:参照ウィンドウに表示 商標法令和元年5月17日 法律第3号 改正版
第二条 この法律で「商標」とは、人の知覚によつて認識することができるもののうち、文字、図形、記号、立体的形状若しくは色彩又はこれらの結合、音その他政令で定めるもの(以下「標章」という。)であつて、次に掲げるものをいう。
第三項第三号において同じ。)により行う映像面を介した役務の提供に当たりその映像面に標章を表示して役務を提供する行為
第三条 自己の業務に係る商品又は役務について使用をする商標については、次に掲げる商標を除き、商標登録を受けることができる。
第一項第二号及び第三号において同じ。)、生産若しくは使用の方法若しくは時期その他の特徴、数量若しくは価格又はその役務の提供の場所、質、提供の用に供する物、効能、用途、態様、提供の方法若しくは時期その他の特徴、数量若しくは価格を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標
第四条 次に掲げる商標については、前条の規定にかかわらず、商標登録を受けることができない。
第一項(第六十八条
第一項において準用する場合を含む。)の規定により指定した商品又は役務をいう。以下同じ。)又はこれらに類似する商品若しくは役務について使用をするもの
第一項第五号において同じ。)が当然に備える特徴のうち政令で定めるもののみからなる商標
第五条 商標登録を受けようとする者は、次に掲げる事項を記載した願書に必要な書面を添付して特許庁長官に提出しなければならない。
第二項の政令で定める商品及び役務の区分
第五条の二 特許庁長官は、商標登録出願が次の各号の一に該当する場合を除き、商標登録出願に係る願書を提出した日を商標登録出願の日として認定しなければならない。
第七条 一般社団法人その他の社団(法人格を有しないもの及び会社を除く。)若しくは事業協同組合その他の特別の法律により設立された組合(法人格を有しないものを除く。)又はこれらに相当する外国の法人は、その構成員に使用をさせる商標について、団体商標の商標登録を受けることができる。
第一項の規定の適用については、同項中「自己の」とあるのは、「自己又はその構成員の」とする。
第一項の商標登録出願において、商標登録出願人が第一項に規定する法人であることを証明する書面を特許庁長官に提出しなければならない。
第七条の二 事業協同組合その他の特別の法律により設立された組合(法人格を有しないものを除き、当該特別の法律において、正当な理由がないのに、構成員たる資格を有する者の加入を拒み、又はその加入につき現在の構成員が加入の際に付されたよりも困難な条件を付してはならない旨の定めのあるものに限る。)、商工会、商工会議所若しくは特定非営利活動促進法(平成十年法律第七号)第二条
第二項に規定する特定非営利活動法人又はこれらに相当する外国の法人(以下「組合等」という。)は、その構成員に使用をさせる商標であつて、次の各号のいずれかに該当するものについて、その商標が使用をされた結果自己又はその構成員の業務に係る商品又は役務を表示するものとして需要者の間に広く認識されているときは、第三条
の規定(同条第一項第一号又は第二号に係る場合を除く。)にかかわらず、地域団体商標の商標登録を受けることができる。
第一項(第一号及び第二号に係る部分に限る。)の規定の適用については、同項中「自己の」とあるのは、「自己又はその構成員の」とする。
第一項の商標登録出願において、商標登録出願人が組合等であることを証明する書面及びその商標登録出願に係る商標が第二項に規定する地域の名称を含むものであることを証明するため必要な書類を特許庁長官に提出しなければならない。
第八条 同一又は類似の商品又は役務について使用をする同一又は類似の商標について異なつた日に二以上の商標登録出願があつたときは、最先の商標登録出願人のみがその商標について商標登録を受けることができる。
第九条 政府等が開設する博覧会若しくは政府等以外の者が開設する博覧会であつて特許庁長官の定める基準に適合するものに、パリ条約の同盟国、世界貿易機関の加盟国若しくは商標法条約の締約国の領域内でその政府等若しくはその許可を受けた者が開設する国際的な博覧会に、又はパリ条約の同盟国、世界貿易機関の加盟国若しくは商標法条約の締約国のいずれにも該当しない国の領域内でその政府等若しくはその許可を受けた者が開設する国際的な博覧会であつて特許庁長官の定める基準に適合するものに出品した商品又は出展した役務について使用をした商標について、その商標の使用をした商品を出品した者又は役務を出展した者がその出品又は出展の日から六月以内にその商品又は役務を指定商品又は指定役務として商標登録出願をしたときは、その商標登録出願は、その出品又は出展の時にしたものとみなす。
第九条の二 パリ条約の同盟国でされた商標(第二条
第一項第二号に規定する商標に相当するものに限る。)の登録の出願に基づく優先権は、同項第一号に規定する商標に相当する商標の登録の出願に基づく優先権についてパリ条約第四条に定める例により、これを主張することができる。| 日本国民又はパリ条約の同盟国の国民(パリ条約第三条の規定により同盟国の国民とみなされる者を含む。) | 世界貿易機関の加盟国又は商標法条約の締約国 |
| 世界貿易機関の加盟国の国民(世界貿易機関を設立するマラケシュ協定附属書一C第一条3に規定する加盟国の国民をいう。)又は商標法条約の締約国の国民 | パリ条約の同盟国、世界貿易機関の加盟国又は商標法条約の締約国 |
第十条 商標登録出願人は、商標登録出願が審査、審判若しくは再審に係属している場合又は商標登録出願についての拒絶をすべき旨の審決に対する訴えが裁判所に係属している場合であつて、かつ、当該商標登録出願について第七十六条
第二項の規定により納付すべき手数料を納付している場合に限り、二以上の商品又は役務を指定商品又は指定役務とする商標登録出願の一部を一又は二以上の新たな商標登録出願とすることができる。
第二項並びに第十三条
第一項において準用する特許法(昭和三十四年法律第百二十一号)第四十三条第一項及び第二項(これらの規定を第十三条
第一項において準用する同法第四十三条の三第三項において準用する場合を含む。)の規定の適用については、この限りでない。
第二項又は第十三条
第一項において準用する特許法第四十三条第一項及び第二項(これらの規定を第十三条
第一項において準用する同法第四十三条の三第三項において準用する場合を含む。)の規定により提出しなければならないものは、当該新たな商標登録出願と同時に特許庁長官に提出されたものとみなす。
第十一条 商標登録出願人は、団体商標の商標登録出願を通常の商標登録出願(団体商標の商標登録出願及び地域団体商標の商標登録出願以外の商標登録出願をいう。以下同じ。)又は地域団体商標の商標登録出願に変更することができる。
第十二条 防護標章登録出願人は、その防護標章登録出願を商標登録出願に変更することができる。
第二項及び第三項並びに前条第五項の規定は、第一項の規定による出願の変更の場合に準用する。
第十二条の二 特許庁長官は、商標登録出願があつたときは、出願公開をしなければならない。
第三項に規定する場合にあつては標準文字により現したもの。以下同じ。)
