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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-09-01
(54)【発明の名称】内視鏡器具
(51)【国際特許分類】
   A61B 1/00 20060101AFI20230825BHJP
   A61B 1/06 20060101ALI20230825BHJP
【FI】
A61B1/00 711
A61B1/06 531
A61B1/06 530
A61B1/00 682
A61B1/00 713
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023509563
(86)(22)【出願日】2021-07-13
(85)【翻訳文提出日】2023-02-09
(86)【国際出願番号】 US2021041397
(87)【国際公開番号】W WO2022035538
(87)【国際公開日】2022-02-17
(31)【優先権主張番号】63/065,037
(32)【優先日】2020-08-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】514290052
【氏名又は名称】アースレックス インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】ARTHREX, INC.
【住所又は居所原語表記】1370 Creekside Blvd, Naples, FL 34108, United States of America
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】ベンジャミン・ペリー・ヘッジス
(72)【発明者】
【氏名】アンドリュー・ダブリュー・メルトン
(72)【発明者】
【氏名】ライアン・ケラー
(72)【発明者】
【氏名】ザカリー・ドミンゲス
【テーマコード(参考)】
4C161
【Fターム(参考)】
4C161CC06
4C161FF12
4C161JJ02
4C161LL02
4C161QQ06
4C161UU03
4C161UU06
(57)【要約】
本開示は、内視鏡検査を実施する器具および方法に関する。生体内で外科手術の画像を生成するための内視鏡は、ハブおよびハブから延在する撮像ロッドを含んでもよく、撮像ロッドは、光を受容し、そして撮像ロッドの遠位端に隣接して位置する撮像センサーに光を方向付けるように構成され、ハブおよび撮像ロッドは、ハブの遠位に確立された重心を有するアセンブリを形成するように取り付けられる。他の実装では、ハブは省略されてもよい。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
生体内で外科手術の画像を生成するための内視鏡であって、
ハブと、
前記ハブから延在する撮像ロッドであって、前記撮像ロッドが光を受容し、かつ前記光を前記撮像ロッドの遠位端部分に隣接する区域へと方向付けるように構成され、撮像センサーが前記撮像ロッドの前記遠位端部分に位置し、かつ前記ハブおよび前記撮像ロッドが、前記撮像ロッド内に重心を有するハブアセンブリを形成するように取り付けられる、撮像ロッドと、
を備える、内視鏡。
【請求項2】
前記撮像ロッドが、前記遠位端部分と、前記撮像ロッドと前記ハブとの間のインターフェースと、の間で第一の長さ延在し、かつ前記重心が前記インターフェースからの第二の長さにおいて前記撮像ロッド内に確立され、かつ前記第二の長さが前記第一の長さの10パーセント以上である、請求項1に記載の内視鏡。
【請求項3】
前記ハブが、前記撮像センサーから画像データを送信するように構成された電子機器を備える、請求項2に記載の内視鏡。
【請求項4】
前記第二の長さが、前記第一の長さの25パーセント以上である、請求項3に記載の内視鏡。
【請求項5】
前記ハブが、光供給部を備える、請求項1に記載の内視鏡。
【請求項6】
前記ハブが、電源を備える、請求項1に記載の内視鏡。
【請求項7】
前記ハブが、画像データをワイヤレスで送信するように構成された電子機器を備える、請求項1に記載の内視鏡。
【請求項8】
前記ハブが、画像データをデジタルで送信するように構成された電子機器を備える、請求項1に記載の内視鏡。
【請求項9】
前記ハブが、画像データをアナログ信号で同軸ケーブルを通して送信するように構成された電子機器を備える、請求項1に記載の内視鏡。
【請求項10】
前記ハブアセンブリが、前記ハブアセンブリの長軸方向軸に沿って延在する基準平面に対して対称的である、請求項1に記載の内視鏡。
【請求項11】
前記ハブが円筒状である、請求項1に記載の内視鏡。
【請求項12】
前記ハブの長さが、前記撮像ロッドの長さの0.75倍未満である、請求項1に記載の内視鏡。
【請求項13】
前記ハブの直径が、前記撮像ロッドの直径の5倍未満である、請求項1に記載の内視鏡。
【請求項14】
前記ハブの重量が、前記撮像ロッドの重量の2倍未満である、請求項1に記載の内視鏡。
【請求項15】
前記ハブが、電子回路と、光供給部と、光カプラーと、を含む電子機器であって、
前記電子回路が、前記撮像センサーから画像データを送信するように構成され、
前記光供給部が前記電子回路へと接続され、かつ前記光供給部が生体内で照明を生成するように構成され、
前記光カプラーが、前記光供給部から光ファイバーへと光を連通するように構成され、かつ前記光ファイバーが、前記ハブから前記撮像ロッドの前記遠位端部分へと光を伝送するように構成される、電子機器と、
前記電子回路と前記光供給部と前記光カプラーとを封入するように構成された筐体と、
前記撮像ロッドを前記筐体へと接続するハブカプラーと、
を備える、請求項1に記載の内視鏡。
【請求項16】
第一のケーブル、第二のケーブル、コネクタ、および一つ以上の制御を有するボタンヨークを含むケーブルアセンブリをさらに備え、
前記第一のケーブルが前記ハブアセンブリの近位端部分に連結され、前記ボタンヨークが前記第一および第二のケーブルを相互接続し、前記第二のケーブルが前記ボタンヨークと前記コネクタとを相互接続し、かつ前記コネクタが外部装置とインターフェース接続するように構成された端子を有する、請求項15に記載の内視鏡。
【請求項17】
生体内で外科手術の画像を生成するための内視鏡であって、
通信アセンブリと、
前記通信アセンブリに連結されたハブと、
前記ハブから延在する撮像ロッドであって、前記ハブおよび前記撮像ロッドが、前記ハブの遠位に確立された重心を有するハブアセンブリを形成するように取り付けられる、撮像ロッドと、
前記撮像ロッドの遠位端部分に連結された撮像センサーと、
を備える、内視鏡。
【請求項18】
前記重心が前記撮像ロッド内に確立される、請求項17に記載の内視鏡。
【請求項19】
前記遠位端部分に隣接する前記撮像ロッド内の光源をさらに備える、請求項18に記載の内視鏡。
【請求項20】
前記ハブが、電子機器を封入するように構成された筐体を含む、請求項17に記載の内視鏡。
【請求項21】
前記撮像センサーを包囲するようにアレイで構成された複数の光源をさらに備える、請求項17に記載の内視鏡。
【請求項22】
前記複数の光源が、共通光源から分岐するように構成されたそれぞれの経路である、請求項21に記載の内視鏡。
【請求項23】
前記光源が個別に制御可能である、請求項21に記載の内視鏡。
【請求項24】
