(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-09-15
(54)【発明の名称】内視鏡
(51)【国際特許分類】
A61B 1/04 20060101AFI20220908BHJP
A61B 1/00 20060101ALI20220908BHJP
【FI】
A61B1/04 540
A61B1/00 716
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022500064
(86)(22)【出願日】2019-11-13
(85)【翻訳文提出日】2022-01-04
(86)【国際出願番号】 CN2019117812
(87)【国際公開番号】W WO2021000490
(87)【国際公開日】2021-01-07
(31)【優先権主張番号】201910600626.9
(32)【優先日】2019-07-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521391771
【氏名又は名称】新光維医療科技(蘇州)股▲フン▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】SCIVITA MEDICAL TECHNOLOGY CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】No.8,Zhongtian Lane,Suzhou Industrial Park Suzhou,Jiangsu 215000 CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】110002468
【氏名又は名称】特許業務法人後藤特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】張 一
【テーマコード(参考)】
4C161
【Fターム(参考)】
4C161CC06
4C161FF02
4C161JJ13
4C161LL01
4C161PP10
(57)【要約】
本発明は、カメラレンズを固定するためのカメラハンドルと、そのプラグインコネクタとを備える内視鏡を開示しており、カメラハンドルは、アウターハウジングと、エンドキャップと、インナーハウジングとインナーハウジングに位置する検出素子とを備え、検出素子とエンドキャップとの間には、レンズセットが設けられ、インナーハウジングは、取り付けアセンブリによってアウターハウジングに固定的に接続され、アウターハウジングは、固定アセンブリによってインナーハウジングに固定的に接続され、エンドキャップの中央部には、検出素子の位置に対応する光透過孔が設けられる。インナーハウジングがアウターハウジング内に位置し、インナー・アウターハウジングとエンドカバーとの間が固定的に接続されているため、カメラハンドルの全体的な密封性が優れ、防水・防塵性能が良好である。チューブスリーブの端部に着脱可能な防水キャップが設けられ、防水キャップと取付管の間に弾性シールを設けることにより、プラグを密閉の空間内に配置し、消毒液の内部浸透によるプラグの損傷を防ぎ、医療機器のプラグとして適し、防水性能がよく、安全に使用できるようにする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カメラレンズを固定するためのカメラハンドルと、カメラレンズに給電するための電源を接続するためのプラグインコネクタとを備え、前記カメラハンドルは、アウターハウジング(1)と、アウターハウジングの端部に挿入されるエンドキャップ(2)と、アウターハウジング内に位置するインナーハウジング(3)とを備え、さらに前記インナーハウジング(3)に設けられる検出素子を備え、前記検出素子と前記エンドキャップ(2)の間にはレンズセット(5)が設けられ、前記インナーハウジング(3)は、取付アセンブリによって前記アウターハウジング(1)に固定的に接続され、前記アウターハウジング(1)は、固定アセンブリによって前記インナーハウジング(3)に固定的に接続され、前記エンドキャップ(2)の中央部には、前記検出素子の位置に対応する光透過孔(241)が設けられていることを特徴とする内視鏡。
【請求項2】
前記エンドキャップ(2)の縁部には、前記アウターハウジング(1)と挿入するための嵌合部(21)が設けられ、前記嵌合部(21)の外輪面には、固定溝(211)が設けられ、前記固定溝(211)には、第1のシール(2111)が設けられ、前記固定アセンブリは、前記エンドキャップ(2)に介在する複数の締付ボルト(23)を備え、前記アウターハウジング(1)の内壁には、前記締付ボルト(23)に対応する複数のカニューレ(11)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
【請求項3】
