(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-10-28
(54)【発明の名称】画像処理方法、装置、コンテンツ共有方法およびデバイス
(51)【国際特許分類】
H04N 21/2668 20110101AFI20221021BHJP
H04N 21/258 20110101ALI20221021BHJP
G09G 5/00 20060101ALI20221021BHJP
G09G 5/36 20060101ALI20221021BHJP
【FI】
H04N21/2668
H04N21/258
G09G5/00 555D
G09G5/00 510V
G09G5/36 520E
G09G5/36 520P
G09G5/00 555G
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022511078
(86)(22)【出願日】2020-08-20
(85)【翻訳文提出日】2022-02-18
(86)【国際出願番号】 CN2020110240
(87)【国際公開番号】W WO2021032160
(87)【国際公開日】2021-02-25
(31)【優先権主張番号】201910775307.1
(32)【優先日】2019-08-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】510280589
【氏名又は名称】京東方科技集團股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】BOE TECHNOLOGY GROUP CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】No.10 Jiuxianqiao Rd.,Chaoyang District,Beijing 100015,CHINA
(71)【出願人】
【識別番号】519385216
【氏名又は名称】北京京▲東▼方技▲術▼▲開▼▲発▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】BEIJING BOE TECHNOLOGY DEVELOPMENT CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】Room 407,Building 1,No.9 Dize Road,BDA,Beijing,100176,CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【氏名又は名称】実広 信哉
(72)【発明者】
【氏名】▲趙▼ 君杰
【テーマコード(参考)】
5C164
5C182
【Fターム(参考)】
5C164FA06
5C164MA04S
5C164SC05P
5C164SC11P
5C164YA19
5C182AC02
5C182AC03
5C182BA01
5C182BB03
5C182BB11
5C182BB21
5C182BC01
5C182BC11
5C182BC14
5C182BC22
5C182BC25
5C182BC26
5C182CB23
5C182CB44
5C182CB52
5C182DA02
(57)【要約】
画像処理方法、装置、コンテンツ共有方法およびデバイスを提供する。当該画像処理方法は、第1表示デバイスの第1パラメータ情報(110)を取得することと、第1パラメータ情報と第2表示デバイスによって現在表示された第1画像とに基づいて、第1表示デバイスの表示すべきコンテンツ(120)を生成することにより、表示すべきコンテンツ(130)を全画面表示するように第1表示デバイスを制御することと、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1表示デバイスの第1パラメータ情報を取得し、前記第1パラメータ情報は、前記第1表示デバイスの画面アスペクト比を確定するために使用されることと、
第2表示デバイスによって現在表示された第1画像を取得することと、
前記表示すべきコンテンツのアスペクト比が前記画面アスペクト比と一致するように、前記第1パラメータ情報と前記第1画像とに基づいて、前記第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを生成することと、
前記第1表示デバイスによって前記表示すべきコンテンツを全画面表示することと、
を含む、
画像処理方法。
【請求項2】
前記前記第1パラメータ情報と前記第1画像とに基づいて、前記第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを生成することは、
第1領域パラメータを取得することと、
前記第1領域パラメータに基づいて前記第1画像から第2画像を抽出し、前記第1領域パラメータは、前記第1画像における前記第2画像のコンテンツの位置を確定するために使用されることと、
前記第1パラメータ情報に基づいて前記第2画像を処理することにより、前記表示すべきコンテンツを取得することと、を含む、
請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項3】
前記前記第1パラメータ情報と前記第1画像とに基づいて、前記第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを生成することは、
前記第1画像に対する選択動作に応答して、前記第1画像における関心領域を確定することと、
前記第1画像から前記関心領域を抽出することにより、第3画像を取得することと、
前記第1パラメータ情報に基づいて前記第3画像を処理することにより、前記表示すべきコンテンツを取得することと、を含む、
請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項4】
前記表示すべきコンテンツは、前記第1画像の少なくとも一部を含む、
請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理方法。
【請求項5】
前記表示すべきコンテンツは、前記第1画像または前記第1画像の一部であり、
前記前記第1パラメータ情報と前記第1画像とに基づいて、前記第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを生成することは、
前記第1画像のアスペクト比が前記画面アスペクト比と一致する場合、前記第1画像を前記表示すべきコンテンツとすることと、
前記第1画像のアスペクト比が前記画面アスペクト比と一致しない場合、前記表示すべきコンテンツのアスペクト比が前記画面アスペクト比と一致するように、前記第1画像から一部を切り出して前記表示すべきコンテンツとすることと、を含む、
請求項4に記載の画像処理方法。
【請求項6】
前記表示すべきコンテンツは、追加表示コンテンツをさらに含み、前記追加表示コンテンツは、前記第1画像のコンテンツに関連付けられ、前記表示すべきコンテンツの表示領域のアスペクト比は、前記画面アスペクト比と一致する請求項4に記載の画像処理方法。
【請求項7】
前記第1パラメータ情報と前記第1画像とに基づいて、前記第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを生成することは、
前記第1画像の少なくとも一部を抽出することにより、第4画像を取得することと、
前記第1パラメータ情報と前記第4画像のコンテンツとに基づいて、前記追加表示コンテンツを取得することと、
前記第4画像と前記追加表示コンテンツを統合することにより、前記表示すべきコンテンツを取得することと、を含む、
請求項6に記載の画像処理方法。
【請求項8】
前記前記第1パラメータ情報と前記第4画像のコンテンツとに基づいて、前記追加表示コンテンツを取得することは、
前記第1表示デバイスのユーザータグを取得することと、
前記ユーザータグおよびユーザータグとユーザー画像との対応関係に基づいて、ターゲットユーザー画像を確定することと、
前記第1パラメータ情報、前記ターゲットユーザー画像および前記第4画像に基づいて、前記追加表示コンテンツを取得することと、を含む、
請求項7に記載の画像処理方法。
【請求項9】
前記前記第1パラメータ情報と前記第4画像のコンテンツとに基づいて、前記追加表示コンテンツを取得することは、
前記第4画像を解析することにより、前記第4画像のコンテンツ情報を取得することと、
前記コンテンツ情報に基づいて前記第4画像の指定属性の情報を取得することと、
前記第1パラメータ情報に基づいて前記指定属性の情報を処理することにより、前記追加表示コンテンツを得ることと、を含む、
請求項7に記載の画像処理方法。
【請求項10】
