(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-01-09
(54)【発明の名称】情報伝送方法及び情報伝送装置、関連機器、並びに記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04W 12/02 20090101AFI20231226BHJP
H04W 48/10 20090101ALI20231226BHJP
H04W 12/0431 20210101ALI20231226BHJP
【FI】
H04W12/02
H04W48/10
H04W12/0431
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023539123
(86)(22)【出願日】2021-12-22
(85)【翻訳文提出日】2023-07-06
(86)【国際出願番号】 CN2021140586
(87)【国際公開番号】W WO2022143353
(87)【国際公開日】2022-07-07
(31)【優先権主張番号】202011581551.3
(32)【優先日】2020-12-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】518389015
【氏名又は名称】中国移動通信有限公司研究院
【氏名又は名称原語表記】China Mobile Communication Co., Ltd Research Institute
【住所又は居所原語表記】32 Xuanwumen West Street, Xicheng District, Beijing 100053, China
(71)【出願人】
【識別番号】507142144
【氏名又は名称】中国移動通信集団有限公司
【氏名又は名称原語表記】CHINA MOBILE COMMUNICATIONS GROUP CO., LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】▲陳▼▲寧▼宇
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
5K067HH22
5K067HH23
5K067HH36
(57)【要約】
情報伝送方法は、ネットワーク機器によってネットワークスライスの関連情報を端末に送信することを含み、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワーク機器に適用される情報伝送方法であって、
ネットワークスライスの関連情報を端末に送信することを含み、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する、情報伝送方法。
【請求項2】
前記ネットワークスライスの関連情報は、ブロードキャストの方式で端末に送信される、
請求項1に記載の情報伝送方法。
【請求項3】
前記キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行う場合、前記情報伝送方法はさらに、
ユニキャスト方式でキーを前記端末に送信することを含む、
請求項1に記載の情報伝送方法。
【請求項4】
前記情報伝送方法はさらに、
前記キーを使用して第5情報を暗号化することであって、前記第5情報はネットワーク側によって前記端末に送信される専用情報を含む、ことと、
前記端末に暗号化後の第5情報を送信することと、を含む、
請求項1に記載の情報伝送方法。
【請求項5】
前記キーは現在の登録領域内で有効である、
請求項1に記載の情報伝送方法。
【請求項6】
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰める場合、前記情報伝送方法はさらに、
前記端末に第6情報を送信することであって、前記第6情報は前記ネットワークスライスの関連情報におけるネットワークスライスの識別子が切り詰められたことを示す、ことを含む、
請求項1に記載の情報伝送方法。
【請求項7】
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行う場合、前記情報伝送方法はさらに、
前記端末に第7情報を送信することであって、前記第7情報は前記ネットワークスライスの関連情報における前記ネットワークスライスの識別子がマッピングされていることを示す、ことを含む、
請求項1に記載の情報伝送方法。
【請求項8】
前記情報伝送方法はさらに、
端末によって報告される第8情報を受信することであって、前記第8情報は端末が前記ネットワークスライスの関連情報に対する処理能力をサポートするか否かを表す、ことを含む、
請求項1~7のいずれか一項に記載の情報伝送方法。
【請求項9】
端末に適用される情報伝送方法であって、
ネットワーク側から送信されたネットワークスライスの関連情報を受信することを含み、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する、情報伝送方法。
【請求項10】
前記ネットワークスライスの関連情報は、ブロードキャストの方式で受信される、
請求項9に記載の情報伝送方法。
【請求項11】
前記情報伝送方法はさらに、
前記ネットワークスライスの関連情報に対して、
キーを使用して暗号化されたネットワークスライスの識別子に対して復号処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得ること、
切り詰められたネットワークスライスの識別子に対して切り詰め回復処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得ること、及び
マッピングされたネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行い、ネットワークスライスの識別子を得ること、のうちの1つを実行することを含む、
請求項10に記載の情報伝送方法。
【請求項12】
前記キーを使用して暗号化されたネットワークスライスの識別子に対して復号処理を行う場合、前記情報伝送方法はさらに、
ユニキャスト方式でネットワーク側から送信されたキーを受信することを含む、
請求項11に記載の情報伝送方法。
【請求項13】
前記情報伝送方法はさらに、
ネットワーク側から送信された暗号化された第5情報を受信することであって、前記第5情報はネットワーク側によって前記端末に送信される専用情報を含む、ことと、
前記キーを使用して暗号化された第5情報を復号し、第5情報を得ることと、を含む、
請求項11に記載の情報伝送方法。
【請求項14】
前記切り詰められたネットワークスライスの識別子に対して切り詰め回復処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得る場合、前記情報伝送方法はさらに、
ネットワーク側から送信された第6情報を受信することであって、前記第6情報はネットワークスライスの関連情報におけるネットワークスライスの識別子が切り詰められたことを示す、ことを含む、
請求項11に記載の情報伝送方法。
【請求項15】
前記マッピングされたネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行い、ネットワークスライスの識別子を得る場合、前記情報伝送方法はさらに、
ネットワーク側から送信された第7情報を受信することであって、前記第7情報はネットワークスライスの関連情報における前記ネットワークスライスの識別子がマッピングされていることを示す、ことを含む、
請求項11に記載の情報伝送方法。
【請求項16】
前記ネットワークスライスの関連情報が第2情報を含む場合、前記情報伝送方法はさらに、
前記第2情報を使用して、隣接する周波数によってサポートされるネットワークスライス情報を決定することを含む、
請求項9に記載の情報伝送方法。
【請求項17】
前記ネットワークスライスの関連情報が第3情報を含む場合、前記情報伝送方法はさらに、
前記第3情報を使用して、隣接するセルによってサポートされるネットワークスライス情報を決定することを含む、
請求項9に記載の情報伝送方法。
【請求項18】
前記ネットワークスライスの関連情報が第4情報を含む場合、前記情報伝送方法はさらに、
前記第4情報を使用して、前記端末によってサポートされるネットワークスライスのセルアクセスパラメータを決定することを含む、
請求項9に記載の情報伝送方法。
【請求項19】
前記情報伝送方法はさらに、
ネットワーク側に第8情報を報告することであって、前記第8情報は端末が前記ネットワークスライスの関連情報に対する処理能力をサポートするか否かを表す、ことを含む、
請求項9~18のいずれか一項に記載の情報伝送方法。
【請求項20】
情報伝送装置であって、
ネットワークスライスの関連情報を端末に送信するように構成される第1送信ユニットを含み、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する、情報伝送装置。
【請求項21】
情報伝送装置であって、
ネットワーク側から送信されたネットワークスライスの関連情報を受信するように構成される第1受信ユニットを含み、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する、情報伝送装置。
【請求項22】
ネットワーク機器であって、第1プロセッサと、第1通信インターフェイスとを含み、
前記第1通信インターフェイスは、ネットワークスライスの関連情報を端末に送信するためのものであり、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する、ネットワーク機器。
【請求項23】
端末であって、第2通信インターフェイスと、第2プロセッサとを含み、
前記第2通信インターフェイスは、ネットワーク側から送信されたネットワークスライスの関連情報を受信するためのものであり、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する、端末。
【請求項24】
ネットワーク機器であって、
第1プロセッサと、プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶する第1メモリとを含み、
前記第1プロセッサは、前記コンピュータプログラムが実行される場合、請求項1~8のいずれか一項に記載の情報伝送方法のステップを実行する、ネットワーク機器。
【請求項25】
端末であって、
第2プロセッサと、プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶する第2メモリとを含み、
前記第2プロセッサは、前記コンピュータプログラムが実行される場合、請求項9~19のいずれか一項に記載の情報伝送方法のステップを実行する、端末。
【請求項26】
プロセッサに実行される場合、請求項1~8のいずれか一項に記載の情報伝送方法のステップを実現するか、又は請求項9~19のいずれか一項に記載の情報伝送方法のステップを実現するコンピュータプログラムが記憶された、記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願への相互参照)
