【実施例1】
【0023】
まず、本発明である遮蔽扉について説明する。
図1は、遮蔽扉が開いている状態を示す正面図である。
図2は、遮蔽扉を閉じた状態を示す正面図である。
図3は、遮蔽扉を閉じた状態における平面図である。
図4は、遮蔽扉を閉じた状態における側面図である。なお、
図1において建屋の外側(正面側)を前(表)とし、内側を後(裏)とする。
【0024】
図1〜4に示すように、建屋100は、予め壁110に屋内から屋外に貫通する開口部120を空けておき、開口部120を塞ぐようにブローアウトパネル(図示せず)を留具で固定しておくことにより、屋内の圧力が高くなったときに留具を変形又は破壊等することで固定を解除し、ブローアウトパネルを屋外に落下させて開放された開口部120から圧力を逃がす構造になっている。なお、開口部120が高所にある場合、外れたブローアウトパネルや留具を受け止めるようにしても良い。
【0025】
建屋100には、開放された開口部120を塞ぐための遮蔽扉200、遮蔽扉200を保持するために壁110に取り付けられた上枠部300、下枠部500及び側枠部600、遮蔽扉200を開閉させるための駆動機構400、遮蔽扉200と開口部120の隙間を封止するためのシール材700などを設ける。
【0026】
遮蔽扉200は、開口部120よりも一回り大きい金属板などであり、ブローアウトパネルが取り付けられた開口部120と重ならない位置(例えば、開口部120の左側など)に設置される。遮蔽扉200は、駆動機構400によって、開口部120と完全に重ならない開位置(
図1参照)から、開口部120と完全に重なる閉位置(
図2参照)までの範囲で、壁110に沿ってスライド移動(例えば、左右方向に移動)可能である。
【0027】
上枠部300及び下枠部500は、遮蔽扉200が外れないように上下から支持しており、側枠部600は、遮蔽扉200が開位置と閉位置の範囲から飛び出さないように左右端を押さえている。
【0028】
シール材700は、開口部120を囲むように壁110の表面に取り付けられ、遮蔽扉200が閉位置に来たときに遮蔽扉200の裏面の周縁部に接する。シール材700を遮蔽扉200の裏面に取り付けると、遮蔽扉200を取り外さないとシール材700をメンテナンスすることが困難(特に高所の場合や重量がある場合)であるが、開口部120の周囲であれば、開位置においてシール材700のメンテナンスが容易である。
【0029】
次に、遮蔽扉の上枠部について説明する。
図5は、遮蔽扉の上枠部を拡大した右側面図である。
図6は、遮蔽扉の上枠部を拡大した斜視図である。
図7は、遮蔽扉の上枠部を左側から見た斜視図である。
図8は、遮蔽扉の駆動機構を示す斜視図である。
【0030】
図5及び
図6に示すように、上枠部300は、遮蔽扉200を支持する上支持枠310、遮蔽扉200を吊り下げるアーム320、遮蔽扉200をシール材700に押し付けるための上押さえ330、及び遮蔽扉200がスライド移動する際に前後方向にずれないように保持する上レール340等を備える。なお、駆動機構400は、上枠部300に設ければ良い。
【0031】
また、遮蔽扉200の上部には、上押さえ330によってシール材700に押し付けられるように上カム210を設け、上レール340によって前後方向にずれることなくスライド移動するように上ガイド220を設ける。
【0032】
上支持枠310は、壁110に固定され、遮蔽扉200の荷重を支える。アーム320は、上支持枠310と遮蔽扉200を連結することで、遮蔽扉200を吊り下げる。上支持枠310側と遮蔽扉200側にそれぞれ軸を通すことにより、遮蔽扉200を前後方向(
図5においては左右)に可動させる。アーム320は、開位置においては、遮蔽扉200の重量により垂下しているが、閉位置においては、遮蔽扉200がシール材700に押し付けられることにより後方(
図5においては右)にずれた状態となる。
【0033】
上押さえ330は、閉位置における遮蔽扉200の上カム210の位置に合わせて、例えば円柱状の回転体を上支持枠310に固定したものである。上カム210は、側枠部600の方(
