権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
平成20年9月8日 最高裁判所 第二小法廷 判決
▶概要
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平成19(行ヒ)223審決取消訴訟
審決取消請求事件
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[概要]
▶判決の詳細
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商標権
平成17年7月22日 最高裁判所 第二小法廷
▶概要
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平成16(行ヒ)343審決取消訴訟
審決取消請求事件
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商標法4条1項8号 商標法4条1項
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[判示事項] 登録商標「国際自由学園」が商標法4条1項8号所定の他人の名称の著名な略称を含む商標に当たらないとした原審の判断に違法があるとされた事例 [概要] 学校法人の名称である「学校法人自由学園」の略称「自由学園」が,教育及びこれに関連する役務に長期間にわたり使用され続け,書籍,新聞等で度々取り上げられており,教育関係者を始めとする知識人の間でよく知られているという事実関係の下においては,上記略称が学生等の間で広く認識されていないことを主たる理由として,「技芸・スポーツ又は知識の教授」等を指定役務とする登録商標「国際自由学園」が商標法4条1項8号所定の他人の名称の著名な略称を含む商標に当たらないとした原審の判断には,違法がある。
▶判決の詳細
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商標権
平成17年7月11日 最高裁判所 第二小法廷
▶概要
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平成15(行ヒ)353審決取消訴訟
審決取消請求事件
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[判示事項] 商標法(平成3年法律第65号による改正前のもの)4条1項15号違反を理由とする商標登録の無効の審判請求の除斥期間の遵守と審判請求書における請求の理由の記載 [概要] 商標法(平成3年法律第65号による改正前のもの)4条1項15号違反を理由とする商標登録の無効の審判請求が商標法(平成8年法律第68号による改正前のもの)47条所定の除斥期間を遵守したものであるというためには,除斥期間内に提出された審判請求書に,請求の理由として,当該商標登録が上記15号の規定に違反するものである旨の主張が記載されていることをもって足りる。
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商標権
平成16年6月8日 最高裁判所 第三小法廷
▶概要
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平成15(行ヒ)265
行政訴訟 商標権
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商標法4条3項 商標法4条1項8号 商標法4条1項
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[概要]
▶判決の詳細
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商標権
平成15年2月27日 最高裁判所 第一小法廷
▶概要
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【フレッドペリー事件】 平成14(受)1100
損害賠償,商標権侵害差止等請求事件
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商標法39条 民法709条 商標法2条3項
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[判示事項] 1 いわゆる並行輸入が商標権侵害としての違法性を欠く場合
2 外国における商標権者から商標の使用許諾を受けた者により我が国における登録商標と同一の商標を付された商品を輸入することが商標権侵害としての違法性を欠く場合に当たらないとされた事例 [概要] 1 商標権者以外の者が,我が国における商標権の指定商品と同一の商品につき,その登録商標と同一の商標を付されたものを輸入する行為は,(1) 当該商標が外国における商標権者又は当該商標権者から使用許諾を受けた者により適法に付されたものであり,(2) 当該外国における商標権者と我が国の商標権者とが同一人であるか又は法律的若しくは経済的に同一人と同視し得るような関係があることにより,当該商標が我が国の登録商標と同一の出所を表示するものであって,(3) 我が国の商標権者が直接的に又は間接的に当該商品の品質管理を行い得る立場にあることから,当該商品と我が国の商標権者が登録商標を付した商品とが当該登録商標の保証する品質において実質的に差異がないと評価される場合には,いわゆる真正商品の並行輸入として,商標権侵害としての実質的違法性を欠く。
2 外国における商標権者から商標の使用許諾を受けた者により我が国における登録商標と同一の商標を付された商品を輸入することは,被許諾者が,製造等を許諾する国を制限し商標権者の同意のない下請製造を制限する旨の使用許諾契約に定められた条項に違反して,商標権者の同意なく,許諾されていない国にある工場に下請製造させ商標を付したなど判示の事情の下においては,いわゆる真正商品の並行輸入として商標権侵害としての違法性を欠く場合に当たらない。
