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特表2022-530245ビーム参照シグナリングを可能にするための方法、無線デバイス、及びネットワークノード
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-06-28
(54)【発明の名称】ビーム参照シグナリングを可能にするための方法、無線デバイス、及びネットワークノード
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/04 20090101AFI20220621BHJP
   H04W 16/28 20090101ALI20220621BHJP
【FI】
H04W72/04 136
H04W16/28
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021564147
(86)(22)【出願日】2020-03-26
(85)【翻訳文提出日】2021-12-13
(86)【国際出願番号】 EP2020058521
(87)【国際公開番号】W WO2020221521
(87)【国際公開日】2020-11-05
(31)【優先権主張番号】1950519-7
(32)【優先日】2019-04-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】SE
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.3GPP
(71)【出願人】
【識別番号】000002185
【氏名又は名称】ソニーグループ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】特許業務法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ザオ,クン
(72)【発明者】
【氏名】ルセク,フレドリク
(72)【発明者】
【氏名】ベンソン,エリック
(72)【発明者】
【氏名】ザンダー,オロフ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
5K067KK02
(57)【要約】
ネットワークノードによって実行される、ビーム参照シグナリングのための方法が開示される。ネットワークノードは、ビームのセットを使用して、無線通信システムの無線デバイスと通信するように構成される。本方法は、1つ又は複数の第1のダウンリンク(DL)ビーム参照信号を無線デバイスに送信する工程と、ダウンリンクビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングを、無線デバイスから受信する工程とを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークノードによって実行される、ビーム参照シグナリングのための方法であって、前記ネットワークノードが、無線通信システムの無線デバイスと通信するように構成され、前記方法が、
‐1つ又は複数の第1のダウンリンク(DL)ビーム参照信号を前記無線デバイスに送信する工程(S202)と、
‐ダウンリンクビーム参照シグナリングを変更する必要があることを示す制御シグナリングを、前記無線デバイスから受信する工程(S204)とを含む、方法。
【請求項2】
前記方法が、1つ又は複数の基準が満たされると、
‐前記受信された制御シグナリングに基づいて、1つ又は複数の第2のDLビーム参照信号を前記無線デバイスに送信する工程(S206)を含み、前記1つ又は複数の第2のDLビーム参照信号が、前記1つ又は複数の第1のDLビーム参照信号とは異なる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記方法が、変更されたDLビーム参照シグナリングを示す制御シグナリングを送信する工程(S205)を含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
ダウンリンクビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す前記制御シグナリングが、ビーム参照シグナリング用の追加のダウンリンク(DL)リソースの必要性を示す制御シグナリング、前記1つ又は複数のDLビーム参照信号の変更された電力の必要性を示す制御シグナリング、及び前記1つ又は複数のDLビーム参照信号の送信の変更された周期性の必要性を示す制御シグナリングのうちの少なくとも1つを含む、請求項1~3のいずれか1つに記載の方法。
【請求項5】
ダウンリンクビーム参照シグナリングを変更する前記必要性を示す前記制御シグナリングが、アップリンクビームスイーピングの必要性を示す制御シグナリングを含み、前記方法が、アップリンクビームスイーピングを実行するように前記無線デバイスに要求する工程を含む、請求項1~4のいずれか1つに記載の方法。
【請求項6】
1つ又は複数の第1のDLビーム参照信号を前記無線デバイスに送信する工程(S202)が、1つ又は複数の受信ビーム上で、前記1つ又は複数の第1のDLビーム参照信号を前記無線デバイスに送信する工程(S202A)を含む、請求項1~5のいずれか1つに記載の方法。
【請求項7】
1つ又は複数の第1のDLビーム参照信号を前記無線デバイスに送信する工程(S202)が、前記1つ又は複数の第1のDLビーム参照信号をブロードキャストする工程(S202B)を含む、請求項1~6のいずれか1つに記載の方法。
【請求項8】
前記1つ又は複数の第2のDLビーム参照信号が、変更された送信電力、割り当てられた追加のリソース、及び変更された送信周期性のうちの1つ又は複数を有する1つ又は複数の第2のDLビーム参照信号を含む、請求項2~7のいずれか1つに記載の方法。
【請求項9】
無線デバイスによって実行される、ビーム参照シグナリングのための方法であって、前記無線デバイスが、ビームのセットを使用して、無線通信システムのネットワークノードと通信するように構成され、前記方法が、
‐ビーム対応を確立することができないことを決定する工程(S104)と、
‐前記決定する工程(S104)に応答して、ビーム対応のためにDLビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングを前記ネットワークノードに送信する工程(S108)とを含む、方法。
【請求項10】
前記方法が、
‐前記ネットワークノードから1つ又は複数のダウンリンク(DL)ビーム参照信号を受信する工程(S102)
を含み、
前記できないことを決定する前記工程(S104)が、
‐前記1つ又は複数の受信されたDLビーム参照信号に基づいて、ビーム対応を確立する能力に関連付けられた1つ又は複数のDL受信品質パラメータを決定する工程(S104A)と、
‐品質基準を満たさない前記1つ又は複数のDL受信品質パラメータを決定すると、前記制御シグナリングを送信する工程(S108)とを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記方法が、前記1つ又は複数のDL受信品質パラメータが前記品質基準を満たすかどうかを決定する工程(S106)を含む、請求項9又は10に記載の方法。
【請求項12】
DLビーム参照シグナリングを変更する前記必要性を示す前記制御シグナリングが、ビーム参照シグナリング用の追加のダウンリンク(DL)リソースの必要性を示す制御シグナリング、前記1つ又は複数のDLビーム参照信号の変更された電力の必要性を示す制御シグナリング、及び前記1つ又は複数のDLビーム参照信号の受信の変更された周期性の必要性を示す制御シグナリングのうちの少なくとも1つを含む、請求項9~11のいずれか1つに記載の方法。
【請求項13】
前記DLビーム参照シグナリングが、一組の変更レベルを含む、請求項9~12のいずれか1つに記載の方法。
【請求項14】
前記ビーム対応を確立する能力に関連付けられた前記1つ又は複数のDL受信品質パラメータが、信号対雑音比を示すパラメータ、信号対雑音プラス干渉比を示すパラメータ、受信電力を示すパラメータ、及び放射電力を示すパラメータのうちの1つ又は複数を含む、請求項9~13のいずれか1つに記載の方法。
【請求項15】
前記方法が、
‐送信電力の増加、追加のリソース、及び送信周期性の増加のうちの1つ又は複数によって変更された1つ又は複数のDLビーム参照信号を受信する工程(S110)と、
‐ビーム対応を確立する工程(S112)とを含む、請求項9~14のいずれか1つに記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、無線通信の分野に関する。本開示は、ビーム参照シグナリングを可能にするための方法、関連するネットワークノード、及び関連する無線デバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
