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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】再公表特許(A1)
(11)【国際公開番号】WO/0
(43)【国際公開日】2019年5月16日
【発行日】2019年11月14日
(54)【発明の名称】内視鏡用光源装置
(51)【国際特許分類】
   A61B 1/06 20060101AFI20191018BHJP
   G02B 23/24 20060101ALI20191018BHJP
【FI】
   A61B1/06 520
   G02B23/24 A
   G02B23/24 B
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】20
【出願番号】特願2019-502117(P2019-502117)
(21)【国際出願番号】PCT/0/0
(22)【国際出願日】2018年7月13日
(11)【特許番号】特許第6506889号(P6506889)
(45)【特許公報発行日】2019年4月24日
(31)【優先権主張番号】特願2017-214808(P2017-214808)
(32)【優先日】2017年11月7日
(33)【優先権主張国】JP
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】000000376
【氏名又は名称】オリンパス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002907
【氏名又は名称】特許業務法人イトーシン国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】松家 聡
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 稔
【テーマコード(参考)】
2H040
4C161
【Fターム(参考)】
2H040BA23
2H040CA04
2H040CA05
2H040CA07
2H040CA10
2H040CA11
2H040DA03
2H040DA11
2H040DA12
2H040GA02
4C161BB02
4C161CC06
4C161FF07
4C161GG01
4C161HH51
4C161JJ11
4C161JJ17
4C161NN01
4C161QQ02
4C161QQ09
4C161RR03
4C161RR17
4C161RR24
(57)【要約】
内視鏡用光源装置1は、照明光を生成する光源と、内視鏡100のコネクタ101に設けられた光源コネクタ102が挿抜される光源コネクタ受部11と、光源コネクタ受部11の開口部を塞ぐ遮光板31が開閉自在に配設された遮光ユニット30と、遮光板31に当接して光源コネクタ102の光源コネクタ受部11への挿抜に連動し、光源コネクタ受部11の開口部を塞いで光源からの照明光を遮光する閉方向に押圧する可動部材51を備えたアシストユニット40と、を具備する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
照明光を生成する光源と、
内視鏡のコネクタに設けられた光源コネクタが挿抜される光源コネクタ受部と、
前記光源コネクタ受部の開口部を塞ぐ遮光板が開閉自在に配設された遮光ユニットと、
前記遮光板に当接して前記光源コネクタの前記光源コネクタ受部への挿抜に連動し、前記光源コネクタ受部の前記開口部を塞いで前記光源からの前記照明光を遮光する閉方向に押圧する可動部材を備えたアシストユニットと、
を具備することを特徴とする内視鏡用光源装置。
【請求項2】
前記遮光ユニットは、前記遮光板を前記光源コネクタ受部の前記開口部を塞く前記閉方向に付勢する第1の付勢部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用光源装置。
【請求項3】
前記可動部材は、回動自在に設けられ、回動軸の鉛直下方側に重心が設定されることで、自重により、前記遮光板を前記光源コネクタ受部の前記開口部を塞く前記閉方向に押圧することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用光源装置。
【請求項4】
前記アシストユニットは、前記遮光板を前記光源コネクタ受部の前記開口部を塞く前記閉方向に押圧する方向へ前記可動部材を付勢する第2の付勢部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用光源装置。
【請求項5】
前記光源コネクタの前記光源コネクタ受部への挿抜に応じた前記可動部材の動きを検出する検出部を有していることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用光源装置。
