特表2020-504960(P2020-504960A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特表2020-504960通信方法、ネットワーク装置、および端末装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2020-504960(P2020-504960A)
(43)【公表日】2020年2月13日
(54)【発明の名称】通信方法、ネットワーク装置、および端末装置
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/12 20090101AFI20200121BHJP
【FI】
   H04W72/12
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】51
(21)【出願番号】特願2019-535852(P2019-535852)
(86)(22)【出願日】2016年12月30日
(85)【翻訳文提出日】2019年7月12日
(86)【国際出願番号】CN2016113698
(87)【国際公開番号】WO2018120107
(87)【国際公開日】20180705
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
(71)【出願人】
【識別番号】503433420
【氏名又は名称】華為技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100091214
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 進介
(72)【発明者】
【氏名】ワン,イファン
(72)【発明者】
【氏名】リィウ,チィ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA15
5K067AA23
5K067DD43
5K067DD45
5K067EE02
5K067EE10
5K067GG01
(57)【要約】
本発明の実施形態は、通信方法、ネットワーク装置、および端末装置を提供する。本方法は、ネットワーク装置によって、端末装置との現在の通信の状態情報を取得するステップと、状態情報に基づいて、ネットワーク装置によって、端末装置の伝送時間シーケンスを決定するステップであり、端末装置の伝送時間シーケンスは、端末装置がデータを受信した時点から端末装置がデータに対するレスポンスを送信する時点までの持続時間を示している、ステップと、端末装置に対してネットワーク装置によって、伝送時間シーケンスを示すために使用される指示情報を送信するステップと、を含む。本発明の実施形態において、ネットワーク装置は、端末装置との通信の状態情報に基づいて、端末装置の伝送時間シーケンスをフレキシブルに決定することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、かつ、システムパフォーマンスを改善する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信方法であって、
ネットワーク装置によって、端末装置との現在の通信の状態情報を取得するステップと、
前記状態情報に基づいて、前記ネットワーク装置によって、前記端末装置の伝送時間シーケンスを決定するステップであり、前記端末装置の前記伝送時間シーケンスは、前記端末装置がデータを受信した時点から前記端末装置が前記データに対するレスポンスを送信する時点までの持続時間を示している、ステップと、
前記端末装置に対して前記ネットワーク装置によって、前記伝送時間シーケンスを示すために使用される指示情報を送信するステップと、
を含む、通信方法。
【請求項2】
前記状態情報は、伝送サービスタイプ情報、現在の伝送サービスのデータ量情報、前記ネットワーク装置の負荷情報、前記端末装置の状態情報、または、システム構成を含む、
請求項1に記載の通信方法。
【請求項3】
前記状態情報は、伝送サービスタイプ情報を含み、かつ、
前記状態情報に基づいてネットワーク装置によって、前記状態情報に対応する前記端末装置の伝送時間シーケンスを決定するステップは、
前記サービスタイプ情報が第1サービスタイプ情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであると決定するステップ、または、
前記サービスタイプ情報が第2サービスタイプ情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであると決定するステップ、を含み、
第1サービスタイプの伝送遅延はプリセット時間閾値よりも短く、第2サービスタイプの伝送遅延は前記プリセット時間閾値よりも大きく、かつ、前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項1または2に記載の通信方法。
【請求項4】
前記状態情報は、現在の伝送サービスのデータ量情報を含み、かつ、
前記状態情報に基づいてネットワーク装置によって、前記状態情報に対応する前記端末装置の伝送時間シーケンスを決定するステップは、
前記現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より小さい場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであると決定するステップ、または、
前記現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より大きい場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであると決定するステップ、を含み、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項1または2に記載の通信方法。
【請求項5】
前記状態情報は、前記ネットワーク装置の負荷情報を含み、
前記状態情報に基づいてネットワーク装置によって、前記状態情報に対応する前記端末装置の伝送時間シーケンスを決定するステップは、
前記ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より低い場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであると決定するステップ、または、
前記ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より大きい場合に、前記伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであると決定するステップ、を含み、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項1または2に記載の通信方法。
【請求項6】
前記状態情報は、前記端末装置の状態情報を含み、かつ、前記端末装置の前記状態情報は、前記端末装置によってサポートされているプロトコルバージョンに関する情報、前記端末装置のチャネル品質情報、前記端末装置の移動速度、または、前記端末装置の残存送信電力に関する情報を含み、かつ、
前記状態情報に基づいてネットワーク装置によって、前記状態情報に対応する前記端末装置の伝送時間シーケンスを決定するステップは、
前記端末装置の前記状態情報が第1タイプ状態情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであると決定するステップ、または、
前記端末装置の前記状態情報が第2タイプ状態情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであると決定するステップ、含み、
前記端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより低く、前記端末装置のチャネル品質が品質閾値より低く、前記端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より大きく、または、前記端末装置の残存送信電力が電力閾値より低い場合に、前記端末装置の前記状態情報は第1タイプ状態情報であり、もしくは、
前記端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより高いか又は等しく、前記端末装置のチャネル品質が品質閾値より高く、前記端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より小さく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より高い場合に、前記端末装置の前記状態情報は第2タイプ状態情報であり、かつ、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項1または2に記載の通信方法。
【請求項7】
前記状態情報は、システム構成情報を含み、かつ、
前記状態情報に基づいてネットワーク装置によって、前記状態情報に対応する前記端末装置の伝送時間シーケンスを決定するステップは、
前記システム構成情報に基づいて、前記伝送時間シーケンスを決定するステップ、を含み、
前記伝送時間シーケンスは、システム構成のタイプに関連している、
請求項1または2に記載の通信方法。
【請求項8】
前記通信方法は、さらに、
前記ネットワーク装置によって、ベースバンド処理ユニットの能力情報に基づいて、前記ネットワーク装置の伝送時間シーケンスを決定するステップ、を含む、
請求項1乃至7いずれか一項に記載の通信方法。
【請求項9】
通信方法であって、
ネットワーク装置によって送信され、かつ、端末装置の伝送時間シーケンスを指示するために使用される指示情報を、前記端末装置によって、取得するステップであり、前記伝送時間シーケンスは、前記端末装置との現在の通信の状態情報に基づいて、前記ネットワーク装置によって決定され、かつ、前記端末装置の前記伝送時間シーケンスは、前記端末装置がデータを受信した時点から前記端末装置が前記データに対するレスポンスを送信する時点までの持続時間を示す、ステップと、
前記指示情報に従って、前記端末装置によって、前記伝送時間シーケンスを決定するステップと、
を含む、通信方法。
【請求項10】
前記状態情報は、伝送サービスタイプ情報、現在の伝送サービスのデータ量情報、前記ネットワーク装置の負荷情報、前記端末装置の状態情報、または、システム構成を含む、
請求項9に記載の通信方法。
【請求項11】
前記状態情報は、伝送サービスタイプ情報を含み、かつ、
前記サービスタイプ情報が第1サービスタイプ情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
前記サービスタイプ情報が第2サービスタイプ情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであり、
第1サービスタイプの伝送遅延はプリセット時間閾値よりも短く、第2サービスタイプの伝送遅延は前記プリセット時間閾値よりも大きく、かつ、前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項9または10に記載の通信方法。
【請求項12】
前記状態情報は、現在の伝送サービスのデータ量情報を含み、かつ、
前記現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より小さい場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
前記現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より大きい場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであり、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項9または10に記載の通信方法。
【請求項13】
前記状態情報は、前記ネットワーク装置の負荷情報を含み、かつ、
前記ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より低い場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
前記ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より大きい場合に、前記伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであり、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項9または10に記載の通信方法。
【請求項14】
前記状態情報は、前記端末装置の状態情報を含み、かつ、前記端末装置の前記状態情報は、前記端末装置によってサポートされているプロトコルバージョンに関する情報、前記端末装置のチャネル品質情報、前記端末装置の移動速度、または、前記端末装置の残存送信電力に関する情報を含み、かつ、
前記端末装置の前記状態情報が第1タイプ状態情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
前記端末装置の前記状態情報が第2タイプ状態情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであり、
前記端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより低く、前記端末装置のチャネル品質が品質閾値より低く、前記端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より大きく、または、前記端末装置の残存送信電力が電力閾値より低い場合に、前記端末装置の前記状態情報は第1タイプ状態情報であり、もしくは、
前記端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより高いか又は等しく、前記端末装置のチャネル品質が品質閾値より高く、前記端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より小さく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より高い場合に、前記端末装置の前記状態情報は第2タイプ状態情報であり、かつ、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項9または10に記載の通信方法。
【請求項15】
ネットワーク装置によって送信され、かつ、端末装置の伝送時間シーケンスを指示するために使用される指示情報を、前記端末装置によって、取得するステップの以前に、
前記通信方法は、さらに、
前記端末装置によって、前記端末装置の前記状態情報を前記ネットワーク装置へ送信するステップ、を含む、
請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記状態情報は、システム構成情報を含み、かつ、前記伝送時間シーケンスは、システム構成のタイプに関連している、
請求項9または10に記載の通信方法。
【請求項17】
ネットワーク装置であって、
端末装置との現在の通信の状態情報を取得するように構成されている、取得ユニットと、
前記状態情報に基づいて、前記端末装置の伝送時間シーケンスを決定するように構成されている、決定ユニットであり、前記端末装置の前記伝送時間シーケンスは、前記端末装置がデータを受信した時点から前記端末装置が前記データに対するレスポンスを送信する時点までの持続時間を示している、決定ユニットと、
前記端末装置に対して、前記伝送時間シーケンスを示すために使用される指示情報を送信するように構成されている、送信ユニットと、
を含む、ネットワーク装置。
【請求項18】
前記状態情報は、伝送サービスタイプ情報、現在の伝送サービスのデータ量情報、前記ネットワーク装置の負荷情報、前記端末装置の状態情報、または、システム構成を含む、
請求項17に記載のネットワーク装置。
【請求項19】
前記状態情報は、伝送サービスタイプ情報を含み、かつ、
前記決定ユニットは、具体的に、
前記サービスタイプ情報が第1サービスタイプ情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであると決定し、または、
前記サービスタイプ情報が第2サービスタイプ情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであると決定する、ように構成されており、
第1サービスタイプの伝送遅延はプリセット時間閾値よりも短く、第2サービスタイプの伝送遅延は前記プリセット時間閾値よりも大きく、かつ、前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項17または18に記載のネットワーク装置。
【請求項20】
前記状態情報は、現在の伝送サービスのデータ量情報を含み、かつ、
前記決定ユニットは、具体的に、
前記現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より小さい場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであると決定し、または、
前記現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より大きい場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであると決定する、ように構成されており、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項17または18に記載のネットワーク装置。
【請求項21】
前記状態情報は、前記ネットワーク装置の負荷情報を含み、かつ、
前記決定ユニットは、具体的に、
前記ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より低い場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであると決定し、または、
前記ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より大きい場合に、前記伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであると決定する、ように構成されており、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項17または18に記載のネットワーク装置。
【請求項22】
前記状態情報は、前記端末装置の状態情報を含み、かつ、前記端末装置の前記状態情報は、前記端末装置によってサポートされているプロトコルバージョンに関する情報、前記端末装置のチャネル品質情報、前記端末装置の移動速度、または、前記端末装置の残存送信電力に関する情報を含み、かつ、
前記決定ユニットは、具体的に、
前記端末装置の前記状態情報が第1タイプ状態情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであると決定し、または、
前記端末装置の前記状態情報が第2タイプ状態情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであると決定する、ように構成されており、
前記端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより低く、前記端末装置のチャネル品質が品質閾値より低く、前記端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より大きく、または、前記端末装置の残存送信電力が電力閾値より低い場合に、前記端末装置の前記状態情報は第1タイプ状態情報であり、もしくは、
前記端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより高いか又は等しく、前記端末装置のチャネル品質が品質閾値より高く、前記端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より小さく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より高い場合に、前記端末装置の前記状態情報は第2タイプ状態情報であり、かつ、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項17または18に記載のネットワーク装置。
【請求項23】
前記状態情報は、システム構成情報を含み、かつ、
前記決定ユニットは、具体的に、
前記システム構成情報に基づいて、前記伝送時間シーケンスを決定する、ように構成されており、
前記伝送時間シーケンスは、システム構成のタイプに関連している、
請求項17または18に記載のネットワーク装置。
【請求項24】
前記決定ユニットは、さらに、
ベースバンド処理ユニットの能力情報に基づいて、前記ネットワーク装置の伝送時間シーケンスを決定する、ように構成されている、
