大きい領域を有する病変、深刻度が最も高い病変などを指定する。
(関連病変決定部315)
関連病変決定部315は、検出病変指定部314により指定された病変に関連する病変(関連病変)の種別を決定する。関連病変決定部315は、検出された病変に関連する関連病変の種別を決定する。関連病変の種別の決定処理として、例えば、関連病変決定部315は、病変種別と関連病変種別との関係をテーブル形式の情報として保持し、当該テーブルに基づいて関連病変の種別を決定してもよい。また、指定された病変が複数の場合には、関連病変決定部315は、指定された病変種別ごとに当該するテーブルから得られた関連病変種別について、論理和(OR)や論理積(AND)を取ることにより関連病変の種別を取得してもよい。ORとANDのどちらを用いるかは、設定情報として予め指定してもよいし、ユーザが随時選択してもよいし、指定された病変の組み合わせに応じて選択してもよい。また、関連病変決定部315は、複数の病変種別の組み合わせとそれに対する関連病変種別をテーブル形式の情報として保持して、テーブル形式の情報を用いて関連病変の種別を決定してもよい。また、関連病変決定部315は、病変種別の組み合わせと関連病変の種別とを関係付けるルールに基づき複数の病変種別の組み合わせから関連病変の種別を決定してもよい。
関連病変の種別の決定に用いるテーブルやルールは、例えば、医学的な知識に基づき作成される。医学的な知識とは、例えば、原発巣と転移巣の関係、合併の関係、重篤化リスクを評価に関する関係などである。原発巣と転移巣の関係は、例えば、原発性肺癌を疑う肺結節に対しては、原発性肺癌の転移先として考えられる胸壁、腹膜、肝臓、すい臓の腫瘤などが関連病変となる。また、転移性肺癌を疑う肺結節に対しては、原発巣として考えられる大腸、腎臓、乳腺の腫瘤などが関連病変となる。また、肺の網状影は関節リウマチの合併の可能性がありその鑑別のために、腱鞘炎、骨浸食、骨炎などが関連病変となる。また、膵炎の場合には、重篤化リスクを判定するために膵肥大、膵壊死などが関連病変となる。
(関連病変検出取得部316)
関連病変検出取得部316は、関連病変決定部315で決定された関連病変の種別に対する病変検出部312の検出結果を取得する。すなわち、関連病変検出取得部316は、病変検出部312による複数の病変の検出結果から関連病変決定部315で決定された関連病変の検出結果を取得する。
(稼働状態取得部317)
稼働状態取得部317は、医用画像データから病変を検出する病変検出部312による検出処理の稼働状態を示す情報(以下、稼働情報ともいう)を病変検出部312から取得する。また、稼働状態取得部317は、関連病変の種別に応じて、関連病変を検出する病変検出部312による検出処理の稼働状態を示す情報を取得する。なお、検出処理の稼働状態は、検出処理の実施状態、実行状態と言い換えることもできる。
実施形態1の稼働状態を示す情報には、病変種別毎に、病変検出部312による病変検出(病変の検出処理)が実施されたか否か(実施有無)を示す情報が含まれる。すなわち、稼働状態を示す情報には、病変の検出処理が実施済(実施済で検出、実施済で未検出)であることを示す情報と、病変の検出処理が未実施であることを示す情報が含まれる。また、稼働状態を示す情報には、病変の検出処理が実施中であることを示す情報、すなわち、病変の検出処理が開始されたが検出処理が終了していない状態を示す情報が含まれる。病変の検出処理が実施中の場合に、稼働状態取得部317は、検出処理の進捗度、検出処理が終了するまでの残り時間を示す情報を病変検出部312から取得して、情報提示部318は、稼働状態取得部317により取得された検出処理の進捗度および検出処理が終了するまでの残り時間のうち少なくともいずれか一方を、稼働状態を示す情報と併せてディスプレイ207(表示部)に提示(表示)するようにしてもよい。
また、稼働状態取得部317は、病変検出部312から、関連病変決定部315で決定された関連病変に対する検出処理の稼働状態を示す情報を取得する。すなわち、稼働状態取得部317は、病変検出部312による関連病変に対する検出処理の稼働状態を示す情報(以下、関連稼働情報ともいう)を取得する。
関連病変に対する検出処理の稼働状態を示す情報には、病変検出部312による関連病変に対する病変検出(関連病変の検出処理)が実施されたか否か(実施有無)を示す情報が含まれる。関連病変の場合も同様に、検出処理の稼働状態を示す情報には、関連病変の検出処理が実施済(実施済で検出、実施済で未検出)であることを示す情報と、関連病変の検出処理が未実施であることを示す情報が含まれる。また、関連病変に対する検出処理の稼働状態を示す情報には、関連病変の検出処理が実施中であることを示す情報が含まれる。
稼働状態取得部317は、病変検出部312により検出された、全ての病変種別に対する稼働状態を示す情報を取得してもよいし、関連病変決定部315で決定された関連病変に対する検出処理の稼働状態を示す情報のみを取得してもよい。
(情報提示部318)
稼働状態を示す情報を提示する情報提示部318は、ディスプレイ207におけるユーザインタフェース画面400の表示を制御する。情報提示部318は、関連病変検出取得部316により取得した関連病変の検出結果と稼働状態取得部317により取得した稼働状態を示す情報をディスプレイ207に表示する。また、情報提示部318は、画像取得部311により取得した医用画像データ321-i(i=1,2、3、・・・)や検出結果取得部313により取得した病変の検出結果をディスプレイ207に表示する。ディスプレイ207における検出結果の表示において、情報提示部318は、関連病変の検出結果と、他の病変(検出結果取得部313により取得した病変)の検出結果とを区別できるように表示する。