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商標権
平成14年2月28日 最高裁判所 第一小法廷
▶概要
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平成13(行ヒ)12
行政訴訟 商標権
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商標法46条の2 商標法63条2項 商標法3条1項3号 商標法35条
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[概要]
▶判決の詳細
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商標権
平成14年2月22日 最高裁判所 第二小法廷
▶概要
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平成13(行ヒ)142審決取消訴訟
審決取消請求事件
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商標法46条の2 商標法56条1項 商標法63条2項 商標法46条2項
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商標権 | 19回 | 審決 | 13回 | 無効 | 13回 | 無効審判 | 1回 |
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[判示事項] 商標権の共有者の1人が当該商標登録の無効審決について単独で取消訴訟を提起することの許否 [概要] 商標権の共有者の1人は,当該商標登録を無効にすべき旨の審決がされたときは,単独で無効審決の取消訴訟を提起することができる。
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商標権
平成13年11月16日 最高裁判所 第二小法廷
▶概要
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平成12(受)1666控訴棄却
詐害行為取消請求事件
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民法424条
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[判示事項] 商標権の譲渡行為が詐害行為として取り消された場合に受益者が第三者から支払を受けた当該商標権の使用許諾料相当額を不当利得として債権者が債務者に代位して返還請求をすることの可否 [概要] 商標権の譲渡行為が詐害行為として取り消された場合に,受益者が第三者から支払を受けた当該商標権の使用許諾料相当額を不当利得として債権者が債務者に代位して返還請求をすることはできない。
▶判決の詳細
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商標権
平成13年7月6日 最高裁判所 第二小法廷
▶概要
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平成12(行ヒ)172
行政訴訟 商標権
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商標法4条1項15号
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[概要]
▶判決の詳細
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商標権
平成13年6月11日 最高裁判所 第一小法廷
▶概要
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平成12(受)67
売掛代金請求本訴,損害賠償請求反訴事件
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民法90条
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[判示事項] 衣料品の卸売業者と小売業者との間における周知性のある他人の商品等表示と同一又は類似のものを使用した商品の売買契約が民法90条により無効とされた事例 [概要] 衣料品の卸売業者と小売業者との間における周知性のある他人の商品等表示と同一又は類似のものを使用した商品の売買契約は,当事者がそのような商品であることを互いに十分に認識しながら,あえてこれを消費者の購買のルートに乗せ,他人の真正な商品であると誤信させるなどして大量に販売して利益をあげようと企て,この目的を達成するために継続的かつ大量に行ったものであって,単に不正競争防止法及び商標法に違反するというだけでなく,経済取引における商品の信用の保持と公正な経済秩序の確保を害する著しく反社会性の強いものであるなど判示の事情の下においては,民法90条により無効である。
▶判決の詳細
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商標権
平成12年7月11日 最高裁判所 第三小法廷
▶概要
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平成10(行ヒ)85審決取消訴訟
審決取消請求事件
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[判示事項] 一 商標法四条一項一五号といわゆる広義の混同を生ずるおそれがある商標
二 商標法四条一項一五号にいう「混同を生ずるおそれ」の有無を判断する基準
