特表2019-527969(P2019-527969A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッドの特許一覧
特表2019-527969チャネル情報を伝送する装置および方法、ならびにシステム
<>
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2019-527969(P2019-527969A)
(43)【公表日】2019年10月3日
(54)【発明の名称】チャネル情報を伝送する装置および方法、ならびにシステム
(51)【国際特許分類】
   H04B 7/0417 20170101AFI20190906BHJP
   H04B 7/0456 20170101ALI20190906BHJP
   H04W 24/10 20090101ALI20190906BHJP
【FI】
   H04B7/0417 130
   H04B7/0456 400
   H04W24/10
   H04B7/0417 100
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】80
(21)【出願番号】特願2019-504095(P2019-504095)
(86)(22)【出願日】2016年7月30日
(85)【翻訳文提出日】2019年3月1日
(86)【国際出願番号】CN2016092522
(87)【国際公開番号】WO2018023221
(87)【国際公開日】20180208
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】504161984
【氏名又は名称】ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】龍華国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】ジャン、ディ
(72)【発明者】
【氏名】リウ、クンペン
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD43
5K067LL11
(57)【要約】
チャネル情報のフィードバック精度を高めるべく、チャネル情報を伝送する装置および方法、ならびにシステムが開示される。第1デバイスが、第2デバイスから基準信号を受信するよう構成されている受信モジュールと、当該基準信号に基づいてプリコーディング行列を取得し、当該プリコーディング行列を示すために使用される第1チャネル情報および第2チャネル情報を生成するよう構成されている処理モジュールと、第2デバイスに当該第1チャネル情報および当該第2チャネル情報を送信するよう構成されている送信モジュールとを含む。第1チャネル情報の精度は、第2チャネル情報の精度よりも高い。第1チャネル情報は、プリコーディング行列内の各要素の位相情報を含み、第2チャネル情報は、当該プリコーディング行列内の各要素の振幅情報を含む。チャネル行列を復元するために比較的重要であり、かつ、高精度を必要とする、プリコーディング行列の位相情報の精度は、振幅情報の精度よりも高い。一方では、チャネル情報のフィードバックオーバーヘッドを低減させることができ、他方では、チャネル情報のフィードバック精度を確保することができる。
[この文献は図面を表示できません]
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第2デバイスから基準信号を受信するよう構成されている受信モジュールと、
前記受信モジュールにより受信された前記基準信号に基づいてプリコーディング行列を取得し、前記プリコーディング行列を示すために使用される第1チャネル情報および第2チャネル情報を生成するよう構成されている処理モジュールと、
前記第2デバイスに前記第1チャネル情報および前記第2チャネル情報を送信するよう構成されている送信モジュールと
を備える第1デバイスであって、前記第1チャネル情報の精度は、前記第2チャネル情報の精度よりも高く、
前記第1チャネル情報は、前記プリコーディング行列内の各要素の位相情報を含み、前記第2チャネル情報は、前記プリコーディング行列内の各要素の振幅情報を含む、第1デバイス。
【請求項2】
前記処理モジュールは、量子化されていない前記第1チャネル情報と量子化された前記第2チャネル情報とを生成するよう具体的に構成される、請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
前記処理モジュールは、量子化された前記第1チャネル情報と量子化された前記第2チャネル情報とを生成するよう具体的に構成され、前記第1チャネル情報の量子化ビットの数は、前記第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多い、請求項1に記載のデバイス。
【請求項4】
前記処理モジュールは、第1チャネルサブ情報のK個のグループを含む前記第1チャネル情報を生成するよう具体的に構成され、
Kは、正の整数であり、前記プリコーディング行列に含まれる列ベクトルの数であり、各列ベクトルが、第1チャネルサブ情報の1つのグループに対応しており、
前記第1チャネルサブ情報は、
基本的第1チャネルサブ情報であって、前記基本的第1チャネルサブ情報は、前記第1チャネルサブ情報に対応する列ベクトル内の基準要素の位相情報であり、前記基準要素の位相は、非ゼロである、基本的第1チャネルサブ情報と、
L−2個の相対的第1チャネルサブ情報であって、Lは、前記列ベクトルの長さであり、1つの相対的第1チャネルサブ情報が、位相が非ゼロである、前記列ベクトル内の前記基準要素以外の1つの要素に対応しており、対応する前記要素の位相と前記基準要素の前記位相との間のずれを示すために使用される、L−2個の相対的第1チャネルサブ情報と
を含み、前記基本的第1チャネルサブ情報は、量子化されていないチャネル情報であり、前記相対的第1チャネルサブ情報は、量子化されたチャネル情報である、請求項1に記載のデバイス。
【請求項5】
前記処理モジュールは、量子化された前記第2チャネル情報を生成するよう具体的に構成され、それぞれの相対的第1チャネルサブ情報の量子化ビットの数が、前記第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多い、請求項4に記載のデバイス。
【請求項6】
前記処理モジュールは、システム周波数帯域内の予め設定されたサブバンドごとに前記第1チャネル情報を生成し、全システム帯域幅に対する前記第2チャネル情報を生成するよう具体的に構成される、請求項1から5の何れか一項に記載のデバイス。
【請求項7】
前記処理モジュールは、前記第1チャネル情報および前記第2チャネル情報の送信時における前記第1チャネル情報の送信周期が前記第2チャネル情報の送信周期よりも短いことを前記送信モジュールに示すよう具体的に構成される、請求項1から6の何れか一項に記載のデバイス。
【請求項8】
第1デバイスに基準信号を送信するよう構成されている送信モジュールと、
前記第1デバイスから第1チャネル情報および第2チャネル情報を受信するよう構成されている受信モジュールであって、前記第1チャネル情報および前記第2チャネル情報は、プリコーディング行列を示すために使用され、前記プリコーディング行列は、前記第1デバイスにより、受信した前記基準信号に基づいて取得され、
前記第1チャネル情報の精度は、前記第2チャネル情報の精度よりも高く、
前記第1チャネル情報は、前記プリコーディング行列内の各要素の位相情報を含み、前記第2チャネル情報は、前記プリコーディング行列内の各要素の振幅情報を含む、受信モジュールと、
前記第1チャネル情報および前記第2チャネル情報に基づいて前記プリコーディング行列を決定するよう構成されている処理モジュールと
を備える第2デバイスであって、
前記送信モジュールは更に、前記処理モジュールにより決定された前記プリコーディング行列に基づいて前記第1デバイスにデータを送信するよう構成される、第2デバイス。
【請求項9】
前記受信モジュールは、量子化されていない前記第1チャネル情報を受信し、量子化された前記第2チャネル情報を受信するよう具体的に構成される、請求項8に記載のデバイス。
【請求項10】
前記受信モジュールは、量子化された前記第1チャネル情報と量子化された前記第2チャネル情報とを受信するよう具体的に構成され、前記第1チャネル情報の量子化ビットの数は、前記第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多い、請求項8に記載のデバイス。
【請求項11】
前記受信モジュールは、第1チャネルサブ情報のK個のグループを含む前記第1チャネル情報を受信するよう具体的に構成され、Kは、正の整数であり、前記プリコーディング行列に含まれる列ベクトルの数であり、各列ベクトルが、第1チャネルサブ情報の1つのグループに対応しており、前記第1チャネルサブ情報は、
基本的第1チャネルサブ情報であって、前記基本的第1チャネルサブ情報は、前記第1チャネルサブ情報に対応する列ベクトル内の基準要素の位相情報であり、前記基準要素の位相は、非ゼロである、基本的第1チャネルサブ情報と、
L−2個の相対的第1チャネルサブ情報であって、Lは、前記列ベクトルの長さであり、1つの相対的第1チャネルサブ情報が、位相が非ゼロである、前記列ベクトル内の前記基準要素以外の1つの要素に対応しており、対応する前記要素の位相と前記基準要素の前記位相との間のずれを示すために使用される、L−2個の相対的第1チャネルサブ情報と
を含み、前記基本的第1チャネルサブ情報は、量子化されていないチャネル情報であり、前記相対的第1チャネルサブ情報は、量子化されたチャネル情報である、請求項8に記載のデバイス。
【請求項12】
前記受信モジュールは、量子化された前記第2チャネル情報を受信するよう具体的に構成され、それぞれの相対的第1チャネルサブ情報の量子化ビットの数は、前記第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多い、請求項11に記載のデバイス。
【請求項13】
前記受信モジュールは、システム周波数帯域内の予め設定されたサブバンドごとに前記第1チャネル情報を受信し、全システム帯域幅に対する前記第2チャネル情報を受信するよう具体的に構成される、請求項8から12の何れか一項に記載のデバイス。
【請求項14】
前記受信モジュールは、周期的に送信される前記第1チャネル情報および前記第2チャネル情報を受信するよう具体的に構成され、前記第1チャネル情報の送信周期は、前記第2チャネル情報の送信周期よりも短い、請求項8から13の何れか一項に記載のデバイス。
【請求項15】
第2デバイスから基準信号を受信するよう構成されている受信モジュールと、
前記受信モジュールにより受信された前記基準信号に基づいてプリコーディング行列Wを取得するよう構成されている処理モジュールであって、
Wは、Nt行R列の行列であり、
【数103】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数104】
[この文献は図面を表示できません]
は、Nt/2行M列の行列であり、
【数105】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数106】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がNt/2である列ベクトルであり、0≦i≦M−1であり、Ntは、前記第2デバイスにより前記基準信号を送信するためのアンテナポートの数であり、
【数107】
[この文献は図面を表示できません]
は、2M行R列の行列であり、
【数108】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数109】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がMである単位ベクトルであり、
【数110】
[この文献は図面を表示できません]
番目の要素の値のみが1であり、他の要素の値は全て0であり、0≦m≦R−1であり、
【数111】
[この文献は図面を表示できません]
は、絶対値が1である複素数であり、0≦n≦R−1であり、M、RおよびNtは全て正の整数であり、Ntは偶数であり、
前記処理モジュールは更に、第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を生成するよう構成され、
前記第3チャネル情報は、
【数112】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
前記第4チャネル情報は、
【数113】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
前記第5チャネル情報は、
【数114】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
前記第3チャネル情報の精度は、前記第5チャネル情報の精度よりも低い、処理モジュールと、
前記第2デバイスに前記第3チャネル情報、前記第4チャネル情報および前記第5チャネル情報を送信するよう構成されている送信モジュールと
を備える、チャネル情報を送信するデバイス。
【請求項16】
前記処理モジュールは、量子化された前記第3チャネル情報を生成し、量子化されていない前記第5チャネル情報を生成すること、または、
量子化された前記第3チャネル情報と量子化された前記第5チャネル情報とを生成することであって、前記第3チャネル情報により示される各ベクトルの量子化ビットの数は、前記第5チャネル情報の量子化ビットの数よりも少ない、生成すること、または、
量子化された前記第3チャネル情報と量子化された前記第5チャネル情報とを生成することであって、前記第3チャネル情報により示される各ベクトルの量子化ビットの数は、前記第5チャネル情報により示される任意の
【数115】
[この文献は図面を表示できません]
の量子化ビットの数よりも少ない、生成すること、または、
量子化された前記第3チャネル情報と量子化された前記第5チャネル情報とを生成することであって、前記第3チャネル情報により示される任意のベクトル内の各要素の量子化ビットの数は、前記第5チャネル情報により示される任意の
【数116】
[この文献は図面を表示できません]
の量子化ビットの数よりも少ない、生成すること
を行うよう具体的に構成される、請求項15に記載のデバイス。
【請求項17】
前記処理モジュールは、全システム帯域幅に対する前記第3チャネル情報を生成し、システム周波数帯域内の予め設定されたサブバンドごとに前記第4チャネル情報および前記第5チャネル情報を生成するよう具体的に構成される、請求項15または16に記載のデバイス。
【請求項18】
前記処理モジュールは、前記第3チャネル情報、前記第4チャネル情報および前記第5チャネル情報を周期的に送信することを前記送信モジュールに命令するよう具体的に構成され、前記第3チャネル情報の送信周期は、前記第4チャネル情報の送信周期よりも長く、前記第3チャネル情報の前記送信周期は、前記第5チャネル情報の送信周期よりも長い、請求項15から17の何れか一項に記載のデバイス。
【請求項19】
第1デバイスに基準信号を送信するよう構成されている送信モジュールと、
前記第1デバイスから第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を受信するよう構成されている受信モジュールであって、前記第3チャネル情報の精度は、前記第5チャネル情報の精度よりも低い、受信モジュールと、
前記第3チャネル情報、前記第4チャネル情報および前記第5チャネル情報に基づいてプリコーディング行列Wを決定するよう構成されている処理モジュールと
を備える第2デバイスであって、
前記送信モジュールは、前記処理モジュールにより決定された前記プリコーディング行列Wに基づいて前記第1デバイスにデータを送信するよう構成され、
前記プリコーディング行列Wは、前記第1デバイスにより、受信した前記基準信号に基づいて取得され、Wは、Nt行R列の行列であり、
【数117】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数118】
[この文献は図面を表示できません]
は、Nt/2行M列の行列であり、
【数119】
[この文献は図面を表示できません]











であり、
【数120】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がNt/2である列ベクトルであり、0≦i≦M−1であり、Ntは、前記第2デバイスにより前記基準信号を送信するためのアンテナポートの数であり、
【数121】
[この文献は図面を表示できません]
は、2M行R列の行列であり、
【数122】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数123】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がMである単位ベクトルであり、
【数124】
[この文献は図面を表示できません]
番目の要素の値のみが1であり、他の要素の値は全て0であり、0≦m≦R−1であり、
【数125】
[この文献は図面を表示できません]
は、絶対値が1である複素数であり、0≦n≦R−1であり、M、RおよびNtは全て正の整数であり、Ntは偶数であり、
前記第3チャネル情報は、
【数126】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
前記第4チャネル情報は、
【数127】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
前記第5チャネル情報は、
【数128】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用される、第2デバイス。
【請求項20】
前記受信モジュールは、
量子化された前記第3チャネル情報を受信し、量子化されていない前記第5チャネル情報を受信すること、または、
量子化された前記第3チャネル情報と量子化された前記第5チャネル情報とを受信することであって、前記第3チャネル情報に含まれる各ベクトルの量子化ビットの数は、前記第5チャネル情報の量子化ビットの数よりも少ない、受信すること、または、
量子化された前記第3チャネル情報と量子化された前記第5チャネル情報とを受信することであって、前記第3チャネル情報により示される各ベクトルの量子化ビットの数は、前記第5チャネル情報により示される任意の
【数129】
[この文献は図面を表示できません]
の量子化ビットの数よりも少ない、受信すること、または、
量子化された前記第3チャネル情報と量子化された前記第5チャネル情報とを受信することであって、前記第3チャネル情報により示される任意のベクトル内の各要素の量子化ビットの数は、前記第5チャネル情報により示される任意の
【数130】
[この文献は図面を表示できません]
の量子化ビットの数よりも少ない、受信すること
を行うよう具体的に構成される、請求項19に記載のデバイス。
【請求項21】
前記受信モジュールは、全システム帯域幅に対して生成された前記第3チャネル情報と、システム周波数帯域内の予め設定されたサブバンドごとに生成された前記第4チャネル情報および前記第5チャネル情報とを受信するよう具体的に構成される、請求項19または20に記載のデバイス。
【請求項22】
前記受信モジュールは、周期的に送信される前記第3チャネル情報、前記第4チャネル情報および前記第5チャネル情報を受信するよう具体的に構成され、前記第3チャネル情報の送信周期は、前記第4チャネル情報の送信周期よりも長く、前記第3チャネル情報の前記送信周期は、前記第5チャネル情報の送信周期よりも長い、請求項19から21の何れか一項に記載のデバイス。
【請求項23】
第1デバイスにより、第2デバイスから基準信号を受信する段階と、
前記第1デバイスにより、受信した前記基準信号に基づいてプリコーディング行列を取得する段階と、
前記第1デバイスにより、前記プリコーディング行列を示すために使用される第1チャネル情報および第2チャネル情報を生成する段階と、
前記第1デバイスにより、前記第2デバイスに前記第1チャネル情報および前記第2チャネル情報を送信する段階と
を備える、チャネル情報を送信する方法であって、
前記第1チャネル情報の精度は、前記第2チャネル情報の精度よりも高く、
前記第1チャネル情報は、前記プリコーディング行列内の各要素の位相情報を含み、前記第2チャネル情報は、前記プリコーディング行列内の各要素の振幅情報を含む、チャネル情報を送信する方法。
【請求項24】
前記第1チャネル情報の精度が前記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
前記第1チャネル情報が量子化されていないチャネル情報であり、前記第2チャネル情報が量子化されたチャネル情報であることを含む、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記第1チャネル情報の精度が前記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
前記第1チャネル情報および前記第2チャネル情報がどちらも量子化されたチャネル情報であり、前記第1チャネル情報の量子化ビットの数が前記第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多いことを含む、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
前記第1チャネル情報は、第1チャネルサブ情報のK個のグループを含み、Kは、正の整数であり、前記プリコーディング行列に含まれる列ベクトルの数であり、各列ベクトルが、第1チャネルサブ情報の1つのグループに対応しており、
前記第1チャネルサブ情報は、
基本的第1チャネルサブ情報であって、前記基本的第1チャネルサブ情報は、前記第1チャネルサブ情報に対応する列ベクトル内の基準要素の位相情報であり、前記基準要素の位相は、非ゼロである、基本的第1チャネルサブ情報と、
L−2個の相対的第1チャネルサブ情報であって、Lは、前記列ベクトルの長さであり、1つの相対的第1チャネルサブ情報が、位相が非ゼロである、前記列ベクトル内の前記基準要素以外の1つの要素に対応しており、対応する前記要素の位相と前記基準要素の前記位相との間のずれを示すために使用される、L−2個の相対的第1チャネルサブ情報と
を含み、前記基本的第1チャネルサブ情報は、量子化されていないチャネル情報であり、前記相対的第1チャネルサブ情報は、量子化されたチャネル情報である、請求項23に記載の方法。
【請求項27】
前記第1チャネル情報の精度が前記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
前記第2チャネル情報が量子化されたチャネル情報であり、それぞれの相対的第1チャネルサブ情報の量子化ビットの数が、前記第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多いことを含む、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記第1チャネル情報の精度が前記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
前記第1デバイスが、システム周波数帯域内の予め設定されたサブバンドごとに前記第1チャネル情報を生成し、全システム帯域幅に対する前記第2チャネル情報を生成することを含む、請求項23から27の何れか一項に記載の方法。
【請求項29】
前記第1チャネル情報の精度が前記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
前記第1チャネル情報の送信周期が前記第2チャネル情報の送信周期よりも短いことを含む、請求項23から28の何れか一項に記載の方法。
【請求項30】
第2デバイスにより、第1デバイスに基準信号を送信する段階と、
前記第2デバイスにより、前記第1デバイスから第1チャネル情報および第2チャネル情報を受信する段階であって、前記第1チャネル情報および前記第2チャネル情報は、プリコーディング行列を示すために使用され、前記プリコーディング行列は、前記第1デバイスにより、受信した前記基準信号に基づいて取得され、