【請求項6】
前記検出部の検出結果に基づいて、前記光源のON/OFFを制御する制御部を備えていることを特徴とする請求項5に記載の内視鏡用光源装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内視鏡の内視鏡コネクタが着脱され、照明光源が内蔵された内視鏡用光源装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、医療用分野においては、細長の挿入部を体腔内に挿入することにより、体腔内臓器などを観察することが出来る内視鏡が広く用いられている。
【0003】
内視鏡は、外光の入らない体腔内に照明光を照射する機能を有している。この照明光は、外部機器の内視鏡用光源装置に設けられた光源からの光が内視鏡内に導光されるようになっている。
【0004】
内視鏡は、内視鏡用光源装置のレセプタクル部に着脱自在な内視鏡コネクタを有し、この内視鏡コネクタを介して、照明光が内視鏡に導光される。
【0005】
このような従来の内視鏡用光源装置は、例えば、日本国特開2007−20855号公報に開示されており、光源の点灯中に内視鏡のコネクタに設けられる光源コネクタ(ライトキャリングバンドルスリーブ)を光源接続用孔から抜いても照明光が漏れないようにする技術が知られている。
【0006】
ところで、内視鏡用光源装置の光源からの照明光は、非常に強い光であり、光源の点灯時に確実に漏れないように遮蔽する必要がある。
【0007】
そのため、従来の内視鏡用光源装置に設けられる開閉式の遮光部材は、光源コネクタを光源接続用孔から抜いたときに、確実に閉じる構造が要望されている。
【0008】
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、未使用時を含む、内視鏡のコネクタを挿抜するときに、点灯時の光源からの照明光がより漏れないように確実に遮光する内視鏡用光源装置を提供することを目的としている。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様における内視鏡用光源装置は、照明光を生成する光源と、内視鏡のコネクタに設けられた光源コネクタが挿抜される光源コネクタ受部と、前記光源コネクタ受部の開口部を塞ぐ遮光板が開閉自在に配設された遮光ユニットと、前記遮光板に当接して前記光源コネクタの前記光源コネクタ受部への挿抜に連動し、前記光源コネクタ受部の前記開口部を塞いで前記光源からの前記照明光を遮光する閉方向に押圧する可動部材を備えたアシストユニットと、を具備する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】内視鏡と内視鏡用光源装置の構成を示す斜視図
図2】遮光ユニットが設けられたコネクタ部の断面図
図3】内視鏡のコネクタが接続された状態のコネクタ部の断面図
図4】遮光ユニットの構成を示す斜視図
図5】遮光板ユニットの構成を示す斜視図
図6】遮光板ユニットの構成を示す断面図
図7】アシストユニットの構成を示す分解斜視図
図8】アシストユニットの構成を示す斜視図
図9】回動部材の構成を示す側面図
図10】内視鏡のコネクタの光源コネクタが光源コネクタ受部に差し込まれた初期状態の断面図
図11】内視鏡のコネクタの光源コネクタが光源コネクタ受部に差し込まれた過程状態の断面図
図12】内視鏡のコネクタの光源コネクタが光源コネクタ受部に差し込まれた使用状態の断面図
図13】第1の変形例の回動部材の構成を示す側面図
図14】第1の変形例の内視鏡のコネクタの光源コネクタが光源コネクタ受部に差し込まれた初期状態の断面図
図15】第1の変形例の内視鏡のコネクタの光源コネクタが光源コネクタ受部に差し込まれた使用状態の断面図
図16】第2の変形例のアシストユニットの構成を示す分解斜視図
図17】第3の変形例の内視鏡のコネクタの光源コネクタが光源コネクタ受部に差し込まれた初期状態の断面図
図18】第3の変形例の内視鏡のコネクタの光源コネクタが光源コネクタ受部に差し込まれた使用状態の断面図
図19】第4の変形例の内視鏡のコネクタの光源コネクタが光源コネクタ受部に差し込まれた初期状態の断面図
図20】第4の変形例の内視鏡のコネクタの光源コネクタが光源コネクタ受部に差し込まれた使用状態の断面図
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下に、本発明の好ましい形態について図面を参照して説明する。
なお、以下の説明に用いる図においては、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものであり、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、および各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。また、以下の説明においては、図の紙面に向かって見た上下方向を構成要素の上部および下部として説明している場合がある。