三 化粧用具等を指定商品とする商標「レールデュタン」が商標法四条一項一五号に規定する商標に当たるとされた事例 [概要] 一 商標法四条一項一五号にいう「他人の業務に係る商品又は役務と混同を生ずるおそれがある商標」は、当該商標をその指定商品等に使用したときに、当該商品等が他人との間にいわゆる親子会社や系列会社等の緊密な営業上の関係又は同一の表示による商品化事業を営むグループに属する関係にある営業主の業務に係る商品等であると誤信されるおそれ、すなわち、いわゆる広義の混同を生ずるおそれがある商標をも包含する。
二 商標法四条一項一五号にいう「混同を生ずるおそれ」の有無は、当該商標と他人の表示との類似性の程度、他人の表示の周知著名性及び独創性の程度や、当該商標の指定商品等と他人の業務に係る商品等との間の関連性の程度、取引者及び需用者の共通性その他取引の実状などに照らし、右指定商品等の取引者及び需用者において普通に払われる注意力を基準として、総合的に判断すべきである。
三 化粧用具、身飾品、頭飾品、かばん類、袋物等を指定商品とし、「レールデュタン」の片仮名文字を横書きした登録商標は、他の業者の香水の一つを表示するものとして使用されている引用商標等と称呼において同一であり、引用商標等が香水を取り扱う業者や高級な香水に関心を持つ需用者に著名であり独創的な商標であって、右指定商品と香水とが主として女性の装飾という用途において極めて密接な関連性を有しており、両商品の需要者の相当部分が共通するなど判示の事情の下においては、商標法四条一項一五号に規定する商標に該当する。
▶判決の詳細
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商標権
平成12年2月24日 最高裁判所 第一小法廷
▶概要
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平成8(あ)342
商標法違反被告事件
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[判示事項] 完成品に組み込まれた部品の商標について商標権侵害罪が成立するとされた事例 [概要] 商標の付された電子部品がいわゆるパチスロ機の構成部分である主基板に装着された場合において、右商標はパチスロ機の外観上は視認できないが、パチスロ機の流通過程において、元の外観及び形態を保っている右電子部品とともに、中間の販売業者やパチンコ店関係者に視認される可能性があったなど判示の事実関係の下では、右商標は、右電子部品が主基板に装着されてパチスロ機に取り付けられた後であっても、なお電子部品についての商品識別機能を保持しており、右商標の付された電子部品をパチスロ機の主基板に取り付けて販売する目的で所持し、又は右パチスロ機を譲渡する各行為について、商標権侵害罪が成立する。
▶判決の詳細
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商標権
平成9年3月11日 最高裁判所 第三小法廷
▶概要
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平成6(オ)1102
商標権侵害禁止等
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商標権 | 27回 | 侵害 | 10回 | 損害賠償 | 4回 | 特許権 | 2回 |
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[判示事項] 一 フランチャイズチェーンの名称と商標法二六条一項一号にいう自己の名称
二 「小僧」なる登録商標と「小僧寿し」、「KOZO ZUSHI」等の文字標章が類似しないとされた事例
三 「小僧」なる登録商標と「(図形標章は末尾添付)」等の図形標章が類似しないとされた事例
四 商標法三八条二項に基づく損害賠償請求に対する損害不発生の抗弁の可否 [概要] 一 フランチャイズ契約により結合し全体として組織化された企業グループ(フランチャイズチェーン)の名称は、商標法二六条一項一号にいう自己の名称に当たる。
二 「小僧寿し」が著名なフランチャイズチェーンの略称として需要者の間で広く認識されている場合において、右フランチャイズチェーンにより使用されている「小僧寿し」、「KOZO ZUSHI」等の文字標章は、標章全体としてのみ称呼、観念を生じ、「小僧」又は「KOZO」の部分から出所の識別表示としての称呼、観念を生じないものであって、「小僧」なる登録商標と類似しない。
三 著名なフランチャイズチェーンによりその名称又は略称である「小僧寿しチェーン」又は「小僧寿し」と共に継続して使用されている「(図形標章は末尾添付)」等の図形標章は、「コゾウズシ」又は「コゾウスシ」の称呼を生ずる余地があるとしても、「小僧」なる登録商標との間で商品の出所混同を生ずるおそれがなく、右登録商標と類似しない。
四 商標権者からの商標法三八条二項に基づく損害賠償請求に対して、侵害者は、損害の発生があり得ないことを抗弁として主張立証して、損害賠償の責めを免れることができる。
▶判決の詳細
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商標権
平成7年11月30日 最高裁判所 第一小法廷
▶概要
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平成4(オ)1119
損害賠償
