特表2020-504839(P2020-504839A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2020-504839(P2020-504839A)
(43)【公表日】2020年2月13日
(54)【発明の名称】位置調整方法および端末
(51)【国際特許分類】
   G02B 27/02 20060101AFI20200121BHJP
   G02B 7/06 20060101ALI20200121BHJP
   G02C 11/00 20060101ALI20200121BHJP
   H04N 5/232 20060101ALI20200121BHJP
   H04N 5/64 20060101ALI20200121BHJP
【FI】
   G02B27/02 Z
   G02B7/06
   G02C11/00
   H04N5/232 290
   H04N5/64 511A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】48
(21)【出願番号】特願2019-534805(P2019-534805)
(86)(22)【出願日】2017年7月11日
(85)【翻訳文提出日】2019年8月5日
(86)【国際出願番号】CN2017092541
(87)【国際公開番号】WO2018120751
(87)【国際公開日】20180705
(31)【優先権主張番号】201611219941.X
(32)【優先日】2016年12月26日
(33)【優先権主張国】CN
(31)【優先権主張番号】201710370609.1
(32)【優先日】2017年5月23日
(33)【優先権主張国】CN
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】503433420
【氏名又は名称】華為技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100140534
【弁理士】
【氏名又は名称】木内 敬二
(72)【発明者】
【氏名】▲呉▼ 欣▲凱▼
【テーマコード(参考)】
2H006
2H044
2H199
5C122
【Fターム(参考)】
2H006CA00
2H044CA04
2H044CA07
2H199CA02
2H199CA23
2H199CA25
2H199CA42
2H199CA72
2H199CA74
2H199CA92
2H199CA93
2H199CA94
2H199CA95
5C122DA03
5C122EA42
5C122EA47
5C122FH14
5C122FK24
5C122FK43
5C122FL00
5C122HB01
5C122HB09
(57)【要約】
本出願の実施形態は、端末技術の分野に関し、2つの表示画面の位置を別々に調整し、視覚的障害のあるユーザの視覚的経験を向上させるように、位置調整方法および端末を提供する。具体的な解決策は、以下の通りである:第1の調整部材33は、第1の表示画面312に垂直に配置された第1のモータ331、第1の回転軸332、および第1の回転筒333を含み、第1の回転筒333は第1のモータ331に接続され、第1の回転軸332の一端は第1の回転筒333と螺合し、第1の回転軸332の他端は第1の表示画面312に固定的に接続され、第1の調整部材33は、第2の表示画面322に垂直に配置された第2のモータ334、第2の回転軸335、および第2の回転筒336をさらに含み、第2の回転筒336は第2のモータ334に接続され、第2の回転軸335の一端は第2の回転筒336と螺合し、第2の回転軸335の他端は第2の表示画面322に固定的に接続される。本出願の実施形態は、表示画面の位置を調整するために使用される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の接眼レンズ(31)と、第2の接眼レンズ(32)と、第1の調整部材(33)と、を備える端末(30)であって、
前記第1の接眼レンズ(31)は、第1のレンズ鏡筒(311)と、前記第1のレンズ鏡筒(311)の内側に配置された第1の表示画面(312)と、を備え、前記第1の表示画面(312)は、前記第1のレンズ鏡筒(311)にスライド接続しており、
前記第2の接眼レンズ(32)は、第2のレンズ鏡筒(321)と、前記第2のレンズ鏡筒(321)の内側に配置された第2の表示画面(322)と、を備え、前記第2の表示画面(322)は、前記第2のレンズ鏡筒(321)にスライド接続しており、
前記第1の調整部材(33)は、前記第1の表示画面(312)に対して垂直に配置された第1のモータ(331)、第1の回転軸(332)、および第1の回転筒(333)を備え、前記第1の回転筒(333)は、前記第1のモータ(331)に接続され、前記第1の回転軸(332)の一端は、前記第1の回転筒(333)と螺合し、前記第1の回転軸(332)の他端は、前記第1の表示画面(312)に固定的に接続され、
前記第1の調整部材(33)は、前記第2の表示画面(322)に対して垂直に配置された第2のモータ(334)、第2の回転軸(335)、および第2の回転筒(336)をさらに備え、前記第2の回転筒(336)は、前記第2のモータ(334)に接続され、前記第2の回転軸(335)の一端は、前記第2の回転筒(336)と螺合し、前記第2の回転軸(335)の他端は、前記第2の表示画面(322)に固定的に接続される、端末(30)。
【請求項2】
前記端末(30)が、第2の調整部材(34)をさらに備え、前記第2の調整部材(34)が、第3のモータ(343)と、駆動構成要素(344)と、ねじロッド構成要素(345)と、を備え、前記ねじロッド構成要素(345)が、前記第1のレンズ鏡筒(311)および前記第2のレンズ鏡筒(321)にねじ接続されており、
前記第3のモータ(343)が、前記駆動構成要素(344)を使用することによって、前記ねじロッド構成要素(345)を回転駆動し、それにより前記第1のレンズ鏡筒(311)と前記第2のレンズ鏡筒(321)とを互いに接近または離間させる、請求項1に記載の端末(30)。
【請求項3】
前記駆動構成要素(344)が、前記第3のモータ(343)の出力軸(41)およびタービン(42)を備え、前記出力軸(41)がウォームであり、前記タービン(42)の一端が、前記ウォームと嵌合し、前記タービン(42)の他端が、前記ねじロッド構成要素(345)に接続される、請求項2に記載の端末(30)。
【請求項4】
前記ねじロッド構成要素(345)が、第1のねじロッド(51)、第2のねじロッド(52)、および第3のねじロッド(53)を備え、前記タービン(42)の一端が、前記第1のねじロッド(51)の表面のねじ山と噛み合い、前記第1のねじロッド(51)の両端には各々、ギアが配置され、前記第2のねじロッド(52)の一端および前記第3のねじロッド(53)の一端には各々、ギアが配置され、前記第1のねじロッド(51)の前記両端が、前記ギアを使用することによって前記第2のねじロッド(52)および前記第3のねじロッド(53)とそれぞれ噛み合い、ギアが配置されていない前記第2のねじロッド(52)の端部および前記第3のねじロッド(53)の端部が、前記第1のレンズ鏡筒(311)および前記第2のレンズ鏡筒(321)にそれぞれねじ接続されている、請求項3に記載の端末(30)。
【請求項5】
前記ねじロッド構成要素(345)が、第4のねじロッド(54)および第5のねじロッド(55)を備え、前記第4のねじロッド(54)の一端および前記第5のねじロッド(55)の一端が、前記第1のレンズ鏡筒(311)および前記第2のレンズ鏡筒(321)にそれぞれねじ接続されており、前記駆動構成要素(344)が、前記第3のモータ(343)の出力軸(41)、接続バー(43)、第1のベベルギア(44)、第2のベベルギア(45)、第3のベベルギア(46)、第4のベベルギア(47)、および第5のベベルギア(48)を備え、前記第1のベベルギア(44)が、前記出力軸(41)に装着され、前記第2のベベルギア(45)および前記第3のベベルギア(46)が、前記接続バー(43)の両端に配置され、前記第1のベベルギア(44)が前記第2のベベルギア(45)と噛み合い、前記第4のベベルギア(47)が、前記第4のねじロッド(54)の他端に接続され、前記第5のベベルギア(48)が、前記第5のねじロッド(55)の他端に接続され、前記第3のベベルギア(46)が、前記第4のベベルギア(47)および前記第5のベベルギア(48)の両方と噛み合う、請求項2に記載の端末(30)。
【請求項6】
少なくとも1つの第1のシュート(313)が、前記第1のレンズ鏡筒(311)の内壁に配置され、少なくとも1つの第2のシュート(323)が、前記第2のレンズ鏡筒(321)の内壁に配置され、
前記第1の表示画面(312)が、前記少なくとも1つの第1のシュート(313)を使用することによって前記第1のレンズ鏡筒(311)にスライド接続しており、前記第2の表示画面(322)が、前記少なくとも1つの第2のシュート(323)を使用することによって前記第2のレンズ鏡筒(321)にスライド接続する、
請求項1から5のいずれか一項に記載の端末(30)。
【請求項7】
前記端末(30)が、視覚入力部(35)とマイクロプロセッサ(37)とをさらに備え、
前記視覚入力部(35)が、ユーザによって入力された視覚情報を検出するように構成され、前記視覚情報が、視覚パラメータおよび瞳孔間距離パラメータののうちの少なくとも1つを含み、前記視覚パラメータが、左目視覚パラメータおよび/または右目視覚パラメータを含み、
前記マイクロプロセッサ(37)が、前記視覚情報に基づいて前記第1の調整部材(33)または第2の調整部材(34)を制御して、調整動作を行うように構成される、請求項2から6のいずれか一項に記載の端末(30)。
【請求項8】
前記端末(30)が、前記ユーザの識別情報に対応する前記視覚情報を記憶するように構成されたメモリ(36)をさらに備える、請求項7に記載の端末(30)。
【請求項9】
前記マイクロプロセッサ(37)が、前記視覚情報に基づいて前記第1の調整部材(33)を制御して、調整動作を行うように構成されることが、具体的には、
前記マイクロプロセッサ(37)が、前記視覚情報に基づいて第1の画面−目間距離の基準値および/または第2の画面−目間距離の基準値を決定し、前記第1の画面−目間距離の前記基準値に基づいて前記第1のモータ(331)の第1の回転方向および第1の回転円周量を決定し、かつ/または前記第2の画面−目間距離の前記基準値に基づいて前記第2のモータ(334)の第2の回転方向および第2の回転円周量を決定することであって、
前記第1の画面−目間距離が、前記第1の表示画面(312)の位置と左目基準位置との間の距離であり、前記第2の画面−目間距離が、前記第2の表示画面(322)の位置と右目基準位置との間の距離であることと、
前記第1の調整部材(33)が、前記第1のモータ(331)の前記第1の回転方向および前記第1の回転円周量に基づいて前記第1の表示画面(312)の前記位置を調整し、それにより前記第1の表示画面(312)の調整された前記位置と前記左目基準位置との間の距離が、前記第1の画面−目間距離の前記基準値と等しくなることと、
前記第1の調整部材(33)が、前記第2のモータ(334)の前記第2の回転方向および前記第2の回転円周量に基づいて前記第2の表示画面(322)の前記位置を調整し、それにより前記第2の表示画面(322)の調整された前記位置と前記右目基準位置との間の距離が、前記第2の画面−目間距離の前記基準値と等しくなることとを含む、請求項7または8に記載の端末(30)。
【請求項10】
前記視覚情報が、前記左目視覚パラメータおよび/または前記右目視覚パラメータを含むとき、前記マイクロプロセッサ(37)が、前記視覚情報に基づいて前記第1の画面−目間距離の前記基準値および/または前記第2の画面−目間距離の前記基準値を決定するように構成されることが、
前記左目視覚パラメータおよび式1に基づいて前記第1の画面−目間距離の前記基準値を決定することと、
前記右目視覚パラメータおよび前記式1に基づいて前記第2の画面−目間距離の前記基準値を決定することと、を含み、
前記式1は、
ui=1/(Di−1/k)であり、式中の、
kは定数を表し、uiが前記第1の画面−目間距離の前記基準値を表すとき、Diは、左目屈折力を表し、uiが前記第2の画面−目間距離の前記基準値を表すとき、Diは、右目屈折力を表す、請求項9に記載の端末(30)。
【請求項11】
前記マイクロプロセッサ(37)が、前記視覚情報に基づいて第2の調整部材(34)を制御して、調整動作を行うように構成されることが、具体的には、
前記マイクロプロセッサ(37)が、前記瞳孔間距離パラメータに基づいて第3のモータ(343)の第3の回転方向および第3の回転円周量を決定し、
前記第2の調整部材(34)が、前記第の3モータ(343)の前記第3の回転方向および前記第3の回転円周量に基づいて前記第1の接眼レンズ(31)と前記第2の接眼レンズ(32)との間の距離を調整するように構成され、それにより前記第1の接眼レンズ(31)と前記第2の接眼レンズ(32)との間の調整された前記距離が前記瞳孔間距離パラメータと等しくなること、を含む、請求項7に記載の端末(30)。
【請求項12】
前記視覚入力部35が、音声入力ユニットおよび手動入力ユニットのうちの少なくとも1つを備える、請求項7から11のいずれか一項に記載の端末(30)。
【請求項13】
前記端末(30)が、
前記端末(30)が前記ユーザによって既に装着されているかどうかを検出するように構成された、装着検出部(310)をさらに備える、請求項7から12のいずれか一項に記載の端末(30)。
【請求項14】
前記端末(30)が、
前記端末(30)が前記ユーザによって既に装着されていることを前記装着検出部(310)が検出したとき、前記ユーザによって入力された第1の指示情報を検出するように構成された指示入力部(38)をさらに備え、前記第1の指示情報が、前記左目視覚パラメータおよび/または前記右目視覚パラメータを調整するように指示するために使用され、
前記マイクロプロセッサ(37)が、前記第1の指示情報に基づいて第1の画面−目間距離の調整値および/または第2の画面−目間距離の調整値を決定し、かつ
前記第1の画面−目間距離の前記調整値に基づいて前記第1のモータ(331)の第4の回転方向および第4の回転円周量を決定し、かつ/または前記第2の画面−目間距離の前記調整値に基づいて前記第2のモータ(334)の第5の回転方向および第5の回転円周量を決定するようにさらに構成され、
前記第1の調整部材(33)が、前記第1のモータ(331)の前記第4の回転方向および前記第4の回転円周量に基づいて前記第1の表示画面(312)の位置を調整し、かつ/または前記第2のモータ(334)の前記第5の回転方向および前記第5の回転円周量に基づいて前記第2の表示画面(322)の位置を調整するようにさらに構成される、請求項13に記載の端末(30)。
【請求項15】
前記端末(30)が、
前記端末(30)が前記ユーザによって既に装着されていることを前記装着検出部(310)が検出したとき、前記ユーザの第2の指示情報を検出するようにさらに構成された指示入力部(38)であって、前記第2の指示情報が、第1の画面−目間距離および/または第2の画面−目間距離を増減するように指示するために使用されるか、または前記第2の指示情報が、前記第1の表示画面(312)の位置および/または前記第2の表示画面(322)の位置を前後に調整するように指示するために使用される、指示入力部(38)をさらに備え、
前記マイクロプロセッサ(37)が、前記第2の指示情報に基づいて前記第1のモータ(331)の第6の回転方向および第6の回転円周量を決定し、かつ/または前記第2の指示情報に基づいて前記第2のモータ(334)の第7の回転方向および第7の回転円周量を決定するようにさらに構成され、
前記第1の調整部材(33)が、前記第1のモータ(331)の前記第6の回転方向および前記第6の回転円周量に基づいて前記第1の表示画面(312)の前記位置を調整し、かつ/または前記第2のモータ(334)の前記第7の回転方向および前記第7の回転円周量に基づいて前記第2の表示画面(322)の前記位置を調整するようにさらに構成される、請求項13に記載の端末(30)。
【請求項16】
前記端末(30)が、
前記端末(30)が前記ユーザによって既に装着されていることを前記装着検出部(310)が検出したとき、前記ユーザの第3の指示情報を検出するようにさらに構成された指示入力部(38)であって、前記第3の指示情報が、前記瞳孔間距離パラメータまたは接眼レンズ間隔を増減するように指示するために使用される指示入力部(38)をさらに備え、
前記マイクロプロセッサ(37)が、前記第3の指示情報に基づいて第3のモータ(343)の第8の回転方向および第8の回転円周量を決定するように構成され、
前記第2の調整部材(34)が、前記第3のモータ(343)の前記第8の回転方向および前記第8の回転円周量に基づいて前記接眼レンズ間隔を調整するようにさらに構成される、請求項13に記載の端末(30)。
【請求項17】