生体内で外科手術の画像を生成するための内視鏡であって、
通信アセンブリと、
前記通信アセンブリに連結されたハブアセンブリであって、撮像ロッド、撮像センサー、および前記撮像センサーに連結された電子機器を含む、ハブアセンブリと、
を備え、
前記撮像ロッドが、長軸方向軸に対して近位端部分と遠位端部分との間で第一の長さ延在する主本体を含み、前記撮像センサーが前記撮像ロッドの前記遠位端部分に隣接して配置され、かつ前記電子機器が前記撮像ロッドの内部空洞内に配置され、
前記ハブアセンブリが、前記近位端部分から第二の長さにおいて前記撮像ロッド内に確立された重心を有し、かつ前記第二の長さが、前記第一の長さの50パーセント以上である、内視鏡。
【請求項25】
前記第二の長さが、前記第一の長さの50パーセント超である、請求項24に記載の内視鏡。
【請求項26】
前記電子機器が、前記撮像ロッドの前記遠位端部分に隣接して配置される、請求項24に記載の内視鏡。
【請求項27】
前記第二の長さが、前記第一の長さの75パーセント超である、請求項26に記載の内視鏡。
【請求項28】
内視鏡検査を実施する方法であって、
患者の挿入点を通して撮像ロッドの遠位端部分を挿入するステップであって、前記撮像ロッドがハブから前記遠位端部分へ延在し、かつ前記ハブおよび前記撮像ロッドが、前記ハブの遠位に確立された重心を有するハブアセンブリを確立するように取り付けられる、ステップと、
次いで前記挿入点を通して前記重心を挿入するステップであって、撮像センサーが前記撮像ロッドの前記遠位端部分に位置付けられる、ステップと、
前記撮像センサーによって、前記重心を挿入するステップの工程の後に続いて前記挿入点の内側の位置において画像を得るステップと、
を含む、方法。
【請求項29】
前記重心が前記撮像ロッド内に確立される、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記ハブが、前記得るステップの工程中に前記挿入点の外側にある、請求項28に記載の方法。
【請求項31】
前記重心が生体内であり、かつ前記ハブが前記挿入点の外側に前記撮像ロッドから実質的に片持ちされるように、前記ハブアセンブリを解放するステップをさらに含む、請求項28に記載の方法。
【請求項32】
前記ハブの長さが、前記撮像ロッドの長さの0.75倍未満であり、かつ
前記ハブの重量が、前記撮像ロッドの重量の2倍未満である、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記得るステップの工程の前に、前記撮像センサーへと光を連通するステップをさらに含む、請求項28に記載の方法。
【請求項34】
前記連通するステップの工程が、前記ハブから、次いで前記撮像ロッドを通して、そして次いで前記撮像ロッドの前記遠位端部分に隣接する区域に向かって前記光を連通するステップを含む、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記連通するステップの工程が、前記光を前記撮像ロッドの前記遠位端部分に隣接する複数の光源から連通するステップを含み、かつ前記光源が、前記撮像センサーを包囲するようにアレイで構成される、請求項33に記載の方法。
【請求項36】
前記連通するステップの工程が、前記光源を個別に制御して前記光を連通するステップを含む、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
前記挿入点が、前記患者の皮膚の切開によって確立される、請求項28に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2020年8月13日に出願された米国仮特許出願第63/065,037号の優先権を主張するものであり、その全体が本明細書に組み込まれる。
【0002】
本開示は、内視鏡および内視鏡検査を実施する方法を含む外科手術器具および方法に関する。
【背景技術】
【0003】
本開示は、内視鏡検査などの外科手技の実施に関連付けられた器具および方法に関する。器具は、患者の中へと挿入される場合がある。一つ以上の画像が、器具を用いて得られる場合がある。
【発明の概要】
【0004】
本開示の実装に従って生体内で外科手術の画像を生成するための内視鏡は、とりわけ、ハブおよびハブから延在する撮像ロッドを含む。撮像ロッドは、光を受容し、そして撮像ロッドの遠位端に隣接する区域に光を方向付けるように構成されてもよい。撮像センサーは、撮像ロッドの遠位端部分に位置してもよい。ハブおよび撮像ロッドは、撮像ロッド内に重心を有し得るハブアセンブリを形成するように取り付けられてもよい。
【0005】
本開示の実装に従って生体内で外科手術の画像を生成するための内視鏡は、とりわけ、通信アセンブリ、通信アセンブリへと連結されたハブ、およびハブから延在する撮像ロッドを含む。ハブおよび撮像ロッドは、ハブの遠位に確立され得る重心を有するハブアセンブリを形成するように取り付けられてもよい。撮像センサーは、撮像ロッドの遠位端部分へと連結されてもよい。
【0006】
本開示の実施形態に従って生体内で外科手術の画像を生成するための内視鏡は、とりわけ、通信アセンブリ、および通信アセンブリへと連結されたハブアセンブリを含む。ハブアセンブリは、撮像ロッド、撮像センサー、および撮像センサーに連結された電子機器を含んでもよい。撮像ロッドは、長軸方向軸に対して近位端部分と遠位端部分との間に第一の長さ延在する主本体を含んでもよい。撮像センサーは、撮像ロッドの遠位端部分に隣接して配置されてもよい。電子機器は、撮像ロッドの内部空洞内に配置されてもよい。ハブアセンブリは、近位端部分から第二の長さにおいて撮像ロッド内に確立された重心を有してもよい。第二の長さは、第一の長さの50パーセント以上であってもよい。
【0007】
本開示の実装による内視鏡検査を実施する方法は、とりわけ、患者の挿入点を通して撮像ロッドの遠位端部分を挿入するステップであって、撮像ロッドがハブから遠位端部分へと延在し、かつハブおよび撮像ロッドが、ハブの遠位に確立された重心を有するハブアセンブリを確立するように取り付けられる、ステップと、次いで挿入点を通して重心を挿入するステップと、を含む。撮像センサーは、撮像ロッドの遠位端部分に位置してもよい。方法は、撮像センサーによって、重心を挿入するステップの工程の後に続いて挿入点の内側の位置において画像を得るステップを含んでもよい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】針ハブアセンブリおよびケーブルアセンブリを含む例示的な内視鏡の斜視図である。
図2A図1の針ハブアセンブリの斜視図である。
図2B図1の針ハブアセンブリの側面図である。
図3図1の内視鏡の分解組立図である。
図4】ファントムで示される支持ブーツを含む、図1の針ハブアセンブリの斜視図である。
図5】別の例示的な内視鏡の斜視図である。
図6】例示的な電子構成要素を示す図である。
図7】別の例示的な内視鏡を示す図である。
図8】外科手技を実施する方法のフローチャートである。
図9】患者の挿入点に隣接して位置付けられた器具を示す図である。
図10図9の挿入点を通して挿入された器具の一部分を示す図である。
図11図10の挿入点から引き抜かれた器具の一部分を示す図である。
図12】別の例示的な器具を示す図である。
図13】別の例示的な器具を示す図である。
図14】別の例示的な器具を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
