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特表2022-520514情報投入方法および装置、電子デバイス、記憶媒体、並びにコンピュータプログラム
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  • 特表-情報投入方法および装置、電子デバイス、記憶媒体、並びにコンピュータプログラム 図1
  • 特表-情報投入方法および装置、電子デバイス、記憶媒体、並びにコンピュータプログラム 図2
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  • 特表-情報投入方法および装置、電子デバイス、記憶媒体、並びにコンピュータプログラム 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-03-31
(54)【発明の名称】情報投入方法および装置、電子デバイス、記憶媒体、並びにコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/02 20120101AFI20220324BHJP
   G09F 19/00 20060101ALI20220324BHJP
【FI】
G06Q30/02 398
G09F19/00 Z
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021525594
(86)(22)【出願日】2020-10-16
(85)【翻訳文提出日】2021-05-11
(86)【国際出願番号】 CN2020121588
(87)【国際公開番号】W WO2021143234
(87)【国際公開日】2021-07-22
(31)【優先権主張番号】202010051471.0
(32)【優先日】2020-01-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】520291939
【氏名又は名称】北京市商▲湯▼科技▲開▼▲發▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】BEIJING SENSETIME TECHNOLOGY DEVELOPMENT CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】Room 1101-1117,11th Floor No.58 Northwest 4th Ring Road, Haidian District Beijing 100080 China
(74)【代理人】
【識別番号】110000729
【氏名又は名称】特許業務法人 ユニアス国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】▲趙▼ 馨逸
(72)【発明者】
【氏名】于 萌
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB08
(57)【要約】
本発明の実施例は、情報投入方法および装置、電子デバイス、記憶媒体、並びにコンピュータプログラムを提供し、前記方法は、投入対象に対応する顔画像を取得するステップと、顔画像に基づいて顔属性を決定するステップと、顔属性に対応する目標投入情報を取得して投入するステップと、を含み、ここで、1つの投入対象は、1組の顔属性に対応する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報投入方法であって、
投入対象に対応する顔画像を取得するステップと、
前記顔画像に基づいて顔属性を決定するステップと、
前記顔属性に対応する目標投入情報を取得して投入するステップと、を含み、
1つの投入対象は、1組の顔属性に対応する
ことを特徴とする情報投入方法方法。
【請求項2】
前記顔属性は、顔識別子を含み、
前記顔属性に対応する目標投入情報を取得するステップは、
前記顔識別子に対応する投入すべき情報および履歴投入情報を決定するステップと、
前記投入すべき情報の中の前記履歴投入情報以外の情報を取得するステップと、を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報投入方法。
【請求項3】
前記顔属性は、顔識別子を含み、
前記顔画像に基づいて顔属性を決定するステップは、
顔画像ライブラリから、前記顔画像における第1顔画像と類似度が最も高い参照顔画像を取得するステップと、
前記第1顔画像と前記参照顔画像との間の類似度が閾値よりも大きい場合、前記参照顔画像に対応する識別子を前記第1顔画像に対応する顔識別子として決定するステップと、を含む
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報投入方法。
【請求項4】
前記第1顔画像と前記参照顔画像との間の類似度が前記閾値以下である場合、前記第1顔画像に対応する顔識別子を生成し、前記第1顔画像に対応する顔識別子と前記第1顔画像とを関連付けて前記顔画像ライブラリに記憶するステップをさらに含む
ことを特徴とする請求項3に記載の情報投入方法。
【請求項5】
前記顔属性に対応する目標投入情報を投入した後に、
前記情報投入方法は、
前記顔属性に対応する目標投入情報を前記顔属性に対応する履歴投入情報として決定して記憶するステップをさらに含む
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報投入方法。
【請求項6】
前記投入対象が複数の投入対象を含み、かつ、少なくとも2つの投入対象に対応する顔属性が互いに異なる場合、前記顔属性に対応する目標投入情報を取得した後に、
前記情報投入方法は、
複数組の顔属性に基づいて複数の投入対象の優先度を決定するステップをさらに含み、
前記顔属性に対応する目標投入情報を投入するステップは、
前記複数の投入対象の優先度に基づいて、前記複数の投入対象の中の各々の投入対象に対応する目標投入情報を、順次に投入するかまたはバッチ分けして投入するステップ、または、
前記複数の投入対象の中の少なくとも一部の投入対象に対応する目標投入情報を投入するステップであって、前記少なくとも一部の投入対象の中の各々の投入対象の優先度は、他の投入対象の優先度よりも高く、前記他の投入対象は、前記複数の投入対象の中の前記少なくとも一部の投入対象以外の投入対象であるステップ、を含む
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報投入方法。
【請求項7】
前記顔属性は、性別、年齢、および、表情の中の少なくとも1項を含み、
前記顔属性が性別を含む場合、女性投入対象の優先度は、男性投入対象の優先度よりも高く、および/または、
前記顔属性が年齢を含む場合、投入対象の優先度は、年齢と負の相関を有し、および/または、
前記顔属性が表情を含む場合、ポジティブな表情の投入対象の優先度は、ネガティブな表情の投入対象の優先度よりも高い
ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報投入方法。
【請求項8】
前記顔属性は、総消費金額と消費回数との中の少なくとも1項を含み、
前記顔属性が総消費金額を含む場合、投入対象の優先度は、総消費金額と正の相関を有し、および/または、
前記顔属性が消費回数を含む場合、投入対象の優先度は、消費回数と正の相関を有する
ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報投入方法。
【請求項9】
情報投入装置であって、
投入対象に対応する顔画像を取得するための取得モジュールと、
前記顔画像に基づいて顔属性を決定するための決定モジュールと、