前記指示入力部(38)が、音声指示入力部および姿勢指示入力部のうちの少なくとも1つを備え、
前記音声指示入力部がマイクロフォンを備え、前記姿勢指示入力部がカメラを備える、請求項14から16のいずれか一項に記載の端末(30)。
【請求項18】
前記指示入力部(38)が、前記視覚入力部(35)と同じである、請求項14から17のいずれか一項に記載の端末(30)。
【請求項19】
前記端末(30)が、
前記ユーザによって入力された識別情報を検出するように構成された識別子入力部(39)をさらに備え、前記ユーザの前記識別情報が、前記ユーザに対応する文字情報、音声情報、指紋情報、虹彩情報、および顔面情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項7から18のいずれか一項に記載の端末(30)。
【請求項20】
ユーザによって入力された視覚情報を検出するように構成された視覚入力部(61)であって、前記視覚情報は、左目視覚パラメータおよび右目視覚パラメータを含む、視覚入力部(61)と、
前記ユーザの識別情報に対応する視覚情報を記憶するように構成されたメモリ(62)と、
前記視覚入力部(61)によって検出された前記視覚情報に基づいて、または前記メモリ(62)に記憶された前記視覚情報に基づいて画面−目間距離基準値を決定するように構成されたマイクロプロセッサ(63)であって、前記画面−目間距離は、第1の画面−目間距離の基準値および/または第2の画面−目間距離の基準値を含み、前記第1の画面−目間距離は、第1の表示画面と左目基準位置との間の距離であり、前記第2の画面−目間距離は、第2の表示画面と右目基準位置との間の距離である、マイクロプロセッサ(63)と、を備え、
前記マイクロプロセッサ(63)は、前記画面−目間距離基準値に基づいて表示画面の位置を調整し、それにより前記第1の表示画面の調整された位置と前記左目基準位置との間の距離が、前記第1の画面−目間距離の前記基準値と等しくなるか、または前記第2の表示画面の調整された位置と前記右目基準位置との間の距離が、前記第2の画面−目間距離の前記基準値と等しくなるようにさらに構成される、端末(60)。
【請求項21】
端末によって、ユーザの視覚情報に基づいて画面−目間距離基準値を決定するステップであって、前記視覚情報は、前記ユーザによって入力された視覚情報、または前記ユーザの識別情報に対応し、および前記端末に記憶された視覚情報を含み、前記視覚情報は、左目視覚パラメータおよび/または右目視覚パラメータを含み、前記画面−目間距離基準値は、第1の画面−目間距離の基準値および/または第2の画面−目間距離の基準値を含み、前記第1の画面−目間距離は、第1の表示画面と左目基準位置との間の距離であり、前記第2の画面−目間距離は、第2の表示画面と右目基準位置との間の距離である、ステップと、
前記端末によって、前記画面−目間距離基準値に基づいて表示画面の位置を調整するステップであって、それにより前記第1の表示画面の調整された位置と前記左目基準位置との間の距離が、前記第1の画面−目間距離の前記基準値と等しくなるか、または前記第2の表示画面の調整された位置と前記右目基準位置との間の距離が、前記第2の画面−目間距離の基準値と等しくなる、ステップとを含む、位置調整方法。
【請求項22】
前記視覚情報が瞳孔間距離パラメータをさらに含み、前記瞳孔間距離パラメータが、接眼レンズ間隔の基準値であり、前記接眼レンズ間隔が、第1の接眼レンズと第2の接眼レンズとの間の距離であり、前記第1の接眼レンズが前記第1の表示画面を備え、前記第2の接眼レンズが前記第2の表示画面を備え、前記方法が、
前記端末によって、前記瞳孔間距離パラメータに基づいて前記接眼レンズ間隔を調整するステップであって、それにより前記調整された接眼レンズ間隔が前記瞳孔間距離パラメータと等しくなる、ステップをさらに含む、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記方法が、
前記端末が前記ユーザによって装着された後、前記端末によって、前記ユーザの指示情報を受信するステップと、
前記端末によって、前記指示情報に応じて前記第1の表示画面の位置、前記第2の表示画面の位置、および接眼レンズ間隔のうちの少なくとも1つを調整するステップと、をさらに含む、請求項21または22に記載の方法。
【請求項24】
プロセッサ(71)およびメモリ(72)を備える端末(70)であって、前記メモリ(72)は、コンピュータ実行指示を記憶するように構成され、前記端末(70)が動作すると、前記プロセッサ(71)は、前記メモリ(72)に記憶された前記コンピュータ実行指示を実行し、それにより前記端末(70)が請求項21から23のいずれか一項に記載の調整方法を行う、端末(70)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2016年12月26日に中国特許庁に提出された「FOCAL LENGTH ADJUSTMENT METHOD AND DEVICE」という名称の中国特許出願第201611219941.X号に対する優先権を主張し、かつ2017年5月23日に中国特許庁に提出された「FOCAL LENGTH ADJUSTMENT METHOD AND DEVICE」という名称の中国特許出願第201710370609.1号に対する優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本出願の実施形態は、端末技術の分野に関し、特に、位置調整方法および端末に関する。
【背景技術】
【0003】
ヘッドマウントディスプレイ(head mount display、HMD)は、人間の目に光学信号を送ることによって仮想現実、拡張現実、および複合現実などの異なる効果を実現することができる。ヘッドマウントディスプレイは近年急速に発展しているが、通常の視覚を有するユーザ向けに主に開発されており、ほとんどのヘッドマウントディスプレイは視覚的障害のあるユーザには適していない。
【0004】
この問題に対して、従来技術の解決策は、視覚的障害のあるユーザが鮮明な画像を見ることができるように、ボタンを手動で制御することによってヘッドマウントディスプレイ内のレンズの位置を調整して焦点距離を調整することである。しかしながら、レンズの位置を調整することによって焦点距離を調整する様式では、視野範囲が影響を受け、その結果ユーザ経験が悪化する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本出願の実施形態は、2つの表示画面の位置を別々に調整し、視覚的障害のあるユーザの視覚的経験を向上させるように、位置調整方法および端末を提供する。
【0006】
前述の目的を達成するために、以下の技術的解決策が本出願の実施形態において使用される。
【0007】
第1の態様によれば、本出願の一実施形態は、第1の接眼レンズ31と、第2の接眼レンズ32と、第1の調整部材33と、を含む端末30を提供する。第1の接眼レンズ31は、第1のレンズ鏡筒311と、第1のレンズ鏡筒311の内側に配置された第1の表示画面312と、を含み、第1の表示画面312は、第1のレンズ鏡筒311にスライド接続している。第2の接眼レンズ32は、第2のレンズ鏡筒321と、第2のレンズ鏡筒321の内側に配置された第2の表示画面322と、を含み、第2の表示画面322は、第2のレンズ鏡筒321にスライド接続している。第1の調整部材33は、第1の表示画面312に対して垂直に配置された第1のモータ331、第1の回転軸332、および第1の回転筒333を含む。第1の回転筒333は、第1のモータ331に接続され、第1の回転軸332の一端は、第1の回転筒333と螺合し、第1の回転軸332の他端は、第1の表示画面312に固定的に接続される。第1の調整部材33は、第2の表示画面322に対して垂直に配置された第2のモータ334、第2の回転軸335、および第2の回転筒336をさらに含む。第2の回転筒336は、第2のモータ334に接続され、第2の回転軸335の一端は、第2の回転筒336と螺合し、第2の回転軸335の他端は、第2の表示画面322に固定的に接続される。
【0008】
このようにして、端末30は、第1のモータおよび第2のモータを使用することによって、左目に対応する第1の表示画面312の位置および右目に対応する第2の表示画面322の位置を別々に調整し、鮮明な画像を形成してもよく、ユーザの視野範囲が影響を受けないので、ユーザ経験を向上させることができる。
【0009】
第1の態様を参照すると、可能な実施態様では、少なくとも1つの第1のシュート313が、第1のレンズ鏡筒311の内壁に配置され、少なくとも1つの第2のシュート323が、第2のレンズ鏡筒321の内壁に配置され、第1の表示画面312が、少なくとも1つの第1のシュート313を使用することによって第1のレンズ鏡筒311にスライド接続しており、第2の表示画面322が、少なくとも1つの第2のシュート323を使用することによって第2のレンズ鏡筒321にスライド接続している。
【0010】
このようにして、表示画面は、シュートを使用することによって、具体的には簡単な様式でレンズ鏡筒にスライド接続することができる。
【0011】
第1の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、端末30が、第2の調整部材34をさらに含み、第2の調整部材34が、第3のモータ343と、駆動構成要素344と、ねじロッド構成要素345と、を含み、ねじロッド構成要素345が、第1のレンズ鏡筒311および第2のレンズ鏡筒321にねじ接続されている。第3のモータ343が、駆動構成要素344を使用することによって、ねじロッド構成要素345を回転駆動し、それにより第1のレンズ鏡筒311と第2のレンズ鏡筒321とを互いに接近または離間させる。
【0012】
このようにして、端末30は、モータを回転させることによって接眼レンズ間隔を調整し、異なるユーザの瞳孔間距離に適応させ、ユーザの視覚的経験を向上させてもよい。また、手動調整が必要とされないため、この調整様式がより簡便である。
【0013】
第1の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、ねじロッド構成要素345が、第1のねじロッド51と、第2のねじロッド52と、第3のねじロッド53と、を含み、タービン42の一端が、第1のねじロッド51の表面のねじ山と噛み合い、第1のねじロッド51の両端には各々、ギアが配置され、第2のねじロッド52の一端および第3のねじロッド53の一端には各々、ギアが配置され、第1のねじロッド51の両端が、ギアを使用することによって第2のねじロッド52および第3のねじロッド53とそれぞれ噛み合い、ギアが配置されていない第2のねじロッド52の端部および第3のねじロッド53の端部が、第1のレンズ鏡筒311および第2のレンズ鏡筒321にそれぞれねじ接続されている。
【0014】
このようにして、第1のねじロッド51、第2のねじロッド52、および第3のねじロッド53の協働により、締結具をより簡便に配置することができ、それにより第1のねじロッド51、第2のねじロッド52、および第3のねじロッド53が締結され、第1のねじロッド51、第2のねじロッド52、および第3のねじロッド53の位置は、容易に変化しない。
【0015】
第1の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、ねじロッド構成要素345が、第4のねじロッド54と第5のねじロッド55とを含み、第4のねじロッド54の一端および第5のねじロッド55の一端が、第1のレンズ鏡筒311および第2のレンズ鏡筒321にそれぞれねじ接続されており、駆動構成要素344が、第3のモータ343の出力軸41、接続バー43、第1のベベルギア44、第2のベベルギア45、第3のベベルギア46、第4のベベルギア47、および第5のベベルギア48を含み、第1のベベルギア44が、出力軸41に装着され、第2のベベルギア45および第3のベベルギア46が、接続バー43の両端に配置され、第1のベベルギア44が、第2のベベルギア45と噛み合い、第4のベベルギア47が、第4のねじロッド54の他端に接続され、第5のベベルギア48が、第5のねじロッド55の他端に接続され、第3のベベルギア46が、第4のベベルギア47と第5のベベルギア48の両方と噛み合う。
【0016】
このようにして、接眼レンズ間隔もまた、ベベルギアおよびねじロッドの協働により調整することができる。
【0017】
第1の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、第1のモータ331、第2のモータ334、および第3のモータ343は、ステッピングモータ、直流モータ、非同期モータ、または同期モータであってもよい。
【0018】
このようにして、モータの特定の実施態様は、より柔軟になり得る。
【0019】
第1の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、端末30が、ユーザによって入力された視覚情報を検出するように構成された、視覚入力部35をさらに含み、視覚情報が、視覚パラメータおよび瞳孔間距離パラメータの少なくとも1つを含み、視覚パラメータが、左目視覚パラメータおよび/または右目視覚パラメータを含む。
【0020】
第1の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、端末30が、ユーザの識別情報に対応する視覚情報を記憶するように構成された、メモリ36をさらに含む。
【0021】
第1の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、端末30が、視覚入力部35によって検出された視覚情報に基づいてまたはメモリに記憶された視覚情報に基づいて、調整動作を行うように第1の調整部材33または第2の調整部材34を制御するように構成された、マイクロプロセッサ37をさらに含む。
【0022】
このようにして、端末30は、第1の調整部材33または第2の調整部材34を使用することによって、ユーザに対応し、視覚入力部35を使用することによってユーザによって入力された、またはメモリ36に記憶された正確なユーザ視覚情報に基づいて調整動作を行ってもよい。
【0023】
第1の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、マイクロプロセッサ37は、視覚情報に基づいて、調整動作を行うように第1の調整部材33を制御するように構成されており、具体的にはマイクロプロセッサ37が、視覚情報に基づいて第1の画面−目間距離の基準値および/または第2の画面−目間距離の基準値を決定し、第1の画面−目間距離の基準値に基づいて第1のモータ331の第1の回転方向および第1の回転円周量を決定し、かつ/または第2の画面−目間距離の基準値に基づいて第2のモータ334の第2の回転方向および第2の回転円周量を決定することを含む。第1の画面−目間距離が、第1の表示画面312の位置と左目基準位置との間の距離であり、第2の画面−目間距離が、第2の表示画面322の位置と右目基準位置との間の距離である。第1の調整部材33が、第1のモータの第1の回転方向および第1の回転円周量に基づいて第1の表示画面312の位置を調整し、それにより第1の表示画面312の調整された位置と左目基準位置との間の距離が第1の画面−目間距離の基準値と等しくなる。第1の調整部材33が、第2のモータ334の第2の回転方向および第2の回転円周量に基づいて第2の表示画面322の位置を調整し、それにより第2の表示画面322の調整された位置と右目基準位置との間の距離が第2の画面−目間距離の基準値と等しくなる。
【0024】
このようにして、端末30は、正確なユーザ視覚情報に基づいて表示画面の位置を調整してもよく、それにより調整された画面−目間距離が画面−目間距離基準値と等しくなる。
【0025】
第1の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、視覚情報が左目視覚パラメータおよび/または右目視覚パラメータを含むとき、マイクロプロセッサ37が、視覚情報に基づいて第1の画面−目間距離の基準値および/または第2の画面−目間距離の基準値を決定するように構成されることが、左目視覚パラメータおよび式1に基づいて第1の画面−目間距離の基準値を決定することと、右目視覚パラメータおよび式1に基づいて第2の画面−目間距離の基準値を決定することとを含む。式1は、ui=1/(Di−1/k)であり、式中、kは、定数を表し、uiが第1の画面−目間距離の基準値を表すとき、Diは、左目屈折力を表し、uiが第2の画面−目間距離の基準値を表すとき、Diは、右目屈折力を表す。
【0026】
このようにして、端末30は、正確なユーザ視覚情報に基づいて画面−目間距離の基準値を決定し、画面−目間距離の基準値に基づいて表示画面の位置を調整することができる。
【0027】