前記第1チャネル情報の精度は、前記第2チャネル情報の精度よりも高く、
前記第1チャネル情報は、前記プリコーディング行列内の各要素の位相情報を含み、前記第2チャネル情報は、前記プリコーディング行列内の各要素の振幅情報を含む、受信する段階と、
前記第2デバイスにより、前記第1チャネル情報および前記第2チャネル情報に基づいて前記プリコーディング行列を決定する段階と、
前記第2デバイスにより、決定した前記プリコーディング行列に基づいて前記第1デバイスにデータを送信する段階と
を備える、データを送信する方法。
【請求項31】
前記第1チャネル情報の精度が前記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
前記第1チャネル情報が量子化されていないチャネル情報であり、前記第2チャネル情報が量子化されたチャネル情報であることを含む、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記第1チャネル情報の精度が前記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
前記第1チャネル情報および前記第2チャネル情報がどちらも量子化されたチャネル情報であり、前記第1チャネル情報の量子化ビットの数が前記第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多いことを含む、請求項30に記載の方法。
【請求項33】
前記第1チャネル情報は、第1チャネルサブ情報のK個のグループを含み、Kは、正の整数であり、前記プリコーディング行列に含まれる列ベクトルの数であり、各列ベクトルが、第1チャネルサブ情報の1つのグループに対応しており、
前記第1チャネルサブ情報は、
基本的第1チャネルサブ情報であって、前記基本的第1チャネルサブ情報は、前記第1チャネルサブ情報に対応する列ベクトル内の基準要素の位相情報であり、前記基準要素の位相は、非ゼロである、基本的第1チャネルサブ情報と、
L−2個の相対的第1チャネルサブ情報であって、Lは、前記列ベクトルの長さであり、1つの相対的第1チャネルサブ情報が、位相が非ゼロである、前記列ベクトル内の前記基準要素以外の1つの要素に対応しており、対応する前記要素の位相と前記基準要素の前記位相との間のずれを示すために使用される、L−2個の相対的第1チャネルサブ情報と
を含み、前記基本的第1チャネルサブ情報は、量子化されていないチャネル情報であり、前記相対的第1チャネルサブ情報は、量子化されたチャネル情報である、請求項30に記載の方法。
【請求項34】
前記第1チャネル情報の精度が前記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
前記第2チャネル情報が量子化されたチャネル情報であり、それぞれの相対的第1チャネルサブ情報の量子化ビットの数が、前記第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多いことを含む、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記第1チャネル情報の精度が前記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
前記第1チャネル情報が、システム周波数帯域内の予め設定された各サブバンドに対するものであり、前記第2チャネル情報が全システム帯域幅に対するものであることを含む、請求項30から34の何れか一項に記載の方法。
【請求項36】
前記第1チャネル情報の精度が前記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
前記第1チャネル情報の送信周期が前記第2チャネル情報の送信周期よりも短いことを含む、請求項30から35の何れか一項に記載の方法。
【請求項37】
第1デバイスおよび第2デバイスを備える無線通信システムであって、
前記第2デバイスは、前記第1デバイスに基準信号を送信するよう構成され、
前記第1デバイスは、受信した前記基準信号に基づいてプリコーディング行列を取得し、前記プリコーディング行列を示すために使用される第1チャネル情報および第2チャネル情報を生成し、前記第2デバイスに前記第1チャネル情報および前記第2チャネル情報を送信するよう構成され、
前記第2デバイスは更に、受信した前記第1チャネル情報および前記第2チャネル情報に基づいて前記プリコーディング行列を決定し、決定した前記プリコーディング行列に基づいて前記第1デバイスにデータを送信するよう構成され、
前記第1チャネル情報の精度は、前記第2チャネル情報の精度よりも高く、
前記第1チャネル情報は、前記プリコーディング行列内の各要素の位相情報を含み、前記第2チャネル情報は、前記プリコーディング行列内の各要素の振幅情報を含む、無線通信システム。
【請求項38】
第1デバイスにより、第2デバイスから基準信号を受信する段階と、
前記第1デバイスにより、受信した前記基準信号に基づいてプリコーディング行列Wを取得する段階であって、
Wは、Nt行R列の行列であり、
【数131】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数132】
[この文献は図面を表示できません]
は、Nt/2行M列の行列であり、
【数133】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数134】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がNt/2である列ベクトルであり、0≦i≦M−1であり、Ntは、前記第2デバイスにより前記基準信号を送信するためのアンテナポートの数であり、
【数135】
[この文献は図面を表示できません]
は、2M行R列の行列であり、
【数136】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数137】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がMである単位ベクトルであり、
【数138】
[この文献は図面を表示できません]
番目の要素の値のみが1であり、他の要素の値は全て0であり、0≦m≦R−1であり、
【数139】
[この文献は図面を表示できません]
は、絶対値が1である複素数であり、0≦n≦R−1であり、M、RおよびNtは全て正の整数であり、Ntは偶数である、取得する段階と、
前記第1デバイスにより、第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を生成する段階であって、
前記第3チャネル情報は、
【数140】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
前記第4チャネル情報は、
【数141】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
前記第5チャネル情報は、
【数142】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
前記第3チャネル情報の精度は、前記第5チャネル情報の精度よりも低い、生成する段階と、
前記第1デバイスにより、前記第2デバイスに前記第3チャネル情報、前記第4チャネル情報および前記第5チャネル情報を送信する段階と
を備える、チャネル情報を送信する方法。
【請求項39】
前記第3チャネル情報の精度が前記第5チャネル情報の精度よりも低いことは、
前記第3チャネル情報が量子化されたチャネル情報であり、前記第5チャネル情報が量子化されていないチャネル情報であること、または、
前記第3チャネル情報および前記第5チャネル情報がどちらも、量子化されたチャネル情報であり、前記第3チャネル情報により示される各ベクトルの量子化ビットの数が、前記第5チャネル情報の量子化ビットの数よりも少ないこと、または、
前記第3チャネル情報および前記第5チャネル情報がどちらも、量子化されたチャネル情報であり、前記第3チャネル情報により示される各ベクトルの量子化ビットの数が、前記第5チャネル情報により示される任意の
【数143】
[この文献は図面を表示できません]
の量子化ビットの数よりも少ないこと、または、
前記第3チャネル情報および前記第5チャネル情報がどちらも、量子化されたチャネル情報であり、前記第3チャネル情報により示される任意のベクトル内の各要素の量子化ビットの数が、前記第5チャネル情報により示される任意の
【数144】
[この文献は図面を表示できません]
の量子化ビットの数よりも少ないことを含む、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
前記第3チャネル情報の精度が前記第5チャネル情報の精度よりも低いことは、
前記第1デバイスが、全システム帯域幅に対する前記第3チャネル情報を生成し、システム周波数帯域内の予め設定されたサブバンドごとに前記第4チャネル情報および前記第5チャネル情報を生成することを含む、請求項38または39に記載の方法。
【請求項41】
前記第3チャネル情報の精度が前記第5チャネル情報の精度よりも低いことは、
前記第3チャネル情報の送信周期が前記第4チャネル情報の送信周期よりも長く、前記第3チャネル情報の前記送信周期が前記第5チャネル情報の送信周期よりも長いことを含む、請求項38から40の何れか一項に記載の方法。
【請求項42】
第2デバイスにより、第1デバイスに基準信号を送信する段階と、
前記第2デバイスにより、前記第1デバイスから第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を受信する段階であって、前記第3チャネル情報の精度は、前記第5チャネル情報の精度よりも低い、受信する段階と、
前記第2デバイスにより、前記第3チャネル情報、前記第4チャネル情報および前記第5チャネル情報に基づいてプリコーディング行列Wを決定する段階と、
前記第2デバイスにより、決定した前記プリコーディング行列Wに基づいて前記第1デバイスにデータを送信する段階と
を備えるデータを送信する方法であって、
前記プリコーディング行列Wは、前記第1デバイスにより、受信した前記基準信号に基づいて取得され、Wは、Nt行R列の行列であり、
【数145】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数146】
[この文献は図面を表示できません]
は、Nt/2行M列の行列であり、
【数147】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数148】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がNt/2である列ベクトルであり、0≦i≦M−1であり、Ntは、前記第2デバイスにより前記基準信号を送信するためのアンテナポートの数であり、
【数149】
[この文献は図面を表示できません]
は、2M行R列の行列であり、
【数150】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数151】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がMである単位ベクトルであり、
【数152】
[この文献は図面を表示できません]
番目の要素の値のみが1であり、他の要素の値は全て0であり、0≦m≦R−1であり、
【数153】
[この文献は図面を表示できません]
は、絶対値が1である複素数であり、0≦n≦R−1であり、M、RおよびNtは全て正の整数であり、Ntは偶数であり、
前記第3チャネル情報は、
【数154】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
前記第4チャネル情報は、
【数155】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
前記第5チャネル情報は、
【数156】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用される、方法。
【請求項43】
前記第3チャネル情報の精度が前記第5チャネル情報の精度よりも低いことは、
前記第3チャネル情報が量子化されたチャネル情報であり、前記第5チャネル情報が量子化されていないチャネル情報であること、または、
前記第3チャネル情報および前記第5チャネル情報がどちらも、量子化されたチャネル情報であり、前記第3チャネル情報に含まれる各ベクトルの量子化ビットの数が、前記第5チャネル情報の量子化ビットの数よりも少ないこと、または、
前記第3チャネル情報および前記第5チャネル情報がどちらも、量子化されたチャネル情報であり、前記第3チャネル情報により示される各ベクトルの量子化ビットの数が、前記第5チャネル情報により示される任意の
【数157】
[この文献は図面を表示できません]
の量子化ビットの数よりも少ないこと、または、
前記第3チャネル情報および前記第5チャネル情報がどちらも、量子化されたチャネル情報であり、前記第3チャネル情報により示される任意のベクトル内の各要素の量子化ビットの数が、前記第5チャネル情報により示される任意の
【数158】
[この文献は図面を表示できません]
の量子化ビットの数よりも少ないことを含む、請求項42に記載の方法。
【請求項44】
前記第3チャネル情報の精度が前記第5チャネル情報の精度よりも低いことは、
前記第3チャネル情報が全システム帯域幅に対して生成され、前記第4チャネル情報および前記第5チャネル情報が、システム周波数帯域内の予め設定されたサブバンドごとに生成されることを含む、請求項42または43に記載の方法。
【請求項45】
前記第3チャネル情報の精度が前記第5チャネル情報の精度よりも低いことは、
前記第3チャネル情報の送信周期が前記第4チャネル情報の送信周期よりも長く、前記第3チャネル情報の前記送信周期が前記第5チャネル情報の送信周期よりも長いことを含む、請求項42から44の何れか一項に記載の方法。
【請求項46】
第1デバイスおよび第2デバイスを備える無線通信システムであって、
前記第2デバイスは、前記第1デバイスに基準信号を送信するよう構成され、
前記第1デバイスは、受信した前記基準信号に基づいてプリコーディング行列Wを取得するよう構成され、
Wは、Nt行R列の行列であり、
【数159】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数160】
[この文献は図面を表示できません]
は、Nt/2行M列の行列であり、
【数161】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数162】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がNt/2である列ベクトルであり、0≦i≦M−1であり、Ntは、前記第2デバイスにより前記基準信号を送信するためのアンテナポートの数であり、
【数163】
[この文献は図面を表示できません]
は、2M行R列の行列であり、
【数164】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数165】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がMである単位ベクトルであり、
【数166】
[この文献は図面を表示できません]
番目の要素の値のみが1であり、他の要素の値は全て0であり、0≦m≦R−1であり、
【数167】
[この文献は図面を表示できません]
は、絶対値が1である複素数であり、0≦n≦R−1であり、M、RおよびNtは全て正の整数であり、Ntは偶数であり、
前記第1デバイスは更に、第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を生成するよう構成され、
前記第3チャネル情報は、
【数168】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
前記第4チャネル情報は、
【数169】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
前記第5チャネル情報は、
【数170】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
前記第3チャネル情報の精度は、前記第5チャネル情報の精度よりも低く、
前記第1デバイスは更に、前記第2デバイスに前記第3チャネル情報、前記第4チャネル情報および前記第5チャネル情報を送信するよう構成され、
前記第2デバイスは更に、受信した前記第3チャネル情報、前記第4チャネル情報および前記第5チャネル情報に基づいて前記プリコーディング行列Wを決定し、決定した前記プリコーディング行列Wに基づいて前記第1デバイスにデータを送信するよう構成される、無線通信システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、無線通信技術の分野、特に、チャネル情報を伝送する装置および方法、ならびにシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
現在、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)の周波数分割複信(Frequency Division Duplex、FDD)システムでは、ユーザ機器(User Equipment、UE)が、基地局により送信された基準信号に基づいてチャネル推定を実行した後、チャネル状態情報を決定およびフィードバックする。チャネル状態情報は、ランクインジケータ(Rank Indicator、RI)、プリコーティング行列インジケータ(Precoding Matrix Indicator、PMI)、およびチャネル品質インジケータ(Channel Quality Indicator、CQI)を含む。
【0003】
PMIは、プリコーディング行列のインデックスである。UEは、基地局にPMIをフィードバックする。基地局は、ダウンリンクの通信品質を高めるべく、受信したPMIに基づいて対応するプリコーディング行列を決定し、決定したプリコーディング行列に基づいてプリコーディング処理を実行する。UEによりフィードバックされたPMIの精度が、基地局からUEへのダウンリンク適応性能を決定する。
【0004】
ダウンリンク適応性能を高めるべく、PMIのようなプリコーディング行列関連のチャネル情報のフィードバック精度をいかにして高めるかが、緊急に解決されるべき課題である。
【発明の概要】
【0005】
このような事情を考慮して、プリコーディング行列関連のチャネル情報のフィードバック精度を高め、かつ、ダウンリンク適応性能を高めるべく、チャネル情報を伝送する装置および方法、ならびにシステムが提供される。
【0006】
第1態様によると、チャネル情報を伝送する方法が提供される。当該方法では、第2デバイスが基準信号を送信し、受信した基準信号に基づいて第1デバイスがチャネル推定を実行し、プリコーディング行列を生成し、当該プリコーディング行列を示すために使用される第1チャネル情報および第2チャネル情報を生成し、生成した第1チャネル情報および第2チャネル情報を第2デバイスに送信する。第2デバイスは、受信した第1チャネル情報および第2チャネル情報に基づいてプリコーディング行列を生成し、生成したプリコーディング行列に基づいて第1デバイスにデータを送信する。
【0007】
第1チャネル情報の精度は、第2チャネル情報の精度よりも高い。第1チャネル情報は、プリコーディング行列内の各要素の位相情報を含み、第2チャネル情報は、プリコーディング行列内の各要素の振幅情報を含む。
【0008】
チャネル情報内の位相情報は、チャネル行列を復元するために比較的重要であり、高い精度を必要とする。振幅情報は、チャネル行列を復元するために重要な情報ではなく、比較的低い精度を有し得る。従って、プリコーディング行列の位相情報の精度は、振幅情報の精度よりも高い。一方では、チャネル情報のフィードバックオーバーヘッドを低減させることができ、他方では、チャネル情報のフィードバック精度を確保することができる。
【0009】
代替的に、プリコーディング行列の生成後、第1デバイスは、プリコーディング行列を示すために使用される第1チャネル情報のみを生成するが、第2チャネル情報は生成せず、第2デバイスにチャネル情報を送信するときに第1チャネル情報のみを送信する。オプションとして、第1チャネル情報は、量子化されていないチャネル情報または量子化されたチャネル情報である。オプションとして、第1チャネル情報は、システム周波数帯域内の予め設定されたサブバンドごとに生成される。第1チャネル情報の受信後、第2デバイスは、第1チャネル情報に基づいてプリコーディング行列を生成し、生成したプリコーディング行列に基づいて第1デバイスにデータを送信する。プリコーディング行列を生成するとき、第2デバイスは、予め設定された振幅値をプリコーディング行列内の各要素の振幅値として用いてプリコーディング行列を生成してもよいし、ランク値または伝送アンテナポートの数のような情報に基づいて振幅値を決定した後、決定した振幅値をプリコーディング行列内の各要素の振幅値として用いてプリコーディング行列を生成してもよい。第1チャネル情報が入手可能であることから、第1チャネル情報は、比較的高い精度でフィードバックされ得る。その結果、第2デバイスが、第1チャネル情報に基づいて比較的正確なプリコーディング行列を取得し、当該比較的正確なプリコーディング行列に基づいてデータを送信することで、比較的良好なリンク適応効果が取得され、システム性能が高まる。
【0010】
第1チャネル情報の精度が第2チャネル情報の精度よりも高くなる実装方式が複数ある。具体的な実装では、以下の方式のうちの1つまたは複数が使用され得る。
第1チャネル情報は、量子化されていないチャネル情報であり、第2チャネル情報は、量子化されたチャネル情報である。
第1チャネル情報および第2チャネル情報はどちらも量子化されたチャネル情報であり、第1チャネル情報の量子化ビットの数は、第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多い。
第1デバイスは、システム周波数帯域内の予め設定されたサブバンドごとに第1チャネル情報を生成し、全システム帯域幅に対する第2チャネル情報を生成する。
第1チャネル情報の送信周期が、第2チャネル情報の送信周期よりも短い。
【0011】
比較的精度が高い、位相情報のフィードバックが、比較的短い周期、比較的集約した周波数帯域または比較的大量の量子化ビットを用いること、または、量子化を省略することなどにより実装され得る。
【0012】
ある任意の実装によると、第1チャネル情報は、第1チャネルサブ情報のK個のグループを含む。ここで、Kは正の整数であり、プリコーディング行列に含まれる列ベクトルの数であり、各列ベクトルが、第1チャネルサブ情報の1つのグループに対応しており、
第1チャネルサブ情報は、
基本的第1チャネルサブ情報(ここで、基本的第1チャネルサブ情報は、第1チャネルサブ情報に対応する列ベクトル内の基準要素の位相情報であり、当該基準要素の位相は、非ゼロである)と、
L−2個の相対的第1チャネルサブ情報(ここで、Lは列ベクトルの長さであり、1つの相対的第1チャネルサブ情報が、位相が非ゼロである、列ベクトル内の基準要素以外の1つの要素に対応しており、対応する要素の位相と基準要素の位相との間のずれを示すために使用される)と
を含み、基本的第1チャネルサブ情報は、量子化されていないチャネル情報であり、相対的第1チャネルサブ情報は、量子化されたチャネル情報である。
【0013】
この任意的な実装によると、第2チャネル情報は、量子化されたチャネル情報であってよく、それぞれの相対的第1チャネルサブ情報の量子化ビットの数は、第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多い。
【0014】
この任意的な実装によると、第2チャネル情報は、量子化されたチャネル情報であってよく、それぞれの相対的第1チャネルサブ情報の量子化ビットの数は、第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多い。