前記締付ボルト(23)は、ボルトヘッドとボルトロッドとを備え、前記ボルトロッドの外輪面には、リング溝(232)が設けられ、前記リング溝(232)には、第2のシール(233)が設けられ、前記ボルトロッドの外輪面には、スリーブ(231)が設けられ、前記スリーブ(231)を、前記ボルトロッドと前記カニューレ(11)に締まり嵌め嵌合させることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
【請求項4】
前記レンズセット(5)と検出素子の間には、スペーサ(26)が設けられ、前記エンドキャップ(2)上の光透過孔(241)には、レンズセット(5)を取り付けるための固定溝(211)が設けられ、前記レンズセット(5)は、防塵レンズ(51)とフィルタレンズ(52)とを備え、前記フィルタレンズ(52)は、前記防塵レンズ(51)と前記スペーサ(26)の間に設けられ、前記フィルタレンズ(52)の縁部には、嵌入枠(53)が設けられ、前記嵌入枠(53)はC型で、且つ防塵レンズに向かっている一側にフィルターレンズ(52)を挿入するための嵌入口(531)が設けられ、前記嵌入枠(53)は、エンドキャップ(2)に固定的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
【請求項5】
前記レンズセット(5)は、
S1.固定溝(211)の底壁にUVシール剤を塗布し、防塵レンズ(51)を固定溝(211)に装着し、紫外線光源を照射してUVシール剤を硬化させること、
S2.防塵レンズ(51)と固定溝(211)の側壁の隙間にUVシール剤を充填し、紫外線光源を照射してUVシール剤を硬化させること、
S3.フィルターレンズ(52)を嵌入枠(53)の嵌入口(531)にはめ込み、フィルターレンズ(52)と嵌入枠(53)を一体的に固定溝(211)に装着し、フィルターレンズ(52)を防塵レンズ(51)に確実に押し付け、嵌入枠(53)を固定すること、
S4.嵌入枠(53)とフィルターレンズ(52)と固定溝(211)の側壁の隙間にUVシール剤を充填し、紫外線光源を照射してUVシール剤を硬化させ、レンズセット(5)の取り付けを完了すること、
このような手順でエンドキャップ(2)上の光透過孔(241)に取り付けて固定されることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡。
【請求項6】
前記プラグインコネクタは、ワイヤ(30)と、ワイヤ(30)に接続されたプラグ(40)と、プラグ(40)を包むスリーブ(10)とを備え、前記プラグ(10)の端部は、チューブスリーブ(10)の外側に延出され、延出された部分の外側には、一端が開放端で一端が閉鎖端である丸い筒状の防水キャップ(20)が設けられ、防水キャップ(20)から離れた前記チューブスリーブ(10)の一端には、ワイヤ(30)を固定する水密アッセンブリがさらに設けられることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
【請求項7】
前記チューブスリーブ(10)は、同軸に設置された取付管(101)と、取付管(101)の外径より小さい外径を有する固定管(102)とを備え、前記取付管(101)と固定管(102)との連通部には、仕切板(104)が設けられ、前記プラグ(40)は、前記取付管(101)に挿入され、前記防水キャップ(20)の内周側壁には、取付リング溝(232)が設けられ、前記取付リング溝(232)には、チューブスリーブ(10)の外周側壁と嵌合する弾性シール(2021)が設けられることを特徴とする請求項6に記載の内視鏡。
【請求項8】
前記水密アッセンブリは、密封管(50)と、固定リング(60)と、固定管(102)に着脱可能に取り付けられるロックスリーブとを備え、前記密封管(50)はワイヤ(30)の外側に設けられ、端部には固定管(102)に挿入されるカニューレ(11)が設けられ、前記カニューレ(11)と仕切板(104)と密着する一端の外周側壁には、第1の制限リング突起(5011)が設けられ、前記固定リング(60)は、カニューレ(11)に設けられ、一端が固定管(102)に挿入され、他端の外周側壁に固定管(102)の端面に密着する第2の制限リング突起(601)が設けられ、前記ロックスリーブは、仕切板(104)から離れた一端の内周側壁に第2の制限リング突起(601)の外径よりも小さい内径を有する第3の制限リング(701)突起が設けられることを特徴とする請求項6に記載の内視鏡。
【請求項9】
前記チューブスリーブ(10)の壁面にプラグ(40)を固定するための位置決め部材(103)が設けられ、前記チューブスリーブ(10)と防水キャップ(20)の間には、さらに接続部材(80)が設けられることを特徴とする請求項6に記載の内視鏡。
【請求項10】
前記接続部材(80)は、防水キャップ(20)に設けられた第1のカラー(801)と、チューブスリーブ(10)に設けられた第2のカラー(802)と、第1のカラー(801)と第2のカラー(802)の間に接続されたフレキシブルロープ(803)とを備えることを特徴とする請求項9に記載の内視鏡。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療機器装置の分野、特に内視鏡に関するものである。