前記顔属性に対応する目標投入情報を取得して投入するための投入モジュールと、を備え、
1つの投入対象は、1組の顔属性に対応する
ことを特徴とする請求項に記載の情報投入装置。
【請求項10】
前記顔属性は、顔識別子を含み、
前記投入モジュールは、さらに、前記顔識別子に対応する投入すべき情報および履歴投入情報を決定し、前記投入すべき情報の中の前記履歴投入情報以外の情報を取得する
ことを特徴とする請求項9に記載の情報投入装置。
【請求項11】
前記顔属性は、顔識別子を含み、
前記決定モジュールは、さらに、顔画像ライブラリから、前記顔画像における第1顔画像と類似度が最も高い参照顔画像を取得し、前記第1顔画像と前記参照顔画像との間の類似度が閾値よりも大きい場合、前記参照顔画像に対応する識別子を前記第1顔画像に対応する顔識別子として決定する
ことを特徴とする請求項9または10に記載の情報投入装置。
【請求項12】
前記決定モジュールは、さらに、前記第1顔画像と前記参照顔画像との間の類似度が前記閾値以下である場合、前記第1顔画像に対応する顔識別子を生成し、前記第1顔画像に対応する顔識別子と前記第1顔画像とを関連付けて前記顔画像ライブラリに記憶する
ことを特徴とする請求項11に記載の情報投入装置。
【請求項13】
前記決定モジュールは、さらに、前記顔属性に対応する目標投入情報を前記顔属性に対応する履歴投入情報として決定して記憶する
ことを特徴とする請求項9乃至12の何れか1項に記載の情報投入装置。
【請求項14】
前記投入対象が複数の投入対象を含み、かつ、少なくとも2つの投入対象に対応する顔属性が互いに異なる場合、
前記決定モジュールは、さらに、複数組の顔属性に基づいて複数の投入対象の優先度を決定し、
前記投入モジュールは、さらに、
前記複数の投入対象の優先度に基づいて、前記複数の投入対象の中の各々の投入対象に対応する目標投入情報を、順次に投入するかまたはバッチ分けして投入し、または、
前記複数の投入対象の中の少なくとも一部の投入対象に対応する目標投入情報を投入し、
前記少なくとも一部の投入対象の中の各々の投入対象の優先度は、他の投入対象の優先度よりも高く、前記他の投入対象は、前記複数の投入対象の中の前記少なくとも一部の投入対象以外の投入対象である
ことを特徴とする請求項9乃至13の何れか1項に記載の情報投入装置。
【請求項15】
前記顔属性は、性別、年齢、および、表情の中の少なくとも1項を含み、
前記顔属性が性別を含む場合、女性投入対象の優先度は、男性投入対象の優先度よりも高く、および/または、
前記顔属性が年齢を含む場合、投入対象の優先度は、年齢と負の相関を有し、および/または、
前記顔属性が表情を含む場合、ポジティブな表情の投入対象の優先度は、ネガティブな表情の投入対象の優先度よりも高い
ことを特徴とする請求項9乃至14の何れか1項に記載の情報投入装置。
【請求項16】
前記顔属性は、総消費金額と消費回数との中の少なくとも1項を含み、
前記顔属性が総消費金額を含む場合、投入対象の優先度は、総消費金額と正の相関を有し、および/または、
前記顔属性が消費回数を含む場合、投入対象の優先度は、消費回数と正の相関を有する
ことを特徴とする請求項9乃至15の何れか1項に記載の情報投入装置。
【請求項17】
電子デバイスであって、
プロセッサと、メモリと、通信バスと、を備え、
前記通信バスは、前記プロセッサと前記メモリとの間の接続通信を実現し、
前記プロセッサは、前記メモリに記憶されているプログラムを実行することによって、請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報投入方法を実現する
ことを特徴とする電子デバイス。
【請求項18】
1つまたは複数のプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、
前記1つまたは複数のプログラムが1つまたは複数のプロセッサによって実行されるときに、当該プロセッサによって請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報投入方法が実現される
ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項19】
コンピュータプログラムであって、
当該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるときに、当該プロセッサによって請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報投入方法が実現される
ことを特徴とするコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータビジョン技術分野に関し、特に、情報投入(information delivery)方法および装置、電子デバイス、記憶媒体、並びにコンピュータプログラムに関する。
【0002】
<関連出願の相互引用>
本発明は、出願日が2020年1月17日であり、出願番号が202010051471.0であり、発明名称が「情報投入方法および装置、電子デバイス、並びに記憶媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、当該中国特許出願の全ての内容が参照として本願に組み入れられる。
【背景技術】
【0003】
技術の継続的な発展に伴って、広告メディア業界において、様々な広告投入方式が出現した。例えば、ショッピングモール、バス停、空港などの公共の場所に端末を配置し、端末で広告を再生させることによって、関連情報のプッシュを実現する。
【発明の概要】
【0004】
本発明の実施例は、情報投入方法を提供し、前記方法は、
投入対象に対応する顔画像を取得するステップと、
前記顔画像に基づいて顔属性を決定するステップと、
前記顔属性に対応する目標投入情報を取得して投入するステップと、を含み、
1つの投入対象は、1組の顔属性に対応する。
【0005】
1例において、前記顔属性は、顔識別子を含み、
前記顔属性に対応する目標投入情報を取得するステップは、
前記顔識別子に対応する投入すべき情報および履歴投入情報を決定するステップと、
前記投入すべき情報の中の前記履歴投入情報以外の情報を取得するステップと、を含む。
【0006】
1例において、前記顔属性は、顔識別子を含み、
前記顔画像に基づいて顔属性を決定するステップは、
顔画像ライブラリから、前記顔画像における第1顔画像と類似度が最も高い参照顔画像を取得するステップと、
前記第1顔画像と前記参照顔画像との間の類似度が閾値よりも大きい場合、前記参照顔画像に対応する識別子を前記第1顔画像に対応する顔識別子として決定するステップと、を含む。
【0007】
1例において、前記方法は、
前記第1顔画像と前記参照顔画像との間の類似度が前記閾値以下である場合、前記第1顔画像に対応する顔識別子を生成し、前記第1顔画像に対応する顔識別子と前記第1顔画像とを関連付けて前記顔画像ライブラリに記憶するステップをさらに含む。
【0008】
1例において、前記顔属性に対応する目標投入情報を投入した後に、前記方法は、
前記顔属性に対応する目標投入情報を前記顔属性に対応する履歴投入情報として決定して記憶するステップをさらに含む。
【0009】
1例において、前記投入対象が複数の投入対象を含み、かつ、少なくとも2つの投入対象に対応する顔属性が互いに異なる場合、前記顔属性に対応する目標投入情報を取得した後に、前記方法は、
複数組の顔属性に基づいて複数の投入対象の優先度を決定するステップをさらに含み、
前記顔属性に対応する目標投入情報を投入するステップは、
前記複数の投入対象の優先度に基づいて、前記複数の投入対象の中の各々の投入対象に対応する目標投入情報を、順次に投入するかまたはバッチ分けして投入するステップと、