【0015】
第2態様によると、第1デバイスが提供される。第1デバイスは、第1態様で提供される方法において第1デバイスの挙動を実装する機能を有する。当該機能は、ハードウェアにより実装されてもよいし、対応するソフトウェアをハードウェアにより実行することによって実装されてもよい。ハードウェアまたはソフトウェアは、前述の機能に対応する1つまたは複数のモジュールを含む。
【0016】
ある任意の実装によると、第1デバイスの構造が、プロセッサ、受信機およびトランスミッタを含む。プロセッサは、第1態様で提供される方法において対応する機能を第1デバイスが実装するのをサポートするよう構成される。受信機は、第1デバイスが基準信号を受信するのをサポートするよう構成され、更には、第1デバイスがデータを受信するのをサポートするよう構成され得る。トランスミッタは、第1デバイスがチャネル情報を送信するのをサポートするよう構成され、更には、第1デバイスがデータを送信するのをサポートするよう構成され得る。第1デバイスは更に、メモリを含み得る。メモリは、プロセッサと連結されるよう構成され、第1デバイスにとって必要なプログラム命令およびデータを記憶する。
【0017】
第3態様によると、第2デバイスが提供される。第2デバイスは、第1態様で提供される方法において第2デバイスの挙動を実装する機能を有する。当該機能は、ハードウェアにより実装されてもよいし、対応するソフトウェアをハードウェアにより実行することによって実装されてもよい。ハードウェアまたはソフトウェアは、前述の機能に対応する1つまたは複数のモジュールを含む。
【0018】
ある任意の実装によると、第2デバイスの構造が、プロセッサ、受信機およびトランスミッタを含む。プロセッサは、第1態様で提供される方法において対応する機能を第2デバイスが実装するのをサポートするよう構成される。トランスミッタは、第2デバイスが基準信号を送信するのをサポートするよう構成され、更には、第2デバイスがデータを送信するのをサポートするよう構成され得る。受信機は、第2デバイスがチャネル情報を受信するのをサポートするよう構成され、更には、第2デバイスがデータを受信するのをサポートするよう構成され得る。第2デバイスは更に、メモリを含み得る。メモリは、プロセッサと連結されるよう構成され、第2デバイスにとって必要なプログラム命令およびデータを記憶する。
【0019】
第4態様によると、無線通信システムが提供される。無線通信システムは、第1態様で説明されている第1デバイスおよび第2デバイスを含む。
【0020】
第5態様によると、コンピュータ記憶媒体が提供される。コンピュータ記憶媒体は、第1態様で第1デバイスにより使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するよう構成される。コンピュータソフトウェア命令は、前述の態様を実行するよう設計されているプログラムを含む。
【0021】
第6態様によると、コンピュータ記憶媒体が提供される。コンピュータ記憶媒体は、第1態様で第2デバイスにより使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するよう構成される。コンピュータソフトウェア命令は、前述の態様を実行するよう設計されているプログラムを含む。
【0022】
第7態様によると、チャネル情報を伝送する方法が提供される。当該方法では、第2デバイスが基準信号を送信し、第1デバイスが、受信した基準信号に基づいてチャネル推定を実行し、プリコーディング行列Wを生成する。ここで、WはNt行R列の行列であり、
【数1】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数2】
[この文献は図面を表示できません]
は、Nt/2行M列の行列であり、
【数3】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数4】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がNt/2である列ベクトルであり、0≦i≦M−1であり、Ntは、第2デバイスにより基準信号を送信するためのアンテナポートの数であり、
【数5】
[この文献は図面を表示できません]
は、2M行R列の行列であり、
【数6】
[この文献は図面を表示できません]
であり、ここで、
【数7】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がMである単位ベクトルであり、
【数8】
[この文献は図面を表示できません]
番目の要素の値のみが1であり、他の要素の値は全て0であり、0≦m≦R−1であり、
【数9】
[この文献は図面を表示できません]
は、絶対値が1である複素数であり、0≦n≦R−1であり、M、RおよびNtは全て正の整数であり、Ntは偶数である。
【0023】
第1デバイスは、第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を生成する。ここで、第3チャネル情報は、
【数10】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、第4チャネル情報は、
【数11】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、第5チャネル情報は、
【数12】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用される。
【0024】
第3チャネル情報の精度は、第5チャネル情報の精度よりも低い。第1デバイスは、第2デバイスに第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を送信する。
【0025】
第2デバイスは、受信した第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報に基づいてプリコーディング行列を生成し、生成したプリコーディング行列に基づいて第1デバイスにデータを送信する。
【0026】
チャネル情報内の第5チャネル情報は、チャネル行列を復元するために比較的重要であり、高い精度を必要とする。第3チャネル情報は、チャネル行列を復元するために重要な情報ではなく、比較的低い精度を有し得る。従って、第5チャネル情報の精度は、第3チャネル情報の精度よりも高い。一方では、チャネル情報のフィードバックオーバーヘッドを低減させることができ、他方では、チャネル情報のフィードバック精度を確保することができる。
【0027】
第5チャネル情報の精度が第3チャネル情報の精度よりも高くなる実装方式が複数ある。具体的な実装では、以下の方式のうちの1つまたは複数が使用され得る。
1.量子化が実行されるかどうか、および、量子化ビットの数
2.チャネル情報が全システム帯域幅に対して生成されるのか、予め設定されたサブバンドごとに別々に生成されるのか(ここで、例えば、第1デバイスは、全システム帯域幅に対する第3チャネル情報を生成し、システム周波数帯域内の予め設定されたサブバンドごとに第4チャネル情報および第5チャネル情報を生成する)
3.チャネル情報の送信周期を制御することにより、第5チャネル情報の高いフィードバック精度が実装される(ここで、例えば、第3チャネル情報の送信周期は、第4チャネル情報の送信周期よりも長く、第3チャネル情報の送信周期は、第5チャネル情報の送信周期よりも長い)。
【0028】
量子化により第5チャネル情報のフィードバック精度が第3チャネル情報のフィードバック精度よりも高くなるように実装するために、以下の方式のうちの何れか1つが使用され得る。
第3チャネル情報は、量子化されたチャネル情報であり、第5チャネル情報は、量子化されていないチャネル情報である。または、
第3チャネル情報および第5チャネル情報はどちらも、量子化されたチャネル情報であり、第3チャネル情報により示される各ベクトルの量子化ビットの数は、第5チャネル情報の量子化ビットの数よりも少ない。または、
第3チャネル情報および第5チャネル情報はどちらも、量子化されたチャネル情報であり、第3チャネル情報により示される各ベクトルの量子化ビットの数は、第5チャネル情報により示される任意の
【数13】
[この文献は図面を表示できません]
の量子化ビットの数よりも少ない。または、
第3チャネル情報および第5チャネル情報はどちらも、量子化されたチャネル情報であり、第3チャネル情報により示される任意のベクトル内の各要素の量子化ビットの数は、第5チャネル情報により示される任意の
【数14】
[この文献は図面を表示できません]
の量子化ビットの数よりも少ない。
【0029】
第8態様によると、第1デバイスが提供される。第1デバイスは、第7態様で提供される方法において第1デバイスの挙動を実装する機能を有する。当該機能は、ハードウェアにより実装されてもよいし、対応するソフトウェアをハードウェアにより実行することによって実装されてもよい。ハードウェアまたはソフトウェアは、前述の機能に対応する1つまたは複数のモジュールを含む。
【0030】
ある任意の実装によると、第1デバイスの構造が、プロセッサ、受信機およびトランスミッタを含む。プロセッサは、第1態様で提供される方法において対応する機能を第1デバイスが実装するのをサポートするよう構成される。受信機は、第1デバイスが基準信号を受信するのをサポートするよう構成され、更には、第1デバイスがデータを受信するのをサポートするよう構成され得る。トランスミッタは、第1デバイスがチャネル情報を送信するのをサポートするよう構成され、更には、第1デバイスがデータを送信するのをサポートするよう構成され得る。第1デバイスは更に、メモリを含み得る。メモリは、プロセッサと連結されるよう構成され、第1デバイスにとって必要なプログラム命令およびデータを記憶する。
【0031】
第9態様によると、第2デバイスが提供される。第2デバイスは、第7態様で提供される方法において第2デバイスの挙動を実装する機能を有する。当該機能は、ハードウェアにより実装されてもよいし、対応するソフトウェアをハードウェアにより実行することによって実装されてもよい。ハードウェアまたはソフトウェアは、前述の機能に対応する1つまたは複数のモジュールを含む。
【0032】
ある任意の実装によると、第2デバイスの構造が、プロセッサ、受信機およびトランスミッタを含む。プロセッサは、第1態様で提供される方法において対応する機能を第2デバイスが実装するのをサポートするよう構成される。トランスミッタは、第2デバイスが基準信号を送信するのをサポートするよう構成され、更には、第2デバイスがデータを送信するのをサポートするよう構成され得る。受信機は、第2デバイスがチャネル情報を受信するのをサポートするよう構成され、更には、第2デバイスがデータを受信するのをサポートするよう構成され得る。第2デバイスは更に、メモリを含み得る。メモリは、プロセッサと連結されるよう構成され、第2デバイスにとって必要なプログラム命令およびデータを記憶する。
【0033】
第10態様によると、無線通信システムが提供される。無線通信システムは、第7態様で説明されている第1デバイスおよび第2デバイスを含む。
【0034】
第11態様によると、コンピュータ記憶媒体が提供される。コンピュータ記憶媒体は、第7態様で第1デバイスにより使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するよう構成される。コンピュータソフトウェア命令は、前述の態様を実行するよう設計されているプログラムを含む。
【0035】
第12態様によると、コンピュータ記憶媒体が提供される。コンピュータ記憶媒体は、第7態様で第2デバイスにより使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するよう構成される。コンピュータソフトウェア命令は、前述の態様を実行するよう設計されているプログラムを含む。
【図面の簡単な説明】
【0036】
図1】本願のある実施形態に係る無線通信システムの概略構造図である。
【0037】
図2】本願のある実施形態に係るチャネル推定のフローチャートである。
【0038】
図3】本願のある実施形態に係る、第1チャネル情報を報告する解決手段のフローチャートである。
【0039】
図4】本願のある実施形態に従って、第1デバイスにより、第1チャネル情報を全システム周波数帯域のサブバンドごとに生成した概略図である。
【0040】
図5】本願のある実施形態に従って、第1デバイスにより、第2チャネル情報を全システム周波数帯域に対して生成した概略図である。
【0041】
図6】本願のある実施形態に係る、第2チャネル情報を報告する解決手段のフローチャートである。
【0042】
図7】本願のある実施形態に従って、第1デバイスにより、第3チャネル情報を全システム周波数帯域に対して生成した概略図である。
【0043】
図8】本願のある実施形態に従って、第1デバイスにより、第3チャネル情報をZCシーケンスに変調して送信した概略図である。
【0044】
図9】本願のある実施形態に従って、第1デバイスにより、第4チャネル情報を全システム周波数帯域のサブバンドごとに生成した概略図である。
【0045】
図10】本願のある実施形態に従って、第1デバイスにより、第5チャネル情報を全システム周波数帯域のサブバンドごとに生成した概略図である。
【0046】
図11】本願のある実施形態に係る第1の第1デバイスの概略構造図である。
【0047】
図12】本願のある実施形態に係る第2の第1デバイスの概略構造図である。
【0048】
図13】本願のある実施形態に係る第1の第2デバイスの概略構造図である。
【0049】
図14】本願のある実施形態に係る第2の第2デバイスの概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0050】
本願の目的、解決手段および利点をより分かりやすくするために、以下に詳しい説明を提供する。詳しい説明では、ブロック図およびフローチャートのような添付図面および/または例を用いることにより、装置および/または方法の様々な実装を示している。これらのブロック図、フローチャートおよび/または例は、1つまたは複数の機能および/または操作を含む。当業者であれば、これらのブロック図、フローチャートおよび/または例における各機能および/または操作が、様々なハードウェア、ソフトウェアおよびファームウェアならびに/またはそれらの任意の組み合わせを用いることにより、別個にかつ/または一緒に実行され得ることを理解し得る。
【0051】
本願の実施形態をより分かりやすくすべく、以下ではまず、本願の実施形態における幾つかの記述について説明する。これらの説明は、本発明により必要とされる保護範囲に対する限定とは見なされないものとする。
【0052】
1.チャネル行列
【0053】
無線通信システムにおいて、送信信号がxであり、受信信号がyであり、xとyとの間のチャネルのチャネルインパルス応答がhであり、加算性ガウス雑音がnであると仮定すると、受信信号yおよび送信信号xが以下の関係を満たす。
【数15】
[この文献は図面を表示できません]
【0054】
Nt個の伝送アンテナおよびNr個の受信アンテナを有する多入力多出力(Multiple Input Multiple Output、MIMO)システムについては、受信信号yおよび送信信号xが以下の関係を満たす。
【数16】
[この文献は図面を表示できません]
ここで、
【数17】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数18】
[この文献は図面を表示できません]
であり、Hはチャネル行列であり、
【数19】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数20】
[この文献は図面を表示できません]
である。
【0055】
チャネル行列Hのi番目の行およびj番目の列が、j番目の伝送アンテナからi番目の受信アンテナへの複素数値チャネル利得を示す。
【0056】
Nt=1かつNr>1であるとき、MIMOシステムは、単入力多出力(Single Input Multiple Output、SIMO)システムである。または、Nt>1かつNr=1であるとき、MIMOシステムは、多入力単出力(Multiple Input Single Output、MISO)システムである。SIMOシステムおよびMISOシステムはどちらも、MIMOシステムの特定の場合と見なされ得る。本願の実施形態は、MIMOシステムに適用できる。
【0057】
2.プリコーディング行列
【0058】
信号伝送側が伝送側と受信側との間のチャネルに関するチャネル情報を取得した後、取得したチャネル情報に基づいて被送信信号の事前処理を実行し得る。データストリーム間の幾つかまたは全ての干渉が伝送側で予め排除されてよく、データ送信用リンク適応が実装されてよい。言い換えれば、データストリーム間の干渉を最大限に低減させるべく、異なるデータ送信方式が異なるチャネル条件に応じて使用され得る。
【0059】
伝送側がプリコーディング処理を実行するときに使用される行列が「プリコーディング行列」である。
【0060】
伝送側がプリコーディング処理を実行した後の受信信号yと送信信号xとの関係が以下の式で示され得る。
【数21】
[この文献は図面を表示できません]
ここで、Fはプリコーディング行列である。
【0061】
3.現在のLTE FDDシステムにおけるダウンリンク送信中の事前処理方法
【0062】
基地局がUEに測定基準信号を送信する。UEは、受信した測定基準信号に基づいてチャネル推定を実行してチャネル行列Hを取得し、予め設定されたコードブックセットC={Wi}からプリコーディング行列Sを選択する。これにより、能力が最大化されるか、または、信号対雑音比(Signal−to−Noise Ratio、SNR)が最大化される。UEは、選択したプリコーディング行列のインデックスPMIを基地局にフィードバックする。
【0063】
例えば、以下の表には、アンテナポートの数が2であるコードブックが示されている。現在のところ、ランクが1であるプリコーディング行列は4つしかない。
【表1】
[この文献は図面を表示できません]
【0064】
UEによりフィードバックしたプリコーディング行列は量子化されていることが分かる。従って、誤差が存在する結果、基地局により取得されたチャネル情報は不正確であり、リンク適応性能は低い。
【0065】
4.別のチャネル情報フィードバック方法
【0066】
基地局がUEに測定基準信号を送信する。UEは、受信した測定基準信号に基づいてチャネル推定を実行してチャネル行列Hを取得し、UEは、Hを説明するために使用されるチャネル情報を基地局に直接フィードバックする。この場合は、フィードバックした情報量が比較的多く、オーバーヘッドが大きい。その結果、データ伝送効率が低下し、システム性能が低下する。
【0067】
本願の実施形態によると、フィードバックされるチャネル情報の中で、チャネル行列を復元するために比較的重要であり、かつ、高精度を必要とする情報には、例えば、量子化を省略すること、または、比較的大量の量子化ビットで量子化を実行することにより、別の例では、比較的短い周期を用いてフィードバックを実行することにより、別の例では、全システム帯域幅に対するフィードバックを実行する代わりに、システム帯域幅内の予め設定されたサブバンドごとにフィードバックを実行することにより、比較的高いフィードバック精度が使用される。
【0068】
例としては、以下の解決手段1における第1チャネル情報、すなわち、プリコーディング行列内の各要素の量子化されていない位相情報が挙げられる。別の例としては、以下の解決手段2における第4チャネル情報(例えば、列選択情報)および第5チャネル情報(例えば、同相(co−phasing)情報)が挙げられる。係る情報は、比較的高いフィードバック精度でフィードバックされる。
【0069】
オプションとして、フィードバックされるチャネル情報の中で、チャネル行列を復元するためにそれほど重要ではなく、かつ、高精度を必要としない情報は、例えば、量子化の際に比較的少量の量子化ビットを用いることにより、別の例では、比較的長いフィードバック周期を用いてフィードバックを実行することにより、別の例では、全システム帯域幅に対するフィードバックを実行することにより、比較的低いフィードバック精度でフィードバックされる。
【0070】
例としては、以下の解決手段1における第2チャネル情報、すなわち、プリコーディング行列内の各要素の振幅情報が挙げられる。別の例としては、以下の解決手段2における第3チャネル情報が挙げられる。係る情報は、比較的低いフィードバック精度でフィードバックされる。
【0071】
これによって、チャネル情報精度を確保しながら、システムオーバーヘッドを効果的に低減させ、システム性能を高める。
【0072】
以下では、添付の図面を参照しながら本願の実施形態について詳しく説明する。
【0073】
図1は、本願のある実施形態に係る無線通信システムの概略構造図である。図1に示されている通り、無線通信システムは、第1デバイス101および第2デバイス102を含む。
【0074】
第2デバイス102は、第1デバイス101に基準信号を送信する。第1デバイス101は、第2デバイス102から受信した基準信号に基づいてチャネル推定を実行し、チャネル推定結果を示すために使用されるチャネル情報を第2デバイス102に送信する。第2デバイス102は、受信したチャネル情報に基づいて第1デバイス101にデータを送信する。
【0075】
図2には、前述した第1デバイス101と第2デバイス102との間のインタラクションプロセスが示され得る。
【0076】
第1デバイス101は基地局のようなネットワークデバイスであってよく、第2デバイス102は端末デバイスであってよい。代替的に、第1デバイス101は端末デバイスであってよく、第2デバイス102はネットワークデバイスであってよい。代替的に、第1デバイス101および第2デバイス102はどちらも端末デバイスである。代替的に、第1デバイス101および第2デバイス102はどちらもネットワークデバイスである。
【0077】
第2デバイス102が第1デバイス101に基準信号を送信すること、および、第1デバイス101が当該基準信号に基づいてチャネル推定を実行し、チャネル情報をフィードバックする限り、本願のこの実施形態で提供される解決手段は、チャネル情報を報告してデータを送信することによって、より正確なチャネル推定結果を取得し、かつ、リンク適応性能を高めるために使用され得る。
【0078】
加えて、第1デバイス101と第2デバイス102との間の通信にどちらの複信方式、例えば、前述のFDD方式または時分割複信(Time Division Duplex、TDD)方式が使用されるかに関わらず、本願のこの実施形態で提供される解決手段は、正確なチャネル推定結果を取得し、かつ、リンク適応性能を高めるために使用され得る。
【0079】
第1デバイス101と第2デバイス102との間の通信のための通信規格は、限定されるわけではないが、グローバルシステム・フォー・モバイルコミュニケーションズ(Global System of Mobile communication、GSM(登録商標))、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)IS−95、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)2000、時分割同期符号分割多元接続(Time Division−Synchronous Code Division Multiple Access、TD−SCDMA)、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))、時分割複信ロングタームエボリューション(Time Division Duplex−Long Term Evolution、TDD LTE)、周波数分割複信ロングタームエボリューション(Frequency Division Duplex−Long Term Evolution、FDD LTE)、ロングタームエボリューションアドバンスト(Long Term Evolution−Advanced、LTE−advanced)、パーソナルハンディフォンシステム(Personal Handy−phone System、PHS)、802.11シリーズのプロトコルで規定されているワイヤレスフィディリティ(Wireless Fidelity、Wi−Fi)、ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブアクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)、および様々な未来進化型の無線通信システムを含む。