第1の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、マイクロプロセッサ37が、視覚情報に基づいて、調整動作を行うように第2の調整部材34を制御するように構成されることが、具体的には、マイクロプロセッサ37が、瞳孔間距離パラメータに基づいて第3のモータ343の第3の回転方向および第3の回転円周量を決定し、第2の調整部材34が、第3のモータ343の第3の回転方向および第3の回転円周量に基づいて第1の接眼レンズ31と第2の接眼レンズ32との間の距離を調整するように構成され、それにより第1の接眼レンズと第2の接眼レンズとの間の調整された距離が瞳孔間距離パラメータと等しくなることを含む。
【0028】
このようにして、端末30は、ユーザの瞳孔間距離パラメータに基づいて接眼レンズ間隔を調整してもよい。
【0029】
第1の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、視覚パラメータは、近視および遠視の少なくとも1つを含む。
【0030】
このようにして、端末30は、ユーザの近視または遠視状態に基づいて表示画面の位置を調整してもよく、それにより近視および遠視障害のあるユーザが鮮明な画像を見ることができる。
【0031】
第1の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、視覚入力部35が、音声入力ユニットおよび手動入力ユニットの少なくとも1つを含んでもよい。
【0032】
言い換えれば、ユーザは、音声様式または手動様式などの複数の様式で正確な視覚情報を入力してもよい。
【0033】
第1の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、視覚入力部35は、具体的にはタッチパネル、キー付き入力パネル、ノブ型入力パネルなどを含んでもよい。
【0034】
このようにして、手動入力は、より柔軟に実施することができる。
【0035】
第1の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、視覚情報が第1の画面−目間距離の値および/または第2の画面−目間距離の値を含むとき、マイクロプロセッサ37が、視覚情報に基づいて第1の画面−目間距離の基準値および/または第2の画面−目間距離の基準値を決定するように構成されることが、マイクロプロセッサ37が、第1の画面−目間距離の基準値として第1の画面−目間距離の値を決定し、マイクロプロセッサ37が、第2の画面−目間距離の基準値として第2の画面−目間距離の値を決定することを含む。
【0036】
このようにして、端末30は、ユーザに対応し、ユーザによって入力された、またはメモリ36に記憶された画面−目間距離の値に基づいて画面−目間距離基準値を簡単に直接決定することができる。
【0037】
第1の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、端末30は、端末30がユーザによって既に装着されているかどうかを検出するように構成された、装着検出部310をさらに含む。
【0038】
第1の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、端末30は、端末30がユーザによって既に装着されていることを装着検出部310が検出したとき、ユーザによって入力された第1の指示情報を検出するように構成された、指示入力部38であって、、第1の指示情報が、左目視覚パラメータおよび/または右目視覚パラメータを調整するように指示するために使用される指示入力部38を含む。マイクロプロセッサ37は、第1の指示情報に基づいて第1の調整値および/または第2の調整値を決定し、ここで、第1の調整値は、第1の画面−目間距離の調整値であり、第2の調整値は、第2の画面−目間距離の調整値であり、第1の調整値に基づいて第1のモータ331の第4の回転方向および第4の回転円周量を決定し、かつ/または第2の調整値に基づいて第2のモータ334の第5の回転方向および第5の回転円周量を決定するようにさらに構成される。第1の調整部材33は、第1のモータ331の第4の回転方向および第4の回転円周量に基づいて第1の表示画面312の位置を調整し、かつ/または第2のモータ334の第5の回転方向および第5の回転円周量に基づいて第2の表示画面322の位置を調整するようにさらに構成される。
【0039】
このようにして、端末30は、ユーザによって示された視覚パラメータ調整値に基づいて表示画面の位置の微調整をさらに行ってもよく、それによってより鮮明な画像が表示画面に形成される。
【0040】
第1の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、指示入力部38は、端末30がユーザによって既に装着されていることを装着検出部310が検出したとき、ユーザの第2の指示情報を検出するようにさらに構成され、ここで、第2の指示情報は、第1の画面−目間距離および/または第2の画面−目間距離を増減するように指示するために使用されるか、または第1の指示情報は、第1の表示画面312の位置および/または第2の表示画面322の位置を前後に調整するように指示するために使用される。マイクロプロセッサ37は、第2の指示情報に基づいて第1のモータ331の第6の回転方向および第6の回転円周量を決定し、かつ/または第2の指示情報に基づいて第2のモータ334の第7の回転方向および第7の回転円周量を決定するようにさらに構成される。第1の調整部材33は、第1のモータ331の第6の回転方向および第6の回転円周量に基づいて第1の表示画面312の位置を調整し、かつ/または第2のモータ334の第7の回転方向および第7の回転円周量に基づいて第2の表示画面322の位置を調整するようにさらに構成される。
【0041】
このようにして、端末30は、表示画面の位置を調整するように指示するために使用される指示情報に基づいて、表示画面の位置の微調整をさらに行ってもよく、それによってより鮮明な画像が表示画面に形成される。
【0042】
第1の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、指示入力部38は、端末30がユーザによって既に装着されていることを装着検出部310が検出したとき、ユーザの第3の指示情報を検出するようにさらに構成され、ここで、第3の指示情報は、瞳孔間距離パラメータまたは接眼レンズ間隔を増減するように指示するために使用される。マイクロプロセッサ37は、第3の指示情報に基づいて第3のモータ343の第8の回転方向および第8の回転円周量を決定するように構成される。第2の調整部材34は、第3のモータ343の第8の回転方向および第8の回転円周量に基づいて接眼レンズ間隔を調整するようにさらに構成される。
【0043】
このようにして、端末30は、ユーザの指示情報に基づいて接眼レンズ間隔の微調整を行い、ユーザの視覚的経験を向上させてもよい。
【0044】
第1の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、指示入力部38が、音声指示入力部および姿勢指示入力部の少なくとも1つを含み、音声指示入力部が、マイクロフォンを含み、姿勢指示入力部が、カメラを含む。
【0045】
このようにして、ユーザは、ユーザが端末30を装着した後に生じる視覚制限の影響を受けることなく、音声または姿勢を使用することによって表示画面の位置/接眼レンズ間隔の微調整を行ってもよい。
【0046】
第1の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、指示入力部38および視覚入力部35は、同じであっても異なっていてもよい。
【0047】
第1の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、端末30が、ユーザによって入力された識別情報を検出するように構成された、識別子入力部39をさらに含み、ユーザの識別情報が、ユーザに対応する文字情報、音声情報、指紋情報、虹彩情報、および顔面情報の少なくとも1つを含む。
【0048】
このようにして、端末30は、識別情報と視覚情報との間の対応関係を決定してもよい。
【0049】
第2の態様によれば、本出願の一実施形態は、ユーザによって入力された視覚情報を検出するように構成された、視覚入力部61であって、視覚情報は、左目視覚パラメータおよび右目視覚パラメータを含む視覚入力部61と、ユーザの識別情報に対応する視覚情報を記憶するように構成された、メモリ62と、視覚入力部61によって検出された視覚情報に基づいて、またはメモリ62に記憶された視覚情報に基づいて画面−目間距離基準値を決定し、画面−目間距離は、第1の画面−目間距離の基準値および/または第2の画面−目間距離の基準値を含み、第1の画面−目間距離は、第1の表示画面と左目基準位置との間の距離であり、第2の画面−目間距離は、第2の表示画面と右目基準位置との間の距離であり、画面−目間距離基準値に基づいて表示画面の位置を調整し、それにより第1の表示画面の調整された位置と左目基準位置との間の距離が第1の画面−目間距離の基準値と等しくなり、または第2の表示画面の調整された位置と右目基準位置との間の距離が第2の画面−目間距離の基準値と等しくなるように構成された、マイクロプロセッサ63と、を含む端末60を提供する。
【0050】
このようにして、端末は、ユーザによって入力された正確な視覚情報に基づいてまたはユーザに対応する記憶された視覚情報に基づいて、左目に対応する第1の表示画面の位置および右目に対応する第2の表示画面の位置を別々に調整し、鮮明な画像を形成してもよく、ユーザの視野範囲が影響を受けないので、ユーザ経験を向上させることができる。また、表示画面の位置は、モータを回転させることによって調整されてもよく、ユーザは、表示画面の位置を手動で調整する必要がない。したがって、調整様式がより簡便である。
【0051】
第3の態様によれば、本出願の一実施形態は、端末によって、ユーザの視覚情報に基づいて画面−目間距離基準値を決定するステップであって、視覚情報は、ユーザによって入力された視覚情報、またはユーザの識別情報に対応し、端末に記憶された視覚情報を含み、視覚情報は、左目視覚パラメータおよび/または右目視覚パラメータを含み、画面−目間距離基準値は、第1の表示画面の基準値および/または第2の画面−目間距離の基準値を含み、第1の画面−目間距離は、第1の表示画面と左目基準位置との間の距離であり、第2の画面−目間距離は、第2の表示画面と右目基準位置との間の距離である、ステップと、端末によって、画面−目間距離基準値に基づいて表示画面の位置を調整するステップであって、それにより第1の表示画面の調整された位置と左目基準位置との間の距離が第1の画面−目間距離の基準値と等しくなり、または第2の表示画面の調整された位置と右目基準位置との間の距離が第2の画面−目間距離の基準値と等しくなる、ステップと、を含む位置調整方法を提供する。
【0052】
このようにして、端末は、ユーザによって入力された正確な視覚情報に基づいてまたはユーザに対応する記憶された視覚情報に基づいて、左目に対応する第1の表示画面の位置および右目に対応する第2の表示画面の位置を別々に調整し、鮮明な画像を形成してもよく、ユーザの視野範囲が影響を受けないので、ユーザ経験を向上させることができる。また、表示画面の位置は、モータを回転させることによって調整されてもよく、ユーザは、表示画面の位置を手動で調整する必要がない。したがって、調整様式がより簡便である。
【0053】
第3の態様を参照すると、可能な実施態様では、視覚情報が、瞳孔間距離パラメータをさらに含み、瞳孔間距離パラメータが、接眼レンズ間隔の基準値であり、接眼レンズ間隔が、第1の接眼レンズと第2の接眼レンズとの間の距離であり、第1の接眼レンズが、第1の表示画面を含み、第2の接眼レンズが、第2の表示画面を含み、方法は、端末によって、瞳孔間距離パラメータに基づいて接眼レンズ間隔を調整するステップであって、それにより調整された接眼レンズ間隔が瞳孔間距離パラメータと等しくなる、ステップをさらに含む。
【0054】
このようにして、端末は、モータを回転させることによって接眼レンズ間隔を調整し、異なるユーザの瞳孔間距離に適応させ、ユーザの視覚的経験を向上させてもよい。また、手動調整が必要とされないため、調整様式がより簡便である。
【0055】
第3の態様および前述の可能な実施態様を参照すると、別の可能な実施態様では、方法は、端末がユーザによって装着された後、端末によって、ユーザの指示情報を受信するステップと、端末によって、指示情報に応じて第1の表示画面の位置、第2の表示画面の位置、および接眼レンズ間隔の少なくとも1つを調整するステップと、をさらに含む。
【0056】
このようにして、ユーザによって装着される前、端末は、視覚情報に基づいて表示画面の位置または接眼レンズ間隔の粗調整を行ってもよく、ユーザによって装着された後、端末は、表示画面の位置または接眼レンズ間隔の微調整を行い、それによってより鮮明な画像が形成され、ユーザ経験をより向上させることができる。
【0057】
第4の態様によれば、本出願の一実施形態は、プロセッサと、メモリと、バスと、通信インターフェースと、を含む端末を提供する。メモリは、コンピュータ実行指示を記憶するように構成され、プロセッサは、バスを使用することによってメモリに接続され、端末が動作すると、プロセッサは、メモリに記憶されたコンピュータ実行指示を実行し、それにより端末が第3の態様におけるスケジューリング方法を行う。
【図面の簡単な説明】
【0058】
図1】ユーザが本出願の一実施形態による端末を装着するシナリオの概略図である。
図2】本出願の一実施形態によるヘッドマウントディスプレイの基本的な原理の概略図である。
図3】本出願の一実施形態によるヘッドマウントディスプレイの概略構造図である。
図4】本出願の一実施形態による別のヘッドマウントディスプレイの概略構造図である。
図5a】本出願の一実施形態による別のヘッドマウントディスプレイの概略構造図である。
図5b】本出願の一実施形態による別のヘッドマウントディスプレイの概略構造図である。
図5c】本出願の一実施形態による別のヘッドマウントディスプレイの概略構造図である。
図6a】本出願の一実施形態による別のヘッドマウントディスプレイの概略構造図である。
図6b】本出願の一実施形態による別のヘッドマウントディスプレイの概略構造図である。
図7】本出願の一実施形態による別のヘッドマウントディスプレイの概略構造図である。
図8】本出願の一実施形態による視覚情報を入力するシナリオの概略図である。
図9】本出願の一実施形態による視覚情報を入力する別のシナリオの概略図である。
図10】本出願の一実施形態によるプロンプトシナリオの概略図である。
図11】本出願の一実施形態による別のプロンプトシナリオの概略図である。
図12】本出願の一実施形態による別のプロンプトシナリオの概略図である。
図13】本出願の一実施形態による別のプロンプトシナリオの概略図である。
図14】本出願の一実施形態による別のプロンプトシナリオの概略図である。
図15】本出願の一実施形態による別のプロンプトシナリオの概略図である。
図16】本出願の一実施形態による指示シナリオの概略図である。
図17】本出願の一実施形態による別の指示シナリオの概略図である。
図18】本出願の一実施形態による別の指示シナリオの概略図である。
図19】本出願の一実施形態による別の指示シナリオの概略図である。
図20】本出願の一実施形態による別の端末の概略構造図である。
図21】本出願の一実施形態による位置調整方法のフローチャートである。
図22】本出願の一実施形態による別の位置調整方法のフローチャートである。
図23】本出願の一実施形態による別の端末の概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0059】
理解を容易にするために、本出願の実施形態に関連するいくつかの概念の説明の例を以下に参考のために提供する。
【0060】
焦点距離:光学中心とレンズの焦点との間の距離。
【0061】
屈折力:焦点距離の逆数。
【0062】
屈折率:光線がある媒質から異なる屈折率を持つ別の媒質に入ると、進行方向が変化する。これは、眼の光学系では屈折率と呼ばれる。
【0063】
ジオプトリ:屈折力の単位を表し、Dで表される。具体的には、平行光線が屈折物質を通過するとき、屈折物質の屈折力は、焦点が1mのときの1ジオプトリまたは1Dである。レンズに関して、ジオプトリは、レンズの屈折力の単位である。例えば、レンズの焦点距離が1mのとき、レンズの屈折力は、1D(ジオプトリ)である。
【0064】
画角:レンズを頂点とし、測定対象物体の対物像がレンズを通過する際に形成する最大範囲の2つの辺がなす夾角は、画角と呼ばれる。画角は、視野範囲を決定し、画角が大きいほど視野が大きくなり、画角外の対象物体は視野範囲内に存在しない。
【0065】
虚像距離:人間の目とレンズの後ろに形成された虚像との間の距離。
【0066】
瞳孔間距離:人間の2つの瞳孔の間の距離。
【0067】
接眼レンズ間隔:2つの接眼レンズの中心点の間の距離。
【0068】