第十三条 特許法第四十三条第一項から第四項まで及び第七項から第九項まで並びに第四十三条の三第二項及び第三項の規定は、商標登録出願に準用する。この場合において、同法第四十三条第一項中「経済産業省令で定める期間内」とあるのは「商標登録出願と同時」と、同条第二項中「明細書、特許請求の範囲若しくは実用新案登録請求の範囲及び図面」とあるのは「商標登録を受けようとする商標及び指定商品又は指定役務を記載したもの」と、「次の各号に掲げる日のうち最先の日から一年四月」とあるのは「商標登録出願の日から三月」と、同条第七項中「前項の規定による通知を受けた者は」とあるのは「第二項に規定する書類を提出する者は、同項に規定する期間内に同項に規定する書類を提出することができないときは、その期間が経過した後であつても」と、「第二項に規定する書類又は第五項に規定する書面」とあるのは「経済産業省令で定めるところにより、同項に規定する書類」と、同条第八項中「第六項の規定による通知を受けた者」とあるのは「第二項に規定する書類を提出する者」と、「第二項に規定する書類又は第五項に規定する書面」とあるのは「第二項に規定する書類」と、「その書類又は書面」とあるのは「その書類」と、同条第九項中「第二項に規定する書類又は第五項に規定する書面」とあるのは「第二項に規定する書類」と、同法第四十三条の三第二項中「又は世界貿易機関の加盟国」とあるのは「、世界貿易機関の加盟国又は商標法条約の締約国」と、「若しくは世界貿易機関の加盟国の国民」とあるのは「、世界貿易機関の加盟国の国民若しくは商標法条約の締約国の国民」と、同条第三項中「前二条」とあるのは「第四十三条」と、「前二項」とあるのは「前項」と読み替えるものとする。
第十三条の二 商標登録出願人は、商標登録出願をした後に当該出願に係る内容を記載した書面を提示して警告をしたときは、その警告後商標権の設定の登録前に当該出願に係る指定商品又は指定役務について当該出願に係る商標の使用をした者に対し、当該使用により生じた業務上の損失に相当する額の金銭の支払を請求することができる。
第二項の取消決定が確定したとき、又は第四十六条の二
第一項ただし書の場合を除き商標登録を無効にすべき旨の審決が確定したときは、第一項の請求権は、初めから生じなかつたものとみなす。
、第三十七条
、第三十九条
において準用する特許法第百四条の三第一項及び第二項、第百五条、第百五条の二の十一
、第百五条の四から第百五条の六まで及び第百六条、第五十六条
第一項において準用する同法第百六十八条第三項から第六項まで並びに民法(明治二十九年法律第八十九号)第七百十九条及び第七百二十四条(不法行為)の規定は、第一項の規定による請求権を行使する場合に準用する。この場合において、当該請求権を有する者が商標権の設定の登録前に当該商標登録出願に係る商標の使用の事実及びその使用をした者を知つたときは、同条第一号中「被害者又はその法定代理人が損害及び加害者を知った時」とあるのは、「商標権の設定の登録の日」と読み替えるものとする。
第十五条 審査官は、商標登録出願が次の各号のいずれかに該当するときは、その商標登録出願について拒絶をすべき旨の査定をしなければならない。
、第四条
第一項、第七条の二
第一項、第八条
第二項若しくは第五項、第五十一条
第二項(第五十二条の二
第二項において準用する場合を含む。)、第五十三条
第二項又は第七十七条
第三項において準用する特許法第二十五条の規定により商標登録をすることができないものであるとき。
第五項又は第六条
第一項若しくは第二項に規定する要件を満たしていないとき。
第十五条の三 審査官は、商標登録出願に係る商標が、当該商標登録出願の日前の商標登録出願に係る他人の商標又はこれに類似する商標であつて、その商標に係る指定商品若しくは指定役務又はこれらに類似する商品若しくは役務について使用をするものであるときは、商標登録出願人に対し、当該他人の商標が商標登録されることにより当該商標登録出願が第十五条
第一号に該当することとなる旨を通知し、相当の期間を指定して、意見書を提出する機会を与えることができる。
第十六条の二 願書に記載した指定商品若しくは指定役務又は商標登録を受けようとする商標についてした補正がこれらの要旨を変更するものであるときは、審査官は、決定をもつてその補正を却下しなければならない。
第一項の審判を請求したときは、その審判の審決が確定するまでその商標登録出願の審査を中止しなければならない。
第十八条 商標権は、設定の登録により発生する。
第一項の規定による登録料又は第四十一条の二
第一項の規定により商標登録をすべき旨の査定若しくは審決の謄本の送達があつた日から三十日以内に納付すべき登録料の納付があつたときは、商標権の設定の登録をする。
第二十条 商標権の存続期間の更新登録の申請をする者は、次に掲げる事項を記載した申請書を特許庁長官に提出しなければならない。
第二十三条 第四十条
第二項の規定による登録料又は第四十一条の二
第七項の規定により更新登録の申請と同時に納付すべき登録料の納付があつたときは、商標権の存続期間を更新した旨の登録をする。
第三項又は第二十一条
第一項の規定により更新登録の申請をする場合は、前項の規定にかかわらず、第四十条
第二項の規定による登録料及び第四十三条
第一項の規定による割増登録料又は第四十一条の二
第七項の規定により更新登録の申請と同時に納付すべき登録料及び第四十三条
第二項の規定による割増登録料の納付があつたときに、商標権の存続期間を更新した旨の登録をする。
第二十四条 商標権の分割は、その指定商品又は指定役務が二以上あるときは、指定商品又は指定役務ごとにすることができる。
第三項の審判の請求があつたときは、その事件が審判、再審又は訴訟に係属している場合に限り、することができる。
第二十四条の三 団体商標に係る商標権が移転されたときは、次項に規定する場合を除き、その商標権は、通常の商標権に変更されたものとみなす。
第三項に規定する書面を移転の登録の申請と同時に特許庁長官に提出しなければならない。
第二十四条の四 商標権が移転された結果、同一の商品若しくは役務について使用をする類似の登録商標又は類似の商品若しくは役務について使用をする同一若しくは類似の登録商標に係る商標権が異なつた商標権者に属することとなつた場合において、その一の登録商標に係る商標権者、専用使用権者又は通常使用権者の指定商品又は指定役務についての登録商標の使用により他の登録商標に係る商標権者又は専用使用権者の業務上の利益(当該他の登録商標の使用をしている指定商品又は指定役務に係るものに限る。)が害されるおそれのあるときは、当該他の登録商標に係る商標権者又は専用使用権者は、当該一の登録商標に係る商標権者、専用使用権者又は通常使用権者に対し、当該使用について、その者の業務に係る商品又は役務と自己の業務に係る商品又は役務との混同を防ぐのに適当な表示を付すべきことを請求することができる。
第二十六条 商標権の効力は、次に掲げる商標(他の商標の一部となつているものを含む。)には、及ばない。
第一項(特定農林水産物等名称保護法第三十条
において読み替えて適用する場合を含む。次号及び第三号において同じ。)の規定により特定農林水産物等名称保護法第六条
の登録に係る特定農林水産物等名称保護法第二条
第二項に規定する特定農林水産物等(当該登録に係る特定農林水産物等を主な原料又は材料として製造され、又は加工された同条第一項に規定する農林水産物等を含む。次号及び第三号において「登録に係る特定農林水産物等」という。)又はその包装に同条第三項に規定する地理的表示(次号及び第三号において「地理的表示」という。)を付する行為
