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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-11-29
(54)【発明の名称】インテリジェントマッサージチェア
(51)【国際特許分類】
   A61H 7/00 20060101AFI20231121BHJP
   A61H 15/00 20060101ALI20231121BHJP
【FI】
A61H7/00 323H
A61H7/00 323S
A61H15/00 350A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023530315
(86)(22)【出願日】2021-05-31
(85)【翻訳文提出日】2023-05-18
(86)【国際出願番号】 CN2021097116
(87)【国際公開番号】W WO2022227197
(87)【国際公開日】2022-11-03
(31)【優先権主張番号】202110452898.6
(32)【優先日】2021-04-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(31)【優先権主張番号】202120876727.1
(32)【優先日】2021-04-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】516059318
【氏名又は名称】上海栄泰健康科技股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110001999
【氏名又は名称】弁理士法人はなぶさ特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】林▲ち▼
(72)【発明者】
【氏名】ハンス・ヨルゲン・デリー
(72)【発明者】
【氏名】李国輝
(72)【発明者】
【氏名】▲でん▼桂輝
(72)【発明者】
【氏名】陳尚文
(72)【発明者】
【氏名】張峰
【テーマコード(参考)】
4C100
【Fターム(参考)】
4C100BA05
4C100BB03
4C100BC04
4C100CA03
4C100DA04
4C100DA05
4C100DA08
4C100DA10
4C100DA11
(57)【要約】
インテリジェントマッサージチェアが開示され、チェアフレーム(10)と、チェアフレーム(10)の左右両側に取り付けられるアームレスト(20)とを含み、少なくとも1つのアームレスト(20)とチェアフレーム(10)との間が反転装置(30)を介して連結され、反転装置(30)はチェアフレーム(10)に取り付けられるベース(31)、及び左右に延びる回転軸線まわりに回転可能なようにベース(31)に取り付けられる反転固定部材(32)を含み、反転固定部材(32)とアームレスト(20)とは互いに固定される。反転装置(30)がアームレスト(20)を設定位置まで反転させた後、チェアフレーム(10)は該アームレスト(20)側に側面着座開口部を有する。アームレスト(20)は側面から回転して開くことができ、使用者を左右側の側面からマッサージチェアに着座させるための側面着座開口部(40)が形成されて、使用者がマッサージチェアに着座しやすくなる。また、アームレスト(20)は上下反転式に回転して開くものであり、故に、アームレスト(20)が反転することで側面着座開口部(40)が形成される過程においてマッサージチェアの左右両側に大きな空間を残しておく必要がない。これによって、マッサージチェアの占有空間が減り、マッサージチェアを狭い場所に置くことに有利になるため、最終的にマッサージチェアの使用における簡便性を極めて大きく向上させる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
チェアフレーム(10)と、チェアフレーム(10)の左右両側に取り付けられるアームレスト(20)とを含む、インテリジェントマッサージチェアであって、
少なくとも1つの前記アームレスト(20)とチェアフレーム(10)との間が反転装置(30)を介して連結され、前記反転装置(30)は、チェアフレーム(10)に取り付けられるベース(31)、及び左右に延びる回転軸線まわりに回転可能なようにベース(31)に取り付けられる反転固定部材(32)を含み、前記反転固定部材(32)とアームレスト(20)とは互いに固定され、
前記反転装置(30)がアームレスト(20)を設定位置まで反転させた後、前記チェアフレーム(10)は該アームレスト(20)側に側面着座開口部(40)を有することを特徴とするインテリジェントマッサージチェア。
【請求項2】
前記チェアフレーム(10)と反転装置(30)との間に接続される接続ロッド(50)を更に含み、
前記チェアフレーム(10)は、回転接続される背もたれフレーム(101)と座部フレーム(102)とを含み、前記ベース(31)は、背もたれフレーム(101)と接続ロッド(50)の一端とにヒンジ接続され、前記接続ロッド(50)の他端は座部フレーム(102)にヒンジ接続されることを特徴とする請求項1に記載のインテリジェントマッサージチェア。
