技術分野
シリコーン樹脂によって形成されるシート状シール材に関し、特に、太陽電池パネルに使用されるシート状シール材
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】マイクロバルーンを多量に内包した樹脂としてシリコーン樹脂を使用した場合に、衝撃吸収性、シール性等を良好に維持しつつ、スリット等の二次加工性や、太陽電池パネルへの適用性に優れるシート状シール材を提供する。 【解決手段】シリコーン樹脂(X)と、前記シリコーン樹脂(X)中に分散され、熱可塑性樹脂からなる外殻を有し、内部に空洞部がある複数の中空粒子(Y)とを有し、シリコーン樹脂(X)が、付加反応型シリコーン樹脂成分(A)に、分子中に少なくとも1個の炭素−炭素二重結合を有する有機化合物(B)が配合された硬化性シリコーン樹脂組成物を硬化してなるシート状シール材。 【選択図】なし
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、特許文献5に開示される独立気泡スポンジゴムは、高い衝撃吸収性及びシール性を付与するために、マイクロバルーンを多量に混合する必要があるが、マイクロバルーンを多量に混合するとシール材の強度が低下するという問題がある。
また、シリコーン樹脂は、耐寒耐熱性、耐候性及び耐光性等に優れるため、太陽電池パネル用途等の各種のシール材に使用されることが検討されているが、シリコーン樹脂を使用する場合、シリコーン樹脂とマイクロバルーンの界面の接着強度が弱くなる。そのため、マイクロバルーンをシリコーン樹脂に多量に混合すると、シリコーン樹脂がマイクロバルーンにより分断され、不連続相となり、スポンジゴムの強度が著しく低下するおそれがある。
そのため、シート状シール材を10〜30mm幅のテープ状にスリットしたり、テープ状のシート状シール材を太陽電池パネルと支持枠材の間に挿入する際に、シート状シール材が破断したりする問題がある。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、樹脂としてシリコーン樹脂を使用した場合に、衝撃吸収性、シール性等を良好に維持しつつ、スリットなどへの二次加工性、及び太陽電池パネルへの適用性に優れたシート状シール材を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者は、鋭意検討の結果、シリコーン樹脂中に、熱可塑性樹脂からなる外殻を有する中空粒子を分散してなるシート状シール材において、シリコーン樹脂を、付加反応型シリコーン樹脂成分に、分子中に少なくとも1個の炭素−炭素二重結合を有する有機化合物が配合された硬化性シリコーン樹脂組成物を硬化してなるものとすることで、シリコーン樹脂と中空粒子の界面接着強度を高めて、シート状シール材の引張強度を高くし、そ・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、シール材の樹脂としてシリコーン樹脂を使用した場合であっても、衝撃吸収性、シール性等を良好に維持しつつ、スリットなどへの二次加工性、及び太陽電池パネルへの適用性に優れたシート状シール材を提供することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明のシート状シール材の一例を示す模式的な断面図である。
【図2】 本発明の太陽電池パネル用シール材が適用された太陽電池モジュールを示す部分斜視図である。
【図3】 本発明の太陽電池パネル用シール材が適用された太陽電池モジュールを示す部分断面図である。
【図4】 本発明のシート状シール材がエンジンカバーのシール材に適用された例を示す斜視図である。
【図5】 本発明のシート状シール材が自動車用ランプのシール材に適用された例を示す模式的な断面図である。
【図6】 本発明のシート状シール材が自動車のサンルーフに適用された例を示す模式的な断面図である。
10 積層シート状シール材(太陽電池パネル用シール材)
11 シート状シール材
13 樹脂フィルム
20 太陽電池モジュール
21 太陽電池パネル(被取付体)
22 フレーム(固定部材)
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