技術分野
タイヤ成形金型用プラグ及びこれを用いたタイヤ成形金型に関し、更に詳しくは、プラグの弁動作不良を防止し、加硫故障の発生を防止することを可能にしたタイヤ成形金型用プラグ及びこれを用いたタイヤ成形金型
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】プラグの弁動作不良を防止し、加硫故障の発生を防止することを可能にしたタイヤ成形金型用プラグ及びこれを用いたタイヤ成形金型を提供する。 【解決手段】タイヤ成形金型1に形成されたベントホール2に着脱可能に装着する筒状のホルダ4と、このホルダ4に摺動可能に保持される栓部材5と、栓部材5を常時開弁方向に付勢する付勢手段6とを有するタイヤ成形金型用プラグ3において、栓部材5を閉弁時にホルダ4の金型内面側の端部を塞ぐヘッド部5aとヘッド部5aからホルダの他方の端部に向かって延びる軸部5bを有するようにし、付勢手段6の少なくとも一部を軸部5bの内部に形成された収納部5eの内側に配置する。 【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の目的は、プラグの弁動作不良を防止し、加硫故障の発生を防止することを可能にしたタイヤ成形金型用プラグ及びこれを用いたタイヤ成形金型を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するための本発明のタイヤ成形金型用プラグは、タイヤ成形用金型に形成されたベントホールに着脱可能に装着する筒状のホルダと、このホルダに摺動可能に保持される栓部材と、前記栓部材を常時開弁方向に付勢する付勢手段とを有するタイヤ成形金型用プラグにおいて、前記栓部材が閉弁時に前記ホルダの金型内面側の端部を塞ぐヘッド部と該ヘッド部から前記ホルダの他方の端部に向かって延びる軸部とを有し、前記・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明のタイヤ成形金型用プラグでは、付勢手段が軸部に内蔵されて、排出される空気に晒されなくなるので、排出される空気中の油脂分等が付勢手段に付着して付勢手段が汚れることを防止することが出来る。その結果、排出される空気中の油脂分等によって栓部材とホルダとが固着し難くなり、プラグの開弁/閉弁動作が良好になり、バルブとしての機能を維持することが可能になる。その結果、このタイヤ成形金型用プラグを装着したタイヤ成形金型を用いて製造された空気入りタイヤの加硫故障を防止することができる。また、上述のように、付勢手段が汚れ難くなるので装置内を洗浄する頻度を抑えることが可能になる。
本発明では、ホルダと軸部との隙間が0.1mm〜0.3mmであることが好ましい。このようにホルダと軸部との間に隙間を適度にあけることで、空気を排出し易くし、且つ、この隙間にゴムを流れ込み難くすることができる。また、ホルダに対して栓部材がぐらつくことを抑制して栓部材の直進性を高めることができる。
本発明では、軸部の外壁及びホルダの内壁のいずれか又は両方に凸部を設けた仕様にすることもできる。このように凸部を設けることで、栓部材がホルダに対してぐらついても凸部によって栓部材(軸部)を支えることができるので、排出される空気の通り道を確保しながら、栓部材の直進性を高めることができる。
このとき、軸部の外壁又はホルダの内壁の凸部を含む表面積が凸部を形成しない場合の表面積に対して200%以下であることが好ましい。このように凸部によって表面積が大きくなり過ぎないようにすることで、凸部を設けることで表面積が増加しても、排出される空気中の油脂分等が付着し易くなることを防止することができる。
本発明では、収納部の開口側に付勢手段と接触する台座を設け、台座と収納部とにより形成される閉空間に付勢手段を収納することが好ましい。このように付勢手段を完全に収納することで、付勢手段が排出される空気中の油脂分等により汚れることを防ぐことができる。
本発明のタイヤ成形金型用プラグを、タイヤ加硫成形時に金型とタイヤとの間に溜まった空気を排出するための多数のベントホールに装着したタイヤ成形金型は、付勢手段が露出しないことで排出される空気中の油脂分等によって付勢手段が汚れることが防止されるので、タイヤ成形金型用プラグのバルブとしての機能が有効に発揮され、製造する空気入りタイヤの加硫故障を効果的に防止することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の実施形態からなるプラグをベントホールに装着したタイヤ成形金型の一部拡大断面図である。
【図2】 本発明の実施形態からなるプラグを構成するホルダの正面図である。
【図3】 図2のA−A矢視底面図である。
【図4】 図3のB−B矢視断面図である。
【図5】 本発明の実施形態からなるプラグを構成する栓部材の正面図である。
【図6】 図5のA−A矢視底面図である。
【図7】 図6のB−B矢視断面図である。
【図8】 本発明の別の実施形態からなるプラグを構成するホルダを示す説明図である。
【図9】 本発明の別の実施形態からなるプラグを構成するホルダを示す説明図である。
【図10】 本発明の実施形態からなるプラグの閉弁時の状態を示す断面図である。
1 タイヤ成形金型
2 ベントホール
3 プラグ
4 ホルダ
4a 排気筒部
4b 蓋部
4c 嵌合部
4d 貫通穴
4e 台座
5 栓部材
5a ヘッド部
5b 軸部
5c 脚部
5d 係合部
5e 収納部
6 付勢手段
7 凸部
T タイヤ
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