【請求項3】
前記ベース(31)には、背もたれフレーム(101)と回転接続する第一軸孔(311)が設けられ、前記第一軸孔(311)の中心軸線と反転固定部材(32)の回転軸線との間には夾角が形成されることを特徴とする請求項2に記載のインテリジェントマッサージチェア。
【請求項4】
前記背もたれフレーム(101)にはプーリ(103)が取り付けられ、前記ベース(31)には摺動溝(312)が開設され、前記プーリ(103)は摺動溝(312)内に位置し、両者は方向を案内するために接続されることを特徴とする請求項2に記載のインテリジェントマッサージチェア。
【請求項5】
前記反転固定部材(32)は、回転軸線まわりに移動可能にベース(31)に取り付けられることもできることを特徴とする請求項1又は2に記載のインテリジェントマッサージチェア。
【請求項6】
前記反転装置(30)は、前記回転軸線の軸方向に沿って延びる基軸(33)、基軸(33)の外周にねじ接続される回転ベーススリーブ(34)、ベース(31)に固定される駆動源(35)、及び伝動ユニットを更に含み、前記駆動源(35)は伝動ユニットを介して回転ベーススリーブ(34)に連結されて、回転ベーススリーブ(34)を駆動して回転させ、前記基軸(33)はベース(31)に固定連結され、前記回転ベーススリーブ(34)は反転固定部材(32)に固定されることを特徴とする請求項5に記載のインテリジェントマッサージチェア。
【請求項7】
前記反転装置(30)は前記回転ベーススリーブ(34)の外周に覆設される反転接続スリーブ(36)を更に含み、前記反転接続スリーブ(36)の一端には反転固定部材(32)に固定連結されるストッパフランジ部(361)が設けられ、前記ストッパフランジ部(361)は基軸(33)の軸方向において反転固定部材(32)と基軸(33)との間に位置し、かつ、基軸(33)と当接することができ、前記反転接続スリーブ(36)の他端は回転ベーススリーブ(34)に固定連結されることを特徴とする請求項6に記載のインテリジェントマッサージチェア。
【請求項8】
前記伝動ユニットは回転可能なようにベース(31)内において支持される伝動ウォーム(37)、及び回転ベーススリーブ(34)の外周に固定されるタービンスリーブ(38)を含み、前記タービンスリーブ(38)には伝動ウォーム(37)と伝動接続するタービン部(381)が設けられ、前記駆動源(35)は伝動ウォーム(37)に伝動接続されて、伝動ウォーム(37)を駆動して回転させることを特徴とする請求項6に記載のインテリジェントマッサージチェア。
【請求項9】
前記回転ベーススリーブ(34)の内周面にはオイル溝(341)が開設されることを特徴とする請求項6に記載のインテリジェントマッサージチェア。
【請求項10】
コントローラ及び電流検出器を更に含み、前記駆動源(35)はモータであり、前記電流検出器は駆動源(35)の電流を検出するのに用いられ、前記電流検出器及び駆動源(35)はいずれもコントローラに連結されることを特徴とする請求項6に記載のインテリジェントマッサージチェア。
【請求項11】
前記アームレスト(20)には固定溝(21)が開設され、前記反転固定部材(32)は固定溝(21)内に締まりばめで取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のインテリジェントマッサージチェア。
【請求項12】
前記アームレスト(20)と反転固定部材(32)とには、互いに接続される位置決め溝と位置決め柱(321)とがそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1に記載のインテリジェントマッサージチェア。
【請求項13】
前記アームレスト(20)にはストッパ凸部(22)が固定され、前記チェアフレーム(10)にはストッパ溝(104)が設けられ、
前記アームレスト(20)が反転しておらず、側面着座開口部(40)を閉塞しているとき、前記ストッパ凸部(22)はストッパ溝(104)内に位置することを特徴とする請求項1に記載のインテリジェントマッサージチェア。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はマッサージ設備の技術分野に関し、特に、インテリジェントマッサージチェアに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、生活リズムが速まるにつれて、病気と健康の中間の状態であるという問題が日増しに目立つようになり、マッサージへの要求も絶えず高まっている。伝統的なマッサージは場所、コスト及びスタッフの専門レベルにおいて制限があることから、普及率が急速に向上することは難しいが、インテリジェントマッサージチェアは隙間時間を利用することができ、家で使用することができてコストも低いため、大衆に支持されつつある。
【0003】