請求項17乃至23いずれか一項に記載のネットワーク装置。
【請求項25】
端末装置であって、
ネットワーク装置によって送信され、かつ、端末装置の伝送時間シーケンスを指示するために使用される指示情報を取得するように構成されている、取得ユニットであり、前記伝送時間シーケンスは、前記端末装置との現在の通信の状態情報に基づいて、前記ネットワーク装置によって決定され、かつ、前記端末装置の前記伝送時間シーケンスは、前記端末装置がデータを受信した時点から前記端末装置が前記データに対するレスポンスを送信する時点までの持続時間を示す、取得ユニットと、
前記指示情報に従って、前記伝送時間シーケンスを決定するように構成されている、決定ユニットと、
を含む、端末装置。
【請求項26】
前記状態情報は、伝送サービスタイプ情報、現在の伝送サービスのデータ量情報、前記ネットワーク装置の負荷情報、前記端末装置の状態情報、または、システム構成を含む、
請求項25に記載の端末装置。
【請求項27】
前記状態情報は、伝送サービスタイプ情報を含み、かつ、
前記サービスタイプ情報が第1サービスタイプ情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
前記サービスタイプ情報が第2サービスタイプ情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであり、
第1サービスタイプの伝送遅延はプリセット時間閾値よりも短く、第2サービスタイプの伝送遅延は前記プリセット時間閾値よりも大きく、かつ、前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項25または26に記載の端末装置。
【請求項28】
前記状態情報は、現在の伝送サービスのデータ量情報を含み、かつ、
前記現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より小さい場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
前記現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より大きい場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであり、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項25または26に記載の端末装置。
【請求項29】
前記状態情報は、前記ネットワーク装置の負荷情報を含み、かつ、
前記ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より低い場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
前記ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より大きい場合に、前記伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであり、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項25または26に記載の端末装置。
【請求項30】
前記状態情報は、前記端末装置の状態情報を含み、かつ、前記端末装置の前記状態情報は、前記端末装置によってサポートされているプロトコルバージョンに関する情報、前記端末装置のチャネル品質情報、前記端末装置の移動速度、または、前記端末装置の残存送信電力に関する情報を含み、かつ、
前記端末装置の前記状態情報が第1タイプ状態情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
前記端末装置の前記状態情報が第2タイプ状態情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであり、
前記端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより低く、前記端末装置のチャネル品質が品質閾値より低く、前記端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より大きく、または、前記端末装置の残存送信電力が電力閾値より低い場合に、前記端末装置の前記状態情報は第1タイプ状態情報であり、もしくは、
前記端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより高いか又は等しく、前記端末装置のチャネル品質が品質閾値より高く、前記端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より小さく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より高い場合に、前記端末装置の前記状態情報は第2タイプ状態情報であり、かつ、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項25または26に記載の端末装置。
【請求項31】
前記端末装置は、さらに、
ネットワーク装置によって送信され、かつ、端末装置の伝送時間シーケンスを指示するために使用される指示情報を、前記端末装置が取得する以前に、前記端末装置の前記状態情報を前記 ネットワーク装置へ送信するように構成されている、送信ユニット、を含む、
請求項30に記載の端末装置。
【請求項32】
前記状態情報は、システム構成情報を含み、かつ、前記伝送時間シーケンスは、システム構成のタイプに関連している、
請求項25または26に記載の端末装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信分野に関する。そして、特には、通信方法、ネットワーク装置、および端末装置に関する。
【背景技術】
【0002】
現在の無線通信システムにおいては、ネットワーク装置(network device)または端末装置(terminal device)といった受信端(receive end)が、ピア端(peer end)によって送信されたエアインターフェイスデータ(air interface data)を取得した後で(例えば、ネットワーク装置のピアエンドは端末装置、端末装置のピアエンドはネットワーク装置)、受信端は、指定時間内にエアインターフェイスデータを処理し、そして、指定時間の後でピア端末に対してフィードバック(レスポンスとしても呼ばれるもの)を送信する。指定時間の長さは、受信端の伝送時間シーケンス(transmission time sequence)として呼ばれる。
【0003】
現在の無線通信システムにおいて、伝送時間シーケンスは、一旦、決定されると変更することができない。しかしながら、無線通信においては、異なる送信サービス(transmission services)は、遅延およびデータ処理能力について様々な要求を有し得る。通信のための同じ伝送時間シーケンスが使用される場合、システムパフォーマンスが影響されてしまう。
【発明の概要】
【0004】
本発明の実施形態は、通信方法、ネットワーク装置、および端末装置を提供する。本方法に基づいて、端末装置の伝送時間シーケンスは、異なるシステム構成に基づいてフレキシブルに決定することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、そして、システムパフォーマンスを改善する。
【0005】
第1態様に従って、通信方法が提供される。本発明方法は、
ネットワーク装置によって、端末装置との現在の通信の状態情報を取得するステップと、
状態情報に基づいて、ネットワーク装置によって、端末装置の伝送時間シーケンスを決定するステップであり、端末装置の伝送時間シーケンスは、端末装置がデータを受信した時点から端末装置がデータに対するレスポンスを送信する時点までの持続時間を示している、ステップと、
端末装置に対してネットワーク装置によって、伝送時間シーケンスを示すために使用される指示情報を送信するステップと、を含む。
【0006】
従って、本発明のこの実施形態において、ネットワーク装置は、端末装置との通信状態情報に基づいて端末装置の伝送時間シーケンスを決定することができ、そして、ネットワーク装置は、異なる状態情報に基づいて端末装置の伝送時間シーケンスをフレキシブルに決定することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、そして、システムパフォーマンスを改善する。
【0007】
任意的に、一つの実施において、状態情報は、伝送サービスタイプ情報、現在の伝送サービスのデータ量情報、ネットワーク装置の負荷情報、端末装置の状態情報、または、システム構成を含む。
【0008】
状態情報が異なる情報である場合の状態情報に基づいて、ネットワーク装置が端末の伝送時間シーケンスを決定する具体的なプロセスが、異なるケースにおいて、以下に説明される。
【0009】
任意的に、一つの実施において、状態情報は、伝送サービスタイプ情報を含み、かつ、
状態情報に基づいてネットワーク装置によって、状態情報に対応する端末装置の伝送時間シーケンスを決定するステップは、
サービスタイプ情報が第1サービスタイプ情報である場合に、伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであると決定するステップ、または、
サービスタイプ情報が第2サービスタイプ情報である場合に、伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであると決定するステップ、を含み、
第1サービスタイプの伝送遅延はプリセット時間閾値よりも短く、第2サービスタイプの伝送遅延はプリセット時間閾値よりも大きく、かつ、第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0010】
第1サービスタイプは、また、待機時間(latency)について比較的に高い要求を有するサービスタイプとしても呼ばれてよく、そして、また、緊急サービスタイプ(emergency service type)としても呼ばれてよいことが理解されるべきである。例えば、端末装置を使用することによりユーザが無線制御を実行するサービスは、第1サービスタイプに属する。例えば、端末装置が無線ネットワークを使用することにより無人航空機を制御する場合、無線制御をより良く実施するために、通信において小さい遅延が要求される。第2サービスタイプは、また、非緊急(non-emergency)サービスタイプとしても呼ばれる。別の例として、端末装置を使用して、ユーザがウェブページを閲覧し、電子メールを送信し、または、ウェブディスクにデータを送信するサービスは、非緊急サービスタイプに属し得る。
【0011】
緊急サービスのためには、エアインターフェイスにおける送信遅延を低減するために、より短い伝送時間シーケンスが使用されてよく、システムパフォーマンスを改善する。
【0012】
本発明のこの実施形態において、プリセット時間閾値は、実際のシナリオに基づいて決定され得ることが理解されるべきである。これは、本発明のこの実施形態に限定されない。第1伝送時間シーケンスは、例えば、2つのTTIであってよく、そして、第2伝送時間シーケンスは、例えば、4つのTTIであってよい。本発明のこの実施形態は、これに限定されない。
【0013】
サービスタイプ情報が第1サービスタイプ情報および第2サービスタイプ情報を含む事例が前述されたが、本発明の実施形態は、これに限定されるものではない。実際のアプリケーションの最中に、サービスタイプ情報は、また、複数のタイプのサービスタイプ情報を含んでもよい。サービスタイプ情報のそれぞれのタイプは、1つの伝送時間シーケンスに対応している。例えば、サービスタイプ情報は、N個のタイプのサービスタイプ情報を含んでおり、ここでN≧2であって、そして、(N-1)個の時間閾値を含んでよい。ネットワーク装置は、(N-1)個の時間閾値を使用することにより、N個の伝送遅延と現在のサービスタイプ情報に基づいて、現在の伝送時間シーケンスを決定することができる。
【0014】
従って、本発明のこの実施形態において、ネットワーク装置は、端末装置との通信のサービスタイプ情報に基づいて端末装置のための伝送時間シーケンスを決定することができ、そして、ネットワーク装置は、異なるサービスタイプ情報に基づいて端末装置の伝送時間シーケンスをフレキシブルに決定することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、かつ、システムパフォーマンスを改善する。
【0015】
任意的に、一つの実施において、状態情報は、現在の伝送サービスのデータ量情報を含み、かつ、
状態情報に基づいてネットワーク装置によって、状態情報に対応する端末装置の伝送時間シーケンスを決定するステップは、
現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より小さい場合に、伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであると決定するステップ、または、
現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より大きい場合に、伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであると決定するステップ、を含み、
ここで、第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0016】
本発明のこの実施形態において、プリセットデータ量閾値は、実際のシナリオに基づいて決定され得ることが理解されるべきである。これは、本発明のこの実施形態に限定されない。第1伝送時間シーケンスは、例えば、2つのTTIであってよく、そして、第2伝送時間シーケンスは、例えば、4つのTTIであってよい。本発明のこの実施形態は、これに限定されない。
【0017】
具体的に、小さい伝送データ量に対しては、小さい伝送遅延が使用されてよく、小容量データパケット(small-capacity data packet)の伝送時間を削減し、そして、システムパフォーマンスを改善する。大きいデータ量の伝送については、装置のハードウェア処理能力、等によって、常に制限されており、そして、処理のために長い時間が必要とされる。従って、長い伝送時間シーケンスが必要である。大容量データパケットの1つの伝送は、長い伝送時間シーケンスを使用することによって実装され得るものであり、フラグメント伝送(fragment transmission)の発生を回避または低減し、そして、システムパフォーマンスを改善する。
【0018】
一つのデータ量閾値が存在する事例は、前述のものであることが理解されるべきである。実際のアプリケーションの最中に、ネットワーク装置は、複数のサービスデータ量閾値を設定し得る。例えば、(M-1)個のサービスデータ量閾値であり、ここで、M≧2である。これに対応して、現在のサービスデータ量がM個のタイプに分類され、そして、現在のサービスデータ量のそれぞれのタイプは、1つの伝送時間シーケンスに対応している。ネットワーク装置は(M-1)個のサービスデータ量閾値を使用することにより、M個の伝送遅延と現在のサービスデータ量に基づいて現在の伝送時間シーケンスを決定することができる。
【0019】
従って、本発明のこの実施形態において、ネットワーク装置は、端末装置との通信の現在のサービスデータ量に基づいて端末装置について伝送時間シーケンスを決定することができる。そして、ネットワーク装置は、異なる現在のサービスデータ量に基づいて、端末装置の伝送時間シーケンスをフレキシブルに決定することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、そして、システムパフォーマンスを改善する。
【0020】
任意的に、一つの実施において、状態情報は、ネットワーク装置の負荷情報(load information)を含み、
状態情報に基づいてネットワーク装置によって、状態情報に対応する端末装置の伝送時間シーケンスを決定することは、
ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より低い場合に、伝送時間シーケンスが第1伝送時間シーケンスであると決定すること、または、
ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より大きい場合に、伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであると決定すること、を含み、ここで、
第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0021】
本発明のこの実施形態において、プリセット負荷閾値は、実際のシナリオに基づいて決定され得ることが理解されるべきである。これは、本発明のこの実施形態に限定されない。第1伝送時間シーケンスは、例えば、2つのTTIであってよく、そして、第2伝送時間シーケンスは、例えば、4つのTTIであってよい。本発明のこの実施形態は、これに限定されるものではない。
【0022】
具体的に、ネットワーク装置の負荷が高い場合には、負荷を低減するためにネットワーク装置が長い処理時間を有し得るように、端末装置の伝送時間シーケンスが長くなり得る。ネットワーク装置の現在の負荷が低い場合には、エアインターフェイスにおける伝送遅延を低減し、かつ、システムパフォーマンスを改善するために、端末装置の伝送時間シーケンスが短縮され得る。
【0023】
1つの負荷閾値が存在するケースが上記に説明されていることが理解されるべきである。実際のアプリケーションの最中には、サービスデータ量閾値について、複数の負荷閾値、例えば、(K-1)個の負荷閾値、が含まれてよく、ここで、K≧2である。これに応じて、ネットワーク装置の負荷は、K個のタイプへと分類され、そして、ネットワーク装置の負荷の各タイプは、1つの伝送時間シーケンスに対応している。ネットワーク装置は、(K-1)個の負荷閾値を使用することにより、K個の伝送遅延およびネットワーク装置の現在の負荷に基づいて、現在の伝送時間シーケンスを決定することができる。
【0024】
従って、本発明のこの実施形態において、ネットワーク装置は、ネットワーク装置が端末装置と通信する場合のネットワーク装置の負荷に基づいて、端末装置について伝送時間シーケンスを決定することができ、そして、ネットワーク装置は、ネットワーク装置の異なる負荷に基づいて、端末装置の伝送時間シーケンスをフレキシブルに決定することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、かつ、システムパフォーマンスを改善する。
【0025】
任意的に、一つの実施において、状態情報は、端末装置の状態情報を含み、そして、端末装置の状態情報は、端末装置によってサポートされているプロトコルバージョンに関する情報、端末装置のチャネル品質情報、端末装置の移動速度、または、端末装置の残存送信電力に関する情報を含んでおり、かつ、
状態情報に基づいてネットワーク装置によって、状態情報に対応する端末装置の伝送時間シーケンスを決定することは、
端末装置の状態情報が第1タイプ状態情報である場合には、伝送時間シーケンスが第1伝送時間シーケンスであると決定すること、または、
端末装置の状態情報が第2タイプ状態情報である場合には、伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであると決定することを含む。ここで、
端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより低く、端末装置のチャネル品質が品質閾値より低く、端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より大きく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より低い場合には、端末装置の状態情報は第1タイプ状態情報であり、もしくは、端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより高いか又は等しく、端末装置のチャネル品質が品質閾値より高く、端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より小さく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より高い場合には、端末装置の状態情報は第2タイプ状態情報であり、そして、第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0026】
本発明のこの実施形態では、第1伝送時間シーケンスは、例えば、2つのTTIであってよく、第2伝送時間シーケンスは、例えば、4つのTTIであってよいことが理解されるべきである。本発明のこの実施形態は、これに限定されない。
【0027】
