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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】再公表特許(A1)
(11)【国際公開番号】WO/0
(43)【国際公開日】2017年9月8日
【発行日】2018年12月27日
(54)【発明の名称】パンツ型吸収性物品
(51)【国際特許分類】
   A61F 13/15 20060101AFI20181130BHJP
   A61F 13/496 20060101ALI20181130BHJP
   A61F 13/49 20060101ALI20181130BHJP
【FI】
   A61F13/15 210
   A61F13/496
   A61F13/49 413
   A61F13/49 312A
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】28
【出願番号】特願2018-502930(P2018-502930)
(21)【国際出願番号】PCT/0/0
(22)【国際出願日】2016年3月1日
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】000115108
【氏名又は名称】ユニ・チャーム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000176
【氏名又は名称】一色国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】馬場 俊光
【テーマコード(参考)】
3B200
【Fターム(参考)】
3B200BB09
3B200CA03
3B200CA06
3B200CA09
3B200DB12
3B200DF08
(57)【要約】
互いに交差する縦方向と横方向と前後方向とを有し、排泄物を吸収する吸収性本体(10)と、前記吸収性本体(10)の一端側に配置された腹側外装部材(30)と、前記吸収性本体(10)の他端側に配置された背側外装部材(40)と、を備え、前記腹側外装部材(30)と前記背側外装部材(40)とが一対の接合部(1ewr,1ewl)にて互いに接合されたパンツ型吸収性物品(1)であって、前記腹側外装部材(30)及び前記背側外装部材(40)の少なくとも一部は、前記横方向の外側から内側に折り込まれており、前記腹側外装部材(30)と前記背側外装部材(40)とを互いに接合する前記一対の接合部(1ewr,1ewl)は、それぞれ、折り込まれた前記腹側外装部材(30)及び前記背側外装部材(40)の前記横方向の内側端(70Le,70Re)よりも前記横方向の外側に位置している。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに交差する縦方向と横方向と前後方向とを有し、
排泄物を吸収する吸収性本体と、前記吸収性本体の一端側に配置された腹側外装部材と、前記吸収性本体の他端側に配置された背側外装部材と、を備え、前記腹側外装部材と前記背側外装部材とが一対の接合部にて互いに接合されたパンツ型吸収性物品であって、
前記腹側外装部材及び前記背側外装部材の少なくとも一部は、前記横方向の外側から内側に折り込まれており、
前記腹側外装部材と前記背側外装部材とを互いに接合する前記一対の接合部は、それぞれ、折り込まれた前記腹側外装部材及び前記背側外装部材の前記横方向の内側端よりも前記横方向の外側に位置している、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
【請求項2】
請求項1に記載のパンツ型吸収性物品であって、
前記腹側外装部材及び前記背側外装部材のうち少なくとも一方は、前記縦方向において資材の積層枚数が多い部分と少ない部分とを有している、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
【請求項3】
請求項2に記載のパンツ型吸収性物品であって、
前記腹側外装部材及び前記背側外装部材のうち少なくとも一方は、
前記縦方向の両端部の間の中央領域において、前記縦方向の両端部よりも前記資材の積層枚数が少ない部分を有している、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
【請求項4】
請求項3に記載のパンツ型吸収性物品であって、
前記吸収性本体は、液体吸収性素材が積層してなる吸収性コアを有し、
前記吸収性コアの前記横方向の両端部は、前記腹側外装部材及び前記背側外装部材の前記中央領域と重複する部分を有している、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれかに記載のパンツ型吸収性物品であって、
前記吸収性本体の前記横方向の両側に一対の脚回り部材を有し、
前記脚回り部材の前記縦方向の端部は、前記吸収性本体の前記縦方向の端部よりも、前記縦方向の内側に位置している、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれかに記載のパンツ型吸収性物品であって、
前記吸収性本体は、液体吸収性素材が積層してなる吸収性コアを有し、
前記腹側外装部材及び前記背側外装部材のうち少なくとも一方は、
前記吸収性コアよりも肌側に、前記横方向に伸縮する弾性領域を有している、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
【請求項7】
請求項6に記載のパンツ型吸収性物品であって、
前記弾性領域には、前記横方向に伸縮可能なシート部材が設けられている、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
【請求項8】
請求項1〜7に記載のパンツ型吸収性物品であって、
前記横方向の一方側において、前記横方向の外側から内側に折り込まれている前記腹側外装部材及び前記背側外装部材と、
前記横方向の他方側において、前記横方向の外側から内側に折り込まれている前記腹側外装部材及び前記背側外装部材とが、
前記前後方向について重複する部分を有している、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
【請求項9】
請求項8に記載のパンツ型吸収性物品であって、
前記一対の接合部は、
前記横方向の一方側において、前記横方向の外側から内側に折り込まれている前記腹側外装部材及び前記背側外装部材と、前記横方向の他方側において、前記横方向の外側から内側に折り込まれている前記腹側外装部材及び前記背側外装部材とが、前記前後方向について重複する部分よりも、前記横方向の外側に位置している、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
【請求項10】
請求項1〜9のいずれかに記載のパンツ型吸収性物品であって、
前記縦方向の胴回り開口側において、前記腹側外装部材及び前記背側外装部材が前記吸収性本体の腹側と背側との前記前後方向の間に折り込まれている部分の面積は、