第一項の規定により登録に係る特定農林水産物等又はその包装に地理的表示を付したものを譲渡し、引き渡し、譲渡若しくは引渡しのために展示し、輸出し、又は輸入する行為
第一項の規定により登録に係る特定農林水産物等に関する広告、価格表若しくは取引書類に地理的表示を付して展示し、若しくは頒布し、又はこれらを内容とする情報に地理的表示を付して電磁的方法により提供する行為
第二十七条 登録商標の範囲は、願書に記載した商標に基づいて定めなければならない。
第四項の記載及び物件を考慮して、願書に記載した商標の記載の意義を解釈するものとする。
第二十八条 商標権の効力については、特許庁に対し、判定を求めることができる。
第二十八条の二 特許庁長官は、裁判所から商標権の効力について鑑定の嘱託があつたときは、三名の審判官を指定して、その鑑定をさせなければならない。
第三十一条 商標権者は、その商標権について他人に通常使用権を許諾することができる。
第三十一条の二 団体商標に係る商標権を有する第七条
第一項に規定する法人の構成員(以下「団体構成員」という。)又は地域団体商標に係る商標権を有する組合等の構成員(以下「地域団体構成員」という。)は、当該法人又は当該組合等の定めるところにより、指定商品又は指定役務について団体商標又は地域団体商標に係る登録商標の使用をする権利を有する。ただし、その商標権(団体商標に係る商標権に限る。)について専用使用権が設定されたときは、専用使用権者がその登録商標の使用をする権利を専有する範囲については、この限りでない。
、第二十九条
、第五十条
、第五十二条の二
、第五十三条
及び第七十三条
の規定の適用については、通常使用権者とみなす。
第一項第三号の規定の適用については、同号中「又はその商標権若しくは専用使用権についての第三十一条
第四項の効力を有する通常使用権を有する者」とあるのは、「若しくはその商標権若しくは専用使用権についての第三十一条
第四項の効力を有する通常使用権を有する者又はその商標の使用をする権利を有する団体構成員若しくは地域団体構成員」とする。
第三十二条 他人の商標登録出願前から日本国内において不正競争の目的でなくその商標登録出願に係る指定商品若しくは指定役務又はこれらに類似する商品若しくは役務についてその商標又はこれに類似する商標の使用をしていた結果、その商標登録出願の際(第九条の四
の規定により、又は第十七条の二
第一項若しくは第五十五条の二
第三項(第六十条の二
第二項において準用する場合を含む。)において準用する意匠法第十七条の三第一項の規定により、その商標登録出願が手続補正書を提出した時にしたものとみなされたときは、もとの商標登録出願の際又は手続補正書を提出した際)現にその商標が自己の業務に係る商品又は役務を表示するものとして需要者の間に広く認識されているときは、その者は、継続してその商品又は役務についてその商標の使用をする場合は、その商品又は役務についてその商標の使用をする権利を有する。当該業務を承継した者についても、同様とする。
第三十二条の二 他人の地域団体商標の商標登録出願前から日本国内において不正競争の目的でなくその商標登録出願に係る指定商品若しくは指定役務又はこれらに類似する商品若しくは役務についてその商標又はこれに類似する商標の使用をしていた者は、継続してその商品又は役務についてその商標の使用をする場合は、その商品又は役務についてその商標の使用をする権利を有する。当該業務を承継した者についても、同様とする。
第三十三条 次の各号のいずれかに該当する者が第四十六条
第一項の審判の請求の登録前に商標登録が同項各号のいずれかに該当することを知らないで日本国内において指定商品若しくは指定役務又はこれらに類似する商品若しくは役務について当該登録商標又はこれに類似する商標の使用をし、その商標が自己の業務に係る商品又は役務を表示するものとして需要者の間に広く認識されていたときは、その者は、継続してその商品又は役務についてその商標の使用をする場合は、その商品又は役務についてその商標の使用をする権利を有する。当該業務を承継した者についても、同様とする。
第一項の審判の請求の登録の際現にその無効にした商標登録に係る商標権についての専用使用権又はその商標権若しくは専用使用権についての第三十一条
第四項の効力を有する通常使用権を有する者
第二項の規定は、第一項の場合に準用する。
第三十三条の二 商標登録出願の日前又はこれと同日の特許出願に係る特許権がその商標登録出願に係る商標権と抵触する場合において、その特許権の存続期間が満了したときは、その原特許権者は、原特許権の範囲内において、その商標登録出願に係る指定商品若しくは指定役務又はこれらに類似する商品若しくは役務についてその登録商標又はこれに類似する商標の使用をする権利を有する。ただし、その使用が不正競争の目的でされない場合に限る。
第二項の規定は、前項の場合に準用する。
第三十三条の三 商標登録出願の日前又はこれと同日の特許出願に係る特許権がその商標登録出願に係る商標権と抵触する場合において、その特許権の存続期間が満了したときは、その満了の際現にその特許権についての専用実施権又はその特許権若しくは専用実施権についての通常実施権を有する者は、原権利の範囲内において、その商標登録出願に係る指定商品若しくは指定役務又はこれらに類似する商品若しくは役務についてその登録商標又はこれに類似する商標の使用をする権利を有する。ただし、その使用が不正競争の目的でされない場合に限る。
第二項及び第三十三条
第二項の規定は、前項の場合に準用する。
第三十七条 次に掲げる行為は、当該商標権又は専用使用権を侵害するものとみなす。
第三十八条 商標権者又は専用使用権者が故意又は過失により自己の商標権又は専用使用権を侵害した者に対しその侵害により自己が受けた損害の賠償を請求する場合において、その者がその侵害の行為を組成した商品を譲渡したときは、次の各号に掲げる額の合計額を、商標権者又は専用使用権者が受けた損害の額とすることができる。
において同じ。)の使用によるものであるときは、その商標権の取得及び維持に通常要する費用に相当する額を、商標権者又は専用使用権者が受けた損害の額とすることができる。
第三十八条の二 商標権若しくは専用使用権の侵害又は第十三条の二
第一項(第六十八条
第一項において準用する場合を含む。)に規定する金銭の支払の請求に係る訴訟の終局判決が確定した後に、次に掲げる審決又は決定が確定したときは、当該訴訟の当事者であつた者は、当該終局判決に対する再審の訴え(当該訴訟を本案とする仮差押命令事件の債権者に対する損害賠償の請求を目的とする訴え並びに当該訴訟を本案とする仮処分命令事件の債権者に対する損害賠償及び不当利得返還の請求を目的とする訴えを含む。)においては、当該審決又は決定が確定したことを主張することができない。
第四十条 商標権の設定の登録を受ける者は、登録料として、一件ごとに、二万八千二百円に区分(指定商品又は指定役務が属する第六条
第二項の政令で定める商品及び役務の区分をいう。以下同じ。)の数を乗じて得た額を納付しなければならない。
第四十一条 前条第一項の規定による登録料は、商標登録をすべき旨の査定又は審決の謄本の送達があつた日から三十日以内に納付しなければならない。
第四十一条の二 商標権の設定の登録を受ける者は、第四十条