現在、市場において存在するインテリジェントマッサージチェアは、一般的に三面包囲式構造である。すなわち、インテリジェントマッサージチェアは背もたれ部を有するチェアフレーム、及びチェアフレームの左右両側に取り付けられるアームレストを含み、チェアフレームの背もたれ部は使用者の後方に設けられて、使用者の体を支持するのに用いられ、アームレストは使用者の左右両側に設けられて、使用者の腕を支持するのに用いられる。背もたれ部及び2つのアームレストは一般的に高い位置にあり、マッサージチェアを使用する際には正面からマッサージチェアに着座する必要がある。しかしながら、従来のインテリジェントマッサージチェアは一般的に、正面には脚部マッサージ装置が更に設けられ、脚部マッサージ装置は使用者の下腿をマッサージするのに用いられるが、これでは、足が不自由な使用者に対して、正面からマッサージチェアに着座するときに一定の妨げになってしまう。該課題について、近年、本分野では解決手段がいくつか出てきている。
【0004】
例えば、公開番号がJP特開2013-212349Aである日本の特許文献に開示されるマッサージチェアは、脚部マッサージ装置をチェアフレームの座部の下方に収納することができ、使用者が正面からマッサージチェアに着座するときに脚部マッサージ装置が妨げとして影響することが回避されるため、使用者が正面からマッサージチェアに着座しやすくなる。しかし、座部の高さと深さは人体工学における適正値によって制限され、脚部マッサージ装置を座部の下方に収納できるようにする必要があることから、脚部マッサージ装置の寸法が大きく制限されることになり、脚部マッサージ装置が小さいものでなければならなくなる。しかしながら、マッサージ装置及び機能は目下、日増しに豊富になってきているという前提において、体積が小さい脚部マッサージ装置では大衆の要求を満たすことができなくなっている。
【0005】
更に、例えば、公開番号がCN107693297Aである中国の特許文献に開示されるマッサージチェアは、アームレストがチェアフレームの側面から開くことができるように設けられる。チェアフレームは台座(すなわち、座部)及び背もたれを含み、アームレストの後ろ側と背もたれとは回転接続され、アームレストの前側と台座とは開閉可能な係止部材によって接続される。このようにすることで、アームレストを垂直に延びる軸線まわりに、外側に0~90°回転させることができ、それによって使用者が側面からマッサージチェアに座りやすくなる。しかし、アームレストは外向きに開くため、アームレストを開く過程において、マッサージチェアの外側には十分な空間が残されている必要があり、故に、マッサージチェアを狭い場所に置くことに不利である。また、使用者が側面からマッサージチェアに座った後、使用者は更に、体を横にしてアームレストを内向きに引き戻す必要があり、使用する際に不便である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
以上に述べた従来技術の欠点に鑑み、本発明の目的は、使用者がマッサージチェアに着座しやすく、占有空間を減らすこともできるインテリジェントマッサージチェアを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の目的を達成するために、本発明はインテリジェントマッサージチェアを提供し、チェアフレームと、チェアフレームの左右両側に取り付けられるアームレストとを含み、少なくとも1つの前記アームレストとチェアフレームとの間が反転装置を介して連結され、前記反転装置はチェアフレームに取り付けられるベース、及び左右に延びる回転軸線まわりに回転可能なようにベースに取り付けられる反転固定部材を含み、前記反転固定部材とアームレストとは互いに固定される。
【0008】
前記反転装置がアームレストを設定位置まで反転させた後、前記チェアフレームは該アームレスト側に側面着座開口部を有する。
【0009】
更に、前記インテリジェントマッサージチェアは前記背もたれフレームと反転装置との間に接続される接続ロッドを更に含み、前記チェアフレームは回転接続される背もたれフレームと座部フレームとを含み、前記ベースは背もたれフレームと接続ロッドの一端とにヒンジ接続され、前記接続ロッドの他端は座部フレームにヒンジ接続される。
【0010】
更に、前記ベースには背もたれフレームと回転接続する第一軸孔が設けられ、前記第一軸孔の中心軸線と反転固定部材の回転軸線との間には夾角が形成される。
【0011】
更に、前記背もたれフレームにはプーリが取り付けられ、前記ベースには摺動溝が開設される。前記プーリは摺動溝内に位置し、両者は方向を案内するために接続される。
【0012】
更に、前記反転固定部材は、回転軸線まわりに移動可能にベースに取り付けられることもできる。
【0013】
更に、前記反転装置は、前記回転軸線の軸方向に沿って延びる基軸、基軸の外周にねじ接続される回転ベーススリーブ、ベースに固定される駆動源、及び伝動ユニットを更に含み、前記駆動源は伝動ユニットを介して回転ベーススリーブに連結されて、回転ベーススリーブを駆動して回転させ、前記基軸はベースに固定連結され、前記回転ベーススリーブと反転固定部材とは互いに固定される。
