IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 楽天シンフォニー株式会社の特許一覧

特表2025-516340計画されたネットワークサイトの自動優先順位付けのための方法及び装置
<>
  • 特表-計画されたネットワークサイトの自動優先順位付けのための方法及び装置 図1
  • 特表-計画されたネットワークサイトの自動優先順位付けのための方法及び装置 図2
  • 特表-計画されたネットワークサイトの自動優先順位付けのための方法及び装置 図3
  • 特表-計画されたネットワークサイトの自動優先順位付けのための方法及び装置 図4
  • 特表-計画されたネットワークサイトの自動優先順位付けのための方法及び装置 図5
  • 特表-計画されたネットワークサイトの自動優先順位付けのための方法及び装置 図6
  • 特表-計画されたネットワークサイトの自動優先順位付けのための方法及び装置 図7
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-05-27
(54)【発明の名称】計画されたネットワークサイトの自動優先順位付けのための方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   H04W 24/02 20090101AFI20250520BHJP
   H04W 16/18 20090101ALI20250520BHJP
【FI】
H04W24/02
H04W16/18
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024565141
(86)(22)【出願日】2022-09-07
(85)【翻訳文提出日】2024-11-05
(86)【国際出願番号】 US2022042704
(87)【国際公開番号】W WO2024054202
(87)【国際公開日】2024-03-14
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.BLUETOOTH
2.ZIGBEE
(71)【出願人】
【識別番号】323001546
【氏名又は名称】楽天シンフォニー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100109380
【弁理士】
【氏名又は名称】小西 恵
(74)【代理人】
【識別番号】100109036
【弁理士】
【氏名又は名称】永岡 重幸
(74)【代理人】
【識別番号】100188879
【弁理士】
【氏名又は名称】渡邉 未央子
(72)【発明者】
【氏名】ダッカ,プリットヴィー ラジ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA22
5K067AA23
5K067HH22
(57)【要約】
ネットワークサイトを計画する方法は、複数の計画されたネットワークサイトのデータセットを受信することを含む。本方法は、カバレッジ可用性マイクロサービスを実行して、複数の計画されたネットワークサイト内の各計画されたネットワークサイトのカバレッジ可用性を決定することを更に含む。本方法は、1つ以上のマイクロサービスを実行して、複数のネットワークサイト内の各計画されたネットワークサイトの地理的条件を決定することを更に含む。本方法は、少なくとも、各計画されたネットワークサイトについての決定されたカバレッジ可用性と、各計画されたネットワークサイトについての決定された地理的条件とに基づいて、優先度マイクロサービスを実行して、複数の計画されたネットワークサイトのうちの各計画されたネットワークサイトに1つ以上の優先度レベルを割り当てることを更に含む。本方法は、レポート作成マイクロサービスを実行して、複数のネットワークサイトの各計画されたネットワークサイトについてレポートを作成することを更に含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークサイトを計画するためにプロセッサにおいて実行される方法であって、前記方法は、
複数の計画されたネットワークサイトのデータセットを受信することと、
カバレッジ可用性マイクロサービスを実行して、前記複数の計画されたネットワークサイト内の各計画されたネットワークサイトのカバレッジ可用性を決定することと、
1つ以上のマイクロサービスを実行して、前記複数のネットワークサイト内の各計画されたネットワークサイトの地理的条件を決定することと、
少なくとも、各計画されたネットワークサイトについての前記決定されたカバレッジ可用性と、各計画されたネットワークサイトについての前記決定された地理的条件とに基づいて、優先度マイクロサービスを実行して、複数の計画されたネットワークサイトの各計画されたネットワークサイトに1つ以上の優先度レベルを割り当てることと、
レポート作成マイクロサービスを実行して、前記複数のネットワークサイトの各計画されたネットワークサイトについてのレポートを作成することであって、前記レポートは、少なくとも、前記決定されたカバレッジ可用性、前記決定された地理的条件、及び各計画されたネットワークサイトについての前記割り当てられた1つ以上の優先度レベルを含む、ことと、
を含む、方法。
【請求項2】
各計画されたネットワークサイトは、所定の日付閾値よりも大きい日付に関連付けられる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記カバレッジ可用性は、屋外カバレッジ、屋内カバレッジ、及びカーモビリティカバレッジのうちの少なくとも1つを指定する、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
対応する計画されたネットワークサイトのカバレッジステータスを、前記対応する計画されたネットワークサイトの前記カバレッジ可用性に少なくとも基づいて決定することを更に含み、前記対応する計画されたネットワークサイトについての優先度レベルは、前記対応する計画されたネットワークサイトが不良なカバレッジエリア中にあるという判定に応答して増加する、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記地理的条件を決定するための前記1つ以上のマイクロサービスは、対応する計画されたネットワークサイトの所定の距離内の人口密度を示す地理的条件を決定する形態分析マイクロサービスを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記地理的条件を決定するための前記1つ以上のマイクロサービスは、サービングサイトと対応する計画されたネットワークサイトとの間の距離を決定するサイト分析マイクロサービスを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記サイト分析マイクロサービスは、最近傍サイトと前記対応する計画されたネットワークサイトとの間の距離を更に決定し、前記最近傍サイトは、(i)前記最近傍サイトが前記対応する計画されたネットワークサイトに面するアンテナを含まない、又は(ii)前記サービングサイトが前記最近傍サイトの前記アンテナの高さよりも高い高さを有するアンテナを含むという判定に応答して、前記サービングサイトではない、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記地理的条件を決定するための前記1つ以上のマイクロサービスは、所定の対応する計画されたネットワークサイト内の競合サイトの総数を決定する競合分析マイクロサービスを含み、前記競合サイトの総数の増加は、前記対応する計画されたネットワークサイトの優先度レベルを増加させる、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記地理的条件を決定するための前記1つ以上のマイクロサービスは、対応する計画されたネットワークサイトの所定の距離内の建物の総数を決定する建物密度分析マイクロサービスを含み、建物の前記総数の増加は、前記対応する計画されたネットワークサイトの優先度レベルを増加させる、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記地理的条件を決定するための前記1つ以上のマイクロサービスは、対応する計画されたネットワークサイトの1つ以上の近傍サイトの利用ステータスを決定する近傍サイト分析マイクロサービスを含み、前記1つ以上の近傍サイトの利用ステータスの増加は、前記対応する計画されたネットワークサイトの優先度レベルを増加させる、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
ネットワークサイトを計画するためのデバイスであって、前記デバイスは、
コンピュータプログラムコードを記憶するように構成された少なくとも1つのメモリと、
前記少なくとも1つのメモリにアクセスし、前記コンピュータプログラムコードによって命令されるように動作するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、を備え、前記コンピュータプログラムコードは、
前記少なくとも1つのプロセッサのうちの少なくとも1つに、複数の計画されたネットワークサイトのデータセットを受信させるように構成された受信コードと、
前記少なくとも1つのプロセッサのうちの少なくとも1つに、カバレッジ可用性マイクロサービスを実行させて、前記複数の計画されたネットワークサイト内の各計画されたネットワークサイトのカバレッジ可用性を決定させるように構成された第1の実行コードと、
前記少なくとも1つのプロセッサのうちの少なくとも1つに、1つ以上のマイクロサービスを実行させて、前記複数のネットワークサイト内の各計画されたネットワークサイトの地理的条件を決定させるように構成された第2の実行コードと、
前記少なくとも1つのプロセッサのうちの少なくとも1つに、優先度マイクロサービスを実行させて、各計画されたネットワークサイトの決定されたカバレッジ可用性及び各計画されたネットワークサイトについての前記決定された地理的条件に少なくとも基づいて、前記複数の計画されたネットワークサイトのうちの各計画されたネットワークサイトに1つ以上の優先度レベルを割り当てるように構成された第3の実行コードと、
前記少なくとも1つのプロセッサのうちの少なくとも1つに、レポート作成マイクロサービスを実行させて、前記複数のネットワークサイトのうちの各計画されたネットワークサイトについてのレポートを作成させるように構成された第4の実行コードであって、前記レポートは、少なくとも、前記決定されたカバレッジ可用性、前記決定された地理的条件、及び各計画されたネットワークサイトについての前記割り当てられた1つ以上の優先度レベルを含む、第4の実行コードと、
を含む、デバイス。