記縦方向の股下側において、前記腹側外装部材及び前記背側外装部材が前記吸収性本体の腹側と背側との前記前後方向の間に折り込まれている部分の面積よりも大きい、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
【請求項11】
請求項1〜10のいずれかに記載のパンツ型吸収性物品であって、
前記吸収性本体は、前記横方向に沿って伸縮する弾性領域によって前記横方向に収縮しており、
前記背側における前記吸収性本体の前記横方向への収縮量と、前記腹側における前記吸収性本体の前記横方向への収縮量とが異なる、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パンツ型吸収性物品に関する。
【背景技術】
【0002】
排泄物を吸収する吸収性本体と、着用時において着用者の胴回りに配置される前後胴回り部を有するパンツ型使い捨ておむつが知られている。このようなパンツ型使い捨ておむつを市場に流通させる際には、前後胴回り部のうち吸収性本体の横方向外側に突出した部分(サイドパネル若しくはサイドフラップとも呼ぶ)を折り畳んで、コンパクトな形状としてから梱包を行うことが望ましい。例えば、特許文献1には、横方向の両側に突出したサイドフラップが横方向の外側から内側に向かって折り込まれたパンツ型使い捨ておむつが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−136545号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的なパンツ型使い捨ておむつは、前胴回り部と後胴回り部とが、横方向の両端部において接合されることによって、サイドフラップが形成されている。特許文献1のパンツ型使い捨ておむつでは、この前胴回り部と後胴回り部との接合部の位置において、サイドフラップが横方向の外側から内側に折り込まれているため、当該接合部がサイドフラップの折り目の位置と重なってしまい、折り目が安定して形成されにくかった。そのため、サイドフラップの折り込み状態が維持されにくく、おむつ全体としてコンパクトな折り畳み状態を維持することが困難であった。例えば、梱包された状態の製品(おむつ)を購入した使用者が、おむつをパッケージから取り出した際に、サイドフラップが開きやすく、コンパクト性が失われる等の問題があった。
【0005】
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、サイドフラップがコンパクトに折り畳まれた状態を維持しやすいパンツ型おむつを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための主たる発明は、互いに交差する縦方向と横方向と前後方向とを有し、排泄物を吸収する吸収性本体と、前記吸収性本体の一端側に配置された腹側外装部材と、前記吸収性本体の他端側に配置された背側外装部材と、を備え、前記腹側外装部材と前記背側外装部材とが一対の接合部にて互いに接合されたパンツ型吸収性物品であって、前記腹側外装部材及び前記背側外装部材の少なくとも一部は、前記横方向の外側から内側に折り込まれており、前記腹側外装部材と前記背側外装部材とを互いに接合する前記一対の接合部は、それぞれ、折り込まれた前記腹側外装部材及び前記背側外装部材の前記横方向の内側端よりも前記横方向の外側に位置している、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、サイドフラップがコンパクトに折り畳まれた状態を維持しやすいパンツ型おむつを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】おむつ1を腹側から見た概略斜視図である。
図2】展開且つ伸長状態であるおむつ1の平面図である。
図3図1中のA−A概略断面図である。
図4図1中のB−B概略断面図である。
図5】おむつ1製造のフローを表す図である。
図6】おむつ1の製造時の各工程について説明する概念図である。
図7】サイドフラップ70が折り込まれた状態について説明する断面図である。
図8】サイドフラップ折り込み機構100の構成の一例を示す概略側面図である。
図9図9A及び図9Bは、折り込み手段130の構成の一例について説明する図である。
図10図9Bの領域Xについて拡大して表す図である。
図11図11Aは、サイドフラップ70が折り込まれた状態のおむつ1を腹側から見た概略平面図である。図11Bは、サイドフラップ70が折り込まれた状態のおむつ1を背側から見た概略平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
互いに交差する縦方向と横方向と前後方向とを有し、排泄物を吸収する吸収性本体と、前記吸収性本体の一端側に配置された腹側外装部材と、前記吸収性本体の他端側に配置された背側外装部材と、を備え、前記腹側外装部材と前記背側外装部材とが一対の接合部にて互いに接合されたパンツ型吸収性物品であって、前記腹側外装部材及び前記背側外装部材の少なくとも一部は、前記横方向の外側から内側に折り込まれており、前記腹側外装部材と前記背側外装部材とを互いに接合する前記一対の接合部は、それぞれ、折り込まれた前記腹側外装部材及び前記背側外装部材の前記横方向の内側端よりも前記横方向の外側に位置している、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
【0010】
このようなパンツ型吸収性物品によれば、腹側外装部材及び背側外装部材からなるサイドフラップが一対の接合部とは異なる位置で折り込まれるため、該サイドフラップの折れ曲がり変形が接合部によって阻害されにくく、また、折り込み位置において折り目が形成されやすい。これにより、サイドフラップが横方向の外側から内側にしっかりと折り込まれ、パンツ型吸収性物品のコンパクトな折り畳み状態を維持しやすくなる。
【0011】
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記腹側外装部材及び前記背側外装部材のうち少なくとも一方は、前記縦方向において資材の積層枚数が多い部分と少ない部分とを有している、ことが望ましい。
【0012】
このようなパンツ型吸収性物品によれば、腹側外装部材及び背側外装部材からなるサイドフラップのうち、資材の積層枚数が少ない領域では曲げ剛性が低いため、折り目が形成されやすくなる。これにより、サイドフラップの折り込み状態が維持されやすくなり、パンツ型吸収性物品のコンパクトな折り畳み状態をより維持しやすくなる。
【0013】
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記腹側外装部材及び前記背側外装部材のうち少なくとも一方は、前記縦方向の両端部の間の中央領域において、前記縦方向の両端部よりも前記資材の積層枚数が少ない部分を有している、ことが望ましい。
【0014】
このようなパンツ型吸収性物品によれば、サイドフラップの縦方向の中央領域において曲げ剛性が低くなっているため、サイドフラップを折り込む際に、該中央領域で折り目が維持されやすくなる。したがって、仮に縦方向の両端部において折り目が形成されにくかったとしても、中央領域ではしっかりと折り目が形成され、サイドフラップ全体として折り込み状態がより維持されやすくなる。
