特開2016-177152IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

顕微鏡システムに関し、特にデジタルカメラの自動露出(AE)機能を有する顕微鏡システムに関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】ライブ観察において観察者が観察している注目領域を最適な明るさで表示する。
【解決手段】標本Sを観察する光学顕微鏡10と、該光学顕微鏡10によって得られた標本Sの像を撮像する撮像部20と、該撮像部20によって取得された標本Sの画像を表示するモニタ30と、標本Sの画像の内、モニタ30において観察者によって観察されている注目領域を設定する注目領域設定部52と、標本Sの画像の内、注目領域設定部52によって設定されている注目領域の明るさに基づいて、撮像部20の露出量を制御する露出制御部52とを備える顕微鏡システム100を提供する。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

顕微鏡によって得られた標本の光学像をカメラによってライブ観察しながら、標本内の注目領域をより詳細に観察したいときに、モニタに表示されている画像内の注目領域をデジタル処理によって拡大して表示するデジタルズームが使用される。デジタルズームにおいては、顕微鏡およびカメラの光学倍率は変更されないので、カメラによる標本の撮像範囲は同一のままであり、AE機能における明るさの測定領域の位置も同一のままである。したがって、特許文献1,2においては、画像全体の明るさに対する露出量は適切であっても、観察者が実際にモニタ上で観察している注目領域の明るさに対する露出量は適切でないことがある。 このような状況は、金属等の反射率の高い材料からなる標本の観察において起こりやすい。例えば、半田付け部分はハレーションによって周囲に比べて輝度が極端に高くなるため、撮像範囲全体の明るさを基準に露出量を調整すると、半田付け部分は白とびして階調値が失われる。白とびした半田付け部分をデジタルズームで拡大表示させたとしても、半田の表面形状を観察することはできない。 本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、ライブ観察において観察者が観察している注目領域を最適な明るさで表示することができる顕微鏡システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するため、本発明は以下の手段を提供する。 本発明は、標本を観察する光学顕微鏡と、該光学顕微鏡によって得られた標本の像を撮像する撮像部と、該撮像部によって取得された前記標本の画像を表示する表示部と、前記標本の画像の内、前記表示部において観察者によって観察されている注目領域を設定する注目領域設定部と、前記標本の画像の内、前記注目領域設定部によって設定されている注目領域の明るさに・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、ライブ観察において観察者が観察している注目領域を最適な明るさで表示することができるという効果を奏する。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の第1の顕微鏡システムの全体構成図である。

【図2】図1の顕微鏡システムによるデジタルズーム処理を説明する図であり、(a)撮像部によって取得された原寸画像、(b)原寸画像から生成された拡大画像および(c)モニタに表示された拡大画像を示している。

【図3】図1の顕微鏡システムによるAE調整処理およびデジタルズーム処理を示すフローチャートである。

【図4】本発明の第2の顕微鏡システムの全体構成図である。

【図5】本発明の第3の顕微鏡システムの全体構成図である。

【図6】本発明の第4の顕微鏡システムの全体構成図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

100,200,300,400 顕微鏡システム   10 光学顕微鏡   20 撮像部   30 モニタ(表示部)   40 入力部   50 制御装置   51 デジタルズーム部   52 露出制御部(注目領域設定部)   53 ホワイトバランス調整部   54 焦点評価部   55 オートフォーカス部(焦点調整部)

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