【請求項12】
各計画されたネットワークサイトは、所定の日付閾値よりも大きい日付に関連付けられる、請求項11に記載のデバイス。
【請求項13】
前記カバレッジ可用性は、屋外カバレッジ、屋内カバレッジ、及びカーモビリティカバレッジのうちの少なくとも1つを指定する、請求項11に記載のデバイス。
【請求項14】
前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサのうちの少なくとも1つに、対応する計画されたネットワークサイトのカバレッジステータスを、少なくとも前記対応する計画されたネットワークサイトの前記カバレッジ可用性に基づいて決定させるように構成された決定コードを更に含み、前記対応する計画されたネットワークサイトのための優先度レベルは、前記対応する計画されたネットワークサイトが不良なカバレッジエリア中にあるという判定に応答して増加する、請求項13に記載のデバイス。
【請求項15】
前記地理的条件を決定するための前記1つ以上のマイクロサービスは、対応する計画されたネットワークサイトの所定の距離内の人口密度を示す地理的条件を決定する形態分析マイクロサービスを含む、請求項11に記載のデバイス。
【請求項16】
前記地理的条件を決定するための前記1つ以上のマイクロサービスは、サービングサイトと対応する計画されたネットワークサイトとの間の距離を決定するサイト分析マイクロサービスを含む、請求項11に記載のデバイス。
【請求項17】
前記サイト分析マイクロサービスは、最近傍サイトと前記対応する計画されたネットワークサイトとの間の距離を更に決定し、前記最近傍サイトは、(i)前記最近傍サイトが前記対応する計画されたネットワークサイトに面するアンテナを含まない、又は(ii)前記サービングサイトが前記最近傍サイトの前記アンテナの高さよりも高い高さを有するアンテナを含むという決定に応答して、前記サービングサイトではない、請求項16に記載のデバイス。
【請求項18】
前記地理的条件を決定するための前記1つ以上のマイクロサービスは、所定の対応する計画されたネットワークサイト内の競合サイトの総数を決定する競合分析マイクロサービスを含み、前記競合サイトの総数の増加は、前記対応する計画されたネットワークサイトの優先度レベルを増加させる、請求項11に記載のデバイス。
【請求項19】
前記地理的条件を決定するための前記1つ以上のマイクロサービスは、対応する計画されたネットワークサイトの所定の距離内の建物の総数を決定する建物密度分析マイクロサービスを含み、建物の前記総数の増加は、前記対応する計画されたネットワークサイトの優先度レベルを増加させる、請求項11に記載のデバイス。
【請求項20】
プロセッサによって実行されると、前記プロセッサにネットワークサイトを計画するための方法を実行させる命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記方法は、
複数の計画されたネットワークサイトのデータセットを受信することと、
カバレッジ可用性マイクロサービスを実行して、前記複数の計画されたネットワークサイト内の各計画されたネットワークサイトのカバレッジ可用性を決定することと、
1つ以上のマイクロサービスを実行して、前記複数のネットワークサイト内の各計画されたネットワークサイトの地理的条件を決定することと、
少なくとも、各計画されたネットワークサイトについての前記決定されたカバレッジ可用性と、各計画されたネットワークサイトについての前記決定された地理的条件とに基づいて、優先度マイクロサービスを実行して、複数の計画されたネットワークサイトの各計画されたネットワークサイトに1つ以上の優先度レベルを割り当てることと、
レポート作成マイクロサービスを実行して、前記複数のネットワークサイトの各計画されたネットワークサイトについてのレポートを作成することであって、前記レポートは、少なくとも、前記決定されたカバレッジ可用性、前記決定された地理的条件、及び各計画されたネットワークサイトについての前記割り当てられた1つ以上の優先度レベルを含む、ことと、
を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に通信システムに関し、より詳細には、計画されたネットワークサイトの自動優先順位付けのための方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ネットワークサイトの展開は、ネットワーク性能を維持するための重要なプロセスである。特に、最適なタイミングで最適な位置にネットワークサイトを配置することは、ネットワーク性能を大幅に改善し、それによって顧客の苦情を解決することができる。しかしながら、現在、計画及びネットワークサイト展開のための自動化されたプロセスは存在しない。特に、国内のより小さな地域では、集中化された計画も、サイトに優先順位付けするプロセスもない。したがって、改善されたネットワーク性能を介して顧客の苦情を解決し、既存の近傍内でより多くの収益を生み出すために、どのサイトを他のサイトよりも先に開発するかを判定する必要がある。本明細書では改善点が提示される。
【0003】
改善点が本明細書に提示される。これらの改善点はまた、他の多元接続技術及びこれらの技術を採用する電気通信規格に適用可能であり得る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
以下は、本開示の1つ以上の実施形態の基本的な理解を提供するために、かかる実施形態の簡略化された概要を提示する。この概要は、全ての企図された実施形態の広範な概観ではなく、全ての実施形態の主要又は重要な要素を識別することも、いずれか又は全ての実施形態の範囲を線引きすることも意図していない。その唯一の目的は、後で提示されるより詳細な説明の前置きとして、本開示の1つ以上の実施形態のいくつかの概念を簡略化された形態で提示することである。
【0005】
計画されたネットワークサイトの自動優先順位付けのための方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体が、本開示によって開示される。
【0006】
例示的な実施形態によれば、ネットワークサイトを計画するためにプロセッサにおいて実行される方法は、複数の計画されたネットワークサイトのデータセットを受信することを含む。本方法は、カバレッジ可用性(coverage availability)マイクロサービスを実行して、複数の計画されたネットワークサイト内の各計画されたネットワークサイトのカバレッジ可用性を決定することを更に含む。本方法は、1つ以上のマイクロサービスを実行して、複数のネットワークサイト内の各計画されたネットワークサイトの地理的条件を決定することを更に含む。本方法は、少なくとも、各計画されたネットワークサイトについての決定されたカバレッジ可用性と、各計画されたネットワークサイトについての決定された地理的条件とに基づいて、優先度マイクロサービスを実行して、複数の計画されたネットワークサイトのうちの各計画されたネットワークサイトに1つ以上の優先度レベルを割り当てることを更に含む。本方法は、レポート作成マイクロサービスを実行して、複数のネットワークサイトのうちの各計画されたネットワークサイトについてレポートを作成することを更に含み、レポートは、少なくとも、各計画されたネットワークサイトについての決定されたカバレッジ可用性、決定された地理的条件、及び割り当てられた1つ以上の優先度レベルを含む。
【0007】
例示的な実施形態によれば、ネットワークサイトを計画するためのデバイスは、コンピュータプログラムコードを記憶するように構成された少なくとも1つのメモリと、当該少なくとも1つのメモリにアクセスし、当該コンピュータプログラムコードによって命令されるように動作するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、を含む。プログラムコードは、当該少なくとも1つのプロセッサのうちの少なくとも1つに、複数の計画されたネットワークサイトのデータセットを受信させるように構成された受信コードを含む。プログラムコードは、当該少なくとも1つのプロセッサのうちの少なくとも1つに、カバレッジ可用性マイクロサービスを実行させて、複数の計画されたネットワークサイト内の各計画されたネットワークサイトのカバレッジ可用性を決定するように構成された第1の実行コードを更に含む。プログラムコードは、当該少なくとも1つのプロセッサのうちの少なくとも1つに、1つ以上のマイクロサービスを実行させて、複数のネットワークサイト内の各計画されたネットワークサイトの地理的条件を決定するように構成された第2の実行コードを更に含む。プログラムコードは、当該少なくとも1つのプロセッサのうちの少なくとも1つに、優先度マイクロサービスを実行させて、各計画されたネットワークサイトの決定されたカバレッジ可用性及び各計画されたネットワークサイトについての前記決定された地理的条件に少なくとも基づいて、複数の計画されたネットワークサイトのうちの各計画されたネットワークサイトに1つ以上の優先度レベルを割り当てるように構成された第3の実行コードを更に含む。プログラムコードは、当該少なくとも1つのプロセッサのうちの少なくとも1つに、レポート作成マイクロサービスを実行させて、複数のネットワークサイトのうちの各計画されたネットワークサイトについてのレポートを作成させるように構成された第4の実行コードであって、レポートは、少なくとも、決定されたカバレッジ可用性、決定された地理的条件、及び各計画されたネットワークサイトについての割り当てられた1つ以上の優先度レベルを含む、第4の実行コードを含む。
【0008】
例示的な実施形態によれば、プロセッサによって実行されると、プロセッサにネットワークサイトを計画するための方法を実行させる命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体が提供される。本方法は、複数の計画されたネットワークサイトのデータセットを受信することを含む。本方法は、カバレッジ可用性マイクロサービスを実行して、複数の計画されたネットワークサイト内の各計画されたネットワークサイトのカバレッジ可用性を決定することを更に含む。本方法は、1つ以上のマイクロサービスを実行して、複数のネットワークサイト内の各計画されたネットワークサイトの地理的条件を決定することを更に含む。本方法は、少なくとも、各計画されたネットワークサイトについての決定されたカバレッジ可用性と、各計画されたネットワークサイトについての決定された地理的条件とに基づいて、優先度マイクロサービスを実行して、複数の計画されたネットワークサイトのうちの各計画されたネットワークサイトに1つ以上の優先度レベルを割り当てることを更に含む。本方法は、レポート作成マイクロサービスを実行して、複数のネットワークサイトのうちの各計画されたネットワークサイトについてレポートを作成することを更に含み、レポートは、少なくとも、各計画されたネットワークサイトについての決定されたカバレッジ可用性、決定された地理的条件、及び割り当てられた1つ以上の優先度レベルを含む。
