特表-18015993IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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再表2018-15993エレベータの乗場操作盤用のユニット、およびエレベータの乗場操作盤
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】再公表特許(A1)
(11)【国際公開番号】WO/0
(43)【国際公開日】2018年1月25日
【発行日】2018年12月27日
(54)【発明の名称】エレベータの乗場操作盤用のユニット、およびエレベータの乗場操作盤
(51)【国際特許分類】
   B66B 3/00 20060101AFI20181130BHJP
   B66B 1/18 20060101ALI20181130BHJP
   B66B 1/46 20060101ALI20181130BHJP
【FI】
   B66B3/00 K
   B66B1/18 N
   B66B1/46 A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】13
【出願番号】特願2018-528115(P2018-528115)
(21)【国際出願番号】PCT/0/0
(22)【国際出願日】2016年7月19日
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100123434
【弁理士】
【氏名又は名称】田澤 英昭
(74)【代理人】
【識別番号】100101133
【弁理士】
【氏名又は名称】濱田 初音
(74)【代理人】
【識別番号】100199749
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 成
(74)【代理人】
【識別番号】100188880
【弁理士】
【氏名又は名称】坂元 辰哉
(74)【代理人】
【識別番号】100197767
【弁理士】
【氏名又は名称】辻岡 将昭
(74)【代理人】
【識別番号】100201743
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 和真
(72)【発明者】
【氏名】引間 孝典
(72)【発明者】
【氏名】堀 武幸
【テーマコード(参考)】
3F303
3F502
【Fターム(参考)】
3F303AA05
3F303CA01
3F303CA02
3F303CA03
3F303CB30
3F303DC05
3F303FA05
3F502JA05
3F502JA72
3F502MA03
3F502MA15
3F502MA21
3F502MA48
(57)【要約】
エレベータの行先階を指定するために配置された複数の文字または文字列に接近した物体の位置座標を検出する光センサ(2)と、光センサ(2)が検出した物体の位置座標を用いて特定された行先階に基づいて、エレベータの群管理制御装置(9)が選択したエレベータの号機を表示する表示部(3)とを備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エレベータの行先階を指定するために配置された複数の文字または文字列に接近した物体の位置座標を検出する光センサと、
前記光センサが検出した前記物体の位置座標を用いて特定された行先階に基づいて、エレベータの群管理制御装置が選択したエレベータの号機を表示する表示部と
を備えるエレベータの乗場操作盤用のユニット。
【請求項2】
文字配置面に配置された前記複数の文字または文字列と、当該複数の文字または文字列のそれぞれの位置座標とを、対応付けて記憶する記憶部と、
前記光センサで検出された前記物体の位置座標と、前記記憶部に記憶された前記複数の文字または文字列の位置座標とを比較し、前記複数の文字または文字列のうち、どの文字または文字列が前記物体により指定されたかを判定する判定部とを備える
ことを特徴とする請求項1記載のエレベータの乗場操作盤用のユニット。
【請求項3】
直方体状の筐体をさらに備え、
前記筐体の一面は、当該筐体と別体の文字配置面への取付面であり、
前記取付面と対向する対向面に前記表示部を有し、
前記取付面と前記対向面以外の面の1つに前記光センサを有する
ことを特徴とする請求項1記載のエレベータの乗場操作盤用のユニット。
【請求項4】
前記表示部は、前記号機とともに前記行先階を表示する
ことを特徴とする請求項1記載のエレベータの乗場操作盤用のユニット。