【背景技術】
【0002】
内視鏡は、患者の体内の器官と組織の病変を観察するための医療機器であり、通常、スクリーン、画像処理装置、冷光源装置と組み合わせて組織の観察や外科手術の処置を行う。病変組織の観察では、医師が内視鏡の作業端を患者の体内に挿入し、冷光源からの光が内視鏡内部の光ガイドファイバーを通して患者の体内に入り、患者の体内にあるマイクロカメラにカメラ照明を供給し、マイクロカメラが患者の臓器を撮影し、医師はスクリーンに表示された様々な角度からの患者の臓器の画像を処理し、患者の状態を分析するのである。
【0003】
この操作の前に、カメラやケーブルプラグを含むすべての手術器具を滅菌する必要がある。カメラについては、手術中に内視鏡カメラが血液や体液などに触れる可能性があり、各付属器具の密閉性が十分でないと、機器の隙間から内部に液体が浸透し、手術中の画質の安定性に影響することがある。また、ケーブルプラグについては、配線口が直接露出しているため、消毒液浸漬・拭取の方式による消毒はいずれも液体がプラグ上に残留しやすく、プラグの使用寿命と使用安全性に影響する。このため、内視鏡機器の関連構造はいずれも良好な密封性を持つ必要があり、同時にカメラ撮影の画質を保証しなければならない。
【発明の概要】
【0004】
本発明は、上記の問題を解決する内視鏡を提供することを目的とする。
【0005】
上記の目的を実現するための本発明の技術的解決策は、カメラレンズを固定するためのカメラハンドルと、カメラレンズに給電するための電源を接続するためのプラグインコネクタとを備える内視鏡を提供することであって、前記カメラハンドルは、アウターハウジングと、アウターハウジングの端部に挿入されるエンドキャップと、アウターハウジング内に位置するインナーハウジングとを備え、さらに前記インナーハウジングに設けられる検出素子を備え、前記検出素子と前記エンドキャップの間にはレンズセットが設けられ、 前記インナーハウジングは、取付アセンブリによって前記アウターハウジングに固定的に接続され、前記アウターハウジングは、固定アセンブリによって前記インナーハウジングに固定的に接続され、前記エンドキャップの中央部には、前記検出素子の位置に対応する光透過孔が設けられる。
【0006】
カメラハンドルエンドキャップの一実施形態として、前記エンドキャップの縁部には、前記アウターハウジングと挿入するための嵌合部が設けられ、前記嵌合部の外輪面には、固定溝が設けられ、前記固定溝には、第1のシールが設けられ、前記固定アセンブリは、前記エンドキャップに介在する複数の締付ボルトを備え、前記アウターハウジングの内壁には、前記締付ボルトに対応する複数のカニューレが設けられ、前記締付ボルトは、ボルトヘッドとボルトロッドとを備え、前記ボルトロッドは、ボルトヘッドに接続されたシールセグメントと、前記シールセグメントより小さい直径を有する挿入セグメントとを備え、前記ボルトロッドのシールセグメントには、リング溝が設けられ、前記リング溝には、第2のシールが設けられ、前記ボルトロッドの前記挿入セグメントには、スリーブが設けられ、前記スリーブは、前記挿入セグメントと前記カニューレに締まり嵌め嵌合される。
【0007】
レンズセットと検出素子部の構造については、前記レンズセットと検出素子の間には、スペーサが設けられ、前記エンドキャップ上の光透過孔には、レンズセットを取り付けるための固定溝が設けられ、前記レンズセットは、防塵レンズとフィルタレンズとを備え、前記フィルタレンズは、前記防塵レンズと前記スペーサの間に設けられ、前記フィルタレンズの縁部には、嵌入枠が設けられ、前記嵌入枠はC型で、且つ防塵レンズに向かっている一側にフィルターレンズを挿入するための嵌入口が設けられ、前記嵌入枠は、エンドキャップに固定的に接続されている。
【0008】
前記レンズセットは、以下の手順でエンドキャップ上の光透過孔に取り付けて固定される。
S1.固定溝の底壁にUVシール剤を塗布し、防塵レンズを固定溝にはめ込み、紫外線光源を照射してUVシール剤を硬化させる。
S2.防塵レンズと固定溝の側壁の隙間にUVシール剤を充填し、紫外線光源を照射してUVシール剤を硬化させる。
S3.フィルターレンズを嵌入枠の嵌入口にはめ込み、フィルターレンズと嵌入枠を一体的に固定溝にはめ込み、フィルターレンズを防塵レンズに確実に押し付け、嵌入枠を固定する。
S4.嵌入枠とフィルターと固定溝の側壁の隙間にUVシール剤を充填し、紫外線光源を照射してUVシール剤を硬化させ、レンズセットの取り付けを完了する。
【0009】
プラグコネクタの一実施形態として、前記プラグコネクタは、ワイヤと、ワイヤに接続されたプラグと、プラグを包むチューブスリーブとを備え、前記プラグの端部は、チューブスリーブの外側に延出され、延出された部分の外側には、一端が開放端で一端が閉鎖端である丸い筒状の防水キャップが設けられ、防水キャップから離れた前記チューブスリーブの一端には、ワイヤを固定する水密アッセンブリがさらに設けられる。
【0010】