本実施形態では、情報提示部318は、病変検出部312により検出された複数の病変の検出結果と、関連病変の検出結果とを区別して提示(表示)する。情報提示部318は、図4のユーザインタフェース画面400に示すように、関連病変の検出結果を表示する領域(例えば、403)と、他の病変の検出結果を表示する領域(例えば、402)のように、表示領域を分けて検出結果を表示する例を説明する。この例に限られず、情報提示部318による検出結果の表示は、例えば、文字や背景の色を変えた表示や、アイコン画像を変えた表示などで、検出結果を区別できるようにしてもよい。
また、情報提示部318は、関連病変に対する検出処理の稼働状態を示す情報であるか否かを区別できるように表示する。本実施形態では、検出結果と同様にディスプレイ207の表示領域を分けた表示を行う例を説明するが、この例に限られず、情報提示部318は、文字や背景の色を変えた表示、アイコン画像を変えた表示などにより、関連病変に対する検出処理の稼働状態を示す情報であるか否かを区別できるようにしてもよい。病変検出部312による検出処理が実行され、病変が検出されている場合、情報提示部318は、該検出された病変を提示する。
(ユーザインタフェース画面)
図4は、本実施形態の情報処理装置101のユーザインタフェース画面400の一例を示す図である。ユーザインタフェース画面400はディスプレイ207に表示され、ユーザによる各種操作はキーボード209、マウス210を介して入力される。
図4において、ユーザインタフェース画面400は、医用画像データ表示領域401、病変検出結果表示領域402、関連病変検出結果表示領域403を有する。
情報提示部318は、医用画像データ表示領域401に、画像取得部311が取得した医用画像データを表示する。また、情報提示部318は、キーボード209やマウス210による操作に応じて、医用画像データ表示領域401に表示した画像のWL/WW(ウィンドウレベル(Window Level)/ウィンドウ幅(Window Width))やスライス位置、拡大率などを変更する表示制御が可能である。
また、情報提示部318は、医用画像データの表示上に検出病変指定部314により指定された病変の位置を提示(表示)する。情報提示部318は、医用画像データ表示領域401の医用画像データの表示上に、検出結果取得部313が取得した病変の検出結果に基づき、検出病変指定部314により指定された病変の位置を示すアノテーション411を医用画像データの表示上に表示する。また、指定された病変の位置の表示例として、例えば、病変領域をハイライトにより強調する画像(オーバレイ画像)を医用画像上に表示してもよい。
情報提示部318は、複数の病変の検出結果と、各病変に対する検出処理の稼働状態を示す情報とを併せて提示(表示)する。病変検出結果表示領域402において、情報提示部318は、検出結果取得部313により取得した病変の検出結果(病変検出結果)421-i(i=1,2,3,4,・・・)を表示する。病変検出結果421-i(i=1,2,3,4,・・・)は検出結果取得部313により取得した病変の検出結果に対応するもので、病変検出結果表示領域402には、検出結果取得部313により取得した病変の検出結果のみが表示される。
病変検出結果表示領域402において、情報提示部318は、病変検出結果421-i(i=1,2,3,4,・・・)と、稼働状態取得部317で取得した病変の検出処理の稼働状態を示す情報とを併せて提示(表示)する。例えば、病変検出結果421-1は「病変種別1-1」の病変を検出したことを示している。「検出」の表示は、稼働状態を示す情報に基づいたもので、病変検出部312による病変検出(病変の検出処理)の実施により、病変が検出されたことを示す(検出処理は実施済であり、病変が検出されたことを示す)。
病変検出結果表示領域402の表示において、「病変種別1-2」、「病変種別2-1」、「病変種別2-2」における「検出」の表示も同様であり、病変検出部312による病変の検出処理の実施により、各病変種別が検出されたことを示す。すなわち、検出処理は実施済であり、病変が検出されたことを示す。
また、病変検出結果表示領域402では、病変の検出結果上でのマウス210の左クリックなどの操作により当該病変の検出結果を指定することができる。検出病変指定部314は、検出結果取得部313で取得した複数の病変の検出結果から、ユーザの操作に基づいて、少なくとも1つの病変を指定する操作を検出する。
情報提示部318は、指定された検出結果を他の病変の検出結果と区別できるように強調して表示する。強調表示の一例として、例えば、病変検出結果421-2で示すように、枠線と背景を強調して表示することも可能である。強調表示としては、他の病変の検出結果と区別するための識別表示(例えば、文字やアイコン画像)を検出結果の表示と組み合わせることも可能である。
病変検出結果表示領域402における病変の検出結果の指定に応じて、情報提示部318は、アノテーション411の表示位置を、指定された病変の検出結果に対応する病変の検出位置に基づき更新する。
また、関連病変検出取得部316により取得した関連病変の検出結果に基づき、情報提示部318は、関連病変検出結果表示領域403の表示内容を更新する。例えば、病変検出結果表示領域402における病変の検出結果の指定が変更された場合に、変更指定された病変に関連する関連病変の検出結果に基づいて、情報提示部318は、関連病変検出結果表示領域403の表示内容を更新する。
情報提示部318は、関連病変の検出結果と、関連病変に対する検出処理の稼働状態を示す情報とを併せて提示(表示)する。関連病変検出結果表示領域403において、情報提示部318は、関連病変検出取得部316により取得した関連病変の検出結果(関連病変検出結果)431-i(i=1,2,3,4,・・・)を表示する。情報提示部318は、関連病変検出結果431-i(i=1,2,3,4,・・・)として関連病変の病変種別を表示する。