5G New Radio(NR)無線通信システムでは、無線デバイス(例えば、ユーザ機器、UE)は、信号を受信及び送信することができる。両方の場合において、無線デバイスは、指定された物理的な方向において受信及び/又は送信し得、この方向は、無線デバイスによって発見され得る。受信方向の検出を容易にするために、NRでは、ネットワークノード(例えば、基地局、又はgNB)が参照シンボル又は参照信号(RS)を無線デバイスに送信し、これにより、無線デバイスはダウンリンク参照信号を測定することで様々な受信方向を試験し、最適なもの(例えば、入力電力が最も高いもの)を選択できる。
【0003】
現実世界における無線チャネルの動的な変化に起因して、又はードウェア問題に起因して、無線デバイスが、ビーム対応(BC)の現在の無線デバイス能力シグナリングに基づいて常にBCを保証することは困難であり得る。
【0004】
ダウンリンク測定のみに依存することは、1つ又は複数のアップリンクビームを適切に選択するのに十分ではない。アップリンクビームスイーピングに頼ることは、通常、それが生成する遅延、及びネットワークノードが構成することができるサウンディング参照信号(SRS)リソースが限られているため、最適ではない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、既存の欠点を軽減、緩和、又は対処し、無線デバイスがビーム参照シグナリングを変更する必要があることを示すことができる改善されたビーム参照シグナリングを提供する方法、無線デバイス、及びネットワークノードが必要である(例えば、適応又は強化のためにビーム参照シグナリングを変更する)。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ビーム参照シグナリングのための方法が開示される。本方法は、ネットワークノードによって実行される。ネットワークノードは、無線通信システムの無線デバイスと通信するように構成される。本方法は、1つ又は複数の第1のダウンリンク(DL)ビーム参照信号を無線デバイスへ送信する工程を含む。本方法は、(例えば、ビーム対応のための)ダウンリンクビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングを無線デバイスから受信することを含む。
【0007】
さらに、ネットワークノードが提供される。ネットワークノードは、メモリと、プロセッサと、インターフェースとを備える。ネットワークノードは、本明細書に開示された方法のいずれかを実行するように構成される。
【0008】
これにより、ネットワークノードは、ダウンリンクビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す開示されたシグナリングを受信したことに応答して、ダウンリンクビーム参照シグナリングを変更することができ、これによりビーム対応がもたらされ得る。
【0009】
ビーム参照シグナリングのための方法が開示される。本方法は、無線デバイスによって実行される。無線デバイスは、ビームのセットを使用して、無線通信システムのネットワークノードと通信するように構成される。本方法は、ビーム対応を確立することができないことを決定する工程を含む。本方法は、決定に応答して、ビーム対応のためにDLビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングを送信する工程を含む。
【0010】
さらに、無線デバイスが提供される。無線デバイスは、メモリと、プロセッサと、無線インターフェースとを備える。無線デバイスは、本明細書に開示された方法のいずれかを実行するように構成される。
【0011】
これにより、無線デバイスは、無線デバイスが現在のアップリンクビームについてビーム対応を確立できないと決定した場合に、ダウンリンクビーム参照シグナリングを変更する必要性を示すことができる。したがって、無線デバイスは、例えば、ネットワークノードから適切な又は調整されたDLビーム参照シグナリングを受信することによってビーム対応を取得することができる。
【0012】
本開示は、1つ又は複数の実施形態において、無線デバイスによるビーム(アップリンク、UL、ビームなど)の選択の改善、及び最終的には、通信チャネル及び/又は無線デバイスハードウェアに関連する条件が原因で、無線デバイスが適切な送信ビームを決定することが他の方法で困難な状況において、ビーム対応を使用して確立されたアップリンク通信の性能の改善を提供する。
【0013】
本開示の上記及び他の特徴及び利点は、添付の図面を参照してその例示的な実施形態の以下の詳細な説明によって当業者に容易に明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1A】本開示による例示的なネットワークノード及び例示的な無線デバイスを備える例示的な無線通信システムを示す図である。
図1B】それぞれ、RSRP精度対信号対雑音比(SNR)を示す、及びRSRP精度対DL RS構成を示す、2つの例示的なグラフを示す。
図1C】それぞれ、自律的に選択されたアップリンクビームのダウンリンクRSRPの測定精度(エラー)が異なるアップリンクビーム球面カバレッジを示し、アップリンクビームスイーピングの異なるサウンディング参照信号(SRS)リソースを使用したアップリンク球面カバレッジを示す2つの例示的なグラフを示す。
図2】本開示によるビーム参照シグナリングのためにネットワークノードによって実行される例示的な方法を示すフローチャートである。
図3】本開示によるビーム参照シグナリングのために無線デバイスによって実行される例示的な方法を示すフローチャートである。
図4】本開示による例示的な無線デバイスを示すブロック図である。
図5】本開示による例示的なネットワークノードを示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
様々な例示的な実施形態及び詳細は、関連する場合に図面を参照して以下に説明される。図面は縮尺通りに描かれている場合とそうでない場合があり、また、同様の構造又は機能の要素は図面全体を通して同様の参照番号で表されていることに留意されたい。図面は、実施形態の説明を容易にすることのみを意図していることにも留意されたい。それらは、本開示の網羅的な説明として、又は本開示の範囲に対する限定として意図されていない。さらに、図示の実施形態は、図示の全ての態様又は利点を有する必要はない。特定の実施形態に関連して説明される態様又は利点は、必ずしもその実施形態に限定されず、そのように示されていなくても、又はそのように明示的に説明されていなくても、任意の他の実施形態で実施することができる。
【0016】
無線デバイスが、ネットワークノードからのダウンリンク参照信号(DL RS)に基づいてネットワークノードへの送信のためにアップリンクビームを自律的に選択することができるとき、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、ビーム対応(BC)が成立することを定義する。
【0017】
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)システムは、以下のルールに従って、ネットワークノード(例えば、gNB、及び/又は送信受信ポイント(TRP))及び無線デバイス、いわゆるUEにおいて、Tx/Rxビーム対応で動作する。
【0018】
以下のうちの少なくとも1つが満たされる場合、TRPにおけるTx/Rxビーム対応が成立する。
・TRPは、TRPの1つ又は複数のTxビームに対するUEのダウンリンク測定に基づいて、アップリンク受信のためのTRP Rxビームを決定することができる。
・TRPは、TRPの1つ又は複数のRxビームに対するTRPのアップリンク測定に基づいて、ダウンリンク送信のためのTRP Txビームを決定することができる。
【0019】
以下のうちの少なくとも1つが満たされる場合、UEにおけるTx/Rxビーム対応が成立する。
・UEは、UEの1つ又は複数のRxビームに対するUEのダウンリンク測定に基づいて、アップリンク送信のためのUE Txビームを決定することができる。
・UEは、UEの1つ又は複数のTxビームに対するアップリンク測定に基づくTRPの指示に基づいて、ダウンリンク受信のためのUE Rxビームを決定することができる。
【0020】
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)システムは、以下のように、ビーム対応が能力シグナリング定義で必須であることを提供する。例えば、アップリンクビームスイーピングなしでビーム対応要件を満たすUEは、BC能力ビットを1に設定する。例えば、アップリンクビームスイーピングを用いてビーム対応要件を満たすUE又は無線デバイスは、BC能力ビットを0に設定する。