図1は、内視鏡と内視鏡用光源装置の構成を示す斜視図、図2は遮光ユニットが設けられたコネクタ部の断面図、図3は内視鏡のコネクタが接続された状態のコネクタ部の断面図、図4は遮光ユニットの構成を示す斜視図、図5は遮光板ユニットの構成を示す斜視図、図6は遮光板ユニットの構成を示す断面図、図7はアシストユニットの構成を示す分解斜視図、図8はアシストユニットの構成を示す斜視図、図9は回動部材の構成を示す側面図、図10は内視鏡のコネクタの光源コネクタが光源コネクタ受部に差し込まれた初期状態の断面図、図11は内視鏡のコネクタの光源コネクタが光源コネクタ受部に差し込まれた過程状態の断面図、図12は内視鏡のコネクタの光源コネクタが光源コネクタ受部に差し込まれた使用状態の断面図である。
【0012】
図1および図2に示す本実施形態の医療用電子機器である内視鏡用光源装置1は、内視鏡100と共に使用される装置である。内視鏡用光源装置1は、内視鏡100が備える撮像装置と有線または無線により通信可能であり、撮像装置から入力される信号に基づいて観察画像を生成し、図示しない画像表示装置に出力する画像処理装置を備えている。
【0013】
内視鏡100の撮像装置は、被検体の光学像を撮像する構成を有する。なお、内視鏡100の構成は公知であるため、詳細な説明は省略する。
【0014】
本実施形態では一例として、内視鏡用光源装置1は、筐体2のフロントパネル3にレセプタクル状のコネクタ部10を備えている。このコネクタ部10は、内視鏡100が備えるプラグ状のコネクタ101が接続される。なお、コネクタ101には、略円柱形状の細長な光源コネクタ102が延設されている。
【0015】
内視鏡用光源装置1は、コネクタ部10を介して内視鏡100に設けられたCCD、CMOSなどの撮像素子を有する撮像装置に電気的に接続され、撮像装置の動作制御および電力供給を行う。
【0016】
また、内視鏡用光源装置1は、撮像装置の被写体を照射するための照明光を生成する図示しない光源を備えている。光源としては、ハロゲンランプ、キセノンラインプ、LEDなどであり、コネクタ部10に接続された内視鏡100のコネクタ101を介して、内視鏡100に設けられたライトガイドファイバ束に照明光を入射させる。
【0017】
このライトガイドファイバ束は、一端が光源コネクタ102内に配設され、他端が内視鏡100の挿入部103の先端部104内に配設される。そして、照明光は、先端部104に設けられた照明窓から被検体に向けて照射される。
【0018】
なお、内視鏡用光源装置1の筐体2は、直方体形状の箱形であり、使用可能な姿勢で地面と略平行な面上などに載置された状態において、コネクタ部10は、地面に対して略直立するフロントパネル3に配置されている。
【0019】
ここで、内視鏡用光源装置1のコネクタ部10について、以下に説明する。
図2および図3に示すように、コネクタ部10は、内視鏡100のコネクタ101に設けられた光源コネクタ102が挿抜される略筒状の光源コネクタ受部11がブロック状のフレーム12に嵌着されている。また、フレーム12は、装置内に光源コネクタ102の端部が挿入される孔部14が形成されたヒートシンク13などが設けられている。
【0020】
光源コネクタ受部11は、装置内部の端面15が長手軸に対して、所定の角度に傾斜した傾斜面となっている。なお、端面15は、光源コネクタ受部11の長手方向に直交した垂直方向の面でもよい。
【0021】
フレーム12には、コネクタ部10に内視鏡100のコネクタ101が差し込まれていない状態において、光源コネクタ受部11の端面15の開口部を塞いで光源からの光を遮光する遮光ユニット20が配設されている。
【0022】
この遮光ユニット20は、光源コネクタ受部11に差し込まれて挿入される光源コネクタ102に当接して可動し、光源コネクタ102が内視鏡用光源装置1の内部に挿入される。
【0023】
ここで、本実施の形態の遮光ユニット20の構成について、以下に詳しく説明する。
図4に示すように、遮光ユニット20は、光源コネクタ受部11の端面15の開口部を塞ぐ開閉自在な遮光板31を備えた遮光板ユニット30と、この遮光板ユニット30の遮光板31を自重で光源コネクタ受部11の端面15に向けた閉方向に押圧するアシストユニット40と、を有している。
【0024】
遮光板ユニット30は、図5および図6に示すように、略矩形状の遮光板31と、断面L字状の支持板32と、を有している。これら遮光板31と支持板32は、ヒンジ部33によって回動自在に接続されている。
【0025】
ヒンジ部33には、付勢部材であるトーションバネ34が介装されており、このトーションバネ34によって、支持板32に対して遮光板31が鉛直上方側に正立するように付勢されている。