以下は、本出願の実施形態における添付の図面を参照して、本出願の実施形態における技術的解決策を説明する。本出願の実施形態における記載において、特に断らない限り、「/」は、「または」を意味する。例えば、A/Bは、AまたはBを表し得る。本明細書において「および/または」という用語は、関連する物体を説明するための関連関係のみを説明し、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、Aおよび/またはBは、以下の3つの場合を表し得る:Aのみが存在する、AとBの両方が存在する、およびBのみが存在する。また、本出願の実施形態における記載において、「複数の」は、2つ以上を意味する。
【0069】
本出願の実施形態において提供される端末は、目の周りに装着することができる表示装置であってもよく、例えば、ヘッドマウントディスプレイ、グラスタイプディスプレイ、ポータブルシアター、またはビデオグラスであり得る。例えば、ユーザが本出願の実施形態において提供される端末を装着するシナリオの概略図については、図1を参照されたい。
【0070】
具体的には、本出願の実施形態では、本出願で提供される調整方法を説明するために、ヘッドマウントディスプレイが端末装置の一例として使用される。図2を参照すると、ヘッドマウントディスプレイの基本的な原理は、一群の光学レンズを使用することによって表示画面の画像を拡大し、その画像を網膜上に投影して大画面画像をユーザの目に提示することである。簡単に言えば、物体によって提示される拡大された仮想物体画像は、拡大鏡を使用することによって見られる。
【0071】
例えば、図3は、ヘッドマウントディスプレイの概略構造図を提供する。ヘッドマウントディスプレイ200は、第1の接眼レンズ21と、第2の接眼レンズ22と、第1の表示画面23と、第2の表示画面24と、第1のレンズ25と、第2のレンズ26と、を含むことができる。第1の表示画面23は、撮像用の第1のレンズ25と組み合わされるように構成され、第2の表示画面24は、撮像用の第2のレンズ26と組み合わされるように構成される。第1のレンズ25および第2のレンズ26は、具体的にはレンズであってもよいし、レンズ群であってもよい。第1の表示画面23および第2の表示画面24は、具体的には、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)パネルまたは有機発光ダイオード(organic light−emitting diode、OLED)パネルであり得る。また、図3には示されていないが、ヘッドマウントディスプレイは、ヘッドセットジャック、動作領域などをさらに含み得ることを理解されたい。動作領域は、電源キー、ナビゲーションキー、音量調整キー、メニューキーなどを主に含むことができる。あるいは、別の実施態様では、電源キー、ナビゲーションキー、音量調整キー、メニューキーなどは、別々のリモコンにさらに統合することができる。
【0072】
視覚的障害のあるユーザにとって、鮮明な画像が焦点距離を調整する従来技術の様式で形成される場合、ユーザの視野範囲(すなわち、視野範囲)が影響を受け、その結果、ユーザの没入感が悪化し、ユーザ経験が悪化する。
【0073】
近視または遠視などの視覚的障害のあるユーザの水晶体の歪み具合が異なるため、実際に眼球が虚像を明確に見ることができる距離は異なる。本出願のこの実施形態では、虚像の撮像距離は、表示画面の位置を調整することによって制御され、人間の目が鮮明な画像を見ることができること、およびユーザの視野範囲が従来技術のように影響を受けないことを確実にし、それによってユーザ経験を向上させる。
【0074】
詳細な説明を、特定の実施形態を使用することによって以下に提供する。
【0075】
図3は、ヘッドマウントディスプレイが通常有する基本的な構成要素および機能を示す。説明を明確にするために、例として図3のヘッドマウントディスプレイを使用することによって、本出願の実施形態による端末30および位置調整方法を以下に説明する。なお、本出願の実施形態では、特に断りのない限り、第1の接眼レンズと第2の接眼レンズは、接眼レンズと総称して呼ばれ、第1のレンズ鏡筒と第2のレンズ鏡筒は、レンズ鏡筒と総称して呼ばれ、第1の表示画面と第2の表示画面は、表示画面と総称して呼ばれ、第1のレンズと第2のレンズは、レンズと総称して呼ばれ、左目視覚パラメータと右目視覚パラメータは、視覚パラメータと総称して呼ばれることに留意されたい。
【0076】
図4を参照すると、本出願の一実施形態は、第1の接眼レンズ31と、第2の接眼レンズ32と、第1の調整部材33とを含み得るヘッドマウントディスプレイ300を提供する。第1の接眼レンズ31は、第1のレンズ鏡筒311と、第1のレンズ鏡筒311の内側に配置された第1の表示画面312とを含み、第1の表示画面312は、第1のレンズ鏡筒311にスライド接続している。第2の接眼レンズ32は、第2のレンズ鏡筒321と、第2のレンズ鏡筒321の内側に配置された第2の表示画面322とを含み、第2の表示画面322は、第2のレンズ鏡筒321にスライド接続している。第1の調整部材33は、第1の表示画面312に対して垂直に配置された第1のモータ331、第1の回転軸332、および第1の回転筒333を含む。第1の回転筒333は、第1のモータ331に接続され、第1の回転軸332の一端は、第1の回転筒333と螺合し、第1の回転軸332の他端は、第1の表示画面312に固定的に接続される。第1の調整部材33は、第2の表示画面322に対して垂直に配置された第2のモータ334、第2の回転軸335、および第2の回転筒336をさらに含む。第2の回転筒336は、第2のモータ334に接続され、第2の回転軸335の一端は、第2の回転筒336と螺合し、第2の回転軸335の他端は、第2の表示画面322に固定的に接続される。
【0077】
第1の表示画面312は、複数の様式で第1のレンズ鏡筒311とスライド接続することができる。例えば、図4を参照すると、少なくとも1つの第1のシュート313は、第1のレンズ鏡筒311の内壁に配置され、第1の表示画面312は、少なくとも1つの第1のシュート313を使用することによって第1のレンズ鏡筒311に接続され、第1の表示画面312は、第1のシュート313内をスライドすることができる。
【0078】
図4に示す構造では、第1の調整部材は、以下の第1の調整動作を行うことができる:第1の調整部材33の第1のモータ331が回転すると、第1のモータ331は、第1の回転筒333を回転駆動し、第1の回転筒333は、回転して第1の回転軸332を第1の回転筒333にねじ込ませるまたはそこからねじ外されるように駆動し、第1の回転軸332は、第1の回転筒333にねじ込みまたはそこからねじ外されて第1の表示画面312を第1の表示画面312に垂直な方向に移動させるように駆動し、言い換えれば、第1の表示画面312の位置を調整するように、第1の表示画面312を第1のレンズ鏡筒311の内壁に沿って移動させるように駆動する。
【0079】
図4に示す構造では、第1の調整部材は、以下の第2の調整動作をさらに行うことができる:第1の調整部材33の第2のモータ334が回転すると、第2のモータ334は、第2の回転筒336を回転駆動し、第2の回転筒336は、回転して第2の回転軸335を第2の回転筒336にねじ込ませるまたはそこからねじ外されるように駆動し、第2の回転軸335は、第2の回転筒336にねじ込みまたはそこからねじ外されて第2の表示画面322を第2の表示画面322に垂直な方向に移動させるように駆動し、言い換えれば、第1の表示画面312の位置を調整するように、第2の表示画面322を第2のレンズ鏡筒321の内壁に沿って移動させるように駆動する。
【0080】
本出願のこの実施形態において提供されるヘッドマウントディスプレイ300は、第1の表示画面312の位置および第2の表示画面322の位置を別々に調整することができることを理解することができる。視覚的障害のあるユーザのために、本出願のこの実施形態において提供されるヘッドマウントディスプレイ300は、左目に対応する第1の表示画面312の位置および右目に対応する第2の表示画面322の位置を別々に調整することによって鮮明な画像を形成することができ、ユーザの視野範囲が従来技術のように影響を受けず、それによりユーザ経験を向上させることができる。
【0081】
また、ユーザの左目の視覚および右目の視覚は、厳密に同じではないことがある。例えば、何人かのユーザは、左目の視覚に障害を有するが、通常の右目の視覚を有する。したがって、第1の表示画面312の位置および第2の表示画面322の位置が同期して調整されると、通常、片方の目のみが鮮明な画像を観察することができ、他方の目は鮮明な画像を観察することができない。その結果、全体的な視覚的経験が貧弱である。本出願のこの実施形態において提供されるヘッドマウントディスプレイ300は、実際の視覚状態に基づいて、左目に対応する第1の表示画面312の位置および右目に対応する第2の表示画面322の位置を別々に調整することができ、それにより左目と右目の両方が鮮明な画像を観察することができるので、ユーザの視覚的経験を向上させる。
【0082】
また、従来技術では手動調整様式が使用されている。しかしながら、ユーザの視覚は、ユーザがヘッドマウントディスプレイ300(図1参照)を装着した後に制限されるため、その結果、手動動作を行うことは不便である。本出願のこの実施形態において提供されるヘッドマウントディスプレイ300は、モータを回転させるように制御することによって表示画面の位置を調整することができ、ユーザは、表示画面の位置を手動で調整する必要がない。したがって、調整様式がより簡便である。
【0083】
さらに、図5aを参照すると、本出願のこの実施形態において提供されるヘッドマウントディスプレイ300は、第2の調整部材34をさらに含み得る。第2の調整部材34は、第3のモータ343と、駆動構成要素344と、ねじロッド構成要素345と、を含むことができ、ねじロッド構成要素345は、第1のレンズ鏡筒311および第2のレンズ鏡筒321にねじ接続されている。第2の調整部材34は、以下の第3の調整動作を行うことができる:第3のモータ343は、駆動構成要素344を使用することによって、ねじロッド構成要素345を回転駆動し、それにより第1のレンズ鏡筒311と第2のレンズ鏡筒321とを互いに接近または離間させ、言い換えれば、2つのレンズ鏡筒は、内側または外側に同時に移動する。
【0084】
言い換えれば、ヘッドマウントディスプレイ300は、第2の調整部材34を使用することによって第1のレンズ鏡筒311の位置および第2のレンズ鏡筒321の位置を調整することができ、それにより第1のレンズ鏡筒311と第2のレンズ鏡筒321とを互いに接近または離間させ、接眼レンズ間隔が増減する。
【0085】
接眼レンズ間隔がユーザの瞳孔間距離と一致している必要があり、ユーザごとに異なる瞳孔間距離を有するため、接眼レンズ間隔も異なる。本出願のこの実施形態において提供されるヘッドマウントディスプレイ300は、モータを回転させることによって接眼レンズ間隔を調整し、異なるユーザの実際の瞳孔間距離に適応させ、ユーザの視覚的経験を向上させることができる。また、手動調整が必要とされないため、この調整様式がより簡便である。
【0086】
さらに、図5bを参照すると、第1のスリーブ341は、第1のレンズ鏡筒311にさらに締結されてもよく、第2のスリーブ342は、第2のレンズ鏡筒321にさらに締結されてもよく、ねじロッド構成要素345は、第1のスリーブ341および第2のスリーブ342を使用することによって第1のレンズ鏡筒311および第2のレンズ鏡筒321に別々にねじ接続されている。
【0087】
特定の実施態様では、図5bを参照すると、駆動構成要素344は、第3のモータ343の出力軸41およびタービン42を含み、出力軸41はウォームであり、タービン42の一端はウォームと嵌合し、タービン42の他端は、ねじロッド構成要素345に接続される。本明細書のねじロッド構成要素345は、具体的にはねじロッドであり得る。
【0088】
図5bに示す構造では、第3のモータ343が回転すると、出力軸41は、タービン42を回転駆動し、タービン42は、回転してねじロッド構成要素345を回転駆動し、それによりねじロッド構成要素345の両端が第1のスリーブ341および第2のスリーブ342に同時にねじ込むか、または第1のスリーブ341および第2のスリーブ342から同時にねじ外され、第1のレンズ鏡筒311および第2のレンズ鏡筒321は、内側または外側に同時に移動する。
【0089】
別の特定の実施態様では、図5cを参照すると、ねじロッド構成要素345は、第1のねじロッド51と、第2のねじロッド52と、第3のねじロッド53と、を含む。タービン42の一端が、第1のねじロッド51の表面のねじ山と噛み合い、第1のねじロッド51の両端には各々、ギアが配置され、第2のねじロッド52の一端および第3のねじロッド53の一端には各々、ギアが配置され、第1のねじロッド51の両端が、ギアを使用することによって第2のねじロッド52および第3のねじロッド53とそれぞれ噛み合い、ギアが配置されていない第2のねじロッド52の端部および第3のねじロッド53の端部が、第1のレンズ鏡筒311および第2のレンズ鏡筒321にそれぞれねじ接続されている。
【0090】
図5cに示す構造では、第3のモータ343が回転すると、出力軸41は、タービン42を回転駆動し、タービン42は、回転して第1のねじロッド51を回転駆動し、第1のねじロッド51は、ギアを使用することによって、第2のねじロッド52および第3のねじロッド53を回転駆動し、それにより第2のねじロッド52および第3のねじロッド53が第1のスリーブ341および第2のスリーブ342に同時にねじ込むか、または第1のスリーブ341および第2のスリーブ342から同時にねじ外され、第1のレンズ鏡筒311および第2のレンズ鏡筒321は、内側または外側に同時に移動する。
【0091】
表示画面の位置を調整するプロセスにおいて、ねじロッド構成要素345は回転するが、ねじロッド構成要素345の位置は変化しないことに留意されたい。図5cに示す構造では、第1のねじロッド51、第2のねじロッド52、および第3のねじロッド53の組合せを使用して図5bのねじロッドを置き換えることができ、それによりロッカなどの締結具を配置して第1のねじロッド346、第2のねじロッド347、および第3のねじロッド348を締結することができ、第1のねじロッド346、第2のねじロッド347、および第3のねじロッド348の位置は、容易に変化しない。
【0092】
別の特定の実施態様では、図6aを参照すると、ねじロッド構成要素345は、第4のねじロッド54と、第5のねじロッド55と、を含み、第4のねじロッド54の一端および第5のねじロッド55の一端は、第1のレンズ鏡筒311および第2のレンズ鏡筒321にそれぞれねじ接続されている。駆動構成要素344は、第3のモータ343の出力軸41、接続バー43、第1のベベルギア44、第2のベベルギア45、第3のベベルギア46、第4のベベルギア47、および第5のベベルギア48を含み、第1のベベルギア44は、出力軸41に装着され、第2のベベルギア45および第3のベベルギア46は、接続バー43の両端に配置され、第1のベベルギア44は、第2のベベルギア45と噛み合い、第4のベベルギア47は、第4のねじロッド54の他端に接続され、第5のベベルギア48は、第5のねじロッド55の他端に接続され、第3のベベルギア46は、第4のベベルギア47と第5のベベルギア48の両方と噛み合う。
【0093】
図6aに示す構造では、第3のモータ343が回転すると、出力軸41は、第1のベベルギア44を回転駆動し、第1のベベルギア44は、回転して第2のベベルギア45を回転駆動し、第2のベベルギア45は、接続バー43を使用することによって、回転して第3のベベルギア46を回転駆動し、第3のベベルギア46は、ギアの噛み合いを介して、第4のベベルギア47および第5のベベルギア48を回転駆動し、第4のベベルギア47および第5のベベルギア48は、回転して第4のねじロッド54および第5のねじロッド55を回転駆動し、それにより第4のねじロッド54および第5のねじロッド55が第1のスリーブ341および第2のスリーブ342に同時にねじ込むか、または第1のスリーブ341および第2のスリーブ342から同時にねじ外され、第1のレンズ鏡筒311および第2のレンズ鏡筒321は、内側または外側に同時に移動する。
【0094】
別の特定の実施態様では、図6bに示すように、ねじロッド構成要素345は、図6aの第4のねじロッド44および第5のねじロッド45を置き換えるねじロッドを含み、第4のベベルギア47および第5のベベルギア48は、ねじロッドにスリーブ付けされる。
【0095】
2つのレンズ鏡筒が内側または外側に同時に移動することを可能にするために、可能な実施態様では、ねじロッド構成要素と2つのレンズ鏡筒との間の接合部におけるねじ山の螺旋方向は反対であるか、または2つのレンズ鏡筒の各々とねじロッド構成要素との間の接合部におけるねじ山の螺旋方向は反対であることに留意されたい。
【0096】
