特開2015-222051IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

推力増強装置に関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】推力増強装置において燃焼領域を囲うダクトの長さ短くし、ジェットエンジンの軽量化を図る。
【解決手段】ジェット噴流に対して燃料を噴出する燃料噴射器と、燃料噴射器の下流に配置される着火装置と、燃焼領域を囲う筒状のダクトと、ダクト内に配置される保炎器とを備える推力増強装置であって、ダクトの軸方向から見て、ダクトの内部の半径方向外側領域においてジェット噴流の軸方向への流れを維持し、ダクトの内部の半径方向内側領域においてジェット噴流をダクトの軸を中心とする旋回流とする旋回流形成手段を備える。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、推力増強装置は、高速のジェット噴流中で十分に燃焼反応を完結させるために、十分に長い燃焼器内滞在時間を確保する必要があった。このため、ジェット噴流の流れ方向に十分に長い燃焼器を用意することが一般的である。このような燃焼器は、推力増強装置における燃焼領域を囲うダクトの内部に設けられている。したがって、従来のジェットエンジンでは、推力増強装置のダクトが長くなり、これによってエンジン全体の重量が増加し、エンジン性能(推重比)を引き下げることになる。 本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、推力増強装置において燃焼領域を囲うダクトの長さ短くし、ジェットエンジンの軽量化を図ることを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
【発明の効果】
本発明によれば、旋回流形成手段によって、ダクトの内部に旋回流を形成する。このような旋回流が形成されることによって、ジェット噴流と燃料との混合速度が速まる。これによって、短時間で燃料を燃焼させることができ、燃焼領域が短くなる。したがって、本発明によれば、推力増強装置において燃焼領域を囲うダクトの長さ短くし、ジェットエンジンの軽量化を図ることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の一実施形態である推力増強装置を備えるジェットエンジンを模式的に示す断面図である。

【図2】図1のA−A線矢視図である。

【図3】本発明の一実施形態である推力増強装置が有するラジアルガッタによって形成される旋回流について説明するための模式図であり、(a)が推力増強装置を含む縦断面の拡大図であり、(b)がダクト及びライナを軸方向から見た模式図である。

【図4】本発明の一実施形態である推力増強装置の変形例を示す模式図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1……ジェットエンジン、2……ケーシング、2a……インテーク、2b……コア流路、2c……バイパス流路、3……ファン、4……低圧圧縮機、5……高圧圧縮機、6……燃焼器、7……高圧タービン、8……低圧タービン、9……シャフト、9a……低圧軸、9b……高圧軸、10……推力増強装置、10a……ダクト、10b……燃料噴射装置、10c……着火装置、10d……保炎器、10d1……ラジアルガッタ、10d2……ラジアルガッタ、10d3……管部、10d4……蓋部、10d5……噴射開口、11……可変排気ノズル、11a……ノズル開口端、11b……可動部、12……ライナ、L……軸、La……ラジアルガッタの中心線、R1……旋回流、R2……軸流

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