【0080】
端末デバイスは無線端末であってよい。無線端末は、ユーザに音声および/またはデータ接続性を提供するデバイス、無線接続機能を有するハンドヘルドデバイス、または、無線モデムに接続されている別の処理デバイスであってよい。無線端末は、無線アクセスネットワーク(RAN、Radio Access Networkなど)を用いて1つまたは複数のコアネットワークと通信し得る。無線端末は、携帯電話(別名「セルラー」フォン)のような移動端末、および移動端末を有するコンピュータであってよく、例えば、無線アクセスネットワークと音声および/またはデータを交換する、携帯用、ポケットサイズ、ハンドヘルド、コンピュータ内蔵型または車載型のモバイル機器であってよい。例えば、無線端末は、パーソナル通信サービス(PCS、Personal Communication Service)電話、コードレス電話機、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカルループ(WLL、Wireless Local Loop)局、またはパーソナルデジタルアシスタント(PDA、Personal Digital Assistant)のようなデバイスであってよい。無線端末は、加入者ユニット(Subscriber Unit)、加入者局(Subscriber Station)、移動局(Mobile Station)、モバイルコンソール(Mobile)、遠隔局(Remote Station)、アクセスポイント(Access Point)、遠隔端末(Remote Terminal)、アクセス端末(Access Terminal)、ユーザ端末(User Terminal)、ユーザエージェント(User Agent)、ユーザデバイス(User Device)またはユーザ機器(User Equipment)と称されてもよい。
【0081】
ネットワークデバイスは、基地局、または、基地局を制御するよう構成されている無線リソース管理デバイスを含んでもよいし、基地局、および、基地局を制御するよう構成されている無線リソース管理デバイスを含んでもよい。基地局は、マクロセル、または、スモールセル(small cell)またはピコセル(pico cell)のようなスモールセルであってよい。代替的に、基地局は、ホームノードB(Home NodeB、HNB)またはホーム進化型ノードB(Home eNodeB、HeNB)のようなホーム基地局であってよい。代替的に、基地局は、中継ノード(relay)などを含み得る。
【0082】
例えば、TDD LTEシステム、FDD LTEシステムまたはLTE−AシステムのようなLTEシステムについては、ネットワークデバイスが進化型ノードB(evolved NodeB、eNodeB)であってよく、端末デバイスがUEであってよい。TD−SCDMAシステムまたはWCDMA(登録商標)システムについては、ネットワークデバイスがノードB(NodeB)および/または無線ネットワークコントローラ(Radio Network Controller、RNC)を含んでよく、端末デバイスがUEであってよい。GSM(登録商標)システムについては、ネットワークデバイスがベーストランシーバーステーション(Base Transceiver Station、BTS)および/または基地局コントローラ(Base Station Controller、BSC)を含んでよく、端末デバイスが移動局(Mobile Station、MS)であってよい。Wi‐Fiシステムについては、ネットワークデバイスがアクセスポイント(Access Point、AP)および/またはアクセスコントローラ(Access Controller、AC)を含んでよく、端末デバイスが局(Station、STA)であってよい。
【0083】
以下の図3および図6は、チャネル情報を報告する解決手段を2つ示している。
【0084】
以下では、図3および図6に示されている2つの解決手段について別々に説明する。
【0085】
図3は、本願のある実施形態に係る、第1チャネル情報を報告する解決手段の手順を示している。図3に示されている通り、当該手順は以下の段階を含む。
【0086】
S301:第2デバイス102が第1デバイス101に基準信号を送信する。ここで、基準信号は、第2デバイス102から第1デバイス101へのチャネルに対するチャネル推定を実行するために使用される。
【0087】
オプションとして、第2デバイス102がLTEシステム内の基地局であり、かつ、第1デバイス101がLTEシステム内のユーザ機器であるとき、基準信号は、復調用基準信号(Demodulation Reference Signal、DMRS)であってよい。
【0088】
S302:第1デバイス101は、基準信号に基づいてチャネル推定を実行して、チャネル行列Hを取得する。
【0089】
S303:第1デバイス101は、チャネル行列Hに基づいてプリコーディング行列を取得する。
【0090】
第1デバイス101がチャネル行列Hに基づいてプリコーディング行列を取得するとき、特異値分解(Singular Value Decomposition、SVD)または別の方式が使用され得る。
【0091】
S304:第1デバイス101は、プリコーディング行列(「行列W」と表示)を説明するために使用される第1チャネル情報および第2チャネル情報を生成する。
【0092】
第1チャネル情報は、行列W内の各要素の位相情報を含む。
【0093】
第2チャネル情報は、行列W内の各要素の振幅情報を含む。
【0094】
S305:第1デバイス101は、生成した第1チャネル情報および第2チャネル情報を第2デバイス102に送信する。
【0095】
第1デバイス101は、第1チャネル情報および第2チャネル情報を一緒に第2デバイス102へ送信してもよいし、これら2種類のチャネル情報を第2デバイス102へ別々に送信してもよい。
【0096】
例えば、第1チャネル情報および第2チャネル情報が量子化されている場合は、第1チャネル情報および第2チャネル情報が処理された、例えば、符号化または変調された後、第2デバイス102に送信される。または、第1チャネル情報および第2チャネル情報が量子化されていない場合は、第1チャネル情報および第2チャネル情報がZCシーケンスに直接保持され、第2デバイス102に送信され得る。ZCシーケンスの自己相関特性および相互相関特性が比較的良好であることから、第2デバイス102がZCシーケンスからチャネル情報を取得するときに、比較的良好な信号復調性能を取得することができ、チャネル情報の取得正確度を高めることができる。
【0097】
ZCシーケンスは単なる例に過ぎない。代替的に、第1チャネル情報および第2チャネル情報は、第2デバイス102がチャネル情報を取得できる限り、別のシーケンスに保持されて送信されてもよいし、別の方式で送信されてもよい。
【0098】
ZCシーケンスまたは別のシーケンスに保持される方式は、実際のところ物理層送信方式である。実際は、チャネル情報が媒体アクセス制御(Medium Access Control、MAC)シグナリング、または、より上位層のシグナリング、例えば、(Radio Resource Control、RRC)シグナリングを用いて伝送されてもよい。
【0099】
S306:第2デバイス102は、受信した第1チャネル情報および第2チャネル情報に基づいてプリコーディング行列を生成し、生成したプリコーディング行列に基づいて、第1デバイス101にデータを送信するために使用される送信方式を決定する。生成したプリコーディング行列に基づいて、第2デバイス102によりデータ送信方式を決定するための方法については、量子化されたプリコーディング行列に基づいて、基地局によりデータ送信方式を決定する先行技術の方法を参照されたい。
【0100】
S307:第2デバイス102は、決定した送信方式で第1デバイス101にデータを送信する。
【0101】
段階S304では、第1デバイス101が第1チャネル情報を生成するときに、第1デバイス101が、システム周波数帯域内の予め設定されたサブバンドごとに第1チャネル情報を生成し得る。
【0102】
これは、大規模なシミュレーションおよび実験から、行列W内の各要素の位相情報がチャネル行列を復元するために比較的重要であり、かつ、行列W内の各要素の振幅情報が位相情報ほど重要ではないことが分かるからである。従って、第1デバイス101がチャネル情報をフィードバックするとき、第1チャネル情報の精度は、第2チャネル情報の精度よりも高い。具体的な実装では、例えば、量子化、フィードバック周期、および、チャネル情報がサブバンドに対して生成されるのか全システム帯域幅に対して生成されるのか、といった様々な手段が使用され得る。例えば、
第1チャネル情報は、量子化されていないチャネル情報であり、第2チャネル情報は、量子化されたチャネル情報である。
第1チャネル情報および第2チャネル情報はどちらも、量子化されたチャネル情報であり、第1チャネル情報の量子化ビットの数は、第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多い。
第1チャネル情報は、システム周波数帯域内の予め設定されたサブバンドごとに生成され、第2チャネル情報は、全システム帯域幅に対して生成される。
第1チャネル情報の送信周期は、第2チャネル情報の送信周期よりも短い。
【0103】
以下では、第1チャネル情報および第2チャネル情報のフィードバックについて別々に詳しく説明する。
【0104】
1.第1チャネル情報を生成およびフィードバックする方式
【0105】
(1)量子化方式
【0106】
第1チャネル情報には、以下の量子化方式のうちの1つが使用され得る。
方式1:第1チャネル情報の量子化を省略し、アナログパラメータを直接フィードバックする。
方式2:第1チャネル情報に高精度の量子化方式を使用する。
【0107】
第1チャネル情報に高精度の量子化方式を用いることによって、第2デバイス102により取得される第1チャネル情報の精度が確保され得る。その結果、比較的正確なプリコーディング行列が取得され、当該比較的正確なプリコーディング行列に基づいてデータが送信され、比較的良好なリンク適応効果を取得でき、システム性能が高まる。
【0108】
オプションとして、第1チャネル情報の量子化のための量子化ビットの数は、第2チャネル情報の量子化のための量子化ビットの数以上である。このように、第1チャネル情報および第2チャネル情報は別様に処理される。チャネル行列を復元するために重要である位相情報には、高精度の量子化が使用され、それほど重要ではない振幅情報には、低精度の量子化が使用される。これによってチャネル情報のフィードバック精度を確保できるだけでなく、情報フィードバック量を効果的に低減させ、システムオーバーヘッドを低減させ、データ伝送効率を高めることもできる。
【0109】
方式3:グループ内の第1チャネル情報を送信する。ここで、各グループには、量子化されていない情報もあれば、高精度に量子化されている情報もある。
【0110】
第1チャネル情報は、第1チャネルサブ情報のK個のグループに分割される。ここで、Kは正の整数であり、プリコーディング行列Wに含まれる列ベクトルの数であり、各列ベクトルが第1チャネルサブ情報の1つのグループに対応している。
【0111】
第1チャネルサブ情報は更に、
基本的第1チャネルサブ情報(ここで、基本的第1チャネルサブ情報は、第1チャネルサブ情報に対応する列ベクトル内の基準要素の位相情報であり、基準要素の位相は、非ゼロであり、基本的第1チャネルサブ情報は量子化されていない)と、
L−2個の相対的第1チャネルサブ情報(ここで、Lは列ベクトルの長さ、すなわち、第2デバイス102の伝送アンテナポートの数である。1つの相対的第1チャネルサブ情報が、位相が非ゼロである、列ベクトル内の基準要素以外の1つの要素に対応しており、対応する要素の位相と基準要素の位相との間のずれを示すために使用され、相対的第1チャネルサブ情報は、量子化されたチャネル情報である)と
を含む。
【0112】
オプションとして、相対的第1チャネルサブ情報の量子化のための量子化ビットの数は、第2チャネル情報の量子化のための量子化ビットの数以上である。同様に、このように、第1チャネル情報および第2チャネル情報は別様に処理される。チャネル行列を復元するために重要である位相情報には、高精度の量子化が使用され、それほど重要ではない振幅情報には、低精度の量子化が使用される。これによってチャネル情報のフィードバック精度を確保できるだけでなく、情報フィードバック量を効果的に低減させ、システムオーバーヘッドを低減させ、データ伝送効率を高めることもできる。
【0113】
以下では、例を用いて方式3について説明する。
【0114】
行列Wの任意の列ベクトルの位相情報が以下の通り表され得ると仮定する。
【数22】
[この文献は図面を表示できません]
【0115】
【数23】
[この文献は図面を表示できません]
は、列ベクトルvの最初のL−1個の要素の位相であり、Lは第2デバイス102の伝送アンテナポートの数である。別の位相を表すために任意の位相が使用される。例えば、
【数24】
[この文献は図面を表示できません]
【0116】
式2では、基準要素が第1要素
【数25】
[この文献は図面を表示できません]
(言うまでもなく、基準要素は、位相が非ゼロである限り、列ベクトル内の別の要素であってよい)である。基本的第1チャネルサブ情報は、
【数26】
[この文献は図面を表示できません]
を説明するために使用され、第1デバイス101は、フィードバック中にアナログパラメータを用いて
【数27】
[この文献は図面を表示できません]
をフィードバックし得る。
【0117】
【数28】
[この文献は図面を表示できません]
は、前述したL−2個の相対的第1チャネルサブ情報により説明される情報である。これらの関連因子は、量子化後にフィードバックされ得る。
【0118】
このように、列ベクトルの位相情報全てに対して、たった1つのアナログパラメータと、L−2個の量子化されたデジタルパラメータとがフィードバックされるべきである。これによって、L−1個のアナログパラメータの直接的フィードバックと比べてオーバーヘッドが低減する。
【0119】
(2)生成方式
【0120】
図4を参照して、全システム周波数帯域が10個のサブバンド(subband)、例えば、図4に示されているサブバンド1からサブバンド10に予め分割されていると仮定する。
【0121】
オプションとして、第1デバイス101は、10個のサブバンドの各々に対して対応する第1チャネル情報を生成する。
【0122】
LTEシステムを例として用いると、第1デバイス101は、RBをP個ごとに1つのグループとして用いることによりプリコーディング行列を測定し得る。ここで、Pは正の整数である。例えば、10MHzのシステム周波数帯域(50個のリソースブロック(Resource Block,RB))については、第1デバイス101が、RBを10個ごとに1つのグループとして用いることによりプリコーディング行列を測定し、当該プリコーディング行列の位相情報をフィードバックする。これはサブバンドベースのフィードバックである。
【0123】
このように、第2デバイス102は、各サブバンドの第1チャネル情報を取得し得る。ブロードバンドのフィードバック(すなわち、チャネル情報が全システム周波数帯域に対してフィードバックされる)と比べて、サブバンドベースのフィードバックは、比較的高いフィードバック精度を有しており、システム性能を効果的に高めることもできる。
【0124】
サブバンド幅は予め設定された値であってもよいし、特定の状況に応じて第1デバイス101により決定されてもよいし、メッセージを用いて第2デバイス102により第1デバイス101へ通知されてもよい。例えば、第1デバイス101が、受信した基準信号に基づいてチャネル推定を実行し、チャネル品質が比較的良好であると判断するとき、第1デバイス101は、サブバンド幅を比較的大きい値に設定し得る。または、第1デバイス101が、チャネル品質が比較的低いと判断するとき、第1デバイス101は、第1チャネル情報を比較的高い精度でフィードバックすべく、サブバンド幅を比較的小さい値に設定し得る。別の例として、第1デバイス101は、被送信データの量に基づいてサブバンド幅を設定し得る。被送信データの量が比較的少ないとき、第1デバイス101は、サブバンド幅を比較的小さい値に設定し得る。この場合は、第1チャネル情報のオーバーヘッドが比較的大きいものの、被送信データの量が少ないことによりシステム性能が著しく影響されることはない。被送信データの量が比較的多い場合、第1デバイス101は、第1チャネル情報のオーバーヘッドを低減させ、かつ、データ送信を保証すべく、サブバンド幅を比較的大きい値に設定し得る。
【0125】
(3)フィードバック周期
【0126】
第1デバイス101は、比較的短い周期で第1チャネル情報をフィードバックしてよく、比較的長い周期で第2チャネル情報をフィードバックしてよい。このように、第2デバイス102は、比較的正確なプリコーディング行列を生成すべく、比較的集約した第1チャネル情報を取得することができる。
【0127】
例えば、LTEシステムにおいて、第1デバイス101がUEであり、第2デバイス102が基地局である場合、現在のLTEシステムにおいて、UEが基地局に第1チャネル情報を送信する周期は、PMIフィードバック周期以下であってよい。例えば、現在のFDD LTEシステムにおけるPMIフィードバック周期は5ミリ秒(ms)であり、本願のこの実施形態において第1デバイス101が第1チャネル情報をフィードバックする周期は2msであってよい。
【0128】
要約すると、第1チャネル情報を生成およびフィードバックするときに、第1デバイス101は、サブバンドごとに第1チャネル情報を生成し、非量子化アナログ方式または高精度の量子化デジタル方式で第1チャネル情報をフィードバックし、比較的短いフィードバック周期で第1チャネル情報をフィードバックし得る。このように、第2デバイス102は、比較的正確で比較的重要な位相情報を取得し得る。
【0129】
2.第2チャネル情報を生成およびフィードバックする方式
【0130】
(1)量子化方式
【0131】
第2チャネル情報には、精度の異なる量子化方式、特に、低精度の量子化方式が使用され得る。例えば、行列W内の要素の振幅値が0.1855である。2ビット量子化の後に取得される値が0.25であり、4ビット量子化の後に取得される値が0.1875である。4ビット量子化の量子化精度は、2ビット量子化の量子化精度よりも高い。
【0132】
(2)生成方式
【0133】
図5を参照すると、第1デバイス101は、全システム周波数帯域に対して第2チャネル情報を生成し得る。言い換えれば、ブロードバンドベースのフィードバックを実行し、全帯域幅に関する行列Wの振幅情報を測定し、振幅情報をフィードバックする。
【0134】
(3)フィードバック周期
【0135】
第1デバイス101は、比較的長い周期で第2チャネル情報をフィードバックし得る。これによって、第2チャネル情報の情報量を単位時間内で効果的に制御し、第2チャネル情報のオーバーヘッドを低減させることができる。
【0136】
LTEシステムを更に例として用いると、第1デバイス101がUEであり、第2デバイス102が基地局である場合、現在のLTEシステムにおいて、UEが第2チャネル情報を基地局に送信する周期は、PMIフィードバック周期以上であってよい。例えば、現在のFDD LTEシステムにおけるPMIフィードバック周期は5ミリ秒(ms)であり、本願のこの実施形態において第1デバイス101が第2チャネル情報をフィードバックする周期は5msまたは10msなどであってよい。
【0137】
要約すると、第2チャネル情報を生成およびフィードバックするときに、第1デバイス101は、全システム周波数帯域に対して第2チャネル情報を生成し、低精度の量子化デジタル方式で第2チャネル情報をフィードバックし、比較的長いフィードバック周期で第2チャネル情報をフィードバックし得る。これによって、第2チャネル情報のオーバーヘッドを最大限に低減させ、システム性能を高めることができる。
【0138】
加えて、別の方式によると、第1デバイス101は、第2チャネル情報を送信せず、第2デバイス102に第1チャネル情報のみを送信する。言い換えれば、段階S304で第1デバイス101が第2チャネル情報を生成することはなく、段階S305で第1デバイス101が第2チャネル情報を送信することもない。
【0139】
第1チャネル情報の受信後、第2デバイス102は、予め設定された振幅値をプリコーディング行列内の各要素の振幅値として用いてプリコーディング行列を生成してよい。または、第2デバイス102は、ランク値または伝送アンテナポートの数のような情報に基づいて振幅値を決定した後、決定した振幅値をプリコーディング行列内の各要素の振幅値として用いてプリコーディング行列を生成してよい。第1チャネル情報が入手可能であり、第1チャネル情報が比較的高い精度でフィードバックされ得ることから、第2デバイス102により取得される第1チャネル情報の精度は確保され得る。その結果、比較的正確なプリコーディング行列が取得され、当該比較的正確なプリコーディング行列に基づいてデータが送信され、比較的良好なリンク適応効果を取得でき、システム性能が高まる。
【0140】
言うまでもなく、第1デバイス101が第2チャネル情報を生成し、第2デバイス102にフィードバックする場合は、第2デバイス102により取得されるチャネル情報がより正確であり、復元されるプリコーディング行列がより正確であり、より良好なリンク適応効果が取得され得る。
【0141】
以下では、例を用いることにより、図3に示されている手順でチャネル行列Hに基づいてプリコーディング行列を取得する方式について説明する。本明細書では、例えば、プリコーディング行列を取得すべく、チャネル行列HのSVD分解が実行される。プリコーディング行列がチャネル行列Hに基づいて取得され得る限り、使用可能な分解方式は、SVD分解方式に限定されない。代替的に、行列Hは、行列がチャネル特性を表し得る限り、チャネル行列の共分散行列であってよい。
【0142】
第1デバイス101は、チャネル行列Hの固有ベクトルを取得すべく、以下の式3に基づいてチャネル行列Hの固有値分解を実行し得る。
【数29】
[この文献は図面を表示できません]
【0143】
【数30】
[この文献は図面を表示できません]
は対角行列であり、Vはチャネル行列Hの固有ベクトルを含む行列である。チャネル行列Hのランク(Rank)およびSNRが
【数31】
[この文献は図面を表示できません]
に基づいて取得されてよく、チャネルのプリコーディング行列WがVに基づいて取得されてよい。ここで、行列Wの列の数は、チャネル行列Hのランクに等しくてよい。
【0144】
図6は、本願のある実施形態に係る、第2チャネル情報を報告する解決手段の手順を示している。図6に示されている通り、当該手順は以下の段階を含む。
【0145】
S601:第2デバイス102が第1デバイス101に基準信号を送信する。ここで、基準信号は、第2デバイス102から第1デバイス101へのチャネルに対するチャネル推定を実行するために使用される。
【0146】
段階S601については、段階S301を参照されたい。
【0147】
S602:第1デバイス101は、基準信号に基づいてチャネル推定を実行して、プリコーディング行列(本明細書ではWと表示)を取得する。
【0148】
段階S302およびS303を参照されたい。すなわち、第2デバイス102は、基準信号に基づいてチャネル推定を実行してチャネル行列Hを取得した後、チャネル行列Hを分解してプリコーディング行列を取得する。
【0149】
代替的に、第1デバイス101は、基準信号に基づいてチャネル推定を実行するときに、現在のLTEシステムにおける方法を用いてプリコーディング行列を取得してよい。
【0150】
プリコーディング行列Wは、Nt行R列の行列であり、
【数32】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数33】