関連病変検出結果表示領域403において、情報提示部318は、関連病変検出結果431-i(i=1,2,3,4,・・・)と、稼働状態取得部317で取得した関連病変の検出処理の稼働状態を示す情報とを併せて表示する。関連病変検出結果表示領域403には、例えば、関連病変検出結果431-1の表示のように、関連病変の「病変種別3」が未検出であっても、関連病変に対する検出処理の稼働状態の提示として、未検出である旨が表示される。「未検出」の表示は、関連病変に対する検出処理の稼働状態を示す情報に基づいたもので、病変検出部312による病変検出(関連病変の検出処理)が実施されにもかかわらず、関連病変が検出されなかったことを示す。すなわち、検出処理は実施済であり、病変(関連病変)は未検出であることを示す。
関連病変に対する検出処理が未実施の場合は、稼働状態を示す情報として、未実施である旨が表示される。例えば、関連病変検出結果431-3の表示において、関連病変の「病変種別5」に対する検出処理の稼働状態に関しては、検出処理が未実施であることを示す表示(「未実施」)が表示される。「未実施」の表示は、関連病変に対する検出処理の稼働状態を示す情報に基づいたもので、病変検出部312による関連病変の検出処理が未実施であることを示す。
(処理フロー)
図5は、本実施形態の情報処理装置101の処理を示すフロー図である。本処理は、情報処理装置101の起動後に、他のシステム或いはユーザによる指示に基づき開始される。処理を開始する際には、処理の対象となる症例が指定される。
ステップS501では、画像取得部311が、LAN103を介して症例DB102より、起動時に指定された症例の医用画像データ321-i(i=1,2,3,・・・)を取得する。
ステップS502では、病変検出部312が、ステップS501で取得した医用画像データ321-i(i=1,2,3,・・・)から病変を検出する。
ステップS503では、情報提示部318が、ステップS501で取得した医用画像データ321-i(i=1,2,3,・・・)をユーザインタフェース画面400の医用画像データ表示領域401に表示する。また、キーボード209やマウス210の操作に基づき、表示する画像のWL/WWやスライス位置、拡大率などを変更する。
ステップS504では、検出結果取得部313が、病変検出部312から、病変の検出結果を取得する。病変の検出結果には、検出された病変の種別を示す情報と、医用画像データ321-i(i=1,2,3,・・・)内での病変の位置を特定可能な情報が含まれる。
ステップS505では、情報提示部318が、ステップS504で取得した病変の検出結果に基づき、ユーザインタフェース画面400の病変検出結果表示領域402に病変検出結果421-i(i=1,2,3,4,・・・)を表示する。
ステップS506では、検出病変指定部314が、病変検出結果表示領域402に表示された複数の病変の検出結果から病変を指定する操作の有無を判定する。すなわち、検出病変指定部314は、キーボード209やマウス210からの入力に基づき検出された病変を指定する操作の有無を検出する。ステップS506において、検出病変指定部314が病変の指定を検出すると(ステップS506のYes)、処理はステップS511に進められる。一方、ステップS506の判定で、病変の指定が検出されない場合(ステップS506のNo)、処理はステップS507に進められる。
ステップS507では、不図示のOS(Operating System)が、情報処理装置101の処理の終了を判定する。処理の終了は、OSのシャットダウン操作、電源オフの操作、ウインドウを閉じる操作、プロセス停止などの終了操作の有無により判定する。OSが終了操作を検出すると(ステップS507のYes)、処理を終了し、終了操作が検出されない場合には(ステップS507のNo)、処理はステップS503に戻され、ステップS503から同様の処理を繰り返す。
一方、検出病変指定部314が病変の指定を検出すると(ステップS506のYes)、ステップS511では、関連病変決定部315が、ステップS506で検出した病変の検出結果の指定に基づき、指定された病変に関連する関連病変を決定する。
ステップS512では、関連病変検出取得部316が、ステップS511で決定された関連病変に対する検出結果を取得する。
ステップS513では、情報提示部318が、ステップS512で取得された関連病変の検出結果に基づき、ユーザインタフェース画面400の関連病変検出結果表示領域403に、関連病変検出結果431-i(i=1,2,3,・・・)を表示する。
ステップS514では、稼働状態取得部317が、ステップS511で決定した関連病変に対する検出処理の稼働状態を示す情報(関連稼働情報)を取得する。稼働状態取得部317は、稼働状態を示す情報として、病変検出部312による関連病変に対する病変検出(関連病変の検出処理)が実施されたか否か(実施有無)を示す情報を取得する。関連病変に対する検出処理の稼働状態を示す情報には、関連病変の検出処理が実施済(実施済で検出、実施済で未検出)であることを示す情報と、関連病変の検出処理が未実施であることを示す情報と、関連病変の検出処理が実施中であることを示す情報が含まれる。
ステップS515では、情報提示部318が、ステップS514で取得された、関連病変に対する検出処理の稼働状態を示す情報を、関連病変検出結果表示領域403の関連病変検出結果431-i(i=1,2,3,・・・)に表示(提示)する。ステップS515の処理が終わると処理はステップS507に進められる。