【0026】
支持板32は、一側部分に切り欠かれた溝部35が形成されている。この溝部35は、アシストユニット40が接触しないように回避するためのものである。また、L字状に折れ曲がった底部36は、図示しないビス孔が複数穿設されており、フレーム12にビス留めするための底面部分となる。
【0027】
アシストユニット40は、図7および図8に示すように、可動部材である回動部材50と、この回動部材50を回動支持する支持土台60と、を有している。
【0028】
回動部材50は、板状ブロック体の本体部51に回動軸52が設けられている。本体部51は、ここでの上端部分に当接端部54を有し、回動軸52の下方側に円弧状の凹部53が形成されている。
【0029】
当接端部54は、遮光板31に当接する部位である。凹部53は、本体部51が回動軸52回りに回動したときに、遮光板ユニット30の支持板32との接触を回避するために形成されている。なお、本体部51の下方部分は、遮光板ユニット30の支持板32に形成された溝部35に入り込むことで、遮光板ユニット30との接触が回避される。
【0030】
支持土台60は、土台本体部61の上部側に所定の離間距離を有して延設する2つのアーム部62,63を有し、これら2つのアーム部62,63に回動部材50の回動軸52が装着される回動保持溝64,65が形成されている。
【0031】
これら回動保持溝64,65は、溝幅が回動軸52の直径よりも若干小さく、溝底部分が回動軸52の外周と略同じ大きさの円弧面が形成されている。即ち、回動軸52が回動保持溝64,65の溝底部まで押し込まれることで、回動部材50が支持土台60から外れることなく回動自在に保持される。
【0032】
また、支持土台60は、2つのアーム部62,63が対向する面に沿って回動部材50の下方部分が収容される溝部67が形成されており、この溝部67を挟んで検出部であるフォトセンサ68が内蔵されている。
【0033】
このフォトセンサ68は、内視鏡用光源装置1に設けられる図示しない制御部と電気的に接続される。そして、フォトセンサ68は、支持土台60の溝部67内で可動する回動部材50の本体部51を検出して、その検出結果を制御部に出力する。
【0034】
なお、回動部材50は、図9に示すように、回動軸52よりも鉛直下方側に重心Gが設定されており、支持土台60に組み付けられた状態では、その自重により、本体部51の当接端部54が上部に位置する姿勢となる。
【0035】
そして、回動部材50が支持土台60に組み付けられたアシストユニット40は、図4に示したように、遮光板ユニット30の遮光板31が光源コネクタ受部11の端面15に当接する領域外にアシストユニット40の回動部材50が当接するようにフレーム12にビス留などによって固定される。
【0036】
以上のように構成された内視鏡用光源装置1のコネクタ部10への内視鏡100のコネクタ101の挿抜時における遮光ユニット20の動作について、以下に説明する。
図10に示すように、内視鏡100のコネクタ101の光源コネクタ102が光源コネクタ受部11に差し込まれ、または抜き取られるときの挿抜時(未使用時も含む)の光源コネクタ102が遮光板ユニット30の遮光板31に接触していない初期状態では、トーションバネ34の付勢力に加え、回動部材50の自重により、本体部51の当接端部54が遮光板31に当接して押し上げる方向に回動させる応力が生じる。
【0037】
これにより、遮光板31は、光源コネクタ受部11の端面15に向けた閉方向に押圧され、光源コネクタ受部11の開口部が塞がれる。これにより、光源の点灯時の照明光は、光源コネクタ受部11から漏れずに確実に遮光された状態となる。
【0038】
また、図11に示すように、光源コネクタ102が光源コネクタ受部11に差し込まれ、または抜き取られる過程状態においては、光源コネクタ102が遮光板31に接触して、トーションバネ34の付勢力および回動部材50の自重によって回動される応力に抗して、遮光板31が光源コネクタ受部11の端面15から離れて回動した状態となる。
【0039】
なお、図12に示すように、光源コネクタ102が光源コネクタ受部11に差し込まれて、内視鏡用光源装置1のコネクタ部10への内視鏡100のコネクタ101に接続された使用状態では、トーションバネ34の付勢力および回動部材50の自重による回動される応力に抗して、遮光板31が付勢されて下方側に倒れ込むように回動した状態となる。
【0040】
このとき、支持土台60に設けられたフォトセンサ68により、回動部材50の回動によって本体部51の下端部分が支持土台60の溝部67内から外れたオープン状態であることを検知することで、内視鏡100のコネクタ101がコネクタ部10に接続されたことが検出される。
【0041】
なお、本体部51の下端部分が支持土台60の溝部67内にあるときは、内視鏡100のコネクタ101がコネクタ部10に非接続である状態がフォトセンサ68のクローズ状態となって検出される。