【0021】
無線デバイスでは、DLビームはRxビームに対応し、ULビームはTxビームに対応する。
【0022】
ビーム対応は、ULビームスイーピングを用いて、又は用いずに、DL測定に基づいてUL送信に好適なビームを選択するUEの能力とみなすことができる。別の言い方をすれば、DL測定に基づいてアップリンクビームを自律的に選択するUEの能力と考えることができる。
【0023】
測定エラーは、最良のビームを決定する実際の能力及び性能に影響を及ぼす可能性がある。測定エラーを克服するために、BC能力パラメータは、BCを満たすために、ULビームスイープが常に必要であることを示すように設定される(例えば、BC能力は0に設定される)。これは、開示された技術によって回避することができるオーバーヘッドの増加をもたらす。
【0024】
BC能力ビットは、良好なBC性能対不十分なBC性能を提供すると解釈することができる。通信の性能に影響を与える測定エラーを引き起こし、そのためBCを確立する能力に影響を与えるいくつかの要因がある。
【0025】
例えば、無線デバイスが最も性能の高いアップリンクビームを選択する可能性は、DL RS測定の精度(又はより正確には、リリース16(Rel-16)のL1参照信号受信電力(L1-RSRP)の精度)によって制限される。例えば、L1-RSRP測定の精度は、チャネル内のマルチパス伝搬、隣接セルからの干渉、無線デバイスの測定期間、DL RS構成などによって影響を受け得る。したがって、無線デバイスは、多くの状況において自律的に適切なアップリンクビームを選択することができない場合がある。
【0026】
無線デバイスが自律的にアップリンクビームを選択することができない場合、以下の2つの可能なシナリオがある。
ネットワークノードは、アップリンクビームスイーピングを実行するように無線デバイスに要求することによって、無線デバイスからアップリンクビームを選択することができる。
無線デバイスは、そのアップリンクビームを再び自律的に選択しようと試みる。
【0027】
いずれの場合も、これら2つの可能なシナリオのいずれかが何らかの改善をもたらすかどうかは不明である。無線デバイスが、ULビームの自律的な選択を伴う特定のモード(例えば、DLベースの推定モード)又はULビームスイーピングを伴う別のモード(例えば、ULビームスイープモード)で、いつどのように無線デバイスが設定され得るかを決定することは困難であり得る。さらに、無線デバイスは、ある選択に対して、その優先度及び能力制限を有し得る。例えば、アップリンクビームスイーピング手順(又はULビームスイープモード)は、通常、通信に深刻な遅延を引き起こす。無線デバイスは、例えば、遅延の影響により、アップリンクビームスイープモードに進む代わりに、そのアップリンクビームを自律的に動作させることを好む場合があり得る。
【0028】
無線デバイスがBC能力ビットを1に設定すると、ネットワークノードは、無線デバイスがネットワークノードから送信されるダウンリンクビーム参照信号から最も有利な送信方向を見つけることができることを知ることができる。
【0029】
無線デバイスがビットを0に設定すると、ネットワークノードは、無線デバイスがネットワークノードから送信されるダウンリンクビーム参照信号から最も有利な送信方向を見つけることが困難であることを知ることができる。したがって、無線デバイスは、それ自体のアップリンクビームスイープを実行することができ、その後、ネットワークノードは、測定を実行し、最良の方向が何であるか(例えば、最良のビームは何か)を無線デバイスに報告する。
【0030】
無線デバイスは、無線デバイスがアップリンクビームを自律的に選択するモード(ビーム対応、EIRP1)において、また、アップリンクビームスイーピングを伴うモード(EIRP2)において、実効等方放射電力(EIRP)のその球状カバレッジを試験し得る。X%での2セットのEIRP値の差(EIRP2-EIRP1)の累積分布関数(CDF)は、Y dB内にあるものとし、X及びYは、3GPP TS 38.101の第6.6.4.2章の表6.6.4.2-1から得ることができる。これは、UEがどの程度良好にビームを自律的に選択するかの尺度を与えることができる。これは、球面カバレッジ要件を満たすためにULビームスイーピングを必要とし、自律アップリンクビーム選択で試験される必要がある無線デバイスの許容要件とみなされ得る。EIRPの許容度は、一定レベルより低くてもよい。例えば、いくつかのシナリオでは、Xは85%の範囲内であり、Yは2~7dBの範囲内であり得る。
【0031】
本開示は、1つ又は複数の実施形態において、無線デバイスは、無線デバイスが現在の条件についてビーム対応を確立できないと決定した場合に、ダウンリンクビーム参照シグナリングを変更する必要性を示すことを提案する。これにより、無線デバイスは、例えば、ネットワークノードから適切な(例えば、調整されたリソース、調整された電力、及び/又は調整された送信パラメータを用いて、)DLビーム参照シグナリングを受信することによって、ビーム対応を取得することにつながる場合がある。
【0032】
ビーム参照シグナリングは、ビーム参照信号、例えば、ビーム測定のための参照信号の構成を示すシグナリングとみなすことができる。例えば、リソース割り当て(時間及び/又は周波数)、UL及び/又はDLビームの繰り返し率は、ビーム参照シグナリングを介して共有され得る。例えば、ビーム参照シグナリングは、DL参照信号がより短い周期で送信されること、及び/又はDL参照信号がより多数のOFDMシンボルで送信されること、及び/又はDL参照信号が異なる周波数帯域部分で送信されることを示すために使用され得る。
【0033】
図面は、明確にするために概略的かつ簡略化されており、それらは単に本開示の理解を助ける詳細を示しているにすぎず、他の詳細は省略されている。全体を通して、同一又は対応する部分には同じ参照番号が使用される。
【0034】
図1Aは、本開示による例示的なネットワークノード及び例示的な無線デバイスを備える例示的な無線通信システムを示す図である。
【0035】
本明細書で詳細に説明するように、本開示は、例えば、ミリ波通信を含む、セルラシステム、例えば、3GPP無線通信システムを備える無線通信システム1に関する。無線通信システム1は、無線デバイス300及び/又はネットワークノード400を備える。無線デバイス300は、ネットワークノード400と通信するように構成される。
【0036】
本明細書で開示されるネットワークノード400は、基地局、進化型ノードB(eNB)、及び/又はgNBなどの無線アクセスネットワークで動作する無線アクセスネットワークノードなどの無線ネットワークノードを指す。
【0037】
本明細書に記載された無線通信システム1は、基地局、eNB、gNB、及び/又はアクセスポイントのうちの1つ又は複数のような、1つ又は複数の無線デバイス300、300A、及び/又は1つ又は複数のネットワークノード400を備え得る。
【0038】
ネットワークノードは、1つ又は複数の無線デバイスと通信するためのエアインターフェースを確立及び制御するために使用される、無線通信システムの無線ネットワークのエンティティを指すことができる。
【0039】
無線デバイスは、モバイルデバイス、モバイル又は固定コンピュータ、タブレット、スマートウェアラブルデバイス、及びスマートフォンデバイスのうちの1つ又は複数を指すことができる。3GPPの仕様では、無線デバイスは、一般に、ユーザ機器(UE)と称される。
【0040】
無線デバイス300、300Aは、無線リンク(又は無線アクセスリンク)10、10Aを介してネットワークノード400と通信するように構成され得る。例えば、無線デバイス300は、無線デバイスの1又は複数のRxビームにおけるダウンリンク測定に基づいて、アップリンク送信のためのTxビームを決定するように構成される。
【0041】
無線デバイス300は、アンテナパネルと、任意選択的として、追加のアンテナパネルとを備える無線インターフェースを備える。アンテナパネルは、1つ又は複数のアンテナ素子、例えば、1つ又は複数のアンテナアレイを備え得る。
【0042】
図1Bは、それぞれ、RSRP精度対信号対雑音比(SNR)を示す第1のグラフ50、及びRSRP精度対DL RS構成を示す第2のグラフ60を含む、2つの例示的なグラフを示す。
【0043】
本明細書で説明するように、能力シグナリングは、無線デバイスがアップリンク(UL)ビームスイープを必要とするかどうかの指示として、無線デバイスによって使用され得る。現実的なシナリオでは、DL参照信号の測定精度(例えば、同期信号参照信号受信電力(SS-RSRP)又はチャネル状態情報RSRP(CSI-RSRP))は、無線デバイスの測定受信機のHW実装、DL同期信号のSNR、無線デバイスから見た干渉状況、及びマルチパス伝搬環境など、いくつかの要因に依存する。