図5a図6bに示す第2の調整部材34は、説明のための一例として使用されているに過ぎず、本出願のこの実施形態では、モータが回転して2つのレンズ鏡筒を内側または外側に同時に移動させることを確実にすることができる任意の駆動構造が使用されてもよいことに留意されたい。
【0097】
具体的には、本出願のこの実施形態では、第2の調整部材34は、第3のモータ343の第3の回転方向および第3の回転円周量に基づいて前述の第3の調整動作を行ってもよい。第3のモータ343の第3の回転方向は、2つのレンズ鏡筒が内側に同時に移動するのか、または外側に同時に移動するのかを決定し、第3の回転円周量は、2つのレンズ鏡筒が内側に同時に移動する、または外側に同時に移動する距離を決定する。
【0098】
また、本出願のこの実施形態では、第1のモータ331、第2のモータ334、および第3のモータ343は、具体的には、ステッピングモータ、直流モータ、非同期モータ、同期モータなどであってもよい。また、モータが特定のスペースを占有するので、3つのモータは、スペースの状態に基づいて分散的または集中的な様式で配置することができる。例えば、第1のモータ331および第2のモータ334は、2つの接眼レンズの間に並列に配置されてもよいし、第3のモータ343は、接眼レンズの上方に配置されてもよい。
【0099】
なお、図5a図6bには示されていないが、レンズ鏡筒、表示画面、およびレンズの断面の形状は、円形以外に楕円形、長方形、または別の形状であってもよい。これは、本明細書において限定されない。
【0100】
図7は、ヘッドマウントディスプレイ300の別の概略構造図である。本出願のこの実施形態において提供されるヘッドマウントディスプレイ300は、ユーザによって入力された視覚情報を検出するように構成された、視覚入力部35をさらに含み得る。視覚情報は、視覚パラメータおよび瞳孔間距離パラメータの少なくとも1つを含む。視覚パラメータは、左目視覚パラメータおよび/または右目視覚パラメータを含む。
【0101】
さらに、ヘッドマウントディスプレイ300は、ユーザの識別情報に対応する視覚情報を記憶するように構成された、メモリ36をさらに含み得る。
【0102】
ヘッドマウントディスプレイ300は、視覚入力部35によって検出された視覚情報に基づいてまたはメモリ36に記憶された視覚情報に基づいて、調整動作を行うように第1の調整部材33または第2の調整部材34を制御するように構成された、マイクロプロセッサ37をさらに含み得る。
【0103】
マイクロプロセッサ37が、視覚情報に基づいて、調整動作を行うように第1の調整部材33を制御するように構成されることが、具体的には、
マイクロプロセッサ37が、視覚情報に基づいて第1の画面−目間距離の基準値および/または第2の画面−目間距離の基準値を決定し、第1の画面−目間距離の基準値に基づいて第1のモータ331の第1の回転方向および第1の回転円周量を決定し、かつ/または第2の画面−目間距離の基準値に基づいて第2のモータ334の第2の回転方向および第2の回転円周量を決定することであって、第1の画面−目間距離が、第1の表示画面312の位置と左目基準位置との間の距離であり、第2の画面−目間距離が、第2の表示画面322の位置と右目基準位置との間の距離であることと、
第1の調整部材33が、第1のモータの第1の回転方向および第1の回転円周量に基づいて第1の表示画面312の位置を調整し、言い換えれば、第1の調整部材33が、前述の第1の調整動作を行い、それにより第1の表示画面312の調整された位置と左目基準位置との間の距離が第1の画面−目間距離の基準値と等しくなることと、
第1の調整部材33が、第2のモータ334の第2の回転方向および第2の回転円周量に基づいて第2の表示画面322の位置を調整し、言い換えれば、第1の調整部材33が、前述の第2の調整動作を行い、それにより第2の表示画面322の調整された位置と右目基準位置との間の距離が第2の画面−目間距離の基準値と等しくなることとを含み得る。
【0104】
具体的には、ヘッドマウントディスプレイ300は、以下の様式で第1のモータ311の第1の回転方向および第1の回転円周量ならびに/または第2のモータ321の第2の回転方向および第2の回転円周量を得ることができる。
【0105】
第1の可能な実施態様では、ヘッドマウントディスプレイ300は、視覚入力部35を含み、入力部35によって検出された視覚情報は、左目視覚パラメータおよび/または右目視覚パラメータを含む。
【0106】
本明細書における視覚パラメータは、近視および遠視の少なくとも1つを含み得る。視覚入力部35は、音声入力ユニットおよび手動入力ユニットの少なくとも1つを含むことができる。言い換えれば、ユーザは、音声様式または手動様式で視覚情報を入力することができる。ユーザが音声様式で視覚情報を入力するとき、視覚入力部35は、具体的には、ユーザによって入力された音声形式の視覚情報を検出するように構成された、少なくとも1つのマイクロフォンを含んでもよい。ユーザが手動様式で視覚情報を入力するとき、視覚入力部35は、具体的には、タッチパネル、キー付き入力パネル、ノブ型入力パネルなどを含んでもよい。このようにして、ユーザは、視覚入力部35を使用することによって音声様式または手動様式で正確な左目および/または右目視覚パラメータを入力することができる。例えば、ユーザがタッチパネル40を使用することによって視覚パラメータを入力するシナリオについては、図8を参照する。例えば、ユーザが音声を使用することによって視覚パラメータを入力するシナリオについては、図9を参照する。
【0107】
本出願のこの実施形態では、ユーザがヘッドマウントディスプレイ300の使用を開始したとき、例えばヘッドマウントディスプレイ300の電源が投入されたとき、ヘッドマウントディスプレイ300は、視覚的プロンプトおよび/または聴覚的プロンプトを使用することによって、視覚情報を入力するようにユーザにさらに思い出させることができる。例えば図10を参照すると、ヘッドマウントディスプレイ300は、拡声器(またはヘッドセット)を使用することによって「視覚情報を入力」という音声プロンプトを提供することができる。あるいは、例えば、ヘッドマウントディスプレイ300は、視覚入力部35の表示画面またはタッチパネル40を使用することによって「視覚情報を入力」という文字プロンプトを提供してもよい。あるいは、例えばヘッドマウントディスプレイ300は、視覚入力部35のタッチパネル40を明るくして、視覚情報の入力をユーザに促してもよい。ヘッドマウントディスプレイ300がタッチパネル40を使用することによってユーザを促す概略図については、図11を参照する。
【0108】
マイクロプロセッサ37は、音声様式または手動様式でユーザによって入力された正確な視覚パラメータに基づいて表示画面と人間の目の基準位置との間の距離の基準値を決定することができる。遠視のユーザは、比較的大きい画面−目間距離および比較的大きい画面−目間距離基準値に対応し、近視のユーザは、比較的小さい画面−目間距離および比較的小さい画面−目間距離基準値に対応する。
【0109】
ユーザによって装着される前、本出願のこの実施形態で提供されるヘッドマウントディスプレイ300は、視覚情報に基づいて第1の調整動作、第2の調整動作、および第3の調整動作を行ってもよいことに留意されたい。この場合、ユーザがヘッドマウントディスプレイを装着していないため、ユーザは、実際の人間の目の位置を知ることができない。画面−目間距離は、表示画面と予め設定された人間の目の基準位置との間の距離である。人間の目の基準位置は、通常、レンズから10mm〜20mm離れた位置に設定される。例えば、左目基準位置は、第1のレンズ314から15mm離れた位置に設定されてもよく、右目位置は、第2のレンズ324から15mm離れた位置に設定されてもよい。
【0110】
一実施態様では、マイクロプロセッサ37が、左目視覚パラメータに基づいて第1の画面−目間距離の基準値を決定するように構成されることが、左目視覚パラメータおよび式1に基づいて第1の画面−目間距離の基準値を決定することを含み得る。マイクロプロセッサ37が、右目視覚パラメータに基づいて第2の画面−目間距離の基準値を決定するように構成されることが、右目視覚パラメータおよび式1に基づいて第2の画面−目間距離の基準値を決定することを含み得る。式1は、以下のように表すことができる:
ui=1/(Di−1/k)。
【0111】
式1において、uiが第1の画面−目間距離の基準値を表すとき、Diは左目屈折力を表し、uiが第2の画面−目間距離の基準値を表すとき、Diは右目屈折力を表し、kは定数を表し、具体的には実際の製品の特性、例えばレンズパラメータならびに製品の仕様およびサイズなどに関連し得る。屈折力Diの単位は、1/メートルであり、1/メートルは、Dで表されるジオプトリとも呼ばれ、1ジオプトリは、100ジオプトリ視覚に対応する。具体的には、100ジオプトリ近視は、−1dDに対応し、100ジオプトリ遠視は、+1Dに対応する。このようにして、式1に基づいて算出される画面−目間距離基準値において、近視パラメータは、小画面−目間距離基準値に対応し、遠視パラメータは、大画面−目間距離基準値に対応する。
【0112】
具体的には、ある場合では、マイクロプロセッサ37は、式1およびユーザによって毎回入力される視覚パラメータ(左目視覚パラメータおよび/または右目視覚パラメータ)に基づいて画面−目間距離基準値(第1の画面−目間距離の基準値および/または第2の画面−目間距離の基準値)を算出してもよい。
【0113】
あるいは、別の場合では、ヘッドマウントディスプレイ300は、メモリ36をさらに含んでもよく、メモリ36は、予め設定された第1の比較表を記憶してもよい。第1の比較表は、視覚パラメータと画面−目間距離との間の対応関係を含み、第1の比較表における画面−目間距離と視覚パラメータとの間の対応関係は、前述の式1を満たす。例えば、視覚パラメータは、近視である。本出願のこの実施形態において提供される第1の比較表は、具体的には、以下の表1であり得る。
【0114】
【表1】
【0115】
第1の画面−目間距離の基準値を決定するとき、マイクロプロセッサ37は、第1の表示画面312と左目基準位置との間の現在の距離、すなわち、第1の表示画面312の現在の位置に基づいて現在の第1の画面−目間距離を決定し、第1の画面−目間距離の基準値と現在の第1の画面−目間距離との間の差に基づいて第1のモータ331の第1の回転方向および第1の回転円周量を決定することができる。
【0116】
ヘッドマウントディスプレイ300が使用されるたびに、ヘッドマウントディスプレイ300における表示画面の現在の位置は、予め設定された位置であってもよいし、前回の調整後の保存した位置であってもよいことに留意されたい。これは、本明細書において特に限定されない。
【0117】
例えば、一例として第1のモータ331を使用して、第1の画面−目間距離であり、左目視覚パラメータに基づいてマイクロプロセッサ37によって決定される基準値が25mmであり、現在の第1の画面−目間距離が20mmである場合、第1の表示画面312は、後方に(左目基準位置から離れる方向に)5mmだけさらに調整される必要があり、これは調整対象距離として+5mmと表され得る。マイクロプロセッサ37は、5mmおよび第1の回転軸332の第1のねじピッチに基づいて第1のモータ331の第1の回転円周量を算出してもよい。第1の回転円周量は、具体的には、5mmを第1のねじピッチで除した商であってもよい。第1の画面−目間距離であり、左目視覚パラメータに基づいてマイクロプロセッサ37によって決定される基準値が25mmであり、現在の第1の画面−目間距離が30mmである場合、第1の表示画面312は、前方に(左目基準位置に近づく方向に)5mmだけさらに調整される必要があり、これは調整対象距離として−5mmと表され得る。また、第1の表示画面312の位置を前後に調整する必要があるかどうかに基づいて、マイクロプロセッサ37は、第1のモータ331の第1の回転方向が時計回りであるか反時計回りであるかを決定し得る。具体的には、第1の表示画面312の移動方向と第1のモータ331の回転方向との間の対応関係は、第1の回転筒333および第1の回転軸332のねじ山の螺旋方向に関連する。同様に、マイクロプロセッサ37は、第2のモータ334の第2回転方向および第2の回転円周量をさらに決定してもよい。
【0118】
また、可能な実施態様では、メモリ36は、予め設定された第2の比較表をさらに記憶してもよく、第2の比較表は、表示画面の調整対象距離とモータの回転方向および回転円周量との間の対応関係を含む。調整対象距離を決定した後、マイクロプロセッサ37は、第2の比較表を検索することによってモータの回転方向および回転円周量を決定してもよい。
【0119】
マイクロプロセッサ37が第1のモータ331の第1の回転方向および第1の回転円周量を決定した後、第1の調整部材33は、前述の第1の調整動作を行ってもよく、それにより第1の表示画面312の調整された位置と左目基準位置との間の距離が、第1の画面−目間距離の基準値と等しくなる。マイクロプロセッサ37が第2のモータ334の第2の回転方向および第2の回転円周量を決定した後、第1の調整部材33は、前述の第2の調整動作を行ってもよく、それにより第2の表示画面322の調整された位置と左目基準位置との間の距離が、第2の画面−目間距離の基準値と等しくなる。
【0120】
この可能な実施態様では、ヘッドマウントディスプレイは、ユーザによって入力された正確な視覚パラメータに基づいて画面−目間距離基準値を決定し、モータの回転方向および回転円周量を決定して表示画面の位置を調整することができ、それにより視覚的障害のあるユーザが調整された表示画面で鮮明な画像を観察することができる。
【0121】
第2の可能な実施態様では、ヘッドマウントディスプレイ300は、メモリ36をさらに含むことができ、メモリ36に記憶された視覚情報は、ユーザの識別情報に対応する左目視覚パラメータおよび/または右目視覚パラメータを含む。この場合、ヘッドマウントディスプレイ300は、ユーザの識別情報に対応し、メモリ36に記憶された正確な視覚パラメータに基づいて画面−目間距離基準値を決定し、モータの回転方向および回転円周量を決定して表示画面の位置を調整することができ、それにより視覚的障害のあるユーザが調整された表示画面で鮮明な画像を観察することができる。
【0122】
別の実施態様では、視覚入力部35によって検出された視覚情報またはメモリ36に記憶された視覚情報は、第1の画面−目間距離の値と、第2の画面−目間距離の値とを含む。この可能な実施態様では、ヘッドマウントディスプレイは、ユーザによって入力された正確な画面−目間距離値に基づいて画面−目間距離基準値を決定し、モータの回転方向および回転円周量を決定して表示画面の位置を調整することができ、それにより視覚的障害のあるユーザが調整された表示画面で鮮明な画像を観察することができる。
【0123】
特に、前述の第1の可能な実施態様は、ユーザがヘッドマウントディスプレイ300を初めて使用するシナリオに適用することができる。このシナリオでは、メモリ36は、ユーザの識別情報に対応する視覚情報を記憶しない。この場合、ユーザは、視覚入力部35を使用することによって左目視覚パラメータおよび/または右目視覚パラメータを入力する必要がある。この場合、ユーザが視覚パラメータを入力しない場合に、ヘッドマウントディスプレイ300は、デフォルトでユーザの視覚が通常であると見なし、視覚パラメータは、予め設定された通常の視覚パラメータである。ユーザがヘッドマウントディスプレイ300を使用するのが初めてではないシナリオには、別の可能な実施態様を適用することができる。このシナリオでは、メモリ36は、ユーザの識別情報に対応する視覚情報を記憶することができ、それにより次回ヘッドマウントディスプレイ300を使用する際に、ユーザがメモリ36の視覚情報に基づいてより効果的に調整を行うことができ、ユーザが再び視覚情報を入力する必要はない。
【0124】
さらに、視覚構成要素35によって検出された視覚情報またはメモリ36に記憶された視覚情報が瞳孔間距離パラメータを含むとき、マイクロプロセッサ37が、視覚情報に基づいて、調整動作を行うように第2の調整部材34を制御するようにさらに構成され得ることが、具体的にはマイクロプロセッサ37が、瞳孔間距離パラメータに基づいて第3のモータ343の第3の回転方向および第3の回転円周量を決定することを含む。第2の調整部材34は、第3のモータ343の第3の回転方向および第3の回転円周量に基づいて前述の第3の調整動作を行うように構成され、それにより第1の接眼レンズと第2の接眼レンズとの間の調整された距離が瞳孔間距離パラメータと等しくなる。
【0125】
マイクロプロセッサ37によって使用される第3のモータ343の第3の回転方向および第3の回転円周量を決定する方法は、マイクロプロセッサ37によって使用される第1のモータ331の第1の回転方向および第1の回転円周量を決定する方法と同様である。詳細は、本明細書では再度説明しない。瞳孔間距離パラメータと現在の接眼レンズ間隔との間の差は、前述の調整対象距離と同様であってもよい。
【0126】
