特開2015-227096IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

耐久性能を損なうことなく、転がり抵抗に関する性能を改善した、空気入りタイヤ及びその製造方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】耐久性能を損なうことなく、転がり抵抗に関する性能を改善した空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】平面透視で、ベルトプライの少なくとも1枚10が、同方向に等間隔で延在する複数の第1コード12と、第1コード12に対して傾斜するとともに同方向に等間隔で延在する複数の第2コード14と、第1コード12及び第2コード14を被覆するゴム16とを含む。タイヤ子午断面視で、第1コード12と第2コード14とが、タイヤ径方向位置が入れ替わるように1回交差してタイヤ幅方向に連続的に点在している。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1に開示された技術のように、ゴム組成物にシリカ等の添加剤を含ませた場合には、トレッドゴムが摩耗し易くなることから、優れた耐久性能を発揮できないおそれがある。 また、特許文献2に開示された技術のように、カーカスコードを両クラウン部間において存在させない場合には、接地領域の面外曲げ剛性が低下する。このため、タイヤ転動時に接地領域が過度に変形することとなり、優れた耐久性能を発揮できないおそれがある。 本発明は、事情に鑑みてなされたものであって、耐久性能を損なうことなく、転がり抵抗に関する性能を改善した空気入りタイヤを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係る空気入りタイヤは、一対のビード部の間に形成されたカーカス層と、トレッド部におけるカーカス層のタイヤ径方向外側に形成された少なくとも1枚のベルトプライからなるベルト層と、ベルト層のタイヤ径方向外側に形成されたトレッドゴムとを備える。平面透視で、ベルトプライの少なくとも1枚が、同方向に等間隔で延在する複数の第1コードと、第1コードに対して傾斜するとともに同方向に等間隔・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明に係る空気入りタイヤは、製造方法を用いることで、ベルト層の構成要素である2種類のコードの配置態様に改良を加えている。その結果、本発明に係る空気入りタイヤによれば、耐久性能を損なうことなく、転がり抵抗に関する性能を改善することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、本実施の形態の空気入りタイヤに含まれる、ベルト層を構成するベルトプライを示し、(a)はその平面透視図であり、(b)は(a)のA−A´線に沿うタイヤ子午断面図である。

【図2】図2は、本実施の形態の空気入りタイヤに含まれるベルト層の例を示すタイヤ子午断面図であり、(a)は図1(b)に示すベルトプライ10、10をタイヤ径方向に積層した例であり、(b)、(c)は、それぞれ、図1(b)に示すベルトプライ10と公知のベルトプライ20とをタイヤ径方向に積層した例である。

【図3】図3は、本実施の形態のベルト層の変形例を示すタイヤ子午断面図であり、(a)は図2で使用したベルトプライ10の変形例であるベルトプライ30、30をタイヤ径方向に積層した例であり、(b)、(c)は、それぞれ、ベルトプライ30と公知のベルトプライ40、50とをタイヤ径方向に積層したベルト層の例である。

【図4】図4は、本実施の形態の空気入りタイヤの製造方法を示すフローチャートである。

【図5】図5は、図4に示すタイヤ材料の加工工程における、ベルト層用の材料の加工手順を示すフローチャートである。

【図6】図6は、図5に示すストリップ複合体の形成段階において使用可能なストリップを示し、(a)はその長手方向の断面概略図であり、(b)から(d)は、それぞれ、その幅方向断面図((a)の線D−D´に沿う断面図)の異なる例を示す。

【図7】図7は、図5に示すストリップ複合体の形成段階における、形成手法を具体的に示す斜視図であり、(a)は第1ストリップ60に対して、第2ストリップ62を、これらの積層方向位置が入れ替わるように1回交差させた状態を示し、(b)、(c)は、それぞれ、(a)に示す状態後にとり取り得る状態の例を示す。

【図8】図8は、本実施の形態に係るストリップ複合体における、ストリップの積層態様を示す平面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10、20、30、40、50 ベルトプライ   12、12a、12b1、12b2、12c1、12c2 第1コード   14、14a、14b1、14b2、14c1、14c2 第2コード   16 ゴム   60 第1ストリップ   62 第2ストリップ   64、66 第3ストリップ   70 ストリップ複合体   72a、72b ストリップ   B1、B2、B3、B4、B5、B6 ベルト層   C タイヤ幅方向領域   CL タイヤ赤道面   E1、E2 ストリップ複合体70の延在方向両端部   G 最大ゴムゲージ   OR 積層領域   P1、P2、P3、P4 点   S、S1、S2、S3 ストリップ   SC、SC1、SC2、SC3 コード   SG ゴム材   X1、X2 矢印(捩じれ方向)

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