特開2015-121378IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

トンネル内の温度上昇抑制、およびトンネル内を利用する運転者の視環境確保の両立を図るために、ミスト噴霧ノズルのレイアウトについて規定したトンネル内降温用噴霧システム

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】トンネル内の温度上昇抑制と、トンネル内利用者の視環境確保の両立を図るミスト噴霧を実現する。
【解決手段】半閉鎖空間であるトンネル内で噴霧ノズル(10)から水をミストとして噴霧し、視環境を確保した上でトンネル内の温度上昇を抑制するトンネル内降温用噴霧システムであって、前記トンネル内の風下側に配置される前記噴霧ノズルの取り付け位置の高さを、前記トンネル内の風上側に配置される前記噴霧ノズルの取り付け位置の高さよりも高くする。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
特許文献1は、大気開放された空間における温度低下を対象としており、ミストの平均粒径、ノズル設置高さ、およびミスト噴霧量に関するパラメータをある適切な範囲に規定したものである。 これに対して、断続的に車両が動いており、半閉鎖空間であるトンネル内を温度低下の対象空間とする場合には、大気開放された空間を前提とする従来技術では、解決できない問題が生ずる。 具体的には、半閉鎖空間であるトンネル内では、長手方向に風が流れている状態である。また、トンネル内を利用する運転者(トンネル内を通行する車両の運転者)の視環境を確保することが重要となる。このような観点では、トンネル内の温度上昇抑制と、トンネル内を利用する運転者の視環境確保の両立を図るために、半閉鎖空間の中でのミスト噴霧に関し、大気開放された空間を対象とする場合よりも、より厳しい使用条件が必要となる。 本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、トンネル内の温度上昇抑制と、トンネル内を利用する運転者の視環境確保の両立を図るミスト噴霧を実現することのできるトンネル内降温用噴霧システムを得ることを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係るトンネル内降温用噴霧システムは、半閉鎖空間であるトンネル内で、前記トンネル内の所定のミスト噴霧区画内に設置された噴霧ノズルから水をミストとして噴霧し、トンネル内を利用するドライバーの視環境を確保した上で前記トンネル内の温度上昇を抑制するトンネル内降温用噴霧システムであって、前記ミスト噴霧区画の風下側に配置される前記噴霧ノズルの取り付け位置の高さが、前記ミスト噴霧区画の風上側に配置・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、ミストを噴霧する噴霧ノズルの取り付け位置をトンネル内の風下側を高くしたので、風上側で噴霧され落下しながら風によって風上から流されてきた蒸散途中のミストと、風下側で噴霧されたミストとが同一区画内で上下に分かれて存在し、かつ、上側のミストの方が落下時間を長くとれるので粒径が大きくても運転者の視程を妨げることなく蒸散するので、トンネル内の温度を効果的に下げるトンネル内降温用噴霧システムを得ることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の実施の形態に係わるトンネル内降温用噴霧システムの全体図である。

【図2】本発明の実施の形態の変形例に係わるトンネル内降温用噴霧システムの全体図である。

【図3】本発明の実施の形態の変形例に係わるトンネル内降温用噴霧システムの全体図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

3 送風機、10 噴霧ノズル、20 風向風速計、30 温湿度計、40 噴霧量制御部、50 ミスト配管、51 噴霧制御弁。  

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