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[判示事項] スーパーマーケットに出店しているテナントと買物客との取引に関して商法二三条の類推適用によりスーパーマーケットの経営会社が名板貸人と同様の責任を負うとされた事例 [概要] 甲の経営するスーパーマーケットの店舗の外部には、甲の商標を表示した大きな看板が掲げられ、テナントである乙の店名は表示されておらず、乙の出店している屋上への階段の登り口に設置された屋上案内板や右階段の踊り場の壁には「ペットショップ」とだけ表示され、その営業主体が甲又は乙のいずれであるかが明らかにされていないなど判示の事実関係の下においては、乙の売場では、甲の売場と異なった販売方式が採られ、従業員の制服、レシート、包装紙等も甲とは異なったものが使用され、乙のテナント名を書いた看板がつり下げられており、右店舗内の数箇所に設けられた館内表示板にはテナント名も記載されていたなど判示の事情が存するとしても、一般の買物客が乙の経営するペットショップの営業主体は甲であると誤認するのもやむを得ないような外観が存在したというべきであって、右外観を作出し又はその作出に関与した甲は、商法二三条の類推適用により、買物客と乙との取引に関して名板貸人と同様の責任を負う。
▶判決の詳細
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商標権
平成7年9月14日 最高裁判所 第一小法廷
▶概要
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平成4(行ツ)139
行政訴訟 商標権
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[概要]
▶判決の詳細
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商標権
平成5年9月10日 最高裁判所 第二小法廷
▶概要
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平成3(行ツ)103審決取消訴訟
審決取消
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[判示事項] 時計及び眼鏡等を指定商品とする商標「SEIKO EYE」中の称呼・観念の生じる部分 [概要] 我が国における著名な時計等の製造販売業者の取扱商品ないし商号の略称を表示する文字である「SEIKO」と、眼鏡と密接に関連しかつ一般的、普遍的な文字である「EYE」との結合からなり、時計及び眼鏡等を指定商品とする商標「SEIKO EYE」中の「EYE」の部分のみからは、出所の識別標識としての称呼、観念は生じない。
▶判決の詳細
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商標権
平成4年11月20日 最高裁判所 第三小法廷
▶概要
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平成4(行ツ)125
行政訴訟 商標権
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[概要]
▶判決の詳細
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商標権
平成4年9月22日 最高裁判所 第三小法廷
▶概要
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平成3(オ)1805
民事訴訟 商標権
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[概要]
▶判決の詳細
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商標権
平成3年4月23日 最高裁判所 第三小法廷
▶概要
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昭和63(行ツ)37審決取消訴訟
審決取消
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[判示事項] 商標登録の不使用取消審決の取消訴訟における当該登録商標の使用の事実の立証 [概要] 商標登録の不使用取消審決の取消訴訟における当該登録商標の使用の事実の立証は、事実審の口頭弁論終結時に至るまで許される。
▶判決の詳細
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商標権
平成2年7月20日 最高裁判所 第二小法廷
▶概要
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昭和60(オ)1576
商標権侵害排除等参加
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[判示事項] 商標権侵害の主張が権利の濫用に当たるとされた事例 [概要] 漫画の主人公の観念、称呼を生じさせる登録商標の商標登録出願当時、既にその主人公の名称が漫画から想起される人物像と不可分一体のものとして世人に親しまれていた場合において、右主人公の名称の文字のみから成る標章が右漫画の著作権者の許諾に基づいて商品に付されているなど判示の事情の下においては、右登録商標の商標権者が右標章につき登録商標の商標権の侵害を主張することは、権利の濫用として許されない。
▶判決の詳細
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商標権
昭和61年9月11日 最高裁判所 第一小法廷
▶概要
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昭和56(オ)1094
売掛金
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[判示事項] 一 商法二四五条一項一号の営業譲渡契約が株主総会の特別決議を経ていないことにより無効である場合と譲受人がする右の無効の主張
二 営業譲渡契約が譲受会社にとつて商法一六八条一項六号にいう財産引受に当たるのに原始定款に記載しなかつたことにより無効であるとの主張が信義則に反し許されないとされた事例