【0015】
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記吸収性本体は、液体吸収性素材が積層してなる吸収性コアを有し、前記吸収性コアの前記横方向の両端部は、前記腹側外装部材及び前記背側外装部材の前記中央領域と重複する部分を有している、ことが望ましい。
【0016】
このようなパンツ型吸収性物品によれば、剛性が低いサイドフラップの縦方向中央領域において、剛性の高い前記吸収性コアが重複して配置されていることにより、吸収性コアの横方向の両端部においてサイドフラップが折れ曲がりやすくなる。これにより、サイドフラップの変形が促進され、折り込み状態が維持されやすくなる。
【0017】
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記吸収性本体の前記横方向の両側に一対の脚回り部材を有し、前記脚回り部材の前記縦方向の端部は、前記吸収性本体の前記縦方向の端部よりも、前記縦方向の内側に位置している、ことが望ましい。
【0018】
このようなパンツ型吸収性物品によれば、パンツ型吸収性物品の縦方向において、腹側外装部材及び背側外装部材と脚回り部材とが重複している領域は、腹側外装部材及び背側外装部材と吸収性本体とが重複している領域よりも狭くなる。したがって、サイドフラップにおいて脚回り部材が積層されて高剛性となる領域の面積が小さくなるため、サイドフラップが折れ曲がりやすくなり、パンツ型吸収性物品をコンパクトに折り畳みやすくなる。
【0019】
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記吸収性本体は、液体吸収性素材が積層してなる吸収性コアを有し、前記腹側外装部材及び前記背側外装部材のうち少なくとも一方は、前記吸収性コアよりも肌側に、前記横方向に伸縮する弾性領域を有している、ことが望ましい。
【0020】
このようなパンツ型吸収性物品によれば、サイドフラップにおいて、剛性の高い吸収性コアと重複している領域は収縮しにくいのに対して、吸収性コアの横方向端部では剛性差が大きくなるため、弾性領域による収縮力が吸収性コアよりも肌側へ作用しやすい。したがって、サイドフラップは吸収性コアに巻き付くように肌側に折れ曲がりやすくなり、パンツ型吸収性物品をコンパクトに折り畳みやすくなる。
【0021】
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記弾性領域には、前記横方向に伸縮可能なシート部材が設けられている、ことが望ましい。
【0022】
このようなパンツ型吸収性物品によれば、弾性部材として伸縮不織布等の平面シート部材が用いられることにより、平面の全体に亘って伸縮性が発現し、応力が分散されるためサイドフラップの折り曲げに対する反発力が生じにくくなる。したがって、サイドフラップが折れ曲がりやすくなり、パンツ型吸収性物品をコンパクトに折り畳みやすくなる。
【0023】
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記横方向の一方側において、前記横方向の外側から内側に折り込まれている前記腹側外装部材及び前記背側外装部材と、前記横方向の他方側において、前記横方向の外側から内側に折り込まれている前記腹側外装部材及び前記背側外装部材とが、前記前後方向について重複する部分を有している、ことが望ましい。
【0024】
このようなパンツ型吸収性物品によれば、腹側外装部材及び背側外装部材(サイドフラップ)を折り込んだ際に、サイドフラップ同士が前後方向について重複する領域を有することにより、該重複領域において摩擦力が発生しやすくなり、前後方向に重ねられたサイドフラップ同士がずれにくくなる。これにより、サイドフラップの折り込み状態が維持されやすくなり、パンツ型吸収性物品をコンパクトに折り畳みやすくなる。
【0025】
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記一対の接合部は、前記横方向の一方側において、前記横方向の外側から内側に折り込まれている前記腹側外装部材及び前記背側外装部材と、前記横方向の他方側において、前記横方向の外側から内側に折り込まれている前記腹側外装部材及び前記背側外装部材とが、前記前後方向について重複する部分よりも、前記横方向の外側に位置している、ことが望ましい。
【0026】
このようなパンツ型吸収性物品によれば、左右のサイドフラップが折り込まれて重複した部分では、資材が折り重なることにより厚くなっているため、この重複部分と接合部との位置がずれていることにより、パンツ型吸収性物品の厚みが増加することを抑制できる。これにより、サイドフラップを薄く折り畳むことが可能となり、パンツ型吸収性物品をコンパクトに梱包しやすくなる。
【0027】
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記縦方向の胴回り開口側において、前記腹側外装部材及び前記背側外装部材が前記吸収性本体の腹側と背側との前記前後方向の間に折り込まれている部分の面積は、記縦方向の股下側において、前記腹側外装部材及び前記背側外装部材が前記吸収性本体の腹側と背側との前記前後方向の間に折り込まれている部分の面積よりも大きい、ことが望ましい。
【0028】
このようなパンツ型吸収性物品によれば、パンツ型吸収性物品の胴回り開口側におけるサイドフラップの折り込み量が、股下側におけるサイドフラップの折り込み量よりも大きいため、サイドフラップが折り込まれる際に、胴回り開口側においてサイドフラップ同士が前後方向に重複しやすくなる。これにより、胴回り開口側で、折り込み状態が維持されやすくなり、パンツ型吸収性物品の胴回り開口が開いてしまうことを抑制しやすくなる。
【0029】
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記吸収性本体は、前記横方向に沿って伸縮する弾性領域によって前記横方向に収縮しており、前記背側における前記吸収性本体の前記横方向への収縮量と、前記腹側における前記吸収性本体の前記横方向への収縮量とが異なる、ことが望ましい。
【0030】
このようなパンツ型吸収性物品によれば、サイドフラップが吸収性本体の横方向エッジ形状に沿って折り込まれる際に、背側と腹側とで、横方向におけるサイドフラップの折り込み位置が異なるようになる。したがって、パンツ型吸収性物品の外観形状が腹側と背側とで異なるようになり、パンツ型吸収性物品の前後を判別しやすくすることができる。
【0031】
===実施形態===
<おむつ1の基本的構成>
はじめに、本実施形態で扱う吸収性物品の一例として、パンツ型使い捨ておむつ1(以下、「おむつ1」とも呼ぶ)の基本的な構成について説明する。図1は、おむつ1を腹側から見た概略斜視図である。図2は、展開且つ伸長状態であるおむつ1の平面図である。図3は、図1中のA−A概略断面図である。図4は、図1中のB−B概略断面図である。なお、図2における「伸長状態」とは、製品(おむつ1)を皺なく伸長させた状態、具体的には、おむつ1を構成する各部材の寸法がその部材単体の寸法と一致又はそれに近い長さになるまで伸長した状態のことを言う。