様々な図面内の同様の参照番号および名称は、同様の要素を示す。
【0010】
本開示は、内視鏡検査などの外科手技中に利用される場合がある器具および方法に関する。内視鏡検査は一般的に、内臓または組織を観察するための患者の身体の中への管の挿入を含む。
【0011】
内視鏡には、新規の特徴が提供される。内視鏡は、外科医または他のアシスタントの手を解放するように設計されている。内視鏡は、外科医またはアシスタントによって保持されることなく、内視鏡が患者の中へと挿入され、かつ適所に留まることを可能にする特徴を有してもよい。サイズ、重み付け、および/またはフォームファクターの特有の組み合わせは、これらの属性を可能にする場合がある。内視鏡は、患者の中へと挿入するために、電子機器ハウジングおよびそこから延在するロッドを有してもよい。ロッドは、撮像センサーを含む遠位端に取り付けられたチップを含んでもよい。
【0012】
一部の実装では、チップはまた、生体内で照明を生成するために、照明要素(例えば、LED要素、光ファイバーの束、光パイプ等)を含んでもよい。他の実装では、照明要素は省略される。区域は流体で洗い流されてもよいため、流体は、チップを冷却するために役立つ場合があり、そうでなければ、チップは、同じチップ上で撮像センサーとLED照明とを組み合わせるための設計上の懸念を引き起こすことになる、加熱の懸念を与える場合がある。照明要素は、撮像センサーを包囲するように構成されてもよく、また個別に制御可能であってもよい。チップ上の要素の群は、同じ波長を有してもよく、または異なる波長を有してもよく、また強度は、フィードバックのために画像特徴および/またはセンサー特徴を使用することを含む、いくつかの要因に基づいて、制御されてもよい。一部の実装では、一つ以上の照明源は、下記でさらに記述するように、針ハブアセンブリ内に含まれてもよい。
【0013】
ハウジングは、対称的であってもよく、またバランスがとれていてもよい。例えば、ハウジングは円筒状であってもよい。ハウジングは、ロッドと同心であってもよい。ハウジングおよびロッドは、単一の操作可能な本体を形成するために固定的に取り付けられてもよい。ハウジングは、ロッドの重量の2倍未満の重量を有してもよく、また一部の実装では、ロッドの重量の1.5倍未満であってもよい。ハウジングは、一部の事例では、有益にもロッドの重量未満の重量を有してもよい。
【0014】
ハウジングは、ロッドの長さの0.75倍未満の長さを有してもよい。ハウジングは、一部の事例では、有益にもロッドの長さの0.25倍未満の長さを有してもよい。一部の事例では、ハウジングの構成要素はロッドの中へと組み込まれてもよい。
【0015】
ハウジングは、ロッドの直径の5倍未満の直径を有してもよい。ハウジングは、一部の事例では、有益にもロッドの直径以下の直径を有してもよい。
【0016】
ハウジングおよびロッドの組み合わせられた本体は、例えば、ロッド内で、ハウジングから遠位に位置する重心を有してもよい。このように、重心は、手術中に挿入された時に患者の身体内にあるように構成されてもよい。ロッド内および/または患者の内側に重心を有することは、外科医またはアシスタントの介入なしに、内視鏡をより確実に適所に留めることを可能にする。
【0017】
ハウジングは、表示装置または制御装置とワイヤレスで通信してもよい。別の方法として、ハウジングは、ハウジングから制御装置/表示装置まで1.5フィート超の長さのケーブルを有してもよく、ハウジングの端部に影響を与え、かつ内視鏡が軸から外れて傾くことを引き起こすこととなる内視鏡の中心軸に対する角度で作用する力を生じさせる、いかなるケーブル張力もなくすか、またはそうでなければ減少させる十分なケーブルのたるみを伴って本体を位置付けることを可能にする。
【0018】
本開示の実装に従って生体内で外科手術の画像を生成するための内視鏡は、とりわけ、ハブおよびハブから延在する撮像ロッドを含む。撮像ロッドは、光を受容し、そして撮像ロッドの遠位端に隣接する区域に光を方向付けるように構成されてもよい。撮像センサーは、撮像ロッドの遠位端部分に位置してもよい。ハブおよび撮像ロッドは、撮像ロッド内に重心を有してもよいハブアセンブリを形成するように取り付けられてもよい。
【0019】
さらなる実装では、撮像ロッドは、遠位端部分と、撮像ロッドとハブとの間のインターフェースとの間に第一の長さ延在してもよい。重心は、インターフェースから第二の長さにおいて撮像ロッド内に確立されてもよい。第二の長さは、第一の長さの10パーセント以上であってもよい。
【0020】
さらなる実装では、ハブは、撮像センサーから画像データを送信するように構成された電子機器を含んでもよい。
【0021】
さらなる実装では、第二の長さは、第一の長さの25パーセント以上であってもよい。
【0022】
さらなる実装では、ハブは、光供給部を含んでもよい。
【0023】
さらなる実装では、ハブは電源を含んでもよい。
【0024】
さらなる実装では、ハブは、画像データをワイヤレスで送信するように構成された電子機器を含んでもよい。
【0025】
さらなる実装では、ハブは、画像データをデジタルで送信するように構成された電子機器を含んでもよい。
【0026】
さらなる実装では、ハブは、画像データを同軸ケーブルを通してアナログ信号で送信するように構成された電子機器を含んでもよい。
【0027】
さらなる実装では、ハブアセンブリは、ハブアセンブリの長軸方向軸に沿って延在する基準平面に対して対称的であってもよい。
【0028】
さらなる実装では、ハブは円筒状であってもよい。
【0029】
さらなる実装では、ハブの長さは、撮像ロッドの長さの0.75倍未満であってもよい。
【0030】
さらなる実装では、ハブの直径は、撮像ロッドの直径の5倍未満であってもよい。
【0031】
さらなる実装では、ハブの重量は、撮像ロッドの重量の2倍未満であってもよい。
【0032】
さらなる実装では、ハブは、電子回路、光供給部、および光カプラーを含む電子機器を含んでもよい。電子回路は、撮像センサーから画像データを送信するように構成されてもよい。光供給部は、電子回路へと接続されてもよい。光供給部は、生体内で照明を生成するように構成されてもよく、光カプラーは、光を光供給部から光ファイバーへと連通するように構成されてもよい。光ファイバーは、ハブから撮像ロッドの遠位端部分へと光を伝送するように構成されてもよい。筐体は、電子回路、光供給部、および光カプラーを封入するように構成されてもよい。ハブカプラーは、撮像ロッドを筐体へと接続してもよい。
【0033】
さらなる実装では、ケーブルアセンブリは、第一のケーブル、第二のケーブル、コネクタ、および一つ以上の制御を有するボタンヨークを含んでもよい。第一のケーブルは、ハブアセンブリの近位端部分へと連結されてもよい。ボタンヨークは、第一のケーブルと第二のケーブルとを相互接続してもよい。第二のケーブルは、ボタンヨークとコネクタとを相互接続してもよい。コネクタは、外部装置とインターフェース接続するように構成された端子を有してもよい。
【0034】
本開示の実装に従って生体内で外科手術の画像を生成するための内視鏡は、とりわけ、通信アセンブリ、通信アセンブリへと連結されたハブ、およびハブから延在する撮像ロッドを含む。ハブおよび撮像ロッドは、ハブの遠位に確立される場合がある重心を有するハブアセンブリを形成するために取り付けられてもよい。撮像センサーは、撮像ロッドの遠位端部分へと連結されてもよい。
【0035】