【0042】
また、内視鏡用光源装置1は、内視鏡100のコネクタ101がコネクタ部10へ接続/非接続の状態をフォトセンサ68による検出結果に応じて光源の点灯のON/OFFを制御する構成としてもよい。
【0043】
以上に説明したように、本実施の形態の内視鏡用光源装置1は、未使用時、および内視鏡100のコネクタ101の挿抜時の初期状態では、光源が点灯中であっても、遮光板ユニット30の遮光板31がトーションバネ34の付勢力と回動部材50の自重による回動される応力を受けて、光源コネクタ受部11の端面15に当接して遮光するため、確実に照明光が漏れない構成となる。
【0044】
また、仮に、トーションバネ34に不具合などが生じて、付勢力が弱まったり、なくなったりしても、アシストユニット40により、回動部材50の自重で遮光板31を押し上げるように回動して、光源コネクタ受部11の開口部が塞がれる。
【0045】
一方、仮に、アシストユニット40に不具合などが生じて、遮光板31を押し上げる応力が弱まったり、なくなったりしても、遮光板ユニット30のトーションバネ34の付勢力によって、遮光板31を押し上げるように回動して、光源コネクタ受部11の開口部が塞がれる。
【0046】
このように、内視鏡用光源装置1は、遮光板31を付勢して光源コネクタ受部11の開口部を塞ぐ遮光ユニット20によって、未使用時を含む、内視鏡100のコネクタ101を挿抜するときに、点灯時の光源からの照明光がより漏れないように確実に遮光することができる構成となる。
【0047】
なお、遮光板ユニット30は、遮光板31を光源コネクタ受部11の開口部を塞ぐ方向に付勢するトーションバネ34を必ずしも設けなくてもよい。即ち、遮光板31は、アシストユニット40のみによって、光源コネクタ受部11の開口部を塞ぐ方向に回動するように応力が与えられる構成としてもよい。
【0048】
(第1の変形例)
図13は、第1の変形例の回動部材の構成を示す側面図、図14は第1の変形例の内視鏡のコネクタの光源コネクタが光源コネクタ受部に差し込まれた初期状態の断面図、図15は第1の変形例の内視鏡のコネクタの光源コネクタが光源コネクタ受部に差し込まれた使用状態の断面図である。
【0049】
図13に示すように、回動部材50は、上記実施の形態とは逆に、回動軸52よりも下方側に本体部51の当接端部54を設けて、回動軸52よりも鉛直下方側に重心Gを設定して、支持土台60に組み付けられた状態では、その自重により、当接端部54が下部に位置する姿勢となるようにしてもよい。
【0050】
このような回動部材50とすることで、図14に示すように、遮光ユニット20を上記実施の形態とは逆に、コネクタ部10における上方側に配置することができる。
【0051】
ここでは、内視鏡100のコネクタ101の光源コネクタ102が光源コネクタ受部11に差し込まれ、または抜き取られるときの挿抜時(未使用時も含む)の光源コネクタ102が遮光板ユニット30の遮光板31に接触していない初期状態では、トーションバネ34の付勢力と遮光板31の自重による応力に加え、回動部材50の自重により、本体部51の当接端部54が遮光板31に当接して押し下げる方向に回動する応力が生じる。
【0052】
また、図15に示すように、光源コネクタ102が光源コネクタ受部11に差し込まれて、内視鏡用光源装置1のコネクタ部10への内視鏡100のコネクタ101に接続された使用状態では、トーションバネ34の付勢力、遮光板31の自重および回動部材50の自重による回動する応力に抗して、遮光板31が付勢されて上方側に持ち上げられるように回動した状態となる。
【0053】
このように、回動部材50における回動軸52に対する重心Gの位置によって、コネクタ部10における上部側(本変形例)、または下部側(上記実施の形態)に遮光ユニット20の設置位置を変更することができる。
【0054】
これにより、内視鏡用光源装置1は、内蔵物によって制約されるレイアウトのスペースに合わせてコネクタ部10における上部側または下部側の選択的に遮光ユニット20の設置位置を決めることができる。
【0055】
(第2の変形例)
図16は、第2の変形例のアシストユニットの構成を示す分解斜視図である。
図16に示すように、アシストユニット40は、回動部材50を本体部51の当接端部54が遮光板31に当接する方向に付勢する付勢部材であるトーションバネ55を、回動軸52に設けてもよい。なお、本体部51にトーションバネ55の一端を係止する凸部56が設けられ、支持土台60にも、トーションバネ55の他端を係止する図示しない凸部が設けられる。
【0056】
これにより、アシストユニット40は、本体部51の当接端部54が遮光板31に当接して回動する応力が増大し、より確実に光源コネクタ受部11の開口部が遮光板31によって塞がれて遮光することができる。
【0057】
(第3の変形例)