【0032】
おむつ1は、図1のパンツ型状態において、互いに直交する三方向として縦方向と横方向と前後方向とを有している。そして、以下では、このパンツ型状態における縦方向の一方側及び他方側のことを、それぞれ「胴回り開口側」及び「股下側」とも言い、また、前後方向の前側及び後側のことを、それぞれ「腹側」及び「背側」とも言う。
【0033】
一方、図2の展開状態においては、おむつ1は、互いに直交する三方向として長手方向と幅方向とを有している。そして、以下では、この展開状態における長手方向の一方側及び他方側のことを、それぞれ「腹側」及び「背側」とも言う。なお、展開状態における上記の幅方向は、パンツ型状態における上記の横方向と同じ方向である。そのため、以下では、幅方向のことを「横方向」とも言う。また、展開状態の長手方向は、パンツ型状態の縦方向に沿った方向である。また、図3に示すように、縦方向(長手方向)及び横方向(幅方向)と直交する方向を「厚さ方向」とし、着用対象者の肌と当接する側を「肌側」とし、その反対側を「非肌側」とする。
【0034】
本実施形態のおむつ1は、吸収性本体10と、脚回り部材20と、腹側外装部材30と、背側外装部材40と、を有する。図2の展開状態から、吸収性本体10の長手方向(縦方向)の所定位置CL10を折り位置として同吸収性本体10が二つ折りされる。そして、この二つ折りの状態において互いに対向する腹側外装部材30及び背側外装部材40が腹側サイドエッジ部30es及び背側サイドエッジ部40esにて溶着等で接合され、右側接合部1ewr及び左側接合部1ewlが形成される。これにより、腹側外装部材30及び背側外装部材40が環状に繋がって、図1に示すような胴回り開口1HB及び一対の脚回り開口1HL,1LHが形成されたパンツ型状態のおむつ1となる。
【0035】
吸収性本体10は、尿等の排泄物を吸収する機能を有し、図2に示されるように平面視略長方形をなし、その長手方向をおむつ1の縦方向に沿わせつつ横方向の中央に配置されている。吸収性本体10は、液体吸収性の吸収性コア11と、吸収性コア11を肌側から覆う表面シート13と、吸収性コア11を非肌側から覆って吸収性本体10の外装をなす裏面シート15と、を備えている。また、吸収性本体10の横方向の両側には、脚回り部材20が設けられている。
【0036】
吸収性コア11は、液体吸収性素材を積層してなる部材であり、例えば、パルプ繊維等の液体吸収性繊維を使用することができる。なお、吸収性コア11は、液体吸収性粒状物として例えば高吸収性ポリマーを含有していても良いし、他の液体吸収性素材を含んでいても良い。また、吸収性コア11は、ティッシュペーパー等の液透過性シート(不図示)によって被覆されていても良い。
【0037】
表面シート13は、例えば吸収性コア11よりも大きい平面サイズの液透過性の不織布である。また、裏面シート15は、吸収性コア11より大きい平面サイズのシートであり、その一例としては、ポリエチレン又はポリプロピレン等の液不透過性の防漏シート15aと、不織布等の外装シート15bとが貼り合わされた二層構造のシートが挙げられる。また、おむつ1の吸収性本体10には、所謂立体ギャザーLSG(不図示)が形成されていても良い。立体ギャザーLSGは、吸収性本体10の横方向の両端部に起立して設けられる防漏壁部である。
【0038】
脚回り部材20は、吸収性本体10の横方向の両端部において、縦方向に沿って配置された帯状のシート部材であり、おむつ1の脚回り開口1HLの一部を形成するレッグギャザーLGとしての機能を有する。脚回り部材20は、例えば矩形状の不織布を縦方向に沿って折り畳むことにより形成され、折り畳まれた不織布の間には、糸ゴム等からなる脚回り弾性部材(不図示)が縦方向に伸長した状態で複数接合されている。当該脚回り弾性部材によって脚回り部材20に伸縮性が付与され、脚回り開口1HLのフィット性が向上する。また、脚回り部材20の縦方向(長手方向)の長さは、吸収性本体10の縦方向(長手方向)の長さよりも短い。すなわち、脚回り部材20の縦方向両端の端部20leの位置は、吸収性本体10の縦方向両側の端部10leの位置よりも縦方向の内側にある。
【0039】
腹側外装部材30は、吸収性本体10の長手方向(縦方向)の一端側に接合され、おむつ1の腹側の胴回り部を構成する部材である。本実施形態の腹側外装部材30は、外装バックシート31と、フィルムシート32と、カバーシート33と、伸縮シート34と、ウェストギャザー弾性部材35と、フィットギャザー弾性部材36とを有する。
【0040】
外装バックシート31は、不織布等の柔軟なシートを素材とした平面視略矩形形状のシート部材である。外装バックシート31の縦方向上側端部は、縦方外側から内側に、厚さ方向の非肌側から肌側(前後方向の外側から内側)に折り返されることによって、折り返し部31fを形成している(図3参照)。フィルムシート32は、文字や図柄等が印刷された樹脂製のシート部材であり、厚さ方向において吸収性本体10と外装バックシート31との間に挟み込まれるように配置されている(図3及び図4参照)。カバーシート33は不織布等によって形成された帯状のシート部材であり、外装バックシート31の縦方向下側端部領域において、横方向に沿って配置されている。伸縮シート34は、横方向に沿って伸縮性を発現可能なシート部材であり、例えば、伸縮不織布によって形成されている。この伸縮シート34は、腹側外装部材30の縦方向の中央部において、横方向に伸長した状態で配置されており、腹側外装部材30に横方向の伸縮性を付与する腹側弾性領域ERfを形成する。
【0041】
ウェストギャザー弾性部材35は、糸ゴム等の弾性部材であり、腹側外装部材30の縦方向上端部において、外装バックシート31及び折り返し部31fの間に横方向に伸長した状態で複数接合されている。このウェストギャザー弾性部材35の伸縮性によって、おむつ1の胴回り開口1HBに伸縮性が付与される。フィットギャザー弾性部材36は、糸ゴム等の弾性部材であり、腹側外装部材30の縦方向下端部において、外装バックシート31及びカバーシート33の間に横方向に伸長した状態で複数接合されている。このフィットギャザー弾性部材36の伸縮性によって、おむつ1の脚回り開口1HLの一部に伸縮性が付与される。なお、図2に示されるように、フィットギャザー弾性部材36は、吸収性本体10と厚さ方向に重複する領域において一部が切断される等により当該領域では伸縮性が発現しないようになっている。これにより、吸収性本体10が横方向に過度に収縮してしまうことが抑制される。
【0042】
背側外装部材40は、吸収性本体10の長手方向(縦方向)の他端側に接合され、おむつ1の背側の胴回り部を構成する部材である。本実施形態の背側外装部材40は、外装バックシート41と、フィルムシート42と、カバーシート43と、伸縮シート44と、ウェストギャザー弾性部材45と、フィットギャザー弾性部材46とを有する。背側外装部材40の各部材についての機能及び構成は、上述した腹側外装部材30と略同様であるため(図3及び図4参照)、ここでは詳細な説明は省略する。
