技術分野
手振れや振動等の振れ補正をする機能を有する撮像装置及び撮像方法に関するものである。
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】 光学的な歪曲収差が残存する撮像光学系に組みこまれた光学防振機構において、歪曲収差によって変化する横倍率の影響により、手ぶれ補正効果が低下してしまうことを防止する。 【解決手段】 撮像装置は、光学的な歪曲収差が残存する撮像光学系を備え、撮像光学系を通過した光学像に応じた画像信号を得る。撮像光学系に供えられた所定のレンズ群を偏芯させてブレの影響を光学的に補正する光学防振機構を備えており、歪曲収差によって変化する横倍率に基づいて、光学防振の振れ補正量を変更する。 【選択図】 図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ズーム倍率に依存して樽型又は糸巻き型に歪曲収差が変化する撮像光学系をもつ撮像装置において、画像周辺のみならず、画像中央付近の横倍率も大きく変化することがある。
歪曲収差補正は撮像素子で画像を取り込み後に、予めレンズ特性によって設定された特性に応じて補正可能であり、レンズに図4(a)のような樽型歪曲収差があると、画像の中央に対して周辺部が縮小してしまうので、周辺部を伸ばすように画像を補正する。
また、レンズに図4(b)のような糸巻き型の歪曲収差があると、周辺部に対して画像中央が縮小してしまうので中央部を伸ばすように画像を補正する。
しかし、撮像光学系に組みこまれた光学防振機構においては、光学的な歪曲収差が残存する撮影光学特性の中で光学防振を行わなければならないため、画像すべての領域で光学防振効果を適切にすることは難しい。
特に一般的な撮影シーンにおいては、画像中心付近の解像度をもっとも重要視することが多いが、通常の光学防振では画像全体のブレを抑えるように補正されるためである。
例えば、図4(b)のような糸巻き型の歪曲収差をもった光学系の場合、周辺画像の防振効果は適切であるが、中心付近の横倍率変化の影響により中心付近の防振効果は弱まってしまう問題がある。
また、シーンによっては、主被写体が画像中心付近に位置しない場合も考えられる。例えば、ユーザーが主被写体が存在するエリアを設定した位置や、画像データから形状解析等の手法によって検出された顔などの主被写体の位置が、画像中心から大きく離れている場合もあり得る。
この場合、被写体位置における防振効果を最も重要視すべきであるが、その被写体位置における歪曲収差の特性によってブレ補正効果が異なってしまう問題もある。
本発明は、このような従来技術の問題点を鑑みてなされたものであり、光学的な歪曲収差が残存する撮像光学系においても、振れ補正が最も必要な画像領域における安定的な手ぶれ補正効果を得ることができる撮像装置及び防振制御装置を提供することである。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
このような課題を解決するために、本願における請求項1に記載の発明によれば、撮像光学系を通過した光学像を受光する撮像素子を有する撮像装置であって、
前記撮像装置の振れを検出する振れ検出手段と、
前記振れ検出手段の出力に基づいて振れ補正量を算出する演算手段と、
前記振れ補正量に応じて像振れを補正する像振れ補正手段と、を備え、
前記撮像素子の撮像画面の画面周辺部が画面中央部に対して・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、撮像光学系の一部のレンズ群を偏芯させてブレの影響を光学的に補正することで、歪曲収差によって変化する横倍率に基づいて光学防振の振れ補正量を変更し、振れ補正が最も必要な画像領域における安定的な手ぶれ補正効果を得ることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の実施例に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施例に係る防振制御装置を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施例に係るフィードバック制御部及びその周辺の構成を示すブロック図である。
【図4】 歪曲収差の画像を模式的に説明する図である。
【図5】 歪曲収差と被写体位置の画像を模式的に説明する図である。
【図6】 本発明の実施例2に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。
【図7】 本発明の実施例2に係る初期化動作を示すフローチャートである。
【図8】 本発明の実施例3に係る歪曲収差と被写体位置と大きさを示す画像を模式的に説明する図である。
【図9】 本発明の実施例1に係る初期化動作を示すフローチャートである。
【図10】 本発明の実施例3に係る初期化動作を示すフローチャートである。
101 ズームユニット
102 ズーム駆動制御部
103 シストレンズ
104 シフトレンズ駆動制御部
109 撮像部
110 画像処理部
114 装置動き検知部
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