図5においては手前側)から中央側(
図5においては奥側)に向かって前方(
図5においては左側)に傾斜しており、側枠部600より中央側が厚くなる。閉位置に近付いたときに、傾斜面が上押さえ330に載ることで、遮蔽扉200が後方に移動させられて、シール材700に押し付けられる。
【0034】
上レール340は、上枠部300の一端(
図5においては最も手前)から他端まで(
図5においては最も奥)至るように敷設し、遮蔽扉200の上ガイド220で挟持することで、遮蔽扉200を閉位置から開位置まで位置ずれすることなくスライド移動させる。上ガイド220は、上レール340の前後(
図5においては左右)に接するように円柱状の回転体を併設すれば良い。
【0035】
図7に示すように、上カム210と上押さえ330は、複数が間欠的に設けられ、それぞれが閉位置において対応するように、前後方向(
図7においては左右)にずらして配置される。例えば、開口部120の左端(
図7においては手前側)から右端(
図7においては奥側)まで配置した場合、開位置から閉位置にスライド移動を開始したときに、右端の上カム210が左端の上押さえ330と接触しないように、側枠部600に向かうにしたがって、開口部120に近付くように前後方向にずらせば良い。
【0036】
図8に示すように、駆動機構400は、ギア410、410a、410b、ギア410に通した回転軸420、及び回転軸420を回転させるモータ430等を有する。遮蔽扉200と連結した駆動用レール350を敷設し、ギア410aとギア410bを駆動用レール350上に配置し、ギア410をギア410aとギア410bの間かつ上方に配置する。そして、チェーンを駆動用レール350に張り、ギア410a、ギア410、ギア410bに掛ける。モータ430を駆動してギア410を回転させると、チェーンが巻かれて駆動用レール350と共に遮蔽扉200が移動する。
【0037】
駆動機構400は、遠隔から駆動させることができるようにすることが好ましい。リミットスイッチなどにより減速及び停止するように制御すれば良い。開口部120が高所であっても遠隔から重量のある遮蔽扉200を駆動させることが可能となる。また、電源等が失われた状態でも駆動できることが好ましい。
【0038】
次に、遮蔽扉の下枠部について説明する。
図9は、遮蔽扉の下枠部を拡大した正面図である。
図10は、遮蔽扉の下枠部を左側から見た斜視図である。
【0039】
図9に示すように、下枠部500は、遮蔽扉200を支持する下支持枠510、遮蔽扉200をシール材700に押し付けるための下押さえ520、及び遮蔽扉200がスライド移動する際に前後方向にずれないように保持する下レール530等を備える。
【0040】
また、遮蔽扉200の下部には、下押さえ520によってシール材700に押し付けられるように下カム230を設け、下レール530によって前後方向にずれることなくスライド移動するように下ガイド240を設ける。
【0041】
下支持枠510は、壁110に固定される。なお、下支持枠510の上に遮蔽扉200が直接載置されている訳ではないので、下支持枠510に遮蔽扉200の荷重は掛からない。
【0042】
下押さえ520は、閉位置における遮蔽扉200の下カム230の位置に合わせて、例えば円柱状の回転体を下支持枠510に固定したものである。下カム230は、側枠部600の方から中央側に向かって前方に傾斜しており、側枠部600より中央側が厚くなる。閉位置に近付いたときに、傾斜面が下押さえ520に載ることで、遮蔽扉200が後方に移動させられて、シール材700に押し付けられる。
【0043】
下レール530は、下枠部500の一端から他端まで至るように敷設し、遮蔽扉200の下ガイド240で挟持することで、遮蔽扉200を閉位置から開位置まで位置ずれすることなくスライド移動させる。下ガイド240は、下レール530の前後に接するように円柱状の回転体を併設すれば良い。
【0044】