ステップS507において、OSが終了操作を検出すると(ステップS507のYes)、処理を終了し、終了操作が検出されない場合には(ステップS507のNo)、処理はステップS503に戻され、ステップS503から同様の処理を繰り返す。
本実施形態によれば、病変を検出する検出処理の稼働状態を提示することができる。また、本実施形態によれば、ユーザインタフェース画面の表示において、ユーザが検出された病変を指定すると、指定された病変に関連する関連病変の種別が自動で決定され、関連病変の検出結果が表示される。そのため、検出対象となる病変の数が拡大しても、関連する他の病変の検出結果の有無を見つけ易くすることができる。
また、病変の検出処理の稼働状態を表示するため、病変が検出されない場合でも、病変検出処理が実行されて検出されていないのか、病変検出処理が実行されておらず検出されていないのかを区別し易くすることができる。
(実施形態1の変形例)
情報処理装置101は、例えば、画像処理ワークステーション、電子カルテ、複数の種類の装置からの情報を統合して表示する統合ビューワ、超音波診断装置など医用画像を撮像する装置でもよい。
また、病変検出部312は、画像処理サーバなど、情報処理装置101とネットワーク接続された他の装置上にあってもよい。また、病変検出部312は、医用画像データ321-i(i=1,2,3,・・・)が撮像されたタイミングで病変の検出をしてもよいし、症例DB102に医用画像データ321-i(i=1,2,3,・・・)が保存されたタイミングで病変の検出をしてもよい。また、病変検出部312は、医用画像データの撮像や症例DB102に医用画像データを保存する際に、バックグラウンド処理で病変の検出を行い、検出結果を症例DB102等の記憶装置に記憶してもよい。この場合、検出結果取得部313は、記憶装置から検出結果を取得すればよい。
病変検出部312は、SVM(Support Vector Machine)などCNN以外の手法を用いて、取得した医用画像データ321-i(i=1,2、3、・・・)から複数種類の病変を検出してもよい。また、関連病変決定部315は、過去の読影レポート、論文、診療ガイドラインを言語処理することで医学的な知識を抽出し、関連病変の決定に用いるテーブルやルールを作成してもよい。
<実施形態2>
実施形態2の情報処理装置601は、実施形態1の情報処理装置101に加えて、関連病変に対する検出処理の稼働状態を示す情報において、関連病変の検出処理が未実施である場合には、未実施の検出処理の実施可否を示す情報を提示する。関連病変の検出処理が未実施であり、かつ、未実施の検出処理が実施可能である場合に、情報処理装置601の指示部319(図6)は、病変検出部312に対して未実施の検出処理の実施を指示する。尚、実施形態2の情報処理装置601のシステム構成は図1と同様であり、ハードウェア構成は図2を用いて説明した実施形態1と同様であるため説明を省略する。
実施形態2で説明する情報処理装置601の処理において、稼働状態を示す情報には、病変検出部312による病変検出(病変の検出処理)が実施されたか否か(実施有無)を示す情報と、病変の検出処理の実施可否を示す情報とが含まれる。すなわち、稼働状態を示す情報には、病変の検出処理が実施済(実施済で検出、実施済で未検出)であることを示す情報と、病変の検出処理が未実施であることを示す情報と、病変の検出処理が実施中であることを示す情報と、未実施の検出処理の実施可否を示す情報とが含まれる。なお、本実施形態では、未実施の検出処理として、関連病変検出結果表示領域403に表示された関連病変を例に説明するが、病変検出結果表示領域402に表示された病変に対する検出処理が未実施の場合であっても同様である。
(機能ブロック)
図6は、本実施形態の情報処理装置601の機能構成を示す図である。図3を用いて説明した実施形態1の情報処理装置101の機能ブロックと同一の機能ブロックについては同一の番号を付し、その説明を省略する。図6において、情報処理装置601の機能構成は、実施形態1の情報処理装置101に加えて、指示部319を備える点で相違する。指示部319の機能構成は、記憶媒体201に記憶された所定のコンピュータプログラムがRAM204に読み出されて、CPU203が演算処理を実行することで実現される。
(指示部319)
指示部319は、検出処理の稼働状態を示す情報において、検出処理が未実施であり、かつ、未実施の検出処理が実施可能である場合に、当該検出処理の実施を病変検出部312に指示する。本実施形態では、指示部319による未実施の関連病変の検出処理の指示は、指示確認ウインドウ404を介してユーザの確認を受けて実施する構成を説明する。
(ユーザインタフェース画面)
図7は、本実施形態の情報処理装置601のユーザインタフェース画面700の一例を示す図である。尚、図4を用いて説明した実施形態1のユーザインタフェース画面400と同一の部分については同一の番号を付し、その説明を省略する。
情報提示部318は、ディスプレイ207におけるユーザインタフェース画面700の表示を制御する。本実施形態のユーザインタフェース画面700は、実施形態1で説明したユーザインタフェース画面400と同様の画面構成を有している。本実施形態では、更に、病変(関連病変)の検出処理が未実施である場合に、情報提示部318は、関連病変検出結果431-i(i=1,2,3,・・・)のうち、未実施の検出処理の実施可否を示す情報をユーザインタフェース画面700に提示する。
図7に示すように、情報提示部318は、関連病変の「病変種別5」の検出処理が未実施であることを示す表示(「未実施」)と、当該検出処理が実施可能であることを示す表示(「実施可」)とを、関連病変検出結果431-4の表示に併せて表示する。