[この文献は図面を表示できません]
は、Nt/2行M列の行列であり、
【数34】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数35】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がNt/2である列ベクトルであり、0≦i≦M−1であり、Ntは、第2デバイスにより基準信号を送信するためのアンテナポートの数であり、
【数36】
[この文献は図面を表示できません]
は、2M行R列の行列であり、
【数37】
[この文献は図面を表示できません]
であり、ここで、
【数38】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がMである単位ベクトルであり
【数39】
[この文献は図面を表示できません]
番目の要素の値のみが1であり、他の要素の値は全て0であり、0≦m≦R−1であり、
【数40】
[この文献は図面を表示できません]
は、絶対値が1である複素数であり、0≦n≦R−1であり、M、RおよびNtは全て正の整数であり、Ntは偶数である。
【数41】
[この文献は図面を表示できません]
は、チャネル行列の固有ベクトルであってもよいし、DFTベクトルであってもよい。
【0151】
S603:第1デバイス101は、プリコーディング行列Wを説明するために使用される第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を生成する。
【0152】
第3チャネル情報は、
【数42】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用される。
【0153】
第4チャネル情報は、
【数43】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用される。
【0154】
第5チャネル情報は、
【数44】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用される。
【0155】
第3チャネル情報の精度は、第5チャネル情報の精度よりも低い。
【0156】
S604:第1デバイス101は、生成した第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を第2デバイス102に送信する。
【0157】
第1デバイス101は、第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報のうちの1つまたは複数をZCシーケンスに直接追加し、符号化プロセスも変調プロセスも経ることなく、第2デバイス102に情報を送信する。例えば、第1デバイス101は、第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報内の量子化されていない情報をZCシーケンスに直接追加してよく、第2デバイス102に当該情報を送信する。ZCシーケンスの自己相関特性および相互相関特性が比較的良好であることから、第2デバイス102がZCシーケンスからチャネル情報を取得するときに、比較的良好な信号復調性能を取得することができ、チャネル情報の取得正確度を高めることができる。
【0158】
ZCシーケンスは単なる例に過ぎない。代替的に、第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報は、第2デバイス102がチャネル情報を取得できる限り、別のシーケンスに保持されて送信され得る。
【0159】
ZCシーケンスまたは別のシーケンスに保持される方式は、実際のところ物理層送信方式である。実際は、チャネル情報が媒体アクセス制御(Medium Access Control、MAC)シグナリング、または、より上位層のシグナリング、例えば、(Radio Resource Control、RRC)シグナリングを用いて伝送されてもよい。
【0160】
S605:第2デバイス102は、受信した第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報に基づいてプリコーディング行列を生成し、生成したプリコーディング行列に基づいて、第1デバイス101にデータを送信するために使用される送信方式を決定する。生成したプリコーディング行列に基づいて、第2デバイス102によりデータ送信方式を決定するための方法については、量子化されたプリコーディング行列に基づいて、基地局によりデータ送信方式を決定する先行技術の方法を参照されたい。
【0161】
S606:第2デバイス102は、決定した送信方式で第1デバイス101にデータを送信する。
【0162】
第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報は、第2デバイス102によりプリコーディング行列を決定するために使用され、プリコーディング行列は、第2デバイス102により送信された基準信号に基づいて第1デバイス101により実行されるチャネル推定から取得される。
【0163】
オプションとして、
【数45】
[この文献は図面を表示できません]
内の列ベクトルは、離散フーリエ変換(Discrete Fourier Transform、DFT)ベクトルであってもよいし、チャネル行列分解から取得される、量子化されていないまたは量子化された列ベクトルであってもよい。
【0164】
例えば、以下の式4を参照すると、プリコーディング行列Wは、2つのコードブック、W1およびW2を含む。
【数46】
[この文献は図面を表示できません]
ここで、
【数47】
[この文献は図面を表示できません]
である。
【0165】
【数48】
[この文献は図面を表示できません]
は、Xに含まれるM個のベクトルの例である。オプションとして、
【数49】
[この文献は図面を表示できません]
は、チャネル行列HのSVD分解が実行された後に取得される列ベクトルである。これらのベクトルは長期間にわたる統計から取得され、量子化されていない。
【0166】
ベクトルbは、長さが第2デバイス102(例えば、基地局)の伝送アンテナポートの数である、列ベクトルである。Mの値は、予め設定された値、または、第2デバイス102により予め構成された値であってよい。
【0167】
例えば、第1デバイス101がチャネル情報をフィードバックする周期が20msであり、チャネル測定周期が5msであり、チャネル行列Hが4×4行列である場合は、20msで合計16個の列ベクトルに関する統計が収集される。Mの値は、4に予め設定されてもよいし、第2デバイス102により、ある値、例えば、2、4または8に予め構成されてもよい。
【0168】
チャネル行列ランクが1に等しいとき、
【数50】
[この文献は図面を表示できません]
である。
【0169】
チャネル行列ランクが2に等しいとき、
【数51】
[この文献は図面を表示できません]
であり、ここで、WはM個の列ベクトルの集合を示し、Wはビームの特定の方向を示し、Wは列選択情報
【数52】
[この文献は図面を表示できません]
および、同相(co−phasing)情報
【数53】
[この文献は図面を表示できません]
を含む。
【0170】
同相情報
【数54】
[この文献は図面を表示できません]
は、第2デバイス102の伝送アンテナの2つの偏波方向間の位相ずれであり、0から2πの範囲にある任意の値であってよい。第1デバイス101が第2デバイス102に情報を送信するとき、当該情報の量子化は実行されないかもしれず、当該情報は、アナログパラメータを用いてフィードバックされ得る。同相情報は第5チャネル情報の例である。
【0171】
式5および式6を用いて、チャネル行列のランクが別の値である状況が推定され得る。ランクがm(mは正の整数)に等しい場合、Wはm個の列ベクトルを含む。
【0172】
段階S603では、第3チャネル情報を生成するときに、第1デバイス101が全システム周波数帯域に対して第3チャネル情報を取得し得る。詳細については図7を参照されたい。例えば、先述の通り、全システム周波数帯域は、サブバンド1からサブバンド10までの10個のサブバンドに分割され、第1デバイス101は、全システム周波数帯域に対して第3チャネル情報を生成する。
【0173】
第4チャネル情報を生成するとき、第1デバイス101は、第4チャネル情報を全システム周波数帯域のサブバンドごとに生成し得る。
【0174】
第5チャネル情報を生成するとき、第1デバイス101は、第5チャネル情報を全システム周波数帯域のサブバンドごとに生成し得る。
【0175】
オプションとして、第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報は全て、周期的にフィードバックされてよく、第5チャネル情報のフィードバック周期は、第3チャネル情報のフィードバック周期よりも短い。
【0176】
大規模なシミュレーションおよび実験から、行列Wにおいて、Wはチャネル行列を復元するために比較的重要であり、WはWほど重要ではないことが分かる。従って、第1デバイス101がチャネル情報をフィードバックするとき、第5チャネル情報の精度は、第3チャネル情報の精度よりも高い。例えば、第5チャネル情報の精度が第3チャネル情報の精度よりも高くなるように実装すべく、例えば、量子化、フィードバック周期、および、フィードバックがサブバンドに対するものなのか全システム帯域幅に対するものなのか、といった様々な方式が使用され得る。これによって、チャネル情報のフィードバック精度を確保できるだけでなく、チャネル情報を表すフィードバック量を効果的に低減させることもできる。
【0177】
以下では、様々なチャネル情報を生成および送信する方式について詳しく説明する。
【0178】
1.第3チャネル情報を生成およびフィードバックする方式
【0179】
(1)量子化方式
方式1:第3チャネル情報の量子化を省略し、アナログパラメータを直接フィードバックする。
方式2:第3チャネル情報の量子化のための量子化ビットの数は、第5チャネル情報の量子化のための量子化ビットの数よりも少ない。
(2)生成方式
先述の通り、第3チャネル情報を生成するとき、第1デバイス101は、全システム周波数帯域に対して第3チャネル情報を生成し得る。
(3)フィードバック周期
第1デバイス101は、比較的長い周期で第3チャネル情報を送信し、比較的短い周期で第5チャネル情報を送信し得る。第3チャネル情報のフィードバック周期を適切に設定することにより、第3チャネル情報の量が効果的に低減し得る。
【0180】
LTEシステムを更に例として用いると、第1デバイス101がUEであり、第2デバイス102が基地局である場合、現在のLTEシステムにおいて、UEが第3チャネル情報を基地局に送信する周期は、PMIフィードバック周期以上であってよい。例えば、現在のFDD LTEシステムにおけるPMIフィードバック周期は5msであり、本願のこの実施形態において第1デバイス101が第3チャネル情報をフィードバックする周期は5msまたは10msなどであってよい。
【0181】
式4に示されているダブルコードブック構造が例として使用される。図8を参照すると、第1デバイス101は、W内の有効な情報aをZCシーケンスに変調し、当該ZCシーケンスを第2デバイス102に送信し得る。斜線部分に対応する信号が基準信号である。この図において、IFFTは、逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform)を表す。
【0182】
要約すると、第3チャネル情報を生成およびフィードバックするときに、第1デバイス101は、全システム周波数帯域に対して第3チャネル情報を生成し、低精度の量子化デジタル方式で第3チャネル情報をフィードバックし、比較的長いフィードバック周期で第3チャネル情報をフィードバックし得る。これによって、第3チャネル情報の量を効果的に低減させることができる。
【0183】
2.第4チャネル情報を生成およびフィードバックする方式
(1)量子化方式
第4チャネル情報は、デジタル方式でフィードバックされる。
(2)生成方式
先述の通り、第4チャネル情報を生成するとき、第1デバイス101は、第4チャネル情報をシステム周波数帯域のサブバンドごとに生成し得る。詳細については図9を参照されたい。
【0184】
(3)フィードバック周期
【0185】
第1デバイス101は、比較的短い周期で第4チャネル情報を送信し得る。第4チャネル情報のフィードバック周期を適切に設定することにより、第2デバイス102は、比較的集約した第4チャネル情報を取得し、比較的正確なプリコーディング行列を生成することができる。
【0186】
LTEシステムを更に例として用いると、第1デバイス101がUEであり、第1デバイス102が基地局である場合、現在のLTEシステムにおいて、UEが第4チャネル情報を基地局に送信する周期は、PMIフィードバック周期以下であってよい。例えば、現在のFDD LTEシステムにおけるPMIフィードバック周期は5msであり、本願のこの実施形態において第1デバイス101が第4チャネル情報をフィードバックする周期は2msなどであってよい。
【0187】
要約すると、第4チャネル情報を生成およびフィードバックするときに、第1デバイス101は、システム周波数帯域のサブバンドごとに第4チャネル情報を生成し、デジタル方式で第4チャネル情報をフィードバックし、比較的短いフィードバック周期で第4チャネル情報をフィードバックし得る。これによって、第4チャネル情報のフィードバック精度を効果的に高めることができ、その結果、第2デバイス102は、比較的正確なプリコーディング行列を生成することができる。
【0188】
2.第5チャネル情報を生成およびフィードバックする方式
【0189】
(1)量子化方式
【0190】
第5チャネル情報には、以下の量子化方式のうちの1つが使用され得る。
方式1:第5チャネル情報の量子化を省略し、アナログパラメータを直接フィードバックする。
方式2:第5チャネル情報に高精度の量子化方式を使用する。
第5チャネル情報の量子化ビットの数を設定することにより、第5チャネル情報の量子化精度が効果的に制御され得る。その結果、第2デバイス102により取得される第5チャネル情報の精度を確保でき、比較的正確なプリコーディング行列が取得され、当該比較的正確なプリコーディング行列に基づいてデータが送信され、比較的良好なリンク適応効果を取得でき、システム性能が高まる。
(2)生成方式
先述の通り、第5チャネル情報を生成するとき、第1デバイス101は、システム周波数帯域のサブバンドごとに第5チャネル情報を生成し得る。詳細については図10を参照されたい。
(3)フィードバック周期
第1デバイス101は、比較的短い周期で第5チャネル情報を送信し得る。第5チャネル情報のフィードバック周期を適切に設定することにより、第2デバイス102は、比較的集約した第5チャネル情報を取得し、比較的正確なプリコーディング行列を生成することができる。
【0191】
LTEシステムを更に例として用いると、第1デバイス101がUEであり、第2デバイス102が基地局である場合、現在のLTEシステムにおいて、UEが第5チャネル情報を基地局に送信する周期は、PMIフィードバック周期以下であってよい。例えば、現在のFDD LTEシステムにおけるPMIフィードバック周期は5msであり、本願のこの実施形態において第1デバイス101が第5チャネル情報をフィードバックする周期は2msなどであってよい。
【0192】
要約すると、第5チャネル情報を生成およびフィードバックするときに、第1デバイス101は、システム周波数帯域のサブバンドごとに第5チャネル情報を生成し、非量子化アナログ方式または高精度の量子化デジタル方式で第5チャネル情報をフィードバックし、比較的短いフィードバック周期で第5チャネル情報をフィードバックし得る。これによって、第5チャネル情報のフィードバック精度を効果的に高めることができ、その結果、第2デバイス102は、比較的正確なプリコーディング行列を生成することができる。
【0193】
加えて、第1デバイス101が第3チャネル情報を送信する周期は、第1デバイス101が第4チャネル情報を送信する周期以上であり、第1デバイス101が第5チャネル情報を送信する周期以上である。
【0194】
第3チャネル情報および第5チャネル情報がどちらも量子化後にフィードバックされる場合、第3チャネル情報の量子化のための量子化ビットの数は、第5チャネル情報の量子化のための量子化ビットの数以下である。
【0195】
図11は、本願のある実施形態に係る第1の第1デバイスの概略構造図である。図11に示されている通り、第1デバイスは、受信モジュール1101、処理モジュール1102および送信モジュール1103を含む。
【0196】
第1の任意的な実装によると、
受信モジュール1101は、第2デバイスから基準信号を受信するよう構成され、
処理モジュール1102は、受信モジュール1101により受信された基準信号に基づいてプリコーディング行列を取得し、当該プリコーディング行列を示すために使用される第1チャネル情報および第2チャネル情報を生成するよう構成され、
送信モジュール1103は、第2デバイスに当該第1チャネル情報および当該第2チャネル情報を送信するよう構成される。ここで、
第1チャネル情報の精度は、第2チャネル情報の精度よりも高く、
第1チャネル情報は、プリコーディング行列内の各要素の位相情報を含み、第2チャネル情報は、プリコーディング行列内の各要素の振幅情報を含む。
【0197】
当該装置の別の任意的な実装については、第1デバイス101が第1チャネル情報および第2チャネル情報を生成およびフィードバックする、前述の実装を参照されたい。受信モジュール1101は、第1デバイス101の受信操作、例えば、基準信号、データおよび制御情報の受信を実装するよう構成され得る。処理モジュール1102は、第1デバイス101の処理操作、例えば、基準信号に基づくチャネル推定の実行、および、チャネル情報の生成を実装するよう構成され得る。送信モジュール1103は、第1デバイス101の送信操作、例えば、チャネル情報、データおよび制御情報の送信を実装するよう構成され得る。
【0198】
第2の任意的な実装によると、
受信モジュール1101は、第2デバイスから基準信号を受信するよう構成され、
処理モジュール1102は、受信モジュール1101により受信された基準信号に基づいてプリコーディング行列Wを取得するよう構成される。ここで、Wは、Nt行R列の行列であり、
【数55】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数56】
[この文献は図面を表示できません]
は、Nt/2行M列の行列であり、
【数57】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数58】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がNt/2である列ベクトルであり、0≦i≦M−1であり、Ntは、第2デバイスにより基準信号を送信するためのアンテナポートの数であり、
【数59】
[この文献は図面を表示できません]
は、2M行R列の行列であり、
【数60】
[この文献は図面を表示できません]
であり、ここで、
【数61】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がMである単位ベクトルであり、
【数62】
[この文献は図面を表示できません]
番目の要素の値のみが1であり、他の要素の値は全て0であり、0≦m≦R−1であり、
【数63】
[この文献は図面を表示できません]
は、絶対値が1である複素数であり、0≦n≦R−1であり、M、RおよびNtは全て正の整数であり、Ntは偶数であり、
処理モジュール1102は更に、第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を生成するよう構成される。
ここで、第3チャネル情報は、
【数64】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
第4チャネル情報は、
【数65】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
第5チャネル情報は、
【数66】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
第3チャネル情報の精度は、第5チャネル情報の精度よりも低く、
送信モジュール1103は、第2デバイスに第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を送信するよう構成される。
【0199】
当該装置の別の任意的な実装については、第1デバイス101が第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を生成およびフィードバックする、前述の実装を参照されたい。受信モジュール1101は、第1デバイス101の受信操作、例えば、基準信号、データおよび制御情報の受信を実装するよう構成され得る。処理モジュール1102は、第1デバイス101の処理操作、例えば、基準信号に基づくチャネル推定の実行、および、チャネル情報の生成を実装するよう構成され得る。送信モジュール1103は、第1デバイス101の送信操作、例えば、チャネル情報、データおよび制御情報の送信を実装するよう構成され得る。
【0200】
図12は、本願のある実施形態に係る第2の第1デバイスの概略構造図である。図12に示されている通り、第1デバイスは、受信機1201、プロセッサ1202およびトランスミッタ1203を含む。
【0201】
第1の任意的な実装によると、
受信機1201は、第2デバイスから基準信号を受信するよう構成され、
プロセッサ1202は、受信機1201により受信された基準信号に基づいてプリコーディング行列を取得し、当該プリコーディング行列を示すために使用される第1チャネル情報および第2チャネル情報を生成するよう構成され、
トランスミッタ1203は、第2デバイスに当該第1チャネル情報および当該第2チャネル情報を送信するよう構成される。ここで、
第1チャネル情報の精度は、第2チャネル情報の精度よりも高く、
第1チャネル情報は、プリコーディング行列内の各要素の位相情報を含み、第2チャネル情報は、プリコーディング行列内の各要素の振幅情報を含む。
【0202】
当該装置の別の任意的な実装については、第1デバイス101が第1チャネル情報および第2チャネル情報を生成およびフィードバックする、前述の実装を参照されたい。受信機1201は、第1デバイス101の受信操作、例えば、基準信号、データおよび制御情報の受信を実装するよう構成され得る。プロセッサ1202は、第1デバイス101の処理操作、例えば、基準信号に基づくチャネル推定の実行、および、チャネル情報の生成を実装するよう構成され得る。トランスミッタ1203は、第1デバイス101の送信操作、例えば、チャネル情報、データおよび制御情報の送信を実装するよう構成され得る。
【0203】
第2の任意的な実装によると、
受信機1201は、第2デバイスから基準信号を受信するよう構成され、
プロセッサ1202は、受信機1201により受信された基準信号に基づいてプリコーディング行列Wを取得するよう構成される。ここで、Wは、Nt行R列の行列であり、
【数67】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数68】
[この文献は図面を表示できません]
は、Nt/2行M列の行列であり、
【数69】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数70】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がNt/2である列ベクトルであり、0≦i≦M−1であり、Ntは、第2デバイスにより基準信号を送信するためのアンテナポートの数であり、
【数71】
[この文献は図面を表示できません]
は、2M行R列の行列であり、
【数72】
[この文献は図面を表示できません]
であり、ここで、
【数73】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がMである単位ベクトルであり、
【数74】
[この文献は図面を表示できません]
番目の要素の値のみが1であり、他の要素の値は全て0であり、0≦m≦R−1であり、