下カム230と下押さえ520は、複数が間欠的に設けられ、それぞれが閉位置において対応するように、前後方向にずらして配置される。例えば、開口部120の左端から右端まで配置した場合、開位置から閉位置にスライド移動を開始したときに、右端の下カム230が左端の下押さえ520と接触しないように、側枠部600に向かうにしたがって、開口部120に近付くように前後方向にずらせば良い。
【0045】
図10に示すように、下レール530には、遮蔽扉200をシール材700に押し付けたときに下ガイド240が抜けるようにスリット状の切欠き540が設けられる。なお、上レール340にも同様に切欠き540を設ける。
【0046】
アーム320に吊下された遮蔽扉200は、上ガイド220が上レール340に挟まっているため、また下ガイド240が下レール530に挟まっているため、前後方向への移動が制限されている。上レール340及び下レール530に切欠き540を空けることで、閉位置において遮蔽扉200をシール材700に押し付けることが可能となる。
【0047】
次に、遮蔽扉の側枠部について説明する。
図11は、遮蔽扉の側枠部を拡大した平面図である。
図12は、遮蔽扉の側枠部を拡大した斜視図である。
【0048】
図11及び
図12に示すように、側枠部600は、遮蔽扉200を支持する側支持枠610、及び遮蔽扉200をシール材700に押し付けるための側押さえ620等を備える。また、遮蔽扉200の側部には、側押さえ620によってシール材700に押し付けられるように側カム250を設ける。
【0049】
側支持枠610は、壁110に固定される。側押さえ620は、閉位置における遮蔽扉200の側カム250の位置に合わせて、回転体を側支持枠610に固定したものである。側カム250は、側枠部600の方から中央側に向かって前方に傾斜しており、側枠部600より中央側が厚くなる。閉位置に近付いたときに、傾斜面が側押さえ620に載ることで、遮蔽扉200が後方に移動させられて、シール材700に押し付けられる。
【0050】
次に、遮蔽扉に使用する気密材について説明する。
図13は、遮蔽扉に使用する気密材の断面図である。
【0051】
図13(a)に示すように、シール材700は、樹脂などを用いて気密性を確保するもので、表面に複数並設された凹凸部710、内部に空間を確保した中空部720、壁110に接する土台730、凹凸部710と土台730を連結する支え740、及び土台730を壁110に固定する取付部750等を有する。
【0052】
凹凸部710は、複数の突起を遮蔽扉200に接触させることで、気密性を向上させる。例えば、
図13(b)に示すように、3本の長い突起を設け、それらが湾曲するように接触させることで、左右どちら側から接触しても気密性が確保されるようにしても良い。なお、押込量が増大したときに凹凸部710が中空部720の方に湾曲するように変形してシール性が損なわれないようにすることが好ましい。
【0053】
例えば、
図13(c)に示すように、中空部720に空気は注入しないが、スポンジ状のウレタン等を充填して弾力性を持たせても良い。また、
図13(d)に示すように、中空部720にゴム状のホースを内蔵させたり、
図13(e)に示すように、中空部720において凹凸部710の裏面と土台730を繋いで補強したりしても良い。さらに、
図13(f)に示すように、支え740をバネ状にして弾力性を持たせたり、
図13(g)に示すように、土台730を底上げしたりしても良い。
【0054】
本発明によれば、原子力発電所の建屋などに設けたブローアウトパネルが開放されたときに開口部120を塞ぐことができる。建屋100内の圧力が逃げた後に、遮蔽扉200を押し付けるように開口部120を密閉することで、放射性物質が徐々に大気へ漏洩していくのを抑えることができる。開口部120が高所であっても遠隔から重量のある遮蔽扉200を駆動させることができる。シール材700が遮蔽扉200の裏面ではなく、開口部120を囲むように取り付けられているので、掃除や交換などのメンテナンスが容易である。
【実施例2】
【0055】
次に、本発明である遮蔽扉の駆動機構に設けるチェーン切れ防止装置について説明する。
図14は、遮蔽扉の駆動機構にチェーン切れ防止装置を設けたときを示す概要図である。