三 商法二四五条一項一号の営業譲渡契約が株主総会の特別決議を経ていないことにより無効であるとの譲受人の主張が信義則に反し許されないとされた事例 [概要] 一 商法二四五条一項一号の営業譲渡契約が譲渡会社の株主総会の特別決議を経ていないことにより無効である場合には、譲受人もまた右の無効を主張することができる。
二 営業譲渡契約が譲受会社にとつて商法一六八条一項六号にいう財産引受に当たるのに、これを譲受会社の原始定款に記載しなかつたことにより無効である場合であつても、譲渡人が営業譲渡契約に基づく債務をすべて履行済みであり、譲受会社も営業譲渡契約が有効であることを前提に譲渡人に対し自己の債務を承認して譲受代金の一部を履行し、譲り受けた製品、原材料等を販売又は消費し、しかも、譲受会社は契約後約九年を経て初めて右の無効の主張をするに至つたもので、その間、譲受会社の株主や債権者等が営業譲渡契約の効力の有無を問題にしたことがなかつたなど判示の事情があるときは、譲受会社が営業譲渡契約の無効を主張することは、信義則に反し、許されない。
三 商法二四五条一項一号の営業譲渡契約が譲渡会社の株主総会の特別決議を経ていないことにより無効である場合であつても、譲渡会社が営業譲渡契約に基づく債務をすべて履行済みであり、譲受人も営業譲渡契約が有効であることを前提に譲渡会社に対し自己の債務を承認して譲受代金の一部を履行し、譲り受けた製品、原材料等を販売又は消費し、しかも、譲受人は契約後約二〇年を経て初めて右の無効の主張をするに至つたもので、その間譲渡会社の株主や債権者等が営業譲渡契約の効力の有無を問題にしたことがなかつたなど判示の事情があるときは、譲受人が営業譲渡契約の無効を主張することは、信義則に反し、許されない。
▶判決の詳細
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商標権
昭和61年4月22日 最高裁判所 第三小法廷
▶概要
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昭和58(行ツ)31
行政訴訟 商標権
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[概要]
▶判決の詳細
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商標権
昭和61年1月23日 最高裁判所 第一小法廷
▶概要
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昭和60(行ツ)68
行政訴訟 商標権
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[概要]
▶判決の詳細
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商標権
昭和58年2月17日 最高裁判所 第一小法廷
▶概要
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昭和57(行ツ)99
行政訴訟 商標権
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[概要]
▶判決の詳細
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商標権
昭和57年11月12日 最高裁判所 第二小法廷
▶概要
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昭和57(行ツ)15審決取消訴訟
審決取消
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[判示事項] 株式会社の商号と商標法四条一項八号 [概要] 株式会社の商号から株式会社の文字を除いた部分は商標法四条一項八号にいう「他人の名称の略称」にあたり、右のような略称を含む商標は、右略称が当該株式会社を表示するものとして「著名」であるときに限り、商標登録を受けることができない。
▶判決の詳細
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商標権
昭和56年6月19日 最高裁判所 第二小法廷
▶概要
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昭和53(行ツ)103一部認容
商標登録異議手続受継申立不受理処分取消
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[判示事項] 一 商標登録査定後における商標登録異議手続受継申立不受理処分の取消を求める訴の利益の有無
二 商標登録異議申立人である会社の合併による消滅と右申立人としての地位の承継の有無 [概要] 一 商標登録出願につき登録査定がされたのちにおいては、右出願に関する商標登録異議手続受継申立不受理処分の取消を求める訴の利益はない。
二 商標登録異議申立人である会社が合併によつて消滅したときは、右異議申立は失効し、異議申立人としての地位は合併後存続する会社に承継されない。
▶判決の詳細
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商標権
昭和56年3月27日 最高裁判所 第二小法廷
▶概要
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昭和55(行ツ)30審決取消訴訟
審決取消
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[判示事項] 商標法七七条五項特許法一九一条の規定に基づく公示送達がその要件を欠き無効とされた事例 [概要] 送達を受けるべき会社が本店の所在地を変更してその旨の商業登記手続を了しているにもかかわらず、送達をすべき場所が知れないときにあたるとしてされた商標法七七条五項、特許法一九一条の規定に基づく公示送達は、その効力を生じない。