前記追加表示コンテンツは、画像コンテンツまたは文字コンテンツを含む請求項6から9のいずれか1項に記載の画像処理方法。
【請求項11】
前記第1パラメータ情報は、前記第1表示デバイスの画面アスペクト比または画面解像度である請求項1から10のいずれか1項に記載の画像処理方法。
【請求項12】
第2表示デバイスに適用されるコンテンツ共有方法であって、
第1表示デバイスの第1パラメータ情報を取得し、前記第1パラメータ情報は、前記第1表示デバイスの画面アスペクト比を確定するために使用されることと、
前記表示すべきコンテンツのアスペクト比が前記画面アスペクト比と一致するように、前記第1パラメータ情報と第2表示デバイスによって現在表示された第1画像とに基づいて、前記第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを生成することと、
前記第1表示デバイスが前記表示すべきコンテンツを全画面表示するように、前記表示すべきコンテンツを前記第1表示デバイスに送信することと、を含む、
コンテンツ共有方法。
【請求項13】
前記第1表示デバイスとの間の通信接続を確立することをさらに含む、
請求項12に記載のコンテンツ共有方法。
【請求項14】
前記前記第1表示デバイスとの間の通信接続を確立することは、
汎用プラグアンドプレイ通信プロトコルまたはブルートゥース通信プロトコルに基づいて、前記第1表示デバイスが検出された場合に、前記第1表示デバイスとの間のダイレクト通信を確立することを含む、
請求項13に記載のコンテンツ共有方法。
【請求項15】
前記前記第1表示デバイスの第1パラメータ情報を取得することは、
前記第1パラメータ情報を含む第2パラメータ情報を取得するための第1要求を前記第1表示デバイスに送信することと、
前記第1要求に応答して前記第1表示デバイスが送信する前記第2パラメータ情報を含む第1フィードバック情報を受信することと、
前記第2パラメータ情報に基づいて、前記第1パラメータ情報を取得することと、を含む、
請求項1から14のいずれか1項に記載のコンテンツ共有方法。
【請求項16】
サーバーに適用されるコンテンツ共有方法であって、
第1表示デバイスの第1パラメータ情報を取得し、前記第1パラメータ情報は、前記第1表示デバイスの画面アスペクト比を確定するために使用されることと、
第2表示デバイスによって現在表示された第1画像を取得することと、
前記表示すべきコンテンツのアスペクト比が前記画面アスペクト比と一致するように、前記第1パラメータ情報と前記第1画像とに基づいて、前記第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを生成することと、
前記表示すべきコンテンツを全画面表示するように前記第1表示デバイスを制御することと、を含む、
コンテンツ共有方法。
【請求項17】
前記第1表示デバイスと前記第2表示デバイスとの間の通信接続を確立することをさらに含む、
請求項16に記載のコンテンツ共有方法。
【請求項18】
前記前記第1表示デバイスと前記第2表示デバイスとの間の通信接続を確立することは、
前記第1表示デバイスからの第1登録要求を受信し、前記第1登録要求には、前記第1表示デバイスの第1デバイスタグが含まれることと、
前記第1登録要求に応答して前記第1表示デバイスを登録し、第1登録結果を含む第2フィードバック情報を前記第1表示デバイスに送信することと、
前記第2表示デバイスからの第2登録要求を受信し、前記第2登録要求には、前記第2表示デバイスの第2デバイスタグが含まれることと、
前記第2登録要求に応答して前記第2表示デバイスを登録し、第2登録結果を含む第3フィードバック情報を前記第2表示デバイスに送信し、ここで、前記第1表示デバイスと前記第2表示デバイスがそれぞれ前記サーバーへの登録に成功した後、前記サーバーによる通信が可能となることと、を含む、
請求項17に記載のコンテンツ共有方法。
【請求項19】
前記第1表示デバイスと前記第2表示デバイスとの間の通信接続を確立した後、
前記第1表示デバイスからの第1作成要求を受信し、前記第1作成要求は、前記第1デバイスタグと前記第1表示デバイスの第2パラメータ情報とを含み、前記第2パラメータ情報は、前記第1パラメータ情報を含むことと、
前記第1作成要求を受信した後、前記第1デバイスタグと前記第2パラメータ情報を関連付けて保存することと、をさらに含む、
請求項18に記載のコンテンツ共有方法。
【請求項20】
前記前記第1表示デバイスの第1パラメータ情報を取得することは、
前記第2表示デバイスからのコンテンツ作成要求を受信し、前記コンテンツ作成要求は、前記第1画像を前記第1表示デバイスに共有することを要求するために使用され、前記コンテンツ作成要求は、前記第1表示デバイスの第1デバイスタグを含むことと、
前記第1デバイスタグに基づいて、前記第2パラメータ情報を取得し、前記第2パラメータ情報に基づいて、前記第1パラメータ情報を取得することと、を含む、
請求項19に記載のコンテンツ共有方法。
【請求項21】
プロセッサとメモリを含み、
前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するために使用され、
前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、請求項1から11のいずれか1項に記載の方法を実現するために使用される、
画像処理装置。
【請求項22】
コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、請求項1から11のいずれか1項に記載の方法を実現するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項23】
プロセッサとメモリを含み、
前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するために使用され、
前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、請求項12から15のいずれか1項に記載の方法を実現するために使用される、
端末デバイス。
【請求項24】
コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、請求項12から15のいずれか1項に記載の方法を実現するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項25】
プロセッサとメモリを含み、
前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するために使用され、
前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、請求項16から20のいずれか1項に記載の方法のステップを実現するために使用される、
電子デバイス。
【請求項26】
コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、請求項16から20のいずれか1項に記載の方法のステップを実現するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、2019年08月21日に提出された出願番号201910775307.1の中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は、参照により本発明に援用する。
【0002】
本開示の実施例は、インターネット技術の分野に関し、特に画像処理方法、装置、コンテンツ共有方法およびデバイスに関するものである。
【背景技術】
【0003】
ピクチャースクリーンデバイスの増加に伴い、画面アスペクト比が異なるピクチャースクリーンデバイスの機能は完全に同じではない可能性がある。単一のユーザーが複数のピクチャースクリーンデバイスを持つ可能性があるので、複数の表示デバイスの表示コンテンツをどのように共有するかは、解決すべき問題である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示は、画像処理方法、装置、コンテンツ共有方法およびデバイスを提供する。
【0005】
本開示の実施例の一側面によると、第1表示デバイスの第1パラメータ情報を取得し、前記第1パラメータ情報は、前記第1表示デバイスの画面アスペクト比を確定するために使用されることと、第2表示デバイスによって現在表示された第1画像を取得することと、前記表示すべきコンテンツのアスペクト比が前記画面アスペクト比と一致するように、前記第1パラメータ情報と第2表示デバイスによって現在表示された第1画像とに基づいて、前記第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを生成することと、前記第1表示デバイスによって前記表示すべきコンテンツを全画面表示することと、を含む画像処理方法に関する。