本開示は、出願番号が202011581551.3であり、出願日が2020年12月28日である中国特許出願に基づいて提出され、該中国特許出願の優先権を主張し、該中国特許出願の全ての内容が参照により本開示に組み込まれる。
【0002】
本開示は、無線通信分野に関し、特に情報伝送方法及び情報伝送装置、関連機器、並びに記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
ネットワークスライス(以下、スライスと略称する)は、異なるユーザグループに差別化サービスを提供することができる。しかし、関連技術では、スライス情報はコアネットワークから専用シグナリングにより端末に送信され、端末はそれに基づいて登録領域内でサポートされるスライスを知る。このような場合、切り替える時に、端末はスライス情報に基づいて自分のスライスに適した周波数点又はセルを選択することができない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
関連する技術的問題を解決するために、本開示の実施例は、情報伝送方法及び情報伝送装置、関連機器、並びに記憶媒体を提供する。
【0005】
本開示の実施例の技術的解決策は、以下のように実現される。
【0006】
本開示の実施例は、ネットワーク機器に適用される情報伝送方法を提供し、該情報伝送方法は、
ネットワークスライスの関連情報を端末に送信することを含み、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する。
【0007】
上記の解決策では、ブロードキャストの方式でネットワークスライスの関連情報を端末に送信する。
【0008】
上記の解決策では、キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行う場合、前記情報伝送方法はさらに、
ユニキャスト方式でキーを前記端末に送信することを含む。
【0009】
上記の解決策では、前記情報伝送方法はさらに、
前記キーを使用して第5情報を暗号化することであって、前記第5情報はネットワーク側によって前記端末に送信される専用情報を含む、ことと、
前記端末に暗号化後の第5情報を送信することと、を含む。
【0010】
上記の解決策では、前記キーは現在の登録領域内で有効である。
【0011】
上記の解決策では、前記ネットワークスライスの識別子を切り詰める場合、前記情報伝送方法はさらに、
前記端末に第6情報を送信することであって、前記第6情報は前記ネットワークスライスの関連情報におけるネットワークスライスの識別子が切り詰められたことを示す、ことを含む。
【0012】
上記の解決策では、前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行う場合、前記情報伝送方法はさらに、
前記端末に第7情報を送信することであって、前記第7情報は前記ネットワークスライスの関連情報における前記ネットワークスライスの識別子がマッピングされていることを示す、ことを含む。
【0013】
上記の解決策では、前記情報伝送方法はさらに、
端末によって報告される第8情報を受信することであって、前記第8情報は端末が前記ネットワークスライスの関連情報に対する処理能力をサポートするか否かを表す、ことを含む。
【0014】
本開示の実施例は、端末に適用される情報伝送方法をさらに提供し、該情報伝送方法は、
ネットワーク側から送信されたネットワークスライスの関連情報を受信することを含み、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する。
【0015】
上記の解決策では、ブロードキャストの方式で前記ネットワークスライスの関連情報を受信する。
【0016】
上記の解決策では、前記情報伝送方法はさらに、
前記ネットワークスライスの関連情報に対して、
キーを使用して暗号化されたネットワークスライスの識別子に対して復号処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得ること、
切り詰められたネットワークスライスの識別子に対して切り詰め回復処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得ること、及び
マッピングされたネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行い、ネットワークスライスの識別子を得ること、のうちの1つを実行することを含む。
【0017】
上記の解決策では、キーを使用して暗号化されたネットワークスライスの識別子に対して復号処理を行う場合、前記情報伝送方法はさらに、
ユニキャスト方式でネットワーク側から送信されたキーを受信することを含む。
【0018】
上記の解決策では、前記情報伝送方法はさらに、
ネットワーク側から送信された暗号化された第5情報を受信することであって、前記第5情報はネットワーク側によって前記端末に送信される専用情報を含む、ことと、
前記キーを使用して暗号化された第5情報を復号し、第5情報を得ることと、を含む。
【0019】
上記の解決策では、切り詰められたネットワークスライスの識別子に対して切り詰め回復処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得る場合、前記情報伝送方法はさらに、
ネットワーク側から送信された第6情報を受信することであって、前記第6情報はネットワークスライスの関連情報におけるネットワークスライスの識別子が切り詰められたことを示す、ことを含む。
【0020】
上記の解決策では、マッピングされたネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行い、ネットワークスライスの識別子を得る場合、前記情報伝送方法はさらに、
ネットワーク側から送信された第7情報を受信することであって、前記第7情報はネットワークスライスの関連情報における前記ネットワークスライスの識別子がマッピングされていることを示す、ことを含む。
【0021】
上記の解決策では、前記ネットワークスライスの関連情報が第2情報を含む場合、前記情報伝送方法はさらに、
前記第2情報を使用して、隣接する周波数によってサポートされるネットワークスライス情報を決定することを含む。
【0022】
上記の解決策では、前記ネットワークスライスの関連情報が第3情報を含む場合、前記情報伝送方法はさらに、
前記第3情報を使用して、隣接するセルによってサポートされるネットワークスライス情報を決定することを含む。
【0023】
上記の解決策では、前記ネットワークスライスの関連情報が第4情報を含む場合、前記情報伝送方法はさらに、
前記第4情報を使用して、前記端末によってサポートされるネットワークスライスのセルアクセスパラメータを決定することを含む。
【0024】
上記の解決策では、前記情報伝送方法はさらに、
ネットワーク側に第8情報を報告することであって、前記第8情報は端末が前記ネットワークスライスの関連情報に対する処理能力をサポートするか否かを表す、ことを含む。
【0025】
本開示の実施例は情報伝送装置をさらに提供し、該情報伝送装置は、
ネットワークスライスの関連情報を端末に送信するように構成される第1送信ユニットを含み、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する。
【0026】
本開示の実施例は情報伝送装置をさらに提供し、該情報伝送装置は、
ネットワーク側から送信されたネットワークスライスの関連情報を受信するように構成される第1受信ユニットを含み、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する。
【0027】
本開示の実施例はネットワーク機器をさらに提供し、該ネットワーク機器は、第1プロセッサと、第1通信インターフェイスとを含み、
前記第1通信インターフェイスは、ネットワークスライスの関連情報を端末に送信するためのものであり、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する。
【0028】
本開示の実施例は端末をさらに提供し、該端末は、第2通信インターフェイスと、第2プロセッサとを含み、
前記第2通信インターフェイスは、ネットワーク側から送信されたネットワークスライスの関連情報を受信するためのものであり、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する。
【0029】
本開示の実施例はネットワーク機器をさらに提供し、該ネットワーク機器は、第1プロセッサと、プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶する第1メモリとを含み、
前記第1プロセッサは、前記コンピュータプログラムが実行される場合、上記のネットワーク機器側の任意の方法のステップを実行する。
【0030】
本開示の実施例は端末をさらに提供し、該端末は、第2プロセッサと、プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶する第2メモリとを含み、
前記第2プロセッサは、前記コンピュータプログラムが実行される場合、上記の端末側の任意の方法のステップを実行する。
【0031】
本開示の実施例は、プロセッサに実行される場合、上記のネットワーク機器側の任意の方法のステップを実現するか、又は上記の端末側の任意の方法のステップを実現するコンピュータプログラムが記憶された、記憶媒体をさらに提供する。
【0032】
本開示の実施例で提供される情報伝送方法及び情報伝送装置、関連機器、並びに記憶媒体において、ネットワーク機器は、ネットワークスライスの関連情報を端末に送信し、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する。本開示の実施例で提供される技術的解決策によれば、スライス識別子を直接送信しなく、スライス識別子を取得できる関連情報を送信するため、スライス識別子を直接送信することによって引き起こされるセキュリティリスクを回避する。同時に、上記の情報を送信することにより、特定のスライスに対する周波数優先度又はセルアクセスパラメータ又はセル再選択パラメータなどを端末に設定することができ、それによってスライスの差別化アクセスを実現し、端末がスライス情報に基づいて自分のスライスに適した周波数点又はセルを選択することができるようにする。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【
図1】本開示の実施例による情報伝送方法の概略的フローチャートである。
【
図2】本開示の実施例による別の情報伝送方法の概略的フローチャートである。
【
図3】本開示の実施例による情報伝送装置の構造的概略図である。
【
図4】本開示の実施例による別の情報伝送装置の構造的概略図である。
【
図5】本開示の実施例によるネットワーク機器の構造的概略図である。
【
図6】本開示の実施例による端末の構造的概略図である。
【
図7】本開示の実施例による情報伝送システムの構造的概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0034】
