技術分野
基材と基材の一方の面に積層された粘着剤層とを備える粘着シートを備える積層構造体の製造方法、および粘着シートを備える積層構造体に関するものである。
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】自着防止剤として機能しうる粉体の平均粒子径の上限を緩和することが可能な粘着シートを備える積層構造体の製造方法、および粘着シートを備える積層構造体を提供する。 【解決手段】基材2と基材2の一方の面に積層された粘着剤層3とを備えた粘着シート1を備える積層構造体の製造方法であって、基材2を形成するための第一樹脂組成物および粘着剤層3を形成するための第二樹脂組成物を共押出成形することにより、基材2と粘着剤層3とが積層されてなる第一積層体を粘着シート1として得る第一共押出成形工程を備え、第二樹脂組成物は、主樹脂および主樹脂に対する相溶性を有する非架橋型樹脂である第一樹脂を含有し、第二樹脂組成物の調製にあたり第一樹脂は粉体として供給される。 【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
特許文献1によれば、自着防止剤となる粉体の平均粒子径が2.5μmを超えると、押出成形により得られた粘着剤層の透明性が低下してしまうことが指摘されている。ところが、2.5μm以下の平均粒子径を有する粉体は凝集しやすく、2.5μm以下の状態を維持することは容易でない。粉末の保管時の雰囲気(特に湿度)などを十分に管理するとともに、アクリル系樹脂に対して粉末を被覆させる際にも凝集の影響が生じないように留意する必要がある。
本発明は、のような実状に鑑みてなされたものであり、自着防止剤として機能しうる粉体の平均粒子径の上限を緩和することが可能な粘着シートを備える積層構造体の製造方法、および粘着シートを備える積層構造体を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するために、本発明者らが検討した結果、自着防止剤として機能しうる粉体を、粘着剤層を形成するための樹脂組成物である第二樹脂組成物が含有する主樹脂に対する相溶性を有する非架橋型樹脂である第一樹脂から構成することにより、粉体の平均粒子径について2.5μm以下という厳しい制限を設けることなく、適切な表面性状を有する粘着剤層を備える積層体を共押出成形によって製造することが可能であるとの、・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、粘着剤層を備える積層体を共押出成形によって製造するにあたり、粉体の平均粒子径が粘着剤層の性状に与える影響を低減させることが可能となる。したがって、本発明に係る粘着シートを備える積層構造体の製造方法は、生産性に優れる。また、本発明によれば、粘着剤層の性状が良好な粘着シートを備える積層構造体が提供される。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の一粘着シートの概略断面図である。
【図2】 本発明の一粘着シートおよび剥離シートを備える積層構造体の概略断面図である。
1…粘着シート
2…基材
3…粘着剤層
4…剥離シート
10…積層構造体(第一の積層構造体、第二の積層構造体、第三の積層構造体)
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