さらなる実装では、重心は、撮像ロッド内に確立されてもよい。
【0036】
さらなる実装では、光源は、遠位端部分に隣接した撮像ロッド内であってもよい。
【0037】
さらなる実装では、ハブは、電子機器を封入するように構成された筐体を含んでもよい。
【0038】
さらなる実装では、複数の光源は、撮像センサーを包囲するようにアレイで構成されてもよい。
【0039】
さらなる実装では、複数の光源は、共通光源から分岐するように構成されたそれぞれの経路であってもよい。
【0040】
さらなる実装では、光源は個別に制御可能であってもよい。
【0041】
本開示の実施形態に従って生体内で外科手術の画像を生成するための内視鏡は、とりわけ、通信アセンブリ、および通信アセンブリへと連結されたハブアセンブリを含む。ハブアセンブリは、撮像ロッド、撮像センサー、および撮像センサーに連結された電子機器を含んでもよい。撮像ロッドは、長軸方向軸に対して近位端部分と遠位端部分との間に第一の長さ延在する主本体を含んでもよい。撮像センサーは、撮像ロッドの遠位端部分に隣接して配置されてもよい。電子機器は、撮像ロッドの内部空洞内に配置されてもよい。ハブアセンブリは、近位端部分から第二の長さにおいて撮像ロッド内に確立された重心を有してもよい。第二の長さは、第一の長さの50パーセント以上であってもよい。
【0042】
さらなる実装では、第二の長さは、第一の長さの50パーセント超であってもよい。
【0043】
さらなる実装では、電子機器は、撮像ロッドの遠位端部分に隣接して配置されてもよい。
【0044】
さらなる実装では、第二の長さは、第一の長さの75パーセント超であってもよい。
【0045】
本開示の実装による内視鏡検査を実施する方法は、とりわけ、患者の挿入点を通して撮像ロッドの遠位端部分を挿入することであって、撮像ロッドがハブから遠位端部分へと延在し、かつハブおよび撮像ロッドが、ハブの遠位に確立された重心を有するハブアセンブリを確立するように取り付けられる、ことと、次いで挿入点を通して重心を挿入することと、を含む。撮像センサーは、撮像ロッドの遠位端部分に位置してもよい。方法は、撮像センサーによって、重心を挿入することの工程の後に続いて挿入点の内側の位置において画像を得ることを含んでもよい。
【0046】
さらなる実装では、重心は、撮像ロッド内に確立されてもよい。
【0047】
さらなる実装では、ハブは、得ることの工程の間、挿入点の外側であってもよい。
【0048】
さらなる実装では、方法は、重心が生体内であり得るように、ハブアセンブリを解放することを含んでもよい。方法は、ハブが挿入点の外側に撮像ロッドから実質的に片持ちされ得るように、ハブアセンブリを解放することを含んでもよい。
【0049】
さらなる実装では、ハブの長さは、撮像ロッドの長さの0.75倍未満であってもよい。ハブの重量は、撮像ロッドの重量の2倍未満であってもよい。
【0050】
さらなる実装では、方法は、得ることの工程の前に、撮像センサーへと光を連通することを含んでもよい。
【0051】
さらなる実装では、連通することの工程は、ハブから、次いで撮像ロッドを通して、そして次いで撮像ロッドの遠位端部分に隣接する区域に向かって光を連通することを含んでもよい。
【0052】
さらなる実装では、連通することの工程は、光を撮像ロッドの遠位端部分に隣接する複数の光源から連通することを含んでもよい。光源は、撮像センサーを包囲するようにアレイで構成されてもよい。
【0053】
さらなる実装では、連通することの工程は、光源を個別に制御して光を連通することを含んでもよい。
【0054】
さらなる実装では、挿入点は、患者の皮膚の切開によって確立されてもよい。
【0055】
図1図4は、生体内での外科手術の画像を生成するために利用されてもよい、例示的な内視鏡110を図示する。図1を参照すると、内視鏡110は、針ハブアセンブリ112およびケーブル(例えば、通信)アセンブリ113を含んでもよい。針ハブアセンブリ112は、図1および図2Bに図示するように、針ハブ116内に固定されたスコープ114(例えば、カメラまたは撮像ロッド)を含んでもよい。スコープ114は、針ハブ116の遠位端から延在する。スコープ114および針ハブ116は、図2A図2Bに示すように、アセンブリ112を二つの対向する部分へと分割するために、アセンブリ112の長軸方向(例えば、中心)軸Xに沿って延在する基準平面REFに対して、針ハブアセンブリ112が実質的に対称(例えば、鏡面対称)となるように寸法設定することができる。
【0056】
ハブアセンブリ112を寸法設定するために、様々な技法を利用してもよい。図1および図2Aを引き続き参照しながら、図2Bを参照すると、スコープ114は、終端部(例えば、遠位端)117と、スコープ114とハブ116の長軸方向軸Xに対する遠位端との間のインターフェース121との間で、第一の長さL1延在してもよい。インターフェース121は、スコープ114の近位端において、またはそれと隣接して確立されてもよい。スコープ114が可撓性である実装では、第一の長さL1は、スコープ114の最大構成可能長さに対応する。ハブ116が省略された実装では、第一の長さL1は、スコープ114の近位端と遠位端との間に確立されてもよい。実装では、第一の長さL1は、およそ100ミリメートル(mm)~300mmであってもよい。針ハブ116は、長軸方向軸Xに対して、針ハブ116の対向する近位端と遠位端との間で第二の長さL2延在してもよい。スコープ114は、第一の直径D1を確立してもよい。針ハブ116は、第二の直径D2を確立してもよい。第一の長さL1および第二の長さL2、ならびに/または第一の直径D1および第二の直径D2は、同じであってもよく、または異なっていてもよい。一部の実装では、針ハブ116の長さL2は、スコープ114の長さL1の0.75倍未満であり、ハブ116の直径D2は、スコープ114の直径D1の5倍未満であり、かつ/またはハブ116の重量は、スコープ114の重量の2倍未満である。
【0057】
ハブ116およびスコープ114は、重心CMを有するハブアセンブリ112を形成するように取り付けることができる。重心CMは、長軸方向軸Xに対して長軸方向位置において確立されてもよい。重心CMの長軸方向位置は、長軸方向軸Xに対してスコープ114に沿って長軸方向位置と整列していてもよい。重心CMは、長軸方向軸Xに対して針ハブ116の遠位に確立されてもよい。実装では、重心CMは、長軸方向軸Xに沿ってスコープ114内に確立されてもよい。他の実装では、針ハブアセンブリ112は、重心CM’(図2A)によって図示されるように、重心が、スコープ114に隣接して、しかしスコープ114からずれて、確立され得るように構成されてもよい。内視鏡110は、重心CMが、外科手技の間に患者の内側であり得、または外側であり得るように構成されてもよい。
【0058】
ハブ116および/またはスコープ114は、重心CMを確立するために、対称的であってもよく、または非対称的であってもよい。例えば、スコープ114は、スコープ114の一つ以上の部分が、非対称的な構成を確立するために長軸方向軸Xからずれるように、曲線の幾何学的形状を有してもよい。別の例として、ハブ116内の構成要素(複数可)は、構成要素(複数可)の重心が長軸方向軸Xからずれるように配設されてもよい。
【0059】