▶判決の詳細
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商標権
昭和56年2月24日 最高裁判所 第三小法廷
▶概要
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昭和55(行ツ)139
行政訴訟 商標権
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[概要]
▶判決の詳細
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商標権
昭和55年8月26日 最高裁判所 第三小法廷
▶概要
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昭和55(行ツ)32
行政訴訟 商標権
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[概要]
▶判決の詳細
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商標権
昭和55年8月26日 最高裁判所 第三小法廷
▶概要
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昭和54(行ツ)81
行政訴訟 商標権
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[概要]
▶判決の詳細
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商標権
昭和54年4月10日 最高裁判所 第三小法廷
▶概要
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昭和53(行ツ)129
行政訴訟 商標権
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[概要]
▶判決の詳細
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商標権
昭和54年3月30日 最高裁判所 第三小法廷
▶概要
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昭和53(行ツ)138
行政訴訟 商標権
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[概要]
▶判決の詳細
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商標権
昭和52年2月14日 最高裁判所 第二小法廷
▶概要
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昭和49(行ツ)81
行政訴訟 商標権
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[概要]
▶判決の詳細
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商標権
昭和50年7月11日 最高裁判所 第二小法廷
▶概要
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昭和46(行ツ)83審決取消訴訟
審決取消請求
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[判示事項] 一、いわゆる再販売価格維持行為が昭和二八年公正取引委員会告示第一一号(不公正な取引方法)の入に定める拘束条件付取引にあたるとされた事例
二、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律二四条の二第一項の規定の趣旨
三、いわゆる再販売価格維持行為が商品の不当廉売等を防止するために行われる場合と昭和二八年公正取引委員会告示第一一号(不公正な取引方法)の八にいう正当な理由の有無 [概要] 一、育児用粉ミルクの元売業者が、商品の価格維持を図るため、取引先の販売業者に対して一定の再販売価格を指示し、販売業者がこれを守らなかつたときは元売業者から交付するリベートを削減しあるいは取引を打ち切るなどの不利益を課することを内容とする判示のようないわゆる再販売価格維持行為を行うことは、昭和二八年公正取引委員会告示第一一号(不公正な取引方法)の八に定める拘束条件付取引にあたる。
二、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律二四条の二第一項の規定は、いわゆる再販売価格維持行為が相手方たる販売業者間の自由な競争を阻害するおそれのあるものであるかぎり不公正な取引方法として違法とされるべきことを前提として、ただ、販売業者の不当廉売等により商品の商標に対する信用が段損されあるいは他の販売業者の利益が不当に害されることなどを防止するため、同条一、二項所定の要件のもとにおいて、公正取引委員会が諸般の事情を考慮し価格維持を許すのが相当であると認めて指定した商品についてのみ、例外的にその再販売価格維持行為を違法としないこととしたものであつて、販売業者間の自由な競争の確保を目的とする昭和二八年公正取引委員会告示第一一号(不公正な取計方法)の八とは経済政策上の観点を異にする規定である。
三、商品が不当廉売等に供されることがあるとしても、その商品につき私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律二四条の二による公正取引委員会の指定を受けることなく、かつ、すべての販売業者に対して一般的に、いわゆる再販売価格維持行為を行うことは、昭和二八年公正取引委員会告示第一一号(不公正な取引方法)の八にいう正当な理由を有しない。