【0014】
更に、前記反転装置は前記回転ベーススリーブ外周に覆設される反転接続スリーブを更に含み、前記反転接続スリーブの一端には反転固定部材に固定連結されるストッパフランジ部が設けられ、前記ストッパフランジ部は基軸の軸方向において反転固定部材と基軸との間に位置し、かつ、基軸と当接することができ、前記反転接続スリーブの他端は回転ベーススリーブに固定連結される。
【0015】
更に、前記伝動ユニットは回転可能なようにベース内において支持される伝動ウォーム、及び回転ベーススリーブ外周に固定されるタービンスリーブを含み、前記タービンスリーブには伝動ウォームと伝動接続するタービン部が設けられ、前記駆動源は伝動ウォームに伝動接続されて、伝動ウォームを駆動して回転させる。
【0016】
更に、前記回転ベーススリーブの内周面にはオイル溝が開設される。
【0017】
更に、前記インテリジェントマッサージチェアはコントローラ及び電流検出器を更に含み、前記駆動源はモータであり、前記電流検出器は駆動源の電流を検出するのに用いられ、前記電流検出器及び駆動源はいずれもコントローラに連結される。
【0018】
更に、前記アームレストには固定溝が開設され、前記反転固定部材は固定溝内に締まりばめで取り付けられる。
【0019】
更に、前記アームレストと反転固定部材とには、互いに接続される位置決め溝と位置決め柱とがそれぞれ設けられる。
【0020】
更に、前記アームレストにはストッパ凸部が固定され、前記チェアフレームにはストッパ溝が設けられる。
【0021】
前記アームレストが反転しておらず、側面着座開口部を閉塞しているとき、前記ストッパ凸部はストッパ溝内に位置する。
【発明の効果】
【0022】
上述したように、本発明に係るインテリジェントマッサージチェアは、以下の有益な効果を有する。
【0023】
本願において、反転装置の反転固定部材は左右に延びる回転軸線まわりを回るとき、該反転固定部材に固定連結されるアームレストを上下に反転させ、アームレストを側面から回転させて開くことで、使用者を左右側の側面からマッサージチェアに着座させるための側面着座開口部を形成することができ、使用者がマッサージチェアに着座しやすくなる。また、アームレストは上下反転式に回転して開くものであり、従来技術にあるような垂直に延びる軸線まわりに外側に反転して開くものではなく、故に、アームレストが反転することで側面着座開口部が形成される過程においてマッサージチェアの左右両側に大きな空間を残しておく必要がない。これによって、マッサージチェアの占有空間が減り、マッサージチェアを狭い場所に置くことに有利になるため、最終的にマッサージチェアの使用における簡便性を極めて大きく向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1図1から図4は本願におけるインテリジェントマッサージチェアの異なる状態の構造模式図である。
図2図1から図4は本願におけるインテリジェントマッサージチェアの異なる状態の構造模式図である。
図3図1から図4は本願におけるインテリジェントマッサージチェアの異なる状態の構造模式図である。
図4図1から図4は本願におけるインテリジェントマッサージチェアの異なる状態の構造模式図である。
図5図5は本願におけるインテリジェントマッサージチェアのアームレスト部分の分解図である。
図6図6は本願における反転装置が取り付けられたチェアフレームの構造模式図である。
図7図7図6のAの範囲の拡大図である。
図8図8及び図9は本願における反転装置の異なる視点からの構造模式図である。
図9図8及び図9は本願における反転装置の異なる視点からの構造模式図である。
図10図10及び図12は本願における反転装置の反転固定部材が初期の位置にある際の構造模式図であり、該図はベースが省略されている。
図11図11及び図13は本願における反転装置の反転固定部材が反転した位置にある際の構造模式図であり、該図はベースが省略されている。
図12図10及び図12は本願における反転装置の反転固定部材が初期の位置にある際の構造模式図であり、該図はベースが省略されている。
図13図11及び図13は本願における反転装置の反転固定部材が反転した位置にある際の構造模式図であり、該図はベースが省略されている。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、特定の具体的な実施例を通じて本発明の実施手段を説明するが、当業者であれば本明細書で開示された内容によって本発明の他の利点及び効果を容易に理解することができる。
【0026】
注意すべきこととして、本明細書の図面において図示される構造、割合、大きさ等はいずれも、明細書に示される内容と組み合わせることで当業者の理解と閲読に供するものにすぎず、本発明で実施可能な限定条件を限定するためのものではなく、故に、技術上の実質的意味はなく、構造の修正、割合関係の変更又は大きさの調整はいずれも、本発明によって生じることができる効果及び達成することができる目的に影響しない状況において、本発明に示される技術内容が包括できる範囲内に含まれるべきである。同時に、本明細書において引用される、例えば「上」、「下」、「左」、「右」、「中間」及び「一」等の用語もまた、明瞭に説明しやすくするためのものにすぎず、本発明で実施可能な範囲を限定するためのものではなく、相対関係の変更又は調整もまた、技術内容の実質的変更がない状況において、本発明で実施可能な範囲とみなされる。