図17は、第3の変形例の内視鏡のコネクタの光源コネクタが光源コネクタ受部に差し込まれた初期状態の断面図、図18は第3の変形例の内視鏡のコネクタの光源コネクタが光源コネクタ受部に差し込まれた使用状態の断面図である。
【0058】
図17および図18に示すように、ここでのアシストユニット70は、可動部材である上下直動部材71を付勢する付勢部材である圧縮コイルバネ72を有し、上下直動部材71が遮光板31に当接して、遮光板ユニット30のトーションバネ34の付勢力に加えて、光源コネクタ受部11の開口部を塞ぐようにしている。
【0059】
具体的には、ここでのアシストユニット70は、上下直動部材71を直進ガイドすると共に抜けを防止する抜け防止部材であるケース体73を有している。
【0060】
上下直動部材71は、圧縮コイルバネ72によって、ケース体73から突出する方向に付勢されており、遮光板31に当接する当接部74と、この当接部74と反対側から水平方向に延設された突起部75と、を有している。また、突起部75を検出する検出部であるフォトセンサ76が設けられている。
【0061】
アシストユニット70は、図17に示す、圧縮コイルバネ72の付勢力により、上下直動部材71がケース体73から突出した状態において、当接部74に当接した遮光板31が下方側に回動しないように、ここでは押し上げられ、光源コネクタ受部11の開口部が塞がれた状態となる。このとき、突起部75は、フォトセンサ76がオープン状態となる位置にあり、内視鏡100のコネクタ101がコネクタ部10に接続されていないことが検出される。
【0062】
また、アシストユニット70は、図18に示す、光源コネクタ102が光源コネクタ受部11に差し込まれて、内視鏡用光源装置1のコネクタ部10への内視鏡100のコネクタ101に接続された使用状態では、圧縮コイルバネ72の付勢力に抗して、上下直動部材71がケース体73に収容され、遮光板31が下方側に回動する。このとき、突起部75は、移動して、フォトセンサ76をクローズ状態にすることで、内視鏡100のコネクタ101がコネクタ部10に接続されたことが検出される。
【0063】
このように、ここでのアシストユニット70は、遮光板ユニット30のトーションバネ34の付勢力に加えて、圧縮コイルバネ72によって上下直動部材71を付勢することで、光源コネクタ受部11の開口部を遮光板31によって塞いで遮光する構成となっている。
【0064】
このような構成としても、内視鏡用光源装置1は、遮光板ユニット30のトーションバネ34の付勢力に加えて、アシストユニット70によって遮光板31を付勢して光源コネクタ受部11の開口部を塞ぐ遮光ユニット20によって、未使用時を含む、内視鏡100のコネクタ101を挿抜するときに、点灯時の光源からの照明光が漏れないように確実に遮光することができる構成となる。
【0065】
なお、ここでは、アシストユニット70がコネクタ部10における下方に設けられた構成を例示しているが、第1の変形例と同様に、アシストユニット70をコネクタ部10における上方側に設けた構成としてもよい。
【0066】
(第4の変形例)
図19は、第4の変形例の内視鏡のコネクタの光源コネクタが光源コネクタ受部に差し込まれた初期状態の断面図、図20は第4の変形例の内視鏡のコネクタの光源コネクタが光源コネクタ受部に差し込まれた使用状態の断面図である。
【0067】
図19および図20に示すように、ここでのアシストユニット80は、可動部材として、複数個所に折目が付けられた付勢部材である板バネ81を有し、この板バネ81が遮光板31に当接して、遮光板ユニット30のトーションバネ34の付勢力に加えて、光源コネクタ受部11の開口部を塞ぐようにしている。なお、板バネ81の端部82を検出する検出部であるフォトセンサ83が設けられている。
【0068】
アシストユニット80は、図19に示す、板バネ81の付勢力により、板バネ81が遮光板31に当接して下方側に回動しないように、ここでは押し上げて、光源コネクタ受部11の開口部が塞がれた状態にする。このとき、板バネ81の端部82は、フォトセンサ83がオープン状態となる位置にあり、内視鏡100のコネクタ101がコネクタ部10に接続されていないことが検出される。
【0069】
また、アシストユニット80は、図20に示す、光源コネクタ102が光源コネクタ受部11に差し込まれて、内視鏡用光源装置1のコネクタ部10への内視鏡100のコネクタ101に接続された使用状態では、板バネ81の付勢力に抗して、遮光板31が下方側に回動する。このとき、板バネ81の端部82が移動して、フォトセンサ83をクローズ状態にすることで、内視鏡100のコネクタ101がコネクタ部10に接続されたことが検出される。
【0070】
このように、ここでのアシストユニット80は、遮光板ユニット30のトーションバネ34の付勢力に加えて、板バネ81によって、光源コネクタ受部11の開口部を遮光板31によって塞いで遮光する構成となっている。