または、前記複数の投入対象の中の少なくとも一部の投入対象に対応する目標投入情報を投入するステップであって、前記少なくとも一部の投入対象の中の各々の投入対象の優先度は、他の投入対象の優先度よりも高く、前記他の投入対象は、前記複数の投入対象の中の前記少なくとも一部の投入対象以外の投入対象であるステップ、を含む。
【0010】
1例において、前記顔属性は、性別、年齢、および、表情の中の少なくとも1項を含み、
前記顔属性が性別を含む場合、女性投入対象の優先度は、男性投入対象の優先度よりも高く、および/または、
前記顔属性が年齢を含む場合、投入対象の優先度は、年齢と負の相関を有し、および/または、
前記顔属性が表情を含む場合、ポジティブな表情の投入対象の優先度は、ネガティブな表情の投入対象の優先度よりも高い。
【0011】
1例において、前記顔属性は、総消費金額と消費回数との中の少なくとも1項を含み、
前記顔属性が総消費金額を含む場合、投入対象の優先度は、総消費金額と正の相関を有し、および/または、
前記顔属性が消費回数を含む場合、投入対象の優先度は、消費回数と正の相関を有する。
【0012】
本発明の実施例は、情報投入装置を提供し、前記装置は、
投入対象に対応する顔画像を取得するための取得モジュールと、
前記顔画像に基づいて顔属性を決定するための決定モジュールと、
前記顔属性に対応する目標投入情報を取得して投入するための投入モジュールと、を備え、
1つの投入対象は、1組の顔属性に対応する。
【0013】
1例において、前記顔属性は、顔識別子を含み、
前記投入モジュールは、具体的に、前記顔識別子に対応する投入すべき情報および履歴投入情報を決定し、前記投入すべき情報の中の前記履歴投入情報以外の情報を取得する。
【0014】
1例において、前記顔属性は、顔識別子を含み、
前記決定モジュールは、具体的に、顔画像ライブラリから、前記顔画像における第1顔画像と類似度が最も高い参照顔画像を取得し、前記第1顔画像と前記参照顔画像との間の類似度が閾値よりも大きい場合、前記参照顔画像に対応する識別子を前記第1顔画像に対応する顔識別子として決定する。
【0015】
1例において、前記決定モジュールは、さらに、前記第1顔画像と前記参照顔画像との間の類似度が前記閾値以下である場合、前記第1顔画像に対応する顔識別子を生成し、前記第1顔画像に対応する顔識別子と前記第1顔画像とを関連付けて前記顔画像ライブラリに記憶する。
【0016】
1例において、前記決定モジュールは、さらに、前記顔属性に対応する目標投入情報を前記顔属性に対応する履歴投入情報として決定して記憶する。
【0017】
1例において、前記投入対象が複数の投入対象を含み、かつ、少なくとも2つの投入対象に対応する顔属性が互いに異なる場合、
前記決定モジュールは、さらに、複数組の顔属性に基づいて複数の投入対象の優先度を決定し、
前記投入モジュールは、具体的に、前記複数の投入対象の優先度に基づいて、前記複数の投入対象の中の各々の投入対象に対応する目標投入情報を、順次に投入するかまたはバッチ分けして投入し、または、前記複数の投入対象の中の少なくとも一部の投入対象に対応する目標投入情報を投入し、ここで、前記少なくとも一部の投入対象の中の各々の投入対象の優先度は、他の投入対象の優先度よりも高く、前記他の投入対象は、前記複数の投入対象の中の前記少なくとも一部の投入対象以外の投入対象である。
【0018】
1例において、前記顔属性は、性別、年齢、および、表情の中の少なくとも1項を含み、
前記顔属性が性別を含む場合、女性投入対象の優先度は、男性投入対象の優先度よりも高く、および/または、
前記顔属性が年齢を含む場合、投入対象の優先度は、年齢と負の相関を有し、および/または、
前記顔属性が表情を含む場合、ポジティブな表情の投入対象の優先度は、ネガティブな表情の投入対象の優先度よりも高い。
【0019】
1例において、前記顔属性は、総消費金額と消費回数との中の少なくとも1項を含み、
前記顔属性が総消費金額を含む場合、投入対象の優先度は、総消費金額と正の相関を有し、および/または、
前記顔属性が消費回数を含む場合、投入対象の優先度は、消費回数と正の相関を有する。
【0020】
本発明の実施例は、電子デバイスを提供し、前記電子デバイスは、プロセッサと、メモリと、通信バスと、を備え、
前記通信バスは、前記プロセッサと前記メモリとの間の接続通信を実現し、
前記プロセッサは、前記メモリに記憶されているプログラムを実行することによって、上記の情報投入方法を実現する。
【0021】
本発明の実施例は、1つまたは複数のプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記1つまたは複数のプログラムが1つまたは複数のプロセッサによって実行されることによって、上記の情報投入方法が実現される。
【0022】
本発明の実施例は、コンピュータプログラムを提供し、当該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるときに、当該プロセッサによって上記の情報投入方法が実現される。
【0023】
本発明の実施例において、投入対象に対応する顔画像を利用して投入対象の関連情報を決定することによって、関連情報を利用して投入対象に対して適切な投入情報を選択して投入する。このように、異なる投入対象に対して異なるまたは同一の目標投入情報を選択して投入することで、狙いをつけて情報投入を行い、情報投入の柔軟性と効果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】本発明の実施例によって提供される情報投入方法のフローの模式図である。
図2】本発明の実施例によって提供される例示的な顔識別子を決定する過程の模式図である。
図3】本発明の実施例によって提供される例示的な情報投入過程の模式図である。
図4】本発明の実施例によって提供される情報投入装置の構成の模式図である。
図5】本発明の実施例によって提供される電子デバイスの構成の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本発明の実施例の図面を参考して、本発明の実施例を明確かつ完全に記述する。
【0026】
現在、端末で再生する広告内容は、一般的に、大量の広告内容の中から手動で予め選択したものであり、また、複数の広告内容を選択した場合、再生順序を手動で配列することによって、固定された広告内容と再生順序に従って端末で情報投入を繰り返す。しかしながら、固定された情報投入形式を使用すると、柔軟性がより低く、情報プッシュの効果もより悪い。
【0027】
本発明の実施例は、情報投入方法を提供し、その実行主体(execution subject)は、情報投入装置であり得る。例えば、情報投入方法は、端末デバイス、サーバ、または、他の電子デバイスによって実行されることができる。ここで、端末デバイスは、ユーザ機器(User Equipment、UE)、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、セルラー電話、コードレス電話、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、ハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイスなどであり得る。いくつかの可能の実現形態において、当該情報投入方法は、プロセッサによってメモリに記憶されているコンピュータ可読命令を呼び出す方式で実現することができる。
【0028】
本発明の実施例は、情報投入方法を提供する。図1は、本発明の実施例によって提供される情報投入方法のフローの模式図である。図1に示すように、情報投入方法は、主に以下のステップを含む。
【0029】
S101において、投入対象に対応する顔画像を取得する。
【0030】
