技術分野
開き戸及び引き戸のいずれにも好適に使用可能であり、また室内用、室外用のいずれにも対応可能であって、閉戸状態と開戸状態とを切り換える切換操作具の種類も適宜選択できるようにしたデッドボルト付き鎌錠に関する。
なお、一般に「ドアー」「扉」「戸」等の呼称は、「開き戸」や「引き戸」をはじめ開口部を開閉する種々様々な建具を含んだ総称として使用されることがある。このうち「開き戸」は蝶番を支点として揺動する戸を指し、「引き戸」はレールに沿って直線的に移動する戸を指す。本明細書では、開き戸及び引き戸を個別に特定する必要のある場合はそれら各呼称を用い、これら両方を含む場合は、単に「戸」の呼称を用いるものとする。
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】開き戸及び引き戸のいずれにも好適に使用可能であり、また室内用、室外用のいずれにも対応可能であって、閉戸状態と開戸状態とを切り換える操作具の種類も適宜選択できるようにする。 【解決手段】リンクレバー7と、リンクレバー7の出力端部16にリンク接合されて直線摺動自在に保持されたデッドボルト8と、デッドボルト8にリンク接合されて揺動自在に保持された鎌9とを有しており、デッドボルト8はU字形断面に形成されており、リンクレバー7の出力端部16はデッドボルト8の溝底部8bに近接乃至到達する位置にてデッドボルト8に対するリンク接合部(リンクピン24)が形成され、リンクレバー7にはリンク用支点15から径方向に離れた位置に対してシーソー動作をする切換操作具2の動作杆との入力端部17が設けられている。 【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
鎌補強用のデッドボルトを非採用とする場合にあって、回転操作具を採用するときは、操作範囲の90°がそのまま、鎌を引き戸の戸先面から出没させる動作範囲に相当するため、伝動構造に困難なところはない。しかし、回転操作具に代えてシーソー操作具を採用するときには、前記のようにシーソー動作によって生じさせる動作杆の揺動角度が小さいので、伝動構造にカム機構を採り入れる必要が生じている。
これに対し、鎌補強用のデッドボルトを採用する場合には、前記のように回転操作具を選択することが限定される。もし仮に、シーソー操作具を採用したとすると、動作杆に大
きな揺動角度を生じさせるうえで構造の大型化や複雑化が必定となり、更には故障し易さをも招来するためである。従って従来は、鎌錠においては、シーソー操作具の採用とデッドボルトの採用とは二者択一的なもの(併用は不可能)とされていた。
このように、デッドボルトを採用する場合はシーソー操作具を採用することができないので、結果として、小さなツマミを摘むことを苦手とする高齢者や子供、身体障害者などには操作性において不便を強いているのが実情である。
ただ、本発明者は、鎌錠においてデッドボルトを採用することは、引き戸への採用のみならず、開き戸への採用をも選択肢にできる可能性を含んだものであることを突き止めている。しかしながら、前記したようにシーソー操作具の採用とデッドボルトの採用との併用は不可とされていたことで、この可能性を追求することもできないでいた。
本発明は、事情に鑑みてなされたものであって、開き戸及び引き戸のいずれにも好適に使用可能であり、また室内用、室外用のいずれにも対応可能であって、閉戸状態と開戸状態とを切り換える切換操作具の種類も適宜選択できるようにしたデッドボルト付き鎌錠を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係るデッドボルト付き鎌錠は、リンク用支点から径方向に離れた先端側に出力端部を有して揺動自在に保持されたリンクレバーと、前記リンクレバーの出力端部にリンク接合されて当該リンクレバーの揺動に伴い直線摺動自在に保持されたデッドボルトと、前記リンクレバーの出力端部から離れた位置で前記デッドボルトにリンク接合されていると共に当該デ・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明に係るデッドボルト付き鎌錠は、開き戸及び引き戸のいずれにも好適に使用可能であり、また室内用、室外用のいずれにも対応可能であって、閉戸状態と開戸状態とを切り換える切換操作具の種類も適宜選択できるようになっている。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明に係るデッドボルト付き鎌錠の第1実施形態において鎌の突出状態を示した正面断面図である。
【図2】 本発明に係るデッドボルト付き鎌錠の第1実施形態において鎌の収容状態を示した正面断面図である。
【図3】 本発明に係るデッドボルト付き鎌錠の第1実施形態の分解斜視図である。
【図4】 図5のA−A線断面図である。
【図5】 本発明に係るデッドボルト付き鎌錠の第1実施形態とシーソー操作具とを組み合わせて戸へ取り付けた様子を示した正面図である。
【図6】 図5のB−B線矢視図である。
【図7】 シーソー操作具を示したものであって(a)は側面図であり(b)は背面図である。
【図8】 シーソー操作具の分解斜視図である。
【図9】 シーソー操作具のシーソーピン取付構造を示した要部拡大断面図である。
【図10】 本発明に係るデッドボルト付き鎌錠の第2実施形態を示した正面断面図である。
1 鎌錠
2 シーソー操作具
2a 動作杆
3 戸
3a 戸先面
6 錠ケース
7 リンクレバー
8 デッドボルト
8a 側板
8b 溝底部
9 鎌
10 バネ
15 リンク用支点
16 出力端部
17 入力端部
20 円形孔
21 第2入力端部
23 円形孔
24 リンクピン
25 台形孔
26 摺動ピン
27 長孔
28 ピン通孔
30 鎌用支点
33 傾斜孔
34 乗り越え弾性部
35 ボタン面
36 操作部材
37 シーソーピン
38 ケース
40 バネリング
41 周溝
43 ピン保持孔
44 バネ入れ凹部
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