具体的には、端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンが低い(プリセットプロトコルバージョンよりも早い)場合に、ネットワーク装置は、端末装置について小さい伝送時間シーケンスを決定することができる。このようにして、ユーザ知覚スループット(perception throughput)を改善するために、小さいデータパケットの伝送時間が短縮され得る。端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンが高い場合に、端末装置は、強力なデータ処理能力を有する。従って、1つの送信で大きいデータパケットを送信することができるように、端末装置について大きい伝送時間シーケンスを決定することができ、それによって、システムパフォーマンスを改善している。
【0028】
端末装置の残存送信電力が低い(プリセット電力閾値より低い)場合には、送信されたデータは、送信に失敗することがあり、そして、複数の再送信を通じて成功裡に送信されることがある。従って、ネットワーク装置は、端末装置について小さい伝送時間シーケンスを決定し得る。このようにして、データパケットの各送信の時間を削減することができ、データ送信の合計時間を短縮し、システムパフォーマンスを改善する。同様に、端末装置の送信電力が高い場合には、1つの送信が成功する可能性が非常に高い。従って、ネットワーク装置は、端末装置について大きい伝送時間シーケンスを決定し得る。このようにして、大きいデータパケットが1つの送信で送信され、複数のフラグメント送信の発生が回避され、データ送信の合計時間が短縮され、そして、システムパフォーマンスが改善される。
【0029】
端末装置のチャネル品質が貧弱である(プリセット品質閾値より低い)場合には、送信されたデータは、送信に失敗することがあり、そして、複数の再送信を通じて成功裡に送信されることがある。従って、ネットワーク装置は、端末装置について小さい伝送時間シーケンスを決定し得る。このようにして、データパケットの各送信の時間を削減することができ、データ送信の合計時間を短縮し、かつ、システムパフォーマンスを改善する。同様に、端末装置のチャネル品質が良好である(プリセット品質閾値より高い)場合には、1つの送信が成功する可能性が非常に高い。従って、ネットワーク装置は、端末装置について大きい伝送時間シーケンスを決定し得る。このようにして、大きいデータパケットが1つの送信で送信され、複数のフラグメント送信の発生が回避され、データ送信の合計時間が短縮され、そして、システムパフォーマンスが改善され得る。
端末装置のチャネル品質が貧弱である(プリセット品質閾値より低い)場合には、送信されたデータは、送信に失敗することがあり、そして、複数の再送信を通じて成功裡に送信されることがある。従って、ネットワーク装置は、端末装置について小さい伝送時間シーケンスを決定し得る。このようにして、データパケットの各送信の時間を削減することができ、データ送信の合計時間を短縮し、かつ、システムパフォーマンスを改善する。同様に、端末装置のチャネル品質が良好である(プリセット品質閾値より高い)場合には、1つの送信が成功する可能性が非常に高い。従って、ネットワーク装置は、端末装置について大きい伝送時間シーケンスを決定し得る。このようにして、大きいデータパケットが1つの送信で送信され、複数のフラグメント送信の発生が回避され、データ送信の合計時間が短縮され、そして、システムパフォーマンスが改善され得る。
【0030】
端末装置の移動速度が高い(プリセット品質閾値より高い)場合には、送信されたデータは、送信に失敗することがあり、そして、複数の再送信を通じて成功裡に送信されることがある。従って、ネットワーク装置は、端末装置について小さい伝送時間シーケンスを決定し得る。このようにして、データパケットの各送信の時間を削減することができ、データ送信の合計時間を短縮し、かつ、システムパフォーマンスを改善する。同様に、端末装置の移動速度が低い(プリセット速度閾値より低い)場合には、1つの送信が成功する可能性が非常に高い。従って、ネットワーク装置は、端末装置について大きい伝送時間シーケンスを決定し得る。このようにして、大きいデータパケットが1つの送信で送信され、複数のフラグメント送信の発生が回避され、データ送信の合計時間が短縮され、そして、システムパフォーマンスが改善され得る。
【0031】
端末装置の状態情報の各タイプについて、実際のアプリケーションの最中に、ネットワーク装置は、複数の対応する閾値を設定し得ることが理解されるべきである。例えば、端末の残存電力について、ネットワーク装置は、複数の電力閾値を設定し得る。例えば、(Z-1)個の電力閾値であり、ここで、Z≧2である。これに応じて、端末装置の残存送信電力は、Z個のタイプへと分類され、そして、端末装置の残存送信電力の各タイプは、1つの伝送時間シーケンスに対応している。ネットワーク装置は、(Z-1)個の電力閾値を使用することにより、Z個の送信遅延および端末装置の現在の残存送信電力に基づいて、現在の伝送時間シーケンスを決定することができる。同様に、端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンに関する情報、端末装置のチャネル品質情報、および、端末装置の移動速度、それぞれについて、複数の対応する閾値、および、複数の対応する伝送時間シーケンスが存在し得る。ここでは、端末装置の残存送信電力の説明を参照し、そして、ここにおいて詳細は再び説明されない。
【0032】
従って、本発明のこの実施形態おいて、ネットワーク装置は、端末装置と通信するときの端末装置の状態情報に基づいて、端末装置について伝送時間シーケンスを決定することができ、そして、ネットワーク装置は、端末装置の異なる現在の状態情報に基づいて、端末装置の伝送時間シーケンスをフレキシブルに決定することができ、単一の伝送時間シーケンスに起因する従来技術の問題を回避し、かつ、システムパフォーマンスを改善する。
【0033】
任意的に、一つの実施において、状態情報は、システム構成情報(configuration information)を含み、そして、
状態情報に基づいてネットワーク装置によって、状態情報に対応する端末装置の伝送時間シーケンスを決定することは、
システム構成情報に基づいて伝送時間シーケンスを決定することを含み、ここで、伝送時間シーケンスは、システム構成のタイプに関連している。
【0034】
本発明のこの実施形態において、通信システムまたはネットワーク装置は、異なるシステム構成タイプが異なる伝送時間シーケンスに対応するといったやり方でプリセットされ得ることが理解されるべきである。
【0035】
例えば、システム構成が第1タイプ構成である場合には、伝送時間シーケンスが第1伝送時間シーケンスであることが決定され、
システム構成が第2タイプ構成である場合には、伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであることが決定され、
システム構成が第3タイプ構成である場合には、伝送時間シーケンスが第3伝送時間シーケンスであることが決定され、または、
システム構成が第4タイプ構成である場合には、伝送時間シーケンスが第4伝送時間シーケンスであることが決定される、等である。
【0036】
第1伝送時間シーケンスから第4伝送時間シーケンスまでは、互いに異なっている。
【0037】
第1伝送時間シーケンスは、例えば、1つのTTIであってよく、第2伝送時間シーケンスは、例えば、2つのTTIであってよく、第3伝送時間シーケンスは、例えば、3つのTTIであってよく、そして、第4伝送時間シーケンスは、例えば、4つのTTIであってよい。本発明のこの実施形態は、これに限定されない。
【0038】
実際のアプリケーションの最中には、複数のシステム構成が存在し得ることが理解されるべきである。本発明のこの実施形態は、これに限定されない。各システム構成の伝送時間シーケンスの持続時間は、特定のシナリオに基づいて決定されてよい。これは、本発明のこの実施形態に限定されない。
【0039】
各システム構成は、1つのタイプの数理神秘学(numerology)に対応することができ、そして、各システム構成は、これらに限定されるわけではないが、以下の構成パラメータの少なくとも1つを含み得ることが理解されるべきである。構成パラメータは、ネットワーク装置と端末装置との間の通信のための、巡回プレフィックス(Cyclic Prefix、CP)長、サブキャリア幅(subcarrier width)、サブフレーム長、および、スペクトル幅である。システム構成の異なるタイプについて、パラメータの値は異なっていてよく、または、複数のパラメータの値が全て異なっていてよい。これは、本発明のこの実施形態に限定されない。
【0040】
従って、本発明のこの実施形態において、ネットワーク装置は、端末装置との通信のシステム構成に基づいて、端末装置の伝送時間シーケンスを決定することができる。そして、ネットワーク装置は、異なるシステム構成に基づいて、端末装置の伝送時間シーケンスをフレキシブルに決定することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、そして、システムパフォーマンスを改善する。
【0041】
任意的に、一つの実施において、本方法は、さらに、
ネットワーク装置によって、ベースバンド処理ユニットの能力情報に基づいて、ネットワーク装置の伝送時間シーケンスを決定するステップを含む。
【0042】
例えば、ネットワーク装置は、ネットワーク装置のベースバンド処理ユニットの能力情報に基づいて、ネットワーク装置の伝送時間シーケンスを決定することができる。
【0043】
具体的に、例えば、ネットワーク装置のスケジューラモジュールは、ベースバンド処理ユニットの能力に基づいて、ネットワーク装置の伝送時間シーケンスを決定することができる。
【0044】
端末装置およびネットワーク装置の両方が、対応する伝送時間シーケンスを決定した後で、ネットワーク装置および端末装置は、対応する伝送時間シーケンスに基づいて、通信を実行することができる。
【0045】
従って、本発明のこの実施形態において、ネットワーク装置は、端末装置との通信状態情報に基づいて、端末装置について伝送時間シーケンスを決定することができる。そして、ネットワーク装置は、異なる状態情報に基づいて、端末装置の伝送時間シーケンスをフレキシブルに決定することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、そして、システムパフォーマンスを改善する。
【0046】
第2態様に従って、通信方法が提供される。本方法は、
ネットワーク装置によって送信され、かつ、端末装置の伝送時間シーケンスを指示するために使用される指示情報を、端末装置によって、取得するステップであり、伝送時間シーケンスは、端末装置との現在の通信の状態情報に基づいて、ネットワーク装置によって決定され、かつ、端末装置の伝送時間シーケンスは、端末装置がデータを受信した時点から端末装置がデータに対するレスポンスを送信する時点までの持続時間を示す、ステップと、
指示情報に基づいて、端末装置によって、伝送時間シーケンスを決定するステップと、を含む。
【0047】
従って、本発明のこの実施形態において、端末装置は、異なる状態情報に基づいてネットワーク装置によってフレキシブルに決定され得る端末装置の伝送時間シーケンスを取得することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、そして、システムパフォーマンスを改善する。
【0048】
第2態様は、第1態様に対応しており、第1態様はネットワーク装置によって実行され、第2態様は端末装置によって実行されてよいことが理解されるべきである。そして、端末装置側における方法の対応する特徴および対応する有益な効果については、第1態様に従ったネットワーク装置側の対応する説明を参照のこと。従って、簡素化のために、詳細な説明が適切に省略されている。
【0049】
任意的に、一つの実施において、状態情報は、伝送サービスタイプ情報、現在の伝送サービスのデータ量情報、ネットワーク装置の負荷情報、端末装置の状態情報、または、システム構成情報を含む。
【0050】
任意的に、一つの実施において、状態情報は、伝送サービスタイプ情報を含み、そして、
サービスタイプ情報が第1サービスタイプ情報である場合には、伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または
サービスタイプ情報が第2サービスタイプ情報である場合には、伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであり、ここで、
第1サービスタイプの伝送遅延はプリセット時間閾値よりも短く、第2サービスタイプの伝送遅延がプリセット時間閾値よりも大きく、かつ、第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0051】
任意的に、一つの実施において、状態情報は、現在の伝送サービスのデータ量情報を含み、そして、
現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値よりも少ない場合には、伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値よりも大きい場合には、伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであり、ここで、第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0052】
任意的に、一つの実施において、状態情報は、ネットワーク装置の負荷情報を含み、そして、
ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値よりも低い場合には、伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値よりも高い場合には、伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであり、ここで、
第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0053】
任意的に、一つの実施において、状態情報は、端末装置の状態情報を含み、かつ、端末装置の状態情報は、端末装置によってサポートされているプロトコルバージョンに関する情報、端末装置のチャネル品質情報、端末装置の移動速度、または、端末装置の残存送信電力に関する情報を含み、そして、
端末装置の状態情報が第1タイプ状態情報である場合には、伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
端末装置の状態情報が第2タイプ状態情報である場合には、伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであり、ここで、
端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより低く、端末装置のチャネル品質が品質閾値より低く、端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より大きく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より低い場合には、端末装置の状態情報は第1タイプ状態情報であり、もしくは、端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより高いか又は等しく、端末装置のチャネル品質が品質閾値より高く、端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より小さく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より高い場合には、端末装置の状態情報は第2タイプ状態情報であり、そして、
第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0054】
任意的に、一つの実施において、ネットワーク装置によって送信され、かつ、端末装置の伝送時間シーケンスを示すために使用される指示情報を、端末装置によって、取得する以前に、本方法は、さらに、
端末装置の状態情報を、端末装置によって、ネットワーク装置に送信するステップ、を含む。
【0055】
任意的に、一つの実施において、状態情報は、システム構成情報を含み、そして、伝送時間シーケンスは、システム構成のタイプに関連している。
【0056】
第3態様に従って、ネットワーク装置が提供される。ネットワーク装置は、第1態様および第1態様の可能な実施のうちいずれか1つに従って、本方法を実行するように構成されている。具体的に、ネットワーク装置は、前述の方法を実行するように構成されたユニットを含んでいる。
【0057】
第3態様は、第1態様に対応していることが理解されるべきである。そして、ネットワーク装置における各ユニットの機能および対応する有益な効果については、第1態様および第1態様の可能な実施態様のうちいずれか1つに従った方法の対応する説明を参照のこと。従って、簡素化のために、詳細な説明は適切に省略されている。
【0058】
第4態様に従って、端末装置が提供される。端末装置は、第2態様および第2態様の可能な実施のうちいずれか1つに従って、本方法を実行するように構成されている。具体的に、端末装置は、前述の方法を実行するように構成されたユニットを含んでいる。
【0059】
第4態様は、第2態様に対応していることが理解されるべきである。そして、端末装置における各ユニットの機能および対応する有益な効果については、第2態様および第2態様の可能な実施態様のうちいずれか1つに従った方法の対応する説明を参照のこと。従って、簡素化のために、詳細な説明は適切に省略されている。
【0060】
第5態様に従って、ネットワーク装置が提供される。ネットワーク装置は、プロセッサおよびメモリを含む。メモリは、コンピュータプログラムを保管するように構成されている。プロセッサは、メモリに保管されたコンピュータプログラムを実行するように構成されており、第1態様および第1態様の可能な実施態様のうちいずれか1つに従った方法を実行する。
【0061】
第5態様は、第1態様に対応していることが理解されるべきである。そして、ネットワーク装置における各ユニットの機能および対応する有益な効果については、第1態様および第1態様の可能な実施態様のうちいずれか1つに従った方法の対応する説明を参照のこと。従って、簡素化のために、詳細な説明は適切に省略されている。
【0062】
第6態様に従って、端末装置が提供される。端末装置は、プロセッサおよびメモリを含む。メモリは、コンピュータプログラムを保管するように構成されている。プロセッサは、メモリに保管されたコンピュータプログラムを実行するように構成されており、第2態様および第2態様の可能な実施態様のうちいずれか1つに従った方法を実行する。
【0063】
第6態様は、第2態様に対応していることが理解されるべきである。そして、端末装置における各ユニットの機能および対応する有益な効果については、第2態様および第2態様の可能な実施態様のうちいずれか1つに従った方法の対応する説明を参照のこと。従って、簡素化のために、詳細な説明は適切に省略されている。
【0064】
第7態様に従って、コンピュータ読み取り可能媒体が提供される。コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータプログラムを保管するように構成されている。コンピュータプログラムは、第1態様および第1態様の可能な実施態様のうちいずれか1つに従った方法を実行するために使用されるインストラクションを含んでいる。
【0065】
第7態様は、第1態様に対応していることが理解されるべきである。そして、コンピュータ読み取り可能媒体に保管されたインストラクションによって実施され得る方法および対応する有益な効果については、第1態様および第1態様の可能な実施態様のうちいずれか1つに従った方法の対応する説明を参照のこと。従って、簡素化のために、詳細な説明は適切に省略されている。
【0066】
第8態様に従って、コンピュータ読み取り可能媒体が提供される。コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータプログラムを保管するように構成されている。コンピュータプログラムは、第2態様および第2態様の可能な実施態様のうちいずれか1つに従った方法を実行するために使用されるインストラクションを含んでいる。
【0067】
第8態様は、第2態様に対応していることが理解されるべきである。そして、コンピュータ読み取り可能媒体に保管されたインストラクションによって実施され得る方法および対応する有益な効果については、第2態様および第2態様の可能な実施態様のうちいずれか1つに従った方法の対応する説明を参照のこと。従って、簡素化のために、詳細な説明は適切に省略されている。
【図面の簡単な説明】
【0068】
図1図1は、本発明の一つの実施形態が適用可能な通信システムのシナリオ図である。
図2図2は、通信方法のフローチャートである。
図3図3は、本発明の別の実施形態に従った、通信方法のフローチャートである。
図4図4は、本発明の一つの実施形態に従った、ネットワーク装置の模式的なブロックダイヤグラムである。
図5図5は、本発明の一つの実施形態に従った、端末装置の模式的なブロックダイヤグラムである。
図6図6は、本発明の別の実施形態に従った、ネットワーク装置の模式的なブロックダイヤグラムである。