【数75】
[この文献は図面を表示できません]
は、絶対値が1である複素数であり、0≦n≦R−1であり、M、RおよびNtは全て正の整数であり、Ntは偶数であり、
プロセッサ1202は更に、第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を生成するよう構成される。
ここで、第3チャネル情報は、
【数76】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
第4チャネル情報は、
【数77】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
第5チャネル情報は、
【数78】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
第3チャネル情報の精度は、第5チャネル情報の精度よりも低く、
トランスミッタ1203は、第2デバイスに第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を送信するよう構成される。
【0204】
当該装置の別の任意的な実装については、第1デバイス101が第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を生成およびフィードバックする、前述の実装を参照されたい。受信機1201は、第1デバイス101の受信操作、例えば、基準信号、データおよび制御情報の受信を実装するよう構成され得る。プロセッサ1202は、第1デバイス101の処理操作、例えば、基準信号に基づくチャネル推定の実行、および、チャネル情報の生成を実装するよう構成され得る。トランスミッタ1203は、第1デバイス101の送信操作、例えば、チャネル情報、データおよび制御情報の送信を実装するよう構成され得る。
【0205】
図13は、本願のある実施形態に係る第1の第2デバイスの概略構造図である。図13に示されている通り、第2デバイスは、受信モジュール1301、処理モジュール1302および送信モジュール1303を含む。
【0206】
第1の任意的な実装によると、
送信モジュール1303は、第1デバイスに基準信号を送信するよう構成され、
受信モジュール1301は、第1デバイスから第1チャネル情報および第2チャネル情報を受信するよう構成され、ここで、第1チャネル情報および第2チャネル情報はプリコーディング行列を示すために使用され、当該プリコーディング行列は、第1デバイスにより、受信した基準信号に基づいて取得され、ここで、
第1チャネル情報の精度は、第2チャネル情報の精度よりも高く、
第1チャネル情報は、プリコーディング行列内の各要素の位相情報を含み、第2チャネル情報は、プリコーディング行列内の各要素の振幅情報を含み、
処理モジュール1302は、第1チャネル情報および第2チャネル情報に基づいてプリコーディング行列を決定するよう構成され、
送信モジュール1303は更に、処理モジュール1302により決定されたプリコーディング行列に基づいて第1デバイスにデータを送信するよう構成される。
【0207】
当該装置の別の任意的な実装については、第2デバイス102が第1チャネル情報および第2チャネル情報を受信する、前述の実装を参照されたい。受信モジュール1301は、第2デバイス102の受信操作、例えば、チャネル情報、データおよび他の制御情報の受信を実装するよう構成され得る。処理モジュール1302は、第2デバイス102の処理操作、例えば、チャネル情報に基づくプリコーディング行列の生成、および、生成したプリコーディング行列に基づくデータ送信方式の決定を実装するよう構成され得る。送信モジュール1303は、第2デバイス102の送信操作、例えば、基準信号、データおよび制御情報の送信を実装するよう構成され得る。
【0208】
第2の任意的な実装によると、
送信モジュール1303は、第1デバイスに基準信号を送信するよう構成され、
受信モジュール1301は、第1デバイスから第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を受信するよう構成され、ここで、第3チャネル情報の精度は、第5チャネル情報の精度よりも低く、
処理モジュール1302は、第3チャネル情報、第4チャネル情報および第4チャネル情報に基づいてプリコーディング行列Wを決定するよう構成され、
送信モジュール1303は、処理モジュール1302により決定されたプリコーディング行列Wに基づいて第1デバイスにデータを送信するよう構成され、ここで、
プリコーディング行列Wは、第1デバイスにより、受信した基準信号に基づいて取得され、Wは、Nt行R列の行列であり、
【数79】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数80】
[この文献は図面を表示できません]
は、Nt/2行M列の行列であり、
【数81】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数82】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がNt/2である列ベクトルであり、0≦i≦M−1であり、Ntは、第2デバイスにより基準信号を送信するためのアンテナポートの数であり、
【数83】
[この文献は図面を表示できません]
は、2M行R列の行列であり、
【数84】
[この文献は図面を表示できません]
であり、ここで、
【数85】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がMである単位ベクトルであり、
【数86】
[この文献は図面を表示できません]
番目の要素の値のみが1であり、他の要素の値は全て0であり、0≦m≦R−1であり、
【数87】
[この文献は図面を表示できません]
は、絶対値が1である複素数であり、0≦n≦R−1であり、M、RおよびNtは全て正の整数であり、Ntは偶数であり、
第3チャネル情報は、
【数88】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
第4チャネル情報は、
【数89】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
第5チャネル情報は、
【数90】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用される。
【0209】
当該装置の別の任意的な実装については、第2デバイス102が第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を受信する、前述の実装を参照されたい。受信モジュール1301は、第2デバイス102の受信操作、例えば、チャネル情報、データおよび他の制御情報の受信を実装するよう構成され得る。処理モジュール1302は、第2デバイス102の処理操作、例えば、チャネル情報に基づくプリコーディング行列の生成、および、生成したプリコーディング行列に基づくデータ送信方式の決定を実装するよう構成され得る。送信モジュール1303は、第2デバイス102の送信操作、例えば、基準信号、データおよび制御情報の送信を実装するよう構成され得る。
【0210】
図14は、本願のある実施形態に係る第2の第2デバイスの概略構造図である。図14に示されている通り、第2デバイスは、受信機1401、プロセッサ1402およびトランスミッタ1403を含む。
【0211】
第1の任意的な実装によると、
トランスミッタ1403は、第1デバイスに基準信号を送信するよう構成され、
受信機1401は、第1デバイスから第1チャネル情報および第2チャネル情報を受信するよう構成され、ここで、第1チャネル情報および第2チャネル情報はプリコーディング行列を示すために使用され、当該プリコーディング行列は、第1デバイスにより、受信した基準信号に基づいて取得され、ここで、
第1チャネル情報の精度は、第2チャネル情報の精度よりも高く、
第1チャネル情報は、プリコーディング行列内の各要素の位相情報を含み、第2チャネル情報は、プリコーディング行列内の各要素の振幅情報を含み、
プロセッサ1402は、第1チャネル情報および第2チャネル情報に基づいてプリコーディング行列を決定するよう構成され、
トランスミッタ1403は更に、プロセッサ1402により決定されたプリコーディング行列に基づいて第1デバイスにデータを送信するよう構成される。
【0212】
当該装置の別の任意的な実装については、第2デバイス102が第1チャネル情報および第2チャネル情報を受信する、前述の実装を参照されたい。受信機1401は、第2デバイス102の受信操作、例えば、チャネル情報、データおよび他の制御情報の受信を実装するよう構成され得る。プロセッサ1402は、第2デバイス102の処理操作、例えば、チャネル情報に基づくプリコーディング行列の生成、および、生成したプリコーディング行列に基づくデータ送信方式の決定を実装するよう構成され得る。トランスミッタ1403は、第2デバイス102の送信操作、例えば、基準信号、データおよび制御情報の送信を実装するよう構成され得る。
【0213】
第2の任意的な実装によると、
トランスミッタ1403は、第1デバイスに基準信号を送信するよう構成され、
受信機1401は、第1デバイスから第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を受信するよう構成され、ここで、第3チャネル情報の精度は、第5チャネル情報の精度よりも低く、
プロセッサ1402は、第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報に基づいてプリコーディング行列Wを決定するよう構成され、
トランスミッタ1403は、プロセッサ1402により決定されたプリコーディング行列Wに基づいて第1デバイスにデータを送信するよう構成され、ここで、
プリコーディング行列Wは、第1デバイスにより、受信した基準信号に基づいて取得され、Wは、Nt行R列の行列であり、
【数91】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数92】
[この文献は図面を表示できません]
は、Nt/2行M列の行列であり、
【数93】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数94】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がNt/2である列ベクトルであり、0≦i≦M−1であり、Ntは、第2デバイスにより基準信号を送信するためのアンテナポートの数であり、
【数95】
[この文献は図面を表示できません]
は、2M行R列の行列であり、
【数96】
[この文献は図面を表示できません]
であり、ここで、
【数97】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がMである単位ベクトルであり、
【数98】
[この文献は図面を表示できません]
番目の要素の値のみが1であり、他の要素の値は全て0であり、0≦m≦R−1であり、
【数99】
[この文献は図面を表示できません]
は、絶対値が1である複素数であり、0≦n≦R−1であり、M、RおよびNtは全て正の整数であり、Ntは偶数であり、
第3チャネル情報は、
【数100】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
第4チャネル情報は、
【数101】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
第5チャネル情報は、
【数102】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用される。
【0214】
当該装置の別の任意的な実装については、第2デバイス102が第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を受信する、前述の実装を参照されたい。受信機1401は、第2デバイス102の受信操作、例えば、チャネル情報、データおよび他の制御情報の受信を実装するよう構成され得る。プロセッサ1402は、第2デバイス102の処理操作、例えば、チャネル情報に基づくプリコーディング行列の生成、および、生成したプリコーディング行列に基づくデータ送信方式の決定を実装するよう構成され得る。トランスミッタ1403は、第2デバイス102の送信操作、例えば、基準信号、データおよび制御情報の送信を実装するよう構成され得る。
【0215】
要約すると、本願の実施形態は、チャネル情報を伝送する装置および方法、ならびにシステムを提供する。Mチャネル情報において、チャネル行列を復元するために比較的重要であり、かつ、高精度を必要とする情報がフィードバックされる場合は、比較的高いフィードバック精度が使用される。チャネル行列を復元するためにそれほど重要ではなく、かつ、高精度を必要としない情報は、比較的低いフィードバック精度でフィードバックされる。 これによって、チャネル情報精度を確保しながら、システムオーバーヘッドを効果的に低減させ、システム性能を高める。
【0216】
当業者であれば、本願の実施形態が方法、システムまたはコンピュータプログラム製品として提供され得ることを理解するはずである。従って、本願は、ハードウェアのみの実施形態、ソフトウェアのみの実施形態、または、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによる実施形態の形態を使用し得る。更に、本願は、コンピュータ使用可能プログラムコードを含む1つまたは複数のコンピュータ使用可能記憶媒体(限定されるわけではないが、ディスクメモリ、CD−ROMおよび光メモリなどを含む)で実装されるコンピュータプログラム製品の形態を使用し得る。
【0217】
本願は、本願の実施形態に係る方法、デバイス(システム)およびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照しながら説明されている。コンピュータプログラム命令は、フローチャートおよび/またはブロック図の各プロセスおよび/または各ブロック、ならびに、フローチャートおよび/またはブロック図のプロセスおよび/またはブロックの組み合わせを実装するために使用され得ることを理解すべきである。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ、または、別のプログラマブルデータ処理デバイスのプロセッサのために提供されてマシンを生成し得る。その結果、コンピュータまたは別のプログラマブルデータ処理デバイスのプロセッサにより実行される命令は、フローチャートの1つまたは複数のプロセス、および/または、ブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能を実装するための装置を生成する。
【0218】
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは別のプログラマブルデータ処理デバイスに特定の方式で機能するよう命令できるコンピュータ可読メモリに記憶され得る。その結果、コンピュータ可読メモリに記憶される命令は、命令装置を含む人工物を生成する。命令装置は、フローチャートの1つまたは複数のプロセス、および/または、ブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能を実装する。
【0219】
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは別のプログラマブルデータ処理デバイスにロードされてもよい。その結果、一連の操作および段階がコンピュータまたは別のプログラマブルデバイスで実行されることで、コンピュータにより実装される処理を生成する。従って、コンピュータまたは別のプログラマブルデバイスで実行される命令は、フローチャートの1つまたは複数のプロセス、および/または、ブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能を実装するための段階を提供する。
【0220】
本願の幾つかの実施形態が説明されているが、ひとたび基本的な発明の概念を把握すれば、当業者はこれらの実施形態に対する変更および修正を加えることができる。従って、以下の請求項は、好ましい実施形態、ならびに、本願の範囲に含まれる全ての変更および修正を包含するものと解釈されることを目的としている。
【0221】
当業者であれば明らかに、本願の実施形態の趣旨および範囲から逸脱することなく、本願の実施形態に対する様々な修正および変更を加えることができる。本願は、以下の請求項および同等の技術により定義される保護の範囲に含まれる限り、これらの修正および変更を包含することを目的としている。
図1
[この文献は図面を表示できません]
図2
[この文献は図面を表示できません]
図3
[この文献は図面を表示できません]
図4
[この文献は図面を表示できません]
図5
[この文献は図面を表示できません]
図6
[この文献は図面を表示できません]
図7
[この文献は図面を表示できません]
図8
[この文献は図面を表示できません]
図9
[この文献は図面を表示できません]
図10
[この文献は図面を表示できません]
図11
[この文献は図面を表示できません]
図12
[この文献は図面を表示できません]
図13
[この文献は図面を表示できません]
図14
[この文献は図面を表示できません]
【手続補正書】
【提出日】2019年3月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第2デバイスから基準信号を受信するよう構成されている受信モジュールと、
前記受信モジュールにより受信された前記基準信号に基づいてプリコーディング行列を取得し、前記プリコーディング行列を示すために使用される第1チャネル情報および第2チャネル情報を生成するよう構成されている処理モジュールと、
前記第2デバイスに前記第1チャネル情報および前記第2チャネル情報を送信するよう構成されている送信モジュールと
を備える第1デバイスであって、前記第1チャネル情報の精度は、前記第2チャネル情報の精度よりも高く、
前記第1チャネル情報は、前記プリコーディング行列内の各要素の位相情報を含み、前記第2チャネル情報は、前記プリコーディング行列内の各要素の振幅情報を含む、第1デバイス。
【請求項2】
前記処理モジュールは、量子化されていない前記第1チャネル情報と量子化された前記第2チャネル情報とを生成するよう具体的に構成される、請求項1に記載の第1デバイス。
【請求項3】
前記処理モジュールは、量子化された前記第1チャネル情報と量子化された前記第2チャネル情報とを生成するよう具体的に構成され、前記第1チャネル情報の量子化ビットの数は、前記第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多い、請求項1に記載の第1デバイス。
【請求項4】
前記処理モジュールは、第1チャネルサブ情報のK個のグループを含む前記第1チャネル情報を生成するよう具体的に構成され、
Kは、正の整数であり、前記プリコーディング行列に含まれる列ベクトルの数であり、各列ベクトルが、第1チャネルサブ情報の1つのグループに対応しており、
前記第1チャネルサブ情報は、
基本的第1チャネルサブ情報であって、前記基本的第1チャネルサブ情報は、前記第1チャネルサブ情報に対応する列ベクトル内の基準要素の位相情報であり、前記基準要素の位相は、非ゼロである、基本的第1チャネルサブ情報と、
L−2個の相対的第1チャネルサブ情報であって、Lは、前記列ベクトルの長さであり、1つの相対的第1チャネルサブ情報が、位相が非ゼロである、前記列ベクトル内の前記基準要素以外の1つの要素に対応しており、対応する前記要素の位相と前記基準要素の前記位相との間のずれを示すために使用される、L−2個の相対的第1チャネルサブ情報と
を含み、前記基本的第1チャネルサブ情報は、量子化されていないチャネル情報であり、前記相対的第1チャネルサブ情報は、量子化されたチャネル情報である、請求項1に記載の第1デバイス。
【請求項5】
第1デバイスに基準信号を送信するよう構成されている送信モジュールと、
前記第1デバイスから第1チャネル情報および第2チャネル情報を受信するよう構成されている受信モジュールであって、前記第1チャネル情報および前記第2チャネル情報は、プリコーディング行列を示すために使用され、前記プリコーディング行列は、前記第1デバイスにより、受信した前記基準信号に基づいて取得され、
前記第1チャネル情報の精度は、前記第2チャネル情報の精度よりも高く、
前記第1チャネル情報は、前記プリコーディング行列内の各要素の位相情報を含み、前記第2チャネル情報は、前記プリコーディング行列内の各要素の振幅情報を含む、受信モジュールと、
前記第1チャネル情報および前記第2チャネル情報に基づいて前記プリコーディング行列を決定するよう構成されている処理モジュールと
を備える第2デバイスであって、
前記送信モジュールは更に、前記処理モジュールにより決定された前記プリコーディング行列に基づいて前記第1デバイスにデータを送信するよう構成される、第2デバイス。
【請求項6】
前記受信モジュールは、量子化されていない前記第1チャネル情報を受信し、量子化された前記第2チャネル情報を受信するよう具体的に構成される、請求項に記載の第2デバイス。
【請求項7】
前記受信モジュールは、量子化された前記第1チャネル情報と量子化された前記第2チャネル情報とを受信するよう具体的に構成され、前記第1チャネル情報の量子化ビットの数は、前記第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多い、請求項に記載の第2デバイス。
【請求項8】
前記受信モジュールは、第1チャネルサブ情報のK個のグループを含む前記第1チャネル情報を受信するよう具体的に構成され、Kは、正の整数であり、前記プリコーディング行列に含まれる列ベクトルの数であり、各列ベクトルが、第1チャネルサブ情報の1つのグループに対応しており、前記第1チャネルサブ情報は、
基本的第1チャネルサブ情報であって、前記基本的第1チャネルサブ情報は、前記第1チャネルサブ情報に対応する列ベクトル内の基準要素の位相情報であり、前記基準要素の位相は、非ゼロである、基本的第1チャネルサブ情報と、
L−2個の相対的第1チャネルサブ情報であって、Lは、前記列ベクトルの長さであり、1つの相対的第1チャネルサブ情報が、位相が非ゼロである、前記列ベクトル内の前記基準要素以外の1つの要素に対応しており、対応する前記要素の位相と前記基準要素の前記位相との間のずれを示すために使用される、L−2個の相対的第1チャネルサブ情報と
を含み、前記基本的第1チャネルサブ情報は、量子化されていないチャネル情報であり、前記相対的第1チャネルサブ情報は、量子化されたチャネル情報である、請求項に記載の第2デバイス。
【請求項9】
第1デバイスにより、第2デバイスから基準信号を受信する段階と、
前記第1デバイスにより、受信した前記基準信号に基づいてプリコーディング行列を取得する段階と、
前記第1デバイスにより、前記プリコーディング行列を示すために使用される第1チャネル情報および第2チャネル情報を生成する段階と、
前記第1デバイスにより、前記第2デバイスに前記第1チャネル情報および前記第2チャネル情報を送信する段階と
を備える、チャネル情報を送信する方法であって、
前記第1チャネル情報の精度は、前記第2チャネル情報の精度よりも高く、
前記第1チャネル情報は、前記プリコーディング行列内の各要素の位相情報を含み、前記第2チャネル情報は、前記プリコーディング行列内の各要素の振幅情報を含む、チャネル情報を送信する方法。
【請求項10】
前記第1チャネル情報の精度が前記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
前記第1チャネル情報が量子化されていないチャネル情報であり、前記第2チャネル情報が量子化されたチャネル情報であることを含む、請求項に記載の方法。
【請求項11】
前記第1チャネル情報の精度が前記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
