IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ チョ、ヨン ソンの特許一覧

特表2025-503920リアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム
<>
  • 特表-リアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム 図1
  • 特表-リアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム 図2
  • 特表-リアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム 図3
  • 特表-リアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム 図4
  • 特表-リアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム 図5
  • 特表-リアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム 図6
  • 特表-リアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム 図
  • 特表-リアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム 図
  • 特表-リアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム 図
  • 特表-リアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム 図
  • 特表-リアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム 図
  • 特表-リアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム 図
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-02-06
(54)【発明の名称】リアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/0833 20230101AFI20250130BHJP
   B65G 61/00 20060101ALI20250130BHJP
【FI】
G06Q10/0833
B65G61/00 520
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024543402
(86)(22)【出願日】2023-01-17
(85)【翻訳文提出日】2024-07-19
(86)【国際出願番号】 KR2023000804
(87)【国際公開番号】W WO2023140590
(87)【国際公開日】2023-07-27
(31)【優先権主張番号】10-2022-0007597
(32)【優先日】2022-01-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】524274059
【氏名又は名称】チョ、ヨン ソン
【氏名又は名称原語表記】CHO,Young Soung
【住所又は居所原語表記】B-1003,262,Achasan-ro,Gwangjin-gu, Seoul 05065,Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【弁理士】
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】チョ、ヨン ソン
(72)【発明者】
【氏名】キム、ジ ヨン
(72)【発明者】
【氏名】チョ、ユオディア
【テーマコード(参考)】
5L010
【Fターム(参考)】
5L010AA16
(57)【要約】
サービス提供サーバ、ユーザ端末、貨物位置提供サーバから構成される貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システムに関する。サービス提供サーバは、ユーザ端末から注文者情報、貨物の輸出入港、到着港、船社名、船舶名、出航日、到着日、梱包数、重量、体積の内、少なくとも一つを含む運送要請を受信すると、注文書を作成する注文管理部と、前記注文管理部で作成された注文書に基づいてリアルタイムで精算書を生成してユーザ端末に精算を要請する精算管理部と、貨物運送が開始されると貨物位置提供サーバからリアルタイムで貨物の位置を追跡してユーザ端末に提供する運送管理部を含む。モバイルアプリケーションやウェブページでリアルタイムで貨物追跡が可能で、貨物履歴管理が可能する。また、伝統的なフォワーダー方式を脱皮してデジタル資料で迅速な共有が可能で、プラットフォーム上での自動見積もり比較が可能である。
【選択図】図1

【特許請求の範囲】
【請求項1】
サービス提供サーバ、ユーザ端末、貨物位置提供サーバで構成される貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システムにおいて、
前記サービス提供サーバーは、
ユーザ端末から注文者情報、貨物の輸出入港、到着港、船社名、船舶名、出航日、到着日、梱包数、重量、体積の内、少なくとも1つを含む運送要請を受け取った場合、注文書を作成する注文管理部と、
前記注文管理部で作成された注文書に基づいてリアルタイムで精算書を生成してユーザ端末に決済を要請する精算管理部と、