図7図7は、本発明の別の実施形態に従った、端末装置の模式的なブロックダイヤグラムである。
【発明を実施するための形態】
【0069】
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施形態における技術的ソリューション解決策を説明する。
【0070】
図1は、本発明の一つの実施形態が適用可能な通信システムのシナリオ図である。図1において、通信システムは、ネットワーク装置および端末装置を含んでいる。ネットワーク装置および端末装置は、エアインターフェイスリソースを使用することによって、アップリンクおよびダウンリンク無線通信を実行する。
【0071】
本発明のこの実施形態は、様々な通信システムに対して適用可能であることが理解されるべきである。従って、以下の説明は、特定の通信システムに限定されるものではない。例えば、本発明のこの実施形態は、移動通信のためのグローバルシステム(Global System of Mobile communication、略して「GSM」)、符号分割多重アクセス(Code Division Multiple Access、略して「CDMA」)システム、広帯域符号分割多重アクセス(Wideband Code Division Multiple Access、略して「WCDMA」)システム、広帯域符号分割多重アクセス、略して「WCDMA」)システム、一般パケット無線サービス(General Radio Service、略して「GPRS」)システム、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、略して「LTE」)システム、LTE周波数分割二重(Frequency Division Duplex、略して「FDD」)システム、TE時間分割二重(Time Division Duplex、略して「TDD」)システム、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、略して「UMTS」)システム、等に適用することができる。
【0072】
本発明のこの実施形態における端末装置は、また、ユーザ装置(UE、User Equipment)、アクセス端末、加入者装置(subscriber unit)、加入者ステーション(subscriber station)、移動局、移動コンソール、リモート局、リモート端末、移動装置(mobile device)、ユーザ端末、端末、無線通信装置、ユーザエージェント、ユーザ装置、等としても呼ばれている。アクセス端末は、携帯電話(cellular phone)、コードレス電話、SIP(Session Initiation Protocol、セッション開始プロトコル)電話、WLL(Wireless Local Loop、無線ローカルループ)ステーション、PDA(Personal Digital Assistant、パーソナルデジタルアシスタント)、無線通信機能を有するハンドヘルド装置、計算装置、無線モデムに接続された別の処理装置、車載装置、ウェアラブル装置、または、将来の5Gネットワークにおける端末装置であってよい。
【0073】
本発明のこの実施形態において、ネットワーク装置は、モバイル装置(mobile device)と通信するように構成された、ネットワーク側デバイス(network side device)または他のデバイスであってよい。そして、ネットワーク側デバイスは、GSM(Global System of Mobile communication、グローバルモバイル通信システム)またはCDMA(Code Division Multiple Access、コード分割多重アクセス)におけるBTS(Base Transceiver Station、ベーストランシーバー基地局)、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access、広帯域符号分割多重アクセス)におけるNB(NodeB、基地局)、LTE(Long Term Evolution、ロングタームエボリューション)におけるeNBまたはeNodeB(Evolutional NodeB、evolved NodeB)、将来の5Gネットワークにおける中継局、アクセスポイント、車載装置、ウェアラブル装置、またはネットワーク側デバイスであってよい。
【0074】
図2は、既存の通信方法に係る模式図である。例えば、一つの例としてLTEプロトコルが使用されている。ネットワーク装置の伝送時間シーケンスは4サブフレーム(ms)であり、そして、端末装置の伝送時間シーケンスも、また、4サブフレームである。
【0075】
ダウンリンク送信の最中に、モーメント(moment)Nにおいて、ネットワーク装置は、物理的ダウンリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel、PDSCH)といったダウンリンクチャネルを通じてダウンリンクデータを送信する。端末装置は、伝送時間シーケンス(4サブフレーム)の時間内にダウンリンクデータを処理した後、モーメントN+4において、端末装置は、物理的アップリンク共用チャネル(Physical Uplink Shared Channel、PUSCH)または物理的アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel、PUCCH)といったアップリンクチャネルを通じて、フィードバック(アック、ACK)をネットワーク装置に対して送信する。端末装置による受信が失敗したことをフィードバックが示す場合には、伝送時間シーケンスの時間(4サブフレーム)内にフィードバックを処理した後で、ネットワーク装置は、モーメントN+8において、ダウンリンクデータを再送信する。例えば、ネットワーク装置は、ハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Repeat reQuest、HARQ)を使用してダウンリンクデータを再送する。
【0076】
同様に、アップリンク伝送の最中には、最初に、モーメントNにおいて、ネットワーク装置が、物理的ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel、PDCCH)といったダウンリンクチャネルを通じてスケジューリング情報を送信する。端末装置が伝送時間シーケンスの時間内(4サブフレーム)でスケジューリング情報を処理した後で、モーメントN+4において、端末装置は、PUSCHといったアップリンクチャネルを通じてネットワーク装置にアップリンクデータを送信する。ネットワーク装置が伝送時間シーケンスの時間内(4サブフレーム)でアップリンクデータを処理した後で、モーメントN+8において、ネットワーク装置は、ダウンリンクチャネル、例えばPDCCHチャネル、を通じて端末装置にフィードバック(アクノレッジ、ACK)を送信する。
【0077】
しかしながら、現在の通信システムにおいては、伝送時間シーケンスは、一旦決定されると、変更することができない。実際のオペレーションシナリオにおいては、遅延およびデータ処理能力に関して、異なるサービスが常に様々な要求を有している。従って、固定された処理能力の使用と遅延は、システムパフォーマンスに影響する。
【0078】
例えば、低遅延サービスについて、より長い伝送時間シーケンスは、サービスデータの伝送遅延の増加を生じさせ、システムパフォーマンスに影響している。
【0079】
別の例として、大量のデータを用いるサービスについて、伝送時間シーケンスが短い場合には、複数のフラグメントを使用することによってデータパケット全体が送信される必要がある。その結果、データパケットの伝送遅延が増加し、システムパフォーマンスに影響している。
【0080】
従来技術の問題に基づいて、本発明の一つの実施形態は、伝送時間シーケンスを決定する方法を提供し、異なる伝送状態情報に基づいて伝送時間シーケンスをフレキシブルに決定し、それにより、従来技術の問題を解決している。
【0081】
理解および説明を容易にするために、実施例として、限定するものではなく、通信システムにおいて、この出願における伝送時間シーケンスを決定する方法を実行するためのプロセスおよび動作が、以下に説明される。
【0082】
本発明のこの実施形態において、端末装置の伝送時間シーケンスは、端末装置がデータを受信した時点から端末装置がデータに対するレスポンスを送信した時点までの持続時間(duration)を示すことが理解されるべきである。同様に、ネットワーク装置の伝送時間シーケンスは、ネットワーク装置がデータを受信した時点からネットワーク装置がデータに対するレスポンスを送信する時点までの持続時間を示している。
【0083】
図3は、本発明の一つの実施形態に従った、通信方法の模式図である。図3に示される方法は、前述の通信システムに対して適用可能である。本発明のこの実施形態における通信システムは、ネットワーク装置および端末装置を含んでよい。特には、図3に示される方法300は、以下のステップを含んでいる。
【0084】
310:ネットワーク装置は、端末装置と通信するための状態情報(state information)を取得する。
【0085】
具体的に、ネットワーク装置は、端末装置の伝送時間シーケンスを決定するために使用される状態情報を取得する。
【0086】
任意的に、状態情報は、伝送サービスタイプ情報、現在の伝送サービスのデータ量情報、ネットワーク装置の負荷情報、端末装置の状態情報、システム構成情報、等を含み得る。
【0087】
状態情報は、システム構成を読み取ることによりネットワーク装置によって取得されてよく、または、端末装置と通信するプロセスにおいて取得されてよいことが理解されるべきである。状態情報を取得する方法は、本発明のこの実施形態に限定されない。
【0088】
例えば、状態情報が端末装置の状態情報である場合には、310において、ネットワーク装置が、端末装置から送信された端末装置の状態情報を受信するか、または、端末装置の状態情報が、対応する信号を測定することにより、ネットワーク装置によって決定される。本発明のこの実施形態は、これに限定されない。
【0089】
320:ネットワーク装置は、端末装置の伝送時間シーケンスを決定する。
【0090】
具体的に、ネットワーク装置は、状態情報に基づいて端末装置の伝送時間シーケンスを決定する。端末装置の伝送時間シーケンスは、端末装置がデータを受信した時点から端末装置がデータに対するレスポンスを送信した時点までの持続時間を示す。
【0091】
状態情報が複数のタイプの情報を含み得ることが、前述されている。状態情報が異なる場合に状態情報に基づいて、ネットワーク装置が端末の伝送時間シーケンスを決定する具体的なプロセスが、以下に、異なる事例において説明されている。
【0092】
ケース1:
【0093】
状態情報は、伝送サービスタイプ情報を含み、かつ、
状態情報に基づいてネットワーク装置によって、状態情報に対応する端末装置の伝送時間シーケンスを決定することは、
サービスタイプ情報が第1サービスタイプ情報である場合に、伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであると決定すること、または、
サービスタイプ情報が第2サービスタイプ情報である場合に、伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであると決定することを含み、ここで、
第1サービスタイプの伝送遅延はプリセット時間閾値よりも短く、第2サービスタイプの伝送遅延はプリセット時間閾値よりも大きく、そして、第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0094】
第1サービスタイプは、また、待機時間(latency)について比較的に高い要求を有するサービスタイプとしても呼ばれてよく、そして、また、緊急サービスタイプ(emergency service type)としても呼ばれてよいことが理解されるべきである。例えば、端末装置を使用することによりユーザが無線制御を実行するサービスは、第1サービスタイプに属する。例えば、端末装置が無線ネットワークを使用することにより無人航空機を制御する場合、無線制御をより良く実施するために、通信における小さい遅延が要求される。第2サービスタイプは、また、非緊急(non-emergency)サービスタイプとしても呼ばれる。別の例として、端末装置を使用して、ユーザがウェブページを閲覧し、電子メールを送信し、または、ウェブディスクにデータを送信するサービスは、非緊急サービスタイプに属し得る。
【0095】
緊急サービスについて、エアインターフェイスにおける送信遅延を低減するために、より短い伝送時間シーケンスが使用されてよく、システムパフォーマンスを改善する。
【0096】
本発明のこの実施形態において、プリセット時間閾値は、実際のシナリオに基づいて決定され得ることが理解されるべきである。これは、本発明のこの実施形態に限定されない。第1伝送時間シーケンスは、例えば、2つのTTIであってよく、そして、第2伝送時間シーケンスは、例えば、4つのTTIであってよい。本発明のこの実施形態は、これに限定されない。
【0097】
サービスタイプ情報が第1サービスタイプ情報および第2サービスタイプ情報を含む事例が前述されたが、本発明のこの実施形態は、これに限定されない。実際のアプリケーションの最中に、サービスタイプ情報は、また、複数のタイプのサービスタイプ情報を含んでもよい。サービスタイプ情報のそれぞれのタイプは、1つの伝送時間シーケンスに対応している。例えば、サービスタイプ情報は、N個のタイプのサービスタイプ情報を含んでおり、ここでN≧2であって、そして、(N-1)個の時間閾値を含んでよい。ネットワーク装置は、(N-1)個の時間閾値を使用することにより、N個の伝送遅延と現在のサービスタイプ情報に基づいて、現在の伝送時間シーケンスを決定することができる。
【0098】
従って、本発明のこの実施形態において、ネットワーク装置は、端末装置との通信のサービスタイプ情報に基づいて端末装置のための伝送時間シーケンスを決定することができ、そして、ネットワーク装置は、異なるサービスタイプ情報に基づいて端末装置の伝送時間シーケンスをフレキシブルに決定することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、かつ、システムパフォーマンスを改善する。
【0099】
ケース2:
【0100】
状態情報は、現在の伝送サービスのデータ量情報を含み、かつ、
状態情報に基づいてネットワーク装置によって、状態情報に対応する端末装置の伝送時間シーケンスを決定することは、
現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より小さい場合に、伝送時間シーケンスが第1伝送時間シーケンスであると決定すること、または、
現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より大きい場合に、伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであると決定することを含み、ここで、第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0101】
本発明のこの実施形態において、プリセットデータ量閾値は、実際のシナリオに基づいて決定され得ることが理解されるべきである。これは、本発明のこの実施形態に限定されない。第1伝送時間シーケンスは、例えば、2つのTTIであってよく、第2伝送時間シーケンスは、例えば、4つのTTIであってよい。本発明のこの実施形態は、これに限定されるものではない。
【0102】
具体的に、小さい伝送データ量に対しては、小さい伝送遅延が使用されてよく、小容量データパケット(small-capacity data packet)の伝送時間を削減し、そして、システムパフォーマンスを改善する。大きいデータ量の伝送については、装置のハードウェア処理能力、等によって、常に制限されており、そして、処理のために長い時間が必要とされる。従って、長い伝送時間シーケンスが必要である。大容量データパケットの1つの伝送は、長い伝送時間シーケンスを使用することによって実装され得るものであり、フラグメント伝送(fragment transmission)の発生を回避または低減し、そして、システムパフォーマンスを改善する。
【0103】
一つのデータ量閾値が存在する事例は、前述のものであることが理解されるべきである。実際のアプリケーションの最中に、ネットワーク装置は、複数のサービスデータ量閾値を設定し得る。例えば、(M-1)個のサービスデータ量閾値であり、ここで、M≧2である。これに対応して、現在のサービスデータ量がM個のタイプに分類され、そして、現在のサービスデータ量のそれぞれのタイプは、1つの伝送時間シーケンスに対応している。ネットワーク装置は(M-1)個のサービスデータ量閾値を使用することにより、M個の伝送遅延と現在のサービスデータ量に基づいて現在の伝送時間シーケンスを決定することができる。
【0104】
従って、本発明のこの実施形態において、ネットワーク装置は、端末装置との通信の現在のサービスデータ量に基づいて端末装置について伝送時間シーケンスを決定することができる。そして、ネットワーク装置は、異なる現在のサービスデータ量に基づいて、端末装置の伝送時間シーケンスをフレキシブルに決定することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、そして、システムパフォーマンスを改善する。
【0105】
ケース3:
【0106】
状態情報は、ネットワーク装置の負荷情報(load information)を含み、
状態情報に基づいてネットワーク装置によって、状態情報に対応する端末装置の伝送時間シーケンスを決定することは、
ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より低い場合に、伝送時間シーケンスが第1伝送時間シーケンスであると決定すること、または、
ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より大きい場合に、伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであると決定することを含み、ここで、
第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0107】
本発明のこの実施形態において、プリセット負荷閾値は、実際のシナリオに基づいて決定され得ることが理解されるべきである。これは、本発明のこの実施形態に限定されない。第1伝送時間シーケンスは、例えば、2つのTTIであってよく、そして、第2伝送時間シーケンスは、例えば、4つのTTIであってよい。本発明のこの実施形態は、これに限定されるものではない。
【0108】
具体的に、ネットワーク装置の負荷が高い場合には、負荷を低減するためにネットワーク装置が長い処理時間を有し得るように、端末装置の伝送時間シーケンスが長くなり得る。ネットワーク装置の現在の負荷が低い場合には、エアインターフェイスにおける伝送遅延を低減し、かつ、システムパフォーマンスを改善するために、端末装置の伝送時間シーケンスが短縮され得る。
【0109】
1つの負荷閾値が存在するケースが上記に説明されていることが理解されるべきである。実際のアプリケーションの最中には、サービスデータ量閾値について、複数の負荷閾値、例えば、(K-1)個の負荷閾値、が含まれてよく、ここで、K≧2である。これに応じて、ネットワーク装置の負荷は、K個のタイプへと分類され、そして、ネットワーク装置の負荷の各タイプは、1つの伝送時間シーケンスに対応している。ネットワーク装置は、(K-1)個の負荷閾値を使用することにより、K個の伝送遅延およびネットワーク装置の現在の負荷に基づいて、現在の伝送時間シーケンスを決定することができる。
【0110】
従って、本発明のこの実施形態において、ネットワーク装置は、ネットワーク装置が端末装置と通信する場合のネットワーク装置の負荷に基づいて、端末装置について伝送時間シーケンスを決定することができ、そして、ネットワーク装置は、ネットワーク装置の異なる負荷に基づいて、端末装置の伝送時間シーケンスをフレキシブルに決定することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、かつ、システムパフォーマンスを改善する。
【0111】
ケース4:
【0112】
状態情報は、端末装置の状態情報を含み、そして、端末装置の状態情報は、端末装置によってサポートされているプロトコルバージョンに関する情報、端末装置のチャネル品質情報、端末装置の移動速度、または、端末装置の残存送信電力に関する情報を含んでおり、かつ、
状態情報に基づいてネットワーク装置によって、状態情報に対応する端末装置の伝送時間シーケンスを決定することは、
端末装置の状態情報が第1タイプ状態情報である場合には、伝送時間シーケンスが第1伝送時間シーケンスであると決定すること、または、
端末装置の状態情報が第2タイプ状態情報である場合には、伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであると決定することを含む。ここで、