以下、図面及び実施例を参照して本開示をさらに詳細に説明する。
【0035】
基地局がスライス情報(例えばスライスID、即ち単一ネットワークスライス選択支援情報(S-NSSAI))を直接ブロードキャストすると、セキュリティリスクが存在する可能性があり、例えば、非登録の端末又は不正な端末はシステム情報を受信することで本セルがサポートするスライスが何であるかを知ることができ、該セルのスライスがセキュリティ敏感型スライス(例えば、党、政府、軍用スライス)であることを認識する場合、破壊が実施されるため、関連技術では、スライス情報のブロードキャストがサポートされておらず、スライス情報はいずれもコアネットワークから送信される専用シグナリングを介して端末に送信される。端末はそれに基づいて、該登録領域内でサポートされるスライスを知り、ここで、登録領域はいくつかのセルを含み、即ち登録領域の粒度のスライス情報を知る。
【0036】
しかしながら、端末によって得られたのが登録領域の粒度のスライス情報であるため、端末は隣接する周波数点又はセルのスライス情報を知ることができず、即ち周波数点又はセルを粒度とするスライス情報を知ることができず、それによって隣接周波数又は隣接セルがサポートするスライス情報に基づいて自分のスライスに適した周波数点又はセルを選択することができない。
【0037】
これに基づいて、本開示の様々な実施例では、安全なスライス情報の伝送方式を提供し、異なるスライスをサポートする端末が周波数点又はセルを粒度とするスライス情報を知ることができるようにし、それによって隣接周波数又は隣接セルによりサポートされるスライス情報に基づいて自分のスライスに適した周波数点又はセルを選択し、さらに異なるネットワークパラメータを用いて差別化アクセスを実現することができる。
【0038】
本開示の実施例は、ネットワーク機器(具体的に、基地局である)に適用される情報伝送方法を提供し、
図1に示すように、該情報伝送方法は、ステップ101を含む。
【0039】
ステップ101において、ネットワークスライスの関連情報を端末に送信し、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、前記第1情報は、前記第1セルによってサポートされるネットワークスライスの識別子とは異なり、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する。
【0040】
ここで、ステップ101を実行する前に、前記ネットワーク機器はネットワークスライスの関連情報を決定する必要がある。
【0041】
これに基づいて、一実施例では、
図1に示すように、該方法はさらにステップ100を含むことができる。
【0042】
ステップ100において、ネットワークスライスの関連情報を決定し、即ち、ネットワークスライスの関連情報を得る。
【0043】
ここで、実際に応用するとき、必要に応じて決定することができ、例えば、コアネットワークから取得することができ、本開示の実施例ではこれに限定されない。
【0044】
前記第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子が処理されるとは、これらの情報に含まれるネットワークスライスの識別子が処理されることを意味する。具体的に、第1情報について、前記第1情報は、実際には、前記第1セルによってサポートされるネットワークスライスの識別子に対して上記のいずれかの処理を実行してから得られた情報である。第2情報については、各ネットワークスライスの識別子に対して上記のいずれかの処理を実行した後の情報及び対応する周波数を含む。第3情報については、各ネットワークスライスの識別子に対して上記のいずれかの処理を実行した後の情報及び対応するセルを含む。第4情報については、各ネットワークスライスの識別子に対して上記のいずれかの処理を実行した後の情報及び対応するセルアクセスパラメータを含む。
【0045】
前記ネットワークスライスの関連情報がスライスの識別子、即ちS-NSSAIではなく、スライスの識別子を得るために一定の処理を経る必要があるため、スライス情報伝送の安全性を保証することができる。
【0046】
したがって、ブロードキャストの方式で前記端末にネットワークスライスの関連情報を送信してもよい。
【0047】
実際に応用するとき、スライスの識別子、即ちスライスID、例えばS-NSSAIに対して上記のいずれかの処理を実行してもよい。
【0048】
ここで、暗号化とは、ネットワーク側が前記端末に暗号化キーを設定することを指し、端末はキーを用いてネットワーク側から送信されたスライスの関連情報を復号(デコードともいう)する。
【0049】
前記切り詰めることとは、スライス識別子の一部を新たなスライス情報として構成することを指し、即ちスライスIDの一部を用いてエアインターフェイスで送信し、それによってスライス情報の安全な送信を実現する。具体的に、S-NSSAIは、スライス/サービスタイプ(SST:Slice/Service type)及びスライス微分器(SD:Slice Differentiator)を含み、例えば、S-NSSAIの代わりにSSTを使用することができる。それによってエアインターフェイスのリソースオーバーヘッドを節約し、プライバシーとセキュリティが暴露されるリスクも回避する。もちろん、他の切り詰める方式を採用してもよく、例えば、その中のいくつかのビットを切り取る。
前記マッピングとは、スライス識別子を直接送信しなく、スライス識別子に対応するマッピング識別子を送信することを指す。例えば、スライスID1をマッピングID1(例えばカテゴリ1)にマッピングし、スライスID2をマッピングID2(例えばカテゴリ2)にマッピングし、前記マッピング関係は専用メッセージにより端末に送信され得、前記専用メッセージは安全なチャネル、例えば暗号化されたリンクにより端末に送信される。ネットワーク側はブロードキャストメッセージにより、スライスIDではなくマッピングIDを送信し、端末はマッピング関係により対応するスライスIDを知ることができる。
【0050】
これに基づいて、一実施例では、該方法は、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うことのうちの1つを含む。
【0051】
具体的に、第1情報について、前記第1セルによってサポートされるネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記第1セルによってサポートされるネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記第1セルによってサポートされるネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記第1セルによってサポートされるネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行して前記第1情報を得る。
【0052】
ここで、実際に応用するとき、ネットワークスライスの識別子を処理した場合、ネットワーク側はスライス情報の受信構成情報を端末に送信する必要がある。具体的に、キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行う場合、前記受信構成情報は暗号化キーを含み、つまり、キーを使用して前記第1セルによってサポートされるネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行う場合、端末に暗号化されたキーを通知する必要がある。
【0053】
これに基づいて、一実施例では、キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行う場合、該方法はさらに、
ユニキャスト方式でキーを前記端末に送信することを含むことができる。
【0054】
即ち、ユニキャストの暗号化リンクにより、ブロードキャストメッセージにおける暗号化されたスライス識別子をデコードするためのキーを前記端末に送信する。
【0055】
実際に応用するとき、端末は登録するときに、ネットワーク側から端末に送信された登録領域情報を受信し、前記登録領域はいくつかのセル又はいくつかのトラッキング領域を含み、同時に、端末はネットワーク側から送信された、該登録領域のスライス識別子に適用される暗号化キーも受信することができる。端末が該登録領域にある場合、該キーを使用して暗号化されたスライス識別子をデコードする。
【0056】
ここで、端末が移動して上記の登録領域を離れる場合、端末はネットワーク側に登録領域更新プロセスを開始し、端末はネットワーク側から送信された新しい登録領域情報、及び該登録領域の新しいスライス識別子に適用される暗号化キーを受信し、許可されるスライスリストをさらに受信することができる。前記端末が上記の登録領域内を移動する場合、端末は該登録領域に適用されるキーを使用してブロードキャストメッセージにおける暗号化されたスライス識別子をデコードする。
【0057】
つまり、前記キーは前記端末の登録領域の変化に伴って変化する。即ち、前記キーは現在の登録領域内で有効である。
【0058】
もちろん、1つの登録領域について、キーは変更することができ、即ち変更が可能であり、ネットワーク側はページングの方式により、端末を接続状態にし、端末のために現在登録領域内に適用されるキーを更新することができる。対応して、ネットワーク側も新しいキーを使用してエアインターフェイスでブロードキャストされるスライス識別子を暗号化し、それによって暗号化キーを定期的又は不定期に変更することが実現され得る。
【0059】
実際に応用するとき、キーを使用してネットワーク側から端末に送信される専用情報を暗号化し、それによってブロードキャストメッセージにより送信することもできる。
【0060】
これに基づいて、一実施例では、該方法はさらに、
前記キーを使用して第5情報を暗号化することであって、前記第5情報はネットワーク側によって前記端末に送信される専用情報を含む、ことと、
前記端末に暗号化後の第5情報を送信することと、を含む。
【0061】
具体的に、ブロードキャスト方式で前記端末に暗号化後の第5情報を送信してもよい。
【0062】
ここで、実際に応用するとき、ネットワーク側は第5情報が暗号化されることを端末に通知する必要がある。例示的に、あるシステム情報Nが暗号化され方式で送信されると仮定する。ネットワーク側は、前記暗号化システム情報をデコードするためのキー構成メッセージを端末に送信し、前記キー構成メッセージは、
システム情報Nが暗号化されたシステム情報であることを示すこと、
領域情報、例えば登録領域を設定することであって、該領域内において、同じキーを使用してシステム情報をデコードすることができること、及び
前記領域に適用されるキーのうちの少なくとも1つを含むことができる。
【0063】
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めるとき、即ち、ネットワークスライスの識別子を切り詰める場合、同様にネットワーク側によってスライス情報の受信構成情報を端末に送信する必要がある。具体的に、前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めるとき、前記受信構成情報は、スライス情報がスライス識別子を切り詰めるものであることを示すための切り詰め指示を含む。