【請求項5】
請求項2記載のエレベータの乗場操作盤用のユニットと、前記文字配置面を有する板状の操作盤とを備えるエレベータの乗場操作盤。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、エレベータの利用者が使用するエレベータの乗場操作盤用のユニット、およびエレベータの乗場操作盤に関するものである。
【背景技術】
【0002】
エレベータの運行方式には、エレベータの乗場に設置されたエレベータの乗場操作盤を使用して利用者が行先階を指定し、当該指定に基づいてエレベータの群管理制御装置がエレベータを割り当てる方式がある。かかる方式に使用されるエレベータの乗場操作盤は、利用者が行先階を入力可能に構成する必要があり、当該入力には様々な方式が採用されている。このように、エレベータの乗場操作盤の構成は多様化している。
【0003】
多様化するエレベータの乗場操作盤への使用が考えられるものとして、特許文献1には、光検出部とバーチャルキーボードを備えた情報処理装置が開示されている。当該光検出部は、赤外線発光素子から出力され、人間の指先で反射された、赤外線の反射光を検出する。また、当該バーチャルキーボードは、当該光検出部が検出した反射光に基づいて、指先の位置に対応する入力キーを抽出し、抽出した入力キーが示す入力キー情報をコンピュータに送信する。
【0004】
【特許文献1】特開2006−195665号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されている情報処理装置は、エレベータの乗場に設置するには、仮想のキーボードを常に表示する必要があり、コスト面等から問題があった。また、当該情報処理装置は、エレベータの乗場に設置する場合に必要となる、文字等の表示に対する考慮はなされていない。
【0006】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、簡易な構成で実現でき、かつ、意匠の自由度を確保することが可能なエレベータの乗場操作盤用のユニット、およびエレベータの乗場操作盤を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明に係るエレベータの乗場操作盤用のユニットは、エレベータの行先階を指定するために配置された複数の文字または文字列に接近した物体の位置座標を検出する光センサと、光センサが検出した物体の位置座標を用いて特定された行先階に基づいて、エレベータの群管理制御装置が選択したエレベータの号機を表示する表示部とを備える。
【発明の効果】
【0008】
この発明によれば、簡易な構成で実現でき、かつ、意匠の自由度を確保することが可能なエレベータの乗場操作盤用のユニット、およびエレベータの乗場操作盤を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】エレベータの乗場操作盤用のユニットの斜視図である。
図2】エレベータの乗場操作盤用のユニットの構成図である。
図3】ユニットを文字配置面に取り付けた状態を示す斜視図である。
図4A】ユニットを文字配置面に取り付けた状態を示す正面図である。
図4B】ユニットを文字配置面に取り付けた状態を示す側面図である。
図4C】ユニットを文字配置面に取り付けた状態を示す下面図である。
図5図5Aおよび図5Bは、ユニットのハードウェア構成例を示す図である。
図6】ユニットの処理を示すフローチャートである。
図7】エレベータの乗場操作盤を、エレベータ乗場の壁面に取り付けた状態を示す図である。
図8】ユニットを操作盤に取り付ける方法の説明図である。
図9】エレベータの乗場操作盤をエレベータ乗場の壁面に取り付ける方法の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態1.
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面にしたがって説明する。
【0011】
図1は、この発明の実施の形態1に係るエレベータの乗場操作盤用のユニット1の斜視図である。また、図2は、当該ユニット1の構成図である。ユニット1は、光センサ2、表示部3、記憶部4、判定部5、通信部6、および筐体7を備える。筐体7は直方体状である。筐体7の一面は、筐体7と別体の文字配置面10への取付面となる。筐体7の当該取付面に対向する対向面には、表示部3が形成される。また、筐体7の当該取付面と、当該取付面の対向面以外の面の1つに、光センサ2が取り付けられる。
【0012】