【0006】
例えば、上記前記第1パラメータ情報と前記第2表示デバイスによって現在表示された第1画像とに基づいて、前記第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを生成することは、指定された第1領域パラメータを取得することと、前記第1領域パラメータに基づいて前記第1画像から第2画像を抽出し、前記第1領域パラメータは、前記第1画像における前記第2画像のコンテンツの位置を確定するために使用されることと、前記第1パラメータ情報に基づいて前記第2画像を処理することにより、前記表示すべきコンテンツを取得することと、を含む。
【0007】
例えば、上記前記第1パラメータ情報と前記第2表示デバイスによって現在表示された第1画像とに基づいて、前記第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを生成することは、前記第1画像に対する選択動作を受信することと、前記選択動作に基づいて、前記第1画像における関心領域を確定することと、前記第1画像から前記第1画像における関心領域を抽出することにより、第3画像を取得することと、前記第1パラメータ情報に基づいて前記第3画像を処理することにより、前記表示すべきコンテンツを取得することと、を含む。
【0008】
例えば、表示すべきコンテンツは、前記第1画像の少なくとも一部を含む。
【0009】
例えば、表示すべきコンテンツは、前記第1画像または前記第1画像の一部である。上記前記第1パラメータ情報と前記第1画像とに基づいて、前記第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを生成することは、前記第1画像のアスペクト比が前記画面アスペクト比と一致する場合、前記第1画像を前記表示すべきコンテンツとすることと、前記第1画像のアスペクト比が前記画面アスペクト比と一致しない場合、前記表示すべきコンテンツのアスペクト比が前記画面アスペクト比と一致するように、前記第1画像から一部を切り出して前記表示すべきコンテンツとすることと、を含む
【0010】
例えば、上記表示すべきコンテンツは、追加表示コンテンツをさらに含み、前記追加表示コンテンツは、前記第1画像のコンテンツに関連付けられ、前記表示すべきコンテンツの表示領域のアスペクト比は、前記画面アスペクト比と一致する。
【0011】
例えば、上記前記第1パラメータ情報と前記第2表示デバイスによって現在表示された第1画像とに基づいて、前記第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを生成することは、前記第1画像の少なくとも一部を抽出することにより、第4画像を取得することと、前記第1パラメータ情報と前記第4画像のコンテンツとに基づいて、前記追加表示コンテンツを取得することと、前記第4画像と前記追加表示コンテンツを統合することにより、前記表示すべきコンテンツを取得することと、を含む。
【0012】
例えば、上記前記第1パラメータ情報と前記第4画像のコンテンツとに基づいて、前記追加表示コンテンツを取得することは、前記第1表示デバイスのユーザータグを取得することと、前記ユーザータグおよびユーザータグとユーザー画像との対応関係に基づいて、ターゲットユーザー画像を確定することと、前記第1パラメータ情報、前記ターゲットユーザー画像および前記第4画像に基づいて、前記追加表示コンテンツを取得することと、を含む。
【0013】
例えば、上記前記第1パラメータ情報と前記第4画像のコンテンツとに基づいて、前記追加表示コンテンツを取得することは、前記第4画像を解析することにより、前記第4画像のコンテンツ情報を取得することと、前記コンテンツ情報に基づいて前記第4画像の指定属性の情報を取得することと、前記第1パラメータ情報に基づいて前記指定属性の情報を処理することにより、前記追加表示コンテンツを得ることと、を含む。
【0014】
例えば、上記追加表示コンテンツは、画像コンテンツまたは文字コンテンツを含む。
【0015】
例えば、上記第1パラメータ情報は、前記第1表示デバイスの画面アスペクト比または画面解像度である。
【0016】
本開示の実施例の別の側面によると、第2表示デバイスに適用されるコンテンツ共有方法に関し、前記方法は、第1表示デバイスの第1パラメータ情報を取得し、第1パラメータ情報は、前記第1表示デバイスの画面アスペクト比を確定するために使用されることと、前記表示すべきコンテンツのアスペクト比が前記画面アスペクト比と一致するように、前記第1パラメータ情報と第2表示デバイスによって現在表示された第1画像とに基づいて、前記第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを生成することと、前記第1表示デバイスが前記表示すべきコンテンツを全画面表示するように、前記表示すべきコンテンツを前記第1表示デバイスに送信することと、を含む。
【0017】
例えば、上記コンテンツ共有方法は、第1表示デバイスとの間の通信接続を確立するステップをさらに含む。
【0018】
例えば、上記前記第1表示デバイスとの間の通信接続を確立することは、汎用プラグアンドプレイ通信プロトコルまたはブルートゥース(登録商標、下記同様)通信プロトコルに基づいて、前記第1表示デバイスが検出された場合に、前記第1表示デバイスとの間のダイレクト通信を確立することを含む。
【0019】
例えば、上記前記第1表示デバイスの第1パラメータ情報を取得することは、前記第1パラメータ情報を含む第2パラメータ情報を取得するための第1要求を前記第1表示デバイスに送信することと、前記第1要求に応答して前記第1表示デバイスが送信する前記第2パラメータ情報を含む第1フィードバック情報を受信することと、前記第2パラメータ情報に基づいて、前記第1パラメータ情報を取得することと、を含む。
【0020】
本開示の実施例のさらに別の側面によると、サーバーに適用されるコンテンツ共有方法に関し、上記方法は、第1表示デバイスの第1パラメータ情報を取得し、前記第1パラメータ情報は、前記第1表示デバイスの画面アスペクト比を確定するために使用されることと、第2表示デバイスによって現在表示された第1画像を取得することと、前記表示すべきコンテンツのアスペクト比が前記画面アスペクト比と一致するように、前記第1パラメータ情報と前記第1画像とに基づいて、前記第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを生成することと、前記表示すべきコンテンツを全画面表示するように前記第1表示デバイスを制御することと、を含む。
【0021】
例えば、上記方法は、前記第1表示デバイスと前記第2表示デバイスとの間の通信接続を確立することをさらに含む。
【0022】
例えば、上記第1表示デバイスと第2表示デバイスとの間の通信接続を確立することは、前記第1表示デバイスからの第1登録要求を受信し、前記第1登録要求には、前記第1表示デバイスの第1デバイスタグが含まれることと、前記第1登録要求に応答して前記第1表示デバイスを登録し、第1登録結果を含む第2フィードバック情報を前記第1表示デバイスに送信することと、前記第2表示デバイスからの第2登録要求を受信し、前記第2登録要求には、前記第2表示デバイスの第2デバイスタグが含まれることと、前記第2登録要求に応答して前記第2表示デバイスを登録し、第2登録結果を含む第3フィードバック情報を前記第2表示デバイスに送信し、ここで、前記第1表示デバイスと前記第2表示デバイスがそれぞれ前記サーバーへの登録に成功した後、前記サーバーによる通信が可能となることと、を含む。
【0023】
例えば、第1表示デバイスと第2表示デバイスとの間の通信接続を確立した後、上記方法は、前記第1表示デバイスからの第1作成要求を受信し、前記第1作成要求は、前記第1デバイスタグと前記第1表示デバイスの第2パラメータ情報とを含み、前記第2パラメータ情報は、前記第1パラメータ情報を含むことと、前記第1作成要求を受信した後、前記第1デバイスタグと前記第2パラメータ情報を関連付けて保存することと、をさらに含む。
【0024】
例えば、上記前記第1表示デバイスの第1パラメータ情報を取得することは、前記第2表示デバイスからのコンテンツ作成要求を受信し、前記コンテンツ作成要求は、前記第1画像を前記第1表示デバイスに共有することを要求するために使用され、前記コンテンツ作成要求は、前記第1表示デバイスの第1デバイスタグを含むことと、前記第1デバイスタグに基づいて、前記第2パラメータ情報を取得し、前記第2パラメータ情報に基づいて、前記第1パラメータ情報を取得することと、を含む。