重心CMは、スコープ114および/または針ハブ116に対して様々な位置に確立されてもよい。ハブアセンブリ112は、重心CMを含むハブアセンブリ112の一部分は、外科医またはアシスタントによる介入なしに内視鏡110の保持を改善するために患者内に位置付けられ得るが、ハブアセンブリ112の別の他の部分は、患者の外側に位置付けられ得るように、構成されてもよい。重心CMは、針ハブ116の、遠位端において、遠位端に隣接して、または遠位端の遠位に確立されてもよい。
【0060】
重心CMは、第一の長さL1の近位境界からLCMの距離において確立されてもよい。第一の長さL1の近位境界は、スコープ114とハブ116の遠位端との間のインターフェース121によって確立されてもよく、またはハブ116が省略される実装については、スコープ114の近位端によって確立されてもよい。ハブアセンブリ112は、重心CM’がスコープ114からずれるように構成されてもよい。距離LCMは、第一の長さL1の10パーセント未満であってもよい。重心CMは、スコープ114と針ハブ116の遠位端との間のインターフェース121において確立されてもよい。実装では、重心CM”は、ハブ116内のインターフェース121の近位に確立されてもよい。ハブアセンブリ112は、距離LCMが第一の長さL1の10パーセント以上、またはより厳格には第一の長さL1のおよそ25パーセント以上であるように構成されてもよい。実装では、距離LCMは、第一の長さL1のおよそ50パーセント以下であってもよい。本開示の目的のためには、「実質的に」、「およそ」、および「約」という用語は、別途指示されていない限り、記載された値または関係の±10パーセントを意味する。開示された寸法関係および分布を含む、本明細書に開示される技法を利用すると、外科医またはアシスタントは、内視鏡110が保持されていない間に、移動または介入の可能性を低減する様態で、ハブアセンブリ112を生体内で位置付けてもよい。
【0061】
図1を引き続き参照しながら、図3を参照すると、ケーブルアセンブリ113は、第一のケーブル118(例えば、マイクロ同軸ケーブル)、ボタンヨーク120、第二のケーブル126、およびコネクタ128を含んでもよい。コネクタ128は、表示装置または制御装置131(例示の目的のために図1において破線で示す)などの外部装置と通信するように構成された端子130を含んでもよい。他の実装では、内視鏡110は、制御装置131とワイヤレスで通信する。針ハブアセンブリ112またはケーブルアセンブリ113は、動作中の内視鏡110の様々な電気構成要素に電力を提供する電源133(例示の目的のために電子回路138に連結されて図3において破線で示される)を含むことができる。他の実装では、電力は外部装置によって提供され、かつ端子130によって様々な電気構成要素に通信される。
【0062】
スコープ114は、外科手術部位の画像を得るために、スコープ114の遠位端部分115の上に、スコープ114の遠位端部分115において、または別の方法でスコープ114の遠位端部分115に隣接して位置する、撮像センサー108を含むことができる。撮像センサー108は、センサーおよび光学素子を含む、センサーアセンブリであってもよい。スコープ114は、光を受容し、および光を、スコープ114の遠位端部分115に隣接する区域(例えば、外科医によって見られている情景または空間)へと、または別の方法で当該区域に向かって、方向付けるように構成することができる。光は、区域からセンサー108に向かって戻るように反射されてもよい。
【0063】
スコープ114および各ケーブル118、126は、比較的剛性または可撓性であってもよい。スコープ114の遠位端部分115は、内視鏡110の終端部117(例えば、先端)を確立する。遠位端部分115を含むスコープ114の少なくとも一部分は、比較的可撓性または曲げ可能とすることができ、例えばニチノール材料を含んでもよい。スコープ114が比較的可撓性になるように構成することは、例えば、角の周りでセンサー108を曲げることまたはステアリングすること、および外科手術部位の様々な角度を見ることを含む、センサー108を向き付けることを容易にすることができる。
【0064】
第一のケーブル118は、同軸ケーブル(例えば、マイクロ同軸ケーブル)であってもよい。第一のケーブル118は、図1および図4に図示したように、ハブアセンブリ112の近位端部分119へと連結されてもよい。一部の実装では、第一のケーブル118は、針ハブ116とボタンヨーク120との間でアナログ信号を通信してもよい。ボタンヨーク120は、第一のケーブル118と第二のケーブル126とを相互接続してもよい。第二のケーブル126は、ボタンヨーク120とコネクタ128とを相互接続してもよい。
【0065】
ボタンヨーク120は、例えば、ボタン122およびボタン124などの一つ以上の制御(例えば、ボタン、ダイヤル、レバー等)を有してもよい。各ボタン122、124は、画像およびビデオキャプチャなどの、一つ以上の機能を有してもよい。各ボタン122、124は、いくつかの機能のためにプログラム可能であってもよい。加えて、ボタン122、124が押される回数、その間にボタン122、124が複数回押される時間の量、および/またはボタン122、124が押圧されたまま継続的に留まる時間の量に基づいて、複数の機能にアクセスすることができる。
【0066】
第一のケーブル118および第二のケーブル126は、様々な寸法を有することができる。一部の実装では、第二のケーブル126は、およそ2フィートの長さを有し、これは、内視鏡110の使用時にボタンヨーク120が表面上に置かれることを可能にする場合があり、またハブ116の固定位置への影響を最小化するか、または別の方法で低減する場合がある。
【0067】
針ハブ116は、スコープ114を針ハブ116の他の構成要素へと接続するハブカプラー134を含んでもよい。針ハブ116は、可撓性回路基板135、電子回路138、光供給部137、および光カプラー136を含む、様々な電子機器123を含んでもよい。可撓性回路基板135は、針ハブ116からスコープ114を通してセンサー108まで延在してもよい。可撓性回路基板135は、電子回路138へと接続されてもよい。電子回路138は、プリント回路基板の形態であってもよく、また一つ以上のチップを含んでもよい。電子回路138は、アナログ信号で、第一のケーブル118などの同軸ケーブルを通して画像データを送信するように構成することができる。実装では、電源133、可撓性回路基板135、光カプラー136、光供給部137、および/または電子回路138を含む、電子機器123のうちの一つ以上が、ボタンヨーク120の中へと組み込まれてもよく、筐体139を含む別個のハブ116は省略されてもよい。
【0068】
スコープ114は、光を受容し、および光を、スコープ114の遠位端部分115に隣接する区域へと、または当該区域に向かって、方向付けるように構成することができる。光は、スコープ114からセンサー108へと直接的または間接的に連通されてもよい。例えば、光は、区域から、センサー108に戻るように、または別の方法でセンサー108に向かって反射されてもよい。回路138および/または可撓性回路基板135は、光供給部137(例えば、光源または照明要素)へと接続されてもよい。光源137は、例えば、発光ダイオード(LED)であってもよく、また生体内で照明を生成するように構成および利用することができる。光カプラー136は、光を光源137から光ファイバー(例えば、光パイプ)103へと連通するように構成されてもよい(図3では例示の目的のために破線で示される)。光ファイバー103は、針ハブ116からスコープ114の遠位端部分115へと光を伝送するように構成されてもよい。他の実装では、光ファイバー103は省略されてもよく、また光源137は針ハブ116の遠位にスコープ114内に位置付けられてもよい。実装では、別個の光源は、外部の状況にあるがしかし外科手術部位を照明するためにスコープ114の遠位端部分115に隣接していてもよい。
