特開2015-231767IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

エンジンと駆動輪との間の動力伝達を遮断して惰性で走行することができる車両の制御装置及び車両の制御方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】惰性での走行の実施領域の適正化を図りつつ運転者の違和感を抑えること。
【解決手段】エンジン10、駆動輪W、エンジン10と駆動輪Wとの間に配置された動力断接装置50及び制御部を備えた車両の制御装置において、制御部は、走行中に動力断接装置50を係合させる第1走行モードと、走行中に動力断接装置50を解放させる第2走行モードと、走行中にアクセル開度が全閉となった場合に動力断接装置50を係合させた状態でエンジン10への燃料供給を停止させる第3走行モードと、を有し、制御部は、車速が下限車速未満の場合、第1走行モードを実施し、車速が下限車速以上であると共に上限車速以下で、かつ、アクセル開度が第1開度よりも大きいと共に第2開度よりも小さく、かつ、アクセル開度の変化量が0又は減速走行を示している場合、第2走行モードを実施すること。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、従来の技術では、スロットル開度やアクセル開度、アクセル開度の変化量等に応じて、エンジンを運転させたままで惰性での走行を行う。例えば、特許文献1に記載の技術では、そのような惰性での走行の実行条件が低速領域で成立した場合、スロットル開度が全閉よりも大きいときに、発進クラッチの解放に伴う車両減速度が発生し、スロットル開度が全閉になったときに、発進クラッチの係合に伴うエンジンブレーキによって車両減速度が増加する可能性がある。このため、運転者は、スロットル開度が全閉よりも大きいときの車両減速度不足に違和感を覚えてしまう可能性がある。 そこで、本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、惰性での走行の実施領域の適正化を図りつつ運転者の違和感を抑えることが可能な車両の制御装置及び車両の制御方法を提供する。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係る車両の制御装置の実施態様は、エンジン、駆動輪、該エンジンと当該駆動輪との間に配置された動力断接装置及び制御部を備えた車両の制御装置において、前記制御部は、走行中に前記動力断接装置を係合させる第1走行モードと、走行中に前記動力断接装置を解放させる第2走行モードと、走行中にアクセル開度が全閉となった場合に前記動力断接装置を係合させた状態で前記エンジンへの燃料供給を停止させる第3走行モ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明に係る車両の制御装置及び車両の制御方法は、下限車速よりも低速の場合に第2走行モードを禁止して第1走行モード実施するので、その低速領域における車両減速度不足による運転者の違和感を抑えることができる。一方、この車両の制御装置及び車両の制御方法は、車速が下限車速以上であると共に上限車速以下で、かつ、アクセル開度が第1開度よりも大きいと共に第2開度よりも小さく、かつ、アクセル開度の変化量が0又は減速走行を示している場合、第2走行モードを実施する。このように、この車両の制御装置及び車両の制御方法は、第2走行モードの実施領域の適正化によって、低速領域で適正な大きさの車両減速度を発生させることができ、運転者の違和感を抑えることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、本発明に係る車両の制御装置及び車両の制御方法とその適用対象たる車両について示す図である。

【図2】図2は、N惰行領域について説明する図である。

【図3】図3は、本発明に係る車両の制御装置及び車両の制御方法の走行モード設定について説明するフローチャートである。

【図4】図4は、本発明に係る車両の制御装置及び車両の制御方法の走行モード設定について説明するタイムチャートである。

【図5】図5は、車室内へのN惰行領域の表示例を示す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 走行制御ECU   2 エンジンECU   3 変速機ECU   10 エンジン   20 自動変速機   50 動力断接装置(クラッチ)   71 アクセル開度の範囲   72 現状のアクセル開度を表す指針   81 表示部

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