【0025】
本開示の実施例のまたさらに別の側面によると、プロセッサとメモリを含み、前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、上記第1側面に記載された方法のステップを実現するために使用される画像処理装置に関する。
【0026】
本開示の実施例のまたさらに別の側面によると、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、上記第1側面に記載された方法のステップを実現する。
【0027】
本開示の実施例のまたさらに別の側面によると、プロセッサとメモリを含み、前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、上記第2側面に記載された方法のステップを実現する端末デバイスに関する。
【0028】
本開示の実施例のまたさらに別の側面によると、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、上記第2側面に記載された方法のステップを実現する。
【0029】
本開示の実施例のまたさらに別の側面によると、プロセッサとメモリを含み、前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、上記第3側面に記載された方法のステップを実現する電子デバイスに関する。
【0030】
本開示の実施例のまたさらに別の側面によると、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、上記第3側面に記載された方法のステップを実現する。
【0031】
上記実施例から分かるように、第1表示デバイスの第1パラメータ情報を取得し、上記の第1パラメータ情報と第2表示デバイスの現在表示された第1画像とに基づいて第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを取得することにより、表示すべきコンテンツを第1表示デバイスに全画面表示させる。このようにすると、表示デバイス間の表示コンテンツの共有を実現することができ、そして、表示空間の無駄を回避し、表示空間の利用率を高め、表示効果を向上させることができる。
【0032】
以上の一般的な説明および後述の詳細な説明は、例示的および解釈的であり、本開示を限定するものではないことが理解すべきである。
【0033】
図面は、本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本開示に適合した実施例を示し、明細書とともに本開示の原理を説明するためのものである。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【
図1】本開示の実施例によるコンテンツ共有方法のフローチャートである。
【
図3】本開示の実施例による別のコンテンツ共有方法のフローチャートである。
【
図4】本開示の実施例による別のコンテンツ共有方法のフローチャートである。
【
図5】本開示の実施例による別の適用シーン図である。
【
図6】本開示の実施例による別のコンテンツ共有方法のフローチャートである。
【
図7】本開示の実施例による選択動作の概略図である。
【
図8】本開示の実施例による別の選択動作の概略図である。
【
図9】本開示の実施例による別の選択動作の概略図である。
【
図10】本開示の実施例による別の選択動作の概略図である。
【
図11】本開示の実施例による第1画像の概略図である。
【
図12】本開示の実施例による表示すべきコンテンツの概略図である。
【
図13】本開示の実施例による別のコンテンツ共有方法のフローチャートである。
【
図14】本開示の実施例による別の表示すべきコンテンツの概略図である。
【
図15】本開示の実施例による別のコンテンツ共有方法のフローチャートである。
【
図16】本開示の実施例による画像処理方法のフローチャートである。
【
図17】本開示の実施例による電子デバイスの概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0035】
ここで、図面に示された例示的な実施例について詳細に説明する。以下の説明が図面に関する場合、特に明記しない限り、異なる図面の同じ数字は、同一又は類似の要素を表す。以下の例示的な実施例に記載された実施形態は、本開示と一致するすべての実施形態を表すものではない。逆に、これらは、添付の特許請求の範囲に記載の本開示のいくつかの態様と一致する装置および方法の例にすぎない。
【0036】
本開示の実施例は、コンテンツ共有方法を提供する。当該コンテンツ共有方法は、通信接続された第2表示デバイス及び第1表示デバイスに適用される。第2表示デバイス及び第1表示デバイスは、ピクチャースクリーンデバイスであってもよい。ピクチャースクリーンデバイスは、絵や写真などの画像を表示するために使用されることができる。
図1に示されたように、当該コンテンツ共有方法は、以下のステップ110~130を含み得る。
【0037】
ステップ110において、第1表示デバイスの第1パラメータ情報を取得する。
【0038】
例示的に、第1パラメータ情報は、第1表示デバイスの画面アスペクト比を確定するために使用されてもよい。
【0039】
ステップ120において、第1パラメータ情報と第2表示デバイスによって現在表示された第1画像とに基づいて、第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを生成する。ここで、ステップ120を実行する前に、第2表示デバイスによって現在表示された第1画像を取得する必要がある。
【0040】
例示的に、生成された表示すべきコンテンツのアスペクト比は、第1表示デバイスの画面アスペクト比と一致する。
【0041】
ステップ130において、当該表示すべきコンテンツを全画面表示するように第1表示デバイスを制御する。
【0042】
一例示的なシーンにおいて、
図2に示されたように、ユーザーが第2表示デバイス21の現在表示された第1画像23を第1表示デバイス22に共有して表示する必要がある場合、第2表示デバイス21の第1スクリーン211の第1画面アスペクト比が第1表示デバイス22の第2スクリーン221の第2画面アスペクト比と異なるので、第2表示デバイス21の第1スクリーン211が第1画像23を全画面表示できれば、第1画像23が何も処理されていない場合には、第1表示デバイス22が第1画像23のすべてを全画面表示することができず、表示インターフェースに余白があるか、または、表示インターフェースには第1画像23の一部しか表示できないかのいずれかである。
【0043】
第1表示デバイス22が第2表示デバイスの現在表示された第1画像23の全部または一部をより良く全画面表示することができるようにするために、第1表示デバイスの第1パラメータ情報を取得し、前記第1パラメータ情報と第2表示デバイス21によって現在表示された第1画像23とに基づいて前記第1表示デバイス22の表示すべきコンテンツを取得することにより、上記の表示すべきコンテンツを第1表示デバイス22に全画面表示させることができる。ここで、上記の第1パラメータ情報は、第1表示デバイス22の第2スクリーン221の第2画面アスペクト比を含み得る。表示すべきコンテンツは、前記第1画像の少なくとも一部を含み、例えば、上記の表示すべきコンテンツは、第1画像23の一部または全部を含む。
【0044】
なお、上記ステップ110~130は、第2表示デバイス21によって実行されてもよいし、第1表示デバイス22によって実行されてもよく、第2表示デバイス21と第1表示デバイス22とがサーバーを介して通信接続された場合には、上記ステップ110~130は、サーバーによって実行されてもよい。第1表示デバイス21と第1表示デバイス22とがいずれも1つのユーザー端末と通信することができる場合、上記ステップ110~130は、当該ユーザー端末によって実行されてもよい。
【0045】
本実施例において、第1表示デバイスの第1パラメータ情報を取得し、上記の第1パラメータ情報と第2表示デバイスの現在表示された第1画像とに基づいて第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを生成することにより、表示すべきコンテンツを第1表示デバイスに全画面表示させることができる。このようにすると、表示デバイス間の表示コンテンツの共有を実現することができ、そして、表示空間の無駄を回避し、表示空間の利用率を高め、表示効果を向上させることができる。
【0046】
本開示の実施例は、コンテンツ共有方法をさらに提供する。本実施例において、