関連病変検出結果431-4の表示がユーザにより指定されると、情報提示部318は、指定された関連病変検出結果431-4の表示を、他の関連病変の検出結果(例えば、431-1、431-2)と区別しやすくするために、枠線と背景を強調して表示する。なお、強調表示としては、他の関連病変の検出結果と区別するために、識別表示(例えば、文字やアイコン画像)を検出結果の表示と組み合わせることも可能である。
ユーザが関連病変検出結果431-4の表示を指定すると、未実施の検出処理を実施するか否かについて、情報提示部318は、ユーザの確認を求めるための指示確認ウインドウ404をディスプレイ207に表示する。すなわち、ユーザの指定操作によって、検出処理が未実施であり、かつ、未実施の検出処理が実施可能である関連病変検出結果(例えば、431-4)が指定された場合に、情報提示部318は、指示確認ウインドウ404をディスプレイ207に表示する。
指示確認ウインドウ404において、ユーザはキーボード209やマウス210の操作により、未実施の検出処理を実施するか否かを指示することが可能である。ユーザが、指示確認ウインドウ404において、「はい」を指示すると、指示部319は当該関連病変の検出処理の実施を病変検出部312に指示する。一方、ユーザが、指示確認ウインドウ404において、「いいえ」を指示すると、指示部319は、当該関連病変の検出処理の実施を病変検出部312に対して指示しない。
(処理フロー)
図8は、本実施形態の情報処理装置601の処理を示すフロー図である。尚、図5を用いて説明した実施形態1の処理フローの各ステップと同一のステップについては同一の番号を付し、その説明を省略する。
ステップS516では、関連病変検出結果431-i(i=1,2,3,・・・)の表示(S515)におけるユーザの指定操作が行われた場合に、指示部319は、検出処理の稼働状態を示す情報に基づいて、検出処理が未実施であり、かつ、未実施の検出処理が実施可能であるか否かを判定する。ステップS516の判定処理で、検出処理が未実施であり、かつ、未実施の検出処理が実施可能でない場合(ステップS516のNo)、指示部319は、ステップS507に処理を戻す。一方、検出処理が未実施であり、かつ、未実施の検出処理が実施可能である場合(ステップS516のYes)、指示部319は、ステップS521に処理を進める。
ステップS521では、指示部319が、病変検出部312に、ステップS516で稼働状態を示す情報が未実施であり、かつ、実施可能であると判定された関連病変の検出処理の実施を病変検出部312に指示する。そして、処理はステップS507に戻され、処理の終了判定が行われる。
本実施形態では、未実施であり、かつ、実施可能である検出処理を実施するか否かについて、情報提示部318は、図7に示すような、ユーザの確認を求めるための指示確認ウインドウ404をディスプレイ207に表示する。ユーザが、指示確認ウインドウ404において、「はい」を指示すると、指示部319は当該関連病変の検出処理の実施を病変検出部312に指示する。また、ユーザが、指示確認ウインドウ404において、「いいえ」を指示すると、指示部319は当該関連病変の検出処理の実施を病変検出部312に指示せず、本ステップの処理を終了し、処理をステップS507に戻す。
本実施形態によれば、病変を検出する検出処理の稼働状態を提示することができる。また、本実施形態によれば、ユーザインタフェース画面の表示において、ユーザが検出された病変を指定すると、指定された病変に関連する関連病変の種別が自動で決定され、関連病変の検出結果が表示される。そのため、検出対象となる病変の数が拡大しても、関連する他の病変の検出結果の有無を見つけ易くすることができる。
また、病変の検出処理の稼働状態を表示するため、病変が検出されない場合でも、病変検出処理が実行されて検出されていないのか、病変検出処理が実行されておらず検出されていないのかを区別し易くすることができる。
また、病変の検出処理が未実施であり、かつ、実施可能な場合には、病変検出の処理を指示することにより、指示された未実施の病変(関連病変)の検出処理の実施を容易に行うことが可能になる。
(実施形態2の変形例)
実施形態2では、指示部319による未実施の関連病変の検出処理の指示は、指示確認ウインドウ404を介してユーザの確認を受けて実施しているが、指示部319は、稼働状態を示す情報に基づいて病変検出部312による検出処理の実施を指示してもよい。すなわち、ユーザの確認を受けずに、指示部319は、稼働状態を示す情報に応じて、検出処理が未実施であり、かつ、未実施の検出処理が実施可能である場合に、未実施の病変の検出処理の実施を病変検出部312に対して指示してもよい。
<実施形態3>
本実施形態の情報処理装置1101を含む情報処理システム10の構成は図1と同様であり、情報処理装置1101のハードウェア構成は図2を用いて説明した実施形態1の情報処理装置101のハードウェア構成と同様である。
図11は、本実施形態の情報処理装置1101の機能構成を示す図である。実施形態1の情報処理装置101の機能ブロック及び実施形態2の情報処理装置601の機能ブロックと同一の機能ブロックについては同一の番号を付し、その説明を省略する。図11において、情報処理装置1101の機能構成は、実施形態1の情報処理装置101及び実施形態2の情報処理装置601に加えて、病変検出導入部320を備える点で相違する。病変検出導入部320の機能構成は、記憶媒体201に記憶された所定のコンピュータプログラムがRAM204に読み出されて、CPU203が演算処理を実行することで実現される。