端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより低く、端末装置のチャネル品質が品質閾値より低く、端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より大きく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より低い場合には、端末装置の状態情報は第1タイプ状態情報であり、もしくは、端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより高いか又は等しく、端末装置のチャネル品質が品質閾値より高く、端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より小さく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より高い場合には、端末装置の状態情報は第2タイプ状態情報であり、そして、第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0113】
本発明のこの実施形態では、第1伝送時間シーケンスは、例えば、2つのTTIであってよく、第2伝送時間シーケンスは、例えば、4つのTTIであってよいことが理解されるべきである。本発明のこの実施形態は、これに限定されない。
【0114】
具体的には、端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンが低い(プリセットプロトコルバージョンよりも早い)場合に、ネットワーク装置は、端末装置について小さい伝送時間シーケンスを決定することができる。このようにして、ユーザ知覚スループット(perception throughput)を改善するために、小さいデータパケットの伝送時間が短縮され得る。端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンが高い場合に、端末装置は、強力なデータ処理能力を有する。従って、1つの送信で大きいデータパケットを送信することができるように、端末装置について大きい伝送時間シーケンスを決定することができ、それによって、システムパフォーマンスを改善している。
【0115】
端末装置の残存送信電力が低い(プリセット電力閾値より低い)場合には、送信されたデータは、送信に失敗することがあり、そして、複数の再送信を通じて成功裡に送信されることがある。従って、ネットワーク装置は、端末装置について小さい伝送時間シーケンスを決定し得る。このようにして、データパケットの各送信の時間を削減することができ、データ送信の合計時間を短縮し、システムパフォーマンスを改善する。同様に、端末装置の送信電力が高い場合には、1つの送信が成功する可能性が非常に高い。従って、ネットワーク装置は、端末装置について大きい伝送時間シーケンスを決定し得る。このようにして、大きいデータパケットが1つの送信で送信され、複数のフラグメント送信の発生が回避され、データ送信の合計時間が短縮され、そして、システムパフォーマンスが改善される。
【0116】
端末装置のチャネル品質が貧弱である(プリセット品質閾値より低い)場合には、送信されたデータは、送信に失敗することがあり、そして、複数の再送信を通じて成功裡に送信されることがある。従って、ネットワーク装置は、端末装置について小さい伝送時間シーケンスを決定し得る。このようにして、データパケットの各送信の時間を削減することができ、データ送信の合計時間を短縮し、かつ、システムパフォーマンスを改善する。同様に、端末装置のチャネル品質が良好である(プリセット品質閾値より高い)場合には、1つの送信が成功する可能性が非常に高い。従って、ネットワーク装置は、端末装置について大きい伝送時間シーケンスを決定し得る。このようにして、大きいデータパケットが1つの送信で送信され、複数のフラグメント送信の発生が回避され、データ送信の合計時間が短縮され、そして、システムパフォーマンスが改善され得る。
端末装置のチャネル品質が貧弱である(プリセット品質閾値より低い)場合には、送信されたデータは、送信に失敗することがあり、そして、複数の再送信を通じて成功裡に送信されることがある。従って、ネットワーク装置は、端末装置について小さい伝送時間シーケンスを決定し得る。このようにして、データパケットの各送信の時間を削減することができ、データ送信の合計時間を短縮し、かつ、システムパフォーマンスを改善する。同様に、端末装置のチャネル品質が良好である(プリセット品質閾値より高い)場合には、1つの送信が成功する可能性が非常に高い。従って、ネットワーク装置は、端末装置について大きい伝送時間シーケンスを決定し得る。このようにして、大きいデータパケットが1つの送信で送信され、複数のフラグメント送信の発生が回避され、データ送信の合計時間が短縮され、そして、システムパフォーマンスが改善され得る。
【0117】
端末装置の移動速度が高い(プリセット品質閾値より高い)場合には、送信されたデータは、送信に失敗することがあり、そして、複数の再送信を通じて成功裡に送信されることがある。従って、ネットワーク装置は、端末装置について小さい伝送時間シーケンスを決定し得る。このようにして、データパケットの各送信の時間を削減することができ、データ送信の合計時間を短縮し、かつ、システムパフォーマンスを改善する。同様に、端末装置の移動速度が低い(プリセット速度閾値より低い)場合には、1つの送信が成功する可能性が非常に高い。従って、ネットワーク装置は、端末装置について大きい伝送時間シーケンスを決定し得る。このようにして、大きいデータパケットが1つの送信で送信され、複数のフラグメント送信の発生が回避され、データ送信の合計時間が短縮され、そして、システムパフォーマンスが改善され得る。
【0118】
端末装置の状態情報の各タイプについて、実際のアプリケーションの最中に、ネットワーク装置は、複数の対応する閾値を設定し得ることが理解されるべきである。例えば、端末の残存電力について、ネットワーク装置は、複数の電力閾値を設定し得る。例えば、(Z-1)個の電力閾値であり、ここで、Z≧2である。これに応じて、端末装置の残存送信電力は、Z個のタイプへと分類され、そして、端末装置の残存送信電力の各タイプは、1つの伝送時間シーケンスに対応している。ネットワーク装置は、(Z-1)個の電力閾値を使用することにより、Z個の送信遅延および端末装置の現在の残存送信電力に基づいて、現在の伝送時間シーケンスを決定することができる。同様に、端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンに関する情報、端末装置のチャネル品質情報、および、端末装置の移動速度、それぞれについて、複数の対応する閾値、および、複数の対応する伝送時間シーケンスが存在し得る。ここでは、端末装置の残存送信電力の説明を参照し、そして、ここにおいて詳細は再び説明されない。
【0119】
従って、本発明のこの実施形態おいて、ネットワーク装置は、端末装置と通信するときの端末装置の状態情報に基づいて、端末装置について伝送時間シーケンスを決定することができ、そして、ネットワーク装置は、端末装置の異なる現在の状態情報に基づいて、端末装置の伝送時間シーケンスをフレキシブルに決定することができ、単一の伝送時間シーケンスに起因する従来技術の問題を回避し、かつ、システムパフォーマンスを改善する。
【0120】
ケース5:
【0121】
状態情報は、システム構成情報(configuration information)を含み、そして、
状態情報に基づいてネットワーク装置によって、状態情報に対応する端末装置の伝送時間シーケンスを決定することは、
システム構成情報に基づいて伝送時間シーケンスを決定することを含み、ここで、伝送時間シーケンスは、システム構成のタイプに関連している。
【0122】
本発明のこの実施形態において、通信システムまたはネットワーク装置は、異なるシステム構成タイプが異なる伝送時間シーケンスに対応するといったやり方でプリセットされ得ることが理解されるべきである。
【0123】
例えば、システム構成が第1タイプ構成である場合には、伝送時間シーケンスが第1伝送時間シーケンスであることが決定され、
システム構成が第2タイプ構成である場合には、伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであることが決定され、
システム構成が第3タイプ構成である場合には、伝送時間シーケンスが第3伝送時間シーケンスであることが決定され、または、
システム構成が第4タイプ構成である場合には、伝送時間シーケンスが第4伝送時間シーケンスであることが決定される、等である。
【0124】
第1伝送時間シーケンスから第4伝送時間シーケンスまでは、互いに異なっている。
【0125】
第1伝送時間シーケンスは、例えば、1つのTTIであってよく、第2伝送時間シーケンスは、例えば、2つのTTIであってよく、第3伝送時間シーケンスは、例えば、3つのTTIであってよく、そして、第4伝送時間シーケンスは、例えば、4つのTTIであってよい。本発明のこの実施形態は、これに限定されない。
【0126】
実際のアプリケーションの最中には、複数のシステム構成が存在し得ることが理解されるべきである。本発明のこの実施形態は、これに限定されない。各システム構成の伝送時間シーケンスの持続時間は、特定のシナリオに基づいて決定されてよい。これは、本発明のこの実施形態に限定されない。
【0127】
各システム構成は、1つのタイプの数理神秘学(numerology)に対応することができ、そして、各システム構成は、これらに限定されるわけではないが、以下の構成パラメータの少なくとも1つを含み得ることが理解されるべきである。構成パラメータは、ネットワーク装置と端末装置との間の通信のための、巡回プレフィックス(Cyclic Prefix、CP)長、サブキャリア幅(subcarrier width)、サブフレーム長、および、スペクトル幅である。システム構成の異なるタイプについて、パラメータの値は異なっていてよく、または、複数のパラメータの値が全て異なっていてよい。これは、本発明のこの実施形態に限定されない。
【0128】
従って、本発明のこの実施形態において、ネットワーク装置は、端末装置との通信のシステム構成に基づいて、端末装置の伝送時間シーケンスを決定することができる。そして、ネットワーク装置は、異なるシステム構成に基づいて、端末装置の伝送時間シーケンスをフレキシブルに決定することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、そして、システムパフォーマンスを改善する。
【0129】
330:ネットワーク装置は、端末装置に指示情報(indication information)を送信する。
【0130】
具体的に、ネットワーク装置は、端末装置に対して、伝送時間シーケンスを指示するために使用される指示情報を送信する。
【0131】
例えば、ネットワーク装置は、スケジューリンググラントメッセージ(scheduling grant message)、または、ラジオリソース制御プロトコル(Radio Resource Control、RRC)メッセージを使用することにより、指示情報を送信する。
【0132】
指示情報を取得した後で、端末装置が伝送時間シーケンスに基づいてネットワーク装置と通信することができるように、端末装置は、指示情報に基づいて、端末装置の伝送時間シーケンスを決定することができる。
【0133】
ネットワーク装置が、端末装置の伝送時間シーケンスを決定し、かつ、指示情報を使用することによって、端末装置の伝送時間シーケンスを指示する具体的な処理が、上記に説明されている。本発明のこの実施形態において、ネットワーク装置は、ネットワーク装置に対応する伝送時間シーケンスを決定し得ることが理解されるべきである。
【0134】
例えば、ネットワーク装置は、ネットワーク装置のベースバンド処理ユニットの能力情報に基づいて、ネットワーク装置の伝送時間シーケンスを決定することができる。
【0135】
具体的に、例えば、ネットワーク装置のスケジューラモジュールは、ベースバンド処理ユニットの能力に基づいて、ネットワーク装置の伝送時間シーケンスを決定することができる。
【0136】
端末装置およびネットワーク装置の両方が、対応する伝送時間シーケンスを決定した後で、ネットワーク装置および端末装置は、対応する伝送時間シーケンスに基づいて、通信を実行することができる。
【0137】
従って、本発明のこの実施形態において、ネットワーク装置は、端末装置との通信状態情報に基づいて、端末装置について伝送時間シーケンスを決定することができる。そして、ネットワーク装置は、異なる状態情報に基づいて、端末装置の伝送時間シーケンスをフレキシブルに決定することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、そして、システムパフォーマンスを改善する。
【0138】
本発明のこの実施形態における通信方法は、図1から図3までを参照して、上記に詳細に説明されている。図1から図3までの実施例は、本発明のこの実施形態を当業者が理解するのを手助けするように単に意図されたものであるが、本発明のこの実施形態を特定の値または図示された特定のシナリオに限定することは意図されていない。当業者は、明らかに、図1から図3までに示された実施例に従って、種々の均等な修正または変更を行うことができ、そして、そうした修正または変更も、また、本発明の実施形態の範囲内に入るものである。
【0139】
本発明の一つの実施形態におけるネットワーク装置が、図4および図6を参照して以下に説明され、そして、本発明の一つの実施形態における端末装置が、図4および図7を参照して説明される。
【0140】
図4は、本発明の一つの実施形態に従った、ネットワーク装置400の模式的なブロックダイヤグラムである。具体的には、図4に示されるように、ネットワーク装置400は、
取得ユニット410であり、端末装置との現在の通信の状態情報を取得するように構成されたもの、
決定ユニット420であり、状態情報に基づいて端末装置の伝送時間シーケンスを決定するように構成されており、ここで、端末装置の伝送時間シーケンスは、端末装置がデータを受信した時点から端末装置がデータに対するレスポンスを送信する時点までの持続時間を示すもの、
送信ユニット430であり、端末装置に対して、伝送時間シーケンスを示すために使用される指示情報を送信するように構成されたもの、を含んでいる。
【0141】
従って、本発明のこの実施形態において、ネットワーク装置は、端末装置との通信状態情報に基づいて、端末装置の伝送時間シーケンスを決定することができ、そして、ネットワーク装置は、異なる状態情報に基づいて、端末装置の伝送時間シーケンスをフレキシブルに決定することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、そして、システムパフォーマンスを改善する。
【0142】
任意的に、別の実施形態において、状態情報は、伝送サービスタイプ情報、現在の伝送サービスのデータ量情報、ネットワーク装置の負荷情報、端末装置の状態情報、または、システム構成情報を含んでいる。
【0143】
任意的に、別の実施形態において、状態情報は、伝送サービスタイプ情報を含み、そして、決定ユニットが、具体的には、
サービスタイプ情報が第1サービスタイプ情報である場合には、伝送時間シーケンスが第1伝送時間シーケンスであることを決定し、または、
サービスタイプ情報が第2サービスタイプ情報である場合には、伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであることを決定する、ように構成されており、ここで、
第1サービスタイプの伝送遅延はプリセット時間閾値よりも短く、第2サービスタイプの伝送遅延はプリセット時間閾値よりも大きく、かつ、第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0144】
代替的に、別の実施形態において、状態情報は、現在の伝送サービスのデータ量情報を含み、そして、決定ユニットが、具体的には、
現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より少ない場合には、伝送時間シーケンスが第1伝送時間シーケンスであると決定し、または、
現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値よりも多い場合には、伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであると決定する、ように構成されており、ここで、
第1伝送時間シーケンスの持続時間は、第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0145】
代替的に、別の実施形態において、状態情報は、ネットワーク装置の負荷情報を含み、そして、決定ユニットが、具体的には、
ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より低い場合には、伝送時間シーケンスが第1伝送時間シーケンスであると決定し、または、
ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値よりも高い場合には、伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであると決定する、ように構成されており、ここで、
第1伝送時間シーケンスの持続時間は、第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0146】
代替的に、別の実施形態において、状態情報は、端末装置の状態情報を含み、かつ、端末装置の状態情報は、端末装置によってサポートされているプロトコルバージョンに関する情報、端末装置のチャネル品質情報、端末装置の移動速度、または、端末装置の残存送信電力に関する情報を含み、そして、決定ユニットが、具体的には、
端末装置の状態情報が第1タイプ状態情報である場合には、伝送時間シーケンスが第1伝送時間シーケンスである決定し、または、
端末装置の状態情報が第2タイプ状態情報である場合には、伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであると決定する、ように構成されており、ここで、
端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより低く、端末装置のチャネル品質が品質閾値より低く、端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より大きく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より低い場合には、端末装置の状態情報は第1タイプ状態情報であり、もしくは、端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより高いか又は等しく、端末装置のチャネル品質が品質閾値より高く、端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より小さく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より高い場合には、端末装置の状態情報は第2タイプ状態情報であり、そして、第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0147】
代替的に、別の実施形態において、状態情報は、システム構成情報を含み、そして、決定ユニットが、具体的には、
システム構成情報に基づいて伝送時間シーケンスを決定する、ように構成されており、ここで、伝送時間シーケンスは、システム構成のタイプに関連している。
【0148】
任意的に、別の実施形態において、決定ユニットは、さらに、
ベースバンド処理ユニットの能力情報に基づいて、ネットワーク装置の伝送時間シーケンスを決定する、ように構成されている。
【0149】
例えば、ネットワーク装置は、ネットワーク装置のベースバンド処理ユニットの能力情報に基づいて、ネットワーク装置の伝送時間シーケンスを決定することができる。
【0150】
具体的に、例えば、決定ユニットは、ネットワーク装置のスケジューラモジュールであってよく、そして、スケジューラモジュールは、ベースバンド処理ユニットの能力に基づいて、ネットワーク装置の伝送時間シーケンスを決定することができる。
【0151】
端末装置およびネットワーク装置の両方が、対応する伝送時間シーケンスを決定した後で、ネットワーク装置および端末装置は、対応する伝送時間シーケンスに基づいて、通信を実行することができる。
【0152】
従って、本発明のこの実施形態において、ネットワーク装置は、端末装置との通信の状態情報に基づいて、端末装置について伝送時間シーケンスを決定することができる。そして、ネットワーク装置は、異なる状態情報に基づいて、端末装置の伝送時間シーケンスをフレキシブルに決定することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、そして、システムパフォーマンスを改善する。
【0153】