本出願のこの実施形態において提供されるヘッドマウントディスプレイは、ユーザによって入力された正確な瞳孔間距離パラメータに基づいて、またはユーザの識別情報に対応する、メモリに記憶された正確な瞳孔間距離パラメータに基づいて、モータの回転方向および回転円周量を決定し、2つの接眼レンズの位置を調整することができ、それにより接眼レンズの調整された位置がユーザの現在の瞳孔間距離に適応することができるので、ユーザの視覚的経験を向上させることを理解することができる。
【0127】
さらに、本出願のこの実施形態で提供されるヘッドマウントディスプレイ300は、ユーザの識別情報を入力するように構成された、識別子入力部39をさらに含み得る。
【0128】
ユーザの識別情報は、ユーザを一意に識別するために使用され得る。例えば、ユーザの識別情報は、ユーザに対応する文字情報、音声情報、指紋情報、虹彩情報、および顔面情報の少なくとも1つを含み得る。ユーザの識別情報が文字情報であるとき、識別子入力部39は、具体的にはタッチパネル、キー付き入力パネルなどであってもよい。ユーザの識別情報が音声情報であるとき、識別子データ部は、具体的にはマイクロフォンであってもよい。ユーザの識別情報が指紋情報であるとき、識別子入力部39は、具体的には指紋認識構成要素であってもよい。ユーザの識別情報が虹彩情報であるとき、識別子入力部39は、虹彩認識構成要素であってもよい。ユーザの識別情報が顔面認識情報であるとき、識別子入力部39は、顔面認識構成要素であってもよい。虹彩認識構成要素および顔面認識構成要素は、具体的にはカメラを含み得る。
【0129】
前述の第2の可能な実施態様では、識別子入力部39を使用することによってユーザの識別情報を検出するとき、ヘッドマウントディスプレイ300は、ユーザの識別情報と一致し、メモリ36に記憶された視覚情報に基づいて調整動作を行ってもよい。
【0130】
また、本出願のこの実施形態では、ユーザがヘッドマウントディスプレイ300の使用を開始したとき、例えば、ヘッドマウントディスプレイ300の電源が投入されたとき、ヘッドマウントディスプレイ300は、視覚的プロンプトおよび/または聴覚的プロンプトを使用することによって、識別情報を入力するようにユーザにさらに思い出させることができる。例えば、ヘッドマウントディスプレイ300は、音声を使用することによって、「識別情報を入力」するようにユーザに促してもよい。あるいは、例えば図12を参照すると、ヘッドマウントディスプレイ300がタッチパネル40を含むとき、ヘッドマウントディスプレイ300は、タッチパネル40を使用することによって、「識別情報を入力」するようにユーザに促してもよい。
【0131】
さらに、表示画面の位置または接眼レンズ間隔を調整した後、ヘッドマウントディスプレイ300は、プロンプト情報をさらにトリガし、表示画面の位置/接眼レンズ間隔が調整済みであることをユーザに通知してもよい。本明細書におけるプロンプト情報は、視覚的プロンプトおよび/または聴覚的プロンプトを含み得る。例えば、プロンプト情報は、あるいは別の種類のプロンプト情報を含む。これは、本明細書において特に限定されない。
【0132】
例えば、図13を参照すると、表示画面(例えば、第1の表示画面312)の位置を調整した後、ヘッドマウントディスプレイ300は、表示画面に「表示画面の位置調整済み」、「調整完了」、または「ok」という視覚的プロンプト情報などの文字を表示してもよい。例えば、図14を参照すると、接眼レンズ間隔を調整した後、ヘッドマウントディスプレイ300は、少なくとも1つの表示画面に「接眼レンズ間隔調整済み」という視覚的プロンプト情報を表示してもよい。例えば、表示画面の位置を調整した後、ヘッドマウントディスプレイ300は、表示画面の調整された位置と表示画面の人間の目の位置との間の実際の距離を表示してもよい。例えば、接眼レンズ間隔を調整した後、ヘッドマウントディスプレイ300は、少なくとも1つの表示画面に調整された接眼レンズ間隔を表示してもよい。例えば、表示画面の位置/接眼レンズ間隔を調整した後、ヘッドマウントディスプレイ300は、「調整完了」という音声プロンプトを提供してもよい。例えば、図15を参照すると、第1の表示画面312の位置を調整した後、ヘッドマウントディスプレイ300は、「第1の表示画面の位置調整済み」という音声プロンプトを提供してもよい。例えば、表示画面の位置/接眼レンズ間隔を調整した後、ヘッドマウントディスプレイ300は、「カチカチ」という音声プロンプトを提供してもよい。例えば、表示画面の位置/接眼レンズ間隔を調整した後、ヘッドマウントディスプレイ300は、同時に表示画面に「調整完了」というプロンプト情報を表示すると共に、「カチカチ」という音を鳴らすことができる。例えば、表示画面の位置/接眼レンズ間隔を調整した後、ヘッドマウントディスプレイ300は、振動によって、表示画面の位置/接眼レンズ間隔が調整済みであることをユーザに通知してもよい。また、本明細書に列挙されていない他の可能なプロンプト様式もあり得る。
【0133】
さらに、ユーザがヘッドマウントディスプレイ300を装着した後、装着の締め具合や個体差などにより、実際の人間の目の位置と人間の目の基準位置とがわずかに異なっている場合や、ユーザの視覚パラメータがわずかに変化する場合がある。ヘッドマウントディスプレイ300がユーザの正確な視覚情報に基づいて表示画面の位置を調整した後、ユーザが表示画面で観察する画像は、特に鮮明ではない場合がある。この場合、ユーザは、指示情報をトリガすることによって表示画面の位置の微調整を行ってもよい。
【0134】
可能な実施態様では、本出願のこの実施形態において提供されるヘッドマウントディスプレイ300は、装着検出部310と、指示入力部38とをさらに含み得る。装着検出部310は、端末30がユーザによって既に装着されているかどうかを検出するように構成され得る。指示入力部38は、装着検出部310が端末30がユーザによって既に装着されていることを検出したとき、ユーザによって入力され、左目視覚パラメータおよび/または右目視覚パラメータを調整するように指示するために使用される第1の指示情報を検出するように構成され得る。
【0135】
マイクロプロセッサ37は、第1の指示情報に基づいて第1の調整値および/または第2の調整値を決定し、第1の調整値が、第1の画面−目間距離の調整値であり、第2の調整値が、第2の画面−目間距離の調整値であり、第1の調整値に基づいて第1のモータ331の第4の回転方向および第4の回転円周量を決定し、かつ/または第2の調整値に基づいて第2のモータ334の第5の回転方向および第5の回転円周量を決定するようにさらに構成され得る。
【0136】
第1の調整部材33は、第1のモータ331の第4の回転方向および第4の回転円周量に基づいて第1の表示画面312の位置を調整し、かつ/または第2のモータ334の第5の回転方向および第5の回転円周量に基づいて第2の表示画面322の位置を調整するようにさらに構成され得る。
【0137】
第1の指示情報を使用することによってユーザによって示された視覚パラメータ調整振幅は、比較的小さくてもよい。具体的には、指示入力部38は、音声指示入力部および姿勢指示入力部の少なくとも1つを含んでもよい。音声指示入力部は、具体的には、ユーザの音声指示を検出するように構成された、マイクロフォンを含み得る。姿勢指示入力部は、具体的には、ユーザの姿勢指示を検出するように構成された、カメラを含み得る。本明細書における姿勢入力構成要素は、左目視覚パラメータおよび/または右目視覚パラメータを調整するように指示するためにユーザによって使用される姿勢指示情報を検出することができ、例えば、ユーザの目の移動情報およびユーザの頭の移動情報であり得る。また、指示入力部38は、具体的には、ユーザの指示情報を検出するように構成された、複数のセンサをさらに含んでもよい。
【0138】
例えば、図16を参照すると、ユーザは、音声を使用することによって、左目近視ジオプトリを1ジオプトリ増加させ、右目遠視ジオプトリを3ジオプトリ減少させるように指示してもよい。あるいは、例えばメモリ36は、予め設定された調整ステップをさらに記憶してもよい。例えば、視覚パラメータは、1ジオプトリであり、ユーザは、音声を使用することによって、左目近視ジオプトリを増加させるように、言い換えれば、左目近視ジオプトリを1ジオプトリ増加させるように指示することができる。あるいは、例えばユーザは、左目視覚パラメータを調整する必要があることを示すために頭を左に回し、ユーザの視覚パラメータを増加させる必要があることを示すために頭を上に回すことができる。ユーザは、右目視覚パラメータを調整する必要があることを示すために頭を右に回し、ユーザの視覚パラメータを減少させる必要があることを示すために頭を下に回すことができる。あるいは、例えばユーザは、左目視覚パラメータを調整する必要があることを示すために手を左に移動させることができ、図17を参照すると、左目視覚パラメータを増加させる必要があることを示すために手は上を向く。ユーザは、右目視覚パラメータを調整する必要があることを示すために手を右に移動させることができ、図18を参照すると、右目視覚パラメータを減少させる必要があることを示すために手は下を向く。あるいは、例えばユーザは、音声と姿勢の両方を使用することによって第1の指示情報をトリガしてもよい。例えばユーザは、音声を使用することによって、予め設定されたステップに基づいて左目視覚パラメータを調整して頭を上に回すように指示し、左目視覚パラメータを増加させるように指示することができる。
【0139】
マイクロプロセッサ37は、第1の指示情報によって示された視覚パラメータ調整値に基づいて調整された視覚パラメータを決定し、調整された視覚パラメータ、式1、および現在の画面−目間距離の実際の値に基づいて画面−目間距離調整値を決定してもよい。
【0140】
あるいは、メモリ36は、表1と同様の第2の比較表をさらに記憶してもよく、第2の比較表は、視覚パラメータ調整値と画面−目間距離調整値との間の対応関係を示すために使用される。表2を検索することによって、マイクロプロセッサ37は、第1の指示情報によって示された視覚パラメータ調整値に基づいて、視覚パラメータ調整値に対応する画面−目間距離調整値を決定してもよい。例えば、近視が一例として使用される。第2の比較表の詳細は、下記の表2を参照されたい。表2の視覚パラメータ調整値は、比較的小さい。
【0141】
【表2】
【0142】
表2の近視パラメータ調整値は、正でも負でもよく、例えば、近視パラメータ調整値は、増加すると正となり、減少すると負となる。対応して、調整値もまた、正または負であってもよい。例えば、近視パラメータ調整値が正のとき、近視パラメータが増加していることを示す。この場合、画面−目間距離調整値は、負であり得、画面−目間距離を減少させる必要があり、表示画面を人間の目に近づく方向に移動させる必要があることを示す。近視パラメータ調整値が負のとき、近視パラメータが減少していることを示す。この場合、画面−目間距離調整値は、正であり得、画面−目間距離を増加させる必要があり、表示画面を人間の目から離れる方向に移動させる必要があることを示す。
【0143】
前述の表2は、一例として近視を使用することによって説明したものであり、遠視は近視と同様であることに留意されたい。詳細は、本明細書では再度説明しない。
【0144】
画面−目間距離調整値は、前述の調整対象距離と同様であってもよく、画面−目間距離調整値に基づいて第1の回転方向および第1の回転円周量を決定するための方法は、調整対象距離に基づいて第1の回転方向および第1の回転円周量を決定するための方法と同様である。マイクロプロセッサ37は、第1の画面−目間距離の調整値に基づいて第4の回転方向および第4の回転円周量を決定し、第2の画面−目間距離の調整値に基づいて第5の回転方向および第5の回転円周量を決定し、第1の表示画面312の位置および第2の表示画面322の位置の微調整を行うことができる。具体的なプロセスは、本明細書では再度説明しない。
【0145】
他の可能な実施態様では、指示入力部38は、端末30がユーザによって既に装着されていることを装着検出部310が検出したとき、ユーザの第2の指示情報を検出するようにさらに構成され得る。第2の指示情報は、第1の画面−目間距離および/または第2の画面−目間距離を増減するように指示するために使用され、または第2の指示情報は、第1の表示画面312の位置および/または第2の表示画面322の位置を前後に調整するように指示するために使用される。言い換えれば、第2の指示情報は、表示画面の位置を直接指示するために使用される。
【0146】
第2の指示情報は、具体的には音声情報および/または姿勢情報であり得る。例えば、第2の指示情報を使用して、音声を使用することによって第1の画面−目間距離を2mm増加させたり、第1の表示画面312の位置を2mm移動させたりすることができる。別の例では、ユーザは、予め設定されたステップに基づいて、第2の表示画面322を調整することを示すために頭を右に回し、第2の画面−目間距離を増加させること、または第2の表示画面322の位置を後方に調整する(例えば、0.5mm)ことを示すために頭を上に回すことができる。別の例では、ユーザは、第2の表示画面322を調整することを示すために頭を右に回し、第2の画面−目間距離を減少させることを示すために手を前方に移動させ、または第2の画面−目間距離を増加させることを示すために手を後方に移動させることができる。
【0147】
マイクロプロセッサ37は、第2の指示情報に基づいて第1のモータ331の第6の回転方向および第6の回転円周量を決定し、かつ/または第2の指示情報に基づいて第2のモータ334の第7の回転方向および第7の回転円周量を決定するようにさらに構成され得る。第1の調整部材33は、第1のモータ331の第6の回転方向および第6の回転円周量に基づいて第1の表示画面312の位置を調整し、かつ/または第2のモータ334の第7の回転方向および第7の回転円周量に基づいて第2の表示画面322の位置を調整するようにさらに構成され得る。
【0148】
言い換えれば、マイクロプロセッサ37は、第1の画面−目間距離であり、第2の指示情報によって示される調整値に基づいて第6の回転方向および第6の回転円周量を決定し、第1のモータ331を使用することによって第1の表示画面312の位置の微調整をさらに行うことができる。あるいは、マイクロプロセッサ37は、第2の画面−目間距離であり、第2の指示情報によって示される調整値に基づいて第7の回転方向および第7の回転円周量を決定し、第2のモータ334を使用することによって第2の表示画面322の位置の微調整をさらに行うことができる。
【0149】
ユーザがヘッドマウントディスプレイ300を装着した後、表示画面の画像が特に鮮明ではない場合、ユーザは、指示入力部38を使用することによって音声または姿勢様式で第1の指示情報をさらに入力し、視覚パラメータの微調整を行い、表示画面の位置の微調整を行ってもよいことを理解することができる。
【0150】
したがって、ユーザによって装着される前、本出願のこの実施形態において提供されるヘッドマウントディスプレイ300は、ユーザによって入力されたまたはメモリ36に記憶された正確な視覚情報に基づいて表示画面の位置を調整することができる。ユーザによって装着された後、ヘッドマウントディスプレイ300は、音声または姿勢様式でユーザにトリガされた指示情報に基づいて表示画面の位置の微調整を行うことができ、それによりユーザが調製された表示画面を使用することによってより鮮明な画像を観察することができる。
【0151】
焦点距離を手動で調整する従来技術の様式と比較して、本出願のこの実施形態において提供されるヘッドマウントディスプレイ300は、ユーザの視野範囲に影響を与えず、ユーザは、ユーザがヘッドマウントディスプレイ300を装着した後にユーザの視覚が制限されているときに手動調整を行う必要がない。したがって、視覚制限は影響を与えず、調整様式はより便利であり、それによってユーザ経験をより向上させる。
【0152】
従来技術では、音声を使用することによって焦点距離を直接調整する別の様式がある。この様式では、レンズの位置を繰り返し調整するだけで、より鮮明な画像を形成することができる。その結果、調整プロセスが比較的長くなり、調整速度が比較的遅くなる。本出願のこの実施形態において提供されるヘッドマウントディスプレイ300は、ユーザによって入力された正確な視覚パラメータに基づいて表示画面の位置の粗調整を最初に行うことができ、それにより表示画面が比較的正確な位置に到達し、比較的鮮明な画像が表示画面に形成される。そして、ヘッドマウントディスプレイ300は、音声または姿勢様式でユーザによってトリガされた指示情報に基づいて表示画面の位置の微調整を行うことができ、それにより鮮明な画像が調整された表示画面に形成され、調整プロセスが簡単かつ迅速であることで、ユーザ経験をより向上させる。
【0153】
さらに、表示画面の位置の微調整と同様に、ヘッドマウントディスプレイ300は、接眼レンズ間隔の微調整をさらに行ってもよい。
【0154】