【0044】
第1のグラフ50は、CDFを、4つの異なるSNR値で、dB単位で測定されたRSRPデルタ(例えば、RSRP精度を示すRSRPエラー)の関数として示す。第1の曲線51では、SNR値は6dBである。第2の曲線52では、SNR値は3dBである。第3の曲線53では、SNR値は0dBである。第4の曲線54では、SNR値は-3dBである。
【0045】
第1のグラフ50は、SNRが低い(減少)ほど、RSRPの推定エラーが大きく(増加)なることを示す。これは、いくつかのケースでは、無線デバイスが、ネットワークノードの参照信号から送信方向を推定できるが、他のケースでは、無線デバイスは、推定できないことを例示し得る。したがって、無線デバイスの初期アクセス時に能力を報告し、能力を固定したままにすることは最適でないと考えられる。
【0046】
この発見をさらに例示するために、第2のグラフ60は、DL参照信号(RS)における3つの異なるOFDMシンボル構成を用いてdB単位で測定されたRSRPデルタの関数としてCDFを示す。第1の曲線61には、多数のOFDMシンボル(例えば、第2の曲線62及び第3の曲線63よりも大きい)を有する多数のサブキャリアが存在する。第2の曲線62には、多数のOFDMシンボルを有する少数のサブキャリアが存在する。第3の曲線63には、少数のOFDMシンボルを有する少数のサブキャリアが存在する。
【0047】
第2のグラフ60では、RSRP精度がDL RSにおける異なるOFDMシンボル構成と比較される。グラフ60から、DL RS上のリソースを増やすことにより、RSRP測定精度を向上させることができ、これにより、RSRP測定に基づくUEによるビームの選択を向上させることができることが分かる。
【0048】
図1Cは、それぞれ、自律的に選択されたアップリンクビームのダウンリンクRSRPの測定精度(エラー)が異なるアップリンクビーム球面カバレッジを示す第3のグラフ70、及びアップリンクビームスイーピングの異なるサウンディング参照信号(SRS)リソースを使用したアップリンク球面カバレッジを示す第4のグラフ80を含む、2つの例示的なグラフを示す。
【0049】
無線デバイスがネットワークノードからのダウンリンクビーム参照信号の測定値からアップリンクビームを決定する場合、無線デバイスからの所望の方向へのアップリンクビームのEIRPは、ダウンリンクビーム参照信号の測定の精度に直接関係している。
【0050】
第3のグラフ70では、ダウンリンクビーム参照信号のRSRPの測定エラーは、標準偏差σを有するガウス分布としてモデル化される。第3のグラフ70は、エラーなしで、4つの異なる標準偏差(σ)で、dB単位で測定されたアレイゲインの関数としてCDFを示す。第1の曲線71では、σは8である。第2の曲線72では、σは6である。第3の曲線73では、σは4である。第4の曲線74では、σは2である。第5の曲線75は、エラーがない。
【0051】
測定エラーが大きくなると、所望の方向のアンテナゲイン(又は実ネットワークにおけるEIRP)が低下することが観察できる。これにより、送信方向又は送信ビーム又はULビームを推定する無線デバイスの能力は、時間の経過とともに変化する可能性がある。
【0052】
第4のグラフ80は、割り当てられたSRSリソースの数を示し、アップリンクビームスイープが実行されない3つの異なる値でのアップリンクビームスイープのための異なるサウンディング参照信号(SRS)リソース(dB単位で測定されたアレイゲインの関数としてのCDFを示す)によるアップリンク球面カバレッジを示す。4つの曲線全てについて、RSRPエラーσは5である。第1の曲線81では、アップリンクビームスイーピングは実行されない。第2の曲線82では、SRS値は2である。第3の曲線83では、SRS値は4である。第4の曲線84では、SRS値は8である。
【0053】
無線デバイスが、BC能力ビットが0に設定されていることを報告する場合、これはアップリンクビームスイープが必要であることを意味し、本発明者らは、無線デバイスに構成できるSRSリソースの数によって性能が制限されることを発見した。例えば、第4のグラフ80に示すように、より多くのSRSリソースを無線デバイスに割り当てることによって、アップリンクビームスイーピングを伴う無線デバイスの球状カバレッジを改善することができる。
【0054】
例えば、無線デバイスのアップリンク性能は、ダウンリンクビーム参照信号の測定精度を向上させる(例えば、測定サンプル又は測定シンボルを増やす)か、又はより多くのSRSリソースを構成することによって向上させることができる。しかしながら、いずれの方法でも、通信の時間及びオーバーヘッドが増加する可能性があり、不必要に多くのSRS又は過剰なDL測定時間が必要とされる可能性がある。したがって、ネットワークノードは、無線デバイスのアップリンク性能を改善するための最適化された解決策を決定するために追加の情報を必要とする場合がある。
【0055】
本開示は、無線デバイスがビーム対応を達成又は取得又は維持することを可能にするように、DLビーム参照シグナリングを変更又は修正することを決定するために、ネットワークノードが追加情報を取得することを可能にする。
【0056】
図2は、本開示によるビーム参照シグナリングのためにネットワークノード(例えば、図1A及び図5のネットワークノード400などの、本明細書に開示されるネットワークノード)によって実行される例示的な方法200を示すフローチャートである。
【0057】
ネットワークノードは、(任意選択的に、ビームのセット又は全方向性アンテナを使用して)無線通信システムの無線デバイスと通信するように構成される。
【0058】
本明細書に開示されるビームは、空間フィルタとみなすことができる。1つ又は複数の例示的な実施形態では、ネットワークノードのアンテナ回路は、方向のセットに関連付けられたビームのセットを放射するように構成され得る。無線デバイスのアンテナ回路は、方向のセットに関連付けられたビームのセットを放射するように構成され得る。
【0059】
本方法は、例えば、無線デバイスがDL測定に基づいてULビームを選択できない(干渉、雑音、ハードウェアの問題などによる)場合、及び無線デバイスが時間及び電力を消費するアップリンクビームスイーピングの実行にフォールバックすることを決定する前に実行される。本開示では、無線デバイスは、ビーム参照シグナリングを変更する必要性をネットワークノードに示す。本明細書に示すように、ネットワークノードは、DL測定値に基づいてULビームを自律的に選択する際に無線デバイスをサポートするために、ビーム参照信号内のリソース割り当て、周期性、電力を変更することができる。
【0060】
方法200は、1つ又は複数の第1のダウンリンク(DL)ビーム参照信号を無線デバイスへ送信する工程(S202)を含む。ビーム参照信号は、例えば、1つ又は複数の適切なUL及び/又はDLビーム(Txビーム(複数可)及び/又はRxビーム(複数可)など)を選択するために無線デバイスによってDL測定に使用されるビーム上で受信される参照信号である。
【0061】
例えば、1つ又は複数の第1のDLビーム参照信号を送信する工程(S202)は、1つ又は複数の第1のDLビーム参照信号ビーム参照信号を(例えば、1つ又は複数の同期信号ブロック(SSB)信号を使用して)ブロードキャストする工程を含み得る。1つ又は複数の例示的な方法では、1つ又は複数の第1のDLビーム参照信号を無線デバイスに送信する工程(S202)は、1つ又は複数の受信ビーム(Rx)上で、1つ又は複数の第1のDLビーム参照信号を無線デバイスに送信する工程(S202A)を含む。1つ又は複数の例示的な方法では、1つ又は複数の第1のDLビーム参照信号を無線デバイスに送信する工程(S202)は、1つ又は複数の第1のDLビーム参照信号をブロードキャストする工程(S202B)を含む。
【0062】
方法200は、無線デバイスから、DLビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングを受信する工程(S204)を含む(ビーム対応などのために、無線デバイスは、DL測定に基づいてULビームを自律的に選択することができる)。例えば、制御シグナリングは、無線デバイスがビーム対応を自律的に取得するためにDLビーム参照シグナリングの修正の必要性を示すことができる。例えば、制御シグナリングは、DLビーム参照シグナリングを変更する要求を示すことができる。例えば、制御シグナリングは、無線デバイスからネットワークノードへ、1つ又は複数の制御信号で伝送され得る。DLビーム参照シグナリングを変更することは、ビーム参照シグナリングを強化すること、及び/又はビーム参照シグナリングを調整することを含むことができる。
【0063】