本発明の実施例において、情報投入装置は、まず、投入対象に対応する顔画像を取得することができる。ここで、情報投入装置とは、投入対象へ情報を投入することができるデバイスを指す。本発明の実施例において、情報投入装置は、オフライン場面に配備されることができ、たとえば、ショッピングモール、スーパーマーケット、エレベーターなどのオフライン場面に配備されることができる。情報投入装置の形態は、電子広告看板、映像投入スクリーン、データ表示スクリーンなどであり得るが、ここでは限定しない。
【0031】
本発明の実施例において、投入対象は、情報投入装置が情報を投入する必要がある人物であることを説明する必要がある。投入対象は、1つでもよいし、複数でもよい。具体的な投入対象は、実際の適用場面とニーズによって決定され、本発明の実施例ではこれに対して限定しない。
【0032】
本発明の実施例において、投入対象は、情報投入装置によって決定されてもよいし、サーバまたはクラウド側などのデバイスによって決定されてもよいことを説明する必要がある。情報投入装置、サーバ、クラウド側などの具体的なデバイスは、ビデオストリームを収集し、当該ビデオストリーム中から投入対象を識別することができる。
【0033】
本発明の実施例において、情報投入装置は、特定のアルゴリズムとポリシーに従って、情報を投入する必要がある投入対象をビデオストリームから識別することができることを説明する必要がある。情報投入装置が投入対象を識別する具体的なアルゴリズムとポリシーは、実際のニーズによって選択することができ、本発明の実施例ではこれに対して限定しない。
【0034】
例示的に、本発明の実施例において、情報投入装置は、収集されたビデオストリーム中から、情報投入装置の前で長時間いた人物を識別し、たとえば、情報投入装置の前での滞在時間が時間閾値を越えた人物を識別して、当該人物を投入対象として決定する。
【0035】
本発明の実施例において、情報投入装置は、投入対象に対応する顔画像を取得することは、投入対象が含まれたビデオストリーム中から、投入対象の任意のタイミングまたは特定のタイミングでの顔画像を取得することであり得ることを理解できる。当然ながら、情報投入装置は、さらに、投入対象が含まれたビデオストリーム中から、投入対象の全ての顔画像を取得して、その中から品質が最も良い顔画像を投入対象の顔画像として選択することができる。本発明の実施例では、情報投入装置が投入対象に対応する顔画像を取得する具体的な方式に対して限定しない。
【0036】
本発明の実施例において、投入対象は1つ以上であってもよいことができることを説明する必要がある。複数の投入対象の場合、情報投入装置は、複数の投入対象の中の各々の投入対象に対応する顔画像を取得することができる。
【0037】
なお、投入対象は、ランダムに選択するか、または、特定の規則にしたがって決定することができる。たとえば、特定の規則にしたがって投入対象を決定する場合、多くの投入対象が情報投入装置の前で滞在した時間や距離などの複数種の要素中の1項または複数項の組み合わせに基づいて、投入対象を決定することができる。具体的に、たとえばカメラなどの画像収集デバイスを利用して、多くの投入対象の中の各々の投入対象の顔画像を収集して処理することで、投入対象を得ることができる。本発明の実施例において、投入対象の具体的な決定方式に対して限定しない。
【0038】
S102において、顔画像に基づいて顔属性を決定し、ここで、1つの投入対象は、1組の顔属性に対応する。
【0039】
本発明の実施例において、情報投入装置は、投入対象に対応する顔画像を取得した後に、さらに、顔画像に基づいて顔属性を決定する。
【0040】
本発明の実施例において、投入対象は、1つ以上であってもよい。複数の投入対象の場合、これに応じて、情報投入装置は、各々の投入対象に対応する顔画像に基づいて、該当する1組の顔属性を決定することができることを説明する必要がある。
【0041】
本発明の実施例において、顔属性は、対応する投入対象の身分特徴を表すためのものであることを説明する必要がある。顔属性は、投入対象の性別、年齢、表情および/または顔識別子の中の少なくとも1項を含んでもよい。なお、顔識別子を得る場合、顔属性は、顔識別子に基づいて決定した総消費金額および/または消費回数などをさらに含んでもよい。本発明の実施例では、具体的な顔属性に対して限定しない。
【0042】
具体的に、本発明の実施例において、情報投入装置は、顔画像を得た後に、顔画像を顔属性モデルに入力し、顔属性モデルを利用して関連属性の計算を実行することで、顔画像によって表される性別、年齢、および、表情などの顔属性を出力することができる。本発明の実施例では、具体的な顔属性モデルに対して限定しない。
【0043】
説明すべきことは、本発明の実施例において、情報投入装置は、顔画像の類似度を比較することによって顔識別子を決定することができ、顔識別子の具体的な決定方式に対しては、後続の内容で詳細に説明する。
【0044】
具体的に、本発明の実施例において、情報投入装置が顔識別子を得た場合、顔識別子を利用して投入対象に関連する情報を検索することができ、例えば、総消費金額および/または消費回数なども顔属性とされる。
【0045】
S103において、顔属性に対応する目標投入情報を取得して投入する。
【0046】
本発明の実施例において、情報投入装置が顔画像に基づいて顔属性を決定した後に、さらに、顔属性に対応する目標投入情報を取得して投入する。
【0047】
異なる適用場面において、投入情報は、異なる内容を含んでもよい。たとえば、情報投入装置が各大手ショッピングモールにに配備される場合、投入情報は、ショッピングモール内のさまざまなブランドのプロモーションイベントなどの内容を含んでもよい。情報投入装置が不動産販売所に配備される場合、投入情報は、さまざまな不動産の販売状況などの内容を含んでもよい。情報投入装置がバスや地下鉄などの公共交通機関に配備される場合、投入情報は、公共交通機関と協力しているメーカーの宣伝情報などの広告内容を含んでもよい。目標投入情報とは、投入情報における、情報投入装置を介して投入することが決定されている内容を指す
【0048】
本発明の実施例において、情報投入装置は、顔属性の具体的な関連数値に基づいて、大量の投入可能な情報中からマッチングされる情報を目標投入情報として選択して、目標投入情報を投入することができることを説明する必要がある。
【0049】
本発明の実施例において、1つの投入対象が1組の顔属性に対応されるため、情報投入装置は、各々の投入対象に対して、該当する1組の顔属性を利用して、対応する目標投入情報を決定して投入することができることを説明する必要がある。
【0050】
本発明の実施例において、情報投入装置は、投入対象に対して、所定の情報選択ポリシーに従って、該当する1組の顔属性に基づいて、投入情報ライブラリから投入情報を選択することによって、該当する1組の目標投入情報を得ることができることを理解できる。
【0051】
具体的に、本発明の実施例において、各組の顔属性は、該当する投入対象の性別、年齢、表情、総消費金額、および、総消費回数を含み、所定の情報選択ポリシーは、女性に対しては化粧品情報を選択し、男性に対してはスポーツ用品情報を選択し、若者に対しては流行商品の情報を選択し、中高年に対しては高品質商品の情報を選択し、高齢者に対しては実用的な商品の情報を選択し、ポジティブな表情に対しては高額商品の情報を選択し、ネガティブな表情に対しては低額商品の情報を選択し、高金額消費に対してたとえば高額商品など高級商品の情報を選択し、低金額消費に対しては例えば低額商品などの費用対効果の高い商品の情報を選択する。
【0052】
本発明の実施例において、情報投入装置は、特定の規則またはポリシーにしたがって、顔属性に対応する目標投入情報を取得することができることを理解できる。なお、情報投入装置も、特定の投入方式に従って目標投入情報の投入を実行することができ、本発明の実施例ではこれに対して限定しない。