【0064】
これに基づいて、一実施例では、前記ネットワークスライスの識別子を切り詰める場合、該方法はさらに、
前記端末に第6情報を送信することであって、前記第6情報は前記ネットワークスライスの関連情報におけるネットワークスライスの識別子が切り詰められたことを示す、ことを含むことができる。
【0065】
ここで、実際に応用するとき、システムメッセージ又は専用シグナリングにより前記端末に第6情報を送信してもよい。
【0066】
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うとき、即ちネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行う場合、同様にネットワーク側によってスライス情報の受信構成情報を端末に送信する必要がある。具体的に、前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うとき、前記受信構成情報は、スライス情報がスライス識別子に対してマッピングを行うものであることを示すためのマッピング指示を含む。
【0067】
これに基づいて、一実施例では、前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行う場合、該方法はさらに、
前記端末に第7情報を送信することであって、前記第7情報は前記ネットワークスライスの関連情報における前記ネットワークスライスの識別子がマッピングされていることを示す、ことを含むことができる。
【0068】
ここで、実際に応用するとき、システムメッセージ又は専用シグナリングにより前記端末に第6情報を送信してもよい。
【0069】
マッピングを行うマッピング関係は、専用メッセージにより端末に送信されてもよく、これにより前記端末はマッピング関係に基づいてネットワークスライス識別子を得ることができる。
【0070】
前記ネットワークスライスと周波数との対応関係とは、ある周波数があるスライスをサポートすることを識別することを指し、又はあるスライスに対応する周波数優先度を指し、即ち1つの周波数によってサポートされるネットワークスライス(1つの周波数によって該ネットワークスライスを配置するとも呼ばれる)、又は1つのスライスに対応する周波数優先度(1つのスライスによって使用される周波数優先度とも呼ばれる)を指す。
【0071】
前記ネットワークスライスとセルとの対応関係とは、あるセルが、あるスライスをサポートすること、即ち、1つのセルによってサポートされるネットワークスライスを指す。
【0072】
前記ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係とは、あるスライスのセルアクセスパラメータを指し、前記セルアクセスパラメータは、セル選択パラメータ(例えば最低常駐閾値など)、又はセル再選択パラメータなどを含むことができ、それによって異なるスライスのアクセス閾値が異なり、又は異なるスライスの再選択条件もしくはパラメータが異なることを実現し、さらにスライスの差別化常駐又は再選択を実現する。
【0073】
前記第2情報、第3情報及び第4情報によって指示される対応関係は、スライスとネットワークパラメータとの対応関係と呼ばれることができる。
【0074】
実際に応用するとき、端末は端末の能力を報告することができ、ネットワーク機器は端末の能力に基づいて、能力にマッチングするネットワークスライスの関連情報を端末に送信することができる。
【0075】
これに基づいて、一実施例では、該方法はさらに、
端末によって報告される第8情報を受信することであって、前記第8情報は端末が前記ネットワークスライスの関連情報に対する処理能力(能力と略称することができる)をサポートするか否かを表す、ことを含むことができる。
【0076】
ここで、前記処理能力は、
前記端末がスライス識別子の暗号化をサポートするかどうか、
前記端末がスライス識別子の切り詰めをサポートするかどうか、
前記端末がスライス識別子のマッピングをサポートするかどうか、
前記端末がスライスと周波数との対応関係をサポートするかどうか、
前記端末がスライスとセルとの対応関係をサポートするかどうか、
前記端末がスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係をサポートするかどうか、のうちの少なくとも1つを含む。
【0077】
ここで、前記端末がスライス識別子の暗号化、切り詰め又はマッピングをサポートする場合、前述したように、ネットワーク側は、専用シグナリングにより本領域の受信構成情報を端末に設定する必要がある。具体的に、前記端末がスライス識別子の暗号化をサポートする場合、本領域のキーを設定する必要があり、ネットワーク側はシステム情報において暗号化されたスライス識別子をブロードキャストし、端末は該キーを使用して暗号化されたシステム情報及び/又はシステム情報における暗号化されたスライス識別子をデコードする。
【0078】
前記端末がスライス識別子の暗号化、切り詰め又はマッピングをサポートしない場合、システム情報においてブロードキャストされるスライス情報を受信することができない。
【0079】
対応して、本開示の実施例は、端末に適用される情報伝送方法をさらに提供し、該情報伝送方法は、
ネットワーク側から送信されたネットワークスライスの関連情報を受信することを含み、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、前記第1情報は、前記第1セルによってサポートされるネットワークスライスの識別子とは異なり、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する。
【0080】
ここで、実際に応用するとき、前記端末は、ユーザ機器(UE)と呼ばれてもよく、ユーザと呼ばれてもよい。
【0081】
一実施例では、ブロードキャストの方式で前記ネットワークスライスの関連情報を受信することができる。
【0082】
一実施例では、該方法はさらに、
前記ネットワークスライスの関連情報に対して、
キーを使用して暗号化されたネットワークスライスの識別子に対して復号処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得ること、
切り詰められたネットワークスライスの識別子に対して切り詰め回復処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得ること、及び
マッピングされたネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行い、ネットワークスライスの識別子を得ること、のうちの1つを実行することを含むことができる。
【0083】
ここで、ネットワーク側がスライスの識別子に対して暗号化処理を行う場合、前記端末は、キーを使用して暗号化されたスライスの識別子を復号し、ネットワーク側がスライス識別子を切り詰める場合、前記端末は、切り詰められたスライスの識別子に対して切り詰め回復処理を行い、ネットワーク側がスライス識別子に対してマッピングを行う場合、前記端末はマッピングされたスライス識別子に対してマッピングを行う。
【0084】
ここで、一実施例では、キーを使用して暗号化されたネットワークスライスの識別子に対して復号処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得る場合、該方法はさらに、
ユニキャスト方式でネットワーク側から送信されたキーを受信することを含むことができる。
【0085】
一実施例では、該方法はさらに、
ネットワーク側から送信された暗号化された第5情報を受信することであって、前記第5情報はネットワーク側によって前記端末に送信される専用情報を含む、ことと、
前記キーを使用して暗号化された第5情報を復号し、第5情報を得ることと、を含むことができる。
【0086】
一実施例では、切り詰められたネットワークスライスの識別子に対して切り詰め回復処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得る場合、該方法はさらに、
ネットワーク側から送信された第6情報を受信することであって、前記第6情報はネットワークスライスの関連情報におけるネットワークスライスの識別子が切り詰められたことを示す、ことを含むことができる。
【0087】
一実施例では、マッピングされたネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行い、ネットワークスライスの識別子を得る場合、該方法はさらに、
ネットワーク側から送信された第7情報を受信することであって、前記第7情報はネットワークスライスの関連情報における前記ネットワークスライスの識別子がマッピングされていることを示す、ことを含むことができる。
【0088】
一実施例では、前記ネットワークスライスの関連情報が第2情報を含むとき、即ち、前記ネットワークスライスの関連情報が第2情報を含む場合、該方法はさらに、
前記第1情報を使用して、隣接するセルによってサポートされるネットワークスライス情報(即ち、スライス識別子)を決定することを含むことができる。
【0089】
一実施例では、前記ネットワークスライスの関連情報が第2情報を含むとき、即ち、前記ネットワークスライスの関連情報が第2情報を含む場合、該方法はさらに、
前記第2情報を使用して、隣接する周波数によってサポートされるネットワークスライス情報を決定することを含むことができる。
【0090】
一実施例では、前記ネットワークスライスの関連情報が第3情報を含むとき、即ち、前記ネットワークスライスの関連情報が第3情報を含む場合、該方法はさらに、
前記第3情報を使用して、隣接するセルによってサポートされるネットワークスライス情報を決定することを含むことができる。
【0091】
一実施例では、前記ネットワークスライスの関連情報が第4情報を含むとき、即ち、前記ネットワークスライスの関連情報が第4情報を含む場合、該方法はさらに、
前記第4情報を使用して、前記端末によってサポートされるネットワークスライスのセルアクセスパラメータを決定することを含むことができる。
【0092】
一実施例では、該方法はさらに、
ネットワーク側に第8情報を報告することであって、前記第8情報は端末が前記ネットワークスライスの関連情報に対する処理能力をサポートするか否かを表す、ことを含むことができる。
【0093】
本開示の実施例は、情報伝送方法を提供し、
図2に示すように、該方法はステップ201~202を含む。
【0094】
ステップ201において、ネットワーク機器は、ネットワークスライスの関連情報を端末に送信し、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、前記第1情報は、前記第1セルによってサポートされるネットワークスライスの識別子とは異なり、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する。