例えば、無線デバイスは、DL SNR(又は信号対干渉プラス雑音比(SINR))が第1の閾値を下回っているときに、(ビーム対応を得るため)アップリンクビームを自律的に選択するために、無線デバイスが変更されたDLビーム参照シグナリング(例えば、より多くのDL RSリソース)を必要とすることをネットワークノードに示す制御シグナリングをネットワークノードに送信することができる。ネットワークノードは、無線デバイスによって報告されたRSRP、SNR(又はSINR)、及びUEの測定期間を考慮に入れ、拡張DL RS、又は劣化DLRSを構成できる。例えば、ネットワークノードによって監視されるセル内のトラフィックが原因で、例えば、リソース割り当てを低減するために、送信電力を削減するために、ビーム参照シグナリングが劣化するように調整されるシナリオが存在する場合がある。
【0064】
例えば、現実的なシナリオでは、DLビーム参照信号の測定精度(例えば、同期信号参照信号受信電力(SS-RSRP)又はCSI-RSRP)は、無線デバイスの測定受信機のハードウェア実装、DL同期信号のSNR、無線デバイスから見た干渉状況、及びマルチパス伝搬環境など、いくつかの要因に依存する。
【0065】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法200は、1つ又は複数の基準が満たされると、受信された制御シグナリングに基づいて、1つ又は複数の第2のDLビーム参照信号を無線デバイスへ送信する工程(S206)を含み得る。1つ又は複数の例示的な方法では、1つ又は複数の第2のDLビーム参照信号は、1つ又は複数の第1のDLビーム参照信号とは異なり得る。例えば、1つ又は複数の基準は、ネットワークノードにより制御されるセルの最大電力レベル又はネットワークノードによるリソース割り当て(例えば、全てのリソースが使用されている)に基づくことができる。例えば、1つ又は複数の第2のDLビーム参照信号は、SSB信号を含み得る。例えば、ネットワークノードは、サポートされているSRSリソースの最大数に関する無線デバイスの能力、ならびに、無線デバイスによって報告されたRSRP、SNR、及び/又はSINRに基づいて、SRSの数を設定し得る。
【0066】
1つ又は複数の例示的な方法では、1つ又は複数の第2のDLビーム参照信号は、1つ又は複数の第1のDLビーム参照信号と部分的に同じであってもよい。
【0067】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法200は、変更されたDLビーム参照シグナリングを示す制御シグナリングを送信する工程(S205)を含み得る。言い換えれば、ネットワークノードは、無線デバイスに変更されたDLビーム参照シグナリングを示すことができる。
【0068】
1つ又は複数の例示的な方法では、ダウンリンクビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングは、ビーム参照シグナリングのための追加のダウンリンク(DL)リソースの必要性を示す制御シグナリングを含む。
【0069】
1つ又は複数の例示的な方法では、ダウンリンクビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングは、1つ又は複数のDLビーム参照信号の修正電力の必要性を示す制御シグナリングを含む。
【0070】
1つ又は複数の例示的な方法では、ダウンリンクビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングは、1つ又は複数のDLビーム参照信号の送信の修正された周期性の必要性を示す制御シグナリングを含む。例えば、1つ又は複数のDLビーム参照信号の送信の修正された周期性は、より頻繁に送信されるCSI-RSを含み得る。
【0071】
1つ又は複数の例示的な方法では、ダウンリンクビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングは、アップリンクビームスイーピングの必要性を示す制御シグナリングを含む。1つ又は複数の例示的な方法では、方法200は、アップリンクビームスイーピングを実行するように無線デバイスに要求する工程(S208)を含み得る。
【0072】
1つ又は複数の例示的な方法では、1つ又は複数の第2のDLビーム参照信号は、変更された送信電力、割り当てられた追加のリソース、及び変更された送信周期性のうちの1つ又は複数を有する1つ又は複数の第2のDLビーム参照信号を含み得る。例えば、1つ又は複数の第2のDLビーム参照信号は、拡張又は劣化されたDL RSを含み得る。例えば、1つ又は複数の第2のDLビーム参照信号は、より頻繁に送信されるCSI-RSを含み得る。例えば、1つ又は複数の第2のDLビーム参照信号は、DLビーム参照信号用のOFDMシンボル内のサブキャリアにおいてより多数を含み得る。
【0073】
図3は、本開示によるビーム参照シグナリングのために無線デバイスによって実行される例示的な方法100を示すフローチャートである。例えば、ビーム参照シグナリングは、ビーム参照信号、例えば、ビーム測定のための参照信号の制御を示すシグナリングとみなすことができる。
【0074】
本方法は、無線デバイス(例えば、図1A及び図4の無線デバイス300のような、本明細書に開示された無線デバイス)により実行される。
【0075】
無線デバイスは、ビームのセットを使用して、無線通信システムのネットワークノードと通信するように構成される。ビームは、空間フィルタとみなすことができる。ネットワークノードのアンテナ回路は、方向のセットに関連付けられたビームのセットを放射するように構成され得る。無線デバイスのアンテナ回路は、方向のセットに関連付けられたビームのセットを放射するように構成され得る。
【0076】
方法100は、ビーム対応を確立することができないことを決定する工程(S104)を含む。別の言い方をすれば、無線デバイスは、ビーム対応が確立され得ないと決定する。例えば、無線デバイスがオンになると、無線デバイスは雑音を測定し得る。例えば、ビーム対応を確立できないことは、例えば、無線デバイスがDLビームのDL測定に基づいて好適なULビームを自律的に選択できないとみなされる場合がある(TS38.306、TS38、101 v15.5.0参照)。
【0077】
例えば、無線デバイスは、無線デバイスのチャネル条件及び/又はハードウェア構成が原因で、DLビームのDL測定に基づいて好適なULビームを選択できないため、又はULビームのUL測定に基づいて好適なDLビームを選択できないため、ビーム対応を実現できない。
【0078】
方法100は、決定(S104)に応答して、ビーム対応のためにDLビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングを送信する工程(S108)を含む。例えば、ビーム対応のためにDLビーム参照シグナリングを変更する必要性は、無線デバイスが好適なULビームを自律的に選択できるように、無線デバイスでビーム参照シグナリングの変更が必要であると示す指標とみなすことができる。必要性は、要求された変更、例えば、要求された修正を含み得る。別の言い方をすれば、制御シグナリングは、無線デバイスが自律的にビーム対応を取得できるように、DLビーム参照シグナリングを変更するための要求を示すことができる。例えば、DLビーム参照シグナリングを変更することは、DLビーム参照シグナリングを強化することを含み得る。例えば、DLビーム参照シグナリングを変更することは、DLビーム参照シグナリングを劣化させることを含み得る。ネットワークノードがDLビーム参照シグナリングを変更することは、無線デバイスがDL測定値に基づいてULビームを選択するのを助けることができる。
【0079】
例えば、ビーム対応を確立できないと決定したことに応じて、無線デバイスは、DL SNR又はSINRが第1の閾値を下回っているときに、(ビーム対応を得るため)アップリンクビームを自律的に選択するために、無線デバイスが変更されたDLビーム参照シグナリング(例えば、より多くのDL RSリソース)を必要とすることを指示する(示す)制御シグナリングをネットワークノードに送信することができる。
【0080】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、(例えば、現在の参照シグナリングに関する情報をシステム情報ブロック(SIB)で受信することによって、又は現在の参照シグナリングのデフォルトの事前構成値を取得することによって)ネットワークノードから現在の参照シグナリングに関する情報を取得することを含み得る。1つ又は複数の例示的な方法では、本方法は、雑音及び干渉レベルを測定する工程を含み得る。1つ又は複数の例示的な方法では、本方法は、任意選択的に情報の取得及び測定に基づいて、ビーム対応が確立されているか否かを決定する工程を含み得る。