【0053】
本発明の実施例において、投入対象に対応する顔画像を利用して投入対象の関連情報を決定することによって、関連情報を利用して投入対象に対して適切な投入情報を選択して投入する。このように、異なる投入対象に対して異なるまたは同一の目標投入情報を選択して投入することで、狙いをつけて情報投入を行い、情報投入の柔軟性と効果を向上させることができる。
【0054】
選択的に、本発明の実施例において、顔属性は、顔識別子を含み、情報投入装置が顔属性に対応する目標投入情報を取得するステップは、顔識別子に対応する投入すべき情報および履歴投入情報を決定するステップと、投入すべき情報の中の履歴投入情報以外の情報を取得するステップと、を含む。
【0055】
本発明の実施例において、顔属性は、顔識別子を含んでもよい。情報投入装置は、顔識別子に対応する投入すべき情報を決定できるだけでなく、さらに、異なる顔識別子と履歴投入情報との対応関係を利用して、顔識別子に対応する履歴投入情報を取得することができ、したがって、投入すべき情報から履歴投入情報を除去して、少なくとも一部の残りの情報を目標投入情報とすることができることを説明する必要がある。
【0056】
本発明の実施例において、履歴投入情報は、情報投入装置がすでに投入対象に対して投入した全ての情報であり得ることを説明する必要がある。当然ながら、履歴投入情報は、さらに、情報投入装置が過去の期間内にすでに投入対象に対して投入した情報であってもよい。例えば、履歴投入情報は、1ヶ月内にすでに投入対象に対して投入した情報であり得る。本発明の実施例では、具体的な履歴投入情報に対して限定しない。
【0057】
本発明の実施例において、情報投入装置は、決定された投入すべき情報の中から履歴投入情報を除去ことによって、投入対象に対して同一の情報を頻繁に繰り返し投入することを回避し、情報投入の有効性を向上させることができることを理解できる。
【0058】
選択的に、本発明の実施例において、顔属性は、顔識別子を含み、情報投入装置が顔画像に基づいて顔属性を決定するステップは、顔画像ライブラリから顔画像における第1顔画像と類似度が最も高い参照顔画像を取得するステップと、第1顔画像と参照顔画像との類似度が閾値よりも大きい場合、参照顔画像に対応する識別子を第1顔画像に対応する顔識別子として決定するステップと、を含む。ここで、閾値の大きさは、予め設定することができ、具体的に、画像収集デバイス(情報投入装置の周辺または情報投入装置上などに配備され得る)によって収集された画像の解像度、類似度比較を実行するデバイスの処理能力、リソース占用情況などの複数種の要素の中の少なくとも1項に基づいて設定することができる。本発明の実施例において、閾値の大きさに対して限定しない。
【0059】
本発明の実施例において、第1顔画像は情報投入装置によって取得された顔画像の中の1つの顔画像であることを説明する必要がある。本発明の実施例では、具体的な第1顔画像に対して限定しない。
【0060】
本発明の実施例において、情報投入装置は、所定の顔比較アルゴリズムを利用して、顔画像ライブラリ中の顔画像と第1顔画像とを比較することによって、顔画像ライブラリからを第1顔画像と類似度が最も高い顔画像を選択して参照顔画像として決定することができることを説明する必要がある。
【0061】
本発明の実施例において、顔画像ライブラリには互いに異なる顔画像が記憶されており、また各々の顔画像に対して対応する識別子が記憶されていることを説明する必要がある。本発明の実施例では、具体的な顔画像ライブラリに対して限定しない。
【0062】
本発明の実施例において、所定の顔比較アルゴリズムは顔画像特徴比較を実行することで類似程度を決定するアルゴリズムであり得ることを説明する必要がある。具体的な所定の顔比較アルゴリズムは、実際のニーズに応じて選択することができ、本発明の実施例ではこれに対して限定しない。
【0063】
本発明の実施例において、情報投入装置には類似度比較を実行するための閾値が記憶されていることができることを説明する必要がある。具体的な閾値は、実際のニーズに応じて設定することができ、本発明の実施例ではこれに対して限定しない。
【0064】
例示的に、本発明の実施例において、情報投入装置は、所定の顔比較アルゴリズムを利用して、顔画像ライブラリから第1顔画像と類似度が最も高い参照顔画像を検索し、ここで、第1顔画像と参照顔画像との間の類似度は80%である。閾値が75%であると、第1顔画像と参照顔画像との間の類似度が閾値よりも大きいため、情報投入装置は、参照顔画像に対応する識別子ID1を第1顔画像に対応する顔識別子として決定する。
【0065】
本発明の実施例において、情報投入装置は、まず顔画像ライブラリから第1顔画像と類似度が最も高い参照顔画像を取得した後に、第1顔画像と参照顔画像との間の類似度がより大きい場合、すなわち閾値よりも大きい場合、第1顔画像と参照顔画像とが実際に同一の投入対象に属する顔画像であることを表すため、参照顔画像に対応する識別子を第1顔画像に対応する顔識別子として決定して、第1顔画像の顔識別子を正確に得ることができ、参照顔画像に対応する識別子を直接使用して誤識別の発生を回避することができることを理解できる。
【0066】
選択的に、本発明の実施例において、情報投入装置は、さらに、第1顔画像と参照顔画像との間の類似度が閾値未満で場合、第1顔画像に対応する顔識別子を生成し、第1顔画像に対応する顔識別子と第1顔画像とを関連付けて顔画像ライブラリに記憶することができる。
【0067】
例示的に、本発明の実施例において、情報投入装置は、所定の顔比較アルゴリズムを利用して、顔画像ライブラリから第1顔画像と類似度が最も高い参照顔画像を検索し、ここで、第1顔画像と参照顔画像との間の類似度が60%である。閾値が85%であると、第1顔画像と参照顔画像との間の類似度が閾値未満であるため、情報投入装置は、第1顔画像に対応する顔識別子ID2を生成し、当該顔識別子ID2と第1顔画像とを関連付けて顔画像ライブラリに記憶する。
【0068】
本発明の実施例において、第1顔画像と参照顔画像との間の類似度が閾値未満である場合、すなわち第1顔画像と参照顔画像との間の類似度よりも小さい場合、第1顔画像と参照顔画像とが実際に同一の投入対象に属しない顔画像であるが、参照顔画像は顔画像ライブラリで第1顔画像と類似度が最も高い画像であることを表し、つまり、顔画像ライブラリに第1顔画像と同一の投入対象に属する顔画像が存在しないことを表すため、情報投入装置は、第1顔画像に対応する顔識別子を生成す、当該顔識別子と第1顔画像とをライブラリに追加する必要があることを説明する必要がある。
【0069】
本発明の実施例において、情報投入装置は、第1顔画像に対応する顔識別子を生成し、生成した顔識別子と第1顔画像とを関連付けて顔画像ライブラリに記憶することによって、後続で再度情報投入を実行する場合、投入対象が同一であると、該当する顔識別子を取得することによって、後続の投入情報の取得を実行することができ、情報を取得する手段を提供することができることを理解できる。
【0070】
図2は、本発明の実施例によって提供される例示的な顔識別子を決定する過程の模式図である。図2に示すように、情報投入装置は、所定の顔比較アルゴリズムを利用して顔画像ライブラリから第1顔画像と類似度が最も高い参照顔画像を検索した後に、第1顔画像と参照顔画像との間の類似度S1と閾値S0とを比較する。S1がS0よりも大きいと、第1顔画像と参照顔画像とに対応するのが同一の投入対象であることを表し、実際に同一の人物であるため、参照顔画像に対応する識別子を第1顔画像に対応する顔識別子として決定することができる。S1がS0未満であると、第1顔画像と参照顔画像とに対応するのが異なる投入対象であることを表し、実際に異なる人物であるため、情報投入装置は、第1顔画像に対応する顔識別子を新規作成し、当該顔識別子と第1顔画像とを関連付けて顔画像ライブラリに記憶する。