貨物運送が開始されると、貨物位置提供サーバからリアルタイムで貨物の位置を追跡してユーザ端末に提供する運送管理部を含む
ことを特徴とするリアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム。
【請求項2】
前記サービス提供サーバーは、
前記注文管理部で作成された注文書に基づいて運送手段を選択し、運送に伴う関税業務、輸出入業務、通関業務、付帯業務のうち少なくとも一つを処理するフォワーディング部をさらに含む
請求項1に記載のリアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム。
【請求項3】
前記サービス提供サーバーは、
前記注文者情報に基づいて注文者別倉庫を管理する倉庫管理部をさらに含む
請求項2に記載のリアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム。
【請求項4】
前記運送管理部は、前記ユーザ端末から貨物追跡の要請を受けると、貨物位置提供サーバから貨物の現在位置をリアルタイムで受信し、貨物の最初の出発地、出発時間、輸出入港、経由時間、現在位置をユーザ端末に表示するようにリアルタイムトラッキング情報を提供する
請求項3に記載のリアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム。
【請求項5】
前記リアルタイムトラッキング情報は、ソーシャルネットワークサービス、メッセンジャー、メモの内、少なくとも一つに共有が可能であり、前記リアルタイムトラッキング情報のリンクをリアルタイムで共有可能な通信部をさらに含む
請求項1に記載のリアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システムに関し、現在の貨物の位置を直観的に確認が可能であり、陸上及び海上でエンドツーエンド貨物履歴管理がリアルタイムで可能な貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービスの提供方法及びシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
海外に製品を輸出入する輸出入会社は、輸出入物流に関する諸業務を自主的に処理するよりは、フォワーディング(forwarding)会社を通じて処理している。フォワーディング会社は輸出入物流を輸出入会社から 引き継いで、運送してくれる業務をはじめ、通関などの輸出入物流業務を総合的に代行してくれる物流サービス会社である。
【0003】
ほとんどのフォワーディング会社は、輸出入会社から輸出入物流見積依頼が要請されると、物流費用を手書きで計算して見積書を作成した後、電子メールで送信する。
【0004】
さらに、正確な海上物流コストを算出するためには輸出入物品に関する詳細な情報が必要であり、輸出入する国の法令にしたがって多くのの付帯費用が発生することがあるため、フォワーディング会社は通常的に輸出入会社にこのような情報を要請し、海上物流費用の最終見積もりを受けるためには、輸出入会社はフォワーディング会社とメールまたは電話を介して少なくとも2~3回交信になるべきである。特に、輸出入品目が機械装置の場合、輸出入会社は輸出入業務に慣れていないため、輸出入品を配送するまでにかなりの時間が所要され得る。さらに、機械の場合、同じ物品が大量に輸出入される品目でないため、機械輸出入のためには毎回フォワーディング会社と何回通信にならないべきである欠点が存在する。
【0005】
また、このような手続き上の煩わしさにより、ほとんどの輸出入会社は既存に取引していたフォワーディング会社と取引を継続することが多く、海上物流コストを直接比較することも容易ではない実情である。したがって、輸出入会社は海上運送時の見積もりをより迅速に受け取ることができ、複雑な物流システム及び物流コストに関する情報を船主及びフォワーディング会社からより透明に提供を受けようとする要求が絶えず提起されている。また、運送中にリアルタイムで現在位置などを追跡する機能が要求されている。
【0006】
先行特許としては、特許文献1:登録特許第10-1831908号(運送車両を用いたリアルタイム貨物位置追跡システム)があるが、運送車両に装着されたセンサを活用して運送車両の位置及び動きを追跡し、これを通じて貨物を運搬するための運送スキッドの位置と貨物の位置を把握する技術を開示しているだけである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】大韓民国登録特許第10-1831908号(運送車両を用いたリアルタイム貨物位置追跡システム)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、現在の貨物の位置を直観的に確認が可能で、陸上及び海上でエンドツーエンド貨物履歴管理がリアルタイムで可能なリアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のサービス提供サーバ、ユーザ端末、貨物位置提供サーバから構成される貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システムにおいて、前記サービス提供サーバは、ユーザ端末から注文者情報、貨物の輸出入港、到着港、船社名、船舶名、出航日、到着日、梱包数、重量、体積の内、少なくとも一つを含む運送要請を受信すると、注文書を作成する注文管理部と、前記注文管理部で作成された注文書に基づいてリアルタイムで精算書を生成してユーザ端末に精算を要請する精算 管理部と、貨物運送が開始されると、貨物位置提供サーバからリアルタイムで貨物の位置を追跡してユーザ端末に提供する運送管理部を含む。
