技術分野
無機粒体材料に関する。更に詳しくは、材料供給安定性と経済性に優れる無機粒体材料と水分のみを主たる成分として生成することができる材料でありながら、免振材料及びアンカー構造用充填材料としての優れた物性を有する、新規な無機粒体材料
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】優れた免震効果を有する免振材料、及び、優れた引張り抵抗力を有するアンカー構造を形成するためのアンカー構造用充填材料としても用いることができる無機粒体材料であって、従来品よりも遙かに経済性に優れる無機粒体材料を提供すること。 【解決手段】粒径75μm以下の無機粒子を70%以上含んでなり、間隙比が0.3以上0.6以下であり、混和剤を0.08%以上10%以下含有する無機粒体材料からなる免振材料又はアンカー構造用充填材料とする。 【選択図】図6
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ここで、特許文献1及び2に記載の免震装置は製造、設置、及びその後の保守にかかるコストが膨大である。よって、高層ビル等、費用対効果が特に優れた建造物への適用以外の場合には、経済的な理由から採用が困難である場合が多い。
又、特許文献3及び4に記載の免震材料については、これらを地盤内等に充填する免震手段は、の免震装置の設置よりは一般に経済性に優れる場合が多い。しかしながら、これらの免震材料はいずれもシリコーン等の主剤樹脂に加えて、耐衝撃性、形状復元性等を備える何らかの分散材料を添加してなるものである。これらの免震材料はいずれも免震効果を発現させるために、の分散剤の添加が必須となっており、のプラスティックマイクロバルーン等特定材料への依存度が高い。の特定材料については、必ずしも常に安価で安定的な大量供給が保障されてはいない。よって、より経済性に優れる免震材料が求められていた。
又、特許文献6に記載のアンカー構造を形成するために用いられている充填材料についても、必要な固化後の引張り抵抗力を保持しつつ、更に経済性を高めた材料の開発が求められていた。
本発明は、優れた免震効果を有する免振材料、及び、優れた引張り抵抗力を有するアンカー構造を形成するためのアンカー構造用充填材料としても用いることができる無機粒体材料であって、従来品よりも遙かに経済性に優れる無機粒体材料を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者らは、鋭意検討を行った結果、例えば、石灰石粉等に代表される汎用的で入手容易な無機粒体を主材料とし、その他の成分としては、水分と少量の混和剤のみで構成される無機粒体材料でありながら、主材料である無機粒体の粒径や間隙比を、特定の範囲に限定することにより、それらの無機粒体材料の従来用法からは全く予測不可能であった極めて優れた効果を発現させることができることを見出し、本発明を完成させるに至っ・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、優れた免震効果を有する免振材料、及び、優れた引張り抵抗力を有するアンカー構造用充填材料としても用いることができる無機粒体材料であって、従来品よりも遙かに経済性に優れる無機粒体材料を提供することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の無機粒体材料の間隙比と含水比の関係を示すグラフ図である。
【図2】 本発明の無機粒体材料からなる免振材料についての三軸圧縮試験の結果を示すグラフ図である。
【図3】 本発明の無機粒体材料からなる免振材料についての免振効果及び振動低減効果の確認試験の結果を示すグラフ図である。
【図4】 本発明の無機粒体材料からなる免振材料についての経年劣化の影響を確認する試験の結果を示すグラフ図である。
【図5】 本発明の無機粒体材料からなるアンカー構造用充填材料についての引張り抵抗力に係る試験結果を示すグラフ図である。
【図6】 本発明の無機粒体材料からなる免振材料の好ましい一実施形態である地中構造物への適用例の説明に供する模式図である。
【図7】 本発明の無機粒体材料からなる免振材料の好ましい一実施形態である地中構造物への他の適用例の説明に供する模式図である。
【図8】 本発明の無機粒体材料からなる免振材料の好ましい一実施形態である道路舗装直下への適用例の説明に供する模式図である。
【図9】 本発明の無機粒体材料からなる免振材料の好ましい一実施形態である免振構造体への充填材料として用いた例の説明に供する模式図である。
【図10】 本発明の無機粒体材料からなるアンカー構造用充填材料の好ましい一実施形態であるアンカー構造の説明に供する模式図である。
1A、1B、1C 免振構造体
1D 充填材料
1E アンカー係止部
2 地中構造物
3 免振部材
4 アンカーボルト
5 コンクリート構造物
10 アンカー構造
G 地面
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