図3に示されたように、第2表示デバイス21と第1表示デバイス22とは、直接に通信接続されることができる。ここで、第2表示デバイス21は、UPnP(Universal Plug and Play、汎用プラグアンドプレイ)通信プロトコルまたはブルートゥース(Bluetooth)通信プロトコルによって第1表示デバイス22を検出し、第1表示デバイス22との通信接続を確立することができる。例えば、第2表示デバイス21は、汎用プラグアンドプレイ通信プロトコルまたはブルートゥース通信プロトコルによって第1表示デバイス22を検出した後、第1表示デバイス22とのダイレクト通信を確立することができる。本実施例において、第2表示デバイス21と第1表示デバイス22との間でUPnP通信プロトコルによって通信することを例に挙げて説明する。
【0047】
UPnP通信プロトコルは、デバイス間のコンテンツ転送規格を定義し、これには、制御ポイント(Control Point、CPと略称する)、ソースデバイス、及びターゲットデバイスが含まれ、制御ポイントは、ソースデバイスおよびターゲットデバイスにそれぞれ通信接続され、ソースデバイスおよびターゲットデバイスも通信接続され、ソースデバイスは、同時に制御ポイントの役割を果たすこともできる。ソースデバイスとターゲットデバイスは、ニーズに応じてUPnPを実現するサービスを選択することができ、UPnPのサービスには、デバイス管理サービス、コンテンツ管理サービス、接続管理サービスなどが含まれる。制御ポイントは、デバイスに含まれるサービスを要求することにより、デバイスに対する制御及びデバイス間のコンテンツ転送を実現する。
【0048】
本開示の実施例において、第2表示デバイス21は、ソースデバイスおよび制御ポイントの役割を果たすことができ、第1表示デバイス22は、ターゲットデバイスの役割を果たすことができる。制御ポイントとターゲットデバイスとの間は、UPnPサービスインタフェースを介して動作することができる。第2表示デバイス21は、CP機能およびメディアサーバー機能を実現することができ、第1表示デバイス22は、デバイス管理サービス、接続管理サービス及びメディアクライアントのようなUPnPのサービスを実現することができる。
【0049】
図3に示されたように、本開示の実施例において、コンテンツ共有方法は、以下のステップ310~360を含み得る。
【0050】
ステップ310において、第2表示デバイスは、第1要求を第1表示デバイスに送信する。第1要求は、第2パラメータ情報を取得するために使用され、第2パラメータ情報は、第1パラメータ情報を含む。
【0051】
本開示の実施例において、第2パラメータ情報は、前記第1表示デバイスの第1表示解像度を含み得る。第1パラメータ情報は、第1表示デバイスの第2スクリーン221の第2画面アスペクト比を含む。ここで、第1表示解像度は、第2画面アスペクト比を計算するために使用されてもよい。もちろん、第2パラメータ情報は、前記第1表示デバイスの第2スクリーン221の第2画面アスペクト比も含み得る。
【0052】
ステップ320において、第1表示デバイスは、第1フィードバック情報を第2表示デバイスに送信し、第1フィードバック情報は、第2パラメータ情報を含む。
【0053】
ステップ330において、第2表示デバイスは、第2パラメータ情報に基づいて、第1パラメータ情報を取得する。
【0054】
本開示の実施例において、第2表示デバイスは、第1表示解像度に基づいて、第2画面アスペクト比を算出することができる。
【0055】
ステップ340において、第2表示デバイスは、第1パラメータ情報と第2表示デバイスによって現在表示された第1画像とに基づいて、第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを生成する。本開示の実施例において、第1画像のアスペクト比が第2画面アスペクト比と一致しない場合、表示すべきコンテンツは、第1画像23の一部であってもよい。例えば、表示すべきコンテンツは、第1画像23から抽出されたコンテンツの一部であってもよく、表示すべきコンテンツのアスペクト比は、第1表示デバイス22の第2スクリーン221の第2画面アスペクト比と同じである。例えば、表示すべきコンテンツは、第1画像23から切り出された一部である。第1画像のアスペクト比が第2画面アスペクト比と一致する場合、直接に第1画像23を表示すべきコンテンツとすることができる。このようにすると、表示すべきコンテンツを第1表示デバイス22に全画面表示させることができる。
【0056】
本開示の実施例において、
図4に示されたように、ステップ340は、以下のステップ341~343を含み得る。
【0057】
ステップ341において、指定された第1領域パラメータを取得する。
【0058】
ステップ342において、第1領域パラメータに基づいて、第1画像から第2画像を抽出し、第1領域パラメータは、第1画像における第2画像のコンテンツの位置を確定するために使用される。
【0059】
ステップ343において、第1パラメータ情報に基づいて、第2画像を処理することにより、表示すべきコンテンツを取得する。
【0060】
本開示の実施例において、第1領域パラメータは、第2表示デバイスに予め記憶されてもよいし、ユーザーによって設定されてもよい。第1領域パラメータは、第1画像における第2画像のコンテンツの4つの頂点座標であってもよいが、これに限定されない。
【0061】
本開示の実施例において、第2表示デバイスは、第1領域パラメータに基づいて、第1画像から第2画像を抽出し、第2画像の第3アスペクト比を第1表示デバイス22の第2スクリーン221の第2画面アスペクトと比較することができ、第3アスペクト比が第2画面アスペクト比と同じである場合、第2画像を表示すべきコンテンツとして第1表示デバイス22に送信することにより、表示すべきコンテンツを第1表示デバイス22に全画面表示させることができる。第3アスペクト比が第2画面アスペクト比と同じではない場合、第1パラメータ情報に基づいて、第2画像を処理することにより、表示すべきコンテンツを取得し、ここで、表示すべきコンテンツのアスペクト比は、第2画面アスペクト比と同じであり、このようにすると、表示すべきコンテンツを第1表示デバイスに全画面表示させることができる。
【0062】
ステップ350において、第2表示デバイスは、表示すべきコンテンツを受信する準備をする第2要求を第1表示デバイスに送信する。第2要求は、表示すべきコンテンツを受信する準備をするように第1表示デバイス22に要求するために使用される。
【0063】
ステップ360において、第1表示デバイスは、表示すべきコンテンツを取得する第3要求を第2表示デバイスに送信する。
【0064】
本開示の実施例において、第2表示デバイス21は、第3要求に応答して、表示すべきコンテンツを第1表示デバイス22に送信して表示することができる。第3要求は、例えばHTTP PULL要求であってもよい。
【0065】
本開示の実施例において、指定された第1領域パラメータに基づいて、第1画像23から第2画像を抽出して取得し、第1パラメータ情報に基づいて、第2画像を処理することにより、前記表示すべきコンテンツを取得し、ユーザーの操作を簡単にする。
【0066】
本開示の実施例は、コンテンツ共有方法をさらに提供する。本実施例において、
図5に示されたように、第2表示デバイス21と第1表示デバイス22は、サーバー24によって通信接続され、サーバー24は、クラウドサーバーであってもよく、第2表示デバイス21及び第1表示デバイス22にコンテンツ共有サービスを提供するために使用される。例示的に、第2表示デバイス21は、ソース表示デバイスとして機能し、第1表示デバイス22は、ターゲット表示デバイスとして機能する。
【0067】
本開示の実施例において、
図6に示されたように、コンテンツ共有方法は、以下のステップ601~617を含み得る。
【0068】
ステップ601において、第1表示デバイスは、第1登録要求をサーバーに送信する。ここで、第1登録要求には、第1表示デバイスの第1デバイスタグが含まれる。
【0069】
ステップ602において、サーバーは、第1登録要求に応答して、第1表示デバイスを登録し、第2フィードバック情報を第1表示デバイスに送信し、第2フィードバック情報は、第1登録結果を含む。第1登録結果は、登録の成功または失敗に関する情報を含む。
【0070】
ステップ603において、第2表示デバイスは、第2登録要求をサーバーに送信する。ここで、第2登録要求には、第2表示デバイスの第2デバイスタグが含まれる。
【0071】