前記チューブスリーブは、同軸に設置された取付管と、取付管の外径より小さい外径を有する固定管とを備え、前記取付管と固定管との連通部には、仕切板が設けられ、前記プラグは、前記取付管に挿入され、前記防水キャップの内周側壁には、取付リング溝が設けられ、前記取付リング溝には、チューブスリーブの外周側壁と嵌合する弾性シールが設けられる。
【0011】
水密アッセンブリの一実施形態として、前記水密アッセンブリは、密封管と、固定リングと、固定管に着脱可能に取り付けられるロックスリーブとを備え、前記密封管はワイヤの外側に設けられ、端部には固定管に挿入されるカニューレが設けられ、前記カニューレと仕切板と密着する端部の外周側壁には、第1の制限リング突起が設けられ、前記固定リングは、カニューレに設けられ、一端が固定管に挿入され、他端の外周側壁に固定管の端面に密着する第2の制限リング突起が設けられ、前記ロックスリーブは、仕切板から離れた一端の内周側壁に第2の制限リング突起の外径よりも小さい内径を有する第3の制限リング突起が設けられ、前記チューブスリーブの壁面にプラグを固定するための位置決めせ部材が設けられ、前記チューブスリーブと防水キャップの間には、さらに接続部材が設けられ、前記接続部材は、防水キャップに設けられた第1のカラーと、チューブスリーブに設けられた第2のカラーと、第1のカラーと第2のカラーの間に接続されたフレキシブルロープとを備える。
【0012】
インナーハウジングがアウターハウジング内に位置し、インナー・アウターハウジングとエンドカバーとの間が固定的に接続されているため、カメラハンドルの全体的な密封性が優れ、防水・防塵性能が良好であり、インナー・アウターハウジングの二重保護により内蔵された検出素子が外乱要素の影響を受けにくくなり、カメラハンドルに良好な使用安定性を持たせることができる。固定ブロック、位置決めブロック、固定ボルトを使用してセンサーを固定することにより、カメラハンドルハウジングに設けられるネジの数を最小限に抑え、カメラハンドルの全体的な密閉性を向上させ、同時にセンサーがインナーハウジングと直接接触しないようにする。インナー・アウターハウジングの二重保護により、外乱要素の影響からセンサーを保護するのに有利で、消毒液や体液が侵入してカメラハンドル内の撮像素子に損傷を与えることを防止する。レンズセットの防塵レンズは埃や水蒸気を効果的に遮断することができ、フィルターレンズは、干渉光波をろ過し、画質を向上させることができる。本発明の高安定内視鏡カメラハンドルは、安定した撮像、良好な抗干渉性能、優れた防塵・防水性能を有するという利点を有する。
【0013】
チューブスリーブの端部に着脱可能な防水キャップが設けられ、防水キャップと取付管の間に弾性シールを設けることにより、プラグを密閉の空間内に配置し、消毒液の内部浸透によるプラグの損傷を防ぎ、医療機器のプラグとして適し、防水性能がよく、安全に使用できるようにする。滅菌を行う際には、チューブスリーブの端部に防水キャップを装着することで、滅菌液が内部に浸透してプラグに損傷を与えることを効果的に防ぎ、極めて高い防水性を実現する。プラグを使用せずに放置しておく場合、プラグが比較的密閉の空間にあるため、埃や細菌などが侵入することなく、清潔で衛生的である。同時に、防水キャップの存在により、プラグの落下による破損のリスクも軽減される。
上記の技術的解決策は、本発明の技術的解決策の好ましい技術的解決策を反映しており、本技術分野の技術者によるいくつかの変更を行うことができる部分は、本発明の原理に反映されており、いずれも本発明の保護範囲に属する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】カメラハンドルとそのプラグコネクタの全体構造図である。
【
図2】本実施の形態におけるカメラハンドルの分解斜視図である。
【
図3】本実施の形態におけるカメラハンドルの断面
図Iである。
【
図5】本実施の形態におけるエンドキャップとインナーハウジングの構造図である。
【
図6】本実施の形態におけるエンドキャップとレンズセットの分解斜視図である。
【
図7】本実施の形態におけるインナーハウジングと固定片の構造図である。
【
図8】実施形態におけるエンドキャップ、インナーハウジング、センサ、ガスケット、およびスペーサの構造図である。
【
図9】本実施の形態におけるエンドキャップ、固定ブロック、位置決めブロックおよびセンサの構造図である。
【
図11】本実施の形態におけるカメラハンドルの断面
図IIである。
【
図15】実施形態におけるプラグの分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、当業者が技術的解決策を十分に理解できるように、添付図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1~2に示すように、カメラハンドルは、アウターハウジング1と、インナーハウジング3と、エンドキャップ2とを備える。アウターハウジング1の一端には信号伝送用の信号線が接続されており、他端はエンドキャップ2を固定するための開放端となっている。アウターハウジング1の内側壁には、アウターハウジング1の長手方向に沿って3箇所のカニューレ11が設けられ、開放端に位置する内側壁には、嵌入溝12が設けられている。エンドキャップ2の中心位置には光透過孔241が設けられ、光透過孔241にはレンズセット5が設けられている。インナーハウジング3は、アウターハウジング1の内部に位置し、矩形箱形状を有し、エンドキャップ2に向かっている一端が開放してエンドキャップ2に固定的に接続されている。エンドキャップ2のアウターハウジング1に向かっている一側には嵌合部21が設けられ、エンドキャップ2の装着時には、嵌合部21とアウターハウジング1上の嵌合口12との嵌合により、エンドキャップ2をアウターハウジング1の端部に予め固定することができる。