【0043】
おむつ1では、背側外装部材40における伸縮シート44の伸長倍率が、腹側外装部材30における伸縮シート34の伸長倍率よりも高くなるように設定されている。すなわち、おむつ1では、腹側において伸縮シート34によって形成される腹側弾性領域ERfの伸縮性よりも、背側において伸縮シート44によって形成される背側弾性領域ERbの伸縮性の方が大きい。これにより、おむつ1では、吸収性本体10(吸収性コア11)の横方向の収縮量が背側と腹側とで異なるようになる。具体的には、背側において吸収性本体10が横方向に収縮しやすくなり、図4のように、吸収性本体10の横方向の幅は腹側の方が広くなる。さらに、腹側外装部材30及び背側外装部材40に発生する皺の大きさ形状が、背側と腹側とで異なるようになる。
【0044】
なお、「伸長倍率」とは、弾性部材(糸ゴム伸縮シート)の自然長を1としたときの伸び度合いを示したものであり、例えば伸長倍率が1.2の場合、弾性部材は自然長から0.2だけ伸張していることになる。
【0045】
また、以下の説明では、おむつ1の腹側外装部材30及び背側外装部材40で、吸収性本体10の横方向両端部よりも横方向の外側に張り出している部分を一対のサイドフラップ70とも呼ぶ。図1において、おむつ1は、右側に張り出した右側サイドフラップ70Rと、左側に張り出した左側サイドフラップ70Lとを有している。
【0046】
<おむつ1の製造方法>
続いて、おむつ1の製造方法の概要について説明する。図5は、おむつ1製造のフローを表す図である。図6は、おむつ1の製造時の各工程について説明する概念図である。本実施形態のおむつ1は、製造ラインにおいて図5に示されるS101〜S107の各工程を実施することによって連続的に製造される。
【0047】
先ず、おむつ1の基材が所定の搬送方向に沿って所定の搬送速度で搬送される(S101)。「おむつ1の基材」は、腹側外装部材30が横方向に複数繋がった状態で連続してなる腹側帯状部材30lと、背側外装部材40が横方向に複数繋がった状態で連続してなる背側帯状部材40lである。これらの部材がそれぞれ縦方向(図2の長手方向)に所定の間隔を有した位置関係を保ちつつ横方向(図2の幅方向)に沿った搬送方向に搬送される。このような搬送状態を「横流し状態」とも呼ぶ。また、以下の説明では、搬送方向に沿った方向をMD方向、MD方向と直交する方向をCD方向とも呼ぶ。
【0048】
次に、MD方向に搬送される腹側帯状部材30lと背側帯状部材40lとのCD方向の間に吸収性本体10及び脚回り部材20が架け渡されるように配置され、接合される(S102)。また、S102の工程において、腹側帯状部材30l(外装バックシート31)の縦方向端部が外側から内側に折り返され、折り返し部31fが形成される。同様に、背側帯状部材40l(外装バックシート41)の縦方向端部が外側から内側に折り返され、折り返し部41fが形成される。また、このS102及びS101の工程にて、伸縮シート34やウェストギャザー弾性部材35等の各種弾性部材が適宜配置・接合される。
【0049】
次に、吸収性本体10がCD方向の中央部(CL10)にて折り畳まれ、腹側帯状部材30lと背側帯背側帯状部材40lとが厚さ方向において重なるようにする(S103)。そして、腹側外装部材30(背側外装部材40)の横方向両端部たる腹側サイドエッジ部30es(背側サイドエッジ部40es)に相当する位置において、腹側帯状部材30lと背側帯背側帯状部材40lとが接合され、右側接合部1ewr及び左側接合部1ewlが形成される(S104)。そして、おむつ1の横方向両端部の位置(すなわち、腹側サイドエッジ部30es)の位置にて腹側帯状部材30l及び背側帯背側帯状部材40lが切断され、帯状部材から個々のおむつ1が切り離される(S105)。
【0050】
切り離されたおむつ1は、搬送経路の所定箇所において、搬送方向に対する向きが変更される。具体的には、横方向に沿って搬送されていたおむつ1が、図6に示されるように搬送方向(MD方向)に対して90度回転され、縦方向に沿って搬送されるようになる(S106)。このような搬送状態を「縦流し状態」とも呼ぶ。すなわち、S106の工程では、横流し状態で搬送されていたおむつ1が、縦流し状態で搬送されるようになる。なお、図6の例では、股下側が搬送方向に向かうようにおむつ1が回転されているが、胴回り開口側が搬送方向に向かうようにおむつ1が回転されるのであっても良い。
【0051】
そして、おむつ1が縦方向に沿って搬送されている間に、横方向の両側に張り出したサイドフラップ70L,70Rが横方向(CD方向)の外側から内側に折り込まれる(S107)。
【0052】
<サイドフラップ70の折り込みについて>
図7は、サイドフラップ70が折り込まれた状態について説明する断面図である。同図7では、図4の状態からサイドフラップ70L,70Rが横方向の内側に折り込まれた状態について表している。図5のS107の折り込み工程では、サイドフラップ70L,70Rの上下方向(前後方向)の中央部付近の領域が、それぞれ横方向の外側から内側に押し込まれることによって、サイドフラップ70L,70Rがそれぞれ図7のような略Σ状に変形しながら吸収性本体10の腹側と背側との上下方向の間に向かって折り込まれる。これにより、おむつ1の横方向のサイズが短くなり、おむつ1(製品)をコンパクトに折り畳んで梱包すること等が可能となる。
【0053】
本実施形態のおむつ1では、腹側外装部材30及び背側外装部材40を接合している1対の接合部1ewr,1ewlとは異なる位置においてサイドフラップ70が横方向の外側から内側に折り込まれることにより、サイドフラップ70の折り込み状態が維持されやすくなっている。具体的に、左側サイドフラップ70Lは、左側接合部1ewlとは異なる折り込み位置70Leにて横方向の内側に折り込まれている。その結果、図7の様に、折り込まれた状態の左側サイドフラップ70Lにおいて、折り込み位置70Leは横方向内側端に位置し、左側接合部1ewlは折り込み位置70Leよりも横方向の外側に位置することとなる。同様に、右側サイドフラップ70Rは、右側接合部1ewrとは異なる折り込み位置70Reにて横方向の内側に折り込まれ、折り込まれた状態の右側サイドフラップ70Rにおいて、折り込み位置70Reは横方向内側端に位置し、右側接合部1ewrは折り込み位置70Reよりも横方向の外側に位置することとなる。
【0054】
接合部1ewl,1ewrが形成されている領域は、溶着等によって所定の厚みを有し、サイドフラップ70の他の領域と比較して剛性が高くなっている。そのため、当該接合部1ewl,1ewrと折り込み位置70Le,70Reとの位置が重複する場合、サイドフラップ70L,70Rが折れ曲がりにくくなり、図7のようなΣ状変形が阻害されやすくなる。また、折り込み位置70Le,70Reにおいて折り目が形成されにくくなるため、仮にサイドフラップ70L,70RをΣ状に変形させることができたとしても、すぐに元の形状に戻ってしまい、サイドフラップ70の折り込み状態が維持されにくくなるおそれがある。これに対して、本実施形態のおむつ1では、接合部1ewl,1ewrの位置と折り込み位置70Le,70Reの位置とがずれているため、上述のような問題は生じにくい。したがって、サイドフラップ70がしっかりと折り込まれ、おむつ1をコンパクトに折り畳むことが可能となる。また、サイドフラップ70のコンパクトな折り込み状態が維持されやすくなる。