【0027】
本願はインテリジェントマッサージチェアを提供し、マッサージチェアと略称する。図1及び図2に示すように、マッサージチェアはチェアフレーム10と、チェアフレーム10の左右両側に取り付けられるアームレスト20とを含み、特に、図5に示すように、少なくとも1つのアームレスト20とチェアフレーム10との間が反転装置30を介して回転接続される。このように、左側のアームレスト20とチェアフレーム10との間のみが反転装置30を介して連結されてもよく、右側のアームレスト20とチェアフレーム10との間のみが反転装置30を介して連結されてもよく、左右両側のアームレスト20とチェアフレーム10との間がいずれも反転装置30を介して連結されてもよい。本実施例においては、左右両側のアームレスト20がいずれも1つの反転装置30を介してチェアフレーム10に連結され、チェアフレーム10と左側のアームレスト20との間の接続構造と、チェアフレーム10と右側のアームレスト20との間の接続構造は、左右対称の関係になっている。以下、マッサージチェアの右側のアームレスト20を例として、アームレスト20とチェアフレーム10との間における好ましい接続構造について説明を行う。
【0028】
図5に示すように、反転装置30はチェアフレーム10の右側面に取り付けられるベース31、及び左右に延びる回転軸線まわりに回転可能なようにベース31に取り付けられる反転固定部材32を含み、反転固定部材32とアームレスト20とは互いに固定される。このため、反転固定部材32が左右に延びる回転軸線まわりに回転するとき、反転固定部材32はアームレスト20を一緒に回転させる。すなわち、アームレスト20が上下に反転する。このように、使用者がマッサージチェアに着座する必要があるとき、反転装置30の反転固定部材32を回転させることができ、反転固定部材32がアームレスト20を設定位置まで上方反転させるか、又は設定位置まで下方反転させる。図2に示すのは、アームレスト20を正常なマッサージ位置W1から設定位置W2まで上方反転させることによって、アームレスト20を側面から回転させて開いた際の図である。アームレスト20はすなわち開いた状態にあり、チェアフレーム10の右側には使用者を該側面からマッサージチェアに着座させるための側面着座開口部40が形成されることで、使用者がマッサージチェアに着座しやすくなり、特には、足が不自由な使用者がマッサージチェアに着座しやすくなる。また、アームレスト20は上下反転式に回転して開くものであり、従来技術にあるような垂直に延びる軸線まわりに外側に反転して開くものではなく、故に、アームレスト20が反転することで側面着座開口部40が形成される過程においてマッサージチェアの左右両側に大きな空間を残しておく必要がない。これによって、マッサージチェアの占有空間が減り、マッサージチェアを狭い場所に置くことに有利になるため、最終的にマッサージチェアの使用における簡便性を極めて大きく向上させる。使用者がマッサージチェアの側面からマッサージチェアに着座した後、反転装置30の反転固定部材32は反対方向に回転して、リセットし、アームレスト20も反対方向に反転させて、リセットさせる。アームレスト20は閉じた状態になり、その後、マッサージチェアを正常に使用することができる。これによって、従来技術のように使用者がマッサージチェアに着座した後に手動でアームレスト20を拘止しなければならないということがなくなり、マッサージチェアの操作において利便性が高まり、他方では、マッサージチェアの使用における簡便性が高まる。
【0029】
更に、アームレスト20と反転固定部材32との間の固定方法は、好ましくは以下の通りである。図5に示すように、アームレスト20のチェアフレーム10に向かう内側面(すなわち、左側面)には反転接続板23が設けられ、該反転接続板23には固定溝21が開設される。固定溝21の輪郭形状と反転固定部材32の輪郭形状は互いに適合するものであり、いずれも楕円形に類するものであって、反転固定部材32は固定溝21内に締まりばめで取り付けられる。これによって、反転固定部材32とアームレスト20とが固定連結されることを実現する。好ましくは、アームレスト20と反転固定部材32とには、互いに接続される位置決め溝と位置決め柱321とがそれぞれ設けられ、一方では、アームレストと反転固定部材32を固定接続する際の位置決めを実現し、他方では、アームレスト20と反転固定部材32の固定接続における信頼性を高めることもできる。これに基づき、図5に示すように、アームレスト20においては固定溝21内に位置決め柱321が固設され、図10及び図11に示すように、反転固定部材32の固定溝21溝底に向かう外側面(すなわち、右側面)には位置決め柱321と締まりばめする位置決め溝が開設される。又は、図10及び図11に示すように、反転固定部材32の外側面には位置決め柱321が一体に開設され、アームレスト20においては固定溝21の溝底に位置決め柱321と締まりばめする位置決め溝が開設される。