第一項の規定にかかわらず、登録料を分割して納付することができる。この場合においては、商標登録をすべき旨の査定又は審決の謄本の送達があつた日から三十日以内に、一件ごとに、一万六千四百円に区分の数を乗じて得た額を納付するとともに、商標権の存続期間の満了前五年までに、一件ごとに、一万六千四百円に区分の数を乗じて得た額を納付しなければならない。
第三項の割増登録料の納付がなかつたときは、その商標権は、存続期間の満了前五年の日に遡つて消滅したものとみなす。
第二項の規定にかかわらず、登録料を分割して納付することができる。この場合においては、更新登録の申請と同時に、一件ごとに、二万二千六百円に区分の数を乗じて得た額を納付するとともに、商標権の存続期間の満了前五年までに、一件ごとに、二万二千六百円に区分の数を乗じて得た額を納付しなければならない。
第三項から第五項までの規定は、第一項及び第七項の場合に準用する。
第四十一条の三 前条第六項の規定により消滅したものとみなされた商標権の原商標権者は、同条第五項の規定により後期分割登録料を追納することができる期間内に後期分割登録料及び第四十三条
第三項の割増登録料を納付することができなかつたことについて正当な理由があるときは、経済産業省令で定める期間内に限り、その後期分割登録料及び割増登録料を追納することができる。
第三項の割増登録料の追納があつたときは、その商標権は、存続期間の満了前五年の日の前日の経過の時に遡つて存続していたものとみなす。
第三項の割増登録料を追納する場合に準用する。
第四十二条 既納の登録料は、次に掲げるものに限り、納付した者の請求により返還する。
第一項又は第七項の規定により商標権の存続期間の満了前五年までに納付すべき登録料(商標権の存続期間の満了前五年までに第四十三条の三
第二項の取消決定又は商標登録を無効にすべき旨の審決が確定した場合に限る。)
第二項の取消決定又は審決が確定した日から六月を経過した後は、請求することができない。
第四十三条 第二十条
第三項又は第二十一条
第一項の規定により更新登録の申請をする者は、第四十条
第二項の規定により納付すべき登録料のほか、その登録料と同額の割増登録料を納付しなければならない。
第七項の場合においては、前項に規定する者は、同条第七項の規定により更新登録の申請と同時に納付すべき登録料のほか、その登録料と同額の割増登録料を納付しなければならない。
第五項(同条第八項において準用する場合を含む。)の場合においては、商標権者は、同条第一項又は第七項の規定により商標権の存続期間の満了前五年までに納付すべき登録料のほか、その登録料と同額の割増登録料を納付しなければならない。
第四十三条の二 何人も、商標掲載公報の発行の日から二月以内に限り、特許庁長官に、商標登録が次の各号のいずれかに該当することを理由として登録異議の申立てをすることができる。この場合において、二以上の指定商品又は指定役務に係る商標登録については、指定商品又は指定役務ごとに登録異議の申立てをすることができる。
、第四条
第一項、第七条の二
第一項、第八条
第一項、第二項若しくは第五項、第五十一条
第二項(第五十二条の二
第二項において準用する場合を含む。)、第五十三条
第二項又は第七十七条
第三項において準用する特許法第二十五条の規定に違反してされたこと。
第五項に規定する要件を満たしていない商標登録出願に対してされたこと。
第四十三条の四 登録異議の申立てをする者は、次に掲げる事項を記載した登録異議申立書を特許庁長官に提出しなければならない。
に規定する期間の経過後三十日を経過するまでに前項第三号に掲げる事項についてする補正については、この限りでない。
第四項の規定は、登録異議の申立てがあつた場合に準用する。
第四十六条 商標登録が次の各号のいずれかに該当するときは、その商標登録を無効にすることについて審判を請求することができる。この場合において、商標登録に係る指定商品又は指定役務が二以上のものについては、指定商品又は指定役務ごとに請求することができる。
、第四条
第一項、第七条の二
第一項、第八条
第一項、第二項若しくは第五項、第五十一条
第二項(第五十二条の二
第二項において準用する場合を含む。)、第五十三条
第二項又は第七十七条
第三項において準用する特許法第二十五条の規定に違反してされたとき。
第五項に規定する要件を満たしていない商標登録出願に対してされたとき。
第三項において準用する特許法第二十五条の規定により商標権を享有することができない者になつたとき、又はその商標登録が条約に違反することとなつたとき。
第一項第一号から第三号まで、第五号、第七号又は第十六号に掲げる商標に該当するものとなつているとき。
第一項各号に該当するものでなくなつているとき。
第四十七条 商標登録が第三条
、第四条
第一項第八号若しくは第十一号から第十四号まで若しくは第八条
第一項、第二項若しくは第五項の規定に違反してされたとき、商標登録が第四条
第一項第十号若しくは第十七号の規定に違反してされたとき(不正競争の目的で商標登録を受けた場合を除く。)、商標登録が同項第十五号の規定に違反してされたとき(不正の目的で商標登録を受けた場合を除く。)又は商標登録が第四十六条
第一項第四号に該当するときは、その商標登録についての同項の審判は、商標権の設定の登録の日から五年を経過した後は、請求することができない。
第一項の規定に違反してされた場合(商標が使用をされた結果商標登録出願人又はその構成員の業務に係る商品又は役務を表示するものとして需要者の間に広く認識されているものでなかつた場合に限る。)であつて、商標権の設定の登録の日から五年を経過し、かつ、その登録商標が商標権者又はその構成員の業務に係る商品又は役務を表示するものとして需要者の間に広く認識されているときは、その商標登録についての第四十六条
第一項の審判は、請求することができない。
第五十条 継続して三年以上日本国内において商標権者、専用使用権者又は通常使用権者のいずれもが各指定商品又は指定役務についての登録商標の使用をしていないときは、何人も、その指定商品又は指定役務に係る商標登録を取り消すことについて審判を請求することができる。
第五十一条 商標権者が故意に指定商品若しくは指定役務についての登録商標に類似する商標の使用又は指定商品若しくは指定役務に類似する商品若しくは役務についての登録商標若しくはこれに類似する商標の使用であつて商品の品質若しくは役務の質の誤認又は他人の業務に係る商品若しくは役務と混同を生ずるものをしたときは、何人も、その商標登録を取り消すことについて審判を請求することができる。
第五十二条の二 商標権が移転された結果、同一の商品若しくは役務について使用をする類似の登録商標又は類似の商品若しくは役務について使用をする同一若しくは類似の登録商標に係る商標権が異なつた商標権者に属することとなつた場合において、その一の登録商標に係る商標権者が不正競争の目的で指定商品又は指定役務についての登録商標の使用であつて他の登録商標に係る商標権者、専用使用権者又は通常使用権者の業務に係る商品又は役務と混同を生ずるものをしたときは、何人も、その商標登録を取り消すことについて審判を請求することができる。
第二項及び前条の規定は、前項の審判に準用する。
第五十三条 専用使用権者又は通常使用権者が指定商品若しくは指定役務又はこれらに類似する商品若しくは役務についての登録商標又はこれに類似する商標の使用であつて商品の品質若しくは役務の質の誤認又は他人の業務に係る商品若しくは役務と混同を生ずるものをしたときは、何人も、当該商標登録を取り消すことについて審判を請求することができる。ただし、当該商標権者がその事実を知らなかつた場合において、相当の注意をしていたときは、この限りでない。