【0009】
追加の実施形態は、以下の説明に記載され、部分的に、説明から明らかになり、かつ/又は本開示の提示された実施形態の実施によって学習され得る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施形態の上記及び他の態様、特徴、及び態様は、添付の図面と併せて以下の説明から明らかになるであろう。
【0011】
図1】本開示の様々な実施形態による、例示的な処理デバイスの図である。
図2】本開示の様々な実施形態による、例示的な通信システムの概略図である。
図3】本開示の様々な実施形態による、例示的な計画されたネットワークサイトを示す。
図4】本開示の様々な実施形態による、例示的なマイクロサービスを示す。
図5】本開示の種々の実施形態による、計画されたネットワークサイトの自動優先順位付けのためのプロセスの一実施形態のフローチャートを示す。
図6】本開示の様々な実施形態による、カバレッジ可用性を決定するためのプロセスの一実施形態のフローチャートを示す。
図7】本開示の様々な実施形態による、計画されたネットワークサイトに優先度値を割り当てるためのプロセスの一実施形態のフローチャートを示す。
【発明を実施するための形態】
【0012】
例示的な実施形態の以下の詳細な説明は、添付の図面を参照する。異なる図面における同じ参照番号は、同じ又は同様の要素を識別し得る。
【0013】
前述の開示は、例示及び説明を提供するが、網羅的であること、又は実装形態を開示された正確な形態に限定することを意図するものではない。修正及び変形は、上記の開示に照らして可能であり、又は実装形態の実施から取得され得る。更に、一実施形態の1つ以上の特徴又はコンポーネントは、別の実施形態(又は別の実施形態の1つ以上の特徴)に組み込まれてもよく、又は組み合わされてもよい。更に、以下に提供されるフローチャート及び動作の説明では、1つ以上の動作が省略されてもよく、1つ以上の動作が追加されてもよく、1つ以上の動作が(少なくとも部分的に)同時に実行されてもよく、1つ以上の動作の順序が切り替えられてもよいことが理解される。
【0014】
本明細書で説明されるシステム及び/又は方法は、異なる形態のハードウェア、ファームウェア、又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせで実装され得ることが明らかであろう。これらのシステム及び/又は方法を実装するために使用される実際の専用制御ハードウェア又はソフトウェアコードは、実装形態を限定するものではない。したがって、システム及び/又は方法の動作及び挙動は、特定のソフトウェアコードを参照することなく本明細書で説明されており、ソフトウェア及びハードウェアは、本明細書の説明に基づいてシステム及び/又は方法を実装するように設計され得ることが理解される。
【0015】
特徴の特定の組み合わせが特許請求の範囲に記載され、かつ/又は本明細書に開示されているが、これらの組み合わせは、可能な実装形態の開示を限定するものではない。実際、これらの特徴の多くは、特許請求の範囲に具体的に記載されていない、及び/又は本明細書に開示されていない方法で組み合わせることができる。以下に列挙される各従属請求項は、1つの請求項のみに直接従属し得るが、可能な実装形態の開示は、各従属請求項を請求項セット内の他の全ての請求項と組み合わせて含む。
【0016】
本明細書で使用される要素、行為、又は命令は、そのように明示的に記載されない限り、重要又は必須であると解釈されるべきではない。また、本明細書で使用される場合、冠詞「a」及び「an」は、1つ以上の項目を含むことが意図され、「1つ以上」と交換可能に使用され得る。1つのアイテムのみが意図される場合、「1つの」という用語又は同様の言語が使用される。また、本明細書で使用される場合、「有する(has)」、「有する(have)」、「有している(having)」、「含む(include)」、「含んでいる(including)」などの用語は、非限定的な用語であることが意図される。更に、「に基づいて」という句は、別段に明記されていない限り、「に少なくとも部分的に基づいて」を意味するものとする。更に、「[A]及び[B]のうちの少なくとも1つ」又は「[A]又は[B]のうちの少なくとも1つ」などの表現は、Aのみ、Bのみ、又はA及びBの両方を含むものとして理解されるべきである。
【0017】
本明細書全体を通して、「一実施形態(one embodiment)」、「一実施形態(an embodiment)」、又は同様の言語への言及は、示された実施形態に関連して説明される特定の特徴、構造、又は特性が、本解決策の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、本明細書全体を通して、「一実施形態では(in one embodiment)」、「一実施形態では(in an embodiment)」という語句、及び同様の言語は、必ずしもそうではないが、全て同じ実施形態を指す場合がある。
【0018】
更に、本開示の説明される特徴、利点、及び特性は、1つ以上の実施形態において、任意の好適な様式で組み合わせられてもよい。当業者は、本明細書の説明に照らして、本開示が、特定の実施形態の特定の特徴又は利点のうちの1つ以上を伴わずに実践され得ることを認識するであろう。他の例では、本開示の全ての実施形態に存在しない場合がある追加の特徴及び利点が、特定の実施形態において認識され得る。
【0019】
本開示の実施形態は、高度に利用されるセル/サイト及び顧客の苦情の問題を解決するために、どのサイトが最初に拡散/展開されるべきかをエンジニアリングチームが知ることを可能にする、計画されたネットワークサイトの自動化された優先順位付けを対象とする。本開示の実施形態は、既存の近傍からより多くの収益を発生させながら、ネットワーク性能を改善又は最適化するとともに、ネットワーク問題に起因して顧客の苦情が高いエリアにおける解約率(例えば、顧客の回転率)を低減する、サイトを優先順位付けするという著しく有利な特徴を提供する。本開示の実施形態は、ネットワークサイトの展開を高速化する。例えば、何千もの計画されたネットワークサイトがある場合、本開示の実施形態は、どのサイトを優先順位付けするかを示すことができる。
【0020】
図1は、本開示の実施形態を実装するための例示的なデバイスの図である。デバイス100は、任意のタイプの知られているコンピュータ、サーバ、又はデータ処理デバイスに対応することができる。例えば、デバイス100は、プロセッサ、パーソナルコンピュータ(personal computer(PC))、コンピューティングデバイスを備えるプリント回路基板(printed circuit board(PCB))、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、マイクロコンピュータ、電話コンピューティングデバイス、有線/無線コンピューティングデバイス(例えば、スマートフォン、携帯情報端末(printed circuit board(PDA)))、ラップトップ、タブレット、スマートデバイス、又は任意の他の同様の機能デバイスを備え得る。
【0021】
いくつかの実施形態では、図1に示されるように、デバイス100は、プロセッサ120、メモリ130、記憶コンポーネント140、入力コンポーネント150、出力コンポーネント160、及び通信インターフェース170などのコンポーネントのセットを含み得る。
【0022】
バス110は、デバイス100のコンポーネントのセットの間の通信を可能にする1つ以上のコンポーネントを備え得る。例えば、バス110は、通信バス、クロスオーバーバー、ネットワークなどであってもよい。バス110は、図1では単一の線として示されているが、バス110は、デバイス100のコンポーネントのセット間の複数の(2つ以上の)接続を使用して実装され得る。本開示は、この点に関して限定されない。
【0023】
デバイス100は、プロセッサ120などの1つ以上のプロセッサを備え得る。プロセッサ120は、ハードウェア、ファームウェア、及び/又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせで実装され得る。例えば、プロセッサ120は、中央処理ユニット(central processing unit(CPU))、グラフィックス処理ユニット(graphics processing unit(GPU))、加速処理ユニット(accelerated processing unit(APU))、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor(DSP))、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field-programmable gate array(FPGA))、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit(ASIC))、汎用シングルチップ若しくはマルチチッププロセッサ、又は他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲート若しくはトランジスタ論理、個別ハードウェアコンポーネント、あるいは本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組み合わせを備え得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ、あるいは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシンであり得る。プロセッサ120はまた、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つ以上のマイクロプロセッサ、又は任意の他のかかる構成など、コンピューティングデバイスの組み合わせとして実装され得る。いくつかの実施形態では、特定のプロセス及び方法は、所与の機能に固有の回路によって実行され得る。
【0024】
プロセッサ120は、デバイス100及び/又はデバイス100のコンポーネントのセット(例えば、メモリ130、記憶コンポーネント140、入力コンポーネント150、出力コンポーネント160、及び通信インターフェース170)の全体的な動作を制御し得る。
【0025】