【0081】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、ネットワークノードから1つ又は複数のダウンリンク(DL)ビーム参照信号を受信する工程(S102)を含み得る。1つ又は複数の例示的な方法では、ネットワークノードからの1つ又は複数のダウンリンク(DL)ビーム参照信号を受信する工程(S102)は、ネットワークノードから、1つ又は複数のビームを介して、1つ又は複数のダウンリンク(DL)ビーム参照信号を受信する工程(S102A)を含み得る。例えば、1つ又は複数のダウンリンクビーム参照信号は、1つ又は複数の空間フィルタを含み得る。
【0082】
1つ又は複数の例示的な方法では、できないと決定する工程(S104)は、1つ又は複数の受信されたDLビーム参照信号に基づいて、ビーム対応を確立する能力に関連付けられた1つ又は複数のDL受信品質パラメータを決定する工程(S104A)を含む。1つ又は複数のDL受信品質パラメータは、無線もしくはチャネル条件を示し得る、及び/又は、ハードウェア雑音を示し得る。1つ又は複数のDL受信品質パラメータは、SNR信号対雑音比、及び/又はSINR信号対干渉及び雑音比を備え得る。DL受信品質パラメータは、雑音パラメータ(例えばSNR)、干渉パラメータ(例えば、SINR)、RSRPパラメータ、及び/又は、受信信号強度パラメータを備え得る。
【0083】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、1つ又は複数のDL受信品質パラメータが品質基準を満たすかどうかを決定する工程(S106)を含む。
【0084】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、品質基準を満たさない1つ又は複数のDL受信品質パラメータが決定されると、制御シグナリングを送信する工程(S108)を備える。
【0085】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、品質基準を満たす1つ又は複数のDL受信品質パラメータが決定されると、制御シグナリングの送信を取り止める工程(S107)を含む。
【0086】
1つ又は複数の例示的な方法では、品質基準は閾値のセットに基づくことができる。例えば、無線デバイスは、第1の閾値に基づき得る品質基準を満たさない1つ又は複数のDL受信品質パラメータが決定されると、制御シグナリングを送信し得る。さらに、DL SNR又はSINRが第2の閾値を下回る場合、アップリンクビームスイーピングを実行するために、無線デバイスによってネットワークノードへ制御シグナリングが送信され得る。ここで、SNR又はSINRの第2の閾値は、第1の閾値よりも低くなり得る。
【0087】
例えば、制御シグナリングの送信はまた、ネットワークノードがDLビーム参照シグナリングを変更した後にトリガされてもよい。
【0088】
例えば、無線デバイスは、チャネル条件に基づいて、制御シグナリングを選択的に送信し得る。雑音制限チャネルの場合、無線デバイスは、拡張DL RSを要求し得る。
【0089】
1つ又は複数の例示的な方法では、DLビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングは、ビーム参照シグナリングのための追加のダウンリンク(DL)リソースの必要性を示す制御シグナリングを含む。例えば、追加のDLリソースは、時間的に追加のリソース、及び/又は周波数的に追加のリソースを指すことができる。例えば、追加のDLリソースは、OFDMシンボル内のより多くの数のサブキャリア、及び/又はより多くのSRSリソースを指し得る。
【0090】
1つ又は複数の例示的な方法では、DLビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングは、1つ又は複数のDLビーム参照信号の修正電力の必要性を示す制御シグナリングを含む。
【0091】
1つ又は複数の例示的な方法では、DLビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングは、1つ又は複数のDLビーム参照信号の受信の修正された周期性の必要性を示す制御シグナリングを含む。
【0092】
例えば、修正された周期性は、より頻繁に送信されるCSI-RSを含み得る。1つ又は複数の例示的な方法では、DLビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングは、修正された信号強度を示す制御シグナリングを含む。
【0093】
1つ又は複数の例示的な方法では、DLビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングは、割り当てられたリソースの量の増加及び/又は減少の要求を含む。
【0094】
1つ又は複数の例示的な方法では、DLビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングは、ビーム対応を確立する能力に関連付けられた1つ又は複数のDL受信品質パラメータを含む。例えば、この能力は、例えば、ビーム対応を達成する無線デバイスの現在の能力とみなすことができる。
【0095】
1つ又は複数の例示的な方法では、DLビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングは、アップリンクビームスイーピングの必要性を示す制御シグナリングを含み得る。
【0096】
1つ又は複数の例示的な方法では、DLビーム参照シグナリングは、変更レベルのセットを含み得る。例えば、DLビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングは、変更レベル(無線デバイスによって必要とされる変更レベルなど)を示す制御シグナリングを含み得る。変更レベルは、変更技術、例えば、DLビーム参照信号の送信電力の変更、DLビーム参照信号のリソース割り当ての変更、DLビーム参照信号の周期性の変更などのうちの1つ又は複数に対応する。
【0097】
1つ又は複数の例示的な方法では、DLビーム参照信号に関連して説明された技術は、UEの1つ又は複数のUL/Txビーム上のアップリンク測定のネットワークノードの指示に基づいてDLビームが選択され得るという点で、ULビーム参照信号に適用され得る。
【0098】
1つ又は複数の例示的な方法では、変更レベルのセットは、順序に従って順序付けられた1つ又は複数の変更レベルを含み得る。例えば、変更レベルは、変更の電力消費に基づいて、及び/又は変更の干渉レベルに基づいて(例えば、隣接するセルに干渉を引き起こさないように)順序付けられ得る。
【0099】
1つ又は複数の例示的な方法では、ビーム対応を確立する能力に関連付けられた1つ又は複数のDL受信品質パラメータは、信号対雑音比を示すパラメータ、信号対雑音プラス干渉比を示すパラメータ、受信電力を示すパラメータ、及び放射電力を示すパラメータのうちの1つ又は複数を含み得る。
【0100】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、変更されたDLビーム参照シグナリングを示す制御シグナリングを受信する工程(S109)を含む。
【0101】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、送信電力の増加、追加のリソース、及び送信周期性の増加のうちの1つ又は複数によって変更された1つ又は複数のDLビーム参照信号を受信する工程(S110)を含む。
【0102】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、ビーム対応を取得する工程(S112)を含む。ビーム対応を取得する工程(S112)は、DLビームのDL測定に基づいてULビームを自律的に選択する工程及び/又はUEの1つ又は複数のTxビームでのアップリンク測定のネットワークノードの表示に基づいて、DLビームを自律的に選択する工程を含み得る。BCを取得する工程(S112)は、BCを達成及び/又は維持する工程を含み得る。
【0103】
図4は、本開示による例示的な無線デバイス300を示すブロック図である。
【0104】
無線デバイス300は、メモリ回路301と、プロセッサ回路302と、無線インターフェース303とを備える。無線デバイス300は、図3に開示された方法のいずれかを実行するように構成される。
【0105】
無線デバイス300は、(図1Aに示すような)無線通信システムを使用して、本明細書に開示されたネットワークノード400などのネットワークノードと通信するように構成される。
【0106】
無線インターフェース303は、ビーム参照シグナリングをサポートする3GPPシステムなどの3GPPシステムなどの無線通信システムを介した無線通信のために構成される。無線インターフェース303は、複数のアンテナアレイ素子を備えるアンテナアレイ303Aを備えてもよい。
