特開2015-192831IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

シートクッションの成形方法およびシートクッション

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】繊維集合体(シートパッド)は繊維相互の接触点を結着剤で結着しており、結着剤として熱硬化性樹脂が使用されるため、シートパッドがリサイクルできない。
【解決手段】原料としての有機繊維、無機繊維を混合してウェブが形成され、ウェブを繊維間結合させて不織布とし、不織布となったウェブからシートパッドに対応する形状にウェブ片が裁断され、ウェブ片を金型にセットして型締めしている。それから、金型を加熱し、ウェブ片の有機繊維の表層を融点以上に加熱して有機繊維どうしを溶着して、シートパッドが成形され、金型を型開きして成形されたシートパッドが取り出される。そして、成形されたシートパッドにトリムカバーが被覆されてシートクッションが形成されている。混合される有機繊維は50重量%以上、無機繊維は50重量以下とされ、有機繊維はポリエチレン繊維などの単純高分子体とされる。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特開2004−337292号公報では、繊維相互の接触点を結着剤で結着して、シートパッドとなる繊維集合体を成形している。そのため、結着剤が必要となり、結着剤として熱硬化性樹脂が使用されるため、シートパッドがリサイクルできない。 また、繊維集合体を組成する有機繊維として、アクリル繊維、アラミド繊維、ポリエステル繊維などがあげられているが、これらの有機繊維は比重が高い。そのため、このような1種類の繊維から、または、2種類の繊維の混合体から繊維集合体を組成しても、繊維集合体からなるシートパッドの軽量化も難しい。また、50重量%以上の炭素繊維を含む組成としても、シートパッドの軽量化は達成できない。 本発明は、結着剤を使用しないで成形されるシートクッションの成形方法の提供を目的としている。
本発明は、結着剤を使用しないシートクッションの提供を別の目的としている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明では、有機繊維、無機繊維から形成されたウェブからシートクッションに対応する形状にウェブ片を裁断し、ウェブ片の有機繊維の表層を加熱し、有機繊維どうしを溶着してシートパッドを成形している。そして、成形されたシートパッドにトリムカバーを被覆してシートクッションが形成されている。 すなわち、請求項1に係る本発明によれば、シートクッションの成形方法は、原料としての有機繊維、無機繊維を混合して・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明では、有機繊維の表層を融点以上に加熱して有機繊維どうしを熱着している。そのため、結着剤を使用することなくシートパッドが成形できる。また、熱硬化性樹脂からなる結着剤で結着していないため、シートパッドがリサイクルできる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の一実施例に係るシートクッションのシートパッドの成形における概略工程図を示す。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

12 混合機   14 有機繊維、無機繊維の混合繊維   16 カード機(カーディングマシン)   18 ウェブ(フリース)   18a ウェブ片(ウェブの裁断片)   20 ニードルパンチ機   22 オーブン   23 ロール(ウェブのロール)   24 金型   24U、24L 上型、下型   30 シートパッド   30C、30S シートパッドの中央部、左右のサイド部

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