前記第1チャネル情報および前記第2チャネル情報がどちらも量子化されたチャネル情報であり、前記第1チャネル情報の量子化ビットの数が前記第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多いことを含む、請求項に記載の方法。
【請求項12】
前記第1チャネル情報は、第1チャネルサブ情報のK個のグループを含み、Kは、正の整数であり、前記プリコーディング行列に含まれる列ベクトルの数であり、各列ベクトルが、第1チャネルサブ情報の1つのグループに対応しており、
前記第1チャネルサブ情報は、
基本的第1チャネルサブ情報であって、前記基本的第1チャネルサブ情報は、前記第1チャネルサブ情報に対応する列ベクトル内の基準要素の位相情報であり、前記基準要素の位相は、非ゼロである、基本的第1チャネルサブ情報と、
L−2個の相対的第1チャネルサブ情報であって、Lは、前記列ベクトルの長さであり、1つの相対的第1チャネルサブ情報が、位相が非ゼロである、前記列ベクトル内の前記基準要素以外の1つの要素に対応しており、対応する前記要素の位相と前記基準要素の前記位相との間のずれを示すために使用される、L−2個の相対的第1チャネルサブ情報と
を含み、前記基本的第1チャネルサブ情報は、量子化されていないチャネル情報であり、前記相対的第1チャネルサブ情報は、量子化されたチャネル情報である、請求項に記載の方法。
【請求項13】
第2デバイスにより、第1デバイスに基準信号を送信する段階と、
前記第2デバイスにより、前記第1デバイスから第1チャネル情報および第2チャネル情報を受信する段階であって、前記第1チャネル情報および前記第2チャネル情報は、プリコーディング行列を示すために使用され、前記プリコーディング行列は、前記第1デバイスにより、受信した前記基準信号に基づいて取得され、
前記第1チャネル情報の精度は、前記第2チャネル情報の精度よりも高く、
前記第1チャネル情報は、前記プリコーディング行列内の各要素の位相情報を含み、前記第2チャネル情報は、前記プリコーディング行列内の各要素の振幅情報を含む、受信する段階と、
前記第2デバイスにより、前記第1チャネル情報および前記第2チャネル情報に基づいて前記プリコーディング行列を決定する段階と、
前記第2デバイスにより、決定した前記プリコーディング行列に基づいて前記第1デバイスにデータを送信する段階と
を備える、データを送信する方法。
【請求項14】
前記第1チャネル情報の精度が前記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
前記第1チャネル情報が量子化されていないチャネル情報であり、前記第2チャネル情報が量子化されたチャネル情報であることを含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記第1チャネル情報の精度が前記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
前記第1チャネル情報および前記第2チャネル情報がどちらも量子化されたチャネル情報であり、前記第1チャネル情報の量子化ビットの数が前記第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多いことを含む、請求項13に記載の方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0079
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0079】
第1デバイス101と第2デバイス102との間の通信のための通信規格は、限定されるわけではないが、グローバルシステム・フォー・モバイルコミュニケーションズ(Global System for Mobile communication、GSM(登録商標))、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)IS−95、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)2000、時分割同期符号分割多元接続(Time Division−Synchronous Code Division Multiple Access、TD−SCDMA)、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))、時分割複信ロングタームエボリューション(Time Division Duplex−Long Term Evolution、TDD LTE)、周波数分割複信ロングタームエボリューション(Frequency Division Duplex−Long Term Evolution、FDD LTE)、ロングタームエボリューションアドバンスト(Long Term Evolution−Advanced、LTE−advanced)、パーソナルハンディフォンシステム(Personal Handy−phone System、PHS)、802.11シリーズのプロトコルで規定されているワイヤレスフィディリティ(Wireless Fidelity、Wi−Fi)、ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブアクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)、および様々な未来進化型の無線通信システムを含む。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0081
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0081】
ネットワークデバイスは、基地局、または、基地局を制御するよう構成されている無線リソース管理デバイスを含んでもよいし、基地局、および、基地局を制御するよう構成されている無線リソース管理デバイスを含んでもよい。基地局は、マクロセル、またはピコセル(pico cell)のようなスモールセル(small cell)であってよい。代替的に、基地局は、ホームノードB(Home NodeB、HNB)またはホーム進化型ノードB(Home eNodeB、HeNB)のようなホーム基地局であってよい。代替的に、基地局は、中継ノード(relay)などを含み得る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0098
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0098】
ZCシーケンスまたは別のシーケンスに保持される方式は、実際のところ物理層送信方式である。実際は、チャネル情報が媒体アクセス制御(Medium Access Control、MAC)シグナリング、または、より上位層のシグナリング、例えば、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)シグナリングを用いて伝送されてもよい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0159
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0159】
ZCシーケンスまたは別のシーケンスに保持される方式は、実際のところ物理層送信方式である。実際は、チャネル情報が媒体アクセス制御(Medium Access Control、MAC)シグナリング、または、より上位層のシグナリング、例えば、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)シグナリングを用いて伝送されてもよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0186
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0186】
LTEシステムを更に例として用いると、第1デバイス101がUEであり、第デバイス102が基地局である場合、現在のLTEシステムにおいて、UEが第4チャネル情報を基地局に送信する周期は、PMIフィードバック周期以下であってよい。例えば、現在のFDD LTEシステムにおけるPMIフィードバック周期は5msであり、本願のこの実施形態において第1デバイス101が第4チャネル情報をフィードバックする周期は2msなどであってよい。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0208
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0208】
第2の任意的な実装によると、
送信モジュール1303は、第1デバイスに基準信号を送信するよう構成され、
受信モジュール1301は、第1デバイスから第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を受信するよう構成され、ここで、第3チャネル情報の精度は、第5チャネル情報の精度よりも低く、
処理モジュール1302は、第3チャネル情報、第4チャネル情報および第チャネル情報に基づいてプリコーディング行列Wを決定するよう構成され、
送信モジュール1303は、処理モジュール1302により決定されたプリコーディング行列Wに基づいて第1デバイスにデータを送信するよう構成され、ここで、
プリコーディング行列Wは、第1デバイスにより、受信した基準信号に基づいて取得され、Wは、Nt行R列の行列であり、
【数79】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数80】
[この文献は図面を表示できません]
は、Nt/2行M列の行列であり、
【数81】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数82】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がNt/2である列ベクトルであり、0≦i≦M−1であり、Ntは、第2デバイスにより基準信号を送信するためのアンテナポートの数であり、
【数83】
[この文献は図面を表示できません]
は、2M行R列の行列であり、
【数84】
[この文献は図面を表示できません]
であり、ここで、
【数85】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がMである単位ベクトルであり、
【数86】
[この文献は図面を表示できません]
番目の要素の値のみが1であり、他の要素の値は全て0であり、0≦m≦R−1であり、
【数87】
[この文献は図面を表示できません]
は、絶対値が1である複素数であり、0≦n≦R−1であり、M、RおよびNtは全て正の整数であり、Ntは偶数であり、
第3チャネル情報は、
【数88】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
第4チャネル情報は、
【数89】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
第5チャネル情報は、
【数90】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0221
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0221】
当業者であれば明らかに、本願の実施形態範囲から逸脱することなく、本願の実施形態に対する様々な修正および変更を加えることができる。本願は、以下の請求項および同等の技術により定義される保護の範囲に含まれる限り、これらの修正および変更を包含することを目的としている。
(項目1)
第2デバイスから基準信号を受信するよう構成されている受信モジュールと、
上記受信モジュールにより受信された上記基準信号に基づいてプリコーディング行列を取得し、上記プリコーディング行列を示すために使用される第1チャネル情報および第2チャネル情報を生成するよう構成されている処理モジュールと、
上記第2デバイスに上記第1チャネル情報および上記第2チャネル情報を送信するよう構成されている送信モジュールと
を備える第1デバイスであって、上記第1チャネル情報の精度は、上記第2チャネル情報の精度よりも高く、
上記第1チャネル情報は、上記プリコーディング行列内の各要素の位相情報を含み、上記第2チャネル情報は、上記プリコーディング行列内の各要素の振幅情報を含む、第1デバイス。
(項目2)
上記処理モジュールは、量子化されていない上記第1チャネル情報と量子化された上記第2チャネル情報とを生成するよう具体的に構成される、項目1に記載のデバイス。
(項目3)
上記処理モジュールは、量子化された上記第1チャネル情報と量子化された上記第2チャネル情報とを生成するよう具体的に構成され、上記第1チャネル情報の量子化ビットの数は、上記第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多い、項目1に記載のデバイス。
(項目4)
上記処理モジュールは、第1チャネルサブ情報のK個のグループを含む上記第1チャネル情報を生成するよう具体的に構成され、
Kは、正の整数であり、上記プリコーディング行列に含まれる列ベクトルの数であり、各列ベクトルが、第1チャネルサブ情報の1つのグループに対応しており、
上記第1チャネルサブ情報は、
基本的第1チャネルサブ情報であって、上記基本的第1チャネルサブ情報は、上記第1チャネルサブ情報に対応する列ベクトル内の基準要素の位相情報であり、上記基準要素の位相は、非ゼロである、基本的第1チャネルサブ情報と、
L−2個の相対的第1チャネルサブ情報であって、Lは、上記列ベクトルの長さであり、1つの相対的第1チャネルサブ情報が、位相が非ゼロである、上記列ベクトル内の上記基準要素以外の1つの要素に対応しており、対応する上記要素の位相と上記基準要素の上記位相との間のずれを示すために使用される、L−2個の相対的第1チャネルサブ情報と
を含み、上記基本的第1チャネルサブ情報は、量子化されていないチャネル情報であり、上記相対的第1チャネルサブ情報は、量子化されたチャネル情報である、項目1に記載のデバイス。
(項目5)
上記処理モジュールは、量子化された上記第2チャネル情報を生成するよう具体的に構成され、それぞれの相対的第1チャネルサブ情報の量子化ビットの数が、上記第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多い、項目4に記載のデバイス。
(項目6)
上記処理モジュールは、システム周波数帯域内の予め設定されたサブバンドごとに上記第1チャネル情報を生成し、全システム帯域幅に対する上記第2チャネル情報を生成するよう具体的に構成される、項目1から5の何れか一項に記載のデバイス。
(項目7)
上記処理モジュールは、上記第1チャネル情報および上記第2チャネル情報の送信時における上記第1チャネル情報の送信周期が上記第2チャネル情報の送信周期よりも短いことを上記送信モジュールに示すよう具体的に構成される、項目1から6の何れか一項に記載のデバイス。
(項目8)
第1デバイスに基準信号を送信するよう構成されている送信モジュールと、
上記第1デバイスから第1チャネル情報および第2チャネル情報を受信するよう構成されている受信モジュールであって、上記第1チャネル情報および上記第2チャネル情報は、プリコーディング行列を示すために使用され、上記プリコーディング行列は、上記第1デバイスにより、受信した上記基準信号に基づいて取得され、
上記第1チャネル情報の精度は、上記第2チャネル情報の精度よりも高く、
上記第1チャネル情報は、上記プリコーディング行列内の各要素の位相情報を含み、上記第2チャネル情報は、上記プリコーディング行列内の各要素の振幅情報を含む、受信モジュールと、
上記第1チャネル情報および上記第2チャネル情報に基づいて上記プリコーディング行列を決定するよう構成されている処理モジュールと
を備える第2デバイスであって、
上記送信モジュールは更に、上記処理モジュールにより決定された上記プリコーディング行列に基づいて上記第1デバイスにデータを送信するよう構成される、第2デバイス。
(項目9)
上記受信モジュールは、量子化されていない上記第1チャネル情報を受信し、量子化された上記第2チャネル情報を受信するよう具体的に構成される、項目8に記載のデバイス。
(項目10)
上記受信モジュールは、量子化された上記第1チャネル情報と量子化された上記第2チャネル情報とを受信するよう具体的に構成され、上記第1チャネル情報の量子化ビットの数は、上記第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多い、項目8に記載のデバイス。
(項目11)
上記受信モジュールは、第1チャネルサブ情報のK個のグループを含む上記第1チャネル情報を受信するよう具体的に構成され、Kは、正の整数であり、上記プリコーディング行列に含まれる列ベクトルの数であり、各列ベクトルが、第1チャネルサブ情報の1つのグループに対応しており、上記第1チャネルサブ情報は、
基本的第1チャネルサブ情報であって、上記基本的第1チャネルサブ情報は、上記第1チャネルサブ情報に対応する列ベクトル内の基準要素の位相情報であり、上記基準要素の位相は、非ゼロである、基本的第1チャネルサブ情報と、
L−2個の相対的第1チャネルサブ情報であって、Lは、上記列ベクトルの長さであり、1つの相対的第1チャネルサブ情報が、位相が非ゼロである、上記列ベクトル内の上記基準要素以外の1つの要素に対応しており、対応する上記要素の位相と上記基準要素の上記位相との間のずれを示すために使用される、L−2個の相対的第1チャネルサブ情報と
を含み、上記基本的第1チャネルサブ情報は、量子化されていないチャネル情報であり、上記相対的第1チャネルサブ情報は、量子化されたチャネル情報である、項目8に記載のデバイス。
(項目12)
上記受信モジュールは、量子化された上記第2チャネル情報を受信するよう具体的に構成され、それぞれの相対的第1チャネルサブ情報の量子化ビットの数は、上記第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多い、項目11に記載のデバイス。
(項目13)
上記受信モジュールは、システム周波数帯域内の予め設定されたサブバンドごとに上記第1チャネル情報を受信し、全システム帯域幅に対する上記第2チャネル情報を受信するよう具体的に構成される、項目8から12の何れか一項に記載のデバイス。
(項目14)
上記受信モジュールは、周期的に送信される上記第1チャネル情報および上記第2チャネル情報を受信するよう具体的に構成され、上記第1チャネル情報の送信周期は、上記第2チャネル情報の送信周期よりも短い、項目8から13の何れか一項に記載のデバイス。
(項目15)
第2デバイスから基準信号を受信するよう構成されている受信モジュールと、
上記受信モジュールにより受信された上記基準信号に基づいてプリコーディング行列Wを取得するよう構成されている処理モジュールであって、
Wは、Nt行R列の行列であり、
【数103】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数104】
[この文献は図面を表示できません]
は、Nt/2行M列の行列であり、
【数105】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数106】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がNt/2である列ベクトルであり、0≦i≦M−1であり、Ntは、上記第2デバイスにより上記基準信号を送信するためのアンテナポートの数であり、
【数107】
[この文献は図面を表示できません]
は、2M行R列の行列であり、
【数108】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数109】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がMである単位ベクトルであり、
【数110】
[この文献は図面を表示できません]
番目の要素の値のみが1であり、他の要素の値は全て0であり、0≦m≦R−1であり、
【数111】
[この文献は図面を表示できません]
は、絶対値が1である複素数であり、0≦n≦R−1であり、M、RおよびNtは全て正の整数であり、Ntは偶数であり、
上記処理モジュールは更に、第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を生成するよう構成され、
上記第3チャネル情報は、
【数112】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
上記第4チャネル情報は、
【数113】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
上記第5チャネル情報は、
【数114】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
上記第3チャネル情報の精度は、上記第5チャネル情報の精度よりも低い、処理モジュールと、
上記第2デバイスに上記第3チャネル情報、上記第4チャネル情報および上記第5チャネル情報を送信するよう構成されている送信モジュールと
を備える、チャネル情報を送信するデバイス。
(項目16)
上記処理モジュールは、量子化された上記第3チャネル情報を生成し、量子化されていない上記第5チャネル情報を生成すること、または、
量子化された上記第3チャネル情報と量子化された上記第5チャネル情報とを生成することであって、上記第3チャネル情報により示される各ベクトルの量子化ビットの数は、上記第5チャネル情報の量子化ビットの数よりも少ない、生成すること、または、
量子化された上記第3チャネル情報と量子化された上記第5チャネル情報とを生成することであって、上記第3チャネル情報により示される各ベクトルの量子化ビットの数は、上記第5チャネル情報により示される任意の
【数115】
[この文献は図面を表示できません]
の量子化ビットの数よりも少ない、生成すること、または、
量子化された上記第3チャネル情報と量子化された上記第5チャネル情報とを生成することであって、上記第3チャネル情報により示される任意のベクトル内の各要素の量子化ビットの数は、上記第5チャネル情報により示される任意の
【数116】
[この文献は図面を表示できません]
の量子化ビットの数よりも少ない、生成すること
を行うよう具体的に構成される、項目15に記載のデバイス。
(項目17)
上記処理モジュールは、全システム帯域幅に対する上記第3チャネル情報を生成し、システム周波数帯域内の予め設定されたサブバンドごとに上記第4チャネル情報および上記第5チャネル情報を生成するよう具体的に構成される、項目15または16に記載のデバイス。
(項目18)
上記処理モジュールは、上記第3チャネル情報、上記第4チャネル情報および上記第5チャネル情報を周期的に送信することを上記送信モジュールに命令するよう具体的に構成され、上記第3チャネル情報の送信周期は、上記第4チャネル情報の送信周期よりも長く、上記第3チャネル情報の上記送信周期は、上記第5チャネル情報の送信周期よりも長い、項目15から17の何れか一項に記載のデバイス。
(項目19)
第1デバイスに基準信号を送信するよう構成されている送信モジュールと、
上記第1デバイスから第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を受信するよう構成されている受信モジュールであって、上記第3チャネル情報の精度は、上記第5チャネル情報の精度よりも低い、受信モジュールと、
上記第3チャネル情報、上記第4チャネル情報および上記第5チャネル情報に基づいてプリコーディング行列Wを決定するよう構成されている処理モジュールと
を備える第2デバイスであって、
上記送信モジュールは、上記処理モジュールにより決定された上記プリコーディング行列Wに基づいて上記第1デバイスにデータを送信するよう構成され、
上記プリコーディング行列Wは、上記第1デバイスにより、受信した上記基準信号に基づいて取得され、Wは、Nt行R列の行列であり、
【数117】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数118】
[この文献は図面を表示できません]
は、Nt/2行M列の行列であり、
