特開2015-195653IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

複数の二次電池が並列に接続された電池システム、該電池システムの充放電制御プログラム、充放電制御方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】複数の二次電池が並列に接続された電池システムにおいて、各二次電池の電池容量を正確に特定できるようにする
【解決手段】本発明の電池システム10は、並列に接続された電池パック111〜11nと、電池パック111〜11nの充電回路12及び放電回路13と、充電回路12及び放電回路13を制御する制御装置16と、を備え、制御装置16は、電池パック111〜11nのいずれか一を優先電池に設定し、優先電池の電圧が学習ポイント電圧まで低下するまでは、優先電池のみ放電を許可し、優先電池の電圧が学習ポイント電圧まで低下した後、優先電池以外の放電を許可し、優先電池の充電状態が満充電になるまで優先電池を充電し、満充電になるまでの充電電力、又は学習ポイント電圧まで低下するまでの放電電力の積算値に基づいて、優先電池の電池容量を推測して記憶し、優先電池を順次変更する。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら二次電池の総放電量又は総充電量の積算値が一定の値に達する度に、その記憶している電池容量を一定の割合で減少させて更新するの従来技術は、総放電量又は総充電量に応じて二次電池が一定の割合で劣化していくことを前提とするものである。そのため例えば何らかの異常によって二次電池が急激に劣化したような場合には、その二次電池の電池容量を正確に特定できない虞が生ずる。 また例えば停電時におけるバックアップ用の電源システムでは、放電機会が停電時に限られることから、電池電圧が放電終止電圧の近傍に至るまで充電状態が低下する機会は非常に少ないのが通常である。そのためバックアップ用の電源システムにおいては、充電状態が満充電状態から10〜30%程度まで低下する間の放電電気量の積算値に基づいて二次電池の電池容量を算出するの従来技術では、二次電池の電池容量の更新頻度が大幅に少なくなってしまうことになり、二次電池の電池容量を正確に特定できない虞が生ずる。この場合、例えば定期的にリフレッシュ放電を行うようにすれば、二次電池の電池容量を更新する機会を定期的に得ることができる。しかし定期的にリフレッシュ放電を行うようにすると、そのリフレッシュ放電時に電力需要が生じたときに、その電力需要に対応できない虞が生ずる。 このような状況に鑑み本発明はなされたものであり、その目的は、複数の二次電池が並列に接続された電池システムにおいて、各二次電池の電池容量を正確に特定できるようにすることにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

<本発明の第1の態様> 本発明の第1の態様は、並列に接続された複数の二次電池と、前記複数の二次電池の充放電回路と、前記充放電回路を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記複数の二次電池のいずれか一を優先電池に設定し、前記優先電池の電圧が学習ポイント電圧まで低下するまでは、前記優先電池のみ放電を許可し、前記優先電池の電圧が前記学習ポイント電圧まで低下した後、前記優先電池以外の二次電・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、複数の二次電池が並列に接続された電池システムにおいて、各二次電池の電池容量を正確に特定できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明に係る電池システムの構成を図示したブロック図。

【図2A】電池ユニットの充放電制御の手順を図示したフローチャート。

【図2B】電池ユニットの充放電制御の手順を図示したフローチャート。

【図3A】優先電池の電池パックを放電している状態を模式的に図示した回路図。

【図3B】優先電池以外の電池パックを放電している状態を模式的に図示した回路図。

【図3C】全ての電池パックの放電を停止した状態を模式的に図示した回路図。

【図4A】優先電池の電池パックを充電している状態を模式的に図示した回路図。

【図4B】優先電池以外の電池パックを充電している状態を模式的に図示した回路図。

【図4C】全ての電池パックの充電が終了した状態を模式的に図示した回路図。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10 電池システム   11 電池ユニット   12 充電回路   13 放電回路   14 電圧測定回路   15 電流測定回路   16 制御装置   111〜11n 電池パック   SW1〜SWn スイッチ

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