【0016】
図2および
図4を参照すると、嵌合部21と嵌合口12との嵌合の密着度を高めるために、嵌合部21の外輪面には固定溝211が設けられ、固定溝211の内側には第1のシール2111が設けられている。第1のシール2111は、弾性ゴム製であり、嵌合部21が嵌合溝12に挿入された後、第1のシール2111が嵌合溝12の側壁に確実に密着し、装着堅牢性と水密性を向上させることが可能である。
【0017】
図3及び
図4を参照すると、エンドキャップ2には、3つの段付き孔22が設けられ、それぞれの段付き孔22には、エンドキャップ2とアウターハウジング1とを締め付けるためのアンカーボルト23が挿入されている。アンカーボルト23は、ボルトヘッドとボルトロッドとを備え、ボルトロッドは2つのセグメントに分けられ、ボルトヘッドに接続されたセグメントの直径が、段付き孔22を貫通して飛び出した部分の直径より大きくなっている。 アンカーボルト23のボルトロッド部分には、エンドキャップ2のアウターハウジング1の内腔に向かっている側に位置するスリーブ231が設けられている。スリーブ231の外径は、カニューレ11の内径と同じである。エンドキャップ2を固定係止する時、アンカーボルト23がエンドキャップ2から離脱しないように、エンドキャップ2の前方からアンカーボルト23を段付き孔22に挿入し、エンドキャップ2の背面を貫通するアンカーボルト23の一端にスリーブ231を設ける。その後、エンドキャップ2をアウターハウジング1の開放端に固定し、同時にアンカーボルト23をスリーブ231とともにカニューレ11に挿入してエンドキャップ2を締め付ける。
【0018】
図4を参照すると、アンカーボルト23と段差付き孔22の内側壁との接触面積が大きく、緩みにくい。一方、アンカーボルト23のボルトロッドの大径部にはリング溝232が設けられ、リング溝232には弾性ゴム製の第2のシール233が設けられ、第2のシール233は、アンカーボルト23と段差付き孔22の装着堅牢性と密封性をさらに高めるために設けられ、カメラハンドルを良好な防塵・防水性能を有する。
【0019】
図5および
図6を参照すると、エンドキャップ2の背面には、各種部品の取り付けおよびインナーハウジング3の固定用の皿溝24が設けられ、エンドキャップ2とインナーハウジング3は固定アセンブリによって固定的に接続されている。固定アッセンブリは、腰棒形状の第1の固定ブロック6を備え、皿溝24には、第1の固定ブロック6が係合するための第1のスロット243が設けられている。エンドキャップ2に向ける第1の固定ブロック6の側には、2つの嵌入ブロック62が設けられ、第1のスロット243には、嵌入ブロック62が係合するための嵌入溝2431が設けられている。エンドキャップ2から離れた第1の固定ブロック6の側には、2つの第1の固定片61が設けられ、第1の固定片61がインナーハウジング3の外側上壁に密着するように伸びている。組立時、第1の固定ブロック6を第1のスロット243に挿入し、同時に嵌入ブロック62を対応する嵌入溝2431に挿入する。その後、第1の固定ブロック6を第1のスロット243にボルトで固定し、第1のスロット243と第1の固定ブロック6、嵌入ブロック62と嵌入溝2431との嵌合により、第1の固定ブロック6が緩みにくくなる。最後に第1固定ブロック61をボルトによりインナーハウジング3へ固定する。最後に、第1の固定片61をインナーハウジング3の上壁にボルトで固定的に接続すればよい。
【0020】
図6及び
図7を参照すると、固定アセンブリは、腰棒形状をしている第2の固定ブロック7をさらに備える。皿溝24には、第2の固定ブロック7が係合するための第2のスロット244が設けられ、ボルトを介してに第2の固定ブロック7を第2のスロット244に固定することができる。エンドキャップ2から離れた第2の固定ブロック7の側には、第2の固定片71が設けられ、インナーハウジング3の内底壁には、L字型の取付片33が設けられ、ボルトを介して第2の固定片71を取付片33に固定的に接続することができる。インナーハウジング3の開放端には、矩形枠状の固定片31が固定的に設定されており、固定片31には、固定ラグ311が設けられ、ボルトを介して固定ラグ311をインナーハウジング3に固定する。組立時、第2の固定片71を、固定片31の下部の固定ラグ311と取付片33との間にはめ込み、ボルトで固定し、固定片31の上部の固定ラグ311とインナーハウジング3の外側上壁と密着してボルトで固定する。