【0107】
無線デバイス300は、(無線インターフェース303を介して)ビームのセットを使用して、無線通信システムのネットワークノードと通信するように構成される。
【0108】
無線デバイス300は、(例えば、プロセッサ回路302を使用して)ビーム対応を確立することができないことを決定するように構成される。
【0109】
無線デバイス300は、決定する工程に応答して、ビーム対応のためにDLビーム基準シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングを(例えば、無線インターフェース303を使用して)ネットワークノードに送信するように構成される。
【0110】
プロセッサ回路302は、任意選択的に、図3に開示された工程又は動作のいずれかを実行するように構成される(例えば、S102、S102A、S104、S104A、S106、S107、S108、S109、S110、S112)。無線デバイス300の動作は、非一時的なコンピュータ可読媒体(例えば、メモリ回路301)に格納され、プロセッサ回路302によって実行される実行可能な論理ルーチン(例えば、コード行、ソフトウェアプログラムなど)の形で具体化することができる。
【0111】
さらに、無線デバイス300の動作は、無線回路が実行するように構成されている方法と考えることができる。また、記載された機能及び動作はソフトウェアで実装されてもよいが、そのような機能はまた、専用のハードウェアもしくはファームウェア、又はハードウェア、ファームウェア、及び/もしくはソフトウェアのいくつかの組み合わせを介して実行されてもよい。
【0112】
メモリ回路301は、バッファ、フラッシュメモリ、ハードドライブ、リムーバブルメディア、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、又は他の好適なデバイスのうちの1つ又は複数であってもよい。典型的な構成では、メモリ回路301は、長期データ記憶用の不揮発性メモリと、プロセッサ回路302用のシステムメモリとして機能する揮発性メモリとを含むことができる。メモリ回路301は、データバスを介してプロセッサ回路302とデータを交換することができる。メモリ回路301とプロセッサ回路302との間の制御線及びアドレスバスも存在し得る(図4には示されていない)。メモリ回路301は、非一時的なコンピュータ可読媒体と考えられる。
【0113】
メモリ回路301は、メモリ回路301の一部における変更レベルのセットに対して構成され得る。
【0114】
図5は、本開示による例示的なネットワークノード400を示すブロック図である。
【0115】
ネットワークノードは、メモリ回路401と、プロセッサ回路402と、無線インターフェース403とを備える。ネットワークノード400は、図2に開示された方法のいずれかを実行するように構成される。
【0116】
ネットワークノード400は、(図1Aに示すような)無線通信システムを使用して、本明細書に開示された無線デバイス300などの無線デバイス及びネットワークと通信するように構成される。
【0117】
無線インターフェース403は、ビーム参照シグナリングをサポートする3GPPシステムなどの3GPPシステムなどの無線通信システムを介した無線通信のために構成される。
【0118】
無線インターフェース403は、複数のアンテナアレイ素子を備えるアンテナアレイ403Aを備えてもよい。ネットワークノード400は、任意選択的に、(例えば、403Aによって放射された)ビームのセットを使用して(無線インターフェース403を介して)、無線デバイスと通信するように構成される。ネットワークノード400は、任意選択的に、全方向性アンテナを使用して(無線インターフェース403を介して)、無線デバイスと通信するように構成される。
【0119】
ネットワークノード400は、(例えば、無線インターフェース403を介して)1つ又は複数の第1のダウンリンク(DL)ビーム参照信号を無線デバイスに送信するように構成される。ネットワークノード400は、(例えば、無線インターフェース403を使用して)無線デバイスから、(例えば、自律的にビーム対応を取得するために)ダウンリンクビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングを受信するように構成される。
【0120】
プロセッサ回路402は、任意選択的に、図2に開示された動作のいずれかを実行するように構成される(例えば、S202A、S202B、S204、S205、S206、S208)。ネットワークノード400の動作は、非一時的なコンピュータ可読媒体(例えば、メモリ回路401)に格納され、プロセッサ回路402によって実行される実行可能な論理ルーチン(例えば、コード行、ソフトウェアプログラムなど)の形で具体化することができる。
【0121】
さらに、ネットワークノード400の動作は、無線回路が実行するように構成されている方法と考えることができる。また、記載された機能及び動作はソフトウェアで実装されてもよいが、そのような機能はまた、専用のハードウェアもしくはファームウェア、又はハードウェア、ファームウェア、及び/もしくはソフトウェアのいくつかの組み合わせを介して実行されてもよい。
【0122】
メモリ回路401は、バッファ、フラッシュメモリ、ハードドライブ、リムーバブルメディア、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、又は他の好適なデバイスのうちの1つ又は複数であってもよい。典型的な構成では、メモリ回路401は、長期データ記憶用の不揮発性メモリと、プロセッサ回路402用のシステムメモリとして機能する揮発性メモリとを含むことができる。メモリ回路401は、データバスを介してプロセッサ回路402とデータを交換することができる。メモリ回路401とプロセッサ回路402との間の制御線及びアドレスバスも存在し得る(図5には示されていない)。メモリ回路401は、非一時的なコンピュータ可読媒体と考えられる。
【0123】
メモリ回路401は、メモリの一部における変更レベルのセットを格納するように構成され得る。
【0124】
本開示による方法及び製品(ネットワークノード及び無線デバイス)の実施形態は、以下の項目に記載されている。
項目1.ネットワークノードによって実行される、ビーム参照シグナリングのための方法であって、ネットワークノードが、無線通信システムの無線デバイスと通信するように構成され、本方法が、
‐1つ又は複数の第1のダウンリンク(DL)ビーム参照信号を無線デバイスに送信する工程(S202)と、
‐ダウンリンクビーム参照シグナリングを変更する必要があることを示す制御シグナリングを、無線デバイスから受信する工程(S204)とを含む、方法。
項目2.本方法が、1つ又は複数の基準が満たされると、
‐受信された制御シグナリングに基づいて、1つ又は複数の第2のDLビーム参照信号を無線デバイスに送信する工程(S206)を含み、1つ又は複数の第2のDLビーム参照信号が、1つ又は複数の第1のDLビーム参照信号とは異なる、項目1に記載の方法。
項目3.本方法が、変更されたDLビーム参照シグナリングを示す制御シグナリングを送信する工程(S205)を含む、項目1又は2に記載の方法。
項目4.ダウンリンクビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングが、ビーム参照シグナリングのための追加のダウンリンク(DL)リソースの必要性を示す制御シグナリングを含む、項目1~3のいずれか1つに記載の方法。
項目5.ダウンリンクビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングが、1つ又は複数のDLビーム参照信号の修正電力の必要性を示す制御シグナリングを含む、項目1~4のいずれか1つに記載の方法。
項目6.ダウンリンクビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングが、1つ又は複数のDLビーム参照信号の送信の修正された周期性の必要性を示す制御シグナリングを含む、項目1~5のいずれか1つに記載の方法。
項目7.ダウンリンクビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングが、アップリンクビームスイーピングの必要性を示す制御シグナリングを含み、本方法が、アップリンクビームスイーピングを実行するように無線デバイスに要求する工程を含む、項目1~6のいずれか1つに記載の方法。
項目8.1つ又は複数の第1のDLビーム参照信号を無線デバイスに送信する工程(S202)が、1つ又は複数の受信ビーム上で、1つ又は複数の第1のDLビーム参照信号を無線デバイスに送信する工程(S202A)を含む、項目1~7のいずれか1つに記載の方法。