実施形態3で説明する情報処理装置1101の処理において、稼働状態を示す情報には、病変検出部312による病変検出(病変の検出処理)が実施されたか否か(実施有無)を示す情報と、病変の検出処理の実施可否を示す情報と、未実施の検出処理が実施できない場合(実施否である場合)に、検出処理が実施できない理由(実施否の理由)に関する情報が含まれる。情報提示部318は、前記稼働状態を示す情報が、前記検出処理が実施できない状態を示す情報である場合に、当該検出処理が実施できない理由に関する情報を提示する。
本実施形態の情報処理装置1101の情報提示部318は、実施形態2の情報処理装置601の構成に加えて、稼働状態を示す情報において、未実施の検出処理が実施できない場合(実施否である場合)に、検出処理が実施できない理由(実施否の理由)に関する情報を提示する。なお、本実施形態では、実施否の検出処理として、関連病変検出結果表示領域403に表示された関連病変を例に説明するが、病変検出結果表示領域402に表示された病変に対する検出処理が実施否の場合であっても同様である。
(ユーザインタフェース画面)
図9A及び図9Bは、本実施形態の情報処理装置1101のユーザインタフェース画面900の一例を示す図である。尚、図4を用いて説明した実施形態1及び図7を用いて説明した実施形態2のユーザインタフェースと同一の部分については同一の番号を付し、その説明を省略する。
情報提示部318は、ディスプレイ207におけるユーザインタフェース画面900の表示を制御する。本実施形態のユーザインタフェース画面900(図9A図9B)は、実施形態2で説明したユーザインタフェース画面700と同様の画面構成を有している。
本実施形態では、稼働状態を示す情報において、未実施の検出処理が実施否である場合に、情報提示部318は、実施否の理由に関する情報をユーザインタフェース画面900に提示する。
本実施形態では、検出処理が実施できない理由に関する情報には、指定された病変(関連病変)に関し、病変検出部312に対して病変検出機能が導入されていない未導入を示す情報と、医用画像データが病変検出部312による検出処理の実施条件外のデータであることを示す情報と、が含まれる。
図9A及び図9Bの表示例において、情報提示部318は、関連病変の「病変種別6」の検出処理が実施できないことを示す表示(「実施否」)と、指定された病変(関連病変)に対する検出機能が病変検出部312に対して未導入であることを示す表示(「未導入」)とを、関連病変検出結果431-5の表示に併せて表示する。
また、情報提示部318は、関連病変の「病変種別7」の検出処理が実施否であることを示す表示(「実施否」)と、医用画像データが検出処理に適合しない実施条件外のデータであることを示す表示(「実施条件外」)とを、関連病変検出結果431-6の表示に併せて表示する。
ユーザインタフェース画面900は、画面構成として、検出機能を導入するか否かを確認するための導入確認ウインドウ405(例えば、図9A)と、実施条件に適合した画像データ(医用画像データ)を取得するか否かの確認を行うための画像取得確認ウインドウ406(例えば、図9B)とを有する。情報提示部318は、検出処理が実施否の理由(未導入、または適用条件外)に応じて、導入確認ウインドウ405と画像取得確認ウインドウ406とのうち、いずれか一方のウインドウをユーザインタフェース画面900に提示する。
(導入確認ウインドウ405:図9A
図9Aは、導入確認ウインドウ405が表示されたユーザインタフェース画面900を例示する図である。図9Aに示すように、関連病変検出結果431-5(実施否、未導入)の表示がユーザにより指定されると、情報提示部318は、指定された関連病変検出結果431-5の表示を、他の関連病変の検出結果の表示(例えば、431-2、431-4、431-6)と区別しやすくするために、枠線と背景を強調して表示する。なお、強調表示としては、他の関連病変の検出結果と区別するために、識別表示(例えば、文字やアイコン画像)を検出結果の表示と組み合わせることも可能である。
ユーザが関連病変検出結果431-5の表示を指定すると、未導入の検出機能を病変検出部312に対して導入するか否かについて、情報提示部318は、ユーザの確認を求めるための導入確認ウインドウ405をディスプレイ207に表示する。すなわち、情報提示部318は、ユーザの指定操作によって、検出処理が実施否であり、かつ、未実施の検出処理に対応する検出機能が病変検出部312に対して未導入である関連病変検出結果(例えば、431-5)の表示が指定された場合に、導入確認ウインドウ405をディスプレイ207に表示する。
導入確認ウインドウ405において、ユーザはキーボード209やマウス210の操作により、未導入の検出機能を病変検出部312に対して導入するか否かを指示することが可能である。ここで、病変検出機能の導入には、病変検出部312が病変を検出する際に実行する病変検出ソフトウェアのインストールや、病変を検出する病変検出ソフトウェアにおける未導入の病変検出機能を有効化するための情報(例えば、アクティベーションキーなどの認証情報)の入力などが含まれ得る。
ユーザが、導入確認ウインドウ405において、「いいえ」を指示すると、指示部319は、未導入の病変検出機能の導入に関する処理は行わない。一方、ユーザが、導入確認ウインドウ405において、「はい」を指示すると、指示部319は、以下の処理を実行する。
(病変検出ソフトウェアのインストール)