【0095】
ステップ202において、端末はネットワークスライスの関連情報を受信する。
【0096】
説明すべきこととして、ネットワーク機器及び端末の具体的な処理プロセスは、以上に詳細に説明されるため、ここでは詳述しない。
【0097】
本開示の実施例で提供される情報伝送方法では、ネットワーク機器は、ネットワークスライスの関連情報を端末に送信し、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する。本開示の実施例で提供される方案では、スライス識別子を直接送信しなく、スライス識別子を取得できる関連情報を送信するため、スライス識別子を直接送信することによって引き起こされるセキュリティリスクを回避する。同時に、上記の情報を送信することにより、特定のスライスに対する周波数優先度又はセルアクセスパラメータ又はセル再選択パラメータなどを端末に設定することができ、それによってスライスの差別化アクセスを実現し、端末がスライス情報に基づいて自分のスライスに適した周波数点又はセルを選択することができるようにする。
【0098】
本開示の実施例のネットワーク機器側の方法を実現するために、本開示の実施例は、ネットワーク機器に設定される情報伝送装置をさらに提供し、
図3に示すように、該情報伝送装置は、
ネットワークスライスの関連情報を端末に送信するように構成される第1送信ユニット301を含み、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する。
【0099】
一実施例では、
図3に示すように、該装置はさらに、
ネットワークスライスの関連情報を決定するように構成される第1処理ユニット302を含むことができる。
【0100】
一実施例では、前記第1送信ユニット301は、ブロードキャストの方式でネットワークスライスの関連情報を端末に送信するように構成される。
【0101】
一実施例では、前記第1処理ユニット302は、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行するように構成される。
【0102】
一実施例では、キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行う場合、前記第1送信ユニット301はさらに、ユニキャスト方式でキーを前記端末に送信するように構成される。
【0103】
一実施例では、前記第1処理ユニット302はさらに、前記キーを使用して第5情報を暗号化するように構成され、前記第5情報はネットワーク側によって前記端末に送信される専用情報を含み、
前記第1送信ユニット301はさらに、前記端末に暗号化後の第5情報を送信するように構成される。
【0104】
一実施例では、前記ネットワークスライスの識別子を切り詰める場合、前記第1送信ユニット301はさらに、前記端末に第6情報を送信するように構成され、前記第6情報は前記ネットワークスライスの関連情報におけるネットワークスライスの識別子が切り詰められたことを示す。
【0105】
一実施例では、前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行う場合、前記第1送信ユニット301はさらに、前記端末に第7情報を送信するように構成され、前記第7情報は前記ネットワークスライスの関連情報における前記ネットワークスライスの識別子がマッピングされていることを示す。
【0106】
一実施例では、該装置はさらに、端末によって報告される第8情報を受信するように構成される第2受信ユニットを含むことができ、前記第8情報は端末が前記ネットワークスライスの関連情報に対する処理能力をサポートするか否かを表す。
【0107】
実際に応用するとき、前記第1送信ユニット301及び第2受信ユニットは情報伝送装置内の通信インターフェイスによって実現され得、前記第1処理ユニット302は情報伝送装置内のプロセッサによって実現され得る。
【0108】
本開示の実施例の端末側の方法を実現するために、本開示の実施例は、端末に設定される情報伝送装置をさらに提供し、
図4に示すように、該情報伝送装置は、
ネットワーク側から送信されたネットワークスライスの関連情報を受信するように構成される第1受信ユニット401を含み、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、前記第1情報は、前記第1セルによってサポートされるネットワークスライスの識別子とは異なり、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うことのうちの1つを実行する。
【0109】
一実施例では、前記第1受信ユニット401は、ブロードキャストの方式で前記ネットワークスライスの関連情報を受信するように構成される。
【0110】
一実施例では、
図4に示すように、該装置はさらに、前記ネットワークスライスの関連情報に対して、
キーを使用して暗号化されたネットワークスライスの識別子に対して復号処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得ること、
切り詰められたネットワークスライスの識別子に対して切り詰め回復処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得ること、及び
マッピングされたネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行い、ネットワークスライスの識別子を得ること、のうちの1つを実行するように構成される、第2処理ユニット402を含むことができる。
【0111】
一実施例では、キーを使用して暗号化されたネットワークスライスの識別子に対して復号処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得る場合、前記第1受信ユニット401はさらに、ユニキャスト方式でネットワーク側から送信されたキーを受信するように構成される。
【0112】
一実施例では、前記第1受信ユニット401はさらに、ネットワーク側から送信された暗号化された第5情報を受信するように構成され、前記第5情報はネットワーク側によって前記端末に送信される専用情報を含み、
前記第2処理ユニット402はさらに、前記キーを使用して暗号化された第5情報を復号し、第5情報を得るように構成される。
【0113】
一実施例では、切り詰められたネットワークスライスの識別子に対して切り詰め回復処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得る場合、前記第1受信ユニット401はさらに、ネットワーク側から送信された第6情報を受信するように構成され、前記第6情報は前記ネットワークスライスの関連情報における前記ネットワークスライスの識別子が切り詰められたことを示す。
【0114】
一実施例では、マッピングされたネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行い、ネットワークスライスの識別子を得る場合、前記第1受信ユニット401はさらに、ネットワーク側から送信された第7情報を受信するように構成され、前記第7情報は前記ネットワークスライスの関連情報における前記ネットワークスライスの識別子がマッピングされていることを示す。
【0115】
一実施例では、前記ネットワークスライスの関連情報が第1情報を含む場合、前記第2処理ユニット402はさらに、前記第1情報を使用して、隣接するセルによってサポートされるネットワークスライス情報を決定するように構成される。
【0116】
一実施例では、前記ネットワークスライスの関連情報が第2情報を含む場合、前記第2処理ユニット402はさらに、前記第2情報を使用して、隣接する周波数によってサポートされるネットワークスライス情報を決定するように構成される。
【0117】
一実施例では、前記ネットワークスライスの関連情報が第3情報を含む場合、前記第2処理ユニット402はさらに、前記第3情報を使用して、隣接するセルによってサポートされるネットワークスライス情報を決定するように構成される。
【0118】
一実施例では、前記ネットワークスライスの関連情報が第4情報を含む場合、前記第2処理ユニット402はさらに、前記第4情報を使用して、前記端末によってサポートされるネットワークスライスのセルアクセスパラメータを決定するように構成される。
【0119】
一実施例では、該装置はさらに、ネットワーク側に第8情報を報告するように構成される第2送信ユニットを含むことができ、前記第8情報は端末が前記ネットワークスライスの関連情報に対する処理能力をサポートするか否かを表す。
【0120】
実際に応用するとき、前記第1受信ユニット401及び第2送信ユニットは情報伝送装置内の通信インターフェイスによって実現され得、前記第2処理ユニット402は情報伝送装置内のプロセッサによって実現され得る。
【0121】
説明すべきこととして、上記実施例で提供される情報伝送装置が情報伝送を実行する場合、上記の各プログラムモジュールの区分のみを例に挙げて説明したが、実際の適用では、上記処理を必要に応じて異なるプログラムモジュールによって完了することができ、即ち、装置の内部構造を異なるプログラムモジュールに分割して、上記で説明された全部又は一部の処理を完了する。また、上記の実施例によって提供される情報伝送装置及び情報伝送方法の実施例は同じ概念に属し、その具体的な実現プロセスは方法の実施例を詳細に参照し、ここでは詳述しない。
【0122】
上記のプログラムモジュールのハードウェアに基づいて実現され、本開示の実施例のネットワーク機器側の方法を実現するために、本開示の実施例は、ネットワーク機器をさらに提供し、
図5に示すように、該ネットワーク機器500は、
端末との情報インタラクションが可能である第1通信インターフェイス501と、
端末との情報インタラクションを実現するために、前記第1通信インターフェイス501に接続され、コンピュータプログラムが実行される場合、上記のネットワーク機器側の1つ又は複数の技術的解決策によって提供される方法を実行する第1プロセッサ502と、
第1メモリ503と、を含み、前記コンピュータプログラムは前記第1メモリ503に記憶される。
【0123】
具体的に、前記第1通信インターフェイス501は、ネットワークスライスの関連情報を端末に送信し、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する。
【0124】
一実施例では、前記第1プロセッサ502は、ネットワークスライスの関連情報を決定する。
【0125】
一実施例では、前記第1通信インターフェイス501は、ブロードキャストの方式でネットワークスライスの関連情報を端末に送信する。
【0126】
一実施例では、前記第1プロセッサ502は、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する。
【0127】
一実施例では、キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行う場合、前記第1通信インターフェイス501はさらに、ユニキャスト方式でキーを前記端末に送信する。