の規定は、第一項の審判に準用する。
第五十三条の二 登録商標がパリ条約の同盟国、世界貿易機関の加盟国若しくは商標法条約の締約国において商標に関する権利(商標権に相当する権利に限る。)を有する者の当該権利に係る商標又はこれに類似する商標であつて当該権利に係る商品若しくは役務又はこれらに類似する商品若しくは役務を指定商品又は指定役務とするものであり、かつ、その商標登録出願が、正当な理由がないのに、その商標に関する権利を有する者の承諾を得ないでその代理人若しくは代表者又は当該商標登録出願の日前一年以内に代理人若しくは代表者であつた者によつてされたものであるときは、その商標に関する権利を有する者は、当該商標登録を取り消すことについて審判を請求することができる。
第五十四条 商標登録を取り消すべき旨の審決が確定したときは、商標権は、その後消滅する。
第一項の審判により商標登録を取り消すべき旨の審決が確定したときは、商標権は、同項の審判の請求の登録の日に消滅したものとみなす。
第五十五条の二 第十五条の二
及び第十五条の三
の規定は、第四十四条
第一項の審判において査定の理由と異なる拒絶の理由を発見した場合に準用する。
の規定は、第四十四条
第一項の審判の請求を理由があるとする場合に準用する。ただし、第五十六条
第一項において準用する特許法第百六十条第一項の規定によりさらに審査に付すべき旨の審決をするときは、この限りでない。
及び意匠法第十七条の三の規定は、第四十四条
第一項の審判に準用する。この場合において、第十六条の二
第三項及び同法第十七条の三第一項中「三月」とあるのは「三十日」と、第十六条の二
第四項中「第四十五条
第一項の審判を請求したとき」とあるのは「第六十三条
第一項の訴えを提起したとき」と読み替えるものとする。
第五十五条の三 審決は、審判事件ごとに確定する。ただし、指定商品又は指定役務ごとに請求された第四十六条
第一項の審判の審決は、指定商品又は指定役務ごとに確定する。
第五十六条 特許法第百三十一条第一項、第百三十一条の二第一項(第二号及び第三号を除く。)、第百三十二条から第百三十三条の二まで、第百三十四条第一項、第三項及び第四項、第百三十五条から第百五十四条まで、第百五十五条第一項及び第二項、第百五十六条第一項、第三項及び第四項、第百五十七条、第百五十八条、第百六十条第一項及び第二項、第百六十一条、第百六十七条並びに第百六十八条から第百七十条まで(審決の効果、審判の請求、審判官、審判の手続、訴訟との関係及び審判における費用)の規定は、審判に準用する。この場合において、同法第百三十一条の二第一項第一号中「特許無効審判以外の審判を請求する場合における前条第一項第三号に掲げる請求の理由」とあるのは「商標法第四十六条
第一項の審判以外の審判を請求する場合における同法第五十六条
第一項において準用する特許法第百三十一条第一項第三号に掲げる請求の理由」と、同法第百三十二条第一項及び第百六十七条中「特許無効審判又は延長登録無効審判」とあり、並びに同法第百四十五条第一項及び第百六十九条第一項中「特許無効審判及び延長登録無効審判」とあるのは「商標法第四十六条
第一項、第五十条
第一項、第五十一条
第一項、第五十二条の二
第一項、第五十三条
第一項又は第五十三条の二
の審判」と、同法第百五十六条第一項中「特許無効審判以外の審判においては、事件が」とあるのは「事件が」と、同法第百六十一条中「拒絶査定不服審判」とあり、及び同法第百六十九条第三項中「拒絶査定不服審判及び訂正審判」とあるのは「商標法第四十四条
第一項又は第四十五条
第一項の審判」と読み替えるものとする。
第一項の審判に準用する。
第五十九条 取り消し、若しくは無効にした商標登録に係る商標権が再審により回復したときは、商標権の効力は、次に掲げる行為には、及ばない。
各号に掲げる行為
第六十条 取り消し、若しくは無効にした商標登録に係る商標権が再審により回復した場合、又は拒絶をすべき旨の審決があつた商標登録出願について再審により商標権の設定の登録があつた場合において、当該取消決定又は審決が確定した後再審の請求の登録前に善意に日本国内において当該指定商品若しくは指定役務又はこれらに類似する商品若しくは役務について当該登録商標又はこれに類似する商標の使用をした結果、再審の請求の登録の際現にその商標が自己の業務に係る商品又は役務を表示するものとして需要者の間に広く認識されているときは、その者は、継続してその商品又は役務についてその商標の使用をする場合は、その商品又は役務についてその商標の使用をする権利を有する。当該業務を承継した者についても、同様とする。
第二項の規定は、前項の場合に準用する。
第六十条の二 第四十三条の三
、第四十三条の五
から第四十三条の九
まで、第四十三条の十二
から第四十三条の十五
まで、第五十六条
第一項において準用する特許法第百三十一条第一項、第百三十一条の二第一項本文、第百三十二条第三項、第百五十四条、第百五十五条第一項並びに第百五十六条第一項、第三項及び第四項並びに第五十六条
第二項において準用する同法第百五十五条第三項の規定は、確定した取消決定に対する再審に準用する。
及び第五十五条の三
の規定は、第四十四条
第一項の審判の確定審決に対する再審に準用する。
及び第五十六条の二
の規定は、第四十五条
第一項の審判の確定審決に対する再審に準用する。
の規定は、第四十六条
第一項、第五十条
第一項、第五十一条
第一項、第五十二条の二
第一項、第五十三条
第一項又は第五十三条の二
の審判の確定審決に対する再審に準用する。
第六十三条 取消決定又は審決に対する訴え、第五十五条の二
第三項(第六十条の二
第二項において準用する場合を含む。)において準用する第十六条の二
第一項の規定による却下の決定に対する訴え及び登録異議申立書又は審判若しくは再審の請求書の却下の決定に対する訴えは、東京高等裁判所の専属管轄とする。
第一項、第五十条
第一項、第五十一条
第一項、第五十二条の二
第一項、第五十三条
第一項若しくは第五十三条の二
の審判」と読み替えるものとする。
第六十四条 商標権者は、商品に係る登録商標が自己の業務に係る指定商品を表示するものとして需要者の間に広く認識されている場合において、その登録商標に係る指定商品及びこれに類似する商品以外の商品又は指定商品に類似する役務以外の役務について他人が登録商標の使用をすることによりその商品又は役務と自己の業務に係る指定商品とが混同を生ずるおそれがあるときは、そのおそれがある商品又は役務について、その登録商標と同一の標章についての防護標章登録を受けることができる。
第六十五条の二 防護標章登録に基づく権利の存続期間は、設定の登録の日から十年をもつて終了する。
の規定により防護標章登録を受けることができるものでなくなつたときは、この限りでない。
第六十五条の三 防護標章登録に基づく権利の存続期間の更新登録の出願をする者は、次に掲げる事項を記載した願書を特許庁長官に提出しなければならない。
第六十五条の四 審査官は、防護標章登録に基づく権利の存続期間の更新登録の出願が次の各号の一に該当するときは、その出願について拒絶をすべき旨の査定をしなければならない。
の規定により防護標章登録を受けることができるものでなくなつたとき。