【0030】
更に、図1及び図2に示すように、チェアフレーム10は使用者の背部を支持するのに用いられる背もたれフレーム101、及び使用者の臀部と大腿部とを支持するのに用いられる座部フレーム102を含み、背もたれフレーム101と座部フレーム102との間は固定接続されてもよく、回転軸を介して回転接続されてもよい。マッサージチェアは使用者の下腿をマッサージするのに用いられる脚部マッサージ装置60を更に含み、脚部マッサージ装置60は座部フレーム102の前方側面に設けられ、かつ、回転軸を介して座部フレーム102と回転接続される。好ましくは、図3及び図4に示すように、アームレスト20の前側の底部にはストッパ凸部22が固定され、チェアフレーム10の座部フレーム102にはストッパ溝104が設けられる。使用者がチェアフレーム10側面の側面着座開口部40からマッサージチェアに着座するとき、アームレスト20は上向きに反転して、開いた状態になり、図3に示すように、ストッパ凸部22がストッパ溝104内から離脱する。使用者がマッサージチェアに着座して正常に使用するとき、アームレスト20は上向きに反転しておらず、閉じた状態にある。図4に示すように、アームレスト20が側面着座開口部40を閉塞し、ストッパ凸部22がストッパ溝104内に挿入されることによって、アームレスト20前端の左右揺動が制限され、マッサージチェアの正常な使用時においてアームレスト20の安定性が高まる。
【0031】
更に、本実施例において、チェアフレーム10の背もたれフレーム101と座部フレーム102との間は回転接続され、チェアフレーム10の背もたれフレーム101を横臥状態にさせることができるため、マッサージチェアの使用快適性が高まる。背もたれフレーム101の回転とアームレスト20の反転は連動してもよく、連動しなくてもよい。両者が連動しない場合において、背もたれフレーム101が横向きに倒されたとき、アームレスト20のマッサージチェアにおける位置、角度は変化することがなく、使用者の腕の位置が座部フレーム102に対して変更されることもない。このとき、反転装置30のベース31とチェアフレーム10との間は複数のねじによって固定連結される。両者が連動する場合において、背もたれフレーム101が横向きに倒されたとき、アームレスト20のマッサージチェアにおける角度は変化し、使用者の腕の位置も座部フレーム102に対して変更されるため、マッサージチェアの使用快適性が更に高まる。このとき、インテリジェントマッサージチェアはチェアフレーム10の背もたれフレーム101と反転装置30との間に接続される接続ロッド50を更に含み、接続ロッド50によってアームレスト20のマッサージチェアにおける角度が調節される。
【0032】
具体的には、図5から図7に示すように、ベース31と背もたれフレーム101とは背もたれフレーム101に固定される1つの第一ピン軸によってヒンジ接続され、ベース31と接続ロッド50の後端とはベース31に固定される1つの第二ピン軸によってヒンジ接続され、接続ロッド50の前端と座部フレーム102とは座部フレーム102に固定される1つの第三ピン軸によってヒンジ接続される。このように、ベース31と背もたれフレームとにおける第一ピン軸部分にはいずれも回転接続用の第一軸孔311が設けられ、ベース31と接続ロッド50の後端とにおける第二ピン軸部分にはいずれも回転接続用の第二軸孔313が設けられ、接続ロッド50の前端と座部フレーム102とにおける第三ピン軸部分にはいずれも回転接続用の第三軸孔が設けられ、第一ピン軸と第二ピン軸とはずらして分布される。背もたれフレーム101と座部フレーム102との間の角度が変化するとき、接続ロッド50を介してベース31の角度が変更され、これによって、反転装置30全体の背もたれフレーム101に対する角度が変更され、反転装置30に固定されるアームレスト20の背もたれフレーム101に対する角度も変更される。又は、アームレスト20の背もたれフレーム101に対する角度が背もたれフレーム101の座部フレーム102に対する角度に適合するとも言え、アームレスト20と背もたれフレーム101との相対位置が大きく変更されるのを回避する。例えば、背もたれフレーム101が座部フレーム102に対して後ろ向きに回転するとき、使用者は後ろに倒れる。同時に、反転装置30がアームレスト20を座部フレーム102に対して後ろへと一緒に移動させ、腕も後方に移動させることによって、使用者の腕の位置が大きく変更されないことが保証され、より快適に使用することができる。
【0033】