【0128】
一実施例では、前記第1プロセッサ502はさらに、前記キーを使用して第5情報を暗号化し、前記第5情報はネットワーク側によって前記端末に送信される専用情報を含み、
第1通信インターフェイス501はさらに、前記端末に暗号化後の第5情報を送信する。
【0129】
一実施例では、前記ネットワークスライスの識別子を切り詰める場合、前記第1通信インターフェイス501はさらに、前記端末に第6情報を送信し、前記第6情報は前記ネットワークスライスの関連情報におけるネットワークスライスの識別子が切り詰められたことを示す。
【0130】
一実施例では、前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行う場合、前記第1通信インターフェイス501はさらに、前記端末に第7情報を送信し、前記第7情報は前記ネットワークスライスの関連情報における前記ネットワークスライスの識別子がマッピングされていることを示す。
【0131】
一実施例では、前記第1通信インターフェイス501はさらに、端末によって報告される第8情報を受信し、前記第8情報は端末が前記ネットワークスライスの関連情報に対する処理能力をサポートするか否かを表す。
【0132】
説明すべきこととして、第1プロセッサ502及び第1通信インターフェイス501の具体的な処理プロセスは、上記の方法を参照して理解され得る。
【0133】
もちろん、実際の適用では、ネットワーク機器500内の各コンポーネントがバスシステム504を介して結合される。バスシステム504は、これらのコンポーネント間の接続通信を実現することを理解できる。バスシステム504は、データバスに加えて、電源バス、制御バス及び状態信号バスも含む。しかし、説明を明確にするために、様々なバスが
図5では全てバスシステム504として示される。
【0134】
本開示の実施例における第1メモリ503は、ネットワーク機器500の動作をサポートするために、様々なタイプのデータを記憶する。これらのデータの例には、ネットワーク機器500上で動作するための任意のコンピュータプログラムが含まれる。
【0135】
本開示の上記の実施例で開示された方法は、前記第1プロセッサ502に適用されてもよく、又は前記第1プロセッサ502によって実現されてもよい。前記第1プロセッサ502は、信号処理能力を有する集積回路チップであってもよい。実現プロセスにおいて、上述の方法の各ステップは、前記第1プロセッサ502内のハードウェアの集積論理回路によって、又はソフトウェア形式の命令によって完了することができる。上述の前記第1プロセッサ502は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどであり得る。前記第1プロセッサ502は、本開示の実施例で開示された各方法、ステップ、及び論理ブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ又は任意の従来のプロセッサなどであり得る。本開示の実施例で開示される方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって実行して完了されるか、又は復号化プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行して完了されるものとして直接具現化することができる。ソフトウェアモジュールは記憶媒体に位置してもよく、該記憶媒体は第1メモリ503に位置し、前記第1プロセッサ502は第1メモリ503内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて前述の方法のステップを完了する。
【0136】
例示的な実施例では、ネットワーク機器500は、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、DSP、プログラマブルロジックデバイス(PLD:Programmable Logic Device)、複雑プログラマブルロジックデバイス(CPLD:Complex Programmable Logic Device)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field-Programmable Gate Array)、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ(MCU:Micro Controller Unit)、マイクロプロセッサ(Micropocessor)、又はその他の電子素子により実現されてもよく、前述の方法を実行するように構成される。
【0137】
上記のプログラムモジュールのハードウェアに基づいて実現され、本開示の実施例の端末側の方法を実現するために、本開示の実施例は端末をさらに提供し、
図6に示すように、該端末600は、
ネットワーク機器との情報インタラクションが可能である第2通信インターフェイス601と、
ネットワーク機器との情報インタラクションを実現するために、前記第2通信インターフェイス601に接続され、コンピュータプログラムが実行される場合、上記の端末側の1つ又は複数の技術的解決策によって提供される方法を実行する第2プロセッサ602と、
第2メモリ603と、を含み、前記コンピュータプログラムは前記第2メモリ603に記憶される。
【0138】
具体的に、前記第2通信インターフェイス601は、ネットワーク側から送信されたネットワークスライスの関連情報を受信し、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、前記第1情報は、前記第1セルによってサポートされるネットワークスライスの識別子とは異なり、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うことのうちの1つを実行する。
【0139】
一実施例では、前記第2通信インターフェイス601は、ブロードキャストの方式で前記ネットワークスライスの関連情報を受信する。
【0140】
一実施例では、前記第2プロセッサ602は、前記ネットワークスライスの関連情報に対して、
キーを使用して暗号化されたネットワークスライスの識別子に対して復号処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得ること、
切り詰められたネットワークスライスの識別子に対して切り詰め回復処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得ること、及び
マッピングされたネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行い、ネットワークスライスの識別子を得ること、のうちの1つを実行する。
【0141】
一実施例では、キーを使用して暗号化されたネットワークスライスの識別子に対して復号処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得る場合、前記第2通信インターフェイス601はさらに、ユニキャスト方式でネットワーク側から送信されたキーを受信する。
【0142】
一実施例では、前記第2通信インターフェイス601はさらに、ネットワーク側から送信された暗号化された第5情報を受信し、前記第5情報はネットワーク側によって前記端末に送信される専用情報を含む。
【0143】
前記第2プロセッサ602はさらに、前記キーを使用して暗号化された第5情報を復号し、第5情報を得る。
【0144】
一実施例では、切り詰められたネットワークスライスの識別子に対して切り詰め回復処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得る場合、前記第2通信インターフェイス601はさらに、ネットワーク側から送信された第6情報を受信し、前記第6情報は前記ネットワークスライスの関連情報における前記ネットワークスライスの識別子が切り詰められたことを示す。
【0145】
一実施例では、マッピングされたネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行い、ネットワークスライスの識別子を得る場合、前記第2通信インターフェイス601はさらに、ネットワーク側から送信された第7情報を受信し、前記第7情報は、前記第1情報が前記ネットワークスライスの関連情報における前記ネットワークスライスの識別子をマッピングしたものであることを示す。
【0146】
一実施例では、前記ネットワークスライスの関連情報が第1情報を含む場合、前記第2プロセッサ602はさらに、前記第1情報を使用して、隣接するセルによってサポートされるネットワークスライス情報を決定する。
【0147】
一実施例では、前記ネットワークスライスの関連情報が第2情報を含む場合、前記第2プロセッサ602はさらに、前記第2情報を使用して、隣接する周波数によってサポートされるネットワークスライス情報を決定する。
【0148】
一実施例では、前記ネットワークスライスの関連情報が第3情報を含む場合、前記第2プロセッサ602はさらに、前記第3情報を使用して、隣接するセルによってサポートされるネットワークスライス情報を決定する。
【0149】
一実施例では、前記ネットワークスライスの関連情報が第4情報を含む場合、前記第2プロセッサ602はさらに、前記第4情報を使用して、前記端末によってサポートされるネットワークスライスのセルアクセスパラメータを決定する。
【0150】
一実施例では、前記第2通信インターフェイス601はさらに、ネットワーク側に第8情報を報告し、前記第8情報は端末が前記ネットワークスライスの関連情報に対する処理能力をサポートするか否かを表す。
【0151】
説明すべきこととして、前記第2プロセッサ602及び第2通信インターフェイス601の具体的な処理プロセスは、上記の方法を参照して理解され得る。
【0152】
もちろん、実際の適用では、端末600内の各コンポーネントがバスシステム604を介して結合される。バスシステム604は、これらのコンポーネント間の接続通信を実現することを理解できる。バスシステム604は、データバスに加えて、電源バス、制御バス及び状態信号バスも含む。しかし、説明を明確にするために、様々なバスが
図6では全てバスシステム604として示される。
本開示の実施例における第2メモリ603は、端末600の動作をサポートするために、様々なタイプのデータを記憶する。これらのデータの例には、端末600上で動作するための任意のコンピュータプログラムが含まれる。
【0153】