【0021】
図6および
図8を参照すると、エンドキャップ2の光透過孔241にはレンズセット5が設けられ、インナーハウジング3の内部には3MOSセンサ4などの撮像用部品が設けられ、3MOSセンサ4とレンズセット5との間にはガスケット25およびスペーサ26が設けられている。エンドキャップ2の光透過孔241でインナーハウジング3に向かっている一側に固定溝242が設けられ、レンズセット5が固定溝242に固定されている。レンズセット5は、防塵レンズ51とフィルターレンズ52とを備え、フィルターレンズ52の縁部には嵌入枠53が設けられている。嵌入枠53はC型で、且つ防塵レンズ51に向かっている一側にフィルターレンズ52を挿入するための嵌入口531が設けられている。レンズセット5を組み立てる際、固定溝242の底壁にUVシール剤を塗布し、防塵レンズ51を固定溝242に装着して押し付けて、紫外線光源を照射してUVシール剤を硬化させる。その後、防塵レンズ51と固定溝242の側壁の隙間にUVシール剤を充填し、紫外線光源を照射してUVシール剤を硬化させる。その後、フィルターレンズ52を嵌入枠53の嵌入口531にはめ込み、フィルターレンズ52と嵌入枠53を一体的に固定溝242に装着し、フィルターレンズ52を防塵レンズ51に確実に押し付け、固定ボルトを介して嵌入枠53を固定係止する。最後に、嵌入枠53とフィルターレンズ52と固定溝242の側壁の隙間にUVシール剤を充填し、紫外線光源を照射してUVシール剤を硬化させ、レンズセット5の取り付けを完了する。レンズセット5を取り付ける際に使用するUVシール剤は、市販のUVシール剤を採用すればよい。以上のようにして取り付けられたレンズセット5は、堅牢で、安定で、且つ水密性がよい。防塵レンズ51は、外部の埃や水蒸気を効果的に遮断することができ、フィルターレンズ52は、干渉光を濾過することが可能であるため、カメラハンドルの鮮明な撮像を確保することができる。
【0022】
図6および
図8を参照すると、スペーサ26は、フィルタ52と3MOSセンサ4との間に嵌め込まれており、スペーサ26の中央部には、光を通過させるための貫通孔261が設けられている。スペーサ26は、3MOSセンサ4の先端とレンズセット5とが直接接触しないように設けられ、取り付け時のスペーサ破損を低減するのに有利である。皿溝24に嵌入されるガスケット25は2つあり、それぞれスペーサ26の両側に配置されている。組立後、ガスケット25は、皿溝24の底壁と固定片31との間に支持体を形成し、固定片31の取り付けを安定させる。2つのガスケット25は同じ形状であり、組立時に任意に選択することができる。
【0023】
図9および
図10を参照すると、3MOSセンサ4は、インナーハウジング3(
図8参照)内でエンドキャップ2から離れた固定片31の一側に設けられている。3MOSセンサ4の一側に1つの固定ブロック41が設けられ、エンドキャップ2に向かっている固定ブロック41の一側に位置決めブロック42が密着的に設けられている。固定ブロック41と3MOSセンサ4との間は、接着剤で接着固定され、固定ブロック41と位置決めブロック42とは、固定ボルト43を介してインナーハウジング3に向かっているエンドキャップ2の一側に固定されている。固定片31とガスケット25には、切欠きが設けられ、位置決めブロック42と固定ブロック41を介して3MOSセンサ4を装着固定することができる。位置決めブロック42の両側には、位置決めタブ421が設けられ、皿溝24の底壁と固定ブロック41の端面には、位置決めタブ421が嵌合するための位置決め穴44が設けられている。エンドキャップ2から離れた固定片31の一側には、U字型の金属製のヒートシンク32が固定的に設けられ、ヒートシンク32は、固定ブロック41を包むように設けられ、3MOSセンサ4とインナーハウジング3(
図8参照)の側壁との間に位置している。固定片31には、ネジ棒が設けられ、ネジ棒にヒートシンク32の固定端が配置され、ネジ棒に配置されたナットを介してヒートシンク32を確実に固定することができる。
【0024】
図11及び
図12を参照すると、エンドキャップ2には、固定ボルト43が挿入されている。組立時、固定ボルト43をエンドキャップ2の前面から位置決めブロック42と固定ブロック41に順に挿入することにより、エンドキャップ2と固定ブロック41との間に位置決めブロック42が挟み込まれるようになって、3MOSセンサ4が確実に固定されるようになっている。 このような3MOSセンサ4の固定方法によって、ネジ孔の数を最小限に抑えることができる。固定ボルト43をねじ込むと、固定ボルト43のボルトヘッドに接着剤を塗布してシール処理を施すことができ、カメラハンドル全体の水密性を高めることができる。このように固定された3MOSセンサ4は、他の固定具で支持する必要がなく、要因の干渉を受けにくいため、分光性能と単色光の色再現性が安定し、内視鏡の画質と安定性を確保することができる。ヒートシンク32の設計により、熱伝導率を大幅に高め、3MOSセンサ4の動作中に発生した熱を適時に伝導することができ、3MOSセンサ4の動作安定性を長期間維持するのに有利であり、3MOSセンサ4を取り付ける際に、ヒートシンク32は一定のガイド効果もあり、取り付けも便利である。また、カメラハンドルの成形安定性と抗干渉性をさらに高めるために、インナーハウジング3の内壁に絶縁塗料を塗布して絶縁層を形成し、インナーハウジング3に絶縁発泡体を充填して、外部からのパルスや振動による3MOSセンサ4への悪影響を最小限に抑え、カメラハンドルの抗干渉性を高めることも可能である。