好ましくは、ベース31の第一軸孔311内には軸カバーが固設され、第一ピン軸は軸カバー内に回転可能に挿設されるため、ベース31が第一ピン軸に対して回転する際の潤滑性が保証される。また、図7に示すように、背もたれフレーム101にはプーリ103が取り付けられ、ベース31には摺動溝312が開設される。プーリ103は摺動溝312内に位置し、両者は方向を案内するために接続される。プーリ103と摺動溝312の方向を案内するための接続によって、反転装置30は角度が変化したときに偏向することがなくなり、背もたれフレーム101と座部フレーム102との間の角度が変化するときには、反転装置30とアームレスト20との角度もそれに伴って変化するという全体機構の安定性が保証される。
【0034】
更に、ベース31における第一軸孔311の中心軸線と反転固定部材32の回転軸線とは平行であってもよく、平行でなくてもよい。本実施例において、ベース31における第一軸孔311の中心軸線と反転固定部材32の回転軸線とは平行ではなく、すなわち、ベース31における第一軸孔311の中心軸線と反転固定部材32の回転軸線との間には夾角が形成される。このようにすれば、背もたれフレーム101と座部フレーム102との間の角度が変化するとき、反転装置30によってアームレスト20が前後方向において位置変更され、反転装置30は更に、アームレスト20をチェアフレーム10の横方向の面と一定の角度をなすように反転させ、マッサージチェアの空間における自由度を高める。
【0035】
更に、反転装置30において、反転固定部材32は回転軸線まわりに回転することのみができ、このとき、反転固定部材32はアームレスト20を上下に反転させることしかできない。又は、反転固定部材32は回転すると同時に回転軸線まわりに移動することができ、このとき、反転固定部材32はアームレスト20を上下に反転させると同時にアームレスト20を左右にも移動させる。例えば、反転固定部材32がアームレスト20を上方反転させて開くとき、アームレスト20をチェアフレーム10から離れる外側にも移動させ、反転固定部材32がアームレスト20を下方反転させて閉じるとき、アームレスト20をチェアフレーム10に近接する内側にも移動させる。本実施例において、反転固定部材32はベース31に、回転軸線まわりに回転可能かつ移動可能に取り付けられる。これに基づき、反転装置30における好ましい実施例を以下に説明する。
【0036】
図8及び図9に示すように、反転装置30はベース31、反転構造及び駆動構造の3つの部分を含み、ベース31はチェアフレーム10の背もたれフレーム101に連結するのに用いられ、これによって、反転装置30全体がチェアフレーム10の背もたれフレーム101に取り付けられる。反転構造及び駆動構造はいずれもベース31に取り付けられる。反転固定部材32は反転構造のうちの1つの部品であり、図10及び図11は反転装置30における反転構造及び駆動構造の構造模式図である。図12図10における反転固定部材32の回転軸線に沿った断面図である。図13図10における反転固定部材32の回転軸線に沿った断面図である。また、図10及び図12において、反転固定部材32は初期の位置にあり、アームレスト20は上方反転しておらず、閉じた状態にあり、図11及び図13において、反転固定部材32は反転後の位置にあり、アームレスト20は上方反転して、開いた状態にある。
【0037】
図8から図13に示すように、反転装置30の反転構造は、反転固定部材32を含む以外に、基軸33、回転ベーススリーブ34、反転接続スリーブ36、及びタービンスリーブ38を更に含む。基軸33は反転固定部材32の回転軸線の軸方向に沿って延び、反転固定部材32の回転軸線がすなわち基軸33の中心軸線でもある。図9に示すように、ベース31の左端は複数のねじによってベース31に固定連結され、故に、ベース31の左端には固定孔が設けられる。回転ベーススリーブ34は基軸33の外周にねじ接続され、故に、基軸33の外周面にはねじ山が設けられ、回転ベーススリーブ34の内周面にもねじ山が設けられる。反転接続スリーブ36は基軸33の右セグメント部分の外周に覆設され、タービンスリーブ38は基軸33の左セグメント部分の外周に覆設される。回転ベーススリーブ34の外周面には中間接続フランジ342が設けられ、反転接続スリーブ36の左端には中間接続フランジ342外側に位置する外側接続フランジ362が設けられ、タービンスリーブ38の右端には中間接続フランジ342内側に位置する内側接続フランジ382が設けられ、外側接続フランジ362、中間接続フランジ342及び内側接続フランジ382は複数のねじによって固定連結され、これによって、回転ベーススリーブ34、反転接続スリーブ36及びタービンスリーブ38の三者が固定連結される。反転接続スリーブ36の右端にはストッパフランジ部361が一体に設けられ、ストッパフランジ部361は基軸33の軸方向において反転固定部材32と基軸33との間に位置し、ストッパフランジ部361と反転固定部材32とは複数のねじによって固定連結され、これによって、反転接続スリーブ36と反転固定部材32が固定連結される。駆動構造はタービンスリーブ38を駆動して回転させるのに用いられる。
【0038】