本開示の上記の実施例で開示された方法は、前記第2プロセッサ602に適用されてもよく、又は前記第2プロセッサ602によって実現されてもよい。前記第2プロセッサ602は、信号処理能力を有する集積回路チップであってもよい。実現プロセスにおいて、上述の方法の各ステップは、前記第2プロセッサ602内のハードウェアの集積論理回路によって、又はソフトウェア形式の命令によって完了することができる。上述の前記第2プロセッサ602は、汎用プロセッサ、DSP、又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどであり得る。前記第2プロセッサ602は、本開示の実施例で開示された各方法、ステップ、及び論理ブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ又は任意の従来のプロセッサなどであり得る。本開示の実施例で開示される方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって実行して完了されるか、又は復号化プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行して完了されるものとして直接具現化することができる。ソフトウェアモジュールは記憶媒体に位置してもよく、該記憶媒体は第2メモリ603に位置し、前記第2プロセッサ602は第2メモリ603内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて前述の方法のステップを完了する。
【0154】
例示的な実施例では、端末600は、1つ又は複数のASIC、DSP、PLD、CPLD、FPGA、汎用プロセッサ、コントローラ、MCU、Micropocessor、又はその他の電子素子により実現されてもよく、前述の方法を実行する。
【0155】
本開示の実施例のメモリ(第1メモリ503及び第2メモリ603)は、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであり得、揮発性及び不揮発性メモリの両方も含み得ることが理解され得る。不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(ROM:Read Only Memory)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM:Programmable Read-Only Memory)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM:Erasable Programmable Read-Only Memory)、電気的に消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、磁気ランダムアクセスメモリ(FRAM(登録商標):ferromagnetic random access memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)、磁気表面メモリ、光ディスク、又は読み取り専用光ディスク(CD-ROM:Compact Disc Read-Only Memory)であり得る。磁気表面メモリは、磁気ディスクメモリ又はテープメモリであり得る。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)であってもよい。限定ではなく例示的な説明により、多くの形態のRAMが使用可能であり、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static Random Access Memory)、同期スタティックランダムアクセスメモリ(SSRAM:Synchronous Static Random Access Memory)、動的ランダムアクセスメモリメモリ(DRAM:Dynamic Random Access Memory)、同期動的ランダムアクセスメモリメモリ(SDRAM:Synchronous Dynamic Random Access Memory)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(DDRSDRAM:Double Data Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory)、拡張型同期動的ランダムアクセスメモリ(ESDRAM:Enhanced Synchronous Dynamic Random Access Memory)、同期接続動的ランダムアクセスメモリ(SLDRAM:SyncLink Dynamic Random Access Memory)、ダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ(DRRAM:Direct Rambus Random Access Memory)。本開示の実施例で説明されるメモリは、これら及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むことを意図するが、これらに限定されない。
【0156】
本開示の実施例の方法を実現するために、本開示の実施例は、情報伝送システムをさらに提供し、
図7に示すように、該システムは、ネットワーク機器701及び端末702を含む。
【0157】
説明すべきこととして、前記ネットワーク機器701及び端末702の具体的な処理プロセスは、以上に詳細に説明されるため、ここでは詳述しない。
【0158】
例示的な実施例では、本開示の実施例は、記憶媒体、即ち、コンピュータ記憶媒体、具体的には、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、例えば、コンピュータプログラムを記憶する第1メモリ503が含まれ、上記のコンピュータプログラムは、前述のネットワーク機器側方法のステップを完了するために、ネットワーク機器500の第1プロセッサ502によって実行され得る。例えば、コンピュータプログラムを記憶する第2メモリ603が含まれ、上記のコンピュータプログラムは、前述の端末側方法のステップを完了するために、端末600の第2プロセッサ602によって実行され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、FRAM(登録商標)、ROM、PROM、EPROM、EEPROM、Flash Memory、磁気表面メモリ、光ディスク、又はCD-ROMなどのメモリであってもよい。
【0159】
説明すべきこととして、「第1」、「第2」などは、特定の順序又は前後順序を記述するのではなく、類似のオブジェクトを区別するために使用される。
【0160】
また、本開示の実施例に記載された技術的解決策は、矛盾しない限り、任意に組み合わせることができる。
【0161】
以上の説明は、本開示の好ましい実施例だけであり、本開示の保護範囲を限定するものではない。
【手続補正書】
【提出日】2023-07-06
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末に適用される情報伝送方法であって、
ネットワーク側から送信されたネットワークスライスの関連情報を受信することを含み、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子
が切り詰められること、及び
前記ネットワークスライスの識別子
がマッピングされること、のうちの1つを実行する、情報伝送方法。
【請求項2】
前記ネットワークスライスの関連情報は、ブロードキャストの方式で受信される、
請求項
1に記載の情報伝送方法。
【請求項3】
前記情報伝送方法はさらに、
前記ネットワークスライスの関連情報に対して、
キーを使用して暗号化されたネットワークスライスの識別子に対して復号処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得ること、
切り詰められたネットワークスライスの識別子に対して切り詰め回復処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得ること、及び
マッピングされたネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行い、ネットワークスライスの識別子を得ること、のうちの1つを実行することを含む、
請求項
2に記載の情報伝送方法。
【請求項4】
前記キーを使用して暗号化されたネットワークスライスの識別子に対して復号処理を行う場合、前記情報伝送方法はさらに、
ユニキャスト方式でネットワーク側から送信されたキーを受信することを含む、
請求項
3に記載の情報伝送方法。
【請求項5】
前記情報伝送方法はさらに、
ネットワーク側から送信された暗号化された第5情報を受信することであって、前記第5情報はネットワーク側によって前記端末に送信される専用情報を含む、ことと、
前記キーを使用して暗号化された第5情報を復号し、第5情報を得ることと、を含む、
請求項
3に記載の情報伝送方法。
【請求項6】
前記切り詰められたネットワークスライスの識別子に対して切り詰め回復処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得る場合、前記情報伝送方法はさらに、
ネットワーク側から送信された第6情報を受信することであって、前記第6情報はネットワークスライスの関連情報におけるネットワークスライスの識別子が切り詰められたことを示す、ことを含む、
請求項
3に記載の情報伝送方法。
【請求項7】
前記マッピングされたネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行い、ネットワークスライスの識別子を得る場合、前記情報伝送方法はさらに、
ネットワーク側から送信された第7情報を受信することであって、前記第7情報はネットワークスライスの関連情報における前記ネットワークスライスの識別子がマッピングされていることを示す、ことを含む、
請求項
3に記載の情報伝送方法。
【請求項8】
前記ネットワークスライスの関連情報が第2情報を含む場合、前記情報伝送方法はさらに、
前記第2情報を使用して、
第一の周波数によってサポートされるネットワークスライス情報を決定することを含む、
請求項
1に記載の情報伝送方法。
【請求項9】
前記ネットワークスライスの関連情報が第3情報を含む場合、前記情報伝送方法はさらに、
前記第3情報を使用して、
第一のセルによってサポートされるネットワークスライス情報を決定することを含む、
請求項
1に記載の情報伝送方法。
【請求項10】
前記ネットワークスライスの関連情報が第4情報を含む場合、前記情報伝送方法はさらに、
前記第4情報を使用して、前記端末によってサポートされるネットワークスライスのセルアクセスパラメータを決定することを含む、
請求項
1に記載の情報伝送方法。
【請求項11】
前記情報伝送方法はさらに、
ネットワーク側に第8情報を報告することであって、前記第8情報は端末が前記ネットワークスライスの関連情報に対する処理能力をサポートするか否かを表す、ことを含む、
請求項
1~10のいずれか一項に記載の情報伝送方法。
【請求項12】
ネットワーク機器に適用される情報伝送方法であって、
ネットワークスライスの関連情報を端末に送信することを含み、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子が切り詰められること、及び
前記ネットワークスライスの識別子がマッピングされること、のうちの1つを実行する、情報伝送方法。
【請求項13】
ネットワーク機器であって、