第六十五条の七 防護標章登録に基づく権利の設定の登録を受ける者は、登録料として、一件ごとに、二万八千二百円に区分の数を乗じて得た額を納付しなければならない。
第三項から第五項までの規定は、前二項の場合に準用する。
第六十五条の八 前条第一項の規定による登録料は、防護標章登録をすべき旨の査定又は審決の謄本の送達があつた日から三十日以内に納付しなければならない。
第六十五条の九 利害関係人は、納付すべき者の意に反しても、第六十五条の七
第一項又は第二項の規定による登録料を納付することができる。
第六十五条の十 過誤納に係る第六十五条の七
第一項又は第二項の規定による登録料は、納付した者の請求により返還する。
第六十六条 防護標章登録に基づく権利は、当該商標権を分割したときは、消滅する。
第四項の規定により商標権が消滅したものとみなされた場合において、第二十一条
第二項の規定により回復した当該商標権に係る防護標章登録に基づく権利の効力は、第二十条
第三項に規定する更新登録の申請をすることができる期間の経過後第二十一条
第一項の申請により商標権の存続期間を更新した旨の登録がされる前における次条各号に掲げる行為には、及ばない。
第六項の規定により商標権が消滅したものとみなされた場合において、第四十一条の三
第二項の規定により回復した当該商標権に係る防護標章登録に基づく権利の効力は、第四十一条の二
第五項の規定により後期分割登録料を追納することができる期間の経過後第四十一条の三
第二項の規定により商標権が存続していたものとみなされた旨の登録がされる前における次条各号に掲げる行為には、及ばない。
第三項において準用する同条第二項の規定により回復した商標権に係る防護標章登録に基づく権利の効力について準用する。
第六十七条 次に掲げる行為は、当該商標権又は専用使用権を侵害するものとみなす。
第六十八条 第五条
、第五条の二
、第六条
第一項及び第二項、第九条の二
から第十条
まで、第十二条の二
、第十三条
第一項並びに第十三条の二
の規定は、防護標章登録出願に準用する。この場合において、第五条
第一項中「三 指定商品又は指定役務並びに第六条
第二項の政令で定める商品及び役務の区分」とあるのは「/三 指定商品又は指定役務並びに第六条
第二項の政令で定める商品及び役務の区分/四 防護標章登録出願に係る商標登録の登録番号/」と、第五条の二
第一項中「四 指定商品又は指定役務の記載がないとき。」とあるのは「/四 指定商品又は指定役務の記載がないとき。/五 防護標章登録出願に係る商標登録の登録番号の記載がないとき。/」と、第十三条の二
第五項中「第三十七条
」とあるのは「第六十七条
(第一号に係る部分を除く。)」と読み替えるものとする。
から第十五条の二
まで及び第十六条
から第十七条の二
までの規定は、防護標章登録出願の審査に準用する。この場合において、第十五条
第一号中「第三条
、第四条
第一項、第七条の二
第一項、第八条
第二項若しくは第五項、第五十一条
第二項(第五十二条の二
第二項において準用する場合を含む。)、第五十三条
第二項」とあるのは「第六十四条
」と、同条第三号中「第五条
第五項又は第六条
第一項若しくは第二項」とあるのは「第六条
第一項又は第二項」と読み替えるものとする。
、第二十六条
から第二十八条の二
まで、第三十二条
から第三十三条の三
まで、第三十五条
、第三十八条の二
、第三十九条
において準用する特許法第百四条の三第一項及び第二項並びに第六十九条
の規定は、防護標章登録に基づく権利に準用する。この場合において、第十八条
第二項中「第四十条
第一項の規定による登録料又は第四十一条の二
第一項の規定により商標登録をすべき旨の査定若しくは審決の謄本の送達があつた日から三十日以内に納付すべき登録料」とあるのは、「第六十五条の七
第一項の規定による登録料」と読み替えるものとする。
(第三号を除く。)から第四十五条
まで、第四十六条
(第一項第三号及び第七号を除く。)、第四十六条の二
、第五十三条の二
、第五十三条の三
、第五十四条
第一項及び第五十五条の二
から第五十六条の二
までの規定は、防護標章登録に係る登録異議の申立て及び審判に準用する。この場合において、第四十三条の二
第一号及び第四十六条
第一項第一号中「第三条
、第四条
第一項、第七条の二
第一項、第八条
第一項、第二項若しくは第五項、第五十一条
第二項(第五十二条の二
第二項において準用する場合を含む。)、第五十三条
第二項」とあるのは「第六十四条
」と、同項第六号中「その登録商標が第四条
第一項第一号から第三号まで、第五号、第七号又は第十六号に掲げる商標に該当するものとなつているとき」とあるのは「その商標登録が第六十四条
の規定に違反することとなつたとき」と読み替えるものとする。
第二号中「第三十七条
各号」とあるのは「第六十七条
第二号から第七号まで」と、第六十条
中「商標登録に係る商標権」とあるのは「防護標章登録に係る防護標章登録に基づく権利」と、「商標登録出願」とあるのは「防護標章登録出願若しくは防護標章登録に基づく権利の存続期間の更新登録の出願」と、「商標権の設定の登録」とあるのは「防護標章登録に基づく権利の設定の登録若しくは防護標章登録に基づく権利の存続期間を更新した旨の登録」と、「又はこれらに類似する商品若しくは役務について当該登録商標又はこれに類似する商標」とあるのは「について当該登録防護標章と同一の商標」と読み替えるものとする。
第六十八条の二 日本国民又は日本国内に住所若しくは居所(法人にあつては、営業所)を有する外国人であつて標章の国際登録に関するマドリッド協定の千九百八十九年六月二十七日にマドリッドで採択された議定書(以下「議定書」という。)第二条(1)に規定する国際登録(以下「国際登録」という。)を受けようとする者は、特許庁長官に次の各号のいずれかを基礎とした議定書第二条(2)に規定する出願(以下「国際登録出願」という。)をしなければならない。この場合において、経済産業省令で定める要件に該当するときには、二人以上が共同して国際登録出願をすることができる。
第二項の政令で定める商品及び役務の区分
第六十八条の八 第六十八条の二
から前条までに定めるもののほか、国際登録出願、事後指定、国際登録の存続期間の更新の申請及び国際登録の名義人の変更の記録の請求に関し議定書及び議定書に基づく規則を実施するため必要な事項の細目は、経済産業省令で定める。
第六十八条の九 日本国を指定する領域指定は、議定書第三条(4)に規定する国際登録の日(以下「国際登録の日」という。)にされた商標登録出願とみなす。ただし、事後指定の場合は、議定書第三条の三(2)の規定により国際登録に係る事後指定が議定書第二条(1)に規定する国際事務局の登録簿(以下「国際登録簿」という。)に記録された日(以下「事後指定の日」という。)にされた商標登録出願とみなす。
第一項の規定により提出した願書に記載された同表の下欄に掲げる事項とみなす。| 国際登録の名義人の氏名又は名称及びその住所 | 商標登録出願人の氏名又は名称及び住所又は居所 |
| 国際登録の対象である商標 | 商標登録を受けようとする商標 |
| 国際登録において指定された商品又は役務及び当該商品又は役務の類 | 指定商品又は指定役務並びに第六条第二項の政令で定める商品及び役務の区分 |
| 国際登録簿に記載されている事項のうち国際登録の対象である商標の記載の意義を解釈するために必要な事項として経済産業省令で定めるもの | 商標の詳細な説明 |