指示入力部38は、端末30がユーザによって既に装着されていることを装着検出部310が検出したとき、ユーザの第3の指示情報を検出するようにさらに構成され得る。第3の指示情報は、瞳孔間距離パラメータまたは接眼レンズ間隔を増減するように指示するために使用される。マイクロプロセッサ37は、第3の指示情報に基づいて第3のモータ343の第8の回転方向および第8の回転円周量を決定するようにさらに構成されてもよい。第2の調整部材34は、第3のモータ343の第8の回転方向および第8の回転円周量に基づいて接眼レンズ間隔を調整するように構成される。第3の指示情報は、具体的には音声情報および/または姿勢情報であり得る。例えば、図19を参照すると、ユーザは、ピンチジェスチャを使用することによって、接眼レンズ間隔を減少させる必要があることを示すことができる。例えば、ユーザは、音声を使用することによって、「2つの接眼レンズを互いに近づける」ように指示してもよい。
【0155】
第3の指示情報に基づいて増減する瞳孔間距離パラメータまたは接眼レンズ間隔は、前述の調整対象距離と同様であってもよい。マイクロプロセッサ37が第3の指示情報に基づいて第3のモータ343の第8の回転方向および第8の回転円周量を決定すように構成されるプロセスの詳細については、マイクロプロセッサ37が調整対象距離に基づいて第1のモータ331の第1の回転方向および第1の回転円周量を決定する前述のプロセスを参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明しない。
【0156】
このようにして、ユーザによって装着される前、本出願のこの実施形態において提供されるヘッドマウントディスプレイ300は、ユーザによって入力された正確な瞳孔間距離パラメータに基づいて接眼レンズ間隔を調整することができる。ユーザによって装着された後、ヘッドマウントディスプレイ300は、音声または姿勢などの非手動動作様式でユーザによってトリガされた指示情報に基づいて、接眼レンズ間隔の微調整を行うことができ、それにより調整された接眼レンズ間隔が異なるユーザの実際の瞳孔間距離に良好に一致し、ユーザがヘッドマウントディスプレイ300を装着した後により快適性を感じるので、ユーザの視覚的経験を向上させる。
【0157】
また、表示画面の位置/接眼レンズ間隔の微調整を行った後、ヘッドマウントディスプレイ300は、プロンプト情報をさらにトリガしてもよい。詳細は、本明細書では再度説明しない。
【0158】
具体的には、本出願のこの実施形態における指示入力部38および視覚入力部35は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
【0159】
また、ユーザがヘッドマウントディスプレイ300を使用するとき、ユーザが鮮明な画像を観察した後、ユーザは、ヘッドマウントディスプレイ300をさらにトリガし、表示画面を使用することによって調整された画面−目間距離の現在値および調整された接眼レンズ間隔の現在値を表示することができる。
【0160】
本出願のこの実施形態において、メモリ36に記憶された視覚パラメータは、ヘッドマウントディスプレイ300が第1の指示情報に基づいて調整を行った後に得られる視覚パラメータであってもよく、メモリ36に記憶された瞳孔間距離値は、調整が第3の指示情報に基づいて行われた後に得られる瞳孔間距離値であってもよいことに留意されたい。このようにして、ヘッドマウントディスプレイ300がメモリに記憶された視覚情報に基づいて表示画面の位置または接眼レンズ間隔を調整するとき、調整は、ユーザが前回ヘッドマウントディスプレイ300を使用したときに調整された視覚情報に基づいてより正確かつより効果的に行うことができる。
【0161】
例えば、メモリ36に記憶された視覚パラメータは、具体的にはユーザが前回ヘッドマウントディスプレイ300を使用したときに音声や姿勢を使用することによって調整された視覚パラメータであってもよい。例えば、視覚入力部35を使用することによってユーザによって入力された左目近視パラメータが100ジオプトリである場合、指示入力部38を使用して左目近視パラメータを3ジオプトリ増加させるように指示すると、メモリ36に記憶されたユーザの左目視覚パラメータは、103ジオプトリ近視となる。このようにして、ユーザが次回ヘッドマウントディスプレイ300を使用するとき、ユーザは、ユーザの識別情報に対応し、メモリ36に記憶された視覚パラメータに基づいて表示画面の位置および接眼レンズ間隔を直接、正確に、かつ効果的に調整することができ、再び視覚パラメータを入力する必要はない。
【0162】
あるいは、本出願のこの実施形態では、メモリ36に記憶された視覚パラメータは、ユーザによって入力され、視覚入力部35によって検出される視覚パラメータであってもよく、メモリ36に記憶された画面−目間距離値は、微調整の前に得られる画面−目間距離値であってもよく、メモリ36に記憶された瞳孔間距離値は、ユーザによって入力され、視覚入力部35によって検出される瞳孔間距離パラメータであってもよい。
【0163】
また、本出願のこの実施形態では、可能性な場合において、ユーザが今回ヘッドマウントディスプレイ300の使用を終了した後、ヘッドマウントディスプレイ300は、表示画面の位置および接眼レンズ間隔を予め設定された値に戻すことができる。この場合、ユーザが再びヘッドマウントディスプレイ300を使用するとき、ヘッドマウントディスプレイ300は、ユーザの識別情報に対応する調整情報に基づいて表示画面の位置および接眼レンズ間隔を調整してもよい。
【0164】
別の可能な場合において、ユーザが今回ヘッドマウントディスプレイ300の使用を終了した後、ヘッドマウントディスプレイ300は、現在の調整の後に得られる表示画面の位置および接眼レンズ間隔を保存することができる。この場合、ユーザが再びヘッドマウントディスプレイ300を使用する前に他のユーザがヘッドマウントディスプレイ300を使用していなければ、ヘッドマウントディスプレイ300における表示画面の位置および接眼レンズ間隔は、ユーザが前回ヘッドマウントディスプレイ300を使用したときに調整された値のままである。ユーザが再びヘッドマウントディスプレイ300を使用するとき、表示画面の位置および接眼レンズ間隔を調整する必要なく、鮮明な画像を直接観察することができる。ユーザが再びヘッドマウントディスプレイ300使用する前に別のユーザがヘッドマウントディスプレイ300を使用する場合、ヘッドマウントディスプレイ300における表示画面の位置および接眼レンズ間隔は、変化してもよい。ユーザが再びヘッドマウントディスプレイ300を使用するとき、表示画面の位置および接眼レンズ間隔は、ユーザの識別情報に対応し、メモリ36に記憶された視覚情報に基づいて正確かつ効果的に調整され得る。
【0165】
図20を参照すると、本出願の別の実施形態は、ユーザによって入力された視覚情報を検出するように構成された、視覚入力部61であって、視覚情報は、左目視覚パラメータおよび右目視覚パラメータを含む視覚入力部61と、ユーザの識別情報に対応する視覚情報を記憶するように構成された、メモリ62と、視覚入力部61によって検出された視覚情報に基づいて、またはメモリ62に記憶された視覚情報に基づいて画面−目間距離基準値を決定し、画面−目間距離は、第1の画面−目間距離の基準値および/または第2の画面−目間距離の基準値を含み、第1の画面−目間距離は、第1の表示画面と左目基準位置との間の距離であり、第2の画面−目間距離は、第2の表示画面と右目基準位置との間の距離であり、画面−目間距離基準値に基づいて表示画面の位置を調整し、それにより第1の表示画面の調整された位置と左目基準位置との間の距離が第1の画面−目間距離の基準値と等しくなり、または第2の表示画面の調整された位置と右目基準位置との間の距離が第2の画面−目間距離の基準値と等しくなるように構成された、マイクロプロセッサ63と、を含む端末60をさらに提供する。
【0166】
本出願の一実施形態は、図4図19に示す端末30および図20に示す端末60に適用することができる位置調整方法をさらに提供する。図21を参照すると、方法は、以下のステップを含み得る。
【0167】
101.端末は、ユーザの視覚情報に基づいて画面−目間距離基準値を決定し、視覚情報は、ユーザによって入力された視覚情報、またはユーザの識別情報に対応し、端末に記憶された視覚情報を含む。
【0168】
視覚情報は、左目視覚パラメータおよび/または右目視覚パラメータを含み、画面−目間距離基準値は、第1の画面−目間距離の基準値および/または第2の画面−目間距離の基準値を含み、第1の画面−目間距離は、第1の表示画面と左目基準位置との間の距離であり、第2の画面−目間距離は、第2の表示画面と右目基準位置との間の距離である。
【0169】
102.端末は、画面−目間距離基準値に基づいて表示画面の位置を調整し、それにより第1の表示画面の調整された位置と左目基準位置との間の距離が第1の画面−目間距離の基準値と等しくなり、または第2の表示画面の調整された位置と右目基準位置との間の距離が第2の画面−目間距離の基準値と等しくなる。
【0170】
このようにして、本出願のこの実施形態において提供される方法によれば、視覚的障害のあるユーザに対して、左目に対応する第1の表示画面の位置および右目に対応する第2の表示画面の位置は、ユーザによって入力された正確な視覚情報に基づいてまたはユーザに対応する記憶された視覚情報に基づいて別々に調整され、鮮明な画像を形成することができ、ユーザの視野範囲が従来技術のように影響を受けず、それによりユーザ経験を向上させることができる。また、本出願のこの実施形態において提供される方法によれば、表示画面の位置は、モータを回転させることによって調整されてもよく、ユーザは、表示画面の位置を手動で調整する必要がない。したがって、調整様式がより簡便である。
【0171】
さらに、視覚情報は、瞳孔間距離パラメータをさらに含んでもよく、瞳孔間距離パラメータは、接眼レンズ間隔の基準値であり、接眼レンズ間隔は、第1の接眼レンズと第2の接眼レンズとの間の距離である。第1の接眼レンズは、第1の表示画面を含み、第2の接眼レンズは、第2の表示画面を含む。図22を参照すると、方法は、以下のステップをさらに含み得る:
【0172】
103.端末は、瞳孔間距離パラメータに基づいて接眼レンズ間隔を調整し、それにより調整された接眼レンズ間隔が瞳孔間距離パラメータと等しくなる。
【0173】
このようにして、本出願のこの実施形態において提供される方法によれば、接眼レンズ間隔は、瞳孔間距離パラメータに基づいて調整され、異なるユーザの瞳孔間距離に適応させ、ユーザの視覚的経験を向上させることができる。また、手動調整が必要とされないため、この調整様式がより簡便である。
【0174】
さらに、方法は、以下のステップをさらに含むことができる:
【0175】
104.端末がユーザによって装着された後、端末は、ユーザの指示情報を受信する。
【0176】
105.端末は、指示情報に応じて第1の表示画面の位置、第2の表示画面の位置、および接眼レンズ間隔の少なくとも1つを調整する。
【0177】
このようにして、ユーザによって装着される前、端末は、視覚情報に基づいて表示画面の位置または接眼レンズ間隔の粗調整を行ってもよく、ユーザによって装着された後、端末は、表示画面の位置または接眼レンズ間隔の微調整を行い、それによってより鮮明な画像が形成され、ユーザ経験をより向上させることができる。
【0178】
本出願の別の実施形態は、端末70をさらに提供する。図23を参照すると、端末70は、プロセッサ71と、メモリ72と、バス73と、通信インターフェース74と、を含むことができる。メモリ72は、コンピュータ実行指示を記憶するように構成され、プロセッサ71は、バス73を使用することによってメモリ72に接続され、端末70が動作すると、プロセッサ71は、メモリ72に記憶されたコンピュータ実行指示を実行し、それにより端末70がスケジューリング方法を行う。
【0179】
本出願は実施形態を参照して説明されているが、保護を請求する本出願を実施するプロセスにおいて、当業者は、添付の図面、開示されている内容、および添付の特許請求の範囲を見ることによって開示されている実施形態の他の変更を理解して実施することができる。特許請求の範囲において、「備える」(comprising)は、別の構成要素または別のステップを排除するものではなく、「1つの」または「1つの」が複数の場合を排除するものではない。単一のプロセッサまたは別のユニットは、特許請求の範囲に列挙されているいくつかの機能を実施することができる。いくつかの手段が互いに異なる従属請求項に記載されているという事実は、これらの手段の組合せがより良い効果をもたらすことができないことを示すものではない。
【0180】
本出願は特定の特徴およびその実施形態を参照して説明されているが、明らかに、本出願の精神および範囲から逸脱することなく、それらに対して様々な修正および組合せを行うことができる。それに対応して、明細書および添付の図面は、特許請求の範囲によって定義される本出願の説明のための単なる例であり、本出願の範囲内のいずれかまたはすべての修正、変更、組合せまたは均等物を包含することを意図している。明らかに、当業者は、本出願の精神および範囲から逸脱することなく、本出願に様々な修正および変更を加えることができる。本出願は、以下の特許請求の範囲およびその同等の技術によって定義される保護の範囲内にある限り、本出願のこれらの修正および変更を包含することを意図している。
【符号の説明】
【0181】
21 第1の接眼レンズ
22 第2の接眼レンズ
23 第1の表示画面
24 第2の表示画面
25 第1のレンズ
26 第2のレンズ
30 端末
31 第1の接眼レンズ
32 第2の接眼レンズ
33 第1の調整部材
34 第2の調整部材
35 視覚入力部、視覚構成要素
36 メモリ
37 マイクロプロセッサ
38 指示入力部
39 識別子入力部
40 タッチパネル
41 出力軸
42 タービン
43 接続バー
44 第1のベベルギア
45 第2のベベルギア
46 第3のベベルギア
47 第4のベベルギア
48 第5のベベルギア
51 第1のねじロッド
52 第2のねじロッド
53 第3のねじロッド
54 第4のねじロッド
55 第5のねじロッド
60 端末
61 視覚入力部
62 メモリ
63 マイクロプロセッサ
70 端末
71 プロセッサ
72 メモリ
73 バス
74 通信インターフェース
200 ヘッドマウントディスプレイ
300 ヘッドマウントディスプレイ
310 装着検出部
311 第1のレンズ鏡筒
312 第1の表示画面
313 第1のシュート
314 第1のレンズ
321 第2のレンズ鏡筒
322 第2の表示画面
323 第2のシュート
324 第2のレンズ
331 第1のモータ
332 第1の回転軸
333 第1の回転筒
334 第2のモータ
335 第2の回転軸
336 第2の回転筒
341 第1のスリーブ
342 第2のスリーブ
343 第3のモータ
344 駆動構成要素
345 ねじロッド構成要素
346 第1のねじロッド
347 第2のねじロッド
348 第3のねじロッド
図1
図2
図3
図4
図5a
図5b
図5c
図6a
図6b
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
【手続補正書】
【提出日】2019年8月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の接眼レンズ(31)と、第2の接眼レンズ(32)と、第1の調整部材(33)と、を備える端末(30)であって、
前記第1の接眼レンズ(31)は、第1のレンズ鏡筒(311)と、前記第1のレンズ鏡筒(311)の内側に配置された第1の表示画面(312)と、を備え、前記第1の表示画面(312)は、前記第1のレンズ鏡筒(311)にスライド接続しており、
前記第2の接眼レンズ(32)は、第2のレンズ鏡筒(321)と、前記第2のレンズ鏡筒(321)の内側に配置された第2の表示画面(322)と、を備え、前記第2の表示画面(322)は、前記第2のレンズ鏡筒(321)にスライド接続しており、
前記第1の調整部材(33)は、前記第1の表示画面(312)に対して垂直に配置された第1のモータ(331)、第1の回転軸(332)、および第1の回転筒(333)を備え、前記第1の回転筒(333)は、前記第1のモータ(331)に接続され、前記第1の回転軸(332)の一端は、前記第1の回転筒(333)と螺合し、前記第1の回転軸(332)の他端は、前記第1の表示画面(312)に固定的に接続され、
前記第1の調整部材(33)は、前記第2の表示画面(322)に対して垂直に配置された第2のモータ(334)、第2の回転軸(335)、および第2の回転筒(336)をさらに備え、前記第2の回転筒(336)は、前記第2のモータ(334)に接続され、前記第2の回転軸(335)の一端は、前記第2の回転筒(336)と螺合し、前記第2の回転軸(335)の他端は、前記第2の表示画面(322)に固定的に接続される、端末(30)。
【請求項2】
前記端末(30)が、第2の調整部材(34)をさらに備え、前記第2の調整部材(34)が、第3のモータ(343)と、駆動構成要素(344)と、ねじロッド構成要素(345)と、を備え、前記ねじロッド構成要素(345)が、前記第1のレンズ鏡筒(311)および前記第2のレンズ鏡筒(321)にねじ接続されており、
