特開2016-104496IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

レーザアークハイブリッド溶接方法に係り、詳しくは、金属板の突合わせ溶接をレーザアークハイブリッド溶接で行う技術

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】溶接角変形を制御可能なレーザアークハイブリッド溶接方法を提供する。
【解決手段】アーク溶接とレーザ溶接との入熱比を可変させて溶接を行うことで金属部材同士間の溶接後の変形角度を制御する。
【選択図】図2

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、レーザアークハイブリッド溶接では、レーザ溶接及びアーク溶接の入熱条件については、作業者の経験則に基づき決定されることが多い。
しかしながら、このように作業者の経験則に基づいてレーザ溶接及びアーク溶接の入熱条件を決定してレーザアークハイブリッド溶接を行う場合、作業者によって溶接結果にばらつきが生じることがあり、たとえレーザアークハイブリッド溶接であっても上述の如き溶接角変形の変形量を予測することができず、溶接品質が安定しない可能性がある。 本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、溶接角変形を制御可能なレーザアークハイブリッド溶接方法を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

した目的を達成するために、請求項1のレーザアークハイブリッド溶接方法は、アーク溶接とレーザ溶接とを合わせて金属部材同士の溶接接合を行うレーザアークハイブリッド溶接方法であって、アーク溶接とレーザ溶接との入熱比を可変させ、該可変させた入熱比となるようアーク溶接条件とレーザ溶接条件とを設定して溶接を行うことで前記金属部材同士間の溶接後の変形角度を制御することを特徴とする。
【発明の効果】
請求項1のレーザアークハイブリッド溶接方法によれば、アーク溶接とレーザ溶接との入熱比を可変させ、該可変させた入熱比となるようアーク溶接条件とレーザ溶接条件とを設定して溶接を行うことで金属部材同士間の溶接後の変形角度を制御することにより、金属部材同士間の溶接後の変形角度を可変させた入熱比に応じた角度にでき、溶接品質の安定化を図ることができる。
請求項2のレーザアークハイブリッド溶接方法によれば、レーザアークハイブリッド溶接を金属部材同士間の溶接後の変形角度が大きくなり易い傾向にある一対の鋼板同士の溶接接合に適用することにより、金属部材同士を突き合わせた溶接継手部を中心に鋼板同士が折れ曲がる現象、即ち溶接角変形の変形量を予測し、溶接品質を安定させることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明に係るレーザアークハイブリッド溶接方法に適用されるレーザアークハイブリッド溶接装置を示す図である。

【図2】総入熱量に対するアーク溶接による溶接部への入熱量(アーク溶接による溶接部への入熱量/総入熱量)と溶接角変形の変形角度(θ)との関係を示す図である。

【図3】アーク溶接電流値(A)とレーザ出力(kW)を変化させて溶接を行った場合の溶接継手性状を溶接部の断面図として示す図である。

選択図 図2出願人が指定した本件の代表的な図

1 レーザアークハイブリッド溶接装置   10 アーク溶接装置   12 溶接トーチ   14 溶接ワイヤ   20 レーザ溶接装置   22 レーザ照射ヘッド

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