第六十八条の十 前条第一項の規定により商標登録出願とみなされた領域指定(以下この章において「国際商標登録出願」という。)に係る登録商標(以下この条において「国際登録に基づく登録商標」という。)がその商標登録前の登録商標(国際登録に基づく登録商標を除く。以下この条において「国内登録に基づく登録商標」という。)と同一であり、かつ、国際登録に基づく登録商標に係る指定商品又は指定役務が国内登録に基づく登録商標に係る指定商品又は指定役務と重複している場合であつて、国際登録に基づく登録商標に係る商標権者と国内登録に基づく登録商標に係る商標権者が同一であるときは、国際商標登録出願はその重複している範囲については、国内登録に基づく登録商標に係る商標登録出願の日にされていたものとみなす。
第三項及び第四項の規定は、前項の国際商標登録出願に準用する。
第六十八条の十一 国際商標登録出願についての第九条
第二項の規定の適用については、同項中「商標登録出願と同時」とあるのは、「国際商標登録出願の日から三十日以内」とする。
第六十八条の十二 国際商標登録出願については、第十条
の規定は、適用しない。
第六十八条の十四 国際商標登録出願についての第十二条の二
第二項の規定の適用については、同項第二号中「商標登録出願の番号及び年月日」とあるのは、「国際登録の番号及び国際登録の日(事後指定に係る国際商標登録出願の場合は事後指定の日)」とする。
第六十八条の十九 国際商標登録出願についての第十八条
第二項の規定の適用については、同項中「第四十条
第一項の規定による登録料又は第四十一条の二
第一項の規定により商標登録をすべき旨の査定若しくは審決の謄本の送達があつた日から三十日以内に納付すべき登録料の納付があつたときは」とあるのは、「第六十八条の三十
第一項第二号に掲げる額の個別手数料の納付があつたことを国際登録簿に記録した旨の通報が国際事務局からあつたときは」とする。
第三項の規定の適用については、同項第二号中「商標登録出願の番号及び年月日」とあるのは「国際登録の番号及び国際登録の日(事後指定に係る国際商標登録出願の場合は事後指定の日)」と、同項第五号中「登録番号及び設定の登録の年月日」とあるのは「国際登録の番号及び設定の登録の年月日」とする。
第六十八条の二十 国際商標登録出願は、その基礎とした国際登録が全部又は一部について消滅したときは、その消滅した範囲で指定商品又は指定役務の全部又は一部について取り下げられたものとみなす。
第二項の規定により設定の登録を受けた商標権(以下「国際登録に基づく商標権」という。)は、その基礎とした国際登録が全部又は一部について消滅したときは、その消滅した範囲で指定商品又は指定役務の全部又は一部について消滅したものとみなす。
第六十八条の二十三 国際登録に基づく商標権については、第二十四条
の規定は、適用しない。
第六十八条の二十七 国際登録に基づく商標権についての第七十一条
第一項第一号の規定の適用については、同号中「商標権の設定、存続期間の更新、分割、移転、変更、消滅、回復又は処分の制限」とあるのは、「商標権の設定、信託による変更又は処分の制限」とする。
第六十八条の三十 国際登録に基づく商標権の設定の登録を受けようとする者は、議定書第八条(7)(a)に規定する個別の手数料(以下「個別手数料」という。)として、一件ごとに、次に掲げる額を国際事務局に納付しなければならない。
から第四十三条
まで及び第七十六条
第二項(別表第一号に掲げる部分に限る。)の規定は、適用しない。
第六十八条の三十一 第六十八条の九
から前条までに定めるもののほか、議定書及び議定書に基づく規則を実施するため必要な事項の細目は、経済産業省令で定める。
第六十八条の三十二 議定書第六条(4)の規定により日本国を指定する国際登録の対象であつた商標について、当該国際登録において指定されていた商品又は役務の全部又は一部について当該国際登録が取り消されたときは、当該国際登録の名義人であつた者は、当該商品又は役務の全部又は一部について商標登録出願をすることができる。
又は第十三条
第一項において読み替えて準用する特許法第四十三条の三
第二項の規定による優先権が認められていたときも、前項と同様とする。
第一項の規定の適用については、同項中「商標登録出願の一部」とあるのは、「商標登録出願の一部(第六十八条の三十二
第一項の国際登録において指定されていた商品又は役務の範囲に含まれているものに限る。)」とする。
第六十八条の三十三 議定書第十五条(5)(b)の規定により、日本国を指定する国際登録の名義人が議定書第二条(1)の規定に基づく国際出願をする資格を有する者でなくなつたときは、当該国際登録の名義人であつた者は、当該国際登録において指定されていた商品又は役務について商標登録出願をすることができる。
第六十八条の三十四 第六十八条の三十二
第一項又は前条第一項の規定による商標登録出願についての第十五条
の規定の適用については、同条中「次の各号のいずれかに該当するとき」とあるのは、「次の各号のいずれかに該当するとき又は第六十八条の三十二
第一項若しくは第六十八条の三十三
第一項の規定による商標登録出願が第六十八条の三十二
第一項若しくは第六十八条の三十三
第一項若しくは第六十八条の三十二
第二項各号(第六十八条の三十三
第二項において読み替えて準用する場合を含む。)に規定する要件を満たしていないとき」とする。
第一項又は前条第一項の規定による商標登録出願(第六十八条の三十七
及び第六十八条の三十九
において「旧国際登録に係る商標権の再出願」という。)については、第十五条
(第一号及び第二号に係る部分に限る。)の規定は、適用しない。
第六十八条の三十六 前条に規定する商標権の存続期間は、当該出願に係る国際登録の国際登録の日(当該国際登録の存続期間の更新がされているときは、直近の更新の日)から十年をもつて終了する。
第一項の規定は、適用しない。
第六十八条の三十七 旧国際登録に係る商標権の再出願に係る商標登録についての第四十三条の二
の規定の適用については、同条中「、商標登録」とあるのは、「、商標登録(旧国際登録に係る商標権の再出願に係る商標登録にあつては、もとの国際登録に係る商標登録について登録異議の申立てがされることなくこの条に規定する期間を経過したものを除く。)」とする。
第六十九条 指定商品又は指定役務が二以上の商標登録又は商標権についての第十三条の二
第四項(第六十八条
第一項において準用する場合を含む。)、第二十条
第四項、第三十三条
第一項、第三十五条
において準用する特許法第九十七条第一項若しくは第九十八条第一項第一号、第四十三条の三
第三項、第四十六条
第三項、第四十六条の二
、第五十四条
、第五十六条
第一項において若しくは第六十一条
において準用する同法第百七十四条第三項においてそれぞれ準用する同法第百三十二条第一項、第五十九条
、第六十条
、第七十一条
第一項第一号又は第七十五条
第二項第四号の規定の適用については、指定商品又は指定役務ごとに商標登録がされ、又は商標権があるものとみなす。
第七十条 第二十五条
、第二十九条
、第三十条
第二項、第三十一条
第二項、第三十一条の二
第一項、第三十四条
第一項、第三十八条
第三項若しくは第四項、第五十条
、第五十二条の二
第一項、第五十九条
第一号、第六十四条
、第七十三条
又は第七十四条