【0010】
前記サービス提供サーバは、前記注文管理部で作成された注文書に基づいて運送手段を選択し、運送に伴う関税業務、輸出入業務、通関業務、付帯業務の内、少なくとも一つを処理するフォワーディング部を含む。
【0011】
前記サービス提供サーバは、前記注文者情報に基づいて注文者別倉庫を管理する倉庫管理部をさらに含む。
【0012】
前記運送管理部は、前記ユーザ端末から貨物追跡の要請を受けると、貨物位置提供サーバから貨物の現在位置をリアルタイムで受信して貨物の最初の出発地、出発時間、輸出入港、経由時間、現在位置をユーザ端末に表示するようにリアルタイムトラッキング情報を提供する。
【0013】
前記リアルタイムトラッキング情報は、ソーシャルネットワークサービス、メッセンジャー、メモの内、少なくとも1つに共有可能であり、前記リアルタイムトラッキング情報のリンクをリアルタイムで共有可能な通信部をさらに含む。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、モバイルアプリケーションやウェブページでリアルタイムに貨物追跡及び貨物履歴管理が直観的に可能である。また、伝統的なフォワーダー方式を脱皮してデジタル資料で迅速な共有が可能で、プラットフォーム上での自動見積もり比較が可能である。
【0015】
さらに、デジタル生成文書で安全かつ便利に管理し、自動通知を介してリアルタイムのオンライン追跡と無駄を排除することができる。
【0016】
また、多言語支援、HTML5ベース、標準化のためのOMS反映、モバイルフレンドリーなアプローチを通じて、多様な産業群を支援する統合物流ソリューションを提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の実施形態に係るリアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システムを説明する構成図である。
図2】本発明のリアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理ウェブページサービスを示す例示図である。
図3】本発明のリアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理ウェブページサービスを示す例示図である。
図4】本発明の実施形態におけるリアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理アプリケーションサービスを示す例示図である。
図5】本発明の実施形態におけるリアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理アプリケーションサービスを示す例示図である。
図6】本発明の実施形態におけるリアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理アプリケーションサービスを示す例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本明細書に開示されている本発明の概念に係る実施形態の特定の構造的または機能的説明は、ただし本発明の概念による実施形態を説明するための目的として例示されたもとして、本発明の概念による実施形態は様々な形態で実施することができ、本明細書に記載の実施形態に限定されない。
【0019】
本発明の概念に係る実施形態は様々な変更を加えることができ、様々な形態を有することができるので、実施形態を図面に例示し、本明細書で詳細に説明する。しかしながら、これは、本発明の概念に係る実施形態を特定の開示形態に限定しようとすることではなく、本発明の思想及び技術の範囲に含まれるすべての変更、均等物または代替物を含む。
【0020】
本明細書で使用された用語は、単に特定の実施形態を説明するために使用されたものであり、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は、文脈上明らかに他に意味がない限り、複数の表現を含む。本明細書において、「含む」または「有する」などの用語は、本明細書に記載の特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品、またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとするものであり、1つまたは複数の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部品、またはこれらを組み合わせたものの存在または付加の可能性を予め排除しない。
【0021】
以下、本明細書に添付された図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0022】
図1は本発明の実施形態に係るリアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システムを説明する構成図である。
【0023】
図1を参照すると、サービス提供サーバ100、ユーザ端末200、貨物位置提供サーバ300から構成される。注文者は、ユーザー端末に設置された専用アプリケーションを介して運送しようとする物品の物品情報を入力できる。注文者は、既入力された注文者情報をサービス提供サーバに伝達してユーザ認証を行うことができる。
【0024】