第1プロセッサと、プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶する第1メモリとを含み、
前記第1プロセッサは、前記コンピュータプログラムが実行される場合、請求項
12に記載の情報伝送方法
を実行する、ネットワーク機器。
【請求項14】
端末であって、
第2プロセッサと、プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶する第2メモリとを含み、
前記第2プロセッサは、前記コンピュータプログラムが実行される場合、請求項
1~11のいずれか一項に記載の情報伝送方法
を実行する、端末。
【請求項15】
プロセッサ
に請求項1~
11のいずれか一項に記載の情報伝送方法
を実現
させるか、又は請求項
12に記載の情報伝送方法
を実現
させるためのコンピュータプログラムが記憶された、記憶媒体。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0032】
本開示の実施例で提供される情報伝送方法及び情報伝送装置、関連機器、並びに記憶媒体において、ネットワーク機器は、ネットワークスライスの関連情報を端末に送信し、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する。本開示の実施例で提供される技術的解決策によれば、スライス識別子を直接送信しなく、スライス識別子を取得できる関連情報を送信するため、スライス識別子を直接送信することによって引き起こされるセキュリティリスクを回避する。同時に、上記の情報を送信することにより、特定のスライスに対する周波数優先度又はセルアクセスパラメータ又はセル再選択パラメータなどを端末に設定することができ、それによってスライスの差別化アクセスを実現し、端末がスライス情報に基づいて自分のスライスに適した周波数点又はセルを選択することができるようにする。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
ネットワーク機器に適用される情報伝送方法であって、
ネットワークスライスの関連情報を端末に送信することを含み、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する、情報伝送方法。
(項目2)
前記ネットワークスライスの関連情報は、ブロードキャストの方式で端末に送信される、
項目1に記載の情報伝送方法。
(項目3)
前記キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行う場合、前記情報伝送方法はさらに、
ユニキャスト方式でキーを前記端末に送信することを含む、
項目1に記載の情報伝送方法。
(項目4)
前記情報伝送方法はさらに、
前記キーを使用して第5情報を暗号化することであって、前記第5情報はネットワーク側によって前記端末に送信される専用情報を含む、ことと、
前記端末に暗号化後の第5情報を送信することと、を含む、
項目1に記載の情報伝送方法。
(項目5)
前記キーは現在の登録領域内で有効である、
項目1に記載の情報伝送方法。
(項目6)
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰める場合、前記情報伝送方法はさらに、
前記端末に第6情報を送信することであって、前記第6情報は前記ネットワークスライスの関連情報におけるネットワークスライスの識別子が切り詰められたことを示す、ことを含む、
項目1に記載の情報伝送方法。
(項目7)
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行う場合、前記情報伝送方法はさらに、
前記端末に第7情報を送信することであって、前記第7情報は前記ネットワークスライスの関連情報における前記ネットワークスライスの識別子がマッピングされていることを示す、ことを含む、
項目1に記載の情報伝送方法。
(項目8)
前記情報伝送方法はさらに、
端末によって報告される第8情報を受信することであって、前記第8情報は端末が前記ネットワークスライスの関連情報に対する処理能力をサポートするか否かを表す、ことを含む、
項目1~7のいずれか一項に記載の情報伝送方法。
(項目9)
端末に適用される情報伝送方法であって、
ネットワーク側から送信されたネットワークスライスの関連情報を受信することを含み、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する、情報伝送方法。
(項目10)
前記ネットワークスライスの関連情報は、ブロードキャストの方式で受信される、
項目9に記載の情報伝送方法。
(項目11)
前記情報伝送方法はさらに、
前記ネットワークスライスの関連情報に対して、
キーを使用して暗号化されたネットワークスライスの識別子に対して復号処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得ること、
切り詰められたネットワークスライスの識別子に対して切り詰め回復処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得ること、及び
マッピングされたネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行い、ネットワークスライスの識別子を得ること、のうちの1つを実行することを含む、
項目10に記載の情報伝送方法。
(項目12)
前記キーを使用して暗号化されたネットワークスライスの識別子に対して復号処理を行う場合、前記情報伝送方法はさらに、
ユニキャスト方式でネットワーク側から送信されたキーを受信することを含む、
項目11に記載の情報伝送方法。
(項目13)
前記情報伝送方法はさらに、
ネットワーク側から送信された暗号化された第5情報を受信することであって、前記第5情報はネットワーク側によって前記端末に送信される専用情報を含む、ことと、
前記キーを使用して暗号化された第5情報を復号し、第5情報を得ることと、を含む、
項目11に記載の情報伝送方法。
(項目14)
前記切り詰められたネットワークスライスの識別子に対して切り詰め回復処理を行い、ネットワークスライスの識別子を得る場合、前記情報伝送方法はさらに、
ネットワーク側から送信された第6情報を受信することであって、前記第6情報はネットワークスライスの関連情報におけるネットワークスライスの識別子が切り詰められたことを示す、ことを含む、
項目11に記載の情報伝送方法。
(項目15)
前記マッピングされたネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行い、ネットワークスライスの識別子を得る場合、前記情報伝送方法はさらに、
ネットワーク側から送信された第7情報を受信することであって、前記第7情報はネットワークスライスの関連情報における前記ネットワークスライスの識別子がマッピングされていることを示す、ことを含む、
項目11に記載の情報伝送方法。
(項目16)
前記ネットワークスライスの関連情報が第2情報を含む場合、前記情報伝送方法はさらに、
前記第2情報を使用して、隣接する周波数によってサポートされるネットワークスライス情報を決定することを含む、
項目9に記載の情報伝送方法。
(項目17)
前記ネットワークスライスの関連情報が第3情報を含む場合、前記情報伝送方法はさらに、
前記第3情報を使用して、隣接するセルによってサポートされるネットワークスライス情報を決定することを含む、
項目9に記載の情報伝送方法。
(項目18)
前記ネットワークスライスの関連情報が第4情報を含む場合、前記情報伝送方法はさらに、
前記第4情報を使用して、前記端末によってサポートされるネットワークスライスのセルアクセスパラメータを決定することを含む、
項目9に記載の情報伝送方法。
(項目19)
前記情報伝送方法はさらに、
ネットワーク側に第8情報を報告することであって、前記第8情報は端末が前記ネットワークスライスの関連情報に対する処理能力をサポートするか否かを表す、ことを含む、
項目9~18のいずれか一項に記載の情報伝送方法。
(項目20)
情報伝送装置であって、
ネットワークスライスの関連情報を端末に送信するように構成される第1送信ユニットを含み、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する、情報伝送装置。
(項目21)
情報伝送装置であって、
ネットワーク側から送信されたネットワークスライスの関連情報を受信するように構成される第1受信ユニットを含み、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する、情報伝送装置。
(項目22)
ネットワーク機器であって、第1プロセッサと、第1通信インターフェイスとを含み、
前記第1通信インターフェイスは、ネットワークスライスの関連情報を端末に送信するためのものであり、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する、ネットワーク機器。
(項目23)
端末であって、第2通信インターフェイスと、第2プロセッサとを含み、
前記第2通信インターフェイスは、ネットワーク側から送信されたネットワークスライスの関連情報を受信するためのものであり、前記ネットワークスライスの関連情報は、第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1情報は、第1セルによってサポートされるネットワークスライスを示し、
前記第2情報は、ネットワークスライスと周波数との対応関係を表し、
前記第3情報は、ネットワークスライスとセルとの対応関係を表し、
前記第4情報は、ネットワークスライスとセルアクセスパラメータとの対応関係を表し、ここで、
第1情報、第2情報、第3情報及び第4情報において、ネットワークスライスの識別子に対して、
キーを使用して前記ネットワークスライスの識別子に対して暗号化処理を行うこと、
前記ネットワークスライスの識別子を切り詰めること、及び
前記ネットワークスライスの識別子に対してマッピングを行うこと、のうちの1つを実行する、端末。
(項目24)
ネットワーク機器であって、
第1プロセッサと、プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶する第1メモリとを含み、
前記第1プロセッサは、前記コンピュータプログラムが実行される場合、項目1~8のいずれか一項に記載の情報伝送方法のステップを実行する、ネットワーク機器。
(項目25)
端末であって、
第2プロセッサと、プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶する第2メモリとを含み、
前記第2プロセッサは、前記コンピュータプログラムが実行される場合、項目9~19のいずれか一項に記載の情報伝送方法のステップを実行する、端末。
(項目26)
プロセッサに実行される場合、項目1~8のいずれか一項に記載の情報伝送方法のステップを実現するか、又は項目9~19のいずれか一項に記載の情報伝送方法のステップを実現するコンピュータプログラムが記憶された、記憶媒体。
【国際調査報告】