デバイス100は、メモリ130を更に備え得る。いくつかの実施形態では、メモリ130は、ランダムアクセスメモリ(random access memory(RAM))、読み取り専用メモリ(read only memory(ROM))、電気的消去可能プログラマブルROM(electrically erasable programmable ROM(EEPROM))、フラッシュメモリ、磁気メモリ、光メモリ、及び/又は別のタイプの動的若しくは静的記憶デバイスを備え得る。メモリ130は、プロセッサ120による使用(例えば、実行)のための情報及び/又は命令を記憶し得る。
【0026】
デバイス100の記憶コンポーネント140は、デバイス100の動作及び使用に関連する情報及び/又はコンピュータ可読命令及び/又はコードを記憶することができる。例えば、記憶コンポーネント140は、ハードディスク(例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び/又はソリッドステートディスク)、コンパクトディスク(compact disc(CD))、デジタル多用途ディスク(digital versatile disc(DVD))、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus(USB))フラッシュドライブ、パーソナルコンピュータメモリカード国際協会(Personal Computer Memory Card International Association(PCMCIA))カード、フロッピーディスク、カートリッジ、磁気テープ、及び/又は別のタイプの非一時的コンピュータ可読媒体を、対応するドライブとともに含み得る。
【0027】
デバイス100は、入力コンポーネント150を更に備え得る。入力コンポーネント150は、デバイス100がユーザ入力(例えば、タッチスクリーン、キーボード、キーパッド、マウス、スタイラス、ボタン、スイッチ、マイクロフォン、カメラなど)などを介して情報を受信することを可能にする1つ以上のコンポーネントを含み得る。代替的に又は追加的に、入力コンポーネント150は、情報を感知するためのセンサ(例えば、全地球測位システム(global positioning system(GPS))コンポーネント、加速度計、ジャイロスコープ、アクチュエータなど)を含み得る。
【0028】
デバイス100の出力コンポーネント160は、デバイス100からの出力情報を提供し得る1つ以上のコンポーネント(例えば、ディスプレイ、液晶ディスプレイ(liquid crystal display(LCD))、発光ダイオード(light-emitting diode(LED))、有機発光ダイオード(organic light emitting diode(OLED))、触覚フィードバックデバイス、スピーカなど)を含み得る。
【0029】
デバイス100は、通信インターフェース170を更に備えることができる。通信インターフェース170は、受信機コンポーネント、送信機コンポーネント、及び/又はトランシーバコンポーネントを含み得る。通信インターフェース170は、デバイス100が他のデバイス(例えば、サーバ、別のデバイス)との接続を確立すること及び/又は通信を転送することを可能にし得る。通信は、有線接続、無線接続、又は有線及び無線接続の組み合わせを介して達成されてもよい。通信インターフェース170は、デバイス100が、別のデバイスから情報を受信すること、及び/又は別のデバイスに情報を提供することを可能にし得る。いくつかの実施形態では、通信インターフェース170は、ローカルエリアネットワーク(local area network(LAN))、ワイドエリアネットワーク(wide area network(WAN))、メトロポリタンエリアネットワーク(metropolitan area network(MAN))、プライベートネットワーク、アドホックネットワーク、イントラネット、インターネット、光ファイバベースのネットワーク、セルラーネットワーク(例えば、第5世代(5G)ネットワーク、ロングタームエボリューション(long-term evolution(LTE))ネットワーク、第3世代(3G)ネットワーク、符号分割多元接続(code division multiple access(CDMA))ネットワークなど)、公衆陸上移動通信網(public land mobile network(PLMN))、電話ネットワーク(例えば、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network(PSTN)))など、及び/又はこれら若しくは他のタイプのネットワークの組み合わせなどのネットワークを介して、別のデバイスとの通信を提供することができる。代替的又は追加的に、通信インターフェース170は、FlashLinQ、WiMedia、Bluetooth、ZigBee、Wi-Fi、LTE、5Gなどのデバイス間(device-to-device(D2D))通信リンクを介した別のデバイスとの通信を提供することができる。他の実施形態では、通信インターフェース170は、イーサネットインターフェース、光インターフェース、同軸インターフェース、赤外線インターフェース、無線周波数(radio frequency(RF))インターフェースなどを含み得る。
【0030】
デバイス100は、UE210及び/又はサーバ260中に含まれ、本明細書で説明する1つ以上のプロセスを実行することができる。デバイス100は、メモリ130及び/又は記憶コンポーネント140などの非一時的コンピュータ可読媒体によって記憶され得るコンピュータ可読命令及び/又はコードを実行するプロセッサ120に基づいて動作を実行することができる。コンピュータ可読媒体は、非一時的メモリデバイスを指し得る。メモリデバイスは、単一の物理記憶デバイス内のメモリ空間及び/又は複数の物理記憶デバイスにわたって分散されたメモリ空間を含み得る。
【0031】
コンピュータ可読命令及び/又はコードは、別のコンピュータ可読媒体から、又は通信インターフェース170を介して別のデバイスから、メモリ130及び/又は記憶コンポーネント140に読み込まれ得る。メモリ130及び/又は記憶コンポーネント140に記憶されたコンピュータ可読命令及び/又はコードは、プロセッサ120によって実行される場合、又は実行されると、デバイス100に、本明細書で説明する1つ以上のプロセスを実行させ得る。
【0032】
代替的又は追加的に、本明細書で説明される1つ以上のプロセスを実行するために、ソフトウェア命令の代わりに、又はソフトウェア命令と組み合わせて、ハードワイヤード回路が使用され得る。したがって、本明細書で説明される実施形態は、ハードウェア回路とソフトウェアとの任意の特定の組み合わせに限定されない。
【0033】
図1に示されるコンポーネントの数及び配置は、一例として提供される。実際には、図1に示されるものと比べて、追加のコンポーネント、より少ないコンポーネント、異なるコンポーネント、又は異なるように配置されたコンポーネントが存在し得る。更に、図1に示される2つ以上のコンポーネントは、単一のコンポーネント内に実装されてもよく、又は図1に示される単一のコンポーネントは、複数の分散されたコンポーネントとして実装されてもよい。追加又は代替として、図1に示される(1つ以上の)コンポーネントのセットは、図1に示されるコンポーネントの別のセットによって実行されるものとして説明される1つ以上の機能を実行することができる。
【0034】
図2は、本開示の様々な実施形態による、通信システムの一例を示す図である。通信システム200は、1つ以上のユーザ機器(user equipment(UE))210と、1つ以上の基地局220と、少なくとも1つのトランスポートネットワーク230と、少なくとも1つのコアネットワーク240と、1つ以上のサーバ260と、を含み得る。デバイス100(図1)は、UE210及び/又はサーバ260に組み込まれ得る。
【0035】
1つ以上のUE210は、RANドメイン224上での1つ以上の基地局220への接続を介して、及び少なくとも1つのトランスポートネットワーク230を通して、少なくとも1つのコアネットワーク240及び/又はIPサービス250にアクセスすることができる。1つ以上のUE210は、Wi-Fi接続又は有線接続を介してIPサービス250に更に接続し得る。1つ以上のUE210は、1つ以上の基地局220を介して、あるいはWi-Fi又は有線接続を通して、1つ以上のサーバ260に情報をアップロードするか、あるいは1つ以上のサーバから情報をダウンロードし得る。
【0036】
UE210の例は、セルラーフォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(session initiation protocol(SIP))フォン、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム(GPS)、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(例えば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、タブレット、スマートデバイス、ウェアラブルデバイス、車両、電気メータ、ガスポンプ、大型若しくは小型のキッチン機器、ヘルスケアデバイス、インプラント、センサ/アクチュエータ、ディスプレイ、又は任意の他の同様に機能するデバイスを含み得る。1つ以上のUE210のうちのいくつかは、モノのインターネット(Internet-of-Things(IoT))デバイス(例えば、パーキングメータ、ガスポンプ、トースター、車両、心臓モニタなど)と称されることがある。1つ以上のUE210は、局、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、無線ユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、無線デバイス、無線通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、無線端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルエージェント、クライアント、又は何らかの他の好適な用語で称されることもある。
【0037】
1つ以上の基地局220は、RANドメイン224を介して1つ以上のUE210と無線通信し得る。1つ以上の基地局220の各基地局は、その基地局220の地理的カバレッジエリア内に位置する1つ以上のUE210に通信カバレッジを提供することができる。いくつかの実施形態では、図2に示されるように、基地局220は、1つ以上の送信方向において1つ以上のUE210に1つ以上のビームフォーミングされた信号を送信し得る。1つ以上のUE210は、1つ以上の受信方向において基地局220からビームフォーミングされた信号を受信し得る。代替的又は追加的に、1つ以上のUE210は、1つ以上の送信方向において基地局220にビームフォーミングされた信号を送信し得る。基地局220は、1つ以上の受信方向において1つ以上のUE210からビームフォーミングされた信号を受信し得る。