ステップ604において、サーバーは、第2登録要求に応答して、第2表示デバイスを登録し、第3フィードバック情報を第2表示デバイスに送信し、第3フィードバック情報は、第2登録結果を含む。ここで、第2登録結果は、登録の成功または失敗に関する情報を含み、第1表示デバイスと第2表示デバイスがそれぞれサーバーへの登録に成功した後、サーバーによる通信が可能となり、コンテンツ共有の機能を実現する。
【0072】
ステップ605において、第1表示デバイスは、第1作成要求をサーバーに送信する。ここで、第1作成要求は、第1デバイスタグと第1表示デバイスの第2パラメータ情報とを含み、前記第2パラメータ情報は、前記第1パラメータ情報を含む。
【0073】
本開示の実施例において、第2パラメータ情報は、第1表示解像度であってもよく、第1パラメータ情報は、第2画面アスペクト比である。サーバーは、第1表示解像度に基づいて、第1表示デバイス22の第2スクリーン221の第2画面アスペクト比を計算することができる。
【0074】
ステップ606において、サーバーは、第1作成要求を受信した後、第1デバイスタグと第2パラメータ情報を関連付けて保存し、第1作成要求の第4フィードバック情報を第1表示デバイスに送信し、第4フィードバック情報は、作成の成功または失敗に関する情報を含む。
【0075】
ステップ607において、第2表示デバイスは、第2作成要求をサーバーに送信する。ここで、第2作成要求には、第2表示デバイスの第2デバイスタグ及び第3パラメータ情報が含まれる。第3パラメータ情報は、第2表示デバイスの第4パラメータ情報を含む。
【0076】
本開示の実施例において、第3パラメータ情報は、第2表示デバイスの第2表示解像度であってもよい。第4パラメータ情報は、第2表示デバイスの第1スクリーンの第1画面アスペクト比である。サーバーは、第2表示解像度に基づいて、第2表示デバイスの第1スクリーンの第1画面アスペクト比を計算することができる。
【0077】
ステップ608において、サーバーは、第2作成要求を受信した後、第2デバイスタグと第3パラメータ情報を関連付けて保存し、第2作成要求の第5フィードバック情報を第2表示デバイスに送信する。第5フィードバック情報は、作成の成功または失敗に関する情報を含む。
【0078】
ステップ609において、第2表示デバイスは、コンテンツ作成要求をサーバーに送信する。コンテンツ作成要求は、第1画像を第1表示デバイスに共有するようにサーバーに要求するために使用される。
【0079】
ステップ610において、サーバーは、第1デバイスタグに基づいて、第2パラメータ情報を取得し、第2パラメータ情報に基づいて、第1パラメータ情報を取得する。
【0080】
ステップ611において、サーバーは、第1パラメータ情報と第4パラメータ情報が同じであるかどうかを判断する。同じである場合、ステップ612を実行し、同じではない場合、ステップ613を実行する。
【0081】
ステップ612において、サーバーは、第1表示デバイス上にコンテンツを作成する。本実施例において、サーバーは、第2表示デバイスによって現在表示された第1画像を取得し、第1表示デバイスに送信して表示する。第1表示デバイスは、第1画像の全てを全画面表示することができる。
【0082】
ステップ613において、サーバーは、第2表示デバイスが送信した第1画像に対する選択動作を受信する。ここで、選択動作は、第1画像における動作対象の関心領域を選択するために使用され、選択動作は、例えば第1画像に対する動作対象(例えばユーザー)の所定動作である。
【0083】
一選択可能な実施例において、選択動作は、非クローズなスライド動作であってもよい。
【0084】
一選択可能な実施例において、
図7に示されたように、非クローズなスライド動作の数は1つである。スライド動作71は、前記第1画像の第1側c1から第2側c2まで延在し、第1画像を第1領域711と第2領域712の2つの領域に分割することができ、第1領域711の面積は、第2領域712の面積より大きく、ここで、第1側c1は、第2側c2と対向する。第1領域711を動作対象の関心領域とすることができる。
【0085】
一選択可能な実施例において、
図8に示されたように、非クローズなスライド動作の数は1つである。スライド動作81は、第1画像を第3領域811と第4領域812の2つの領域に分割することができ、第4領域812の面積は、第3領域811の面積より大きい。第4領域812は、動作対象の関心領域である。
【0086】
一選択可能な実施例において、
図9に示されたように、非クローズなスライド動作の数は2つであってもよい。スライド動作91、92は、第1画像を第5領域911、第6領域912、第7領域913の3つの領域に分割することができ、スライド動作91、92間の第6領域912の面積は、第5領域911の面積より大きく、第7領域913の面積よりも大きい。第6領域912を動作対象の関心領域とすることができる。
【0087】
一選択可能な実施例において、
図10に示されたように、選択動作は、クローズなスライド動作1001であってもよい。スライド動作1001で囲まれた領域は、動作対象の関心領域である。
【0088】
ステップ614において、選択動作に基づいて動作対象の関心領域を確定する。
【0089】
本開示の実施例において、選択動作の位置情報に基づいて動作対象の関心領域を確定することができる。
図7に示された実施例において、第1画像の左下隅の頂点Oを座標の原点とし、第1画像の下辺に沿って延在した座標軸をX軸とし、第1画像の左辺に沿って延在した座標軸をY軸とすることができ、スライド動作71は、Y軸とほぼ平行であり、スライド動作71の位置情報は、X軸方向におけるスライド動作71の座標であり、例えば、スライド動作71の座標は、2/3である。スライド動作71の座標に基づいて、第1領域711が動作対象の関心領域であると確定することができる。
【0090】
図8に示された実施例において、スライド動作81の座標は、1/4である。スライド動作81の座標に基づいて、第4領域812が動作対象の関心領域であると確定することができる。
【0091】
図9に示された実施例において、スライド動作91の座標は、1/6であり、スライド動作92の座標は、5/6である。スライド動作91の座標とスライド動作92の座標とに基づいて、第6領域912が動作対象の関心領域であると確定することができる。
【0092】
図10に示された実施例において、選択動作1001の位置情報は、選択動作によってカバーされるピクセルポイントの座標の集合であってもよい。選択動作1001の位置情報に基づいて、スライド動作1001で囲まれた領域が動作対象の関心領域であると確定することができる。
【0093】
図10に示された実施例において、選択動作1001が外接円を有する場合、選択動作1001の位置情報に基づいて、選択操作1001の外接円を確定し、次に、当該外接円の接線1002を確定することができ、当該接線1002は、Y軸と平行であり、当該接線1002によって、現在の表示コンテンツを第8領域1003と第9領域1004に分割し、ここで、第8領域1003は、選択動作1001で囲まれた領域を含み、これは動作対象の関心領域である。選択動作1001が外接円を有しない場合、選択動作1001の位置情報に基づいて、選択動作1001の最小外接矩形(minimum bounding rectangle)を確定し、次に、当該最小外接矩形の辺1002を確定することができ、当該辺1002は、Y軸と平行であり、当該辺1002によって、現在の表示コンテンツを第8領域1003と第9領域1004に分割し、ここで、第8領域1003は、選択動作1001で囲まれた領域を含み、これは動作対象の関心領域である。
【0094】
ステップ615において、第1画像における関心領域を抽出することにより、第3画像を取得する。
【0095】
図7に示された実施例において、スライド動作71の左側の第1領域711を抽出することにより、第3画像を取得する。
【0096】
図8に示された実施例において、スライド動作81の右側の第4領域812を抽出することにより、第3画像を取得する。
【0097】
図9に示された実施例において、スライド動作91、92間の第6領域912を抽出することにより、第3画像を取得する。
【0098】
図10に示された実施例において、第8領域1003を抽出することにより、第3画像を取得することができる。
【0099】
ステップ616において、サーバーは、第1パラメータ情報に基づいて第3画像を処理することにより、表示すべきコンテンツを取得する。
【0100】
本開示の実施例において、第1表示パラメータは、第1表示デバイス22の第2スクリーン221の第2画面アスペクト比である。サーバーが第2画面アスペクト比に基づいて第1参照表示コンテンツ(例えば上記第3画像)を処理した後で取得された表示すべきコンテンツの第4アスペクト比と第2画面アスペクト比は、同じである。
【0101】