図4に示されるネットワーク装置400は、図3の方法の実施形態におけるネットワーク装置のプロセスを実施することができることが理解されるべきである。ネットワーク装置400におけるモジュールの動作及び/又は機能は、それぞれに図3の方法の実施形態において対応するプロシージャを実施するためのものである。詳細については、前述の方法の実施形態における説明を参照のこと。繰り返しを避けるために、ここにおいて詳細な説明は適切に省略されている。
【0154】
図5は、本発明の一つの実施形態に従った、端末装置500の模式的なブロックダイヤグラムである。具体的には、図5に示されるように、端末装置500は、
ネットワーク装置によって送信され、かつ、端末装置の伝送時間シーケンスを指示するために使用される指示情報を取得するように構成されている取得ユニット510であり、ここで、伝送時間シーケンスは、端末装置との現在の通信の状態情報に基づいて、ネットワーク装置によって決定され、そして、端末装置の伝送時間シーケンスは、端末装置がデータを受信した時点から端末装置がデータに対するレスポンスを送信する時点までの持続時間を示す、取得ユニットと、
指示情報に基づいて、伝送時間シーケンスを決定するように構成されている、決定ユニット520と、を含む。
【0155】
従って、本発明のこの実施形態において、端末装置は、異なる状態情報に基づいてネットワーク装置によってフレキシブルに決定され得る端末装置の伝送時間シーケンスを取得することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、そして、システムパフォーマンスを改善する。
【0156】
任意的に、別の実施形態において、状態情報は、伝送サービスタイプ情報、現在の伝送サービスのデータ量情報、ネットワーク装置の負荷情報、端末装置の状態情報、または、システム構成情報を含む。
【0157】
任意的に、別の実施形態において、状態情報は、伝送サービスタイプ情報を含み、そして、
サービスタイプ情報が第1サービスタイプ情報である場合には、伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または
サービスタイプ情報が第2サービスタイプ情報である場合には、伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであり、ここで、
第1サービスタイプの伝送遅延はプリセット時間閾値よりも短く、第2サービスタイプの伝送遅延がプリセット時間閾値よりも大きく、かつ、第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0158】
代替的に、別の実施形態において、状態情報は、現在の伝送サービスのデータ量情報を含み、そして、
現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値よりも少ない場合には、伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値よりも大きい場合には、伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであり、ここで、第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0159】
代替的に、別の実施形態において、状態情報は、ネットワーク装置の負荷情報を含み、そして、
ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値よりも低い場合には、伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値よりも高い場合には、伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであり、ここで、
第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0160】
代替的に、別の実施形態において、状態情報は、端末装置の状態情報を含み、かつ、端末装置の状態情報は、端末装置によってサポートされているプロトコルバージョンに関する情報、端末装置のチャネル品質情報、端末装置の移動速度、または、端末装置の残存送信電力に関する情報を含み、そして、
端末装置の状態情報が第1タイプ状態情報である場合には、伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
端末装置の状態情報が第2タイプ状態情報である場合には、伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであり、ここで、
端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより低く、端末装置のチャネル品質が品質閾値より低く、端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より大きく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より低い場合には、端末装置の状態情報は第1タイプ状態情報であり、もしくは、端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより高いか又は等しく、端末装置のチャネル品質が品質閾値より高く、端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より小さく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より高い場合には、端末装置の状態情報は第2タイプ状態情報であり、そして、
第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0161】
さらに、別の実施形態において、端末装置は、さらに、
送信ユニットであり、取得ユニットが、ネットワーク装置によって送信され、かつ、端末装置の伝送時間シーケンスを示すために使用される指示情報を取得する以前に、端末装置の状態情報をネットワーク装置に送信するように構成されている、送信ユニットを含む。
【0162】
代替的に、別の実施形態において、状態情報は、システム構成情報を含み、そして、伝送時間シーケンスは、システム構成のタイプに関連している。
【0163】
従って、本発明のこの実施形態において、端末装置は、異なる状態情報に基づいてネットワーク装置によってフレキシブルに決定され得る端末装置の伝送時間シーケンスを取得することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、そして、システムパフォーマンスを改善する。
【0164】
図5に示される端末装置500は、図3の方法実施形態における端末装置のプロセスを実施することができることが理解されるべきである。端末装置500におけるモジュールの動作及び/又は機能は、それぞれに図3の方法の実施形態における対応するプロシージャを実施するためのものである。詳細については、前述の方法の実施形態における説明を参照のこと。繰り返しを避けるために、ここにおいて詳細な説明は適切に省略されている。
【0165】
図6は、本発明の一つの実施形態に従った、ネットワーク装置600の模式的なブロックダイヤグラムである。具体的に、図6に示されるように、ネットワーク装置600は、プロセッサ610およびトランシーバ620を含む。プロセッサ610は、トランシーバ620に接続されている。任意的に、ネットワーク装置600は、さらに、メモリ630を含む。メモリ630は、プロセッサ610に接続されている。プロセッサ610、メモリ630、およびトランシーバ620は、相互に通信し、内部接続経路に沿って制御信号及び/又はデータ信号を転送する。メモリ630は、インストラクションを保管するように構成されてよい。プロセッサ610は、メモリ630に保管されたインストラクションを実行して、トランシーバ620を制御し、かつ、情報または信号を受信および送信するように構成されている。
【0166】
具体的に、プロセッサ610は、端末装置との現在の通信の状態情報を取得し、かつ、状態情報に基づいて端末装置の伝送時間シーケンスを決定するように構成されており、ここで、端末装置の伝送時間シーケンスは、端末装置がデータを受信した時点から端末装置がデータに対するレスポンスを送信する時点までの持続時間を示している。トランシーバ620は、端末装置に対して、伝送時間シーケンスを示すために使用される指示情報を送信するように構成されている。
【0167】
従って、本発明のこの実施形態において、ネットワーク装置は、端末装置との通信状態情報に基づいて、端末装置について伝送時間シーケンスを決定することができ、そして、ネットワーク装置は、異なる状態情報に基づいて、端末装置の伝送時間シーケンスをフレキシブルに決定することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、そして、システムパフォーマンスを改善する。
【0168】
本発明のこの実施形態において、プロセッサ610は、中央処理装置(Central Processing Unit、略して「CPU」)であってよく、または、プロセッサ610は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または、別のプログラマブル論理デバイス、個別的ゲート(discrete gate)またはトランジスタ論理デバイス、個別的ハードウェアコンポーネント、等であってよいことが理解されるべきである。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってよく、または、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、等であってよい。
【0169】
メモリ630は、読出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含んでよく、そして、プロセッサ610に対してインストラクションおよびデータを提供することができる。メモリ630の一部は、さらに、不揮発性ランダムアクセスメモリを含み得る。例えば、メモリ630は、さらに、デバイスタイプの情報を保管することができる。
【0170】
実施プロセスにおいて、前述の方法におけるステップは、プロセッサ610内のハードウェア集積論理回路を使用することによって、または、ソフトウェアの形式のインストラクションを使用することによって達成することができる。本発明の実施形態を参照して開示される方法におけるステップは、ハードウェアプロセッサによって直接的に実行されてよく、または、プロセッサ内のハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせを使用することによって実行されてよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読出し専用メモリ、プログラマブル読出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタ、等といった、当技術分野における成熟した記憶媒体の中に置かれてよい。記憶媒体は、メモリ630に置かれており、そして、プロセッサ610は、メモリ630内の情報を読み出し、かつ、プロセッサ610のハードウェアと組み合わせて、前述の方法におけるステップを完了する。繰り返しを避けるために、ここにおいて詳細は再び説明されない。
【0171】
任意的に、別の実施形態において、状態情報は、伝送サービスタイプ情報、現在の伝送サービスのデータ量情報、ネットワーク装置の負荷情報、端末装置の状態情報、またはシステム構成情報を含んでいる。
【0172】
任意的に、別の実施形態において、状態情報は、伝送サービスタイプ情報を含み、そして、プロセッサ610が、具体的には、
サービスタイプ情報が第1サービスタイプ情報である場合には、伝送時間シーケンスが第1伝送時間シーケンスであることを決定し、または、
サービスタイプ情報が第2サービスタイプ情報である場合には、伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであることを決定する、ように構成されており、ここで、
第1サービスタイプの伝送遅延はプリセット時間閾値よりも短く、第2サービスタイプの伝送遅延はプリセット時間閾値よりも大きく、かつ、第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0173】
代替的に、別の実施形態において、状態情報は、現在の伝送サービスのデータ量情報を含み、そして、プロセッサ610が、具体的には、
現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より少ない場合には、伝送時間シーケンスが第1伝送時間シーケンスであると決定し、または、
現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値よりも多い場合には、伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであると決定する、ように構成されており、ここで、第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0174】
代替的に、別の実施形態において、状態情報は、ネットワーク装置の負荷情報を含み、そして、プロセッサ610が、具体的には、
ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より低い場合には、伝送時間シーケンスが第1伝送時間シーケンスであると決定し、または、
ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値よりも高い場合には、伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであると決定する、ように構成されており、ここで、
第1伝送時間シーケンスの持続時間は、第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0175】
代替的に、別の実施形態において、状態情報は、端末装置の状態情報を含み、かつ、端末装置の状態情報は、端末装置によってサポートされているプロトコルバージョンに関する情報、端末装置のチャネル品質情報、端末装置の移動速度、または、端末装置の残存送信電力に関する情報を含み、そして、プロセッサ610が、具体的には、
端末装置の状態情報が第1タイプ状態情報である場合には、伝送時間シーケンスが第1伝送時間シーケンスである決定し、または、
端末装置の状態情報が第2タイプ状態情報である場合には、伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであると決定する、ように構成されており、ここで、
端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより低く、端末装置のチャネル品質が品質閾値より低く、端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より大きく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より低い場合には、端末装置の状態情報は第1タイプ状態情報であり、もしくは、端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより高いか又は等しく、端末装置のチャネル品質が品質閾値より高く、端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より小さく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より高い場合には、端末装置の状態情報は第2タイプ状態情報であり、そして、第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0176】
代替的に、別の実施形態において、状態情報は、システム構成情報を含み、プロセッサ610が、具体的には、
システム構成情報に基づいて伝送時間シーケンスを決定する、ように構成されており、ここで、伝送時間シーケンスは、システム構成のタイプに関連している
【0177】
任意的に、別の実施形態において、プロセッサ610は、さらに、
ベースバンド処理ユニットの能力情報に基づいて、ネットワーク装置の伝送時間シーケンスを決定する、ように構成されている。
【0178】
例えば、ネットワーク装置は、ネットワーク装置のベースバンド処理ユニットの能力情報に基づいて、ネットワーク装置の伝送時間シーケンスを決定することができる。
【0179】
具体的に、例えば、決定ユニットは、ネットワーク装置のスケジューラモジュールであってよく、そして、スケジューラモジュールは、ベースバンド処理ユニットの能力に基づいて、ネットワーク装置の伝送時間シーケンスを決定してよい。
【0180】
端末装置およびネットワーク装置の両方が、対応する伝送時間シーケンスを決定した後で、ネットワーク装置および端末装置は、対応する伝送時間シーケンスに基づいて、通信を実行することができる。
【0181】
従って、本発明のこの実施形態において、ネットワーク装置は、端末装置との通信状態情報に基づいて、端末装置について伝送時間シーケンスを決定することができる。そして、ネットワーク装置は、異なる状態情報に基づいて、端末装置の伝送時間シーケンスをフレキシブルに決定することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、そして、システムパフォーマンスを改善する。
【0182】
図6に示されるネットワーク装置600は、図3の方法の実施形態におけるネットワーク装置のプロセスを実施することができることが理解されるべきである。ネットワーク装置600内のモジュールの動作及び/又は機能は、それぞれに、図3の方法の実施形態において対応するプロシージャを実施するためのものである。詳細については、前述の方法の実施形態における説明を参照のこと。繰り返しを避けるために、ここにおいて詳細な説明は適切に省略されている。
【0183】
図7は、本発明の一つの実施形態に従って、端末装置700の模式的なブロックダイヤグラムである。具体的に、図7に示されるように、端末装置700は、プロセッサ710およびトランシーバ720を含む。プロセッサ710は、トランシーバ720に接続されている。任意的に、ネットワーク装置700は、さらに、メモリ730を含む。メモリ730は、プロセッサ710に接続されている。プロセッサ710、メモリ730、およびトランシーバ720は、相互に通信し、内部接続経路に沿って制御信号及び/又はデータ信号を転送する。メモリ730は、インストラクションを保管するように構成されてよい。プロセッサ710は、メモリ730に保管されたインストラクションを実行して、トランシーバ720を制御し、かつ、情報または信号を受信および送信するように構成されている。
【0184】
具体的には、トランシーバ720は、ネットワーク装置によって送信され、かつ、端末装置の伝送時間シーケンスを指示するために使用される指示情報を取得するように構成されている。ここで、伝送時間シーケンスは、端末装置との現在の通信の状態情報に基づいて、ネットワーク装置によって決定され、そして、端末装置の伝送時間シーケンスは、端末装置がデータを受信した時点から端末装置がデータに対するレスポンスを送信する時点までの持続時間を示す。プロセッサ710は、指示情報に基づいて伝送時間シーケンスを決定するように構成されている。
【0185】
従って、本発明のこの実施形態において、端末装置は、異なる状態情報に基づいてネットワーク装置によってフレキシブルに決定され得る端末装置の伝送時間シーケンスを取得することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、そして、システムパフォーマンスを改善する。
【0186】
本発明のこの実施形態において、プロセッサ710は、中央処理装置(Central Processing Unit、略して「CPU」)であってよく、または、プロセッサ710は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または、別のプログラマブル論理デバイス、個別的ゲート(discrete gate)またはトランジスタ論理デバイス、個別的ハードウェアコンポーネント、等であってよいことが理解されるべきである。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってよく、または、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、等であってよい。
【0187】
メモリ730は、読出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含んでよく、そして、プロセッサ710に対してインストラクションおよびデータを提供することができる。メモリ730の一部は、さらに、不揮発性ランダムアクセスメモリを含み得る。例えば、メモリ730は、さらに、デバイスタイプの情報を保管することができる。
【0188】