サービス提供サーバ100は、ユーザ端末200から運送要請を受け取ったら、注文を管理し、注文書を自動作成し、注文者別倉庫を管理し、フォワーディング関連のすべての業務を遂行し、精算を自動でしてリアルタイムで決済要請し、貨物位置提供サーバーから現在位置を受信してトラッキング情報を生成し、ユーザ端末にリアルタイムで提供することができる。サービス提供サーバ100は、直観的なインターフェースで確認するエンドツーエンドの貨物履歴管理が可能するように、ユーザ端末にトラッキング情報をリアルタイムで提供することができる。
【0025】
サービス提供サーバ100は、複数のユーザ端末及び貨物位置提供サーバとリアルタイムで貨物追跡のためにAPI連動方式で連係することができる。
【0026】
サービス提供サーバ100は、注文管理部110、倉庫管理部120、運送管理部130、フォワーディング部140、精算管理部150、通信部160、貯蔵部170、制御部180から構成される。
【0027】
注文管理部110は、ユーザ端末から注文者情報、貨物の輸出入港、到着港、船社名、船舶名、出航日、到着日、梱包数、重量、体積の内、少なくとも一つを含む運送要請を受け取った場合、注文書を自動に作成する。実施形態にしたがって、船舶貨物品目情報、船舶貨物運送情報及び船舶貨物運賃見積情報を入力するための少なくとも1つ以上の入力手段、少なくとも1つ以上の船主が運営する船舶によるコンテナ保有数、運航情報(運送時間、経由区間、出発/到着日など)、運送可能な船舶貨物数量情報、船舶貨物の個数による船積み区間別船社運賃情報及び船舶貨物が船積みされる船舶のコンテナの規格、コンテナナンバー、コンテナシール(seal)ナンバー及びコンテナ位置情報、船舶貨物運送依頼情報による差等的サービス利用料、船社運賃、船主が運営する船舶によるコンテナ保有数、運航情報(運送時間、経由期間、出発/到着日)、運送可能な船舶貨物数量情報、船舶貨物の数に応じた船積み区間別船社運賃情報を含む運送要請を受信することができる。本明細書においては 船舶を中心に記述しているが、これに対して限定するものではなく、航空にも適用が可能である。
【0028】
倉庫管理部120は、前記注文者情報に基づいて注文者別倉庫を管理する。倉庫管理部120は、物事インターネットベースの物流自動化設備制御システムと連動して自動倉庫、出庫自動化設備、自動分類器、AGV機能を実行することができる。
【0029】
運送管理部130は、貨物運送が開始されると、貨物位置提供サーバからリアルタイムで貨物の位置を追跡してユーザ端末に提供する。運送管理部130は、前記ユーザ端末から貨物追跡の要請を受けると、貨物位置提供サーバから貨物の現在位置をリアルタイムで受信して貨物の最初の出発地、出発時間、輸出入港、経由時間、現在位置をユーザ端末に表示するようにリアルタイムトラッキング情報を提供する。
【0030】
フォワーディング部140は、前記注文管理部で作成された注文書に基づいて運送手段を選択し、運送に伴う関税業務、輸出入業務、通関業務、付帯業務の内、少なくとも一つを処理する。
【0031】
精算管理部150は、前記注文管理部で作成された注文書に基づいてリアルタイムで精算書を生成してユーザ端末に精算を要請する。精算管理部150は、荷主情報の船舶貨物運送情報と符合する船主情報を分析及び抽出した後、抽出された船主情報で提示した船社運賃及び既設定されたサービス手数料を合算した運賃料を算出するように、船舶貨物の品目、個数、重量、体積、HSコードを分析及び、当該船舶貨物の地域特化物であるか否かを分析した後、当該船舶貨物を収容可能な少なくとも1つ以上の船主情報を分析して抽出し、抽出した少なくとも1つ以上の船主情報の内、当該船舶貨物の運送経路を含む少なくとも1つ以上の船主情報を分析して抽出し、抽出された少なくとも1つ以上の船主情報の内、船舶貨物運賃見積情報とマッチング順位が最も高い順に船社運賃情報を提示した船主情報を降順または昇順で提供し、前記船舶貨物の物流量、地域特船泊貨物の有無、船舶貨物重量、品目特性に応じて既設定されたマージンの手数料を差等決定して提供することができる。
【0032】
通信部160は、前記リアルタイムトラッキング情報のリンクをリアルタイムで共有する。前記リアルタイムトラッキング情報は、ソーシャルネットワークサービス、メッセンジャー、メモの内、少なくとも1つに共有することができる。通信部160は、ユーザ端末200及び貨物位置提供サーバ300とネットワーク通信を行い、前記ネットワークは、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network; LAN)、広域通信ネットワーク(Wide Area Network; WAN)、付加価値通信ネットワーク(Value Added Network; VAN), 移動通信網(mobile radio communication network)、衛星通信網及びこれらの相互の組み合わせを含み、図1に示された各ネットワーク構成主体が互いにスムーズに通信を行うことができるようにする包括的な意味のデータ通信網であり、有線インターネット、無線インターネット及びモバイル無線通信網を含むことができる。また、無線通信は、例えば、無線LAN(wi-fi)、Bluetooth、Bluetooth低エネルギー(Bluetooth low energy)、ZigBee、WFD(wi-fi Direct)、UWB(ultra wideband)、赤外線通信(IrDA、infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)などがあり得るが、これに限定されるものではない。
【0033】
貯蔵部170は、生成された注文書、リアルタイムトラッキング情報を貯蔵することができる。
【0034】