ステップ617において、コンテンツ作成応答を第2表示デバイスに送信する。
【0102】
本開示の実施例において、サーバーは、表示すべきコンテンツを第1表示デバイスに送信して表示した後で、コンテンツ作成応答を第2表示デバイスに送信することができる。
【0103】
本開示の実施例において、第2表示デバイスの第1画像に対する動作対象の選択動作に応じて第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを確定することにより、動作対象の関心領域における情報が漏れることを回避することができる。そして、第1表示デバイスの第1パラメータ情報に基づいて第2表示デバイスの現在表示された第1画像から抽出された第3画像を処理することにより、表示すべきコンテンツを取得し、この結果、表示すべきコンテンツを第1表示デバイスに全画面表示させ、表示空間の無駄を回避し、表示空間の利用率を高め、表示効果を向上させることができる。
【0104】
本開示の実施例は、コンテンツ共有方法をさらに提供する。本実施例において、表示すべきコンテンツは、第1画像の一部または全部及び追加表示コンテンツを含み得て、前記追加表示コンテンツは、第1画像のコンテンツに関連付けられる。追加表示コンテンツは、画像である。表示すべきコンテンツの表示領域のアスペクト比は、第1表示デバイス22の第2スクリーン221の第2画面アスペクト比と一致する。
【0105】
一選択可能な実施例において、第1画像は、
図11に示された画像1101であり、表示すべきコンテンツは、
図12に示された画像1201であり、ここで、画像1201は、第1画像領域1202、第2画像領域1203、及び第3画像領域1204を含み、第2画像領域1203におけるコンテンツは、画像1101におけるコンテンツと同じであり、第1画像領域1202と第3画像領域1204は、追加表示コンテンツであり、第1画像領域1202及び第3画像領域1204のコンテンツは、画像1101のコンテンツに関連付けられる。
【0106】
本開示の実施例において、
図13に示されたように、上記のステップ120は、以下のステップ121~123を含み得る。
【0107】
ステップ121において、第1画像の少なくとも一部を抽出することにより、第4画像を取得する。
【0108】
本実施例において、指定された第2領域パラメータまたは第1画像に対する動作対象の選択動作に基づいて前記第1画像の少なくとも一部を抽出することにより、第4画像を取得する。ここで、第2領域パラメータは、第2表示デバイス(またはサーバー)に予め記憶されてもよいし、ユーザーによって設定されてもよい。表示すべきコンテンツが第1画像の一部を含む場合、第2領域パラメータは、前記第1画像における第4画像のコンテンツの座標であってもよい。もちろん、第4画像は、第1画像の全てのコンテンツを含んでもよい。
【0109】
ステップ122において、第1パラメータ情報と第4画像のコンテンツとに基づいて、追加表示コンテンツを取得する。
【0110】
ステップ123において、第4画像と追加表示コンテンツを統合することにより、表示すべきコンテンツを取得する。
【0111】
本開示の実施例において、表示すべきコンテンツが第1画像の全てを含む場合、第4画像は、画像1101のコンテンツであってもよく、画像1101を解析することにより、画像1101のコンテンツ要素を取得することができ、当該コンテンツ要素は、海、空、イルカ、氷山などを含み得る。この後、当該コンテンツ要素に基づいて第4画像を編集することにより、追加表示コンテンツ、即ち第1画像領域1202及び第3画像領域1204を取得する。第1画像領域1202のコンテンツは、空であり、第3画像領域1204のコンテンツは、海である。
【0112】
一選択可能な実施例において、第1表示デバイス22のユーザータグを取得することもでき、ユーザータグおよびユーザータグとユーザー画像との対応関係に基づいて、ターゲットユーザー画像を確定し、第1パラメータ情報、ターゲットユーザー画像および第4画像に基づいて、追加表示コンテンツを取得する。ここで、第2表示デバイスまたはサーバーに、ユーザータグとユーザー画像との対応関係が予め記憶されてもよい。ユーザー画像は、ユーザーが好むコンテンツ要素、テーマ、スタイル、カテゴリなどの情報を含み得る。本実施例において、ユーザータグおよびユーザータグとユーザー画像との対応関係に基づいて、ターゲットユーザー画像を確定することができ、この後、ターゲットユーザー画像に基づいて、追加すべきコンテンツ要素を確定し、追加すべきコンテンツ要素と第1パラメータ情報とに基づいて、第4画像を編集することにより、追加表示コンテンツを取得する。例えば、ターゲットユーザー画像においてカモメよりも海景の空における白雲に対するユーザーの好みが大きい場合には、第1画像領域1202のコンテンツに白い雲1205を追加することができる。この後、第1画像領域1202、第2画像領域1203、第3画像領域1204を融合することにより、表示すべきコンテンツを取得する。
【0113】
本開示の実施例において、第1表示デバイス22の第2スクリーン221の第2画面アスペクト比に基づいて、第4画像及び追加表示コンテンツを処理することにより、表示すべきコンテンツを取得し、当該表示すべきコンテンツの表示領域のアスペクト比は、第2画面アスペクト比と同じである。
【0114】
本開示の実施例において、第1画像の少なくとも一部を抽出することにより、第4画像を取得し、第1パラメータ情報と第4画像のコンテンツとに基づいて、追加表示コンテンツを取得し、第4画像と追加表示コンテンツを統合することにより、表示すべきコンテンツを取得する。このようにすると、追加表示コンテンツを追加することにより、第1表示デバイスに全画面表示させることができる。
【0115】
さらに、表示すべきコンテンツが第1画像の全ておよび追加表示コンテンツを含む場合、第1表示デバイスの全画面表示を実現できるだけでなく、情報の損失も低減される。
【0116】
本開示の実施例は、コンテンツ共有方法をさらに提供する。本実施例において、表示すべきコンテンツは、第1画像の全ておよび追加表示コンテンツを含む。前記追加表示コンテンツは、文字コンテンツである。
【0117】
一選択可能な実施例において、第1画像は、
図11に示された画像1101であり、表示すべきコンテンツは、
図14に示された表示コンテンツ1401であり、ここで、表示コンテンツ1401は、第1文字表示領域1402、第2画像領域1203及び第2文字表示領域1404を含み、第2画像領域1203におけるコンテンツは、画像1101におけるコンテンツと同じであり、第1文字表示領域1402のコンテンツ及び第2文字表示領域1404のコンテンツは、追加表示コンテンツであり、第1文字表示領域1402のコンテンツ及び第2文字表示領域1404のコンテンツは、画像1101のコンテンツに関連付けられる。
【0118】
本開示の実施例において、
図15に示されたように、上記のステップ122は、以下のステップ151~153を含み得る。
【0119】
ステップ151において、第4画像を解析することにより、第4画像のコンテンツ情報を取得する。
【0120】
ステップ152において、第4画像のコンテンツ情報に基づいて第4画像の指定属性の情報を取得する。
【0121】
ステップ153において、第1パラメータ情報に基づいて上記指定属性の情報を処理することにより、追加表示コンテンツを得る。
【0122】
本開示の実施例において、第4画像を解析することにより、第4画像のコンテンツ情報を取得することができ、第4画像のコンテンツ情報は、例えば、画像の名称「最後の氷山」であってもよい。
【0123】
本開示の実施例において、取得されたコンテンツ情報に基づいて、インターネット上で情報照会を行って、第4画像の指定属性の情報を取得することにより、追加表示コンテンツを取得する。ここで、当該指定属性の情報は、著作者名、著作者の自己紹介、著作者プロフィール、著作背景、著作時間などの関連情報であってもよい。当該指定属性は、予め記憶されてもよいし、ユーザーによって設定されてもよい。
【0124】
本開示の実施例において、第4画像のコンテンツ情報に基づいて第4画像の指定属性の情報を取得した後、さらに第1パラメータ情報に基づいて当該指定属性の情報を処理することにより、追加表示コンテンツを得ることができる。例えば、第1パラメータ情報に基づいて、取得された第4画像の指定属性の情報を選別して編集することにより、追加表示コンテンツを取得することができる。
【0125】
本開示の実施例において、第4画像を解析することにより、第4画像のコンテンツ情報を取得し、第1パラメータ情報とコンテンツ情報とに基づいて、第4画像の指定属性の情報を取得し、ひいては追加表示コンテンツを得ることができる。このようにすると、第1表示デバイスを全画面表示させるだけでなく、付加的な文字コンテンツを表示することができ、鑑賞者が絵画のコンテンツを理解するのに役立ち、ユーザー体験を向上させる。