【0071】
選択的に、本発明の実施例において、情報投入装置は、顔属性に対応する目標投入情報を投入した後に、顔属性に対応する目標投入情報を顔属性に対応する履歴投入情報として決定して記憶するステップをさらに実行してもよい。
【0072】
本発明の実施例において、1つの投入対象は、1組の顔属性に対応することができ、目標投入情報は顔属性に基づいて決定されたものであるため、情報投入装置は、目標投入情報を顔属性に対応する履歴投入情報として決定して記憶し、実際には、投入対象に対応する履歴投入情報を記憶することを説明する必要がある。
【0073】
本発明の実施例において、各組の顔属性は、いずれも、該当する目標投入情報に対応し、情報投入装置は、各組の顔属性に対して、それぞれ、対応する目標投入情報を対応する履歴投入情報として記憶することができることを説明する必要がある。
【0074】
本発明の実施例において、情報投入装置は、顔属性に対応する目標投入情報を、顔属性に対応する履歴投入情報として決定して記憶することによって、後続で再度情報投入を実行する過程で、再度同一の投入対象を得、該当する顔属性を得た場合、対応する目標投入情報を選択するときに履歴投入情報を除去ことができ、すなわち、情報選択の依拠を提供し、同一の情報を繰り返し投入することを回避することができることを理解できる。
【0075】
選択的に、本発明の実施例において、投入対象が複数の投入対象を含み、かつ、少なくとも2つの投入対象に対応する顔属性が互いに異なる場合、情報投入装置は、顔属性に対応する目標投入情報を取得した後に、複数組の顔属性に基づいて複数の投入対象の優先度を決定するステップをさらに実行することができ、これに応じて、顔属性に対応する目標投入情報を投入するステップは、複数の投入対象の優先度に基づいて、順次にまたはバッチ分けして複数の投入対象の中の各々の投入対象に対応する目標投入情報を投入するステップ、または、複数の投入対象の中の少なくとも一部の投入対象に対応する目標投入情報を投入するステップを含み、ここで、少なくとも一部の投入対象の中の各々の投入対象の優先度は、他の投入対象の優先度よりも高く、他の投入対象は、複数の投入対象の中の少なくとも一部の投入対象以外の投入対象である。
【0076】
本発明の実施例において、投入対象が複数の投入対象を含み、かつ、少なくとも2つの投入対象に対応する顔属性が互いに異なる場合、情報投入装置は、得られた複数組の顔属性を利用して、該当する投入対象に対応する優先度を決定することによって、後続で優先度に応じて目標投入情報の投入を実行することができることを説明する必要がある。
【0077】
具体的に、本発明の実施例において、情報投入装置は、まず、投入スクリーン上で優先度が最も高い投入対象に対応する目標投入情報を投入した後に、次の優先度の投入対象に対応する目標投入情報を投入し、すなわち、按照優先度が低くなる順序で順次に投入対象に対応する目標投入情報を投入する。このようにして、投入スクリーンの表示領域が限られている場合、目標投入対象に対して優先度を区分して、異なる投入情報の動的表示を実現することによって、各表示段階でいっそう狙いをつけて、投入情報の投入過程全体で各々の投入対象を配慮することができる。
【0078】
なお、情報投入装置は、さらに、優先度に従って投入対象の区分を実行することができ、同一のバッチの投入対象それぞれに対応する目標投入情報を、投入スクリーンの異なる領域で同時に投入することができる。例えば、1つのバッチの投入対象に対応する目標投入情報を同時に投入する場合、当該バッチ内の各投入対象の優先度に従って、限られた投入スクリーン上で領域区分を実行して、注目しやすいし、また投入対象注目しやすく便利な領域を、優先度がより高い投入対象に割り当てることによって、当該領域を介して優先度がより高い投入対象に対応する目標投入情報を表示することができる。たとえば、当該バッチの優先度が最も高い投入対象に対応する目標投入情報を、投入スクリーンの中央領域に投入し、当該バッチの優先度がより低い投入対象に対応する目標投入情報を投入スクリーンのエッジの角部の領域に投入する。このように、投入スクリーンの表示領域が限られた場合、投入スクリーンの可視領域を十分に利用して、例えば上記の実現形態などの割り当て方式を通じて、複数の投入対象に対する目標投入情報表示を実現することができる。
【0079】
具体的に、本発明の実施例において、情報投入装置は、複数の投入対象の優先度を利用して、当該複数の投入対象から優先度がより高い少なくとも一部の投入対象を選択して、少なくとも一部の投入対象に対応する目標投入情報のみを投入することもできる。具体的な少なくとも一部の投入対象の数は、実際のニーズに応じて予め設定することができ、たとえば、情報投入装置の可視領域の大きさ、ネットワーク状況などの内容に基づいて設定することができ、本発明の実施例ではこれに対して限定しない。
【0080】
本発明の実施例において、情報投入装置は、目標投入情報の投入を実行するときに、投入対象が投入スクリーンの前で位置する位置に基づいて、投入スクリーンの該当する領域で、対応する目標投入情報を投入することができることを説明する必要がある。
【0081】
本発明の実施例において、情報投入装置は、複数の投入対象を取得した場合、該当する顔属性を利用して複数の投入対象に対して優先度を決定して情報投入を実行することによって、複数の投入対象が出現される投入場面を支援することができ、情報投入のカバー性を改善することができることを理解できる。
【0082】
選択的に、本発明の実施例において、顔属性は、性別、年齢、および、表情の中の少なくとも1項を含み、顔属性が性別を含む場合、女性投入対象の優先度は、男性投入対象の優先度よりも高く、および/または、顔属性が年齢を含む場合、投入対象の優先度は、年齢と負の相関を有し、および/または、顔属性が表情を含む場合、ポジティブな表情の投入対象の優先度は、ネガティブな表情の投入対象の優先度よりも高い。
【0083】
例示的に、本発明の実施例において、情報投入装置は、合計2個の異なる投入対象を取得し、それぞれ投入対象1および投入対象2であり、ここで、投入対象1に対応する1組の顔属性中に投入対象1の性別が女性であることが含まれており、投入対象2に対応する1組の顔属性中に投入対象2の性別が男性であることが含まれている。投入対象1に対応する1組の目標投入情報は、M1であり、投入対象2に対応する1組の目標投入情報は、M2である。女性投入対象の優先度が男性投入対象の優先度よりも高い規則に基づいて、情報投入装置は、投入対象1の優先度が投入対象2の優先度よりも高いと決定する。
【0084】
本発明の実施例において、一般的な場合、女性の消費力が男性よりも高く、若者の消費力が高齢者よりも高く、表情がポジティブな人が消費する可能性が表情がネガティブな人よりも高いため、情報投入装置は、性別、年齢、および、表情の中の少なくとも1項に基づいて、投入対象の優先度の決定を実行することによって、消費力が高いし、消費可能性が相対的に大きい投入対象を優先として対応する目標投入情報を投入し、情報投入の有効性を向上させることができることを理解できる。
【0085】
選択的に、本発明の実施例において、顔属性は、総消費金額と消費回数との中の少なくとも1項を含み、顔属性が総消費金額を含む場合、投入対象の優先度は、総消費金額と正の相関を有し、および/または、顔属性が消費回数を含む場合、投入対象の優先度は、消費回数と正の相関を有する。
【0086】