【0055】
また、おむつ1のサイドフラップ70(腹側外装部材30及び背側外装部材40)は、縦方向において資材の積層枚数が多い部分と少ない部分とを有している。例えば、図2及び図3に示されるように、腹側外装部材30及び背側外装部材40の縦方向の上方(胴回り開口側)領域には、折り返し部31f,41fが設けられ、さらにウェストギャザー弾性部材35,45が配置されている。この折り返し部31f,41fが設けられている領域を上方領域70URとする。また、腹側外装部材30及び背側外装部材40の縦方向の下方(股下側)領域にはカバーシート33,44が設けられ、さらにフィットギャザー弾性部材36,46が配置されている。このカバーシート33,44が設けられている領域を下方領域70DRとする。これに対して、上方領域70UR、及び、下方領域70DRの間の領域(中央領域70MRとする)では、折り返し部31f,41fやカバーシート33,44等が設けられていない。したがって、中央領域70MRは、上方領域70URや下方領域70DRと比較してサイドフラップ70を構成する資材の積層枚数が少ない。
【0056】
資材の積層枚数が少ない領域では曲げ剛性が低くなっているため、サイドフラップ70を折り込む際に、当該領域において折り目が形成されやすくなり、Σ状に変形したサイドフラップ70の折り込み状態が維持されやすくなる。特に、おむつ1のサイドフラップ70では、縦方向の中央領域70MRにおいて曲げ剛性が低くなっているため、サイドフラップ70を折り込む際に、該中央領域70MRで折り目が維持されやすくなる。したがって、仮に上方領域70URや下方領域70DRにおいて折り目が形成されにくかったとしても、中央領域70MRではしっかりと折り目が形成され、折り曲げられた部分が元の形状に戻りにくくなっているため、サイドフラップ70全体として折り込み形状を維持しやすい。
【0057】
なお、図7のようにサイドフラップ70を折り込む場合、該サイドフラップ70は、吸収性コア11の横方向の端部11seに沿って折れ曲がりやすい。吸収性コア11は液体吸収性繊維が積層されることによりサイドフラップ70と比較して剛性が高いため、サイドフラップ70において吸収性コア11と重複している領域と重複していない領域とで剛性差が大きくなっている。すなわち、サイドフラップ70と吸収性コア11とが厚さ方向に重複する領域のうち、吸収性コア11との境界(吸収性コア11の周縁)において剛性差が大きくなっている。したがって、サイドフラップ70を横方向の内側に折り込む場合、剛性差の大きい吸収性コア11の横方向の端部11seが折れ曲がりの基点になりやすい。
【0058】
そして、本実施形態では、サイドフラップ70のうち剛性の低い中央領域70MRに吸収性コア11の縦方向の端部11leの少なくとも一部が配置されている。すなわち、吸収性コア11は中央領域70MRと重複する部分を有している(図2参照)。この重複部分では吸収性コア11の横方向の端部11se(つまり、サイドフラップ70と吸収性コア11との境界)において剛性差が特に大きくなるため、サイドフラップ70がより折れ曲がりやすくなる。このような構造によって、サイドフラップ70のΣ状変形が促進され、また、折り込み状態が維持されやすくなる。
【0059】
また、おむつ1では、吸収性本体10の横方向両側に脚回り部材20が設けられているが、この脚回り部材20の縦方向端部20leは、吸収性本体10の縦方向端部10leよりも縦方向(吸収性本体10の長手方向)内側に位置している。したがって、おむつ1の縦方向において、腹側外装部材30及び背側外装部材40と脚回り部材20とが重複している領域は、腹側外装部材30及び背側外装部材40と吸収性本体10とが重複している領域よりも狭くなっている。つまり、サイドフラップ70において脚回り部材20が積層されている領域の面積が小さく、その分、サイドフラップ70の低剛性領域が広くなっている。これにより、サイドフラップ70がよりΣ状に変形しやすい。さらに、脚回り部材20は、上述の中央領域70MRとも重複していないため(図2参照)、該中央領域70MRの剛性は低く保たれている。したがって、脚回り部材20は、サイドフラップ70の折れ曲がり(Σ状変形)を阻害しにくく、また、中央領域70MRで折り目が形成されることにより、サイドフラップ70の折り込み状態が維持されやすい。
【0060】
また、おむつ1では、サイドフラップ70の外装部材の肌側(前後方向の内側)に横方向に伸縮する弾性領域が設けられている。具体的に、腹側外装部材30の外装バックシート31の肌側には、伸縮シート34によって腹側弾性領域ERfが形成され、背側外装部材40の外装バックシート41の肌側には、伸縮シート44によって背側弾性領域ERbが形成されている。つまり、サイドフラップ70では厚さ方向において非肌側の部材よりも肌側の部材の方が横方向の伸縮性が高い。したがって、肌側の部材(伸縮シート34,44)が横方向に収縮すると、非肌側の部材(外装バックシート31,41)が肌側の部材に引っ張られるようにして肌側に曲がりやすくなる。これにより、サイドフラップ70は、吸収性コア11の横方向の端部11seの部分において肌側に折れ曲がりやすくなる。
【0061】
特に、おむつ1の背側では、吸収性コア11よりも肌側に背側弾性領域ERb(伸縮シート44)が設けられている。サイドフラップ70(背側外装部材40)のうち、剛性の高い吸収性コア11と重複している領域は収縮し難いのに対して、吸収性コア11の横方向端部11seでは吸収性コア11とサイドフラップ70との剛性差が大きいため、背側弾性領域ERbによる収縮力が吸収性コア11よりも肌側へ作用しやすい。したがって、サイドフラップ70は吸収性コア11の横方向端部11seにおいて、吸収性コア11に巻き付くように肌側に折れ曲がりやすくなる。なお、おむつ1の腹側において吸収性コア11よりも肌側に背側弾性領域ERf(伸縮シート34)が設けられるようにしても良い。
【0062】
そして、おむつ1では、弾性領域ERf,ERbが平面状のシート部材である伸縮シート34,44によって形成されていることにより、サイドフラップ70が折れ曲がりやすくなっている。一般的なパンツ型使い捨ておむつでは、弾性領域を形成する弾性部材として糸ゴムが用いられることが多い。弾性部材として糸ゴムを使用した場合、当該糸ゴムが配置された部分に沿って伸縮性が発現するため、その部分では局所的に応力が高くなる。したがって、サイドフラップ70に糸ゴムが設けられた場合、サイドフラップ70を折り曲げる際に糸ゴムの応力が反発力として作用して、サイドフラップ70が折れ曲がりにくくなる場合がある。これに対して、おむつ1のように弾性部材として伸縮不織布を用いた場合、平面の全体に亘って伸縮性が発現し、応力が分散されるためサイドフラップ70の折り曲げに対する局所的な反発力が生じにくく、サイドフラップ70がΣ状に変形しやすくなる。