実施プロセスにおいて、前述の方法におけるステップは、プロセッサ710内のハードウェア集積論理回路を使用することによって、または、ソフトウェアの形式のインストラクションを使用することによって達成することができる。本発明の実施形態を参照して開示される方法におけるステップは、ハードウェアプロセッサによって直接的に実行されてよく、または、プロセッサ内のハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせを使用することによって実行されてよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読出し専用メモリ、プログラマブル読出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタ、等といった、当技術分野における成熟した記憶媒体の中に置かれてよい。記憶媒体は、メモリ730に置かれており、そして、プロセッサ710は、メモリ730内の情報を読み出し、かつ、プロセッサ710のハードウェアと組み合わせて、前述の方法におけるステップを完了する。繰り返しを避けるために、ここにおいて詳細は再び説明されない。
【0189】
任意的に、別の実施形態において、状態情報は、伝送サービスタイプ情報、現在の伝送サービスのデータ量情報、ネットワーク装置の負荷情報、端末装置の状態情報、またはシステム構成情報を含んでいる。
【0190】
任意的に、別の実施形態において、状態情報は、伝送サービスタイプ情報を含み、そして、
サービスタイプ情報が第1サービスタイプ情報である場合には、伝送時間シーケンスが第1伝送時間シーケンスであり、または、
サービスタイプ情報が第2サービスタイプ情報である場合には、伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであり、ここで、
第1サービスタイプの伝送遅延はプリセット時間閾値よりも短く、第2サービスタイプの伝送遅延はプリセット時間閾値よりも大きく、かつ、第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0191】
代替的に、別の実施形態において、状態情報は、現在の伝送サービスのデータ量情報を含み、そして、
現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より少ない場合には、伝送時間シーケンスが第1伝送時間シーケンスであり、または、
現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値よりも多い場合には、伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであり、ここで、第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0192】
代替的に、別の実施形態において、状態情報は、ネットワーク装置の負荷情報を含み、そして、
ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より低い場合には、伝送時間シーケンスが第1伝送時間シーケンスであり、または、
ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値よりも高い場合には、伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであり、ここで、
第1伝送時間シーケンスの持続時間は、第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0193】
代替的に、別の実施形態において、状態情報は、端末装置の状態情報を含み、かつ、端末装置の状態情報は、端末装置によってサポートされているプロトコルバージョンに関する情報、端末装置のチャネル品質情報、端末装置の移動速度、または、端末装置の残存送信電力に関する情報を含み、そして、
端末装置の状態情報が第1タイプ状態情報である場合には、伝送時間シーケンスが第1伝送時間シーケンスであり、または、
端末装置の状態情報が第2タイプ状態情報である場合には、伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであり、ここで、
端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより低く、端末装置のチャネル品質が品質閾値より低く、端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より大きく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より低い場合には、端末装置の状態情報は第1タイプ状態情報であり、もしくは、端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより高いか又は等しく、端末装置のチャネル品質が品質閾値より高く、端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より小さく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より高い場合には、端末装置の状態情報は第2タイプ状態情報であり、そして、
第1伝送時間シーケンスの持続時間は第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い。
【0194】
さらに、別の実施形態において、トランシーバ720は、さらに、取得ユニットが、ネットワーク装置によって送信され、かつ、端末装置の伝送時間シーケンスを示すために使用される指示情報を取得する以前に、端末装置の状態情報をネットワーク装置に送信するように構成されている。
【0195】
代替的に、別の実施形態において、状態情報は、システム構成情報を含み、そして、伝送時間シーケンスは、システム構成のタイプに関連している。
【0196】
従って、本発明のこの実施形態において、端末装置は、異なる状態情報に基づいてネットワーク装置によってフレキシブルに決定され得る端末装置の伝送時間シーケンスを取得することができ、単一の伝送時間シーケンスによって引き起こされる従来技術の問題を回避し、そして、システムパフォーマンスを改善する。
【0197】
図7に示される端末装置700は、図3の方法実施形態における端末装置のプロセスを実施することができることが理解されるべきである。端末装置700におけるモジュールの動作及び/又は機能は、それぞれに図3の方法の実施形態における対応するプロシージャを実施するためのものである。詳細については、前述の方法の実施形態における説明を参照のこと。繰り返しを避けるために、ここにおいて詳細な説明は適切に省略されている。
【0198】
本明細書全体において言及される「一つの実施形態(”one embodiment”)」または「実施形態(”an embodiment”)」は、実施形態に関連する特定の特徴、構造、または特性が、本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味するものではない。従って、明細書の全体を通じて現れる「一つの実施形態において」または「実施形態において」は、同じ実施形態を参照するものではない。加えて、これらの特定の特徴、構造、または特性は、任意の好適な方法において1つまたはそれ以上の実施形態において組み合わされてよい。前述のプロセスのシーケンス番号は、本発明の実施形態における実行シーケンスを意味しないことが理解されるべきである。プロセスの実行シーケンスは、機能およびプロセスの内部論理に従って決定されるべきであり、そして、本発明の実施形態の実施プロセスに対するいかなる限定としても解釈されるべきではない。
【0199】
加えて、用語「システム(”system”)」および「ネットワーク(”network”)」は、この明細書において互換的に使用されてよい。この明細書における用語「及び/又は(”and/or”)」は、関連するオブジェクトを記述するための関連関係(association relationship)だけを記述し、そして、3つの関係が存在し得ることを示している。例えば、A及び/又はBは、以下の3つのケースを表すことができる。Aだけが存在すること、AとBの両方が存在すること、および、Bだけが存在することである。加えて、この明細書における文字”/"は、一般的に、関連付けられたオブジェクト間の「または(”or”)」関係を示している。
【0200】
本発明の実施形態において、「Aに対応するB(”B corresponding to A”)」は、BがAと関連付けられていることを示し、そして、BはAに従って決定され得ることが理解されるべきである。しかしながら、さらに、BをAに従って決定することは、BがAだけに従って決定されることを意味するものではないことが理解されるべきである。つまり、Bは、また、A及び/又は他の情報に従って決定されてもよい。
【0201】
当業者であれば、本明細書において開示された実施形態において説明された実施例と組み合わせて、ユニットおよびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または、それらの組み合わせによって実施され得ることを認識することができる。ハードウェアとソフトウェアとの間の互換性を明確に説明するために、前述では、機能に従って、各実施例の組成およびステップを一般的に説明してきた。機能がハードウェアまたはソフトウェアによって実行されるか否かは、特定のアプリケーション、および、技術的ソリューションの設計上の制約に依存している。当業者であれば、各特定のアプリケーションについて説明された機能を実施するために異なる方法を使用し得るが、その実施が本発明の範囲を超えているものと考えられるべきではない。
【0202】
簡便かつ簡潔な説明目的のために、前述のシステム、装置、およびユニットの詳細な動作プロセスについて、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照することが、当業者であれば明確に理解され得る。そして、詳細は、ここにおいて再び説明されない。
【0203】
この出願において提供されるいくつかの実施形態においては、開示されたシステム、装置、および方法が、他の方法において実施され得ることが理解されるべきである。例えば、説明された装置の実施形態は、単なる一つの例である。例えば、ユニット分割は、単なる論理的な機能分割であり、そして、実際の実施においては他の分割であってよい。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントは、別のシステムへと組み合わされ、または、統合されてよく、もしくは、いくつかの特徴が無視され、または、実行されなくてよい。加えて、表示され又は説明された相互結合、または直接的な結合、もしくは通信接続は、いくつかのインターフェイス、装置またはユニット間の間接的な結合または通信接続、もしくは、電気的接続、機械的接続、または他の形式における接続を通じて実施され得る。
【0204】
別個のパーツとして説明されるユニットは、物理的に分離されてよく又はされなくてよい。そして、ユニットとして表示されるパーツは、物理的なユニットであってよく又はなくてよく、1つの位置に配置されてよく、もしくは、複数のネットワークユニットにおいて分散されてよい。ユニットの幾らか又は全部は、本発明の実施形態に係るソリューションの目的を達成するために、実際の要求に従って選択されてよい。
【0205】
加えて、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットへと統合されてよく、または、ユニットのそれぞれが物理的に単独で存在してよく、もしくは、2つまたはそれ以上のユニットが1つのユニットへと統合される。集積ユニットは、ハードウェアの形式において実装されてよく、または、ソフトウェア機能ユニットの形式において実装されてよい。
【0206】
前述の実施形態の説明を用いて、当業者であれば、本発明がハードウェア、ファームウェア、またはそれらの組み合わせによって実施され得ることを明確に理解することができる。本発明がソフトウェアによって実施される場合に、前述の機能は、コンピュータ読み取り可能媒体に保管されるか、または、コンピュータ読み取り可能媒体における1つまたはそれ以上のインストラクションまたはコードとして送信されてよい。コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体を含み、ここで、通信媒体は、コンピュータプログラムがある場所から別の場所へ送信されることを可能にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータにアクセスできる任意の利用可能な媒体であってよい。以下は、実施例を提供するが、制限を課すものではない。コンピュータ読み取り可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROM、または他の光ディスク記憶媒体、または別の磁気記憶装置、もしくは、インストラクションまたはデータ構造の形式において期待されるプログラムコードを搬送または保管することができ、かつ、コンピュータによってアクセスすることができる任意の他の媒体を含み得る。加えて、任意の接続が、コンピュータ読み取り可能媒体として適切に定義されてよい。例えば、同軸ケーブル、光ファイバ/ケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(digital subscriber line、DSL)、または、赤外線、無線、およびマイクロ波といった無線技術を使用することによるによって、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、または、別のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ/ケーブル、ツイストペア、DSL、または、赤外線、無線、およびマイクロ波といった無線技術は、それらが属する媒体の定着(fixation)に含まれる。例えば、本発明によって使用されるディスク(Disk)とディスク(disc)は、コンパクトディスクCD、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピーディスク(登録商標)、およびブルーレイディスクを含み、ここで、ディスク(disk)は、一般に、磁気的にデータをコピーし、そして、ディスク(disc)は、レーザ方式でデータを光学的にコピーする。前述の組み合わせも、また、コンピュータ読み取り可能媒体の保護範囲内に含まれるべきである。
【0207】
結論として、前述したものは、単に本発明の実施形態に係る技術的ソリューションの実施形態の単なる例であるに過ぎないが、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。本発明の実施形態の精神および原理から逸脱することなく成される、あらゆる修正、均等な置換、または、改良は、本発明の実施形態の保護範囲内に入るべきものである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【手続補正書】
【提出日】2019年7月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信方法であって、
ネットワーク装置によって、端末装置との現在の通信の状態情報を取得するステップと、
前記状態情報に基づいて、前記ネットワーク装置によって、前記端末装置の伝送時間シーケンスを決定するステップであり、前記端末装置の前記伝送時間シーケンスは、前記端末装置がデータを受信した時点から前記端末装置が前記データに対するレスポンスを送信する時点までの持続時間を示している、ステップと、
前記端末装置に対して前記ネットワーク装置によって、前記伝送時間シーケンスを示すために使用される指示情報を送信するステップと、
を含む、通信方法。
【請求項2】
前記状態情報は、伝送サービスタイプ情報、現在の伝送サービスのデータ量情報、前記ネットワーク装置の負荷情報、前記端末装置の状態情報、または、システム構成を含む、
請求項1に記載の通信方法。
【請求項3】
前記状態情報は、伝送サービスタイプ情報を含み、かつ、
ットワーク装置によって、前記状態情報に基づいて前記端末装置の伝送時間シーケンスを決定するステップは、
前記サービスタイプ情報が第1サービスタイプ情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであると決定するステップ、または、
前記サービスタイプ情報が第2サービスタイプ情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであると決定するステップ、を含み、
第1サービスタイプの伝送遅延はプリセット時間閾値よりも短く、第2サービスタイプの伝送遅延は前記プリセット時間閾値よりも大きく、かつ、前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項1または2に記載の通信方法。
【請求項4】
前記状態情報は、現在の伝送サービスのデータ量情報を含み、かつ、
前記状態情報に基づいてネットワーク装置によって、前記状態情報に対応する前記端末装置の伝送時間シーケンスを決定するステップは、
前記現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より小さい場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであると決定するステップ、または、
前記現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より大きい場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであると決定するステップ、を含み、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項1または2に記載の通信方法。
【請求項5】
前記状態情報は、前記ネットワーク装置の負荷情報を含み、
前記状態情報に基づいてネットワーク装置によって、前記状態情報に対応する前記端末装置の伝送時間シーケンスを決定するステップは、
前記ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より低い場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであると決定するステップ、または、
前記ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より大きい場合に、前記伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであると決定するステップ、を含み、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項1または2に記載の通信方法。
【請求項6】
前記状態情報は、前記端末装置の状態情報を含み、かつ、前記端末装置の前記状態情報は、前記端末装置によってサポートされているプロトコルバージョンに関する情報、前記端末装置のチャネル品質情報、前記端末装置の移動速度、または、前記端末装置の残存送信電力に関する情報を含み、かつ、
前記状態情報に基づいてネットワーク装置によって、前記状態情報に対応する前記端末装置の伝送時間シーケンスを決定するステップは、
前記端末装置の前記状態情報が第1タイプ状態情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであると決定するステップ、または、
前記端末装置の前記状態情報が第2タイプ状態情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであると決定するステップ、含み、
前記端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより低く、前記端末装置のチャネル品質が品質閾値より低く、前記端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より大きく、または、前記端末装置の残存送信電力が電力閾値より低い場合に、前記端末装置の前記状態情報は第1タイプ状態情報であり、もしくは、
前記端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより高いか又は等しく、前記端末装置のチャネル品質が品質閾値より高く、前記端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より小さく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より高い場合に、前記端末装置の前記状態情報は第2タイプ状態情報であり、かつ、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項1または2に記載の通信方法。
【請求項7】
前記状態情報は、システム構成情報を含み、かつ、
前記状態情報に基づいてネットワーク装置によって、前記状態情報に対応する前記端末装置の伝送時間シーケンスを決定するステップは、