本発明の実施例において、情報投入装置は、得られた顔属性中に顔識別子が含まれている場合、顔識別子を利用して総消費金額、消費回数などの該当する関連情報を検索して、顔属性の一部とすることができる。したがって、情報投入装置は、さらに、総消費金額および/または消費回数を利用して投入対象優先度の決定を実行することができることを説明する必要がある。
【0087】
本発明の実施例において、総消費金額および/または消費回数が高いほど、対応する投入対象の消費能力が強いことを意味し、したがって、当該投入対象の優先度をより高く設定することによって、後続で対応する目標投入情報を優先に投入し、情報投入の有効性を向上させることができることを理解できる。
【0088】
図3は、本発明の実施例によって提供される例示的な情報投入過程の模式図である。図3に示すように、情報投入装置は、ビデオストリーム中から1つの投入対象を識別して、投入対象に対応する顔画像を取得した後に、投入対象に対応する顔画像に基づいて投入対象の性別、年齢、表情、総消費金額、消費回数、履歴投入情報などを決定することによって、これら情報を利用して投入情報ライブラリから対応する目標投入情報を選択する。
【0089】
本発明の実施例は、情報投入装置を提供する。図4は、本発明の実施例によって提供される情報投入装置の構成の模式図である。図4に示すように、情報投入装置は、
投入対象に対応する顔画像を取得するための取得モジュール401と、
前記顔画像に基づいて顔属性を決定するための決定モジュール402と、
前記顔属性に対応する目標投入情報を取得して投入するための投入モジュール403と、を備え、
ここで、1つの投入対象は、1組の顔属性に対応する。
【0090】
選択的に、前記顔属性は、顔識別子を含み、
前記投入モジュール403は、具体的に、前記顔識別子に対応する投入すべき情報および履歴投入情報を決定し、前記投入すべき情報の中の前記履歴投入情報以外の情報を取得する。
【0091】
選択的に、前記顔属性は、顔識別子を含み、
前記決定モジュール402は、具体的に、顔画像ライブラリから、前記顔画像における第1顔画像と類似度が最も高い参照顔画像を取得し、前記第1顔画像と前記参照顔画像との間の類似度が閾値よりも大きい場合、前記参照顔画像に対応する識別子を前記第1顔画像に対応する顔識別子として決定する。
【0092】
選択的に、前記決定モジュール402は、さらに、前記第1顔画像と前記参照顔画像との間の類似度が前記閾値以下である場合、前記第1顔画像に対応する顔識別子を生成し、前記第1顔画像に対応する顔識別子と前記第1顔画像とを関連付けて前記顔画像ライブラリに記憶する。
【0093】
選択的に、前記決定モジュール402は、さらに、前記顔属性に対応する目標投入情報を前記顔属性に対応する履歴投入情報として決定して記憶する。
【0094】
選択的に、前記投入対象が複数の投入対象を含み、かつ、少なくとも2つの投入対象に対応する顔属性が互いに異なる場合、
前記決定モジュール402は、さらに、複数組の顔属性に基づいて複数の投入対象の優先度を決定し、
前記投入モジュール403は、具体的に、前記複数の投入対象の優先度に基づいて、前記複数の投入対象の中の各々の投入対象に対応する目標投入情報を、順次に投入するかまたはバッチ分けして投入し、または、前記複数の投入対象の中の少なくとも一部の投入対象に対応する目標投入情報を投入し、ここで、前記少なくとも一部の投入対象の中の各々の投入対象の優先度は、他の投入対象の優先度よりも高く、前記他の投入対象は、前記複数の投入対象の中の前記少なくとも一部の投入対象以外の投入対象である。
【0095】
選択的に、前記顔属性は、性別、年齢、および、表情の中の少なくとも1項を含み、
前記顔属性が性別を含む場合、女性投入対象の優先度は、男性投入対象の優先度よりも高く、および/または、
前記顔属性が年齢を含む場合、投入対象の優先度は、年齢と負の相関を有し、および/または、
前記顔属性が表情を含む場合、ポジティブな表情の投入対象の優先度は、ネガティブな表情の投入対象の優先度よりも高い。
【0096】
選択的に、前記顔属性は、総消費金額と消費回数との中の少なくとも1項を含み、
前記顔属性が総消費金額を含む場合、投入対象の優先度は、総消費金額と正の相関を有し、および/または、
前記顔属性が消費回数を含む場合、投入対象の優先度は、消費回数と正の相関を有する。
【0097】
本発明の実施例は、電子デバイスを提供し。図5は、本発明の実施例によって提供される電子デバイスの構成の模式図である。図5に示すように、電子デバイスは、プロセッサ501と、メモリ502と、通信バス503と、を備え、ここで、
前記通信バス503は、前記プロセッサ501と前記メモリ502との間の接続通信を実現し、
前記プロセッサ501は、前記メモリ502に記憶されている情報投入プログラムを実行することによって、上記の情報投入方法を実現する。
【0098】
本発明の実施例において、投入対象に対応する顔画像を利用して投入対象の関連情報を決定することによって、関連情報を利用して投入対象に対して適切な投入情報を選択して投入する。このように異なる投入対象に対して異なる目標投入情報または同一の目標投入情報を選択して投入することによって、情報投入の狙いをいっそうはっきりするようにして、情報投入の柔軟性と効果を向上させた。
【0099】
本発明の実施例は、1つまたは複数のプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、前記1つまたは複数のプログラムが1つまたは複数のプロセッサによって実行されることによって、上記の情報投入方法を実現することができる。コンピュータ可読記憶媒体は、ランダムアクセスメモリ(Random-Access Memory、RAM)などの揮発性メモリ(volatile memory)であり得、または、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、フラッシュメモリ(flash memory)、ハードディスク(Hard Disk Drive、HDD)、または、ソリッドステートディスク(Solid-State Drive、SSD)などの不揮発性メモリ(non-volatile memory)であり得、さらに、上記のメモリの中の1つまたは任意の組み合わせを含む電子デバイスであり得、たとえば、携帯電話、コンピュータ、タブレットデバイス、パーソナルデジタルアシスタントなどであり得る。
【0100】
本発明の実施例は、コンピュータプログラムをさらに提供し、当該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるときに、上記の情報投入方法が実現される。
【0101】
当業者は、本発明の実施例は、方法、システム、または、コンピュータプログラム製品として提供することができることを分かるべきである。したがって、本発明は、ハードウェアの実施例、ソフトウェアの実施例、または、ソフトウェアとハードウェアを組み合わせる実施例の形式を使用することができる。また、本発明は、コンピュータ利用可能なプログラムコードを含むコンピュータ利用可能な1つまたは複数の記憶媒体(ディスクメモリ、光ストレージなどを含むが、これらに限定されない)上で実施されるコンピュータプログラム製品の形式をしようすることができる。
【0102】
本発明は、本発明の実施例に係る方法、デバイス(システム)、および、コンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照して記述されたものである。コンピュータプログラム命令によって、フローチャートおよび/またはブロック図中の各フローおよび/またはブロックと、フローチャートおよび/またはブロック図中のフローおよび/またはブロックの組み合わせを実現することができることを理解すべきである。これらコンピュータプログラム命令を、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサまたは他のプログラム可能な信号処理デバイスのプロセッサに提供することによって1つの機械を生成することによって、コンピュータまたは他のプログラム可能な信号処理デバイスのプロセッサを通じて実行する命令が、フローチャートの1つのフローまたは複数のフローおよび/またはブロック図の1つのブロックまたは複数のブロック中で指定された機能を実現するための装置を生成するようにする。