▶判決の詳細
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商標権
昭和50年7月10日 最高裁判所 第一小法廷
▶概要
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昭和46(行ツ)82審決取消訴訟
審決取消請求
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[判示事項] 一、昭和二八年公正取引委員会告示第一一号(不公正な取引方法)の八にいう取引の拘束があるとされる場合
二、昭和二八年公正取引委員会告示第一一号(不公正な取引方法)の八にいう正当な理由の意義
三、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律六九条にいう利害関係人の範囲
四、公正取引委員会の審判で取り調べられた証拠の審決取消訴訟における取扱 [概要] 一、昭和二八年公正取引委員会告示第一一号(不公正な取引方法)の八にいう取引の拘束があるとするためには、必ずしも相手方においてその取引条件に従うことが契約上の義務として定められていることを要せず、それに従わない場合に経済上なんらかの不利益を伴うことにより、現実にその実効性が確保されていれば足りる。
二、昭和二八年公正取引委員会告示第一一号(不公正な取引方法)の八にいう正当な理由とは、取引につけられた拘束条件が相手方の事業活動における自由な競争を阻害するおそれがないことをいうものであり、単に事業者の事業経営上又は取引上必要あるいは合理的であるというだけでは、右の正当な理由があるとすることはできない。
三、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律六九条にいう利害関係人とは、当該事件の被審人のほか、同法五九条、六〇条により審判手続に参加しうるもの及び当該事件の対象をなす違反行為の被害者をいう。
四、公正取引委員会の審決の取消訴訟においては、審判で取り調べられた証拠はすべて当然に裁判所の判断資料となるものであり、右証拠につき改めて証拠調に関する手続を行う余地はない。
▶判決の詳細
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商標権
昭和50年4月8日 最高裁判所 第三小法廷
▶概要
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昭和45(行ツ)95
行政訴訟 商標権
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[概要]
▶判決の詳細
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商標権
昭和48年4月24日 最高裁判所 第三小法廷
▶概要
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昭和45(行ツ)8
行政訴訟 商標権
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[概要]
▶判決の詳細
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商標権
昭和47年10月20日 最高裁判所 第二小法廷
▶概要
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昭和45(あ)1065
商標法違反
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[判示事項] 旧商標法八条一項本文にいういわゆる商号の普通使用にあたらないとされた事例 [概要]
▶判決の詳細
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商標権
昭和46年7月20日 最高裁判所 第三小法廷
▶概要
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昭和44(あ)2117
商標法違反
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[判示事項] 一 指定商品の包装に登録商標を付けたものを販売する目的で所持する場合その中味が商標権者自身の製品でかつ新品であることと商標法三七条二号七八条の罪の成否
二 特段の美観要素がなくもつぱら運搬用商品保護用である商品収容容器としての段ボール箱と商標法三七条二号にいう「商品の包装」
三 商標法三七条二号の行為が業としてなされることの要否 [概要] 一 正当な権限がないのに指定商品の包装に登録商標を付したものを販売する目的で処理する場合、その中身が商標権者自身の製品でしかも新品であることは、商標法三七条二号、七八条の罪の成立になんら影響を及ぼさない。
二 特段の美観要素がなく、もつぱら運搬用商品保護用であるとしても、商品を収容している容器としての段ボール箱は、商標法三七条二号にいう「商品の包装」にあたる。
三 商標法三七条二号の行為は、必ずしも業としてなされることを必要としない。
▶判決の詳細
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商標権
昭和46年1月21日 最高裁判所 第一小法廷
▶概要
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昭和42(行ツ)9
行政訴訟 商標権
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[概要]
▶判決の詳細
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