【0038】
1つ以上の基地局220は、マクロセル(例えば、高電力セルラー基地局)及び/又はスモールセル(例えば、低電力セルラー基地局)を含み得る。スモールセルは、フェムトセル、ピコセル、及びマイクロセルを含み得る。基地局220は、マクロセルであろうとラージセルであろうと、アクセスポイント(access point(AP))、進化型(evolved)(又は進化型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(evolved universal terrestrial radio access network(E-UTRAN)))ノードB(eNB)、次世代ノードB(gNB)、又は当業者に知られている任意の他のタイプの基地局を含み得、及び/又はそのように称されることがある。
【0039】
1つ以上の基地局220は、少なくとも1つのトランスポートネットワーク230を通して少なくとも1つのコアネットワーク240とインターフェースする(例えば、接続を確立する、データを転送するなど)ように構成され得る。他の機能に加えて、1つ以上の基地局220は、以下の機能、すなわち、1つ以上のUE210から受信されたデータ(例えば、アップリンクデータ)の、少なくとも1つのトランスポートネットワーク230を介した少なくとも1つのコアネットワーク240への転送、少なくとも1つのコアネットワーク240から受信されたデータ(例えば、ダウンリンクデータ)の、少なくとも1つのトランスポートネットワーク230を介した1つ以上のUE210への転送のうちの1つ以上を実行することができる。
【0040】
トランスポートネットワーク230は、RANドメイン224とCNドメイン244との間でデータ(例えば、アップリンクデータ、ダウンリンクデータ)及び/又はシグナリングを転送し得る。例えば、トランスポートネットワーク230は、1つ以上の基地局220と少なくとも1つのコアネットワーク240との間に1つ以上のバックホールリンクを提供することができる。バックホールリンクは、有線又は無線であり得る。
【0041】
コアネットワーク240は、TNドメイン234を介してRANドメイン224に接続された1つ以上 のUE210に1つ以上のサービス(例えば、拡張モバイルブロード帯域(enhanced mobile broadband(eMBB))、超高信頼低レイテンシ通信(ultra-reliable low-latency communications(URLLC))、及びマッシブマシンタイプ通信(massive machine type communications(mMTC))など)を提供するように構成され得る。代替的又は追加的に、コアネットワーク240は、IPサービス250のためのエントリポイントとして働き得る。IPサービス250は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IP multimedia subsystem(IMS))、ストリーミングサービス(例えば、ビデオ、オーディオ、ゲームなど)、及び/又は他のIPサービスを含み得る。
【0042】
図3は、例示的な計画されたネットワークサイト300を示す。計画されたネットワークサイトは、基地局220(図2)と同様であり得る1つ以上の基地局302及び304の近傍にあり得る。計画されたネットワークサイトはまた、1つ以上の競合(competitor)サイト306の近傍にあってもよい。計画されたネットワークサイトは、車内(例えば、車両モビリティ)カバレッジの可用性を示すために、1つ以上の車両300Aに関連付けられ得る。計画されたネットワークサイトは、1つ以上の建物300B~300Dに関連付けられ得る。建物300B~300Dの存在は、計画されたネットワークサイトの人口密度を決定するために使用され得る。
【0043】
図4は、本開示の実施形態を実装するための1つ以上のマイクロサービスを含む例示的なシステム400を示す。システム400は、UE210がマイクロサービスを利用し得るサーバ260において実装され得る。
【0044】
いくつかの実施形態では、システム400は、データ収集マイクロサービス402を含み得る。データ収集マイクロサービスは、計画されたネットワークサイト300などの計画されたサイトのデータセットを準備することができる。データ収集マイクロサービスは、所定の経年数を有する計画されたサイトを有するデータセットを準備することができる(例えば、6ヶ月を超える経年数を有する提案されたサイトをプルすることができる)。
【0045】
いくつかの実施形態では、システム400は、カバレッジ可用性マイクロサービス404を含み得る。カバレッジ可用性マイクロサービス404は、計画されたネットワークサイトに利用可能なネットワークカバレッジのタイプを決定することができる。ネットワークカバレッジのタイプは、限定はしないが、屋外カバレッジ、車内カバレッジ(例えば、車両モビリティ)、及び屋内カバレッジを含み得る。
【0046】
いくつかの実施形態では、システム400は、カバレッジステータスマイクロサービス406を含み得る。カバレッジステータスマイクロサービス406は、計画されたネットワークサイトが不良(poor)なカバレッジポリゴン内にあるかどうかを判定することができる。例えば、カバレッジステータスマイクロサービス406は、ネットワークサービスがないか又は不良なカバレッジホール又はサービスギャップを示すことができ、それによって、ネットワークサイトの必要性及び優先度が高まる。「カバレッジホール」、「サービスギャップ」、及び「サービスギャップポリゴン」という用語は、互換的に使用され得、ネットワーク中の不良なカバレッジゾーンのポリゴンエリアを示す、スマートネットワークカバレッジ層上に生成されたポリゴンを指し得る。システム、方法、及びデバイスは、各帯域についてサービスギャップポリゴンを周期的に生成し、サービスギャップの追跡を更に改善しながら、カバレッジを改善するための最適化提案を提供することができる。
【0047】
サービスギャップ又はカバレッジホールを識別するとき、システムは、様々な入力を利用し得る。1つの入力は、統合カバレッジ層を含み得る。統合カバレッジ層は、計画予測データとライブテストデータとを重ね合わせ、ユーザからサンプルを収集することによって生成されるスマート層であり得る。更新された帯域ごとの統合カバレッジ層が存在してもよい。別の入力は、サイトデータベースを含んでもよい。サイトデータベースは、緯度、経度、方位角、帯域詳細、オンエアステータス、オンエア日付、基地局(例えば、eNB)識別子(ID)、進化型ユニバーサル地上波アクセスネットワーク(E-UTRAN)セルグローバル識別子(ECGI)、アンテナ高さ、電気的傾斜、機械的傾斜、送信電力、基準信号受信電力(reference signal receive power(RSRP))などに関する情報を含む、ネットワーク中の全てのサイトについての情報を記憶し得る。
【0048】
他の入力は、エリア形態(すなわち、ユーザ又はアクセスの密集度)に関する情報を含むクラッタデータ、無線周波数(RF)クラスタ及び領域境界を含み得る境界、計画段階中に計算されたサイトのカバレッジを予測する最良のサーバプロット(例えば、オンエアサイトのための予測ツールから生成される)、net velocityなどのドライブテストツールを使用して収集され得、所定の時間量(例えば、7日)にわたって使用された受動的に収集されたデータであり得るジオロケーションデータ、通話切断レートなどのセルごとの予防測定(preventative measurement(PM))カウンタ主要パフォーマンスインジケータ(key performance indicator(KPI))、無線リソース制御(radio resource control(RRC))試行、RRC再確立試行、平均制御品質インジケータ(control quality indicator(CQI))などを含み得る。サービスギャップ又は不良なカバレッジポリゴンを識別する例示的な実施形態は、2022年6月10日に出願されたPCT/US2022/032939に開示されており、その内容全体は参照により本明細書に組み込まれる。
【0049】
いくつかの実施形態では、システム400は、形態分析(morphology analysis)マイクロサービス408を含んでもよい。形態分析マイクロサービス408は、計画されたネットワークサイトの密度を決定して、計画されたネットワークサイトが都市エリアであるかリモートエリアであるかを判定することができる。一例として、形態分析マイクロサービス408は、計画されたネットワークサイトの所定の半径内の人口密度を決定して、計画されたネットワークサイトが都市エリアであるかリモートエリアであるかを判定することができる。所定の半径は、200メートルであってもよい。都市エリアであると判定された計画されたネットワークサイトは、遠隔エリアであると判定された計画されたネットワークサイトよりも高い優先度を有し得る。
【0050】
いくつかの実施形態では、システム400は、サイト分析マイクロサービス410を含み得る。サイト分析マイクロサービス410は、サービングサイトと計画されたネットワークサイトとの間の距離を計算することができる。サイト分析マイクロサービス410はまた、最近傍サイトと計画されたサイトとの間の距離を計算してもよい。例えば、図3を参照すると、局302を有するサイトは、局302を有するサイトよりも計画されたネットワークサイト300に近くてもよい(例えば、局304を有するサイトは最近傍サイトである)。しかしながら、局302を有するサイトは、サービングサイトでなくてもよい。例えば、局302を有するサイトは、計画されたネットワークサイト300に面するアンテナを有していなくてもよい。別の例では、局302を有するサイトは、17メートルの高さをもつアンテナを有し得、局304を有するサイトは、30メートルの高さをもつアンテナを有し得る。これらの2つの例では、局302を有するサイトが最近傍サイトであっても、局304を有するサイトは、局302を有するサイトの代わりにサービングサイトであり得る。最近傍サイトとサービングサイトとが互いに異なる場合、なぜ最近傍サイトが計画されたネットワークサイトエリアにサービスを提供することができないかに関する問題が分析され得る。最近傍サイトの最適化によって、計画されたネットワークサイトエリアが最近傍サイトによってサービスされ得る場合、新しい計画されたサイトは展開されないことがある。最近傍サイトが最適化によっても計画されたネットワークサイトエリアにサービスを提供することができない場合、計画されたネットワークサイトは、本開示の実施形態によって決定された優先度に基づいて展開され得る。