本実施形態では、指示部319は、検出処理が実施できない理由に関する情報が未導入を示す情報である場合に、病変検出導入部320に対して未導入の病変検出機能の導入を指示する。ユーザが、導入確認ウインドウ405において、「はい」を指示すると、指示部319は、病変検出導入部320に対して未導入の病変検出機能の導入を指示する。病変検出導入部320は、LANインタフェース205、LAN103を介して、不図示の外部サーバから、未導入の病変検出機能を実現する病変検出ソフトウェアを、記憶媒体201にダウンロードし記憶する。病変検出導入部320は、病変検出部312に病変検出ソフトウェアを登録する。病変検出部312は、登録された病変検出ソフトウェアを読み出し、実行することで、実施否であった病変検出処理が実施可能となる。
(アクティベーションキーの入力)
未導入の病変検出機能を実現する病変検出ソフトウェアが、予め、記憶媒体201に記憶されている場合に、ユーザが、導入確認ウインドウ405において、「はい」を指示すると、指示部319は病変検出導入部320に未導入の病変検出機能の導入を指示する。
病変検出導入部320は、LANインタフェース205、LAN103を介して、不図示の外部サーバから、病変検出ソフトウェアにおける未導入の病変検出機能を有効化するためのアクティベーションキー(所定の文字列など)をダウンロードし、RAM204などに一時保存する。病変検出導入部320は、病変検出部312にアクティベーションキーを登録する。病変検出部312は、病変検出ソフトウェアを記憶媒体201から読み出し、登録したキーを設定することで、実施否であった病変検出処理が実施可能となる。
(画像取得確認ウインドウ406:図9B
図9Bは、画像取得確認ウインドウ406が表示されたユーザインタフェース画面900を例示する図である。図9Bに示すように、関連病変検出結果431-6(実施否、適用条件外)の表示がユーザにより指定されると、情報提示部318は、指定された関連病変検出結果431-6の表示を、他の関連病変の検出結果の表示(例えば、431-2、431-3、431-5)と区別しやすくするために、枠線と背景を強調して表示する。なお、強調表示としては、他の関連病変の検出結果と区別するために、識別表示(例えば、文字やアイコン画像)を検出結果の表示と組み合わせることも可能である。
ユーザが関連病変検出結果431-6の表示を指定すると、実施条件に適合した画像データ(医用画像データ)を取得するか否かについて、情報提示部318は、ユーザの確認を求めるための画像取得確認ウインドウ406をディスプレイ207に表示する。すなわち、情報提示部318は、ユーザの指定操作によって、検出処理が実施否であり、かつ、医用画像データが実施条件外(適用条件外)のデータである関連病変検出結果(例えば、431-6)の表示が指定された場合に、画像取得確認ウインドウ406をディスプレイ207に表示する。
情報提示部318は、検出処理の実施条件を満たす医用画像データを取得するための条件を追加または変更することが可能な条件指定部407(チェックボックス)を有する画像取得確認ウインドウ406を提示する。ユーザはキーボード209やマウス210の操作により、条件指定部407の指定により、画像取得の条件を追加、または変更することができる。図9Bに示す画像取得確認ウインドウ406では、条件指定部407の指定により、条件1、条件2が指定された状態(チェック有り)であり、条件3は画像取得の条件から除外された状態(チェック無し)が表示されている。ここで、画像取得のための条件には種々の条件が含まれ、例えば、医用画像を撮像するモダリティ、再構成関数、造影条件、時相、撮像範囲などが含まれ得る。
画像取得確認ウインドウ406において、ユーザはキーボード209やマウス210の操作により、実施条件に適合した画像データ(医用画像データ)を取得するか否かを画像取得部311に対して指示することが可能である。ユーザが、画像取得確認ウインドウ406において、「中止」を指示すると、指示部319は、画像取得部311に対して、実施条件に適合した画像データ(医用画像データ)の取得の指示を行わない。一方、ユーザが、画像取得確認ウインドウ406において、「実施」を指示すると、指示部319は、指定された条件に適合した画像データ(医用画像データ)の取得を画像取得部311に対して指示する。すなわち、本実施形態では、指示部319は、検出処理が実施できない理由に関する情報が実施条件外のデータであることを示す情報である場合に、検出処理の実施条件を満たす医用画像データの取得を画像取得部311に対して指示する。
画像取得部311は、実施条件を満たす医用画像データを、取得済みの医用画像データから生成してもよいし、実施条件を満たす医用画像データを外部から取得するために、オーダリングシステム等に取得のためのオーダーを送信してもよい。
画像取得部311は、指示部319から画像取得の指示を受信すると、指定された条件に適合した画像データ(医用画像データ)の取得処理を行う。医用画像データを外部から取得する場合に、画像取得部311は、LAN103を介して、画像の再構成などの条件を含む撮像指示を、不図示の病院情報システム(Hospital Information Systems:HIS)や放射線科情報システム(Radiology Information Systems:RIS)を含むオーダリングシステムへ出力する。画像取得部311は、指定された条件に基づいて、HISやRISのモダリティにより撮像された画像データを取得してもよいし、画像取得部311は、症例DB102または不図示の画像保存通信システム(Picture Archiving and Communication Systems:PACS)から条件に適合した画像データを取得してもよい。画像取得部311は取得した画像データを記憶媒体201に記憶する。画像取得部311により取得された画像データは、病変検出の実施条件(適用条件)に適合するものであり、病変検出部312は、画像取得部311により取得された画像データに用いることにより、実施否であった病変検出処理が実施可能となる。
(処理フロー)