前記システム構成情報に基づいて、前記伝送時間シーケンスを決定するステップ、を含み、
前記伝送時間シーケンスは、システム構成のタイプに関連している、
請求項1または2に記載の通信方法。
【請求項8】
前記通信方法は、さらに、
前記ネットワーク装置によって、ベースバンド処理ユニットの能力情報に基づいて、前記ネットワーク装置の伝送時間シーケンスを決定するステップ、を含む、
請求項1乃至7いずれか一項に記載の通信方法。
【請求項9】
通信方法であって、
ネットワーク装置によって送信され、かつ、端末装置の伝送時間シーケンスを指示するために使用される指示情報を、前記端末装置によって、取得するステップであり、前記伝送時間シーケンスは、前記端末装置との現在の通信の状態情報に基づいて、前記ネットワーク装置によって決定され、かつ、前記端末装置の前記伝送時間シーケンスは、前記端末装置がデータを受信した時点から前記端末装置が前記データに対するレスポンスを送信する時点までの持続時間を示す、ステップと、
前記指示情報に従って、前記端末装置によって、前記伝送時間シーケンスを決定するステップと、
を含む、通信方法。
【請求項10】
前記状態情報は、伝送サービスタイプ情報、現在の伝送サービスのデータ量情報、前記ネットワーク装置の負荷情報、前記端末装置の状態情報、または、システム構成を含む、
請求項9に記載の通信方法。
【請求項11】
前記状態情報は、伝送サービスタイプ情報を含み、かつ、
前記サービスタイプ情報が第1サービスタイプ情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
前記サービスタイプ情報が第2サービスタイプ情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであり、
第1サービスタイプの伝送遅延はプリセット時間閾値よりも短く、第2サービスタイプの伝送遅延は前記プリセット時間閾値よりも大きく、かつ、前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項9または10に記載の通信方法。
【請求項12】
前記状態情報は、現在の伝送サービスのデータ量情報を含み、かつ、
前記現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より小さい場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
前記現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より大きい場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであり、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項9または10に記載の通信方法。
【請求項13】
前記状態情報は、前記ネットワーク装置の負荷情報を含み、かつ、
前記ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より低い場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
前記ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より大きい場合に、前記伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであり、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項9または10に記載の通信方法。
【請求項14】
前記状態情報は、前記端末装置の状態情報を含み、かつ、前記端末装置の前記状態情報は、前記端末装置によってサポートされているプロトコルバージョンに関する情報、前記端末装置のチャネル品質情報、前記端末装置の移動速度、または、前記端末装置の残存送信電力に関する情報を含み、かつ、
前記端末装置の前記状態情報が第1タイプ状態情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
前記端末装置の前記状態情報が第2タイプ状態情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであり、
前記端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより低く、前記端末装置のチャネル品質が品質閾値より低く、前記端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より大きく、または、前記端末装置の残存送信電力が電力閾値より低い場合に、前記端末装置の前記状態情報は第1タイプ状態情報であり、もしくは、
前記端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより高いか又は等しく、前記端末装置のチャネル品質が品質閾値より高く、前記端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より小さく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より高い場合に、前記端末装置の前記状態情報は第2タイプ状態情報であり、かつ、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項9または10に記載の通信方法。
【請求項15】
ネットワーク装置によって送信され、かつ、端末装置の伝送時間シーケンスを指示するために使用される指示情報を、前記端末装置によって、取得するステップの以前に、
前記通信方法は、さらに、
前記端末装置によって、前記端末装置の前記状態情報を前記ネットワーク装置へ送信するステップ、を含む、
請求項14に記載の通信方法。
【請求項16】
前記状態情報は、システム構成情報を含み、かつ、前記伝送時間シーケンスは、システム構成のタイプに関連している、
請求項9または10に記載の通信方法。
【請求項17】
ネットワーク装置であって、
端末装置との現在の通信の状態情報を取得するように構成されている、取得ユニットと、
前記状態情報に基づいて、前記端末装置の伝送時間シーケンスを決定するように構成されている、決定ユニットであり、前記端末装置の前記伝送時間シーケンスは、前記端末装置がデータを受信した時点から前記端末装置が前記データに対するレスポンスを送信する時点までの持続時間を示している、決定ユニットと、
前記端末装置に対して、前記伝送時間シーケンスを示すために使用される指示情報を送信するように構成されている、送信ユニットと、
を含む、ネットワーク装置。
【請求項18】
前記状態情報は、伝送サービスタイプ情報、現在の伝送サービスのデータ量情報、前記ネットワーク装置の負荷情報、前記端末装置の状態情報、または、システム構成を含む、
請求項17に記載のネットワーク装置。
【請求項19】
前記状態情報は、伝送サービスタイプ情報を含み、かつ、
前記決定ユニットは、
前記サービスタイプ情報が第1サービスタイプ情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであると決定し、または、
前記サービスタイプ情報が第2サービスタイプ情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであると決定する、ように構成されており、
第1サービスタイプの伝送遅延はプリセット時間閾値よりも短く、第2サービスタイプの伝送遅延は前記プリセット時間閾値よりも大きく、かつ、前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項17または18に記載のネットワーク装置。
【請求項20】
前記状態情報は、現在の伝送サービスのデータ量情報を含み、かつ、
前記決定ユニットは、
前記現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より小さい場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであると決定し、または、
前記現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より大きい場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであると決定する、ように構成されており、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項17または18に記載のネットワーク装置。
【請求項21】
前記状態情報は、前記ネットワーク装置の負荷情報を含み、かつ、
前記決定ユニットは、
前記ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より低い場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであると決定し、または、
前記ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より大きい場合に、前記伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであると決定する、ように構成されており、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項17または18に記載のネットワーク装置。
【請求項22】
前記状態情報は、前記端末装置の状態情報を含み、かつ、前記端末装置の前記状態情報は、前記端末装置によってサポートされているプロトコルバージョンに関する情報、前記端末装置のチャネル品質情報、前記端末装置の移動速度、または、前記端末装置の残存送信電力に関する情報を含み、かつ、
前記決定ユニットは、
前記端末装置の前記状態情報が第1タイプ状態情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであると決定し、または、
前記端末装置の前記状態情報が第2タイプ状態情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであると決定する、ように構成されており、
前記端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより低く、前記端末装置のチャネル品質が品質閾値より低く、前記端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より大きく、または、前記端末装置の残存送信電力が電力閾値より低い場合に、前記端末装置の前記状態情報は第1タイプ状態情報であり、もしくは、
前記端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより高いか又は等しく、前記端末装置のチャネル品質が品質閾値より高く、前記端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より小さく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より高い場合に、前記端末装置の前記状態情報は第2タイプ状態情報であり、かつ、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項17または18に記載のネットワーク装置。
【請求項23】
前記状態情報は、システム構成情報を含み、かつ、
前記決定ユニットは、
前記システム構成情報に基づいて、前記伝送時間シーケンスを決定する、ように構成されており、
前記伝送時間シーケンスは、システム構成のタイプに関連している、
請求項17または18に記載のネットワーク装置。
【請求項24】
前記決定ユニットは、さらに、
ベースバンド処理ユニットの能力情報に基づいて、前記ネットワーク装置の伝送時間シーケンスを決定する、ように構成されている、
請求項17乃至23いずれか一項に記載のネットワーク装置。
【請求項25】
端末装置であって、
ネットワーク装置によって送信され、かつ、端末装置の伝送時間シーケンスを指示するために使用される指示情報を取得するように構成されている、取得ユニットであり、前記伝送時間シーケンスは、前記端末装置との現在の通信の状態情報に基づいて、前記ネットワーク装置によって決定され、かつ、前記端末装置の前記伝送時間シーケンスは、前記端末装置がデータを受信した時点から前記端末装置が前記データに対するレスポンスを送信する時点までの持続時間を示す、取得ユニットと、
前記指示情報に従って、前記伝送時間シーケンスを決定するように構成されている、決定ユニットと、
を含む、端末装置。
【請求項26】
前記状態情報は、伝送サービスタイプ情報、現在の伝送サービスのデータ量情報、前記ネットワーク装置の負荷情報、前記端末装置の状態情報、または、システム構成を含む、
請求項25に記載の端末装置。
【請求項27】
前記状態情報は、伝送サービスタイプ情報を含み、かつ、
前記サービスタイプ情報が第1サービスタイプ情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
前記サービスタイプ情報が第2サービスタイプ情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであり、
第1サービスタイプの伝送遅延はプリセット時間閾値よりも短く、第2サービスタイプの伝送遅延は前記プリセット時間閾値よりも大きく、かつ、前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項25または26に記載の端末装置。
【請求項28】
前記状態情報は、現在の伝送サービスのデータ量情報を含み、かつ、
前記現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より小さい場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
前記現在の伝送サービスのデータ量がプリセットデータ量閾値より大きい場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであり、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項25または26に記載の端末装置。
【請求項29】
前記状態情報は、前記ネットワーク装置の負荷情報を含み、かつ、
前記ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より低い場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
前記ネットワーク装置の負荷がプリセット負荷閾値より大きい場合に、前記伝送時間シーケンスが第2伝送時間シーケンスであり、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項25または26に記載の端末装置。
【請求項30】
前記状態情報は、前記端末装置の状態情報を含み、かつ、前記端末装置の前記状態情報は、前記端末装置によってサポートされているプロトコルバージョンに関する情報、前記端末装置のチャネル品質情報、前記端末装置の移動速度、または、前記端末装置の残存送信電力に関する情報を含み、かつ、
前記端末装置の前記状態情報が第1タイプ状態情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第1伝送時間シーケンスであり、または、
前記端末装置の前記状態情報が第2タイプ状態情報である場合に、前記伝送時間シーケンスは第2伝送時間シーケンスであり、
前記端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより低く、前記端末装置のチャネル品質が品質閾値より低く、前記端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より大きく、または、前記端末装置の残存送信電力が電力閾値より低い場合に、前記端末装置の前記状態情報は第1タイプ状態情報であり、もしくは、
前記端末装置によってサポートされるプロトコルバージョンがプリセットプロトコルバージョンより高いか又は等しく、前記端末装置のチャネル品質が品質閾値より高く、前記端末装置の移動速度がプリセット速度閾値より小さく、または、端末装置の残存送信電力が電力閾値より高い場合に、前記端末装置の前記状態情報は第2タイプ状態情報であり、かつ、
前記第1伝送時間シーケンスの持続時間は前記第2伝送時間シーケンスの持続時間よりも短い、
請求項25または26に記載の端末装置。
【請求項31】
前記端末装置は、さらに、
ネットワーク装置によって送信され、かつ、端末装置の伝送時間シーケンスを指示するために使用される指示情報を、前記端末装置が取得する以前に、前記端末装置の前記状態情報を前記ネットワーク装置へ送信するように構成されている、送信ユニット、を含む、
請求項30に記載の端末装置。
【請求項32】
前記状態情報は、システム構成情報を含み、かつ、前記伝送時間シーケンスは、システム構成のタイプに関連している、
請求項25または26に記載の端末装置。
【請求項33】
請求項1乃至16いずれか一項に記載の通信方法をコンピュータに実行させるように構成された複数の命令を有するコンピュータプログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0029】
端末装置のチャネル品質が貧弱である(プリセット品質閾値より低い)場合には、送信されたデータは、送信に失敗することがあり、そして、複数の再送信を通じて成功裡に送信されることがある。従って、ネットワーク装置は、端末装置について小さい伝送時間シーケンスを決定し得る。このようにして、データパケットの各送信の時間を削減することができ、データ送信の合計時間を短縮し、かつ、システムパフォーマンスを改善する。同様に、端末装置のチャネル品質が良好である(プリセット品質閾値より高い)場合には、1つの送信が成功する可能性が非常に高い。従って、ネットワーク装置は、端末装置について大きい伝送時間シーケンスを決定し得る。このようにして、大きいデータパケットが1つの送信で送信され、複数のフラグメント送信の発生が回避され、データ送信の合計時間が短縮され、そして、システムパフォーマンスが改善され得る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0116
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0116】
端末装置のチャネル品質が貧弱である(プリセット品質閾値より低い)場合には、送信されたデータは、送信に失敗することがあり、そして、複数の再送信を通じて成功裡に送信されることがある。従って、ネットワーク装置は、端末装置について小さい伝送時間シーケンスを決定し得る。このようにして、データパケットの各送信の時間を削減することができ、データ送信の合計時間を短縮し、かつ、システムパフォーマンスを改善する。同様に、端末装置のチャネル品質が良好である(プリセット品質閾値より高い)場合には、1つの送信が成功する可能性が非常に高い。従って、ネットワーク装置は、端末装置について大きい伝送時間シーケンスを決定し得る。このようにして、大きいデータパケットが1つの送信で送信され、複数のフラグメント送信の発生が回避され、データ送信の合計時間が短縮され、そして、システムパフォーマンスが改善され得る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0183
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0183】
図7は、本発明の一つの実施形態に従って、端末装置700の模式的なブロックダイヤグラムである。具体的に、図7に示されるように、端末装置700は、プロセッサ710およびトランシーバ720を含む。プロセッサ710は、トランシーバ720に接続されている。任意的に、端末装置700は、さらに、メモリ730を含む。メモリ730は、プロセッサ710に接続されている。プロセッサ710、メモリ730、およびトランシーバ720は、相互に通信し、内部接続経路に沿って制御信号及び/又はデータ信号を転送する。メモリ730は、インストラクションを保管するように構成されてよい。プロセッサ710は、メモリ730に保管されたインストラクションを実行して、トランシーバ720を制御し、かつ、情報または信号を受信および送信するように構成されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0207
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0207】
結論として、前述したものは、単に本発明の実施形態に係る技術的ソリューションの実施形態の単なる例であるに過ぎないが、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。本発明の実施形態の原理から逸脱することなく成される、あらゆる修正、均等な置換、または、改良は、本発明の実施形態の保護範囲内に入るべきものである。

【国際調査報告】