特開2016-137713IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

レーザー溶着用部材及び成形品に関し、詳しくは、高度のレーザー透過率を有しレーザー溶着加工性に優れたレーザー溶着用部材及びこれを用いてレーザー溶着させた成形品

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】溶着部が高いレーザー透過率を有し、レーザー溶着加工性に優れたレーザー溶着用部材及びこれを用いてレーザー溶着させた成形品。
【解決手段】熱可塑性ポリエステル系樹脂材料を射出成形してなるレーザー溶着用部材であって、該部材におけるレーザー溶着される部位は、射出成形金型のゲートからの距離が15mm以上離れた位置にあり、波長940nmのレーザー光における光線透過率が30%以上であることを特徴とするレーザー溶着用部材。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

このようにポリブチレンテレフタレート樹脂等の熱可塑性ポリエステル樹脂に他の成分を配合してレーザー溶着加工性を向上させる試みには種々の課題が伴いやすい。レーザー溶着するための溶着用部材は、射出成形により製造されることが多く、成形金型のキャビティに設けられたゲートから流動状態にある樹脂が注入されることにより成形される。特に最近は、部品の軽量化や薄肉化が急速に進行しており、成形品の部位によってその特性や性能にばらつきが生じやすい。 本発明の目的(課題)は、の状況を鑑みたうえで、高いレーザー透過率を有しレーザー溶着加工性に優れたレーザー溶着用部材を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は、熱可塑性ポリエステル樹脂を射出成形した溶着用部材において、その個々の部位について検討を重ねた結果、成形品の特定の部位をレーザー溶着用の溶着部とすることにより、優れたレーザー透過性とレーザー溶着加工性を発揮できることを見出し、本発明に到達した。 本発明は、以下のレーザー溶着用部材、成形品及びレーザー溶着方法
【発明の効果】
本発明の熱可塑性ポリエステル系樹脂材料を射出成形してなるレーザー溶着用部材は、溶着部が高いレーザー透過率を有し、レーザー溶着加工性に優れ、この溶着用部材をレーザー溶着した溶着体は、溶着強度に優れる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】実施例において使用した透過材1〜3の射出成形品上の位置を示す平面図である。

【図2】実施例におけるレーザー溶着強度測定方法を示す概略図である。(a)はレーザー吸収材と透過材を側面から見た図を、(b)は上方から見た図をそれぞれ示す。

【図3】実施例20で得られた成形体の表層部のSEM/EDS分析による反射電子像の写真である。

【図4】実施例における反り性の評価のために使用した箱型成形体の斜視図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1:フィルムゲート   2:レーザー吸収材2   3:レーザー透過材3   4:レーザー照射箇所

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