【0051】
いくつかの実施形態では、システム400は、競合分析マイクロサービス412を含み得る。競合分析マイクロサービス412は、計画されたネットワークサイトの所定の半径内の競合サイトの数を決定することができる。所定の半径は200mであってもよい。別の計画されたネットワークサイトよりも多くの競合サイトを有する計画されたネットワークサイトは、より多くの競合ネットワークサイトがより多くのネットワーク顧客の可用性、したがって、より高い潜在的収益を示し得るため、より高い優先度を有し得る。
【0052】
いくつかの実施形態では、システム400は、建物密度マイクロサービス414を含んでもよい。建物密度マイクロサービス414は、計画されたネットワークサイトの所定の半径内の建物の総数を決定することができる。所定の半径は200mであってもよい。別の計画されたネットワークサイトよりも所定の半径内により多くの建物を有する計画されたネットワークサイトは、より高い優先度を有することができる。なぜなら、より多くの建物は、より多くのネットワーク顧客の可用性、したがって、より高い潜在的な収益を示すことができるからである。
【0053】
いくつかの実施形態では、システム400は、近傍サイト分析マイクロサービス416を含んでもよい。近傍サイト分析マイクロサービス416は、計画されたネットワークサイトのためのバッファを作成し、計画されたネットワークサイトを囲む360度のエリアを所定の数の円錐に分割することができる。例えば、360度のエリアは、6つの60度の円錐に分割され得る。別の例として、360度のエリアは、3つの120度の円錐に分割され得る。各円錐は、3つのセクタセルに分割することができ、各セルは、ネットワーク輻輳を示す異なる帯域に分類される。例えば、円錐の各セルは、臨界輻輳、高利用率、及び低利用率のうちの1つに分類され得る。
【0054】
各円錐において、マイクロサービス416は、直近の近傍サイトを見つけ、計画されたネットワークサイトと直近の近傍サイトとの間の距離を決定してもよい。各円錐において、マイクロサービス416は、直近の近傍サイトセルが、計画されたネットワークサイトの方を向いているかどうか(例えば、近傍サイトが、計画されたネットワークサイトの方を向いている方位角を有するアンテナを有するかどうか)を更に判定してもよい。マイクロサービス416は、セルの各セクタの輻輳ステータス(例えば、臨界輻輳、高利用率、低利用率)を更に決定することができる。近傍サイトセルが計画されたネットワークサイトの方を向いていないと判定された場合、輻輳ステータスは、各近傍サイトセルについてブランクであり得る。
【0055】
いくつかの実施形態では、システム400は、優先度分析マイクロサービス418を含み得る。優先度分析マイクロサービス418は、システム400に含まれる他のマイクロサービスから取得された情報に基づいて、計画されたネットワークサイトごとに優先度レベルを割り当てることができる。優先度レベルの割り当ては、図5及び図7に関して更に詳細に開示される。
【0056】
いくつかの実施形態では、システム400は、レポート作成マイクロサービス420を含み得る。レポート作成マイクロサービスは、システム400に含まれる他のマイクロサービスから取得された情報に基づいて、計画されたネットワークサイトごとにレポートを作成することができる。レポートの例を表1に示す。
【0057】
図5は、計画されたネットワークサイトの自動優先順位付けのためのプロセス500の一実施形態の例示的なフローチャートを示す。プロセスは、デバイス100(図1)によって実行され得る。プロセスは、一般に、ステップS502において開始することができ、ここで、経年情報を有する全ての計画されたネットワークサイトのデータセットが作成される。例えば、プロセスは、データ収集マイクロサービス402(図4)を利用して、6ヶ月以上の経年数を有する計画されたネットワークサイトのデータセットを作成することができる。図5の残りのステップは、計画されたネットワークサイトごとに実行することができる。
【0058】
プロセスはステップS504に進み、計画されたネットワークサイトの所定の半径におけるカバレッジ可用性がチェックされる。プロセスは、カバレッジ可用性マイクロサービス504を使用して、カバレッジ可用性ステップを実行することができる。図6は、ステップS504においてカバレッジ可用性チェックを実行するためのプロセスの一実施形態のフローチャートを示す。プロセス600は、ステップ602において開始し、対応する計画されたネットワークサイトのカバーエリアの屋外カバレッジが利用可能であるかどうかを判定することができる。一例として、対応する計画されたネットワークサイトのカバーエリアは、カバーエリアの90%が-115dBmよりも大きい基準信号受信電力(RSRP)を有する場合、屋外カバレッジを有すると判定され得る。カバーエリアが屋外カバレッジを有さないと判定された場合、プロセスはステップS604に進み、ここで、計画されたネットワークサイトのカバーエリアは、屋外、車内、及び屋内カバレッジについて「カバレッジなし」とマークされる。
【0059】
カバーエリアが屋外カバレッジを有すると判定された場合、プロセスはステップS604からステップS606に進み、対応する計画されたネットワークサイトのカバーエリアの車内カバレッジが利用可能であるかどうかが判定される。一例として、対応する計画されたネットワークサイトのカバーエリアは、カバーエリアの90%が-105dBmよりも大きいRSRPを有する場合、車内カバレッジを有すると判定され得る。カバーエリアが車内カバレッジを有さないと判定された場合、プロセスはステップS608に進み、対応する計画されたネットワークサイトのカバーエリアは、屋外カバレッジについて「はい」とマークされ、車内及び屋内カバレッジについて「カバレッジなし」とマークされる。
【0060】
カバーエリアが車内カバレッジを有すると判定された場合、プロセスはステップS610に進み、対応する計画されたネットワークサイトのカバーエリアの屋内カバレッジが利用可能であるかどうかが判定される。一例として、対応する計画されたネットワークのカバーエリアは、カバーエリアの90%が-95dBmよりも大きいRSRPを有する場合、屋内カバレッジを有すると判定され得る。カバーエリアが屋内カバレッジを有さないと判定された場合、プロセスはステップS612に進み、対応する計画されたネットワークサイトのカバーエリアは、屋外及び車内カバレッジについて「はい」とマークされ、屋内カバレッジについて「カバレッジなし」とマークされる。カバーエリアが屋内カバレッジを有すると判定された場合、プロセスはステップS610からステップS614に進み、対応する計画されたネットワークサイトのカバーエリアは、屋外、車内、及び屋内カバレッジについて「はい」とマークされる。
【0061】
図5に戻ると、プロセスは、ステップS504からステップS506に進み、計画されたネットワークサイトが不良な(poor)カバレッジエリアに入っているかどうかが判定される。一例として、プロセス500は、カバレッジステータスマイクロサービス406を使用して、計画されたネットワークサイトが不良なカバレッジエリアに入っているかどうかを判定することができる。
【0062】
プロセスはステップS508に進み、計画されたネットワークサイトの所定の半径内で形態分析を実行する。一例として、プロセス500は、形態分析マイクロサービス408を使用して、計画されたネットワークサイトの所定の半径(例えば、200m)内で形態分析を実行することができる。例えば、形態分析は、所定の半径内の人口密度の決定に基づいて、計画されたネットワークを、密集した都市、都市、郊外、及び地方のうちの1つとしてマークすることができる。計画されたネットワークサイトは、複数のセルに分割されてもよく、支配的な形態を有するセルは、計画されたネットワークサイトの形態として使用される。例えば、1つのセルが密集した都市としてマークされ、他の全てのセルが都市としてマークされる場合、密集した都市としてマークされたセルは、支配的な形態として識別され、計画されたネットワークサイト全体の形態として使用され得る。
【0063】
プロセスはステップS510に進み、サービングサイトと、計画されたネットワークサイトとサービングサイトとの間の距離とをチェックする。次に、ステップS512に進み、最近傍サイトと、計画されたネットワークサイトと最近傍サイトとの間の距離とをチェックする。
【0064】
プロセスはステップS514に進み、計画されたネットワークサイトの所定の半径内に入る建物の総数を決定する。例えば、プロセス500は、建物密度分析マイクロサービス414を使用して、計画されたネットワークサイトの所定の半径(例えば、200m)内の建物の総数を決定することができる。次にステップS516に進み、近傍サイトセル分析を行う。例えば、プロセス500は、近傍サイト分析マイクロサービス416を使用して近傍サイト分析を実行することができる。
【0065】
そして、ステップS518に進み、優先度割り当て分析を行う。一例として、プロセスは、優先度分析マイクロサービス420を使用して、優先度割り当て分析を実行することができる。図7は、ステップS518において優先度分析を実行するためのプロセス700の一実施形態のフローチャートを示す。プロセス700は、ステップS702で開始することができ、ここで、計画されたネットワークサイトは、セクタのセルに面する近傍セルのいずれかが「危機的に輻輳しているセル」の下にあるものとしてタグ付けされている場合、優先度レベルP1を割り当てられる。例えば、セルのセクタが<X kbpsの利用可能な帯域幅を有する場合、セルは「危機的に輻輳しているセル」とマークされ得る。一例として、パラメータX kbpsは、構成可能であり、デフォルトで2mbps(1024kbps)に設定され得る。
【0066】
プロセスはステップS704に進み、計画されたネットワークサイトが、近傍セルの全てのセクタが「高利用率」とマークされている少なくとも1つの近傍セルを有する場合、計画されたネットワークサイトに優先度レベルP2が割り当てられる。プロセスはステップS706に進み、計画されたネットワークサイトが、近傍セルのセクタの大部分(例えば、3つのうちの2つ)が「高利用率」とマークされている少なくとも1つの近傍セルを有する場合、計画されたネットワークサイトに優先度レベルP3が割り当てられる。プロセスはステップS708に進み、少なくとも1つの近傍セルの1つのセクタ(例えば、3つのうちの1つ)が「高利用率」とマークされている場合、計画されたネットワークサイトに優先度レベルP4が割り当てられる。優先度レベルP1~P4の割り当ては、ステップS518(図5)で実行された近傍サイトセル分析に基づき得る。当業者によって理解されるように、計画されたネットワークサイトは、優先度値P1、P2、P3、及びP4のうちの1つを割り当てられ得る。