【0025】
図13及び
図14を参照すると、カメラハンドルの尾部には、プラグ40と、チューブスリーブ10と、ワイヤ30と、防水キャップ20とを備えるプラグコネクタが接続されており、このプラグコネクタの水密性構造について説明する。プラグ40はチューブスリーブ10内に挿入され、末端にワイヤ30が接続され、先端がチューブスリーブ10内から突出し、対応する装置または機械との接続に使用される。防水キャップ20は、円管状であり、一端が閉鎖され、一端が開放口が残され、開放端がチューブスリーブ10の先端に配置されている。
【0026】
図13および
図14を参照すると、防水キャップ20とチューブスリーブ10との間には、防水キャップ20の紛失を防止するための接続部材80が接続されている。接続部材80は、防水キャップ20に装着された第1のカラー801と、チューブスリーブ10に装着された第2のカラー802と、第1のカラー801と第2のカラー802の間に接続されたフレキシブルロープ803とを備える。本実施形態では、第1のカラー801、第2のカラー802及びフレキシブルロープ803は、いずれも可撓性ゴム製であり、一体成形されている。防水キャップ20とチューブスリーブ10の両方には、第1のカラー801と第2のカラー802を装着するためのリング溝が形成されている。プラグ40を使用する場合、防水キャップ20を取り外すだけでよい。使用前と使用後、防水キャップ20をチューブスリーブ10の端部に装着してから、プラグ全体を消毒し、消毒液の侵入によるプラグ40の損傷が生じにくくなる。
【0027】
図14及び
図15を参照すると、防水キャップ20の着脱時にプラグを把持しやすくするために、防水キャップ20及びチューブスリーブ10の外周側壁には、防水キャップ20の軸線方向に沿って複数の帯状の凹部90が設けられている。凹部90は、防水キャップ20とチューブスリーブ10の外周側壁の粗さを大きくするように設けられているため、使用時に防水キャップ20を容易に把持して引っ張って取り外すことができる。
【0028】
図14及び
図16を参照すると、チューブスリーブ10は、同軸に配置された取付管101と固定管102とに分割されており、両者の接続部には仕切板104が設けられている。プラグ40は取付管101部分に挿入され、ワイヤ30は仕切板104を貫通して固定管102内から突出している。固定管102から突出したワイヤ30の一端には水密アッセンブリが設けられているので、ワイヤ30が確実に固定され、ワイヤ30とチューブスリーブ10との隙間から液体や塵埃などがチューブスリーブ10の内腔に侵入しにくくなる。
【0029】
図15および
図16を参照すると、取付管101の外周側壁には、固定管102から離れる方向に順次径が小さくなる一次段差、二次段差および三次段差が設けられ、防水キャップ20の開放端の内周側壁には、防水キャップ20をチューブスリーブ10の端部に嵌め込むために二次段差の径と同径のしゃくりが設けられている。取付管101の三次段差部の外周側壁には、第1の嵌入リング溝1011が設けられ、防水キャップ20の内周側壁には、第1の嵌入リング溝1011を嵌め込むための第1のリング溝201が設けられている。防水キャップ20を取り付ける際に、第1の嵌入リング溝1011と第1のリング溝201との係止嵌合により、防水キャップ20を確実に、かつ容易に緩んで脱落しないように装着することができる。
【0030】
図15および
図16を参照すると、防水キャップ20と取付管101との装着堅牢度および水密性をさらに高めるために、防水キャップ20内腔のしゃくりには、取付リング溝202が設けられ、取付リング溝202には、弾性シール2021が設けられている。防水キャップ20が取付管101に装着された後、弾性シール2021は取付管101の二級段差部の外周側壁に密着され、防水キャップ20とチューブスリーブ10を緊密に嵌合させ、防水プラグの水密性を大幅に向上させる。
【0031】
図15および
図16を参照すると、取付管101の壁面には、取付管101に挿入されたプラグ40を固定するための位置決め部材103が設けられ、これにより、プラグ40の緩みを抑え、ワイヤ30とプラグ40との接続が破断・離脱しにくくすることができる。本実施形態では、位置決め部材103は、取付管101の壁面を貫通し、先端をプラグ40の止めネジに当てるように設けられ、合計2箇所設けられている。2つの止めネジの軸線の間に挟まれた鋭角は45°である。
【0032】
図15及び