<サイドフラップの折り込み動作について>
ここで、図5のS107で説明したサイドフラップ70の折り込み工程で行われる具体的動作について説明する。図8は、サイドフラップ折り込み機構100の構成の一例を示す概略側面図である。
【0063】
サイドフラップ折り込み機構100は、搬送手段110と、引っ張り手段120と、折り込み手段130と、圧縮手段140とを備える。搬送手段110はおむつ1を搬送方向(MD方向)に沿って搬送する機能を有し、例えば、サクションコンベヤー等が用いられる。サクションコンベヤーは、コンベヤーベルトと吸引機構を備え、コンベヤーベルトの表面におむつ1を吸引保持しつつおむつ1を縦流し状態で搬送方向(MD方向)に搬送する。
【0064】
引っ張り手段120は、おむつ1をMD方向に搬送しながら吸収性本体10の腹側領域と背側領域とをそれぞれ上下方向(おむつ1の前後方向)の反対側に引っ張ることにより、胴回り開口1HB(サイドフラップ70)を前後方向に開く機能を有する。引っ張り手段120としては、例えば、搬送手段110と同様のサクションコンベヤーが用いられる。図8の例では、引っ張り手段120として、上下方向に互いに向かい合うように配置された上側サクションコンベヤー120Uと、下側サクションコンベヤー120Dとが設けられている。そして、上側サクションコンベヤー120Uが吸収性本体10の背側領域の一部を上方向に吸引保持した状態でおむつ1を搬送し、下側サクションコンベヤー120Dが吸収性本体10の腹側領域の一部を下方向に吸引保持した状態でおむつ1を搬送する。なお、上側サクションコンベヤー120U及び下側サクションコンベヤー120Dは、それぞれ等速度でおむつ1をMD方向に搬送することができる。
【0065】
本実施形態おいて、上側サクションコンベヤー120Uと下側サクションコンベヤー120Dとの上下方向の間隔は、搬送方向(MD方向)の下流側ほど広くなっている。具体的には、図8のように、上側サクションコンベヤー120Uの搬送面に対して下側サクションコンベヤー120Dの搬送面が傾けて配置されている。これにより、おむつ1がMD方向に沿って搬送される間に、吸収性本体10の腹側領域と背側領域とがそれぞれ上下方向の反対側に引っ張られ、サイドフラップ70によって形成されている胴回り開口1HBが上下(おむつ1の前後)に開かれる。なお、搬送時におけるおむつ1の前後方向が上述の場合と逆になっていても良い。すなわち、吸収性本体10の腹側領域が上側に引っ張られ、吸収性本体10の背側領域が下側に引っ張られるのであっても良い。
【0066】
折り込み手段130は、前後方向(上下方向)に広げられたおむつ1において、サイドフラップ70L,Rをそれぞれ横方向(CD方向)の外側から内側に折り込む機能を有し、例えば、インペラーが用いられる。図9A及び図9Bは、折り込み手段130の構成の一例について説明する図である。図10は、図9Bの領域Xについて拡大して表す図である。本実施形態の、折り込み手段130は、インペラー131とインペラー駆動部132とを有する。インペラー131は、引っ張り手段120のCD方向の両側に設けられた一対の羽根車であり、上下方向に沿った回転軸131cを回転中心として回転する。インペラー駆動部132は、インペラー131を回転駆動させるための動力部である。
【0067】
図8に示されるように、折り込み手段130は、引っ張り手段120の搬送方向の下流側に設けられている。引っ張り手段120によって前後方向(上下方向)に十分に開かれた状態のおむつ1のサイドフラップ70L,70Rに対して、回転駆動されているインペラー131が横方向(CD方向)の外側から内側に向かって押し付けられる。これにより、左右のサイドフラップ70L,70Rは、図9Bに示されるようにそれぞれΣ状に変形し、吸収性本体10の腹側と背側との間(すなわち前後方向の間)に折り込まれる。
【0068】
本実施形態の折り込み手段130では、CD方向の両側に設けられた左右のインペラー131,131が、上下方向の高さがそれぞれ異なる位置となるように配置されている。そして、図10に示されるように、サイドフラップ70L,70Rがそれぞれ横方向(CD方向)の最も内側まで折り込まれた状態において、右側のインペラー131と左側のインペラー131とが上下方向について一部重複する部分を有するように配置されている。このような配置により、サイドフラップ70L,70Rをより深くまで折り込むことができる。具体的には、左側サイドフラップ70Lの少なくとも一部の領域では横方向(CD方向)の最も内側まで折り込まれたときの折り込み位置70Leが、CD方向の中央位置よりも右側に位置するまで左側サイドフラップ70Lが深く折り込まれる。同様に、右側サイドフラップ70Rの少なくとも一部の領域では横方向(CD方向)の最も内側まで折り込まれたときの折り込み位置70Reが、CD方向の中央位置よりも左側に位置するまで右側サイドフラップ70Rが深く折り込まれる。その結果、折り込まれた左側サイドフラップ70L及び右側サイドフラップ70Rの一部が前後方向(上下方向)において重複する重複領域W70が形成される。重複領域W70では、左側サイドフラップ70L及び右側サイドフラップ70Rが前後方向(上下方向)に重なって摩擦力が生じるため、当該重なった部分が外れにくくなる。したがって、おむつ1が折り込み手段130の位置よりも下流側に搬送されて、インペラー131による横方向内側への押し込みが作用しなくなった場合であっても、サイドフラップ70の折り込み状態が維持されやすくなる。
【0069】
なお、CD方向両側のインペラー131,131の上下方向の高さは、サイドフラップ70L,70Rの折り込み動作をスムーズに行うことが可能であり、かつ、サイドフラップ70L,70Rが折り込まれた状態において、重複領域W70にてサイドフラップ70Lと70Rとを上下方向に接触させることで摩擦が発生しやすくなるように調整されている。
【0070】
そして、インペラー131は、上下方向において、サイドフラップ70に設けられている左側接合部1ewl及び右側接合部1ewrとは異なる位置を折り込むように調整されている。これにより、左側サイドフラップ70Lにおいて左側接合部1ewlは折り込み位置70Leよりも横方向の外側に位置し、右側サイドフラップ70Rにおいて右側接合部1ewrは折り込み位置70Reよりも横方向の外側に位置するようになる。したがって、上述したように、折り込み位置70Le, 70Reにおいて折り目がしっかりと形成され、サイドフラップ70の折り込み状態が維持されやすくなる。
【0071】
さらに、おむつ1では、接合部1ewl,1ewrの位置が、前後方向(上下方向)において重複領域W70と重複しないようにサイドフラップ70が折り込まれている部分を有する(図10参照)。言い換えると、おむつ1において、接合部1ewl,1ewrは、重複領域W70よりも横方向の外側に位置している。重複領域W70では、前後方向(上下方向に)複数の資材が重ねられているため、前後方向の厚みが大きくなる。したがって、接合部1ewl,1ewrが重複領域W70に形成されていた場合、該接合部1ewl,1ewr自体の厚みによって、重複領域W70がさらに厚くなり、おむつ1をコンパクトに折り畳むことが困難になる。これに対して、おむつ1では、接合部1ewl,1ewrが重複領域W70と重複していないため、おむつ1を薄く折り畳むことが可能となる。