図15は、遮蔽扉の駆動機構に設けたチェーン切れ防止装置を示す斜視図である。
図16は、遮蔽扉の駆動機構に設けたチェーン切れ防止装置を示す平面図である。
【0056】
図14に示すように、駆動機構400aは、遮蔽扉200の上部に掛けられたチェーン440を利用して、遮蔽扉200を開位置から閉位置にスライド移動させる。チェーン440は、先端がそれぞれ遮蔽扉200の両端側に固定されており、遮蔽扉200の一端側からチェーン切れ防止装置800を介して駆動用レール350に沿って張られており、上枠部300に固定された駆動機構400aにおいてギア410a、ギア410、ギア410bに掛けられ、遮蔽扉200の他端側に至る。
【0057】
遮蔽扉200は、上部に取り付けたアーム320で上枠部300に吊られており、駆動機構400aのモータ430でギア410を回転させることで、チェーン440が巻かれて移動する。例えば、ギア410を右に回転させると遮蔽扉200が右に移動し、ギア410を左に回転させると遮蔽扉200が左に移動する。なお、アーム320、駆動用レール350及びチェーン切れ防止装置800も遮蔽扉200と共に移動するが、例えば、アーム320を上枠部300に固定して遮蔽扉200に対してスライドさせても良い。
【0058】
チェーン切れ防止装置800は、チェーン440が弛むのを防止するとともに、チェーン440が切れるのを防止する。チェーン440は、経年劣化等によって伸びたり、地震等が発生したときに遮蔽扉200の揺動に伴い、チェーン440が瞬間的に緩んだり過大な張力が掛かったりすることが繰り返されると、最終的に破断するおそれがある。
【0059】
チェーン切れ防止装置800は、遮蔽扉200の上部の両端側に取り付けられ、それぞれチェーン440が掛けられる。なお、
図15及び
図16においては右端側に取り付けた場合を示しており、左端側は左右対称となる。
【0060】
図15に示すように、チェーン切れ防止装置800は、チェーン440を掛けるためのチェーン受けギア810、チェーン受けギア810が回転可能に取り付けられたスライド台820、スライド台820を押さえてチェーン440の弛みを吸収するためのバネ830、及びバネ830を押さえるためのバネ受け840等を備える。
【0061】
チェーン切れ防止装置800は、バネ830を縮めて付勢した状態でチェーン受けギア810の歯車にチェーン440が掛けられる。チェーン440が伸びて弛みを生じると、バネ830の圧縮が解除されスライド台820が押されて移動することで、チェーン440の弛みを吸収し、常にチェーン440が引っ張られた状態を維持する。なお、バネ830の縮みが完全に解除されると、それ以上スライド台820を押さなくなり、チェーン440も弛む。
【0062】
バネ830は、コイルバネ等を圧縮させて使用すれば良いが、他の弾性体でも良いし、伸長させて使用しても良い。また、バネ定数は、チェーン440を伸ばさない(壊さない)程度に、適度に張ることが可能な範囲であれば良く、瞬間的な緩みや張力に柔軟に対応できることが好ましい。
【0063】
チェーン440が弛んだ状態であると、地震などの振動が発生したときに、チェーン440が不規則に揺れることに伴う衝撃や摩擦などにより、チェーン440の各鎖同士を繋ぐピンなどが破壊され、チェーン440が途中で切れてしまうおそれがある。チェーン切れ防止装置800は、チェーン440の弛みを抑えることで、振動によりチェーン440が切れるのを防止する。
【0064】
図16に示すように、チェーン切れ防止装置800には、チェーン440の弛みを監視する機能を設けても良い。例えば、スライド台820に現在の弛み状況を表示する指示器850を設け、正常な範囲であることを示す指標860、チェーン440の交換などメンテナンスが必要であることを示す指標860a、バネ830が縮んでいない異常な状態であることを示す指標860bなど複数の目印を付けておく。
【0065】
チェーン切れ防止装置800が高所に設置されていたとしても、指示器850及び指標860等が色分けするなど視認可能に付されていれば良い。指示器850が指標860a、860bなどを示していれば、チェーン440が伸びていることを検出することが可能となる。
