特開2015-190103IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

この発明は、人通孔等の大開口部を有する基礎梁等のRC造梁における開口部補強構造

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】 補強材が梁幅方向で過密とならないように開口部を補強でき、梁せいを高くすることなく大きな開口部を形成することができる基礎梁等のRC造梁における開口部補強構造を提供する。
【解決手段】 RC造梁20は、上端筋2、下端筋3、およびあばら筋4がコンクリート5内に埋め込まれ、前後面に貫通した開口部1を有する。コンクリート5内に、上下の水平補強筋6,7と、開口周囲補強材となる多角形補強筋18とを埋め込む。上下の水平補強筋6,7は、それぞれ開口部1の上方および下方に位置し、梁長手方向に沿って配置する。多角形補強筋18は上下の水平補強筋6,7に接合する。多角形補強筋18の全体と水平補強筋6,7とは、梁長手方向に沿う同一垂直面に位置させる。多角形補強筋18に代えて鋼板を用いても良い。
【選択図】 図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

した各種の補強鉄筋(斜め補強筋、開口際補強筋、上下水平鉄筋、上下補強筋等)は、開口部の周囲において互いに交差して配置されることが多く、梁幅方向での配筋が過密となり、コンクリート打設に障害が生じる恐れがある。また、補強鉄筋として、斜め補強筋に代えて円形や多角形の閉鎖型配筋が用いられることがあるが、これら閉鎖型配筋のコンクリート定着効果や、上下水平補強筋との応力伝達を考慮した配筋がなされているとは言い難い。 この発明の目的は、開口部周囲に配置される補強材が梁幅方向で過密とならないように開口部をせん断補強でき、梁せいを高くすることなく大きな開口部を形成することができるRC造梁における開口部補強構造を提供することである。
この発明の他の目的は、開口部周囲に配置される補強材のコンクリートへの定着効果を向上させることである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

この発明のRC造梁における開口部補強構造は、上端筋、下端筋、およびあばら筋がコンクリート内に埋め込まれ、前後面に貫通した開口部を有するRC造梁において、 それぞれ前記開口部の上方および下方で梁長手方向に沿って配置された上下の水平補強筋と、前記開口部の全周を囲み前記上下の水平補強筋に接合された線状または平板状の金属材からなる開口周囲補強材とを前記コンクリート内に埋め込み、前記開口周囲補強材・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
この発明のRC造梁における開口部補強構造は、上端筋、下端筋、およびあばら筋がコンクリート内に埋め込まれ、前後面に貫通した開口部を有するRC造梁において、それぞれ前記開口部の上方および下方で梁長手方向に沿って配置された上下の水平補強筋と、前記開口部の全周を囲み前記上下の水平補強筋に接合された線状または平板状の金属材からなる開口周囲補強材とを前記コンクリート内に埋め込み、前記開口周囲補強材の全体と前記水平補強筋とを、前記RC造梁の長手方向に沿う同一垂直面に位置させたため、開口部周囲に配置される補強材が梁幅方向で過密とならないように開口部をせん断補強でき、梁せいを高くすることなく大きな開口部を形成することができる。
特に、前記RC造梁が基礎梁である場合は、この発明の梁せいを高くすることなく大きな開口部を形成できるという効果によって、地盤の掘削量、残土処分量、型枠量の増加が回避でき、工期の短縮、原価低減が図れる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】(A)はこの発明の第1の実施形態にかかるRC造梁における開口部補強構造を示す断面図、(B)は同開口部補強構造における補強材の正面図である。

【図2】(A)は同RC造梁を開口部で断面した横断面図、(B)は同RC造梁の変形例の断面図である

【図3】同RC造梁における水平補強筋と多角形補強筋との溶接による接合部を拡大して示す横断面図である。

【図4】(A)はこの発明の他の実施形態にかかるRC造梁における開口部補強構造を示す断面図、(B)は同開口部補強構造における補強材の正面図である。

【図5】この発明のさらに他の実施形態にかかるRC造梁における開口部補強構造を示す断面図である。

【図6】(A)はこの発明のさらに他の実施形態にかかるRC造梁における開口部補強構造を示す縦断面図、(B)は同RC造梁を開口部で断面した横断面図である。

【図7】同開口部補強構造に用いる多角形補強筋の正面図である。

【図8】(A)は同開口部補強構造における上下の水平補強筋の正面図、(B)は同開口部補強構造におけるあばら筋および部分あばら筋対の側面図、(c)は同部分あばら筋対の分解状態の正面図、(D)はその部分あばら筋の対を重ねて配置した状態を示す斜視図である。

【図9】(A)は部分あばら筋の対の他の例を示す側面図、(B)は同部分あばら筋の対を重ねて接合した状態を示す斜視図、(C)は部分あばら筋の対のさらに他の例を示す側面図、(D)は同部分あばら筋の対を重ねて接合した状態を示す斜視図である。

【図10】(A)はこの発明のさらに他の実施形態にかかるRC造梁における開口部補強構造を示す断面図、(B)は同開口部補強構造における補強材の正面図である。

【図11】(A)はこの発明のさらに他の実施形態にかかるRC造梁における開口部補強構造を示す断面図、(B)は同開口部補強構造における補強材の正面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1…開口部   2…上端筋   3…下端筋   4…あばら筋   5…コンクリート   6…上の水平補強筋   7…下の水平補強筋   8…多角形補強筋(開口周囲補強材)   9,10…部分あばら筋   9A,10A…部分あばら筋対   11…弓型定着筋   11a…中間部分   11b…傾斜部分   18…多角形補強筋(開口周囲補強材)   20…RC造梁   28…開口付き補強鋼板(開口周囲補強材)   29…開口   31…溶接部   32…定着用の孔

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