図3は、ユニット1を文字配置面10に取り付けた状態を示す図である。文字配置面10は、例えば、建物の各階のエレベータの乗場の壁面に形成される。文字配置面10には、エレベータの行先階を指定するための複数の文字または文字列が配置される。
【0013】
光センサ2は、例えば、赤外線センサ等の光センサで構成され、文字配置面10に接近した利用者の指等の物体の位置座標を検知する。
【0014】
光センサ2による物体等の位置座標の検知について、図4A図4B図4Cを用いて説明する。図4Aは、文字配置面10に取り付けられたエレベータの乗場操作盤用ユニット1の正面図である。図4Bは、同側面図である。また、図4Cは、同下面図である。実施の形態1では、図4Cに示すように、光センサ2をユニット1の筐体7の下部側の面に取り付ける。
【0015】
図4A図4B図4Cに示すように、光センサ2の発光面の中心をOとする。また、中心Oを通り、文字配置面10に対して垂直な面をSとする。また、光センサ2が検知する利用者の指等の物体をTとする。光センサ2は、中心Oから物体Tまでの距離dを計測する。また、光センサ2は、中心Oと物体Tを結ぶ線分を含む面で、文字配置面10に対して垂直な面をWとし、面Wが面Sに対してなす角度θを計測する。光センサ2は、検出した距離dおよび角度θを、位置座標として、判定部5に出力する。
【0016】
記憶部4は、文字配置面10に配置された、複数の文字または文字列と、当該複数の文字または文字列のそれぞれの位置座標とを、対応付けた情報(以下、位置座標情報という)を記憶する。ここで、任意の文字の位置座標をXとすると、Xは、例えば、中心Oから当該文字までの距離と、中心Oと当該文字を結ぶ線分を含む面で、文字配置面10に対して垂直な面が、面Sに対してなす角度θとからなる。ただし、当該位置座標は、点に限定されるものではなく、各文字のフォントの大きさ等に合わせた、幅を持つ値である。また、記憶部4に記憶された位置座標情報は、文字配置面10の文字または文字列の配置の変更に伴い、書き換えることが可能である。当該書き換えは、例えば、文字または文字列の配置が変更された後の位置座標情報が記憶された外部端末との無線通信により行われる。
【0017】
判定部5は、光センサ2で検出された物体の位置座標と、記憶部3に記憶された複数の文字または文字列の位置座標とを比較し、どの文字または文字列が、物体により指定されたかを判定する。判定部4は、指定されたと判定した文字または文字列が示す行先階を、入力操作情報として、通信部6に出力する。また、判定部4は、当該入力操作情報を、通信部6に加えて、表示部3に出力してもよい。
【0018】
通信部6は、外部のエレベータの群管理制御装置9と通信する。通信部6は、判定部5から取得した入力操作情報を群管理制御装置9に送信する。群管理制御装置9は、通信部6から受信した入力操作情報に基づき、複数のエレベータのうち、いずれのエレベータを行先に割り当てるかを判定し、判定結果をエレベータの号機情報として、当該通信部6に送信する。群管理制御装置9は、例えば、エレベータが、A号機およびB号機の2機であり、A号機を割り当てると判定した場合、当該判定結果を号機情報として、通信部6に送信する。通信部6は、受信した号機情報を表示部3に出力する。
【0019】
表示部3は、通信部6から取得した号機情報を基に、群管理制御装置9が選択したエレベータの号機を表示する。ここで、表示部3は、当該号機とともに、判定部5から取得した入力操作情報を基に、行先階を表示してもよい。図3は、表示部3の表示の一例を示したものである。
【0020】
次に、ユニット1のハードウェア構成例について、図5Aおよび図5Bを用いて説明する。ユニット1の判定部5、通信部6、表示部3の各機能は、処理回路により実現される。当該処理回路は、専用のハードウェアであっても、メモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)であってもよい。CPUは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)とも呼ばれる。
【0021】
図5Aは、ユニット1の判定部5、通信部6、表示部3の機能を、専用のハードウェアである処理回路100で実現した場合のハードウェア構成例を示す図である。処理回路100は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。判定部5、通信部6、表示部3の機能を別個の処理回路100を組み合わせて実現してもよいし、それら各部の機能を1つの処理回路100で実現してもよい。
【0022】