【0126】
本開示の実施例は、画像処理方法を提供し、当該画像処理方法は、電子デバイスに適用され、電子デバイスは、ピクチャースクリーンデバイス、サーバー、ユーザー端末などであってもよい。
図16に示されたように、当該方法は、以下のステップ161~162を含む。
【0127】
ステップ161において、第1表示デバイスの第1パラメータ情報を取得する。
【0128】
例示的に、第1パラメータ情報は、第1表示デバイスの画面アスペクト比を確定するために使用される。
【0129】
ステップ162において、第1パラメータ情報と第2表示デバイスによって現在表示された第1画像とに基づいて、第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを生成することにより、前記表示すべきコンテンツを第1表示デバイスに全画面表示させる。
【0130】
例示的に、表示すべきコンテンツのアスペクトは、第1表示デバイスの画面アスペクト比と一致する。
【0131】
本実施例におけるステップ161、162は、それぞれ上記のステップ110、120と同様であり、ここでは説明を省略する。
【0132】
一実施例において、ステップ162は、
図4に示されたステップ341~343を含み得る。
【0133】
別の実施例において、ステップ162は、以下のステップによって実現され、まず、第1画像に対する選択動作を受信し、次に、当該選択動作に応じて動作対象の関心領域を確定し、続いて、前記第1画像における関心領域を抽出することにより、第3画像を取得し、続いて、第1パラメータ情報に基づいて第3画像を処理することにより、第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを取得する。本実施例において、表示すべきコンテンツを取得する方法は、
図6に示された実施例におけるステップ613~616と同様であり、ここでは説明を省略する。
【0134】
一実施例において、前記表示すべきコンテンツは、前記第1画像の少なくとも一部を含む。
【0135】
一実施例において、前記表示すべきコンテンツは、前記第1画像または前記第1画像の一部であり、前記第1パラメータ情報は、第1表示デバイスの画面アスペクト比を含み、前記表示すべきコンテンツのアスペクト比は、前記画面アスペクト比と一致する。
【0136】
別の実施例において、前記表示すべきコンテンツは、前記第1画像の少なくとも一部及び追加表示コンテンツを含み、前記追加表示コンテンツは、前記第1画像のコンテンツに関連付けられ、前記第1パラメータ情報は、第1表示デバイスの画面アスペクト比を含み、前記表示すべきコンテンツの表示領域のアスペクト比は、前記画面アスペクト比と一致する。
【0137】
一実施例において、ステップ162は、
図13に示されたステップ121~123を含み得る。
【0138】
一実施例において、ステップ122は、以下のステップを含み得て、まず、前記第1表示デバイスのユーザータグを取得し、次に、前記ユーザータグおよびユーザータグとユーザー画像との対応関係に基づいて、ターゲットユーザー画像を確定し、続いて、前記第1パラメータ情報、前記ターゲットユーザー画像及び前記第4画像に基づいて、前記追加表示コンテンツを取得する。本実施例におけるコンテンツは、上記実施例における関連コンテンツと同様であり、ここでは説明を省略する。
【0139】
別の実施例において、ステップ122は、
図15に示されたステップ151~153を含み得る。
【0140】
本開示の実施例において、上記実施例から分かるように、第1表示デバイスの第1パラメータ情報を取得し、上記の第1パラメータ情報と第2表示デバイスの現在表示された第1画像とに基づいて第1表示デバイスの表示すべきコンテンツを取得することにより、表示すべきコンテンツを第1表示デバイスに全画面表示させる。このようにすると、表示デバイス間の表示コンテンツの共有を実現することができ、そして、表示空間の無駄を回避し、表示空間の利用率を高め、表示効果を向上させることができる。
【0141】
本開示の実施例は、プロセッサとメモリを含む画像処理装置を提供し、前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、上記の実施例のいずれかに記載された画像処理方法を実現するために使用される。
【0142】
本開示の実施例は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、上記の実施例のいずれかに記載された画像処理方法を実現する。
【0143】
本開示の実施例は、プロセッサとメモリを含む端末デバイスをさらに提供し、前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、上記の実施例のいずれかに記載されたコンテンツ共有方法を実現するために使用される。
【0144】
本開示の実施例は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、上記の実施例のいずれかに記載されたコンテンツ共有方法を実現する。
【0145】
上記の実施例における装置に関して、プロセッサが動作を実行する具体的な形態は、当該方法に関連する実施例において詳細に説明され、ここでは詳細な説明を省略する。
【0146】
図17は、一例示的な実施例による電子デバイスのブロック図である。例えば、電子デバイス1700は、サーバーとして提供されることができ、他の例では、表示デバイスまたはユーザー端末としても提供されることができる。
図17を参照すると、デバイス1700は、1つ以上のプロセッサをさらに含む処理コンポーネント1722と、例えばアプリケーションプログラムなどの処理部品1722によって実行可能な指令を記憶するためのメモリ1732によって代表されるメモリリソースと、を含む。メモリ1732に記憶されたアプリケーションプログラムは、それぞれが一組の指令に対応する1つ以上のモジュールを含み得る。または、処理コンポーネント1722は、指令を実行することにより、上記コンテンツ共有方法または画像処理方法を実行するように構成される。
【0147】
デバイス1700は、デバイス1700の電源管理を実行するように構成された電源コンポーネント1726、デバイス1700をネットワークに接続するように構成された有線または無線ネットワークインターフェース1750、および入出力(I/O)インターフェース1758をさらに含み得る。デバイス1700は、例えばWindows ServerTM、Mac OS XTM、UnixTM、Linux(登録商標)TM、FreeBSDTMなどのメモリ1732に記憶されたオペレーティングシステムに基づいて動作可能である。
【0148】
例示的な実施例において、例えば指令を含むメモリ1732などの、命令を含む非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体も提供され、上記指令がデバイス1700の処理コンポーネント1722によって実行されることにより、上記方法を完成する。例えば、前記非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ記憶装置などであってもよい。
【0149】
本開示において、「第1」、「第2」という用語は、説明の目的にのみ使用され、相対的な重要性を示すまたは示唆するものとして理解されない。「複数の」という用語は、特に明示されない限り、2つ以上を意味する。
【0150】
当業者は、本明細書を検討して本明細書に開示された内容を実施した後、本開示の他の実施形態を容易に想到する。本開示は、本開示の任意の変形、用途または適応的な変化をカバーすることを意図し、これらの変形、用途または適応的な変化は、本開示の一般的な原理に従い、且つ本開示に開示されていない本技術分野における公知の常識または慣用技術を含む。明細書および実施例は、単に例示的なものとみなされ、本開示の真の範囲および精神は、以下の特許請求の範囲によって示される。
【0151】
本開示は、上記で説明され且つ図面に示された正確な構造に限定されず、その範囲から逸脱することなく、様々な修正および変更を行うことができることが理解すべきである。本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ制限される。
【符号の説明】
【0152】
1700 電子デバイス
1722 処理コンポーネント
1726 電源コンポーネント
1732 メモリ
1750 ネットワークインターフェース
1758 入出力インターフェース
【国際調査報告】