項目9.1つ又は複数の第1のDLビーム参照信号を無線デバイスに送信する工程(S202)が、1つ又は複数の第1のDLビーム参照信号をブロードキャストする工程(S202B)を含む、項目1~8のいずれか1つに記載の方法。
項目10.1つ又は複数の第2のDLビーム参照信号が、変更された送信電力、割り当てられた追加のリソース、及び変更された送信周期性のうちの1つ又は複数を有する1つ又は複数の第2のDLビーム参照信号を含む、項目2~9のいずれか1つに記載の方法。
項目11.無線デバイスによって実行される、ビーム参照シグナリングのための方法であって、無線デバイスが、ビームのセットを使用して、無線通信システムのネットワークノードと通信するように構成され、本方法が、
‐ビーム対応を確立することができないことを決定する工程(S104)と、
‐決定する工程(S104)に応答して、ビーム対応のためにDLビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングをネットワークノードに送信する工程(S108)とを含む、方法。
項目12.本方法が、
‐ネットワークノードから1つ又は複数のダウンリンク(DL)ビーム参照信号を受信する工程(S102)を含み、
できないことを決定する工程(S104)が、
‐1つ又は複数の受信されたDLビーム参照信号に基づいて、ビーム対応を確立する能力に関連付けられた1つ又は複数のDL受信品質パラメータを決定する工程(S104A)と、
‐品質基準を満たさない1つ又は複数のDL受信品質パラメータを決定すると、制御シグナリングを送信する工程(S108)とを含む、項目11に記載の方法。
項目13.本方法が、1つ又は複数のDL受信品質パラメータが品質基準を満たすかどうかを決定する工程(S106)を含む、項目11又は12に記載の方法。
項目14.品質基準が閾値のセットに基づく、項目12又は13に記載の方法。
項目15.DLビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングが、ビーム参照シグナリングのための追加のダウンリンク(DL)リソースの必要性を示す制御シグナリングを含む、項目11~14のいずれか1つに記載の方法。
項目16.DLビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングが、1つ又は複数のDLビーム参照信号の修正電力の必要性を示す制御シグナリングを含む、項目11~15のいずれか1つに記載の方法。
項目17.DLビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングが、1つ又は複数のDLビーム参照信号の受信の修正された周期性の必要性を示す制御シグナリングを含む、項目11~16のいずれか1つに記載の方法。
項目18.DLビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングが、ビーム対応を確立する能力に関連付けられた1つ又は複数のDL受信品質パラメータを含む、項目11~17のいずれか1つに記載の方法。
項目19.DLビーム参照シグナリングを変更する必要性を示す制御シグナリングが、アップリンクビームスイーピングの必要性を示す制御シグナリングを含む、項目11~18のいずれか1つに記載の方法。
項目20.DLビーム参照シグナリングが、一組の変更レベルを含む、項目11~19のいずれか1つに記載の方法。
項目21.変更レベルのセットが、順序に従って順序付けられた1つ又は複数の変更レベルを含む、項目20に記載の方法。
項目22.ビーム対応を確立する能力に関連付けられた1つ又は複数のDL受信品質パラメータが、信号対雑音比を示すパラメータ、信号対雑音プラス干渉比を示すパラメータ、受信電力を示すパラメータ、及び放射電力を示すパラメータのうちの1つ又は複数を含む、項目12~21のいずれか1つに記載の方法。
項目23.本方法が、
‐送信電力の増加、追加のリソース、及び送信周期性の増加のうちの1つ又は複数によって変更された1つ又は複数のDLビーム参照信号を受信する工程(S110)と、
‐ビーム対応を取得する工程(S112)とを含む、項目11~22のいずれか1つに記載の方法。
項目24.本方法が、変更されたDLビーム参照シグナリングを示す制御シグナリングを受信する工程(S109)を含む、項目11~23のいずれか1つに記載の方法。
項目25.メモリ回路(301)と、プロセッサ回路(302)と、無線インターフェース(303)とを備える無線デバイス(300)であって、無線デバイス(300)は、項目11~24のいずれか1つに記載の方法のいずれかを実行するように構成される、無線デバイス(300)。
項目26.ネットワークノード(400)が、メモリ回路(401)と、プロセッサ回路(402)と、インターフェース(403)とを備え、ネットワークノード(400)が、項目1~10のいずれか1つに記載の方法のいずれかを実行するように構成される、ネットワークノード(400)。
【0125】
「第1」、「第2」、「第3」、及び「第4」、「一次」、「二次」、「三次」などの用語の使用は、特定の順序を意味するものではなく、個々の要素を識別するために含まれる。さらに、「第1」、「第2」、「第3」、及び「第4」、「一次」、「二次」、「三次」などの用語の使用は、順序又は重要性を示すものではなく、むしろ「第1」、「第2」、「第3」、及び「第4」、「一次」、「二次」、「三次」などの用語は、1つの要素を別の要素から区別するために使用される。「第1」、「第2」、「第3」、及び「第4」、「一次」、「二次」、「三次」などの単語は、本明細書及び他の場所ではラベル付けの目的でのみ使用され、特定の空間的又は時間的な順序を示すことを意図しないことに留意されたい。さらに、第1の要素のラベリングは、第2の要素の存在を意図するものではなく、逆もまた同様である。
【0126】
図1A図5は、実線で示されているいくつかの回路又は動作と、破線で示されているいくつかの回路又は動作とを含むことが理解されよう。実線に含まれる回路又は動作は、最も広い例示的な実施形態に含まれる回路又は動作である。破線に含まれる回路又は動作は、実線の例示的な実施形態の回路又は動作に加えて取られることができるさらなる回路又は動作に含まれ得る、又はその一部である、又はさらなる回路又は動作である例示的な実施形態である。これらの動作は、提示された順序で実行される必要はないことを理解されたい。さらに、全ての動作が実行される必要はないことを理解されたい。例示的な動作は、任意の順序及び任意の組み合わせで実行することができる。
【0127】
「を含み」という単語は、列挙されたもの以外の要素又は工程の存在を必ずしも排除しないことに留意されたい。
【0128】
要素に先行する「1つの(a)」又は「1つの(an)」という単語は、複数のそのような要素の存在を排除するものではないことに留意されたい。
【0129】
さらに、参照記号は特許請求の範囲を制限せず、例示的な実施形態は、ハードウェア及びソフトウェアの両方によって少なくとも部分的に実装され得、いくつかの「手段」、「ユニット」、又は「デバイス」は、ハードウェアの同じアイテムによって表され得ることに留意されたい。
【0130】
本明細書に記載されている様々な例示的な方法、デバイス、ノード、及びシステムは、方法の工程又はプロセスの一般的な文脈で説明され、これは、ネットワーク環境のコンピュータによって実行されるプログラムコードなどのコンピュータ実行可能命令を含む、コンピュータ可読媒体に具体化されたコンピュータプログラム製品によって一態様で実装され得る。コンピュータ可読媒体は、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)などを含むがこれらに限定されない、取り外し可能及び取り外し不可能な記憶デバイスを含み得る。一般に、プログラム回路は、指定されたタスクを実行するか、又は特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含み得る。コンピュータ実行可能命令、関連するデータ構造、及びプログラム回路は、本明細書に開示される方法の工程を実行するためのプログラムコードの例を表す。そのような実行可能命令又は関連するデータ構造の特定のシーケンスは、そのような工程又はプロセスで説明される機能を実装するための対応する行為の例を表す。
【0131】
機能が示され、説明されてきたが、それらは、特許請求される開示を限定することを意図するものではなく、特許請求される開示の範囲から逸脱することなく、様々な変更及び修正を行うことができることが当業者に明らかであることが理解されるだろう。したがって、本明細書及び図面は、限定的な意味ではなく例示的な意味でみなされるべきである。特許請求される開示は、全ての代替形態、修正形態、及び均等物を網羅することを意図している。
図1A
図1B
図1C
図2
図3
図4
図5
【国際調査報告】