【0069】
一部の実装では、撮像センサー308および一つ以上の光源316は、図6に図示するように、共通回路基板323(例えば、チップ)と統合され、または共通回路基板323(例えば、チップ)に据え付けられて、電気構成要素325を確立する。光源316は、センサー308を包囲するようにアレイで構成することができ、また個別に制御可能であってもよい。実装では、光源316は、単一の共通光源327から分岐するように構成されたそれぞれの経路であってもよい(例示の目的のために破線で示される)。光源316は、比較的コンパクトな配置での光の連通を改善するために利用されてもよい。共通光源327は、回路基板323、または内視鏡の別の部分に連結されてもよい。回路基板323上の光源316の群は、同じ波長を有してもよく、または異なる波長を有してもよく、また強度は、フィードバックのために画像特徴および/またはセンサー特徴を使用することを含む、いくつかの要因に基づいて、制御されてもよい。電気構成要素325は、本明細書に開示される画像センサーの位置のいずれかにおける状況にあることができる。例えば、電気構成要素325は、スコープ114の遠位端部分115上に、またはスコープ114の遠位端部分115に隣接して、連結しまたは取り付けることができる(図1)。同じ回路基板323上で撮像センサー308と光源(複数可)316とを組み合わせることは、外科手技中に外科手術部位を洗い流すために利用される流体などの、外科手術部位へと搬送される流体による冷却増強を改善する場合がある。
【0070】
針ハブアセンブリ112の様々な電子機器は、撮像センサー108から、制御装置131などの外部装置、および/またはボタンヨーク120などの内視鏡110の別の構成要素へと、画像データをワイヤレスでかつ/またはデジタルで送信するように構成することができる。他のセンサーを内視鏡110の中へと組み込むことができる。例えば、温度センサー、圧力センサー等などの、一つ以上のセンサーは、スコープ114の遠位端部分115における様々な状態を感知または測定するよう構成されてもよい。一部の実装では、加速度計および/またはジャイロスコープが、内視鏡110の位置および/または向きの変化を感知するために、針ハブ116および/またはスコープ114内に位置付けられる。
【0071】
遠位端部分115の終端部117は、内視鏡110の中心軸または長軸方向軸に対して様々な角度で確立することができる。例えば、終端部117は、図1および図2A図2Bに図示するように、スコープ114の長軸方向軸Xに対して実質的に垂直とすることができる。一部の実装では、遠位端部分115’の終端部117’は、図7に図示するように、スコープ114’の中心軸Xまたは長軸方向軸Xに対して横断方向である角度αを確立する。センサー108’によって得られたセンサー画像は、例えば、角度αに対応する角度(例えば、30度)に向き付けられ得る。電子回路138’、または内視鏡110’の別の部分は、キャプチャされた画像(複数可)の補正または変換を実施するための論理をプログラムするかまたは別の方法で組み込んで、手技中にセンサー108’が回転するにつれて、キャプチャされた画像(複数可)の向きを変更することができる。
【0072】
依然として図3を参照すると、針ハブ116は、針ハブ116の構成要素を封入するように構成された筐体139を含んでもよい。筐体139は、針ハブ116の電子機器および他の構成要素(例えば、光源137、回路138、および光カプラー136)を封入するために協働する、第一のシェル162および第二のシェル164を含んでもよい。ハブカプラー134は、スコープ114を筐体139のシェル162および164へと連結してもよい。ハブカプラー134は、別個の、かつ異なる構成要素であってもよく、または筐体139および/もしくはスコープ114の中へと組み込まれてもよい。
【0073】
シールド230は、図4に図示するように、筐体139を少なくとも部分的にまたは完全に包囲してもよい。シールド230は、可撓性シールドの形態を取ってもよく、また銅などの導電性材料から形成されてもよい。その結果、シールド230は、銅箔の形態を取ってもよい。支持ブーツ166は、図4に図示される(ファントムで示される)ように、筐体139および第一のケーブル118を支持してもよい。
【0074】
比較目的のために、図5は、別の例示的な内視鏡410を図示する。内視鏡410は、ハンドピース412およびカメラロッド414を有してもよい。ハンドピース412は、外科医またはアシスタントによって保持されるように、およびすべての制御電子機器を含むように設計されてもよい。これらの実装では、内視鏡410の重心は、ハンドピース412内でかなり後ろにあり得、したがって、アシスタントによって誘導されることなく静止して留まるのではなく、アシスタントによってより広範に保持される場合がある。
【0075】
図8は、外科手技を実施する例示的な方法をフローチャート540で図示する。方法540は、内視鏡検査を実施するために利用されてもよい。方法540は、内視鏡110、110’および内視鏡710、810(図12図13)を含む、本明細書に開示される器具およびアセンブリのうちのいずれかで利用することができる。得られた画像は、手術前、術中、および/または術後に利用されてもよく、また関節形成術などの様々な外科手技を行う際に、関節の機能を回復するために利用されてもよい。以下に列挙されるよりも少ないまたはそれに追加の工程が、本開示の範囲内で実施され得、列挙される工程の順序は、本開示を限定することを意図しない。例示の目的のために、図9図11の器具(例えば、内視鏡)610を参照する。
【0076】
図8を引き続き参照しながら図9を参照すると、器具610は、ケーブルアセンブリ613へと連結されたハブアセンブリ612を含んでもよい。ハブアセンブリ612は、ハブ616、およびハブ616に連結されたスコープ614(例えば、カメラまたは撮像ロッド)を含んでもよい。ハブ616は、概してまたは実質的に管状の幾何学的形状を有してもよく、またハブアセンブリ612を位置付けるためのハンドルとして役割を果たしてもよい。ハブアセンブリ612は、撮像ロッド614の遠位端部分615に位置する撮像センサー608を含んでもよい。撮像ロッド614は、ハブ616から遠位端部分615へと延在してもよい。ハブ616および撮像ロッド614は、重心CMを有するハブアセンブリ612を確立するために取り付けられてもよい。重心CMは、ハブアセンブリ612の長軸方向軸Xに対して、ハブ616の遠位に確立されてもよい(図10)。ハブアセンブリ612は、重心CMが撮像ロッド614内に、または撮像ロッド614に隣接して確立され得るように構成されてもよい。ハブアセンブリ612は、本明細書に開示される技法のいずれかに従って構成されてもよい。実装では、ハブ616の長さは、撮像ロッド614の長さの0.75倍未満であってもよく、ハブ616の重量は、撮像ロッド614の重量の2倍未満であってもよく、かつ/またはハブ616の直径は、撮像ロッド614の直径の5倍未満であってもよい。
【0077】