図10は、本実施形態の情報処理装置1101の処理を示すフロー図である。尚、図5を用いて説明した実施形態1の処理フローの各ステップ及び図8を用いて説明した実施形態2の処理フローの各ステップと同一のステップについては同一の番号を付し、その説明を省略する。
ステップS517では、関連病変検出結果431-i(i=1,2,3,・・・)の表示(S515)におけるユーザの指定操作が行われた場合に、指示部319は、検出処理の稼働状態を示す情報に基づいて、検出処理が実施否であり、かつ、実施否の理由が未導入であるか否かを判定する。ステップS517の判定処理で、検出処理が実施否であり、かつ、実施否の理由が未導入である場合(ステップS517のYes)、指示部319は処理をステップS531に進める。
ステップS531では、指示部319は、病変検出導入部320に対して未導入の病変検出機能の導入を指示する。病変検出導入部320は指示部319からの指示を受信すると、病変検出部312は、病変検出機能を導入するための導入処理を行う。病変検出機能を導入するための具体的な処理は、導入確認ウインドウ405を参照して説明したとおりである。
本実施形態では指示の実施の際に、導入確認ウインドウ405において、ユーザはキーボード209やマウス210の操作により、未導入の検出機能を病変検出部312に対して導入するか否かを指示することが可能である。ユーザが、導入確認ウインドウ405において、「はい」を指示すると、指示部319は、病変検出導入部320に未導入の病変検出機能の導入を指示する。ユーザが、導入確認ウインドウ405において、「いいえ」を指示すると、指示部319は、未導入の病変検出機能の導入に関する処理を行わず、本ステップの処理を終了し、処理をステップS518に進める。
一方、ステップS517の判定処理で、検出処理が実施否であり、かつ、実施否の理由が未導入でない場合(ステップS517のNo)、指示部319は処理をステップS518に進める。
ステップS518では、関連病変検出結果431-i(i=1,2,3,・・・)の表示(S515)におけるユーザの指定操作が行われた場合に、指示部319は、検出処理の稼働状態を示す情報に基づいて、検出処理が実施否であり、かつ、実施否の理由が実施条件外であるか否かを判定する。ステップS518の判定処理で、検出処理が実施否であり、かつ、実施否の理由が実施条件外である場合(ステップS518のYes)、指示部319は処理をステップS541に進める。
ステップS541では、指示部319は、指定された条件に適合した画像データ(医用画像データ)の取得を画像取得部311に対して指示する。画像取得部311は、指示部319から画像データ(医用画像データ)の取得の指示を受信すると、指定された条件に適合した画像データ(医用画像データ)を取得するための取得処理を行う。具体的な処理は、画像取得確認ウインドウ406を参照して説明したとおりである。
本実施形態では指示の実施の際に、画像取得確認ウインドウ406において、ユーザはキーボード209やマウス210の操作により、実施条件に適合した画像データ(医用画像データ)を取得するか否かを画像取得部311に対して指示することが可能である。ユーザが、画像取得確認ウインドウ406において、「実施」を指示すると、指示部319は、指定された条件に適合した画像データ(医用画像データ)の取得を画像取得部311に対して指示する。ユーザが、画像取得確認ウインドウ406において、「中止」を指示すると、指示部319は、画像取得部311に対して、実施条件に適合した画像データ(医用画像データ)の取得の指示を行わず、本ステップの処理を終了する。
一方、ステップS518の判定処理で、検出処理が実施否であり、かつ、実施否の理由が実施条件外でない場合(ステップS518のNo)、指示部319は処理をステップS507に戻す。
本実施形態によれば、病変を検出する検出処理の稼働状態を提示することができる。また、本実施形態によれば、ユーザインタフェース画面の表示において、ユーザが検出された病変を指定すると、指定された病変に関連する関連病変の種別が自動で決定され、関連病変の検出結果が表示される。そのため、検出対象となる病変の数が拡大しても、関連する他の病変の検出結果の有無を見つけ易くすることができる。
また、病変の検出処理の稼働状態を表示するため、病変が検出されない場合でも、病変検出処理が実行されて検出されていないのか、病変検出処理が実行されておらず検出されていないのかを区別し易くすることができる。
また、病変の検出処理が未実施であり、かつ、実施可能な場合には、病変検出の処理を指示することにより、指示された未実施の病変(関連病変)の検出処理の実施を容易に行うことが可能になる。
また、検出処理が実施否であり、かつ、未実施の検出処理に対応する検出機能が未導入である場合であっても、病変検出機能の導入を指示することにより、必要となる病変検出機能を病変検出部312に導入することが容易になる。
また、検出処理が実施否であり、かつ、医用画像データが実施条件外のデータである場合であっても、実施条件を満たす医用画像データの取得を指示することにより、病変の検出処理を実施するために必要となる医用画像データの取得が容易になる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
【符号の説明】
101:情報処理装置、311:画像取得部、312:病変検出部、313:検出結果取得部、314:検出病変指定部、315:関連病変決定部、316:関連病変検出取得部、317:稼働状態取得部、318:情報提示部、319:指示部、320:病変検出導入部
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