【0072】
折り込み手段130によってサイドフラップ70が折り込まれたおむつ1は、圧縮手段140によって前後方向(上下方向)に圧縮される。圧縮手段140は、おむつ1をMD方向に搬送しながらおむつ1の全体を上下から挟み込むことにより、おむつ1を前後方向(上下方向)に圧縮する機能を有する。圧縮手段140としては、例えば、一般的なベルトコンベヤーが用いられる。図8の例では、圧縮手段140として、上下方向に互いに向かい合うように配置された上側ベルトコンベヤー140Uと、下側ベルトコンベヤー140Dとが設けられている。上側ベルトコンベヤー140U及び下側ベルトコンベヤー140Dの上下方向の間隔は、所定の大きさに保たれており、おむつ1は、その間に挟まれることで、上下方向に圧縮される。
【0073】
図11Aは、サイドフラップ70が折り込まれた状態のおむつ1を腹側から見た概略平面図である。図11Bは、サイドフラップ70が折り込まれた状態のおむつ1を背側から見た概略平面図である。図11A及び図11B中の斜線部で表される領域は、折り込まれたサイドフラップ70L,70Rが前後方向に重なった重複領域W70である。
【0074】
おむつ1の腹側では、吸収性本体10の縦方向上方側の領域において伸縮シート34によって腹側弾性領域ERfが形成されており、当該上方側の領域には横方向の収縮力が作用しやすくなっている(図2参照)。そのため、吸収性本体10(吸収性コア11)は図11Aの様に縦方向の上方側が横方向に収縮した形状となっている。そして、吸収性コア11の横方向両側の端部11seの形状に沿ってサイドフラップ70L,70Rが横方向の内側に折り込まれるため、該サイドフラップ70L,70Rは、縦方向の上端側が下端側よりも横方向の内側深くまで折り込まれる。すなわち、胴回り開口側においてサイドフラップ70が吸収性本体の上下方向の間に折り込まれる部分の面積は、股下側においてサイドフラップ70が吸収性本体の上下方向の間に折り込まれる部分の面積よりも大きい。その結果、図11Aに示されるように、サイドフラップ70L,70Rの縦方向上端側(胴回り開口側)では重複領域W70が形成され、縦方向の下端側(股下側)では重複領域W70が形成されていない。
【0075】
サイドフラップ70L,70Rが縦方向の全領域について重複するのではなく、一部の領域のみで重複することにより、全体としておむつ1の厚み(前後方向の幅)が増すことが抑制され、コンパクトに折り畳みやすくなる。また、サイドフラップ70L,70Rが折り込まれた後で圧縮手段140によっておむつ1が圧縮されることにより、重複領域W70にて重ね合されたサイドフラップ70Lとサイドフラップ70Rとの間に生じる摩擦力が大きくなり、両者が互いに外れにくくなる。特に、おむつ1の胴回り開口側において、サイドフラップ70L,70Rの折り込み状態が維持されやすくなるため、梱包作業等の際に胴回り開口1HBが開いてしまうことが抑制される。
【0076】
また、おむつ1の背側では、吸収性本体10の縦方向上方側の領域において伸縮シート44によって背側弾性領域ERbが形成されており、当該上方側の領域には横方向の収縮力が作用しやすくなっている(図2参照)。したがって、腹側と同様に、背側においてもサイドフラップ70L,70Rは、縦方向の上方側が下方側よりも横方向の内側深くまで折り込まれやすくなる。一方で、背側弾性領域ERbでは、腹側弾性領域ERfよりも大きな収縮力が作用しているため、吸収性本体10は背側において腹側よりも横方向に大きく収縮している。そのため、図11Bに示されるように、おむつ1の背側では腹側と比較してサイドフラップ70L,70が横方向のより内側の位置で折り込まれる。したがって、サイドフラップ70が折り込まれた状態のおむつ1を視認した場合、腹側と背側とで形状が明確に異なるようになり、使用者は、おむつ1の前後(腹側と背側)を容易に判別することができる。なお、吸収性本体10が、腹側において背側よりも横方向に大きく収縮しているのであっても良く、この場合でもおむつ1の前後を容易に判別することができる。
【0077】
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのは言うまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
【0078】
上述の実施形態では、外装バックシート31や外装バックシート41を構成する素材として不織布を例に挙げて説明したが、各部を構成する素材は何等不織布に限らない。例えば、織布でも構わないし、織布以外のシート部材でも構わない。
【0079】
上述の実施形態では、ウェストギャザー弾性部材35やフィットギャザー弾性部材36として糸ゴムを例に挙げて説明したが、何等これに限らない。例えば、帯状のゴムを用いても良いし、伸縮性を有した帯状の不織布や、伸縮性を有した帯状の樹脂フィルムを用いても良い。
【符号の説明】
【0080】
1 おむつ(吸収性物品、パンツ型使い捨ておむつ)、
1ewr 接合部(右側)、1ewl 接合部(左側)、
1HB 胴回り開口、1HL 脚回り開口、
10 吸収性本体、
10le 端部(縦方向)、10se 端部(横方向)、
10fse 端部(横方向・腹側)、10bse 端部(横方向・背側)、
11 吸収性コア、11le 端部(縦方向)、11se 端部(横方向)、
13 表面シート、15 裏面シート、15a 防漏シート、15b 外装シート、
20 脚回り部材、
20le 端部(縦方向)、
30 腹側外装部材、
30es 腹側サイドエッジ部、30l 腹側帯状部材、
31 外装バックシート、31f 折り返し部、
32 フィルムシート、33 カバーシート、34 伸縮シート、
35 ウェストギャザー弾性部材、36 フィットギャザー弾性部材、
40 背側外装部材、
40es 背側サイドエッジ部、40l 背側帯状部材、
41 外装バックシート、41f 折り返し部、
42 フィルムシート、43 カバーシート、44 伸縮シート、
45 ウェストギャザー弾性部材、46 フィットギャザー弾性部材、
70 サイドフラップ、
70R 右側サイドフラップ、70Re 折り込み位置、
70L 左側サイドフラップ、70Le 折り込み位置、
70UR 上方領域、70MR 中央領域、70DR 下方領域、
100 サイドフラップ折り込み機構、
110 搬送手段、
120 引っ張り手段、
120U 上側サクションコンベヤー、120D 下側サクションコンベヤー、
130 折り込み手段、
131 インペラー、131c 回転軸、132 インペラー駆動部、
140 圧縮手段、
140U 上側ベルトコンベヤー、140D 下側ベルトコンベヤー、
W70 重複領域、
CL10 所定位置、
ERf 腹側弾性領域、ERf 腹側弾性領域、
LG レッグギャザー、LSG 立体ギャザー
図1
図2
図3
図4
図5
図6
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図9
図10
図11
【国際調査報告】