【実施例3】
【0066】
次に、本発明である遮蔽扉に設ける振動防止機構について説明する。
図17は、遮蔽扉に振動防止機構を設けたときを示す概要図である。
図18は、遮蔽扉に設けた振動防止機構を拡大した平面図である。
図19は、遮蔽扉に設けた振動防止機構を拡大した斜視図である。
【0067】
図17(a)に示すように、振動防止機構900は、遮蔽扉200の裏面(屋内側)に嵌合穴200aを空けておき、遮蔽扉200が開口部120を塞いだら、固定ピン910を閂状に差し込むことで、遮蔽扉200が振動しないように固定する。遮蔽扉200の振動は、遮蔽扉200を開閉させるために用いられるチェーン440が切れることにも繋がるため、できるだけ抑制することが好ましい。
【0068】
図17(b)に示すように、上枠部300、下枠部500又は側枠部600などにピン駆動機構920を設置しておき、上支持枠310及び下支持枠510に沿って移動する遮蔽扉200の開閉動作が完了したことを確認したら、遮蔽扉200の嵌合穴200aに向かって固定ピン910を自動又は手動で突き出せば良い。なお、遮蔽扉200が開いて壁110の側にある場合も同様に固定しても良い。
【0069】
図18(a)に示すように、固定ピン910は、棒状の部材であり、先端が先細るようにテーパ状にし、嵌合穴200aもそれに合わせてテーパ状に空ける。または、遮蔽扉200にテーパ状に嵌合穴200aを空け、それに合わせて固定ピン910の先端をテーパ状に成形しても良い。なお、嵌合穴200aは、貫通しても良いし、貫通していなくても良い。ピン駆動機構920は、水平にした固定ピン910を前後方向に移動可能に支持すれば良い。
【0070】
なお、テーパ部のない棒状ピンをテーパ部のないストレート穴に差し込む場合、棒状ピンとストレート穴の径が同じであると、挿入はできても摩擦等により引き抜くのが困難になるおそれがある。棒状ピンよりストレート穴の径を大きくすると、抜き差しは容易となるが、棒状ピンとストレート穴の間に隙間があり、遮蔽扉200を完全に固定することはできず、振動によりガタつくことで各部材が破損するおそれがある。また、棒状ピンとストレート穴の位置が完全に合わないと挿入することができない。
【0071】
図18(b)に示すように、固定ピン910を嵌合穴200aに挿入すると、固定ピン910のテーパ部と、嵌合穴200aのテーパ部とが接することで、遮蔽扉200が振動しないように固定される。固定ピン910を引き抜くときも、嵌合穴200aとの間に大きな摩擦等は生じないので、固定ピン910を引き抜き可能に遮蔽扉200の位置が固定される。
【0072】
図18(c)に示すように、固定ピン910と嵌合穴200aの位置がずれていても、それぞれテーパ部があることでお互いに接する部分を有し、遮蔽扉200を固定することが可能であり、引き抜くときに支障もない。なお、遮蔽扉200の位置を微調整することが可能であれば、固定ピン910を嵌合穴200aに押し込むことで、位置ずれを補正することが可能である。
【0073】
図19(a)に示すように、固定ピン910及び嵌合穴200aの形状は、円錐状又は円錐台状などテーパ部が嵌合するものであれば良い。すなわち、
図19(b)に示すように、例えば、台形状の押し型910aと、台形状の嵌合溝200bのような組合せでも良い。
【0074】
本発明によれば、遮蔽扉を開閉させるためのチェーンが弛んで地震等の振動により切断されるのを防止することができる。
【0075】
以上、本発明の実施例を述べたが、これらに限定されるものではない。例えば、遮蔽扉200に押さえを設け、枠部にカムを設けても良い。また、遮蔽扉200にレールを設け、枠部にガイドを設けても良い。
【0076】
通常時においては、シール材700が野ざらし状態となるので、シール材700に塵や埃が付きにくいように、薄いシートなどを貼っておいても良い。また、高所等でも清掃が容易となるように塵や埃を吹き飛ばすブロアーなどを設けても良い。さらに、遮蔽扉200にネット等を被せておいても良い。