図5Bは、ユニット1の判定部5、通信部6、表示部3の機能を、メモリ101に格納されるプログラムを実行するCPU102で実現した場合のハードウェア構成例を示す図である。メモリ101は、記憶部4を構成するものであってもよい。この場合、判定部5、通信部6、表示部3の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組合せにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ101に格納される。CPU102は、メモリ101に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、判定部5、通信部6、表示部3の機能を実現する。すなわち、ユニット1は、後述する図5のフローチャートで示すステップST1〜ST6が結果的に実行されることになるプログラム等を格納するためのメモリ101を有する。また、これらのプログラムは、判定部5、通信部6、表示部3の各部の手順または方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。ここで、メモリ101は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)等が該当する。
【0023】
文字配置面10には、エレベータの行先階を指定するための複数の文字または文字列が配置される。図3は当該配置の一例を示したものである。文字とは、単に文字に限定されるものではなく、数字や記号を含む。また、当該複数の文字または文字列の配置は、図3の配置に限定されるものではなく、利用者が認識することができる範囲内で選択することができる。また、当該複数の文字または文字列の形成には、印刷、レーザーマーキング、凹凸加工等の工法を選択することができ、意匠性を配慮した上での工法の選択が可能である。
【0024】
文字配置面10の主要階指定部11には、例えば「RESTAURANT」、「LOBBY」、「PARKING」等の文字列が表示される。主要階とは、例えば、利用者が多い施設等が存在する階のことであり、主要階についてはその階に設けられている施設等を示す文字列等が配置される。
【0025】
文字配置面10の階数指定部12には、数字の0から9が配置される。また、地下階がある場合には「B」の文字、屋上階がある場合には「R」の文字がさらに配置されてもよい。
【0026】
次に、ユニット1による処理の一例について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、判定部5は、文字配置面10に接近した利用者の指等の物体の位置座標を光センサ2から取得する(ステップST1)。次に、判定部5は、光センサ2で検出された物体の位置座標と、記憶部3に記憶された複数の文字または文字列の位置座標とを比較し、当該複数の文字または文字列のうち、どの文字または文字列が、物体により指定されたかを判定する(ステップST2)。次に、判定部5は、指定されたと判定した文字または文字列が示す行先階を、入力操作情報として、通信部6に出力する(ステップST3)。次に、通信部6は、判定部5から取得した入力操作情報を群管理制御装置9に送信する(ステップST4)。次に、通信部6は、群管理制御装置9が、通信部6から受信した入力操作情報に基づいて、複数のエレベータのうち、いずれのエレベータを行先に割り当てるかを判定した判定結果である、エレベータの号機情報を受信する(ステップST5)。次に、通信部6は、受信した号機情報を表示部3に出力する(ステップST6)。次に、表示部3は、通信部6から取得した号機情報を基に、群管理制御装置9が選択したエレベータの号機を表示する(ステップST7)。
【0027】
また、判定部5は、階数が10階以上の建物に設置された場合、一定時間内に、文字配置面10に接近した利用者の指等の物体の位置座標を、光センサ2から取得したか否かを判定する。例えば、判定部5は、一定時間内に、文字配置面10に接近した利用者の指等の物体の位置座標を光センサ2から2回取得し、それぞれ、「2」、「0」が指定されたと判定した場合、「20」を入力操作情報として、通信部6に出力する。
【0028】
上記では、文字配置面10の主要階指定部11、階数指定部12が、ユニット1の筐体7の下部に配置される場合について説明した(図3等)。しかし、当該配置は、これに限定されるものではなく、ユニット1の筐体7の上部または側部に配置してもよい。その場合、光センサ2を筐体7の上部側の面、または側部側の面に取り付け、利用者の指等の物体を検知可能に構成すればよい。