【0067】
プロセスはステップS710に進み、少なくともステップS504及びS506(図5)で実行された分析に基づいて、計画されたネットワークサイトが不良カバレッジポリゴンステータス(例えば、カバレッジホール)に対して「はい」とマークされている場合、計画されたネットワークサイトに優先度レベルP5が割り当てられる。プロセスはステップS712に進み、総建物数が閾値(例えば、20)以上である場合、計画されたネットワークサイトに優先度レベルP6が割り当てられる。建物総数は、少なくともステップS514(図5)で実行された分析に基づいてもよい。プロセスはステップS714に進み、所定の半径(例えば、20m)内の競合サイトカウントが閾値(例えば、1)以上である場合、計画されたネットワークサイトに優先度レベルP7が割り当てられる。競合サイトカウントは、少なくともステップS516において実行された分析に基づいてもよい。プロセスはステップS716に進み、優先度レベルP1~P7が割り当てられていない計画されたネットワークサイトに優先度レベルP8が割り当てられる。優先度分析ステップでは、優先度レベルP1が最も高い優先度であってもよく、優先度レベルP8が最も低い優先度であってもよい。
【0068】
図5に戻ると、プロセスはステップS518からステップS520に進み、そこでレポートが作成される。一例として、レポート作成マイクロサービス422は、レポートを作成するために使用されてもよい。表1は、作成されたレポートの一例を示す。
【表1】
【0069】
前述の開示は、例示及び説明を提供するが、網羅的であること、又は実装形態を開示された正確な形態に限定することを意図するものではない。修正及び変形は、上記の開示に照らして可能であり、又は実装形態の実施から取得され得る。
【0070】
本明細書で開示するプロセス/フローチャート中のブロックの特定の順序又は階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計選好に基づいて、プロセス/フローチャート中のブロックの特定の順序又は階層は再構成され得ることを理解されたい。更に、いくつかのブロックは、組み合わされても、省略されてもよい。添付の方法クレームは、例示的な順序で様々なブロックの要素を提示しており、提示された特定の順序又は階層に限定されるものではない。
【0071】
いくつかの実施形態は、任意の可能な技術的詳細レベルの統合におけるシステム、方法、及び/又はコンピュータ可読媒体に関し得る。更に、上記で説明した上記のコンポーネントのうちの1つ以上は、コンピュータ可読媒体上に記憶され、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令として実装され得る(及び/又は少なくとも1つのプロセッサを含み得る)。コンピュータ可読媒体は、プロセッサに動作を実行させるためのコンピュータ可読プログラム命令を有するコンピュータ可読非一時的記憶媒体(又は複数の媒体)を含み得る。
【0072】
コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行デバイスによる使用のために命令を保持及び記憶することができる有形デバイスであり得る。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電子記憶デバイス、磁気記憶デバイス、光記憶デバイス、電磁記憶デバイス、半導体記憶デバイス、又は前述のものの任意の好適な組み合わせであってもよいが、それらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例の非網羅的なリストには、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、メモリスティック、フロッピーディスク、命令が記録されたパンチカード又は溝内の隆起構造などの機械的に符号化されたデバイス、及び前述の任意の適切な組み合わせが含まれる。本明細書で使用されるコンピュータ可読記憶媒体は、電波若しくは他の自由に伝搬する電磁波、導波路若しくは他の伝送媒体を通って伝搬する電磁波(例えば、光ファイバケーブルを通過する光パルス)、又はワイヤを通って伝送される電気信号などの、一時的な信号自体であると解釈されるべきではない。
【0073】
本明細書に記載されたコンピュータ可読プログラム命令は、コンピュータ可読記憶媒体からそれぞれのコンピューティング/処理デバイスに、又はネットワーク、例えば、インターネット、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、及び/又は無線ネットワーク、あるいはその組み合わせを介して外部コンピュータ又は外部記憶デバイスにダウンロードされ得る。ネットワークは、銅伝送ケーブル、光伝送ファイバ、無線伝送、ルータ、ファイアウォール、スイッチ、ゲートウェイコンピュータ、及び/又はエッジサーバ、あるいはその組み合わせを含むことができる。各コンピューティング/処理デバイス内のネットワークアダプタカード又はネットワークインターフェースは、ネットワークからコンピュータ可読プログラム命令を受信し、それぞれのコンピューティング/処理デバイス内のコンピュータ可読記憶媒体に記憶するためにコンピュータ可読プログラム命令を転送する。
【0074】
動作を実行するためのコンピュータ可読プログラムコード/命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(instruction-set-architecture(ISA))命令、機械命令、機械依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、集積回路のための構成データ、又はSmalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語又は同様のプログラミング言語などの手続き型プログラミング言語を含む、1つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコード又はオブジェクトコードのいずれかであり得る。コンピュータ可読プログラム命令は、完全にユーザのコンピュータ上で、部分的にユーザのコンピュータ上で、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして、部分的にユーザのコンピュータ上及び部分的にリモートコンピュータ上で、又は完全にリモートコンピュータ若しくはサーバ上で実行することができる。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意のタイプのネットワークを介してユーザのコンピュータに接続されてもよく、又は、(例えば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを介して)外部コンピュータに接続されてもよい。いくつかの実施形態では、例えば、プログラマブル論理回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又はプログラマブル論理アレイ(programmable logic arrays(PLA))を含む電子回路は、態様又は動作を実行するために、コンピュータ可読プログラム命令の状態情報を利用して電子回路をパーソナライズすることによって、コンピュータ可読プログラム命令を実行することができる。
【0075】
これらのコンピュータ可読プログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行される命令が、フローチャート及び/又はブロック図あるいはその両方の1つ以上のブロックにおいて指定される機能/動作を実装するための手段を作成するように、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供されてマシンを作り出すものであってよい。これらのコンピュータ可読プログラム命令はまた、命令が記憶されたコンピュータ可読記憶媒体が、フローチャート及び/又はブロック図あるいはその両方の1つ以上のブロックにおいて指定される機能/動作の態様を実装する命令を含む製品を含むように、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され、コンピュータ、プログラマブルデータ処理装置、及び/又は他のデバイス、あるいはその組み合わせに特定の方式で機能するように指示することができるものであってもよい。
【0076】
コンピュータ可読プログラム命令はまた、コンピュータ、他のプログラマブル装置、又は他のデバイス上で実行される命令が、フローチャート及び/又はブロック図あるいはその両方の1つ以上のブロックにおいて指定された機能/動作を実装するように、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、又は他のデバイスにロードされ、コンピュータ、他のプログラマブル装置、又は他のデバイス上で一連の動作ステップを実行させて、コンピュータ実装プロセスを生成するものであってもよい。
【0077】
図中のフローチャート及びブロック図は、様々な実施形態によるシステム、方法、及びコンピュータ可読媒体の可能な実装形態のアーキテクチャ、機能、及び動作を示す。これに関して、フローチャート又はブロック図の各ブロックは、指定された論理機能(複数可)を実装するための1つ以上の実行可能命令を含む、モジュール、セグメント、又は命令の一部を表すことができる。方法、コンピュータシステム、及びコンピュータ可読媒体は、図に示されたものと比べて、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、又は異なるように配置されたブロックを含み得る。いくつかの代替実装形態では、ブロックに記載された機能は、図に記載された順序とは異なる順序で行われてもよい。例えば、連続して示される2つのブロックは、実際には、同時に又は実質的に同時に実行されてもよく、又はブロックは、関与する機能に応じて、時には逆の順序で実行されてもよい。ブロック図又はフローチャート図あるいはその両方の各ブロック、及びブロック図又はフローチャート図あるいはその両方におけるブロックの組み合わせは、指定された機能若しくは動作を実行するか、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせを実行する専用ハードウェアベースのシステムによって実装され得ることにも留意されたい。
【0078】