工程542において、器具610は、挿入点611に対して患者の身体B内の外科手術部位Sにおいて位置付けられてもよい。挿入点611は、患者の身体Bで、皮膚を通して作成された切開、開口、または別の開口部であってもよい。方法540は、工程542の前に切開を形成することを含んでもよい。
【0078】
図8図9を引き続き参照しながら図10を参照すると、工程542は、器具610を方向D1に移動させ、そしてその後、工程544において、器具610の一部分を挿入点611を通して挿入することを含んでもよい。工程544は、器具610の一部分が生体内の状況にあるように行われてもよい。工程544は、撮像ロッド614の少なくとも遠位端部分615を患者の挿入点611を通して挿入することと、次いで次いで挿入点611を通して器具610の重心CMを挿入することと、を含んでもよい。重心CMを含むハブアセンブリ612の一部分は、患者内に位置付けられてもよく、一方でハブアセンブリ612の別の部分は、ハブ616、および/または撮像ロッド614の近位端を含む重心CMの近位の撮像ロッド614の一部分など、患者の外側に位置付けられてもよい。
【0079】
工程546において、方法540は、光を撮像センサー608へと連通することを含んでもよい。光を撮像センサー608へと連通するために、様々な技法を利用してもよい。実装では、工程546は、ハブ616から、その後撮像ロッド614を通して、そしてその後撮像ロッド614の遠位端部分615に隣接する患者の区域へと、光を連通することを含んでもよい。光は、撮像センサー608に戻るように、または別の方法で撮像センサー608に向かって、区域から反射されてもよい(図1のハブ116、撮像センサー108、および撮像ロッド114も参照のこと)。実装では、工程546は、撮像ロッド614の遠位端部分615に隣接する一つ以上の光源からの光を連通することを含んでもよい。光源は、撮像センサー608を包囲するようにアレイで構成されてもよい(例えば、図6の撮像センサー308および光源316を参照のこと)。工程546は、工程548において光を連通するために光源を個別に制御することを含んでもよい。
【0080】
工程550において、外科医またはアシスタントは、器具610に、挿入点611の内側の位置において撮像センサー608によって一つ以上の画像を得させてもよい。工程550は、工程542において器具610を位置付けること、および/または工程546において光を連通することの後に続いて行われてもよい。器具610の重心CMは、挿入点611の内側であってもよく、または別の方法で生体内の状況にあってもよく、またハブ116は、工程550において画像(複数可)を得る間、挿入点611の外側の状況にあってもよく、または別の方法で生体外の状況にあってもよい。工程552において、画像(複数可)は外部装置に通信されてもよい(例えば、図1の外部装置131を参照のこと)。
【0081】
工程554において、外科医またはアシスタントは、図10に図示するように、遠位端部分615、撮像センサー608、および/または器具610の重心CMが生体内の状況にある間、器具610の制御を解放してもよい。工程554は、重心CMが生体内の状況にあり得るように、およびハブ116が挿入点611の外側に撮像ロッド614から実質的に片持ちされ得るように、ハブアセンブリ612の制御を解放することを含んでもよい。本開示の目的のために、「実質的に」片持ちされるという用語は、挿入点611の外側にハブアセンブリ112の10パーセント以下が、撮像ロッド614以外の手段によって支持されることを意味する。工程554は、ハブアセンブリ612の制御を解放することに応答して、挿入点611にある、または別の方法で挿入点611に隣接するハブアセンブリ612のバランスをとることを含んでもよい。器具610は、外科医またはアシスタントによって保持または別の方法で支持されることなく、適所に留まってもよく、これは、柔軟性を改善し、かつ外科手技中に他の工程を実施する時間を短縮する場合がある。
【0082】
図8を引き続き参照しながら図11を参照すると、工程556において、生体内の状況にある器具610の一部分は、器具610が挿入点611から引き出され患者から取り外されるまで、方向D2に移動されてもよい。工程556は、撮像センサー608、遠位端部分615、および器具610の重心CMを患者から引き出すことを含んでもよい。
【0083】
図12は、別の例示的な器具710を図示する。器具710は、外科手術部位の一つ以上の画像を得るために利用される内視鏡であってもよい。器具710は、ケーブル(例えば、通信)アセンブリ713(例示の目的のために破線で示される)に連結された針ハブアセンブリ712を含んでもよい。図12の実装では、別個のハブは、ハブアセンブリ712から省略される。
【0084】
ハブアセンブリ712は、スコープ714(例えば、カメラまたは撮像ロッド)を含んでもよい。スコープ714は、ハブアセンブリ712の遠位端部分715と近位端部分719との間で長軸方向軸Xに沿って延在する主本体729を含んでもよい。主本体729は、概してまたは実質的に管状の幾何学的形状を有してもよく、また内部空洞725を確立してもよい。スコープ714は、第一の直径D1を確立してもよい。主本体729は、第一の直径D1が、スコープ714の遠位端部分715と近位端部分719との間で実質的に一定であるように寸法設定されてもよい。
【0085】
スコープ714は、外科手術部位の画像を得るように構成された撮像センサー708を含むことができる。撮像センサー708は、内部空洞725内に配置されてもよく、また外科手術部位の一つ以上の画像を得るために、スコープ714の遠位端部分715に配置されてもよい。外科医またはアシスタントは、撮像センサー708を患者内で望ましい位置および向きの状況にするために、スコープ714の一部分をハンドルとして利用してもよい。
【0086】
ハブアセンブリ710は、可撓性回路基板、電子回路、光供給部、光カプラー、および/または電源(例えば、図3を参照のこと)など、本明細書に開示される電子機器のうちのいずれかを含む、様々な電子機器760を含んでもよい。電子機器760は、撮像センサー708を統合してもよくまたは撮像センサー708へと連結されてもよい、電子機器ユニットを確立するために、単一のチップ上へと統合されてもよい。電子機器760は、スコープ714の空洞725内の様々な位置に配置されてもよい。電子機器760は、スコープ714の近位端部分719において、またはスコープ714の近位端部分719に隣接してなど、ハブアセンブリ712の重心CMの近位に配置されてもよい。電子機器760は、近位端部分719に隣接するスコープ714内の光源を含んでもよい。
【0087】
重心CMは、スコープ714内を含む、ハブアセンブリ712の遠位端部分715と近位端部分719との間の長軸方向位置において確立されてもよい。重心CMは、スコープ714の第一の長さL1の近位境界からLCMの距離において確立されてもよい。ハブアセンブリ712は、重心CMが、本明細書に開示される距離LCMと第一の長さL1とのいずれかの比に従って確立されるように構成されてもよい。実装では、ハブアセンブリ712は、距離LCMが第一の長さL1の25パーセント以上、またはより厳格には第一の長さL1のおよそ50パーセント以上であるように構成されてもよい。実装では、距離LCMは、第一の長さL1のおよそ75パーセント以下であってもよい。
【0088】