前記第3のモータ(343)が、前記駆動構成要素(344)を使用することによって、前記ねじロッド構成要素(345)を回転駆動し、それにより前記第1のレンズ鏡筒(311)と前記第2のレンズ鏡筒(321)とを互いに接近または離間させる、請求項1に記載の端末(30)。
【請求項3】
前記駆動構成要素(344)が、前記第3のモータ(343)の出力軸(41)およびタービン(42)を備え、前記出力軸(41)がウォームであり、前記タービン(42)の一端が、前記ウォームと嵌合し、前記タービン(42)の他端が、前記ねじロッド構成要素(345)に接続される、請求項2に記載の端末(30)。
【請求項4】
前記ねじロッド構成要素(345)が、第1のねじロッド(51)、第2のねじロッド(52)、および第3のねじロッド(53)を備え、前記タービン(42)の一端が、前記第1のねじロッド(51)の表面のねじ山と噛み合い、前記第1のねじロッド(51)の両端には各々、ギアが配置され、前記第2のねじロッド(52)の一端および前記第3のねじロッド(53)の一端には各々、ギアが配置され、前記第1のねじロッド(51)の前記両端が、前記ギアを使用することによって前記第2のねじロッド(52)および前記第3のねじロッド(53)とそれぞれ噛み合い、ギアが配置されていない前記第2のねじロッド(52)の端部および前記第3のねじロッド(53)の端部が、前記第1のレンズ鏡筒(311)および前記第2のレンズ鏡筒(321)にそれぞれねじ接続されている、請求項3に記載の端末(30)。
【請求項5】
前記ねじロッド構成要素(345)が、第4のねじロッド(54)および第5のねじロッド(55)を備え、前記第4のねじロッド(54)の一端および前記第5のねじロッド(55)の一端が、前記第1のレンズ鏡筒(311)および前記第2のレンズ鏡筒(321)にそれぞれねじ接続されており、前記駆動構成要素(344)が、前記第3のモータ(343)の出力軸(41)、接続バー(43)、第1のベベルギア(44)、第2のベベルギア(45)、第3のベベルギア(46)、第4のベベルギア(47)、および第5のベベルギア(48)を備え、前記第1のベベルギア(44)が、前記出力軸(41)に装着され、前記第2のベベルギア(45)および前記第3のベベルギア(46)が、前記接続バー(43)の両端に配置され、前記第1のベベルギア(44)が前記第2のベベルギア(45)と噛み合い、前記第4のベベルギア(47)が、前記第4のねじロッド(54)の他端に接続され、前記第5のベベルギア(48)が、前記第5のねじロッド(55)の他端に接続され、前記第3のベベルギア(46)が、前記第4のベベルギア(47)および前記第5のベベルギア(48)の両方と噛み合う、請求項2に記載の端末(30)。
【請求項6】
少なくとも1つの第1のシュート(313)が、前記第1のレンズ鏡筒(311)の内壁に配置され、少なくとも1つの第2のシュート(323)が、前記第2のレンズ鏡筒(321)の内壁に配置され、
前記第1の表示画面(312)が、前記少なくとも1つの第1のシュート(313)を使用することによって前記第1のレンズ鏡筒(311)にスライド接続しており、前記第2の表示画面(322)が、前記少なくとも1つの第2のシュート(323)を使用することによって前記第2のレンズ鏡筒(321)にスライド接続する、
請求項1から5のいずれか一項に記載の端末(30)。
【請求項7】
前記端末(30)が、視覚入力部(35)とマイクロプロセッサ(37)とをさらに備え、
前記視覚入力部(35)が、ユーザによって入力された視覚情報を検出するように構成され、前記視覚情報が、視覚パラメータおよび瞳孔間距離パラメータののうちの少なくとも1つを含み、前記視覚パラメータが、左目視覚パラメータおよび/または右目視覚パラメータを含み、
前記マイクロプロセッサ(37)が、前記視覚情報に基づいて前記第1の調整部材(33)または第2の調整部材(34)を制御して、調整動作を行うように構成される、請求項2から6のいずれか一項に記載の端末(30)。
【請求項8】
前記端末(30)が、前記ユーザの識別情報に対応する前記視覚情報を記憶するように構成されたメモリ(36)をさらに備える、請求項7に記載の端末(30)。
【請求項9】
前記マイクロプロセッサ(37)が、前記視覚情報に基づいて前記第1の調整部材(33)を制御して、調整動作を行うように構成されることが、具体的には、
前記マイクロプロセッサ(37)が、前記視覚情報に基づいて第1の画面−目間距離の基準値および/または第2の画面−目間距離の基準値を決定し、前記第1の画面−目間距離の前記基準値に基づいて前記第1のモータ(331)の第1の回転方向および第1の回転円周量を決定し、かつ/または前記第2の画面−目間距離の前記基準値に基づいて前記第2のモータ(334)の第2の回転方向および第2の回転円周量を決定することであって、
前記第1の画面−目間距離が、前記第1の表示画面(312)の位置と左目基準位置との間の距離であり、前記第2の画面−目間距離が、前記第2の表示画面(322)の位置と右目基準位置との間の距離であることと、
前記第1の調整部材(33)が、前記第1のモータ(331)の前記第1の回転方向および前記第1の回転円周量に基づいて前記第1の表示画面(312)の前記位置を調整し、それにより前記第1の表示画面(312)の調整された前記位置と前記左目基準位置との間の距離が、前記第1の画面−目間距離の前記基準値と等しくなることと、
前記第1の調整部材(33)が、前記第2のモータ(334)の前記第2の回転方向および前記第2の回転円周量に基づいて前記第2の表示画面(322)の前記位置を調整し、それにより前記第2の表示画面(322)の調整された前記位置と前記右目基準位置との間の距離が、前記第2の画面−目間距離の前記基準値と等しくなることとを含む、請求項7または8に記載の端末(30)。
【請求項10】
前記視覚情報が、前記左目視覚パラメータおよび/または前記右目視覚パラメータを含むとき、前記マイクロプロセッサ(37)が、前記視覚情報に基づいて前記第1の画面−目間距離の前記基準値および/または前記第2の画面−目間距離の前記基準値を決定するように構成されることが、
前記左目視覚パラメータおよび式1に基づいて前記第1の画面−目間距離の前記基準値を決定することと、
前記右目視覚パラメータおよび前記式1に基づいて前記第2の画面−目間距離の前記基準値を決定することと、を含み、
前記式1は、
ui=1/(Di−1/k)であり、式中の、
kは定数を表し、uiが前記第1の画面−目間距離の前記基準値を表すとき、Diは、左目屈折力を表し、uiが前記第2の画面−目間距離の前記基準値を表すとき、Diは、右目屈折力を表す、請求項9に記載の端末(30)。
【請求項11】
前記マイクロプロセッサ(37)が、前記視覚情報に基づいて第2の調整部材(34)を制御して、調整動作を行うように構成されることが、具体的には、
前記マイクロプロセッサ(37)が、前記瞳孔間距離パラメータに基づいて第3のモータ(343)の第3の回転方向および第3の回転円周量を決定し、
前記第2の調整部材(34)が、前記第の3モータ(343)の前記第3の回転方向および前記第3の回転円周量に基づいて前記第1の接眼レンズ(31)と前記第2の接眼レンズ(32)との間の距離を調整するように構成され、それにより前記第1の接眼レンズ(31)と前記第2の接眼レンズ(32)との間の調整された前記距離が前記瞳孔間距離パラメータと等しくなること、を含む、請求項7に記載の端末(30)。
【請求項12】
前記視覚入力部(35)が、音声入力ユニットおよび手動入力ユニットのうちの少なくとも1つを備える、請求項7から11のいずれか一項に記載の端末(30)。
【請求項13】
前記端末(30)が、
前記端末(30)が前記ユーザによって既に装着されているかどうかを検出するように構成された、装着検出部(310)をさらに備える、請求項7から12のいずれか一項に記載の端末(30)。
【請求項14】
前記端末(30)が、
前記端末(30)が前記ユーザによって既に装着されていることを前記装着検出部(310)が検出したとき、前記ユーザによって入力された第1の指示情報を検出するように構成された指示入力部(38)をさらに備え、前記第1の指示情報が、前記左目視覚パラメータおよび/または前記右目視覚パラメータを調整するように指示するために使用され、
前記マイクロプロセッサ(37)が、前記第1の指示情報に基づいて第1の画面−目間距離の調整値および/または第2の画面−目間距離の調整値を決定し、かつ
前記第1の画面−目間距離の前記調整値に基づいて前記第1のモータ(331)の第4の回転方向および第4の回転円周量を決定し、かつ/または前記第2の画面−目間距離の前記調整値に基づいて前記第2のモータ(334)の第5の回転方向および第5の回転円周量を決定するようにさらに構成され、
前記第1の調整部材(33)が、前記第1のモータ(331)の前記第4の回転方向および前記第4の回転円周量に基づいて前記第1の表示画面(312)の位置を調整し、かつ/または前記第2のモータ(334)の前記第5の回転方向および前記第5の回転円周量に基づいて前記第2の表示画面(322)の位置を調整するようにさらに構成される、請求項13に記載の端末(30)。
【請求項15】
前記端末(30)が、
前記端末(30)が前記ユーザによって既に装着されていることを前記装着検出部(310)が検出したとき、前記ユーザの第2の指示情報を検出するようにさらに構成された指示入力部(38)であって、前記第2の指示情報が、第1の画面−目間距離および/または第2の画面−目間距離を増減するように指示するために使用されるか、または前記第2の指示情報が、前記第1の表示画面(312)の位置および/または前記第2の表示画面(322)の位置を前後に調整するように指示するために使用される、指示入力部(38)をさらに備え、
前記マイクロプロセッサ(37)が、前記第2の指示情報に基づいて前記第1のモータ(331)の第6の回転方向および第6の回転円周量を決定し、かつ/または前記第2の指示情報に基づいて前記第2のモータ(334)の第7の回転方向および第7の回転円周量を決定するようにさらに構成され、
前記第1の調整部材(33)が、前記第1のモータ(331)の前記第6の回転方向および前記第6の回転円周量に基づいて前記第1の表示画面(312)の前記位置を調整し、かつ/または前記第2のモータ(334)の前記第7の回転方向および前記第7の回転円周量に基づいて前記第2の表示画面(322)の前記位置を調整するようにさらに構成される、請求項13に記載の端末(30)。
【請求項16】
前記端末(30)が、
前記端末(30)が前記ユーザによって既に装着されていることを前記装着検出部(310)が検出したとき、前記ユーザの第3の指示情報を検出するようにさらに構成された指示入力部(38)であって、前記第3の指示情報が、前記瞳孔間距離パラメータまたは接眼レンズ間隔を増減するように指示するために使用される指示入力部(38)をさらに備え、
前記マイクロプロセッサ(37)が、前記第3の指示情報に基づいて第3のモータ(343)の第8の回転方向および第8の回転円周量を決定するように構成され、
前記第2の調整部材(34)が、前記第3のモータ(343)の前記第8の回転方向および前記第8の回転円周量に基づいて前記接眼レンズ間隔を調整するようにさらに構成される、請求項13に記載の端末(30)。
【請求項17】
前記指示入力部(38)が、音声指示入力部および姿勢指示入力部のうちの少なくとも1つを備え、
前記音声指示入力部がマイクロフォンを備え、前記姿勢指示入力部がカメラを備える、請求項14から16のいずれか一項に記載の端末(30)。
【請求項18】
前記指示入力部(38)が、前記視覚入力部(35)と同じである、請求項14から17のいずれか一項に記載の端末(30)。
【請求項19】
前記端末(30)が、
前記ユーザによって入力された識別情報を検出するように構成された識別子入力部(39)をさらに備え、前記ユーザの前記識別情報が、前記ユーザに対応する文字情報、音声情報、指紋情報、虹彩情報、および顔面情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項7から18のいずれか一項に記載の端末(30)。
【請求項20】
ユーザによって入力された視覚情報を検出するように構成された視覚入力部(61)であって、前記視覚情報は、左目視覚パラメータおよび右目視覚パラメータを含む、視覚入力部(61)と、
前記ユーザの識別情報に対応する視覚情報を記憶するように構成されたメモリ(62)と、
前記視覚入力部(61)によって検出された前記視覚情報に基づいて、または前記メモリ(62)に記憶された前記視覚情報に基づいて画面−目間距離基準値を決定するように構成されたマイクロプロセッサ(63)であって、前記画面−目間距離は、第1の画面−目間距離の基準値および/または第2の画面−目間距離の基準値を含み、前記第1の画面−目間距離は、第1の表示画面と左目基準位置との間の距離であり、前記第2の画面−目間距離は、第2の表示画面と右目基準位置との間の距離である、マイクロプロセッサ(63)と、を備え、
前記マイクロプロセッサ(63)は、前記画面−目間距離基準値に基づいて表示画面の位置を調整し、それにより前記第1の表示画面の調整された位置と前記左目基準位置との間の距離が、前記第1の画面−目間距離の前記基準値と等しくなるか、または前記第2の表示画面の調整された位置と前記右目基準位置との間の距離が、前記第2の画面−目間距離の前記基準値と等しくなるようにさらに構成される、端末(60)。
【請求項21】
端末によって、ユーザの視覚情報に基づいて画面−目間距離基準値を決定するステップであって、前記視覚情報は、前記ユーザによって入力された視覚情報、または前記ユーザの識別情報に対応し、および前記端末に記憶された視覚情報を含み、前記視覚情報は、左目視覚パラメータおよび/または右目視覚パラメータを含み、前記画面−目間距離基準値は、第1の画面−目間距離の基準値および/または第2の画面−目間距離の基準値を含み、前記第1の画面−目間距離は、第1の表示画面と左目基準位置との間の距離であり、前記第2の画面−目間距離は、第2の表示画面と右目基準位置との間の距離である、ステップと、
前記端末によって、前記画面−目間距離基準値に基づいて表示画面の位置を調整するステップであって、それにより前記第1の表示画面の調整された位置と前記左目基準位置との間の距離が、前記第1の画面−目間距離の前記基準値と等しくなるか、または前記第2の表示画面の調整された位置と前記右目基準位置との間の距離が、前記第2の画面−目間距離の基準値と等しくなる、ステップとを含む、位置調整方法。
【請求項22】
前記視覚情報が瞳孔間距離パラメータをさらに含み、前記瞳孔間距離パラメータが、接眼レンズ間隔の基準値であり、前記接眼レンズ間隔が、第1の接眼レンズと第2の接眼レンズとの間の距離であり、前記第1の接眼レンズが前記第1の表示画面を備え、前記第2の接眼レンズが前記第2の表示画面を備え、前記方法が、
前記端末によって、前記瞳孔間距離パラメータに基づいて前記接眼レンズ間隔を調整するステップであって、それにより前記調整された接眼レンズ間隔が前記瞳孔間距離パラメータと等しくなる、ステップをさらに含む、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記方法が、
前記端末が前記ユーザによって装着された後、前記端末によって、前記ユーザの指示情報を受信するステップと、
前記端末によって、前記指示情報に応じて前記第1の表示画面の位置、前記第2の表示画面の位置、および接眼レンズ間隔のうちの少なくとも1つを調整するステップと、をさらに含む、請求項21または22に記載の方法。
【請求項24】
プロセッサ(71)およびメモリ(72)を備える端末(70)であって、前記メモリ(72)は、コンピュータ実行指示を記憶するように構成され、前記端末(70)が動作すると、前記プロセッサ(71)は、前記メモリ(72)に記憶された前記コンピュータ実行指示を実行し、それにより前記端末(70)が請求項21から23のいずれか一項に記載の調整方法を行う、端末(70)。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0094
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0094】
別の特定の実施態様では、図6bに示すように、ねじロッド構成要素345は、図6aの第4のねじロッド54および第5のねじロッド55を置き換えるねじロッドを含み、第4のベベルギア47および第5のベベルギア48は、ねじロッドにスリーブ付けされる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0104
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0104】
具体的には、ヘッドマウントディスプレイ300は、以下の様式で第1のモータ331の第1の回転方向および第1の回転円周量ならびに/または第2のモータ334の第2の回転方向および第2の回転円周量を得ることができる。
【国際調査報告】