における「登録商標」には、その登録商標に類似する商標であつて、色彩を登録商標と同一にするものとすれば登録商標と同一の商標であると認められるものを含むものとする。
第一項第十二号又は第六十七条
における「登録防護標章」には、その登録防護標章に類似する標章であつて、色彩を登録防護標章と同一にするものとすれば登録防護標章と同一の標章であると認められるものを含むものとする。
第一号又は第五十一条
第一項における「登録商標に類似する商標」には、その登録商標に類似する商標であつて、色彩を登録商標と同一にするものとすれば登録商標と同一の商標であると認められるものを含まないものとする。
第七十一条 次に掲げる事項は、特許庁に備える商標原簿に登録する。
第七十二条 何人も、特許庁長官に対し、商標登録又は防護標章登録に関し、証明、書類の謄本若しくは抄本の交付、書類若しくは第五条
第四項の物件の閲覧若しくは謄写又は商標原簿のうち磁気テープをもつて調製した部分に記録されている事項を記載した書類の交付を請求することができる。ただし、次に掲げる書類又は同項の物件については、特許庁長官が秘密を保持する必要があると認めるときは、この限りでない。
第一項(第六十八条
第四項において準用する場合を含む。)、第五十条
第一項、第五十一条
第一項、第五十二条の二
第一項、第五十三条
第一項若しくは第五十三条の二
(第六十八条
第四項において準用する場合を含む。)の審判又はこれらの審判の確定審決に対する再審に係る書類であつて、当事者又は参加人から当該当事者又は参加人の保有する営業秘密(不正競争防止法(平成五年法律第四十七号)第二条
第六項に規定する営業秘密をいう。次号において同じ。)が記載された旨の申出があつたもの
第七十四条 何人も、次に掲げる行為をしてはならない。
第七十五条 特許庁は、商標公報を発行する。
第六項(同条第八項において準用する場合を含む。)の規定によるものを除く。)
第一項の訴えについての確定判決
第七十六条 次に掲げる者は、実費を勘案して政令で定める額の手数料を納付しなければならない。
第二項において準用する特許法第三十四条第四項の規定により承継の届出をする者
第二項(第六十八条
第二項において準用する場合を含む。)において準用する意匠法第十七条の四、第四十一条
第二項、第四十一条の二
第二項、第四十三条の四
第三項(第六十八条
第四項において準用する場合を含む。)、第六十五条の八
第三項若しくは次条第一項において準用する特許法第四条若しくは第五条第一項の規定による期間の延長又は次条第一項において準用する同法第五条第二項の規定による期日の変更を請求する者
の規定により特許庁長官に国際登録出願をする者
の規定により特許庁長官に事後指定をする者
の規定により特許庁長官に国際登録の存続期間の更新の申請をする者
の規定により特許庁長官に国際登録の名義人の変更の記録の請求をする者
第一項の規定により証明を請求する者
第一項の規定により書類の謄本又は抄本の交付を請求する者
第一項の規定により書類又は第五条
第四項の物件の閲覧又は謄写を請求する者
第一項の規定により商標原簿のうち磁気テープをもつて調製した部分に記録されている事項を記載した書類の交付を請求する者
第七十七条 特許法第三条から第五条まで(期間及び期日)の規定は、この法律に規定する期間及び期日に準用する。この場合において、同法第四条中「第百二十一条第一項」とあるのは、「商標法第四十四条
第一項若しくは第四十五条
第一項」と読み替えるものとする。
第一項若しくは第四十五条
第一項の審判」と、同法第十四条中「拒絶査定不服審判」とあるのは「商標法第四十四条
第一項又は第四十五条
第一項の審判」と、同法第十七条第三項中「二 手続がこの法律又はこの法律に基づく命令で定める方式に違反しているとき。」とあるのは「/二 手続がこの法律又はこの法律に基づく命令で定める方式に違反しているとき。/二の二 手続について商標法第四十条
第二項の規定による登録料又は同法第四十一条の二第七項の規定により更新登録の申請と同時に納付すべき登録料(商標法第四十三条
第一項又は第二項の規定により納付すべき割増登録料を含む。)を納付しないとき。/」と、同法第十八条の二第一項中「第三十八条の二
第一項各号」とあるのは「商標法第五条の二
第一項各号(同法第六十八条
第一項において準用する場合を含む。)」と読み替えるものとする。
第八十条 第七十四条
の規定に違反した者は、三年以下の懲役又は三百万円以下の罰金に処する。
第八十二条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関し、次の各号に掲げる規定の違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人に対して当該各号で定める罰金刑を、その人に対して各本条の罰金刑を科する。
、第七十八条の二
又は前条第一項 三億円以下の罰金刑
又は第八十条
一億円以下の罰金刑
、第七十八条の二
又は前条第一項の違反行為につき法人又は人に罰金刑を科する場合における時効の期間は、これらの規定の罪についての時効の期間による。
第八十三条 第二十八条
第三項(第六十八条
第三項において準用する場合を含む。)において準用する特許法第七十一条第三項において、第四十三条の八
(第六十条の二
第一項及び第六十八条
第四項において準用する場合を含む。)若しくは第五十六条
第一項(第六十八条
第四項において準用する場合を含む。)において、第六十一条
(第六十八条
第五項において準用する場合を含む。)において準用する同法第百七十四条第三項において、第六十二条
第一項(第六十八条
第五項において準用する場合を含む。)において準用する意匠法第五十八条第二項において、又は第六十二条
第二項(第六十八条
第五項において準用する場合を含む。)において準用する同法第五十八条第三項において、それぞれ準用する特許法第百五十一条において準用する民事訴訟法第二百七条第一項の規定により宣誓した者が特許庁又はその嘱託を受けた裁判所に対し虚偽の陳述をしたときは、十万円以下の過料に処する。別表(第七十六条
関係)
| 納付しなければならない者 | 金額 | |
| 一 | 商標登録出願をする者 | 一件につき六千円に一の区分につき一万五千円を加えた額 |
| 二 | 防護標章登録出願又は防護標章登録に基づく権利の存続期間の更新登録の出願をする者 | 一件につき一万二千円に一の区分につき三万円を加えた額 |
| 三 | 第九条 第三項、第十三条 第一項において準用する特許法第四十三条 第七項、第四十一条 第三項、第四十一条の二 第三項、第六十五条の八 第四項又は第七十七条 第一項において準用する同法第五条 第三項の規定により手続をする者 | 一件につき四千二百円 |
| 四 | 商標権の分割を申請する者 | 一件につき三万円 |
| 五 | 第二十八条 第一項(第六十八条 第三項において準用する場合を含む。)の規定により判定を求める者 | 一件につき四万円 |
| 六 | 登録異議の申立てをする者 | 一件につき三千円に一の区分につき八千円を加えた額 |
| 七 | 登録異議の申立てについての審理への参加を申請する者 | 一件につき一万千円 |
| 八 | 審判又は再審を請求する者 | 一件につき一万五千円に一の区分につき四万円を加えた額 |
| 九 | 審判又は再審への参加を申請する者 | 一件につき五万五千円 |