【0029】
また、上記では、文字配置面10を、例えば、エレベータの乗場の壁面に形成する場合について説明した。以下では、文字配置面10を有する板状の操作盤20を設け、ユニット1と操作盤20が一体となったエレベータの乗場操作盤30について説明する。図7は、エレベータの乗場操作盤30を、エレベータ乗場の壁面100に取り付けた状態を示す図である。
【0030】
操作盤20の材質には、樹脂の他、ガラス、金属、石材等、一般に操作盤20の材質として用いられない材質を選択することができる。
【0031】
エレベータの乗場操作盤30は、ユニット1の筐体7の取付面を、操作盤20の文字配置面10が形成された面に接触させて取り付けたものである。なお、図8に示すように、ユニット1を、分割可能に構成し、操作盤20を表と裏とから挟み込むようにして、操作盤20に取り付けてもよい。
【0032】
図9を用いて、エレベータの乗場操作盤30を、エレベータの乗場の壁面100に取り付ける方法について説明する。当該取り付けには、取付金具8を使用する。まず、取付金具8を、ユニット1の取付面側に形成された、金具差し込み穴1aに差し込む。次に、ユニット1が連結された取付金具8を壁面100にネジで固定する。これにより、エレベータの乗場操作盤30が壁面100に固定される。なお、操作盤20の取付面側の下部に、脚31を設けてもよい。脚31は、操作盤20が片持ち支持にならないようにして、安定的に支持するものである。凸状に形成された脚31は、壁面100上にそのまま接触するものでもよいし、壁面100に設けられた凹部と嵌合するものとしてもよい。
【0033】
以上のように、実施の形態1によれば、エレベータの行先階を指定するために配置された複数の文字または文字列に接近した物体の位置座標を検出する光センサ2と、光センサ2が検出した物体の位置座標を用いて特定された行先階に基づいて、エレベータの群管理制御装置9が選択したエレベータの号機を表示する表示部3とを備えるようにしたので、簡易な構成で実現でき、かつ、意匠の自由度を確保することが可能なエレベータの乗場操作盤用のユニット1、およびエレベータの乗場操作盤30を得ることができる。
【0034】
また、実施の形態1に係るエレベータの乗場操作盤用のユニット1、およびエレベータの乗場操作盤30によれば、文字配置面10の複数の文字列または文字列の配置を、利用者が認識することができる範囲内で選択することができる。また、当該複数の文字列または文字列を形成する際、意匠性を配慮した工法を選択することができる。
【0035】
また、実施の形態1に係るエレベータの乗場操作盤30によれば、ガラス、金属、石材等、一般に操作盤20の材質として用いられない材質を選択することができる。
【0036】
また、実施の形態1に係るエレベータの乗場操作盤用のユニット1、およびエレベータの乗場操作盤30によれば、文字配置面10の仕様の変更に対し、記憶部4に記憶されている位置座標情報を書き換えることで対応が可能である。
【0037】
また、実施の形態1に係るエレベータの乗場操作盤用のユニット1、およびエレベータの乗場操作盤30によれば、従来のエレベータの乗場操作盤に比べ、部品点数を削減することができる。これにより、故障の発生率を抑えることができる。
【0038】
また、実施の形態1に係るエレベータの乗場操作盤用のユニット1によれば、操作盤20を設ける必要がなく、部品数を削減することができる。
【0039】
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
【産業上の利用可能性】
【0040】
この発明に係るエレベータの乗場操作盤用のユニットは、エレベータの行先階を指定するために配置された、複数の文字または文字列に接近した物体の位置座標を検出する光センサと、光センサが検出した物体の位置座標を用いて特定された行先階に基づいて、エレベータの群管理制御装置が選択したエレベータの号機を表示する表示部とを備えるので、簡易な構成で実現でき、かつ、意匠の自由度を確保することができ、エレベータの乗場に設置するのに好適である。
【符号の説明】
【0041】
1 エレベータの乗場操作盤用のユニット、1a 金具差し込み穴、2 光センサ、3 表示部、4 記憶部、5 判定部、6 通信部、7 筐体、8 取り付け金具、9 群管理制御装置、10 文字配置面、11 主要階指定部、12 階数指定部、20 操作盤、30 エレベータの乗場操作盤、31 脚、100 エレベータの乗場の壁面。
図1
図2
図3
図4A
図4B
図4C
図5
図6
図7
図8
図9
【国際調査報告】