制御部180は、サービス提供サーバの各構成を制御するための運営ソフトウェアが設けられ、注文管理部110、倉庫管理部120、運送管理部130、フォワーディング部140、精算管理部150、通信部160、貯蔵部170を制御することができる。制御部180は、ユーザ端末に提供するAPIを生成し、提供されたAPIを管理する機能を実行することができる。
【0035】
図2図3は、本発明のリアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理ウェブページサービスを示す例示図である。
【0036】
図2図3を参照すると、 ウェブページベースのユーザ端末に表示されるリアルタイムトラッキング情報を示す例示図として、陸上出発地420、陸上到着地及び海上出発地430、海上経由地、海上到着地に関する情報と現在位置を表示する情報ウィンドウ410 と、陸上出発地から現在位置を直線で連結表示440して直観的に確認が可能である。さらに、注文者情報、注文情報、添付のファイルが示されることができる(450)。
【0037】
図4図6は、本発明の実施形態におけるリアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理アプリケーションサービスを示す例示図である。
【0038】
図4図6を参照すると、モバイルアプリケーションサービスにおいて、ユーザ端末は注文要請520とトラッキング530を選択することができる。注文要請520を選択すると、必須情報、エンドツーエンド情報、船積み書類のアップロード、要請事項を記入できるテンプレートが提供され、アップロードされた書類のテキストと情報をOCRでスキャンして自動入力可能するように実現することができる。
【0039】
また、上段に既に注文要請が完了され、運送中の情報510を表示され得る。運送中の情報を選択すると、詳細情報が表示され(540)、トラッキング情報550、560が表示され得る。トラッキング情報は、陸上のトラッキング情報550と海上のトラッキング情報560が区分区されて表示され得る。
【0040】
発明の図面に示された実施形態を参照して説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当技術分野の通常の知識を有する者であれば、これから様々な変形及び均等な他の実施形態が可能であることが理解される。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、添付の登録請求範囲の技術的思想によって定められる。

図1
図2
図3
図4
図5
図6
【図
【図
【図
【図
【図
【図
【手続補正書】
【提出日】2024-07-19
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
サービス提供サーバ、ユーザ端末、貨物位置提供サーバから構成される貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システムにおいて、前記サービス提供サーバは、ユーザ端末から注文者情報、貨物の輸出入港、船社名、船舶名、出港日、到着日、梱包数、重量、体積の内の少なくとも1つを含む運送要請を受け取ったら注文書を作成する注文管理部と、
前記注文管理部において、荷主情報と船主情報を含む運送要請情報に基づいて生成された注文書に基づいてリアルタイムで精算書を生成してユーザ端末に精算を要請する精算管理部と、
貨物運送が開始されると、貨物位置提供サーバからリアルタイムで貨物の位置を追跡してユーザ端末に提供する運送管理部とを含み、
前記精算管理部は、荷主情報の貨物運送情報と符合する船主情報を分析及び抽出し、貨物を分析して抽出された船主情報から提示した運賃料を算出し、当該貨物を収容可能な少なくとも1つ以上の船主情報を分析及び抽出し、抽出された少なくとも1つ以上の船主情報の内、該当貨物の運送経路を含む少なくとも1つ以上の船主情報を分析及び抽出し、抽出された少なくとも1つ以上が船主情報の内、貨物運賃見積情報とマッチング順位が最も高い順に船社運賃情報を提示した船主情報を降順または昇順で提供し、前記貨物の物動量、地域特化物有無、貨物重量、品目特性に応じて既設定されたマージンの手数料を差等決定して精算書を生成し、
前記サービス提供サーバは、前記オーダー管理部で作成された注文書に基づいて運送手段を選択し、運送に伴う関税業務、輸出入業務、通関業務、付帯業務の内、少なくとも一つを処理するフォワーディング部を含み、
前記サービス提供サーバは、前記注文者情報に基づいて注文者別倉庫を管理する倉庫管理部を含み、前記倉庫管理部は、事物インターネットベースの物流自動化設備制御システムと連動して出庫自動化設備、自動分類器、AGV機能を実行し、
前記ユーザは荷主である
ことを特徴とするリアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム。
【請求項2】
前記運送管理部は、前記ユーザ端末から貨物追跡の要請を受けると、貨物位置提供サーバから貨物の現在位置をリアルタイムで受信し、貨物の最初の出発地、出発時間、輸出入港、経由時間、現在位置をユーザ端末に表示するようにリアルタイムトラッキング情報を提供する
請求項1に記載のリアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム。
【請求項3】
前記リアルタイムトラッキング情報は、ソーシャルネットワークサービス、メッセンジャー、メモの内、少なくとも一つに共有が可能であり、前記リアルタイムトラッキング情報のリンクをリアルタイムで共有可能な通信部をさらに含む
請求項1に記載のリアルタイム貨物追跡API連動ベースの貨物履歴管理サービス提供システム。
【国際調査報告】