足が不自由な使用者がマッサージチェアの側面からマッサージチェアに着座する必要があるとき、反転装置30内の駆動構造が動作し、タービンスリーブ38を駆動して回転させ、タービンスリーブ38は回転ベーススリーブ34、反転接続スリーブ36及び反転固定部材32を一緒に回転させる。回転ベーススリーブ34はベース31に対して回転すると同時に基軸33に対して軸方向に移動し、これによって、反転接続スリーブ36及び反転固定部材32を一緒に左右に移動させる。故に、反転固定部材32が回転すると同時に左右方向においても移動することで、右側のアームレスト20を上方反転させて開くときには右方向にも移動させ、右側のアームレスト20を下方反転させて閉じるときには左方向にも移動させる。アームレスト20が左方向に移動してリセットされた後、反転接続スリーブ36の右端のストッパフランジ部361と基軸33の右端が当接し、リセット時のストッパ作用を発揮する。好ましくは、図13に示すように、回転ベーススリーブ34の内周面にはオイル溝341が開設され、オイル溝341内にはグリースが貯蔵されることで、回転ベーススリーブ34の運動が滑らかになることが保証される。
【0039】
更に、図10及び図11に示すように、反転装置30の駆動構造はベース31に固定される駆動源35、駆動源35によって駆動して回転するウォーム軸39、両端が軸受け70によって回転可能なようにベース31内において支持される伝動ウォーム37、及び弾性ピンによって伝動ウォーム37に固定される伝動タービン310を含み、ウォーム軸39と伝動タービン310とは伝動接続する。タービンスリーブ38にはタービン部381が設けられ、該タービン部381はらせん状に延び、かつ、伝動ウォーム37と伝動接続する。このように、駆動源35がウォーム軸39を駆動して回転させるとき、ウォーム軸39と伝動タービン310とのかみ合いによって伝動ウォーム37が駆動して回転し、それによってタービンスリーブ38が駆動して回転し、タービンスリーブ38が回転ベーススリーブ34を一緒に回転させる。したがって、ウォーム軸39、伝動タービン310、伝動ウォーム37及びタービンスリーブ38が駆動源35と回転ベーススリーブ34との間に接続される伝動ユニットを構成し、駆動源35は伝動ユニットを介して回転ベーススリーブ34に連結されて、回転ベーススリーブ34を駆動して回転させる。好ましくは、駆動源35はモータであり、ウォーム軸39とモータのモータ軸とはカップリングによって固定連結されてもよいし、ウォーム軸39がモータのモータ軸における外延部分であってもよい。
【0040】
更に、インテリジェントマッサージチェアはコントローラ及び電流検出器を更に含み、電流検出器は駆動源35の電流を検出するのに用いられ、電流検出器及び駆動源35はいずれもコントローラに連結される。コントローラによってモータの回転を制御することができるため、使用者がマッサージチェアに着座するとき、コントローラを用いてモータを駆動して回転させ、アームレスト20を上向きに反転させて、側面着座開口部40を開くことができ、使用者が側面着座開口部40からマッサージチェアに入りやすくなる。その後、使用者がコントローラを用いてモータを駆動して反対方向に回転させ、アームレスト20を元の位置まで下向きに反転させて、側面着座開口部40を閉じることで、マッサージチェアのインテリジェントレベルが高まる。特に、本願は電流検出器によってモータの電流が検出される。モータの電流が正常値を超えたとき、コントローラによってモータが急停止する又は反対方向に運動するように制御され、アームレスト20の運動手順において人為的又は機械的な干渉が生じることで、人が挟まれてけがをする又は機械構造が損傷するという状況が発生することを回避する。電流検出器はセンサであってよい。
【0041】
以上に述べたことをまとめれば、本発明は従来技術における種々の欠点を効果的に克服して高度な産業利用価値を有する。
【0042】
上述の実施例は本発明の原理及びその効果を例示的に説明するにすぎず、本発明を限定するためのものではない。本技術を熟知する者であれば、本発明の精神及び範囲を逸脱せずに上述の実施例に対する補足又は変更を行うことができる。したがって、当業者が本発明で開示する精神と技術思想を逸脱することなく完了するあらゆる等価の補足又は変更は、依然として本発明の請求の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0043】
10 チェアフレーム
101 背もたれフレーム
102 座部フレーム
103 プーリ
104 ストッパ溝
20 アームレスト
21 固定溝
22 ストッパ凸部
23 反転接続板
30 反転装置
31 ベース
311 第一軸孔
312 摺動溝
313 第二軸孔
32 反転固定部材
321 位置決め柱
33 基軸
34 回転ベーススリーブ
341 オイル溝
342 中間接続フランジ
35 駆動源
36 反転接続スリーブ
361 ストッパフランジ部
362 外側接続フランジ
37 伝動ウォーム
38 タービンスリーブ
381 タービン部
382 内側接続フランジ
39 ウォーム軸
310 伝動タービン
40 側面着座開口部
50 接続ロッド
60 脚部マッサージ装置
70 軸受け
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
【国際調査報告】