【数119】
[この文献は図面を表示できません]











であり、
【数120】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がNt/2である列ベクトルであり、0≦i≦M−1であり、Ntは、上記第2デバイスにより上記基準信号を送信するためのアンテナポートの数であり、
【数121】
[この文献は図面を表示できません]
は、2M行R列の行列であり、
【数122】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数123】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がMである単位ベクトルであり、
【数124】
[この文献は図面を表示できません]
番目の要素の値のみが1であり、他の要素の値は全て0であり、0≦m≦R−1であり、
【数125】
[この文献は図面を表示できません]
は、絶対値が1である複素数であり、0≦n≦R−1であり、M、RおよびNtは全て正の整数であり、Ntは偶数であり、
上記第3チャネル情報は、
【数126】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
上記第4チャネル情報は、
【数127】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
上記第5チャネル情報は、
【数128】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用される、第2デバイス。
(項目20)
上記受信モジュールは、
量子化された上記第3チャネル情報を受信し、量子化されていない上記第5チャネル情報を受信すること、または、
量子化された上記第3チャネル情報と量子化された上記第5チャネル情報とを受信することであって、上記第3チャネル情報に含まれる各ベクトルの量子化ビットの数は、上記第5チャネル情報の量子化ビットの数よりも少ない、受信すること、または、
量子化された上記第3チャネル情報と量子化された上記第5チャネル情報とを受信することであって、上記第3チャネル情報により示される各ベクトルの量子化ビットの数は、上記第5チャネル情報により示される任意の
【数129】
[この文献は図面を表示できません]
の量子化ビットの数よりも少ない、受信すること、または、
量子化された上記第3チャネル情報と量子化された上記第5チャネル情報とを受信することであって、上記第3チャネル情報により示される任意のベクトル内の各要素の量子化ビットの数は、上記第5チャネル情報により示される任意の
【数130】
[この文献は図面を表示できません]
の量子化ビットの数よりも少ない、受信すること
を行うよう具体的に構成される、項目19に記載のデバイス。
(項目21)
上記受信モジュールは、全システム帯域幅に対して生成された上記第3チャネル情報と、システム周波数帯域内の予め設定されたサブバンドごとに生成された上記第4チャネル情報および上記第5チャネル情報とを受信するよう具体的に構成される、項目19または20に記載のデバイス。
(項目22)
上記受信モジュールは、周期的に送信される上記第3チャネル情報、上記第4チャネル情報および上記第5チャネル情報を受信するよう具体的に構成され、上記第3チャネル情報の送信周期は、上記第4チャネル情報の送信周期よりも長く、上記第3チャネル情報の上記送信周期は、上記第5チャネル情報の送信周期よりも長い、項目19から21の何れか一項に記載のデバイス。
(項目23)
第1デバイスにより、第2デバイスから基準信号を受信する段階と、
上記第1デバイスにより、受信した上記基準信号に基づいてプリコーディング行列を取得する段階と、
上記第1デバイスにより、上記プリコーディング行列を示すために使用される第1チャネル情報および第2チャネル情報を生成する段階と、
上記第1デバイスにより、上記第2デバイスに上記第1チャネル情報および上記第2チャネル情報を送信する段階と
を備える、チャネル情報を送信する方法であって、
上記第1チャネル情報の精度は、上記第2チャネル情報の精度よりも高く、
上記第1チャネル情報は、上記プリコーディング行列内の各要素の位相情報を含み、上記第2チャネル情報は、上記プリコーディング行列内の各要素の振幅情報を含む、チャネル情報を送信する方法。
(項目24)
上記第1チャネル情報の精度が上記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
上記第1チャネル情報が量子化されていないチャネル情報であり、上記第2チャネル情報が量子化されたチャネル情報であることを含む、項目23に記載の方法。
(項目25)
上記第1チャネル情報の精度が上記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
上記第1チャネル情報および上記第2チャネル情報がどちらも量子化されたチャネル情報であり、上記第1チャネル情報の量子化ビットの数が上記第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多いことを含む、項目23に記載の方法。
(項目26)
上記第1チャネル情報は、第1チャネルサブ情報のK個のグループを含み、Kは、正の整数であり、上記プリコーディング行列に含まれる列ベクトルの数であり、各列ベクトルが、第1チャネルサブ情報の1つのグループに対応しており、
上記第1チャネルサブ情報は、
基本的第1チャネルサブ情報であって、上記基本的第1チャネルサブ情報は、上記第1チャネルサブ情報に対応する列ベクトル内の基準要素の位相情報であり、上記基準要素の位相は、非ゼロである、基本的第1チャネルサブ情報と、
L−2個の相対的第1チャネルサブ情報であって、Lは、上記列ベクトルの長さであり、1つの相対的第1チャネルサブ情報が、位相が非ゼロである、上記列ベクトル内の上記基準要素以外の1つの要素に対応しており、対応する上記要素の位相と上記基準要素の上記位相との間のずれを示すために使用される、L−2個の相対的第1チャネルサブ情報と
を含み、上記基本的第1チャネルサブ情報は、量子化されていないチャネル情報であり、上記相対的第1チャネルサブ情報は、量子化されたチャネル情報である、項目23に記載の方法。
(項目27)
上記第1チャネル情報の精度が上記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
上記第2チャネル情報が量子化されたチャネル情報であり、それぞれの相対的第1チャネルサブ情報の量子化ビットの数が、上記第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多いことを含む、項目26に記載の方法。
(項目28)
上記第1チャネル情報の精度が上記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
上記第1デバイスが、システム周波数帯域内の予め設定されたサブバンドごとに上記第1チャネル情報を生成し、全システム帯域幅に対する上記第2チャネル情報を生成することを含む、項目23から27の何れか一項に記載の方法。
(項目29)
上記第1チャネル情報の精度が上記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
上記第1チャネル情報の送信周期が上記第2チャネル情報の送信周期よりも短いことを含む、項目23から28の何れか一項に記載の方法。
(項目30)
第2デバイスにより、第1デバイスに基準信号を送信する段階と、
上記第2デバイスにより、上記第1デバイスから第1チャネル情報および第2チャネル情報を受信する段階であって、上記第1チャネル情報および上記第2チャネル情報は、プリコーディング行列を示すために使用され、上記プリコーディング行列は、上記第1デバイスにより、受信した上記基準信号に基づいて取得され、
上記第1チャネル情報の精度は、上記第2チャネル情報の精度よりも高く、
上記第1チャネル情報は、上記プリコーディング行列内の各要素の位相情報を含み、上記第2チャネル情報は、上記プリコーディング行列内の各要素の振幅情報を含む、受信する段階と、
上記第2デバイスにより、上記第1チャネル情報および上記第2チャネル情報に基づいて上記プリコーディング行列を決定する段階と、
上記第2デバイスにより、決定した上記プリコーディング行列に基づいて上記第1デバイスにデータを送信する段階と
を備える、データを送信する方法。
(項目31)
上記第1チャネル情報の精度が上記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
上記第1チャネル情報が量子化されていないチャネル情報であり、上記第2チャネル情報が量子化されたチャネル情報であることを含む、項目30に記載の方法。
(項目32)
上記第1チャネル情報の精度が上記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
上記第1チャネル情報および上記第2チャネル情報がどちらも量子化されたチャネル情報であり、上記第1チャネル情報の量子化ビットの数が上記第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多いことを含む、項目30に記載の方法。
(項目33)
上記第1チャネル情報は、第1チャネルサブ情報のK個のグループを含み、Kは、正の整数であり、上記プリコーディング行列に含まれる列ベクトルの数であり、各列ベクトルが、第1チャネルサブ情報の1つのグループに対応しており、
上記第1チャネルサブ情報は、
基本的第1チャネルサブ情報であって、上記基本的第1チャネルサブ情報は、上記第1チャネルサブ情報に対応する列ベクトル内の基準要素の位相情報であり、上記基準要素の位相は、非ゼロである、基本的第1チャネルサブ情報と、
L−2個の相対的第1チャネルサブ情報であって、Lは、上記列ベクトルの長さであり、1つの相対的第1チャネルサブ情報が、位相が非ゼロである、上記列ベクトル内の上記基準要素以外の1つの要素に対応しており、対応する上記要素の位相と上記基準要素の上記位相との間のずれを示すために使用される、L−2個の相対的第1チャネルサブ情報と
を含み、上記基本的第1チャネルサブ情報は、量子化されていないチャネル情報であり、上記相対的第1チャネルサブ情報は、量子化されたチャネル情報である、項目30に記載の方法。
(項目34)
上記第1チャネル情報の精度が上記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
上記第2チャネル情報が量子化されたチャネル情報であり、それぞれの相対的第1チャネルサブ情報の量子化ビットの数が、上記第2チャネル情報の量子化ビットの数よりも多いことを含む、項目33に記載の方法。
(項目35)
上記第1チャネル情報の精度が上記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
上記第1チャネル情報が、システム周波数帯域内の予め設定された各サブバンドに対するものであり、上記第2チャネル情報が全システム帯域幅に対するものであることを含む、項目30から34の何れか一項に記載の方法。
(項目36)
上記第1チャネル情報の精度が上記第2チャネル情報の精度よりも高いことは、
上記第1チャネル情報の送信周期が上記第2チャネル情報の送信周期よりも短いことを含む、項目30から35の何れか一項に記載の方法。
(項目37)
第1デバイスおよび第2デバイスを備える無線通信システムであって、
上記第2デバイスは、上記第1デバイスに基準信号を送信するよう構成され、
上記第1デバイスは、受信した上記基準信号に基づいてプリコーディング行列を取得し、上記プリコーディング行列を示すために使用される第1チャネル情報および第2チャネル情報を生成し、上記第2デバイスに上記第1チャネル情報および上記第2チャネル情報を送信するよう構成され、
上記第2デバイスは更に、受信した上記第1チャネル情報および上記第2チャネル情報に基づいて上記プリコーディング行列を決定し、決定した上記プリコーディング行列に基づいて上記第1デバイスにデータを送信するよう構成され、
上記第1チャネル情報の精度は、上記第2チャネル情報の精度よりも高く、
上記第1チャネル情報は、上記プリコーディング行列内の各要素の位相情報を含み、上記第2チャネル情報は、上記プリコーディング行列内の各要素の振幅情報を含む、無線通信システム。
(項目38)
第1デバイスにより、第2デバイスから基準信号を受信する段階と、
上記第1デバイスにより、受信した上記基準信号に基づいてプリコーディング行列Wを取得する段階であって、
Wは、Nt行R列の行列であり、
【数131】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数132】
[この文献は図面を表示できません]
は、Nt/2行M列の行列であり、
【数133】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数134】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がNt/2である列ベクトルであり、0≦i≦M−1であり、Ntは、上記第2デバイスにより上記基準信号を送信するためのアンテナポートの数であり、
【数135】
[この文献は図面を表示できません]
は、2M行R列の行列であり、
【数136】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数137】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がMである単位ベクトルであり、
【数138】
[この文献は図面を表示できません]
番目の要素の値のみが1であり、他の要素の値は全て0であり、0≦m≦R−1であり、
【数139】
[この文献は図面を表示できません]
は、絶対値が1である複素数であり、0≦n≦R−1であり、M、RおよびNtは全て正の整数であり、Ntは偶数である、取得する段階と、
上記第1デバイスにより、第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を生成する段階であって、
上記第3チャネル情報は、
【数140】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
上記第4チャネル情報は、
【数141】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
上記第5チャネル情報は、
【数142】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
上記第3チャネル情報の精度は、上記第5チャネル情報の精度よりも低い、生成する段階と、
上記第1デバイスにより、上記第2デバイスに上記第3チャネル情報、上記第4チャネル情報および上記第5チャネル情報を送信する段階と
を備える、チャネル情報を送信する方法。
(項目39)
上記第3チャネル情報の精度が上記第5チャネル情報の精度よりも低いことは、
上記第3チャネル情報が量子化されたチャネル情報であり、上記第5チャネル情報が量子化されていないチャネル情報であること、または、
上記第3チャネル情報および上記第5チャネル情報がどちらも、量子化されたチャネル情報であり、上記第3チャネル情報により示される各ベクトルの量子化ビットの数が、上記第5チャネル情報の量子化ビットの数よりも少ないこと、または、
上記第3チャネル情報および上記第5チャネル情報がどちらも、量子化されたチャネル情報であり、上記第3チャネル情報により示される各ベクトルの量子化ビットの数が、上記第5チャネル情報により示される任意の
【数143】
[この文献は図面を表示できません]
の量子化ビットの数よりも少ないこと、または、
上記第3チャネル情報および上記第5チャネル情報がどちらも、量子化されたチャネル情報であり、上記第3チャネル情報により示される任意のベクトル内の各要素の量子化ビットの数が、上記第5チャネル情報により示される任意の
【数144】
[この文献は図面を表示できません]
の量子化ビットの数よりも少ないことを含む、項目38に記載の方法。
(項目40)
上記第3チャネル情報の精度が上記第5チャネル情報の精度よりも低いことは、
上記第1デバイスが、全システム帯域幅に対する上記第3チャネル情報を生成し、システム周波数帯域内の予め設定されたサブバンドごとに上記第4チャネル情報および上記第5チャネル情報を生成することを含む、項目38または39に記載の方法。
(項目41)
上記第3チャネル情報の精度が上記第5チャネル情報の精度よりも低いことは、
上記第3チャネル情報の送信周期が上記第4チャネル情報の送信周期よりも長く、上記第3チャネル情報の上記送信周期が上記第5チャネル情報の送信周期よりも長いことを含む、項目38から40の何れか一項に記載の方法。
(項目42)
第2デバイスにより、第1デバイスに基準信号を送信する段階と、
上記第2デバイスにより、上記第1デバイスから第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を受信する段階であって、上記第3チャネル情報の精度は、上記第5チャネル情報の精度よりも低い、受信する段階と、
上記第2デバイスにより、上記第3チャネル情報、上記第4チャネル情報および上記第5チャネル情報に基づいてプリコーディング行列Wを決定する段階と、
上記第2デバイスにより、決定した上記プリコーディング行列Wに基づいて上記第1デバイスにデータを送信する段階と
を備えるデータを送信する方法であって、
上記プリコーディング行列Wは、上記第1デバイスにより、受信した上記基準信号に基づいて取得され、Wは、Nt行R列の行列であり、
【数145】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数146】
[この文献は図面を表示できません]
は、Nt/2行M列の行列であり、
【数147】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数148】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がNt/2である列ベクトルであり、0≦i≦M−1であり、Ntは、上記第2デバイスにより上記基準信号を送信するためのアンテナポートの数であり、
【数149】
[この文献は図面を表示できません]
は、2M行R列の行列であり、
【数150】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数151】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がMである単位ベクトルであり、
【数152】
[この文献は図面を表示できません]
番目の要素の値のみが1であり、他の要素の値は全て0であり、0≦m≦R−1であり、
【数153】
[この文献は図面を表示できません]
は、絶対値が1である複素数であり、0≦n≦R−1であり、M、RおよびNtは全て正の整数であり、Ntは偶数であり、
上記第3チャネル情報は、
【数154】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
上記第4チャネル情報は、
【数155】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
上記第5チャネル情報は、
【数156】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用される、方法。
(項目43)
上記第3チャネル情報の精度が上記第5チャネル情報の精度よりも低いことは、
上記第3チャネル情報が量子化されたチャネル情報であり、上記第5チャネル情報が量子化されていないチャネル情報であること、または、
上記第3チャネル情報および上記第5チャネル情報がどちらも、量子化されたチャネル情報であり、上記第3チャネル情報に含まれる各ベクトルの量子化ビットの数が、上記第5チャネル情報の量子化ビットの数よりも少ないこと、または、
上記第3チャネル情報および上記第5チャネル情報がどちらも、量子化されたチャネル情報であり、上記第3チャネル情報により示される各ベクトルの量子化ビットの数が、上記第5チャネル情報により示される任意の
【数157】
[この文献は図面を表示できません]
の量子化ビットの数よりも少ないこと、または、
上記第3チャネル情報および上記第5チャネル情報がどちらも、量子化されたチャネル情報であり、上記第3チャネル情報により示される任意のベクトル内の各要素の量子化ビットの数が、上記第5チャネル情報により示される任意の
【数158】
[この文献は図面を表示できません]
の量子化ビットの数よりも少ないことを含む、項目42に記載の方法。
(項目44)
上記第3チャネル情報の精度が上記第5チャネル情報の精度よりも低いことは、
上記第3チャネル情報が全システム帯域幅に対して生成され、上記第4チャネル情報および上記第5チャネル情報が、システム周波数帯域内の予め設定されたサブバンドごとに生成されることを含む、項目42または43に記載の方法。
(項目45)
上記第3チャネル情報の精度が上記第5チャネル情報の精度よりも低いことは、
上記第3チャネル情報の送信周期が上記第4チャネル情報の送信周期よりも長く、上記第3チャネル情報の上記送信周期が上記第5チャネル情報の送信周期よりも長いことを含む、項目42から44の何れか一項に記載の方法。
(項目46)
第1デバイスおよび第2デバイスを備える無線通信システムであって、
上記第2デバイスは、上記第1デバイスに基準信号を送信するよう構成され、
上記第1デバイスは、受信した上記基準信号に基づいてプリコーディング行列Wを取得するよう構成され、
Wは、Nt行R列の行列であり、
【数159】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数160】
[この文献は図面を表示できません]
は、Nt/2行M列の行列であり、
【数161】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数162】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がNt/2である列ベクトルであり、0≦i≦M−1であり、Ntは、上記第2デバイスにより上記基準信号を送信するためのアンテナポートの数であり、
【数163】
[この文献は図面を表示できません]
は、2M行R列の行列であり、
【数164】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
【数165】
[この文献は図面を表示できません]
は、次元数がMである単位ベクトルであり、
【数166】
[この文献は図面を表示できません]
番目の要素の値のみが1であり、他の要素の値は全て0であり、0≦m≦R−1であり、
【数167】
[この文献は図面を表示できません]
は、絶対値が1である複素数であり、0≦n≦R−1であり、M、RおよびNtは全て正の整数であり、Ntは偶数であり、
上記第1デバイスは更に、第3チャネル情報、第4チャネル情報および第5チャネル情報を生成するよう構成され、
上記第3チャネル情報は、
【数168】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
上記第4チャネル情報は、
【数169】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
上記第5チャネル情報は、
【数170】
[この文献は図面を表示できません]
を示すために使用され、
上記第3チャネル情報の精度は、上記第5チャネル情報の精度よりも低く、
上記第1デバイスは更に、上記第2デバイスに上記第3チャネル情報、上記第4チャネル情報および上記第5チャネル情報を送信するよう構成され、
上記第2デバイスは更に、受信した上記第3チャネル情報、上記第4チャネル情報および上記第5チャネル情報に基づいて上記プリコーディング行列Wを決定し、決定した上記プリコーディング行列Wに基づいて上記第1デバイスにデータを送信するよう構成される、無線通信システム。
【国際調査報告】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]