本明細書で説明されるシステム及び/又は方法は、異なる形態のハードウェア、ファームウェア、又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせで実装され得ることが明らかであろう。これらのシステム及び/又は方法を実装するために使用される実際の専用制御ハードウェア又はソフトウェアコードは、実装形態を限定するものではない。したがって、システム及び/又は方法の動作及び挙動は、特定のソフトウェアコードを参照することなく本明細書で説明されており、ソフトウェア及びハードウェアは、本明細書の説明に基づいてシステム及び/又は方法を実装するように設計され得ることが理解される。
【0079】
上記の開示は、以下に列挙される実施形態も包含する。
【0080】
(1)ネットワークサイトを計画するためにプロセッサにおいて実行される方法であって、方法は、複数の計画されたネットワークサイトのデータセットを受信することと、カバレッジ可用性マイクロサービスを実行して、複数の計画されたネットワークサイト内の各計画されたネットワークサイトのカバレッジ可用性を決定することと、1つ以上のマイクロサービスを実行して、複数のネットワークサイト内の各計画されたネットワークサイトの地理的条件を決定することと、少なくとも、各計画されたネットワークサイトについての決定されたカバレッジ可用性と、各計画されたネットワークサイトについての決定された地理的条件とに基づいて、優先度マイクロサービスを実行して、複数の計画されたネットワークサイトの各計画されたネットワークサイトに1つ以上の優先度レベルを割り当てることと、レポート作成マイクロサービスを実行して、複数のネットワークサイトの各計画されたネットワークサイトについてのレポートを作成することであって、レポートは、少なくとも、決定されたカバレッジ可用性、決定された地理的条件、及び各計画されたネットワークサイトについての割り当てられた1つ以上の優先度レベルを含む、ことと、を含む、方法。
【0081】
(2)各計画されたネットワークサイトは、所定の日付閾値よりも大きい日付に関連付けられる、特徴(1)に記載の方法。
【0082】
(3)カバレッジ可用性は、屋外カバレッジ、屋内カバレッジ、及びカーモビリティ(車モビリティ)カバレッジのうちの少なくとも1つを指定する、特徴(1)又は(2)の方法。
【0083】
(4)対応する計画されたネットワークサイトのカバレッジステータスを、対応する計画されたネットワークサイトのカバレッジ可用性に少なくとも基づいて決定することを更に含み、対応する計画されたネットワークサイトについての優先度レベルは、対応する計画されたネットワークサイトが不良なカバレッジエリア中にあるという判定に応答して増加する、特徴(3)の方法。
【0084】
(5)地理的条件を決定するための1つ以上のマイクロサービスは、対応する計画されたネットワークサイトの所定の距離内の人口密度を示す地理的条件を決定する形態分析マイクロサービスを含む、特徴(1)~(4)のいずれか1つに記載の方法。
【0085】
(6)地理的条件を決定するための1つ以上のマイクロサービスは、サービングサイトと対応する計画されたネットワークサイトとの間の距離を決定するサイト分析マイクロサービスを含む、特徴(1)~(5)のいずれか1つに記載の方法。
【0086】
(7)サイト分析マイクロサービスは、最近傍サイトと対応する計画されたネットワークサイトとの間の距離を更に決定し、最近傍サイトは、(i)最近傍サイトが対応する計画されたネットワークサイトに面するアンテナを含まない、又は(ii)サービングサイトが最近傍サイトのアンテナの高さよりも高い高さを有するアンテナを含むという判定に応答して、サービングサイトではない、特徴(6)の方法。
【0087】
(8)地理的条件を決定するための1つ以上のマイクロサービスは、所定の対応する計画されたネットワークサイト内の競合サイトの総数を決定する競合分析マイクロサービスを含み、競合サイトの総数の増加は、対応する計画されたネットワークサイトの優先度レベルを増加させる、特徴(1)~(7)のいずれか1つに記載の方法。
【0088】
(9)地理的条件を決定するための1つ以上のマイクロサービスは、対応する計画されたネットワークサイトの所定の距離内の建物の総数を決定する建物密度分析マイクロサービスを含み、建物の総数の増加は、対応する計画されたネットワークサイトの優先度レベルを増加させる、特徴(1)~(8)のいずれか1つに記載の方法。
【0089】
(10)地理的条件を決定するための1つ以上のマイクロサービスは、対応する計画されたネットワークサイトの1つ以上の近傍サイトの利用ステータスを決定する近傍サイト分析マイクロサービスを含み、1つ以上の近傍サイトの利用ステータスの増加は、対応する計画されたネットワークサイトの優先度レベルを増加させる、特徴(1)~(9)のいずれか1つに記載の方法。
【0090】
(11)ネットワークサイトを計画するためのデバイスであって、デバイスは、コンピュータプログラムコードを記憶するように構成された少なくとも1つのメモリと、当該少なくとも1つのメモリにアクセスし、当該コンピュータプログラムコードによって命令されるように動作するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、を備え、当該コンピュータプログラムコードは、当該少なくとも1つのプロセッサのうちの少なくとも1つに、複数の計画されたネットワークサイトのデータセットを受信させるように構成された受信コードと、当該少なくとも1つのプロセッサのうちの少なくとも1つに、カバレッジ可用性マイクロサービスを実行させて、複数の計画されたネットワークサイト内の各計画されたネットワークサイトのカバレッジ可用性を決定させるように構成された第1の実行コードと、当該少なくとも1つのプロセッサのうちの少なくとも1つに、1つ以上のマイクロサービスを実行させて、複数のネットワークサイト内の各計画されたネットワークサイトの地理的条件を決定させるように構成された第2の実行コードと、当該少なくとも1つのプロセッサのうちの少なくとも1つに、優先度マイクロサービスを実行させて、各計画されたネットワークサイトの決定されたカバレッジ可用性及び各計画されたネットワークサイトについての決定された地理的条件に少なくとも基づいて、複数の計画されたネットワークサイトのうちの各計画されたネットワークサイトに1つ以上の優先度レベルを割り当てるように構成された第3の実行コードと、当該少なくとも1つのプロセッサのうちの少なくとも1つに、レポート作成マイクロサービスを実行させて、複数のネットワークサイトのうちの各計画されたネットワークサイトについてのレポートを作成させるように構成された第4の実行コードであって、レポートは、少なくとも、決定されたカバレッジ可用性、決定された地理的条件、及び各計画されたネットワークサイトについての割り当てられた1つ以上の優先度レベルを含む、第4の実行コードと、を含む、デバイス。
【0091】
(12)各計画されたネットワークサイトは、所定の日付閾値よりも大きい日付に関連付けられる、特徴(11)に記載のデバイス。
【0092】
(13)カバレッジ可用性は、屋外カバレッジ、屋内カバレッジ、及びカーモビリティカバレッジのうちの少なくとも1つを指定する、特徴(11)又は(12)のデバイス。
【0093】
(14)当該コンピュータプログラムコードは、当該少なくとも1つのプロセッサのうちの少なくとも1つに、対応する計画されたネットワークサイトのカバレッジステータスを、少なくとも対応する計画されたネットワークサイトのカバレッジ可用性に基づいて決定させるように構成された決定コードを更に含み、対応する計画されたネットワークサイトのための優先度レベルは、対応する計画されたネットワークサイトが不良なカバレッジエリア中にあるという判定に応答して増加する、特徴(13)のデバイス。
【0094】
(15)地理的条件を決定するための1つ以上のマイクロサービスは、対応する計画されたネットワークサイトの所定の距離内の人口密度を示す地理的条件を決定する形態分析マイクロサービスを含む、特徴(11)~(14)のいずれか1つに記載のデバイス。
【0095】
(16)地理的条件を決定するための1つ以上のマイクロサービスは、サービングサイトと対応する計画されたネットワークサイトとの間の距離を決定するサイト分析マイクロサービスを含む、特徴(11)~(15)のいずれかに記載のデバイス。
【0096】
(17)サイト分析マイクロサービスは、最近傍サイトと対応する計画されたネットワークサイトとの間の距離を更に決定し、最近傍サイトは、(i)最近傍サイトが対応する計画されたネットワークサイトに面するアンテナを含まない、又は(ii)サービングサイトが最近傍サイトのアンテナの高さよりも高い高さを有するアンテナを含むという判定に応答して、サービングサイトではない、特徴(16)のデバイス。
【0097】
(18)地理的条件を決定するための1つ以上のマイクロサービスは、所定の対応する計画されたネットワークサイト内の競合サイトの総数を決定する競合分析マイクロサービスを含み、競合サイトの総数の増加は、対応する計画されたネットワークサイトの優先度レベルを増加させる、特徴(11)~(17)のいずれか1つに記載のデバイス。
【0098】
(19)地理的条件を決定するための1つ以上のマイクロサービスは、対応する計画されたネットワークサイトの所定の距離内の建物の総数を決定する建物密度分析マイクロサービスを含み、建物の総数の増加は、対応する計画されたネットワークサイトの優先度レベルを増加させる、特徴(11)~(18)のいずれか1つに記載のデバイス。
【0099】
(20)プロセッサによって実行されると、プロセッサにネットワークサイトを計画するための方法を実行させる命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、方法は、複数の計画されたネットワークサイトのデータセットを受信することと、カバレッジ可用性マイクロサービスを実行して、複数の計画されたネットワークサイト内の各計画されたネットワークサイトのカバレッジ可用性を決定することと、1つ以上のマイクロサービスを実行して、複数のネットワークサイト内の各計画されたネットワークサイトの地理的条件を決定することと、少なくとも、各計画されたネットワークサイトについての決定されたカバレッジ可用性と、各計画されたネットワークサイトについての決定された地理的条件とに基づいて、優先度マイクロサービスを実行して、複数の計画されたネットワークサイトの各計画されたネットワークサイトに1つ以上の優先度レベルを割り当てることと、レポート作成マイクロサービスを実行して、複数のネットワークサイトの各計画されたネットワークサイトについてのレポートを作成することであって、レポートは、少なくとも、決定されたカバレッジ可用性、決定された地理的条件、及び各計画されたネットワークサイトについての割り当てられた1つ以上の優先度レベルを含む、ことと、を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【国際調査報告】