特開2015-220712IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

端末の通信先となる中継装置を決定する計算機システム

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】通信環境の変化による通信品質の変動があっても所定の通信品質を満たす経路を選択する計算機システムを提供することを目的とする。
【解決手段】端末と、端末と通信可能な少なくとも一つの中継装置と、中継装置に接続されるセンタ装置と、を備える計算機システムであって、端末と中継装置との間の通信の通信時刻及び通信品質を含む通信ログを記憶し、通信ログに基づいて、所定の時間帯毎の端末と少なくとも一つの中継装置との間の通信品質を算出し、少なくとも一つの中継装置毎の所定の時間帯毎の通信品質を通信品質情報として記憶し、中継装置毎の所定の時間帯毎の通信品質に基づいて、中継装置毎の全ての時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、算出した評価値に基づいて端末の通信先となる中継装置を決定する。
【選択図】図7

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1には、試験通信を実施し、この試験通信機関の平均通信を指標に主経路を選択する方法が開示されている。しかし、特許文献1に記載された方法は、通信期間における環境変動が考慮されておらず、例えば遮蔽等によってある経路の通信品質の極端に悪い期間があったとしても、その他の期間のこの経路の通信品質が十分に良ければこの経路が主経路に選択される。このため、通信品質の悪い期間においてパケットの再送が多発し、この経路の通信時間は結果的には他の経路の通信時間より長くなる可能性がある。 このように、通信環境の変化による長期的な通信品質の変動への対応方法としては、例えばIETF(International Engineering Task Force)で標準化されているアドホックネットワークがある。アドホックネットワークでは、運用中に周囲の通信が監視され、現在の通信に使用中の経路よりも通信品質の良い経路があれば通信に使用する経路をこの通信品質の良い経路に切り替える。 また、特許文献2には、通信環境の変化による長期的な通信品質の変動に対応するために、長期間の運用ログに基づき通信品質の変動の周期性を予測し、通信品質が悪化する前に経路を切り替える方法が開示されている。 しかし、例えばアドホックネットワークでは、観測できる通信が端末周辺に限定されるので、ネットワーク全体又は長期的な運用において最適な通信経路を選択できない場合がある。また、特許文献2に開示された方法では、通信品質の変動の周期性を利用するので、周期的でない変動に対しては通信品質の悪化を予測できず、通信品質が悪化する前に経路を切り替えることができない場合がある。また、特許文献2に開示された方法では、通信経路を切り替えるが、通信経路の切り替えには端末間で時刻が同期されていることが必要となる。しかし、例えばセンサを有し、バッテリで駆動する端末では、他の端末と時刻を同期できないので、このような端末間で特許文献2の方法を適用することは困難である。 本発明は、通信環境の変化による通信品質の変動があっても最適な通信品質の経路を選択する計算機システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の代表的な一例を示せば、端末と、前記端末と通信可能な少なくとも一つの中継装置と、前記少なくとも一つの中継装置に接続されるセンタ装置と、を備える計算機システムであって、前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信の通信時刻及び通信品質を含む通信ログを記憶する通信ログ記憶部と、前記通信ログに基づいて、所定の時間帯毎の前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信品質を算出し、前記・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡潔に説明すれば、下記の通りである。すなわち、通信環境の変化による通信品質の変動があっても最適な通信品質の経路を選択する計算機システムを提供できる。 した以外の課題、構成、及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】実施例1の計算機システムの構成図である。

【図2】実施例1の端末及び中継装置のブロック図である。

【図3】実施例1のセンタ装置のブロック図である。

【図4】実施例1のセンタ装置の装置構成の説明図である。

【図5】実施例1の通信ログテーブルの説明図である。

【図6】実施例1の通信品質テーブルの説明図である。

【図7】実施例1の通信経路監視処理のフローチャートである。

【図8】実施例1の計算機システムで通信されるメッセージの形式の説明図である。

【図9】実施例1の通信先決定処理のフローチャートである。

【図10】実施例1の変形例の通信先決定処理のフローチャートである。

【図11】実施例2の計算機システムの構成図である。

【図12】実施例2の通信品質テーブルの説明図である。

【図13】実施例4のセンタ装置の装置構成の説明図である。

【図14】実施例4の通信経路監視処理のフローチャートである。

選択図 図7出願人が指定した本件の代表的な図

101 端末   102 中継装置   103 センタ装置   406 通信制御プログラム   407 通信品質テーブル管理プログラム   408 通信経路選択プログラム   409 通信ログテーブル   410 通信品質テーブル   411 パラメータ管理テーブル

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