【0103】
これらコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラム可能な信号処理デバイスが特定の方式によって作業するように案内できるコンピュータ可読メモリに記憶されてもよく、当該コンピュータ可読メモリに記憶されている命令が、命令装置を含む製品を生成するようにし、当該命令装置によってフローチャートの1つのフローまたは複数のフローおよび/またはブロック図の1つのブロックまたは複数のブロック中で指定された機能が実現される。
【0104】
これらコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラム可能な信号処理デバイス上にロードされることができ、コンピュータまたは他のプログラム可能な信号処理デバイス上で一連の操作ステップが実行されて、コンピュータが実現する処理が生成されることによって、コンピュータまたは他のプログラム可能な信号処理デバイス上で実行される命令が、フローチャートの1つのフローまたは複数のフローおよび/またはブロック図の1つのブロックまたは複数のブロック中で指定された機能を実現するためのステップを提供するようにする。
【0105】
上記は、本発明のより良い実施例に過ぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2021-05-11
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報投入方法であって、
投入対象に対応する顔画像を取得するステップと、
前記顔画像に基づいて顔属性を決定するステップと、
前記顔属性に対応する目標投入情報を取得して投入するステップと、を含み、
1つの投入対象は、1組の顔属性に対応する
ことを特徴とする情報投入方法方法。
【請求項2】
前記顔属性は、顔識別子を含み、
前記顔属性に対応する目標投入情報を取得するステップは、
前記顔識別子に対応する投入すべき情報および履歴投入情報を決定するステップと、
前記投入すべき情報の中の前記履歴投入情報以外の情報を取得するステップと、を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報投入方法。
【請求項3】
前記顔属性は、顔識別子を含み、
前記顔画像に基づいて顔属性を決定するステップは、
顔画像ライブラリから、前記顔画像における第1顔画像と類似度が最も高い参照顔画像を取得するステップと、
前記第1顔画像と前記参照顔画像との間の類似度が閾値よりも大きい場合、前記参照顔画像に対応する識別子を前記第1顔画像に対応する顔識別子として決定するステップと、を含む
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報投入方法。
【請求項4】
前記第1顔画像と前記参照顔画像との間の類似度が前記閾値以下である場合、前記第1顔画像に対応する顔識別子を生成し、前記第1顔画像に対応する顔識別子と前記第1顔画像とを関連付けて前記顔画像ライブラリに記憶するステップをさらに含む
ことを特徴とする請求項3に記載の情報投入方法。
【請求項5】
前記顔属性に対応する目標投入情報を投入した後に、
前記情報投入方法は、
前記顔属性に対応する目標投入情報を前記顔属性に対応する履歴投入情報として決定して記憶するステップをさらに含む
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報投入方法。
【請求項6】
前記投入対象が複数の投入対象を含み、かつ、少なくとも2つの投入対象に対応する顔属性が互いに異なる場合、前記顔属性に対応する目標投入情報を取得した後に、
前記情報投入方法は、
複数組の顔属性に基づいて複数の投入対象の優先度を決定するステップをさらに含み、
前記顔属性に対応する目標投入情報を投入するステップは、
前記複数の投入対象の優先度に基づいて、前記複数の投入対象の中の各々の投入対象に対応する目標投入情報を、順次に投入するかまたはバッチ分けして投入するステップ、または、
前記複数の投入対象の中の少なくとも一部の投入対象に対応する目標投入情報を投入するステップであって、前記少なくとも一部の投入対象の中の各々の投入対象の優先度は、他の投入対象の優先度よりも高く、前記他の投入対象は、前記複数の投入対象の中の前記少なくとも一部の投入対象以外の投入対象であるステップ、を含む
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報投入方法。
【請求項7】
前記顔属性は、性別、年齢、および、表情の中の少なくとも1項を含み、
前記顔属性が性別を含む場合、女性投入対象の優先度は、男性投入対象の優先度よりも高く、および/または、
前記顔属性が年齢を含む場合、投入対象の優先度は、年齢と負の相関を有し、および/または、
前記顔属性が表情を含む場合、ポジティブな表情の投入対象の優先度は、ネガティブな表情の投入対象の優先度よりも高い
ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報投入方法。
【請求項8】
前記顔属性は、総消費金額と消費回数との中の少なくとも1項を含み、
前記顔属性が総消費金額を含む場合、投入対象の優先度は、総消費金額と正の相関を有し、および/または、
前記顔属性が消費回数を含む場合、投入対象の優先度は、消費回数と正の相関を有する
ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報投入方法。
【請求項9】
情報投入装置であって、
投入対象に対応する顔画像を取得するための取得モジュールと、
前記顔画像に基づいて顔属性を決定するための決定モジュールと、
前記顔属性に対応する目標投入情報を取得して投入するための投入モジュールと、を備え、
1つの投入対象は、1組の顔属性に対応する
ことを特徴とする請求項に記載の情報投入装置。
【請求項10】
電子デバイスであって、
プロセッサと、メモリと、通信バスと、を備え、
前記通信バスは、前記プロセッサと前記メモリとの間の接続通信を実現し、
前記プロセッサは、前記メモリに記憶されているプログラムを実行することによって、請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報投入方法を実現する
ことを特徴とする電子デバイス。
【請求項11】
1つまたは複数のプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、
前記1つまたは複数のプログラムが1つまたは複数のプロセッサによって実行されるときに、当該プロセッサによって請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報投入方法が実現される
ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項12】
コンピュータプログラムであって、
当該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるときに、当該プロセッサによって請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報投入方法が実現される
ことを特徴とするコンピュータプログラム。
【国際調査報告】