【0071】
このような構成としても、内視鏡用光源装置1は、遮光板ユニット30のトーションバネ34の付勢力に加えて、アシストユニット80によって遮光板31を付勢して光源コネクタ受部11の開口部を塞ぐ遮光ユニット20によって、未使用時を含む、内視鏡100のコネクタ101を挿抜するときに、点灯時の光源からの照明光が漏れないように確実に遮光することができる構成となる。
【0072】
なお、ここでも、アシストユニット80がコネクタ部10における下方に設けられた構成を例示しているが、第1の変形例と同様に、アシストユニット80をコネクタ部10における上方側に設けた構成としてもよい。
【0073】
以上の実施の形態に記載した発明は、それらの形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記各形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得るものである。
例えば、各形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、述べられている課題が解決でき、述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得るものである。
【0074】
本発明によれば、未使用時を含む、内視鏡のコネクタを挿抜するときに、点灯時の光源からの照明光がより漏れないように確実に遮光する内視鏡用光源装置を実現できる。
【0075】
本出願は、2017年11月7日に日本国に出願された特願2017−214808号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の開示内容は、本願明細書、請求の範囲に引用されるものとする。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20

【手続補正書】
【提出日】2019年1月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
本発明の一態様における内視鏡用光源装置は、照明光を生成する光源と、内視鏡のコネクタに設けられた光源コネクタが挿抜される光源コネクタ受部と、前記光源コネクタ受部の開口部を塞ぐ遮光板が、前記コネクタの挿入に連動して開閉自在となるように配設された遮光ユニットと、前記遮光板の前記コネクタ受部と当接する面の裏面に当接して前記光源コネクタの前記光源コネクタ受部への挿抜に連動して可動し、かつ、前記光源コネクタ受部の前記開口部を塞いで前記光源からの前記照明光を遮光する閉方向に、前記遮光板を前記裏面側から押圧する可動部材を備えたアシストユニットと、を具備する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
照明光を生成する光源と、
内視鏡のコネクタに設けられた光源コネクタが挿抜される光源コネクタ受部と、
前記光源コネクタ受部の開口部を塞ぐ遮光板が、前記コネクタの挿入に連動して開閉自在となるように配設された遮光ユニットと、
前記遮光板の前記コネクタ受部と当接する面の裏面に当接して前記光源コネクタの前記光源コネクタ受部への挿抜に連動して可動し、かつ、前記光源コネクタ受部の前記開口部を塞いで前記光源からの前記照明光を遮光する閉方向に、前記遮光板を前記裏面側から押圧する可動部材を備えたアシストユニットと、
を具備することを特徴とする内視鏡用光源装置。
【請求項2】
前記遮光ユニットは、前記遮光板を前記光源コネクタ受部の前記開口部を塞前記閉方向に付勢する第1の付勢部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用光源装置。
【請求項3】
前記可動部材は、回動自在に設けられ、回動軸の鉛直下方側に重心が設定されることで、自重により、前記遮光板を前記光源コネクタ受部の前記開口部を塞前記閉方向に押圧することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用光源装置。
【請求項4】
前記アシストユニットは、前記遮光板を前記光源コネクタ受部の前記開口部を塞前記閉方向に押圧する方向へ前記可動部材を付勢する第2の付勢部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用光源装置。
【請求項5】
前記光源コネクタの前記光源コネクタ受部への挿抜に応じた前記可動部材の動きを検出する検出部を有していることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用光源装置。
【請求項6】
前記検出部の検出結果に基づいて、前記光源のON/OFFを制御する制御部を備えていることを特徴とする請求項5に記載の内視鏡用光源装置。
【国際調査報告】