図16を参照すると、水密アセンブリは、封止管50と、固定リング60と、ロックスリーブ70とを備える。封止管50は、柔軟なゴム製であり、ワイヤ30の外側に配置されている。封止管50は、チューブスリーブ10に向かっている一端に固定管102の内径より小さい外径を有するカニューレ501が設けられ、カニューレ501の外周側壁に第1の制限リング突起5011が設けられ、第1の制限リング突起5011の外径が取付管101の内径と同じで、その端面が仕切板104に密着され、外周側壁が取付管101の内周側壁に密着されている。カニューレ501には、同軸に固定リング60が設けられ、固定リング60の径方向の厚さは、固定チューブ102の内径とカニューレ501の外径との差に等しい。仕切板104から離れた固定リング60の端部の外周側壁には、第2の制限リング突起601が設けられ、第2の制限リング突起601の外径は、固定管102の外径と等しい。組立後、固定リング60の存在により、カニューレ501と第1の制限リング突起5011を仕切板104と固定管102の内周側壁に密着させることができ、良好な水密性を得ることができる。
【0033】
図15及び
図16を参照すると、ロックスリーブ70は封止管50と固定リング60を固定するために用いられ、ロックスリーブ70の内径は固定管102の外径と等しく、チューブスリーブ10から離れた一端の内周側壁には、第3の制限リング突起701が設けられ、第3の制限リング突起701の内径は封止管50の円筒部の外径と等しい。 組立後、第3の制限リング突起701は、第2の制限リング突起601を固定管102の端部に当てるので、封止管50が緩みにくくなる。
【0034】
図15及び
図16を参照すると、固定管102の外周側壁には、第2の嵌入リング溝1021が設けられ、ロックスリーブ70の内周側壁には、第2の嵌入リング溝1021が係合するための第2のリング溝702が設けられている。第2の嵌入リング溝1021と第2のリング溝702との係止嵌合により、ロックスリーブ70をチューブスリーブ10の固定管102に脱落することなく確実に取り付けることができる。
【0035】
図15を参照すると、ワイヤ30の曲げ・屈曲に適応するため、封止管50が固定管102から突出した部分の外径は、チューブスリーブ10から離れた方向に向けて徐々に小さくなっているので、封止管50がチューブスリーブ10から離れた部分の柔軟性が向上し、ワイヤ30の曲げ・屈曲によく適応することができ、硬い曲げによるワイヤ30の断線やワイヤ30のプラグ40からの離脱等の問題を回避することができ、使用耐久性と安全性が高められる。
【0036】
動作原理について、内視鏡は、使用する前にその全体を消毒水で滅菌する必要があり、また、使用中に体液と接触することがあるため、内視鏡の撮影品質に影響を与えることなく、内視鏡全体に良好な水密性を有することが求められる。この要求に応えるために、カメラハンドルは、固定ブロック41、位置決めブロック42及び固定ボルト43を用いて、アウターハウジング1、インナーハウジング3及びエンドキャップ2を一体的に固定し、多数のシールで部品組み立て後に存在する隙間を遮断し、カメラハンドル内への消毒液や体液等の侵入を不可能にし、内部の電子部品への損傷を回避することができる。プラグコネクタについては、防水アッセンブリを設けることにより、プラグの頭部に防水キャップ20を設けて、防水キャップ20とプラグ40の間の弾性シール2021を介して防水キャップ20の内外の隙間を遮断することで、プラグ40の殺菌消毒をより便利にし、消毒水がプラグ40を濡らして使用に影響を与えることを回避することができる。
【符号の説明】
【0037】
1 アウターハウジング
11 カニューレ
12 嵌合口
2 エンドキャップ
21 嵌合部
211 固定溝
2111第1のシール
22 段付き穴
23 アンカーボルト
231 スリーブ
232 リング溝
233 第2のシール
24 皿溝
241 光透過穴
242 取付溝
243 第1のスロット
2431嵌入溝
244 第2のスロット
25 ガスケット
26 スペーサ
261 貫通孔
3 インナーハウジング
31 固定片
311 固定ラグ
32 ヒートシンク
33 取付片
4 3MOSセンサ
41 固定ブロック
42 位置決めブロック
421 位置決めタブ
43 固定ボルト
44 位置決め穴
5 レンズセット
51 防塵レンズ
52 フィルタレンズ
53 嵌入枠
531 嵌入口
6 第1の固定ブロック
61 第1の固定片
62 嵌入ブロック
7 第2の固定ブロック
71 第2の固定片
10 チューブスリーブ
101 取付管
1011第1の嵌入リング溝
102 固定管
1021第2の嵌入リング溝
103 位置決め部材
104 仕切板
20 防水キャップ
201 第1のリング溝
202 取付リング溝
2021弾性シール
30 ワイヤ
40 プラグ
50 封止管、
501 カニューレ
5011第1の制限リング突起
60 固定リング
601 第2の制限リング突起
70 ロックスリーブ
701 第3の制限リング突起
702 第2のリング溝
80 接続部材
801 第1のカラー
802 第2のカラー
803 フレキシブルロープ
90 凹部
【国際調査報告】