ハブアセンブリ712の少なくとも一部の、大部分の、またはすべての電子機器760および/または他の内部構成要素をスコープ714の中へと配置することは、ハブアセンブリ712の重心CMを、ハブアセンブリ712の近位端部分719に対して比較的より遠位に移行するために利用されてもよく、これは外科医またはアシスタントによる介入なしに、器具710の保持を改善する場合がある。
【0089】
図13は、別の例示的な器具810を図示する。器具810は、外科手術部位の一つ以上の画像を得るために利用される内視鏡であってもよい。器具810は、ケーブル(例えば、通信)アセンブリ813に連結されたハブアセンブリ812を含んでもよい。図13の実装では、別個のハブは省略される。
【0090】
器具810は、スコープ814の空洞825内の様々な位置に配置された様々な電子機器860を含んでもよい。電子機器860は、電子機器の第一の組860-1および電子機器の第二の組860-2を含んでもよく、これは本明細書に開示される電子機器のうちのいずれかを含んでもよい。
【0091】
電子機器860は、ハブアセンブリ812の遠位端部分815と近位端部分819との間の様々な場所において重心CMを確立するために、スコープ814内に分布されてもよい。重心CMは、スコープ814内を含む、遠位端部分815と近位端部分819との間の長軸方向位置において確立されてもよい。電子機器の第一の組860-1は、ハブアセンブリ812の重心CMの遠位に配置されてもよい。電子機器の第二の組860-2は、重心CMの近位に配置されてもよい。電子機器の第一の組860-1は、スコープ814の遠位端部分815において、またはスコープ814の遠位端部分815に隣接して配置されてもよい。電子機器の第二の組860-2はおそらく、スコープ814の近位端部分819において、またはスコープ814の近位端部分819に隣接して配置した。実装では、ハブアセンブリ812の実質的にすべての電子機器が撮像ロッド814の遠位半分に配置されるように、電子機器の第二の組860-2は省略される。電子機器860-1は、撮像センサー808に隣接し、かつ撮像センサー808の近位に位置付けられてもよいLEDなどの光源を含んでもよい。
【0092】
重心CMは、スコープ814内を含む、ハブアセンブリ812の遠位端部分815と近位端部分819との間の長軸方向位置において確立されてもよい。重心CMは、スコープ814の第一の長さL1の近位境界からLCMの距離において確立されてもよい。ハブアセンブリ812は、重心CMが、本明細書に開示される距離LCMと第一の長さL1とのいずれかの比に従って確立されるように構成されてもよい。実装では、ハブアセンブリ812は、距離LCMが第一の長さL1の25パーセント以上、より厳格には第一の長さL1のおよそ50パーセント以上であるように、またはなおより厳格には第一の長さL1のおよそ75パーセント以上であるように構成されてもよい。実装では、距離LCMは、第一の長さL1のおよそ90パーセント以下であってもよい。
【0093】
ハブアセンブリ812の少なくとも一部の、大部分の、またはすべての電子機器860および/または他の内部構成要素を、器具810の遠位端部分815に隣接して配置することは、ハブアセンブリ812の重心CMを、ハブアセンブリ812の近位端部分819に対して比較的より遠位に移行するために利用されてもよく、これは外科医またはアシスタントによる介入なしに、器具810の保持を改善する場合がある。
【0094】
図14を参照すると、器具910は電子機器960を含んでもよい。電子機器960のうちの一つ以上は、ケーブルアセンブリ913の中へと組み込まれてもよい。ケーブルアセンブリ913は、電子機器960-2を組み込んでもよいボタンヨーク920を含んでもよい。電子機器960-2は、電源133、可撓性回路基板135、光カプラー136、光供給部137、および/または電子回路138(図3)を含む、本明細書で開示される電子機器のうちのいずれかを含むことができる。電子機器を封入するための筐体を含む別個のハブは省略されてもよい。器具910は、撮像ロッド914の遠位端部分915に隣接する電子機器960-1を含んでもよく、または電子機器960-1は省略されてもよく、かつ/またはボタンヨーク920の中へと組み込まれてもよい。
【0095】
本開示の新規の装置および方法は、内視鏡検査中に患者の解剖学的構造の画像を得るうえでの多用途性を提供する。開示された器具は、器具が患者の中へと挿入され、かつ外科医またはアシスタントによって保持または別の方法で支持されることなく、適所に留まることを可能にするように構成されてもよい。開示された器具は、外科医またはアシスタントからの介入なしに器具の保持を改善する重心を有するように構成されてもよく、これは、外科手技を実施するための複雑さおよび時間を低減することができる。
【0096】
異なる非限定的な実施形態が、特定の構成要素または工程を有するものとして例示されているが、本開示の実施形態は、それらの特定の組み合わせに限定されない。非限定的な実施形態のいずれかからの構成要素または特徴のうちのいくつかを、他の非限定的な実施形態のいずれかからの特徴または構成要素と組み合わせて使用することが可能である。
【0097】
前述の記述は、例示的であると解釈されるものとし、いかなる限定的な意味でも解釈されないものとする。当業者は、ある特定の修正が、本開示の範囲内になる場合があることを理解するであろう。これらの理由により、以下の特許請求の範囲は、本開示の真の範囲および内容を決定するために研究されるべきである。
【符号の説明】
【0098】

103 光ファイバー(例えば、光パイプ)
103 光ファイバー
108 撮像センサー
110 内視鏡
112 ハブアセンブリ
113 ケーブルアセンブリ
114 撮像ロッド、スコープ
115 遠位端部分
116 ハブ
117 終端部
118 第一のケーブル
119 近位端部分
120 ボタンヨーク
121 インターフェース
122 ボタン
123 電子機器
124 ボタン
126 第二のケーブル
128 コネクタ
130 端子
131 制御装置
133 電源
134 ハブカプラー
135 可撓性回路基板
136 光カプラー
137 光源
138 電子回路
139 筐体
162 第一のシェル
164 第二のシェル
166 支持ブーツ
230 シールド
308 撮像センサー
308 センサー
316 光源
323 回路基板
325 電気構成要素
327 共通光源
410 内視鏡
412 ハンドピース
414 カメラロッド
608 撮像センサー
610 器具
611 挿入点
612 ハブアセンブリ
613 ケーブルアセンブリ
614 撮像ロッド、スコープ
615 遠位端部分
616 ハブ
708 撮像センサー
710 内視鏡
712 ハブアセンブリ
713 ケーブルアセンブリ
714 スコープ
715 遠位端部分
719 近位端部分
725 内部空洞
729 主本体
760 電子機器
808 撮像センサー
810 内視鏡
812 ハブアセンブリ
813 ケーブルアセンブリ
814 撮像ロッド
814 スコープ
815 遠位端部分
819 近位端部分
825 空洞
860 電子機器
910 器具
913 ケーブルアセンブリ
914 撮像ロッド
915 遠位端部分
920 ボタンヨーク
960 電子機器
図1
図2A
図2B
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
【国際調査報告】